JP2003285379A - コルゲート芯紙成形用ロール及びシングルフェーサ - Google Patents

コルゲート芯紙成形用ロール及びシングルフェーサ

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JP2003285379A
JP2003285379A JP2002092932A JP2002092932A JP2003285379A JP 2003285379 A JP2003285379 A JP 2003285379A JP 2002092932 A JP2002092932 A JP 2002092932A JP 2002092932 A JP2002092932 A JP 2002092932A JP 2003285379 A JP2003285379 A JP 2003285379A
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JP
Japan
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roll
core paper
corrugated core
tooth
corrugated
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Tadashi Itoyama
正 糸山
Hiroshi Ishibuchi
浩 石渕
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シングルフェーサ部の上下段ロールの軸芯間距
離変動を抑制して片面段ボール製造時に発生する騒音や
振動を抑制したコルゲート芯紙成形用ロール及びそれを
用いたシングルフェーサの提供。 【解決手段】ロール周面にロール軸に対して傾斜する歯
すじの歯形を有する第1ロール11と、それに対をなし
て噛合する第2ロール12とからなるコルゲート芯紙成
形用ロールにおいて、前記ロール軸方向に対する歯すじ
方向の傾斜角度をαとし、ロール面長をLとし、歯形の
軸直角ピッチをtとしたとき、両ロールの噛合線上での
歯形の山と谷の噛合位置がロール面長間ですべて異なる
ようにtanα=t/Lと設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は段ボールシート用
のコルゲート芯紙成形に用いるロール及び該ロールを用
いたシングルフェーサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコルゲート芯紙成形用ロールはロ
ール周面にロール軸に平行な歯すじの歯形を有して互い
に噛合する一対のロールで形成されていた。図7はその
正面図である。図において、噛合しつつ回転する上下段
のロール11、12間に中芯原紙を供給することによっ
て段繰られ、波形の中芯を形成する。段ロールの段13
は軸の長手方向に平行である。バックラッシを有し軸心
間距離の変動しない通常の歯車と異なり、上段ロール1
1に対して下段ロール12を所定のニップ圧で押し付け
る方式を取っているため、上下の山と谷が接触する場合
と、斜面同士が接触する場合とで軸心方向の応力がこと
なり、しかも歯形ピッチと回転速度に関係する周期で変
動するので、軸心間の距離が100μm前後の振幅で振
動状態となる。即ち、段ロールの回転数Nと段山数Zに
比例したNZ周波数の振動が発生した。この振動が装置
に共振するとかなり大きな騒音となり問題となった。
【0003】上記の課題を解決するため、特開平6−3
35983に開示されている方法は、段ロールをロール
幅方向に段山面を複数に分割し各分割部分毎に段山の位
相をずらして、軸心間の応力発生の周期を平均化させて
打ち消している。この方式では振動は減少するものの、
段山13を幅方向に分割するため、ロールの製作加工が
困難という欠点があったとともに、中芯の段山が前記各
部間で連続していないため、中芯に局所的な歪が発生し
てシート品質を低下させた。
【0004】また、特開昭55−15897では騒音防
止を主目的として、ヘリカル形状ないしスパイラル形状
の段山を持つ段ロールを提案している。しかし、この開
示内容では、ヘリカル段山のロール長手方向に対するね
じれ角を限定していないので、必ずしも常にロール軸芯
間応力の変動(時間軸に対して)がないわけでなく、騒
音減少の条件を特定したことにはならない。
【0005】更に、特開2000−355060では幅
方向に対して2/100〜20/100傾斜した段山を
持つ段ロールを提案している。この技術の目的は、製造
された段ボールの折精度の向上、カットオフ時の紙粉発
生防止としているため、騒音防止の意識は特になくこの
開示内容では、段ロールの噛み合いによる周期的応力変
動による軸心間距離の変動の結果発生する騒音問題は解
消されない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来の
問題点に鑑みてなされたもので、シングルフェーサ部の
上下段ロールの軸芯間距離変動を抑制して片面段ボール
製造時に発生する騒音や振動を抑制したコルゲート芯紙
成形用ロール及びそれを用いたシングルフェーサの提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコルゲート芯紙
成形用ロールはロール周面にロール軸に対して傾斜する
歯すじの歯形を有する第1ロールと、それに対をなして
噛合する第2ロールとからなるコルゲート芯紙成形用ロ
ールにおいて、前記ロール軸方向に対する歯すじ方向の
傾斜角度をαとし、ロール面長をLとし、歯形の軸直角
ピッチをtとしたとき、両ロールの噛合線上での歯形の
山と谷の噛合位置がロール面長間ですべて異なるように
tanα=t/Lと設定したことを特徴とする。
【0008】山と谷の噛合位置がロール軸上ですべて異
なるように回転するということは、応力の変動の周期は
発生し得ない。従って常に軸芯間に働く応力は一定であ
る。即ち、振動発生の原因はなくなる。
【0009】図6でこれを説明すると、図6の上は第1
ロール11のロール面の展開図であり、下は第1第2ロ
ールの噛合状況を示す斜視図である。図において、ロー
ル面長はLであり、33は歯形の頂部(歯先)の線、3
2は同谷部(歯底)の線である。第2ロール12は第一
ロールと対称な歯形を有し、噛合線Eで相互に噛み合っ
ている。同歯形の歯筋(歯先の線及び歯底の線も同様
に)はロールの回転軸線と(噛合線は軸線に平行だか
ら、噛合線とも)αの傾斜角をなしている。
【0010】歯形のピッチをtとすると、tanα=t
/Lだから、図示のような相対関係にあり、ロール面長
Lの間で歯形の周期がちょうど一周することになる。こ
の例でいくと、噛合線の中点Oで第一ロールの歯先と第
2ロールの歯底が噛合し、右に進むにつれ、歯形の噛合
位置が連続的にずれていき、右端L/2で第一ロールの
歯先と第2ロールの歯底が噛合して終わる。左半分(O
〜−2/L)も同様である。即ち、噛合線上で歯形のピ
ッチの一周分が過不足なく噛み合っているので、第一第
二ロール軸線間方向の応力はちょうど打ち消しあい、周
期的な変動はありえないことになる。
【0011】なお、展開図における歯筋が本例のような
斜めの直線の場合、正面投影図での該歯筋は正弦曲線を
描き(但しαが小さい場合はほとんど直線)、立体的に
は所謂ヘリカルな歯筋を形成する。
【0012】更に本発明のコルゲート芯紙成形用ロール
は、前記ロール軸方向に対する歯すじ方向の傾斜角度が
ロール軸に垂直な面の左側と右側において異なって延在
することを特徴とする。
【0013】更に本発明のコルゲート芯紙成形用ロール
は、ロール軸に垂直な面の左側と右側において異なって
傾斜延在する角度が前記垂直面で左右不連続に変化して
いることを特徴とする。
【0014】更に本発明のコルゲート芯紙成形用ロール
は、ロール軸に垂直な面の左側と右側において異なって
傾斜延在する角度が前記垂直面で左右連続的に変化して
いることを特徴とする。
【0015】更に本発明のコルゲート芯紙成形用ロール
は、上述の歯すじ傾斜角の変曲面がロール軸の中央に位
置していることを特徴とする。
【0016】更に本発明のコルゲート芯紙成形用ロール
は、ロール軸に垂直な面によって、前記歯形を有するロ
ール周面が分割されていることを特徴とする。
【0017】更に本発明のコルゲート芯紙成形用ロール
は、分割されたロール周面上の歯形のピッチが、分割さ
れた部分ごとに異なることを特徴とする。
【0018】そして、本発明のシングルフェーサは、前
記7種いずれかのコルゲート芯紙成形用ロールと、該一
対のコルゲート芯紙成形用ロールを回転自在に支持し駆
動する駆動手段と、前記第2ロールに接して芯紙に糊を
供給する糊付け部と、ライナー紙を供給しながら前記第
2ロールに圧接する加圧部とを有し、前記第1ロールと
第2ロール間に芯紙を供給してコルゲート芯紙を成形
し、前記糊付け部でコルゲート芯紙のコルゲート頂部に
糊付けをし、加圧部にてライナーと加圧接着可能とした
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳しく説明する。但し、本実施の形態
に記載される製品の寸法、形状、材質、その相対配置等
は特に特定的な記載がない限りは本発明の範囲をそれの
みに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0020】(実施例1)図1は本発明の第1実施例に
おける第1第2(上下段)ロール設備の正面図である。
段山13は軸の長手方向に対して一定の傾斜角を有して
配置されており、ハスバ形状のヘリカル段を形成してい
る。
【0021】(実施例2)図2は本発明の第2実施例に
おける第1第2(上下段)ロール設備の正面図である。
段山13の傾斜角は段ロール11、12の中央部で符号
が反転しており、幅方向に見て線対称なヤマバ形状のヘ
リングボーン段を形成している。
【0022】(実施例3)図3は本発明の第3実施例に
おける第1第2(上下段)ロール設備の正面図である。
段山13長手方向中心線に対して線対称な円弧、放物線
などの曲線に従って配置されている。
【0023】(実施例4)図4は本発明の第4実施例に
おける第1第2(上下段)ロール設備の正面図である。
本実施例は実施例2において、幅方向中央に中溝14を
設けたもので、傾斜角が正負反転した2つのヘリカル段
を中央部で連結した形のヤマバ形状ダブルヘリカル段を
形成している。
【0024】(実施例5)図5は本発明の第5実施例に
おける第1第2(上下段)ロール設備の正面図である。
本実施例は幅方向に複数の中溝14を設け、2個以上の
ダブルヘリカル段を連結したものである。
【0025】
【発明の効果】本発明では前記したように噛合線上で歯
形のピッチの一周分が過不足なく噛み合っているので、
第一第二ロール軸線間方向の応力はちょうど打ち消しあ
い、周期的な変動がない。したがって従来の段ロールの
回転数Nと段山数Zに比例したNZ周波数の振動が発生
したトラブルは解消される。
【0026】また、実施例2〜5のようにヤマバ形状を
採用することにより長手方向のスラスト力が打ち消さ
れ、段山13の斜め配置による中芯の蛇行を防止するこ
とができる。特に実施例3では段山13の幅方向中央部
における変曲点が曲線となっているため、中芯の局所的
な変形が緩和されて段割れ、しわの発生を予防すること
ができる。
【0027】実施例4及び5では中溝14を設けること
により、段山13の切削加工、研磨を容易にしている。
特に実施例5では幅方向に複数個のダブルヘリカル段を
配置することにより、ヘリカル段1個あたりの位相の先
進量ないし後進量を減少させ、同一傾斜角のヘリカル段
のヘリカル段に対して誤差の少ない高精度加工が可能で
ある。
【0028】これにより、シングルフェーサ部の上下段
ロールの軸芯間距離変動を抑制して片面段ボール製造時
に発生する騒音や振動を抑制した、品質の優れたコルゲ
ート芯紙を成形可能なロール及びそれを用いたシングル
フェーサの提供をが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例における第1第2(上下
段)ロール設備の正面図である。
【図2】 本発明の第2実施例における第1第2(上下
段)ロール設備の正面図である。
【図3】 本発明の第3実施例における第1第2(上下
段)ロール設備の正面図である。
【図4】 本発明の第4実施例における第1第2(上下
段)ロール設備の正面図である。
【図5】 本発明の第5実施例における第1第2(上下
段)ロール設備の正面図である。
【図6】 本発明のコルゲート芯紙成形用ロールの接触
メカニズムの展開図及び斜視図である。
【図7】 従来型技術における第1第2(上下段)ロー
ル設備の正面図である。
【符号の説明】
11 第1ロール 12 第2ロール 13 投影図における段山(歯先)線 14 中溝 32 展開図における歯形の谷部(歯底)の線 33 展開図における歯形の頂部(歯先)の線 t 歯形のピッチ α 傾斜角 L ロール面長 E 噛合線 O 噛合線中点 L/2、−L/2 噛合線端点

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール周面にロール軸に対して傾斜する
    歯すじの歯形を有する第1ロールと、それに対をなして
    噛合する第2ロールとからなるコルゲート芯紙成形用ロ
    ールにおいて、前記ロール軸方向に対する歯すじ方向の
    傾斜角度をαとし、ロール面長をLとし、歯形の軸直角
    ピッチをtとしたとき、両ロールの噛合線上での歯形の
    山と谷の噛合位置がロール面長間ですべて異なるように
    tanα=t/Lと設定したことを特徴とするコルゲー
    ト芯紙成形用ロール。
  2. 【請求項2】 前記ロール軸方向に対する歯すじ方向の
    傾斜角度がロール軸に垂直な面の左側と右側において異
    なって延在することを特徴とする請求項1記載のコルゲ
    ート芯紙成形用ロール。
  3. 【請求項3】 ロール軸に垂直な面の左側と右側におい
    て異なって傾斜延在する角度が前記垂直面で左右不連続
    に変化していることを特徴とする請求項2記載のコルゲ
    ート芯紙成形用ロール。
  4. 【請求項4】 ロール軸に垂直な面の左側と右側におい
    て異なって傾斜延在する角度が前記垂直面で左右連続的
    に変化していることを特徴とする請求項2記載のコルゲ
    ート芯紙成形用ロール。
  5. 【請求項5】 歯すじ傾斜角の変曲面がロール軸の中央
    に位置していることを特徴とする請求項2記載のコルゲ
    ート芯紙成形用ロール。
  6. 【請求項6】 ロール軸に垂直な面によって、前記歯形
    を有するロール周面が分割されていることを特徴とする
    請求項2記載のコルゲート芯紙成形用ロール。
  7. 【請求項7】 分割されたロール周面上の歯形のピッチ
    が、分割された部分ごとに異なることを特徴とする請求
    項6記載のコルゲート芯紙成形用ロール。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7いずれかの項記載のコル
    ゲート芯紙成形用ロールと、該一対のコルゲート芯紙成
    形用ロールを回転自在に支持し駆動する駆動手段と、前
    記第2ロールに接して芯紙に糊を供給する糊付け部と、
    ライナー紙を供給しながら前記第2ロールに圧接する加
    圧部とを有し、前記第1ロールと第2ロール間に芯紙を
    供給してコルゲート芯紙を成形し、前記糊付け部でコル
    ゲート芯紙のコルゲート頂部に糊付けをし、加圧部にて
    ライナーと加圧接着可能としたことを特徴とするシング
    ルフェーサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015224133A1 (de) * 2015-12-03 2017-06-08 Bhs Corrugated Maschinen- Und Anlagenbau Gmbh Wellpappeanlage
JP2019168132A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 三菱電機株式会社 熱交換素子の製造方法、および流路板
JP2023031330A (ja) * 2021-08-25 2023-03-09 大同紙工業株式会社 熱交換素子およびその製造方法
CN116118282A (zh) * 2022-12-29 2023-05-16 江苏弘晟包装有限公司 一种瓦楞纸板压合机

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