JP2003257227A - 照明装置およびそれを備える表示装置ならびに導光板 - Google Patents
照明装置およびそれを備える表示装置ならびに導光板Info
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Abstract
備える表示装置を提供する。 【解決手段】 光源10と、光源10から出射された光
を受ける第1側面22aと、第1側面22aに対向する
第2側面22bと、第1側面22aと第2側面22bと
の間に位置し互いに対向する第3側面22cおよび第4
側面22dと、第1、第2、第3および第4側面を介し
て互いに対向する出射面22eおよび対向面22fとを
有する導光板20とを備える。導光板20は、それぞれ
が出射面22eの法線方向に所定の厚さを有する第1導
光層20aおよび第2導光層20bから構成される。第
1導光層20aは、第1側面22aから導光板20の内
部に入射した光を出射面22eに向けて反射する反射膜
25をその内部に複数有しており、第2導光層20b
は、反射膜を有していない。
Description
およびそれを備えた表示装置に関し、特に、反射型液晶
表示装置のフロントライトとして好適に用いられる導光
板、照明装置およびそれを備えた表示装置に関する。
力であるという特徴を生かして、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータなどのOA機器、電子手帳などの
携帯情報機器、あるいは液晶モニターを備えたカメラー
体型VTRなどに広く用いられている。
大別される。液晶表示装置は、CRT(ブラウン管)や
EL(エレクトロルミネッセンス)などの自発光型の表示
装置ではなく、透過型は、液晶表示パネルの背後に配置
された照明装置(いわゆるバックライト)の光を用いて
表示を行い、反射型は、周囲光を用いて表示を行ってい
る。
度の周囲光が得られない場合の表示品位を向上するため
の照明装置を備えたものが知られており、この照明装置
は、透過型液晶表示装置の照明装置が「バックライト」
と称されるのに対して、「フロントライト」と称され
る。
て、従来から種々の照明装置が提案されており、例え
ば、特開平8−94844公報は、バックライトおよび
フロントライトとして図38に模式的に示す照明装置4
00を開示している。以下、図38を参照しながら、こ
の照明装置400をフロントライトとして備える反射型
液晶表示装置450の構成を説明する。
表示パネル430と、反射型液晶表示パネル430の観
察者側に配置された照明装置(フロントライト)400
とを有している。照明装置400は、光源410と、導
光板420とを有しており、光源410を囲むように反
射部材412が設けられている。
(入射側面)422aと、第1側面422aに対向する
第2側面(対向側面)422bと、第1側面422aと
第2側面422bとの間に位置し互いに対向する第3側
面および第4側面(いずれも不図示)と、光源410か
ら入射した光を出射する出射面422cと、出射面42
2cに対向する対向面422dとを有している。導光板
420の出射面422c側に反射型液晶表示パネル43
0が配置される。対向面422dは、伝搬面422d1
と反射面422d2とを有し、鋸歯状の断面形状を有す
る。
から導光板420内部に入射した光は、伝搬面422d
1と出射面422cとで全反射を繰り返しながら、第2
側面422bに向けて伝搬する。導光板420内部を伝
搬する光の一部は、反射面422d2で反射され、出射
面422cから反射型液晶表示パネル430に向けて出
射される。反射型液晶表示パネル430によって反射さ
れた光は、出射面422cから再び導光板420に入射
し、導光板420を通過した後、対向面422dから観
察者側に出射され、表示に用いられる。
は、フロントライトとして図39(a)に模式的に示す
照明装置500を開示している。以下、図39(a)を
参照しながら、この照明装置500をフロントライトし
て備える反射型液晶表示装置550の構成を説明する。
表示パネル530と、反射型液晶表示パネル530の観
察者側に配置された照明装置(フロントライト)500
とを有している。照明装置500は、光源510と、導
光板520とを有している。光源510を囲むように、
反射部材512が設けられており、光源510と導光板
520との間には、集光手段513が設けられている。
520aと、反射型液晶表示パネル530側に配置され
た出射面520bと、観察者側に配置され出射面に対向
する対向面520cと、入射側面、出射面および対向面
を介して互いに対向する第1側面および第2側面(いず
れも不図示)とを有している。導光板520は、入射側
面520aから遠ざかるにつれて出射面520bと対向
面520cとの間隔が狭くなる楔型の形状を有してお
り、出射面520bおよび対向面520cに垂直な方向
に沿った断面の形状は、三角形である。また、入射側面
520aは、出射面520bの法線に対して傾斜して配
置され、入射側面520aと出射面520bとは鈍角を
なしている。
から導光板520内に入射した光は、導光板520内部
を伝搬する。導光板520内部を伝搬する光のうち、出
射面520aにおける全反射条件を満たさない光が、出
射面520bから反射型液晶表示パネル530に向けて
出射される。反射型液晶表示パネル530によって反射
された光は、出射面520bから再び導光板520に入
射し、導光板520を通過した後、対向面520cから
観察者側に出射され、表示に用いられる。
は、フロントライトとして図39(b)に模式的に示す
照明装置500’を備える反射型液晶表示装置550’
を開示している。反射型液晶表示装置550’は、導光
板520の出射面520b側に光進行方向制御手段52
4を有している点において反射型液晶表示装置550と
異なる。反射型液晶表示装置550’においては、導光
板520bの出射面520b側に光進行方向制御手段5
24が設けられているので、出射面520bから出射さ
れた光は、光進行方向制御手段524を通過することに
よって、出射面520bの法線方向に近くなるように進
行方向を変えられる。
公報に開示されている照明装置には、以下の問題がある
ことを本願発明者は見出した。
れている照明装置400においては、導光板420の対
向面422dに伝搬面422d1と反射面422d2と
からなる凹凸が形成されているので、この凹凸が破損し
たり、この凹凸に異物が付着したりすることによって、
照明光に悪影響が及ぼされ、液晶表示装置の表示品位が
低下する。照明装置400がフロントライトとして用い
られる場合、対向面422dが観察者側に配置されるの
で、凹凸の破損や凹凸への異物の付着が特に発生しやす
く、図38に示したような、照明装置400をフロント
ライトとして備える反射型液晶表示装置450におい
て、表示品位の低下は顕著である。
防止するために、図40(a)に模式的に示す、三洋電
機株式会社製の携帯端末(RZ−J90)に搭載されて
いる表示装置600においては、導光板620の前面
(観察者側)に保護板630が設けられている。
プ株式会社製の携帯端末(MI−310)に搭載されて
いる表示装置700のように、導光板720の前面(観
察者側)にタッチパネル730が配置されていると、こ
のタッチパネル730が上述の保護板としての機能を果
たす。タッチパネル730は、典型的には、透明導電膜
からなる下部電極732とスペーサ738とを有する下
部電極基板731と、透明導電膜からなる上部電極73
4を有する上部電極フィルム736とが、接着部733
を介して貼り合わされた構成を有する。このタッチパネ
ル730においては、上部電極フィルム736を押圧す
ることによる変形に応じて、上部電極734と下部電極
732とが導通し、情報が入力される。
に保護板やタッチパネルを設けると、保護板やタッチパ
ネルの表面反射によって表示装置の表示品位が低下する
という問題がある。また、導光板の前面に保護板やタッ
チパネルを設けると、表示装置が厚型化するという問題
もある。
公報に開示されている照明装置500においては、導光
板520の表面に凹凸が形成されていないので、凹凸の
欠損などによって照明光に悪影響がおよぼされることが
ない。
ては、出射面520bから出射される光は、出射面52
0bに対して垂直に出射しないので、反射型液晶表示パ
ネル530を有効に照明することができない。出射面5
20bと対向面520cとのなす角を大きくすることに
よって、出射する光の進行方向を出射面520bの法線
方向に近づけることができるが、導光板520の厚さが
厚くなるので、表示装置が厚型化する。
公報に開示されている照明装置500’においては、光
進行方向制御手段524が設けられていることによっ
て、出射面520bから出射する光の進行方向を出射面
520bの法線方向に近くすることが可能となるが、こ
のような光進行方向制御手段524を設けると、反射型
液晶表示パネル530から出射された光が、光進行方向
規制手段524を通過することによって、その進行方向
を変えられてしまう。そのため、照明装置500’を備
える反射型液晶表示装置550’は、有効に画像を表示
することができない。
のであり、その目的は、信頼性の高い導光板、照明装置
およびそれを備える表示装置を提供することにある。
は、光源と、前記光源から出射された光を受ける第1側
面と、前記第1側面に対向する第2側面と、前記第1側
面と前記第2側面との間に位置し互いに対向する第3側
面および第4側面と、前記第1、第2、第3および第4
側面を介して互いに対向する出射面および対向面とを有
する導光板とを備え、前記導光板は、それぞれが前記出
射面の法線方向に所定の厚さを有する第1導光層および
第2導光層から構成され、前記第1導光層は、前記第1
側面から前記導光板の内部に入射した光を前記出射面に
向けて反射する反射膜をその内部に複数有しており、前
記第2導光層は、反射膜を有しておらず、そのことによ
って上記目的が達成される。
と、前記導光板の臨界角θとが、45°−θ/2<α<
45°+θ/2の関係を満足することが好ましい。
と、前記導光板の臨界角θとが、θ<α<45°+θ/
2の関係を満足することが好ましい。
ることが好ましい。
sの総和ΣΔsと、前記反射膜の反射率rと、前記導光
板の前記出射面の面積Sとが、0<(ΣΔs/S)・r
≦0.08の関係を満足することが好ましい。
見た形状が線状に形成されていてもよい。
見た形状が島状に形成されていてもよい。
体多層膜であってもよい。
した光の主光線の前記誘電体膜または前記誘電体多層膜
に対する入射角をβとするとき、前記主光線の前記誘電
体膜または前記誘電体多層膜に対する屈折角γ、前記誘
電体膜または前記誘電体多層膜の厚さd、前記誘電体膜
または前記誘電体多層膜の屈折率n、および前記第1導
光層の屈折率n0が、380/(4n・cosγ)≦d
≦780/(4n・cosγ)およびn0・sinβ=
n・sinγの関係を満足することが好ましい。
と、前記第1導光体と前記第2導光体との間に設けられ
た接着層とが、前記出射面の法線方向に沿って積層され
て形成されており、前記第1導光体の前記接着層側の表
面は、前記出射面に対して傾斜した傾斜領域を複数有
し、前記反射膜は、前記表面の前記傾斜領域に形成され
ている構成を有していてもよい。
は、さらに、前記出射面に対して略垂直な垂直領域を複
数有し、前記傾斜領域と前記垂直領域とが所定の方向に
沿って交互に配置されていることが好ましい。
向に沿った幅Aと、前記反射膜の、前記所定の方向に沿
った幅aとが、0<a≦Aの関係を満足することが好ま
しい。
全面に形成されていてもよい。
は、さらに、前記出射面に対して略垂直な垂直領域およ
び前記出射面に対して略平行な平行領域を複数有しても
よい。前記傾斜領域、前記垂直領域および前記平行領域
は、典型的には、所定の方向に沿って所定の順で循環的
に配置される。前記第1導光体の前記接着層側の前記表
面が、前記導光板の前記出射面近傍に位置する場合に
は、前記平行領域は、前記傾斜領域よりも前記出射面側
に位置することが好ましく、前記第1導光体の前記接着
層側の前記表面が、前記導光板の前記対向面近傍に位置
する場合には、前記平行領域は、前記傾斜領域よりも前
記対向面側に位置することが好ましい。
屈折率がほぼ等しいことが好ましい。
が前記出射面の法線方向に沿って積層されて形成されて
おり、前記第1導光体の前記第2導光体側の表面は、前
記出射面に対して傾斜した傾斜領域を複数有し、前記反
射膜は、前記表面の前記傾斜領域に形成されている構成
を有していてもよい。
て観察者側に配置され、透明入力装置としても機能して
もよい。
る照明装置と、前記照明装置の前記導光板に対して観察
者とは反対側に設けられた反射型表示パネルとを備え、
そのことによって上記目的が達成される。
た光を受ける第1側面と、前記第1側面に対向する第2
側面と、前記第1側面と前記第2側面との間に位置し互
いに対向する第3側面および第4側面と、前記第1、第
2、第3および第4側面を介して互いに対向する出射面
および対向面とを有する導光板であって、それぞれが前
記出射面の法線方向に所定の厚さを有する第1導光層お
よび第2導光層から構成され、前記第1導光層は、前記
第1側面から前記導光板の内部に入射した光を前記出射
面に向けて反射する反射膜をその内部に複数有してお
り、前記第2導光層は、反射膜を有しておらず、そのこ
とによって上記目的が達成される。
参照しながら説明する。
発明による実施形態の照明装置100の構造と機能を説
明する。図1は、照明装置100を模式的に示す断面図
であり、図2は、照明装置100を模式的に示す上面図
である。
0とを有する。典型的には、光源10を囲むように、光
源10から出射された光を導光板20に効率よく入射さ
せる反射部材12が設けられている。
に、光源10から出射された光を受ける第1側面22a
と、第1側面22aに対向する第2側面22bと、第1
側面22aと第2側面22bとの間に位置し互いに対向
する第3側面22cおよび第4側面22dと、これら4
つの側面を介して互いに対向する出射面22eおよび対
向面22fとを有している。典型的には、第1側面22
aと第2側面22bとが互いに平行で、第3側面22c
と第4側面22dとが互いに平行である。また、典型的
には、第1側面22aおよび第2側面22bと、第3側
面22cおよび第4側面22dとは互いに直交してい
る。
の反射膜25を有している。光源10から出射された光
は、第1側面22aから導光板20内部に入射し、第2
側面22bに向けて伝搬する。第2側面22bに向けて
伝搬する光の一部は、導光板20の内部に設けられた反
射膜25によって出射面22eに向けて反射され、出射
面22eから出射される。
射した光を出射面22eに向けて反射する機能を有する
領域が第1導光層20aと規定され、第1導光層以外の
領域が第2導光層20bと規定される。第1導光層20
aおよび第2導光層20bは、それぞれが出射面22e
の法線方向に所定の厚さを有する。すなわち、導光板2
0は、第1側面22aから導光板22の内部に入射した
光を出射面22aに向けて反射する反射膜25をその内
部に複数有する第1導光層20aと、反射膜を有してい
ない第2導光層20bとから構成されている。
0においては、導光板20は、第1側面22aから導光
板20の内部に入射した光を出射面22aに向けて反射
する複数の反射膜25を、その内部に有しており、その
ことによって、第1側面22aから導光板20の内部に
入射した光が出射面22eから出射され、照明が行われ
る。従って、導光板20の表面、例えば、対向面22f
に光を出射させるための構造(凹凸など)を設ける必要
がなく、この構造の破損やこの構造への異物の付着によ
って照明光に悪影響が及ぼされることが防止される。そ
のため、本発明による照明装置100は、信頼性が高
く、均一で一様な照明光が得られ、本発明による照明装
置100を表示装置に用いると、高品位な表示が実現さ
れる。本発明による照明装置100においては、後述す
るように、反射膜25の配置を適宜設定することによっ
て、所望の特性の照明光が得られるので、出射光の進行
方向などを制御するための補助的な手段を設ける必要が
なく、そのことによって表示装置の表示品位が低下する
ことがない。また、導光板20の観察者側に保護板を設
ける必要がなく、装置の薄型化が可能となる。
ける好ましい反射膜25の配置を説明する。
2aから導光板20内部に入射した光を、効率よく出射
面22eから出射するための好適な反射膜25の配置に
ついて、図3(a)〜(c)を参照しながら説明する。
照明装置100においては、光源10から出射されて導
光板20内部に入射し、導光板20の出射面22eに対
して略平行に進行する光が、主に照明に寄与する。(こ
の光を主光線ともいう。)なお、図3(a)〜(c)に
おいては、図中左側が光源10側(第1側面22a側)
であり、図中右側が第2側面側であり、光源10から導
光板20内部に入射した光は、図中左側から図中右側に
向けて伝搬する。
ば、図1に示したように、導光板20の出射面22aに
対して傾斜した平面状に形成されている。反射膜25の
接線が出射面22eとなす角(図1に示したように、反
射膜25が平面状である場合には、反射膜25の層面の
出射面22eに対する傾斜角)をαとするとき、図3
(a)に示すように、α=45°であるように形成され
ていると、反射膜25で反射された主光線の出射面22
eに対する入射角が0°となるので、主光線のほとんど
が出射面22eから出射される。
き、図3(b)に示すように、α=45°−θ/2であ
るように形成されていると、反射膜25で反射された主
光線の出射面22eに対する入射角がθとなる。そのた
め、主光線のほとんどは出射面22eで全反射され、出
射面22eから出射されない。また、図3(c)に示す
ように、α=45°+θ/2であるように形成されてい
ると、反射膜25で反射された主光線の出射面22eに
対する入射角がθとなる。そのため、主光線のほとんど
は出射面22eで全反射され、出射面22eから出射さ
れない。
となす角αと、導光板20の臨界角θとが下式(1)の
関係を満足するように、反射膜25が形成されている
と、主光線が出射面22eから効率よく出射され、光利
用効率の高い照明が実現される。
様々な形状であってもよく、反射膜25の接線が出射面
22eとなす角αと、導光板20の臨界角θとが、式
(1)の関係を満足すればよい。反射膜25が曲面状で
ある場合、反射膜25は、複数の接線を有しうるが、こ
れら複数の接線が出射面22eとなす角が、それぞれ上
記式(1)を満足するような構成とすることによって、
光利用効率が高い表示が実現される。
晶表示装置のフロントライトとして用いる場合、照明装
置100の導光板20が反射型液晶表示パネルの観察者
側に配置される。反射型液晶表示装置においては、照明
装置100の光源10から出射される光だけでなく、観
察者側から導光板20内に入射する光も表示に利用され
る。このとき、観察者側(対向面22f側)から導光板
20内に入射した光が、反射膜25で反射されて再び観
察者側に出射すると、反射型液晶表示装置の表示品位が
低下する。
知見に基づいて最適化することによって、上述の表示品
位の低下が防止される。以下に、観察者側からの光が反
射膜25によって反射されることによる表示品位の低下
を防止するための好適な反射膜25の配置について、図
4(a)〜(c)を参照しながら説明する。
典型的には、出射面22eと対向面22fとはほぼ平行
に形成されている。このとき、観察者側から(対向面2
2fから)導光板20内部に入射する光は、対向面22
fから導光板20内部に入射する際に、導光板20の臨
界角θ以下の屈折角で屈折される。
22eの法線方向に平行に導光板20内部を進行する光
をL1、対向面22fから入射して出射面22eの法線
方向に対して+θの傾斜角で導光板20内部を進行する
光をL2、対向面22fから入射して出射面22eの法
線方向に対して−θの傾斜角で導光板20内部を進行す
る光をL3とし、これらの光L1、L2およびL3が、
反射膜25で反射された後に対向面22fから出射され
ないように反射膜25を形成すれば、上述の表示品位の
低下が防止される。なお、+θの傾斜角とは、対向面2
2fから入射して出射面22eの法線方向に平行に導光
板20内部を進行する光L1の進行ベクトルを時計回り
にθ回転させた進行ベクトルを有する光の傾斜角を指
し、−θの傾斜角とは、出射面22eの法線方向に平行
に導光板20内部を進行する光L1の進行ベクトルを反
時計回りにθ回転させた進行ベクトルを有する光の傾斜
角を指す。
であるように反射膜25が形成されていると、観察者側
から(対向面22fから)導光板20内部に入射した光
L1、L2およびL3は、反射膜25で反射された後、
対向面22fまたは出射面22eに全反射条件を満足す
る角度で到達し、対向面22fに臨界角θよりも小さい
角度で到達することがない。従って、光L1、L2およ
びL3が、対向面22fから出射することがない。
あるように反射膜25が形成されていると、観察者側か
ら導光板20内部に入射した光L1、L2およびL3の
うち、光L1およびL2は、反射膜25で反射された
後、対向面22fまたは出射面22eに全反射条件を満
足する角度で到達し、対向面22fに臨界角θよりも小
さい角度で到達することがない。また、光L3は、反射
膜25で反射された後、臨界角θよりも小さい角度で出
射面22eに到達するので、出射面22eから出射され
て表示に用いられる。従って、光L1、L2およびL3
が、対向面22fから出射することがない。
あるように反射膜25が形成されていると、観察者側か
ら導光板20内部に入射した光L1、L2およびL3の
うち、光L1およびL3は、反射膜25で反射された
後、対向面22fまたは出射面22eに全反射条件を満
足する角度で到達し、対向面22fに臨界角θよりも小
さい角度で到達することはないが、光L2は、反射膜2
5で反射された後、臨界角θよりも小さい角度で対向面
22eに到達するので、対向面22eから出射されて反
射型液晶表示装置の表示品位の低下をもたらす。
2eとなす角αが、導光板20の臨界角θ以上(α≧
θ)となるように反射膜25が形成されていると、観察
者側から導光板20内部に入射した光が反射膜25によ
って反射された後に対向面22fから出射することによ
る表示品位の低下が防止される。
の知見とから、反射膜25の接線が出射面22eとなす
角αと、導光板20の臨界角θとが、下式(2)の関係
を満足するように、反射膜25が形成されていると、光
の利用効率が向上し、且つ、反射型液晶表示装置のフロ
ントライトとして用いても表示品位が低下することがな
い。
フロントライトとして用いる場合、観察者側から導光板
20内に入射する光の一部が、出射面22eから出射す
ることなく反射膜25で反射されることによって、反射
型液晶表示パネルに入射する光が減少することがある。
に、対向面に凹凸を有する導光板を備えた従来の照明装
置の前面に保護板を配置した場合にも、保護板における
表面反射によって、反射型液晶表示パネルに入射する光
が減少し、反射型液晶表示装置の明るさが低下する。
とによる明るさの低下の程度が、保護板を設けた場合の
明るさの低下の程度以下になるように反射膜25を形成
することにより、従来の照明装置に保護板を設けた場合
と同等かそれ以上に明るい表示が実現される。しかも、
本発明による照明装置100は、保護板を設ける必要が
ないので、表示装置の薄型化が可能となる。
体と、保護板として用いられる透明平板は、屈折率が約
1.49のポリメチルメタクリレートや屈折率が約1.
59のポリカーボネートから形成されており、その表面
反射率は約4%であるので、導光体および保護板の反射
率はそれぞれ約8%であり、透過率はそれぞれ約92%
である。従って、導光体と保護板とを積層した場合の反
射率は約15%であり、透過率は約85%である。一
方、本発明による照明装置100の導光板20の表面反
射も約4%であるため、導光板20内部の複数の反射膜
25での反射率(以下、単に、複数の反射膜25の反射
率ともよぶ。)を約8%以下とすることによって、導光
板20の光透過率は約85%以上となり、従来の照明装
置に保護板を設けたもの以上に明るい表示が実現され
る。
に、導光板20の対向面22fに略平行光を垂直に入射
させ、導光板20の出射面22eから出射する光の光量
を出射面22e側に設けた受光器にて測定することによ
って、求められる。勿論、導光板20の出射面22eに
略平行光を垂直に入射させ、導光板20の対向面22f
から出射する光の光量を対向面22f側に設けた受光器
にて測定することによって、光透過率を求めてもよい。
射面22eから出射した光量をITとすると、導光板2
0の光透過率Tは、T=IT/Iで表される。導光板2
0の光透過率Tが約85%以上であると、従来の照明装
置に保護板を設けたもの以上に明るい表示が実現され
る。
5の反射率r(複数の反射膜25の個々の反射率)と、
反射膜25を出射面22eに射影した面積Δsと、出射
面22eの面積Sとによっても規定され、反射膜25を
出射面に射影した面積Δsの総和をΣΔsとすると、R
=(ΣΔs/S)・rで表される。従って、反射膜25
を出射面に射影した面積Δsの総和ΣΔsと、反射膜2
5の反射率rと、導光板20の出射面22eの面積Sと
が、下式(3)を満足すると、従来の照明装置と保護板
とを組み合わせたもの以上に明るい表示が実現される。
である場合には、反射膜25の反射率rを約8%以下と
すればよい。また、反射膜25の反射率rが約100%
である場合には、図6(b)に示すように、ΣΔs/S
を約8%以下とすればよい。ここで、反射率rとは、図
7に示すように、反射層25に対して、入射角αで入射
する光の反射率と規定される。
形状(出射面22eの法線方向から見た形状)は、任意
の形状とすることができる。例えば、図2に示したよう
に、反射膜25は、線状(帯状)に形成されていてもよ
いし、図8に示すように、島状(点状)に形成されてい
てもよい。
る、反射膜25を出射面22eに射影した面積の割合
は、図2および図8に示したように、導光板20の出射
面22e内において一定であってもよいし、図9(a)
および(b)に示すように、光源10から遠ざかるにつ
れて反射膜25の割合が高くなるように形成されていて
もよい。図9(a)および(b)に示したように、光源
10から遠ざかるにつれて反射膜25の割合が高くなる
ように形成されていると、出射面22eから出射される
光の強度分布を均一にすることができる。このとき、図
9(a)および(b)に示したように、一定の繰り返し
ピッチで形成された反射膜25の面積を光源10から遠
ざかるにつれて広くしてもよいし、ほぼ同じ面積となる
ように形成された反射膜25の繰り返しピッチを光源1
0から遠ざかるにつれて広くしてもよい。
いる場合、反射膜25の繰り返し方向を、液晶表示パネ
ルに形成された画素パターンの繰り返し方向に対して傾
斜させることによって、モアレ縞の発生を防止すること
ができる。モアレ縞は、周期的に配列された反射膜25
と、周期的に配列された液晶表示パネルの画素パターン
との干渉によって発生する。モアレ縞の発生を防止する
ために、反射膜を不規則に配列させてもよい。モアレ縞
の発生を防止する観点からは、反射膜25の形状は、図
2に示したような線状であるよりも、図8に示したよう
な島状であることが好ましい。
に用いられる導光板20の構造およびその製造方法を説
明する。図10(a)〜(d)は、照明装置100の導
光板20として好適に用いられる導光板20Aの製造工
程を模式的に示す断面図である。
は、第1導光体26と、第2導光体27と、第1導光体
26と第2導光体27との間に設けられた接着層28と
が、出射面22eの法線方向に沿って積層されて形成さ
れている。
aは、出射面22eに対して傾斜した傾斜領域26a1
を複数有しており、反射膜25は、表面26aの傾斜領
域26a1に形成されている。
aは、さらに、出射面22eに対して略垂直な垂直領域
26a2を複数有し、傾斜領域26a1と垂直領域26
a2とが所定の方向に沿って交互に配置されている。
は、例えば、以下のようにして製造される。
域26a1と垂直領域26a2とが交互に配置された表
面26aを有する第1導光体26を用意する。第1導光
体26は、種々の透明材料(例えば、ポリメチルメタク
リレートやポリカーボネートなどの透明樹脂やガラス)
を、射出成形、押し出し成形または熱プレス成形などの
方法を用いて成形することによって得られる。
光体26の表面26aの傾斜領域26a1に、マスク4
0を介して、反射膜25となる材料を蒸着する。勿論、
斜方から蒸着することによって形成してもよいし、印刷
によって形成してもよい。反射膜25の材料としては、
アルミニウム、ニッケル、銀などの金属や、酸化チタ
ン、鉛白、酸化スズなどの白色顔料を用いることができ
る。また、反射膜25は、所定の波長帯域の光を選択的
に反射する誘電体膜(あるいは誘電体多層膜)であって
もよく、特定の偏光を選択的に反射する誘電体膜(ある
いは誘電体多層膜)であってもよい。反射膜25とし
て、特定の偏光を選択的に反射する誘電体膜または誘電
体多層膜を用いると、偏光板を備えた反射型または透過
型の液晶表示パネルを照明する際に、偏光板による光の
吸収を低減することができ、液晶表示装置の高輝度化を
実現することができる。
導光体26の表面26aに、接着層28となる材料を塗
布し、その後、第2導光体27を貼り合わせることによ
って、図10(d)に示した導光板20Aが形成され
る。接着層28の材料としては、紫外線硬化樹脂、熱硬
化樹脂、電子線硬化樹脂などのエネルギー硬化樹脂や、
粘着剤などを用いることができる。第2導光体27は、
種々の透明材料(例えば、例えば、ポリメチルメタクリ
レートやポリカーボネートなどの透明樹脂やガラス)
を、射出成形、押し出し成形または熱プレス成形などの
方法を用いて成形することによって得られる。
に屈折率がほぼ等しいことが好ましい。第1導光体26
の屈折率と接着層28の屈折率との差が大きいと、屈折
やモアレ縞、回折などによって、照明光に悪影響が及ぼ
されることがある。接着層28と第2導光体27との界
面は、典型的にはほぼ平坦であるので、第2導光体27
の屈折率と接着層28の屈折率とに差があっても、屈折
などによって照明光に悪影響がおよぼされることがな
い。
光体27の屈折率が互いにほぼ等しいことがさらに好ま
しい。第1導光体26、接着層28および第2導光体2
7の屈折率が互いにほぼ等しいと、第1導光体26、接
着層28および第2導光体27が光学的にほぼ一体とな
るので、照明光に悪影響をおよぼす光学的な現象がそれ
ぞれの界面において発生しない。
1導光体26として、接着層28側の表面26aに出射
面22eに対して略垂直な垂直領域26a2を複数有
し、傾斜領域26a1と垂直領域26a2とが交互に配
置されている第1導光体26を用いる。このように、傾
斜領域26a1と垂直領域26a2とが交互に配置され
ていると、反射膜25となる材料をマスク40を介して
蒸着する際に、第1導光体26とマスク40との位置合
わせが不要となる。
ぞれ示すように、マスク40が第1導光体26に対して
どのように位置合わせされていてもよく、傾斜領域26
a1と垂直領域26a2との境界と、マスク40の抜き
部との相対的な配置によらず、反射膜25を傾斜領域2
6a1に形成することができる。従って、このような第
1導光体26を備える導光板20Aは効率よく製造でき
る。
1の繰り返し方向に沿った反射膜25の幅)と、表面2
6aの傾斜領域26a1の幅A(傾斜領域26a1の繰
り返し方向に沿った傾斜領域26a1の幅)とは、0<
a≦Aの関係を満足することが好ましい。この理由を、
図12を参照しながら説明する。
域26a1の幅Aよりも広い(a>A)と、図12の左
側に示すように、反射膜25は、複数の傾斜領域26a
1にまたがって形成される。そのため、反射膜25の反
射率が比較的高い場合には、反射膜25の一部(例え
ば、図12の左側に示すように、2つの傾斜領域26a
1にまたがって反射膜25が形成される場合、第1側面
22aからの距離が遠い方の傾斜領域26a1に形成さ
れている部分)には、導光板20内部を伝搬する主光線
がほとんど到達せず、この部分は主光線を出射面22e
に向けて出射させる機能を果たさない。光源10からの
光の反射に寄与しないこの部分は、観察者側からの光を
反射し、導光板20の光透過率を徒に低下させる。
傾斜領域26a1の幅A以下である(a≦A)と、図1
2の右側に示すように、反射膜25を1つの傾斜領域に
形成することができる。従って、反射膜25の全ての部
分が、導光板20内部を伝搬する主光線を出射面22e
に向けて出射させる機能を果たす。そのため、形成され
た反射膜25の全ての部分が有効に機能するので、導光
板20の光透過率の不要な低下が防止され、より明るい
表示が実現される。
が出射面側に配置され、第2導光体27が対向面側に配
置された導光板20を示しているが、勿論、第1導光体
26が対向面側に配置され、第2導光体27が出射面側
に配置された構成を有する導光板20であってもよい。
域26a1の一部に形成された構成に限定されず、以下
のようにして傾斜領域26a1の全面に反射膜25を形
成してもよい。図13(a)〜(d)は、第1導光体2
6の表面26aの傾斜領域26a1の全面に反射膜26
が形成された導光板20A’の製造工程を模式的に示す
断面図である。
域26a1と垂直領域26a2とが交互に配置された表
面26aを有する第1導光体26を用意する。
光体26の表面26aの傾斜領域26a1の全面に反射
膜25となる材料を蒸着し、反射膜25を形成する。
導光体26の表面26aに、接着層28となる材料を塗
布し、その後、第2導光体27を貼り合わせることによ
って、図13(d)に示した導光板20A’が形成され
る。
に反射膜25が形成された構成を有する導光板20A’
の製造工程においては、反射膜25を形成する際にマス
クを必要としない。そのため、上述の構成を有する導光
板20A’は簡便なプロセスで製造することができる。
面26aに垂直領域26a2を有する第1導光体26を
備えた導光板20Aについて説明したが、勿論、これに
限定されず、接着層側の表面に垂直領域を有していない
第1導光体を用いて以下のようにして導光板を製造して
もよい。図14(a)〜(d)は、接着層28側の表面
26aに垂直領域を有していない第1導光体26を備え
た導光板20Bの製造工程を模式的に示す断面図であ
る。なお、図14(a)〜(d)においては、導光板2
0Bの構成要素は導光板20Aと実質的に同様の機能を
有するので、同じ参照符号を用いて示し、その説明を省
略する。
に対して傾斜した傾斜領域を表面に有する第1導光体2
6を用意する。次に、図14(b)に示すように、第1
導光体26の表面の傾斜領域に反射膜25を形成する。
続いて、図14(c)に示すように、第1導光体26の
表面に、接着層28となる材料を塗布し、その後、第2
導光体27を貼り合わせることによって、図14(d)
に示した導光板20Bが形成される。
して、透明入力装置(タッチパネル)としても機能する
第2導光体を用いて以下のようにして導光板を製造して
もよい。図15(a)〜(d)は、透明入力装置と一体
化された第2導光体27を備えた導光板20Cの製造工
程を模式的に示す断面図である。なお、図15(a)〜
(d)においては、導光板20Aと実質的に同様の機能
を有する構成要素を同じ参照符号を用いて示し、その説
明を省略する。
光体26を用意する。ここで、第1導光体26は、図1
5(a)に示したように、傾斜領域26a1と垂直領域
26a2とが交互に配置された表面26aを有する第1
導光体26であってもよいし、図14(a)に示したよ
うに、表面に垂直領域を有していない第1導光体であっ
てもよい。
光体26の表面26aの傾斜領域26a1に反射膜25
を形成する。続いて、図15(c)に示すように、第1
導光体26の表面に、接着層28となる材料を塗布し、
その後、透明入力装置(タッチパネル)と一体化された
第2導光体27を貼り合わせることによって、図15
(d)に示した導光板20Cが形成される。
(例えばITO層)からなる下部電極32とスペーサ3
8とが形成されており、第2導光体27側の表面に透明
導電膜(例えばITO層)からなる上部電極34が形成
された上部電極フィルム36が、接着部33によって所
定の間隔を保持した状態で第2導光体27と貼り合わさ
れている。このような構成を有する透明入力装置におい
ては、上部電極フィルム36が押圧されることによる変
形に応じて上部電極34と下部電極32とが導通し、情
報の入力が行われる。
入力装置(タッチパネル)と一体化された第2導光体2
7を用いると、図40(b)に示したように照明装置の
前面に別個にタッチパネルが配置される場合に比べて、
下部電極基板が省略され、薄型化・軽量化が実現され
る。また、下部電極基板と導光板との間の界面が省略さ
れるので、この界面における表面反射による表示品位の
低下が防止される。
を一体化することによる効果は、観察者側の表面に凹凸
を有する従来の導光板と透明入力装置とを一体化するこ
とによっても得られるが、凹凸を有する導光板を下部電
極基板とすると、情報入力の際の押圧などによって凹凸
が破損し、表示装置の表示品位が低下することがある。
これに対して、本発明による照明装置100の導光板2
0は、その表面に特別な構造を設ける必要がなく、第2
導光体の観察者側の表面をほぼ平坦とすることができ
る。そのため、観察者側の表面に凹凸を有する従来の導
光板と透明入力装置とを一体化した構成に比べ、信頼性
が高いという利点がある。
の導光板20として好適に用いられる他の導光板20D
の製造工程を模式的に示す。
は、第1導光体26と、第2導光体27と、第1導光体
26と第2導光体27との間に設けられた接着層28と
が、出射面22eの法線方向に沿って積層されて形成さ
れている。
aは、出射面22eに対して傾斜した傾斜領域26a
1、略垂直な垂直領域26a2および略平行な平行領域
26a3を複数有しており、傾斜領域26a1、垂直領
域26a2および平行領域26a3は、所定の方向に沿
って所定の順で循環的に配置されている。第1導光体2
6の表面26aに設けられた反射膜25は、傾斜領域2
6a1に形成された反射膜25aと、平行領域26a3
に形成された反射膜25bとから構成されている。
は、例えば、以下のようにして製造される。
域26a1と垂直領域26a2と平行領域26a3とが
配置された表面26aを有する第1導光体26を用意す
る。第1導光体26は、種々の透明材料を、公知の方法
を用いて成形することによって得られる。
光体26の表面26aの傾斜領域26a1および平行領
域26a3に、反射膜25となる材料を蒸着することに
よって、傾斜領域26a1および平行領域26a3に反
射膜25aおよび25bを形成する。
導光体26の表面26aに、接着層28となる材料を塗
布し、その後、第2導光体27を貼り合わせることによ
って、図16(d)に示した導光板20Dが形成され
る。
いては、図17に示すように、光源10から第1側面2
2aを介して導光板20Dの内部に入射した光は、主
に、傾斜領域26a1に形成された反射膜25aによっ
て出射面22eに向かって反射される。つまり、第1導
光体26の表面26a1の傾斜領域26a1および平行
領域26a3に形成された反射膜25のうち、傾斜領域
26a1に形成された反射膜25aが、光源10からの
光を出射面22eに向けて反射する機能を担っている。
5aの配置は、第1導光体26の表面26aにおける傾
斜領域26a1の配置に依存するので、傾斜領域26a
1の配置を変化させることによって、反射膜25aの配
置を変化させることができる。例えば、第1導光体26
の表面26内で傾斜領域26a1を一定の割合で形成
(例えば一定の幅および一定のピッチで形成)すれば、
反射膜25aも一定の割合で形成される。また、光源1
0から遠ざかるにつれて傾斜領域26a1の割合を高く
すると、反射膜25aの割合も光源10から遠ざかるに
つれて高くなるので、出射面22eから均一な光を出射
することができる。
工程においては、マスクを用いて反射膜25の配置を制
御するのに対して、図16(d)に示した導光板20D
の製造工程においては、傾斜領域26a1の配置を適宜
選択することによって反射膜25aの配置を制御するこ
とができるので、製造工程を簡略化することができる。
置100を反射型液晶表示装置のフロントライトとして
用いる場合、図18に示すように、観察者側(対向面2
2f側)から導光体20Dの内部に入射する光の一部
が、第1導光体26の表面26aの平行領域26a3に
形成された反射膜25bによって反射されて観察者側に
出射し、反射型液晶表示装置の表示品位が低下すること
がある。
複数の反射膜25の反射率を約8%以下とし、導光板2
0Dの光透過率を約85%以上とすることによって、こ
の表示品位の低下を抑制できる。ここで、複数の反射膜
25の反射率Rは、傾斜領域26a1に形成された反射
膜25aの反射率r(複数の反射膜25aの個々の反射
率)、反射膜25aを出射面22eに射影した面積Δ
s、平行領域26a3に形成された反射膜25bの反射
率r’(複数の反射膜25bの個々の反射率)、反射膜
25bを出射面22eに射影した面積Δs’、出射面2
2eの面積Sとによって規定され、反射膜25aを出射
面22eに射影した面積Δsの総和をΣΔs、反射膜2
5bを出射面22eに射影した面積Δs’の総和をΣΔ
s’とすると、R=(ΣΔs/S)・r+(ΣΔs’/
S)・r’で表される。したがって、反射膜25が下式
(3’)を満足するように形成されると、表示品位が良
好な明るい表示が実現される。
5が形成される表面)26aが、導光板20Dの出射面
22e近傍に位置する場合には、図19(a)に示すよ
うに、平行領域26a3が傾斜領域26a1よりも出射
面22e側に位置することが好ましい。すなわち、傾斜
領域26a1、平行領域26a3および垂直領域26a
2が、導光体20Dの第1側面22aから第2側面22
bに向かう方向に沿ってこの順に配置されていることが
好ましい。
a1が平行領域26a3よりも出射面22e側に位置し
ていると、光源10から第1側面22aを介して導光板
20Dの内部に入射した光の一部が、平行領域26a3
に形成された反射膜25bで反射され、傾斜領域26a
1に形成された反射膜25aに到達しにくくなるので、
出射面22eから光が出射されにくくなるからである。
に、傾斜領域26a1が平行領域26a3よりも出射面
22e側に位置していると、光源10から導光板20D
の内部に入射した光が、効率よく傾斜領域26a1の反
射膜25aに到達して反射されるので、出射面22eか
ら効率よく光が出射する。
面26aが、導光板20Dの対向面22f近傍に位置す
る場合には、図20(a)に示すように、平行領域26
a3が傾斜領域26a1よりも対向面22f側に位置す
ることが好ましい。すなわち、傾斜領域26a1、垂直
領域26a2および平行領域26a3が、導光体20D
の第1側面22aから第2側面22bに向かう方向に沿
ってこの順に配置されていることが好ましい。
a1が平行領域26a3よりも対向面22f側に位置し
ていると、光源10から第1側面22aを介して導光板
20Dの内部に入射した光の一部が、平行領域26a3
に形成された反射膜25bで反射され、傾斜領域26a
1に形成された反射膜25aに到達しにくくなるので、
出射面22eから光が出射されにくくなるからである。
に、平行領域26a3が傾斜領域26a1よりも対向面
22f側に位置していると、光源10から導光板20D
の内部に入射した光が、効率よく傾斜領域26a1の反
射膜25aに到達して反射されるので、出射面22eか
ら効率よく光が出射する。
と、第2導光体と、これらの間に設けられた接着層とか
ら構成されている導光板について説明したが、これに限
定されず、反射膜が形成される傾斜領域を表面に有する
導光体と、この導光体の表面(反射膜が形成された表
面)を平坦化する樹脂層とから構成されている導光板を
用いてもよい。
図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明におい
ては、反射型液晶表示装置とそれに用いられるフロント
ライトを例に本発明の実施形態を説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。本発明による照明装
置は、透過型液晶表示装置が備えるバックライトとして
も用いられる。また、本発明による照明装置によって照
明される被照射物は、液晶表示パネルに限定されず、本
発明による照明装置は、例えば、印刷物を前方から照明
する前方照明装置としても用いることができる。
3を参照しながら、本発明による実施形態1の反射型液
晶表示装置200Aを説明する。図21は、反射型液晶
表示装置200Aを模式的に示す断面図であり、図22
は、反射型液晶表示装置200Aが有する照明装置10
0を模式的に示す上面図であり、図23は、反射型液晶
表示装置200Aが有する照明装置100を模式的に示
す斜視図である。
示すように、反射型液晶表示パネル110と、照明装置
(フロントライト)100とを有している。
型液晶表示パネルであり、典型的には、円偏光板114
と、反射型液晶表示セル116とを有する。反射型液晶
表示セル116は、一対のガラス基板111aおよび1
11bと、一対のガラス基板111aおよび111bの
間に設けられた液晶層112とを有し、液晶層112を
通過する光の偏光状態を変調するとともに、液晶層11
2のフロントライト100とは反対側に反射電極113
を有し、液晶層112を通過した光をフロントライト1
00側に反射する。円偏光板114は、偏光板と、λ/
2板と、λ/4板とが一体に貼り合わされて構成されて
いる。
0とを備える。光源10として、ここでは、蛍光管を用
いる。勿論、これに限定されず、LED(発光ダイオー
ド)や、EL(エレクトロルミネッセンス)素子などを
用いてもよい。光源10を囲むように、光源10から出
射された光を導光板20の第1側面22aに効率よく入
射させる光反射シート12が設けられている。また、導
光板20としては、図10(d)に示した導光板20A
を用いる。
して、ポリメチルメタクリレートを射出成形することに
よって形成された屈折率が約1.49の第1導光体26
を用い、第2導光体27として、ポリメチルメタクリレ
ートを射出成形することによって形成された屈折率が約
1.49の第1導光体26を用いる。さらに、接着層2
8として、屈折率が約1.49のアクリル系粘着剤を用
いる。
においては、このように、第1導光体26、接着層28
および第2導光体27の屈折率が互いにほぼ等しく、第
1導光体26、接着層28および第2導光体27が光学
的にほぼ一体であるので、照明光に悪影響をおよぼす光
学的な現象がそれぞれの界面において発生しない。その
ため、高品位な表示が実現される。なお、上述の材料か
らなる導光板20の臨界角θは、約42°である。
表面26aは、傾斜領域26a1において出射面22e
に対して約45°傾斜するように形成されており、この
傾斜領域26a1に、アルミニウムからなる反射膜25
がマスクを介した蒸着によって形成されている。このよ
うに形成された反射膜25の接線が出射面22eとなす
角αは約45°であり、一方、導光板20の臨界角θは
約42°である。従って、本実施形態の反射型液晶表示
装置200Aにおいては、反射膜25の接線が出射面2
2eとなす角αと導光板20の臨界角θとが上記式
(2)を満足する。そのため、主光線が出射面22eか
ら効率よく出射されて光利用効率が向上するとともに、
観察者側からの光が反射膜25によって反射されて対向
面22fから出射されることによる表示品位の低下が抑
制される。
出射面22eの法線方向から見た形状が線状に形成され
ており、反射膜25の幅a(傾斜領域26a1の繰り返
し方向に沿った反射膜25の幅)=0.1mm、周期P
=1.25mmで周期的に配列されている。従って、反
射膜25を出射面に射影した面積Δsの総和ΣΔsの、
導光板20の出射面22eの面積Sに対する割合は、下
式(4)に示すように、8%である。アルミニウムから
なる反射膜25の反射率r(傾斜角α=45°)は、約
90%であるので、複数の反射膜25の反射率R(=Σ
Δs/S・r)は、約7.2%であり、従来の照明装置
と保護板とを組み合わせたものよりも明るい表示が実現
される。
(傾斜領域26a1の繰り返し方向に沿った傾斜領域2
6a1の幅)は、0.11mmであり、反射膜25の幅
a(=0.1mm)よりも広い。そのため、反射膜25
の全ての部分が、導光板20内部を伝搬する主光線を出
射面22eに向けて出射させる機能を果たすので、導光
板20の光透過率の不要な低下が防止され、より明るい
表示が実現される。
00Aにおいては、導光板20の出射面22eに反射防
止処理118が施されており、導光板20内部の光が出
射面22eから出射する際の、出射面22eにおける表
面反射が抑制される。反射防止処理としては、例えば、
導光板20の出射面22e上に、蒸着やスパッタリング
法を用いて、膜厚が約0.1μmのMgF2、SiO2な
どからなる反射防止層を形成する方法を用いることがで
きる。
6を参照しながら、本発明による実施形態2の反射型液
晶表示装置200Bを説明する。図24は、反射型液晶
表示装置200Bを模式的に示す断面図であり、図25
は、反射型液晶表示装置200Bが有する照明装置20
0Bを模式的に示す上面図であり、図26は、反射型液
晶表示装置200Bが有する照明装置100を模式的に
示す斜視図である。
示すように、反射型液晶表示パネル110と、照明装置
(フロントライト)100とを有している。
型液晶表示パネルであり、典型的には、円偏光板114
と、反射型液晶表示セル116とを有する。反射型液晶
表示セル118は、一対のガラス基板111aおよび1
11bと、一対のガラス基板111aおよび111bの
間に設けられた液晶層112とを有し、液晶層112を
通過する光の偏光状態を変調するとともに、液晶層11
2のフロントライト100とは反対側に反射電極113
を有し、液晶層112を通過した光をフロントライト1
00側に反射する。円偏光板114は、偏光板と、λ/
2板と、λ/4板とが一体に貼り合わされて構成されて
いる。本実施形態においては、この円偏光板114は、
導光板20の出射面22eに貼りつけられている。この
ように、導光板20の出射面22eに円偏光板114が
貼りつけられていると、出射面22eにおける表面反射
が抑制される。
0とを備える。光源10として、ここでは、蛍光管を用
いる。勿論、これに限定されず、LED(発光ダイオー
ド)や、EL(エレクトロルミネッセンス)素子などを
用いてもよい。光源10を囲むように、光源10から出
射された光を導光板20の第1側面22aに効率よく入
射させる光反射シート12が設けられている。また、導
光板20としては、図15(d)に示した導光板20C
を用いる。導光板20Cは、透明入力装置(タッチパネ
ル)としても機能し、上部電極フィルム36が押圧され
ることによる変形に応じて、情報が入力される。
して、ポリカーボネートを押し出し成形することによっ
て形成された屈折率が約1.59の第1導光体26を用
い、第2導光体27として、ガラスからなる屈折率が約
1.53の第2導光体27を用いる。さらに、接着層2
8として、屈折率が約1.59の紫外線硬化樹脂を用い
る。本実施形態の反射型液晶表示装置200Bにおいて
は、第1導光体26と、接着層28とは、互いに屈折率
がほぼ等しいので、屈折やモアレ縞、回折などによっ
て、照明光に悪影響が及ぼされることがない。そのた
め、高品位な表示が実現される。なお、上述の材料から
なる導光板20の臨界角θは、約40°である。
表面26aは、傾斜領域26a1において出射面22e
に対して約45°傾斜するように形成されており、この
傾斜領域26a1に、アルミニウムからなる反射膜25
がマスクを介した蒸着によって形成されている。このよ
うに形成された反射膜25の接線が出射面22eとなす
角αは約45°であり、一方、導光板20の臨界角θは
約40°である。従って、本実施形態の反射型液晶表示
装置200Bにおいては、反射膜25の接線が出射面2
2eとなす角αと導光板20の臨界角θとが上記式
(2)を満足する。従って、主光線が出射面22eから
効率よく出射されて光利用効率が向上するとともに、観
察者側からの光が反射膜25によって反射されて対向面
22fから出射されることによる表示品位の低下が抑制
される。
出射面22eの法線方向から見た形状が島状(点状)に
形成されており、反射膜25の幅a(傾斜領域26a1
の繰り返し方向に沿った反射膜25の幅)=0.1m
m、周期P=0.45mmで周期的に配列されている。
従って、反射膜25を出射面に射影した面積Δsの総和
ΣΔsの、導光板20の出射面22eの面積Sに対する
割合は、下式(5)に示すように、約4%である。アル
ミニウムからなる反射膜25の反射率r(傾斜角α=4
5°)は、約90%であるので、複数の反射膜25の反
射率R(=ΣΔs/S・r)は、約3.6%であり、従
来の照明装置と保護板とを組み合わせたものよりも明る
い表示が実現される。
(傾斜領域26a1の繰り返し方向に沿った傾斜領域2
6a1の幅)は、0.11mmであり、反射膜25の幅
a(=0.1mm)よりも広い。そのため、反射膜25
の全ての部分が、導光板20内部を伝搬する主光線を出
射面22eに向けて出射させる機能を果たすので、導光
板20の光透過率の不要な低下が防止され、より明るい
表示が実現される。
9を参照しながら、本発明による実施形態3の反射型液
晶表示装置200Cを説明する。図27は、反射型液晶
表示装置200Cを模式的に示す断面図であり、図28
は、反射型液晶表示装置200Cが有する照明装置10
0を模式的に示す上面図であり、図29は、反射型液晶
表示装置200Cが有する照明装置100を模式的に示
す斜視図である。
示すように、反射型液晶表示パネル110と、照明装置
(フロントライト)100とを有している。
型液晶表示パネルであり、典型的には、円偏光板114
と、反射型液晶表示セル116とを有する。反射型液晶
表示セル116は、一対のガラス基板111aおよび1
11bと、一対のガラス基板111aおよび111bの
間に設けられた液晶層112とを有し、液晶層112を
通過する光の偏光状態を変調するとともに、液晶層11
2のフロントライト100とは反対側に反射電極113
を有し、液晶層112を通過した光をフロントライト1
00側に反射する。円偏光板114は、偏光板と、λ/
2板と、λ/4板とが一体に貼り合わされて構成されて
いる。
0とを備える。光源10として、ここでは、蛍光管を用
いる。勿論、これに限定されず、LED(発光ダイオー
ド)や、EL(エレクトロルミネッセンス)素子などを
用いてもよい。光源10を囲むように、光源10から出
射された光を導光板20の第1側面22aに効率よく入
射させる光反射シート12が設けられている。また、導
光板20としては、図13(d)に示した導光板20
A’を用いる。
して、ポリメチルメタクリレートを押し出し成形するこ
とによって形成された屈折率が約1.49の第1導光体
26を用い、第2導光体27として、同様にポリメチル
メタクリレートを押し出し成形することによって形成さ
れた屈折率が約1.49の第2導光体27を用いる。さ
らに、接着層28として、屈折率が約1.49のアクリ
ル系粘着剤を用いる。
においては、このように、第1導光体26、接着層28
および第2導光体27の屈折率が互いにほぼ等しく、第
1導光体26、接着層28および第2導光体27が光学
的にほぼ一体であるので、照明光に悪影響をおよぼす光
学的な現象がそれぞれの界面において発生しない。その
ため、高品位な表示が実現される。なお、上述の材料か
らなる導光板20の臨界角θは、約42°である。
6aは、傾斜領域26a1において出射面22eに対し
て約45°傾斜するように形成されており、この傾斜領
域26a1に、誘電体膜であるAl2O3からなる反射膜
25が蒸着によって形成されている。ここでは、Al2
O3からなる誘電体膜が厚さ110nmで形成されてお
り、反射膜25は、光源10から導光板20内部に入射
した光のうち、S偏光を選択的に反射する。従って、照
明装置100からは、反射膜25の繰り返し方向に平行
な偏光方向の光がほとんど出射せず、これに直交する偏
光方向の光が効率よく出射する。勿論、誘電体膜の材料
としては、上述したAl2O3に限定されず、MgF2、
SiO2などを用いてもよいし、反射膜25が誘電体多
層膜である構成としてもよい。
が出射面22eとなす角αは約45°であり、一方、導
光板20の臨界角θは約42°である。従って、本実施
形態の反射型液晶表示装置200Cにおいては、反射膜
25の接線が出射面22eとなす角αと導光板20の臨
界角θとが上記式(2)を満足する。従って、主光線が
出射面22eから効率よく出射されて光利用効率が向上
するとともに、観察者側からの光が反射膜25によって
反射されて対向面22fから出射されることによる表示
品位の低下が抑制される。
に、第1導光体26の表面26aの傾斜領域26a1の
全面に形成されており、図28に示すように、出射面2
2eの法線方向から見て全面に一様に形成されている。
従って、反射膜25を出射面に射影した面積Δsの総和
ΣΔsの、出射面22eの面積Sに対する割合は100
%である。誘電体膜であるAl2O3からなる反射膜25
の反射率r(傾斜角α=45°)は、後述するように最
大で約3%であるので、複数の反射膜25の反射率R
(=ΣΔs/S・r)は約3%であり、従来の照明装置
と保護板とを組み合わせたものよりも明るい表示が実現
される。
00Cにおいては、導光板20の出射面22eに反射防
止処理118が施されており、導光板20内部の光が出
射面22eから出射する際の、出射面22eにおける表
面反射が抑制される。反射防止処理としては、例えば、
導光板20の出射面22e上に、蒸着やスパッタリング
法を用いて、膜厚が約0.1μmのMgF2、SiO2な
どからなる反射防止層を形成する方法を用いることがで
きる。
表示装置200Cが有する照明装置100からは、反射
膜25の繰り返し方向と直交する偏光方向の光が多く出
射する。従って、反射型液晶表示パネル110の円偏光
板114を構成する偏光板の透過軸を反射膜25の繰り
返し方向に直交する方向と一致させるか、あるいは、反
射膜25の繰り返し方向に直交する方向の偏光を位相差
板で回転させてその偏光方向をこの偏光板の透過軸と一
致させることによって、偏光板による光の吸収を抑制
し、高輝度化を図ることができる。
光を制御して照明光を出射させるバックライトおよびこ
れを備える透過型液晶表示装置が開示されている。図4
1は、特開平9−5739号公報に開示されている透過
型液晶表示装置850を模式的に示す断面図である。
850は、透過型液晶表示パネル830と、透過型液晶
表示パネル830の観察者とは反対側に配置されたバッ
クライト800とを有している。バックライト800
は、光源810と、導光板820と、導光板820の光
源810とは反対側に設けられたλ/4板(1/4波長
板)814および反射部材815とを有している。
(入射側面)822aと、第1側面822aに対向する
第2側面(対向側面)822bと、光源810から入射
した光を出射する出射面822cと、出射面822cに
対向する対向面822dとを有している。また、導光板
820は、導光シート825と導光体826とが貼り合
わされて形成されており、導光シート825は、互いに
屈折率が異なるアモルファス層825aおよび825b
が所定の角度をなして交互に積層されて構成されてい
る。
aから導光板820内部に入射した光は、対向面822
dと出射面822cとで全反射を繰り返しながら第2側
面822bに向けて伝搬する。導光板820内部を伝搬
する光の一部は、導光シート825を構成するアモルフ
ァス層825aと825bとの界面で反射され、出射面
822cから出射されて透過型液晶表示パネル830を
照明する。
界面では、偏光方向によって反射率が異なることが一般
に知られており、屈折率の異なるアモルファス層間の界
面にブルースター角と呼ばれる特定の入射角で光が入射
すると、P偏光の反射率が0となり、S偏光のみが反射
する。
ルファス層825aおよび825bを、導光板820の
出射面822cに対してブルースター角に近い角度をな
すように積層することによって、アモルファス層825
aおよび825bの繰り返し方向と平行な偏光方向の光
の反射率を低く、これに直交する偏光方向の光の反射率
を高くすることができ、導光板820から出射される照
明光に偏光特性を持たせることができる。
2b側に設けられたλ/4板(1/4波長板)814と
反射部材815は、導光板820の出射面822cから
出射されずに第2側面822bに到達した光の偏光方向
を回転させて再び導光板820内部に入射させることに
よって光の利用効率の向上を図るために設けられてい
る。
般に、偏光板を備えたものが用いられるが、透過型液晶
表示装置850においては、上述したように照明装置8
00から偏光(偏光方向)が制御された照明光が出射す
るので、偏光板での光の吸収を抑制することができ、透
過型液晶表示装置850の高輝度化が実現される。
ように、多数のアモルファス層の積層体825’、すな
わち、所定の屈折率を有し、所定の厚さに形成されたフ
ィルムを順次接着して貼り重ねたフィルム積層体82
5’を作製した後、所定の角度と厚さで斜めに切断する
ことによって製造される。
に開示されているバックライト800および透過型液晶
表示装置850には、以下のような問題がある。
00においては、照明光は、導光シート825内に積層
されたアモルファス層825aおよび825b間の界面
での反射によって出射する。ところが、アモルファス層
の屈折率差による反射の反射率は非常に低いので、導光
板820の内部を伝搬する光を効率よく照明光として出
射させることができない。また、アモルファス層間の界
面でのP偏光とS偏光との反射率の差はさほど大きくな
いので、出射する照明光の偏光方向に応じた光量の差を
大きくすることができない。
のフィルム積層体825’は、製造工程において数百〜
数千枚のフィルムを貼り重ねて所定の角度で斜めに切断
することを必要とするので、製造工程が非常に煩雑とな
る。また、フィルム積層体825’を斜めに切断するの
で、フィルム積層体825’全体を利用することができ
ずに無駄が生じてしまう。
示装置200Cが有する照明装置100では、反射膜2
5として透明な誘電体膜が用いられ、この誘電体膜と第
1導光体26(または接着層28)との界面での反射に
よって照明光が出射するので、P偏光とS偏光との反射
率の差を大きくし、照明光を効率よく出射させることが
できる。また、反射型液晶表示装置200Cの照明装置
100が有する導光板20は、例えば図13(a)〜
(d)に示したような簡便な製造プロセスで製造するこ
とができる。
体多層膜からなる反射膜25の好ましい厚さの範囲を説
明する。
び光の干渉を利用した偏光ビームスプリッタでは、屈折
率の異なる誘電体膜を、特定の光の波長λに対してλ/
4条件を満たす膜厚で交互に積層することによって、P
偏光の反射率を低いままにS偏光の反射率を高く設計で
きることが知られている(例えば、共立出版株式会社
「光学薄膜」第126〜129ページ)。また、誘電体
膜材料についてもMgF 2、SiO2、Al2O3などさま
ざまな材料が公知である(例えば、培風館株式会社「応
用物理工学選書3 薄膜」第203ページ)。
として、誘電体膜あるいは誘電体多層膜をλ/4条件を
満たす膜厚で形成することによってP偏光の反射率を低
く、S偏光の反射率を高く設計することができる。具体
的には、図30に示すように第1側面22aから導光板
20の内部に入射した光の主光線Lの誘電体膜25(あ
るいは誘電体多層膜)に対する入射角をβとするとき、
この主光線の誘電体膜25に対する屈折角γ、誘電体膜
25の厚さd、誘電体膜25の屈折率n、および第1導
光層20aの屈折率(ここでは第1導光体26および接
着層28の屈折率)n0が、下式(6)および(7)を
満足すればよい。
とを考慮すると、誘電体膜25(あるいは誘電体多層
膜)の厚さdは、下式(6’)を満足すればよいことが
わかる。
リル系樹脂からなる第1導光体26とアクリル系粘着剤
からなる接着層28とから構成されている)中に、反射
膜25として屈折率が1.63で厚さが110nmのA
l2O3を形成した場合における、波長が550nmの光
の反射率の偏光依存性を示す。図31は、P偏光とS偏
光とについて、反射率(%)と入射/反射角(deg)
との関係を示すグラフである。また、比較のために、光
の干渉を考慮しないときの反射率の偏光依存性を図32
および図33に示す。図32は、屈折率が1.49の媒
質から屈折率が1.63の媒質に光が入射した場合を示
し、図33は、屈折率が1.63の媒質から屈折率が
1.49の媒質に光が入射した場合を示す。光の干渉を
考慮しないときの反射率は、上記特開平9−5739号
公報に開示されたバックライト800を構成する導光シ
ート825中のアモルファス層間の界面での反射率に相
当する。
に、P偏光の反射率が0となる入射角、すなわち、ブル
ースター角の近傍において、誘電体膜でのS偏光の反射
率はアモルファス層間界面でのS偏光の反射率よりも高
く、さらに、P偏光とS偏光との反射率の差も大きい。
従って、反射膜25として、S偏光を選択的に反射する
誘電体膜(あるいは誘電体多層膜)を用いる本実施形態
の照明装置100は、特開平9−5379号公報に開示
されているバックライト800に比べて、照明光を効率
よく出射させることができ、照明光の偏光方向に応じた
光量の差を大きくすることができる。
持たせる本実施形態の照明装置100によって、偏光板
を備えた液晶表示パネルを照明する場合には、照明光の
偏光方向と、偏光板の偏光軸との関係を考慮する必要が
ある。具体的には、照明装置100からは、反射膜25
の繰り返し方向に直交する方向の偏光が多く出射するの
で、反射膜25の繰り返し方向に直交する方向と、偏光
板の透過軸とを一致させることが好ましい。あるいは、
反射膜25の繰り返し方向に直交する方向の偏光を位相
差板で回転させることによって、その偏光方向を偏光板
の透過軸と一致させることが好ましい。
36を参照しながら、本発明による実施形態4の反射型
液晶表示装置200Dを説明する。図34は、反射型液
晶表示装置200Dを模式的に示す断面図であり、図3
5は、反射型液晶表示装置200Dが有する照明装置1
00を模式的に示す上面図であり、図36は、反射型液
晶表示装置200Dが有する照明装置100を模式的に
示す斜視図である。
示すように、反射型液晶表示パネル110と照明装置
(フロントライト)100とを有している。
型液晶表示パネルであり、典型的には、円偏光板114
と、反射型液晶表示セル116とを有する。反射型液晶
表示セル116は、一対のガラス基板111aおよび1
11bと、一対のガラス基板111aおよび111bの
間に設けられた液晶層112とを有し、液晶層112を
通過する光の偏光状態を変調するとともに、液晶層11
2のフロントライト100とは反対側に反射電極113
を有し、液晶層112を通過した光をフロントライト1
00側に反射する。円偏光板114は、偏光板と、λ/
2板と、λ/4板とが一体に貼り合わされて構成されて
いる。本実施形態においては、この円偏光板114は、
導光板20の出射面22eに貼りつけられている。この
ように導光板20の出射面22eに円偏光板114が貼
りつけられていると、出射面22eにおける表面反射が
抑制される。
0とを備える。光源10として、ここでは、蛍光管を用
いる。勿論、これに限定されず、LED(発光ダイオー
ド)やEL(エレクトロルミネセンス)素子などを用い
てもよい。光源10を囲むように、光源10から出射さ
れた光を導光板20の第1側面22aに効率よく入射さ
せる光反射シート12が設けられている。また、導光板
20としては、図16(d)に示した導光板20Dを用
いる。
て、JSR(株)製の透明樹脂であるアートンを射出成
形することによって形成された屈折率が約1.51の第
1導光体26を用いる。また、第2導光体27として、
第1導光体26の表面26aに塗布された屈折率が約
1.51の紫外線硬化樹脂を硬化することによって形成
された第2導光体27を用いる。従って、本実施形態で
は、第1導光体26と第2導光体27の間の接着層は省
略される。
においては、このように、第1導光体26および第2導
光体27の屈折率が互いにほぼ等しく、第1導光体26
と第2導光体27とが光学的にほぼ一体であるので、照
明光に悪影響をおよぼす光学的な現象が界面において発
生しない。そのため、高品位な表示が実現される。な
お、上述の材料からなる導光板20Dの臨界角θは、約
41°である。
6aは、傾斜領域26a1において出射面22eに対し
て約45°傾斜するように形成されており、傾斜領域2
6a1と平行領域26a3とが1:1の割合で配置され
るように形成されている。なお、傾斜領域26a1と平
行領域26a3とが1:1の割合で配置されるとは、傾
斜領域26a1の繰り返し方向に沿った(あるいは出射
面22eの法線方向から見たときの)傾斜領域26a1
の幅と平行領域26a3の幅とが1:1であることをい
う。
に、誘電体膜であるMgOからなる反射膜25が蒸着に
よって形成されている。ここでは、MgOからなる反射
膜25は、厚さ100nmで形成されており、その屈折
率は1.75である。
20a(アートンからなる第1導光体26と紫外線硬化
樹脂からなる第2導光体27とから構成されている)中
に、反射膜25として屈折率が1.75で厚さが100
nmのMgOを形成した場合における、波長が550n
mの光の反射率の偏光依存性を示す。図37は、P偏光
とS偏光とについて、反射率(%)と入射/反射角(d
eg)との関係を示すグラフである。
うに、S偏光が選択的に反射されるような偏光依存性を
有しているので、光源10から導光体20の内部に入射
した光のうち、ほぼS偏光のみが傾斜領域の反射膜25
aで反射されて出射面22eから出射する。したがっ
て、照明装置100からは、反射膜25の繰り返し方向
に平行な偏光方向の光がほとんど出射せず、これに直交
する偏光方向の光が効率よく出射する。勿論、誘電体膜
の材料としてはSiO、ZrO2などを用いてもよい
し、反射膜25が誘電体多層膜である構成としてもよ
い。
傾斜領域26a1に形成された反射膜25aの接線が出
射面22eとなす角度αは約45°であり、一方、導光
板20Dの臨界角θは約41°である。したがって、本
実施形態の反射型液晶表示装置200Dにおいては、反
射膜25aの接線が出射面22eとなす角αと導光板2
0の臨界角θとが式(2)を満足する。したがって、主
光線が出射面22eから効率よく出射されて光利用効率
が向上するとともに、観察者側からの光が反射膜25a
によって反射されて対向面22fから出射されることに
よる表示品位の低下が抑制される。
に、出射面22eの法線方向から見て全面に一様に形成
されており、図36に示すように、第1導光体26の表
面26aの傾斜領域26a1と平行領域26a3の全面
に形成されている。ここで、出射面22eに対して約4
5°傾斜した傾斜領域26a1に形成された反射膜25
aの反射率rは、図37からわかるように、最大で約7
%であり、出射面22eと略平行な平行領域26a3上
に形成された反射膜25bの反射率r’は、入射/反射
角が0°での反射率であるので約2%である。また、傾
斜領域26a1と平行領域26a3とは、出射面22e
の法線方向から見て1:1の割合で形成されているの
で、反射膜25aを出射面22eに射影した面積Δsの
総和ΣΔs、および反射膜25bを出射面22eに射影
した面積Δs’の総和ΣΔs’の、出射面22eの面積
Sに対する割合は、それぞれ50%である。したがっ
て、複数の反射膜25による反射率R(=ΣΔs/S・
r+ΣΔs’/S・r’)は約4.5%であり、従来の
照明装置と保護板とを組み合わせたものよりも明るい表
示が実現される。
持たせる本実施形態の照明装置100によって偏光板を
備えた液晶表示パネルを照明する場合には、照明光の偏
光方向と、偏光板の偏光軸との関係を考慮する必要があ
る。具体的には、照明装置100からは、反射膜25の
繰り返し方向に直交する方向の偏光が多く出射するの
で、反射膜25の繰り返しの方向に直交する方向と、偏
光板の透過軸とを一致させることが好ましい。あるい
は、反射膜25の繰り返しの方向に直交する方向の偏光
を位相差板で回転させることによって、その偏光方向を
偏光板の透過軸と一致させることが好ましい。
が提供され、この照明装置を用いると、高品位の表示が
可能な表示装置が提供される。
バックライトまたはフロントライトとして好適に用いる
ことができる。本発明による照明装置においては、導光
板内部の反射膜の配置を適切に設定することによって所
望の特性の照明光が得られ、本発明による照明装置は、
特に、反射型表示装置のフロントライトとして好適に用
いることができる。
的に示す断面図である。
的に示す上面図である。
明装置100の導光板20が有する反射膜25の好まし
い配置について説明するための図である。
明装置100の導光板20が有する反射膜25の好まし
い配置について説明するための図である。
板20の光透過率を測定する方法を模式的に示す図であ
る。
板20が有する反射膜25の好ましい配置について説明
するための図である。
板20が有する反射膜25の反射率rの定義を説明する
ための図である。
板20が有する反射膜25の他の形状を模式的に示す上
面図である。
の照明装置100の導光板20が有する反射膜25の他
の配置を模式的に示す上面図である。
適に用いられる導光板20Aの構造およびその製造方法
を模式的に示す図である。
に対するマスク40の配置例を示す図である。
よりも広い場合と、反射膜25の幅aが傾斜領域26a
1の幅A以下である場合とについて、傾斜領域26a1
に形成される反射膜25を模式的に示す図である。
適に用いられる導光板20A’の構造およびその製造方
法を模式的に示す図である。
適に用いられる他の導光板20Bの構造およびその製造
方法を模式的に示す図である。
適に用いられる他の導光板20Cの構造およびその製造
方法を模式的に示す図である。
適に用いられる他の導光板20Dの構造およびその製造
方法を模式的に示す図である。
的に示す断面図である。
て、観察者側から入射する光が反射膜25bにより反射
される様子を模式的に示す図である。
面26aが出射面22e近傍に位置している場合の光の
伝搬の様子を模式的に示す図であり、(a)は、平行領
域26a3が傾斜領域26a1よりも出射面22e側に
位置している場合を示し、(b)は、傾斜領域26a1
が平行領域26a3よりも出射面22e側に位置してい
る場合を示す。
面26aが対向面22f近傍に位置している場合の光の
伝搬の様子を模式的に示す図であり、(a)は、平行領
域26a3が傾斜領域26a1よりも対向面22f側に
位置している場合を示し、(b)は、傾斜領域26a1
が平行領域26a3よりも対向面22f側に位置してい
る場合を示す。
置200Aを模式的に示す断面図である。
置200Aが有する照明装置100を模式的に示す上面
図である。
置200Aが有する照明装置100を模式的に示す斜視
図である。
置200Bを模式的に示す断面図である。
置200Bが有する照明装置100を模式的に示す上面
図である。
置200Bが有する照明装置100を模式的に示す斜視
図である。
置200Cを模式的に示す断面図である。
置200Cが有する照明装置100を模式的に示す上面
図である。
置200Cが有する照明装置100を模式的に示す斜視
図である。
置100の導光板20内部に入射した光が伝搬する様子
を模式的に示す図である。
反射膜25として屈折率が1.63で厚さが110nm
のAl2O3を形成した場合における、波長が550nm
の光の反射率の偏光依存性を示すグラフである。
3の媒質に光が入射した場合において、光の干渉を考慮
しないときの光(波長が550nm)の反射率の偏光依
存性を示すグラフである。
9の媒質に光が入射した場合において、光の干渉を考慮
しないときの光(波長が550nm)の反射率の偏光依
存性を示すグラフである。
置200Dを模式的に示す断面図である。
置200Dが有する照明装置100を模式的に示す上面
図である。
置200Dが有する照明装置100を模式的に示す斜視
図である。
に、反射膜25として屈折率が1.75で厚さが100
nmのMgOを形成した場合における、波長が550n
mの光の反射率の偏光依存性を示すグラフである。
示装置450を模式的に示す断面図である。
射型液晶表示装置550を模式的に示す断面図であり、
(b)は、従来の照明装置500’を備える反射型液晶
表示装置550’を模式的に示す断面図である。
装置600を模式的に示す断面図であり、(b)は、タ
ッチパネル730を備える従来の表示装置700を模式
的に示す断面図である。
示装置850を模式的に示す断面図である。
の導光シート825を製造する際に用いるフィルム積層
体825’を模式的に示す斜視図である。
導光板 20a 第1導光層 20b 第2導光層 22a 第1側面 22b 第2側面 22c 第3側面 22d 第4側面 22e 出射面 22f 対向面 25、25a、25b 反射膜 26 第1導光体 26a1 傾斜領域 26a2 垂直領域 26a3 平行領域 27 第2導光体 28 接着層 100 照明装置 110 反射型液晶表示パネル 200A、200B、200C、200D 反射型液
晶表示装置
Claims (21)
- 【請求項1】 光源と、 前記光源から出射された光を受ける第1側面と、前記第
1側面に対向する第2側面と、前記第1側面と前記第2
側面との間に位置し互いに対向する第3側面および第4
側面と、前記第1、第2、第3および第4側面を介して
互いに対向する出射面および対向面とを有する導光板と
を備え、 前記導光板は、それぞれが前記出射面の法線方向に所定
の厚さを有する第1導光層および第2導光層から構成さ
れ、 前記第1導光層は、前記第1側面から前記導光板の内部
に入射した光を前記出射面に向けて反射する反射膜をそ
の内部に複数有しており、 前記第2導光層は、反射膜を有していない、照明装置。 - 【請求項2】 前記反射膜の接線が前記出射面となす角
αと、前記導光板の臨界角θとが、45°−θ/2<α
<45°+θ/2の関係を満足する、請求項1に記載の
照明装置。 - 【請求項3】 前記反射膜の接線が前記出射面となす角
αと、前記導光板の臨界角θとが、θ<α<45°+θ
/2の関係を満足する、請求項1または2に記載の照明
装置。 - 【請求項4】 前記導光板の光透過率は、85%以上で
ある請求項1から3のいずれかに記載の照明装置。 - 【請求項5】 前記反射膜を前記出射面に射影した面積
Δsの総和ΣΔsと、前記反射膜の反射率rと、前記導
光板の前記出射面の面積Sとが、0<(ΣΔs/S)・
r≦0.08の関係を満足する、請求項1から3のいず
れかに記載の照明装置。 - 【請求項6】 前記反射膜は、前記出射面の法線方向か
ら見た形状が線状に形成されている請求項1から5のい
ずれかに記載の照明装置。 - 【請求項7】 前記反射膜は、前記出射面の法線方向か
ら見た形状が島状に形成されている請求項1から5のい
ずれかに記載の照明装置。 - 【請求項8】 前記反射膜は、透明な誘電体膜または誘
電体多層膜である、請求項1から7のいずれかに記載の
照明装置。 - 【請求項9】 前記第1側面から前記導光板の内部に入
射した光の主光線の前記誘電体膜または前記誘電体多層
膜に対する入射角をβとするとき、 前記主光線の前記誘電体膜または前記誘電体多層膜に対
する屈折角γ、前記誘電体膜または前記誘電体多層膜の
厚さd、前記誘電体膜または前記誘電体多層膜の屈折率
n、および前記第1導光層の屈折率n0が、380/
(4n・cosγ)≦d≦780/(4n・cosγ)
およびn0・sinβ=n・sinγの関係を満足す
る、請求項8に記載の照明装置。 - 【請求項10】 前記導光板は、第1導光体と、第2導
光体と、前記第1導光体と前記第2導光体との間に設け
られた接着層とが、前記出射面の法線方向に沿って積層
されて形成されており、 前記第1導光体の前記接着層側の表面は、前記出射面に
対して傾斜した傾斜領域を複数有し、 前記反射膜は、前記表面の前記傾斜領域に形成されてい
る請求項1から9のいずれかに記載の照明装置。 - 【請求項11】 前記第1導光体の前記接着層側の前記
表面は、さらに、前記出射面に対して略垂直な垂直領域
を複数有し、前記傾斜領域と前記垂直領域とが所定の方
向に沿って交互に配置されている、請求項10に記載の
照明装置。 - 【請求項12】 前記表面の前記傾斜領域の、前記所定
の方向に沿った幅Aと、前記反射膜の、前記所定の方向
に沿った幅aとが、0<a≦Aの関係を満足する、請求
項11に記載の照明装置。 - 【請求項13】 前記反射膜は、前記表面の前記傾斜領
域の全面に形成されている請求項11に記載の照明装
置。 - 【請求項14】 前記第1導光体の前記接着層側の前記
表面は、さらに、前記出射面に対して略垂直な垂直領域
および前記出射面に対して略平行な平行領域を複数有す
る、請求項10に記載の照明装置。 - 【請求項15】 前記第1導光体の前記接着層側の前記
表面は、前記導光板の前記出射面近傍に位置し、前記平
行領域は、前記傾斜領域よりも前記出射面側に位置す
る、請求項14に記載の照明装置。 - 【請求項16】 前記第1導光体の前記接着層側の前記
表面は、前記導光板の前記対向面近傍に位置し、前記平
行領域は、前記傾斜領域よりも前記対向面側に位置す
る、請求項14に記載の照明装置。 - 【請求項17】 前記第1導光体と前記接着層とは、互
いに屈折率がほぼ等しい、請求項10から16のいずれ
かに記載の照明装置。 - 【請求項18】 前記導光板は、第1導光体と第2導光
体とが前記出射面の法線方向に沿って積層されて形成さ
れており、 前記第1導光体の前記第2導光体側の表面は、前記出射
面に対して傾斜した傾斜領域を複数有し、 前記反射膜は、前記表面の前記傾斜領域に形成されてい
る請求項1から9のいずれかに記載の照明装置。 - 【請求項19】 前記第2導光体は、前記第1導光体に
対して観察者側に配置され、透明入力装置としても機能
する、請求項10から18のいずれかに記載の照明装
置。 - 【請求項20】 請求項1から19のいずれかに記載の
照明装置と、前記照明装置の前記導光板に対して観察者
とは反対側に設けられた反射型表示パネルとを備える表
示装置。 - 【請求項21】 光源から出射された光を受ける第1側
面と、前記第1側面に対向する第2側面と、前記第1側
面と前記第2側面との間に位置し互いに対向する第3側
面および第4側面と、前記第1、第2、第3および第4
側面を介して互いに対向する出射面および対向面とを有
する導光板であって、 それぞれが前記出射面の法線方向に所定の厚さを有する
第1導光層および第2導光層から構成され、 前記第1導光層は、前記第1側面から前記導光板の内部
に入射した光を前記出射面に向けて反射する反射膜をそ
の内部に複数有しており、 前記第2導光層は、反射膜を有していない、導光板。
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