JP2003258768A - 拡散信号多重化回路 - Google Patents
拡散信号多重化回路Info
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L5/06—Channels characterised by the type of signal the signals being represented by different frequencies
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- Signal Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、SSMA方式に基づいて並行し
て生成された複数の拡散信号を周波数多重化する拡散信
号多重化回路に関し、多様な多重度に柔軟に適応し、か
つSN比および電力効率が高く維持されることを目的と
する。 【解決手段】 複数の拡散信号を多重化し、得られた信
号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手段11と、複数
の拡散信号に、振幅監視手段11の伝搬遅延時間に相当
する遅延を並行して与える遅延手段12と、遅延手段1
2を介して与えられた複数の拡散信号に、振幅監視手段
11によって得られた振幅の平均値が大きいほど小さな
重みによる重み付けを並行して施し、かつ多重化するこ
とによって多重信号を生成する多重化手段13とを備え
て構成される。
て生成された複数の拡散信号を周波数多重化する拡散信
号多重化回路に関し、多様な多重度に柔軟に適応し、か
つSN比および電力効率が高く維持されることを目的と
する。 【解決手段】 複数の拡散信号を多重化し、得られた信
号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手段11と、複数
の拡散信号に、振幅監視手段11の伝搬遅延時間に相当
する遅延を並行して与える遅延手段12と、遅延手段1
2を介して与えられた複数の拡散信号に、振幅監視手段
11によって得られた振幅の平均値が大きいほど小さな
重みによる重み付けを並行して施し、かつ多重化するこ
とによって多重信号を生成する多重化手段13とを備え
て構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SSMA(Spread
Spectrum Multiple Access)方式に基づいて並行して生
成された複数の拡散信号を多重化する拡散信号多重化回
路に関する。
Spectrum Multiple Access)方式に基づいて並行して生
成された複数の拡散信号を多重化する拡散信号多重化回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式は、本来的に秘匿性と耐干
渉性とを有し、かつマルチメディアおよび多様なチャネ
ル配置に柔軟に適応可能であるばかりではなく、近年、
遠近問題の解決を可能とする送信電力制御の技術が確立
されたために、移動通信システムに積極的に適用されつ
つある。また、このような移動通信システムでは、無線
基地局によって形成された無線ゾーンにおいて呼が生起
し得る端末の数は、時間帯その他の要因に応じて絶えず
変化し、一般に、個々の無線基地局または該当する移動
通信システムの運用の開始直後より逐次増加する。
渉性とを有し、かつマルチメディアおよび多様なチャネ
ル配置に柔軟に適応可能であるばかりではなく、近年、
遠近問題の解決を可能とする送信電力制御の技術が確立
されたために、移動通信システムに積極的に適用されつ
つある。また、このような移動通信システムでは、無線
基地局によって形成された無線ゾーンにおいて呼が生起
し得る端末の数は、時間帯その他の要因に応じて絶えず
変化し、一般に、個々の無線基地局または該当する移動
通信システムの運用の開始直後より逐次増加する。
【0003】したがって、上述した無線基地局の送信系
には、自局によって形成された無線ゾーンに位置し得る
端末の数の増加に適応する柔軟な増設と、送信に供され
るべき空中線系の共用との双方を可能とするために、拡
散信号多重化回路が備えられる。図8は、従来の拡散信
号多重化装置の構成例を示す図である。
には、自局によって形成された無線ゾーンに位置し得る
端末の数の増加に適応する柔軟な増設と、送信に供され
るべき空中線系の共用との双方を可能とするために、拡
散信号多重化回路が備えられる。図8は、従来の拡散信
号多重化装置の構成例を示す図である。
【0004】図において、遅延部91-1〜91-nと、フ
ィルタ92-1〜92-nとの入力には、並行して生成され
た複数nの拡散信号がそれぞれ与えられ、これらの遅延
部91-1〜91-nの出力はそれぞれ振幅制御部93-1〜
93-nを介してフィルタ94-1〜94-nの入力に接続さ
れる。フィルタ94-1〜94-nの出力はそれぞれ周波数
変換器95-1〜95-nを介して送信部96-1〜96-nの
入力に接続され、これらの送信部96-1〜96-nの出力
は合波器97の対応する入力に接続される。合波器97
の出力は電力増幅器98を介して図示されない空中線系
に接続され、周波数変換器95-1〜95-nの局発入力に
は、上述した複数nの拡散信号の占有帯域がそれぞれ周
波数軸上で配置されるべき帯域に対応し、かつ異なる周
波数f1〜fnを有する複数nの局発信号が与えられ
る。
ィルタ92-1〜92-nとの入力には、並行して生成され
た複数nの拡散信号がそれぞれ与えられ、これらの遅延
部91-1〜91-nの出力はそれぞれ振幅制御部93-1〜
93-nを介してフィルタ94-1〜94-nの入力に接続さ
れる。フィルタ94-1〜94-nの出力はそれぞれ周波数
変換器95-1〜95-nを介して送信部96-1〜96-nの
入力に接続され、これらの送信部96-1〜96-nの出力
は合波器97の対応する入力に接続される。合波器97
の出力は電力増幅器98を介して図示されない空中線系
に接続され、周波数変換器95-1〜95-nの局発入力に
は、上述した複数nの拡散信号の占有帯域がそれぞれ周
波数軸上で配置されるべき帯域に対応し、かつ異なる周
波数f1〜fnを有する複数nの局発信号が与えられ
る。
【0005】上述したフィルタ92-1〜92-nの出力は
それぞれ周波数変換器99-1〜99-nの入力に接続さ
れ、これらの周波数変換器99-1〜99-nの出力は合波
器100の対応する入力に接続される。この合波器10
0の出力は係数算出部101を介して振幅制御部93-1
〜93-nの係数入力に接続され、これらの周波数変換器
99-1〜99-nの局発入力には、それぞれ上述した複数
nの局発信号が与えられる。
それぞれ周波数変換器99-1〜99-nの入力に接続さ
れ、これらの周波数変換器99-1〜99-nの出力は合波
器100の対応する入力に接続される。この合波器10
0の出力は係数算出部101を介して振幅制御部93-1
〜93-nの係数入力に接続され、これらの周波数変換器
99-1〜99-nの局発入力には、それぞれ上述した複数
nの局発信号が与えられる。
【0006】このような構成の拡散信号多重化装置で
は、フィルタ94-1〜94-nは上述した複数nの拡散信
号の占有帯域に等しい通過域を有し、かつフィルタ92
-1〜92-nは、これらの通過域より若干広めに設定され
た通過域を有する。周波数変換器99-1〜99-nは、上
述した複数nの拡散信号の占有帯域をそれぞれ周波数軸
上でf1〜fnに対応する異なる帯域にシフトさせるこ
とによって、複数nの中間周波信号(以下、「準中間周
波信号」という。)を並行して生成する。合波器110
は、これらの準中間周波信号を合成することによって
「準送信波信号」を生成する。
は、フィルタ94-1〜94-nは上述した複数nの拡散信
号の占有帯域に等しい通過域を有し、かつフィルタ92
-1〜92-nは、これらの通過域より若干広めに設定され
た通過域を有する。周波数変換器99-1〜99-nは、上
述した複数nの拡散信号の占有帯域をそれぞれ周波数軸
上でf1〜fnに対応する異なる帯域にシフトさせるこ
とによって、複数nの中間周波信号(以下、「準中間周
波信号」という。)を並行して生成する。合波器110
は、これらの準中間周波信号を合成することによって
「準送信波信号」を生成する。
【0007】一方、遅延部91-1〜91-nは、それぞれ
フィルタ92-1〜92-nの入力端から周波数変換器99
-1〜99-nおよび合波器100を介して係数算出部10
1の出力に至る区間の伝搬遅延時間に等しい伝搬遅延時
間を有し、これらの伝搬遅延時間に等しい遅延を既述の
複数nの拡散信号に並行して与える。なお、以下では、
遅延部91-1〜91-nの出力に並行して得られる個々の
拡散信号については、簡単のため、「遅延拡散信号」と
いう。
フィルタ92-1〜92-nの入力端から周波数変換器99
-1〜99-nおよび合波器100を介して係数算出部10
1の出力に至る区間の伝搬遅延時間に等しい伝搬遅延時
間を有し、これらの伝搬遅延時間に等しい遅延を既述の
複数nの拡散信号に並行して与える。なお、以下では、
遅延部91-1〜91-nの出力に並行して得られる個々の
拡散信号については、簡単のため、「遅延拡散信号」と
いう。
【0008】振幅制御部93-1〜93-nは、このような
遅延拡散信号のチップの単位に係数算出部101によっ
て算出された係数に応じてこれらの遅延拡散信号の振幅
を適宜制限(重み付け)する。なお、以下では、振幅制
御部93-1〜93-nの出力に並行して得られる個々の拡
散信号については、簡単のため、「整形拡散信号」とい
う。
遅延拡散信号のチップの単位に係数算出部101によっ
て算出された係数に応じてこれらの遅延拡散信号の振幅
を適宜制限(重み付け)する。なお、以下では、振幅制
御部93-1〜93-nの出力に並行して得られる個々の拡
散信号については、簡単のため、「整形拡散信号」とい
う。
【0009】フィルタ94-1〜94-n、周波数変換器9
5-1〜95-n、送信部96-1〜96-nおよび合波器97
は、これらの複数nの整形拡散信号を周波数多重化する
ことによって送信波信号を生成し、その送信波信号は電
力増幅器98を介して上述した空中線系に与えられる。
なお、このような周波数多重化の過程で各部によって行
われる処理については、フィルタ92-1〜92-n、周波
数変換器99-1〜99-nおよび合波器100によって行
われる処理と基本的に同じであるので、ここでは、その
説明を省略する。
5-1〜95-n、送信部96-1〜96-nおよび合波器97
は、これらの複数nの整形拡散信号を周波数多重化する
ことによって送信波信号を生成し、その送信波信号は電
力増幅器98を介して上述した空中線系に与えられる。
なお、このような周波数多重化の過程で各部によって行
われる処理については、フィルタ92-1〜92-n、周波
数変換器99-1〜99-nおよび合波器100によって行
われる処理と基本的に同じであるので、ここでは、その
説明を省略する。
【0010】また、係数算出部101は、既述の準送信
波信号のチップ単位に、この準送信波信号の瞬時値の先
頭値を検出し、例えば、その先頭値とこの先頭値がとる
ことが許容される既知の上限値との比の逆数、またはそ
の比の二乗値の逆数に等しい係数zを順次算出する。振
幅制御部93-1〜93-nは、それぞれ既述の複数nの遅
延拡散信号の瞬時値にこのような係数zを共通に乗じる
ことによって、上述した複数nの整形拡散信号を生成す
る。
波信号のチップ単位に、この準送信波信号の瞬時値の先
頭値を検出し、例えば、その先頭値とこの先頭値がとる
ことが許容される既知の上限値との比の逆数、またはそ
の比の二乗値の逆数に等しい係数zを順次算出する。振
幅制御部93-1〜93-nは、それぞれ既述の複数nの遅
延拡散信号の瞬時値にこのような係数zを共通に乗じる
ことによって、上述した複数nの整形拡散信号を生成す
る。
【0011】すなわち、上述した複数nの拡散信号の瞬
時値がチップ単位に如何なる組み合わせで過大となって
も、電力増幅器98に与えられる送信波信号の瞬時値
は、その電力増幅器98の直線性が確保できない程度に
大きな値とはならない。したがって、空中線系に実際に
給電される送信波信号に無用なスプリアスの成分が含ま
れることが回避され、かつ無線周波数の有効利用が担保
されると共に、伝送品質およびサービス品質が高く維持
される。
時値がチップ単位に如何なる組み合わせで過大となって
も、電力増幅器98に与えられる送信波信号の瞬時値
は、その電力増幅器98の直線性が確保できない程度に
大きな値とはならない。したがって、空中線系に実際に
給電される送信波信号に無用なスプリアスの成分が含ま
れることが回避され、かつ無線周波数の有効利用が担保
されると共に、伝送品質およびサービス品質が高く維持
される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例では、既述の送信波信号(準送信波信号)の瞬時
値の先頭値は多重度nの二乗に比例した値となり、その
送信波信号(準送信波信号)の平均電力はこの多重度n
に比例した値となる。すなわち、多重度nが大きいほ
ど、送信波信号(準送信波信号)のピークファクタ(最
大電力と平均電力との比、または瞬時値の最大値と平均
値との比として定義される。)は大きな値となるため
に、この電力増幅器98においてスプリアスが無用に発
生し、このようなスプリアスが空中線系を介して放射さ
れる可能性が高かった。
従来例では、既述の送信波信号(準送信波信号)の瞬時
値の先頭値は多重度nの二乗に比例した値となり、その
送信波信号(準送信波信号)の平均電力はこの多重度n
に比例した値となる。すなわち、多重度nが大きいほ
ど、送信波信号(準送信波信号)のピークファクタ(最
大電力と平均電力との比、または瞬時値の最大値と平均
値との比として定義される。)は大きな値となるため
に、この電力増幅器98においてスプリアスが無用に発
生し、このようなスプリアスが空中線系を介して放射さ
れる可能性が高かった。
【0013】なお、上述したスプリアスは、電力増幅器
98に十分な出力バックオフが図られることによって回
避され得る。しかし、このような出力バックオフは、一
般に、電力増幅器98の飽和出力レベルが大きく設定さ
れることによって、その電力増幅器98によって出力さ
れる送信波信号のレベルをこの飽和出力レベルに対して
小さな値とすることによって達成される。
98に十分な出力バックオフが図られることによって回
避され得る。しかし、このような出力バックオフは、一
般に、電力増幅器98の飽和出力レベルが大きく設定さ
れることによって、その電力増幅器98によって出力さ
れる送信波信号のレベルをこの飽和出力レベルに対して
小さな値とすることによって達成される。
【0014】したがって、出力バックオフの拡大は、総
合的な電力効率が大幅に低下する要因となるために、実
際には図られていなかった。また、多重度nは、一般
に、自局によって形成された無線ゾーンに多数の端末が
集中して位置し、これらの端末に並行して多くの呼が生
起し得る無線基地局では、必然的に大きな値に設定され
る。
合的な電力効率が大幅に低下する要因となるために、実
際には図られていなかった。また、多重度nは、一般
に、自局によって形成された無線ゾーンに多数の端末が
集中して位置し、これらの端末に並行して多くの呼が生
起し得る無線基地局では、必然的に大きな値に設定され
る。
【0015】さらに、振幅制御部93-1〜93-nはそれ
ぞれ複数nの遅延拡散信号の振幅をチップ毎に離散的に
調整するので、準送信波信号のチップ毎の振幅が単発的
(あるいは散発的)に過大となり得る。このような場合
には、フィルタ94-1〜94-nによって行われる濾波処
理の過程では、対応するチップに隣接したチップの振幅
が無用に変動する可能性が高かった。
ぞれ複数nの遅延拡散信号の振幅をチップ毎に離散的に
調整するので、準送信波信号のチップ毎の振幅が単発的
(あるいは散発的)に過大となり得る。このような場合
には、フィルタ94-1〜94-nによって行われる濾波処
理の過程では、対応するチップに隣接したチップの振幅
が無用に変動する可能性が高かった。
【0016】また、図8に示す要素の全てまたは一部が
ディジタル信号処理として実現される場合には、このよ
うなディジタル信号処理の過程では、演算対象が「準送
信波信号や送信波信号の振幅のダイナミックレンジで直
線性が確保される数値情報」として予めスケーリングさ
れても、上述した多重度nやピークファクタが大きいほ
ど大きな丸め誤差が発生する。
ディジタル信号処理として実現される場合には、このよ
うなディジタル信号処理の過程では、演算対象が「準送
信波信号や送信波信号の振幅のダイナミックレンジで直
線性が確保される数値情報」として予めスケーリングさ
れても、上述した多重度nやピークファクタが大きいほ
ど大きな丸め誤差が発生する。
【0017】したがって、このような演算対象の語長の
拡大が許容される十分な処理量が確保されない限り、送
信波信号のノイズフロアの無用な上昇その他の技術的な
問題が付帯して発生する可能性が高かった。本発明は、
基本的な構成が大幅に変更されることなく、多様な多重
度に柔軟に適応し、かつSN比および電力効率が高く維
持される拡散信号多重化回路を提供することを目的とす
る。
拡大が許容される十分な処理量が確保されない限り、送
信波信号のノイズフロアの無用な上昇その他の技術的な
問題が付帯して発生する可能性が高かった。本発明は、
基本的な構成が大幅に変更されることなく、多様な多重
度に柔軟に適応し、かつSN比および電力効率が高く維
持される拡散信号多重化回路を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明にかかわ
る拡散信号多重化回路の原理ブロック図である。請求項
1に記載の発明では、振幅監視手段11は、複数の拡散
信号を多重化し、得られた信号の振幅を時系列の順に得
る。遅延手段12は、上述した複数の拡散信号に、振幅
監視手段11の伝搬遅延時間に相当する遅延を並行して
与える。多重化手段13は、遅延手段12を介して与え
られた複数の拡散信号に、振幅監視手段11によって得
られた振幅の平均値が大きいほど小さな重みによる重み
付けを並行して施し、かつ多重化することによって多重
信号を生成する。
る拡散信号多重化回路の原理ブロック図である。請求項
1に記載の発明では、振幅監視手段11は、複数の拡散
信号を多重化し、得られた信号の振幅を時系列の順に得
る。遅延手段12は、上述した複数の拡散信号に、振幅
監視手段11の伝搬遅延時間に相当する遅延を並行して
与える。多重化手段13は、遅延手段12を介して与え
られた複数の拡散信号に、振幅監視手段11によって得
られた振幅の平均値が大きいほど小さな重みによる重み
付けを並行して施し、かつ多重化することによって多重
信号を生成する。
【0019】このような重みは、上述した信号の振幅が
大きくなった時点だけではなく、時間軸上でその時点が
含まれ、振幅監視手段11によって一括してその振幅の
平均値が得られるべきインターバル毎に急峻に変化する
ことなく更新される。したがって、上述した複数の拡散
信号の主要な成分は、これらの拡散信号の本来的な占有
帯域内における分布が大幅に乱れることなく精度よく多
重化される。
大きくなった時点だけではなく、時間軸上でその時点が
含まれ、振幅監視手段11によって一括してその振幅の
平均値が得られるべきインターバル毎に急峻に変化する
ことなく更新される。したがって、上述した複数の拡散
信号の主要な成分は、これらの拡散信号の本来的な占有
帯域内における分布が大幅に乱れることなく精度よく多
重化される。
【0020】請求項2に記載の発明では、振幅監視手段
11は、複数の拡散信号を多重化し、得られた信号の振
幅を時系列の順に得る。振幅制御部15は、時系列の順
に得られた複数の拡散信号の振幅に応じて時系列の異な
る拡散信号それぞれに対し振幅制限を施す。すなわち、
上述した複数の拡散信号の振幅は、何れもこれらの拡散
信号が多重されることによって得られる信号の振幅に整
合した上限値以下の値に維持される。
11は、複数の拡散信号を多重化し、得られた信号の振
幅を時系列の順に得る。振幅制御部15は、時系列の順
に得られた複数の拡散信号の振幅に応じて時系列の異な
る拡散信号それぞれに対し振幅制限を施す。すなわち、
上述した複数の拡散信号の振幅は、何れもこれらの拡散
信号が多重されることによって得られる信号の振幅に整
合した上限値以下の値に維持される。
【0021】したがって、上述した複数の拡散信号は、
このような上限値が適正である限り、無用な歪みを伴う
ことなく多重化その他の線形処理の対象となる。請求項
3に記載の発明では、振幅監視手段11Cは、複数の拡
散信号を多重化し、得られた信号の振幅を得る。振幅制
御部15Aは、振幅監視手段11Cが検出した振幅に応
じて、時系列の異なる拡散信号それぞれに対し、振幅制
限を施す。
このような上限値が適正である限り、無用な歪みを伴う
ことなく多重化その他の線形処理の対象となる。請求項
3に記載の発明では、振幅監視手段11Cは、複数の拡
散信号を多重化し、得られた信号の振幅を得る。振幅制
御部15Aは、振幅監視手段11Cが検出した振幅に応
じて、時系列の異なる拡散信号それぞれに対し、振幅制
限を施す。
【0022】すなわち、上述した複数の拡散信号の振幅
は、何れもこれらの拡散信号が多重されることによって
得られる信号の振幅に整合した上限値以下の値に維持さ
れる。したがって、上述した複数の拡散信号は、このよ
うな上限値が適正である限り、無用な歪みを伴うことな
く多重化その他の線形処理の対象となる。
は、何れもこれらの拡散信号が多重されることによって
得られる信号の振幅に整合した上限値以下の値に維持さ
れる。したがって、上述した複数の拡散信号は、このよ
うな上限値が適正である限り、無用な歪みを伴うことな
く多重化その他の線形処理の対象となる。
【0023】請求項4に記載の発明では、選択手段14
は、遅延手段12、12A、12Bを介して与えられた
複数の拡散信号の内、振幅が規定の閾値を上回る拡散信
号の全てもしくは一部を選択する。多重化手段13、1
3A、13Bは、選択手段14によって選択された拡散
信号のみに重み付けを施す。このような重み付けは、多
重化手段13、13A、13Bによって生成される多重
信号の振幅が過大となる主要因に該当する特定の拡散信
号のみに対して施される。
は、遅延手段12、12A、12Bを介して与えられた
複数の拡散信号の内、振幅が規定の閾値を上回る拡散信
号の全てもしくは一部を選択する。多重化手段13、1
3A、13Bは、選択手段14によって選択された拡散
信号のみに重み付けを施す。このような重み付けは、多
重化手段13、13A、13Bによって生成される多重
信号の振幅が過大となる主要因に該当する特定の拡散信
号のみに対して施される。
【0024】したがって、多重化の対象となる全ての拡
散信号にこのような重み付けが施される場合に比べて、
小さなレベルの拡散信号が無用に減衰することが回避さ
れ、かつ伝送品質が確度高く良好に維持される。請求項
5に記載の発明では、選択手段14Aは、遅延手段1
2、12A、12Bを介して与えられた複数の拡散信号
の全てまたは一部を振幅の降順に選択する。多重化手段
13、13A、13Bは、選択手段14Aによって選択
された拡散信号に上述した振幅の昇順に小さな重みで重
み付けを施す。
散信号にこのような重み付けが施される場合に比べて、
小さなレベルの拡散信号が無用に減衰することが回避さ
れ、かつ伝送品質が確度高く良好に維持される。請求項
5に記載の発明では、選択手段14Aは、遅延手段1
2、12A、12Bを介して与えられた複数の拡散信号
の全てまたは一部を振幅の降順に選択する。多重化手段
13、13A、13Bは、選択手段14Aによって選択
された拡散信号に上述した振幅の昇順に小さな重みで重
み付けを施す。
【0025】このような重み付けは、多重化手段13、
13A、13Bによって生成される多重信号の振幅が過
大となる主要因に該当する特定の拡散信号のみに対して
施される。したがって、多重化の対象となる全ての拡散
信号にこのような重み付けが施される場合に比べて、小
さなレベルの拡散信号が無用に減衰することが回避さ
れ、かつ伝送品質が確度高く良好に維持される。
13A、13Bによって生成される多重信号の振幅が過
大となる主要因に該当する特定の拡散信号のみに対して
施される。したがって、多重化の対象となる全ての拡散
信号にこのような重み付けが施される場合に比べて、小
さなレベルの拡散信号が無用に減衰することが回避さ
れ、かつ伝送品質が確度高く良好に維持される。
【0026】請求項1に記載の発明に関連した第一の発
明では、振幅監視手段11Aは、複数の拡散信号を多重
化し、得られた信号の振幅を平滑化し、その振幅の平均
値を時系列の順に得る。遅延手段12Aは、上述した複
数の拡散信号に、振幅監視手段11Aの伝搬遅延時間に
相当する遅延を並行して与える。多重化手段13Aは、
遅延手段12Aを介して与えられた複数の拡散信号に、
振幅監視手段11Aによって得られた平均値が大きいほ
ど小さな重みによる重み付けを並行して施し、かつ多重
化することによって多重信号を生成する。
明では、振幅監視手段11Aは、複数の拡散信号を多重
化し、得られた信号の振幅を平滑化し、その振幅の平均
値を時系列の順に得る。遅延手段12Aは、上述した複
数の拡散信号に、振幅監視手段11Aの伝搬遅延時間に
相当する遅延を並行して与える。多重化手段13Aは、
遅延手段12Aを介して与えられた複数の拡散信号に、
振幅監視手段11Aによって得られた平均値が大きいほ
ど小さな重みによる重み付けを並行して施し、かつ多重
化することによって多重信号を生成する。
【0027】このような重みは、上述した信号の振幅が
大きくなった時点だけではなく、時間軸上でその時点が
含まれ、これらの振幅の平均値が得られるべきインター
バル毎に急峻に変化することなく更新される。したがっ
て、上述した複数の拡散信号の主要な成分は、これらの
拡散信号の本来的な占有帯域内における分布が大幅に乱
れることなく精度よく多重化される。
大きくなった時点だけではなく、時間軸上でその時点が
含まれ、これらの振幅の平均値が得られるべきインター
バル毎に急峻に変化することなく更新される。したがっ
て、上述した複数の拡散信号の主要な成分は、これらの
拡散信号の本来的な占有帯域内における分布が大幅に乱
れることなく精度よく多重化される。
【0028】請求項1に記載の発明に関連した第二の発
明では、振幅監視手段11Bは、複数の拡散信号を多重
化し、得られた信号が時系列の順に規定のウインドウに
おいてとる最大の振幅を得る。遅延手段12Bは、上述
した複数の拡散信号に、振幅監視手段11Bの伝搬遅延
時間に相当する遅延を並行して与える。多重化手段13
Bは、記遅延手段12Bを介して与えられた複数の拡散
信号に、振幅監視手段11Bによって得られた最大の振
幅が大きいほど小さな重みによる重み付けを並行して施
し、かつ多重化することによって多重信号を生成する。
明では、振幅監視手段11Bは、複数の拡散信号を多重
化し、得られた信号が時系列の順に規定のウインドウに
おいてとる最大の振幅を得る。遅延手段12Bは、上述
した複数の拡散信号に、振幅監視手段11Bの伝搬遅延
時間に相当する遅延を並行して与える。多重化手段13
Bは、記遅延手段12Bを介して与えられた複数の拡散
信号に、振幅監視手段11Bによって得られた最大の振
幅が大きいほど小さな重みによる重み付けを並行して施
し、かつ多重化することによって多重信号を生成する。
【0029】これらの重みは、振幅監視手段11Bによ
って行われる処理が請求項2に記載の発明に備えられた
振幅監視手段11Aによって行われる処理と異なるにも
かかわらず、上述した信号の振幅が大きくなった時点だ
けではなく、時間軸上でその時点が含まれ、これらの振
幅の平均値が得られるべきインターバル毎に急峻に変化
することなく更新される。
って行われる処理が請求項2に記載の発明に備えられた
振幅監視手段11Aによって行われる処理と異なるにも
かかわらず、上述した信号の振幅が大きくなった時点だ
けではなく、時間軸上でその時点が含まれ、これらの振
幅の平均値が得られるべきインターバル毎に急峻に変化
することなく更新される。
【0030】したがって、上述した複数の拡散信号の主
要な成分は、これらの拡散信号の本来的な占有帯域内に
おける分布が大幅に乱れることなく精度よく多重化され
る。請求項4または請求項5に記載の発明の下位概念の
発明では、多重化手段13、13A、13Bは、選択手
段14、14Aによって選択された個々の拡散信号の重
み付けに、その拡散信号の振幅が大きいほど小さな係数
との積として与えられる重みを適用する。
要な成分は、これらの拡散信号の本来的な占有帯域内に
おける分布が大幅に乱れることなく精度よく多重化され
る。請求項4または請求項5に記載の発明の下位概念の
発明では、多重化手段13、13A、13Bは、選択手
段14、14Aによって選択された個々の拡散信号の重
み付けに、その拡散信号の振幅が大きいほど小さな係数
との積として与えられる重みを適用する。
【0031】このような重み付けは、多重化手段13、
13A、13Bによって生成される多重信号の振幅が過
大となる主要因に該当する特定の拡散信号のみに対し
て、個々の振幅が大きいほど小さな重みで施される。し
たがって、これらの特定の拡散信号に対して、共通の重
み、あるいは個々の振幅に何ら関連性がない重みに基づ
いて重み付けが施される場合に比べて、小さなレベルの
拡散信号が無用に減衰することが精度よく回避され、か
つ伝送品質がさらに高く維持される。
13A、13Bによって生成される多重信号の振幅が過
大となる主要因に該当する特定の拡散信号のみに対し
て、個々の振幅が大きいほど小さな重みで施される。し
たがって、これらの特定の拡散信号に対して、共通の重
み、あるいは個々の振幅に何ら関連性がない重みに基づ
いて重み付けが施される場合に比べて、小さなレベルの
拡散信号が無用に減衰することが精度よく回避され、か
つ伝送品質がさらに高く維持される。
【0032】請求項1ないし請求項5に記載の発明に関
連した第三の発明では、多重化手段13、13A、13
Bは、複数の拡散信号の内、振幅監視手段11、11
A、11Bによって得られた振幅の平均値が規定の上限
値を上回る拡散信号の全てまたは一部のみに重み付けを
施す。したがって、多重化の対象となる全ての拡散信号
にこのような重み付けが施される場合に比べて、小さな
レベルの拡散信号が無用に減衰することが回避され、か
つ伝送品質が確度高く良好に維持される。
連した第三の発明では、多重化手段13、13A、13
Bは、複数の拡散信号の内、振幅監視手段11、11
A、11Bによって得られた振幅の平均値が規定の上限
値を上回る拡散信号の全てまたは一部のみに重み付けを
施す。したがって、多重化の対象となる全ての拡散信号
にこのような重み付けが施される場合に比べて、小さな
レベルの拡散信号が無用に減衰することが回避され、か
つ伝送品質が確度高く良好に維持される。
【0033】請求項1ないし請求項5に記載の発明に関
連した第四の発明では、振幅監視手段11、11A、1
1Bは、遅延手段12、12、12Bを介して与えられ
た複数の拡散信号に、多重化手段13、13A、13B
が多重化に先行して施す帯域制限に適用される帯域より
広い帯域を介して、並行して生成された複数の拡散信号
に帯域制限を施す。
連した第四の発明では、振幅監視手段11、11A、1
1Bは、遅延手段12、12、12Bを介して与えられ
た複数の拡散信号に、多重化手段13、13A、13B
が多重化に先行して施す帯域制限に適用される帯域より
広い帯域を介して、並行して生成された複数の拡散信号
に帯域制限を施す。
【0034】すなわち、このような帯域制限に適用され
るべき帯域の適正な設定が可能である限り、多重化の対
象となる拡散信号の数の如何にかかわらず、その多重化
の結果として得られる多重信号の振幅は、この多重化に
先行して効率的に確度高く求められる。したがって、こ
れらの拡散信号の内、既述の重み付けが施されるべき拡
散信号の選択と、これらの重み付けに適用されるべき重
みの特定(算定)とに要する時間が安定に確保される。
るべき帯域の適正な設定が可能である限り、多重化の対
象となる拡散信号の数の如何にかかわらず、その多重化
の結果として得られる多重信号の振幅は、この多重化に
先行して効率的に確度高く求められる。したがって、こ
れらの拡散信号の内、既述の重み付けが施されるべき拡
散信号の選択と、これらの重み付けに適用されるべき重
みの特定(算定)とに要する時間が安定に確保される。
【0035】請求項1ないし請求項5に記載の発明に関
連した第五の発明では、重み付けに供される重みは、多
重化手段13、13A、13Bの後段に配置された回路
の特性または性能が維持される値に設定される。すなわ
ち、本発明にかかわる拡散信号多重化回路と上述した回
路とが備えられた装置やシステムでは、所望の機能が安
定に、かつ確度高く達成される。
連した第五の発明では、重み付けに供される重みは、多
重化手段13、13A、13Bの後段に配置された回路
の特性または性能が維持される値に設定される。すなわ
ち、本発明にかかわる拡散信号多重化回路と上述した回
路とが備えられた装置やシステムでは、所望の機能が安
定に、かつ確度高く達成される。
【0036】請求項1ないし請求項5に記載の発明に関
連した第六の発明では、多重化手段13、13A、13
Bは、多重化の対象となる拡散信号の数の単調非増加関
数として与えられる重みで重み付けを行う。すなわち、
多重化の対象となる個々の拡散信号は、これらの拡散信
号の数が少ないほど、小さな重みに基づいて、その多重
化に先行して適宜重み付けされる。
連した第六の発明では、多重化手段13、13A、13
Bは、多重化の対象となる拡散信号の数の単調非増加関
数として与えられる重みで重み付けを行う。すなわち、
多重化の対象となる個々の拡散信号は、これらの拡散信
号の数が少ないほど、小さな重みに基づいて、その多重
化に先行して適宜重み付けされる。
【0037】したがって、多重化が行われるべき多重度
が変更され得る場合であっても、多重化手段13、13
A、13Bのダイナミックレンジがその多重度に対して
適正に、かつ有効に利用されると共に、総合的なSN比
が高く維持される。請求項1ないし請求項5に記載の発
明に関連した第七の発明では、多重化手段13、13
A、13Bは、複数の拡散信号に所定の処理を施す系の
監視、制御、保守および運用の全てまたは一部に整合し
た重みで、重み付けを行う。
が変更され得る場合であっても、多重化手段13、13
A、13Bのダイナミックレンジがその多重度に対して
適正に、かつ有効に利用されると共に、総合的なSN比
が高く維持される。請求項1ないし請求項5に記載の発
明に関連した第七の発明では、多重化手段13、13
A、13Bは、複数の拡散信号に所定の処理を施す系の
監視、制御、保守および運用の全てまたは一部に整合し
た重みで、重み付けを行う。
【0038】したがって、本発明が適用された系では、
その系に対する本来的な要求が損なわれることなく、柔
軟に所望の性能や機能が維持される。
その系に対する本来的な要求が損なわれることなく、柔
軟に所望の性能や機能が維持される。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。図2は、本発明の第一
の実施形態を示す図である。本実施形態では、既述の振
幅制御部93-1〜93-nに代えて、振幅制御部30-1〜
30-nが備えられる。振幅制御部30-1は、下記の要素
から構成される。 ・ 一方の入力に遅延部91-1の出力が接続された乗算
器31-11 ・ その乗算器31-1の後段に配置された遅延素子32
-11 ・ 一方の入力にこの遅延素子32-1の出力が接続され
た乗算器31-12 ・ その乗算器31-2の後段に配置された遅延素子32
-12 ・ 一方の入力にこの遅延素子32-2の出力が接続され
た乗算器31-13 ・ 一方の入力に値(以下、「基準値」という 。)
「1」が共通に与えられ、かつ他方の入力に係数算出部
101の出力が共通に接続されると共に、出力がそれぞ
れ乗算器31-11〜31-13の他方の入力に接続されたセ
レクタ33-11〜33-13 なお、振幅制御部30-2〜30-nの構成については、振
幅制御部30-1の構成と同じであるので、以下では、対
応する構成要素に第一の添え番号がそれぞれ「2」〜
「n」である同じ符号を付与し、ここでは、その説明お
よび図示を省略する。
施形態について詳細に説明する。図2は、本発明の第一
の実施形態を示す図である。本実施形態では、既述の振
幅制御部93-1〜93-nに代えて、振幅制御部30-1〜
30-nが備えられる。振幅制御部30-1は、下記の要素
から構成される。 ・ 一方の入力に遅延部91-1の出力が接続された乗算
器31-11 ・ その乗算器31-1の後段に配置された遅延素子32
-11 ・ 一方の入力にこの遅延素子32-1の出力が接続され
た乗算器31-12 ・ その乗算器31-2の後段に配置された遅延素子32
-12 ・ 一方の入力にこの遅延素子32-2の出力が接続され
た乗算器31-13 ・ 一方の入力に値(以下、「基準値」という 。)
「1」が共通に与えられ、かつ他方の入力に係数算出部
101の出力が共通に接続されると共に、出力がそれぞ
れ乗算器31-11〜31-13の他方の入力に接続されたセ
レクタ33-11〜33-13 なお、振幅制御部30-2〜30-nの構成については、振
幅制御部30-1の構成と同じであるので、以下では、対
応する構成要素に第一の添え番号がそれぞれ「2」〜
「n」である同じ符号を付与し、ここでは、その説明お
よび図示を省略する。
【0040】以下、図2を参照して本発明の実施形態の
動作を説明する。まず、以下では、既述の複数nの拡散
信号およびこれらの拡散信号に個別に対応した素子(振
幅制御部30-1〜30-nも含む。)に共通の事項につい
ては、『添え文字「1」〜「n」の何れにも該当し得る
ことを意味する「c」』を「該当する構成要素の第一の
添え文字」として付与することによって、記述する。
動作を説明する。まず、以下では、既述の複数nの拡散
信号およびこれらの拡散信号に個別に対応した素子(振
幅制御部30-1〜30-nも含む。)に共通の事項につい
ては、『添え文字「1」〜「n」の何れにも該当し得る
ことを意味する「c」』を「該当する構成要素の第一の
添え文字」として付与することによって、記述する。
【0041】遅延素子32-c1、32-c2の遅延時間は、
複数nの拡散信号のチップ単位の周期に等しい値に予め
設定される。また、遅延部91-cの遅延時間は、このよ
うな周期(遅延素子32-c1の遅延時間)に亘って従来
例より短い値に予め設定される。なお、ここでは、乗算
器31-c1〜31-c3の伝搬遅延時間については、遅延素
子32-c1〜32-c3の何れの遅延時間より十分に短いと
仮定する。
複数nの拡散信号のチップ単位の周期に等しい値に予め
設定される。また、遅延部91-cの遅延時間は、このよ
うな周期(遅延素子32-c1の遅延時間)に亘って従来
例より短い値に予め設定される。なお、ここでは、乗算
器31-c1〜31-c3の伝搬遅延時間については、遅延素
子32-c1〜32-c3の何れの遅延時間より十分に短いと
仮定する。
【0042】したがって、係数算出部101によって係
数zが算出された時点では、準送信波信号に多重化され
た複数の拡散信号の対応するチップは乗算器31-c2 の
入力に与えられ、そのチップに先行するチップと後続す
るチップとはそれぞれ乗算器31-c3、31-c1の入力に
並行して与えられる。セレクタ33-c1〜33-c3は、こ
のようにして算出された係数zが規定の閾値(ここで
は、簡単のため、定数「1」であると仮定する。)を上
回るか否かを判別し、その結果が偽である場合には、既
述の基準値「1」をそれぞれ抑圧係数z1、z2、z3
として出力する。
数zが算出された時点では、準送信波信号に多重化され
た複数の拡散信号の対応するチップは乗算器31-c2 の
入力に与えられ、そのチップに先行するチップと後続す
るチップとはそれぞれ乗算器31-c3、31-c1の入力に
並行して与えられる。セレクタ33-c1〜33-c3は、こ
のようにして算出された係数zが規定の閾値(ここで
は、簡単のため、定数「1」であると仮定する。)を上
回るか否かを判別し、その結果が偽である場合には、既
述の基準値「1」をそれぞれ抑圧係数z1、z2、z3
として出力する。
【0043】しかし、このような判別の結果が真である
場合には、セレクタ33-c1〜33-c3は、上述した係数
zと、「1」以下である正の補正係数α、βとに対し
て、下式で示される抑圧係数z1、z2、z3をそれぞ
れ出力する。 すなわち、本実施形態では、準送信波信号を時系列の順
に示すチップの内、振幅が既述の上限値を超えたチップ
には「1」未満の抑圧係数z2が乗じられ、そのチップ
に先行するチップと後続するチップとには、この抑圧係
数z2以下の抑圧係数z3、z1が乗じられることによ
って、上述した複数nの拡散信号に個別に対応する整形
拡散信号が順次生成される。
場合には、セレクタ33-c1〜33-c3は、上述した係数
zと、「1」以下である正の補正係数α、βとに対し
て、下式で示される抑圧係数z1、z2、z3をそれぞ
れ出力する。 すなわち、本実施形態では、準送信波信号を時系列の順
に示すチップの内、振幅が既述の上限値を超えたチップ
には「1」未満の抑圧係数z2が乗じられ、そのチップ
に先行するチップと後続するチップとには、この抑圧係
数z2以下の抑圧係数z3、z1が乗じられることによ
って、上述した複数nの拡散信号に個別に対応する整形
拡散信号が順次生成される。
【0044】このように本実施形態によれば、実質的に
上述した抑圧係数z3、z1が共に定数「1」に保た
れ、かつ抑圧係数z2のみが上式(1) で示される係数z
に設定され得る従来例に比べて、整形拡散信号の周波数
成分は、不適正に偏って分布することなく、本来的な占
有帯域に確度高く分布する。したがって、整形拡散信号
は、既述の多重度nが大きな値に設定され、あるいは広
範に変化し得る場合であっても、フィルタ94-cが行う
濾波処理の過程で著しく歪むことなく周波数多重化さ
れ、かつ送信波信号として順次送信される。
上述した抑圧係数z3、z1が共に定数「1」に保た
れ、かつ抑圧係数z2のみが上式(1) で示される係数z
に設定され得る従来例に比べて、整形拡散信号の周波数
成分は、不適正に偏って分布することなく、本来的な占
有帯域に確度高く分布する。したがって、整形拡散信号
は、既述の多重度nが大きな値に設定され、あるいは広
範に変化し得る場合であっても、フィルタ94-cが行う
濾波処理の過程で著しく歪むことなく周波数多重化さ
れ、かつ送信波信号として順次送信される。
【0045】なお、本実施形態では、振幅制御部30-c
において乗算器31-c1〜31-c3に「1」以外の抑圧係
数z1、z2、z3が与えられるべきか否かの判定は、
それぞれセレクタ33-c1〜33-c3によって自立的に行
われている。しかし、このような判定の基準は、例え
ば、図6に示すように、係数算出部101とセレクタ3
3-c1〜33-c3との段間にそれぞれ乗算器81-c1〜8
1-c3が配置され、これらの乗算器81-c1〜81-c3に
外部から個別に与えられる係数(以下、「調整係数」と
いう。)hc1〜hc3の値に応じて適宜可変されることに
よって、柔軟性が高められてもよい。
において乗算器31-c1〜31-c3に「1」以外の抑圧係
数z1、z2、z3が与えられるべきか否かの判定は、
それぞれセレクタ33-c1〜33-c3によって自立的に行
われている。しかし、このような判定の基準は、例え
ば、図6に示すように、係数算出部101とセレクタ3
3-c1〜33-c3との段間にそれぞれ乗算器81-c1〜8
1-c3が配置され、これらの乗算器81-c1〜81-c3に
外部から個別に与えられる係数(以下、「調整係数」と
いう。)hc1〜hc3の値に応じて適宜可変されることに
よって、柔軟性が高められてもよい。
【0046】また、これらの調整係数hc1〜hc3が適用
されるべき時間領域のウインドウは、例えば、下式で示
されるハニング窓関数だけではなく、カイザー窓関数、
ハミング窓関数、ブラックマン窓関数その他の多様な窓
関数に基づいて規定されてもよい。 hck=[1−cos(2πk/M)]/2 0≦k≦M 図3は、本発明の第二の実施形態を示す図である。
されるべき時間領域のウインドウは、例えば、下式で示
されるハニング窓関数だけではなく、カイザー窓関数、
ハミング窓関数、ブラックマン窓関数その他の多様な窓
関数に基づいて規定されてもよい。 hck=[1−cos(2πk/M)]/2 0≦k≦M 図3は、本発明の第二の実施形態を示す図である。
【0047】本実施形態は、図8に示す振幅制御部93
-1〜93-nが既述の振幅制御部30-1〜30-nに代えて
備えられ、かつ合波器100と係数算出部101との段
間に、下記の要素が配置されることによって構成され
る。 ・ 合波器100の出力に縦続接続されたピーク検出部
41および遅延素子42-1〜42-3 ・ これらの遅延素子42-1〜42-3の全ての出力がそ
れぞれ接続された第一ないし第三の入力を有し、かつ出
力が係数算出部101の入力に接続された最大値検出部
43 以下、図3を参照して本発明の第二の実施形態の動作を
説明する。
-1〜93-nが既述の振幅制御部30-1〜30-nに代えて
備えられ、かつ合波器100と係数算出部101との段
間に、下記の要素が配置されることによって構成され
る。 ・ 合波器100の出力に縦続接続されたピーク検出部
41および遅延素子42-1〜42-3 ・ これらの遅延素子42-1〜42-3の全ての出力がそ
れぞれ接続された第一ないし第三の入力を有し、かつ出
力が係数算出部101の入力に接続された最大値検出部
43 以下、図3を参照して本発明の第二の実施形態の動作を
説明する。
【0048】遅延素子42-1〜42-3の遅延時間は、複
数nの拡散信号のチップ単位の周期に等しい値に予め設
定される。ピーク検出部41は、合波器100によって
生成された準送信波信号の振幅の先頭値をチップ単位に
検出する。なお、ピーク検出部41の伝搬遅延時間につ
いては、遅延素子42-1〜42-3の何れの遅延時間より
十分に短いと仮定する。
数nの拡散信号のチップ単位の周期に等しい値に予め設
定される。ピーク検出部41は、合波器100によって
生成された準送信波信号の振幅の先頭値をチップ単位に
検出する。なお、ピーク検出部41の伝搬遅延時間につ
いては、遅延素子42-1〜42-3の何れの遅延時間より
十分に短いと仮定する。
【0049】遅延素子42-1〜42-3は、このようにし
て検出された先頭値をチップ周期で順次ファーストイン
・ファーストアウト方式に基づいて取り込み、かつ保持
する。最大値検出部43は、これらの保持された3つの
先頭値の内、最大である最大先頭値を選択する。
て検出された先頭値をチップ周期で順次ファーストイン
・ファーストアウト方式に基づいて取り込み、かつ保持
する。最大値検出部43は、これらの保持された3つの
先頭値の内、最大である最大先頭値を選択する。
【0050】係数算出部101は、既述の準送信波信号
のチップ単位に、この最大先頭値とこの最大先頭値がと
ることが許容される既知の上限値との比の逆数に等しい
係数zを順次算出する。このような係数zは、後続して
さらに大きな先頭値がピーク検出部41によって検出さ
れない限り、遅延素子42-1〜42-3の段数に相当する
期間(チップ周期の3倍に等しい。)に亘って、一定に
保たれ、かつ振幅制御部93-cによって遅延拡散信号に
対するチップ単位の重み付けに適用される。
のチップ単位に、この最大先頭値とこの最大先頭値がと
ることが許容される既知の上限値との比の逆数に等しい
係数zを順次算出する。このような係数zは、後続して
さらに大きな先頭値がピーク検出部41によって検出さ
れない限り、遅延素子42-1〜42-3の段数に相当する
期間(チップ周期の3倍に等しい。)に亘って、一定に
保たれ、かつ振幅制御部93-cによって遅延拡散信号に
対するチップ単位の重み付けに適用される。
【0051】このように本実施形態によれば、既述の第
一の実施形態と同様に、抑圧係数が平均的にチップ周期
の3倍の周期に亘って一定に保たれるので、従来例に比
べて、整形拡散信号の周波数成分は、不適正に偏って分
布することなく、本来的な占有帯域に確度高く分布す
る。したがって、第一の実施形態に比べて構成の簡略化
が図られ、かつ整形拡散信号は、既述の多重度nが大き
な値に設定され、あるいは広範に変化し得る場合であっ
ても、フィルタ94-cが行う濾波処理の過程で著しく歪
むことなく周波数多重化される。
一の実施形態と同様に、抑圧係数が平均的にチップ周期
の3倍の周期に亘って一定に保たれるので、従来例に比
べて、整形拡散信号の周波数成分は、不適正に偏って分
布することなく、本来的な占有帯域に確度高く分布す
る。したがって、第一の実施形態に比べて構成の簡略化
が図られ、かつ整形拡散信号は、既述の多重度nが大き
な値に設定され、あるいは広範に変化し得る場合であっ
ても、フィルタ94-cが行う濾波処理の過程で著しく歪
むことなく周波数多重化される。
【0052】なお、本実施形態では、遅延素子42-1〜
42-3によって設定された時間領域のウインドウを介し
て既述の最大先頭値が選択され、かつ係数算出部101
に順次与えられている。しかし、このように係数算出部
101に与えられるべき最大先頭値については、遅延素
子42-1〜42-3に保持された先頭値の内、単なる最大
の先頭値ではなく、例えば、図4に示すように、所定の
重みW0〜W3とこれらの先頭値 との積和として与え
られることによって、送信波信号に重畳され得る歪みの
低減が図られてもよい。
42-3によって設定された時間領域のウインドウを介し
て既述の最大先頭値が選択され、かつ係数算出部101
に順次与えられている。しかし、このように係数算出部
101に与えられるべき最大先頭値については、遅延素
子42-1〜42-3に保持された先頭値の内、単なる最大
の先頭値ではなく、例えば、図4に示すように、所定の
重みW0〜W3とこれらの先頭値 との積和として与え
られることによって、送信波信号に重畳され得る歪みの
低減が図られてもよい。
【0053】図5は、本発明の第三の実施形態を示す図
である。本実施形態の構成は下記の点を除いて既述の第
一または第二の実施形態と同じであるので、ここでは、
簡単のため、本実施形態の構成の特徴のみを図示する。
本実施形態は、既述の第一または第二の実施形態に下記
の要素が付加されることによって構成される。
である。本実施形態の構成は下記の点を除いて既述の第
一または第二の実施形態と同じであるので、ここでは、
簡単のため、本実施形態の構成の特徴のみを図示する。
本実施形態は、既述の第一または第二の実施形態に下記
の要素が付加されることによって構成される。
【0054】・ 遅延部91-1〜91-nの出力に接続さ
れたn個の入力を有する比較部51 ・ その比較部51の出力と係数算出部101の出力と
にそれぞれ接続された第一および第二の入力を有し、か
つ振幅制御部30-1〜30-n(93-1〜93-n)の制御
入力に個別に接続されたn個の出力を有するセレクタ5
2 以下、図3〜図5を参照して本発明の第三の実施形態の
動作を説明する。
れたn個の入力を有する比較部51 ・ その比較部51の出力と係数算出部101の出力と
にそれぞれ接続された第一および第二の入力を有し、か
つ振幅制御部30-1〜30-n(93-1〜93-n)の制御
入力に個別に接続されたn個の出力を有するセレクタ5
2 以下、図3〜図5を参照して本発明の第三の実施形態の
動作を説明する。
【0055】比較部51は、遅延部91-1〜91-nによ
って並行して与えられる遅延拡散信号の内、振幅がチッ
プ単位に所定の閾値を上回る単一または複数の拡散信号
(以下では、簡単のため、「選択遅延拡散信号」とい
う。)を選択し、これらの選択遅延拡散信号を個別に示
す選択信号をセレクタ52に並行して与える。セレクタ
52は、振幅制御部30-1〜30-n(93-1〜93-n)
の内、この選択信号で示される選択遅延拡散信号に対応
する振幅制御部のみに、係数算出部101によってチッ
プ単位に与えられた係数zを与え、その他の振幅制御部
には、この係数zに代わる係数として「1」を与える。
って並行して与えられる遅延拡散信号の内、振幅がチッ
プ単位に所定の閾値を上回る単一または複数の拡散信号
(以下では、簡単のため、「選択遅延拡散信号」とい
う。)を選択し、これらの選択遅延拡散信号を個別に示
す選択信号をセレクタ52に並行して与える。セレクタ
52は、振幅制御部30-1〜30-n(93-1〜93-n)
の内、この選択信号で示される選択遅延拡散信号に対応
する振幅制御部のみに、係数算出部101によってチッ
プ単位に与えられた係数zを与え、その他の振幅制御部
には、この係数zに代わる係数として「1」を与える。
【0056】なお、比較部51およびセレクタ52以外
の要素によって行われる処理については、基本的に既述
の第一または第二の実施形態における処理と同じである
ので、ここでは、その説明を省略する。このように本実
施形態によれば、準送信波信号の振幅がチップ単位に所
定の上限値を上回る主要な要因に該当する拡散信号(遅
延拡散信号)のみに対して、振幅制限が施される。
の要素によって行われる処理については、基本的に既述
の第一または第二の実施形態における処理と同じである
ので、ここでは、その説明を省略する。このように本実
施形態によれば、準送信波信号の振幅がチップ単位に所
定の上限値を上回る主要な要因に該当する拡散信号(遅
延拡散信号)のみに対して、振幅制限が施される。
【0057】したがって、このような振幅制限が全ての
拡散信号(遅延拡散信号)に共通の抑圧係数に基づいて
施される第一および第二の実施形態に比べて、レベルが
小さな拡散信号が無用に減衰することが回避され、かつ
総合的な伝送品質が確度高く良好に維持される。なお、
本実施形態では、遅延部91-1〜91-nによって並行し
て与えられる遅延拡散信号の内、振幅が所定の閾値を上
回る単一または複数の選択遅延拡散信号がチップ単位に
選択され、これらの選択遅延拡散信号に対応する振幅制
御部のみに、係数算出部101によってチップ単位に与
えられた係数zが適用されている。
拡散信号(遅延拡散信号)に共通の抑圧係数に基づいて
施される第一および第二の実施形態に比べて、レベルが
小さな拡散信号が無用に減衰することが回避され、かつ
総合的な伝送品質が確度高く良好に維持される。なお、
本実施形態では、遅延部91-1〜91-nによって並行し
て与えられる遅延拡散信号の内、振幅が所定の閾値を上
回る単一または複数の選択遅延拡散信号がチップ単位に
選択され、これらの選択遅延拡散信号に対応する振幅制
御部のみに、係数算出部101によってチップ単位に与
えられた係数zが適用されている。
【0058】しかし、本発明はこのような構成に限定さ
れず、例えば、予め設定された規定の数以下の遅延拡散
信号がチップ単位に振幅の降順に選択されることによっ
て、演算手順やハードウエアの簡略化が図られ、かつ応
答性が高められてもよい。図7は、本発明の第四の実施
形態を示す図である。本実施形態の構成は下記の点を除
いて既述の第一または第二の実施形態と同じであるの
で、ここでは、簡単のため、本実施形態の構成の特徴の
みを図示する。
れず、例えば、予め設定された規定の数以下の遅延拡散
信号がチップ単位に振幅の降順に選択されることによっ
て、演算手順やハードウエアの簡略化が図られ、かつ応
答性が高められてもよい。図7は、本発明の第四の実施
形態を示す図である。本実施形態の構成は下記の点を除
いて既述の第一または第二の実施形態と同じであるの
で、ここでは、簡単のため、本実施形態の構成の特徴の
みを図示する。
【0059】本実施形態は、下記の要素が備えられるこ
とによって構成される。 ・ 既述の選択部51に代えて配置された副加重制御部
61 ・ 係数算出部101の出力に共通に接続された第一の
入力と、副加重制御部61が有する複数nの出力にそれ
ぞれ接続された第二の入力とを有し、かつ振幅制御部3
0-1〜30-n(93-1〜93-n)の制御端子に個別に接
続された出力を有すると共に、既述のセレクタ52に代
えて配置された乗算器62-1〜62-n 以下、図3、図4および図7を参照して本発明の第四の
実施形態の動作を説明する。
とによって構成される。 ・ 既述の選択部51に代えて配置された副加重制御部
61 ・ 係数算出部101の出力に共通に接続された第一の
入力と、副加重制御部61が有する複数nの出力にそれ
ぞれ接続された第二の入力とを有し、かつ振幅制御部3
0-1〜30-n(93-1〜93-n)の制御端子に個別に接
続された出力を有すると共に、既述のセレクタ52に代
えて配置された乗算器62-1〜62-n 以下、図3、図4および図7を参照して本発明の第四の
実施形態の動作を説明する。
【0060】副加重制御部61には、遅延部91-1〜9
1-nによって並行して与えられる遅延拡散信号の内、チ
ップ毎の振幅の降順に選択されるべき遅延拡散信号の数
k(≦n)と、このようにして選択された遅延拡散信号の
振幅に対する重み付けに適用されるべきk個の重みw1
〜wk(ここでは、簡単のため、何れも「1」以下の正
の定数であり、かつ不等式w1≦…≦wkが成立すると
仮定する。)とが予め与えられる。
1-nによって並行して与えられる遅延拡散信号の内、チ
ップ毎の振幅の降順に選択されるべき遅延拡散信号の数
k(≦n)と、このようにして選択された遅延拡散信号の
振幅に対する重み付けに適用されるべきk個の重みw1
〜wk(ここでは、簡単のため、何れも「1」以下の正
の定数であり、かつ不等式w1≦…≦wkが成立すると
仮定する。)とが予め与えられる。
【0061】副加重制御部61は、遅延部91-1〜91
-nから並行して与えられるn個の遅延拡散信号の振幅を
チップ単位に監視し、これらの遅延拡散信号の内、k個
の遅延拡散信号(以下、「選択遅延拡散信号」とい
う。)をこれらの振幅の降順に選択する。さらに、副加
重制御部61は、これらの振幅の降順に対応する出力に
既述のk個の重みw1〜wkを出力し、その他の全ての
出力に定数「1」を重み(以下゛これらの重みを「副加
重」という。)として出力する。
-nから並行して与えられるn個の遅延拡散信号の振幅を
チップ単位に監視し、これらの遅延拡散信号の内、k個
の遅延拡散信号(以下、「選択遅延拡散信号」とい
う。)をこれらの振幅の降順に選択する。さらに、副加
重制御部61は、これらの振幅の降順に対応する出力に
既述のk個の重みw1〜wkを出力し、その他の全ての
出力に定数「1」を重み(以下゛これらの重みを「副加
重」という。)として出力する。
【0062】乗算器62-cは、係数算出部101によっ
て算出された係数zと、副加重制御部61によって出力
された副加重との積を振幅制御部30-c(93-c)に
「重み」として与える。なお、振幅制御部30-c(93
-c)によって行われる処理については、このような「重
み」の値の如何にかかわらず、既述の第一ないし第三の
実施形態において行われる処理と同じであるので、ここ
では、その説明を省略する。
て算出された係数zと、副加重制御部61によって出力
された副加重との積を振幅制御部30-c(93-c)に
「重み」として与える。なお、振幅制御部30-c(93
-c)によって行われる処理については、このような「重
み」の値の如何にかかわらず、既述の第一ないし第三の
実施形態において行われる処理と同じであるので、ここ
では、その説明を省略する。
【0063】このように本実施形態によれば、振幅制御
部30-c(93-c)によってn個の遅延拡散信号に対し
て並行して行われる重み付けに、係数算出部101によ
って算出された係数zと、副加重制御部61によってチ
ップ単位の振幅の降順に別途与えられた重みw1〜wk
等との積が抑圧係数として適用される。したがって、こ
のような重みw1〜wkが予め適正な数値の列として与
えられる限り、チップ単位に準送信波信号の振幅が過大
となった要因ではない小さなレベルの拡散信号は、上述
した第一ないし第三の実施形態の何れよりも確度高く、
かつレベルが無用に小さく設定されることなく周波数多
重される。
部30-c(93-c)によってn個の遅延拡散信号に対し
て並行して行われる重み付けに、係数算出部101によ
って算出された係数zと、副加重制御部61によってチ
ップ単位の振幅の降順に別途与えられた重みw1〜wk
等との積が抑圧係数として適用される。したがって、こ
のような重みw1〜wkが予め適正な数値の列として与
えられる限り、チップ単位に準送信波信号の振幅が過大
となった要因ではない小さなレベルの拡散信号は、上述
した第一ないし第三の実施形態の何れよりも確度高く、
かつレベルが無用に小さく設定されることなく周波数多
重される。
【0064】なお、上述した各実施形態では、抑圧係数
は、周波数多重化されるべき複数nの拡散信号のチップ
毎の振幅が大きいほど小さな値に設定されている。しか
し、このような抑圧係数は、これらの拡散信号の周波数
多重化が所望の精度で達成され、かつ本発明が適用され
たシステムや機器の本来的な性能、仕様その他の要求に
整合する限り、如何なる値に設定されてもよい。
は、周波数多重化されるべき複数nの拡散信号のチップ
毎の振幅が大きいほど小さな値に設定されている。しか
し、このような抑圧係数は、これらの拡散信号の周波数
多重化が所望の精度で達成され、かつ本発明が適用され
たシステムや機器の本来的な性能、仕様その他の要求に
整合する限り、如何なる値に設定されてもよい。
【0065】また、上述した各実施形態では、フィルタ
92-1〜92-nの通過域がフィルタ94-1〜94-nの通
過域より広めに設定されている。しかし、これらのフィ
ルタ92-1〜92-nの通過域は、遅延部91-1〜91n
の遅延時間が長く設定されることに起因する伝送遅延時
間その他の総合的な応答性の低下が許容される限り、フ
ィルタ94-1〜94-nの通過域の幅以下に設定されても
よい。
92-1〜92-nの通過域がフィルタ94-1〜94-nの通
過域より広めに設定されている。しかし、これらのフィ
ルタ92-1〜92-nの通過域は、遅延部91-1〜91n
の遅延時間が長く設定されることに起因する伝送遅延時
間その他の総合的な応答性の低下が許容される限り、フ
ィルタ94-1〜94-nの通過域の幅以下に設定されても
よい。
【0066】さらに、上述した各実施形態では、合波器
97の後段に配置された電力増幅器98の直線性が確保
される範囲において抑圧係数の値が適宜可変されてい
る。しかし、このような抑圧係数は、本発明にかかわる
拡散信号多重化回路の前段と後段との双方もしくは何れ
か一方に配置される回路や機器との連係が適正に維持さ
れる限り、如何なる値に設定されてもよい。
97の後段に配置された電力増幅器98の直線性が確保
される範囲において抑圧係数の値が適宜可変されてい
る。しかし、このような抑圧係数は、本発明にかかわる
拡散信号多重化回路の前段と後段との双方もしくは何れ
か一方に配置される回路や機器との連係が適正に維持さ
れる限り、如何なる値に設定されてもよい。
【0067】また、上述した各実施形態では、周波数多
重化されるべき拡散信号の数(多重度)nが一定に保た
れている。しかし、本発明はこのような構成に限定され
ず、例えば、このような拡散信号の数nに応じて所望の
性能その他の要求が維持される重みやアルゴリズムに基
づいて、個々の拡散信号に適用されるべき抑圧係数の設
定および更新が適宜図られてもよい。
重化されるべき拡散信号の数(多重度)nが一定に保た
れている。しかし、本発明はこのような構成に限定され
ず、例えば、このような拡散信号の数nに応じて所望の
性能その他の要求が維持される重みやアルゴリズムに基
づいて、個々の拡散信号に適用されるべき抑圧係数の設
定および更新が適宜図られてもよい。
【0068】さらに、上述した各実施形態では、既述の
抑圧係数は、本発明にかかわる拡散信号多重化回路によ
って自立的に設定され、かつ適宜更新されている。しか
し、本発明はこのような構成に限定されず、これらの抑
圧係数の設定や更新は、例えば、本発明が適用されたシ
ステムや機器の監視、保守、運用(チャネル制御や呼設
定を含む。)の全てまたは一部にかかわる処理の手順に
基づいて適宜行われてもよい。
抑圧係数は、本発明にかかわる拡散信号多重化回路によ
って自立的に設定され、かつ適宜更新されている。しか
し、本発明はこのような構成に限定されず、これらの抑
圧係数の設定や更新は、例えば、本発明が適用されたシ
ステムや機器の監視、保守、運用(チャネル制御や呼設
定を含む。)の全てまたは一部にかかわる処理の手順に
基づいて適宜行われてもよい。
【0069】また、上述した各実施形態では、ダイレク
トシーケンス方式に基づいて並行して生成された拡散信
号の周波数多重化に本発明が適用されている。しかし、
このような周波数多重化の対象となる拡散信号は、CD
MA方式に限定されず、例えば、周波数ホッピング、チ
ャープその他の如何なる方式に基づいて生成された拡散
信号の周波数多重化にも同様に適用可能である。
トシーケンス方式に基づいて並行して生成された拡散信
号の周波数多重化に本発明が適用されている。しかし、
このような周波数多重化の対象となる拡散信号は、CD
MA方式に限定されず、例えば、周波数ホッピング、チ
ャープその他の如何なる方式に基づいて生成された拡散
信号の周波数多重化にも同様に適用可能である。
【0070】さらに、上述した各実施形態では、移動通
信システムを構成する無線基地局の送信系に本発明が適
用されている。しかし、本発明は、複数の拡散信号を多
重化することが要求されるシステムや機器であれば、こ
のような無線基地局の送信部や移動通信システムに限定
されず、例えば、移動通信システムにアクセスする端末
だけではなく、多様な電子機器にも適用可能である。
信システムを構成する無線基地局の送信系に本発明が適
用されている。しかし、本発明は、複数の拡散信号を多
重化することが要求されるシステムや機器であれば、こ
のような無線基地局の送信部や移動通信システムに限定
されず、例えば、移動通信システムにアクセスする端末
だけではなく、多様な電子機器にも適用可能である。
【0071】また、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲において、多様な態
様による実施形態が可能であり、かつ構成要素の一部も
しくは全てに如何なる改良が施されてもよい。以下、上
述した実施形態に開示された技術を階層的・多面的に整
理し、付記として順次列記する。
されるものではなく、本発明の範囲において、多様な態
様による実施形態が可能であり、かつ構成要素の一部も
しくは全てに如何なる改良が施されてもよい。以下、上
述した実施形態に開示された技術を階層的・多面的に整
理し、付記として順次列記する。
【0072】(付記1) 複数の拡散信号を多重化し、
得られた信号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手段1
1と、前記複数の拡散信号に、前記振幅監視手段11の
伝搬遅延時間に相当する遅延を並行して与える遅延手段
12と、前記遅延手段12を介して与えられた複数の拡
散信号に、前記振幅監視手段11によって得られた振幅
の平均値が大きいほど小さな重みによる重み付けを並行
して施し、かつ多重化することによって多重信号を生成
する多重化手段13とを備えたことを特徴とする拡散信
号多重化回路。
得られた信号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手段1
1と、前記複数の拡散信号に、前記振幅監視手段11の
伝搬遅延時間に相当する遅延を並行して与える遅延手段
12と、前記遅延手段12を介して与えられた複数の拡
散信号に、前記振幅監視手段11によって得られた振幅
の平均値が大きいほど小さな重みによる重み付けを並行
して施し、かつ多重化することによって多重信号を生成
する多重化手段13とを備えたことを特徴とする拡散信
号多重化回路。
【0073】(付記2) 複数の拡散信号を多重化し、
得られた信号の振幅を平滑化し、その振幅の平均値を時
系列の順に得る振幅監視手段11Aと、前記複数の拡散
信号に、前記振幅監視手段11Aの伝搬遅延時間に相当
する遅延を並行して与える遅延手段12Aと、前記遅延
手段12Aを介して与えられた複数の拡散信号に、前記
振幅監視手段11Aによって得られた平均値が大きいほ
ど小さな重みによる重み付けを並行して施し、かつ多重
化することによって多重信号を生成する多重化手段13
Aとを備えたことを特徴とする拡散信号多重化回路。
得られた信号の振幅を平滑化し、その振幅の平均値を時
系列の順に得る振幅監視手段11Aと、前記複数の拡散
信号に、前記振幅監視手段11Aの伝搬遅延時間に相当
する遅延を並行して与える遅延手段12Aと、前記遅延
手段12Aを介して与えられた複数の拡散信号に、前記
振幅監視手段11Aによって得られた平均値が大きいほ
ど小さな重みによる重み付けを並行して施し、かつ多重
化することによって多重信号を生成する多重化手段13
Aとを備えたことを特徴とする拡散信号多重化回路。
【0074】(付記3) 複数の拡散信号を多重化し、
得られた信号が時系列の順に規定のウインドウにおいて
とる最大の振幅を得る振幅監視手段11Bと、前記複数
の拡散信号に、前記振幅監視手段11Bの伝搬遅延時間
に相当する遅延を並行して与える遅延手段12Bと、前
記遅延手段12Bを介して与えられた複数の拡散信号
に、前記振幅監視手段11Bによって得られた最大の振
幅が大きいほど小さな重みによる重み付けを並行して施
し、かつ多重化することによって多重信号を生成する多
重化手段13Bとを備えたことを特徴とする拡散信号多
重化回路。
得られた信号が時系列の順に規定のウインドウにおいて
とる最大の振幅を得る振幅監視手段11Bと、前記複数
の拡散信号に、前記振幅監視手段11Bの伝搬遅延時間
に相当する遅延を並行して与える遅延手段12Bと、前
記遅延手段12Bを介して与えられた複数の拡散信号
に、前記振幅監視手段11Bによって得られた最大の振
幅が大きいほど小さな重みによる重み付けを並行して施
し、かつ多重化することによって多重信号を生成する多
重化手段13Bとを備えたことを特徴とする拡散信号多
重化回路。
【0075】(付記4) 付記1ないし付記3の何れか
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記遅延手
段12、12A、12Bを介して与えられた複数の拡散
信号の内、振幅が規定の閾値を上回る拡散信号の全ても
しくは一部を選択する選択手段14を備え、前記多重化
手段13、13A、13Bは、前記選択手段14によっ
て選択された拡散信号のみに前記重み付けを施すことを
特徴とする拡散信号多重化回路。
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記遅延手
段12、12A、12Bを介して与えられた複数の拡散
信号の内、振幅が規定の閾値を上回る拡散信号の全ても
しくは一部を選択する選択手段14を備え、前記多重化
手段13、13A、13Bは、前記選択手段14によっ
て選択された拡散信号のみに前記重み付けを施すことを
特徴とする拡散信号多重化回路。
【0076】(付記5) 付記1ないし付記3の何れか
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記遅延手
段12、12A、12Bを介して与えられた複数の拡散
信号の全てまたは一部を振幅の降順に選択する選択手段
14Aを備え、前記多重化手段13、13A、13B
は、前記選択手段14Aによって選択された拡散信号に
前記振幅の昇順に小さな重みで前記重み付けを施すこと
を特徴とする拡散信号多重化回路。
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記遅延手
段12、12A、12Bを介して与えられた複数の拡散
信号の全てまたは一部を振幅の降順に選択する選択手段
14Aを備え、前記多重化手段13、13A、13B
は、前記選択手段14Aによって選択された拡散信号に
前記振幅の昇順に小さな重みで前記重み付けを施すこと
を特徴とする拡散信号多重化回路。
【0077】(付記6) 付記4または付記5に記載の
拡散信号多重化回路において、前記多重化手段13、1
3A、13Bは、前記選択手段14、14Aによって選
択された個々の拡散信号の重み付けに、その拡散信号の
振幅が大きいほど小さな係数との積として与えられる重
みを適用することを特徴とする拡散信号多重化回路。
拡散信号多重化回路において、前記多重化手段13、1
3A、13Bは、前記選択手段14、14Aによって選
択された個々の拡散信号の重み付けに、その拡散信号の
振幅が大きいほど小さな係数との積として与えられる重
みを適用することを特徴とする拡散信号多重化回路。
【0078】(付記7) 付記1ないし付記6の何れか
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記多重化
手段13、13A、13Bは、前記複数の拡散信号の
内、前記振幅監視手段11、11A、11Bによって得
られた振幅の平均値が規定の上限値を上回る拡散信号の
全てまたは一部のみに前記重み付けを施すことを特徴と
する拡散信号多重化回路。
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記多重化
手段13、13A、13Bは、前記複数の拡散信号の
内、前記振幅監視手段11、11A、11Bによって得
られた振幅の平均値が規定の上限値を上回る拡散信号の
全てまたは一部のみに前記重み付けを施すことを特徴と
する拡散信号多重化回路。
【0079】(付記8) 付記1ないし付記7の何れか
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記振幅監
視手段11、11A、11Bは、前記遅延手段12、1
2、12Bを介して与えられた複数の拡散信号に、前記
多重化手段13、13A、13Bが前記多重化に先行し
て施す帯域制限に適用される帯域より広い帯域を介し
て、前記並行して生成された複数の拡散信号に帯域制限
を施すことを特徴とする拡散信号多重化回路。
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記振幅監
視手段11、11A、11Bは、前記遅延手段12、1
2、12Bを介して与えられた複数の拡散信号に、前記
多重化手段13、13A、13Bが前記多重化に先行し
て施す帯域制限に適用される帯域より広い帯域を介し
て、前記並行して生成された複数の拡散信号に帯域制限
を施すことを特徴とする拡散信号多重化回路。
【0080】(付記9) 付記1ないし付記7の何れか
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記重み付
けに供される重みは、前記多重化手段13、13A、1
3Bの後段に配置された回路の特性または性能が維持さ
れる値に設定されたことを特徴とする拡散信号多重化回
路。
1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記重み付
けに供される重みは、前記多重化手段13、13A、1
3Bの後段に配置された回路の特性または性能が維持さ
れる値に設定されたことを特徴とする拡散信号多重化回
路。
【0081】(付記10) 付記1ないし付記9の何れ
か1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記多重
化手段13、13A、13Bは、前記多重化の対象とな
る拡散信号の数の単調非増加関数として与えられる重み
で前記重み付けを行うことを特徴とする拡散信号多重化
回路。
か1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記多重
化手段13、13A、13Bは、前記多重化の対象とな
る拡散信号の数の単調非増加関数として与えられる重み
で前記重み付けを行うことを特徴とする拡散信号多重化
回路。
【0082】(付記11) 付記1ないし付記10の何
れか1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記多
重化手段13、13A、13Bは、前記複数の拡散信号
に所定の処理を施す系の監視、制御、保守および運用の
全てまたは一部に整合した重みで前記重み付けを行うこ
とを特徴とする拡散信号多重化回路。
れか1項に記載の拡散信号多重化回路において、前記多
重化手段13、13A、13Bは、前記複数の拡散信号
に所定の処理を施す系の監視、制御、保守および運用の
全てまたは一部に整合した重みで前記重み付けを行うこ
とを特徴とする拡散信号多重化回路。
【0083】(付記12) 複数の拡散信号を多重化
し、得られた信号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手
段11と、前記時系列の順に得られた複数の拡散信号の
振幅に応じて前記時系列の異なる拡散信号それぞれに対
し振幅制限を施す振幅制御部15とを備えたことを特徴
とする拡散信号多重化回路。
し、得られた信号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手
段11と、前記時系列の順に得られた複数の拡散信号の
振幅に応じて前記時系列の異なる拡散信号それぞれに対
し振幅制限を施す振幅制御部15とを備えたことを特徴
とする拡散信号多重化回路。
【0084】(付記13) 複数の拡散信号を多重化
し、得られた信号の振幅を得る振幅監視手段11Cと、
前記振幅監視手段11Cが検出した振幅に応じて、時系
列の異なる前記拡散信号それぞれに対し、振幅制限を施
す振幅制御部15Aとを備えたことを特徴とする拡散信
号多重化回路。
し、得られた信号の振幅を得る振幅監視手段11Cと、
前記振幅監視手段11Cが検出した振幅に応じて、時系
列の異なる前記拡散信号それぞれに対し、振幅制限を施
す振幅制御部15Aとを備えたことを特徴とする拡散信
号多重化回路。
【0085】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、構成が簡略化され、かつ複数の拡散信号は、何れも
これらの拡散信号の占有帯域内における主要な成分の分
布が大幅に乱れることなく、精度よく多重化される。ま
た、請求項2および請求項3に記載の発明では、複数の
拡散信号は、無用な歪みを伴うことなく多重化その他の
線形処理の対象となる。さらに、請求項4および請求項
5と、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した
第三の発明とでは、多重化の対象となる全ての拡散信号
に既述の重み付けが施される場合に比べて、小さなレベ
ルの拡散信号が無用に減衰することが回避され、かつ伝
送品質が確度高く良好に維持される。
は、構成が簡略化され、かつ複数の拡散信号は、何れも
これらの拡散信号の占有帯域内における主要な成分の分
布が大幅に乱れることなく、精度よく多重化される。ま
た、請求項2および請求項3に記載の発明では、複数の
拡散信号は、無用な歪みを伴うことなく多重化その他の
線形処理の対象となる。さらに、請求項4および請求項
5と、請求項1ないし請求項5に記載の発明に関連した
第三の発明とでは、多重化の対象となる全ての拡散信号
に既述の重み付けが施される場合に比べて、小さなレベ
ルの拡散信号が無用に減衰することが回避され、かつ伝
送品質が確度高く良好に維持される。
【0086】また、請求項1に記載の発明に関連した第
一および第二の発明では、複数の拡散信号は、占有帯域
内における主要な成分の分布が大幅に乱れることなく精
度よく多重化される。さらに、請求項4または請求項5
に記載の発明の下位概念の発明では、多重化手段によっ
て生成される多重信号の振幅が過大となる主要因に該当
する特定の拡散信号に対して、共通の重み、あるいは個
々の振幅に何ら関連性がない重みに基づいて重み付けが
施される場合に比べて、小さなレベルの拡散信号が無用
に減衰することが精度よく回避され、かつ伝送品質がさ
らに高く維持される。
一および第二の発明では、複数の拡散信号は、占有帯域
内における主要な成分の分布が大幅に乱れることなく精
度よく多重化される。さらに、請求項4または請求項5
に記載の発明の下位概念の発明では、多重化手段によっ
て生成される多重信号の振幅が過大となる主要因に該当
する特定の拡散信号に対して、共通の重み、あるいは個
々の振幅に何ら関連性がない重みに基づいて重み付けが
施される場合に比べて、小さなレベルの拡散信号が無用
に減衰することが精度よく回避され、かつ伝送品質がさ
らに高く維持される。
【0087】また、請求項1ないし請求項5に記載の発
明に関連した第四の発明では、既述の重み付けが施され
るべき拡散信号の選択と、これらの重み付けに適用され
るべき重みの特定(算定)とに要する時間が安定に確保
される。さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明
に関連した第五の発明では、本発明にかかわる拡散信号
多重化回路が備えられた装置やシステムの本来的な機能
が安定に、かつ確度高く達成される。
明に関連した第四の発明では、既述の重み付けが施され
るべき拡散信号の選択と、これらの重み付けに適用され
るべき重みの特定(算定)とに要する時間が安定に確保
される。さらに、請求項1ないし請求項5に記載の発明
に関連した第五の発明では、本発明にかかわる拡散信号
多重化回路が備えられた装置やシステムの本来的な機能
が安定に、かつ確度高く達成される。
【0088】また、請求項1ないし請求項5に記載の発
明に関連した第六の発明では、多重度が変更され得る場
合であっても、多重化手段のダイナミックレンジがその
多重度に対して適正に、かつ有効に利用されると共に、
総合的なSN比が高く維持される。さらに、請求項1な
いし請求項5に記載の発明に関連した第七の発明では、
本発明が適用された系に対する本来的な要求が損なわれ
ることなく所望の性能や機能が維持される。
明に関連した第六の発明では、多重度が変更され得る場
合であっても、多重化手段のダイナミックレンジがその
多重度に対して適正に、かつ有効に利用されると共に、
総合的なSN比が高く維持される。さらに、請求項1な
いし請求項5に記載の発明に関連した第七の発明では、
本発明が適用された系に対する本来的な要求が損なわれ
ることなく所望の性能や機能が維持される。
【0089】したがって、これらの発明が適用されたシ
ステムや機器では、コストの削減および総合的な信頼性
の向上に併せて、多様な多重度に対する柔軟な適応と構
成の標準化とが達成される。
ステムや機器では、コストの削減および総合的な信頼性
の向上に併せて、多様な多重度に対する柔軟な適応と構
成の標準化とが達成される。
【図1】本発明にかかわる拡散信号多重化回路の原理ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の第一の実施形態を示す図である。
【図3】本発明の第二の実施形態を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施形態の他の構成を示す図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第三の実施形態を示す図である。
【図6】振幅制御部の他の構成を示す図である。
【図7】本発明の第四の実施形態を示す図である。
【図8】従来の拡散信号多重化装置の構成例を示す図で
ある。
ある。
【符号の説明】
11,11A,11B,11C 振幅監視手段
12,12A,12B 遅延手段
13,13A,13B 多重化手段
14,14B 選択手段
15,15A 振幅制御部
30,93 振幅制御部
31,62,81 乗算器
32,42 遅延素子
33,52 セレクタ
41 ピーク検出部
43 最大値検出部
51 比較部
61 副加重制御部
91 遅延部
92,94 フィルタ
95,99 周波数変換器
96 送信部
97,100 合波器
98 電力増幅器
101 係数算出部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 長谷 和男
神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番
1号 富士通株式会社内
Fターム(参考) 5K022 EE01 EE22
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の拡散信号を多重化し、得られた信
号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手段と、 前記複数の拡散信号に、前記振幅監視手段の伝搬遅延時
間に相当する遅延を並行して与える遅延手段と、 前記遅延手段を介して与えられた複数の拡散信号に、前
記振幅監視手段によって得られた振幅の平均値が大きい
ほど小さな重みによる重み付けを並行して施し、かつ多
重化することによって多重信号を生成する多重化手段と
を備えたことを特徴とする拡散信号多重化回路。 - 【請求項2】 複数の拡散信号を多重化し、得られた信
号の振幅を時系列の順に得る振幅監視手段と、 前記時系列の順に得られた複数の拡散信号の振幅に応じ
て前記時系列の異なる拡散信号それぞれに対し振幅制限
を施す振幅制御部とを備えたことを特徴とする拡散信号
多重化回路。 - 【請求項3】 複数の拡散信号を多重化し、得られた信
号の振幅を得る振幅監視手段と、 前記振幅監視手段が検出した振幅に応じて、時系列の異
なる前記拡散信号それぞれに対し、振幅制限を施す振幅
制御部とを備えたことを特徴とする拡散信号多重化回
路。 - 【請求項4】 請求項1に記載の拡散信号多重化回路に
おいて、 前記遅延手段を介して与えられた複数の拡散信号の内、
振幅が規定の閾値を上回る拡散信号の全てもしくは一部
を選択する選択手段を備え、 前記多重化手段は、 前記選択手段によって選択された拡散信号のみに前記重
み付けを施すことを特徴とする拡散信号多重化回路。 - 【請求項5】 請求項1に記載の拡散信号多重化回路に
おいて、 前記遅延手段を介して与えられた複数の拡散信号の全て
または一部を振幅の降順に選択する選択手段を備え、 前記多重化手段は、 前記選択手段によって選択された拡散信号に前記振幅の
昇順に小さな重みで前記重み付けを施すことを特徴とす
る拡散信号多重化回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002051659A JP2003258768A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 拡散信号多重化回路 |
| US10/279,394 US7519097B2 (en) | 2002-02-27 | 2002-10-24 | Spread-signal multiplexing circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002051659A JP2003258768A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 拡散信号多重化回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003258768A true JP2003258768A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=27750858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002051659A Pending JP2003258768A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 拡散信号多重化回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7519097B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003258768A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7545849B1 (en) * | 2003-03-28 | 2009-06-09 | Google Inc. | Signal spectrum spreading and combining system and method |
| US8374218B2 (en) | 2000-12-05 | 2013-02-12 | Google Inc. | Combining signals with a shuffled-hadamard function |
| US8385470B2 (en) * | 2000-12-05 | 2013-02-26 | Google Inc. | Coding a signal with a shuffled-Hadamard function |
| US7453921B1 (en) | 2001-12-11 | 2008-11-18 | Google Inc. | LPC filter for removing periodic and quasi-periodic interference from spread spectrum signals |
| FR2847400B1 (fr) * | 2002-11-15 | 2005-01-21 | Thales Sa | Systeme et procede de detection de presence et de synchronisation d'un signal pour un systeme a sauts de frequence fonctionnant en environnement perturbe |
| US7352833B2 (en) | 2002-11-18 | 2008-04-01 | Google Inc. | Method and system for temporal autocorrelation filtering |
| TWI390890B (zh) * | 2009-04-15 | 2013-03-21 | Realtek Semiconductor Corp | 頻偏取得的方法及其相關裝置 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3548657B2 (ja) * | 1996-10-17 | 2004-07-28 | 株式会社日立製作所 | 多重信号の送信装置 |
| JP3406494B2 (ja) | 1997-11-04 | 2003-05-12 | シャープ株式会社 | マルチレート化遅延多重方式スペクトル直接拡散通信システムにおける送信装置および受信装置並びにマルチレート化遅延多重方式スペクトル直接拡散通信システム |
| JP3843562B2 (ja) | 1997-11-20 | 2006-11-08 | 三菱電機株式会社 | スペクトル拡散通信装置 |
| JPH11274983A (ja) | 1998-03-26 | 1999-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | Cdma振幅制限装置、cdma振幅復元装置、cdma振幅制限/復元装置、cdma送信装置、cdma受信装置、cdma振幅制限方法およびcdma振幅復元方法 |
| JP3462388B2 (ja) | 1998-04-28 | 2003-11-05 | 松下電器産業株式会社 | 無線通信装置 |
| JP2988522B1 (ja) | 1998-09-28 | 1999-12-13 | 日本電気株式会社 | Cdma送信機 |
| JP2001028578A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | スペクトル拡散通信装置およびその方法 |
| JP3439696B2 (ja) | 1999-09-14 | 2003-08-25 | 松下電器産業株式会社 | 送信帯域制限フィルタ装置および送信装置 |
| JP3739985B2 (ja) | 2000-01-31 | 2006-01-25 | 富士通株式会社 | 送信機利得安定化装置 |
| JP2001285088A (ja) | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 送信機 |
| JP2002044054A (ja) | 2000-07-25 | 2002-02-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | リミッタ回路付きキャリア合成送信回路 |
-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002051659A patent/JP2003258768A/ja active Pending
- 2002-10-24 US US10/279,394 patent/US7519097B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US7519097B2 (en) | 2009-04-14 |
| US20030161339A1 (en) | 2003-08-28 |
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