JP2003270506A - 光学機器および遮光方法 - Google Patents
光学機器および遮光方法Info
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成の大型化を招くことなく、不要入射光を
除去し、ゴースト像の発生を防止することができるよう
にする。 【解決手段】 遮光部材20を鏡筒内部に設ける。遮光
部材20の前側の端部には、前側ストッパー22が形成
されている。前側ストッパー22によって、鏡筒内部に
おいて、撮影レンズ2よりも物体側の位置で有効画角外
からの不要入射光が遮光される。鏡筒1の外部で遮光す
る従来のレンズフードとは異なり、構成の大型化を招く
ことなく、不要入射光を除去し、ゴースト像の発生を防
止することができる。遮光部材20は、開口絞り21の
押さえ部材としても機能する。
除去し、ゴースト像の発生を防止することができるよう
にする。 【解決手段】 遮光部材20を鏡筒内部に設ける。遮光
部材20の前側の端部には、前側ストッパー22が形成
されている。前側ストッパー22によって、鏡筒内部に
おいて、撮影レンズ2よりも物体側の位置で有効画角外
からの不要入射光が遮光される。鏡筒1の外部で遮光す
る従来のレンズフードとは異なり、構成の大型化を招く
ことなく、不要入射光を除去し、ゴースト像の発生を防
止することができる。遮光部材20は、開口絞り21の
押さえ部材としても機能する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有効画角外(撮影
画角外)からの不要入射光(有害光、不要光)を遮光
(遮蔽、遮断)する機能を備えた光学機器および鏡筒に
関する。
画角外)からの不要入射光(有害光、不要光)を遮光
(遮蔽、遮断)する機能を備えた光学機器および鏡筒に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラなどの光学機器におい
ては、有効画角外から光が入射すると、その光線がレン
ズ表面などで多重反射して撮像面に導かれ、ゴースト像
を発生させる原因となることが知られている。このゴー
スト像を発生させる原因となる有害光を除去する方法と
しては、例えば、鏡筒の外部にレンズフードを装着する
ものが知られている。
ては、有効画角外から光が入射すると、その光線がレン
ズ表面などで多重反射して撮像面に導かれ、ゴースト像
を発生させる原因となることが知られている。このゴー
スト像を発生させる原因となる有害光を除去する方法と
しては、例えば、鏡筒の外部にレンズフードを装着する
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鏡筒の
外部にレンズフードのような構造物を設けることは、特
に、小型化が要求されている光学機器(例えばCCD
(電荷結合素子)を用いた小型の電子カメラなど)にお
いては、構成の大型化を招く要因となり好ましくない。
外部にレンズフードのような構造物を設けることは、特
に、小型化が要求されている光学機器(例えばCCD
(電荷結合素子)を用いた小型の電子カメラなど)にお
いては、構成の大型化を招く要因となり好ましくない。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、構成の大型化を招くことなく、不要
入射光を除去し、ゴースト像の発生を防止することがで
きる光学機器および遮光方法を提供することにある。
ので、その目的は、構成の大型化を招くことなく、不要
入射光を除去し、ゴースト像の発生を防止することがで
きる光学機器および遮光方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による光学機器
は、レンズを保持する鏡筒と、鏡筒内部において、レン
ズよりも物体側に設けられ、有効画角外からの不要入射
光を遮光する機能を有する遮光手段とを備えたものであ
る。
は、レンズを保持する鏡筒と、鏡筒内部において、レン
ズよりも物体側に設けられ、有効画角外からの不要入射
光を遮光する機能を有する遮光手段とを備えたものであ
る。
【0006】本発明による遮光方法は、レンズを保持す
る鏡筒に適用される遮光方法であって、鏡筒内部におい
て、レンズよりも物体側の位置で、有効画角外からの不
要入射光を遮光するようにしたものである。
る鏡筒に適用される遮光方法であって、鏡筒内部におい
て、レンズよりも物体側の位置で、有効画角外からの不
要入射光を遮光するようにしたものである。
【0007】本発明による光学機器および遮光方法で
は、鏡筒内部において、レンズよりも物体側の位置で、
有効画角外からの不要入射光が遮光される。鏡筒の外部
で遮光する従来のレンズフードとは異なり、鏡筒内部に
おいて遮光するので、構成の大型化を招くことなく、不
要入射光が除去される。
は、鏡筒内部において、レンズよりも物体側の位置で、
有効画角外からの不要入射光が遮光される。鏡筒の外部
で遮光する従来のレンズフードとは異なり、鏡筒内部に
おいて遮光するので、構成の大型化を招くことなく、不
要入射光が除去される。
【0008】なお、本発明による光学機器において、遮
光手段を、例えば、開口絞りよりも物体側に設け、開口
絞りの押さえ部材としても機能させるようにしてもよ
い。これにより、例えば、開口絞りを取り付けるための
部材(接着剤または専用の固定部材など)の低減もしく
は削減を図りつつ、開口絞りの安定的な取り付けが行わ
れる。
光手段を、例えば、開口絞りよりも物体側に設け、開口
絞りの押さえ部材としても機能させるようにしてもよ
い。これにより、例えば、開口絞りを取り付けるための
部材(接着剤または専用の固定部材など)の低減もしく
は削減を図りつつ、開口絞りの安定的な取り付けが行わ
れる。
【0009】また、遮光手段を、不要入射光を遮光する
遮光部分と、この遮光部分と一体構造を成し、遮光部分
よりも像側において開口絞りとして機能する部分とを有
した構成にしてもよい。これにより、不要入射光を遮光
する機能と開口絞りとしての機能とを単一の部材で実現
でき、部品点数の削減が図られる。
遮光部分と、この遮光部分と一体構造を成し、遮光部分
よりも像側において開口絞りとして機能する部分とを有
した構成にしてもよい。これにより、不要入射光を遮光
する機能と開口絞りとしての機能とを単一の部材で実現
でき、部品点数の削減が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る光学機器の構成を表している。な
お、本実施の形態に係る遮光方法は、本実施の形態に係
る光学機器によって具現化されるので、以下併せて説明
する。本実施の形態に係る光学機器は、例えばCCDを
用いた小型の電子カメラなどに適用可能なものである。
この光学機器は、撮影レンズ2を保持するための鏡筒1
と、この鏡筒1の内部に設けられ、不要入射光を遮光す
る機能を有する遮光部材20とを備えている。この光学
機器は、また、鏡筒1の内部に設けられた開口絞り21
を備えている。
1の実施の形態に係る光学機器の構成を表している。な
お、本実施の形態に係る遮光方法は、本実施の形態に係
る光学機器によって具現化されるので、以下併せて説明
する。本実施の形態に係る光学機器は、例えばCCDを
用いた小型の電子カメラなどに適用可能なものである。
この光学機器は、撮影レンズ2を保持するための鏡筒1
と、この鏡筒1の内部に設けられ、不要入射光を遮光す
る機能を有する遮光部材20とを備えている。この光学
機器は、また、鏡筒1の内部に設けられた開口絞り21
を備えている。
【0012】撮影レンズ2は、例えば、光軸Z1に沿っ
て、物体側より順に2枚のレンズG1,G2が配設され
た構成となっている。撮影レンズ2の結像面(撮像面)
3には、例えばC−MOS(Complementary-Metal Oxid
e Semiconductor)を利用したCCDが配置される。ま
た、撮影レンズ2と撮像面3との間には、撮像面3を保
護するためのカバーガラスGCが配置されている。な
お、図では、カバーガラスGCが、撮像面3と離れた位
置に配置されているが、カバーガラスGCの像側の面
が、撮像面3とほぼ一致するように配置されていてもよ
い。
て、物体側より順に2枚のレンズG1,G2が配設され
た構成となっている。撮影レンズ2の結像面(撮像面)
3には、例えばC−MOS(Complementary-Metal Oxid
e Semiconductor)を利用したCCDが配置される。ま
た、撮影レンズ2と撮像面3との間には、撮像面3を保
護するためのカバーガラスGCが配置されている。な
お、図では、カバーガラスGCが、撮像面3と離れた位
置に配置されているが、カバーガラスGCの像側の面
が、撮像面3とほぼ一致するように配置されていてもよ
い。
【0013】鏡筒1は、中空形状となっており、その内
周部分には、物体側から順に、遮光部材取付部11およ
びレンズ取付部13が設けられている。遮光部材取付部
11およびレンズ取付部13は、それぞれ、遮光部材2
0および撮影レンズ2を保持するための部分である。鏡
筒1において、遮光部材取付部11の内径は、レンズ取
付部13の内径よりも大きく、それらの境界部分には、
段差部12が形成されている。
周部分には、物体側から順に、遮光部材取付部11およ
びレンズ取付部13が設けられている。遮光部材取付部
11およびレンズ取付部13は、それぞれ、遮光部材2
0および撮影レンズ2を保持するための部分である。鏡
筒1において、遮光部材取付部11の内径は、レンズ取
付部13の内径よりも大きく、それらの境界部分には、
段差部12が形成されている。
【0014】開口絞り21は、中央部に開口を有する板
状の部材であり、鏡筒1の内部において、撮影レンズ2
と遮光部材20との間に配置されている。開口絞り21
の後ろ側の面の外周付近は、段差部12に当接して支持
されている。開口絞り21の後ろ側の面は、また、撮影
レンズ2の最も物体側にある第1レンズG1の外縁部に
当接して支持されている。開口絞り21の前側の面は、
遮光部材20の後ろ側の端部に当接して支持されてい
る。
状の部材であり、鏡筒1の内部において、撮影レンズ2
と遮光部材20との間に配置されている。開口絞り21
の後ろ側の面の外周付近は、段差部12に当接して支持
されている。開口絞り21の後ろ側の面は、また、撮影
レンズ2の最も物体側にある第1レンズG1の外縁部に
当接して支持されている。開口絞り21の前側の面は、
遮光部材20の後ろ側の端部に当接して支持されてい
る。
【0015】鏡筒1の後端部には、後側ストッパー23
が取り付けられている。後側ストッパー23は、中央部
に例えば円形の開口23Aを有している。後側ストッパ
ー23は、撮像エリアを制限する機能を有するほか、不
要入射光を遮光する機能をも有している。
が取り付けられている。後側ストッパー23は、中央部
に例えば円形の開口23Aを有している。後側ストッパ
ー23は、撮像エリアを制限する機能を有するほか、不
要入射光を遮光する機能をも有している。
【0016】遮光部材20は、中空形状となっており、
鏡筒1の内部において、撮影レンズ2よりも前側(物体
側)に設けられている。遮光部材20は、例えば、その
内径が、前側に行くに従い、小さくなるような形状とな
っている。遮光部材20は、例えば樹脂成形により製造
される。
鏡筒1の内部において、撮影レンズ2よりも前側(物体
側)に設けられている。遮光部材20は、例えば、その
内径が、前側に行くに従い、小さくなるような形状とな
っている。遮光部材20は、例えば樹脂成形により製造
される。
【0017】遮光部材20の前側の端部には、不要入射
光を遮光する機能を有する前側ストッパー22が形成さ
れている。前側ストッパー22は、中央部に例えば円形
の開口22Aを有している。前側ストッパー22の開口
部分は、不要入射光を効果的に遮光するために鋭角的な
形状となっていることが望ましい。なお、前側ストッパ
ー22は、撮影レンズ2および開口絞り21に対して、
物体側に離れた位置にあるほど不要入射光を遮光する効
果が大きい。その一方、前側ストッパー22を物体側か
ら離れた位置に設けるほど、遮光部材20が光軸方向に
厚みを増すことになり、鏡筒の大型化を招く。従って、
前側ストッパー22は、それら2つのことを考慮した位
置に設けることが望ましい。
光を遮光する機能を有する前側ストッパー22が形成さ
れている。前側ストッパー22は、中央部に例えば円形
の開口22Aを有している。前側ストッパー22の開口
部分は、不要入射光を効果的に遮光するために鋭角的な
形状となっていることが望ましい。なお、前側ストッパ
ー22は、撮影レンズ2および開口絞り21に対して、
物体側に離れた位置にあるほど不要入射光を遮光する効
果が大きい。その一方、前側ストッパー22を物体側か
ら離れた位置に設けるほど、遮光部材20が光軸方向に
厚みを増すことになり、鏡筒の大型化を招く。従って、
前側ストッパー22は、それら2つのことを考慮した位
置に設けることが望ましい。
【0018】遮光部材20の後側の端部は、開口絞り2
1の前側の面に当接させることで、開口絞り21の押さ
え部材(押さえ環)として機能するようになっている。
このように、遮光部材20が押さえ部材として機能する
ことから、開口絞り21を取り付けるための特別な部材
(接着剤または専用の固定部材など)は必ずしも必要と
されない。このように、本実施の形態においては、開口
絞り21の取り付けに際し、接着剤などの低減もしくは
削減を図りつつ、開口絞りの安定的な取り付けを行うこ
とができるようになっている。
1の前側の面に当接させることで、開口絞り21の押さ
え部材(押さえ環)として機能するようになっている。
このように、遮光部材20が押さえ部材として機能する
ことから、開口絞り21を取り付けるための特別な部材
(接着剤または専用の固定部材など)は必ずしも必要と
されない。このように、本実施の形態においては、開口
絞り21の取り付けに際し、接着剤などの低減もしくは
削減を図りつつ、開口絞りの安定的な取り付けを行うこ
とができるようになっている。
【0019】ここで、本実施の形態に係る光学機器にお
いて、遮光部材20が、本発明における「遮光手段」の
一具体例に対応する。
いて、遮光部材20が、本発明における「遮光手段」の
一具体例に対応する。
【0020】次に、本実施の形態に係る光学機器および
遮光方法によってもたらされる光学的な作用および効果
について説明する。
遮光方法によってもたらされる光学的な作用および効果
について説明する。
【0021】本実施の形態に係る光学機器では、遮光部
材20(の前側ストッパー22)の機能により、鏡筒内
部において、撮影レンズ2よりも物体側の位置で、有効
画角外からの不要入射光が遮光される。
材20(の前側ストッパー22)の機能により、鏡筒内
部において、撮影レンズ2よりも物体側の位置で、有効
画角外からの不要入射光が遮光される。
【0022】ここで、本実施の形態に係る光学機器にお
いて、有効画角外からの不要入射光があった場合の光線
の振る舞い(図2(B))と、そのときの撮像面3での
ゴースト像の発生状況(図2(A))とを光線追跡によ
りシミュレーションして示す。また、比較例として、遮
光部材20を設けなかった構成(図4)での光線の振る
舞い(図3(B))と、そのときの撮像面3でのゴース
ト像の発生状況(図3(A))とを同様にシミュレーシ
ョンして示す。
いて、有効画角外からの不要入射光があった場合の光線
の振る舞い(図2(B))と、そのときの撮像面3での
ゴースト像の発生状況(図2(A))とを光線追跡によ
りシミュレーションして示す。また、比較例として、遮
光部材20を設けなかった構成(図4)での光線の振る
舞い(図3(B))と、そのときの撮像面3でのゴース
ト像の発生状況(図3(A))とを同様にシミュレーシ
ョンして示す。
【0023】遮光部材20を設けなかった構成(図4)
では、特に、第1レンズG1の像側の面と第2レンズG
2の物体側の面とで入射光が多重反射を起こし(図3
(B)参照)、これが原因となって、撮像面3の有効エ
リア4内にゴースト像(フレアスポット)6が発生して
いる(図3(A)参照)。
では、特に、第1レンズG1の像側の面と第2レンズG
2の物体側の面とで入射光が多重反射を起こし(図3
(B)参照)、これが原因となって、撮像面3の有効エ
リア4内にゴースト像(フレアスポット)6が発生して
いる(図3(A)参照)。
【0024】これに対し、本実施の形態による光学機器
では、図2(B)から分かるように、特に、撮像面3の
有効エリア4側に到達する光束が、前側ストッパー22
によって効果的に制限されている。これにより、図2
(A)に示したように、有効エリア4内でのゴースト像
5の発生が防止されている。
では、図2(B)から分かるように、特に、撮像面3の
有効エリア4側に到達する光束が、前側ストッパー22
によって効果的に制限されている。これにより、図2
(A)に示したように、有効エリア4内でのゴースト像
5の発生が防止されている。
【0025】以上説明したように、本実施の形態に係る
光学機器および遮光方法によれば、前側ストッパー22
によって、鏡筒内部において、撮影レンズ2よりも物体
側の位置で有効画角外からの不要入射光を遮光するよう
にしたので、鏡筒1の外部で遮光する従来のレンズフー
ドとは異なり、構成の大型化を招くことなく、不要入射
光を除去し、ゴースト像の発生を防止することができ
る。従って、特に、小型化が要求される電子カメラなど
において、好適に利用できる。
光学機器および遮光方法によれば、前側ストッパー22
によって、鏡筒内部において、撮影レンズ2よりも物体
側の位置で有効画角外からの不要入射光を遮光するよう
にしたので、鏡筒1の外部で遮光する従来のレンズフー
ドとは異なり、構成の大型化を招くことなく、不要入射
光を除去し、ゴースト像の発生を防止することができ
る。従って、特に、小型化が要求される電子カメラなど
において、好適に利用できる。
【0026】また、遮光部材20を、開口絞り21の押
さえ部材としても機能させるようにしたので、例えば、
開口絞りを取り付けるための部材(接着剤または専用の
固定部材など)の低減もしくは削減を図りつつ、開口絞
りの安定的な取り付けを行うことができるという効果が
得られる。また、遮光部材20が、撮影レンズ2の前側
に取り付けられていることにより、レンズの保護機能な
どの効果も得られる。
さえ部材としても機能させるようにしたので、例えば、
開口絞りを取り付けるための部材(接着剤または専用の
固定部材など)の低減もしくは削減を図りつつ、開口絞
りの安定的な取り付けを行うことができるという効果が
得られる。また、遮光部材20が、撮影レンズ2の前側
に取り付けられていることにより、レンズの保護機能な
どの効果も得られる。
【0027】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、以下の説明で
は、上記第1の実施の形態における構成要素と実質的に
同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、適宜説
明を省略する。
の実施の形態について説明する。なお、以下の説明で
は、上記第1の実施の形態における構成要素と実質的に
同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、適宜説
明を省略する。
【0028】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
光学機器の構成を表している。本実施の形態に係る光学
機器が、上記第1の実施の形態に係る光学機器(図1)
と異なるのは、遮光部材30の部分である。
光学機器の構成を表している。本実施の形態に係る光学
機器が、上記第1の実施の形態に係る光学機器(図1)
と異なるのは、遮光部材30の部分である。
【0029】遮光部材30は、中空形状となっており、
図1における遮光部材20と同様、鏡筒1の内部におい
て、撮影レンズ2よりも前側(物体側)に設けられてい
る。遮光部材30は、その内径が、例えば、像側に行く
に従い、小さくなるような形状となっている。この遮光
部材30は、不要入射光を遮光する部分(前側ストッパ
ー32)と、この前側ストッパー32と一体構造を成し
た開口絞り31とを有している。この遮光部材30は、
例えば樹脂成形により製造される。
図1における遮光部材20と同様、鏡筒1の内部におい
て、撮影レンズ2よりも前側(物体側)に設けられてい
る。遮光部材30は、その内径が、例えば、像側に行く
に従い、小さくなるような形状となっている。この遮光
部材30は、不要入射光を遮光する部分(前側ストッパ
ー32)と、この前側ストッパー32と一体構造を成し
た開口絞り31とを有している。この遮光部材30は、
例えば樹脂成形により製造される。
【0030】ここで、本実施の形態に係る光学機器にお
いて、遮光部材30が、本発明における「遮光手段」の
一具体例に対応する。また、遮光部材30における前側
ストッパー32が、本発明における「遮光部分」の一具
体例に対応する。
いて、遮光部材30が、本発明における「遮光手段」の
一具体例に対応する。また、遮光部材30における前側
ストッパー32が、本発明における「遮光部分」の一具
体例に対応する。
【0031】開口絞り31は、遮光部材30の後ろ側
(像側)の端部に形成され、中央部に例えば円形の開口
31Aを有している。この開口絞り31を成している部
分は、その外周部が段差部12に当接すると共に、それ
よりも開口31A側の面が、第1レンズG1の外縁部に
当接するように配置されている。このように、遮光部材
30の後側の端部を、第1レンズG1の外縁部に当接さ
せることで、撮影レンズ2の押さえ部材(押さえ環)と
して機能するようになっている。
(像側)の端部に形成され、中央部に例えば円形の開口
31Aを有している。この開口絞り31を成している部
分は、その外周部が段差部12に当接すると共に、それ
よりも開口31A側の面が、第1レンズG1の外縁部に
当接するように配置されている。このように、遮光部材
30の後側の端部を、第1レンズG1の外縁部に当接さ
せることで、撮影レンズ2の押さえ部材(押さえ環)と
して機能するようになっている。
【0032】前側ストッパー32は、図1における前側
ストッパー22と同様、遮光、ゴースト防止機能を有す
る部分であり、遮光部材30の前側の端部に形成され、
中央部に例えば円形の開口32Aを有している。
ストッパー22と同様、遮光、ゴースト防止機能を有す
る部分であり、遮光部材30の前側の端部に形成され、
中央部に例えば円形の開口32Aを有している。
【0033】本実施の形態に係る光学機器によれば、前
側ストッパー32と開口絞り31とを一体構造にしたの
で、不要入射光を遮光する機能と開口絞りとしての機能
とを単一の部材で実現できる。これにより、前側ストッ
パー32と開口絞り31とを別部材で構成した場合に比
べて、部品点数の削減を図ることができ、コストの低減
が図られる。
側ストッパー32と開口絞り31とを一体構造にしたの
で、不要入射光を遮光する機能と開口絞りとしての機能
とを単一の部材で実現できる。これにより、前側ストッ
パー32と開口絞り31とを別部材で構成した場合に比
べて、部品点数の削減を図ることができ、コストの低減
が図られる。
【0034】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されず種々の変形実施が可能である。例えば、鏡筒1内
に配置される撮影レンズ2の構成(レンズ枚数およびそ
の形状など)は図示したものに限定されるものではな
い。
されず種々の変形実施が可能である。例えば、鏡筒1内
に配置される撮影レンズ2の構成(レンズ枚数およびそ
の形状など)は図示したものに限定されるものではな
い。
【0035】また、上記各実施の形態では、鏡筒1が、
内周部に段差部12(図1および図5)を有する構造で
あるものとして説明したが、図6に示したように、段差
部12を設けない構造であっても本発明は適用可能であ
る。
内周部に段差部12(図1および図5)を有する構造で
あるものとして説明したが、図6に示したように、段差
部12を設けない構造であっても本発明は適用可能であ
る。
【0036】図6は、図5に示した第2の実施の形態に
係る光学機器の変形例を示すものであり、段差部12の
無い構造の鏡筒40を備えている。鏡筒40の内周部に
は、遮光部材取付部41およびレンズ取付部42が一続
きに設けられている。遮光部材30は、その後ろ側の端
面が、部分的に第1レンズG1の外縁部に当接するよう
に配置され、撮影レンズ2の押さえ部材として機能して
いる。図1に示した光学機器に関しても、同様に、図6
に示した鏡筒40を用いることができる。この場合、開
口絞り21は、遮光部材20と第1レンズG1とで挟み
込む形で固定、支持することができる。
係る光学機器の変形例を示すものであり、段差部12の
無い構造の鏡筒40を備えている。鏡筒40の内周部に
は、遮光部材取付部41およびレンズ取付部42が一続
きに設けられている。遮光部材30は、その後ろ側の端
面が、部分的に第1レンズG1の外縁部に当接するよう
に配置され、撮影レンズ2の押さえ部材として機能して
いる。図1に示した光学機器に関しても、同様に、図6
に示した鏡筒40を用いることができる。この場合、開
口絞り21は、遮光部材20と第1レンズG1とで挟み
込む形で固定、支持することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし4
のいずれか1項に記載の光学機器または請求項5記載の
遮光方法によれば、レンズを保持する鏡筒内部におい
て、レンズよりも物体側の位置で、有効画角外からの不
要入射光を遮光するようにしたので、鏡筒の外部で遮光
する従来のレンズフードとは異なり、構成の大型化を招
くことなく、不要入射光を除去し、ゴースト像の発生を
防止することができる。
のいずれか1項に記載の光学機器または請求項5記載の
遮光方法によれば、レンズを保持する鏡筒内部におい
て、レンズよりも物体側の位置で、有効画角外からの不
要入射光を遮光するようにしたので、鏡筒の外部で遮光
する従来のレンズフードとは異なり、構成の大型化を招
くことなく、不要入射光を除去し、ゴースト像の発生を
防止することができる。
【0038】特に、請求項2記載の撮影レンズによれ
ば、請求項1記載の光学機器において、遮光手段を、開
口絞りよりも物体側に設け、開口絞りの押さえ部材とし
ても機能させるようにしたので、例えば、開口絞りを取
り付けるための部材(接着剤または専用の固定部材な
ど)の低減もしくは削減を図りつつ、開口絞りの安定的
な取り付けを行うことができる。
ば、請求項1記載の光学機器において、遮光手段を、開
口絞りよりも物体側に設け、開口絞りの押さえ部材とし
ても機能させるようにしたので、例えば、開口絞りを取
り付けるための部材(接着剤または専用の固定部材な
ど)の低減もしくは削減を図りつつ、開口絞りの安定的
な取り付けを行うことができる。
【0039】また特に、請求項3記載の光学機器によれ
ば、請求項1記載の光学機器において、遮光手段を、不
要入射光を遮光する遮光部分と、この遮光部分と一体構
造を成し、遮光部分よりも像側において開口絞りとして
機能する部分とを有した構成にしたので、不要入射光を
遮光する機能と開口絞りとしての機能とを単一の部材で
実現できる。これにより、部品点数の削減を図ることが
でき、コストの低減が図られる。
ば、請求項1記載の光学機器において、遮光手段を、不
要入射光を遮光する遮光部分と、この遮光部分と一体構
造を成し、遮光部分よりも像側において開口絞りとして
機能する部分とを有した構成にしたので、不要入射光を
遮光する機能と開口絞りとしての機能とを単一の部材で
実現できる。これにより、部品点数の削減を図ることが
でき、コストの低減が図られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光学機器の構
成例を示す断面図である。
成例を示す断面図である。
【図2】図1に示した光学機器によるゴースト除去の効
果を示す説明図である。
果を示す説明図である。
【図3】図1に示した光学機器に対する比較例となる光
学機器において発生するゴースト像を示す説明図であ
る。
学機器において発生するゴースト像を示す説明図であ
る。
【図4】図1に示した光学機器に対する比較例となる光
学機器の構成を示す断面図である。
学機器の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る光学機器の構
成例を示す断面図である。
成例を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る光学機器の変
形例を示す断面図である。
形例を示す断面図である。
G1…第1レンズ、G2…第2レンズ、GC…カバーガ
ラス、Z1…光軸、1,40…鏡筒、2…撮影レンズ、
3…結像面、11,41…遮光部材取付部、12…段差
部、13,42…レンズ取付部、20,30…遮光部
材、21,31…開口絞り、22,32…前側ストッパ
ー、23…後側ストッパー。
ラス、Z1…光軸、1,40…鏡筒、2…撮影レンズ、
3…結像面、11,41…遮光部材取付部、12…段差
部、13,42…レンズ取付部、20,30…遮光部
材、21,31…開口絞り、22,32…前側ストッパ
ー、23…後側ストッパー。
Claims (5)
- 【請求項1】 レンズを保持する鏡筒と、 前記鏡筒内部において、前記レンズよりも物体側に設け
られ、有効画角外からの不要入射光を遮光する機能を有
する遮光手段とを備えたことを特徴とする光学機器。 - 【請求項2】 さらに、前記鏡筒内部に開口絞りを備
え、 前記遮光手段は、前記開口絞りよりも物体側に設けら
れ、前記開口絞りの押さえ部材としても機能することを
特徴とする請求項1記載の光学機器。 - 【請求項3】 前記遮光手段は、 不要入射光を遮光する遮光部分と、 この遮光部分と一体構造を成し、前記遮光部分よりも像
側において開口絞りとして機能する部分とを有すること
を特徴とする請求項1記載の光学機器。 - 【請求項4】 電子カメラに用いられるものであること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の光
学機器。 - 【請求項5】 レンズを保持する鏡筒に適用される遮光
方法であって、 鏡筒内部において、前記レンズよりも物体側の位置で、
有効画角外からの不要入射光を遮光することを特徴とす
る遮光方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002071366A JP2003270506A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 光学機器および遮光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002071366A JP2003270506A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 光学機器および遮光方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003270506A true JP2003270506A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29201663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002071366A Pending JP2003270506A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 光学機器および遮光方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003270506A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7126768B2 (en) | 2003-05-15 | 2006-10-24 | Sekinos Co., Ltd. | Projection lens unit |
| KR100800705B1 (ko) | 2004-03-26 | 2008-02-01 | 삼성전자주식회사 | 입사파에 의해 발생되는 반사파를 억제하는 카메라 렌즈장치 |
| US7457052B2 (en) | 2004-08-09 | 2008-11-25 | Hitachi Maxwell, Ltd. | Light shield sheet, optical apparatus, and method of manufacturing light shield sheet |
| JP2011248366A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-08 | Carl Zeiss Smt Gmbh | 絞りを有する投影対物系 |
| CN102902036A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 镜头模组 |
| CN102914845A (zh) * | 2011-08-03 | 2013-02-06 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 镜头模组 |
| CN102053325B (zh) * | 2009-10-30 | 2013-07-31 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 镜头模组 |
| JP2017090874A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. | レンズモジュール |
| JP2017097313A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-06-01 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | レンズモジュール |
| CN108508510A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-09-07 | 浙江舜宇光学有限公司 | 镜片及镜头 |
| JP2022093279A (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-23 | 新思考電機有限公司 | レンズ駆動装置、カメラ装置、及び電子機器 |
-
2002
- 2002-03-15 JP JP2002071366A patent/JP2003270506A/ja active Pending
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| KR101526638B1 (ko) * | 2010-05-19 | 2015-06-19 | 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 | 다이어프램을 갖는 투영 대물렌즈 |
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| JP2022093279A (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-23 | 新思考電機有限公司 | レンズ駆動装置、カメラ装置、及び電子機器 |
| JP7402210B2 (ja) | 2020-12-11 | 2023-12-20 | 新思考電機有限公司 | レンズ駆動装置、カメラ装置、及び電子機器 |
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