JP2003267977A - キヌクリジン誘導体 - Google Patents

キヌクリジン誘導体

Info

Publication number
JP2003267977A
JP2003267977A JP2002069621A JP2002069621A JP2003267977A JP 2003267977 A JP2003267977 A JP 2003267977A JP 2002069621 A JP2002069621 A JP 2002069621A JP 2002069621 A JP2002069621 A JP 2002069621A JP 2003267977 A JP2003267977 A JP 2003267977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
lower alkyl
substituent
compound
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002069621A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Inakoshi
正俊 稲越
Koji Nagata
幸司 永田
Naoki Yorimoto
直樹 頼本
Makoto Naito
良 内藤
Masaru Ikeda
賢 池田
Toshiki Hatanaka
俊樹 畠中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2002069621A priority Critical patent/JP2003267977A/ja
Publication of JP2003267977A publication Critical patent/JP2003267977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ムスカリンM3受容体拮抗作用を有し、泌尿
器疾患、呼吸器疾患又は消化器疾患の予防・治療剤とし
て有用な医薬の創製 【解決手段】 一般式(I)で示されるキヌクリジン誘
導体、その塩、そのN−オキシド又はその四級アンモニ
ウム塩。 【化】 (式中、R:ハロゲン、置換基を有していてもよい低級
アルキル等 l:0又は1 m:1〜3の整数 R1〜R3:H、置換基を有していてもよい低級アルキル
等 p:0、1又は2 【化】 n:1又は2 A環:置換基を有していてもよいアリール等 R4:OH、低級アルキル又は低級アルキル−O−基 L:O又はNR5で中断されていてもよいC2−7アル
キレン基 R5:H、低級アルキル又は低級アルキル−O−CO−
基 X1:単結合又はメチレン基 X2:単結合、O又はS)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規化合物、特にムス
カリン受容体拮抗作用を有するキヌクリジン誘導体、そ
の塩、そのN−オキシド又はその四級アンモニウム塩に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ムスカリン受容体につき研究がな
されており、ムスカリン受容体拮抗作用を有する化合物
は、気管支拡張、胃腸運動抑制、酸分泌抑制、口渇、散
瞳、膀胱収縮抑制、発汗減少、及び頻脈等を引き起こす
ことが知られている。このムスカリン受容体には、少な
くとも3種のサブタイプが存在することが知られてい
る。主に、M1受容体は脳等に、M2受容体は心臓等に、
またM3受容体は平滑筋や腺組織に存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ムスカリン受容体
拮抗作用を有する化合物については、従来より知られて
いるものが多数あり、例えば代表的なものとしてアトロ
ピンが挙げられる(メルクインデックス、11版、138
頁)。しかしアトロピンはM1、M2、M3受容体に対し
て非選択的に拮抗するので、特定の疾患の治療を目的と
することは容易ではなかった。近年、ムスカリン受容体
サブタイプの研究が進み、M1、M2、M3受容体に選択
的に拮抗する化合物が検討されている(英国特許出願公
開第2,249,093号、特開平1−131145号及び特
開平3−133980号公報)。中でもムスカリンM3受容体に
選択的で、M2受容体に起因する心臓に関わる副作用の
ない化合物の創製が望まれている。
【0004】国際公開第96/20194号公報には下
記一般式を有する化合物、その塩、そのN−オキシド又
はその四級アンモニウム塩が記載されている。
【化4】 (式中、A環はフェニル基など、Xは単結合など、lは
0又は1、mは0など、nは1又は2) 国際公開第95/21820号公報には下記一般式を有
する化合物が記載されている。
【化5】 (式中、A環はベンゼン環など、B環はキヌクリジン環
など、R1はフェニル基など、Xは単結合など、Yは単
結合など) 国際公開第95/06635号公報には下記一般式を有
する化合物が記載されている。
【化6】 (式中、Rはフェニル基など、R1はフェニル基など、
2はHなど、R3はHなど、A環はキヌクリジン環な
ど、XはOなど、YはOなど、pは0など) 特開平8−198751号公報には下記一般式を有する
化合物が記載されている。
【化7】 (式中、AはO又はNR1で中断されていてもよいアル
キレン基、R1はH,低級アルキル又は低級アルキル−
O−CO−基、Phはフェニル基など、B環はキヌクリ
ジン環など) 特開平10−007675号公報には下記一般式を有す
る化合物又はその塩が記載されている。
【化8】 (式中、R1基はOH、低級アルキル又は低級アルキル
−O−基、R2基はフェニル基など、lは0又は1、m
は0など)
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、上記ムスカ
リンM3受容体拮抗作用を有する化合物につき、鋭意検
討した結果、従来化合物とは異なる構造の新規なキヌク
リジン誘導体を創製し、これらが優れた選択的ムスカリ
ンM3受容体拮抗作用を有することを知見して、本発明
を完成した。
【0006】即ち、本発明化合物は下記一般式(I)で
示されるキヌクリジン誘導体、その塩、そのN−オキシ
ド又はその四級アンモニウム塩に関する。
【化9】 (式中の記号は以下の意味を有する。 R:ハロゲン;置換基を有していてもよい低級アルキ
ル;置換基を有していてもよい低級アルケニル;置換基
を有していてもよいシクロアルキル;置換基を有してい
てもよいアリール;置換基を有してしてもよいヘテロア
リール;置換基を有していてもよい5乃至6員飽和ヘテ
ロ環;−O−R1;−CO−R1;−COO−R1;−C
ON(−R1)−R2;−S(O)p−R1;−N(−
1)−R2;−N(−R1)−CO−R2;−N(−
1)−COO−R2;−N(−R1)−CO−N(−
2)−R3;−N(−R1)−S(O)p−R2;(mが
2以上の時、Rは同一の基でも異なった基でもよい) l:0又は1 m:1〜3の整数 R1〜R3:同一又は異なって、H;置換基を有していて
もよい低級アルキル;置換基を有していてもよい低級ア
ルケニル;置換基を有していてもよいアリール;置換基
を有していてもよいヘテロアリール;又は置換基を有し
てしてもよい5乃至6員飽和ヘテロ環; p:0、1又は2
【化10】 n:1又は2 A環:置換基を有していてもよいアリール;置換基を有
していてもよいシクロアルキル;置換基を有していても
よいヘテロアリール;又は5〜7員飽和ヘテロ環基; R4:OH、低級アルキル又は低級アルキル−O−基 L:O又はNR5で中断されていてもよいC2−7アル
キレン基 R5:H、低級アルキル又は低級アルキル−O−CO−
基 X1:単結合又はメチレン基 X2:単結合、O又はS)
【0007】本発明化合物(I)において特に好ましい
化合物としては、下記一般式(I−a)で示されるキヌ
クリジン誘導体、その塩又はその四級アンモニウム塩で
ある。
【化11】 (式中の基は前記の通り。)
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明化合物(I)につ
き、詳細に説明する。本発明化合物(I)は前述の公知
ムスカリンM3受容体拮抗剤と異なり、キヌクリジン環
上の炭素原子に置換基を有する点に構造上の特徴を有す
る。
【0009】本明細書の一般式の定義において特に断ら
ない限り、「低級」なる用語は、炭素数1乃至6個の直
鎖状又は分枝状の炭素鎖を意味する。従って、「低級ア
ルキル基」としては、炭素数1乃至6個の直鎖状又は分
枝状のアルキル基を意味し、具体的には例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル基
又はイソプロピル基等のこれらの構造異性体であり、好
ましくは炭素数1〜4個のアルキル基であり、更に好ま
しくはメチル又はエチル基である。「低級アルケニル
基」は、炭素数が2〜6個のアルケニル基であり、具体
的には、ビニル基、1−プロペニル基、1−ブテニル
基、1−ペンテニル基、1−ヘキセニル基又は1−メチ
ル−2−プロペニル基等のこれらの構造異性体であり、
好ましくはビニル又は1−プロペニル基である。「低級
アルキニル基」は、炭素数が2〜6個の直鎖又は分技状
のアルキニル基であり、具体的にはエチニル基、プロピ
ニル基、ブチニル基、メチルプロピニル基、ペンチニル
基、メチルブチニル基、ヘキシニル基又は1−メチルプ
ロピニル基等のこれらの構造異性体であり、好ましく
は、エチニル又はプロピニル基である。
【0010】「アリール基」としては、芳香族炭化水素
基を意味するが、炭素数6乃至14個のアリール基が好
ましい。具体的には、フェニル基、ナフチル基、インデ
ニル基、アントリル基、フェナントリル基であり、更に
好ましくはフェニル基である。「シクロアルキル基」と
しては、炭素数3乃至8個のものが挙げられ、具体的に
はシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基等が挙げられる。これらのうちシクロプロピル
基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基が好ましく、更にシクロヘキシル基が好ましい。
「ヘテロアリール」とはフリル、チエニル、ピロリル、
イミダゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリ
ル、イソキサゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジ
ニル、ピラジル、トリアゾリル、テトラゾリル基等の単
環ヘテロアリール;インドリル、ベンズイミダゾリル,
ナフチリジニル,1,3−ベンゾジオキシル基等の二環
式ヘテロアリールが挙げられる。これらの基のうち、好
ましくは酸素原子、窒素原子若しくは硫黄原子からなる
ヘテロ原子を1乃至4個含有する5員若しくは6員の単環ヘ
テロアリール基であり、更に好ましくはフリル基、チエ
ニル基、ピリジル基である。「5乃至6員飽和ヘテロ
環」とは、具体的に例えば、ピロリジン、ピペリジン、
テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、モルホリ
ン,ピペラジンが挙げられる。
【0011】「ハロゲン原子」としては、フッ素原子、
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。「O又
はNR1で中断されていてもよいC2−7アルキレン
基」とはアルキレン基の任意の位置がOで中断されてい
るアルキレン基、アルキレン基の任意の位置がNR1
中断されているアルキレン基又は中断されていないアル
キレン基を意味する。また、O又はNR1で中断されて
いてもよいC2−7アルキレン基、即ち、Lの両端の2
つの結合手はフェニル基とN原子が共に結合している炭
素原子と結合していることから、Lはこの炭素原子と環
を形成している。Lを含む環として好ましいものは、シ
クロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロ
ヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、テトラヒ
ドロフラン、テトラヒドロピラン、ピロリジン、ヘキサ
ヒドロピリジン、N−メチルヘキサヒドロピリジン、N
−(t−ブトキシカルボニル)−ヘキサヒドロピリジン
等が挙げられる。
【0012】「低級アルキル基」、「低級アルケニル
基」、「シクロアルキル基」、「アリール基」、「ヘテ
ロアリール基」又は「5乃至6員飽和ヘテロ環基」の置
換基とは、これらの基の置換基として通常用いられる置
換基であればいずれでもよく、各々の基に置換基は1乃
至3個有していてよい。「置換基を有してしてもよい低
級アルキル基」、「置換基を有してしてもよい低級アル
ケニル基」の置換基として好ましくは、シクロアルキ
ル、置換基を有しても良いアリール、置換基を有しても
良い5乃至6員飽和ヘテロ環基、置換基を有しても良い
ヘテロアリール、−O−アリール、−O−ヘテロアリー
ル、−NH 2、−NH−低級アルキル、−N,N−ジ−
低級アルキル、−OH、−O−低級アルキル、−S−低
級アルキルが挙げられる。「置換基を有してしてもよい
シクロアルキル」の置換基として好ましくは、、ハロゲ
ン原子、低級アルキル、−OH、−O−低級アルキル、
−NH2、−NH−低級アルキル、−N,N−ジ−低級
アルキル、環状アミノ、−COOH、−COO−低級ア
ルキル、−S−低級アルキル、−SO−低級アルキル、
−SO2−低級アルキル、−NH−CO−低級アルキ
ル、−NH−SO2−低級アルキル、−NH−CO−環
状アミノ、又は−O−低級アルキル−O−基、ヘテロア
リール、が挙げられ、これらの基中の低級アルキルはハ
ロゲン原子、−OH、NH2、−NH−低級アルキル、
又は−N,N−ジ−低級アルキル基、−COOHで置換
されていてもよく、もとの環と新たな環を形成しても良
い。
【0013】「置換基を有していてもよいアリール基」
の置換基として好ましくは、ハロゲン原子、低級アルキ
ル、−OH、−O−低級アルキル、ニトロ、−NH2
−NH−低級アルキル、−N,N−ジ−低級アルキル、
環状アミノ、−COOH、−COO−低級アルキル、−
S−低級アルキル、−SO−低級アルキル、−SO2
低級アルキル、−NH−CO−低級アルキル、−NH−
SO2−低級アルキル、−NH−CO−環状アミノ、−
O−低級アルキル−O−基、ヘテロアリール、が挙げら
れ、これらの基中の低級アルキルはハロゲン原子、−O
H、NH2、−NH−低級アルキル、−N,N−ジ−低
級アルキル基、又は−COOHで置換されていてもよ
く、もとの環と新たな環を形成しても良い。「置換基を
有してしてもよいヘテロアリール」、「置換基を有して
いてもよい5乃至6員飽和ヘテロ環」の置換基として好
ましくは、ハロゲン原子、低級アルキル、−COOH、
−低級アルキル−COOH、−CO−低級アルキル、−
低級アルキル−アリール、又は−低級アルキル−CO−
O−低級アルキル基、−O−低級アルキル、ニトロ、−
NH2、−NH−低級アルキル、−N,N−ジ−低級ア
ルキル、環状アミノ、−COO−低級アルキル、−S−
低級アルキル、−SO−低級アルキル、−SO2−低級
アルキル、−NH−CO−低級アルキル、−NH−SO
2−低級アルキル、−NH−CO−環状アミノ、−O−
低級アルキル−O−基、ヘテロアリールが挙げられ、こ
れらの基中の低級アルキルは、ハロゲン原子、−OH、
NH2、−NH−低級アルキル、−N,N−ジ−低級ア
ルキル基、又は−COOHで置換されていてもよく、も
との環と新たな環を形成しても良い。
【0014】本発明化合物(I)はキヌクリジン環を有
するが、キヌクリジン環の窒素原子はオキシド化されて
いてもよい(l=1)し、又は四級アンモニウム塩を形
成していてもよい。四級アンモニウム塩を形成している
場合、窒素原子に結合する基として具体的には低級アル
キル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基等が挙げ
られる。四級アンモニウム塩の陰イオンとしては、ハロ
ゲン原子のイオン、トリフレート、トシレート、メシレ
ート等が挙げられ、特に、ハロゲン原子のイオン、即
ち、ハロゲン化物イオン(例えば、塩化物イオン、臭化
物イオン、ヨウ化物イオン等)が好ましいが、これらに
限られるものではない。他の陰イオンとして例えば、硝
酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン等の無機陰イオ
ン、炭酸イオン、フォルメート(HCOO-)、アセテ
ート(CH3COO-)、プロピオネート、オキサレー
ト、マロネート等のカルボキシレート、グルタミン酸等
のアミノ酸の陰イオン等が更に挙げられる。ハロゲン化
物イオンでは、臭化物イオン又はヨウ化物イオンが好ま
しい。なお、陰イオンは、通常のイオン交換反応によ
り、適宜、好ましい陰イオンに変換できるものである。
【0015】本発明化合物(I)は、不斉炭素原子を有
するため、これに基づく光学異性体が存在する。他に本
発明は幾何異性体等の立体異性体が存在するものもあ
り、ジアステレオマー、エナンチオマー等これらの異性
体の分離されたものあるいは混合物を包含する。本発明
化合物(I)は、酸と塩を形成することができるものが
ある。かかる塩としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水
素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸や、ギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル
酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、
炭酸、ピクリン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、グルタミン酸等の有機酸との酸付加塩を挙げること
ができる。さらに、本発明化合物(I)は水和物、エタ
ノール等の溶媒和物や結晶多形の物質もすべて含有す
る。
【0016】(製造法)本発明化合物(I)は、種々の
製造法を適用して製造することができる。以下にその代
表的な製造法について説明する。 第1製法
【化12】 (式中、Q1は、本反応において有利な脱離基を意味
し、W、R、l及びmは前記の意味を有する。以下同
様。) 本反応は、一般式(II)で示される化合物とその反応
対応量の一般式(III)で示されるキヌクリジノール
誘導体とを不活性溶媒中、冷却下又は室温下乃至加温下
攪拌してエステル化することにより行われる。脱離基Q
1としては、例えば、ハロゲン原子、低級アルコキシ
基、フェノキシ基、イミダゾリル基等を包含する。不活
性溶媒としては、例えばジメチルホルムアミド(DM
F)、ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラン(TH
F)、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエトキシエタ
ン、ベンゼン、トルエン又はキシレン等やこれらの混合
溶媒が挙げられる。本反応を促進させるために、塩基
(例えばナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド等)を添加するのが好
ましい。
【0017】第2製法
【化13】 (式中、W、R、l、m及びQ1は前記の意味を有す
る。) 本反応は一般式(IV)で示される化合物とその反応対
応量の一般式(V)とを前記不活性溶媒中、冷却下又は
室温乃至加温下攪拌することにより行われる。本反応を
促進させるために塩基(例えばナトリウム、水素化ナト
リウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、トリエチルアミン、ピリジン等)を添加するのが好
ましい。
【0018】第3製法
【化14】 (式中、R、l、m、L及びXは前記の意味を有する。
以下同様。) 本反応は、一般式(VI)で示されるイソシアネート化
合物とその反応対応量の一般式(III)で示されるキ
ヌクリジノール誘導体とを不活性溶媒中室温下乃至加温
下攪拌することにより行われる。
【0019】(その他の製造法)本発明化合物中、キヌ
クリジニル基の窒素原子がオキシド化された化合物、又
は四級アンモニウム塩を形成した化合物は、本発明化合
物の三級アミン化合物をN−オキシド化、N−アルキル化
反応させることにより製造できる。N−オキシド化反応
は、常法の酸化反応によって行うことができるが、具体
的には、本発明化合物の三級アミン化合物と、その対応
量あるいは過剰量の酸化剤を、クロロホルム、ジクロロ
メタン又はジクロロエタン等の不活性溶媒、メタノー
ル、エタノール等のアルコール、水、又はその混合溶媒
中、冷却下乃至室温下、場合により加温下攪拌すること
により行うことができる。酸化剤としては、m−クロロ
過安息香酸等の有機過酸、過ヨウ素酸ナトリウム、過酸
化水素等が挙げられる。N−アルキル化反応としては、
常法のN−アルキル化反応によって行うことができる
か、具体的には、本発明化合物の三級アミン化合物を、
その対応量のアルキル化剤とジメチルホルムアミド、ク
ロロホルム、ベンゼン、2−ブタノン、アセトン又はテ
トラヒドロフラン等の不活性溶媒中、冷却下乃至室温
下、又は場合により加温下攪拌することにより行うこと
ができる。アルキル化剤としては、低級アルキルハライ
ド、低級アルキル トリフルオロメタンスルホネート、
低級アルキル p−トルエンスルホネート又は低級アル
キル メタンスルホネート等が挙げられる。好ましくは
低級アルキルハライドである。また、本発明化合物を製
造する際、官能基の保護が必要な場合がある。その場合
は、常法により適当な保護基の導入及び脱保護の操作を
加え、製造することができる。このようにして製造され
た本発明化合物は、遊離のまま、あるいは常法による造
塩処理を施し、その檻として単離・精製される。単離・
精製は抽出、濃縮、留去、結晶化、濾過、再結晶、各種
クロマトグラフィー等の通常の化学操作を適用して行わ
れる。
【0020】また、本発明の原料化合物であるキヌクリ
ジノール誘導体(III)として代表的なものは、Chem
ical Abstract誌において以下のRegistry No.が付され
た公知化合物である。
【化15】 更に原料化合物(II)として代表的なものは、国際公
開第96/20194号公報に記載された以下の化合物
である。
【0021】
【発明の効果】本発明化合物は、ムスカリンM3受容体
に対して親和性及び選択性を有し、M3受容体拮抗薬と
して、M3受容体が関与する種々の疾患、特に、神経性
頻尿、神経因性膀胱、夜尿症、不安定膀胱、膀胱痙縮、
慢性膀胱炎等における尿失禁及び頻尿等の泌尿器疾患、
慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎、喘息及び鼻炎等の呼
吸器疾患、過敏性大腸症候群、痙性大腸炎及び憩室炎等
の消化器疾患の予防又は治療剤として有用である。特
に、本発明化合物は、心臓等に存在するM2受容体と比
較して平滑筋や腺組織等に存在するM3受容体に対する
選択性が高く、心臓等への副作用の少ないM3受容体拮
抗薬として、特に尿失禁並びに頻尿、慢性閉塞性肺疾
患、慢性気管支炎、喘息及び鼻炎等の予防薬若しくは治
療薬として有用性が高い。本発明化合物のムスカリン受
容体に対する親和性及び拮抗作用は、以下の試験により
確認された。
【0022】ヒトムスカリン受容体親和性試験(in vi
tro) Buckleyらの方法(Mol.Pharmacol.,35,469-476,1989)を
改良して行った。 a.膜標本の調製 ヒトムスカリン受容体遺伝子配列を組み込んだ発現ベク
ターをチャイニーズハムスター卵巣由来細胞(CHO-K1)
株に遺伝子導入し、ヒトムスカリン受容体各サブタイプ
を恒常的に発現させた。この安定発現細胞株を培養し、
これに5mM塩化マグネシウムを含む25mMリン酸ナトリウ
ムバッファー(pH7.4,以下バインディングバッファーと
略)を加えて水冷中でホモジナイズした。これを、14,0
00×g,4℃で10分間遠心分離を行い、沈殿をバインディ
ングバッファーに懸濁し、-80℃で保存した。以後用時
に融解して試験を行った。 b.ムスカリン受容体各サブタイプ結合試験 細胞膜標本、〔3H〕−N−メチルスコポラミンおよび被
験化合物を1mlのバインディングバッファー中で25℃、3
時間インキュベートした後、ガラスフィルター(Whatma
n GF/B)で吸引濾過し、5mlのバインディングバッファ
ーで3回フィルターを洗浄した。フィルターに吸着した
3H〕−N−メチルスコポラミンの放射活性を液体シン
チレーションカウンターで測定した。なお受容体非特異
的な結合は、1μMのアトロピンを添加することによっ
て求めた。本発明化合物のムスカリン受容体各サブタイ
プに対する親和性は、Cheng and Prusoff(Biochem.Pha
rmacol.,22,3099,1973)に従って、標識リガンドである
3H〕−N−メチルスコポラミンの結合を50%抑制する
被験化合物の濃度(IC50)より算出した解離定数(K
i)で求めた。本発明化合物(I)は、M3受容体に対
して高い親和性を有していた。
【0023】ムスカリン受容体拮抗試験(in vivo) a.ラット律動的膀胱収縮に対する試験 Wistar系雌性ラット(130〜200g)をウレタン麻酔(1.O
g/kg s.c.)し、輸尿管を腎臓側で結紮した。尿道カ
テーテルを膀胱内に留置して、膀胱内に1.Oml程度の生
理食塩水を注入することによって律動的膀胱収縮を惹起
し、圧トランスデュサーによって膀胱内圧を測定した。
5分間以上の安定した律動収縮を得た後に、外頸静脈よ
り被験化合物を累積的に投与し、5〜10分後における膀
胱内圧を測定した。被験化合物投与前の膀胱収縮に対す
る抑制率を求め、投与前の膀胱収縮を30%抑制する被験
化合物の用量をED30とした。本試験の結果、本発明化
合物は良好なED30値を示した。 b.ラット唾液分泌に対する試験 Wistar系雄性ラット(160〜190g)をウレタン(0.8g/k
g i.p.)により麻酔した。被験化合物(対照群は溶媒)
を投与し、15分後に0.8μmol/kgのオキソトレモ
リンを投与した。薬物投与はいずれも大腿静脈より行っ
た。オキソトレモリン投与直後より5分間に分泌する唾
液を回収し、その重量を測定した。対照群の分泌唾液量
に対する抑制率を求め、対照群の分泌唾液量を50%抑制
する被験化合物の用量をID50値とした。 c.ラット徐脈に対する試験 本試験法はDoodsらの方法(J.Pharmacol.Exp.Ther.,24
2,257-262,1987)に従って行った。Wistar系雄性ラット
(250〜350g)をペントバルビタールナトリウム(50mg
/kg i.p.)により麻酔し、頚部切開後、左右迷走神経
を切断した。気管にカニューレを挿入して気道を確保し
た後、眼窩よりステンレス棒を挿入して脊髄を破壊し
た。人工呼吸下(10cc/kgで毎分50回)直腸温を37.5
℃に保ち、総頸動脈より心拍数を監視した。大腿静脈に
留置針を固定し、これより薬物投与を行った。脊髄破壊
後、平衡状態にするため15分間静置した後、アテノロー
ル(10mg/kg)を投与した。再度15分間の平衡後に被検
化合物を投与し、その15分後にオキソトレモリンを累積
投与して心拍数の低下を測定した。対照群の用量反応曲
線を10倍右方移動させる被検化合物の用量をDR10とし
た。
【0024】本発明化合物又はその塩の一種又は二種以
上を含有する医薬組成物は、通常の製薬学的に許容され
る担体を用いて調製される。本発明における医薬組成物
の投与は経口投与、又は注射剤、坐剤、経皮剤、吸入剤
若しくは膀胱内注入等による非経口投与のいずれの形態
であってもよい。投与量は症状、投与対象の年令、性別
等を考慮して個々の場合に応じて適宜決定されるが、通
常経口投与の場合成人投与量は1日当たり0.01mg/kg乃
至100mg/kg程度であり、これを一回で、あるいは2〜4
回に分けて投与する。また、症状によって静脈投与され
る場合は、通常成人1回当たり、0.001mg/kg乃至10mg
/kgの範囲で1日に1回乃至複数回投与される。製剤用の
担体としては、固体又は液体状の非毒性医薬用物質が挙
げられる。本発明による経口投与のための固体組成物と
しては、錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤等が用
いられる。このような固体組成物においては、ひとつ又
はそれ以上の活性物質が、少なくともひとつの不活性な
希釈剤、例えば乳糖、マンニトール、ブドウ糖、ヒドロ
キシプロピルセルロース、微結晶セルロース、デンプ
ン、ポリビニルビロリドン、寒天、ペクチン、メタケイ
酸マグネシウム、アルミン酸マグネシウム等と混合され
る。組成物は、常法に従って、不活性な希釈剤以外の添
加剤、例えばステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤
や繊維素グリコール酸カルシウムのような崩壊剤、ラク
トースのような安定化剤、グルタミン酸又はアスパラギ
ン酸のような溶解補助剤を含有していてもよい。錠剤又
は丸剤は必要によりショ糖、ゼラチン、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
フタレートなどの糖衣又は胃溶性若しくは腸溶性物質の
フィルムで被膜してもよい。
【0025】経口投与のための液体組成物は、薬剤的に
許容される乳濁剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤、エリ
キシル剤等を含み、一般的に用いられる不活性な希釈
剤、例えば精製水、エタノールを含む。この組成物は不
活性な希釈剤以外に湿潤剤、懸濁剤のような補助剤、甘
味剤、風味剤、芳香剤、防腐剤を含有していてもよい。
本発明による非経口投与のための注射剤としては、無菌
の水性又は非水性の溶液剤、懸濁剤、乳濁剤を包含す
る。水性の溶液剤、懸濁剤としては、例えば注射剤用蒸
留水及び生理食塩水が含まれる。非水溶性の溶液剤、懸
濁剤としては、例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、カカオバター、
オリーブ油、ゴマ油のような植物油、エタノールのよう
なアルコール類、アラビアゴム、ポリソルベート80(商
品名)等がある。このような組成物は、さらに等張化
剤、防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、安定化剤(例え
ば、ラクトース)、溶解補助剤(例えば、グルタミン
酸、アスパラギン酸)のような添加剤を含んでもよい。
これらは例えばバクテリア保管フィルターを通す濾過、
殺菌剤の配合又は風射によって無菌化される。これらは
また無菌の固体組成物を製造し、使用前に無菌水又は無
菌の注射用溶媒に溶解して使用することもできる。
【0026】以下、実施例に基づき本発明を更に詳細に
説明する。本発明化合物は下記実施例に記載の化合物に
限定されるものではなく、また前記一般式(I)に示さ
れる化合物、その塩、その水和物、その溶媒和物、その
幾何並びに光学異性体、結晶多形の全てを包含するもの
である。
【0027】参考例1 キヌクリジン−3−オン 塩酸塩70.0gのテトラヒ
ドロフラン1050ml溶液に0℃で2Mのリチウムジ
イソプロピルアミド444mlを加え30分攪拌した。
この液に−65℃以下でアセトアルデヒド20.0gの
テトラヒドロフラン100ml溶液を加え2時間攪拌し
た。この液に室温で水400mlを加え、終夜攪拌した
後分液、水層にテトラヒドロフラン200mlを加え抽
出、テトラヒドロフラン層を合わせて減圧濃縮した。残
渣にトルエン500ml及び20%炭酸カリウム水溶液
250mlを加え抽出し、水層にトルエン250mlを
加え抽出した。合わせたトルエン層を硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム:メタノール:28%アン
モニア水=1000:100:4)で精製することによ
り、2−エチリデンキヌクリジン−3−オン43.5g
を得た。 核磁気共鳴スペクトル(DMSO-d6,TMS内部標準) δ:1.75-1.94 (7H, m), 2.70-3.01 (4H, m), 2.38-2.4
0 (1H, m), 6.23-6.27 (1H, m) 質量スペクトル ESI 152[M+H]+
【0028】参考例2 2−エチリデンキヌクリジン−3−オン60gのメタノ
ール600ml溶液に展開ラネーニッケルを約7ml加
え、水素加圧下(Max0.98MPa)90℃で5時
間攪拌した。この液を冷却、ラネーニッケルを濾去後、
減圧下で溶媒を留去することにより2−エチルキヌクリ
ジン−3−オールを59.2g得た。 核磁気共鳴スペクトル(DMSO-d6,TMS内部標準) δ:0.84-0.89 (3H, m), 1.00-1.80 (7H, m), 2.12-2.9
0 (5H, m), 3.11 (0.4H,s), 3.67-3.68 (0.6H, m), 4.3
8 (0.6H, d, J=4.5Hz), 4.58(0.4H, s) 質量スペクトル ESI 156[M+H]+
【0029】実施例1 2−エチルキヌクリジン−3−オール2.00g、エチ
ル 1−フェニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン−2−カルボキシレート3.68g、ナトリウ
ムエトキシド0.18g、DMF1.8mlのトルエン溶
液37mlを蒸留速度3.7ml/hで反応蒸留を8時
間おこなった。この液にトルエン19ml、水10ml
を加え抽出し、さらにトルエン層を水10mlで抽出し
た。トルエン層に5%塩酸12mlを加え抽出し、水層
に酢酸エチル20mlと40%炭酸カリウム水溶液20
mlを加え抽出した。酢酸エチル層に硫酸マグネシウム
を加え乾燥し、減圧下で溶媒を留去することにより、2
−エチルキヌクリジン−3−イル 1−フェニル−1,
2,3,4−テトラヒドロ−2−イソキノリンカルボキ
シレートを3.6g得た。 核磁気共鳴スペクトル(DMSO-d6,TMS内部標準) δ: 0.75-0.85 (3H, m), 1.15-1.65 (6H, m), 1.85-1.
91 (1H, m), 2.44-2.92(7H, m), 3.38-3.42 (1H, m),
3.80-3.90 (1H, m), 4.31 (0.3H, s), 4,87-4.92(0.7H,
m), 6.23 (1H, s), 7.10-7.35 (9H, m) 質量スペクトル ESI 391[M+H]+
【0030】参考例3 2−メチレンキヌクジン−3−オン 塩酸塩7.5g、
トリエチルアミン4.6g、展開ラネーニッケル約1m
l、水20ml、メタノール75mlの混合物を水素加
圧下(MAX 0.98MPa)95℃で8時間攪拌した。この液
をラネーニッケルを濾去後、減圧下で溶媒を留去するこ
とにより2−メチルキヌクリジン−3−オールを6.8
5g得た。 核磁気共鳴スペクトル(DMSO-d6,TMS内部標準) δ:1.28 (3H, d, J=7.5Hz), 1.56-2.02 (5H, m), 2.97
-3.15 (4H, m), 3.55-3.60 (1H, m), 3.89-3.93 (1H,
m), 5.44 (1H, s) 質量スペクトル FAB 142[M+H]+
【0031】実施例2 2−メチルキヌクリジン−3−オール1.51g、エチ
ル 1−フェニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン−2−カルボキシレート3.00g、ナトリウ
ムエトキシド0.15g、DMF1.5mlのトルエン溶
液30mlを蒸留速度3.0ml/hで反応蒸留を6時
間おこなった。この液にトルエン15ml、水7.5m
lを加え抽出し、さらにトルエン層を水7.5mlで抽
出した。トルエン層に5%塩酸8.5mlを加え抽出
し、水層に酢酸エチル15mlと40%炭酸カリウム水
溶液6mlを加え抽出した。酢酸エチル層に硫酸マグネ
シウムを加え乾燥し、減圧下で溶媒を留去することによ
り、2−メチルキヌクリジン−3−イル 1−フェニル
−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−イソキノリンカ
ルボキシレートを2.9g得た。 核磁気共鳴スペクトル(DMSO-d6,TMS内部標準) δ: 0.89-0.99 (3H, m), 1.08-1.28 (1H, m), 1.35-1.
67 (3H, m), 1.83-1.90(1H, m), 2.52-2.89 (6H, m),
2.99-3.04 (1H, m), 3.39-3.45 (1H, m), 3.85-3.93 (1
H, m), 4.79-4.84 (1H, m), 6.20-6.25 (1H, m), 7.10-
7.32 (9H, m) 質量スペクトル ESI 377[M+H]+
【0032】前述の公知原料化合物(II)、(III)を
用いて実施例と同様に以下の化合物を製造することがで
きる。表1
【0033】表2
【0034】表3
【0035】表4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 1/04 A61P 1/04 11/00 11/00 11/02 11/02 11/06 11/06 13/02 13/02 // A61P 43/00 111 43/00 111 (72)発明者 頼本 直樹 茨城県つくば市御幸が丘 21 山之内製薬 株式会社内 (72)発明者 内藤 良 茨城県つくば市御幸が丘 21 山之内製薬 株式会社内 (72)発明者 池田 賢 茨城県つくば市御幸が丘 21 山之内製薬 株式会社内 (72)発明者 畠中 俊樹 茨城県つくば市御幸が丘 21 山之内製薬 株式会社内 Fターム(参考) 4C064 AA06 CC01 CC02 DD02 EE03 FF01 FF03 FF04 FF06 GG03 GG06 GG07 GG10 GG12 GG16 GG19 4C086 AA01 AA03 CB17 NA05 NA06 NA14 ZA34 ZA59 ZA68 ZA84 ZC42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)で示されるキヌクリジン
    誘導体、その塩、そのN−オキシド又はその四級アンモ
    ニウム塩。 【化1】 (式中の記号は以下の意味を有する。 R:ハロゲン;置換基を有していてもよい低級アルキ
    ル;置換基を有していてもよい低級アルケニル;置換基
    を有していてもよいシクロアルキル;置換基を有してい
    てもよいアリール;置換基を有してしてもよいヘテロア
    リール;置換基を有していてもよい5乃至6員飽和ヘテ
    ロ環;−O−R1;−CO−R1;−COO−R1;−CO
    N(−R1)−R2;−S(O)p−R1;−N(−R1
    −R2;−N(−R1)−CO−R2;−N(−R1)−C
    OO−R2;−N(−R1)−CO−N(−R2)−R3
    −N(−R1)−S(O)p−R2;(mが2以上の時、
    Rは同一の基でも異なった基でもよい) l:0又は1 m:1〜3の整数 R1〜R3:同一又は異なって、H;置換基を有していて
    もよい低級アルキル;置換基を有していてもよい低級ア
    ルケニル;置換基を有していてもよいアリール;置換基
    を有していてもよいヘテロアリール;又は置換基を有し
    てしてもよい5乃至6員飽和ヘテロ環; p:0、1又は2 【化2】 n:1又は2 A環:置換基を有していてもよいアリール;置換基を有
    していてもよいシクロアルキル;置換基を有していても
    よいヘテロアリール;又は5〜7員飽和ヘテロ環基; R4:OH、低級アルキル又は低級アルキル−O−基 L:O又はNR5で中断されていてもよいC2−7アル
    キレン基 R5:H、低級アルキル又は低級アルキル−O−CO−
    基 X1:単結合又はメチレン基 X2:単結合、O又はS)
  2. 【請求項2】下記一般式(I−a)で示される請求項1
    記載のキヌクリジン誘導体、その塩又はその四級アンモ
    ニウム塩。 【化3】 (式中の基は前記の通り。)
JP2002069621A 2002-03-14 2002-03-14 キヌクリジン誘導体 Pending JP2003267977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069621A JP2003267977A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 キヌクリジン誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069621A JP2003267977A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 キヌクリジン誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003267977A true JP2003267977A (ja) 2003-09-25

Family

ID=29200409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002069621A Pending JP2003267977A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 キヌクリジン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003267977A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005087231A1 (ja) * 2004-03-16 2005-09-22 Astellas Pharma Inc. ソリフェナシン含有組成物
WO2006090759A1 (ja) * 2005-02-25 2006-08-31 Astellas Pharma Inc. ソリフェナシン含有医薬
JP2007031311A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Astellas Pharma Inc キヌクリジン誘導体含有医薬組成物
JPWO2005087231A1 (ja) * 2004-03-16 2008-01-24 アステラス製薬株式会社 ソリフェナシン含有組成物
EP2119716A4 (en) * 2007-02-09 2011-06-01 Astellas Pharma Inc AZA BRIDGE CYCLE COMPOUND
AU2016244305B2 (en) * 2011-03-18 2018-05-24 Genzyme Corporation Glucosylceramide synthase inhibitors
US10183938B2 (en) 2014-12-16 2019-01-22 Axovant Sciences Gmbh Geminal substituted quinuclidine amide compounds as agonists of α-7 nicotonic acetylcholine receptors
WO2019118528A1 (en) * 2017-12-12 2019-06-20 Arkuda Therapeutics Progranulin modulators and methods of using the same
US10370370B2 (en) 2015-06-10 2019-08-06 Axovant Sciences Gmbh Aminobenzisoxazole compounds as agonists of α7-nicotinic acetylcholine receptors
US10428062B2 (en) 2015-08-12 2019-10-01 Axovant Sciences Gmbh Geminal substituted aminobenzisoxazole compounds as agonists of α7-nicotinic acetylcholine receptors
WO2020252222A1 (en) * 2019-06-12 2020-12-17 Arkuda Therapeutics Progranulin modulators and methods of using the same
US11008316B2 (en) 2012-09-11 2021-05-18 Genzyme Corporation Glucosylceramide synthase inhibitors
US11857512B2 (en) 2020-07-24 2024-01-02 Genzyme Corporation Pharmaceutical compositions comprising venglustat
US12083115B2 (en) 2020-02-03 2024-09-10 Genzyme Corporation Methods for treating neurological symptoms associated with lysosomal storage diseases
US12527776B2 (en) 2019-02-04 2026-01-20 Genzyme Corporation Treatment of ciliopathies using inhibitors of glucosylceramide synthase (GCS)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005087231A1 (ja) * 2004-03-16 2005-09-22 Astellas Pharma Inc. ソリフェナシン含有組成物
JPWO2005087231A1 (ja) * 2004-03-16 2008-01-24 アステラス製薬株式会社 ソリフェナシン含有組成物
US7829715B2 (en) 2004-04-28 2010-11-09 Astellas Pharma Inc. Method for producing solifenacin or salts thereof
EP2305676A1 (en) 2004-04-28 2011-04-06 Astellas Pharma Inc. Synthesis of solifenacin monosuccinate
WO2006090759A1 (ja) * 2005-02-25 2006-08-31 Astellas Pharma Inc. ソリフェナシン含有医薬
JP2007031311A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Astellas Pharma Inc キヌクリジン誘導体含有医薬組成物
EP2119716A4 (en) * 2007-02-09 2011-06-01 Astellas Pharma Inc AZA BRIDGE CYCLE COMPOUND
US8367696B2 (en) 2007-02-09 2013-02-05 Astellas Pharma Inc. Aza-bridged-ring compound
JP5293192B2 (ja) * 2007-02-09 2013-09-18 アステラス製薬株式会社 アザ架橋環化合物
AU2016244305B2 (en) * 2011-03-18 2018-05-24 Genzyme Corporation Glucosylceramide synthase inhibitors
US11008316B2 (en) 2012-09-11 2021-05-18 Genzyme Corporation Glucosylceramide synthase inhibitors
US12060349B2 (en) 2012-09-11 2024-08-13 Genzyme Corporation Glucosylceramide synthase inhibitors
US10183938B2 (en) 2014-12-16 2019-01-22 Axovant Sciences Gmbh Geminal substituted quinuclidine amide compounds as agonists of α-7 nicotonic acetylcholine receptors
US10370370B2 (en) 2015-06-10 2019-08-06 Axovant Sciences Gmbh Aminobenzisoxazole compounds as agonists of α7-nicotinic acetylcholine receptors
US10428062B2 (en) 2015-08-12 2019-10-01 Axovant Sciences Gmbh Geminal substituted aminobenzisoxazole compounds as agonists of α7-nicotinic acetylcholine receptors
WO2019118528A1 (en) * 2017-12-12 2019-06-20 Arkuda Therapeutics Progranulin modulators and methods of using the same
US12527776B2 (en) 2019-02-04 2026-01-20 Genzyme Corporation Treatment of ciliopathies using inhibitors of glucosylceramide synthase (GCS)
WO2020252222A1 (en) * 2019-06-12 2020-12-17 Arkuda Therapeutics Progranulin modulators and methods of using the same
JP2022545314A (ja) * 2019-06-12 2022-10-27 アルクダ セラピューティクス プログラニュリンモジュレーターおよびその使用方法
US12083115B2 (en) 2020-02-03 2024-09-10 Genzyme Corporation Methods for treating neurological symptoms associated with lysosomal storage diseases
US11857512B2 (en) 2020-07-24 2024-01-02 Genzyme Corporation Pharmaceutical compositions comprising venglustat

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3014457B2 (ja) 新規キヌクリジン誘導体及びその医薬組成物
KR100660309B1 (ko) 시아노페닐 유도체
JP3613179B2 (ja) N−アシル環状アミン誘導体
WO1995006635A1 (en) Carbamate derivative and medicine containing the same
EP1955697B1 (en) 2-aminobenzamide derivatives as vanilloid receptor 1 (vr1) inhibitors useful for the treatment of pain or bladder function disorder
RU2441868C2 (ru) Аза-кольцевое соединение с внутренним мостиком
JP2001518895A (ja) ソマトスタチン作働薬
JP2007277257A (ja) ノシセプチン受容体親和性を有するベンズイミダゾール化合物
CN1481360A (zh) 蕈毒碱拮抗剂
JP6173431B2 (ja) モルヒナン誘導体
EP4534537A1 (en) Bicyclic derivative parp inhibitor and use thereof
EP2905279A1 (en) Imidazole derivative
TW202325291A (zh) 選擇性parp1抑制劑及其應用
IE921048A1 (en) Piperidine derivatives, their preparation and their¹therapeutic application
WO2015037716A1 (ja) 含窒素飽和複素環化合物
WO1998003507A1 (en) Pyrazolopyridine compound and pharmaceutical use thereof
CN116283918B (zh) 一种降解受体酪氨酸激酶的双功能化合物及其应用
KR100308748B1 (ko) Cns활성을갖는4,5-디히드로나프트(1,2-c)이속사졸및그의유도체
HUT53066A (en) Process for producing substituted acetamide derivatives and pharmaceutical compositions comprising such active ingredient
JPH08198751A (ja) カルバメート誘導体
TW200951119A (en) Novel compounds-300
JP2005104896A (ja) 2−アルコキシ−6−アミノ−5−ハロゲノピリジン−3−カルボキサミド誘導体およびそれを含有する医薬組成物
JP2005082508A (ja) 2−アルコキシ−6−アミノ−5−ハロゲノ−n−(1−置換−4−ピペリジニル)ピリジン−3−カルボキサミド誘導体およびそれを含有する医薬組成物
JP2004277320A (ja) 1,4−ジ置換ピペリジン誘導体およびそれを含有する医薬組成物
WO1995025100A1 (fr) Utilisation d'esters de l'acide 4-amino-5-chloro-2-methoxybenzoique comme 5-ht4 agonistes