JP2003250087A - X線診断装置 - Google Patents
X線診断装置Info
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- JP2003250087A JP2003250087A JP2002049128A JP2002049128A JP2003250087A JP 2003250087 A JP2003250087 A JP 2003250087A JP 2002049128 A JP2002049128 A JP 2002049128A JP 2002049128 A JP2002049128 A JP 2002049128A JP 2003250087 A JP2003250087 A JP 2003250087A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】X線診断装置のマスク画像撮影とコントラスト
画像撮影の位置ズレを補正することによって鮮明なサブ
トラクション画像を表示する。 【解決手段】X線診断装置はX線発生部2およびX線検
出部5と、これらを移動させる機構制御部6と、その移
動位置を検出し記憶する機構位置検出部7および位置情
報記憶回路35と、前記X線検出部5から得られるマス
ク画像を記憶するマスク画像記憶回路28と、前記X線
検出部5から得られるコントラスト画像と前記マスク画
像の各々の撮影位置を比較する位置情報比較回路36
と、その比較結果に基づいて画像を補正してサブトラク
ション画像を得るピクセルシフト回路30およびサブト
ラクション回路31と、前記サブトラクション画像を表
示する表示部11を有している。
画像撮影の位置ズレを補正することによって鮮明なサブ
トラクション画像を表示する。 【解決手段】X線診断装置はX線発生部2およびX線検
出部5と、これらを移動させる機構制御部6と、その移
動位置を検出し記憶する機構位置検出部7および位置情
報記憶回路35と、前記X線検出部5から得られるマス
ク画像を記憶するマスク画像記憶回路28と、前記X線
検出部5から得られるコントラスト画像と前記マスク画
像の各々の撮影位置を比較する位置情報比較回路36
と、その比較結果に基づいて画像を補正してサブトラク
ション画像を得るピクセルシフト回路30およびサブト
ラクション回路31と、前記サブトラクション画像を表
示する表示部11を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスク画像とコント
ラスト画像とからサブトラクション画像を得るX線診断
装置に関する。
ラスト画像とからサブトラクション画像を得るX線診断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置とは、被験者の体内にX線
を放射し、この体内を透過したX線の強弱を検出器によ
って検出してその透過量を濃淡画像で表示する画像診断
装置であり、近年ではカテーテル手技の発展に伴い循環
器分野を中心に進歩を遂げている。
を放射し、この体内を透過したX線の強弱を検出器によ
って検出してその透過量を濃淡画像で表示する画像診断
装置であり、近年ではカテーテル手技の発展に伴い循環
器分野を中心に進歩を遂げている。
【0003】循環器診断を目的としたX線診断装置は心
血管をはじめ、全身の動静脈の診断を対象としているが
とくに動脈系の診断が中心となり、血管内に造影剤を注
入し血流状態をX線透過像によって観察する。この場合
の基本的な装置構成はX線発生部とX線検出部そしてこ
れらを保持する保持機構とカテーテル寝台(天板)およ
び信号処理部である。保持機構は通常Cアームが用いら
れ天板片持ち方式のカテーテル寝台と組み合わせること
によって被検体(患者)に対して自由な位置や角度での
透視撮影を可能にしている。また体軸方向の移動におい
ては保持機構の替わりに天板を移動させることによって
同様な効果を得ることができる。
血管をはじめ、全身の動静脈の診断を対象としているが
とくに動脈系の診断が中心となり、血管内に造影剤を注
入し血流状態をX線透過像によって観察する。この場合
の基本的な装置構成はX線発生部とX線検出部そしてこ
れらを保持する保持機構とカテーテル寝台(天板)およ
び信号処理部である。保持機構は通常Cアームが用いら
れ天板片持ち方式のカテーテル寝台と組み合わせること
によって被検体(患者)に対して自由な位置や角度での
透視撮影を可能にしている。また体軸方向の移動におい
ては保持機構の替わりに天板を移動させることによって
同様な効果を得ることができる。
【0004】さらに循環器用X線装置ではデジタルサブ
トラクションアンギオグラフィ(DSA)に代表される
デジタルフルオログラフィ機能を有し、X線の透過画像
情報はデジタル信号に変換されるため種々の画像処理が
容易となる。血管内の狭窄部位の診断を行う場合、血管
内に造影剤を注入する前後で診断部位を撮影し、得られ
た2枚の画像間の引き算(サブトラクション)を行うこ
とによって造影剤が注入されている血管のみを高いコン
トラスト分解能で表示することができる。
トラクションアンギオグラフィ(DSA)に代表される
デジタルフルオログラフィ機能を有し、X線の透過画像
情報はデジタル信号に変換されるため種々の画像処理が
容易となる。血管内の狭窄部位の診断を行う場合、血管
内に造影剤を注入する前後で診断部位を撮影し、得られ
た2枚の画像間の引き算(サブトラクション)を行うこ
とによって造影剤が注入されている血管のみを高いコン
トラスト分解能で表示することができる。
【0005】現行の循環器用X線診断装置によって下肢
などの広い領域における血管DSA像を得る場合、1枚
の画像で全ての領域を観察することは不可能なためCア
ームあるいは天板を移動させながら撮影を行う。すなわ
ち造影剤を注入する前の段階で保持機構の両端に装着さ
れたX線発生部のX線管とX線検出部のX線I.I.(イメ
ージインテンシファイア)を患者の体軸方向に移動させ
ながら複数の場所で基準画像(マスク画像)を撮影し、
さらに造影剤を注入した後に同じ位置で造影剤を含んだ
画像(コントラスト画像)を撮影する。次に同一部位で
得られたマスク画像とコントラスト画像のサブトラクシ
ョンを行ないDSA画像をリアルタイムでモニタ上に表
示する。
などの広い領域における血管DSA像を得る場合、1枚
の画像で全ての領域を観察することは不可能なためCア
ームあるいは天板を移動させながら撮影を行う。すなわ
ち造影剤を注入する前の段階で保持機構の両端に装着さ
れたX線発生部のX線管とX線検出部のX線I.I.(イメ
ージインテンシファイア)を患者の体軸方向に移動させ
ながら複数の場所で基準画像(マスク画像)を撮影し、
さらに造影剤を注入した後に同じ位置で造影剤を含んだ
画像(コントラスト画像)を撮影する。次に同一部位で
得られたマスク画像とコントラスト画像のサブトラクシ
ョンを行ないDSA画像をリアルタイムでモニタ上に表
示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】循環器用X線診断装置
によって鮮明なDSA画像を得るためにはコントラスト
画像とマスク画像の正確な位置合わせが要求される。コ
ントラスト画像の撮影において、血管中の造影剤の流れ
に沿ってX線管およびX線I.I.が保持機構とともに
移動している場合には、マスク画像が撮影された位置と
同じ位置に保持機構が到達したときにX線を曝射してコ
ントラスト像を得る方法が用いられており、コントラス
ト画像撮影時の保持機構の移動方向とマスク画像撮影時
の保持機構の移動方向が同じ場合にこの方法を用いれ
ば、各々の画像間の位置的なズレは少ない。この場合の
位置ズレは保持機構位置検出器の検出精度によって決定
されその誤差は通常0.1mm以下である。したがって
この場合のコントラスト画像とマスク画像の位置ズレが
DSA画像上のアーチファクト発生に与える影響は少な
い。
によって鮮明なDSA画像を得るためにはコントラスト
画像とマスク画像の正確な位置合わせが要求される。コ
ントラスト画像の撮影において、血管中の造影剤の流れ
に沿ってX線管およびX線I.I.が保持機構とともに
移動している場合には、マスク画像が撮影された位置と
同じ位置に保持機構が到達したときにX線を曝射してコ
ントラスト像を得る方法が用いられており、コントラス
ト画像撮影時の保持機構の移動方向とマスク画像撮影時
の保持機構の移動方向が同じ場合にこの方法を用いれ
ば、各々の画像間の位置的なズレは少ない。この場合の
位置ズレは保持機構位置検出器の検出精度によって決定
されその誤差は通常0.1mm以下である。したがって
この場合のコントラスト画像とマスク画像の位置ズレが
DSA画像上のアーチファクト発生に与える影響は少な
い。
【0007】これに対して血管内の狭窄などに起因して
造影剤の流速が著しく遅い場合には、保持機構の移動が
先行し過ぎ、造影剤の位置まで戻すか、あるいは停止さ
せて造影剤が到達するまで待機する必要が生ずる。保持
機構が戻る場合にはコントラスト画像撮影時とマスク画
像撮影時の保持機構の移動方向が逆方向になり、後述す
る理由により無視できない画像間の位置ズレが発生する
可能性がある。
造影剤の流速が著しく遅い場合には、保持機構の移動が
先行し過ぎ、造影剤の位置まで戻すか、あるいは停止さ
せて造影剤が到達するまで待機する必要が生ずる。保持
機構が戻る場合にはコントラスト画像撮影時とマスク画
像撮影時の保持機構の移動方向が逆方向になり、後述す
る理由により無視できない画像間の位置ズレが発生する
可能性がある。
【0008】また停止させた場合のコントラスト画像の
位置精度は保持機構の停止位置精度に依存し1mm以上
になる場合がある。すなわち保持機構を停止した状態で
得られるコントラスト画像と予め所定の一定速度で移動
しながら得られているマスク画像との位置ズレは1mm
程度あり、このズレはDSA画像上に許容できないアー
チファクトの発生をもたらす。
位置精度は保持機構の停止位置精度に依存し1mm以上
になる場合がある。すなわち保持機構を停止した状態で
得られるコントラスト画像と予め所定の一定速度で移動
しながら得られているマスク画像との位置ズレは1mm
程度あり、このズレはDSA画像上に許容できないアー
チファクトの発生をもたらす。
【0009】本発明は保持機構が停止している場合やコ
ントラスト画像撮影時とマスク画像撮影時の保持機構の
移動方向が逆方向になる場合においても鮮明なDSA画
像が継続して得られるX線診断装置を提供することをそ
の目的とする。
ントラスト画像撮影時とマスク画像撮影時の保持機構の
移動方向が逆方向になる場合においても鮮明なDSA画
像が継続して得られるX線診断装置を提供することをそ
の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のX線診断装置では、被検体に対してX線を放
射するX線発生手段と、放射された前記X線を検出する
X線検出手段と、前記X線発生手段および前記X線検出
手段を一体化させた映像系機構部と被検体を乗せた天板
機構部のうち少なくともいずれかを移動させる機構部お
よび機構制御手段と、前記検出手段によって得られたX
線画像を記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段か
ら造影剤を含まない前記被検体の画像をマスク画像とし
て取り出し、同様にして前記画像記憶手段から取り出し
た造影剤を含んだ前記被検体のコントラスト画像との間
でサブトラクションを行なうサブトラクション手段と、
前記マスク画像あるいは前記コントラスト画像の少なく
ともいずれかの画像をピクセルシフトした後これらの画
像間のサブトラクション画像を得るためのピクセルシフ
ト手段と、前記サブトラクション手段によって得られる
サブトラクション画像を表示する表示手段を有すること
を特徴とする。
に本発明のX線診断装置では、被検体に対してX線を放
射するX線発生手段と、放射された前記X線を検出する
X線検出手段と、前記X線発生手段および前記X線検出
手段を一体化させた映像系機構部と被検体を乗せた天板
機構部のうち少なくともいずれかを移動させる機構部お
よび機構制御手段と、前記検出手段によって得られたX
線画像を記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段か
ら造影剤を含まない前記被検体の画像をマスク画像とし
て取り出し、同様にして前記画像記憶手段から取り出し
た造影剤を含んだ前記被検体のコントラスト画像との間
でサブトラクションを行なうサブトラクション手段と、
前記マスク画像あるいは前記コントラスト画像の少なく
ともいずれかの画像をピクセルシフトした後これらの画
像間のサブトラクション画像を得るためのピクセルシフ
ト手段と、前記サブトラクション手段によって得られる
サブトラクション画像を表示する表示手段を有すること
を特徴とする。
【0011】したがって本発明によれば、マスク画像撮
影とは異なる状況下でコントラスト画像を撮影する場合
であっても、鮮明なサブトラクション画像を得ることが
できる。
影とは異なる状況下でコントラスト画像を撮影する場合
であっても、鮮明なサブトラクション画像を得ることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサブトラクシ
ョン画像をリアルタイム表示するX線診断装置の実施の
形態について図面を参照しながら説明する。
ョン画像をリアルタイム表示するX線診断装置の実施の
形態について図面を参照しながら説明する。
【0013】本発明の第1の実施の形態を図1〜図4に
おいて説明する。
おいて説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。このX線診断装置は、X線を被検体3
に向け放射させるためのX線発生部2と、これに高電圧
を供給する高電圧発生器1と、被検体3を透過したX線
を検出するX線検出部5と、X線発生部2とX線検出部
5を保持しその移動を制御する機構制御部6とを有す
る。X線発生部2、X線検出部5、天板4は機構部を構
成しており、この機構部の位置を機構位置検出部7が検
出する。X線検出部5の検出信号は画像記憶・演算部1
0に供給されて記憶・演算される。画像記憶・演算部1
0の画像情報は表示部11で表示される。なお、システ
ム制御回路8は操作卓9の指示により装置全体を制御す
る。
ロック図である。このX線診断装置は、X線を被検体3
に向け放射させるためのX線発生部2と、これに高電圧
を供給する高電圧発生器1と、被検体3を透過したX線
を検出するX線検出部5と、X線発生部2とX線検出部
5を保持しその移動を制御する機構制御部6とを有す
る。X線発生部2、X線検出部5、天板4は機構部を構
成しており、この機構部の位置を機構位置検出部7が検
出する。X線検出部5の検出信号は画像記憶・演算部1
0に供給されて記憶・演算される。画像記憶・演算部1
0の画像情報は表示部11で表示される。なお、システ
ム制御回路8は操作卓9の指示により装置全体を制御す
る。
【0015】高電圧発生器1は電源電圧を高電圧に変換
してX線管に供給するためのものであり、インバータ方
式により80KW〜100KWの大出力容量を有してい
る。
してX線管に供給するためのものであり、インバータ方
式により80KW〜100KWの大出力容量を有してい
る。
【0016】X線発生部2は被検体3に対しX線を曝射
するX線管21と、当該X線管21から曝射されたX線
をコリメートするX線絞り器22から構成されている。
このX線管21はX線を発生する真空管であり、高電圧
発生器1から供給される高電圧により電子を加速させ、
タングステンターゲットに衝突させることでX線を発生
させる。またX線絞り器22はX線管21と天板4上に
置かれた被検体3の間に位置し、X線管21から放射さ
れたX線ビームを受像サイズに絞り込み鮮明な画像を得
る機能を有している。
するX線管21と、当該X線管21から曝射されたX線
をコリメートするX線絞り器22から構成されている。
このX線管21はX線を発生する真空管であり、高電圧
発生器1から供給される高電圧により電子を加速させ、
タングステンターゲットに衝突させることでX線を発生
させる。またX線絞り器22はX線管21と天板4上に
置かれた被検体3の間に位置し、X線管21から放射さ
れたX線ビームを受像サイズに絞り込み鮮明な画像を得
る機能を有している。
【0017】天板4はX線撮影中に被検体3を乗せる寝
台であり、X線が透過しやすい材料が使用されている。
天板4は、保持機構(Cアーム)23によって所定の間
隔に配置されたX線発生器2とX線検出器5の間に配置
され、被検体3の所定部位の撮影を行なうために体軸方
向(図面に垂直方向)への移動が可能になっている。
台であり、X線が透過しやすい材料が使用されている。
天板4は、保持機構(Cアーム)23によって所定の間
隔に配置されたX線発生器2とX線検出器5の間に配置
され、被検体3の所定部位の撮影を行なうために体軸方
向(図面に垂直方向)への移動が可能になっている。
【0018】X線検出部5はX線I.I.24とX線テ
レビカメラ26によって構成されている。このX線I.
I.24によってX線画像情報は可視光に変換され、さ
らに光−電子−光変換の過程で輝度の増倍を行ない感度
のよい光学画像に変換される。光学画像に変換されたX
線画像情報はX線テレビカメラ26によって電気信号
(ビデオ信号)に変換される。なおX線テレビカメラ2
6はCCD撮像素子が使われる。なお以下ではX線発生
部2とX線検出部5をまとめて映像系と呼ぶ。
レビカメラ26によって構成されている。このX線I.
I.24によってX線画像情報は可視光に変換され、さ
らに光−電子−光変換の過程で輝度の増倍を行ない感度
のよい光学画像に変換される。光学画像に変換されたX
線画像情報はX線テレビカメラ26によって電気信号
(ビデオ信号)に変換される。なおX線テレビカメラ2
6はCCD撮像素子が使われる。なお以下ではX線発生
部2とX線検出部5をまとめて映像系と呼ぶ。
【0019】機構制御部6は映像系機構部38と、天板
機構部39と、機構制御回路40とから構成されてい
る。映像系機構部38はX線発生部2およびX線検出部
5を支える保持機構23と一体化されており、天板4の
周囲での回転や体軸方向へ水平移動のための機構が備え
られている。天板機構部39は被検体3を乗せた天板4
と一体化されており、被検体3を載せた状態で天板4を
被検体体軸方向へ水平に移動させる機構が備えられてい
る。機構制御回路40は映像機構部38および天板機構
部39における各々の方向への移動を制御する回路であ
り、各機構部に対して制御信号を出力する。またこの制
御回路40からはX線発生部2とX線検出部5や天板4
の移動状態を識別する識別信号を発する。
機構部39と、機構制御回路40とから構成されてい
る。映像系機構部38はX線発生部2およびX線検出部
5を支える保持機構23と一体化されており、天板4の
周囲での回転や体軸方向へ水平移動のための機構が備え
られている。天板機構部39は被検体3を乗せた天板4
と一体化されており、被検体3を載せた状態で天板4を
被検体体軸方向へ水平に移動させる機構が備えられてい
る。機構制御回路40は映像機構部38および天板機構
部39における各々の方向への移動を制御する回路であ
り、各機構部に対して制御信号を出力する。またこの制
御回路40からはX線発生部2とX線検出部5や天板4
の移動状態を識別する識別信号を発する。
【0020】機構位置検出部7は位置検出器37と位置
情報記憶回路35と、位置情報比較回路36とから構成
される。位置検出器37は機構制御回路40を介して映
像系機構部38や天板機構部39の可動部に取り付けら
れたエンコーダ(図示せず)からの位置信号を受信し、
X線発生部2とX線検出部5や天板4の位置を検出す
る。マスク画像収集時の機構位置検出結果は位置情報記
憶回路35に予め記憶しておく。またコントラスト画像
収集時の機構位置検出結果は位置情報比較回路36に送
られる。位置情報比較回路36は位置情報記憶回路35
から送られるマスク画像の位置情報と位置検出器37か
ら直接送られるコントラスト画像の位置情報の比較を行
ない、両画像の位置情報が一致した場合には一致パルス
を出力する。
情報記憶回路35と、位置情報比較回路36とから構成
される。位置検出器37は機構制御回路40を介して映
像系機構部38や天板機構部39の可動部に取り付けら
れたエンコーダ(図示せず)からの位置信号を受信し、
X線発生部2とX線検出部5や天板4の位置を検出す
る。マスク画像収集時の機構位置検出結果は位置情報記
憶回路35に予め記憶しておく。またコントラスト画像
収集時の機構位置検出結果は位置情報比較回路36に送
られる。位置情報比較回路36は位置情報記憶回路35
から送られるマスク画像の位置情報と位置検出器37か
ら直接送られるコントラスト画像の位置情報の比較を行
ない、両画像の位置情報が一致した場合には一致パルス
を出力する。
【0021】システム制御回路8はX線透視画像データ
の収集に関する制御、及び収集した画像データの画像処
理に関する制御や映像系の移動制御を行う中央制御回路
であり、DSA画像表示に際してのマスク画像撮影やコ
ントラスト画像撮影における映像系の制御、マスク画像
とコントラスト画像のサブトラクション制御をはじめと
するシステム全体の制御を行う。
の収集に関する制御、及び収集した画像データの画像処
理に関する制御や映像系の移動制御を行う中央制御回路
であり、DSA画像表示に際してのマスク画像撮影やコ
ントラスト画像撮影における映像系の制御、マスク画像
とコントラスト画像のサブトラクション制御をはじめと
するシステム全体の制御を行う。
【0022】操作卓9には各種のスイッチやボタン、キ
ーボードや表示パネルなどが備えられており、検査の開
始、機構部の停止や停止解除、移動方向の切り替え、移
動速度の変更などの操作はこの操作卓9から装置操作者
によって行われる。
ーボードや表示パネルなどが備えられており、検査の開
始、機構部の停止や停止解除、移動方向の切り替え、移
動速度の変更などの操作はこの操作卓9から装置操作者
によって行われる。
【0023】画像記憶・演算部10はA/D変器27
と、マスク画像記憶回路28と、アドレス制御回路30
と、サブトラクション回路31とから構成される。A/
D変換器27はX線テレビカメラ26からのビデオ信号
をデジタル信号に変換する。マスク画像記憶回路28は
マスク画像収集時に得られるマスク画像情報と機構位置
検出部7にて検出されるマスク画像位置情報とを対応さ
せて記憶する。すなわちマスク画像記憶回路28ではマ
スク画像位置情報を入力することによって、その位置で
得られたマスク画像が出力される構成になっている。
と、マスク画像記憶回路28と、アドレス制御回路30
と、サブトラクション回路31とから構成される。A/
D変換器27はX線テレビカメラ26からのビデオ信号
をデジタル信号に変換する。マスク画像記憶回路28は
マスク画像収集時に得られるマスク画像情報と機構位置
検出部7にて検出されるマスク画像位置情報とを対応さ
せて記憶する。すなわちマスク画像記憶回路28ではマ
スク画像位置情報を入力することによって、その位置で
得られたマスク画像が出力される構成になっている。
【0024】サブトラクション回路31はマスク画像記
憶回路28に記憶されたマスク画像情報と、コントラス
ト画像収集時にA/D変換器27から送られてくるコン
トラスト画像情報とのサブトラクションを各画素単位で
行なう。またアドレス制御回路30はコントラスト画像
とマスク画像のサブトラクション時にマスク画像をコン
トラスト画像に対して所定のピクセル数だけシフトさせ
る制御を行なう。具体的にはマスク画像記憶回路28の
読みだしアドレスをシフトさせることで実現できる。
憶回路28に記憶されたマスク画像情報と、コントラス
ト画像収集時にA/D変換器27から送られてくるコン
トラスト画像情報とのサブトラクションを各画素単位で
行なう。またアドレス制御回路30はコントラスト画像
とマスク画像のサブトラクション時にマスク画像をコン
トラスト画像に対して所定のピクセル数だけシフトさせ
る制御を行なう。具体的にはマスク画像記憶回路28の
読みだしアドレスをシフトさせることで実現できる。
【0025】表示部11はD/A変換器32と、表示回
路33と、モニタ34から構成され、サブトラクション
回路31の画像出力はD/A変換器32にてアナログ信
号に戻され、表示回路33にてテレビフォーマット信号
に変換された後モニタ34上に表示される。
路33と、モニタ34から構成され、サブトラクション
回路31の画像出力はD/A変換器32にてアナログ信
号に戻され、表示回路33にてテレビフォーマット信号
に変換された後モニタ34上に表示される。
【0026】図2は本発明の第1の実施の形態における
撮影手順を示すフローチャートであり、図3および図4
は映像系の移動方法について示したものである。これら
の図を用いて装置全体の動作を説明する。
撮影手順を示すフローチャートであり、図3および図4
は映像系の移動方法について示したものである。これら
の図を用いて装置全体の動作を説明する。
【0027】本実施の形態はX線の透過画像情報を高速
デジタル変換し、その画像データをリアルタイムでサブ
トラクション処理して画像強調するものであり、マスク
画像とコントラスト画像とのサブトラクションによる動
脈や静脈などの血管系の観察を主なる目的にしている。
この撮影法では既に述べたように体内の血管内に注入さ
れた造影剤の流れを追跡するために保持機構23に一体
化された映像系(すなわちX線発生部2とX線検出部
5)を移動させながらサブトラクション画像を得る。
デジタル変換し、その画像データをリアルタイムでサブ
トラクション処理して画像強調するものであり、マスク
画像とコントラスト画像とのサブトラクションによる動
脈や静脈などの血管系の観察を主なる目的にしている。
この撮影法では既に述べたように体内の血管内に注入さ
れた造影剤の流れを追跡するために保持機構23に一体
化された映像系(すなわちX線発生部2とX線検出部
5)を移動させながらサブトラクション画像を得る。
【0028】ところでX線DSA診断の主なる対象部位
として足部大腿動脈がある。この診断では造影剤を鼠ケ
イ部の血管内に注入し、これが足先の抹消まで流れる状
態を透視画像下で観察する。このためコントラスト画像
撮影はこの流れに沿って行う必要があり、映像系も鼠ケ
イ部から末端部に向けて移動させて画像収集を行なう。
これに対してマスク画像撮影時の映像系の移動方向はと
くに決められていない。
として足部大腿動脈がある。この診断では造影剤を鼠ケ
イ部の血管内に注入し、これが足先の抹消まで流れる状
態を透視画像下で観察する。このためコントラスト画像
撮影はこの流れに沿って行う必要があり、映像系も鼠ケ
イ部から末端部に向けて移動させて画像収集を行なう。
これに対してマスク画像撮影時の映像系の移動方向はと
くに決められていない。
【0029】図3のマスク画像撮影時の映像系は鼠ケイ
部から足部末端部の方向(すなわちコントラスト画像撮
影時と同じ方向)に移動させた場合を示している。この
方法はマスク画像撮影からコントラスト画像撮影へ切り
替える場合に映像系をマスク画像撮影開始位置X1に戻
す面倒があるが、映像系機構部38の機械誤差や後述す
るX線照射時間に起因する誤差が少ないため正確な位置
合わせが可能となる。
部から足部末端部の方向(すなわちコントラスト画像撮
影時と同じ方向)に移動させた場合を示している。この
方法はマスク画像撮影からコントラスト画像撮影へ切り
替える場合に映像系をマスク画像撮影開始位置X1に戻
す面倒があるが、映像系機構部38の機械誤差や後述す
るX線照射時間に起因する誤差が少ないため正確な位置
合わせが可能となる。
【0030】以下ではこのときのX線診断装置の動作を
図2のフローチャートと対応させて述べる。
図2のフローチャートと対応させて述べる。
【0031】マスク画像の撮影では最初に映像系機構部
38および機構制御回路40によって映像系をマスク画
像の撮影開始位置X1に移動させる(ステップS1)。
この撮影開始位置X1においてX線発生部2のX線管2
1から被検体3に向けX線を放射し、被検体3の後方に
配置されたX線I.I.24によってX線透過画像を得
る。X線I.I.24でX線画像は光学画像に変換さ
れ、さらにX線テレビカメラ26によって電気信号(ビ
デオ信号)に変換される。このX線テレビカメラ26か
ら出力されるビデオ信号は画像記憶・演算部10のA/
D変換器27にてデジタル信号に変換され、マスク画像
記憶回路28に記憶される。
38および機構制御回路40によって映像系をマスク画
像の撮影開始位置X1に移動させる(ステップS1)。
この撮影開始位置X1においてX線発生部2のX線管2
1から被検体3に向けX線を放射し、被検体3の後方に
配置されたX線I.I.24によってX線透過画像を得
る。X線I.I.24でX線画像は光学画像に変換さ
れ、さらにX線テレビカメラ26によって電気信号(ビ
デオ信号)に変換される。このX線テレビカメラ26か
ら出力されるビデオ信号は画像記憶・演算部10のA/
D変換器27にてデジタル信号に変換され、マスク画像
記憶回路28に記憶される。
【0032】一方、映像系と一体化された保持機構23
に備えられているエンコーダの出力は機構制御回路40
を介して機構位置検出部7の位置検出器37に送られ
る。この位置検出器37によって映像系の撮影開始位置
X1が検出され、その値は位置情報記憶回路35に記憶
されるとともにマスク画像記憶回路28において記憶さ
れたマスク画像情報にも付加される。次にこの撮影開始
位置X1から体軸方向(図3のX方向)にΔXだけ移動
させ、撮影開始位置X1の場合と同様な動作が行なわれ
る。このようにして映像系の移動は所定間隔(ここでは
等間隔ΔXとする)でXNまで繰り返され、得られたN
箇所のマスク画像は映像系位置情報とともに画像記憶・
演算部10のマスク画像記憶回路28に順次記憶され、
また映像系位置情報は機構位置検出部7の位置情報記憶
回路35にも記憶される(ステップS2〜S3)。
に備えられているエンコーダの出力は機構制御回路40
を介して機構位置検出部7の位置検出器37に送られ
る。この位置検出器37によって映像系の撮影開始位置
X1が検出され、その値は位置情報記憶回路35に記憶
されるとともにマスク画像記憶回路28において記憶さ
れたマスク画像情報にも付加される。次にこの撮影開始
位置X1から体軸方向(図3のX方向)にΔXだけ移動
させ、撮影開始位置X1の場合と同様な動作が行なわれ
る。このようにして映像系の移動は所定間隔(ここでは
等間隔ΔXとする)でXNまで繰り返され、得られたN
箇所のマスク画像は映像系位置情報とともに画像記憶・
演算部10のマスク画像記憶回路28に順次記憶され、
また映像系位置情報は機構位置検出部7の位置情報記憶
回路35にも記憶される(ステップS2〜S3)。
【0033】X1からXNまでの区間においてN枚のマ
スク画像撮影が終了したならば、映像系及び保持機構2
3は最初のマスク画像の撮影開始位置X1に戻される。
映像系がX1に戻された時点で被検体3の鼠ケイ部大動
脈に造影剤が注入され、コントラスト画像の撮影が開始
される。(ステップS4〜S5)。図3では、この場合
もマスク画像撮影と同様に映像系はX1から足部末端部
のXNに向け移動を開始する(ステップS5)。この映
像系の移動にともないその位置は機構位置検出部7の位
置検出器37によって計数・検出され、その値は位置情
報比較回路36に送られる。
スク画像撮影が終了したならば、映像系及び保持機構2
3は最初のマスク画像の撮影開始位置X1に戻される。
映像系がX1に戻された時点で被検体3の鼠ケイ部大動
脈に造影剤が注入され、コントラスト画像の撮影が開始
される。(ステップS4〜S5)。図3では、この場合
もマスク画像撮影と同様に映像系はX1から足部末端部
のXNに向け移動を開始する(ステップS5)。この映
像系の移動にともないその位置は機構位置検出部7の位
置検出器37によって計数・検出され、その値は位置情
報比較回路36に送られる。
【0034】一方、位置情報記憶回路35にはマスク画
像撮影時に記録されたN個所の撮影位置情報が既に記憶
されており、この位置情報も位置情報比較回路36に送
られる。ここでコントラスト画像撮影時の映像系位置情
報と既に得られているマスク画像撮影時の位置情報とが
比較され、これらが一致した場合に出力される信号は高
電圧発生器1に送られる。すなわちコントラスト画像撮
影時の映像系の位置とマスク画像の撮影位置とが一致し
た場合には位置情報比較回路36から一致パルスが出力
され、高電圧発生器1はこの一致パルスによってトリガ
されてX線発生部2よりX線が放射されて、コントラス
ト画像収集を行う。
像撮影時に記録されたN個所の撮影位置情報が既に記憶
されており、この位置情報も位置情報比較回路36に送
られる。ここでコントラスト画像撮影時の映像系位置情
報と既に得られているマスク画像撮影時の位置情報とが
比較され、これらが一致した場合に出力される信号は高
電圧発生器1に送られる。すなわちコントラスト画像撮
影時の映像系の位置とマスク画像の撮影位置とが一致し
た場合には位置情報比較回路36から一致パルスが出力
され、高電圧発生器1はこの一致パルスによってトリガ
されてX線発生部2よりX線が放射されて、コントラス
ト画像収集を行う。
【0035】ところで体内の血管内を流れる血流の速さ
は血管径や狭窄の有無に依存し一様ではない。したがっ
て映像系は造影剤の流速に合わせてその移動速度を制御
する必要があるが、機構制御回路40より映像系機構部
38に送られる駆動信号の周波数を装置操作者が操作卓
9で切り替えることで制御できる。
は血管径や狭窄の有無に依存し一様ではない。したがっ
て映像系は造影剤の流速に合わせてその移動速度を制御
する必要があるが、機構制御回路40より映像系機構部
38に送られる駆動信号の周波数を装置操作者が操作卓
9で切り替えることで制御できる。
【0036】図3のように、コントラスト画像撮影時の
映像系の移動方向がマスク画像撮影時と同一であり、ま
た連続的な移動であれば、たとえその移動速度が一様で
ない場合でも、上記の撮影方法によりコントラスト画像
とマスク画像の撮影位置は高精度で一致させることがで
きる。
映像系の移動方向がマスク画像撮影時と同一であり、ま
た連続的な移動であれば、たとえその移動速度が一様で
ない場合でも、上記の撮影方法によりコントラスト画像
とマスク画像の撮影位置は高精度で一致させることがで
きる。
【0037】位置情報比較回路36からのトリガ信号に
より放射されたX線は被検体3を透過しX線I.I.2
4にそのX線透視画像(コントラスト画像)を形成す
る。このコントラスト画像はここで一旦光学像に変換さ
れた後、X線テレビカメラ26によって電気信号に変換
される(ステップS7)。X線テレビカメラ26からの
画像信号は画像記憶・演算部10のA/D変換器27で
デジタル信号に変換され、サブトラクション回路31に
送られる。ここでコントラスト画像はマスク画像記憶回
路28から送られてくる同一位置のマスク画像との間で
サブトラクション画像が生成され(ステップS9)、表
示部11にてリアルタイム表示される(ステップS1
0)。
より放射されたX線は被検体3を透過しX線I.I.2
4にそのX線透視画像(コントラスト画像)を形成す
る。このコントラスト画像はここで一旦光学像に変換さ
れた後、X線テレビカメラ26によって電気信号に変換
される(ステップS7)。X線テレビカメラ26からの
画像信号は画像記憶・演算部10のA/D変換器27で
デジタル信号に変換され、サブトラクション回路31に
送られる。ここでコントラスト画像はマスク画像記憶回
路28から送られてくる同一位置のマスク画像との間で
サブトラクション画像が生成され(ステップS9)、表
示部11にてリアルタイム表示される(ステップS1
0)。
【0038】この場合のマスク画像とコントラスト画像
の位置精度は良好であるためアドレス制御回路30によ
る画像間の位置補正は不要である。このようにしてコン
トラスト画像撮影位置がXNに到達するまで繰り返さ
れ、撮影結果は図示しない記録装置にて必要に応じて記
録される。(ステップS11〜S12)これまでの説明
ではコントラスト画像撮影時の映像系はマスク画像撮影
時と同一方向に連続して移動する場合について述べてき
たが、次にコントラスト画像撮影時に映像系を途中で一
時的に停止する場合について図2および図4を用いて説
明する。
の位置精度は良好であるためアドレス制御回路30によ
る画像間の位置補正は不要である。このようにしてコン
トラスト画像撮影位置がXNに到達するまで繰り返さ
れ、撮影結果は図示しない記録装置にて必要に応じて記
録される。(ステップS11〜S12)これまでの説明
ではコントラスト画像撮影時の映像系はマスク画像撮影
時と同一方向に連続して移動する場合について述べてき
たが、次にコントラスト画像撮影時に映像系を途中で一
時的に停止する場合について図2および図4を用いて説
明する。
【0039】図4は映像系を移動の途中で一時的に停止
する場合の映像系の移動方法について示したものであ
り、マスク画像の撮影方法(ステップS1〜S3)は既
に図3で述べたものと同様であるのでその説明は省略す
る。
する場合の映像系の移動方法について示したものであ
り、マスク画像の撮影方法(ステップS1〜S3)は既
に図3で述べたものと同様であるのでその説明は省略す
る。
【0040】X1からXNまでのN枚のマスク画像撮影
が終了した時点で鼠ケイ部の大動脈に造影剤が注入さ
れ、コントラスト画像の撮影を開始する(ステップS
4)。
が終了した時点で鼠ケイ部の大動脈に造影剤が注入さ
れ、コントラスト画像の撮影を開始する(ステップS
4)。
【0041】映像系は図3の場合と同様にマスク画像の
撮影開始位置X1に戻され、足部末端部XNに向け移動
しながらコントラスト画像撮影を行う。ただし映像系は
その末端部(XN)に向かう過程で造影剤の移動速度が
著しく遅いことが表示部11で観測された場合、装置操
作者は操作卓9に設けられた停止ボタンを押すことによ
って映像系の移動を一時的に停止させ、造影剤が撮影領
域に到達するまで待機させる。ここではX0で映像系が
停止する場合を想定する。
撮影開始位置X1に戻され、足部末端部XNに向け移動
しながらコントラスト画像撮影を行う。ただし映像系は
その末端部(XN)に向かう過程で造影剤の移動速度が
著しく遅いことが表示部11で観測された場合、装置操
作者は操作卓9に設けられた停止ボタンを押すことによ
って映像系の移動を一時的に停止させ、造影剤が撮影領
域に到達するまで待機させる。ここではX0で映像系が
停止する場合を想定する。
【0042】映像系の停止は装置の操作者がリアルタイ
ム表示されるサブトラクション画像中の造影剤の状況か
ら判断して実行される。操作者からの指示により映像系
は停止した状態でコントラスト画像撮影が所定の時間間
隔で行なわれ、このとき得られるサブトラクション画像
をモニタ34に表示する。
ム表示されるサブトラクション画像中の造影剤の状況か
ら判断して実行される。操作者からの指示により映像系
は停止した状態でコントラスト画像撮影が所定の時間間
隔で行なわれ、このとき得られるサブトラクション画像
をモニタ34に表示する。
【0043】映像系が停止する場合のコントラスト画像
の撮影方法について以下に説明する。基準点X1をコン
トラスト画像撮影の開始点として足部末端部に向け映像
系を移動させ、X0に映像系が到達するまでは既に述べ
た連続移動の場合と同様に映像系の位置がマスク画像撮
影位置(例えばX1,X1+ΔX、・・・・)と一致し
た時点で、位置情報比較回路36からのトリガ信号によ
ってX線発生部2から被検体3に向けX線が放射され、
その透過像はX線検出部5によって検出される。
の撮影方法について以下に説明する。基準点X1をコン
トラスト画像撮影の開始点として足部末端部に向け映像
系を移動させ、X0に映像系が到達するまでは既に述べ
た連続移動の場合と同様に映像系の位置がマスク画像撮
影位置(例えばX1,X1+ΔX、・・・・)と一致し
た時点で、位置情報比較回路36からのトリガ信号によ
ってX線発生部2から被検体3に向けX線が放射され、
その透過像はX線検出部5によって検出される。
【0044】このX線検出部5の出力信号は画像記憶・
演算部10においてA/D変換された後サブトラクショ
ン回路31に送られ、ここでマスク画像記憶回路28か
ら送られてくる同一位置のマスク画像との間でサブトラ
クション画像が生成され表示部11にて表示される(ス
テップS5)。ただしこの場合のマスク画像とコントラ
スト画像の間の位置ズレは少ないためアドレス制御回路
30によるピクセルシフトは行わない。
演算部10においてA/D変換された後サブトラクショ
ン回路31に送られ、ここでマスク画像記憶回路28か
ら送られてくる同一位置のマスク画像との間でサブトラ
クション画像が生成され表示部11にて表示される(ス
テップS5)。ただしこの場合のマスク画像とコントラ
スト画像の間の位置ズレは少ないためアドレス制御回路
30によるピクセルシフトは行わない。
【0045】映像系がX0まで移動した時点で操作者が
操作卓9上の映像系移動停止ボタンを押した場合(ステ
ップS6)、X0が例えばマスク画像撮影位置XaとX
bの間に存在すれば映像系は足部末端部に近いマスク画
像撮影位置Xbまでそのまま移動を継続する。
操作卓9上の映像系移動停止ボタンを押した場合(ステ
ップS6)、X0が例えばマスク画像撮影位置XaとX
bの間に存在すれば映像系は足部末端部に近いマスク画
像撮影位置Xbまでそのまま移動を継続する。
【0046】次に位置検出器37によって検出される映
像系の位置情報が位置情報記憶回路35に記憶されてい
るマスク画像の撮影位置Xbと一致した瞬間に位置情報
比較回路36より一致パルスが出力され、この信号によ
って高電圧発生器1およびX線発生部2が駆動されてコ
ントラスト画像が撮影される。
像系の位置情報が位置情報記憶回路35に記憶されてい
るマスク画像の撮影位置Xbと一致した瞬間に位置情報
比較回路36より一致パルスが出力され、この信号によ
って高電圧発生器1およびX線発生部2が駆動されてコ
ントラスト画像が撮影される。
【0047】映像系停止の命令は操作卓9からシステム
制御回路8を介して出されるが、映像系機構部38では
慣性力のため映像系は急停止できず、δXだけ位置ズレ
を起こして停止するステップS13)。すなわち実際の
映像系停止位置はXb+δXとなる。このとき、機構制
御回路40から映像系停止信号が切り替えスイッチ41
に送られ、これまで位置情報比較回路36から送られて
きた高電圧発生器1の駆動信号はシステム制御回路8か
ら所定間隔で送られてくる駆動信号に切り替えられる。
制御回路8を介して出されるが、映像系機構部38では
慣性力のため映像系は急停止できず、δXだけ位置ズレ
を起こして停止するステップS13)。すなわち実際の
映像系停止位置はXb+δXとなる。このとき、機構制
御回路40から映像系停止信号が切り替えスイッチ41
に送られ、これまで位置情報比較回路36から送られて
きた高電圧発生器1の駆動信号はシステム制御回路8か
ら所定間隔で送られてくる駆動信号に切り替えられる。
【0048】この新たな駆動信号によって高電圧発生器
1が駆動されてX線が放射され、このX線によって得ら
れたコントラスト画像は画像記憶・演算部10のA/D
変換器27を介し、サブトラクション回路31に送られ
る(ステップS14〜S15)。また、位置検出器37
によって検出される映像系位置情報Xb+δXは位置情
報比較回路36に送られる。
1が駆動されてX線が放射され、このX線によって得ら
れたコントラスト画像は画像記憶・演算部10のA/D
変換器27を介し、サブトラクション回路31に送られ
る(ステップS14〜S15)。また、位置検出器37
によって検出される映像系位置情報Xb+δXは位置情
報比較回路36に送られる。
【0049】このとき発生する映像系停止時の位置ズレ
δXは位置検出器37自身のもつ計測誤差と比較すると
1桁以上大きく、サブトラクション画像生成時にはアー
チファクト発生の主要因となるため補正が必要となる。
δXは位置検出器37自身のもつ計測誤差と比較すると
1桁以上大きく、サブトラクション画像生成時にはアー
チファクト発生の主要因となるため補正が必要となる。
【0050】次にその補正方法について述べる。位置検
出器37で計測された映像系の位置情報Xb+δXは位
置情報比較回路36にてマスク画像撮影位置Xbとの位
置ズレδXが検出され、その結果はシステム制御回路8
に送られる(ステップS16)。
出器37で計測された映像系の位置情報Xb+δXは位
置情報比較回路36にてマスク画像撮影位置Xbとの位
置ズレδXが検出され、その結果はシステム制御回路8
に送られる(ステップS16)。
【0051】このようにコントラスト画像撮影中の位置
情報比較回路36は、映像系が移動中の場合はその位置
がコントラスト画像撮影位置と一致したときに一致パル
スを発生してX線発生部2を駆動する第1の機能を有
し、映像系が停止している場合はその停止位置とマスク
画像撮影位置との位置ズレを検出する第2の機能を有し
ている。
情報比較回路36は、映像系が移動中の場合はその位置
がコントラスト画像撮影位置と一致したときに一致パル
スを発生してX線発生部2を駆動する第1の機能を有
し、映像系が停止している場合はその停止位置とマスク
画像撮影位置との位置ズレを検出する第2の機能を有し
ている。
【0052】ところでマスク画像およびコントラスト画
像の撮影条件はシステム制御回路8にて撮影前に設定さ
れている。例えばX線管21、被検体3、X線I.I.
24の位置から決定されるX線画像の拡大率、すなわち
画像の単位長さあたりのピクセル数は予め定められてい
る。したがってこの拡大率から映像系の位置ズレδXと
X線画像上のピクセル数との関係は容易に算出できる。
像の撮影条件はシステム制御回路8にて撮影前に設定さ
れている。例えばX線管21、被検体3、X線I.I.
24の位置から決定されるX線画像の拡大率、すなわち
画像の単位長さあたりのピクセル数は予め定められてい
る。したがってこの拡大率から映像系の位置ズレδXと
X線画像上のピクセル数との関係は容易に算出できる。
【0053】この位置ズレδXのピクセル換算値をβと
すればXb+δXで得られたマスク画像をβピクセルだ
け体軸方向にシフトさせて撮影位置Xbのコントラスト
画像に重ねれば良好な一致を得ることができる(ステッ
プS17)。
すればXb+δXで得られたマスク画像をβピクセルだ
け体軸方向にシフトさせて撮影位置Xbのコントラスト
画像に重ねれば良好な一致を得ることができる(ステッ
プS17)。
【0054】図5はピクセルシフトについて模式的に示
したものである。画像は1次元のピクセルで簡略化して
あり、コントラスト画像はマスク画像に対して2ピクセ
ル(すなわちβ=2)位置ズレしている場合を示してい
る。図5(A)はマスク画像、図5(B)はコントラス
ト画像、図5(C)はサブトラクション画像であり、A
(1)〜A(7)はマスク画像記憶回路28の各画素の
出力アドレス、B(1)〜B(7)はX線テレビカメラ
26の出力アドレス、またC(1)〜C(5)はサブト
ラクション回路31の出力アドレスである。
したものである。画像は1次元のピクセルで簡略化して
あり、コントラスト画像はマスク画像に対して2ピクセ
ル(すなわちβ=2)位置ズレしている場合を示してい
る。図5(A)はマスク画像、図5(B)はコントラス
ト画像、図5(C)はサブトラクション画像であり、A
(1)〜A(7)はマスク画像記憶回路28の各画素の
出力アドレス、B(1)〜B(7)はX線テレビカメラ
26の出力アドレス、またC(1)〜C(5)はサブト
ラクション回路31の出力アドレスである。
【0055】サブトラクション回路31ではコントラス
ト画像におけるn+2番目の画素B(n+2)と、マス
ク画像におけるn番目の画素A(n)のサブトラクショ
ンを行なう。すなわちC(n)=B(n+2)−A
(n)としてサブトラクション画像の画素C(n)が計
算される。ただし実際のピクセルシフト演算はサブトラ
クション回路31に入力させるマスク画像記憶回路28
の読み出しアドレスをアドレス制御回路30で制御する
ことによって容易に行われる。
ト画像におけるn+2番目の画素B(n+2)と、マス
ク画像におけるn番目の画素A(n)のサブトラクショ
ンを行なう。すなわちC(n)=B(n+2)−A
(n)としてサブトラクション画像の画素C(n)が計
算される。ただし実際のピクセルシフト演算はサブトラ
クション回路31に入力させるマスク画像記憶回路28
の読み出しアドレスをアドレス制御回路30で制御する
ことによって容易に行われる。
【0056】システム制御回路8にて算出されたシフト
量βの値はアドレス制御回路30に送られ、このアドレ
ス制御回路30の制御信号によって撮影位置Xbのマス
ク画像をβだけピクセルシフトさせ、撮影位置Xb+δ
Xのコントラスト画像との引き算を行なう。このピクセ
ルシフトによってアーチファクトの少ないサブトラクシ
ョン画像を表示部11に表示できる(ステップS18〜
S19)。
量βの値はアドレス制御回路30に送られ、このアドレ
ス制御回路30の制御信号によって撮影位置Xbのマス
ク画像をβだけピクセルシフトさせ、撮影位置Xb+δ
Xのコントラスト画像との引き算を行なう。このピクセ
ルシフトによってアーチファクトの少ないサブトラクシ
ョン画像を表示部11に表示できる(ステップS18〜
S19)。
【0057】装置の操作者は表示部11のモニタ34を
観察し、造影剤が撮影中の領域に到達するまで映像系を
停止したままの状態で撮影を継続した後、操作卓9にあ
る映像系停止解除ボタン(図示せず)を押して再度映像
系を造影剤の流れに沿って移動させる。この動作は映像
系がXNに到達するまでステップS7〜S11のプロセ
スを繰り返す。
観察し、造影剤が撮影中の領域に到達するまで映像系を
停止したままの状態で撮影を継続した後、操作卓9にあ
る映像系停止解除ボタン(図示せず)を押して再度映像
系を造影剤の流れに沿って移動させる。この動作は映像
系がXNに到達するまでステップS7〜S11のプロセ
スを繰り返す。
【0058】なお映像系を停止した状態のままで複数枚
のコントラスト画像を撮影する場合は1枚目のサブトラ
クション画像生成時に検出したピクセルシフト量が2枚
目以降もそのまま適用できるため、図2のフローチャー
トにおけるステップS16の映像系の位置ズレ検出は省
略することができる。
のコントラスト画像を撮影する場合は1枚目のサブトラ
クション画像生成時に検出したピクセルシフト量が2枚
目以降もそのまま適用できるため、図2のフローチャー
トにおけるステップS16の映像系の位置ズレ検出は省
略することができる。
【0059】次に本発明の第2の実施の形態を図6と図
7を用いて説明する。図6は血流速度が極めて遅いため
に鼠ケイ部方向に戻す場合を含む映像系の移動方法を示
し、図7はその撮影手順を示すフローチャートである。
7を用いて説明する。図6は血流速度が極めて遅いため
に鼠ケイ部方向に戻す場合を含む映像系の移動方法を示
し、図7はその撮影手順を示すフローチャートである。
【0060】マスク画像の撮影手順は既に図2のフロー
チャートで示したものと同様であり、映像系をマスク画
像撮影開始位置X1まで移動させ(ステップS31)、
ここを基準点として体軸方向にほぼ等速で移動させて所
定間隔ΔX移動するごとにX線透過画像を得る。
チャートで示したものと同様であり、映像系をマスク画
像撮影開始位置X1まで移動させ(ステップS31)、
ここを基準点として体軸方向にほぼ等速で移動させて所
定間隔ΔX移動するごとにX線透過画像を得る。
【0061】まず基準点においてX線発生部2から放射
されたX線によって得られるX線画像情報はX線検出部
5にて電気信号に変換され、マスク画像記憶回路28に
記憶される。一方、映像系の位置情報X1は位置検出器
37によって検出され、位置情報記憶回路35とマスク
画像記憶回路28において記憶される。同様な動作はマ
スク画像の撮影終了位置XNまで繰り返される(ステッ
プS32〜S33)。
されたX線によって得られるX線画像情報はX線検出部
5にて電気信号に変換され、マスク画像記憶回路28に
記憶される。一方、映像系の位置情報X1は位置検出器
37によって検出され、位置情報記憶回路35とマスク
画像記憶回路28において記憶される。同様な動作はマ
スク画像の撮影終了位置XNまで繰り返される(ステッ
プS32〜S33)。
【0062】次に映像系はマスク画像の撮影開始位置X
1に戻され、鼠ケイ部の大動脈に造影剤が注入されてコ
ントラスト画像の撮影が開始される。(ステップS34
〜S35)ここで図6を用いてコントラスト画像撮影時
の映像系の移動方法を説明する。映像系はX1から足部
末端部XNに向け移動しながらコントラスト画像撮影を
行う。ただし映像系はその末端部(XN)に向かう途中
のX0で一旦停止した後、マスク画像撮影方向とは逆の
方向に移動させ、この移動は造影剤のフロントエッジが
観測可能になるXCに到達するまで行なわれる。
1に戻され、鼠ケイ部の大動脈に造影剤が注入されてコ
ントラスト画像の撮影が開始される。(ステップS34
〜S35)ここで図6を用いてコントラスト画像撮影時
の映像系の移動方法を説明する。映像系はX1から足部
末端部XNに向け移動しながらコントラスト画像撮影を
行う。ただし映像系はその末端部(XN)に向かう途中
のX0で一旦停止した後、マスク画像撮影方向とは逆の
方向に移動させ、この移動は造影剤のフロントエッジが
観測可能になるXCに到達するまで行なわれる。
【0063】次に映像系はXCで一旦停止した後、再度
足部末端部の方向に造影剤速度とほぼ同程度の速度で移
動を開始する。この場合、X0およびXCでの停止時間
がサブトラクション画像の更新時間より長い場合には、
第1の実施の形態における補正方法を適用すれば映像系
停止時において鮮明なサブトラクション画像が得られ
る。
足部末端部の方向に造影剤速度とほぼ同程度の速度で移
動を開始する。この場合、X0およびXCでの停止時間
がサブトラクション画像の更新時間より長い場合には、
第1の実施の形態における補正方法を適用すれば映像系
停止時において鮮明なサブトラクション画像が得られ
る。
【0064】一方、X0およびXCでの停止が極めて短
い場合にはピクセルシフトによる補正は不要である。こ
こではX0およびXCで映像系はその移動方向を瞬時に
切り替えられる場合を想定し、コントラスト画像撮影時
の映像系の移動方向がマスク画像撮影方向と逆方向にな
った場合に生ずる画像間の位置ズレについて図8を用い
て説明する。
い場合にはピクセルシフトによる補正は不要である。こ
こではX0およびXCで映像系はその移動方向を瞬時に
切り替えられる場合を想定し、コントラスト画像撮影時
の映像系の移動方向がマスク画像撮影方向と逆方向にな
った場合に生ずる画像間の位置ズレについて図8を用い
て説明する。
【0065】図8はX線の曝射時間と撮影位置のズレと
の関係を示した図でありX線画像はX線の曝射開始から
曝射終了までの期間δtの間で撮影される。このため撮
影時刻は曝射開始時刻からδt/2だけ遅れた時刻で代
表させることができる。したがってマスク画像撮影時の
映像系移動方向とコントラスト画像撮影時の移動方向が
逆方向になる場合には、コントラスト画像撮影時の映像
系位置がマスク画像撮影位置に一致した時点でコントラ
スト画像撮影を実施しても、実際には図8に示すように
ほぼδtだけ時間差を与えて撮影したことと等価にな
る。
の関係を示した図でありX線画像はX線の曝射開始から
曝射終了までの期間δtの間で撮影される。このため撮
影時刻は曝射開始時刻からδt/2だけ遅れた時刻で代
表させることができる。したがってマスク画像撮影時の
映像系移動方向とコントラスト画像撮影時の移動方向が
逆方向になる場合には、コントラスト画像撮影時の映像
系位置がマスク画像撮影位置に一致した時点でコントラ
スト画像撮影を実施しても、実際には図8に示すように
ほぼδtだけ時間差を与えて撮影したことと等価にな
る。
【0066】この時の位置ズレδYは映像系が速度Vで
移動すると仮定すればδY=δt・Vで示される。この
ような位置ズレをもったコントラスト画像撮影時の撮影
手順を以下に説明する。
移動すると仮定すればδY=δt・Vで示される。この
ような位置ズレをもったコントラスト画像撮影時の撮影
手順を以下に説明する。
【0067】X1をコントラスト画像撮影の開始点とし
て足部末端部に向け映像系を移動させ(ステップS3
5),X0に映像系が到達するまでは映像系位置がマス
ク画像撮影位置と一致した時点で位置情報比較回路36
から一致信号が出力される。
て足部末端部に向け映像系を移動させ(ステップS3
5),X0に映像系が到達するまでは映像系位置がマス
ク画像撮影位置と一致した時点で位置情報比較回路36
から一致信号が出力される。
【0068】この信号によってX線発生部2から被検体
3に向けX線が放射されその透過像がX線検出部5によ
って検出される。このX線検出部5の出力信号は画像記
憶・演算部10においてA/D変換された後サブトラク
ション回路31に送られ、マスク画像記憶回路28から
送られてくる同一位置のマスク画像との間でサブトラク
ション画像が生成されて表示部11にて表示される(ス
テップS37〜S40)。ただしこの場合のマスク画像
とコントラスト画像の間の位置ズレは少ないためアドレ
ス制御回路30によるマスク画像のピクセルシフトは必
要としない。
3に向けX線が放射されその透過像がX線検出部5によ
って検出される。このX線検出部5の出力信号は画像記
憶・演算部10においてA/D変換された後サブトラク
ション回路31に送られ、マスク画像記憶回路28から
送られてくる同一位置のマスク画像との間でサブトラク
ション画像が生成されて表示部11にて表示される(ス
テップS37〜S40)。ただしこの場合のマスク画像
とコントラスト画像の間の位置ズレは少ないためアドレ
ス制御回路30によるマスク画像のピクセルシフトは必
要としない。
【0069】映像系がX0まで移動した時点で、操作者
が操作卓9上の映像系移動方向切り替えボタンを押すこ
とによって映像系は移動方向を変更し、マスク画像撮影
方向と逆の方向に移動を開始する。(ステップS36、
S43) この映像系の移動の過程で、位置検出器37
によって検出される位置情報が位置情報記憶回路35に
記憶されているマスク画像撮影位置と一致した瞬間、位
置情報比較回路36より一致パルスが出力される。
が操作卓9上の映像系移動方向切り替えボタンを押すこ
とによって映像系は移動方向を変更し、マスク画像撮影
方向と逆の方向に移動を開始する。(ステップS36、
S43) この映像系の移動の過程で、位置検出器37
によって検出される位置情報が位置情報記憶回路35に
記憶されているマスク画像撮影位置と一致した瞬間、位
置情報比較回路36より一致パルスが出力される。
【0070】この信号によって高電圧発生器1およびX
線発生部2が駆動されてコントラスト画像が撮影される
(ステップS44)。ただしこのコントラスト画像はマ
スク画像と比較してδYだけ位置ズレを有している。こ
のX線放射によって得られたコントラスト画像は画像記
憶・演算部10のA/D変換器27を介し、サブトラク
ション回路31に送られる。(ステップS45)。
線発生部2が駆動されてコントラスト画像が撮影される
(ステップS44)。ただしこのコントラスト画像はマ
スク画像と比較してδYだけ位置ズレを有している。こ
のX線放射によって得られたコントラスト画像は画像記
憶・演算部10のA/D変換器27を介し、サブトラク
ション回路31に送られる。(ステップS45)。
【0071】ところでX線曝射期間δtは装置によって
予め決定され、また映像系速度Vは装置操作者によって
設定される量であるため、位置ズレδYはシステム制御
回路8において算出可能である。またマスク画像および
コントラスト画像の撮影条件はシステム制御回路8にて
撮影前に設定されており、X線画像の拡大率、すなわち
画像の単位長さあたりのピクセル数についても同様に予
め定められている。したがってこの拡大率から位置ズレ
δYとX線画像上のピクセル数との関係もシステム制御
回路8にて予め算出することができる。
予め決定され、また映像系速度Vは装置操作者によって
設定される量であるため、位置ズレδYはシステム制御
回路8において算出可能である。またマスク画像および
コントラスト画像の撮影条件はシステム制御回路8にて
撮影前に設定されており、X線画像の拡大率、すなわち
画像の単位長さあたりのピクセル数についても同様に予
め定められている。したがってこの拡大率から位置ズレ
δYとX線画像上のピクセル数との関係もシステム制御
回路8にて予め算出することができる。
【0072】この位置ズレδYのピクセル換算値をγと
すればマスク画像をアドレス制御回路30によってγピ
クセルだけシフトさせてコントラスト画像に重ねれば良
好な一致を得ることができる。すなわちシステム制御回
路8にて算出されたシフト量γの値はアドレス制御回路
30に送られ、マスク画像記憶回路28はこのアドレス
制御回路30からの制御信号によって撮影位置Xbのマ
スク画像をγだけシフトさせてコントラスト画像とのサ
ブトラクションを行ない表示部11に表示する。(ステ
ップS46〜S48)装置操作者は表示部11のモニタ
34にて造影剤が観察できるまで映像系の移動を続けた
後、映像系移動切り替えボタンによって再度映像系を造
影剤の流れに沿ってマスク画像撮影方向と同一方向に移
動させる。この動作は映像系がXNに到達するまでステ
ップS37〜S40のプロセスを繰り返す。
すればマスク画像をアドレス制御回路30によってγピ
クセルだけシフトさせてコントラスト画像に重ねれば良
好な一致を得ることができる。すなわちシステム制御回
路8にて算出されたシフト量γの値はアドレス制御回路
30に送られ、マスク画像記憶回路28はこのアドレス
制御回路30からの制御信号によって撮影位置Xbのマ
スク画像をγだけシフトさせてコントラスト画像とのサ
ブトラクションを行ない表示部11に表示する。(ステ
ップS46〜S48)装置操作者は表示部11のモニタ
34にて造影剤が観察できるまで映像系の移動を続けた
後、映像系移動切り替えボタンによって再度映像系を造
影剤の流れに沿ってマスク画像撮影方向と同一方向に移
動させる。この動作は映像系がXNに到達するまでステ
ップS37〜S40のプロセスを繰り返す。
【0073】以上の第1の実施の形態および第2の実施
の形態で述べた方法ではマスク画像撮影時の映像系移動
方向はコントラスト画像撮影時と同じため、正確な位置
合わせが可能であったが、この方法はコントラスト画像
撮影前に映像系を足部末端部XNから鼠ケイ部X1に戻
す必要があり、診断効率を低下させる欠点を有してい
る。
の形態で述べた方法ではマスク画像撮影時の映像系移動
方向はコントラスト画像撮影時と同じため、正確な位置
合わせが可能であったが、この方法はコントラスト画像
撮影前に映像系を足部末端部XNから鼠ケイ部X1に戻
す必要があり、診断効率を低下させる欠点を有してい
る。
【0074】図9はこのような点の改善を目的とした第
3の実施の形態を示すものであり、コントラスト画像撮
影時の映像系の移動方向がマスク画像撮影時の映像系移
動方向に対して逆方向になる第2の実施の形態の変形例
である。
3の実施の形態を示すものであり、コントラスト画像撮
影時の映像系の移動方向がマスク画像撮影時の映像系移
動方向に対して逆方向になる第2の実施の形態の変形例
である。
【0075】図9ではマスク画像撮影時の映像系は足部
末端部から鼠ケイ部の方向(すなわちコントラスト画像
撮影時と反対の方向)に移動させた場合を示している。
この方法はマスク画像撮影からコントラスト画像撮影へ
切り替える場合に、映像系をそのまま方向切り替えすれ
ばよいため、効率のよい切り替えが可能である。
末端部から鼠ケイ部の方向(すなわちコントラスト画像
撮影時と反対の方向)に移動させた場合を示している。
この方法はマスク画像撮影からコントラスト画像撮影へ
切り替える場合に、映像系をそのまま方向切り替えすれ
ばよいため、効率のよい切り替えが可能である。
【0076】ただしこの場合もコントラスト画像の撮影
方向とマスク画像の撮影方向は異なるため図8で示した
位置ズレδγが発生する。ただしその対策方法は第2の
実施の形態における映像系のX0からXCへの逆方向移
動の場合と同じ(ただしピクセルシフトの方向は逆)で
あるため詳細な説明は省略する。
方向とマスク画像の撮影方向は異なるため図8で示した
位置ズレδγが発生する。ただしその対策方法は第2の
実施の形態における映像系のX0からXCへの逆方向移
動の場合と同じ(ただしピクセルシフトの方向は逆)で
あるため詳細な説明は省略する。
【0077】次に図10を用いて本発明におけるピクセ
ルシフトの補正効果について述べる。図10(a)はマ
スク画像、図10(b)はコントラスト画像であり造影
剤に関与しない生体内組織51と造影剤注入前後の血管
壁52および血管内の造影剤53を模式的に示してあ
る。このコントラスト画像はマスク画像に対して映像系
の停止位置のズレに起因する誤差δX(βピクセル)を
有している。
ルシフトの補正効果について述べる。図10(a)はマ
スク画像、図10(b)はコントラスト画像であり造影
剤に関与しない生体内組織51と造影剤注入前後の血管
壁52および血管内の造影剤53を模式的に示してあ
る。このコントラスト画像はマスク画像に対して映像系
の停止位置のズレに起因する誤差δX(βピクセル)を
有している。
【0078】図10(c)はピクセルシフト無しでそれ
ぞれの画像のサブトラクションを行なった場合の画像で
あり、造影剤で強調される血管内造影剤画像53の他に
生体内組織51の辺縁54および血管壁52の辺縁55
がアーチファクトとして残存している。これに対して図
10(d)はピクセルシフトにて誤差δXを補正しサブ
トラクションした画像であり、造影剤の存在する血管の
みが強調して表示される。
ぞれの画像のサブトラクションを行なった場合の画像で
あり、造影剤で強調される血管内造影剤画像53の他に
生体内組織51の辺縁54および血管壁52の辺縁55
がアーチファクトとして残存している。これに対して図
10(d)はピクセルシフトにて誤差δXを補正しサブ
トラクションした画像であり、造影剤の存在する血管の
みが強調して表示される。
【0079】以上本発明の実施の形態について述べてき
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでは無
く、変形して使用することが可能である。例えば映像系
の移動誤差を補正する手段として、ピクセルシフトさせ
る画像はマスク画像に限定されるものではなくコントラ
スト画像であってもよい。ただしこれを実現するには図
1のA/D変換器27とサブトラクション回路31の間
に図示しないコントラスト画像記憶回路が挿入され、そ
の出力アドレス制御はアドレス制御回路30によって行
なわれる。
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでは無
く、変形して使用することが可能である。例えば映像系
の移動誤差を補正する手段として、ピクセルシフトさせ
る画像はマスク画像に限定されるものではなくコントラ
スト画像であってもよい。ただしこれを実現するには図
1のA/D変換器27とサブトラクション回路31の間
に図示しないコントラスト画像記憶回路が挿入され、そ
の出力アドレス制御はアドレス制御回路30によって行
なわれる。
【0080】またコントラスト画像やマスク画像を撮影
する際の映像系と被検体の相対的な移動を実現する手段
として映像系の移動について述べてきたが、映像系を固
定し被検体すなわち天板を移動させる方法でもよい。さ
らに映像系と一体化した保持機構としてCアーム構造に
ついて触れたがこれに限定されるものではない。
する際の映像系と被検体の相対的な移動を実現する手段
として映像系の移動について述べてきたが、映像系を固
定し被検体すなわち天板を移動させる方法でもよい。さ
らに映像系と一体化した保持機構としてCアーム構造に
ついて触れたがこれに限定されるものではない。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、映像系が停止した場合
やコントラスト画像撮影時とマスク画像撮影時の撮像系
の移動方向が逆方向になる場合において発生するサブト
ラクション画像上のアーチファクトが低減するため鮮明
なDSA画像を観測することが可能となる。
やコントラスト画像撮影時とマスク画像撮影時の撮像系
の移動方向が逆方向になる場合において発生するサブト
ラクション画像上のアーチファクトが低減するため鮮明
なDSA画像を観測することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のフローチャートを
示す図。
示す図。
【図3】映像系を連続移動させた場合の映像系の移動方
法を示す図。
法を示す図。
【図4】本発明の第1の実施の形態における映像系の移
動方法を示す図。
動方法を示す図。
【図5】ピクセルシフト演算を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における映像系の移
動方法を示す図。
動方法を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態のフローチャートを
示す図。
示す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態における位置ズレ発
生メカニズムを示す図。
生メカニズムを示す図。
【図9】本発明の第3の実施の形態における映像系の移
動方法を示す図。
動方法を示す図。
【図10】本発明によるピクセルシフト補正の効果を示
す図。
す図。
2 X線発生部、 5 X線検出部、 7 機構位置検
出部、 11 表示部、28 マスク画像記憶回路、
30 アドレス制御回路、31 サブトラクション回
路、 35 位置情報記憶回路、36 位置情報比較回
路、 38 映像系機構部、 39 天板機構部、 4
0 機構制御回路、
出部、 11 表示部、28 マスク画像記憶回路、
30 アドレス制御回路、31 サブトラクション回
路、 35 位置情報記憶回路、36 位置情報比較回
路、 38 映像系機構部、 39 天板機構部、 4
0 機構制御回路、
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4C093 AA16 AA24 BA07 BA09 CA08
DA02 EB02 EC16 EC33 ED07
EE02 FD01 FF12 FF34 FF37
FH02
5B057 AA08 BA03 BA24 BA26 CH08
CH11 DA04 DA07 DA08 DA12
DA16 DB02 DB09 DC33
Claims (9)
- 【請求項1】 被検体に対して異なる位置における複数
のX線画像をマスク画像として、また造影剤が注入され
た被検体に対して異なる位置における複数の画像をコン
トラスト画像としてそれぞれ収集し、これら互いに対応
する位置におけるマスク画像とコントラスト画像との間
でサブトラクション画像を作成し、表示するX線診断装
置において、前記サブトラクション手段は、前記マスク
画像と前記コントラスト画像との対応位置にズレが生じ
た際、このズレを解消するようにピクセルシフト処理を
行うピクセルシフト手段を有することを特徴とするX線
診断装置。 - 【請求項2】 被検体に対してX線を放射するX線発生
手段と、放射された前記X線を検出するX線検出手段
と、前記X線発生手段および前記X線検出手段を一体化
させた映像系機構部と被検体を乗せた天板機構部のうち
少なくともいずれかを移動させる機構部および機構制御
手段と、前記検出手段によって得られたX線画像を記憶
する画像記憶手段と、前記画像記憶手段から造影剤を含
まない前記被検体の画像をマスク画像として取り出し、
同様にして前記画像記憶手段から取り出した造影剤を含
んだ前記被検体のコントラスト画像との間でサブトラク
ションを行なうサブトラクション手段と、前記マスク画
像あるいは前記コントラスト画像の少なくともいずれか
の画像をピクセルシフトした後これらの画像間のサブト
ラクション画像を得るためのピクセルシフト手段と、前
記サブトラクション手段によって得られるサブトラクシ
ョン画像を表示する表示手段を有することを特徴とする
X線診断装置。 - 【請求項3】 前記ピクセルシフト手段は前記画像記憶
手段からの画像の読み出しを制御するものであることを
特徴とする請求項1または2記載のX線診断装置。 - 【請求項4】 前記ピクセルシフトの値は位置検出手段
によって計測されるマスク画像撮影時の機構部位置とコ
ントラスト画像撮影時の機構部位置の差異に基づいて決
定されることを特徴とする請求項2記載のX線診断装
置。 - 【請求項5】前記ピクセルシフト手段は前記機構制御手
段からの機構部停止信号に基づいてその動作を開始する
ことを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。 - 【請求項6】 前記ピクセルシフト手段は、前記マスク
画像を収集したときの位置と前記コントラスト画像を収
集したときの位置が異なる場合に動作することを特徴と
する請求項5記載のX線診断装置。 - 【請求項7】 前記ピクセルシフト手段は前記マスク画
像撮影時の機構部移動方向と前記コントラスト画像撮影
時の機構部移動方向が逆方向の場合に動作することを特
徴とする請求項1または2記載のX線診断装置。 - 【請求項8】 前記ピクセルシフトの値はX線曝射時間
に基づいて予め設定されたものであることを特徴とする
請求項7記載のX線診断装置。 - 【請求項9】 前記ピクセルシフト手段は前記サブトラ
クション画像の生成中に前記機構部が逆方向に移動して
いることを示す前記機構位置検出手段からの信号に基づ
いて動作することを特徴とする請求項7記載のX線診断
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002049128A JP2003250087A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | X線診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002049128A JP2003250087A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | X線診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003250087A true JP2003250087A (ja) | 2003-09-05 |
Family
ID=28661722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002049128A Pending JP2003250087A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | X線診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003250087A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005217591A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
| JP2008148917A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ct装置 |
| JP2010148711A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
| JP2011245158A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Toshiba Corp | X線画像診断装置 |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002049128A patent/JP2003250087A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005217591A (ja) * | 2004-01-28 | 2005-08-11 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
| JP2008148917A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ct装置 |
| JP2010148711A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
| JP2011245158A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Toshiba Corp | X線画像診断装置 |
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