JP2003270240A - 液体試料の沈降速度測定方法および沈降速度測定装置 - Google Patents

液体試料の沈降速度測定方法および沈降速度測定装置

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JP2003270240A JP2002074984A JP2002074984A JP2003270240A JP 2003270240 A JP2003270240 A JP 2003270240A JP 2002074984 A JP2002074984 A JP 2002074984A JP 2002074984 A JP2002074984 A JP 2002074984A JP 2003270240 A JP2003270240 A JP 2003270240A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体試料を収容した静止状態にある複数の試
験容器について、光学的手段を用いて同時に、その液体
試料中の沈降物の沈降速度を測定することができる沈降
速度測定技術を提供する。 【解決手段】 血液が収容された複数の試験容器1、
1、…を傾斜状態に静置し、投光手段3により光をこれ
ら試験容器1、1、…に投射して、このときこれら試験
容器1、1、…内の各測定範囲を透過した光を単一のC
CDエリアセンサカメラ4で受光し、このCCDエリア
センサカメラ4から送出される画像データに基づいて、
演算部6が、血液中の血漿S1 の深さ寸法を算出して、
血球層S2 の沈降速度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体試料中の沈
降物の沈降速度測定方法および沈降速度測定装置に関
し、さらに詳細には、試験管等の透明な試験容器内に収
容された液体試料中の沈降物の沈降速度を光学的に測定
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】液体試料中の沈降物の沈降速度測定の代
表例として、日常臨床で最もよく用いられる検査法の一
つである赤沈(赤血球沈降速度)の測定が上げられる。
この赤沈測定方法としては、垂直に保持された一定規格
の試験容器に非凝固化した血液を満たして静置し、血球
の沈降によって生ずる血漿と血球層の境界より上方の距
離(血漿の沈降深さ)を静置から1時間後に検査者が目
視にて記録して、沈降の遅速を判断する方式のウェスタ
ーグレン法が標準的に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな測定方法では測定開始から終了まで1時間以上を要
し、緊急の処置を要するような場合には適さない。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、液体試
料を収容した静止状態にある複数の試験容器について、
光学的手段を用いて同時に、その液体試料中の沈降物の
沈降速度を測定することができる沈降速度測定方法を提
供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的とするところは、
上記沈降速度測定方法の実施に適した構造簡単で安価な
沈降速度測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の沈降速度測定方法は、試験管等の透明な試
験容器内に収容された液体試料中の沈降物の沈降速度を
光学的に測定するものであって、沈降物を含む液体試料
が収容された複数の試験容器に光を投射して、このとき
これら複数の試験容器内を透過した光を単一の二次元セ
ンサ手段で受光し、この二次元センサ手段から送出され
る画像データに基づいて、液体試料中の沈降物の沈降速
度を求めるようにしたことを特徴とする。
【0007】好適な実施態様として、上記二次元センサ
手段の撮像画素の2次元配列のうちの一つの配列方向
を、前記試験容器の軸方向と平行させるとともに、上記
二次元センサ手段から送出される画像データに基づい
て、上記試験容器毎に、前記試験容器の軸方向と直角方
向に配列された複数の画素の各明暗レベルの軸方向への
経時的変化から、上記液体試料中の上澄み液の深さ寸法
を算出することにより、液体試料中の沈降物の沈降速度
を求める。
【0008】また、前記複数の試験容器内を透過した光
を単一の二次元センサ手段で受光する際、各試験容器内
の測定範囲をそれぞれ規定し、その測定範囲は前記二次
元センサ手段の受光前あるいは受光後に規定する。
【0009】また、望ましくは、沈降物を含む液体試料
が収容された上記複数の試験容器を傾斜状に配置して、
自然対流により上記沈降物の沈降を促進させるようにす
る。
【0010】また、上記のように液体試料中の沈降物の
沈降速度を求めるに際して、試験容器の種類を特定する
ことにより、複数種類の試験容器に対応して、液体試料
中の沈降物の沈降速度を求める。
【0011】また、本発明の沈降速度測定装置は、上記
沈降速度測定方法を好適に実施するためのものであっ
て、沈降物を含む液体試料が収容された複数の試験容器
を所定の間隔をもって保持する容器保持手段と、上記複
数の試験容器に光を投射する投光手段と、上記複数の試
験容器を挟んで前記投光手段に対向して設けられ、上記
投光手段から前記複数の試験容器内を透過した光を受光
する単一の二次元センサ手段と、上記二次元センサ手段
から送出される画像データに基づいて、液体試料中の沈
降物の沈降速度を算出する演算手段とを備えてなること
を特徴とする。
【0012】好適な実施態様として、上記容器保持手段
は、上記試験容器を所定の傾斜角度をもって傾斜状にそ
れぞれ保持する構造を備え、これにより、上記試験容器
内の液体試料に自然対流が生じて、上記沈降物の沈降が
促進されるように構成されているとともに、前記二次元
センサ手段の撮像画素の2次元配列のうちの一つの配列
方向が、前記試験容器の軸方向と平行するよう構成され
ている。
【0013】また、上記演算手段は、上記二次元センサ
手段から送出される画像データに基づいて、上記試験容
器毎に、前記試験容器の軸方向と直角方向に配列された
複数の画素の各明暗レベルの軸方向への経時的変化を積
算することにより、液体試料中の上澄み液と沈降物との
境界位置を判定する画像処理部と、この画像処理部の判
定結果に基づいて、上記試験容器内の上澄み液の高さ寸
法を演算し、これと設定された測定時間とから、上記境
界位置の単位時間あたりの変化量を求めて、液体試料中
の沈降物の沈降速度を算出する演算手段とを備えてな
る。
【0014】また、上記のように液体試料中の沈降物の
沈降速度を算出する際に、複数種類の試験容器に対応で
きるように、上記試験容器の種類を特定する手段を備え
てなる。
【0015】本発明の沈降速度測定において、沈降物を
含む液体試料を満たした試験容器を静止保持すると、液
体試料中の沈降物の沈降にともなって、試験容器内に上
澄み液と沈降物との境界が現れ、この境界は経時的に下
降していき、一定時間を経過するとこの境界の下降が停
止(沈降物の沈降が停止)する。
【0016】この液体試料中を透過する光の光量は、試
験容器の透明度(収容物の内容等に対応する)に従って
変化し、上澄み液より上の空間つまり上澄み液の存在し
ない空間、上澄み液および沈降物をそれぞれ透過した光
は互いに明確に区別でき、この透過した光を検出するこ
とにより、上澄み液の液面とこの上澄み液および沈降物
の境界とを確実に捉えることができる。
【0017】したがって、試験容器内を透過した光の光
量変化を、単一の二次元センサ手段例えばエリアセンサ
をセンサ部として備えるエリアセンサカメラを用いて電
気的に検出することにより、これら検出値の経時的変化
から上澄み液の深さ(高さ)寸法を算出でき、さらに、
この算出値と測定時間から沈降物の沈降速度を算出でき
る。
【0018】例えば、クエン酸ナトリウム溶液1に対し
血液4の混合液を用いて赤沈を測定する場合、沈降物で
ある血球層(赤血球等がかたまり沈殿したもの)とその
上澄み液である血漿との境界、および血漿と混合液の存
在しない空間との境界つまり血漿液面を透過する光の光
量は大きく変化する。したがって、この光量変化をエリ
アセンサカメラを用いて検出することで、血漿の深さの
経時的変化をリアルタイムに捉えることができ、またそ
の最大深さ寸法を算出することができる。
【0019】この場合、エリアセンサカメラは、上記境
界を二次元的に捉えることができ、より正確で再現性の
良い赤沈測定を可能とする。
【0020】さらに、エリアセンサカメラによれば、そ
の受光可能面積に対応配置された複数の試験容器を透過
する光を同時に受光することが可能であることから、静
止状態にある複数の試験容器について、その赤沈測定を
同時に行うことが可能となり、このようなエリアセンサ
カメラを用いた沈降速度測定装置にあっては、装置構造
の簡素化を図ることができる。
【0021】また、上記試験容器を傾斜状に保持して赤
沈測定を実施することにより、自然対流による赤血球の
沈降速度が促進されて、短時間での赤沈測定が可能とな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0023】実施形態1 本発明に係る沈降速度測定装置が図1に示されている。
この装置は、具体的には図3に示すような試験容器1内
に収容された血液の赤沈を光学的に測定するものであっ
て、容器保持手段2、投光手段3、二次元センサ手段
4、演算手段6、表示部7および操作部8を主要部とし
て構成されている。
【0024】容器保持手段2は、複数本(本実施形態に
おいては5本)の試験容器1、1、…を等間隔で傾斜状
に保持するものであって、具体的には図2および図3に
示すように、2枚の垂直板2aと、3枚の水平状の上板
2b、下板2cおよび底板2dからなり、前記上板2b
と下板2cとの間に各試験容器1に対応した5枚の傾斜
板2eを備えるとともに、前記上板2bと下板2cに
は、試験容器1の外径寸法とほぼ同じ内径の丸穴h1、
h2がそれぞれ形成されている。
【0025】そして、上記傾斜保持構造において、上記
底板2dにより試験容器1の底が支えられるとともに、
試験容器1の上部と下部が、上記上板2bおよび下板2
cの丸穴h1およびh2に挿通して傾斜保持される構造
とされている。なお、傾斜板2eは試験容器1を上側か
ら挿入する際の案内手段として機能する。
【0026】また、これら傾斜保持構造2a〜2dにお
ける傾斜は、試験容器1内の血液に自然対流を生じさせ
て、沈降物である血球層の沈降を促進させるためのもの
で、好適には、上記丸穴h1およびh2に保持される試
験容器1が15°〜25°の角度をもって傾斜するよう
に設定されており、図示の実施形態においては15°の
傾斜角度に設定されている。
【0027】投光手段3は、血液が収容された試験容器
1に対して光を投射するためのもので、好適には赤外L
ED(発光ダイオード)アレイ等が用いられる。
【0028】二次元センサ手段4は、上記投光手段3か
ら上記複数の試験容器1、1、…内の各測定範囲を透過
した光を受光して撮像するもので、上記試験容器1、
1、…を挟んで上記投光手段3に対向して設けられ、上
記試験容器1、1、…の傾斜角度と同一の傾斜角度でも
って傾斜状に設置されている。
【0029】この二次元センサ手段4としては、センサ
部としてCCDエリアセンサ等のエリアセンサを備える
エリアセンサカメラが使用され、図示の実施形態におい
ては、センサ部としてCCDエリアセンサを備えるCC
Dエリアセンサカメラが用いられており、試験容器1内
の血漿と血球層との境界等の画像を撮像する。
【0030】演算手段6は、上記CCDエリアセンサカ
メラ4から送出される画像データに基づいて、血液中の
血球層の沈降速度を算出するもので、具体的には画像処
理部6aと演算処理部6bとからなる。
【0031】画像処理部6aは、CCDエリアセンサカ
メラ4から送出される画像データから、試験容器1毎
に、前記試験容器1の軸方向と直角方向に配列された複
数の画素の各明暗レベルの軸方向への経時的変化を積算
し、そのデータから血液の上澄み液である血漿S1と沈
殿物である血球層S2との境界位置(以後血沈位置と称
する)を判定し、演算処理部6bに送出する。
【0032】画像処理の方法を図4を用いてさらに詳細
に説明する。図4は、CCDエリアセンサカメラ4で撮
像した試験容器1内の血液の画像である。このCCDエ
リアセンサカメラ4で撮像した像は、たとえば480x
512の2次元配列の画素に分割され、さらに各画素毎
に0〜255の256段階の階調(明暗レベル)に分け
られる。
【0033】本実施形態において、CCDエリアセンサ
カメラ4の撮像画素の2次元配列のうちの一つの配列方
向(図示のものでは矢符Y方向)が、前記試験容器1の
軸方向と平行するように構成されるとともに、画像処理
部6aにおいて、各試験容器1に対応して測定範囲を規
定する複数(本実施形態では5個)の検出ウインドウ
(測定範囲規定手段)Maが設定されている。
【0034】この各検出ウインドウMaは、各試験容器
1の軸線に沿って延びるスリット状の細長い矩形状とさ
れている。そして、この検出ウインドウMaの形状寸法
は、その縦方向寸法が試験容器1の長さ寸法よりも小さ
く、かつその横方向寸法が試験容器1の外径寸法よりも
小さく設定されて、試験容器1内の血液の血沈挙動が確
実に捉えられるように設計されている。
【0035】これにより、上記投光手段3から上記複数
の試験容器1、1、…内を透過してCCDエリアセンサ
カメラ4の撮像画素に到達した光のうち、上記検出ウイ
ンドウMa、Ma…により規定された測定範囲のみが測
定に供されることとなる。
【0036】図中、(a)は血球がまだ沈降せず、血漿
S1と血球層S2との境界が出現していない初期状態を
示し、(b)は単位時間経過後の血沈位置を示す。ま
た、各(a)、(b)における右側の図は、画像処理に
て前記試験容器1の軸方向(図中の矢符Y方向)と直角
方向(図中の矢符X方向)に配列された1画素(たとえ
ば試験容器1の軸線上にある画素)の明暗レベルの軸方
向への経時的変化を積算した波形図であり、そのデータ
を所定の閾値(Vth )と比較して、その閾値より高いレ
ベル(血漿部分)と低いレベル(血球層)との境界位置
を求めることにより、上記血沈位置と判定し、演算処理
部6bに送出する。
【0037】演算処理部6bでは、上記画像処理部6a
の判定結果に基づいて、試験容器1内の血漿S1の高さ
寸法を演算し、これと設定された測定時間(好適には1
5分〜20分)とから、単位時間あたりの血沈位置の変
化量(ΔY)を求めて、赤沈を算出する。
【0038】なお、以上の説明においては、1本の試験
容器1に対する赤沈測定工程を述べたが、他の4本の試
験容器1、1、…に対しても時系列的に同様の工程にて
赤沈測定が行われる。この場合、試験容器1の特定は、
具体的には図示しないが、試験容器1の上部に細帯状の
IDラベルが貼付されており、このIDラベルに印刷さ
れた被採血者のID情報を、図示しないID読取装置で
読み取ることにより行われる。このID読取装置として
は、ID情報が文字の場合は文字読取装置が用いられ、
ID情報がバーコードの場合はバーコードリーダが用い
られる。
【0039】次に、以上のように構成された沈降速度測
定装置を用いて赤沈を測定する方法について説明する。
【0040】試験容器1に被採血者から血液を採取する
とともに、これに抗凝固剤であるクエン酸ナトリウム溶
液を加えてから、この試験容器1を振って、上記血液と
クエン酸ナトリウム溶液を混ぜる。この後、試験容器1
を、容器保持手段2の上板2bと下板2cに設けられた
丸穴h1、h2内に上側から挿入して、傾斜状に静止保
持させる。複数人(図示のものにおいては最大5人)の
被採血者の血液について赤沈測定を行う場合には、以上
の要領で、容器保持手段2に適宜保持させる。
【0041】ID読取装置が有る場合は、まずこのID
読取装置により各試験容器1のIDラベルが読み取られ
て、試験容器1の特定(採血者の氏名等の読み込み)が
行われる。
【0042】タッチパネル等からなる操作部8のスター
トキーを押すことにより、赤沈測定が自動的に実行され
る。すなわち、投光手段3により、上記試験容器1、
1、…に光を投射して、CCDエリアセンサカメラ4に
より、各試験容器1を通過した赤外光を受光して撮像す
るととともに、各画像データを演算部6の画像処理部6
aに送って血沈位置が判定され、演算処理部6bにて各
試験容器1毎に赤沈が算出される。
【0043】具体的には、前述したように、血液を満た
した試験容器1を静止保持すると、血液中の血球層の沈
降にともなって、試験容器1内に血漿S1と血球層S2
との境界が現れ、この境界は経時的に下降していき、一
定時間を経過するとこの境界の下降が停止(血球層の沈
降が停止)する。
【0044】投光手段3から投射されて、上記血液中を
透過する光の光量は、試験容器1の透明度に従って変化
し、特に、血漿S1より上の空間つまり血漿S1の存在
しない空間、血漿S1および血球層S2をそれぞれ透過
した光の光量は大きく変化して互いに明確に区別でき、
この透過した光を検出することにより、血漿S1の液面
とこの血漿S1および血球層S2の境界とを確実に捉え
ることができる。
【0045】したがって、上述したように、試験容器1
内を透過した光の光量変化を、単一のCCDエリアセン
サカメラ4を用いて電気的に検出することにより、これ
ら検出値の経時的変化から、演算部6(画像処理部6
a、演算処理部6b)により、血漿S1の深さ(高さ)
寸法を算出でき、さらに、この算出値と測定時間から血
球層S2の沈降速度を算出できる。
【0046】この場合、上記CCDエリアセンサカメラ
4は、上記境界を二次元的に捉える(図中X方向に複数
の撮像画素により捉える)ことができ、より正確な赤沈
測定を可能とする。
【0047】この赤沈測定結果は、国際標準法に基づく
表示方式により、液晶モニタ等からなる表示装置8に電
光表示されるとともに、図示しないプリンタ等により印
刷表示される。
【0048】実施形態2 本実施形態は図5に示されており、外径の違う複数種類
の試験容器(好適には、成人の赤沈測定に使用される標
準管と赤ん坊の赤沈測定に使用されるキャピラリー管)
に対応できる沈降速度測定装置であり、具体的には、実
施形態1の測定範囲を規定する検出ウインドウの形状が
改変されたものである。
【0049】すなわち、本実施形態の検出ウインドウ
は、血沈を測定するための検出ウインドウMaに加え
て、試験容器1の外径を測定するための検出ウインドウ
Mbを備えてなる。
【0050】検出ウインドウMbは、図示のごとく、試
験容器1の下端近傍(血球層圏内)に、水平状に設けら
れたスリット状の窓で、その横方向寸法が試験容器1の
直径寸法よりも大きく設定されて、試験容器1の外径エ
ッジを検出できるように設計されている。
【0051】これにより、投光手段3から上記複数の試
験容器1、1、…内を透過してCCDエリアセンサカメ
ラ4の撮像画素に到達した光のうち、上記検出ウインド
ウMa、Ma…およびMb、Mb、…により規定された
測定範囲のみが測定に供されることとなる。その他の構
成は実施形態1と同様である。
【0052】ただし、演算手段6における画像処理部6
aは、上記CCDエリアセンサカメラ4から送出される
画像データのうち、実施形態1と同様に、上記検出ウイ
ンドウMaで検出された画像データに基づいて血沈位置
を判定すると共に、上記検出ウインドウMbで検出され
た画像データに基づいて試験容器1の外径を判定する。
【0053】検出ウインドウMbは、上述したように、
試験容器1の下端近傍(血球層圏内)に形成されている
から、試験容器1と外界との区別は容易に出来、最も外
側同志のエッジを検出することで、試験容器1の外径を
判定することができる。
【0054】なお、試験容器1としてキャピラリー管1
0を用いる場合は、図5(b)に示すように、その外径
寸法が標準管と同一の透明のホルダ11に挿入して用い
られる。
【0055】また、演算処理部6bでは、上記画像処理
部6aの判定結果に基づいて、実施形態1と同様に、赤
沈を算出すると共に、試験容器1の外径寸法を算出す
る。
【0056】次に、以上のように構成された沈降速度測
定装置を用いて赤沈を測定する方法について説明する。
【0057】試験容器1を、容器保持手段2に傾斜保持
する動作および試験容器1の特定(採血者の氏名等の読
み込み)動作については、実施形態1と同様である。
【0058】操作部8のスタートキーを押すことによ
り、まず最初に、検出ウインドウMbで検出された画像
データに基づいて試験容器1の外径を測定して、試験容
器1が標準管かキャピラリー管かが特定される。
【0059】次に、検出ウインドウMaで検出された画
像データに基づいて血沈位置を判定し、赤沈測定が自動
的に実行される。この赤沈測定の動作については、実施
形態1と全く同様である。
【0060】実施形態3 本実施形態は図6〜図9に示されている。実施形態1に
おいて、検出ウインドウ(測定範囲規定手段)を二次元
センサ手段に配して構成したが、本実施形態において
は、図示するように、投光手段3と二次元センサ手段4
との間に物理的な測定範囲規定手段5を配置した。それ
に伴い容器保持手段2と前記測定範囲規定手段5とを一
体的に構成し、その他実施形態1と同様に演算手段6、
表示部7および操作部8を主要部として構成されてい
る。
【0061】容器保持手段2は、複数本(本実施形態に
おいては5本)の試験容器1、1、…を等間隔で傾斜状
に保持するものであって、具体的には図6および図7に
示すように、後述する測定範囲規定手段としての遮光板
5と一体的に形成されている。
【0062】図示の容器保持手段2における各試験容器
1の傾斜保持構造は、遮光板5から突き出た1枚の傾斜
板2eと、3枚の水平状の上板2b、下板2cおよび底
板2dからなり、上板2bと下板2cには、試験容器1
の外径寸法とほぼ同じ内径の丸穴h1、h2がそれぞれ
形成されている。
【0063】そして、上記傾斜保持構造において、上記
底板2dにより試験容器1の底が支えられるとともに、
試験容器1の上部と下部が、上記上板2bおよび下板2
cの丸穴h1およびh2に挿通して傾斜保持される構造
とされている。なお、傾斜板2eは試験容器1を上側か
ら挿入する際の案内手段として機能する。
【0064】図示の実施形態においては、このような試
験容器1の傾斜保持構造2b〜2dが、図7および図8
に示すように、上記遮光板5の横方向に所定間隔をもっ
て均等に5箇所設けられている。
【0065】また、これら傾斜保持構造2b〜2dにお
ける傾斜は、試験容器1内の血液に自然対流を生じさせ
て、沈降物である血球層の沈降を促進させるためのもの
で、好適には、上記丸穴h1およびh2に保持される試
験容器1が15°〜25°の角度をもって傾斜するよう
に設定されており、図示の実施形態においては15°の
傾斜角度に設定されている。
【0066】測定範囲規定手段5は、CCDエリアセン
サカメラ4と投光手段3との間に配置されて、複数の試
験容器1、1、…内の各測定範囲をそれぞれ規定するた
めのものである。
【0067】この測定範囲規定手段5は、具体的には上
述したごとく、投光手段3から複数の試験容器1、1、
…内を透過した光を遮光する遮光板の形態とされてい
る。この遮光板5には、図8に示すように、上記測定範
囲を規定する透光窓5aが容器保持手段2により保持さ
れた試験容器1、1、…にそれぞれ対応して複数箇所
(図示の実施形態においては5箇所)設けられている。
【0068】各透光窓5aは、図8に示すように、容器
保持手段2における各傾斜保持構造2b〜2dに保持さ
れた試験容器1の軸線に沿って延びるスリット状の細長
い平行四辺形状とされている。この透光窓5aの形状寸
法は、その縦方向寸法が試験容器1の長さ寸法よりも小
さく、かつその横方向寸法が試験容器1の外径寸法より
も小さく設定されて、試験容器1内の血液の血沈挙動が
確実に捉えられるように設計されている。
【0069】これにより、上記投光手段3から上記複数
の試験容器1、1、…内を透過した光のうち、上記遮光
板5の各透光窓5a、5a、…により規定された測定範
囲を通過した光のみが上記CCDエリアセンサカメラ4
まで到達して撮像されることとなる。
【0070】図9は、遮光板5の透光窓5aを通して撮
像したCCDエリアセンサカメラ4における試験容器1
内の血液の画像であるが、CCDエリアセンサカメラ4
から送出される画像データは、上記投光窓5aに対応し
た部分のみ送出される。その後の画像処理部6aにおけ
る画像処理の方法は、実施形態1と同様である。
【0071】その他の作用および以上のように構成され
た沈降速度測定装置を用いて赤沈を測定する方法につい
ても、実施形態1と同様である。
【0072】実施形態4 本実施形態は図10〜図11に示されており、実施形態
2と同様に、外径の違う複数種類の試験容器に対応でき
る沈降速度測定装置であり、具体的には、実施形態3の
遮光板5の透光窓の形状が改変されたものである。
【0073】すなわち、本実施形態の透光窓は、血沈を
測定するための透光窓5aに加えて、試験容器1の外径
を測定するための透光窓5bを備えてなる。
【0074】透光窓5bは、図示のごとく、試験容器1
の下端近傍(血球層圏内)に、水平状に設けられたスリ
ット状の窓で、その横方向寸法が試験容器1の直径寸法
よりも大きく設定されて、試験容器1の外径エッジを検
出できるように設計されている。
【0075】これにより、投光手段3から上記複数の試
験容器1、1、…内を透過した光のうち、上記遮光板5
の各透光窓5a、5a、…および透光窓5b、5b、…
により規定された測定範囲を通過した光のみがCCDエ
リアセンサカメラ4まで到達して撮像されることとな
る。その他の構成は実施形態1と同様である。
【0076】ただし、演算手段6における画像処理部6
aは、上記CCDエリアセンサカメラ4から送出される
画像データのうち、実施形態3と同様に、上記透光窓5
aを通過した画像データに基づいて血沈位置を判定する
と共に、上記透光窓5bを通過した画像データに基づい
て試験容器1の外径を判定する。
【0077】透光窓5bは、上述したように、試験容器
1の下端近傍(血球層圏内)に形成されているから、試
験容器1と外界との区別は容易に出来、最も外側同志の
エッジを検出することで、試験容器1の外径を判定する
ことができる。
【0078】なお、試験容器1としてキャピラリー管1
0を用いる場合は、図11(b)に示すように、その外
径寸法が標準管と同一の透明のホルダ11に挿入して用
いられる。
【0079】また、演算処理部6bでは、上記画像処理
部6aの判定結果に基づいて、実施形態3と同様に、赤
沈を算出すると共に、試験容器1の外径寸法を算出す
る。
【0080】次に、以上のように構成された沈降速度測
定装置を用いて赤沈を測定する方法について説明する。
【0081】試験容器1を、容器保持手段2に傾斜保持
する動作および試験容器1の特定(採血者の氏名等の読
み込み)動作については、実施形態1と同様である。
【0082】操作部8のスタートキーを押すことによ
り、まず最初に、透光窓5bを通過した画像データに基
づいて試験容器1の外径を測定して、試験容器1が標準
管かキャピラリー管かが特定される。
【0083】次に、透光窓5aを通過した画像データに
基づいて血沈位置を判定し、赤沈測定が自動的に実行さ
れる。この赤沈測定の動作については、実施形態3と全
く同様である。
【0084】赤沈測定結果は、上記のように特定された
試験容器1に係る国際標準法に基づく表示方式により、
液晶モニタ等からなる表示装置8に電光表示されるとと
もに、図示しないプリンタ等により印刷表示される。
【0085】しかして、以上のように構成された沈降速
度測定装置において、CCDエリアセンサカメラ4は、
その受光可能面積に対応配置された複数の試験容器1、
1、…を透過する光を同時に受光することが可能である
ことから、静止状態にある複数の試験容器1、1、…に
ついて、その赤沈測定を同時に行うことが可能である。
【0086】また、容器保持手段2により、試験容器1
を傾斜状に保持して赤沈測定を実施することにより、自
然対流による赤血球の沈降速度が促進されて、短時間で
の赤沈測定が可能となる。
【0087】なお上述した実施形態はあくまでも本発明
の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに
限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能
である。
【0088】例えば、図示の実施形態においては、試験
容器1を傾斜状に静置したが、垂直状に静置しても良
い。
【0089】また、図示の実施形態においては、投光手
段3の光源として良好なコントラストを得ることができ
る赤外光を用いたが、赤色LEDアレイ等の可視光を用
いても良い。
【0090】さらに、本発明は、上述した血液の沈降速
度測定つまり赤沈測定に限らず、同様な沈降挙動をする
他の液体試料中の沈降物の沈降速度の測定にも適用可能
である。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の沈降速度
測定方法によれば、液体試料を二次元センサ手段で撮像
して画像処理することにより、上澄み液と沈降物との境
界を二次元的に捉えることができ、これにより迅速(従
来の1/4程度の測定時間)かつ精度の高い沈降速度測
定が可能となり、例えば、血液の赤沈測定にあっては、
緊急の医療措置が必要な場合において非常に有効とな
る。
【0092】また、本発明の沈降速度測定装置によれ
ば、複数の試験容器を通過した光を、一台の二次元セン
サ機能を有する二次元センサ手段で撮像することによ
り、簡単な構成で、静置された複数の試験容器について
液体試料の沈降速度を同時に測定することができる。
【0093】また、試験容器の外径測定手段を備えたこ
とにより、標準管とキャピラリー管とが共用でき、各々
の試験容器に対応した別々の沈降速度測定装置を用意し
なくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態1である液体試料の沈降
速度測定装置の概略を示す構成ブロック図である。
【図2】同沈降速度測定装置における投光手段、容器保
持手段、遮光板およびCCDエリアセンサカメラの相対
位置関係を示す平面図である。
【図3】同沈降速度測定装置におけるCCDエリアセン
サカメラにて複数の試験容器を測定する場合の配置例を
示す図2のA−A線に沿った正面図である。
【図4】同沈降速度測定装置における画像処理方式の一
例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る実施形態2である液体試料の沈降
速度測定装置におけるCCDエリアセンサカメラ画像の
一例を示す説明図で、(a)は試験容器として標準管を
用いた場合、(b)はキャピラリ管を用いた場合を示し
ている。
【図6】本発明に係る実施形態3である液体試料の沈降
速度測定装置の概略を示す構成ブロック図である。
【図7】同沈降速度測定装置における投光手段、容器保
持手段、遮光板およびCCDエリアセンサカメラの相対
位置関係を示す平面図である。
【図8】同沈降速度測定装置におけるCCDエリアセン
サカメラにて複数の試験容器を測定する場合の配置例を
一部切開して示す図7のB−B線に沿った正面図であ
る。
【図9】同沈降速度測定装置における画像処理方式の一
例を示す説明図である。
【図10】本発明に係る実施形態4である液体試料の沈
降速度測定装置おけるCCDエリアセンサカメラにて複
数の試験容器を測定する場合の配置例を一部切開して示
す正面図である。
【図11】同沈降速度測定装置におけるCCDエリアセ
ンサカメラ画像の一例を示す説明図で、(a)は試験容
器として標準管を用いた場合、(b)はキャピラリ管を
用いた場合を示している。
【符号の説明】
1 試験容器 2 容器保持手段 3 投光手段 4 CCDエリアセンサカメラ(二次元
センサ手段) 5 遮光板(測定範囲規定手段) 5a 透光窓(赤沈測定用) 5b 透光窓(試験容器の種類特定用) 6 演算部(演算手段) 6a 画像処理部 6b 演算処理部 7 表示部 8 操作部 10 キャピラリ管 11 ホルダ S1 血漿(上澄み液) S2 血球層(沈降物) b 血漿と血球層との境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡貫 明男 東京都小平市御幸町32番地 株式会社日立 国際電気小金井工場内 Fターム(参考) 2G045 AA01 CA25 FA13 GC10 HA09 HC05 JA01 5B057 AA07 BA02 CA12 CA16 DA01 DB02 DC03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験管等の透明な試験容器内に収容され
    た液体試料中の沈降物の沈降速度を光学的に測定する沈
    降速度測定方法であって、 沈降物を含む液体試料が収容された複数の試験容器に光
    を投射して、このときこれら複数の試験容器内を透過し
    た光を単一の二次元センサ手段で受光し、この二次元セ
    ンサ手段から送出される画像データに基づいて、液体試
    料中の沈降物の沈降速度を求めるようにしたことを特徴
    とする液体試料の沈降速度測定方法。
  2. 【請求項2】 前記二次元センサ手段の撮像画素の2次
    元配列のうちの一つの配列方向が、前記試験容器の軸方
    向と平行していることを特徴とする請求項1に記載の液
    体試料の沈降速度測定方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の試験容器内を透過した光を前
    記二次元センサ手段で受光する際、各試験容器内の測定
    範囲をそれぞれ規定することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の液体試料の沈降速度測定方法。
  4. 【請求項4】 前記測定範囲は、前記二次元センサ手段
    で受光する前に規定することを特徴とする請求項3に記
    載の液体試料の沈降速度測定方法。
  5. 【請求項5】 前記測定範囲は、前記二次元センサ手段
    で受光した後に規定することを特徴とする請求項3に記
    載の液体試料の沈降速度測定方法。
  6. 【請求項6】 前記二次元センサ手段から送出される画
    像データに基づいて、前記試験容器毎に、前記試験容器
    の軸方向と直角方向に配列された複数の画素の各明暗レ
    ベルの軸方向への経時的変化から、前記液体試料中の上
    澄み液の深さ寸法を算出することにより、液体試料中の
    沈降物の沈降速度を求めるようにしたことを特徴とする
    請求項2に記載の液体試料の沈降速度測定方法。
  7. 【請求項7】 前記液体試料中の沈降物の沈降速度を求
    めるに際して、前記試験容器の種類を特定することを特
    徴とする請求項1に記載の液体試料の沈降速度測定方
    法。
  8. 【請求項8】 沈降物を含む液体試料が収容された前記
    複数の試験容器を傾斜状に配置して、自然対流により前
    記沈降物の沈降を促進させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の液体試料の沈降速度測定方法。
  9. 【請求項9】 前記液体試料が血液であることを特徴と
    する請求項1から8のいずれか一つに記載の液体試料の
    沈降速度測定方法。
  10. 【請求項10】 試験管等の透明な試験容器内に収容さ
    れた液体試料中の沈降物の沈降速度を光学的に測定する
    沈降速度測定装置であって、 沈降物を含む液体試料が収容された複数の試験容器を所
    定の間隔をもって保持する容器保持手段と、 前記複数の試験容器に光を投射する投光手段と、 前記複数の試験容器を挟んで前記投光手段に対向して設
    けられ、前記投光手段から前記複数の試験容器内を透過
    した光を受光する単一の二次元センサ手段と、 前記二次元センサ手段から送出される画像データに基づ
    いて、液体試料中の沈降物の沈降速度を算出する演算手
    段とを備えてなることを特徴とする液体試料の沈降速度
    測定装置。
  11. 【請求項11】 前記二次元センサ手段の撮像画素の2
    次元配列のうちの一つの配列方向が、前記試験容器の軸
    方向と平行するよう構成されたことを特徴とする請求項
    10に記載の液体試料の沈降速度測定装置。
  12. 【請求項12】 前記二次元センサ手段に配されて、前
    記各試験容器内の測定範囲をそれぞれ規定する測定範囲
    規定手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の
    液体試料の沈降速度測定装置。
  13. 【請求項13】 前記二次元センサ手段と前記投光手段
    との間に配置されて、前記各試験容器内の測定範囲をそ
    れぞれ規定する測定範囲規定手段を備えたことを特徴と
    する請求項10に記載の液体試料の沈降速度測定装置。
  14. 【請求項14】 前記測定範囲規定手段は、前記投光手
    段から前記試験容器内を透過した光を遮光する遮光板の
    形態とされ、 この遮光板には、前記測定範囲を規定する透光窓が前記
    容器保持手段により保持された前記試験容器にそれぞれ
    対応して設けられていることを特徴とする請求項13に
    記載の液体試料の沈降速度測定装置。
  15. 【請求項15】 前記遮光板に、前記試験容器の種類を
    特定する画像を得るための透光窓が、前記容器保持手段
    により保持された前記試験容器にそれぞれ対応して設け
    られていることを特徴とする請求項14に記載の液体試
    料の沈降速度測定装置。
  16. 【請求項16】 前記演算手段は、 前記二次元センサ手段から送出される画像データに基づ
    いて、前記試験容器毎に、前記試験容器の軸方向と直角
    方向に配列された複数の画素の各明暗レベルの軸方向へ
    の経時的変化を積算することにより、液体試料中の上澄
    み液と沈降物との境界位置を判定する画像処理部と、 この画像処理部の判定結果に基づいて、前記試験容器内
    の上澄み液の高さ寸法を演算し、これと設定された測定
    時間とから、前記境界位置の単位時間あたりの変化量を
    求めて、液体試料中の沈降物の沈降速度を算出する演算
    手段とを備えてなることを特徴とする請求項11に記載
    の液体試料の沈降速度測定装置。
  17. 【請求項17】 前記容器保持手段は、前記試験容器を
    所定の傾斜角度をもって傾斜状にそれぞれ保持する構造
    を備え、 これにより、前記試験容器内の液体試料に自然対流が生
    じて、前記沈降物の沈降が促進されるように構成されて
    いることを特徴とする請求項10に記載の液体試料の沈
    降速度測定装置。
  18. 【請求項18】 前記傾斜角度が15°〜25°に設定
    されていることを特徴とする請求項17に記載の液体試
    料の沈降速度測定装置。
  19. 【請求項19】 前記二次元センサ手段は、センサ部と
    してCCDエリアセンサ等のエリアセンサを備えるエリ
    アセンサカメラであることを特徴とする請求項10に記
    載の液体試料の沈降速度測定装置。
  20. 【請求項20】 前記液体試料が血液であることを特徴
    とする請求項10から19のいずれか一つに記載の液体
    試料の沈降速度測定装置。
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