JP2003266274A - 工具用液体供給構造 - Google Patents

工具用液体供給構造

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JP2003266274A
JP2003266274A JP2002077477A JP2002077477A JP2003266274A JP 2003266274 A JP2003266274 A JP 2003266274A JP 2002077477 A JP2002077477 A JP 2002077477A JP 2002077477 A JP2002077477 A JP 2002077477A JP 2003266274 A JP2003266274 A JP 2003266274A
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JP
Japan
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tool
collet
coolant
cover ring
liquid supply
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JP2002077477A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sugiya
健一 杉矢
Yoshinobu Yaguchi
芳信 矢口
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Kuroda Precision Industries Ltd
Original Assignee
Kuroda Precision Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速回転下でも刃先に確実にクーラントを供
給し、コレットからの噴射部分の面積を絞ることにより
クーラントの流速を高めると共に、工具保持性能、経済
的に有利な工具用液体供給構造を得る。 【解決手段】 カバーリング12をフランジ11aに装
着したストレートコレット11はホルダ本体22に挿着
される。その後に、コレット11に挿入された工具Tは
工具ホルダ21によりコレット11を締め付けて固定さ
れて使用される。オイルミストや冷却液、冷却空気から
成るクーラントCが、矢印で示すように後端のプルスタ
ッド23側から流入してコレット11のすり割り溝11
bを通り、カバーリング12のノズル孔12cから工具
Tの刃先に向けて勢い良く噴射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械主軸へ取
り付けて使用する工具に、クーラントを噴射するための
工具用液体供給構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械の回転工具に、冷却や潤滑のた
めのクーラントを供給するミーリングチャックのような
ストレートコレットを使用して、内部にクーラント用通
路を有しない油孔無し切削工具の先端にクーラントを供
給する場合がある。この場合には、図8に示すようにホ
ルダ1に固定された従来のストレートコレット2に形成
されているスリットの割り溝3の隙間からクーラントC
を噴射して、装着した工具Tの外周に沿って軸方向にク
ーラントCを供給している。
【0003】この方法では、低速回転時ではクーラント
Cを有効に工具Tの刃先に供給可能であるが、1万回転
以上の高速回転になると遠心力の作用で、クーラントC
が径方向外側に飛散して向きが変わり、工具Tの刃先に
有効に届かずに潤滑や冷却が十分にできない欠点があ
る。
【0004】また、スリットの割り溝3は比較的断面積
が大きく、複数の割り溝3の合計面積は大きい。一方、
プルスタッド4を通ってくるクーラントCの通路5の孔
径はそれ程大きくはなく、通常では6mm以下であり、
スリット3を通過するための供給流量が確保できないこ
とから、噴射流速が上げられない問題がある。従って、
これらの従来の技術では高々3000回転/分程度が限
界である。
【0005】一方、油孔を持たない工具Tの先端にクー
ラントを高速回転下で供給する要求は高まりつつあり、
前述したように1万回転以上の高速回転でも、確実にク
ーラントを供給できるストレートコレットが求められて
いる。
【0006】そこで、本発明者らは実開昭64−261
04号公報において、図9に示すようにコレット6の前
端のフランジ7にノズル孔8を設けることを提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この図9に示
す構造においては、流路を絞って流速を高める点で優れ
ているが、スリットのすり割り溝9が後端から形成され
ており、そのために工具シャンクの保持を確実かつ強固
に行うことができない、という工具保持性能に影響を与
えてしまうことになる。
【0008】また、コレット6にノズル孔8を形成して
いるのでコレット6の設計変更が不可能で、ユーザの仕
様変更時にはコレット6を交換する必要があり、経済的
ではない。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
高速回転下でも刃先に確実にクーラントを供給し、コレ
ットからの噴射部分の面積を絞ることによりクーラント
の流速を高めると共に、工具保持性能、経済性も充分に
有する工具用液体供給構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るストレートコレットは、工具を固定する
ために先端が径方向に弾性変形可能な割りコレットの前
端にフランジを設け、該フランジを縮径した状態でカバ
ーリングを装着し、該カバーリングは前記工具先端にク
ーラントを供給するためのノズル孔を有することを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図7に図示の実施
の形態に基づいて詳細に説明する。図1、図2に示すよ
うに、ストレートコレット11の先端側にフランジ11
aが形成され、このフランジ11a側から後端に向けて
スリット状のすり割り溝11bが所定間隔で形成されて
いる。また、フランジ11aにはその前方を覆うように
カバーリング12が装着されており、フランジ11aの
先端の拡径部11cがカバーリング12の内径溝部12
aに、コレット11の弾性変形を利用してフランジ11
aを縮めた状態で取り付けられている。
【0012】カバーリング12には、工具を挿通する工
具挿込孔12b、クーラントを噴射するための1個又は
複数個の本実施の形態では2個のノズル孔12cが設け
られている。更に、カバーリング12の工具ホルダ本体
の端面との接触面にはOリング13が介在され、このO
リング13によってカバーリング12と工具ホルダ本体
間は密にシールされるようになっている。
【0013】また、フランジ11aとカバーリング12
の間には、例えばOリングから成るばね部材14が設け
られており、このばね部材14は後述するようにコレッ
ト11とカバーリング12の位置関係を双方が液体の圧
力が印加された状態に保ち、コレット11をホルダ本体
に装着したときにカバーリング12がホルダ本体の端面
から離間することを防止している。
【0014】工具挿込孔12bの内径は、クーラントが
漏れ出ない程度、例えば工具の外径に対して+0.01
程度のクリアランスが許容されている。
【0015】カバーリング12のノズル孔12cの径は
1〜3mmで、クーラントの圧力が低下しない程度とさ
れ、ノズル孔12cの角度は軸線に対して3°〜15°
程度中心軸側に向けられている。この向きによって、ク
ーラントには高速回転時の遠心力に打ち勝つ内側方向の
エネルギが付与される。
【0016】図3に示すように、カバーリング12をフ
ランジ11aに装着したストレートコレット11はホル
ダ本体22に挿着される。その後に、図4に示すように
コレット11に挿入された工具Tは、工具ホルダ21に
よりコレット11を締め付けて固定されて使用される。
【0017】例えば、オイルミストや冷却液、冷却空気
から成るクーラントCが、矢印で示すように後端のプル
スタッド23側から流入してコレット11のすり割り溝
11bを通り、カバーリング12のノズル孔12cから
工具Tの刃先に向けて勢い良く噴射される。クーラント
Cの圧力は通常では3〜7MPa程度を必要とするが、
実験では2万回転/分までは工具Tの刃先に有効にクー
ラントが供給されることを確認できた。
【0018】このように、カバーリング12にノズル孔
12cを設け、必要に応じてノズル孔12cの数、径が
異なるカバーリング12に交換することで、ストレート
コレット11はそのままで、使用状況に合わせて最適な
構成を選択することができる。
【0019】なお、図5はストレートコレット11に対
するばね部材14の作用説明図である。つまり、コレッ
ト11の前端面とカバーリング12の内面端との間に
は、図5の上半分に示すように組立のための隙間Aが必
要であるが、ばね部材14を用いずにコレット11をホ
ルダ21によりホルダ本体に固定すると、クーラントC
を供給したときに、その隙間A分だけカバーリング12
が前方に押し出されることになる。従って、カバーリン
グ12とホルダ21の端面との間に隙間が生じ、Oリン
グ13のシールが機能しなくなり、クーラントCはこの
隙間から洩れてしまうことになる。
【0020】このため、カバーリング12とフランジ1
1a間に弾性体であるばね部材14を介在してこれらの
間を弾性的に拡開し、図5の下半分に示すようにコレッ
ト11をホルダ本体22に固定する際に、予めコレット
11を押し込んでカバーリング12とホルダ21の端面
を近接し、Oリング13が作用するようにしている。
【0021】なお、ばね部材14はカバーリング12と
フランジ11a間を拡開する弾性力を付与すればよいの
で、ばね部材14の代りに、図6(a)〜(c)にそれ
ぞれ示す板ばね14a、リング状スプリング14b、波
形座金14c等の弾性体を、図7(a)〜(c)に示す
ようにカバーリング12とフランジ11a間にそれぞれ
介在させてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る工具用
液体供給構造は、ノズル孔を有するカバーリングをスト
レートコレットの先端に着脱自在に装着したので、工具
にクーラントを良好に供給できると共に、使用状況に応
じて簡便に取り換えて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストレートコレットにカバーリングを装着した
状態の縦断面図である。
【図2】カバーリングの正面図である。
【図3】工具ホルダ本体にストレートコレットを取り付
けた状態の縦断面図である。
【図4】ストレートコレットにカバーリング、工具を取
り付けた状態の縦断面図である。
【図5】ばね部材の作用説明図である。
【図6】ばね部材の代替品の説明図である。
【図7】ばね部材の代替品の使用状態の説明図である。
【図8】従来の工具用液体供給構造の縦断面図である。
【図9】従来の工具用液体供給構造の縦断面図である。
【符号の説明】
11 ストレートコレット 11a フランジ 12 カバーリング 12a 内径溝部 12b 工具挿込孔 12c ノズル孔 13 Oリング 14 ばね部材 21 工具ホルダ 22 工具ホルダ本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具を固定するために先端が径方向に弾
    性変形可能な割りコレットの前端にフランジを設け、該
    フランジを縮径した状態でカバーリングを装着し、該カ
    バーリングは前記工具先端にクーラントを供給するため
    のノズル孔を有することを特徴とする工具用液体供給構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ノズル孔は前記カバーリングの中心
    軸方向に向けて傾斜して設けた請求項1に記載の工具用
    液体供給構造。
  3. 【請求項3】 前記カバーリングとフランジ間にこれら
    の間を拡開する弾性体を介在した請求項2に記載の工具
    用液体供給構造。
  4. 【請求項4】 前記割りコレットはストレートコレット
    とした請求項1又は2又は3に記載の工具用液体供給構
    造。
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