JP2003267276A - 弾性クローラ及びクローラ式走行装置 - Google Patents

弾性クローラ及びクローラ式走行装置

Info

Publication number
JP2003267276A
JP2003267276A JP2002067604A JP2002067604A JP2003267276A JP 2003267276 A JP2003267276 A JP 2003267276A JP 2002067604 A JP2002067604 A JP 2002067604A JP 2002067604 A JP2002067604 A JP 2002067604A JP 2003267276 A JP2003267276 A JP 2003267276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
cord
bias cord
bias
peripheral side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002067604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4146143B2 (ja
Inventor
Yoshiro Ueno
▲吉▼郎 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2002067604A priority Critical patent/JP4146143B2/ja
Publication of JP2003267276A publication Critical patent/JP2003267276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4146143B2 publication Critical patent/JP4146143B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム様弾性体によって無端帯状に形成された
クローラ本体内に、メインコードの他に、クローラ周方
向に対して傾斜方向の異なる複数層のバイアスコードを
埋設した弾性クローラにおいて、巻き掛け部における捩
りを低減して、直進性を向上させるよう考慮する。 【解決手段】 クローラ本体2内の厚さ方向E略中心F
からクローラ外周側Dに、クローラ周方向に対して傾斜
したコード8aを並設してなるバイアスコード8と、こ
のバイアスコード8のクローラ外周側に配置されてい
て、該バイアスコード8の傾斜方向と逆向きの傾斜方向
のコード9aを並設してなる他のバイアスコード9とを
埋設し、前記クローラ外周側のバイアスコード9の曲が
り剛性をクローラ内周側のバイアスコード8よりも小さ
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、コンバイ
ンやトラクタ等の農機、バックホー等の建機などの走行
部に採用されるクローラ式走行装置(無限軌道走行装
置)に使用される弾性クローラ及びクローラ式走行装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クローラ式走行装置は、例えば、駆動輪
と、アイドラ(従動輪)と、複数の転輪とにわたって無
端帯状のクローラベルト(履帯)を巻き掛けることによ
って主構成されたクローラユニットを備えており、駆動
輪を回転駆動させることにより、クローラベルトを周方
向に循環回走させ、これにより走行するように構成され
ている。前記クローラベルトとして、本体部分がゴム様
弾性体によって形成された弾性クローラがあり、この弾
性クローラとして芯金レスの弾性クローラがある。
【0003】この芯金レスの弾性クローラにあっては、
本体部分を構成する無端帯状のクローラ本体内に、周方
向に配設されたスチールコード等からなるメインコード
が埋設されていると共に、このメインコードの他に、横
剛性を高めるために、例えば、クローラ本体内のメイン
コードのクローラ外周側に、クローラ周方向に対して傾
斜したコードを並設してなるバイアスコードと、このバ
イアスコードのクローラ外周側に配置されていて、該バ
イアスコードの傾斜方向と逆向きの傾斜方向のコードを
並設してなる他のバイアスコードとが埋設されているも
のがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記弾性クローラにあ
っては、駆動輪やアイドラに巻き掛けられた際におい
て、メインコードのクローラ外周側に配置されたバイア
スコードのうち、クローラ内周側のバイアスコードに対
してクローラ外周側のバイアスコードの方が引張り力が
高く、これによって捩れが発生し、直進性を悪くすると
いう問題がある。なお、この問題を解決するために、同
一平面内にて互いに逆向きのコード角度を有する複数の
コードを組み合わせて構成した1層のバイアスコード
を、メインコードに積層したものがあるが、このものに
あっては、悪路での走行時において、路面の凹凸によ
り、逆向きのコード角度を有して隣接するコードの境界
面でクラックが発生するという問題がある。
【0005】また、前記バイアスコードであって、逆向
きのコード角度を有して隣接するコードの突き合わせ部
分において、一方のコードの縁部を他方のコードの縁部
にオーバーラップさせたものにあっては、このラップさ
せた部分のみ剛性が高くなって、このラップ部に、屈曲
時における張力が集中して発熱し、バイアスコードが剥
離するという問題が生じる。本発明は、前記問題点に鑑
みて、クローラ本体内に、メインコードの他に、クロー
ラ周方向に対して傾斜方向の異なる複数層のバイアスコ
ードを埋設した弾性クローラにおいて、巻き掛け部にお
ける捩りを低減して、直進性を向上させるよう考慮する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が技術的課題を解
決するために講じた技術的手段は、ゴム様弾性体によっ
て無端帯状に形成されたクローラ本体を備え、このクロ
ーラ本体内の厚さ方向略中心からクローラ外周側に、ク
ローラ周方向に対して傾斜したコードを並設してなるバ
イアスコードと、このバイアスコードのクローラ外周側
に配置されており、且つ、該バイアスコードのクローラ
周方向に対する傾斜方向と逆向きのクローラ周方向に対
する傾斜方向のコードを並設してなる他のバイアスコー
ドとを埋設し、前記クローラ外周側のバイアスコードの
曲がり剛性をクローラ内周側のバイアスコードよりも小
さくしたことを特徴とする。
【0007】また、外周側のバイアスコードのクローラ
周方向に対する傾斜角度を、内周側のバイアスコードの
クローラ周方向に対する傾斜角度より大きくすることに
より、クローラ外周側のバイアスコードの曲がり剛性を
クローラ内周側のバイアスコードよりも小さくすること
ができる。また、他の技術的手段は、ゴム様弾性体によ
って無端帯状に形成されたクローラ本体を備え、このク
ローラ本体内の厚さ方向略中心からクローラ外周側にク
ローラ周方向に対して傾斜したコードを並設してなるバ
イアスコードを埋設すると共に、クローラ本体内の厚さ
方向略中心からクローラ内周側に、前記バイアスコード
の傾斜方向と逆向きの傾斜方向のコードを並設してなる
他のバイアスコードを埋設し、クローラ内周側のバイア
スコードに作用する圧縮力と、クローラ外周側のバイア
スコードに作用する引張り力とのうち、力の大きい方の
バイアスコードの曲がり剛性を他方のバイアスコードよ
りも小さくするようにしたことを特徴とする。
【0008】また、内周側のバイアスコードと外周側の
バイアスコードの、コード径を変えるにより、曲がり剛
性を異ならせるようにすることができる。また、内周側
のバイアスコードと外周側のバイアスコードの、コード
の材質を変えるにより、曲がり剛性を異ならせるように
することができる。また、内周側のバイアスコードと外
周側のバイアスコードの、コードのエンズを変えるによ
り、曲がり剛性を異ならせるようにすることができる。
また、他の技術的手段は、駆動輪とアイドラとに亘って
無端帯状の弾性クローラを巻き掛けてなるクローラユニ
ットを左右一対備え、前記弾性クローラは、ゴム様弾性
体によって無端帯状に形成されたクローラ本体内に、ク
ローラ周方向に沿って配設されたコードによって構成さ
れたメインコードと、クローラ周方向に対して傾斜した
コードを並設してなるバイアスコードとを埋設してな
り、左右の弾性クローラが、該弾性クローラの巻き掛け
部分で発生する捩りを互いに打ち消し合うように、左右
で逆の捩り特性を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2は、本発明の一実施
の形態を示しており、図1はクローラ式走行装置に採用
される弾性クローラ1の幅方向Bの断面を示す図であ
り、図2は、弾性クローラの要部の底面断面図である。
クローラ式走行装置は、駆動輪と、アイドラと、複数の
転輪とを備えており、前記弾性クローラ1は、これら駆
動輪と、アイドラと、転輪とに亘って巻き掛けられ、駆
動輪を回転させることにより、弾性クローラ1が周方向
に循環回走される。
【0010】前記弾性クローラ1は、例えば、高速用4
クローラ車(4輪駆動車輌の前後タイヤの替わりにオム
スビ形のクローラ式走行装置(クローラユニット)を4
輪独立に取り付けた車輌)等に採用される芯金レス(芯
金無し)の弾性クローラ1であり、ゴム様弾性体によっ
て無端帯状に形成されたクローラ本体2を有する。この
クローラ本体2の外周側Dにはラグ3が一体的に設けら
れ、内周側Cのクローラ幅方向B(左右方向)中央部に
は、駆動突部4が一体的に設けられ、これらラグ3及び
駆動突部4は、クローラ周方向Aにわたって適宜間隔を
おいて配設されている。
【0011】前記駆動突部4に駆動輪5の係合部5aが
係合することで、駆動輪5から駆動力が伝達されるよう
になっていると共に、駆動突部4は、駆動輪5、アイド
ラ、転輪に係合して脱輪(弾性クローラ1の外れ)を防
止する機能を有する。また、クローラ本体2内には、メ
インコード7と、複数層のバイアスコード8,9とが埋
設されている。メインコード7は、クローラ周方向Aに
沿って配設され、且つクローラ幅方向Bに並設されたス
チールコード等の抗張力コード7aから構成されてい
る。
【0012】バイアスコード8,9は、クローラ周方向
Aに対して傾斜したコード8a,9aを並設(平行に配
設)して構成されている。また、クローラ内周側Cに位
置するバイアスコード8(これを内周側のバイアスコー
ドという)のコード8aの傾斜方向に対して、クローラ
外周側Dに位置するバイアスコード9のコード9aの傾
斜方向が、逆向きの傾斜方向とされていて、クローラ厚
さ方向Eからみて、内周側のバイアスコード8のコード
8aと、外周側のバイアスコード9のコード9aとが交
差するように設けられている(内周側のバイアスコード
8のクローラ周方向Aに対する(赤道に対する)傾斜角
度(コード角α1)が正の角度とすると、外周側のバイ
アスコード9のクローラ周方向Aに対する(赤道に対す
る)傾斜角度(コード角α2)は負の角度(逆向きのコ
ード角度)とされている)。
【0013】したがって、弾性クローラ1が駆動輪5等
に巻き掛けられた部分において、内周側のバイアスコー
ド8で発生する捩りを、外周側のバイアスコード9で抑
制(打ち消す)するようにしている。また、内周側のバ
イアスコード8と外周側のバイアスコード9とは、クロ
ーラ本体2のクローラ厚さ方向Eの中心Fよりもクロー
ラ外周側Dに配置されている。ところで、弾性クローラ
1が駆動輪5等に巻き掛けられた部分においては、クロ
ーラ本体2のクローラ厚さ方向Eの中心Fよりもクロー
ラ外周側Dでは引張り力が作用し、クローラ本体2のク
ローラ厚さ方向Eの中心Fよりもクローラ内周側Cでは
圧縮力が作用する。
【0014】したがって、図例のものでは、弾性クロー
ラ1が駆動輪5等に巻き掛けられた部分においては、内
周側のバイアスコード8に対して外周側のバイアスコー
ド9の引張り力が高く、この内周側バイアスコード8と
外周側バイアスコード9との引張り力の差に起因する捩
りが発生することとなるが、この実施の形態では、内周
側のバイアスコード8のコード角α1に対して、外周側
のバイアスコード9のコード角α2を大きくすることに
より、外周側のバイアスコード9の曲がり剛性を内周側
のバイアスコード8よりも小さくなるように構成されて
いる。
【0015】これにより、内周側バイアスコード8と外
周側バイアスコード9との引張り力の差に起因する捩り
を低減でき、直進性を向上させることができる。また、
外周側のバイアスコード9の曲がり剛性を内周側のバイ
アスコード8よりも小さくすることにより、巻き掛け部
分における屈曲剛性が低下し、弾性クローラの屈曲抵抗
を低減させることができる。なお、前記構成の弾性クロ
ーラ1において、内周側のバイアスコード8は、クロー
ラ本体2の厚さ方向E中心Fに位置していてもよく、ま
た、メインコード7がクローラ本体2の厚さ方向E中心
Fに位置していてもよい。
【0016】また、バイアスコード8,9は、メインコ
ード7よりもクローラ内周側Cに配置されていてもよ
く、また、バイアスコード8がメインコード7のクロー
ラ内周側に配置されると共に、バイアスコード9がメイ
ンコード7のクローラ外周側に配置されていてもよい。
また、前記実施の形態では、バイアスコード8,9が、
クローラ本体2の厚さ方向E中心Fよりも外周側に設け
られた場合を例に説明したが、バイアスコード8,9
が、クローラ本体2の厚さ方向E中心Fよりも内周側に
設けられる場合にあっては、弾性クローラ1が駆動輪5
等に巻き掛けられた部分において、外周側のバイアスコ
ード9に対して内周側のバイアスコード8の圧縮力が高
くなるので、この場合にあっては、内周側のバイアスコ
ード8の曲がり剛性を外周側のバイアスコード9よりも
小さくなるように構成する。
【0017】また、バイアスコード8がクローラ本体2
の厚さ方向E中心Fよりも内周側に設けられ且つバイア
スコード9がクローラ本体2の厚さ方向E中心Fよりも
外周側に設けられる場合は、内周側のバイアスコード8
に作用する圧縮力と、外周側のバイアスコード9に作用
する引張り力とを比較し、力の大きい方のバイアスコー
ドの曲がり剛性を他のバイアスコードよりも小さくなる
ように構成する。図3〜図5は、内周側のバイアスコー
ド8と外周側のバイアスコード9の曲げ剛性を異ならせ
るための他の手段を示しており、メインコード7とバイ
アスコード8,9の配置構成は前記実施の形態と同様で
ある。
【0018】図3は、バイアスコード8,9のコード径
を異ならせることにより、曲がり剛性に差を付けるよう
にしたものであって、外周側のバイアスコード9のコー
ド径を内周側のバイアスコード8のコード径よりも細く
することで、剛性に差を付けている。図4は、バイアス
コード8,9のコード8a,9aの材質を変えるによ
り、曲がり剛性に差を付けるようにしたものであって、
例えば、内周側のバイアスコード8のコード8aをスチ
ールコードによって構成し、外周側のバイアスコード9
のコード9aをナイロン6又はナイロン66によって構
成することにより、剛性に差を付けている。
【0019】図5は、内周側のバイアスコード8と外周
側のバイアスコード9の、コード8a,9aのエンズ
(打ち込み本数)を変えるにより、曲がり剛性を異なら
せるようにしたものであって、内周側のバイアスコード
8のエンズを外周側のバイアスコード9のエンズよりも
多くすることにより、剛性に差を付けている。なお、図
2〜図5に示す、バイアスコードの曲がり剛性に差を付
けるための手段を、適宜組み合わせることにより、内外
周のバイアスコード8,9に剛性差を持たせ、捩りの低
減と、屈曲剛性の低減とを図るようにしてもよい。
【0020】図6及び図7は、他の実施の形態に係るク
ローラ式走行装置に関するものであり、図6は、クロー
ラ式走行装置を構成するクローラユニットUを示してお
り、前後一対のアイドラ間の上部に駆動輪5が配置され
ると共に、アイドラ10間の下部に複数の転輪11が配
置されている。このクローラユニットUは、例えば、4
輪車輌の左右の前後輪又は左右の後輪若しくは左右の前
輪の代わりに使用され、本実施の形態に係るクローラ式
走行装置は、このクローラユニットUを少なくとも左右
一対備える。
【0021】この実施の形態にあっては、左右のクロー
ラユニットUに採用される弾性クローラ1は基本的に
は、前述した実施の形態と同様に構成され、クローラ本
体2内にメインコード7と、2層のバイアスコード8,
9を備えた構成とされているが、異なる点は、左右のク
ローラユニットUで弾性クローラ1の捩り特性が逆向き
に形成されている点であり、左右で逆向きの捩り特性の
弾性クローラ1を設けることで、左右の弾性クローラ1
で発生する捩りが互いに打ち消されて、クローラ式走行
装置の直進性を向上させることができるのである。
【0022】なお、図6及び図7における実施の形態に
あっては、バイアスコードは少なくとも一層あればよ
い。また、クローラユニットUとしては、他の形式のも
の(例えば、前後方向に離間した駆動輪とアイドラとの
間に複数の転輪を備えたもの)であってもよく、クロー
ラユニットUを、少なくとも左右一対備えていればよ
い。図8は、外周側のバイアスコード9を内周側のバイ
アスコード8に近づけて、メインコード7と内周側のバ
イアスコード8との間隔a>バイアスコード8,9間の
間隔b、としたものであり、外周側のバイアスコード9
を内周側のバイアスコード8に近づけることにより、外
周側のバイアスコード9に作用する引っ張り力低くし
て、捩りの低減を図ったものである。
【0023】なお、バイアスコードによって発生する捩
りを打ち消すようなトレッドパターン(ラグパターン)
にすることで、捩りを低減させることも可能である。
【0024】
【発明の効果】クローラ本体内の厚さ方向略中心からク
ローラ外周側に、クローラ周方向に対して傾斜したコー
ドを並設してなるバイアスコードと、このバイアスコー
ドのクローラ外周側に配置されていて、該バイアスコー
ドの傾斜方向と逆向きの傾斜方向のコードを並設してな
る他のバイアスコードとを埋設したものにあっては、前
記クローラ外周側のバイアスコードの曲がり剛性をクロ
ーラ内周側のバイアスコードよりも小さくすることによ
り、弾性クローラの巻き掛け部分における屈曲によって
発生する捩りを低減でき、直進性を向上させることがで
きる。
【0025】また、外周側のバイアスコードのクローラ
周方向に対する傾斜角度を、内周側のバイアスコードの
クローラ周方向に対する傾斜角度より大きくすることに
より、クローラ外周側のバイアスコードの曲がり剛性を
クローラ内周側のバイアスコードよりも小さくすること
ができる。また、クローラ本体内の厚さ方向略中心から
クローラ外周側にクローラ周方向に対して傾斜したコー
ドを並設してなるバイアスコードを埋設すると共に、ク
ローラ本体内の厚さ方向略中心からクローラ内周側に、
前記バイアスコードの傾斜方向と逆向きの傾斜方向のコ
ードを並設してなる他のバイアスコードを埋設したもの
にあっては、クローラ内周側のバイアスコードに作用す
る圧縮力と、クローラ外周側のバイアスコードに作用す
る引張り力とのうち、力の大きい方のバイアスコードの
曲がり剛性を他方のバイアスコードよりも小さくするよ
うにすることにより、弾性クローラの巻き掛け部分にお
ける屈曲によって発生する捩りを低減でき、直進性を向
上させることができる。
【0026】また、内周側のバイアスコードと外周側の
バイアスコードの、コード径を変えるにより、曲がり剛
性を異ならせるようにすることができる。また、内周側
のバイアスコードと外周側のバイアスコードの、コード
の材質を変えるにより、曲がり剛性を異ならせるように
することができる。また、内周側のバイアスコードと外
周側のバイアスコードの、コードのエンズを変えるによ
り、曲がり剛性を異ならせるようにすることができる。
また、駆動輪とアイドラとに亘って無端帯状の弾性クロ
ーラを巻き掛けてなるクローラユニットを左右一対備
え、前記弾性クローラは、ゴム様弾性体によって無端帯
状に形成されたクローラ本体内に、クローラ周方向に沿
って配設されたコードによって構成されたメインコード
と、クローラ周方向に対して傾斜したコードを並設して
なるバイアスコードとを埋設してなり、左右の弾性クロ
ーラが、該弾性クローラの巻き掛け部分で発生する捩り
を互いに打ち消し合うように、左右で逆の捩り特性を有
することにより、直進性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾性クローラの幅方向の断面図である。
【図2】弾性クローラの要部の底面断面図である。
【図3】弾性クローラの要部の底面断面図である。
【図4】弾性クローラの要部の底面断面図である。
【図5】弾性クローラの要部の底面断面図である。
【図6】クローラユニットの側面図である。
【図7】左右のクローラユニットの弾性クローラの要部
の底面断面図である。
【図8】弾性クローラの要部の幅方向の断面図である。
【符号の説明】
1 弾性クローラ 2 クローラ本体 5 駆動輪 8 バイアスコード 8a コード 9 バイアスコード 9a コード 10 アイドラ A クローラ周方向 D クローラ外周側 E クローラ厚さ方向 F クローラ厚さ方向中心 U クローラユニット α1 傾斜角度(コード角) α2 傾斜角度(コード角)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム様弾性体によって無端帯状に形成さ
    れたクローラ本体を備え、このクローラ本体内の厚さ方
    向略中心からクローラ外周側に、クローラ周方向に対し
    て傾斜したコードを並設してなるバイアスコードと、こ
    のバイアスコードのクローラ外周側に配置されており、
    且つ、該バイアスコードのクローラ周方向に対する傾斜
    方向と逆向きのクローラ周方向に対する傾斜方向のコー
    ドを並設してなる他のバイアスコードとを埋設し、前記
    クローラ外周側のバイアスコードの曲がり剛性をクロー
    ラ内周側のバイアスコードよりも小さくしたことを特徴
    とする弾性クローラ。
  2. 【請求項2】 外周側のバイアスコードのクローラ周方
    向に対する傾斜角度を、内周側のバイアスコードのクロ
    ーラ周方向に対する傾斜角度より大きくしたことを特徴
    とする請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. 【請求項3】 ゴム様弾性体によって無端帯状に形成さ
    れたクローラ本体を備え、このクローラ本体内の厚さ方
    向略中心からクローラ外周側にクローラ周方向に対して
    傾斜したコードを並設してなるバイアスコードを埋設す
    ると共に、クローラ本体内の厚さ方向略中心からクロー
    ラ内周側に、前記バイアスコードの傾斜方向と逆向きの
    傾斜方向のコードを並設してなる他のバイアスコードを
    埋設し、クローラ内周側のバイアスコードに作用する圧
    縮力と、クローラ外周側のバイアスコードに作用する引
    張り力とのうち、力の大きい方のバイアスコードの曲が
    り剛性を他方のバイアスコードよりも小さくするように
    したことを特徴とする弾性クローラ。
  4. 【請求項4】 内周側のバイアスコードと外周側のバイ
    アスコードの、コード径を変えるにより、曲がり剛性を
    異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1又は3
    に記載の弾性クローラ。
  5. 【請求項5】 内周側のバイアスコードと外周側のバイ
    アスコードの、コードの材質を変えるにより、曲がり剛
    性を異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1又
    は3に記載の弾性クローラ。
  6. 【請求項6】 内周側のバイアスコードと外周側のバイ
    アスコードの、コードのエンズを変えるにより、曲がり
    剛性を異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1
    又は3に記載の弾性クローラ。
  7. 【請求項7】 駆動輪とアイドラとに亘って無端帯状の
    弾性クローラを巻き掛けてなるクローラユニットを左右
    一対備え、前記弾性クローラは、ゴム様弾性体によって
    無端帯状に形成されたクローラ本体内に、クローラ周方
    向に沿って配設されたコードによって構成されたメイン
    コードと、クローラ周方向に対して傾斜したコードを並
    設してなるバイアスコードとを埋設してなり、左右の弾
    性クローラが、該弾性クローラの巻き掛け部分で発生す
    る捩りを互いに打ち消し合うように、左右で逆の捩り特
    性を有することを特徴とするクローラ式走行装置。
JP2002067604A 2002-03-12 2002-03-12 弾性クローラ Expired - Fee Related JP4146143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002067604A JP4146143B2 (ja) 2002-03-12 2002-03-12 弾性クローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002067604A JP4146143B2 (ja) 2002-03-12 2002-03-12 弾性クローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003267276A true JP2003267276A (ja) 2003-09-25
JP4146143B2 JP4146143B2 (ja) 2008-09-03

Family

ID=29198954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002067604A Expired - Fee Related JP4146143B2 (ja) 2002-03-12 2002-03-12 弾性クローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4146143B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248904A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Bridgestone Corp ゴムクローラ
WO2010021384A1 (ja) * 2008-08-22 2010-02-25 株式会社ブリヂストン ゴムクローラおよびクローラ式走行体
JP2010047080A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Bridgestone Corp ゴムクローラ
JP2010126049A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Bridgestone Corp 芯金レスゴムクローラ走行装置
JP5855305B1 (ja) * 2015-06-05 2016-02-09 株式会社ブリヂストン 弾性クローラ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248904A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Bridgestone Corp ゴムクローラ
JP2010047080A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Bridgestone Corp ゴムクローラ
WO2010021384A1 (ja) * 2008-08-22 2010-02-25 株式会社ブリヂストン ゴムクローラおよびクローラ式走行体
JP2010047173A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Bridgestone Corp ゴムクローラおよびクローラ式走行体
CN102131693B (zh) * 2008-08-22 2013-07-10 株式会社普利司通 橡胶履带及履带式行驶体
US8567877B2 (en) 2008-08-22 2013-10-29 Bridgestone Corporation Rubber crawler and crawler-type traveling body
JP2010126049A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Bridgestone Corp 芯金レスゴムクローラ走行装置
JP5855305B1 (ja) * 2015-06-05 2016-02-09 株式会社ブリヂストン 弾性クローラ
WO2016195103A1 (ja) * 2015-06-05 2016-12-08 株式会社ブリヂストン 弾性クローラ
US10351187B2 (en) 2015-06-05 2019-07-16 Bridgestone Corporation Elastic crawler

Also Published As

Publication number Publication date
JP4146143B2 (ja) 2008-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5264367B2 (ja) ゴムクローラおよびクローラ式走行体
US20020024256A1 (en) Rubber crawler belt
JP2015202785A (ja) クローラ
JP2003267276A (ja) 弾性クローラ及びクローラ式走行装置
JP4722313B2 (ja) 突起駆動型ゴムクローラ
JP2013086727A (ja) 弾性クローラ
JP4926341B2 (ja) 芯金レスゴムクローラ
JP4371691B2 (ja) 弾性クローラとこれを用いたクローラ走行装置
JP4447690B2 (ja) ゴムクローラ
JP2005343273A (ja) 弾性クローラ
JP5193742B2 (ja) ゴムクローラ
JP4017025B2 (ja) 弾性クローラ及びタイヤ駆動式クローラ走行装置
CA2988089C (en) Crawler
JP4171662B2 (ja) クローラ走行装置
JP4790389B2 (ja) 弾性クローラ
JP7648440B2 (ja) クローラおよび車両
JP2009090860A (ja) ゴムクローラ
JP2002264854A (ja) 弾性クローラ
JP4152146B2 (ja) 弾性クローラ
CA2248783A1 (en) Inner transverse ply for an endless elastomeric track
JP2016107990A (ja) クローラ
JP2004268655A (ja) 弾性クローラ
JP2001055182A (ja) 弾性クローラ及びクローラ走行装置
JP5462960B2 (ja) ゴムクローラおよびクローラ式走行体
JP2015202784A (ja) クローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080617

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees