JP2003272178A - 光ディスク記録媒体及びドライブ装置 - Google Patents

光ディスク記録媒体及びドライブ装置

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JP2003272178A
JP2003272178A JP2002079791A JP2002079791A JP2003272178A JP 2003272178 A JP2003272178 A JP 2003272178A JP 2002079791 A JP2002079791 A JP 2002079791A JP 2002079791 A JP2002079791 A JP 2002079791A JP 2003272178 A JP2003272178 A JP 2003272178A
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area
optical
speed
recording medium
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JP2002079791A
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Akihiko Okamoto
明彦 岡本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 真の最高速度でのみ記録を行うディスクを提
供する。 【解決手段】 この構成は、光ディスク30の中心に開
けられたセンターホール34と、何も記録されていない
ブランク領域33と、最外周で記録速度が最高速度であ
る、データが記録された記録領域32と、さらに最外周
に記録速度で試し書きのためのOPCを行うOPC領域
31から構成されている。記録領域32より内周の領域
はデータを記録せずブランク領域とする。ブランク領域
はコーティングをしない。あるいはブランク領域はガイ
ド領域として外周の記録領域のアドレスをあらかじめ記
録しておく。 【効果】 データの記録は外周部のみにして内周部は管
理情報を記録することでドライブそうちの転送速度を最
高に保つことができる。また使用しない領域のコーティ
ングは行なわないので光ディスクのコストダインができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク記録媒
体及びドライブ装置に関し、さらに詳しくは、ZCLV
方式による光ディスクの、高速記録を可能にした記録媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD−R(Compact Disc-Recordable)/
RW(ReWritable)に代表される、渦巻き状のトラックを
持つ媒体に情報を記録するドライブ装置は、一般的には
線速度一定(CLV;Constant Linear Velocity)方式
である。CLV方式では、単位時間にピックアップ上を
通過するトラックの長さが一定になるよう制御されるた
め、媒体の内周に記録するときは媒体の回転速度が速
く、外周に行くにしたがって回転は遅くなる。近年で
は、ドライブ装置の高速化の競争激化に伴い、スピンド
ルモータを更に、高速回転する必要性が出てきた。CL
V方式を採用する光ディスクドライブ装置では、スピン
ドルモータから見ると、ピックアップが光ディスクの内
周に記録しているときには回転を速くし、外周にあると
きには遅くする必要がある。回転を速くするには、高速
に対応したモータやドライバ、あるいは回路を使用する
ことになり、低速回転のみの場合に比べて、システム自
体が大きくなり、またコストアップも避けられない。
【0003】上記問題を解決するために、Zone−C
LV(ZCLV)という方式が実用化されている。この
方式は、内周では記録速度を遅くし、ある位置より外周
に記録するときには、記録速度を速めている。つまり、
基本的にはCLV方式であるから、最内周に記録すると
きは、スピンドルモータは高速で回転し、そこから記録
位置が外周に行くに従い連続的に回転は遅くなる。通常
のCLV方式では、最外周まで連続的に回転速度は低下
していくが、ZCLV方式では、ある一定の位置まで外
周に来たところで一旦記録を中断し、記録速度を高速に
する。つまりこの位置でスピンドルモータの回転速度を
上げ、上げたところで記録を再開し、さらに外周に向か
って記録しながら、回転速度は連続的に遅くする。ま
た、記録する情報の処理などに余裕があれば、再度記録
を中断して、記録速度を上げて(つまり回転速度を上げ
て)、記録を再開しても良い。図2は、ZCLV方式に
おける記録位置とスピンドルモータの回転速度の関係を
表す図である。光ディスク媒体に記録される情報の密度
は全周で同一であるから、単位時間にピックアップ上を
通過するトラックの長さと考えると分かりやすい。最内
周から最外周までの途中で2回記録速度を上げた場合
(r2とr3の位置)の、記録位置rとスピンドルモー
タの回転速度Rの関係は、記録位置r1でのスピンドル
モータ回転速度をR1とすると、ピックアップの位置に
応じて連続的に回転速度が遅くなり、ピックアップがr
2の位置にくると、速度がR2まで低下する。r2の位
置にくると一旦記録を中断して、記録速度を一気にR1
まで高速にする。そして、再びr2の位置からピックア
ップの位置に応じて連続的に回転速度が遅くなり、ピッ
クアップがr3の位置にくると、速度がR2まで低下す
る。r3の位置にくると再び一旦記録を中断して、同様
に、記録速度を一気にR1まで高速にして、再びr3の
位置からピックアップの位置に応じて連続的に回転速度
を遅くしていく。図3は、ZCLV方式における記録位
置rと線速(記録速度)vの関係を表す図である。ピッ
クアップが記録位置r1のときの記録速度をv1とする
と、記録位置r1からr2までは一定の記録速度v1で
記録される。ピックアップが記録位置r2にくると、記
録を一旦中断して記録速度をv2に上げて一定記録速度
で記録される。また、ピックアップが記録位置r3にく
ると、記録を一旦中断して記録速度を更にv3に上げて
一定記録速度で記録される。これは、ZCLV方式は、
基本的にCLV方式であるから、記録速度は一定であ
り、記録速度を上げる位置より外周では記録速度が高速
化されるが、次の記録速度を上げる位置まではその記録
速度は一定である。この技術によって、図2のように、
スピンドルの回転速度の上限(この場合R1)を、ある
速度以下に抑えたまま、より高速な記録が実現できる。
【0004】また、特開平10−199114号公報に
は、ZCLV方式ディスク状記録媒体の記録/再生装置
において、目的のトラックにその記録/再生ヘッドを引
き込む場合に、現在のトレースしているトラックとそれ
が属するゾーンと、目的のトラックとそれが属するゾー
ンとのいかなる関係にも係わらずシーク時間を短縮する
技術について開示されている。それによると、記録/再
生ヘッドを目的のトラックに引き込むための目的のトラ
ックが属するゾーンへの引き込みを行う第一の引き込み
手段と、前記第一の引き込み手段に続き、目的のトラッ
クに引き込みを行う第二の引き込み手段と、前記第一の
引き込み手段において用いる、目的のトラックのアドレ
スを所定の目標アドレスに変換する変換テーブルとを具
備したZCLV方式ディスク状記録媒体の記録/再生装
置を構成する。しかし、本公報による方式では、各ゾー
ン毎に記録速度を変更するZCLV記録方式では、最内
周で回転モータの性能による制約のため記録速度を遅く
せざるをえず、最高回転での記録ができない。また、同
一出願人により、記録するデータを任意の位置での連続
性を保証した中断と、さらに再開を行い、その再開時に
CLV速度を上げることによってZCLV記録を行う方
法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ZCLV記録を実現す
る内容が特開平10−199114号公報で開示され、
また、同一出願人により、他の方法が提案されているよ
うに、ZCLV記録時には内周部は遅く、外周部では早
い速度で記録されている。これは、主に回転モータの速
度の上限により、内周部と外周部で半径による線速度の
違いによって設定されている。したがって、たとえば3
2X記録といっても実際は外周部でその速度ということ
であり、ディスク全周でその速度で記録しているわけで
はない。本発明は、上記問題点に鑑み、真の最高速度で
のみ記録を行うディスクを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1の発明は、光記録媒体の記録面
をゾーン分割して記録速度を一定に記録する光ディスク
記録媒体において、前記光記録媒体の最内周側から外周
側に向かって順次高速で記録する複数の領域を設け、該
複数の領域は前記光記録媒体の信号記録領域への光パワ
ーを決定する試し書き領域と、前記信号記録領域のガイ
ド信号を記録するガイド領域と、前記試し書き領域とガ
イド領域に基づいて信号を記録する信号記録領域と、に
より形成され、前記信号記録領域が前記光記録媒体の最
外周部のみに形成され、しかも、前記信号記録領域の記
録速度が、前記光記録媒体が記録可能な最高速度にて記
録されることを特徴とする。ZCLV方式では、ある一
定の位置まで外周に来たところで一旦記録を中断し、記
録速度を高速にする。つまりこの位置でスピンドルモー
タの回転速度を上げ、上げたところで記録を再開し、さ
らに外周に向かって記録しながら、回転速度は連続的に
遅くする。そして、このようなゾーンが複数存在し、内
周から外周に行くに従い記録速度を速くし、最外周で最
高速度になるように設定されている。従って、記録速度
は全てのゾーンにて最高速度で記録させるわけではな
く、平均的には更に低い値となる。そこで、記録速度が
最高速である外周部のみに記録すれば、ディスクとして
の記録速度は最高速度がディスクの記録速度になる。か
かる発明によれば、内周より順次記録速度を速くしてゾ
ーン記録するが、データの記録は外周部のみにして、内
周部には管理情報を記録することにより、ドライブ装置
の転送速度を最高で使用できるため、書き込み時間を短
くすることができる。また、請求項2の発明は、前記光
記録媒体の最内周側から外周側に向かって順次、前記試
し書き領域、前記ガイド領域、及び前記信号記録領域と
したことも本発明の有効な手段である。従来のZCLV
方式の光ディスクは、内周にOPC領域があり、そこか
ら外周に向かって順次記録速度を速くしながらゾーンを
形成して、モータの回転数を最高速度から暫時遅くして
線速度を一定に記録していた。本発明では、内周のOP
C領域から最高速度の記録速度になる記録領域までに
は、データを記録しないガイド領域を設け、記録速度が
最高速度の外周領域のゾーンのみにデータを記録する記
録領域を設けたところが特徴である。かかる技術手段に
よれば、光ディスクの最内周側から外周側に向かって順
次、OPC領域、ガイド領域、及び信号記録領域とした
ことにより、記録領域のシーク動作を迅速にして、しか
も、記録速度を最高速度で記録することができる。
【0007】また、請求項3の発明は、前記ガイド領域
は予め光記録媒体の製造工程により形成されていること
も本発明の有効な手段である。ガイド領域には、記録領
域のアドレス情報が記録されている。OPC領域と記録
領域の間は、本発明の場合、何のデータも記録されてい
ないので、OPCが完了した後、データ領域がどこかを
シークすることができない可能性が出てくる。そこで、
その間に記録領域のアドレスのみを記録した領域を形成
し、シーク動作を迅速に行われるようにする。そして、
その情報は製造工程で予め記録しておけば、さらに好ま
しい。かかる技術手段によれば、ガイド領域は予め光記
録媒体の製造工程により形成されているので、シーク動
作の時間を短くすることができる。また、請求項4の発
明は、前記信号記録領域のみに記録膜をコーティングし
たことも本発明の有効な手段である。本発明の光ディス
クの構成は、OPC領域、ガイド領域、記録領域から構
成される。実際のデータを記録する領域はOPC領域と
記録領域のみで、ガイド領域はデータが記録されない。
また、金のコーティングは記録領域のみで充分である。
かかる技術手段によれば、信号記録領域のみに金の記録
膜をコーティングしたので、光ディスクのコストダウン
を図ることができる。また、請求項5の発明は、前記信
号記録領域は、1つのゾーンにより形成されていること
も本発明の有効な手段である。記録領域内は最高の記録
速度でデータが記録される。そして、このときモータの
回転数が最高回転から暫時減速し、ゾーンの終了で最低
速度になる。従って、最高速度のゾーン内ではモータの
回転速度が再度速くなることはなく、制御が簡単であ
る。かかる技術手段によれば、信号記録領域は、1つの
ゾーンにより形成されているので、モータの回転制御が
簡単である。
【0008】また、請求項6の発明は、前記信号記録領
域は、前記光記録媒体を回転する回転モータの最高速度
に応じた記録速度により記録可能な領域から形成される
ことも本発明の有効な手段である。モータの回転速度
は、記録媒体の感度特性により、その最高回転速度が左
右される。つまり、記録媒体の感度が低い場合、内周で
の回転数をあまり高くすることはできない。また、逆に
感度特性が高い場合は、回転数を高くすることが可能と
なる。しかし、無制限に回転数の高いモータを使用する
と、部品コストが高騰してしまう。一般には、モータの
最高回転数を決め、その回転数に応じた記録速度でどこ
まで記録ができるかにより、記録領域を決定する。かか
る技術手段によれば、信号記録領域は、光ディスクを回
転する回転モータの最高速度に応じた記録速度により記
録可能な領域から形成されるので、光ディスクの感度特
性に適合した記録領域を設定することができる。また、
請求項7の発明は、光記録媒体の記録面をゾーン分割し
て記録速度を一定に記録する光ディスク記録媒体におい
て、前記光記録媒体の最外周側に前記光記録媒体の信号
記録領域への光パワーを決定する試し書き領域を設け、
該試し書き領域の内周側に前記信号記録領域を設けたこ
とを特徴とする。この発明は、前記請求項1から請求項
6までの記録方式とは異なり、最外周にOPC領域を設
け、その内周側に記録領域を形成するものであり、記録
領域は若干狭まるが、ガイド領域を必要としないため、
記録領域のアドレス情報を記録する必要がない。かかる
発明によれば、光ディスクの最外周側に信号記録領域へ
の光パワーを決定するOPC領域を設け、このOPC領
域の内周側に信号記録領域を設けたことにより、記録領
域のアドレス情報を記録する必要がないので、OPC動
作から即座にデータ記録動作を行うことができる。
【0009】また、請求項8の発明は、前記光記録媒体
にデータを記録する場合、前記光記録媒体の最外周側か
ら内周に向けて記録され、しかも、それに伴って前記光
記録媒体を回転する回転モータの回転数が、記録位置が
前記最外周側から内周に行くに従い連続的に速くなるこ
とも本発明の有効な手段である。内周から外周に向かっ
て記録する場合、線速度を一定にするためにモータ回転
数は暫時遅くなる。しかし、逆の場合、つまり、外周か
ら内周に向かって記録する場合は、線速度を一定にする
ためにモータの回転数は、暫時速くする必要がある。か
かる技術手段によれば、光ディスクの最外周側から内周
に向けて記録されるに伴って、光ディスクを回転する回
転モータの回転数が、記録位置が最外周側から内周に行
くに従い連続的に速くなるように制御されるので、記録
線速度を一定にすることができる。また、請求項9の発
明は、前記信号記録領域以外の内周側を手書き可能なタ
イトル領域とし、該領域を透明にしたことも本発明の有
効な手段である。記録領域は金メッキ等の記録膜がコー
ティングされている。しかし、その内周の領域は何も記
録する領域でないので、透明にして手書きのタイトル等
を記録できる領域とすることができる。かかる技術手段
によれば、信号記録領域以外の内周側を手書き可能なタ
イトル領域とし、この領域を透明にしたことにより、タ
イトルを記録した場合、表裏どちらからでもタイトルを
確認することができる。また、請求項10の発明は、光
記録媒体の記録面をゾーン分割して線速度を一定にする
回転制御方式を用いた光ディスクドライブ装置におい
て、該光ディスクドライブ装置に初めて光記録媒体が装
着された場合、前記光記録媒体の性能に合致するよう
に、前記光ディスクドライブ装置の速度変更シーケンス
に合わせて回転モータの最高速度に応じた記録速度一定
領域を見つけ出し、該記録領域より内周側に予め前記記
録領域の番地情報を記録しておくことを特徴とする。光
ディスクは、その製造工程や材質等のいろいろな要因に
より、記録感度の特性が異なる。そのため、新しい光デ
ィスクを光ドライブ装置に装着した場合、装置側でその
光ディスクの特性を確認して、その特性に合致した最高
速度に応じた記録速度が一定になる領域を見つける。そ
して、その領域のスタート番地を予め記録領域より内周
に記録しておけば、記録時に即座に記録領域を見つける
ことができる。かかる発明によれば、光ディスクドライ
ブ装置に初めて光ディスクが装着された場合、この光デ
ィスクの性能に合致するように、光ディスクドライブ装
置の速度変更シーケンスに合わせて回転モータの最高速
度に応じた記録速度一定領域を見つけ出し、この記録領
域より内周側に予め記録領域の番地情報を記録しておく
ことにより、記録時に即座に記録領域を見つけることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の実施形態の光ディスクドライブ装
置の構成を示すブロック図である。この光ディスク装置
20の構成は、CD−R/RWドライブとDVD−RO
Mドライブの複合機(コンボドライブ)で実現している。
スピンドルモータ2により回転駆動されるCDもしくは
DVDの光ディスク1と、ZCLV(Zone Constant Lin
ear Velocity:ゾーン間線速一定)制御されるスピンド
ルモータ2と、図示しない光ピックアップ3内のアクチ
ュエータを駆動するドライバ5と、このドライバ5にサ
ーボ制御のための信号を生成するサーボ回路9と、前記
光ピックアップ3内の図示しない受光素子からの各信号
を演算処理するRFアンプ6と、図示しないCD用の半
導体レーザ光源とのDVD用半導体レーザ光源、対物レ
ンズ等の光学系、及びアクチュエータを内蔵した光ピッ
クアップ3と、レーザ光源の光量等を制御するレーザコ
ントロール回路4と、光ディスク1に刻まれているAT
IP(Absolute Time In Pregroove)情報を取り出すAT
IPデコーダ7と、データの正確な書き出し位置を生成
するCDエンコーダ回路8と、2値化されたRF信号を
EFM(Eight to Fourteen Modulation)変調するCD
/DVDデコーダ10と、データを一時記憶するバッフ
ァRAM11と、このバッファRAM11を制御するバ
ッファ・マネージャ14と、バッファRAM11に接続
され、ATAPIやSCSIインターフェイスを有する
ホストインターフェイス12と、CD/DVDデコーダ
10に接続され、オーディオ信号を出力するオーディオ
回路13から構成されている。
【0011】次に、本構成による光ディスクドライブ装
置の動作について説明する。光ディスク1は、スピンド
ルモータ2により回転駆動される。スピンドルモータ2
は、ドライバ5とサーボ回路9によりZCLV(Zone Co
nstant Linear Velocity:ゾーン間線速一定)制御され
る。また、図示は省略するが、フォーカスアクチュエー
タ、トラックアクチュエータ、及び受光素子、ポジショ
ンセンサ等によりサーボ制御が行われる。2つのレーザ
光源のうち、選択されたどちらか一方からの光源から出
射したレーザビームが、対物レンズ33により光ディス
クの記録面に集光させられ、受光素子からの各信号をR
Fアンプ6内で演算処理され、読出し信号(RF信号、
HF信号とも言う)16、フォーカスエラー信号/トラ
ックエラー信号15等の信号が作り出される。これらの
信号に基づきフォーカスサーボ、トラックサーボが、サ
ーボ回路9によりドライバ5に信号を送り、ピックアッ
プ3のアクチュエータの制御を行い、光ディスク1上に
記録された情報を再生したり、光ディスク1上に記録し
たりする。CDデータ読み出しの場合、再生RF信号
は、RFアンプ6により増幅され2値化(デジタル化)
された後、CD/DVDデコーダ10に入力され、EF
M(Eight to Fourteen Modulation)復調される。DV
Dデータの場合は8/16復調される点が異なる。その後イ
ンターリーブとエラー訂正処理が行われ、バッファマネ
ージャ14により、一旦バッファRAM11に蓄えられ
る。そして、セクタデータとしてそろった段階で、AT
APIやSCSI等のホストインターフェイス12を介
して,図示しないホストコンピュータに送られる。ま
た、音声関係の出力は、オーディオ出力回路13から出
力される。CDデータ書き込み時は、ホストインターフ
ェイス12を介してホストから送られてきたデータを、
バッファマネージャ14により、一旦バッファRAM1
1に蓄え、バッファにある程度データが貯まったところ
で書き込みを開始するが、その前に、レーザスポットを
書き込み開始地点に位置させなければならない。この地
点は、トラックの蛇行によりあらかじめ光ディスクに刻
まれているウォブル信号により求められる。ウォブル信
号には、ATIP(Absolute Time In Pregroove)と呼ば
れる絶対時間情報が含まれており、ATIPデコーダ7
によりこの情報を取り出す。また、ATIPデコーダが
生成する同期信号は、CDエンコーダ8に入力され、正
確な位置でのデータの書き出しを可能にしている。バッ
ファRAM11のデータは、エラー訂正コードの付加や
インターリーブが行われた後EFM変調され、レーザコ
ントロール回路4、光ピックアップ3を介して光ディス
ク1に記録される。
【0012】次に、本発明の実施形態を図面に基づき詳
細に説明する。図2は、本実施形態のZCLV方式にお
ける記録位置rと、スピンドルモータの回転速度Rの関
係を表す図である。また、図3は、ZCLV方式におけ
る記録位置rと線速(記録速度)vの関係を表す図であ
る。この部分は従来例で説明したので、重複する説明は
省略する。記録速度を上げる位置までは、スピンドルモ
ータの回転は徐々に低下していく。これは記録速度を一
定にするためであり、つまり単位時間にピックアップ上
を通過するトラックの長さを一定にするように制御され
ているためである。記録速度を上げる位置(図2、図3
のr2,r3の位置)は、その位置での上げられた記録
速度(図3のv2)でのスピンドルモータ回転(図2の
R1の回転速度)が、最内周に記録しているときと同一
になるように決められるべきである。これより内周で記
録速度を上げると、スピンドルモータはその分高速で回
転しなければならず、この回転に応じた設計が必要とな
ってしまう。またこれより外周で記録速度を上げると、
スピンドルモータは最内周に記録しているときより遅い
速度で回転することになり、高速記録のメリットが薄れ
てしまう。
【0013】ここで、スピンドルモータの回転速度をR
[rpm]とし、ディスク中心から記録位置までの距離
をr[mm]とすると、その位置での線速v[m/s]
は、 v=2*π*(r/1000)*(R/60) で与えられる。但しπは円周率である。CLV方式では
線速一定であるから、vは一定である。記録位置が外周
に行くにつれてrが大きくなれば、Rは小さくなる。記
録速度は、線速のみに依存するため、この方式では記録
速度は一定である。また、スピンドルモータの回転の上
限をRmaxとすると、最内周の記録位置がr1である
とき、線速v1は v1=2*π*(r1/1000)*(Rmax/6
0) で与えられる。ここで、外周では回転速度Rが低くなり
スピンドルモータに余裕が出来るため、ある位置r2か
ら記録速度を高速化して線速をv2にするとすると、 v2=2*π*(r2/1000)*(Rmax/6
0) で与えられる。r1<r2であるから、v1<v2であ
る。v2が一定になるように制御されるため、r2より
外周での記録ではRは小さくなるから、スピンドルモー
タの回転はRmaxを上限としたまま、r2より外周で
は線速v2の記録速度で記録できる。同様にさらに外周
のある位置r3から記録速度を高速化して線速をv3に
するとすると、 v3=2*π*(r3/1000)*(Rmax/6
0) となり、r2<r3のためv2<v3であり、さらに記
録速度を向上できる。図から明らかなように、記録速度
を上げる位置(図2、図3のr2,r3の位置)では、
一旦記録が中断される。ISO9660フォーマットな
ど、マスタリングの時点で、トラックを任意に切ること
ができるフォーマットでデータを記録している場合に
は、予めこの位置でトラックが区切られるようにマスタ
リングすることで、トラックの継ぎ目として記録を中断
できる。またパケット記録の場合には、パケットはディ
スク全体の記録容量に比較して非常に小さいので、記録
速度を上げる位置直近のパケットの書き終わりで記録を
中断できる。
【0014】図4は、本発明の第1の実施形態に係る光
ディスクドライブ装置で記録された光ディスクの構成図
である。図3と併せて参照しながら説明する。まず、光
ディスク20の構成について説明する。光ディスク20
の中心に開けられたセンターホール24と、ここからリ
ードイン領域となる最内周記録可能位置r1と、記録速
度v1で試し書きのためのOPCを行うOPCエリア、
ディスク管理情報が記録されるPMAエリア23と、最
初に記録速度をv2に上げる位置r2と、v2の記録速
度で記録領域21のアドレス等を記録するガイド領域2
2と、更に記録速度をv3に上げる位置r3と、v3の
記録速度で記録する記録領域21から構成されている。
このように、ZCLV方式では、ある一定の位置まで外
周に来たところで一旦記録を中断し、記録速度を高速に
する。つまりこの位置でスピンドルモータの回転速度を
上げ、上げたところで記録を再開し、さらに外周に向か
って記録しながら、回転速度は連続的に遅くする。そし
て、このようなゾーンが複数存在し、内周から外周に行
くに従い記録速度を速くし、最外周で最高速度になるよ
うに設定されている。従って、記録速度は全てのゾーン
で最高速度で記録させるわけではなく、平均的には更に
低い値となる。そこで、記録速度が最高速である外周部
(記録領域21)のみに記録すれば、ディスクとしての
記録速度は最高速度がディスクの記録速度になる。ま
た、従来のZCLV方式の光ディスクは、内周にOPC
領域があり、そこから外周に向かって順次記録速度を速
くしながらゾーンを形成して、モータの回転数を最高速
度から暫時遅くして線速度を一定に記録していた。本発
明では、内周のOPC領域23から最高速度の記録速度
になる記録領域までには、データを記録しないガイド領
域22を設け、記録速度が最高速度の外周領域のゾーン
のみにデータを記録する記録領域21を設けたところが
特徴である。これにより、記録領域21のシーク動作を
迅速にして、しかも、記録速度を最高速度で記録するこ
とができる。また、ガイド領域22には、記録領域21
のアドレス情報が記録されている。OPC領域23と記
録領域21の間は、本発明の場合、何のデータも記録さ
れていないので、OPCが完了した後、データ領域21
がどこかをシークすることができない可能性が出てく
る。そこで、その間に記録領域のアドレスのみを記録し
た領域(ガイド領域22)を形成し、シーク動作を迅速
に行われるようにする。そして、その情報は製造工程で
予め記録しておけば、さらに好ましい。また、本発明の
光ディスクの構成は、OPC領域23、ガイド領域2
2、記録領域21から構成される。実際のデータを記録
する領域はOPC領域23と記録領域21のみで、ガイ
ド領域22はデータが記録されない。また、金のコーテ
ィングは記録領域21のみで充分であるので、記録領域
21のみコーティングすれば、光ディスクのコストダウ
ンを図ることができる。
【0015】図5は、本発明の第2の実施形態に係る光
ディスクドライブ装置で記録された光ディスクの構成図
である。この構成は、光ディスク30の中心に開けられ
たセンターホール34と、何も記録されていないブラン
ク領域33と、データが記録された記録領域32と、最
外周に記録速度で試し書きのためのOPCを行うOPC
領域31から構成されている。この実施形態は、前記図
4の記録方式とは異なり、最外周にOPC領域31を設
け、その内周側に記録領域32を形成するものであり、
記録領域32は若干狭まるが、ガイド領域を必要としな
いため、記録領域のアドレス情報を記録する必要がな
い。また、本実施形態のばあいは、内周から外周に向か
って記録する場合、線速度を一定にするためにモータ回
転数は暫時遅くなる。しかし、逆の場合、つまり、外周
から内周に向かって記録する場合は、線速度を一定にす
るためにモータの回転数は、図6のように暫時速くする
必要がある。また、記録領域32は金メッキ等の記録膜
がコーティングされている。しかし、その内周のブラン
ク領域33は何も記録する領域でないので、透明にして
手書きのタイトル等を記録できる領域とすることができ
る。以上説明した光ディスクは、その製造工程や材質等
のいろいろな要因により、記録感度の特性が異なる。そ
のため、新しい光ディスクを図1の光ドライブ装置に装
着した場合、装置側でその光ディスクの特性を確認し
て、その特性に合致した最高速度に応じた記録速度が一
定になる領域を見つける。そして、その領域のスタート
番地を予め記録領域より内周に記録しておけば、記録時
に即座に記録領域を見つけることができる。
【0016】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、内周より順次記録速度を速くしてゾーン記録す
るが、データの記録は外周部のみにして、内周部には管
理情報を記録することにより、ドライブ装置の転送速度
を最高で使用できるため、書き込み時間を短くすること
ができる。請求項2は、光ディスクの最内周側から外周
側に向かって順次、OPC領域、ガイド領域、及び信号
記録領域としたことにより、記録領域のシーク動作を迅
速にして、しかも、記録速度を最高速度で記録すること
ができる。請求項3は、ガイド領域は予め光記録媒体の
製造工程により形成されているので、シーク動作の時間
を短くすることができる。請求項4は、信号記録領域の
みに金の記録膜をコーティングしたので、光ディスクの
コストダウンを図ることができる。請求項5は、信号記
録領域は、1つのゾーンにより形成されているので、モ
ータの回転制御が簡単である。請求項6は、信号記録領
域は、光ディスクを回転する回転モータの最高速度に応
じた記録速度により記録可能な領域から形成されるの
で、光ディスクの感度特性に適合した記録領域を設定す
ることができる。請求項7は、光ディスクの最外周側に
信号記録領域への光パワーを決定するOPC領域を設
け、このOPC領域の内周側に信号記録領域を設けたこ
とにより、記録領域のアドレス情報を記録する必要がな
いので、OPC動作から即座にデータ記録動作を行うこ
とができる。
【0017】請求項8は、光ディスクの最外周側から内
周に向けて記録されるに伴って、光ディスクを回転する
回転モータの回転数が、記録位置が最外周側から内周に
行くに従い連続的に速くなるように制御されるので、記
録線速度を一定にすることができる。請求項9は、信号
記録領域以外の内周側を手書き可能なタイトル領域と
し、この領域を透明にしたことにより、タイトルを記録
した場合、表裏どちらからでもタイトルを確認すること
ができる。請求項10は、光ディスクドライブ装置に初
めて光ディスクが装着された場合、この光ディスクの性
能に合致するように、光ディスクドライブ装置の速度変
更シーケンスに合わせて回転モータの最高速度に応じた
記録速度一定領域を見つけ出し、この記録領域より内周
側に予め記録領域の番地情報を記録しておくことによ
り、記録時に即座に記録領域を見つけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の光ディスクドライブ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】ZCLV方式における記録位置rとスピンドル
モータの回転速度Rの関係を表す図である。
【図3】ZCLV方式における記録位置rと線速(記録
速度)vの関係を表す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドラ
イブ装置で記録された光ディスクの構成図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る光ディスクドラ
イブ装置で記録された光ディスクの構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る光ディスクのモ
ータ回転数と時間の関係を表す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 レーザコントローラ 5 ドライバ 6 RFアンプ 7 ATIPデコーダ 8 CDエンコーダ 9 サーボ回路 10 CD/DVDデコーダ 11 バッファRAM 12 ホストインターフェイス 13 オーデオOUT 14 バッファマネージャ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体の記録面をゾーン分割して記
    録速度を一定に記録する光ディスク記録媒体において、 前記光記録媒体の最内周側から外周側に向かって順次高
    速で記録する複数の領域を設け、該複数の領域は前記光
    記録媒体の信号記録領域への光パワーを決定する試し書
    き領域と、前記信号記録領域のガイド信号を記録するガ
    イド領域と、前記試し書き領域とガイド領域に基づいて
    信号を記録する信号記録領域と、により形成され、 前記信号記録領域が前記光記録媒体の最外周部のみに形
    成され、しかも、前記信号記録領域の記録速度が、前記
    光記録媒体が記録可能な最高速度にて記録されることを
    特徴とする光ディスク記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記光記録媒体の最内周側から外周側に
    向かって順次、前記試し書き領域、前記ガイド領域、及
    び前記信号記録領域としたことを特徴とする請求項1に
    記載の光ディスク記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記ガイド領域は予め光記録媒体の製造
    工程により形成されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の光ディスク記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記信号記録領域のみに記録膜をコーテ
    ィングしたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか
    に記載の光ディスク記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記信号記録領域は、1つのゾーンによ
    り形成されていることを特徴とする請求項1ないし4の
    何れかに記載の光ディスク記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記信号記録領域は、前記光記録媒体を
    回転する回転モータの最高速度に応じた記録速度により
    記録可能な領域から形成されることを特徴とする請求項
    1に記載の光ディスク記録媒体。
  7. 【請求項7】 光記録媒体の記録面をゾーン分割して記
    録速度を一定に記録する光ディスク記録媒体において、 前記光記録媒体の最外周側に前記光記録媒体の信号記録
    領域への光パワーを決定する試し書き領域を設け、該試
    し書き領域の内周側に前記信号記録領域を設けたことを
    特徴とする光ディスク記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記光記録媒体にデータを記録する場
    合、前記光記録媒体の最外周側から内周に向けて記録さ
    れ、しかも、それに伴って前記光記録媒体を回転する回
    転モータの回転数が、記録位置が前記最外周側から内周
    に行くに従い連続的に速くなることを特徴とする請求項
    7に記載の光ディスク記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記信号記録領域以外の内周側を手書き
    可能なタイトル領域とし、該領域を透明にしたことを特
    徴とする請求項7又は8に記載の光ディスク記録媒体。
  10. 【請求項10】 光記録媒体の記録面をゾーン分割して
    線速度を一定にする回転制御方式を用いた光ディスクド
    ライブ装置において、 該光ディスクドライブ装置に初めて光記録媒体が装着さ
    れた場合、前記光記録媒体の性能に合致するように、前
    記光ディスクドライブ装置の速度変更シーケンスに合わ
    せて回転モータの最高速度に応じた記録速度一定領域を
    見つけ出し、該記録領域より内周側に予め前記記録領域
    の番地情報を記録しておくことを特徴とする光ディスク
    ドライブ装置。
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