JP2003262243A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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Abstract
を小さくすることにより長寿命で小型化した動力伝達装
置を得ることを目的とする。 【解決手段】 制動装置1は、回転軸2の周方向に沿っ
て形成された回転面20を有し、この回転軸2に固定さ
れた回転ディスク3と、この回転面20に対向した圧接
面10を有し、この圧接面10が回転面20に圧接され
て摩擦力を発生する摩擦パッド5とを備えている。ま
た、制動装置1は、摩擦パッド5を往復移動させるため
にアーマチュア11、押圧ばね12及び電磁マグネット
13を有する駆動部6を備えている。回転面20は、表
面粗さが算術平均粗さRaで最大0.1μmの平滑面と
なっている。従って、圧接面10が回転面20に圧接す
ると、接触面積が増加して摩擦係数が大きくなるととも
に、摩擦パッド5の摩耗質量は少なくなる。
Description
あるいはブレーキ等の動力伝達装置に関し、特に摩擦に
より動力を伝達する動力伝達装置に関するものである。
装置の構成を示す模式図である。図5において、制動装
置100は、軸線を中心として回転する軸である回転軸
2に固定されて、この回転軸2とともに回転する円板状
の移動部である回転ディスク3と、この回転ディスク3
の側面4に対向して配置され、回転ディスク3に向かっ
て移動しこの側面4に圧接する圧接面10を有する圧接
部である摩擦パッド5とを備えている。また、制動装置
100は、摩擦パッド5を支持固定するとともに、この
摩擦パッド5を駆動し往復移動させて回転ディスク3と
圧接あるいは離間させる駆動部6を備えている。
直に貫通して固定されている。従って、回転軸2が軸線
を中心に回転しても、回転ディスク3の側面4が蛇行す
ることなく滑らかに回転するようになっている。回転デ
ィスク3の材質は、例えばロックウエル硬度HRC20
の鋳鉄である鉄系材料である。この回転ディスク3の側
面4は、所定の摩擦係数を確保するために、表面粗さが
1〜5μm程度に設定されている。これは、側面4に摩
擦パッド5の圧接面10を圧接したときに、側面4に複
数形成されている凸部4aが圧接面10に接触し少し食
い込むことにより抵抗力を発生し、この抵抗力を側面4
と圧接面10との間に発生する摩擦力として作用させる
ためである。従って、回転ディスク3は、側面4が圧接
面10に圧接されることにより、側面4と圧接面10と
の間に摩擦力を発生させ、回転ディスク3の回転力を摩
擦パッド5に伝達するようになっている。
質の例えばロックウエル硬度HRM15のフェノール樹
脂モールドの有機系摩擦材で作製されており、その圧接
面10は、側面4を圧接することによりその凸部4aの
形状に沿って多少変形するようになっている。
る磁性体であるアーマチュア11と、このアーマチュア
11に接続され、アーマチュア11に固定された摩擦パ
ッド5を回転ディスク3に押圧する向きに付勢する押圧
ばね12と、通電によりこの押圧ばね12が付勢する向
きに抗してアーマチュア11を吸引する電磁力を発生す
る電磁マグネット13とを有している。従って、摩擦パ
ッド5は、電磁マグネット13が通電されず電磁力を発
生していないときにこの押圧ばね12の付勢力によって
側面4に圧接され、電磁マグネット13に通電されたと
きにこの電磁力によって側面4から離間するようになっ
ている。また、この駆動部6は、構造物14に固定され
ており、摩擦パッド5が回転ディスク3の回転方向には
移動しないようになっている。
は、以下のように動作する。即ち、通電により電磁マグ
ネット13に電磁力が発生しているときには、アーマチ
ュア11が押圧ばね12の付勢力に抗してこの電磁マグ
ネット13に吸引されるので、摩擦パッド5の圧接面1
0は回転ディスク3から離間している。このときは、回
転軸2に回転力が働いている場合、この回転軸2は回転
ディスク3とともに回転する。
と、アーマチュア11は電磁マグネット13による吸引
力がなくなるので、押圧ばね12の付勢力によってアー
マチュア11が回転ディスク3に移動し、摩擦パッド5
の圧接面10が回転ディスク3の側面4に圧接する。
3の側面4に圧接されると、側面4の複数の凸部4aが
圧接面10に少し食い込み、回転ディスク3の回転力に
よって圧接面10が少しずつ削り取られる。このときに
発生する抵抗力が側面4と圧接面10との間の摩擦力と
して作用し、回転ディスク3の回転力が摩擦パッド5に
伝達される。摩擦パッド5は構造物14に固定された駆
動部6に固定されているので、回転ディスク3とともに
回転することはなく、結果としてこの摩擦パッド5が回
転ディスク3に制動力を与える。
制動装置100は、回転ディスク3の側面4における複
数の凸部4aが摩擦パッド5の圧接面10を削り取るこ
とによって、回転ディスク3と摩擦パッド5との間の摩
擦力を確保しているので、どうしても短時間で摩擦パッ
ド5の摩耗が大きくなる。摩擦パッド5が大きく摩耗す
ると厚さが小さくなるので、アーマチュア11が電磁マ
グネット13に吸着された状態での側面4と圧接面10
との間の距離は大きくなる。このことから、押圧ばね1
2は摩擦パッド5を側面4に向けてさらに大きくなった
距離を移動させることになり、その分だけ押圧する力が
小さくなる。圧接面10の押圧力が小さくなると、複数
の凸部4aが圧接面10に食い込む力が小さくなり、圧
接面10を削り取ることによって発生する摩擦力も小さ
くなる。従って、この制動装置100は、使用され始め
た当初は摩擦パッド5の摩耗が大きく、このことにより
短時間で摩擦パッド5がすり減り、回転ディスク3と摩
擦パッド5との間の摩擦力が低下することから、摩擦パ
ッド5を頻繁に取り換える必要があり、ランニングコス
トが高くなるという問題点があった。また、摩擦パッド
5の摩耗により、アーマチュア11の往復移動距離も大
きくなることから押圧ばね12及び電磁マグネット13
等に負担がかかることによって駆動部6等の寿命が短く
なるという問題点があった。
をさらに大きくして動力伝達を効率的にするために、圧
接面10にかかる押圧力を大きくすることは、駆動部6
の押圧ばね12及び電磁マグネット13等の大型化につ
ながる。逆に、圧接面10にかかる押圧力をそのままに
しておいてさらに側面4の算術平均粗さRaを大きくし
て摩擦力を大きくすることは、凸部4aが圧接面10を
削り取る量が多くなり、さらにランニングコストが高く
なり寿命が短くなってしまうという問題点もあった。
解決することを課題とするもので、摩擦力を増加すると
ともに摩擦パッドの摩耗を小さくすることにより長寿命
で小型化した動力伝達装置を得ることを目的とする。
装置は、接触面を有し、移動可能な移動部と、前記接触
面に対向して設けられ、前記接触面に圧接して前記接触
面との間に摩擦力を発生する圧接面を有し、前記摩擦力
により前記移動部の移動力が伝達される圧接部とを備え
た動力伝達装置であって、前記接触面及び前記圧接面の
うち硬い側の一方の面は、前記圧接面が前記接触面に圧
接した状態における摩擦係数が前記一方の面の表面粗さ
との関係において大きい前記表面粗さの範囲であって、
かつ、他方の面の摩耗を小さくし得る平滑面となってい
る。
ぼ同一の平滑面となっている。
一方側の材質が鉄系金属で、他方側の材質が有機系摩擦
材であり、前記一方側の前記平滑面の表面粗さは、算出
平均粗さで最大0.1μmとなっている。
母材と、前記母材の表面をコーティングする前記母材よ
りも高い耐食性を有した防護膜とを有し、前記防護膜
は、その表面が少なくとも前記平滑面を形成している。
転可能な軸に設けられ、前記接触面は、軸線を中心とし
て回転可能な軸の周囲に前記軸線の周方向に沿って形成
されており、前記移動部は、前記軸に設けられることに
より前記接触面とともに前記軸の回転により回転するよ
うになっている。
制動装置である。
いて説明するが、従来例のものと同一又は同等部材、部
位は、同一符号を付して説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1に係る
動力伝達装置の構成を示す模式図である。図1におい
て、動力伝達装置である制動装置1は、回転軸2の軸線
周りに沿って形成された接触面である回転面20を有し
た回転ディスク3を備えている。回転面20は、側面4
の一部に形成されている。この回転面20は、摩擦パッ
ド5の圧接面10に対向して配置され、この圧接面10
が回転面20を圧接するようになっている。回転面20
は、表面粗さが例えば算術平均粗さRaで表したときに
0.1μmである平滑面となっている。この回転面20
は、例えば研削加工、バフ加工あるいはラップ加工等の
機械加工、又はエッチングあるいは電界研磨等の化学研
磨等の加工法により形成される。他の構成及び動作は従
来例と同様である。
この回転面20に圧接面10が圧接されたときの静摩擦
係数あるいは動摩擦係数との関係を示すグラフである。
ここで、静摩擦係数は、圧接面10が回転面20を圧接
して回転ディスク3を静止させている状態から回転ディ
スク3の回転力がその状態における摩擦力に打ち勝って
回転し始めるまでの最大の摩擦係数の値であり、動摩擦
係数は、回転ディスク3が圧接面10に圧接されながら
回転している状態での摩擦係数の値である。また、摩擦
係数は、回転面20と圧接面10との間における回転デ
ィスク3の回転方向の摩擦力を圧接面10に印加される
押圧力で除した値である。なお、圧接面10の状態、圧
接面10が回転面20に圧接する押圧力、及び回転ディ
スク3の回転数は、それぞれすべて同一条件となってい
る。図2においては、静摩擦係数及び動摩擦係数は、摩
擦係数増加率としてそれぞれ示されている。この摩擦係
数増加率は、回転面20の算術平均粗さRaが2.7μ
mのときの静摩擦係数の値及び動摩擦係数の値をそれぞ
れ1とした場合に各算術平均粗さRaでの静摩擦係数の
値及び動摩擦係数の値をそれぞれその相対値として示す
ものである。この算術平均粗さRaが2.7μmである
回転ディスク3は、従来例の回転ディスクのうちの1つ
であり、このときの静摩擦係数及び動摩擦係数を基準と
することにより、従来例との比較を行うことができる。
あるものの、回転面20の算術平均粗さRaが小さくな
るに従って、静摩擦係数の摩擦係数増加率及び動摩擦係
数の摩擦係数増加率の何れもが大きくなる傾向にある。
特に、算術平均粗さRaが0.025μmでは、静摩擦
係数及び動摩擦係数ともに摩擦係数増加率が完全に基準
の摩擦係数増加率1よりも大きい値となっている。従っ
て、図2における摩擦係数増加率の変化の傾向から、回
転面20の算術平均粗さRaが最大0.1μmであれば
従来例よりも大きな静摩擦係数及び動摩擦係数が得られ
る。これは、圧接面10と接触する回転面20の表面粗
さが小さくなったことにより、圧接面10と回転面20
との間で互いに接触する部分が多くなり接触面積が増大
したことによる。
摩擦パッド5が圧接したときの摩擦パッド5の摩耗質量
と算術平均粗さRaが0.025μmの回転面に摩擦パ
ッド5が圧接したときの摩擦パッド5の摩耗質量との比
較を示すグラフである。ここで、基準の表面粗さは、従
来例である2.7μmの算術平均粗さRaである。ま
た、圧接面10が回転面に印加する押圧力等の条件は図
2において適用された条件と同様であり、圧接面10を
回転面に圧接させる時間も同一条件としている。また、
算術平均粗さRaが0.025μmの回転面に圧接した
ときの摩擦パッド5の摩耗質量は、基準の表面粗さの回
転面に圧接したときの摩擦パッド5の摩耗質量を1とし
たときの相対値、即ち摩擦パッド摩耗質量比で表してい
る。
Raが0.025μmの回転面に圧接面10を圧接した
場合は、基準の表面粗さの回転面に圧接面10を圧接し
た場合よりも摩擦パッド5の摩耗質量は少なくなる。こ
れは、回転面の表面粗さが小さくなることにより、圧接
面10を削り取る深さが小さくなったことによる。即
ち、表面粗さが小さくなることによって回転面に形成さ
れた複数の凸部の高さが低くなり、この複数の凸部が低
くなることによって圧接面10に食い込む深さが小さく
なることによる。このような傾向から、当然のことなが
ら、この実施の形態における算術平均粗さRaが0.1
μmの回転面20に圧接面10を圧接したときには、従
来例である基準の表面粗さの回転面に圧接面10を圧接
したときよりも発生する摩擦パッド5の摩耗質量が少な
くなる。
術平均粗さRaが0.1μmあるいはそれ以下であれ
ば、上記図2についての説明により、圧接面10が圧接
した状態における静摩擦係数及び動摩擦係数の両方とも
従来例よりも大きくなり、しかも上記図3についての説
明により、この状態で発生する摩擦パッド5の摩耗質量
は従来例よりも少なくなる。
要な所定の摩擦力を発生させるために圧接面10に印加
する押圧力を低減できるので、制動装置1は、機構部6
の押圧ばね12及び電磁マグネット13等を小型化する
ことができ、機構部6の設置スペースを小さくできると
ともに小型化によってコストも低減できる。
量も少なくなるので、摩擦パッド5を取り換える頻度も
減ってランニングコストが低減するとともに、駆動部6
の負担の減少等によりこの制動装置1の寿命も長くな
る。
ィスク3の材質は鋳鉄であるが、摩擦パッド5よりも硬
い材質であればよいので、これに限定する必要はなく、
ステンレス等の鉄系金属、アルミあるいは銅等の非鉄系
金属、又はセラミック等でも構わない。
ッド5の材質はフェノール樹脂モールドの有機系摩擦材
であるが、回転ディスク3よりも軟らかくある程度の抵
抗力を発生する摩擦材であればよいので、これに限定す
る必要はなく、例えば金属を多く含むメタリック系摩擦
材等であっても構わない。
5の表面粗さも小さくしてよい。このようにすれば、さ
らに回転面20と圧接面10との接触面積が増大して、
圧接面10が回転面20に圧接した状態における摩擦係
数がさらに大きくなる。
転ディスクの材質と摩擦パッドの材質とが入れ代わって
いても構わない。この場合、硬い側の摩擦パッドの圧接
面が算術平均粗さRaが最大0.1μmの平滑面となる
ようにする。
形態2に係る動力伝達装置の構成を示す模式図である。
図4において、動力伝達装置である制動装置30は、回
転軸2に設けられた母材である回転円板31と、この回
転円板31の表面をコーティングする防護膜32とを有
する回転ディスク3を備えている。回転円板31の材質
は、鋳鉄である。回転円板31は、その中心に回転軸2
が垂直に固定されている。回転円板31は、その摩擦パ
ッド5側に膜形成面33を有しており、この膜形成面3
3上に防護膜32が形成されている。防護膜32の材質
は、酸化等による腐食に対して回転円板31よりも高い
耐食性を有する材質である。また、防護膜32の材質
は、摩擦パッド5よりも硬い材質であり、さらに回転円
板31よりも硬い材質が望ましい。従って、この防護膜
32は、例えば無電解ニッケルメッキ、クロムメッキ、
セラミック溶射被膜あるいは窒化膜等であればよい。こ
の防護膜32は、摩擦パッド5側に圧接面10が圧接す
る接触面である回転面34を有している。回転面34
は、回転軸2の軸線周りに沿って形成され、算術平均粗
さRaが0.1μmの平滑面となっている。他の構成及
び動作は実施の形態1と同様である。
面33に形成された後、摩擦パッド5の圧接面10に対
向した面が、例えば研削加工、バフ加工あるいはラップ
加工等の機械加工、又はエッチングあるいは電界研磨等
の化学研磨等の加工法により平滑にされ、回転面34と
して仕上げられる。このとき、圧接面10に対向した面
を削りすぎて回転円板31の膜形成面33が露出しない
ようにしておく。なお、防護膜32を形成する前に、上
記の加工法により膜形成面33を平滑に仕上げておき、
その後、防護膜32を均等厚に形成しても構わない。
施の形態1と同様の効果を奏するとともに、回転ディス
ク3が耐食性に優れた防護膜32を有し、この防護膜3
2の表面に回転面34が形成されているので、回転面3
4が腐食されることによりその表面粗さが増大すること
が抑制され、圧接面10と回転面34との間の静摩擦係
数及び動摩擦係数が小さくなることを抑制することがで
きる。特に、工場地帯あるいは温泉地等のように多湿あ
るいは硫化水素等の腐食性ガスが多く含有される雰囲気
中では、上記効果が顕著に現れる。
をかごが昇降するエレベータに用いてもよい。この場
合、回転軸2は、かごに接続されたロープが巻き掛けさ
れたシーブの中心軸あるいは巻上機の主軸等に軸線を一
致させて固定され、この回転軸2がかごの昇降に連動し
て回転するようになっている。このようにすると、例え
ばかごの停止状態を保持するための圧接面10の押圧力
が小さくなるので、制動装置自体が小型化され、設置ス
ペースが削減できる。それとともに、摩擦パッド5の摩
耗質量も少なくなるので、この制動装置の維持、管理等
の負担も少なくなる。
達装置は回転ディスク3を有したディスク型の制動装置
となっているが、回転面に摩擦パッドを圧接しすること
により摩擦力を発生して動力伝達するものであれば上記
効果を奏するので、例えば一部が回転面となっているド
ラムを有したドラム型の制動装置でもよく、また制動装
置に限定する必要もなく、例えば摩擦クラッチ等であっ
ても構わない。さらに、接触面は回転面に限定する必要
はなく、移動部の動力を圧接面が接触面に圧接されて発
生する摩擦力により伝達するものであればよいので、例
えば直線に沿った面で、往復移動する移動部の動力を伝
達する動力伝達装置であっても構わない。
明に係る動力伝達装置は、接触面を有し、移動可能な移
動部と、前記接触面に対向して設けられ、前記接触面に
圧接して前記接触面との間に摩擦力を発生する圧接面を
有し、前記摩擦力により前記移動部の移動力が伝達され
る圧接部とを備えた動力伝達装置であって、前記接触面
及び前記圧接面のうち硬い側の一方の面は、前記圧接面
が前記接触面に圧接した状態における摩擦係数が前記一
方の面の表面粗さとの関係において大きい前記表面粗さ
の範囲であって、かつ、他方の面の摩耗を小さくし得る
平滑面となっているので、所定の摩擦力を得るために前
記圧接面を前記接触面に圧接する押圧力が小さくなると
ともに、前記他方の面を有した部材の寿命が長くなり、
前記部材の取り換え頻度を低減することができる。
ぼ同一の平滑面となっているので、さらに前記一方の面
と前記他方の面との接触面積が大きくなり、前記摩擦係
数がさらに大きくなるとともに前記他方の面の摩耗がさ
らに小さくなる。
一方側の材質が鉄系金属で、他方側の材質が有機系摩擦
材であり、前記一方側の前記平滑面の表面粗さは、算出
平均粗さで最大0.1μmとなっているので、所定の摩
擦力を得るために前記圧接面を前記接触面に圧接する押
圧力が小さくなるとともに、前記他方の面を有した部材
の寿命が長くなり、前記部材の取り換え頻度を低減する
ことができる。
母材と、前記母材の表面をコーティングする前記母材よ
りも高い耐食性を有した防護膜とを有し、前記防護膜
は、その表面が少なくとも前記平滑面を形成しているの
で、前記接触面の腐食を抑制して前記接触面の表面粗さ
が大きくなることを抑制することができる。
転可能な軸に設けられ、前記接触面は、軸線を中心とし
て回転可能な軸の周囲に前記軸線の周方向に沿って形成
されており、前記移動部は、前記軸に設けられることに
より前記接触面とともに前記軸の回転により回転するよ
うになっているので、容易に連続的に動力伝達をするこ
とができる。
制動装置であるので、前記かごの停止状態を保持するた
めに必要な前記圧接部の押圧力が小さくなり小型化でき
るとともに、前記圧接部の摩耗質量の減少により、維
持、管理等の負担が軽減し、ランニングコストも低減す
る。
の構成を示す模式図である。
接面が圧接されたときの静摩擦係数あるいは動摩擦係数
との関係を示すグラフである。
回転面に摩擦パッドが圧接したときの摩擦パッドの摩耗
質量と算術平均粗さRaで0.025μmの表面粗さの
回転面に摩擦パッドが圧接したときの摩擦パッドの摩耗
質量との比較を示すグラフである。
の構成を示す模式図である。
示す模式図である。
(軸)、3 回転ディスク(移動部)、5 摩擦パッド
(圧接部)、20,34 回転面(接触面)、31回転
円板(母材)、32 防護膜。
Claims (6)
- 【請求項1】 接触面を有し、移動可能な移動部と、 前記接触面に対向して設けられ、前記接触面に圧接して
前記接触面との間に摩擦力を発生する圧接面を有し、前
記摩擦力により前記移動部の移動力が伝達される圧接部
とを備えた動力伝達装置であって、 前記接触面及び前記圧接面のうち硬い側の一方の面は、
前記圧接面が前記接触面に圧接した状態における摩擦係
数が前記一方の面の表面粗さとの関係において大きい前
記表面粗さの範囲であって、かつ、他方の面の摩耗を小
さくし得る平滑面となっていることを特徴とする動力伝
達装置。 - 【請求項2】 前記他方の面は、前記一方の面とほぼ同
一の平滑面となっていることを特徴とする請求項1に記
載の動力伝達装置。 - 【請求項3】 前記移動部及び前記圧接部のうち、一方
側の材質が鉄系金属で、他方側の材質が有機系摩擦材で
あり、 前記一方側の前記平滑面の表面粗さは、算出平均粗さで
最大0.1μmとなっていることを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の動力伝達装置。 - 【請求項4】 前記移動部は、前記軸に設けられた母材
と、前記母材の表面をコーティングする前記母材よりも
高い耐食性を有した防護膜とを有し、 前記防護膜は、その表面が少なくとも前記平滑面を形成
していることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
かに記載の動力伝達装置。 - 【請求項5】 前記移動部は、軸線を中心として回転可
能な軸に設けられ、前記接触面は、軸線を中心として回
転可能な軸の周囲に前記軸線の周方向に沿って形成され
ており、 前記移動部は、前記軸に設けられることにより前記接触
面とともに前記軸の回転により回転するようになってい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記
載の動力伝達装置。 - 【請求項6】 かごの昇降を制動するエレベータの制動
装置であることを特徴とする請求項5に記載の動力伝達
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002061779A JP2003262243A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002061779A JP2003262243A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003262243A true JP2003262243A (ja) | 2003-09-19 |
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ID=29195891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002061779A Pending JP2003262243A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003262243A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102198907A (zh) * | 2010-03-26 | 2011-09-28 | 株式会社日立制作所 | 电梯用薄型卷扬机以及电梯设备 |
| WO2011159282A1 (en) | 2010-06-15 | 2011-12-22 | Otis Elevator Company | Brake assembly |
| CN107032220A (zh) * | 2009-06-12 | 2017-08-11 | 奥的斯电梯公司 | 制动器组件 |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002061779A patent/JP2003262243A/ja active Pending
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