JP2003284914A - ジグザグ状エアフィルタ用濾材及びその製造方法 - Google Patents
ジグザグ状エアフィルタ用濾材及びその製造方法Info
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Abstract
材を提供するとともに、濾材の折り畳み部を鋭角に形成
するために、特別な型等を必要とせず、間隔保持材とな
る樹脂層の押圧を利用することにより、前記折り畳み部
を鋭角に形成することを可能とするジグザグ状エアフィ
ルタ用濾材の製造方法を提供する。 【解決手段】 不織布からなる濾材の表裏面の少なくと
も両側部に間隔保持材となる樹脂層を塗布形成し、ジグ
ザグ状に折り畳むとともに前記樹脂層を固化して形成さ
れるジグザグ状エアフィルタ用濾材の製造方法であっ
て、折り畳まれた際に前記濾材の外方側となる面に塗布
形成した樹脂層により、隣接する濾材の頂部となる部位
を押圧することができるように、前記樹脂層の塗布形成
時に、前記樹脂層の厚さを濾材の頂部近傍において厚く
なるように塗布形成することを特徴とする。
Description
フィルタ用濾材及びその製造方法に関する。
製造方法としては、特公昭54−30144号公報に開
示されており、図3にその断面を示すように、少なくと
も濾材1の両側部の両面のそれぞれに間隔保持材となる
樹脂層を一定の厚さに塗布して樹脂層4、4’を形成し
た後、一定間隔でジグザグ状に折り畳んで、樹脂層4、
4’を固化して濾材1の折り畳み幅を一定間隔とする方
法が提案されている。
造方法の場合は得られたジグザグ状エアフィルタ用濾材
は空気を通過させる濾材1が一定間隔で折り畳まれてい
るので、濾材1の一方の側から入った空気は、濾材1の
他方の側から排出される際に気流方向が濾材1に対して
直交することになり、通過させる空気の圧を高くしなけ
れば所定の気流圧が得られなかった。これに対して本出
願人は、特開平4−300612号公報に開示するよう
に、気流方向に対して濾材の方向が傾斜されるので圧損
を低減するエアフィルタ濾材の製造方法を提案してい
る。この製造方法は、不織布から成る濾材をジグザグ状
に折り畳んだジグザグ状エアフィルタ用濾材の製造方法
において、少なくとも濾材シートの両側部の表裏面にそ
れぞれ間隔保持材となる樹脂層を塗布形成し、前記濾材
を未硬化のうちに、互いに刺違えに進退自在であって先
端が互いに対向する先端部が鋭角の三角形押型の両押型
間に挟み込み圧接状態にて挟持することによって、濾材
の折り畳み部を鋭角に形成するものである。しかしなが
ら、前記製造方法では濾材の折り畳み部を鋭角に形成す
るために鋭角を有する三角形の押型が必要であり、製造
コストが高くなるという問題点があった。そこで、本発
明は、圧損の少ないジグザグ状のエアフィルタ用濾材を
提供するとともに、濾材の折り畳み部を鋭角に形成する
ために、特別な型等を必要とせず、間隔保持材となる樹
脂層の押圧を利用することにより、前記折り畳み部を鋭
角に形成することを可能とするジグザグ状エアフィルタ
用濾材の製造方法を提供することを目的とする。
く、本発明者等は鋭意検討の結果、以下の構成を見出し
た。即ち、本発明のジグザグ状エアフィルタ用濾材の製
造方法は、請求項1に記載の通り、不織布からなる濾材
の表裏面の少なくとも両側部に間隔保持材となる樹脂層
を塗布形成し、ジグザグ状に折り畳むとともに前記樹脂
層を固化して形成されるジグザグ状エアフィルタ用濾材
の製造方法であって、折り畳まれた際に前記濾材の外方
側となる面に塗布形成した樹脂層により、隣接する濾材
の頂部となる部位を押圧することができるように、前記
樹脂層の塗布形成時に、前記樹脂層の厚さを濾材の頂部
近傍において厚くなるように塗布形成することを特徴と
する。また、請求項2に記載のジグザグ状エアフィルタ
用濾材の製造方法は、請求項1に記載の製造方法におい
て、予め塗布形成された樹脂層の上から更に樹脂層を重
ねて塗布形成することにより、前記濾材の頂部近傍の樹
脂層を厚くすることを特徴とする。また、請求項3に記
載のジグザグ状エアフィルタ用濾材は、不織布からなる
濾材の表裏面の少なくとも両側部に間隔保持材となる樹
脂層を塗布形成し、ジグザグ状に折り畳むとともに前記
樹脂層を固化して形成されるジグザグ状エアフィルタ用
濾材であって、折り畳まれた際に前記濾材の外方側とな
る面に塗布形成した樹脂層は、隣接する濾材の頂部とな
る部位を押圧することができるように、前記樹脂層の厚
さを濾材の頂部近傍において厚くしたことを特徴とす
る。
た際に前記濾材の外方側となる面に塗布形成した樹脂層
により、隣接する濾材の頂部となる部位を押圧すること
ができるように、前記樹脂層の塗布形成時に、前記樹脂
層の厚さを濾材の頂部近傍において厚くなるように塗布
形成することを特徴とするものである。前記樹脂層は、
濾材の表裏面の少なくとも両側部に塗布形成され、固化
することにより間隔保持材となる。前記樹脂層の両側部
への塗布形成は、濾材の表裏面の両側部の全てに線状に
行うものや折り畳んだ濾材の外方側となる面のみを線状
に行うものが含まれる。前記樹脂層としては、例えば、
EVA樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等を使
用することができるが、製造工程中に固化させる点を考
慮するとポリエステル樹脂のようなホットメルトタイプ
のものが好ましい。また、本発明では、前記樹脂層の厚
さを濾材の頂部近傍において厚くなるように塗布形成す
るものである。このような厚みに変化を持たせた樹脂層
の塗布形成方法としては、噴射される樹脂層を制御して
濾材の頂部近傍となる部位の樹脂の厚みを厚くすること
が考えられるが、濾材を高速で移動させながら樹脂を塗
布する場合には、樹脂層の塗布形成を2度に分けて重ね
て行うようにすれば容易に濾材の頂部近傍への樹脂の塗
布が容易であるため好ましい。尚、頂部近傍とは、ジグ
ザグの頂部とジグザグの頂部・谷部間に位置する中心線
までの間隔の1/2未満までをいうものとする。これ
は、前記ジグザグの頂部から中心線までの間隔の1/2
以上に前記樹脂層を塗布すると、前記厚みをもって形成
された樹脂層による隣接する濾材の頂部のみに押圧力が
かかりにくくなるからである。また、本発明に使用され
る濾材としては、例えば、ガラス繊維、ポリエステル、
ポリプロピレン等の不織布から構成することができる
が、濾過機能を有するものであれば特に限定されるもの
ではない。
用濾材及びその製造方法の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本実施例の製造方法を説明する
ための図であり、図中1はガラス繊維の不織布から成る
濾材、2、2’は濾材1の表面と裏面にそれぞれポリエ
ステル樹脂を塗布するためのノズル、3、3’は前記ノ
ズル2、2’により塗布形成された樹脂層の上からポリ
エステル樹脂を塗布するためのノズルである。そして、
樹脂層の塗布形成は、濾材1を長手方向に移動させなが
ら、形成されるジグザグ状の濾材1の頂部近傍の外方側
の面となる部分に、まず、ノズル2、2’により、帯状
に第1の樹脂層4、4’を塗布形成し、次に、ノズル
3、3’により第1の樹脂層4、4’の上面中央部に第
2の樹脂層5、5’を塗布形成することにより行われ
る。尚、本実施例では、濾材1として、厚さ1.5mm
のガラス繊維からなる不織布を使用している。また、第
1の樹脂層4、4’は、濾材1の折り線6を中心とする
幅1.5mm、長さ100mm、厚さ1.0mmで塗布
形成され、第2の樹脂層5、5’は、幅1.5mm、長
さ50mm、厚さ1.0mmで塗布形成されるようにし
ている。
の樹脂層4、4’において、濾材1の頂部近傍となる部
位へ、更に、厚さ1.0mmの樹脂層5、5’を重ねる
ことにより、前記積層された樹脂層4と5、4’と5’
の部分では、その厚さが2.0mmとなる。そして、濾
材1をジグザグ状に折り畳むことにより、図2に示すよ
うに、軟化状態の樹脂層4、4’、5、5’が押し潰さ
れ、その後、固化される。このとき、図2に示すよう
に、隣接する濾材の頂部1a、1b、1cのうち、頂部
1bが両側の頂部1a、1c側から、形成された樹脂層
4及び5により押圧され、結果として頂部1bが鋭角に
形成されることになる。同様にして濾材1の頂部1bや
頂部1cも、隣接する濾材の頂部近傍の外方側に積層さ
れた樹脂層により押圧されて鋭角に形成されるので、濾
材の形状は、連続山形、或いは、ノコギリ刃状態とな
る。従って、図4に示すようにエアフィルタ内を通過す
る気流(矢印方向)に対して斜めに交差するようになる
ので、濾材1の他方側9より容易に排出されるため、濾
材1の圧損を低く維持することができる。尚、本実施例
では、濾材1の両面に塗布する樹脂層4、4’、5、
5’の位置を濾材1の両側部と中央の計3列としたが、
両面の両側部のみに塗布形成するようにしてもよい。ま
た、本実施例では濾材1の両面に樹脂層4、4’を、濾
材1の頂部1a、1b、1c、1a’、1b’の外方側
に設けるようにしたが、頂部1a、1b、1c、1
a’、1b’の内方側に設けるようにしてもよい。
損について比較例を用いて確かめることとした。 (実施例)図2に示すように、本実施例のジグザグ状の
エアフィルタ用濾材は、厚さ0.4mmのガラス繊維の
不織布からなる濾材1に、樹脂層4としてポリエステル
樹脂を、幅1.5mm、長さ100mm、厚さ1.0m
mで両面に塗布形成し、樹脂層5としてポリエステル樹
脂を、幅1.5mm、長さ50mm、厚さ1.0mmで
前記樹脂層4の上から重ねて塗布形成し、折り畳んで間
隔4mm、折り畳み幅125mmで120山でジグザグ
状に折り畳み、長さ610、高さ610、厚さ150m
mのジグザグ状のエアフィルタ用濾材を作製した。前記
ジグザグ状のエアフィルタ用濾材に対して、風量56m
3/minの気流を通過させたところ、比色法90%時
における圧損は圧損は127Paであった。
0.4mmのガラス繊維の不織布からなる濾材1に、樹
脂層4としてポリエステル樹脂を、幅1.5mm、長さ
100mm、厚さ1.0mmで両面に塗布形成し、折り
畳み間隔5mm、折り畳み幅125mmで120山で蛇
行してに折り畳み、長さ610、高さ610、厚さ15
0mmの蛇行状のエアフィルタ用濾材を作製した。そし
て、前記サイズに形成された濾材に対して前記実施例と
同様の条件で圧損を測定したところ、圧損は176Pa
であった。
タ用濾材は、従来法のエアフィルタ用濾材に比べて圧損
が低いことが確認された。
によれば、気流方向に対して傾むけて設けられることに
なり、濾材における圧損を少なくすることができる。ま
た、本発明のジグザグ状エアフィルタ用濾材の製造方法
によれば、特別な型等を用いることなく、間隔保持材と
なる樹脂層の押圧を利用することにより、折り畳み部を
鋭角に形成することができる。
の概略図
用濾材の要部断面図
の要部断面図
の気流の流れ状態を示す説明図
Claims (3)
- 【請求項1】 不織布からなる濾材の表裏面の少なくと
も両側部に間隔保持材となる樹脂層を塗布形成し、ジグ
ザグ状に折り畳むとともに前記樹脂層を固化して形成さ
れるジグザグ状エアフィルタ用濾材の製造方法であっ
て、折り畳まれた際に前記濾材の外方側となる面に塗布
形成した樹脂層により、隣接する濾材の頂部となる部位
を押圧することができるように、前記樹脂層の塗布形成
時に、前記樹脂層の厚さを濾材の頂部近傍において厚く
なるように塗布形成することを特徴とするジグザグ状エ
アフィルタ用濾材の製造方法。 - 【請求項2】 予め塗布形成された樹脂層の上から更に
樹脂層を重ねて塗布形成することにより、前記濾材の頂
部近傍の樹脂層を厚くすることを特徴とする請求項1に
記載のジグザグ状エアフィルタ用濾材の製造方法。 - 【請求項3】 不織布からなる濾材の表裏面の少なくと
も両側部に間隔保持材となる樹脂層を塗布形成し、ジグ
ザグ状に折り畳むとともに前記樹脂層を固化して形成さ
れるジグザグ状エアフィルタ用濾材であって、折り畳ま
れた際に前記濾材の外方側となる面に塗布形成した樹脂
層は、隣接する濾材の頂部となる部位を押圧することが
できるように、前記樹脂層の厚さを濾材の頂部近傍にお
いて厚くしたことを特徴とするジグザグ状エアフィルタ
用濾材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2002092892A JP4139121B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ジグザグ状エアフィルタ用濾材の製造方法 |
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| JP2002092892A JP4139121B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ジグザグ状エアフィルタ用濾材の製造方法 |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2003284914A true JP2003284914A (ja) | 2003-10-07 |
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