JP2003262736A - 導光部材の製造方法及び導光部材 - Google Patents

導光部材の製造方法及び導光部材

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JP2003262736A JP2002067390A JP2002067390A JP2003262736A JP 2003262736 A JP2003262736 A JP 2003262736A JP 2002067390 A JP2002067390 A JP 2002067390A JP 2002067390 A JP2002067390 A JP 2002067390A JP 2003262736 A JP2003262736 A JP 2003262736A
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弘毅 国井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源光の利用効率を維持しつつ、導光部材の
薄型化を実現すること。 【解決手段】 出光部11と入光部12とを有する導光
部材1の製造方法であって、基材上にプレス加工によっ
てプリズム溝11aを形成することにより出光部11を
作成する工程と、作成した出光部11に、入光部12を
一体形成する一体形成工程と、を含む。導光部材1を薄
型化すると光源光の利用効率が低下するおそれがある
が、入光部12を出光部11とは別に設けて一体成形す
ることで、出光部11は薄く作成する一方、入光部12
は任意の形状とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の
バックライトやフロントライトに用いられる導光部材に
関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示板等を照明する装置として、バ
ックライトやフロントライトが提案されている。これら
の装置は、透明基板からなる導光部材の側面に光源を設
けることにより導光部材に光を導入し、導光部材表面に
設けたプリズム溝等の出光パターンによってその光を拡
散することにより、面発光を実現するものである。この
ような導光部材は、一般的には平板状であるため導光板
と呼ばれる。
【0003】一方、そのような出光パターンを形成する
手法としては、例えば、射出成型法により導光部材上に
出光パターンを形成する方法が知られている。しかし、
この手法によれば、樹脂材料の充填不足等に起因する出
光パターンの形状不良が生じる場合と共に、導光部材の
薄型化に限界があるという問題がある。
【0004】そこで、例えば、特開平11−14725
5号公報には、導光部材の材料にプレス加工を施すこと
により、出光パターンを形成する手法が提案されてい
る。このプレス加工による手法によれば、形状不良を低
減できると共に、導光部材の薄型化を図れるという効果
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プレス加工に
よる出光パターンの形成により導光部材が薄型化する
と、光源光が入光する部分の厚さも薄くなり、その利用
効率が低減するという問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、光源光の利用効
率を維持しつつ、導光部材の薄型化を実現することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、出光部
と入光部とを有する導光部材の製造方法であって、基材
上にプレス加工によって出光パターンを形成することに
より前記出光部を作成する工程と、作成した前記出光部
に、前記入光部を一体形成する一体形成工程と、を含む
ことを特徴とする導光部材の製造方法が提供される。
【0008】また、本発明によれば、基材上にプレス加
工によって出光パターンを形成することにより作成され
た前記出光部に、前記入光部を一体形成してなる導光部
材が提供される。
【0009】また、本発明によれば、出光部と入光部と
を有する導光部材であって、出光パターンが形成された
略板状の前記出光部に、前記入光部を一体形成してな
り、前記入光部が、光源に対向配置される光源側端部を
有し、該端部の厚さが、前記出光部の厚さよりも厚いこ
とを特徴とする導光部材が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。図1(a)は、本発
明の一実施形態に係る導光部材1を用いたフロントライ
トAの構造を示す断面図、図1(b)は、導光部材1を
用いたバックライトBの構造を示す断面図である。
【0011】まず、図1(a)を参照してフロントライ
トAについて説明する。フロントライトAは、出光部1
1と入光部12とを有する導光部材1と、出光部11の
下に配置された反射型の液晶表示板2と、入光部12に
対して光を入射する線状の光源3と、光源3の周囲を一
部囲包し、内面が鏡面加工された反射部材4と、を備え
る。
【0012】導光部材1の出光部11は、方形板状の部
材であって、その上面に出光パターンとして、断面三角
形で線状に形成された複数のプリズム溝11aが略平行
に施されている。出光パターンとしては、このようなプ
リズム溝11a以外にも種々提案されており、また、そ
の粗密を調整してグラデーション状に形成する手法等も
提案されており、適宜選択可能である。なお、図1にお
いては、説明の便宜上、プリズム溝11aを簡略的に表
現しているが、実際には、例えば、ピッチ及び深さが数
十μm程度の微細なパターンとして形成されるのが一般
的である。
【0013】入光部12は、光源3に対向配置される光
源側端部12aを有し、出光側端部12bにおいて出光
部11に連結され、出光部11と一体形成されている。
ここで、本実施形態では、入光部12の光源側端部12
aの厚さが出光部11の厚さよりも厚く構成されてい
る。これは、出光部11をできるだけ薄くすることによ
り、フロントライトA全体の薄型化を図る一方、光源3
からの光の利用効率を向上するためのものである。
【0014】すなわち、出光部11の厚さが薄くなれ
ば、その側面幅も小さくなるため、その側面に光源3か
らの光を入射すると光の利用効率が低減するところ、本
実施形態では、出光部11とは別に入光部12を設け、
かつ、その光源側端部12aの厚さを一定以上とするこ
とで、フロントライトA全体の薄型化を図ると共に光の
利用効率を向上させている。また、入光部12の下側に
は液晶表示板2を配置せず、出光部11の略真下にこれ
を配置することで、出光部11に対して液晶表示板2を
近接配置するにあたり、入光部12に干渉されず、フロ
ントライトA全体の薄型化を図っている。
【0015】光源3は、例えば、冷陰極管等の線状光源
であり、光源3からの光は反射部材の内面で反射して効
率よく入光部12に導入されることとなる。
【0016】このような構成からなるフロントライトA
では、光源3からの光が入光部12から導入され、出光
部11に形成されたプリズム溝11aに反射して、液晶
表示板2へ向かい、これが更に液晶表示板2において反
射して、出光部11の上面から出光することとなる。こ
の結果、液晶表示板2の輝度を向上して、見やすい表示
を可能とする。
【0017】バックライトBは、フロントライトAと基
本的構造は同様であるが、異なる点は、導光部材1が上
下反転して配置され、その出光部11の上方には、透過
型の液晶表示板2’が配置されている点にある。バック
ライトBにおいては、光源3からの光が入光部12から
導入され、出光部11に形成されたプリズム溝11aに
反射して、液晶表示板2’へ向かって出光することとな
る。この結果、液晶表示板2の輝度を向上して、見やす
い表示を可能とする。
【0018】このように、本実施形態の導光部材1は、
フロントライト及びバックライトの双方に利用可能であ
る。
【0019】次に、このような導光部材1の製造方法に
ついて説明する。本実施形態では、プレス加工により出
光パターンであるプリズム溝11aを形成した出光部1
1を作成し、その後、入光部12を出光部11に一体成
形する。
【0020】まず、プリズム溝11aが形成された出光
部11の作成手順について説明する。図2(a)及び
(b)は、プレス加工によるプリズム溝11aの作成例
を示す図である。
【0021】図2(a)において、出光部11を構成す
る基材110が一対の加圧ロール201及び202の間
にプレスされている。基材110は、例えば、PMMA
(メタクリル樹脂)、PC(ポリカーボネート樹脂)、
ポリオレフィン等の板状の透明基板である。加圧ロール
201は、その周面に出光部11の出光パターンに対応
するパターンが形成されている。本実施形態では、出光
部11の出光パターンとしてプリズム溝11aを採用し
ているので、プリズム溝11aに対応する形状を有する
線状の突起201aが複数略平行に周設されている。加
圧ロール202は、その周面が平坦に構成されている。
【0022】しかして、基材110を加圧ロール201
及び202によって荷重をかけつつ挟み込んだ状態で加
圧ロール201及び202を図の矢印の方向に回転する
と、基材110が加圧ロール201と202との間でプ
レスされ、加圧ロール201に周設した突起201aに
よって基材110の一方の表面にプリズム溝11aが形
成されることとなる。その際、基材110を加熱して軟
化させておくことが好ましく、円滑にプリズム溝11a
が形成されると共に加圧ロール201及び202の寿命
が延びる。そのような加熱を行うヒータを加圧ロール2
01及び202の少なくともいずれか一方に設けてもよ
い。
【0023】プリズム溝11aが形成された基材110
は、その後、出光部11に対応した大きさに切断され、
出光部11が作成される。もちろん、予め基材110を
出光部11に対応した大きさに切断しておき、加圧ロー
ル201及び202の間を通してプリズム溝11aを形
成してもよい。
【0024】このプレス加工による出光パターンの形成
は、従来の射出成形による場合と比較すると、基材11
0の厚さに左右されずに出光パターンを精度よく基材1
10上に形成することができ、より薄型の出光部11を
作成することができる。なお、図2(a)のように、加
圧ロール201の回転方向に対して平行にプリズム溝1
1aを形成することにより、溝形状の崩れ等を最小限に
抑制することができる。
【0025】図2(b)は、加圧ロール201及び20
2に代えて、加圧板301及び302を採用した例を示
している。加圧板301の下面には、出光部11の出光
パターンに対応するパターンが形成されている。本実施
形態では、出光部11の出光パターンとしてプリズム溝
11aを採用しているので、プリズム溝11aに対応す
る形状を有する線状の突起301aが複数略平行に周設
されている。加圧板302の上面は平坦に構成されてい
る。
【0026】図2(b)の例の場合、基材110を加圧
板302上に配置した状態で、加圧板301を降下さ
せ、加圧板301と302との間で基材110をプレス
する。この際、加圧板301の突起301aによってプ
リズム溝11a(図2(b)において図示せず。)が基
材110上に形成されることとなる。
【0027】次に、このようにして作成した出光部11
に対して、入光部12を一体形成する手順について説明
する。図3(a)乃至(c)は、出光部11と入光部1
2とを一体形成する手法の例を示す図である。入光部1
2の材料としては、例えば、不飽和ポリエステル樹脂や
ジアリルフタレート樹脂等を含む熱硬化性樹脂や、アク
リル酸エステル系や不飽和ポリエステル樹脂系等を含む
光硬化性樹脂が好ましく、また、出光部11の材料と屈
折率が同じか近似する材料が好ましく、この場合、入光
部12から出光部11への光の伝播効率がよい。
【0028】図3(a)は、出光部11とは別に入光部
12を用意しておき、両者を接合する場合を示してい
る。接合の方法としては、例えば、接着剤による接着、
超音波溶着等が挙げられる。
【0029】図3(b)及び(c)は、型401及び4
02を用いることにより入光部12を形成すると同時に
出光部11と一体形成する例である。型401及び40
2は、入光部12の外形に応じたキャビティ403が形
成しており、型401には入光部12を構成する材料の
注入口401aと空気抜き穴401bが設けられてい
る。
【0030】そして、図3(b)に示すように、型40
1及び402のキャビティ403に連通する開口部40
4に出光部11を挿入した状態で、注入口401aから
入光部12を構成する材料をキャビティ403内に導
入、充填する。そして、充填された材料が固化すれば型
401及び402を取り外すことにより、入光部12と
出光部11とが一体成形された導光部材1が完成する。
【0031】このような導光部材1の製造方法によれ
ば、入光部12は任意の形状が採用できるので、出光部
11を薄型化したとしても、光の利用効率を低下させる
ことのない導光部材1を作成することができる。また、
入光部12を任意の形状とすることができるため、例え
ば、以下のような形態も採用できる。
【0032】図4は、導光部材1の他の例を示す図であ
り、(a)はその外観図、(b)はその平面図である。
図4の例は、光源として線状光源に代えてLED等の点
状光源を採用した場合の態様を示しており、出光部11
は上述したものと同じである。
【0033】本例において、入光部120には、点状光
源からの光を反射する反射部を設けている。詳細には、
点状光源からの光を、該反射部により、線状光源を用い
た場合の光のような平行光に変換し、出光部11へ入射
させる。
【0034】入光部120は、その対向する2つの側面
に、点状の光源30が配置されており、その正面には、
複数の溝121が形成されている。
【0035】この溝121は、図4(b)に示すように
光源30からの光を出光部11方向へ反射するためのも
のであり、本実施形態の場合、断面が三角形のプリズム
溝を採用している。反射の原理は、出光部11に設けら
れたプリズム溝11aと同じである。
【0036】このような溝121によって光源30から
の光を出光部11方向へ反射することにより、点状の光
源30を用いながら線状光源を用いた場合と同様の発光
が行われることとなる。なお、本例において、入光部1
20と出光部11との間に僅かの空隙を介して接合する
ように配置すると点状光源から線状光源への変換が、よ
り効果的に得られるので効率的である。
【0037】図5は、導光部材1の更に他の例を示す外
観図である。図5の例も、光源として線状光源に代えて
LED等の点状光源を採用した場合の態様を示してお
り、出光部11は上述したものと同じである。
【0038】本例において、入光部220は、上述した
溝121に代えて、マイクロレンズを採用している。入
光部220の正面には、複数のマイクロレンズ221が
設けられており、そのマイクロレンズ221に点状の光
源31が対向配置されている。本例においてマイクロレ
ンズ221は、断面が半円形状をなし上下方向に延在し
て半円の円柱状に設けられている。本例におけるマイク
ロレンズ221はこのような構成のものであるが、その
形状、配置の態様は種々の態様が選択できる。
【0039】このようなマイクロレンズ221を設ける
ことにより光源31から入光部220へ入射する光が分
散入射し、出光部11内の光の分布が均一化する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光源光の利用効率を維持しつつ、導光部材の薄型化を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施形態に係る導光部材
1を用いたフロントライトAの構造を示す断面図、
(b)は、導光部材1を用いたバックライトBの構造を
示す断面図である。
【図2】(a)及び(b)は、プレス加工によるプリズ
ム溝11aの作成例を示す図である。
【図3】(a)乃至(c)は、出光部11と入光部12
とを一体形成する手法の例を示す図である。
【図4】(a)は他の導光部材1の外観図、(b)はそ
の平面図である。
【図5】更に他の導光部材1の外観図を示す図である。
【符号の説明】
A フロントライト B バックライト 1 導光部材 11 出光部 11a プリズム溝(出光パターン) 12 入光部 201、202 加圧ロール 110 基材 401、402 型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13357 G02F 1/13357 // B29L 11:00 B29L 11:00 F21Y 101:02 F21Y 101:02 Fターム(参考) 2H038 AA52 AA55 BA06 2H091 FA23X FA23Z FA41X FA41Z FB02 KA10 LA11 LA16 4F209 AA36 AA44 AC03 AF01 AG01 AG05 AH73 AH77 PA01 PA02 PA04 PB02 PC01 PH06 PN06 PW23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出光部と入光部とを有する導光部材の製
    造方法であって、 基材上にプレス加工によって出光パターンを形成するこ
    とにより前記出光部を作成する工程と、 作成した前記出光部に、前記入光部を一体形成する一体
    形成工程と、を含むことを特徴とする導光部材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記一体形成工程では、 前記出光部とは別に作成した前記入光部を、前記出光部
    に接合することにより両者を一体成形することを特徴と
    する請求項1に記載の導光部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記一体形成工程では、 前記入光部を形成する部分を有する所定の型に、前記出
    光部を配置すると共に、前記部分に前記入光部を構成す
    る材料を導入、固化することによって両者を一体形成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の導光部材の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記入光部が、光源に対向配置される光
    源側端部を有し、該端部の厚さが、前記出光部の厚さよ
    りも厚いことを特徴とする請求項1に記載の導光部材の
    製造方法。
  5. 【請求項5】前記入光部を構成する材料が、光硬化性樹
    脂又は熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1に
    記載の導光部材の製造方法。
  6. 【請求項6】 出光部と入光部とを有する導光部材であ
    って、 基材上にプレス加工によって出光パターンを形成するこ
    とにより作成された前記出光部に、前記入光部を一体形
    成してなる導光部材。
  7. 【請求項7】 出光部と入光部とを有する導光部材であ
    って、 出光パターンが形成された略板状の前記出光部に、前記
    入光部を一体形成してなり、前記入光部が、光源に対向
    配置される光源側端部を有し、該端部の厚さが、前記出
    光部の厚さよりも厚いことを特徴とする導光部材。
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