JP2003268793A - 地層の集排水部材 - Google Patents
地層の集排水部材Info
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- JP2003268793A JP2003268793A JP2002068081A JP2002068081A JP2003268793A JP 2003268793 A JP2003268793 A JP 2003268793A JP 2002068081 A JP2002068081 A JP 2002068081A JP 2002068081 A JP2002068081 A JP 2002068081A JP 2003268793 A JP2003268793 A JP 2003268793A
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地層内への施工を簡便に行うことができ、集
排水機能を長期間維持することができ、しかも耐久性に
優れた地層の集排水部材を、簡単かつ安価な構成で提供
する。 【解決手段】 集排水部材1は、濾過・集水部20およ
びこれに挿入連結された集排水管30からなる集排水部
材本体10と、この本体下端部に嵌合・接着固定された
排水ソケット41および端部閉鎖ソケット43とからな
る。濾過・集水部20は、プラスチック製で断面波型の
立体網21の左右側面に厚手の不織布からなる第1、第
2の側面フィルタ22,23と、立体網の頂部に厚手の
不織布からなる頂部フィルタ25と、立体網の下端部に
薄手の不織布からなる下端部フィルタ24とを接着固定
して構成する。この集排水部材は地層内の浅い位置に埋
設して使用する。地層内のシルト等を含む水は濾過・集
水部20で濾過・集水され、この濾過水は集排水管30
内をソケット43側からソケット41側に流過し、排水
ノズル41bおよび適宜の排水配管系を介して地層外に
排出される。
排水機能を長期間維持することができ、しかも耐久性に
優れた地層の集排水部材を、簡単かつ安価な構成で提供
する。 【解決手段】 集排水部材1は、濾過・集水部20およ
びこれに挿入連結された集排水管30からなる集排水部
材本体10と、この本体下端部に嵌合・接着固定された
排水ソケット41および端部閉鎖ソケット43とからな
る。濾過・集水部20は、プラスチック製で断面波型の
立体網21の左右側面に厚手の不織布からなる第1、第
2の側面フィルタ22,23と、立体網の頂部に厚手の
不織布からなる頂部フィルタ25と、立体網の下端部に
薄手の不織布からなる下端部フィルタ24とを接着固定
して構成する。この集排水部材は地層内の浅い位置に埋
設して使用する。地層内のシルト等を含む水は濾過・集
水部20で濾過・集水され、この濾過水は集排水管30
内をソケット43側からソケット41側に流過し、排水
ノズル41bおよび適宜の排水配管系を介して地層外に
排出される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地層の集排水部材に
関し、より詳しくは、擁壁裏面側の地層内や、競技場の
地層内等の水を濾過しつつ集水して排水する集排水部材
の構造に関し、特に、長期間優れた集排水機能を維持
し、施工作業が簡便・容易なうえ、安価に提供すること
ができる集排水部材に関するものである。
関し、より詳しくは、擁壁裏面側の地層内や、競技場の
地層内等の水を濾過しつつ集水して排水する集排水部材
の構造に関し、特に、長期間優れた集排水機能を維持
し、施工作業が簡便・容易なうえ、安価に提供すること
ができる集排水部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】擁壁裏面側の地層内の水を集排水するた
めの構造(擁壁排水ドレン構造)として、図12または
図13に示すものが知られている。これらは、地層側面
に接して設けられる擁壁の裏面に作用する土圧の上昇を
防止するため、地層内の水を集排水するもので、擁壁と
地層との接合部に設けられる。
めの構造(擁壁排水ドレン構造)として、図12または
図13に示すものが知られている。これらは、地層側面
に接して設けられる擁壁の裏面に作用する土圧の上昇を
防止するため、地層内の水を集排水するもので、擁壁と
地層との接合部に設けられる。
【0003】図12に示す排水ドレン構造では、大小さ
まざまな大きさの砕石131を前記接合部の掘削穴内に
充填した後、地層の埋め戻しを行う。また、図13に示
すものでは、重量物である栗石等の砕石を用いる替わり
に、腰があり外力が加わらない自然な状態では固形状を
保つ、合成樹脂からなる繊維状部材(繊維ロック)13
2を前記掘削穴に充填した後、地層の埋め戻しを行う。
なお、図12,13において、上半部は施工直後の排水
ドレン構造の状態を示し、下半部は集排水機能が低下し
た排水ドレン構造の状態を示している。
まざまな大きさの砕石131を前記接合部の掘削穴内に
充填した後、地層の埋め戻しを行う。また、図13に示
すものでは、重量物である栗石等の砕石を用いる替わり
に、腰があり外力が加わらない自然な状態では固形状を
保つ、合成樹脂からなる繊維状部材(繊維ロック)13
2を前記掘削穴に充填した後、地層の埋め戻しを行う。
なお、図12,13において、上半部は施工直後の排水
ドレン構造の状態を示し、下半部は集排水機能が低下し
た排水ドレン構造の状態を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図12の排
水ドレン構造にあっては、その下半部に示すように、砕
石131同士間に大きな隙間が生じ、この隙間にシルト
133を含有する水が入り込み、この隙間にシルト13
3(silt:沈泥)が詰まる。このため、短期間のう
ちに擁壁119の排水用横引き孔124が詰まり、排水
が円滑に行われなくなってしまう問題があった。また、
砕石131が重量物であるため、施工の作業性が良くな
いし、砕石層に緩衝性がないため、シルト133が詰ま
ると、逆に擁壁を押圧するという問題があった。
水ドレン構造にあっては、その下半部に示すように、砕
石131同士間に大きな隙間が生じ、この隙間にシルト
133を含有する水が入り込み、この隙間にシルト13
3(silt:沈泥)が詰まる。このため、短期間のう
ちに擁壁119の排水用横引き孔124が詰まり、排水
が円滑に行われなくなってしまう問題があった。また、
砕石131が重量物であるため、施工の作業性が良くな
いし、砕石層に緩衝性がないため、シルト133が詰ま
ると、逆に擁壁を押圧するという問題があった。
【0005】一方、図13に示す排水ドレン構造では、
繊維状部材132が軽量であることから、施工の作業性
は良いものの、これに腰があればあるほど水の流入速度
が高くなり、早期に繊維状部材132内にシルトが詰ま
って流水性が悪化して土圧が上昇してしまう。また、逆
に腰が不足する場合には、図13の下半部に示すよう
に、繊維状部材132が短期間のうちに土圧で圧縮変形
する結果、この繊維状部材全体にシルトが充填されて流
水性が悪化したり、緩衝材として機能しなくなったりす
る問題があった。
繊維状部材132が軽量であることから、施工の作業性
は良いものの、これに腰があればあるほど水の流入速度
が高くなり、早期に繊維状部材132内にシルトが詰ま
って流水性が悪化して土圧が上昇してしまう。また、逆
に腰が不足する場合には、図13の下半部に示すよう
に、繊維状部材132が短期間のうちに土圧で圧縮変形
する結果、この繊維状部材全体にシルトが充填されて流
水性が悪化したり、緩衝材として機能しなくなったりす
る問題があった。
【0006】本発明は従来技術の上記問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、集排水機能を長期間維持する
ことができる集排水部材を、簡単かつ安価な構成で提供
することにある。また、本発明の目的は地層内への施工
を簡便に行うことができる集排水部材を提供することで
ある。また本発明は、地層内での耐久性に優れた集排水
部材を提供することである。さらに本発明は、擁壁裏面
側の地層内の水を集排水するのに用いることができるだ
けでなく、野球場・サッカー場・ゴルフ場合等の地面に
溜まろうとする雨水等を短時間に円滑に、濾過しつつ集
排水することができる集排水部材を提供することであ
る。
れたもので、その目的は、集排水機能を長期間維持する
ことができる集排水部材を、簡単かつ安価な構成で提供
することにある。また、本発明の目的は地層内への施工
を簡便に行うことができる集排水部材を提供することで
ある。また本発明は、地層内での耐久性に優れた集排水
部材を提供することである。さらに本発明は、擁壁裏面
側の地層内の水を集排水するのに用いることができるだ
けでなく、野球場・サッカー場・ゴルフ場合等の地面に
溜まろうとする雨水等を短時間に円滑に、濾過しつつ集
排水することができる集排水部材を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明(請求項1)は、地層内の水を濾過しつつ集水し、該
濾過水を地層外に排水するための地層の集排水部材であ
って、当該集排水部材の本体は濾過・集水部と、この濾
過・集水部に挿入固定された集排水管とを備えてなり、
濾過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立体網
の両側面に取り付けられた不織布からなる側面フィルタ
と、立体網の頂部に取り付けられた不織布からなる頂部
フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下端部が
集排水管内の上方部に挿入固定されていることを特徴と
する地層の集排水部材である。
明(請求項1)は、地層内の水を濾過しつつ集水し、該
濾過水を地層外に排水するための地層の集排水部材であ
って、当該集排水部材の本体は濾過・集水部と、この濾
過・集水部に挿入固定された集排水管とを備えてなり、
濾過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立体網
の両側面に取り付けられた不織布からなる側面フィルタ
と、立体網の頂部に取り付けられた不織布からなる頂部
フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下端部が
集排水管内の上方部に挿入固定されていることを特徴と
する地層の集排水部材である。
【0008】また本発明(請求項2)は、地層内の水を
濾過しつつ集水し、該濾過水を地層外に排水するための
地層の集排水部材であって、当該集排水部材の本体は濾
過・集水部と、この濾過・集水部に挿入固定された集排
水管とを備えてなり、濾過・集水部は、全体が概ね板状
の立体網と、該立体網の一方の側面に取り付けられた不
織布からなる側面フィルタと、他方の側面に取り付けら
れた通水防止用の遮蔽板と、立体網の頂部に取り付けら
れた不織布からなる頂部フィルタとを備えて構成され、
濾過・集水部の下端部が集排水管内の上方部に挿入固定
されていることを特徴とする地層の集排水部材である。
濾過しつつ集水し、該濾過水を地層外に排水するための
地層の集排水部材であって、当該集排水部材の本体は濾
過・集水部と、この濾過・集水部に挿入固定された集排
水管とを備えてなり、濾過・集水部は、全体が概ね板状
の立体網と、該立体網の一方の側面に取り付けられた不
織布からなる側面フィルタと、他方の側面に取り付けら
れた通水防止用の遮蔽板と、立体網の頂部に取り付けら
れた不織布からなる頂部フィルタとを備えて構成され、
濾過・集水部の下端部が集排水管内の上方部に挿入固定
されていることを特徴とする地層の集排水部材である。
【0009】請求項1,2の発明では、集排水管を例え
ば単一の断面が縦に長いU字型の(管の対向側壁が相当
に高い)管で構成することができる。また、請求項1,
2の集排水部材は、側面フィルタが上下方向に沿う状態
で地層内に埋設される。そして、地層内の水は主に上記
側面フィルタで濾過されつつ立体網内に流入する。立体
網内の濾過水はこれを伝わり、集排水管に流入する。こ
の濾過水は集排水管を流れた後、例えば排水ノズル付き
ソケット、ついで排水配管系を介して地層外に排出され
る。この場合、側面フィルタによる濾過水はそれほど清
澄なものではなく、側面フィルタでは除去しきれない、
粒径がごく細かい泥の粒子を含む泥水であるため、清澄
水に比べて粘度が高くなっている。ところが、この濾過
水は立体網内を伝わりながら降下する間に、立体網内の
空気が濾過水と接触して、その一部がこれに溶解する結
果、その粘度が低下し流動性が高まる。そのため、上記
のように側面フィルタが上下方向に沿う状態で集排水部
材を地層内に埋設した結果、集排水管が水平方向に沿う
ものとなっても、この排水管の排水機能は充分なものに
維持される。
ば単一の断面が縦に長いU字型の(管の対向側壁が相当
に高い)管で構成することができる。また、請求項1,
2の集排水部材は、側面フィルタが上下方向に沿う状態
で地層内に埋設される。そして、地層内の水は主に上記
側面フィルタで濾過されつつ立体網内に流入する。立体
網内の濾過水はこれを伝わり、集排水管に流入する。こ
の濾過水は集排水管を流れた後、例えば排水ノズル付き
ソケット、ついで排水配管系を介して地層外に排出され
る。この場合、側面フィルタによる濾過水はそれほど清
澄なものではなく、側面フィルタでは除去しきれない、
粒径がごく細かい泥の粒子を含む泥水であるため、清澄
水に比べて粘度が高くなっている。ところが、この濾過
水は立体網内を伝わりながら降下する間に、立体網内の
空気が濾過水と接触して、その一部がこれに溶解する結
果、その粘度が低下し流動性が高まる。そのため、上記
のように側面フィルタが上下方向に沿う状態で集排水部
材を地層内に埋設した結果、集排水管が水平方向に沿う
ものとなっても、この排水管の排水機能は充分なものに
維持される。
【0010】また本発明(請求項3)は、地層内の水を
濾過しつつ集水し、該濾過水を地層外に排水するための
地層の集排水部材であって、当該集排水部材の本体は濾
過・集水部と、この濾過・集水部に挿入固定された集排
水管とを備えてなり、該集排水管は断面が概ねU字型の
集水管と断面が適宜形状の排水管とを、前者を後者の上
方に位置させた形態で接続して構成されているととも
に、これら集水管と排水管との接続部に通水孔が形成さ
れ、濾過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立
体網の両側面に取り付けられた不織布からなる側面フィ
ルタと、立体網の頂部に取り付けられた不織布からなる
頂部フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下端
部が集水管内の上方部に挿入固定されていることを特徴
とする地層の集排水部材である。
濾過しつつ集水し、該濾過水を地層外に排水するための
地層の集排水部材であって、当該集排水部材の本体は濾
過・集水部と、この濾過・集水部に挿入固定された集排
水管とを備えてなり、該集排水管は断面が概ねU字型の
集水管と断面が適宜形状の排水管とを、前者を後者の上
方に位置させた形態で接続して構成されているととも
に、これら集水管と排水管との接続部に通水孔が形成さ
れ、濾過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立
体網の両側面に取り付けられた不織布からなる側面フィ
ルタと、立体網の頂部に取り付けられた不織布からなる
頂部フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下端
部が集水管内の上方部に挿入固定されていることを特徴
とする地層の集排水部材である。
【0011】また、本発明(請求項4)は、地層内の水
を濾過しつつ集水し、該濾過水を地層外に排水するため
の地層の集排水部材であって、当該集排水部材の本体は
濾過・集水部と、この濾過・集水部に挿入固定された集
排水管とを備えてなり、該集排水管は断面が概ねU字型
の集水管と断面が適宜形状の排水管とを、前者を後者の
上方に位置させた形態で接続して構成されているととも
に、これら集水管と排水管との接続部に通水孔が形成さ
れ、濾過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立
体網の一方の側面に取り付けられた不織布からなる側面
フィルタと、他方の側面に取り付けられた通水防止用の
遮蔽板と、立体網の頂部に取り付けられた不織布からな
る頂部フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下
端部が集水管内の上方部に挿入固定されていることを特
徴とする地層の集排水部材である。
を濾過しつつ集水し、該濾過水を地層外に排水するため
の地層の集排水部材であって、当該集排水部材の本体は
濾過・集水部と、この濾過・集水部に挿入固定された集
排水管とを備えてなり、該集排水管は断面が概ねU字型
の集水管と断面が適宜形状の排水管とを、前者を後者の
上方に位置させた形態で接続して構成されているととも
に、これら集水管と排水管との接続部に通水孔が形成さ
れ、濾過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立
体網の一方の側面に取り付けられた不織布からなる側面
フィルタと、他方の側面に取り付けられた通水防止用の
遮蔽板と、立体網の頂部に取り付けられた不織布からな
る頂部フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下
端部が集水管内の上方部に挿入固定されていることを特
徴とする地層の集排水部材である。
【0012】これら請求項3,4の集排水部材は、側面
フィルタが上下方向に沿う状態で地層内に埋設される。
そして、地層内の水は主に上記側面フィルタで濾過され
つつ立体網内に流入する。立体網内の濾過水はこれを伝
わり、集水管に流入する。集水管内の濾過水は該集水管
を流れた後、前記通水孔から排水管に落下流入し、排水
管内の水は例えば、排水ノズル付きソケットついで排水
配管系を介して地層外に排出される。
フィルタが上下方向に沿う状態で地層内に埋設される。
そして、地層内の水は主に上記側面フィルタで濾過され
つつ立体網内に流入する。立体網内の濾過水はこれを伝
わり、集水管に流入する。集水管内の濾過水は該集水管
を流れた後、前記通水孔から排水管に落下流入し、排水
管内の水は例えば、排水ノズル付きソケットついで排水
配管系を介して地層外に排出される。
【0013】請求項3,4の集排水部材では、請求項
1,2の場合と同様に立体網による濾過水の粘度低下作
用が生じる。これに加えて、集水管内の上部および排水
管の上部に充分大きな容積の空気層が形成され、立体網
からの濾過水が集水管内に落下するとき、濾過水が集水
管内および排水管内を流れるとき、ならびに、集水管内
の濾過水が前記通水孔から排水管に落下流入するとき
に、これらの空気層と接触する。このため、請求項1,
2の場合よりも高い、濾過水の粘度低下作用が生じるの
で、請求項3,4の集排水管内の濾過水は、請求項1,
2の集排水管よりも迅速に流過・排出される。さらに、
請求項3,4の集排水部材では、集水管と排水管との接
続部により機械的強度が向上し、特に耐屈曲性が高ま
る。さらに、集水管を断面が概ねU字型のものとしたの
で、この集水管の上方部に濾過・集水部の下端部を簡便
に挿入固定して集排水部材を構成することができる。
1,2の場合と同様に立体網による濾過水の粘度低下作
用が生じる。これに加えて、集水管内の上部および排水
管の上部に充分大きな容積の空気層が形成され、立体網
からの濾過水が集水管内に落下するとき、濾過水が集水
管内および排水管内を流れるとき、ならびに、集水管内
の濾過水が前記通水孔から排水管に落下流入するとき
に、これらの空気層と接触する。このため、請求項1,
2の場合よりも高い、濾過水の粘度低下作用が生じるの
で、請求項3,4の集排水管内の濾過水は、請求項1,
2の集排水管よりも迅速に流過・排出される。さらに、
請求項3,4の集排水部材では、集水管と排水管との接
続部により機械的強度が向上し、特に耐屈曲性が高ま
る。さらに、集水管を断面が概ねU字型のものとしたの
で、この集水管の上方部に濾過・集水部の下端部を簡便
に挿入固定して集排水部材を構成することができる。
【0014】請求項1〜4の集排水部材は、地層内の浅
い位置に埋設して使用することが望ましく、これにより
早期に、すなわち地層内の水が地層内下方に流下する前
に集排水することができる。また、これらの集排水部材
では、濾過・集水面の大部分を占める側面フィルタを不
織布で構成したので長期間、優れた濾過・集排水機能が
維持される。また、側面フィルタ(濾過面)を上下方向
に沿わせた状態で集排水部材を地層内に埋設した場合に
は、側面フィルタを水平方向に沿わせた場合に比べて、
濾過面に作用する土圧が著しく低下するので、側面フィ
ルタや立体網の寿命が大幅に向上する。また、請求項
2,4の集排水部材では、上記通水防止用の遮蔽板を介
して擁壁裏面に接着固着して使用することができる。
い位置に埋設して使用することが望ましく、これにより
早期に、すなわち地層内の水が地層内下方に流下する前
に集排水することができる。また、これらの集排水部材
では、濾過・集水面の大部分を占める側面フィルタを不
織布で構成したので長期間、優れた濾過・集排水機能が
維持される。また、側面フィルタ(濾過面)を上下方向
に沿わせた状態で集排水部材を地層内に埋設した場合に
は、側面フィルタを水平方向に沿わせた場合に比べて、
濾過面に作用する土圧が著しく低下するので、側面フィ
ルタや立体網の寿命が大幅に向上する。また、請求項
2,4の集排水部材では、上記通水防止用の遮蔽板を介
して擁壁裏面に接着固着して使用することができる。
【0015】また、本発明に係る地層の集排水部材は、
濾過・集水部の下端部に、下端部フィルタが取り付けら
れていることを特徴とする。側面フィルタでは充分除去
でない、粒径が比較的小さい固形物は、この下端部フィ
ルタで除去されるため、下端部フィルタを設けない場合
に比べて、集排水管内の濾過水の流動性が、したがって
集排水管の排水機能がより高まる。
濾過・集水部の下端部に、下端部フィルタが取り付けら
れていることを特徴とする。側面フィルタでは充分除去
でない、粒径が比較的小さい固形物は、この下端部フィ
ルタで除去されるため、下端部フィルタを設けない場合
に比べて、集排水管内の濾過水の流動性が、したがって
集排水管の排水機能がより高まる。
【0016】また、本発明に係る地層の集排水部材は、
集排水管を構成する集水管と排水管がプラスチックの押
出成形により一体成形されたものであることを特徴とす
る。これにより、集排水管を簡便・安価に提供すること
ができるうえ、この集排水管の可撓性が高まるため、表
面が多少湾曲した擁壁部分等にも容易に対応することが
できる。また、本発明に係る地層の集排水部材は、集水
管が当該集排水部材を構成する前の自由状態において、
幅が上方部に向かって次第に広がる、概ね放物線の断面
形状を有し、その左右の側壁が挟圧弾性変形により互い
に接近自在であり、排水管は断面が概ね楕円形、概ね小
判型または上下方向に長い概ね長方形のものであること
を特徴とする。集水管を上記のように構成したので、濾
過・集水部の下端部を集水管内の上方部に、簡便・容易
に挿入固定することができる。また、排水管の断面形状
を上記ようにしたため、円形の排水管に比べて上下方向
に長排水管となり、排水管内の上部に充分な容積の空気
層が保持されるので、集水管から落下する濾過水の空気
層との接触時間が長くなる結果、濾過水の流動性向上作
用が高まる。
集排水管を構成する集水管と排水管がプラスチックの押
出成形により一体成形されたものであることを特徴とす
る。これにより、集排水管を簡便・安価に提供すること
ができるうえ、この集排水管の可撓性が高まるため、表
面が多少湾曲した擁壁部分等にも容易に対応することが
できる。また、本発明に係る地層の集排水部材は、集水
管が当該集排水部材を構成する前の自由状態において、
幅が上方部に向かって次第に広がる、概ね放物線の断面
形状を有し、その左右の側壁が挟圧弾性変形により互い
に接近自在であり、排水管は断面が概ね楕円形、概ね小
判型または上下方向に長い概ね長方形のものであること
を特徴とする。集水管を上記のように構成したので、濾
過・集水部の下端部を集水管内の上方部に、簡便・容易
に挿入固定することができる。また、排水管の断面形状
を上記ようにしたため、円形の排水管に比べて上下方向
に長排水管となり、排水管内の上部に充分な容積の空気
層が保持されるので、集水管から落下する濾過水の空気
層との接触時間が長くなる結果、濾過水の流動性向上作
用が高まる。
【0017】また、本発明に係る地層の集排水部材は、
立体網がプラスチック製であることを特徴とする。この
立体網は例えば、平面状の網を波型に成形した形状を有
し、波型の片側に適宜ピッチで配列されている頂部が当
該立体網の一方の側面を形成し、他側に適宜ピッチで配
列されている頂部が当該立体網の他側の面を形成してい
ることを特徴とする。立体網がプラスチック製であるた
め、軽量で安価に提供することができる。
立体網がプラスチック製であることを特徴とする。この
立体網は例えば、平面状の網を波型に成形した形状を有
し、波型の片側に適宜ピッチで配列されている頂部が当
該立体網の一方の側面を形成し、他側に適宜ピッチで配
列されている頂部が当該立体網の他側の面を形成してい
ることを特徴とする。立体網がプラスチック製であるた
め、軽量で安価に提供することができる。
【0018】さらに、本発明に係る集排水部材では側面
フィルタとして、合成繊維を3次元的に絡ませた厚手の
不織布からなるものを使用することが望ましい。このよ
うな側面フィルタによれば長期間、地層内のシルトを含
む水を安定して、かつ円滑に濾過・集水することができ
る。その理由は、この側面フィルタでは通水通路が3次
元的に形成されているうえ、3次元的に絡み合う合成繊
維でシルトが捕捉されため、側面フィルタが比較的大量
のシルトを捕捉した状態でも、通常の平面的な布状のフ
ィルタと違って、通水通路が十分確保された状態に維持
されるからである。
フィルタとして、合成繊維を3次元的に絡ませた厚手の
不織布からなるものを使用することが望ましい。このよ
うな側面フィルタによれば長期間、地層内のシルトを含
む水を安定して、かつ円滑に濾過・集水することができ
る。その理由は、この側面フィルタでは通水通路が3次
元的に形成されているうえ、3次元的に絡み合う合成繊
維でシルトが捕捉されため、側面フィルタが比較的大量
のシルトを捕捉した状態でも、通常の平面的な布状のフ
ィルタと違って、通水通路が十分確保された状態に維持
されるからである。
【0019】また本発明の集排水部材は、集排水管の両
端部が全面的に開放されていることを特徴とする。ま
た、集排水管の両端部が全面的に開放され、かつ濾過・
集水部の長手方向両端部が集排水管の端部よりも外側に
延びていることを特徴とする。これらの集排水部材で
は、複数を相互に簡単に連結して長尺物を構成すること
ができる。また、本発明の集排水部材を作製するに際し
ては、側面フィルタ、頂部フィルタおよび下端部フィル
タを立体網に、集排水管を濾過・集水部に、それぞれ速
乾接着剤で接着固定することができる。このように速乾
接着剤で接着することで、簡便・迅速に集排水部材を製
造することができる。
端部が全面的に開放されていることを特徴とする。ま
た、集排水管の両端部が全面的に開放され、かつ濾過・
集水部の長手方向両端部が集排水管の端部よりも外側に
延びていることを特徴とする。これらの集排水部材で
は、複数を相互に簡単に連結して長尺物を構成すること
ができる。また、本発明の集排水部材を作製するに際し
ては、側面フィルタ、頂部フィルタおよび下端部フィル
タを立体網に、集排水管を濾過・集水部に、それぞれ速
乾接着剤で接着固定することができる。このように速乾
接着剤で接着することで、簡便・迅速に集排水部材を製
造することができる。
【0020】さらに本発明の集排水部材(請求項12)
は、以上の集排水部材本体と、集排水管にその外側から
挿入固定された、漏水防止用の端部閉鎖ソケットおよび
排水ノズルが突設された排水ソケットとにより構成され
た集排水部材であって、端部閉鎖ソケットは集排水管の
長手方向一端部に固定され、排水ソケットは集排水管の
長手方向他端部に固定されていることを特徴とする。
は、以上の集排水部材本体と、集排水管にその外側から
挿入固定された、漏水防止用の端部閉鎖ソケットおよび
排水ノズルが突設された排水ソケットとにより構成され
た集排水部材であって、端部閉鎖ソケットは集排水管の
長手方向一端部に固定され、排水ソケットは集排水管の
長手方向他端部に固定されていることを特徴とする。
【0021】さらに本発明の集排水部材(請求項13)
は、以上の集排水部材本体同士を連結ソケットで接続し
た後、漏水防止用の端部閉鎖ソケットおよび、排水ノズ
ルが突設された排水ノズルを集排水管に、その外側から
挿入固定して構成された集排水部材であって、接続する
べき本体を構成する濾過・集水部の長手方向端部同士を
接触させ、隣り合う集排水管に断面が適宜形状の連結ソ
ケットを、これら集排水管の双方の一端部に跨がった状
態で挿入固定し、さらに一方の集排水部材本体の集排水
管の他端部に端部閉鎖ソケットを、他方の集排水部材本
体の集排水管の他端部に排水ソケットを、それぞれ挿入
固定したことを特徴とする。
は、以上の集排水部材本体同士を連結ソケットで接続し
た後、漏水防止用の端部閉鎖ソケットおよび、排水ノズ
ルが突設された排水ノズルを集排水管に、その外側から
挿入固定して構成された集排水部材であって、接続する
べき本体を構成する濾過・集水部の長手方向端部同士を
接触させ、隣り合う集排水管に断面が適宜形状の連結ソ
ケットを、これら集排水管の双方の一端部に跨がった状
態で挿入固定し、さらに一方の集排水部材本体の集排水
管の他端部に端部閉鎖ソケットを、他方の集排水部材本
体の集排水管の他端部に排水ソケットを、それぞれ挿入
固定したことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。 第1の実施の形態 図1は集排水部材の全体構造を示す概略横断面図、図2
はその右側面図である。図3は集排水部材本体を構成す
る立体網を示すもので、(a)は展開図、(b)はその
上面図、(c)は(b)のA部拡大断面図である。図4
は集排水部材を構成する集排水管を示すもので、(a)
は組付前(自由状態の)横断面図、(b)は上面図であ
る。図5は集排水部材を構成する排水ソケットを示すも
ので、(a)は正面図、(b)はそのB−B線による横
断面図である。図6は集排水部材を構成する端部閉鎖ソ
ケットを示すもので、(a)は正面図、(b)はそのC
−C線による横断面図である。なお、図2では図面を読
みやすくするため、下端部フィルタ24、排水ソケット
41および端部閉鎖ソケット43が、意図的に一点鎖線
で示されている。
面を参照しながら説明する。 第1の実施の形態 図1は集排水部材の全体構造を示す概略横断面図、図2
はその右側面図である。図3は集排水部材本体を構成す
る立体網を示すもので、(a)は展開図、(b)はその
上面図、(c)は(b)のA部拡大断面図である。図4
は集排水部材を構成する集排水管を示すもので、(a)
は組付前(自由状態の)横断面図、(b)は上面図であ
る。図5は集排水部材を構成する排水ソケットを示すも
ので、(a)は正面図、(b)はそのB−B線による横
断面図である。図6は集排水部材を構成する端部閉鎖ソ
ケットを示すもので、(a)は正面図、(b)はそのC
−C線による横断面図である。なお、図2では図面を読
みやすくするため、下端部フィルタ24、排水ソケット
41および端部閉鎖ソケット43が、意図的に一点鎖線
で示されている。
【0023】図1および図2に示すように、集排水部材
1は、集排水部材本体10(以下、本体と略記すること
がある)と、これの下端部に嵌合・接着固定された排水
ソケット41および端部閉鎖ソケット43とからなる。
本体10は、濾過・集水部20と、これの下端部に連結
された集排水管30とからなり、この集排水管は集水管
31と排水管32とからなる。濾過・集水部20は地層
内の水(シルト等を含む)を濾過しつつ集水し、集排水
管30は濾過・集水部20からの濾過水を案内流過させ
るためのものである。上記ソケット類は、上記濾過水を
的確に地層外に排水するための導出部材である。排水ソ
ケット41は集排水管30の一端部を閉鎖して漏水を防
止するとともに、この集排水管内を流過する濾過水を、
この排水ソケット41と一体の排水ノズル41bを介し
て地層外へ導出するためのものである。端部閉鎖ソケッ
ト43は、集排水管30の他端部を閉鎖して漏水を防止
するためのものである。以下、この集排水部材1の構造
を、必要に応じて、その組立て手順とともに説明する。
1は、集排水部材本体10(以下、本体と略記すること
がある)と、これの下端部に嵌合・接着固定された排水
ソケット41および端部閉鎖ソケット43とからなる。
本体10は、濾過・集水部20と、これの下端部に連結
された集排水管30とからなり、この集排水管は集水管
31と排水管32とからなる。濾過・集水部20は地層
内の水(シルト等を含む)を濾過しつつ集水し、集排水
管30は濾過・集水部20からの濾過水を案内流過させ
るためのものである。上記ソケット類は、上記濾過水を
的確に地層外に排水するための導出部材である。排水ソ
ケット41は集排水管30の一端部を閉鎖して漏水を防
止するとともに、この集排水管内を流過する濾過水を、
この排水ソケット41と一体の排水ノズル41bを介し
て地層外へ導出するためのものである。端部閉鎖ソケッ
ト43は、集排水管30の他端部を閉鎖して漏水を防止
するためのものである。以下、この集排水部材1の構造
を、必要に応じて、その組立て手順とともに説明する。
【0024】まず、濾過・集水部20を以下のように構
成する。プラスチックからなる、断面波型の立体網21
(詳細は後記する)の左側面に、厚手の不織布からなる
第1の側面フィルタ22を接着固定する。同様に立体網
21右側面に、厚手の不織布からなる第2の側面フィル
タ23を接着固定する。ついで、側面フィルタ22の下
方部、立体網21の下端部および側面フィルタ23の下
方部に跨がって、薄手の不織布からなる下端部フィルタ
24を接着固定する。濾過・集水部20と集排水管30
との接続構造としては、図1に示すように、波型立体網
21の「波」が水平方向に沿うようにしてもよいし、
「波」が上下方向(立体網21の長手方向に直交する方
向)に沿うようにしてもよい。
成する。プラスチックからなる、断面波型の立体網21
(詳細は後記する)の左側面に、厚手の不織布からなる
第1の側面フィルタ22を接着固定する。同様に立体網
21右側面に、厚手の不織布からなる第2の側面フィル
タ23を接着固定する。ついで、側面フィルタ22の下
方部、立体網21の下端部および側面フィルタ23の下
方部に跨がって、薄手の不織布からなる下端部フィルタ
24を接着固定する。濾過・集水部20と集排水管30
との接続構造としては、図1に示すように、波型立体網
21の「波」が水平方向に沿うようにしてもよいし、
「波」が上下方向(立体網21の長手方向に直交する方
向)に沿うようにしてもよい。
【0025】さらに、側面フィルタ22の上方部、立体
網21の頂部、側面フィルタ23の上方部、この立体網
21の長手方向両端部および、下端部フィルタ24に跨
がって、厚手の不織布からなる頂部フィルタ25を接着
固定する。この頂部フィルタ25は、下端部フィルタ2
4の側面フィルタ22,23下方部の被覆部分に接着固
定する。この場合、この頂部フィルタ25を立体網21
の頂部および側面フィルタ22,23の各上方部に被せ
た後、立体網21の長手方向両端部で折り曲げて接着す
る。
網21の頂部、側面フィルタ23の上方部、この立体網
21の長手方向両端部および、下端部フィルタ24に跨
がって、厚手の不織布からなる頂部フィルタ25を接着
固定する。この頂部フィルタ25は、下端部フィルタ2
4の側面フィルタ22,23下方部の被覆部分に接着固
定する。この場合、この頂部フィルタ25を立体網21
の頂部および側面フィルタ22,23の各上方部に被せ
た後、立体網21の長手方向両端部で折り曲げて接着す
る。
【0026】上記厚手の不織布(側面フィルタ22,2
3および頂部フィルタ25)としては長繊維が多層に重
なるとともに、長繊維同士が3次元的に絡まっている形
態のものが好ましい。また、この厚手の不織布として
は、プラスチック材料(ポリアクロニトリル、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリアミドなど)からなり、厚さが3〜10mm程
度のものが好ましいが、カーボン繊維または石綿繊維を
ランダムに3次元的に絡ませた状態で多層に積層したも
のを用いることもできる。
3および頂部フィルタ25)としては長繊維が多層に重
なるとともに、長繊維同士が3次元的に絡まっている形
態のものが好ましい。また、この厚手の不織布として
は、プラスチック材料(ポリアクロニトリル、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリアミドなど)からなり、厚さが3〜10mm程
度のものが好ましいが、カーボン繊維または石綿繊維を
ランダムに3次元的に絡ませた状態で多層に積層したも
のを用いることもできる。
【0027】市販されている厚手の不織布であって、本
発明の集排水部材の作製に使用できるものとしては、例
えば以下のものがある。 (1)商品名:アピール(ユニチカ製)、繊維の素材:
ポリアミドまたはポリエステル (2)商品名:ステラーシート(日建工学製)、繊維の
素材:ポリアミドまたはポリエステル (3)商品名:ボランス(東洋紡績製)、繊維の素材:
ポリエステル
発明の集排水部材の作製に使用できるものとしては、例
えば以下のものがある。 (1)商品名:アピール(ユニチカ製)、繊維の素材:
ポリアミドまたはポリエステル (2)商品名:ステラーシート(日建工学製)、繊維の
素材:ポリアミドまたはポリエステル (3)商品名:ボランス(東洋紡績製)、繊維の素材:
ポリエステル
【0028】一方、上記薄手の不織布(下端部フィルタ
24)としては、長繊維を2〜5層程度積層した、厚さ
0.5〜1mm程度のもので、上記厚手の不織布よりも
通水性(透水性)の高いものが好ましく、その材料とし
ては上記厚手の不織布と同様のプラスチック材料を使用
することができる。また、薄手の不織布に替えて、薄手
で開口面積比が大きい1枚の編物(ニット製品)を採用
することもできる。市販されている薄手の不織布であっ
て、本発明の集排水部材の作製に使用できるものとして
は例えば、商品名:エルタス(旭化成製)、繊維の素
材:ポリエステル、ポリアミドまたはポリプロピレンが
ある。
24)としては、長繊維を2〜5層程度積層した、厚さ
0.5〜1mm程度のもので、上記厚手の不織布よりも
通水性(透水性)の高いものが好ましく、その材料とし
ては上記厚手の不織布と同様のプラスチック材料を使用
することができる。また、薄手の不織布に替えて、薄手
で開口面積比が大きい1枚の編物(ニット製品)を採用
することもできる。市販されている薄手の不織布であっ
て、本発明の集排水部材の作製に使用できるものとして
は例えば、商品名:エルタス(旭化成製)、繊維の素
材:ポリエステル、ポリアミドまたはポリプロピレンが
ある。
【0029】なお、上記厚手の不織布に替えて、(1)
1枚の薄手の不織布からなるもの、(2)薄手の不織布
を複数枚積層したもの、(3)1枚の薄手または厚手の
編物からなるもの、(4)1枚の薄手または厚手の織物
からなるもの、(5)薄手の編物を複数枚積層したも
の、(6)薄手の織物を複数枚積層したものでは、いず
れも、地層の水内のシルト等により短期間に目詰まりが
発生しやすくなる。
1枚の薄手の不織布からなるもの、(2)薄手の不織布
を複数枚積層したもの、(3)1枚の薄手または厚手の
編物からなるもの、(4)1枚の薄手または厚手の織物
からなるもの、(5)薄手の編物を複数枚積層したも
の、(6)薄手の織物を複数枚積層したものでは、いず
れも、地層の水内のシルト等により短期間に目詰まりが
発生しやすくなる。
【0030】上記立体網とは、通常の網が平面状である
のに対し、全体形状がおおむね板状になっているものを
意味する。図1、図3(a)〜(c)に示す立体網21
は、一般に知られている平面状のプラスチック網(ポリ
塩化ビニル、ポリプロピレン等からなるもの)を波型に
成形した形状を有するものであり、この波型のすべての
頂部は、おおむね円弧状に湾曲している。また、この立
体網を形成するストリング(太物の線体)の直径は約
1.5mm〜約2.5mmとなっている。図3(a)
(b)において、符号21aは網目すなわち通水用の開
口である。
のに対し、全体形状がおおむね板状になっているものを
意味する。図1、図3(a)〜(c)に示す立体網21
は、一般に知られている平面状のプラスチック網(ポリ
塩化ビニル、ポリプロピレン等からなるもの)を波型に
成形した形状を有するものであり、この波型のすべての
頂部は、おおむね円弧状に湾曲している。また、この立
体網を形成するストリング(太物の線体)の直径は約
1.5mm〜約2.5mmとなっている。図3(a)
(b)において、符号21aは網目すなわち通水用の開
口である。
【0031】このようなプラスチック製の波型網は市販
されており、その一例としてタキロン化学製のトリカル
ネット(商品名)が挙げられる。なお、あらかじめ用意
された平面状のプラスチック網を加熱軟化させ、所定形
状の型で成形することにより波型網を作製することもで
きる。また、立体網の別例として、プラスチックまたは
耐食性の軽量金属からなる長方形の平面網(パンチング
プレートを含む)を複数枚用いて作製され、外観が板状
の箱型網であって、内部に区画室(空洞部)が形成され
たものを用いることもできる。
されており、その一例としてタキロン化学製のトリカル
ネット(商品名)が挙げられる。なお、あらかじめ用意
された平面状のプラスチック網を加熱軟化させ、所定形
状の型で成形することにより波型網を作製することもで
きる。また、立体網の別例として、プラスチックまたは
耐食性の軽量金属からなる長方形の平面網(パンチング
プレートを含む)を複数枚用いて作製され、外観が板状
の箱型網であって、内部に区画室(空洞部)が形成され
たものを用いることもできる。
【0032】集排水管30を以下のように構成する。図
4(a)(b)に示すように、断面がおおむねU字状の
集水管31と、断面がおおむね小判型の排水管32とを
上下に接続して構成するとともに、この接続部に通水孔
33を形成する。集水管31および排水管32の両端部
は全面開放する。集水管31は図4(a)に示すよう
に、集排水部材1を構成する前の単独状態(自然状態)
において可撓性を有するとともに、幅が上方部に向かっ
て次第に広がる概ね放物線の断面形状を有し、その左右
の側壁34,35をその外側から挟圧することにより弾
性的に変形し、これらの側壁同士を接近させることがで
きるようにする。
4(a)(b)に示すように、断面がおおむねU字状の
集水管31と、断面がおおむね小判型の排水管32とを
上下に接続して構成するとともに、この接続部に通水孔
33を形成する。集水管31および排水管32の両端部
は全面開放する。集水管31は図4(a)に示すよう
に、集排水部材1を構成する前の単独状態(自然状態)
において可撓性を有するとともに、幅が上方部に向かっ
て次第に広がる概ね放物線の断面形状を有し、その左右
の側壁34,35をその外側から挟圧することにより弾
性的に変形し、これらの側壁同士を接近させることがで
きるようにする。
【0033】図2、図4に示すように、集水管30の側
壁34に、この集水管の長手方向に適宜ピッチで第1の
貫通孔36を形成し、側壁35の第1の貫通孔36に対
応する部位に第2の貫通孔37を形成して、これら第
1、第2の貫通孔36と37を互いに真正面に対向させ
る。また、側面フィルタ22,23の貫通孔36,37
に対応する部位に第3、第4の貫通孔38,39を形成
する。
壁34に、この集水管の長手方向に適宜ピッチで第1の
貫通孔36を形成し、側壁35の第1の貫通孔36に対
応する部位に第2の貫通孔37を形成して、これら第
1、第2の貫通孔36と37を互いに真正面に対向させ
る。また、側面フィルタ22,23の貫通孔36,37
に対応する部位に第3、第4の貫通孔38,39を形成
する。
【0034】側壁34,35の上端部には、該上端部を
L字型に折曲するとともにこの集水管31の内部側に突
出させた形態の爪34a,35aを形成する。この集水
管31は、上記のように弾性変形させたときには、横幅
(横方向の外径)が排水管32とほぼ等しくなるように
成形する。集排水管30は例えば、プラスチック材料
(ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンなど)
の押出成形により一体的に成形した後、集水管31の上
方側からドリルを用いて通水孔33を形成することによ
り得ることができる。なお、排水管32として、断面が
おおむね楕円形のもの、または、おおむね縦長の長方形
であるものを採用することもできる。
L字型に折曲するとともにこの集水管31の内部側に突
出させた形態の爪34a,35aを形成する。この集水
管31は、上記のように弾性変形させたときには、横幅
(横方向の外径)が排水管32とほぼ等しくなるように
成形する。集排水管30は例えば、プラスチック材料
(ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンなど)
の押出成形により一体的に成形した後、集水管31の上
方側からドリルを用いて通水孔33を形成することによ
り得ることができる。なお、排水管32として、断面が
おおむね楕円形のもの、または、おおむね縦長の長方形
であるものを採用することもできる。
【0035】排水ソケット41の構造は図5(a)
(b)に示すとおりで、断面がおおむねU字型の水導入
部41aと、これの下端部に補強部41cを介して突出
する排水ノズル41bとを有する。図5(a)の正面図
において、水導入部41aは左端部が閉鎖され、上端部
および右端部が全面的に開放されている。この水導入部
41aの底壁は上記のように、おおむねU字型となって
いるが、この底壁は排水管32の底部が密着するように
形成されている。さらに、上記底壁のうち、この水導入
部41aの長手方向中央部には、大径の貫通孔(図略)
が形成され、上記排水ノズル41bはこの貫通孔に連通
している。水導入部41aの幅方向の内径は、図1に示
すように集水管31の幅方向の外径とほぼ等しくする。
これにより、排水ソケット41を集排水管30に嵌合挿
入して固着することができる。なお、排水ソケット41
に替えて、図1の1点鎖線で示すように、水平方向(側
面フィルタ22,23に直交する向き)に突出する排水
ノズル44bを備えた排水ソケット44を接続すること
もできる。
(b)に示すとおりで、断面がおおむねU字型の水導入
部41aと、これの下端部に補強部41cを介して突出
する排水ノズル41bとを有する。図5(a)の正面図
において、水導入部41aは左端部が閉鎖され、上端部
および右端部が全面的に開放されている。この水導入部
41aの底壁は上記のように、おおむねU字型となって
いるが、この底壁は排水管32の底部が密着するように
形成されている。さらに、上記底壁のうち、この水導入
部41aの長手方向中央部には、大径の貫通孔(図略)
が形成され、上記排水ノズル41bはこの貫通孔に連通
している。水導入部41aの幅方向の内径は、図1に示
すように集水管31の幅方向の外径とほぼ等しくする。
これにより、排水ソケット41を集排水管30に嵌合挿
入して固着することができる。なお、排水ソケット41
に替えて、図1の1点鎖線で示すように、水平方向(側
面フィルタ22,23に直交する向き)に突出する排水
ノズル44bを備えた排水ソケット44を接続すること
もできる。
【0036】一方、端部閉鎖ソケット43の構造は図6
(a)(b)に示すとおりで、断面がおおむねU字型の
水導入部43aと、これの下端部に結合する補強部43
cとからなる。図6(a)の正面図において、水導入部
43aは右端部が閉鎖され、上端部および左端部が全面
的に開放されている。水導入部43aの底壁は全面的に
閉鎖され、この底壁は排水管32の底部が密着するよう
に形成されている。水導入部43aの幅方向の内径は、
排水ソケット41と同様に、集水管31の幅方向の外径
とほぼ等しい。これにより、この端部閉鎖ソケット43
を集排水管30に嵌合挿入して固着することができる。
上記ソケット類は、集排水管30と同様のプラスチック
材料を成形することにより得られるが、所望により耐食
性軽量金属で作製することも可能である。
(a)(b)に示すとおりで、断面がおおむねU字型の
水導入部43aと、これの下端部に結合する補強部43
cとからなる。図6(a)の正面図において、水導入部
43aは右端部が閉鎖され、上端部および左端部が全面
的に開放されている。水導入部43aの底壁は全面的に
閉鎖され、この底壁は排水管32の底部が密着するよう
に形成されている。水導入部43aの幅方向の内径は、
排水ソケット41と同様に、集水管31の幅方向の外径
とほぼ等しい。これにより、この端部閉鎖ソケット43
を集排水管30に嵌合挿入して固着することができる。
上記ソケット類は、集排水管30と同様のプラスチック
材料を成形することにより得られるが、所望により耐食
性軽量金属で作製することも可能である。
【0037】集排水部材1を組み立てるに際しては、図
1,2に示すように、濾過・集水部20の立体網下端部
を集水管31内の上半部に挿入し、ロックタイプのプラ
スチック製バンド45を貫通孔36,38,立体網の開
口(網目)、貫通孔39,37の順に挿通し、このバン
ド45の端部同士をロックさせることにより、濾過・集
水部20の立体網下端部を集水管31内の上半部に固定
する。これにより、上記爪34a,35aがそれぞれ側
面フィルタ22,23の外面を挟圧される。なお、上記
立体網下端部を集水管31内の上半部に固定する場合、
速乾接着剤を用いてもよい。なお、プラスチック製バン
ド45に替えて、合成繊維からなる太紐、軟質で耐食性
の針金、あるいは金属製針金をプラスチックフィルムで
被覆した屈曲自在の紐を用いることもできる。
1,2に示すように、濾過・集水部20の立体網下端部
を集水管31内の上半部に挿入し、ロックタイプのプラ
スチック製バンド45を貫通孔36,38,立体網の開
口(網目)、貫通孔39,37の順に挿通し、このバン
ド45の端部同士をロックさせることにより、濾過・集
水部20の立体網下端部を集水管31内の上半部に固定
する。これにより、上記爪34a,35aがそれぞれ側
面フィルタ22,23の外面を挟圧される。なお、上記
立体網下端部を集水管31内の上半部に固定する場合、
速乾接着剤を用いてもよい。なお、プラスチック製バン
ド45に替えて、合成繊維からなる太紐、軟質で耐食性
の針金、あるいは金属製針金をプラスチックフィルムで
被覆した屈曲自在の紐を用いることもできる。
【0038】つぎに、集排水管30に上記ソケット類を
接着固定する。まず、図2に示すように、排水ソケット
41を、その長手方向一端部の全面開放部を介して、集
排水管30の長手方向一端部の外面に嵌合挿入するとと
もに、速乾接着剤等の接着剤で接着固定する。この場
合、排水ソケット41を、排水管32の底部が水導入部
41aの底壁に当接するまで挿入する。これにより、水
導入部41aの上方部内面が集水管31の上方部外面に
嵌合するため、排水ソケット41を集排水管30の所定
部位に固着することができる。
接着固定する。まず、図2に示すように、排水ソケット
41を、その長手方向一端部の全面開放部を介して、集
排水管30の長手方向一端部の外面に嵌合挿入するとと
もに、速乾接着剤等の接着剤で接着固定する。この場
合、排水ソケット41を、排水管32の底部が水導入部
41aの底壁に当接するまで挿入する。これにより、水
導入部41aの上方部内面が集水管31の上方部外面に
嵌合するため、排水ソケット41を集排水管30の所定
部位に固着することができる。
【0039】ついで、端部閉鎖ソケット43を集排水管
30に接着固定する。このソケット43を、その長手方
向一端部の全面開放部を介して、集排水管30の長手方
向他端部の外面に嵌合挿入するとともに、速乾接着剤等
の接着剤で接着固定する。この場合、排水管32の底部
がソケット43の底壁に当接するまで挿入する。これに
より、排水ソケット41の場合と同様に、ソケット43
を集排水管30の所定部位に固着することができる。こ
れらソケットの結合操作では、ソケット41,43の上
方部が、集水管31の側壁をその弾性力に抗して挟圧変
形させた状態で接着されるため、簡単な作業で堅固に固
着することができる。以上のソケット結合により、集排
水管30の両端部が閉鎖され、この集排水管に流入する
水を、排水ノズル41bから集排水部材1の外に排水す
ることができる構造となる。なお、集排水部材1の全体
寸法は任意であるが、取扱いの便宜を考慮すると、図2
の正面図において縦×横を数百mm×数百mmとするの
が望ましい。
30に接着固定する。このソケット43を、その長手方
向一端部の全面開放部を介して、集排水管30の長手方
向他端部の外面に嵌合挿入するとともに、速乾接着剤等
の接着剤で接着固定する。この場合、排水管32の底部
がソケット43の底壁に当接するまで挿入する。これに
より、排水ソケット41の場合と同様に、ソケット43
を集排水管30の所定部位に固着することができる。こ
れらソケットの結合操作では、ソケット41,43の上
方部が、集水管31の側壁をその弾性力に抗して挟圧変
形させた状態で接着されるため、簡単な作業で堅固に固
着することができる。以上のソケット結合により、集排
水管30の両端部が閉鎖され、この集排水管に流入する
水を、排水ノズル41bから集排水部材1の外に排水す
ることができる構造となる。なお、集排水部材1の全体
寸法は任意であるが、取扱いの便宜を考慮すると、図2
の正面図において縦×横を数百mm×数百mmとするの
が望ましい。
【0040】上記集排水部材1の施工の一例では、あら
かじめ所定構造の排水配管系(図略)を適宜の態様で地
層内に設け、集排水部材1を図1に示すように地層10
0L内に埋設(布設)するとともに、排水ノズル41b
の水排出口を上記排水配管系に接続する。そして、集排
水部材1による濾過水を上記排水配管系を介して地層外
に排出する。集排水部材1は、集排水管30が水平方向
に沿うように埋設することで、地層内の水を円滑に集排
水することができる。したがって、地層内の浅い位置に
埋設して使用することができる。また、地層が深い場合
には、水の流過方向に下向きの傾斜をつけた状態で埋設
することもでき、こうすれば更に迅速な集排水を行うこ
とが可能である。
かじめ所定構造の排水配管系(図略)を適宜の態様で地
層内に設け、集排水部材1を図1に示すように地層10
0L内に埋設(布設)するとともに、排水ノズル41b
の水排出口を上記排水配管系に接続する。そして、集排
水部材1による濾過水を上記排水配管系を介して地層外
に排出する。集排水部材1は、集排水管30が水平方向
に沿うように埋設することで、地層内の水を円滑に集排
水することができる。したがって、地層内の浅い位置に
埋設して使用することができる。また、地層が深い場合
には、水の流過方向に下向きの傾斜をつけた状態で埋設
することもでき、こうすれば更に迅速な集排水を行うこ
とが可能である。
【0041】集排水部材1を地層内に布設(埋設)した
場合の、すなわち、この集排水部材で構成された集排水
構造による集排水作用について、主に図1,2を参照し
て説明する。地層100内の水は第1、第2の側面フィ
ルタ22,23および頂部フィルタ25で濾過されつつ
立体網21内に、その開口21aを介して流入する。こ
の場合、側面フィルタ22,23は、頂部フィルタ25
に比べてはるかに濾過面積が大きいため、立体網21内
に流入する水の大部分は、側面フィルタ22,23を介
してのものとなる。
場合の、すなわち、この集排水部材で構成された集排水
構造による集排水作用について、主に図1,2を参照し
て説明する。地層100内の水は第1、第2の側面フィ
ルタ22,23および頂部フィルタ25で濾過されつつ
立体網21内に、その開口21aを介して流入する。こ
の場合、側面フィルタ22,23は、頂部フィルタ25
に比べてはるかに濾過面積が大きいため、立体網21内
に流入する水の大部分は、側面フィルタ22,23を介
してのものとなる。
【0042】立体網21内の水は、自重により立体網2
1を伝わって流下し、集水管31に流入した後、通水孔
33を介して排水管32に流入する。この場合、集水管
31の底壁と立体網21下端部との間に水路が形成され
ており、この水路の上部に断面寸法が十分大きな空気層
が形成される。また排水管32内の上部にも断面寸法が
十分大きな空気層が形成される。このため、集水管31
内の水は円滑に、排水ソケット41配設部に向かって流
れる。この間に集水管31内の水は、通水孔33から排
水管32に流入し、排水管32内の水は排水ソケット4
1配設部に向かって円滑に流れ、排水ノズル41aおよ
び上記排水配管系を介して地層外に排出される。集水管
31内および排水管32内の空気層は常時、地層外の外
気が上記排水配管系を介して流入することで形成され
る。なお、上記排水ソケット41に替えて排水ソケット
44(図1)を用いる場合には、当然のことながら、排
水ノズル44aを上記排水配管系に接続する。
1を伝わって流下し、集水管31に流入した後、通水孔
33を介して排水管32に流入する。この場合、集水管
31の底壁と立体網21下端部との間に水路が形成され
ており、この水路の上部に断面寸法が十分大きな空気層
が形成される。また排水管32内の上部にも断面寸法が
十分大きな空気層が形成される。このため、集水管31
内の水は円滑に、排水ソケット41配設部に向かって流
れる。この間に集水管31内の水は、通水孔33から排
水管32に流入し、排水管32内の水は排水ソケット4
1配設部に向かって円滑に流れ、排水ノズル41aおよ
び上記排水配管系を介して地層外に排出される。集水管
31内および排水管32内の空気層は常時、地層外の外
気が上記排水配管系を介して流入することで形成され
る。なお、上記排水ソケット41に替えて排水ソケット
44(図1)を用いる場合には、当然のことながら、排
水ノズル44aを上記排水配管系に接続する。
【0043】本実施の形態に係る集排水部材1では、濾
過面の大部分を占める側面フィルタを不織布で構成した
ので長期間、優れた濾過・集水機能が維持される。ま
た、集排水部材全体がプラスチック材料からなるため、
(1)長期間の使用でも腐食する心配がない、(2)軽
量である、(3)安価に作製・提供できる、(4)擁壁
裏面への取付け等の施工が容易である、などの利点を有
する。また、立体網21がプラスチック製であっても、
これが波型に形成されているため、側面フィルタ22,
23に直交する向きに相当大きな外力が作用しても変形
しにくいという利点がある。さらに、立体網21の「波
型」を水平方向に沿わせた状態で地層内に施工した場合
には、「波型」を鉛直方向にした状態で地層内に施工し
た場合に比べ、鉛直方向下向きに作用する圧力に対し
て、より変形しにくくなるという長所がある。
過面の大部分を占める側面フィルタを不織布で構成した
ので長期間、優れた濾過・集水機能が維持される。ま
た、集排水部材全体がプラスチック材料からなるため、
(1)長期間の使用でも腐食する心配がない、(2)軽
量である、(3)安価に作製・提供できる、(4)擁壁
裏面への取付け等の施工が容易である、などの利点を有
する。また、立体網21がプラスチック製であっても、
これが波型に形成されているため、側面フィルタ22,
23に直交する向きに相当大きな外力が作用しても変形
しにくいという利点がある。さらに、立体網21の「波
型」を水平方向に沿わせた状態で地層内に施工した場合
には、「波型」を鉛直方向にした状態で地層内に施工し
た場合に比べ、鉛直方向下向きに作用する圧力に対し
て、より変形しにくくなるという長所がある。
【0044】第2の実施の形態
図7は集排水部材2の全体構造を示す概略側面図であ
る。この集排水部材は、図1に示す集排水部材1を構成
する本体10を2つ、その長手方向に接続するととも
に、所定構造のソケットを連結することにより、全長を
上記集排水部材1の2倍にしたものである。なお、所望
により上記本体10を3つ以上連結するとともに、所定
構造のソケットを連結することにより、全長が更に長い
集排水部材を構成することも容易である。また、所望に
より、図1の集排水部材1と類似構造で、実質的にこの
集排水部材を複数連結した構造のものを作製することも
できるし、立体網21および側面フィルタ22,23の
上下方向の寸法を適宜に拡大することで、一つの集排水
部材により、広い範囲で地層内の水を集排水することも
できる。
る。この集排水部材は、図1に示す集排水部材1を構成
する本体10を2つ、その長手方向に接続するととも
に、所定構造のソケットを連結することにより、全長を
上記集排水部材1の2倍にしたものである。なお、所望
により上記本体10を3つ以上連結するとともに、所定
構造のソケットを連結することにより、全長が更に長い
集排水部材を構成することも容易である。また、所望に
より、図1の集排水部材1と類似構造で、実質的にこの
集排水部材を複数連結した構造のものを作製することも
できるし、立体網21および側面フィルタ22,23の
上下方向の寸法を適宜に拡大することで、一つの集排水
部材により、広い範囲で地層内の水を集排水することも
できる。
【0045】図7の集排水部材2の構造を、その組立て
手順とともに説明する。図1に示す本体10を2つ用意
し、これら本体の長手方向端部同士(立体網21の頂部
フィルタ25固着部分同士)を突き合わせ、この状態で
連結ソケット42を固着する。この連結用ソケット42
の構造は、図6に示す端部閉鎖ソケット43の長手方向
両端部を全面開放した点以外はこの端部閉鎖ソケット4
3と同一で、符号42cは補強部である。なお、図7で
は説明の便宜上、符号の一部を図1とは違ったものとし
ている。すなわち30a,30bは集排水管、31a,
31bは集水管、32a,32bは排水管である。
手順とともに説明する。図1に示す本体10を2つ用意
し、これら本体の長手方向端部同士(立体網21の頂部
フィルタ25固着部分同士)を突き合わせ、この状態で
連結ソケット42を固着する。この連結用ソケット42
の構造は、図6に示す端部閉鎖ソケット43の長手方向
両端部を全面開放した点以外はこの端部閉鎖ソケット4
3と同一で、符号42cは補強部である。なお、図7で
は説明の便宜上、符号の一部を図1とは違ったものとし
ている。すなわち30a,30bは集排水管、31a,
31bは集水管、32a,32bは排水管である。
【0046】連結用ソケット42の固着に際しては、図
7に示すように、集排水管30aの右端部と、集排水管
30bの左端部とに跨がって、排水管32a,32b側
から連結ソケット42を挿入し、その上方部を集水管3
1a,31bそれぞれの側壁に嵌合するとともに、速乾
接着剤等の接着剤で固着する。この場合、図1の集排水
部材1を構成するときと同様に、ソケット42の上方部
が、集水管31a、31bの側壁をその弾性力に抗して
挟圧変形させた状態で接着されるため、簡単な作業で堅
固に固着することができる。以下、図1の集排水部材1
を組み立てる場合と同様に、排水ソケット41および端
部閉鎖ソケット43を固着する。このように、本体10
と上記ソケット類とを多数作製しておくことで、所定長
さの集排水部材を簡便な操作で的確に組み立てることが
できる。この集排水部材2による集排水作用は、集排水
部材1の場合と同様であるが、前者によれば、地層内の
水を後者に比べてより広いにわたって集排水することが
できる点が相違する。
7に示すように、集排水管30aの右端部と、集排水管
30bの左端部とに跨がって、排水管32a,32b側
から連結ソケット42を挿入し、その上方部を集水管3
1a,31bそれぞれの側壁に嵌合するとともに、速乾
接着剤等の接着剤で固着する。この場合、図1の集排水
部材1を構成するときと同様に、ソケット42の上方部
が、集水管31a、31bの側壁をその弾性力に抗して
挟圧変形させた状態で接着されるため、簡単な作業で堅
固に固着することができる。以下、図1の集排水部材1
を組み立てる場合と同様に、排水ソケット41および端
部閉鎖ソケット43を固着する。このように、本体10
と上記ソケット類とを多数作製しておくことで、所定長
さの集排水部材を簡便な操作で的確に組み立てることが
できる。この集排水部材2による集排水作用は、集排水
部材1の場合と同様であるが、前者によれば、地層内の
水を後者に比べてより広いにわたって集排水することが
できる点が相違する。
【0047】つぎに、図1に示す集排水部材1を多数連
結して構成した長尺の集排水部材3を施工する要領、換
言すれば、この集排水部材3による各種の集排水構造に
ついて説明する。 第1例 図8は、U字溝の側壁を形成する擁壁の裏面側の地層内
の水を集排水する場合の施工例(この集排水部材3によ
る擁壁排水ドレン構造例)を示すもので、(a)は概略
断面図、(b)はその平面図である。これらの図に示す
ように、U字溝51を形成する擁壁52の下方部に貫通
孔53を形成し、この貫通孔に逆止弁54を挿入配備す
る。この逆止弁54としては、例えば、上半部に通気孔
を複数形成した板状の弁体(図略)の上端部を、この逆
止弁の内面上端部に係止してスイング自在としたものを
設ける。上記通気孔は集水管内、排水管内それぞれの上
部空間に大気圧により自然供給するためのものである。
他方、擁壁52の裏面に適宜大きさの掘削穴を形成して
擁壁裏面の一部を露出させ、該部を水洗浄・乾燥する。
集排水部材3を、側面フィルタ22を介して擁壁裏面に
速乾燥接着剤で接着固定する。ついで、集排水部材3の
排水ノズル44aを直接(または適宜の配管を介し
て)、擁壁裏面側から逆止弁54に接続する。なお所望
により、接着剤による固定に替えて、擁壁裏面の所定位
置にねじ孔を形成し、ビスを側面フィルタ23側から本
体10に突き通し、上記ねじ穴にねじ込むことで固着す
ることも可能である。
結して構成した長尺の集排水部材3を施工する要領、換
言すれば、この集排水部材3による各種の集排水構造に
ついて説明する。 第1例 図8は、U字溝の側壁を形成する擁壁の裏面側の地層内
の水を集排水する場合の施工例(この集排水部材3によ
る擁壁排水ドレン構造例)を示すもので、(a)は概略
断面図、(b)はその平面図である。これらの図に示す
ように、U字溝51を形成する擁壁52の下方部に貫通
孔53を形成し、この貫通孔に逆止弁54を挿入配備す
る。この逆止弁54としては、例えば、上半部に通気孔
を複数形成した板状の弁体(図略)の上端部を、この逆
止弁の内面上端部に係止してスイング自在としたものを
設ける。上記通気孔は集水管内、排水管内それぞれの上
部空間に大気圧により自然供給するためのものである。
他方、擁壁52の裏面に適宜大きさの掘削穴を形成して
擁壁裏面の一部を露出させ、該部を水洗浄・乾燥する。
集排水部材3を、側面フィルタ22を介して擁壁裏面に
速乾燥接着剤で接着固定する。ついで、集排水部材3の
排水ノズル44aを直接(または適宜の配管を介し
て)、擁壁裏面側から逆止弁54に接続する。なお所望
により、接着剤による固定に替えて、擁壁裏面の所定位
置にねじ孔を形成し、ビスを側面フィルタ23側から本
体10に突き通し、上記ねじ穴にねじ込むことで固着す
ることも可能である。
【0048】この擁壁排水ドレン構造では、地層内の水
が集排水部材3に流入し、その濾過水が排水ノズル44
aおよび逆止弁54を介してU字溝51に排出される。
この場合において大気は常時、上記板状弁体の通気孔お
よび排水ノズル44aを介して集排水管に供給される。
が集排水部材3に流入し、その濾過水が排水ノズル44
aおよび逆止弁54を介してU字溝51に排出される。
この場合において大気は常時、上記板状弁体の通気孔お
よび排水ノズル44aを介して集排水管に供給される。
【0049】第2例
図9は、高いU字溝壁(擁壁)裏面側の地層内の水を集
排水する場合の施工例(擁壁排水ドレン構造例)を示す
概略断面図である。この例では、桝61の上壁に形成し
た貫通孔に上記したものと類似構造の逆止弁55を取り
付ける。また集排水部材4として、上記排水ノズル44
a(図1参照)を設けたものを使用する。集排水部材4
を、第1例と同様の要領で擁壁裏面に接着固定する。排
水ノズル44aをエルボ46および短管47を介して逆
止弁55に連結する。この擁壁排水ドレン構造では、排
水ノズル44aからの水が桝61内に流入する。
排水する場合の施工例(擁壁排水ドレン構造例)を示す
概略断面図である。この例では、桝61の上壁に形成し
た貫通孔に上記したものと類似構造の逆止弁55を取り
付ける。また集排水部材4として、上記排水ノズル44
a(図1参照)を設けたものを使用する。集排水部材4
を、第1例と同様の要領で擁壁裏面に接着固定する。排
水ノズル44aをエルボ46および短管47を介して逆
止弁55に連結する。この擁壁排水ドレン構造では、排
水ノズル44aからの水が桝61内に流入する。
【0050】第3例
図10は、高さが相当に高いU字溝壁(擁壁)裏面側の
地層内の水を集排水する場合の施工例を示す概略断面図
である。この例では、集排水部材5を擁壁52の裏面に
上下複数段に接着固定するとともに、これら集排水部材
のそれぞれに対応して排水配管系(逆止弁等)を配設す
る。この擁壁排水ドレン構造では、各段の集排水部材に
より地層内の水が集排水され、地層内のうち上段の集排
水部材配設部の水が下段の集排水部材を配設した地層部
分に流下しないうちに排水することができるため長期
間、擁壁の保全効果が維持される。言い換えると集排水
部材5を、擁壁裏面のうちできるだけ高い部位に設ける
ことで、地層内を流れる水を地層内の高い部位で集排水
することが望ましく、これにより地盤層の劣化防止効果
が高まる。
地層内の水を集排水する場合の施工例を示す概略断面図
である。この例では、集排水部材5を擁壁52の裏面に
上下複数段に接着固定するとともに、これら集排水部材
のそれぞれに対応して排水配管系(逆止弁等)を配設す
る。この擁壁排水ドレン構造では、各段の集排水部材に
より地層内の水が集排水され、地層内のうち上段の集排
水部材配設部の水が下段の集排水部材を配設した地層部
分に流下しないうちに排水することができるため長期
間、擁壁の保全効果が維持される。言い換えると集排水
部材5を、擁壁裏面のうちできるだけ高い部位に設ける
ことで、地層内を流れる水を地層内の高い部位で集排水
することが望ましく、これにより地盤層の劣化防止効果
が高まる。
【0051】第4例
図11は、野球場の地層内の水を集排水する場合の施工
例(グランドの排水ドレン構造)を示す模式的平面図で
ある。この例では、このグランドでは下地の地面を、例
えば小石や煉瓦粉と土とが混合した材料で形成する。こ
の地面のフェンス直近に、これに沿って円弧状のU字溝
62を設けるとともに、このU字溝の上端部を、地面よ
りも適宜高くする。下地の地面上に排水配管63を、ピ
ッチャープレートをほぼ中心として放射状に設け、その
端部をU字溝62に、逆止弁(図略)を介して連絡す
る。この逆止弁としては、上記したものと類似構造で、
大気を排水配管63に供給でき、U字溝62内の水がこ
の排水配管内に逆流するのを防止することができるもの
を設ける。
例(グランドの排水ドレン構造)を示す模式的平面図で
ある。この例では、このグランドでは下地の地面を、例
えば小石や煉瓦粉と土とが混合した材料で形成する。こ
の地面のフェンス直近に、これに沿って円弧状のU字溝
62を設けるとともに、このU字溝の上端部を、地面よ
りも適宜高くする。下地の地面上に排水配管63を、ピ
ッチャープレートをほぼ中心として放射状に設け、その
端部をU字溝62に、逆止弁(図略)を介して連絡す
る。この逆止弁としては、上記したものと類似構造で、
大気を排水配管63に供給でき、U字溝62内の水がこ
の排水配管内に逆流するのを防止することができるもの
を設ける。
【0052】さらに、図11の破線で示すように集排水
部材6を多数、ピッチャープレートをほぼ中心として設
ける。この場合、内野部分には、集排水部材6を長方形
の形状に連結して設けるとともに、この長方形を包囲す
る形態で同心円状に連結して設ける。また、外野部分に
は集排水部材6を同心円弧状に連結して配備する。そし
て、これら集排水部材6を排水ノズルを介して排水配管
63に接続する。
部材6を多数、ピッチャープレートをほぼ中心として設
ける。この場合、内野部分には、集排水部材6を長方形
の形状に連結して設けるとともに、この長方形を包囲す
る形態で同心円状に連結して設ける。また、外野部分に
は集排水部材6を同心円弧状に連結して配備する。そし
て、これら集排水部材6を排水ノズルを介して排水配管
63に接続する。
【0053】なお、集排水部材6を連結して構成した長
尺の集排水部材では、水の流過方向上流側から下流側に
向かって多少の下り勾配をつけることが、より望ましい
が、特にその必要はない。同様に排水配管63も、水の
流過方向上流側から下流側に向かって多少の下り勾配を
つけることが、より望ましいが、かならずしもその必要
はない。なお、所望によりグランド全体の形状に応じて
グランドを円形、長方形または小判型のU字溝で包囲
し、グランドの中心部から集水してU字溝に排出するよ
うに構成することもできる。
尺の集排水部材では、水の流過方向上流側から下流側に
向かって多少の下り勾配をつけることが、より望ましい
が、特にその必要はない。同様に排水配管63も、水の
流過方向上流側から下流側に向かって多少の下り勾配を
つけることが、より望ましいが、かならずしもその必要
はない。なお、所望によりグランド全体の形状に応じて
グランドを円形、長方形または小判型のU字溝で包囲
し、グランドの中心部から集水してU字溝に排出するよ
うに構成することもできる。
【0054】本発明に係る集排水部材では、その他の実
施の形態として以下のものが可能である。 (1)濾過・集水部の立体網として、軽量で耐食性に富
む金属(たとえばアルミニウムやアルミニウム合金)か
らなるパンチングプレートを波型に成形したものを用い
たもの、 (2)立体網の一方の側面を、プラスチックまたは軽量
の耐食性金属からなるシートまたは板体で閉鎖したもの
(実質的に通水性なし)。この集排水部材は、上記閉鎖
された側面を擁壁裏面に固着して使用する。 (3)立体網の頂部および/または長手方向両端部(図
2では立体網21の左右両端部)を(2)の場合と同様
に閉鎖したもの(実質的に通水性なし)。 (4)集排水管が軽量で耐食性に富む金属材料からなる
もの。 (5)上記端部閉鎖ソケットを固着せず、集排水管の長
手方向両端部を盲板で閉鎖するとともに、排水管に排水
ノズルを直接、下向きまたは横向きに突出させたもの。
このような集排水部材は、長尺物として作製するのが望
ましい。 (6)薄手の不織布からなる下端部フィルタ24に替え
て、微細な通水孔を多数形成した薄板体を設けたもの。 (7)初めから長尺に作製された集排水部材本体と、両
端部が閉鎖され一端部に排水ノズルを突設した長尺のソ
ケットとを用意し、このソケットを上記本体の集排水管
に挿入固着したもの。 (8)集排水管の両端部にフランジを設け、集排水部材
本体同士をフランジを介し連結して長尺に構成したも
の。この場合、一端部側を盲フランジとすることもでき
る。
施の形態として以下のものが可能である。 (1)濾過・集水部の立体網として、軽量で耐食性に富
む金属(たとえばアルミニウムやアルミニウム合金)か
らなるパンチングプレートを波型に成形したものを用い
たもの、 (2)立体網の一方の側面を、プラスチックまたは軽量
の耐食性金属からなるシートまたは板体で閉鎖したもの
(実質的に通水性なし)。この集排水部材は、上記閉鎖
された側面を擁壁裏面に固着して使用する。 (3)立体網の頂部および/または長手方向両端部(図
2では立体網21の左右両端部)を(2)の場合と同様
に閉鎖したもの(実質的に通水性なし)。 (4)集排水管が軽量で耐食性に富む金属材料からなる
もの。 (5)上記端部閉鎖ソケットを固着せず、集排水管の長
手方向両端部を盲板で閉鎖するとともに、排水管に排水
ノズルを直接、下向きまたは横向きに突出させたもの。
このような集排水部材は、長尺物として作製するのが望
ましい。 (6)薄手の不織布からなる下端部フィルタ24に替え
て、微細な通水孔を多数形成した薄板体を設けたもの。 (7)初めから長尺に作製された集排水部材本体と、両
端部が閉鎖され一端部に排水ノズルを突設した長尺のソ
ケットとを用意し、このソケットを上記本体の集排水管
に挿入固着したもの。 (8)集排水管の両端部にフランジを設け、集排水部材
本体同士をフランジを介し連結して長尺に構成したも
の。この場合、一端部側を盲フランジとすることもでき
る。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、集排水機能を長期間維持することができる集排
水部材を、簡単かつ安価な構成で提供することができ
る。また、地層内への施工を簡便に行うことができる集
排水部材を提供することができる。また本発明によれ
ば、地層内での耐久性に優れた集排水部材を提供するこ
とである。さらに本発明によれば、擁壁裏面側の地層内
の水を集排水するのに用いることができるだけでなく、
野球場・サッカー場・ゴルフ場合等の地面に溜まろうと
する雨水等を短時間に円滑に、濾過しつつ集排水するこ
とができる集排水部材を提供することができる。また、
ごく長期間使用することで側面フィルタ等に目詰まりが
生じたときは、この集排水部材を取り出して側面フィル
タ等を水洗すれば再使用することができる。
よれば、集排水機能を長期間維持することができる集排
水部材を、簡単かつ安価な構成で提供することができ
る。また、地層内への施工を簡便に行うことができる集
排水部材を提供することができる。また本発明によれ
ば、地層内での耐久性に優れた集排水部材を提供するこ
とである。さらに本発明によれば、擁壁裏面側の地層内
の水を集排水するのに用いることができるだけでなく、
野球場・サッカー場・ゴルフ場合等の地面に溜まろうと
する雨水等を短時間に円滑に、濾過しつつ集排水するこ
とができる集排水部材を提供することができる。また、
ごく長期間使用することで側面フィルタ等に目詰まりが
生じたときは、この集排水部材を取り出して側面フィル
タ等を水洗すれば再使用することができる。
【0056】本発明の効果を請求項別にまとめると、以
下のとおりである。 (1)請求項1〜4に係る発明 これらの集排水部材では、濾過面の大部分を占める側面
フィルタを不織布で構成したので長期間、優れた濾過・
集水機能が維持される。また、側面フィルタを立体網の
左右の側面に設けたので、濾過面積を広くとることがで
きる。また、側面フィルタからの濾過水は、立体網内を
伝わりながら降下する間に立体網内の空気と接触し、こ
れに空気が溶解する結果、その粘度が低下して流動性が
高まる。さらに、立体網からの濾過水が集排水管内上部
に空気層と接触するので、この濾過水は円滑に集排水管
内を流れて排出される。このため、請求項1〜4の集排
水部材によれば、地層内の水を迅速に濾過・集水し、排
水することができる。したがって、側面フィルタが上下
方向に沿う状態で集排水部材を地層内に埋設した結果、
集排水管が水平方向に沿うものとなっても、この集排水
管の排水機能は充分なものに維持される。これらの集排
水部材は、地層の浅い位置に埋設して使用することが望
ましく、側面フィルタによる濾過・集水機能を有効に発
揮させることができる。
下のとおりである。 (1)請求項1〜4に係る発明 これらの集排水部材では、濾過面の大部分を占める側面
フィルタを不織布で構成したので長期間、優れた濾過・
集水機能が維持される。また、側面フィルタを立体網の
左右の側面に設けたので、濾過面積を広くとることがで
きる。また、側面フィルタからの濾過水は、立体網内を
伝わりながら降下する間に立体網内の空気と接触し、こ
れに空気が溶解する結果、その粘度が低下して流動性が
高まる。さらに、立体網からの濾過水が集排水管内上部
に空気層と接触するので、この濾過水は円滑に集排水管
内を流れて排出される。このため、請求項1〜4の集排
水部材によれば、地層内の水を迅速に濾過・集水し、排
水することができる。したがって、側面フィルタが上下
方向に沿う状態で集排水部材を地層内に埋設した結果、
集排水管が水平方向に沿うものとなっても、この集排水
管の排水機能は充分なものに維持される。これらの集排
水部材は、地層の浅い位置に埋設して使用することが望
ましく、側面フィルタによる濾過・集水機能を有効に発
揮させることができる。
【0057】(2)請求項5に係る発明
この集排水部材では、立体網の下端部に下端部フィルタ
を取り付けたので、濾過・集水部内の濾過水を更に濾過
して排出することができる。また、この下端部フィルタ
による濾過水は、濾過前に比べて粘度が低下するため、
その流動性が向上するので、集排水管内を迅速に流過し
て排出される。
を取り付けたので、濾過・集水部内の濾過水を更に濾過
して排出することができる。また、この下端部フィルタ
による濾過水は、濾過前に比べて粘度が低下するため、
その流動性が向上するので、集排水管内を迅速に流過し
て排出される。
【0058】(3)請求項6に係る発明
この集排水部材では、集排水管がプラスチックの押出成
形により一体成形されたものであるため、軽量な集排水
管を簡便・安価に作製することができる。また、この集
排水管の可撓性が高まるため、表面が多少湾曲した擁壁
部分等にも容易に対応することができる。
形により一体成形されたものであるため、軽量な集排水
管を簡便・安価に作製することができる。また、この集
排水管の可撓性が高まるため、表面が多少湾曲した擁壁
部分等にも容易に対応することができる。
【0059】(4)請求項7に係る発明
この集排水部材を構成するに際しては、集排水管の集水
管を、濾過・集排水部材に挿入し、その左右の対向壁が
挟圧弾性変形により縮径させ、この状態で濾過・集排水
部材に固着することができるため、集排水部材の組立て
を簡便に行うことが可能である。また、排水管の断面形
状を概ね楕円形、概ね小判型または上下方向に長い概ね
長方形としたため、集水管内の上部および排水管内の上
部に、より的確に空気層が形成されるので、立体網内の
水が円滑に集水管内、および排水管内を流れて排出され
る。このため、地層内の水を円滑に濾過・集水および排
水することができる。
管を、濾過・集排水部材に挿入し、その左右の対向壁が
挟圧弾性変形により縮径させ、この状態で濾過・集排水
部材に固着することができるため、集排水部材の組立て
を簡便に行うことが可能である。また、排水管の断面形
状を概ね楕円形、概ね小判型または上下方向に長い概ね
長方形としたため、集水管内の上部および排水管内の上
部に、より的確に空気層が形成されるので、立体網内の
水が円滑に集水管内、および排水管内を流れて排出され
る。このため、地層内の水を円滑に濾過・集水および排
水することができる。
【0060】(5)請求項8,9に係る発明
請求項8の集排水部材では立体網がプラスチックからな
るため、この立体網を軽量・安価に作製することができ
る。また、請求項9の集排水部材では、請求項8の発明
による効果に加えて、立体網が平面状の網を波型に成形
した形状を有するので、上記側面フィルタに垂直に作用
する圧力に対する耐久性が高まる。
るため、この立体網を軽量・安価に作製することができ
る。また、請求項9の集排水部材では、請求項8の発明
による効果に加えて、立体網が平面状の網を波型に成形
した形状を有するので、上記側面フィルタに垂直に作用
する圧力に対する耐久性が高まる。
【0061】(6)請求項10,11に係る発明
これらの発明では、集排水部材本体の長手方向一端部に
漏水防止用のソケットを、他端部に排水ソケットを接合
することで集排水部材を構成することができる。また、
請求項11の発明では複数の集排水部材を、適宜構造の
ソケット類を用いて簡便に連結することで、長尺の集排
水部材を構成することができる。
漏水防止用のソケットを、他端部に排水ソケットを接合
することで集排水部材を構成することができる。また、
請求項11の発明では複数の集排水部材を、適宜構造の
ソケット類を用いて簡便に連結することで、長尺の集排
水部材を構成することができる。
【0062】(7)請求項12,13に係る発明
上記説明で明らかなように、これらの発明によれば、優
れた濾過・集排水機能を長期間維持でき、しかも耐久性
に富む集排水部材を安価に提供することができる。ま
た、地層内への施工を簡便・容易に行うことができる。
れた濾過・集排水機能を長期間維持でき、しかも耐久性
に富む集排水部材を安価に提供することができる。ま
た、地層内への施工を簡便・容易に行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る集排水部材の
全体構造を示す概略横断面図である。
全体構造を示す概略横断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の集排水部材本体を構成する立体網を示す
もので、(a)は展開図、(b)は上面図、(c)は
(b)のA部拡大断面図である。
もので、(a)は展開図、(b)は上面図、(c)は
(b)のA部拡大断面図である。
【図4】図1の集排水部材を構成する集排水管を示すも
ので、(a)は組付前(自由状態の)横断面図、(b)
は上面図である。
ので、(a)は組付前(自由状態の)横断面図、(b)
は上面図である。
【図5】図1の集排水部材を構成する排水ソケットを示
すもので、(a)は正面図、(b)はそのB−B線によ
る横断面図である。
すもので、(a)は正面図、(b)はそのB−B線によ
る横断面図である。
【図6】図1の集排水部材を構成する端部閉鎖ソケット
を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)のC−
C線による断面図である。
を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)のC−
C線による断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る集排水部材の
全体構造を示す概略側面図である。
全体構造を示す概略側面図である。
【図8】図7の集排水部材を用いてU字溝壁(擁壁)裏
面側の地層内の水を集排水する場合の施工例(この集排
水部材による擁壁排水ドレン構造例)を示すもので、
(a)は断面図、(b)は平面図である。
面側の地層内の水を集排水する場合の施工例(この集排
水部材による擁壁排水ドレン構造例)を示すもので、
(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図9】図7の集排水部材を用いてU字溝壁裏面側の地
層内の水を集排水する場合の、別の施工例を示す断面図
である。
層内の水を集排水する場合の、別の施工例を示す断面図
である。
【図10】図7の集排水部材を用いてU字溝壁裏面側の
地層内の水を集排水する場合の、更に別の施工例を示す
断面図である。
地層内の水を集排水する場合の、更に別の施工例を示す
断面図である。
【図11】図7の集排水部材を用いて野球場の地層内の
水を集排水する場合の施工例(グランドの集排水構造)
を示す模式的平面図である。
水を集排水する場合の施工例(グランドの集排水構造)
を示す模式的平面図である。
【図12】従来の擁壁排水ドレン構造の一例を示す一部
断面図である。
断面図である。
【図13】従来の擁壁排水ドレン構造の別例を示す一部
断面図である。
断面図である。
1〜6 集排水部材
10 集排水部材本体
20 濾過・集水部
21 立体網
21a 開口
22 第1の側面フィルタ
23 第2の側面フィルタ
24 下端部フィルタ
25 頂部フィルタ
30 集排水管
30a,30b 集排水管
31 集水管
31a,31b 集排水管
32 排水管
32a,32b 排水管
33 通水孔
34,35 側壁
34a,35a 爪
36 第1の貫通孔
37 第2の貫通孔
38 第3の貫通孔
39 第4の貫通孔
41 排水ソケット
41a 水導入部
41b 排水ノズル
41c 補強部
42 連結ソケット
42c 補強部
43 端部閉鎖ソケット
43a 水導入部
43c 補強部
44 排水ソケット
44a 排水ノズル
45 バンド
46 エルボ
47 短管
51 U字溝
52 擁壁
53 貫通孔
54 逆止弁
55 逆止弁
61 桝
62 U字溝
63 排水配管
100 地層
Claims (13)
- 【請求項1】 地層内の水を濾過しつつ集水し、該濾過
水を地層外に排水するための地層の集排水部材であっ
て、当該集排水部材の本体は濾過・集水部と、この濾過
・集水部に挿入固定された集排水管とを備えてなり、濾
過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立体網の
両側面に取り付けられた不織布からなる側面フィルタ
と、立体網の頂部に取り付けられた不織布からなる頂部
フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下端部が
集排水管内の上方部に挿入固定されていることを特徴と
する地層の集排水部材。 - 【請求項2】 地層内の水を濾過しつつ集水し、該濾過
水を地層外に排水するための地層の集排水部材であっ
て、当該集排水部材の本体は濾過・集水部と、この濾過
・集水部に挿入固定された集排水管とを備えてなり、濾
過・集水部は、全体が概ね板状の立体網と、該立体網の
一方の側面に取り付けられた不織布からなる側面フィル
タと、他方の側面に取り付けられた通水防止用の遮蔽板
と、立体網の頂部に取り付けられた不織布からなる頂部
フィルタとを備えて構成され、濾過・集水部の下端部が
集排水管内の上方部に挿入固定されていることを特徴と
する地層の集排水部材。 - 【請求項3】 地層内の水を濾過しつつ集水し、該濾過
水を地層外に排水するための地層の集排水部材であっ
て、当該集排水部材の本体は濾過・集水部と、この濾過
・集水部に挿入固定された集排水管とを備えてなり、該
集排水管は断面が概ねU字型の集水管と断面が適宜形状
の排水管とを、前者を後者の上方に位置させた形態で接
続して構成されているとともに、これら集水管と排水管
との接続部に通水孔が形成され、濾過・集水部は、全体
が概ね板状の立体網と、該立体網の両側面に取り付けら
れた不織布からなる側面フィルタと、立体網の頂部に取
り付けられた不織布からなる頂部フィルタとを備えて構
成され、濾過・集水部の下端部が集水管内の上方部に挿
入固定されていることを特徴とする地層の集排水部材。 - 【請求項4】 地層内の水を濾過しつつ集水し、該濾過
水を地層外に排水するための地層の集排水部材であっ
て、当該集排水部材の本体は濾過・集水部と、この濾過
・集水部に挿入固定された集排水管とを備えてなり、該
集排水管は断面が概ねU字型の集水管と断面が適宜形状
の排水管とを、前者を後者の上方に位置させた形態で接
続して構成されているとともに、これら集水管と排水管
との接続部に通水孔が形成され、濾過・集水部は、全体
が概ね板状の立体網と、該立体網の一方の側面に取り付
けられた不織布からなる側面フィルタと、他方の側面に
取り付けられた通水防止用の遮蔽板を、立体網の頂部に
取り付けられた不織布からなる頂部フィルタとを備えて
構成され、濾過・集水部の下端部が集水管内の上方部に
挿入固定されていることを特徴とする地層の集排水部
材。 - 【請求項5】 濾過・集水部は、立体網の下端部に下端
部フィルタが取り付けられていることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載の地層の集排水部材。 - 【請求項6】 集排水管は、集水管と排水管がプラスチ
ックの押出成形により一体成形されたものであることを
特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の地層の集排
水部材。 - 【請求項7】 集水管は当該集排水部材を構成する前の
自由状態において、幅が上方部に向かって次第に広がる
概ね放物線の断面形状を有し、その左右の側壁が挟圧弾
性変形により互いに接近自在であり、排水管は断面が概
ね楕円形、概ね小判型または上下方向に長い概ね長方形
のものであることを特徴とする請求項3〜6のいずれか
に記載の地層の集排水部材。 - 【請求項8】 立体網はプラスチック製であることを特
徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の地層の集排水
部材。 - 【請求項9】 立体網は平面状の網を波型に成形した形
状を有し、波型の片側に適宜ピッチで配列されている頂
部が当該立体網の一方の側面を形成し、他側に適宜ピッ
チで配列されている頂部が当該立体網の他側の面を形成
していることを特徴とする請求項8に記載の地層の集排
水部材。 - 【請求項10】 集排水管は、両端部が全面的に開放さ
れていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
載の地層の集排水部材。 - 【請求項11】 集排水管は、両端部が全面的に開放さ
れ、濾過・集水部は長手方向両端部が集排水管の両端部
よりも外側に延びていることを特徴とする請求項1〜1
0のいずれかに記載の地層の集排水部材。 - 【請求項12】 請求項10または11に記載の集排水
部材本体と、集排水管にその外側から挿入固定された、
漏水防止用の端部閉鎖ソケットおよび排水ノズルが突設
された排水ソケットとにより構成された集排水部材であ
って、端部閉鎖ソケットは集排水管の長手方向一端部に
固定され、排水ソケットは集排水管の長手方向他端部に
固定されていることを特徴とする地層の集排水部材。 - 【請求項13】 請求項11に記載の集排水部材本体同
士を連結ソケットで接続した後、漏水防止用の端部閉鎖
ソケットおよび、排水ノズルが突設された排水ノズルを
集排水管に、その外側から挿入固定して構成された集排
水部材であって、接続するべき本体を構成する濾過・集
水部の長手方向端部同士を接触させ、隣り合う集排水管
に断面が適宜形状の連結ソケットを、これら集排水管の
双方の一端部に跨がった状態で挿入固定し、さらに一方
の集排水部材本体の集排水管の他端部に端部閉鎖ソケッ
トを、他方の集排水部材本体の集排水管の他端部に排水
ソケットを、それぞれ挿入固定したことを特徴とする集
排水部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002068081A JP2003268793A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 地層の集排水部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002068081A JP2003268793A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 地層の集排水部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003268793A true JP2003268793A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29199262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002068081A Pending JP2003268793A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 地層の集排水部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003268793A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104988899A (zh) * | 2015-06-17 | 2015-10-21 | 成都科创佳思科技有限公司 | 排水保护板 |
| CN109764777A (zh) * | 2019-03-03 | 2019-05-17 | 贵州贵安新联爆破工程有限公司 | 一种炮孔简易排水装置 |
| CN113026717A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-06-25 | 中冶建筑研究总院(深圳)有限公司 | 一种分节滤芯式泄水管和施工方法 |
| CN113737828A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-03 | 安徽省建筑科学研究设计院 | 一种自滤式绿色生态混凝土护坡支护桩组及其施工方法 |
-
2002
- 2002-03-13 JP JP2002068081A patent/JP2003268793A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104988899A (zh) * | 2015-06-17 | 2015-10-21 | 成都科创佳思科技有限公司 | 排水保护板 |
| CN109764777A (zh) * | 2019-03-03 | 2019-05-17 | 贵州贵安新联爆破工程有限公司 | 一种炮孔简易排水装置 |
| CN113026717A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-06-25 | 中冶建筑研究总院(深圳)有限公司 | 一种分节滤芯式泄水管和施工方法 |
| CN113737828A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-03 | 安徽省建筑科学研究设计院 | 一种自滤式绿色生态混凝土护坡支护桩组及其施工方法 |
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