JP2003252282A - 船 舶 - Google Patents

船 舶

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JP2003252282A
JP2003252282A JP2002059068A JP2002059068A JP2003252282A JP 2003252282 A JP2003252282 A JP 2003252282A JP 2002059068 A JP2002059068 A JP 2002059068A JP 2002059068 A JP2002059068 A JP 2002059068A JP 2003252282 A JP2003252282 A JP 2003252282A
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Japan
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opening
port
starboard
hull
ship
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Application number
JP2002059068A
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English (en)
Inventor
Tomohito Inoue
智史 井上
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport
    • Y02T70/10Measures concerning design or construction of watercraft hulls

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構成にもかかわらず、船側への氷のま
とわり付きを十分に抑制して、推進性能の低下を抑制す
ることが可能な船舶を提供する。 【解決手段】 船体12の第1の側板22に設けられた
第1の開口部24と、船体12の第2の側板26に設け
られた第2の開口部28と、第1の開口部24と第2の
開口部28とを繋ぐ第1の流路30と、第1の流路30
内に設けられた第1のプロペラ32と、を備え、第1の
流路30の第1の開口部24側の端部部分は、第1の開
口部24から船体中心面に向かって、且つ船首方向に向
かって延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船舶に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、砕氷能力を備えた船舶の開発が進
み、砕氷船のみならず、貨物船や客船などの船舶におい
て、氷海域を航路として利用できるようになっている。
【0003】氷海域を航路として利用するときには、砕
けた氷が船側にまとわりつくのを防止して、推進性能の
著しい低下を抑制する必要がある。
【0004】そこで、従来より、船首部に補助推進器を
設けた船舶や、あるいは船首部に主推進器自体を設けた
船舶が開発されている。これらの船舶では、船首部に設
けられた推進器により、船尾方向へ水流を生じさせ、こ
の水流により氷が船側にまとわりつくのを防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、船首部
に推進器を設けた船舶では、船体の構成、特に船首部の
構成が複雑になるばかりか、複雑な船首構造による推進
抵抗の増加、及び船尾形状により整えられた流れを利用
できないことによる推進効率の悪化によって、推進性能
が低下するという問題があった。
【0006】そこで本発明は、簡単な構成にもかかわら
ず、船側への氷のまとわり付きを十分に抑制して、推進
性能の低下を抑制することが可能な船舶を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る船舶は、
(1)船体の第1の側板に設けられた第1の開口部と、
(2)船体の第2の側板に設けられた第2の開口部と、
(3)第1の開口部と第2の開口部とを繋ぐ第1の流路
と、(4)第1の流路内に設けられた第1のプロペラ
と、を備える。そして、第1の流路の第1の開口部側の
端部部分は、第1の開口部から船体中心面に向かって、
且つ船首方向に向かって延びていることを特徴とする。
【0008】この船舶では、第1のプロペラを回転させ
ることにより、第2の開口部から第1の流路内に吸い込
んだ水を、第1の開口部から船尾方向に向かって噴出さ
せることができる。よって、第1の側板への氷のまとわ
り付きを十分に抑制することができ、推進性能の低下を
抑制することができる。
【0009】本発明に係る船舶では、第1の流路の第1
の開口部側の端部部分は、第1の開口部から船体の底部
に向かって延びていることを特徴としてもよい。このよ
うにすれば、第1の開口部から噴出される水の噴出方向
は、単に船尾方向のみならず、水面下から水面を突き上
げる方向にも向けられる。よって、第1の開口部から噴
出された水の流れを水面にまでより確実に伝えることに
より、第1の側板への氷のまとわり付きをより十分に抑
制することができ、推進性能の低下をより一層抑制する
ことができる。
【0010】本発明に係る船舶では、第1の流路の第2
の開口部側の端部部分は、第2の開口部から船体中心面
に向かって、且つ船首方向に向かって延びていることを
特徴としてもよい。このようにすれば、第2の開口部か
ら水を吸い込むとき、第1の流路内に氷が吸い込まれる
おそれを低減することができる。また、プロペラの回転
を逆転すれば、第1の開口部から第1の流路内に吸い込
んだ水を、第2の開口部から船尾方向に向かって噴出さ
せることができる。よって、第2の側板への氷のまとわ
り付きをも十分に抑制することができ、推進性能の低下
をより一層抑制することができる。なお、第1の流路の
第1の開口部側の端部部分は、第1の開口部から船体中
心面に向かって、且つ船首方向に向かって延びているた
め、第1の開口部から水を吸い込むときも、第1の流路
内に氷が吸い込まれるおそれを低減することができる。
【0011】本発明に係る船舶では、第1の流路の第2
の開口部側の端部部分は、第2の開口部から船体の底部
に向かって延びていることを特徴としてもよい。このよ
うにすれば、第2の開口部から噴出される水の噴出方向
は、単に船尾方向のみならず、水面下から水面を突き上
げる方向にも向けられる。よって、第2の開口部から噴
出された水の流れを水面にまでより確実に伝えることに
より、第2の側板への氷のまとわり付きをより十分に抑
制することができ、推進性能の低下をより一層抑制する
ことができる。
【0012】本発明に係る船舶では、(1)船体の第1
の側板に設けられた第1の開口部と、(2)船体の第2
の側板に設けられた第2の開口部と、(3)第1の開口
部と第2の開口部とを繋ぐ第1の流路と、(4)第1の
流路内に設けられた第1のプロペラと、(5)船体の第
2の側板に設けられた第3の開口部と、(6)船体の第
1の側板に設けられた第4の開口部と、(7)第3の開
口部と第4の開口部とを繋ぐ第2の流路と、(8)第2
の流路内に設けられた第2のプロペラと、を備える。そ
して、第1の流路の第1の開口部側の端部部分は、第1
の開口部から船体中心面に向かって、且つ船首方向に向
かって延びており、第2の流路の第3の開口部側の端部
部分は、第3の開口部から船体中心面に向かって、且つ
船首方向に向かって延びていることを特徴とする。
【0013】この船舶では、第1のプロペラを回転させ
ることにより、第2の開口部から第1の流路内に吸い込
んだ水を、第1の開口部から船尾方向に向かって噴出さ
せることができる。よって、第1の側板への氷のまとわ
り付きを十分に抑制することができる。また、第2のプ
ロペラを回転させることにより、第4の開口部から第2
の流路内に吸い込んだ水を、第3の開口部から船尾方向
に向かって噴出させることができる。よって、第2の側
板への氷のまとわり付きを十分に抑制することができ
る。このように、両側板への氷のまとわり付きを十分に
抑制することができるため、推進性能の低下を十分に抑
制することができる。
【0014】本発明に係る船舶では、第1の流路の第1
の開口部側の端部部分は、第1の開口部から船体の底部
に向かって延びていることを特徴としてもよい。このよ
うにすれば、第1の開口部から噴出される水の噴出方向
は、単に船尾方向のみならず、水面下から水面を突き上
げる方向にも向けられる。よって、第1の開口部から噴
出された水の流れを水面にまでより確実に伝えることに
より、第1の側板への氷のまとわり付きをより十分に抑
制することができ、推進性能の低下をより一層抑制する
ことができる。
【0015】本発明に係る船舶では、第2の流路の第3
の開口部側の端部部分は、第3の開口部から船体の底部
に向かって延びていることを特徴としてもよい。このよ
うにすれば、第3の開口部から噴出される水の噴出方向
も、単に船尾方向のみならず、水面下から水面を突き上
げる方向にも向けられる。よって、第2の開口部から噴
出された水の流れを水面にまでより確実に伝えることに
より、第2の側板への氷のまとわり付きをより十分に抑
制することができ、推進性能の低下をより一層抑制する
ことができる。
【0016】本発明に係る船舶では、第1の流路の第2
の開口部側の端部部分は、第2の開口部から船体中心面
に向かって、且つ船首方向に向かって延びていることを
特徴としてもよい。このようにすれば、第2の開口部か
ら水を吸い込むとき、第1の流路内に氷が吸い込まれる
おそれを低減することができる。
【0017】本発明に係る船舶では、第2の流路の第4
の開口部側の端部部分は、第4の開口部から船体中心面
に向かって、且つ船首方向に向かって延びていることを
特徴としてもよい。このようにすれば、第4の開口部か
ら水を吸い込むとき、第2の流路内に氷が吸い込まれる
おそれを低減することができる。
【0018】本発明に係る船舶では、第2の開口部は、
第1の開口部よりも低い位置に設けられていることを特
徴としてもよい。このようにすれば、第2の開口部から
水を吸い込むとき、第1の流路内に氷が吸い込まれるお
それを低減することができる。
【0019】本発明に係る船舶では、第4の開口部は、
第3の開口部よりも低い位置に設けられていることを特
徴としてもよい。このようにすれば、第4の開口部から
水を吸い込むとき、第2の流路内に氷が吸い込まれるお
それを低減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施形態について説明する。なお、図面の
説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複す
る説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のも
のと必ずしも一致していない。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態に係る船舶を示
す右側面図である。また図2(a)及び図2(b)は、
それぞれ第1実施形態に係る船舶の船首部付近の構成を
示す平面図及び正面図である。
【0021】図1に示すように、船舶10は、船体12
と、推進器14と、舵16と、を備えている。この船舶
10は、砕氷を専らの目的として建造された砕氷船のみ
ならず、例えばタンカー、コンテナ船、客船等、いずれ
の種類の船舶であることができる。
【0022】この船舶10の船体12の船首部付近に
は、図2に示すように、第1のスラスタ18及び第2の
スラスタ20が設けられている。第1のスラスタ18
は、左舷側板(第1の側板)22に設けられ海水を噴出
するための左舷噴出口部(第1の開口部)24と、右舷
側板(第2の側板)26に設けられ海水を吸入するため
の右舷吸入口部(第2の開口部)28と、第1の導管部
(第1の流路)30と、第1の導管部30内に設けられ
た第1のプロペラ32と、を有している。
【0023】左舷噴出口部24は、喫水線より下方であ
って喫水線の近くに設けられている。右舷吸入口部28
は、左舷噴出口部24よりも船体12の底部側のより低
い位置に設けられており、かつより船首側に設けられて
いる。第1の導管部30は、左舷側板22と右舷側板2
6との間に直線的に横架されており、これら左舷噴出口
部24と右舷吸入口部28とを連通している。
【0024】よって、第1の導管部30の左舷噴出口部
24側の端部部分は、図2(a)に示すように、左舷噴
出口部24から船体中心面に向かって、且つ船首方向に
向かって延びている。なお、本明細書において、船体中
心面とは、図1及び図2に示すように、上甲板34上に
あって船舶10の左舷側と右舷側とを対称に分ける中心
線Xを含み、船首垂線(F.P.)Yに沿う平面のこと
を指す。ここで、船首垂線Yに沿ってみたとき、図2
(a)に示すように、第1の導管部30の左舷噴出口部
24側の端部部分と、中心線Xに垂直な基準線と、がな
す角度θ1は、70度以下であると好ましい。
【0025】また、第1の導管部30の左舷噴出口部2
4側の端部部分は、図2(b)に示すように、左舷噴出
口部24から船体12の底部に向かって延びている。こ
こで、中心線Xに沿ってみたとき、図2(b)に示すよ
うに、第1の導管部30の左舷噴出口部24側の端部部
分と、船首垂線Yに垂直な基準線と、がなす角度θ2
は、70度以下であると好ましい。
【0026】第1のプロペラ32は、第1の導管部30
内であって左舷噴出口部24の近くに設けられている。
この第1のプロペラ32は、図示しない駆動部により、
正逆回転可能に設けられている。
【0027】一方、第2のスラスタ20は、右舷側板2
6に設けられ海水を噴出するための右舷噴出口部(第3
の開口部)36と、左舷側板28に設けられ海水を吸入
するための左舷吸入口部(第4の開口部)38と、第2
の導管部(第2の流路)40と、第2の導管部40内に
設けられた第2のプロペラ42と、を有している。
【0028】右舷噴出口部36は、喫水線より下方であ
って喫水線の近くに設けられている。左舷吸入口部38
は、右舷噴出口部36よりも船体12の底部側のより低
い位置に設けられており、かつより船首側に設けられて
いる。第2の導管部40は、左舷側板22と右舷側板2
6との間に直線的に横架されており、これら右舷噴出口
部36と左舷吸入口部38とを連通している。
【0029】よって、第2の導管部40の右舷噴出口部
36側の端部部分は、図2(a)に示すように、右舷噴
出口部36から船体中心面に向かって、且つ船首方向に
向かって延びている。ここで、船首垂線Yに沿ってみた
とき、図2(a)に示すように、第2の導管部40の右
舷噴出口部36側の端部部分と、中心線Xに垂直な基準
線と、がなす角度θ3は、70度以下であると好まし
い。
【0030】また、第2の導管部40の右舷噴出口部3
6側の端部部分は、図2(b)に示すように、右舷噴出
口部36から船体12の底部に向かって延びている。こ
こで、中心線Xに沿ってみたとき、図2(b)に示すよ
うに、第2の導管部40の右舷噴出口部36側の端部部
分と、船首垂線Yに垂直な基準線と、がなす角度θ4
は、70度以下であると好ましい。
【0031】第2のプロペラ42は、第2の導管部40
内であって右舷噴出口部36の近くに設けられている。
この第2のプロペラ42は、図示しない駆動部により、
正逆回転可能に設けられている。
【0032】なお、上記した第1及び第2のスラスタ1
8,20は、互いに交り合わないように、相互の位置が
調整されている。
【0033】次に、第1実施形態に係る船舶10の作用
及び効果について説明する。
【0034】第1のプロペラ32が正方向に回転する
と、第1の導管部30内には、右舷吸入口部28から海
水が吸入される(図3(b)参照)。それと共に、左舷
噴出口部24から海水が噴出される(図3(a)参
照)。このとき、第1の導管部30の左舷噴出口部24
側の端部部分は、図2(a)に示すように、左舷噴出口
部24から船体中心面に向かって、且つ船首方向に向か
って延びているため、左舷噴出口部24からは船尾方向
に向かって所定角度で海水が噴出される。また、第1の
導管部30の左舷噴出口部24側の端部部分は、図2
(b)に示すように、左舷噴出口部24から船体12の
底部に向かって延びているため、左舷噴出口部24から
は水面下から水面を突き上げる方向に所定角度で海水が
噴出される。従って、図3(a)に示すように、左舷噴
出口部24から噴出された海水により、左舷側板22へ
の氷Iのまとわり付きが十分に抑制される。
【0035】また、第2のプロペラ42が正方向に回転
すると、第2の導管部40内には、左舷吸入口部38か
ら海水が吸入される(図3(a)参照)。それと共に、
右舷噴出口部36から海水が噴出される(図3(b)参
照)。このとき、第2の導管部40の右舷噴出口部36
側の端部部分は、図2(a)に示すように、右舷噴出口
部36から船体中心面に向かって、且つ船首方向に向か
って延びているため、右舷噴出口部36からは船尾方向
に向かって所定角度で海水が噴出される。また、第2の
導管部30の右舷噴出口部36側の端部部分は、図2
(b)に示すように、右舷噴出口部36から船体12の
底部に向かって延びているため、右舷噴出口部36から
は水面下から水面を突き上げる方向に所定角度で海水が
噴出される。従って、図3(b)に示すように、右舷噴
出口部36から噴出された海水により、右舷側板26へ
の氷Iのまとわり付きが十分に抑制される。
【0036】このようにして、左舷及び右舷の両側板2
2,26への氷Iのまとわり付きを十分に抑制すること
ができるため、氷海域における船舶10の推進性能の低
下を十分に抑制することが可能となる。
【0037】また、左舷噴出口部24及び右舷噴出口部
36は、喫水線より下方であって喫水線の近くに設けら
れているため、氷Iにはより大きな力で海水が吹き付け
られる。従って、左舷及び右舷の両側板22,26への
氷Iのまとわり付きがより十分に抑制され、推進性能の
低下を十分に抑制することが可能となる。このとき、右
舷吸入口部28は、左舷噴出口部24よりも船体12の
底部側のより低い位置に設けられており、また左舷吸入
口部38は、右舷噴出口部36よりも船体12の底部側
のより低い位置に設けられているため、海水を吸入する
際に、第1及び第2の導管部30,40内に氷Iが流入
するおそれを低減することができる。その結果、第1及
び第2の導管部30,40が目詰まりを起こしたり、第
1及び第2の導管部30,40内に設けられた第1及び
第2のプロペラ32,42が損傷したりするおそれを低
減することが可能となる。
【0038】なお、本実施形態に係る船舶10では、前
述した通り、第1及び第2のスラスタ18,20を備え
ることにより、左舷及び右舷の両側板22,26への氷
Iのまとわり付きを抑制することができるが、第1及び
第2のスラスタ18,20は、船舶10の定点保持に用
いることも可能である。
【0039】すなわち、図4(a)に示すように、第1
のプロペラ32を正方向に回転させることにより、第1
の導管部30には右舷吸入口部28から海水が吸入され
る。これと共に、左舷噴出口部24からは、船尾方向へ
向けて所定角度で海水が噴出される。また、第2のプロ
ペラ42を正方向とは逆方向に回転させることにより、
第2の導管部40には右舷噴出口部36から海水が吸入
される。これと共に、左舷吸入口部38からは、船首方
向へ向けて所定角度で海水が噴出される。
【0040】左舷噴出口部24から噴出された海水のパ
ワーF0は、船尾方向の力F1と左舷方向の力F1とに
分解することができ、また左舷吸入口部38から噴出さ
れた海水のパワーG0は、船首方向の力G1と左舷方向
の力G2とに分解することができる。従って、船尾方向
の力F1と船首方向の力G1とが等しくなるように第1
及び第2のプロペラ32,42を回転させることによ
り、左舷方向へ所定のパワーで海水が噴出され、これに
より右舷方向へ船舶10を旋回させることが可能とな
る。
【0041】また、図4(b)に示すように、第1のプ
ロペラ32を正方向とは逆方向に回転させることによ
り、第1の導管部30には左舷噴出口部24から海水が
吸入される。これと共に、右舷吸入口部28からは、船
首方向へ向けて所定角度で海水が噴出される。また、第
2のプロペラ42を正方向に回転させることにより、第
2の導管部40には左舷吸入口部38から海水が吸入さ
れる。これと共に、右舷噴出口部36からは、船尾方向
へ向けて所定角度で海水が噴出される。
【0042】右舷吸入口部28から噴出された海水のパ
ワーJ0は、船首方向の力J1と右舷方向の力J2とに
分解することができ、また右舷噴出口部36から噴出さ
れた海水のパワーH0は、船尾方向の力H1と右舷方向
の力H2とに分解することができる。従って、船尾方向
の力H1と船首方向の力J1とが等しくなるように第1
及び第2のプロペラ32,42を回転させることによ
り、右舷方向へ所定のパワーで海水が噴出され、これに
より左舷方向へ船舶10を旋回させることが可能とな
る。
【0043】このように、第1及び第2のプロペラ3
2,42の回転を調節することで、第1及び第2のスラ
スタ18,20を船舶10の定点保持に用いることが可
能となる。
【0044】また、近年、定点保持システム(Dynamic
Positioning System)として、推進器14のリダンダン
シー(Redundancy)が要求されるが、このように、第1
及び第2のスラスタ18,20を備えることで、船側方
向だけでなく船首方向への推力も発生することができる
ため、かかる要求を充足することが可能となる。 (第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態について
説明する。なお、上述した第1実施形態において説明し
た要素と同一の要素には同一の符号を付し、重複する説
明を省略する。
【0045】図5(a)及び図5(b)は、それぞれ第
2実施形態に係る船舶10の船首部付近の構成を示す平
面図及び正面図である。
【0046】第2実施形態に係る船舶10の船体12の
船首部付近にも、図5に示すように、第1のスラスタ及
び第2のスラスタ18,20が設けられている。第1の
スラスタ18は、左舷側板(第1の側板)22に設けら
れ海水を噴出するための左舷噴出口部(第1の開口部)
24と、右舷側板(第2の側板)26に設けられ海水を
吸入するための右舷吸入口部(第2の開口部)28と、
第1の導管部(第1の流路)30と、第1の導管部30
内に設けられた第1のプロペラ32と、を有している。
【0047】左舷噴出口部24は、喫水線より下方であ
って喫水線の近くに設けられている。右舷吸入口部28
は、左舷噴出口部24よりも船体12の底部側のより低
い位置に設けられている。右舷吸入口部28の中心線X
に沿う方向の位置は、左舷噴出口部24の中心線Xに沿
う方向の位置とほぼ等しい。第1の導管部30は、所定
形状に屈曲され、左舷側板22と右舷側板26との間に
横架されており、これら左舷噴出口部24と右舷吸入口
部28とを連通している。
【0048】よって、第1の導管部30の左舷噴出口部
24側の端部部分は、図5(a)に示すように、左舷噴
出口部24から船体中心面に向かって、且つ船首方向に
向かって延びている。ここで、船首垂線Yに沿ってみた
とき、図5(a)に示すように、第1の導管部30の左
舷噴出口部24側の端部部分と、中心線Xに垂直な基準
線と、がなす角度θ5は、70度以下であると好まし
い。
【0049】また、第1の導管部30の左舷噴出口部2
4側の端部部分は、図5(b)に示すように、左舷噴出
口部24から船体12の底部に向かって延びている。こ
こで、中心線Xに沿ってみたとき、図5(b)に示すよ
うに、第1の導管部30の左舷噴出口部24側の端部部
分と、船首垂線Yに垂直な基準線と、がなす角度θ6
は、70度以下であると好ましい。
【0050】また、本実施形態に係る船舶10では、第
1の導管部30の右舷吸入口部28側の端部部分も、図
5(a)に示すように、右舷吸入口部36から船体中心
面に向かって、且つ船首方向に向かって延びている。
【0051】第1のプロペラ32は、第1の導管部30
内のほぼ中央に設けられている。この第1のプロペラ3
2は、図示しない駆動部により、正逆回転可能に設けら
れている。
【0052】一方、第2のスラスタ20は、右舷側板2
6に設けられ海水を噴出するための右舷噴出口部(第3
の開口部)36と、左舷側板22に設けられ海水を吸入
するための左舷吸入口部(第4の開口部)38と、第2
の導管部(第2の流路)40と、第2の導管部40内に
設けられた第2のプロペラ42と、を有している。
【0053】右舷噴出口部36は、喫水線より下方であ
って喫水線の近くに設けられている。左舷吸入口部38
は、右舷噴出口部36よりも船体12の底部側のより低
い位置に設けられている。左舷吸入口部38の中心線X
に沿う方向の位置は、右舷噴出口部36の中心線Xに沿
う方向の位置とほぼ等しい。第2の導管部40は、所定
形状に屈曲され、左舷側板22と右舷側板26との間に
横架されており、これら左舷噴出口部38と右舷吸入口
部36とを連通している。
【0054】よって、第2の導管部40の右舷噴出口部
36側の端部部分は、図5(a)に示すように、右舷噴
出口部36から船体中心面に向かって、且つ船首方向に
向かって延びている。ここで、船首垂線Yに沿ってみた
とき、図5(a)に示すように、第2の導管部40の右
舷噴出口部36側の端部部分と、中心線Xに垂直な基準
線と、がなす角度θ7は、70度以下であると好まし
い。
【0055】また、第2の導管部40の右舷噴出口部3
6側の端部部分は、図5(b)に示すように、右舷噴出
口部36から船体12の底部に向かって延びている。こ
こで、中心線Xに沿ってみたとき、図5(b)に示すよ
うに、第2の導管部40の右舷噴出口部36側の端部部
分と、船首垂線Yに垂直な基準線と、がなす角度θ8
は、70度以下であると好ましい。
【0056】また、本実施形態に係る船舶10では、第
2の導管部40の左舷吸入口部38側の端部部分も、図
5(a)に示すように、左舷吸入口部38から船体中心
面に向かって、且つ船首方向に向かって延びている。
【0057】第2のプロペラ42は、第2の導管部40
内のほぼ中央に設けられている。この第2のプロペラ4
2は、図示しない駆動部により、正逆回転可能に設けら
れている。
【0058】なお、上記した第1の導管部30及び第2
の導管部40は、互いに交り合わないように、相互の位
置が調整されている。
【0059】次に、第2実施形態に係る船舶10の作用
及び効果について説明する。
【0060】第1のプロペラ32が正方向に回転する
と、第1の導管部30内には、右舷吸入口部28から海
水が吸入される(図6(b)参照)。それと共に、左舷
噴出口部24から海水が噴出される(図6(a)参
照)。このとき、第1の導管部30の左舷噴出口部24
側の端部部分は、図5(a)に示すように、左舷噴出口
部24から船体中心面に向かって、且つ船首方向に向か
って延びているため、左舷噴出口部24からは船尾方向
に向かって所定角度で海水が噴出される。また、第1の
導管部30の左舷噴出口部24側の端部部分は、図5
(b)に示すように、左舷噴出口部24から船体12の
底部に向かって延びているため、左舷噴出口部24から
は水面下から水面を突き上げる方向に所定角度で海水が
噴出される。従って、図6(a)に示すように、左舷噴
出口部24から噴出された海水により、左舷側板22へ
の氷Iのまとわり付きが十分に抑制される。
【0061】また、第2のプロペラ42が正方向に回転
すると、第2の導管部40内には、左舷吸入口部38か
ら海水が吸入される(図6(a)参照)。それと共に、
右舷噴出口部36から海水が噴出される(図6(b)参
照)。このとき、第2の導管部40の右舷噴出口部36
側の端部部分は、図5(a)に示すように、右舷噴出口
部36から船体中心面に向かって、且つ船首方向に向か
って延びているため、右舷噴出口部36からは船尾方向
に向かって所定角度で海水が噴出される。また、第2の
導管部40の右舷噴出口部36側の端部部分は、図5
(b)に示すように、右舷噴出口部36から船体12の
底部に向かって延びているため、右舷噴出口部36から
は水面下から水面を突き上げる方向に所定角度で海水が
噴出される。従って、図6(b)に示すように、右舷噴
出口部36から噴出された海水により、右舷側板26へ
の氷Iのまとわり付きが十分に抑制される。
【0062】このようにして、左舷及び右舷の両側板2
2,26への氷Iのまとわり付きを十分に抑制すること
ができるため、氷海域における船舶10の推進性能の低
下を十分に抑制することが可能となる。
【0063】また、左舷噴出口部24及び右舷噴出口部
36は、喫水線より下方であって喫水線の近くに設けら
れているため、氷Iにはより大きな力で海水が吹き付け
られる。従って、左舷及び右舷の両側板22,26への
氷Iのまとわり付きがより十分に抑制され、推進性能の
低下を十分に抑制することが可能となる。このとき、右
舷吸入口部28は、左舷噴出口部24よりも船体12の
底部側のより低い位置に設けられており、また左舷吸入
口部38は、右舷噴出口部36よりも船体12の底部側
のより低い位置に設けられているため、海水を吸入する
際に、第1及び第2の導管部30,40内に氷が流入す
るおそれを低減することができる。その結果、第1及び
第2の導管部30,40が目詰まりを起こしたり、第1
及び第2の導管部30,40内に設けられた第1及び第
2のプロペラ32,42が損傷したりするおそれを低減
することが可能となる。
【0064】また、本実施形態に係る船舶10では、第
1の導管部30の右舷吸入口部28側の端部部分、及び
第2の導管部40の左舷吸入口部38側の端部部分も、
図5(a)に示すように、船体中心面に向かって、且つ
船首方向に向かって延びているため、海水を吸入する際
に、第1及び第2の導管部30,40内に氷Iが流入す
るおそれをより一層低減することができる。その結果、
第1及び第2の導管部30,40が目詰まりを起こした
り、第1及び第2の導管部30,40内に設けられた第
1及び第2のプロペラ32,42が損傷したりするおそ
れをより一層低減することが可能となる。 (第3実施形態)次に、本発明の第3実施形態について
説明する。なお、上述した第1及び第2実施形態におい
て説明した要素と同一の要素には同一の符号を付し、重
複する説明を省略する。
【0065】図7(a)及び図7(b)は、それぞれ第
3実施形態に係る船舶10の船首部付近の構成を示す平
面図及び正面図である。
【0066】第3実施形態に係る船舶10の船体12の
船首部付近には、図7に示すように、一のスラスタ50
が設けられている。スラスタ50は、左舷側板(第1の
側板)22に設けられた左舷開口部(第1の開口部)5
2と、右舷側板(第2の側板)26に設けられた右舷開
口部(第2の開口部)54と、導管部(第1の流路)5
6と、導管部56内に設けられたプロペラ(第1のプロ
ペラ)58と、を有している。
【0067】左舷開口部52は、喫水線より下方であっ
て喫水線の近くに設けられている。また右舷開口部54
も、喫水線より下方であって喫水線の近くに設けられて
いる。右舷開口部54の中心線Xに沿う方向の位置は、
左舷開口部52の中心線Xに沿う方向の位置とほぼ等し
い。第1の導管部56は、所定形状に屈曲され、左舷側
板22と右舷側板26との間に横架されており、これら
左舷開口部52と右舷開口部54とを連通している。
【0068】よって、導管部56の左舷開口部52側の
端部部分は、図7(a)に示すように、左舷開口部52
から船体中心面に向かって、且つ船首方向に向かって延
びている。ここで、船首垂線Yに沿ってみたとき、図7
(a)に示すように、導管部56の左舷開口部52側の
端部部分と、中心線Xに垂直な基準線と、がなす角度θ
9は、70度以下であると好ましい。
【0069】また、導管部56の左舷開口部52側の端
部部分は、図7(b)に示すように、左舷開口部52か
ら船体12の底部に向かって延びている。ここで、中心
線Xに沿ってみたとき、図7(b)に示すように、導管
部56の左舷開口部52側の端部部分と、船首垂線Yに
垂直な基準線と、がなす角度θ10は、70度以下であ
ると好ましい。
【0070】また、導管部56の右舷開口部54側の端
部部分は、図7(a)に示すように、右舷開口部54か
ら船体中心面に向かって、且つ船首方向に向かって延び
ている。ここで、船首垂線Yに沿ってみたとき、図7
(a)に示すように、導管部56の右舷開口部54側の
端部部分と、中心線Xに垂直な基準線と、がなす角度θ
11は、70度以下であると好ましい。
【0071】また、導管部56の右舷開口部54側の端
部部分は、図7(b)に示すように、右舷開口部54か
ら船体12の底部に向かって延びている。ここで、中心
線Xに沿ってみたとき、図7(b)に示すように、導管
部56の右舷開口部54側の端部部分と、船首垂線Yに
垂直な基準線と、がなす角度θ12は、70度以下であ
ると好ましい。
【0072】プロペラ58は、導管部56内のほぼ中央
に設けられている。このプロペラ58は、図示しない駆
動部により、正逆回転可能に設けられている。
【0073】次に、第3実施形態に係る船舶10の作用
及び効果について説明する。
【0074】プロペラ58が正方向に回転すると、導管
部56内には、右舷開口部54から海水が吸入される
(図8(b)参照)。それと共に、左舷開口部52から
海水が噴出される(図8(a)参照)。このとき、導管
部56の左舷開口部52側の端部部分は、図7(a)に
示すように、左舷開口部52から船体中心面に向かっ
て、且つ船首方向に向かって延びているため、左舷開口
部52からは船尾方向に向かって所定角度で海水が噴出
される。また、導管部56の左舷開口部52側の端部部
分は、図7(b)に示すように、左舷開口部52から船
体12の底部に向かって延びているため、左舷開口部5
2からは水面下から水面を突き上げる方向に所定角度で
海水が噴出される。従って、図8(a)に示すように、
左舷開口部52から噴出された海水により、左舷側板2
2への氷Iのまとわり付きが十分に抑制される。
【0075】また、プロペラ58が正方向とは逆方向に
回転すると、導管部56内には、左舷開口部52から海
水が吸入される(図8(a)参照)。それと共に、右舷
開口部54から海水が噴出される(図8(b)参照)。
このとき、導管部56の右舷開口部54側の端部部分
は、図7(a)に示すように、右舷開口部54から船体
中心面に向かって、且つ船首方向に向かって延びている
ため、右舷開口部54からは船尾方向に向かって所定角
度で海水が噴出される。また、導管部56の右舷開口部
54側の端部部分は、図7(b)に示すように、右舷開
口部54から船体12の底部に向かって延びているた
め、右舷開口部54からは水面下から水面を突き上げる
方向に所定角度で海水が噴出される。従って、図8
(b)に示すように、右舷開口部54から噴出された海
水により、右舷側板26への氷Iのまとわり付きが十分
に抑制される。
【0076】このようにして、左舷及び右舷の両側板2
2,26への氷Iのまとわり付きを十分に抑制すること
ができるため、氷海域における船舶10の推進性能の低
下を十分に抑制することが可能となる。
【0077】また、左舷開口部52及び右舷開口部54
は、喫水線より下方であって喫水線の近くに設けられて
いるため、氷Iにはより大きな力で海水が吹き付けられ
る。従って、左舷及び右舷の両側板22,26への氷I
のまとわり付きがより十分に抑制され、推進性能の低下
を十分に抑制することが可能となる。
【0078】また、導管部56の右舷開口部54側の端
部部分、及び左舷開口部52側の端部部分は、図7
(a)に示すように、それぞれ船体中心面に向かって、
且つ船首方向に向かって延びているため、海水を吸入す
る際に、導管部56内に氷Iが流入するおそれを低減す
ることができる。その結果、導管部56が目詰まりを起
こしたり、導管部56内に設けられたプロペラ58が損
傷したりするおそれを低減することが可能となる。な
お、構成はこれよりも複雑となるが、複数設けること可
能でありこの場合は更に氷のまつわり付きが抑制でき
る。
【0079】また、本実施形態に係る船舶10では、ス
ラスタ50を一つ設けるのみであるため、構成の簡素化
を図ることが可能となる。
【0080】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れることなく、種々の変形が可能である。
【0081】例えば、上記した第1〜第3実施形態に係
る船舶10において、プロペラは、導管部内であればい
ずれの位置に設けることができる。
【0082】また、第1及び第3実施形態に係る船舶1
0において、吸入口部にメッシュ状のカバーを設けても
よい。このようにすれば、海水を吸入する際に、導管部
内に氷が流入するおそれを低減することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明に係る船舶によれば、簡単な構成
にもかかわらず、船側への氷のまとわり付きを十分に抑
制して、推進性能の低下を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る船舶を示す右側面図であ
る。
【図2】図2(a)及び図2(b)は、それぞれ第1実
施形態に係る船舶の船首部付近の構成を示す平面図及び
正面図である。
【図3】図3(a)及び図3(b)は、それぞれ第1実
施形態に係る船舶の左舷側及び右舷側において、海水の
吸入及び噴出の様子を示す図である。
【図4】第1実施形態に係る船舶において、第1及び第
2のスラスタを定点保持に用いる様子を説明するための
図である。
【図5】図5(a)及び図5(b)は、それぞれ第2実
施形態に係る船舶の船首部付近の構成を示す平面図及び
正面図である。
【図6】図6(a)及び図6(b)は、それぞれ第2実
施形態に係る船舶の左舷側及び右舷側において、海水の
吸入及び噴出の様子を示す図である。
【図7】図7(a)及び図7(b)は、それぞれ第3実
施形態に係る船舶の船首部付近の構成を示す平面図及び
正面図である。
【図8】図8(a)及び図8(b)は、それぞれ第3実
施形態に係る船舶の左舷側及び右舷側において、海水の
吸入及び噴出の様子を示す図である。
【符号の説明】 10…船舶、12…船体、18…第1のスラスタ、20
…第2のスラスタ、22…左舷側板、24…左舷噴出口
部、26…右舷側板、28…右舷吸入口部、30…第1
の導管部、32…第1のプロペラ、36…右舷噴出口
部、38…左舷吸入口部、40…第2の導管部、42…
第2のプロペラ、50…スラスタ、52…左舷開口部、
54…右舷開口部、56…導管部、58…プロペラ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体の第1の側板に設けられた第1の開
    口部と、 前記船体の第2の側板に設けられた第2の開口部と、 前記第1の開口部と前記第2の開口部とを繋ぐ第1の流
    路と、 前記第1の流路内に設けられた第1のプロペラと、を備
    え、 前記第1の流路の前記第1の開口部側の端部部分は、該
    第1の開口部から船体中心面に向かって、且つ船首方向
    に向かって延びていることを特徴とする船舶。
  2. 【請求項2】 前記第1の流路の前記第1の開口部側の
    前記端部部分は、該第1の開口部から前記船体の底部に
    向かって延びていることを特徴とする請求項1に記載の
    船舶。
  3. 【請求項3】 前記第1の流路の前記第2の開口部側の
    端部部分は、該第2の開口部から船体中心面に向かっ
    て、且つ船首方向に向かって延びていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の船舶。
  4. 【請求項4】 前記第1の流路の前記第2の開口部側の
    前記端部部分は、該第2の開口部から前記船体の底部に
    向かって延びていることを特徴とする請求項3に記載の
    船舶。
  5. 【請求項5】 船体の第1の側板に設けられた第1の開
    口部と、 前記船体の第2の側板に設けられた第2の開口部と、 前記第1の開口部と前記第2の開口部とを繋ぐ第1の流
    路と、 前記第1の流路内に設けられた第1のプロペラと、 前記船体の第2の側板に設けられた第3の開口部と、 前記船体の第1の側板に設けられた第4の開口部と、 前記第3の開口部と前記第4の開口部とを繋ぐ第2の流
    路と、 前記第2の流路内に設けられた第2のプロペラと、を備
    え、 前記第1の流路の前記第1の開口部側の端部部分は、該
    第1の開口部から船体中心面に向かって、且つ船首方向
    に向かって延びており、 前記第2の流路の前記第3の開口部側の端部部分は、該
    第3の開口部から船体中心面に向かって、且つ船首方向
    に向かって延びていることを特徴とする船舶。
  6. 【請求項6】 前記第1の流路の前記第1の開口部側の
    前記端部部分は、該第1の開口部から前記船体の底部に
    向かって延びていることを特徴とする請求項5に記載の
    船舶。
  7. 【請求項7】 前記第2の流路の前記第3の開口部側の
    前記端部部分は、該第3の開口部から前記船体の底部に
    向かって延びていることを特徴とする請求項5又は請求
    項6に記載の船舶。
  8. 【請求項8】 前記第1の流路の前記第2の開口部側の
    端部部分は、該第2の開口部から船体中心面に向かっ
    て、且つ船首方向に向かって延びていることを特徴とす
    る請求項5〜7のいずれかに記載の船舶。
  9. 【請求項9】 前記第2の流路の前記第4の開口部側の
    端部部分は、該第4の開口部から船体中心面に向かっ
    て、且つ船首方向に向かって延びていることを特徴とす
    る請求項5〜8のいずれかに記載の船舶。
  10. 【請求項10】 前記第2の開口部は、前記第1の開口
    部よりも低い位置に設けられていることを特徴とする請
    求項5〜9のいずれかに記載の船舶。
  11. 【請求項11】 前記第4の開口部は、前記第3の開口
    部よりも低い位置に設けられていることを特徴とする請
    求項5〜10のいずれかに記載の船舶。
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