JP2003279070A - ハイブリッド型デシカント空調システム - Google Patents
ハイブリッド型デシカント空調システムInfo
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Abstract
応して効率的に運転できるハイブリッド型デシカント空
調システムを提供する。 【解決手段】 デシカント空調システムにおいて、空調
対象室内5の空気をとり込んで冷却し、これを該室内に
戻して冷房を行うことができる冷房システム7を別に設
けると共にこの冷房システム7の冷熱源発生用に圧縮式
冷凍機6を用いる。前記デシカント空調システムの加熱
器4の熱源として、前記圧縮式冷凍機6の駆動源から排
出される排熱を用い、前記冷房システム7には、前記圧
縮式冷凍機6のコンプレッサ6aで加圧された作動液が
蒸発し、この蒸発潜熱でシステム内を循環する空調対象
室内5の空気を冷却する蒸発器8を設ける。
Description
シカント空調システムに関し、更に詳しくは、デシカン
ト空調システムと、このデシカント空調システムに冷房
システムを併合することによって、エネルギー効率を高
めると共に空調に多様性を付与したハイブリッド型デシ
カント空調システムに関する。
うにデシカントホイール1、顕熱熱交換器2、蒸発冷却
器3、3a、加熱器4を主たる構成要素として構成され
ている。そして、このデシカント空調システムには、
「処理空気」と「再生空気」と呼ばれる2つの空気の流
れが存在している。処理空気は、処理空気ラインaを介
して外気から取り入れられ、最終的には低温、低湿度と
なって室内5に供給される空気である。一方、デシカン
トにとっては吸着行程を通過し、水分を吸着する空気で
ある再生空気は、再生ラインbを介して室内5から取り
入れられ、デシカントホイール1においてデシカントの
乾燥すなわち再生を行うために用いられる空気である。
したがって、この再生空気にとっては加湿されることと
なる。前記図8に基づいてデシカントサイクルを説明す
ると、外気から取り入れられた高温多湿の処理空気は、
デシカントホイール1に供給される。ここで、デシカン
トにより水分を吸着され乾燥されてデシカントホイール
1から排出される。このデシカントホイール1から排出
される処理空気は、先述したようにデシカントに水分を
吸着される際の吸着熱等により加熱されることとなる。
この低湿高温の処理空気を冷却するために顕熱熱交換器
2において再生空気と熱交換を行うことによって温度が
下げられる。この状態では、室内5に供給されるには十
分に温度が低下していないため、蒸発冷却器3において
外部から供給される水と接触されることにより加湿冷却
作用によって所定の温度、湿度にされて室内5に供給さ
れる。室内5を冷却した空気は再生空気として室外に排
出されることとなる。再生空気は、まず、蒸発冷却器3
aで加湿冷却され温度が低下する。次に顕熱熱交換器2
で処理空気の冷却を行い、温度が上昇する。その後、加
熱器4でデシカントホイール1におけるデシカントの再
生に必要な温度にまで上昇され、デシカントホイール1
でデシカントの再生(乾燥作用)を行い、加湿されるこ
ととなる。この空気は外気に放出される。加熱器4にお
いて必要な加熱温度は80℃程度である。このため、再
生空気の加熱には様々な方法がある。例えばガスボイラ
ーが一般に使用されるが、この方法のメリットは、涼し
い季節にも安定して熱を供給できる点にある。別の加熱
方法としては、ガスの直だきがある。さらには、コージ
ェネレーションの排熱等でも駆動が可能である。
は、デシカントホイール1、顕熱熱交換器2、加熱器4
を主たる構成要素として構成されている。本システム
は、デシカント空調システムの構成要素から2つの蒸発
冷却器3、3aを除去したものとなる。本システムで
は、空気の冷却は行われず、除湿のみが行われることと
なる。
気という2種類の空気の流れが存在する。図9に示すよ
うに、外気から取り入れられた高温多湿の処理空気は、
デシカントホイール1に供給される。ここで、デシカン
トにより水分を吸着されることにより乾燥されてデシカ
ントホイール1から排出される。先述したようにデシカ
ントに水分を吸着される際の吸着熱等により空気は加熱
されることとなる。この低湿高温の空気を冷却するため
に顕熱熱交換器2では再生空気と熱交換を行うことによ
って温度が下げられる。本デシカント除湿システムで
は、蒸発器3、3aがつけられていないため、処理空気
は顕熱交換器2を経由しても30℃程度にしか冷却され
ないため、室内5には温風に近い空気が供給されること
となる。冷房に用いる場合には、この空気を圧縮式冷凍
機等で冷却することが必要となる。室外に排出される再
生空気は、顕熱熱交換器2で処理空気の冷却を行い、温
度が上昇する。その後、加熱器4でその後のデシカント
ホイール1におけるデシカントの再生に必要な温度にま
で上昇され、デシカントホイール1でデシカントの再生
(乾燥作用)を行い、自らは加湿されることとなる。こ
の空気は外気に放出される。本デシカント除湿システム
は、図8に示したデシカント空調システムのように蒸発
器3、3aを必要としないため、外部から水の供給が必
要ない。また、システムも更に簡素となる。このため、
単に除湿を行うためにしばしば用いられる。
は、そのエネルギー効率を高めることであるが、この効
率アップの方法として、次のようなハイブリッド型のデ
シカント空調システムが現在提案されている。 ・デシカント空調システムに燃料電池と吸収式冷凍機を
組み合せて用いる方式(特開2000−274734
号)。 この方式は、処理空気流路及び再生空気流路に選択的に
接するデシカント部材12を備えたデシカント空調機を
有するデシカント空調装置において、処理空気を前記デ
シカント部材の下流側の前記処理空気流路において温度
調整する給気温度調整用熱交換器20と、再生空気を前
記デシカント部材の上流側の前記再生空気流路において
昇温させるデシカント再生用熱交換器13と、前記デシ
カント空調機の一部又はこれの付属装置に電源を供給す
る燃料電池40と、前記燃料電池の冷却用熱媒体を前記
デシカント再生用熱交換器に流通させる熱媒体流路42
とから成るものである。
を組み合せて用いる方式(特開平10−205818
号) この方式は、第1の空間から該空調機に導入した第1の
空気系統の空気とデシカントとを接触させて除湿したの
ち、第2の空間から該空調機に導入した第2の空気系統
の空気と全熱交換させ、さらに全熱交換後の第1の空気
系統の空気をヒートポンプの高熱源によって加熱したの
ちデシカントを通過させてデシカントの脱湿再生を行っ
て該空調機から第2の空間に放出し、さらに全熱交換後
の第2の空気系統の空気は、デシカントと接触させ除湿
し更に冷却する除湿と冷却の連続した工程を少なくとも
2回以上行った後、該空調機から第1の空間に放出する
ように構成したものである。その他、ヒートポンプを組
み合わせた方式としては、特開平8−195732号、
特開平10−205818号、特開2000−2747
81号等がある。
するパネルを組み合せて用いる方式(特開2000−2
05598号) この方式は、空調対象空間4内に供給する空気中に含ま
れる水分を乾燥剤に吸着させてこの空気を乾燥させた
後、この乾燥した空気を冷却して空調対象空間4内に送
る除湿空調(デシカント空調)を行うにあたって、建物
1の外周面である外壁面2や屋根面3の外側にこの外周
面に沿って太陽熱を吸収する集熱パネル20を設けてお
き、この集熱パネル20との熱交換により得られた暖気
により、水分を吸着した状態の除湿手段47の乾燥剤を
乾燥させて再生させるようにしたものである。
組み合せて用いる方式(特開平7−8740号) この方式は、吸湿された潜熱交換器13に再生用ヒータ
17で生成された加熱空気を送風し潜熱交換器13の湿
気を除去する除湿空調機10において、ヒートパイプ3
0の一端を再生用ヒータ17内に、ヒートパイプ30の
他端をゴミ焼却炉20の煙突22内にそれぞれ配置し、
ゴミ焼却炉20の排熱がヒートパイプ30の他端から一
端側に熱移動し、この移動した熱が再生用ヒータ17内
を通る空気を加熱するようにしたものである。
型のデシカント空調システムにおいては、すべてデシカ
ント空調システムの再生空気ラインに取り付けられた加
熱器(ヒータ)の熱源に他の装置あるいはシステムから
排出される排熱を利用するものである(但し、太陽熱利
用は除く)。このため、次のような問題がある。
システム側との間には当然のこととして負荷変動がある
ために、この負荷変動に追従して双方をバランス良く運
転することは大変困難である。このため、空調の快適性
が損なわれたり、トータルで見ると、エネルギー効率は
それ程高くならない。
ったり、オフィスであったり、劇場であったりして、例
えば商品の品揃えや室内の広さ、お客さんの数、照明、
あるいはPCに代表される機械類の数等から、オフィス
を除き空調負荷は、一日を通した場合、あるいは季節に
より大きく変動する。一方、デシカント空調システムだ
けでこの負荷変動に対応しようとした場合、このデシカ
ント空調システムは大型のものを設備して余力を持た
せ、負荷に応じて制御する必要があるが、この場合に、
例えば燃料電池と併合させてこの排熱を加熱器の熱源に
用いた場合には、燃料電池の運転をデシカント空調シス
テム側に合わせて排熱を適正に制御する必要がある。こ
の結果、例えば電力負荷が小さい場合には無駄な電力を
出力することになり、この分エネルギー効率は低下する
ことになる。
空調の質を変えたい場合がある。例えば、スーパーマー
ケットを例にとると、冷凍食品や鮮魚類の販売コーナー
は集中的な冷房が必要であるが、一般の食品売り場にお
いては、除湿されていて、室温はそれ程低くない温度に
調整されていることが快適性から望ましい。このような
条件は、冬と夏でも違ってくる。しかし、デシカント空
調システムに燃料電池やヒートポンプを併合したシステ
ムにおいては、すべてデシカント空調システムを経由し
た同質の処理空気が室内に供給されるため、一方におい
ては冷房過多、あるいは冷房不足の問題が発生したりす
る。
れを室内に供給するために設けられている蒸発冷却器
3、3aの熱源には、外部から導入した水が用いられて
いるため、この水の確保が必要である。
するためになされたもので、その第1の目的は、エネル
ギー効率を低下させることなく空調負荷変動に合わせた
制御が可能なデシカント空調システムを提供することで
ある。更に第2の目的は、空調対象室内のエリアを分け
て、そのエリアに適した快適な空調及び冷房を可能にす
るデシカント空調システムを提供することである。更に
第3の目的は、外部から冷却水を導入することなく蒸発
冷却器を駆動することができるようにすることである。
達成するため、請求項1に記載の発明においては、ハイ
ブリッド型デシカント空調システムにおいて、デシカン
ト空調システムにおける処理空気は、処理空気経路に取
り付けられたデシカント装置から顕熱熱交換器および蒸
発冷却器を経由して空調対象室内に供給され、再生空気
は、前記空調対象室内から外気中に延長された再生空気
経路に取り付けられた蒸発冷却器から前記顕熱熱交換器
及び再生空気加熱器及び前記デシカント装置を経由して
外気に放出される構成となっていること、前記デシカン
ト空調システムとは別に、前記空調対象室内の空気をと
り込んで冷却し、これを該室内に戻して冷房を行うこと
ができる冷房システムを設けると共にこの冷房システム
の冷熱源発生用に圧縮式冷凍機を用いること、前記デシ
カント空調システムの加熱器の熱源として、前記圧縮式
冷凍機の駆動源から排出される排熱を用い、前記冷房シ
ステムには、前記圧縮式冷凍機のコンプレッサで加圧さ
れた作動液が蒸発し、この蒸発潜熱でシステム内を循環
する空調対象室内の空気を冷却する蒸発器を設けたこ
と、を特徴とするものである。
ては、デシカント部材で除湿された処理空気は、蒸発冷
却器で冷却され、低湿度の冷風となって空調対象室内に
送風される。一方、空調対象室内から排出された再生空
気は、蒸発冷却器で冷却され、顕熱交換器で処理空気を
冷却したのち、加熱器で圧縮式冷凍機の駆動源から排出
された排熱でデシカント部材の再生に必要な温度に加熱
されてからデシカント装置内に入り、ここでデシカント
部材の再生を行い、外気中に放出される。
り、このデシカント空調サイクルの駆動に合わせて圧縮
式冷凍機の運転を行い、この圧縮式冷凍機の運転により
駆動源から排出された排熱は、直接又は間接的に加熱器
に導入されて上記した再生空気の加熱に用いられる。
対象室内の空気が循環していて、この空気は圧縮式冷凍
機の冷凍サイクルにより冷熱を発生する蒸発熱交換器を
通過するときに冷却されて空調対象室内に送り込まれて
冷房に供される。但し、全体の空調負荷が小さくなった
場合には、バイパスを経由して冷房システム内の空気の
一部を循環させる。
凍機の排熱を加熱器の熱源に利用し、更にこの圧縮式冷
凍機で発生した冷熱で冷房システムの冷熱源として利用
することにより、エネルギー効率を高めることができ
る。また、冷房システムを別に設けたことにより、特に
大型の店舗において特定のエリアを集中的に冷房した
り、エリアごとに質の違った空調対象とすることができ
る。また、この冷房システムにおいてバイパスを設けた
ことにより、空調負荷に対応して効率的、経済的なシス
テムの運転が可能である。
め、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載
の発明において、圧縮式冷凍機において、コンプレッサ
と凝縮器間に熱交換器を挿入し、この熱交換器を経由す
ることによって加熱された熱媒をデシカント空調システ
ム側の加熱器の熱源に用いるように構成して成るもので
ある。この発明により、再生空気が熱源の熱量不足に対
応して安定した空調を行うことができると共にエネルギ
ー効率を高めることができる。
め、請求項3に記載の発明においては、請求項1に記載
の発明において、圧縮式冷凍機において、コンプレッサ
により加圧されて高温化した作動液を一旦デシカント空
調システム側の加熱器内に直接導いてからこの加熱器の
熱源に用いるように構成して成るものである。この発明
により、再生空気の加熱源の熱量不足に対応して安定し
た空調を行うことができると共にエネルギー効率を高め
ることができる。
め、請求項4に記載の発明においては、請求項2又は3
に記載の発明において、圧縮式冷凍機側からデシカント
空調システムの加熱器の加熱源として導入する熱媒又は
作動液は、圧縮式冷凍機の排熱に対して選択的に利用可
能に構成されていることを特徴とするものである。この
発明により、空調負荷に対応したシステムの制御が可能
となり、エネルギー効率を高めることができる。
め、請求項5に記載の発明においては、請求項1〜4に
記載の発明において、圧縮式冷凍機の蒸発器からドレン
として排出される冷水をデシカント空調システムの蒸発
冷却器の冷熱源に用いるように構成して成るものであ
る。この発明により、従来のように外部から給水ライン
を引くことなく、システム内で蒸発冷却器の冷熱を賄う
ことができ、システムに向けて給水配管等を行う必要が
なくなる。
め、請求項6に記載の発明においては、請求項1〜5に
記載の発明において、デシカント空調システムにおい
て、再生空気が流れる加熱器の下流側に太陽熱熱交換器
を挿入して成るものである。本発明により、再生空気の
加熱源の多様化とシステム運転の効率化が可能になる。
め、請求項7に記載の発明においては、請求項6に記載
の発明において、太陽熱熱交換器は、単独で又は加熱器
の補助として再生空気を加熱するように構成して成るも
のである。本発明により、空調負荷が小さい場合には、
付加したシステムを運転せず、太陽熱だけを熱源として
システムを運転することにより、エネルギー効率を高め
ることができる。
め、請求項8に記載の発明においては、請求項1〜7に
記載の発明において、冷房システムにおいて、蒸発熱交
換器の上流側と下流側にバイパスを設けて負荷制御を行
うことができるように構成して成るものである。本発明
により、冷房負荷の減少に応じて冷房システムから出力
される冷風を任意に制御できる。
に係るハイブリッド型デシカント空調システムの基本的
な構成を示すものである。先ず、この図1において、a
は処理空気経路、bは再生空気経路である。符号の1は
デシカントホイール(装置)、2は再生空気で処理空気
を冷却するための顕熱交換器、3、3aは処理空気を予
定の温度まで冷却するための蒸発冷却器、4は再生空気
を所定の再生温度80℃に加熱するための加熱器(ヒー
タ)であって、この加熱器4の熱源には、圧縮式冷凍機
6のコンプレッサ6aを駆動するための駆動源6b例え
ばガスエンジンから排出される排熱が利用されている。
エンジンで駆動しているが、その他、燃料電池+モータ
あるいは蒸気タービン等を駆動源6bとすることが可能
であり、本発明において、このコンプレッサ6aの駆動
源6bは、排熱を排出する駆動源である限り、その種類
は問わない。
ムとは別に設けられた冷房システムであって、この冷房
システム7は、室内空気を冷房往きライン7aから取り
出し、これを蒸発器(熱交換器)8で冷却し、冷房戻し
ライン7bから室内5に戻す構成となっていて、この空
気の流れは、戻しライン7bに取り付けられたブロア9
により作られる。10は冷房戻りライン7bと往きライ
ン7aを蒸発器8の下流側で結んでいるバイパスであっ
て、このバイパス10と往きライン7aの結びは三方弁
11で行われている。図1において、6cは圧縮式冷凍
機6の凝縮器、6dは膨張弁である。
圧縮式冷凍機及び冷房システムを組み合わせた空調シス
テムについて、図2に示す圧縮式冷凍機6の凝縮熱を熱
媒用の熱交換器12を用いて熱媒でとり出し、これをラ
イン13、13aを経由して加熱器4に排熱と共に導入
して加熱源とした請求項2に記載した発明、及び図3に
示した蒸発器8で発生したドレン(冷水)をドレンライ
ン14を経由して蒸発冷却器3a→3と導入し、このド
レンの冷熱を処理空気及び再生空気の冷却熱源として用
いた請求項5の発明、及び図4に示す太陽熱温水器15
の温水を加熱器4の下流側であって、デシカントホイー
ル1との間に挿入した請求項6の発明に関るシミュレー
ションを次に説明する。ここでのシミュレーションモデ
ルは静特性モデルとする。
し、デシカント空調システムベースシステムを図6に示
す。デシカントホイール1は、図5に示すように直交流
型の熱交換器である。そのときのコントロールボリュー
ム内において、供給空気の物質、熱バランスは、式1で
与えられる。
は式2で与えられる。
の移動量は、式3で与えられる。
物質と熱バランスは式4となる。
供給空気、戻り空気(再生空気)の物質、熱バランスは
それぞれ式5となる。伝熱性能は温度効率により決定さ
れるものとする。
は、等湿球温度線上を変化するものとする(2)。そし
て、飽和効率をηとすると、モデルは式6となる。
を以下に示す。圧縮機6での仕事は式7となる。
ピが飽和液であるとし、式9で与えられる。
の性能は、COPで評価し、式12のように定義する。
ただし、デシカント除湿システムベースのハイブリッド
型デシカント空調システムの場合には、圧縮式冷凍機6
の冷凍効果がデシカント除湿システムの性能に含まれて
いる。
効率に駆動できるためには、駆動源が供給する熱と動力
の比率とデシカント空調システムと圧縮式冷凍機6の駆
動に必要な熱と動力の比率が一致することが必要とな
る。このため、熱と動力の比率が重要となる。そこで、
熱と動力の比を熱動力比と呼び式13のように定義す
る。
は一次エネルギー換算効率PERで評価した。PERは
駆動源とデシカント空調システム、圧縮式冷凍機の熱動
力比が一致した場合に定義することができ、式14のよ
うになる。
ンを行う際の条件を表1に示す。
性能評価を次に詳述する。デシカント冷房システムをベ
ースとしたハイブリッド型デシカント空調システムの性
能評価を行った結果を図7に示す。本システムでは、圧
縮式冷凍機とデシカント冷房システムの空気の供給量を
変化し、冷房負荷負担率を変動することにより、自由に
熱動力比を変化することができる。これにより、ガスエ
ンジン、マイクロガスタービン、燃料電池等とも整合を
取りながらシステムの駆動が可能である。また、デシカ
ント空調システムは駆動熱源温度が低いため圧縮式冷凍
機6の凝縮熱の一部を利用することが可能であり、この
凝縮熱の利用によりデシカント空調システムのCOPを
向上させることが可能となる(デシカント空調システム
の熱源温度以上の凝縮熱が利用できるものとする)。各
種駆動源によるハイブリッドデシカント空調システムの
PERは表2のようになる。
比較
システムに併せて、冷房システムを設備し、この冷房シ
ステムを駆動するために圧縮式冷凍機を用いた。そし
て、この圧縮式冷凍機をガスエンジン、燃料電池等のよ
うな排熱を伴う駆動源で駆動し、この排熱をデシカント
空調システムの加熱器の加熱源に用いるようにした。こ
の結果、空調対象室の大きな空調負荷変動に対応するこ
とができると共に空調負荷に対応したシステムの運転が
可能なため、エネルギー効率のアップを図ることができ
る。 2.圧縮式冷凍機の凝縮熱を間接又は直接加熱器に導
き、排熱との組み合せ利用を行うことにより、加熱器の
熱源の多様化と、負荷変動にタイミング良く対応でき
る。 3.圧縮式冷凍機の蒸発器で発生したドレンを蒸発冷却
器に導くことにより、給水はシステム内で完結し、上水
等からの給水配管が必要なくなる。
リッド型デシカント空調システムの実施例の説明図。
る請求項2、3、4、8に記載の発明の実施例の説明
図。
冷却器の冷熱源に利用する請求項5に記載の発明の実施
例の説明図。
に記載の発明の実施例の説明図。
図。
Claims (8)
- 【請求項1】 デシカント空調システムにおける処理空
気は、処理空気経路に取り付けられたデシカント装置か
ら顕熱熱交換器および蒸発冷却器を経由して空調対象室
内に供給され、再生空気は、前記空調対象室内から外気
中に延長された再生空気経路に取り付けられた蒸発冷却
器から前記顕熱熱交換器及び再生空気加熱器及び前記デ
シカント装置を経由して外気に放出される構成となって
いること、前記デシカント空調システムとは別に、前記
空調対象室内の空気をとり込んで冷却し、これを該室内
に戻して冷房を行うことができる冷房システムを設ける
と共にこの冷房システムの冷熱源発生用に圧縮式冷凍機
を用いること、前記デシカント空調システムの加熱器の
熱源として、前記圧縮式冷凍機の駆動源から排出される
排熱を用い、前記冷房システムには、前記圧縮式冷凍機
のコンプレッサで加圧された作動液が蒸発し、この蒸発
潜熱でシステム内を循環する空調対象室内の空気を冷却
する蒸発器を設けたこと、を特徴とするハイブリッド型
デシカント空調システム。 - 【請求項2】 圧縮式冷凍機において、コンプレッサと
凝縮器間に熱交換器を挿入し、この熱交換器を経由する
ことによって加熱された熱媒をデシカント空調システム
側の加熱器の熱源に用いるように構成して成る請求項1
に記載のハイブリッド型デシカント空調システム。 - 【請求項3】 圧縮式冷凍機において、コンプレッサに
より加圧されて高温化した作動液を一旦デシカント空調
システム側の加熱器内に直接導いてからこの加熱器の熱
源に用いるように構成して成る請求項1に記載のハイブ
リッド型デシカント空調システム。 - 【請求項4】 圧縮式冷凍機側からデシカント空調シス
テムの加熱器の加熱源として導入する熱媒又は作動液
は、圧縮式冷凍機の排熱に対して選択的に利用可能に構
成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の
ハイブリッド型デシカント空調システム。 - 【請求項5】 圧縮式冷凍機の蒸発器からドレンとして
排出される冷水をデシカント空調システムの蒸発冷却器
の冷熱源に用いるように構成して成る請求項1〜4に記
載のハイブリッド型デシカント空調システム。 - 【請求項6】 デシカント空調システムにおいて、再生
空気が流れる加熱器の下流側に太陽熱熱交換器を挿入し
て成る請求項1〜5に記載のハイブリッド型デシカント
空調システム。 - 【請求項7】 太陽熱熱交換器は、単独で又は加熱器の
補助として再生空気を加熱するように構成して成る請求
項6に記載のハイブリッド型デシカント空調システム。 - 【請求項8】 冷房システムにおいて、蒸発熱交換器の
上流側と下流側にバイパスを設けて負荷制御を行うこと
ができるように構成して成る請求項1〜7に記載のハイ
ブリッド型デシカント空調システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002080744A JP2003279070A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | ハイブリッド型デシカント空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2002080744A JP2003279070A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | ハイブリッド型デシカント空調システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003279070A true JP2003279070A (ja) | 2003-10-02 |
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ID=29229654
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002080744A Pending JP2003279070A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | ハイブリッド型デシカント空調システム |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2003279070A (ja) |
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