JP2003268656A - エアジェットルーム用の変形筬 - Google Patents
エアジェットルーム用の変形筬Info
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Abstract
し得るようにする。 【解決手段】変形筬10を構成する筬羽11に形成され
たガイド孔12は、上壁面12aと、奥壁面12bと、
下壁面12cと、上壁面12aと奥壁面12bとを繋ぐ
円弧形状の上部角部12dと、奥壁面12bと下壁面1
2cとを繋ぐ円弧形状の下部角部12eとによって形成
されている。上部角部12dの曲率半径rは、1mm以
下、下部角部12eの曲率半径Rは曲率半径rよりも大
きい。上壁面12aは、水平壁面12a1と傾斜壁面1
2a2とからなる。水平壁面12a1の位置は、傾斜壁
面12a2よりも低くしてある。
Description
ムに使用される変形筬に関するものであり、詳しくは緯
入れ安定性を確保しつつ緯入れの高速化を図った変形筬
に関するものである。
置を示す。スレイ1上には変形筬2が立設固定されてい
る。変形筬2は、多数枚の筬羽3を緯入れ方向に列設し
て構成されている。各筬羽3にはガイド孔4が凹設され
ており、このガイド孔4の列が緯糸通路Tを形成する。
緯入れ用メインノズル5から射出された緯糸Yは緯糸通
路T内を飛走する。ガイド孔4は、水平な上壁面4a
と、垂直な奥壁面4bと、ガイド孔4の開口部4f側に
向かうにつれて徐々に下り傾斜となる下壁面4cと、上
壁面4aと奥壁面4bとを繋ぐ曲面状の上部角部4d
と、奥壁面4bと下壁面4cとを繋ぐ曲面状の下部角部
4eとによって形成されている。
ノズル6が緯糸通路Tに沿って所定間隔をおいて装着さ
れている。緯入れ用補助ノズル6の先端には噴射孔6a
があけられている。噴射孔6aからの噴射主流は、図2
7に矢印Sで示すように緯糸通路Tに沿って斜め方向に
向かうようにしてある。緯糸通路Tと変形筬2とは一体
になっており、緯入れ用補助ノズル6の先端に形成され
た噴射孔6aは、緯糸通路Tに極接近している。緯入れ
時には緯入れ用補助ノズル6だけが経糸をかき分けて経
糸開口内に進入し、筬打ち時には緯入れ用補助ノズル6
だけが経糸開口内から経糸の下方に抜け出す。緯入れ用
補助ノズル6は細身であり、経糸をかき分けて緯入れ用
補助ノズル6を高速で出入りさせても経糸を損傷するこ
とはない。又、緯入れ用補助ノズル6の先端の経糸開口
内に対する出入りの距離は、エアガイドの出入りの距離
に比して少なくて済む。そのため、経糸開口内と経糸の
下方との間で緯入れ用補助ノズル6を往復動させる構成
は、エアガイドの場合に比してスレイ1の揺動量が小さ
くて済む。従って、変形筬を用いた緯入れ装置は、特開
昭55−93844号公報、特開昭57−95344号
公報、特公昭59−26688号公報に開示されるよう
なエアガイドを用いた緯入れ装置に比してエアジェット
ルームの高速化に有利である。
置には以下に示すような幾つかの問題点がある。曲面状
の上部角部4d及び下部角部4eの曲率半径は、プレス
による型抜き製作の容易性等を考慮していずれも2mm程
度にしてある。このような変形筬2を用いた緯入れ装置
では、緯糸通路T内を飛走する緯糸Yの飛走位置は、緯
入れ用補助ノズル6から噴射する空気流の主流Sがガイ
ド孔4の壁面に衝突する位置によって変わってしまう。
突した場合の最高流速位置の推移と緯糸Yの飛走位置Y
1との関係について緯入れ上流側から見た様子を示し、
図31は、上方から見た空気主流S1の推移を示す。空
気主流S1が上壁面4aに衝突した場合には、衝突後に
空気主流S1は奥壁面4b側へと進み、上部角部4dに
沿って下方へ偏向し、次いで奥壁面4b側から開口部4
f側に推移する。最高流速位置のこのような変化のため
に緯糸Yは、上部角部4dでの下向き偏向流の影響を受
けてY1で示すように下部角部4e付近を飛走する。
突した場合の最高流速位置の推移と緯糸Yの飛走位置Y
2との関係について緯入れ上流側から見た様子を示し、
図32は、上方から見た空気主流S2の推移を示す。空
気主流S2が奥壁面4bに衝突した場合には、衝突後に
空気主流S2は上部角部4dに沿って進み、開口部4f
側に偏向する。最高流速位置のこのような変化のために
緯糸Yは、上部角部4dでの上向き偏向流の影響を受け
てY2で示すように上壁面4a付近を飛走する。
衝突した場合の最高流速位置の推移と緯糸Yの飛走位置
Y3との関係について緯入れ上流側から見た様子を示
し、図33は、上方から見た空気主流S3の推移を示
す。空気主流S3が上部角部4dに衝突した場合には、
衝突後に空気主流S3は下方へ進みながらわずかに開口
部4f側に推移する。最高流速位置のこのような変化の
ために緯糸Yは、Y3で示すように上部角部4d付近を
飛走する。
緯糸の飛走位置と深い関係にある。言い換えれば緯糸の
飛走速度及び緯糸の飛走安定性は、緯糸通路内の空気流
速分布と深い関係にある。
隔Xを80mmとした場合のノズル下流80mm位置の緯糸
通路T内の空気流速分布を示す。1点鎖線は等速度分布
線を表し、分布線は10m/s単位で表してある。Vm
で示す位置は最高流速位置である。
では開口部4f側への偏向流成分が弱いため、飛走位置
Y1付近を飛走する緯糸Yが緯糸通路Tから飛び出すこ
とはなく、緯糸Yの飛走は安定する。しかし、緯糸Yの
飛走位置Y1付近の空気流速は、最高流速よりも低いた
め、飛走位置Y1を飛走する緯糸Yの飛走速度は低くな
る。
高流速に近く、飛走位置Y2を飛走する緯糸Yの飛走速
度は高くなる。しかし、図29で示したように、飛走位
置Y2付近では開口部4f側への偏向流成分が強いた
め、飛走位置Y2付近を飛走する緯糸Yが緯糸通路Tか
ら飛び出し易く、緯糸Yの飛走が不安定になる。
最高流速に近く、飛走位置Y3を飛走する緯糸Yの飛走
速度は高くなる。又、図30で示したように、飛走位置
Y3付近では開口部4f側への偏向流成分が弱いため、
飛走位置Y3付近を飛走する緯糸Yが緯糸通路Tから飛
び出すことはなく、緯糸Yの飛走は安定する。
ためには、緯入れ用補助ノズル6からの空気主流Sを上
部角部4dに向け、緯糸Yが上部角部4d付近を飛走す
るようにすることが重要である。しかし、緯糸通路Tに
対する緯入れ用補助ノズル6の相対的な取り付け位置、
緯入れ用補助ノズル6の取り付け角度、噴射孔6aの噴
射指向方向、噴射圧力等によってガイド孔の壁面に対す
る空気主流の衝突位置が変わる。前述したように緯糸Y
の飛走位置は、緯入れ用補助ノズル6から噴射する空気
主流Sのガイド孔4の壁面に対する衝突位置によって変
わってしまう。そのため、従来の変形筬を用いた緯入れ
装置では緯糸Yを緯糸通路T内の同じ位置、しかも高速
飛走可能な位置で安定して飛走させることは難しい。
38378号公報では、変形筬に形成した緯糸通路内に
おける緯糸飛走速度の高速化、緯糸通路からの緯糸飛び
出し防止を図った装置が開示されている。これら従来装
置では筬羽のガイド孔の上壁面と奥壁面とのなす角を直
角又は鋭角に設定し、緯糸通路の上部の懐を深くしてい
る。緯糸通路の上部の懐を深くした通路形状は、緯入れ
用補助ノズルから噴射される空気流を通路開口部側へ向
かい難くする。しかし、このような通路形状であって
も、上壁面と奥壁面とを繋ぐ上部角部で緯糸を安定して
飛走させることができない場合があった。即ち、緯糸の
飛走速度の高速化と緯糸通路からの緯糸の飛び出しによ
る飛走トラブルの低減とを共に両立させ得なかった。
に示すように、変形筬7の上部角部8dの曲率半径rを
下部角部8eの曲率半径Rよりも小さくした緯入れ装置
が開示されている。上部角部8dの曲率半径rを下部角
部8eの曲率半径Rよりも小さくしたガイド孔8の形状
は、緯入れ用補助ノズル6から噴射される空気主流がガ
イド孔8の壁面に衝突した後に上部角部8dで偏向し難
くする。従って、緯糸が常に空気流速の高い上部角部8
dを安定飛走する。
部角部8dの曲率半径rを小さくすることに加え、奥壁
面8bからの上壁面8aの延出寸法に対する奥壁面8b
からの下壁面8cの延出寸法の比率を小さくした実施の
形態が開示されている。前記比率を小さくすることによ
って緯糸飛走位置に対して緯入れ用補助ノズル6の噴射
孔6aを接近配置することができ、噴射孔6aからガイ
ド孔8の壁面に到達する空気流速の減衰が小さくなる。
従って、緯糸の飛走する上部角部8dでの空気流速が高
くなり、緯糸の高速飛走が可能となる。
走し得るエアジェットルーム用の変形筬を特開平11−
140748号公報で開示している。
形筬の上壁面8aの先端部が織布の上面に干渉するとい
うおそれがある。上壁面8aが織布の上面に干渉する
と、織布が傷付けられる。織布に対する上壁面8aの干
渉の問題は、特開平2−53935号公報、実開平3−
38378号公報、特開平8−74143号公報等にお
ける変形筬についても言える。
つつ、緯糸が緯糸通路内を安定して一層高速で飛走し得
るエアジェットルーム用の変形筬を提供することを目的
とする。
明では、ガイド孔の上壁面と奥壁面との間の上部角部の
曲率半径を前記ガイド孔の下壁面と奥壁面との間の下部
角部の曲率半径よりも小さくし、前記上壁面における前
記上部角部側の位置を前記上壁面における先端側の位置
よりも下げた。
糸通路の開口部側の下方から上部角部に向けられる。し
かし、実際の噴射方向は、緯入れ用補助ノズルの製造上
及び取り付け上のばらつきもあって上壁面あるいは奥壁
面に衝突する場合も少なくない。
って奥壁面側へ向かう。下部角部の曲率半径よりも小さ
い曲率半径とした上部角部の存在が衝突後の空気主流の
偏向を規制し、開口部側に向かう偏向流が非常に弱くな
る。従って、上壁面に衝突した空気主流は、その後、上
部角部を推移し、緯糸は上部角部付近を安定的に飛走す
る。
って上壁面側へ向かう。下部角部の曲率半径よりも小さ
い曲率半径とした上部角部は、衝突後の空気主流の偏向
を規制し、開口部側に向かう偏向流が非常に弱くなる。
従って、奥壁面に衝突した後の空気主流は、上部角部を
推移し、緯糸は上部角部付近を安定的に飛走する。
角部の曲率半径よりも小さい曲率半径とした上部角部
は、衝突後の空気主流の偏向を規制し、上部角部に衝突
した空気主流は、上部角部を推移する。従って、緯糸は
上部角部付近を安定的に飛走する。
における先端側の位置よりも下げた構成は、上部角部と
緯入れ用補助ノズルの噴射孔との間の距離を短くする。
この距離の短縮は、上部角部における空気流速を高め、
緯糸の飛走速度が高まる。
平面を備えた水平壁面と平面を備えた傾斜壁面とから前
記上壁面を構成した。平面の組み合わせによる上壁面の
形成は、上壁面における上部角部側の位置を上壁面にお
ける先端側の位置よりも下げる上で簡便である。
2のいずれか1項において、前記上部角部の曲率半径を
1mm以下とした。上部角部の曲率半径を1mm以下とする
構成では空気主流の偏向を上部角部で規制する効果が大
きく、緯糸の飛走の安定性の上で最も好ましい。
3のいずれか1項において、前記奥壁面の長さを前記上
壁面の長さの40〜60%とした。上壁面の位置を下げ
過ぎると、筬打ち時に変形筬の上壁面の先端部が織布の
上面に干渉するというおそれがある。上壁面が織布の上
面に干渉すると、織布が傷付けられる。奥壁面の長さを
上壁面の長さの40〜60%とした構成は、筬打ち時の
上壁面と織布との干渉を回避しつつ緯糸の安定かつ高速
の飛走を達成する上で最も好ましい。
4のいずれか1項において、少なくとも一部の前記ガイ
ド孔の前記下壁面における前記奥壁面からの延出寸法を
前記上壁面における前記奥壁面からの延出寸法の25%
〜55%とした。
の延出寸法を前記上壁面における前記奥壁面からの延出
寸法よりも小さくすれば、緯入れ用補助ノズルの噴射孔
を上部角部に近づけることができる。このようにすれば
上部角部における空気流速が上昇し、緯糸の飛走速度が
高まる。この場合、下壁面における奥壁面からの延出寸
法を上壁面における前記奥壁面からの延出寸法の25%
〜55%とする構成は、緯糸の緯入れ安定性及び高速飛
走の達成の上で望ましい。空気流速の上昇は、要求され
る緯糸の飛走速度の達成のための空気消費量の低減をも
たらす。
5のいずれか1項において、緯入れ方向へ向かうにつれ
て緯糸通路側へ入り込む傾斜面を前記上壁面、前記上部
角部の壁面、前記奥壁面、前記下部角部及び前記下壁面
に設け、前記上壁面及び前記上部角部の壁面の各傾斜面
の傾斜角を他の壁面の傾斜面の傾斜角よりも大きくし
た。
る筬羽間へ洩れるエアの流量が少なくなる。隣接する筬
羽間へ洩れるエアの流量が上壁面及び上部角部の壁面で
少なくなるようにすれば、上部角部における空気流速が
上昇する。奥壁面、下部角部の壁面及び下壁面で徐々に
エアを洩らすようにすれば、緯糸通路の開口部の下部か
らのエア流出が減少する。上部角部における空気流速の
上昇、及び緯糸通路の開口部の下部からのエア流出の減
少は、上壁面及び前上部角部の壁面の各傾斜面の傾斜角
を他の壁面の傾斜面の傾斜角よりも大きくすることによ
って達成される。そのため、緯糸は、上部角部を一層安
定して高速で飛走する。
前記上壁面及び前記上部角部の壁面の各傾斜面の傾斜角
を10°〜20°とし、前記奥壁面、前記下部角部の壁
面及び前記下壁面の各傾斜面の傾斜角を5°〜15°と
し、前記奥壁面、前記下部角部の壁面及び前記下壁面の
各傾斜面の傾斜角は、前記上壁面及び前記上部角部の壁
面の各傾斜面の傾斜角よりも小さくした。
飛走とを両立する上で好ましい。請求項8の発明では、
請求項6及び請求項7のいずれか1項において、前記上
壁面、前記上部角部の壁面、前記奥壁面、前記下部角部
及び前記下壁面の各傾斜面の両端部を面取り形状にし
た。
経糸と傾斜面の端部との接触抵抗を低減し、織布品質が
向上する。請求項9の発明では、請求項8において、前
記傾斜面における前記面取り形状の端部以外を平面形状
のストレート部とし、前記筬羽の板の厚み方向における
前記ストレート部の幅を前記筬羽の板厚の0.4〜0.
8とした。
た場合の織布の品質向上と、緯糸の高速飛走とを両立す
る上で好ましい。
実施の形態を図1〜図20に基づいて説明する。装置の
取り付け構成は図23と同じであり、この実施の形態で
は隣接する緯入れ用補助ノズル6の隣接間隔Xが80mm
にしてある。
成する多数枚の筬羽11にはコ字形状のガイド孔12が
凹設されており、このガイド孔12の列が緯糸通路Tを
形成する。ガイド孔12は、水平な上壁面12aと、垂
直な奥壁面12bと、ガイド孔12の開口部12f側に
向かうにつれて徐々に下り傾斜となる下壁面12cと、
上壁面12aと奥壁面12bとの間の上部角部12d
と、奥壁面12bと下壁面12cとの間の下部角部12
eとによって形成されている。上部角部12d及び下部
角部12eは、円弧面形状である。上壁面12aにおけ
る奥壁面12bからの延出寸法Waは9mmである。奥壁
面12bの上下の寸法Wbは、上壁面12aの延出寸法
Waの50%程度となる4.5mmであり、下壁面12c
における奥壁面12bからの延出寸法Wcは、上壁面1
2aにおける延出寸法Waの45%程度となる4mmであ
る。
近接すれば、経糸Z(図19に図示)の開口内へ出入り
する緯入れ用補助ノズル6と筬羽11との間の経糸Zの
屈曲が大きくなり、経糸Zが損傷する。経糸Zの損傷は
織物品質を低下させる。上壁面12aから緯入れ用補助
ノズル6の噴射孔6aまでの上下方向の距離L1、及び
下壁面12cの開口部12f側の先端から噴射孔6aま
での前後方向の距離L2は、緯入れ用補助ノズル6が織
物品質に悪影響を及ぼさないように設定されている。
壁面12a1と傾斜壁面12a2とからなる。水平壁面
12a1は、奥壁面12bから緯糸通路Tの開口部12
f側に延出している。傾斜壁面12a2は、平面を備え
ている(図3参照)。傾斜壁面12a2の平面は、水平
壁面12a1に対して約15°の昇り傾斜となってい
る。水平壁面12a1における奥壁面12bからの延出
寸法Wa1は、5mmである。傾斜壁面12a2における
水平壁面12a1からの延出寸法は、4mmである。水平
壁面12a1の位置は、傾斜壁面12a2の位置よりも
下げてある。水平壁面12a1の位置は、傾斜壁面12
a2の平面の延長にある開口部12fの先端12gの位
置よりも1mm低くしてある。図2に示す距離Mhが1mm
である。
は0.4mmにしてあり、円弧面形状の下部角部12eの
曲率半径Rは2mmにしてある。図3〜図7に示すよう
に、上壁面12a(即ち、水平壁面12a1及び傾斜壁
面12a2)、奥壁面12b、下壁面12c、上部角部
12d及び下部角部12eは、矢印Pで示す緯入れ方向
に向かうにつれて緯糸通路T側へ入り込む傾斜面にして
ある。上壁面12aの傾斜面の傾斜角θa、及び下部角
部12eの傾斜面の傾斜角θdは、いずれも約12°に
してある。奥壁面12bの傾斜面の傾斜角θb、及び下
部角部12eの傾斜面の傾斜角θeは、いずれも約6°
にしてある。下壁面12cの傾斜面の傾斜角θcは、約
7°にしてある。
c、上部角部12d及び下部角部12eの各傾斜面の両
端部は、円弧形状の面取部12r(図3参照)にしてあ
る。各傾斜面の両端部の面取部12rの曲率半径kは、
いずれも約0.04mmにしてある。曲率半径k=0.0
4mmは、筬羽11の厚みt=0.2mmの約20%であ
る。各傾斜面の両端部の面取部12rを除いた平面形状
のストレート部12s(図3参照)の長さをuとする
と、寸法比u/tは、約0.6である。
は、緯糸通路Tの開口部12f側の下方から上部角部1
2dに向けられる。しかし、実際の噴射方向は、緯入れ
用補助ノズル6の製造上及び取り付け上のばらつきもあ
って上壁面12aあるいは奥壁面12bに衝突する場合
も少なくなく、時によっては下壁面12cに衝突するこ
ともあり得る。
た空気主流Saは、上壁面12aに沿って奥壁面12b
側へ向かう。曲率半径rを0.4mmとした上部角部12
dは、衝突後の空気主流Saの偏向を規制し、開口部1
2f側に向かう偏向流が非常に弱くなる。従って、上壁
面12aに衝突した空気主流Saは、図11に示すよう
に上部角部12dの近傍を推移し、緯糸Yは、上部角部
12dの近傍を安定的に飛走する。
た空気主流Sbは、奥壁面12bに沿って上壁面12a
側へ向かう。曲率半径rを0.4mmとした上部角部12
dは、衝突後の空気主流Sbの偏向を規制し、開口部1
2f側に向かう偏向流が非常に弱くなる。従って、奥壁
面12bに衝突した空気主流Sbは、図12に示すよう
に上部角部12dの近傍を推移し、緯糸Yは、上部角部
12dの近傍を安定的に飛走する。
面12cに沿って奥壁面12b側へ向かう。上部角部1
2dの曲率半径rよりも大きい曲率半径Rの下部角部1
2eは、衝突後の空気主流を積極的に奥壁面12bに沿
って上部角部12dに向かわせる。従って、下壁面12
cに衝突した後の空気主流は、最終的には上部角部12
dの近傍を推移し、緯糸Yは、上部角部12dの近傍を
安定的に飛走する。
角部12dに衝突した場合、曲率半径rを0.4mmとし
た上部角部12dは、衝突後の空気主流Sdの偏向を規
制し、上部角部12dに衝突した空気主流Sdは、上部
角部12dの近傍を推移する。従って、上部角部12d
に衝突した空気主流Sdは、図13に示すように上部角
部12dの近傍を推移し、緯糸Yは、上部角部12dの
近傍を安定的に飛走する。
る。 (1−1)緯糸Yの飛走速度及び緯糸Yの飛走安定性
は、緯糸Yの飛走位置と深い関係にある。言い換えれば
緯糸Yの飛走速度及び緯糸の飛走安定性は、緯糸通路T
内の空気流速分布と深い関係にあり、緯糸Yが最高流速
位置である上部角部12d付近を飛走することが最も望
ましい。曲率半径r=0.4mmの上部角部12dを備え
た図2の変形筬10は、緯入れ用補助ノズル6からの空
気主流Sがガイド孔12のいずれの壁面に衝突しても緯
糸Yの飛走を上部角部12dに規制する。その結果、緯
糸Yは、最高流速位置である上部角部12d近傍を特開
平8−74143号公報の従来装置よりもさらに安定し
て飛走する。
面12a1の位置は、開口部12fの先端12gの位置
よりもMh=1mm下げてある。即ち、上壁面12aにお
ける上部角部12d側の位置は、上壁面12aにおける
先端側の位置よりも下げてあり、上部角部12dの近傍
の上壁面12aの部分の位置が先端12g近傍の上壁面
12aの部分の位置よりも低くなっている。上部角部1
2dの位置は、水平壁面12a1の位置よりも更に低く
なっている。そのため、上部角部12dと緯入れ用補助
ノズル6の噴射孔6aとの間の距離が短くなり、上部角
部12d付近における空気流速が上昇する。その結果、
緯糸Yは、最高流速位置である上部角部12d近傍を特
開平11−140748号公報の従来装置よりもさらに
高速で飛走する。
用いた場合の緯糸通路T内の上部角部12dにおける空
気流速を示す。横軸は、緯入れ用補助ノズル6から緯入
れ方向への距離を表す。曲線G1は、特開平11−14
0748号公報に開示の変形筬を用いた場合の緯糸通路
T内の上部角部における空気流速を示す。曲線G2は、
図35の変形筬7を用いた場合の緯糸通路T内の上部角
部8dにおける空気流速を示す。曲線G3は、図27の
変形筬2を用いた場合の緯糸通路T内の上部角部4dに
おける空気流速を示す。水平壁面12a1を傾斜壁面1
2a2よりも下げた変形筬10は、上部角部12dにお
ける空気流速が特開平11−140748号公報に開示
の変形筬に比べても全般的に高くなる。
の一部は、隣接する筬羽11間から漏洩する。この漏洩
割合が多ければ緯入れ方向P側へ流れる空気流の流速が
低下し、緯糸Yの飛走速度が低下する。ガイド孔12の
壁面に形成された傾斜面は、筬羽11間からの空気漏洩
を抑制するものであり、この傾斜面は、緯糸Yの高速飛
走の向上に寄与する。上壁面12aにおける傾斜面の傾
斜角θa及び上部角部12dにおける傾斜面の傾斜角θ
dは、他の傾斜面の傾斜角θb,θc,θeに比べて2
倍程度大きくしてある。そのため、開口部12f側の下
方の緯入れ用補助ノズル6から上部角部12dに向けら
れる空気主流Sは、上壁面12a及び上部角部12dで
の洩れ割合を抑制される。その結果、緯糸Yの高速飛走
を損なうことなく、要求される緯糸飛走速度の達成のた
めの空気消費量を低減することができる。
20°とし、傾斜角θb,θc,θeの範囲を5°〜1
5°とし、かつ傾斜角θa,θdを傾斜角θb,θc,
θeよりも大きくすることが緯糸の高速飛走と安定飛走
とを両立する上で好ましい。
dを除いた壁面、即ち奥壁面12b、下壁面12c及び
下部角部12eにおける各傾斜面の傾斜角θb,θc,
θeは、従来の変形筬の場合と同程度である。傾斜角θ
b,θc,θeは、傾斜角θa,θdに比べて小さいた
め、奥壁面12b、下壁面12c及び下部角部12eで
の筬羽11間からの空気漏洩は、徐々に行われる。本願
発明者は、傾斜角θa,θdを傾斜角θb,θc,θe
よりも大きくした場合と、特開平8−74143号公報
の従来装置の場合とで緯糸の飛走安定性の比較実験を行
った。その結果、本願発明者は、傾斜角θa,θdを傾
斜角θb,θc,θeよりも大きくした変形筬が特開平
8−74143号公報の従来装置よりも更に安定した緯
糸飛走をもたらすことを確認した。
は、下壁面12cにおける延出寸法Wcと緯糸Yの飛走
速度との関係を実験で求めたデータである。曲線H1
は、図2の変形筬10を用いた場合の実験データであ
る。曲線H2は、図35の変形筬7を用いた場合の実験
データであり、曲線H3は、図27の変形筬2を用いた
場合の実験データである。図15の曲線I1,I2,I
3は、下壁面12cにおける延出寸法Wcと緯糸Yの飛
走トラブル発生頻度との関係を実験で求めたデータであ
る。曲線I1は、図2の変形筬10を用いた場合の実験
データである。曲線I2は、図35の変形筬7を用いた
場合の実験データであり、曲線I3は、図27の変形筬
2を用いた場合の実験データである。
定の緯入れ末端側に到達しない状態として把握される。
これらの実験では、上壁面における奥壁面からの延出寸
法は一定にしてある。又、下壁面の先端から噴射孔6a
までの距離L2は一定にしてあり、かつ緯入れ用補助ノ
ズル6からの空気主流Sが常に上部角部を向くようにし
てある。さらに、緯入れ用補助ノズル6からの噴射空気
流量も一定にしてある。
かるように、変形筬10及び変形筬7では、下壁面12
c,8cの延出寸法Wcを短くしてゆくと、緯糸Yの飛
走トラブル発生頻度の増加を抑制したまま緯糸Yの飛走
速度を上げてゆくことができる。下壁面12cにおける
延出寸法Wcを4mmとした本実施の形態では、下壁面8
cにおける延出寸法Wcを7mmとした特開平8−741
43号公報に開示の変形筬7の場合よりも緯糸飛走速度
がさらに上昇している。しかし、延出寸法Wcが2mm以
下になると、上壁面12a、奥壁面12b及び下壁面1
2cによって形成される緯糸通路Tの持つ空気流拡散抑
制機能が弱まり、緯糸通路T内における均整のとれた空
気流速分布が得られなくなる。このような状態になる
と、緯糸飛走速度が低下し始め、しかも緯糸Yが緯糸通
路Tから飛び出すといったことによる緯糸飛走トラブル
の発生頻度も増加する。図15の実験データから判断し
て、下壁面12cにおける延出寸法Wcが上壁面12a
における延出寸法Waの25%〜55%の範囲にある構
成が望ましい。
部角部12dの曲率半径rと緯糸の飛走トラブルの頻度
との関係を示す実験データである。この実験は、緯糸を
標準的な綿40番、織機回転数を900rpm、空気流
量を一定とした条件で行なったものである。上部角部1
2dの曲率半径rを1mm以下とすれば、上部角部4dの
曲率半径を2mm程度とした図27の変形筬2を用いた場
合の飛走トラブル頻度の1/5程度に少なくすることが
できる。
dに繋がる水平壁面12a1を開口部12fの先端12
g側の傾斜壁面12a2よりも低くなるような形状にし
てあり、奥壁面12bの高さ寸法を小さくする構成が採
用されている。図17のグラフにおける曲線M1は、上
壁面12aの延出寸法Waに対する奥壁面12bの高さ
寸法Wbの寸法比Wb/Waと、緯糸飛走速度との関係
を示す実験データである。図17のグラフにおける曲線
N1は、寸法比Wb/Waと緯糸飛走トラブルの発生頻
度との関係を示す実験データである。
4程度のときに最も速い。寸法比Wb/Waが0.25
以下になると、緯糸飛走速度が急激に低下する。これ
は、奥壁面12bの高さ寸法Wbが小さくなって緯入れ
用補助ノズル6からの空気噴流が上壁面12a及び下壁
面12cに衝突し、筬羽11間からの空気漏洩が上壁面
12a及び下壁面12cで多くなるからである。上壁面
12a及び下壁面12cでの空気漏洩が多くなると、上
部角部12dの近傍での空気流速が低下し、緯糸飛走速
度が急激に低下する。又、寸法比Wb/Waが0.4以
下になると、ガイド孔12の面積が小さくなり過ぎ、緯
糸飛走トラブルが増大する。従って、寸法比Wb/Wa
は、0.4以上が望ましい。しかし、寸法比Wb/Wa
が0.4以上の領域で大きくなるにつれて緯糸飛走速度
が低下してゆくため、寸法比Wb/Waは、0.4〜
0.6が望ましい。
さくすると、図19に示すように筬打ち時に変形筬10
の上壁面12aと織布Wの上面とが干渉し、織布の品質
が低下する。織布品質の低下の回避を考慮した場合に
も、寸法比Wb/Waは、0.4〜0.6が望ましい。
2は、水平壁面12a1と開口部12fの先端12gと
の間における上下方向の距離Mhと、緯糸飛走速度との
関係を示す実験データである。図18のグラフにおける
曲線N2は、距離Mhと緯糸飛走トラブルの発生頻度と
の関係を示す実験データである。
部角部12dと緯入れ用補助ノズル6の噴射孔6aとの
距離が短くなる。そのため、上部角部12dにおける空
気流速が上昇し、緯糸Yの飛走速度が高まる。緯糸飛走
速度は、距離Mh=1.2mm程度の場合に最も速く、距
離Mhが2.5mm以上になると、緯糸飛走速度が急激に
低下する。これは、奥壁面12bの高さ寸法Wbが小さ
くなって緯入れ用補助ノズル6からの空気噴流が上壁面
12a及び下壁面12cに衝突し、筬羽11間からの空
気漏洩が上壁面12a及び下壁面12cで多くなるから
である。上壁面12a及び下壁面12cでの空気漏洩が
多くなると、上部角部12dの近傍での空気流速が低下
し、緯糸飛走速度が急激に低下する。又、距離Mhが
1.5mm以上になると、ガイド孔12の面積が小さくな
り過ぎ、緯糸飛走トラブルが増大する。従って、距離M
hは、0mm〜1.5mmが望ましい。
ると、図19に示すように筬打ち時に変形筬10の上壁
面12aと織布Wの上面とが干渉し、織布の品質が低下
する。織布品質の低下の回避を考慮した場合にも、距離
Mhは、0mm〜1.5mmが望ましい。
下壁面12c、上部角部12d及び下部角部12eの各
傾斜面の両端部は、円弧形状の面取部12rにしてあ
る。図20のグラフにおける曲線Jは、筬羽11の板厚
tと筬羽11の板の厚みの方向におけるストレート部1
2sの幅uとの寸法比u/tと、緯糸飛走速度との関係
を示す実験データである。寸法比u/tを0.4以上と
すれば、緯糸飛走速度が」高い状態に保たれる。しか
し、織機上の織布Wの両端や緯入れ用補助ノズル6の近
傍の経糸Zは、筬羽11とは平行にならず、僅かに傾
く。そのため、寸法比u/tを0.8よりも大きくする
と、経糸開口運動に伴う経糸Zと面取部12rとの接触
抵抗が大きくなり、経糸Zが傷ついて織布品質が低下す
る。糸強力の弱い経糸Zの場合には、経糸切れが発生す
る場合もある。従って、寸法比u/tは、0.4〜0.
8の範囲が望ましい。
態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ
符号が付してある。この実施の形態では、下壁面の延出
寸法Wc,Wc1が異なる2種類の筬羽11,11Aを
用いて変形筬10Aを構成している。緯入れ用補助ノズ
ル6の取り付け部付近には延出寸法Wcが4mmの筬羽1
1を用い、前記取り付け部を除く部分には延出寸法Wc
1が7mmの筬羽11Aを用いている。
面12aにおける奥壁面12bからの延出寸法Waは1
0mm、奥壁面12bにおける上下の寸法Wbは4mmとな
っている。緯入れ用補助ノズル6の管軸から緯糸通路T
の上流側へ3mmの位置と、下流側へ15mmの位置との間
では延出寸法Wcが4mmの筬羽11が用いられ、それ以
外の部分では延出寸法Wc1が7mmの筬羽11Aが用い
られている。筬羽11から緯入れ用補助ノズル6の噴射
孔6aまでの距離L1,L2及びその他の構成は第1実
施の形態と同じにしてある。そして、緯入れ用補助ノズ
ル6からの空気主流Sは、第1の実施の形態と同様に上
部角部12dに向けられている。
形態の場合と同様に緯糸は高速で飛走する。本発明では
以下のような実施の形態も可能である。
うに、上壁面12aの形状を上部角部12dから直線的
に開口部12f側に向かうにつれて上り傾斜とするこ
と。 (2)図24に示す第4の実施の形態のように、上部角
部12dから直線的に開口部12f側に向かうにつれて
上り傾斜となる傾斜壁面12a3と、傾斜壁面12a3
の先端に繋がる水平壁面12a4とから12aを構成す
ること。
うに、上壁面12aの形状を上部角部12dから凸曲線
的に開口部12f側に向かうにつれて上り傾斜とするこ
と。 (4)図26に示す第6の実施の形態のように、上壁面
12aの形状を上部角部12dから凹曲線的に開口部1
2f側に向かうにつれて上り傾斜とすること。
曲面形状とすること。 (6)各傾斜面の両端部を平面で面取り形状にするこ
と。 前記した実施の形態から把握できる請求項記載以外の発
明について以下に記載する。
ガイド孔を有する筬羽を緯入れ方向に多数列設して緯糸
通路を形成するエアジェットルーム用の変形筬におい
て、前記上壁面と前記奥壁面との間の上部角部の曲率半
径を前記下壁面と前記奥壁面との間の下部角部の曲率半
径よりも小さくし、前記上壁面における前記上部角部の
近傍の位置を前記上壁面における先端側の位置よりも下
げたエアジェットルーム用の変形筬。
〔1〕項のいずれか1項において、前記上部角部を前記
上壁面よりも下げたエアジェットルーム用の変形筬。
部角部を曲面とすると共に、前記ガイド孔の下壁面と奥
壁面とを繋ぐ下部角部の曲率半径よりも前記上部角部の
曲率半径を小さくしたので、緯糸が上部角部付近を安定
して飛走する。これに加え、上壁面における前記上部角
部側の位置を上壁面における先端側の位置よりも下げた
ので、緯糸飛走の高速性が高まる。
発明は、緯糸の飛走安定の確実性を高める。前記ガイド
孔の下壁面における前記奥壁面からの延出寸法を前記上
壁面における前記奥壁面からの延出寸法の25%〜55
%とした発明では、緯入れ用補助ノズルの噴射孔を緯糸
の飛走する上部角部に近づけて緯糸通路内の空気流速を
高く保つことができる。そのため、緯糸飛走速度の高速
化ひいては空気消費量を削減し得るという効果が得られ
る。
斜角を他の壁面の傾斜面の傾斜角よりも大きくした発明
では、緯糸が上部角部付近を高速で安定飛走する効果が
得られる。
部及び下壁面の各傾斜面の両端部を面取形状にした発明
は、経糸開口運動に伴う経糸と傾斜面の端部との接触抵
抗を小さくして織布品質を向上する。
大斜視図。
衝突した場合のその後の推移を示す要部拡大側面図。
衝突した場合のその後の推移を説明する要部拡大側面
図。
部に衝突した場合のその後の推移を説明する要部拡大側
面図。
からの空気主流の推移を示すF−F線断面図。
からの空気主流の推移を示すG−G線断面図。
ルからの空気主流の推移を示すH−H線断面図。
内における上部角部付近の緯入れ方向の空気流速分布
図。
ラブル発生頻度との関係を説明するグラフ。
生頻度との関係を説明するグラフ。
及び奥壁面の高さ寸法と緯糸の飛走トラブル発生頻度と
の関係を説明するグラフ。
Mhと緯糸の飛走トラブル発生頻度との関係を説明する
グラフ。
側面図。
比と、緯糸飛走速度との関係を説明するグラフ。
図の組み合わせ図。
変形筬の上壁面に衝突した場合のその後の推移を示す要
部拡大側面図。
変形筬の奥壁面に衝突した場合のその後の推移を説明す
る要部拡大側面図。
変形筬の上部角部に衝突した場合のその後の推移を説明
する要部拡大側面図。
ルからの空気主流の推移を示すI−I線断面図。
ルからの空気主流の推移を示すJ−J線断面図。
ルからの空気主流の推移を示すK−K線断面図。
分布状態を説明する要部拡大側面図。
12a…上壁面。12b…奥壁面。12c…下壁面。1
2d…上部角部。12e…下部角部。12a1…水平壁
面。12a2…傾斜壁面。12s…ストレート部。12
r…面取形状の面取部。
Claims (9)
- 【請求項1】上壁面、下壁面及び奥壁面からなるガイド
孔を有する筬羽を緯入れ方向に多数列設して緯糸通路を
形成するエアジェットルーム用の変形筬において、 前記上壁面と前記奥壁面との間の上部角部の曲率半径を
前記下壁面と前記奥壁面との間の下部角部の曲率半径よ
りも小さくし、前記上壁面における前記上部角部側の位
置を前記上壁面における先端側の位置よりも下げたエア
ジェットルーム用の変形筬。 - 【請求項2】前記上壁面は、平面を備えた水平壁面と、
平面を備えた傾斜壁面とからなる請求項1に記載のエア
ジェットルーム用の変形筬。 - 【請求項3】前記上部角部の曲率半径を1mm以下とした
請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載のエアジェ
ットルーム用の変形筬。 - 【請求項4】前記奥壁面の長さを前記上壁面の長さの4
0〜60%とした請求項1乃至請求項3のいずれか1項
に記載のエアジェットルーム用の変形筬。 - 【請求項5】少なくとも一部の前記ガイド孔の前記下壁
面における前記奥壁面からの延出寸法を前記上壁面にお
ける前記奥壁面からの延出寸法の25%〜55%とした
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のエアジェ
ットルーム用の変形筬。 - 【請求項6】緯入れ方向へ向かうにつれて緯糸通路側へ
入り込む傾斜面を前記上壁面、前記上部角部の壁面、前
記奥壁面、前記下部角部及び前記下壁面に設け、前記上
壁面及び前記上部角部の壁面の各傾斜面の傾斜角を他の
壁面の傾斜面の傾斜角よりも大きくした請求項1乃至請
求項5のいずれか1項に記載のエアジェットルーム用の
変形筬。 - 【請求項7】前記上壁面及び前記上部角部の壁面の各傾
斜面の傾斜角を10°〜20°とし、前記奥壁面、前記
下部角部の壁面及び前記下壁面の各傾斜面の傾斜角を5
°〜15°とし、前記奥壁面、前記下部角部の壁面及び
前記下壁面の各傾斜面の傾斜角は、前記上壁面及び前記
上部角部の壁面の各傾斜面の傾斜角よりも小さくした請
求項6のいずれか1項に記載のエアジェットルーム用の
変形筬。 - 【請求項8】前記上壁面、前記上部角部の壁面、前記奥
壁面、前記下部角部及び前記下壁面の各傾斜面の両端部
を面取形状にした請求項6及び請求項7のいずれか1項
に記載のエアジェットルーム用の変形筬。 - 【請求項9】前記傾斜面における前記面取り形状の端部
以外を平面形状のストレート部とし、前記筬羽の板の厚
み方向における前記ストレート部の幅を前記筬羽の板厚
の0.4〜0.8とした請求項8に記載のエアジェット
ルーム用の変形筬。
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