JP2003294049A - ロータの抜け止め機構 - Google Patents

ロータの抜け止め機構

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JP2003294049A
JP2003294049A JP2002096497A JP2002096497A JP2003294049A JP 2003294049 A JP2003294049 A JP 2003294049A JP 2002096497 A JP2002096497 A JP 2002096497A JP 2002096497 A JP2002096497 A JP 2002096497A JP 2003294049 A JP2003294049 A JP 2003294049A
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JP
Japan
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shaft
bearing
rotor
cup
retaining mechanism
Prior art date
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Application number
JP2002096497A
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English (en)
Inventor
Satoshi Takeda
智 竹田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ロータ側、あるいは固定側の片方
に不具合が発生した場合でも、破壊を伴わずに解体可能
な抜け止め機構を備えたスピンドルモータを提供する。 【解決手段】 ラジアル軸受3の下側にシャフト4に係
合した状態で、強い外力によりラジアル軸受3の内径よ
りも小さくなっることが可能な弾性体である抜け止め部
材13を形成する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャフトの飛び出
しを規制するロータの抜け止め機構を設けたシャフト回
転型のスピンドルモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体であるディスクを高速回
転させるディスク駆動装置のスピンドルモータには、外
部からの振動や衝撃が加わったときにシャフトが軸受か
ら抜けないように、ロータの抜け止め機構が設けられて
いる。
【0003】固定側からシャフトが回転自在に支持され
たシャフト回転型のスピンドルモータは、図3に示すよ
うに、固定側としてのベース1に円筒状の軸受ホルダー
2が固定されており、軸受ホルダー2の内側にはラジア
ル軸受3の外側が固定されている。
【0004】ラジアル軸受3の内側にはシャフト4の基
端部が挿入され、シャフト4がベース1に対して回転自
在に支持されている。また、シャフト4の下端は、軸受
ホルダー2に固定されたスラスト受け5にて支承されて
いる。
【0005】軸受ホルダー2の外周部には、固定子とし
て積層されたステータコア6とステータコア6に巻回さ
れたステータコイル7とが設けられ、ステータコイル7
はベース1に固定されたモータ基板8に半田にて接続さ
れている。
【0006】シャフト4の先端部には、中央がシャフト
4の先端部に取り付けられ外周部の内側にステータコア
6およびステータコイル7と対向する環状のロータマグ
ネット9が取り付けられたカップ状のロータヨーク10
が取り付けられており、ステータコイル7に給電励磁し
て発生する回転磁界とロータマグネット9によりモータ
の回転駆動力が発生する。
【0007】モータの回転駆動時には、外部からの振動
や衝撃によってシャフト4が軸受から抜け出てロータが
外れることがあるため、ラジアル軸受3の下端とスラス
ト受け5との間の環状空間11に位置するシャフト4の
外周部に円環状の溝4aを設け、そのシャフト4の溝4
aにC形止め輪等の円盤状の抜け止め部材12を取り付
けて、シャフト4が飛び出そうとするときに抜け止め部
材12がラジアル軸受3の下端面に引っかかって、シャ
フト4の飛び出しを防止できるようロータの抜け止め機
構が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のロータの抜け止
め機構においては、一度組立を行うとロータを固定側か
ら取り外すには破壊が伴うという問題があった。そのた
め、組立の中でロータ側、あるいは固定側の片方に不具
合が発生した場合に、モータ全体を償却しなければなら
ないという問題点があった。本発明は上記問題点を解決
するものであり、破壊を伴わずに分解可能なロータ抜け
止め機構を提供し、ロータ側、あるいは固定側の片方に
不具合が発生した場合でも、もう片方は再生が可能とす
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のモータのロータ抜け止め機構は、従来、シ
ャフトに設置していた円盤状の抜け止め部材に代えて、
シャフトに係合した状態で強い外力により軸受の内径よ
りも小さくなって、軸受よりシャフトを抜くことができ
る円環状の弾性体の抜け止め部材で形成したものであ
る。
【0010】これにより、破壊を伴わずにロータと固定
側の分解が可能となり、ロータ側、あるいは固定側の片
方に不具合が発生した場合でも、もう片方は再生が可能
となるロータ抜け止め機構が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回転の中心をなすシャフトと、前記シャフトと共に
回転するように取り付けられたロータと、前記シャフト
を回転自在に保持する軸受とを有し、前記シャフトの側
面に環状の溝が設けられており、この溝に外径が前記軸
受の内径よりも大なる円盤状の樹脂部材を備えたロータ
の抜け止め機構において、前記樹脂部材はシャフトに係
合した状態で、外力により前記軸受の内径よりも小さく
変形したあと、その弾性により元の大きさに戻る弾性体
で形成したものであり、破壊を伴わずにロータと固定側
の解体が可能となり、ロータ、あるいは固定側のどちら
か片方に不具合が発生した場合においても、もう片方は
再生可能になるという作用がある。
【0012】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
回転の中心をなすシャフトと、このシャフトを回転自在
に保持する軸受と、この軸受の外形を保持する円筒状の
軸受ホルダーとを有し、前記軸受ホルダーの上部には中
心に孔の開いたカップが備え付けられており、前記軸受
上部と前記カップに囲まれた空間に位置する前記シャフ
トの側面には環状の溝が設けられており、この溝に外径
が前記カップの中心孔の径より大きい円環状の樹脂が備
えられると共に、前記樹脂が前記カップの中心孔より小
さく変形することが可能な弾性体で形成されたものであ
り、破壊を伴わずにロータと固定側の解体が可能とな
り、ロータ、あるいは固定側のどちらか片方に不具合が
発生した場合においても、もう片方は再生可能になると
いう作用がある。
【0013】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
前記弾性体を円環状のゴムで形成したことを特徴とした
ものであり、破壊を伴わずにロータと固定側の解体が可
能となり、ロータ、あるいは固定側のどちらか片方に不
具合が発生した場合においても、もう片方は再生可能に
なるという作用がある。
【0014】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
前記弾性体に通常の動作時に加わる力よりも強いい力を
加えたときに、前記軸受の内径、あるいはカップの中心
孔の径よりも小さくなるようにしたものであり、通常使
用状態では、弾性体はロータの抜け止めとして作用し、
解体するときには通常使用状態に加わる力よりも強い力
を加えることにより、破壊を伴わずにロータと固定側を
解体することが可能となり、ロータ、あるいは固定側の
どちらか片方に不具合が発生した場合においても、もう
片方は再生可能になるという作用がある。
【0015】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1を具体例に基づき図1を用いて説明する。上記従来
例を示す図3と同様の構成をなすものには、同一の符号
を付けて説明する。なお、このロータ抜け止め機構は、
請求項1及び請求項3に相応する。
【0016】図1に示すように、ラジアル軸受3の下端
面とスラスト受け5との間の環状空間11に位置するシ
ャフト4の側面に円環状の溝4aが設けられており、こ
の溝4aにシャフト4に係合した状態でその弾性により
ラジアル軸受3の内径よりも小さくなることが可能な円
環状の弾性体の抜け止め部材13を配置したものであ
る。抜け止め部材13を構成する材料としては高弾性を
示すゴムであると実用に適している。
【0017】このような抜け止め機構を有するスピンド
ルモータは、下記の手順にて組立てられる。まず、ベー
ス1に固定された軸受ホルダー2の内側に取り付けられ
たラジアル軸受3に、ロータマグネット9が固定された
ロータヨーク10を固定したシャフト4を挿入する。次
にシャフト4のラジアル軸受3の下側に来るシャフト4
の溝4aに弾性体である抜け止め部材13を取り付け
る。そして、軸受ホルダー2の底部にスラスト受け5が
固定される。
【0018】この他に、先にシャフト4に抜け止め部材
13を取り付けた状態で、ラジアル軸受3の上側からシ
ャフト4を挿入する事も可能であり、このときは強めの
力を加えて抜け止め部材13をラジアル軸受3の内径よ
りも小さく変形させて押し込むようになる。抜け止め部
材13はラジアル軸受3の下端面よりも下側にきたとき
には、その弾性により元の大きさに戻り、ラジアル軸受
3の内径よりも大きくなる。
【0019】このように構成された抜け止め機構では、
外部からの衝撃などによってシャフト4が飛び出そうと
するときに加わる弱い力では、抜け止め部材13はラジ
アル軸受3の内径よりも小さく変形することはなく、ラ
ジアル軸受3の下端面と抜け止め部材13が引っかかっ
てシャフト4が抜けるのを防止する。
【0020】そして、シャフト4を抜くために故意に強
い力を加えたときには、抜け止め部材13は、ラジアル
軸受3の内径よりも小さくなるように変形してシャフト
4がラジアル軸受3から抜けるのに妨げにならないよう
になる。すなわち、通常モータを使用しているときに加
わる弱い力では、シャフト4は抜けることなく、シャフ
ト4を故意に抜こうとして強い力を加える時にはシャフ
ト4を抜くことが可能な抜け止め機構が得られる。
【0021】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、強い外力によりラジアル軸受の内径よりも小さくな
る弾性体の抜け止め部材13を形成することで、破壊を
伴わずにロータと固定側の分解が可能であり、かつ、再
組立が可能なロータ抜け止め機構が得られ、ロータ側、
あるいは固定側の片方に不具合が発生した場合でも、も
う片方は再生が可能となるという効果を奏するものであ
る。
【0022】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2を具体例に基づき図2を用いて説明する。なお、こ
のロータ抜け止め機構は請求項2〜請求項4に相応す
る。
【0023】図2に示すように軸受ホルダー2の上端
に、中心にシャフト4の外径よりも大きな孔の開いたカ
ップ14を固定し、カップ14の下面とラジアル軸受3
の上面の間に出来る環状空間11に位置するシャフト4
の側面に円環状の溝4aを設け、その溝4aにシャフト
4に係合した状態のままではカップ14の中心孔の直径
よりも大きい外径で、強いな外力によりカップ14の中
心孔の径よりも小さくなることが可能な円環状の弾性体
の抜け止め部材13を配置したものである。抜け止め部
材13を構成する材料としては高弾性を示すゴムである
と実用に適している。
【0024】このような抜け止め機構を有するスピンド
ルモータは、下記の手順にて組立てられる。まず、ベー
ス1に固定された軸受ホルダー2の上端にカップ14を
固定する。次にシャフト4の円環状の溝4aに抜け止め
部材13を係合した状態で、ラジアル軸受3にシャフト
4を挿入する。抜け止め部材13をカップ14の中心孔
に通す時には、強めの力を加えて抜け止め部材13をカ
ップ14の中心孔よりも小さく変形させて押し込むよう
になる。
【0025】このように構成された抜け止め機構では、
外部からの衝撃などによってシャフト4が飛び出そうと
するときに加わる弱い力では、抜け止め部材13はカッ
プ14の中心孔の直径よりも小さく変形することはな
く、カップ14の中心孔の淵と抜け止め部材13が引っ
かかってシャフト4が抜けるのを防止する。
【0026】そして、シャフト4を抜くために故意に強
い力を加えたときには、抜け止め部材13は、カップ1
4の中心孔の直径よりも小さくなるように変形してシャ
フト4がカップ14から抜けるのに妨げにならないよう
になる。すなわち、通常モータを使用しているときに加
わる弱い力では、シャフト4は抜けることなく、シャフ
ト4を故意に抜こうとして強い力を加える時にはシャフ
トを抜くことが可能な抜け止め機構が得られる。
【0027】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、軸受ホルダー2の上端に中心に孔の開いたカップ1
4を設け、カップ14と軸受13の上部に囲まれた空間
に位置するシャフト4の側面に円環状の溝4aを設ける
とともに、この溝4aに外径がカップ14の中心孔より
も大きく、弾性変形によりカップ14の中心孔より小さ
くなったあと、元の大きさに戻ることが可能な円環状の
抜け止め部材13を形成することで、破壊を伴わずにロ
ータと固定側の分解が可能であり、かつ、再組立が可能
なロータ抜け止め機構が得られ、ロータ側、あるいは固
定側の片方に不具合が発生した場合でも、もう片方は再
生が可能となるという効果を奏するものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ラジアル
軸受の下側にシャフトに係合した状態で、強い外力によ
りラジアル軸受の内径よりも小さくなっることが可能な
弾性体である抜け止め部材を形成することで、破壊を伴
わずにロータと固定側の分解が可能であり、ロータ側、
あるいは固定側の片方に不具合が発生した場合でも、も
う片方は再生が可能となるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における抜け止め機構を
備えたスピンドルモータの断面図
【図2】本発明の実施の形態2における抜け止め機構を
備えたスピンドルモータの断面図
【図3】従来例の抜け止め機構を備えたスピンドルモー
タの断面図
【符号の説明】
2 軸受ホルダー 3 ラジアル軸受 4 シャフト 5 スラスト受け 11 環状空間 13 抜け止め部材 14 カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 1/28 H02K 1/28 C 15/14 15/14 A Fターム(参考) 3J011 AA01 AA20 BA02 BA04 BA10 DA02 KA02 KA03 MA12 PA03 3J017 AA04 BA01 CA03 CA06 DB10 HA01 3J037 AA08 BA01 BA02 JA06 5H002 AA08 AB08 AC08 5H615 BB01 BB14 BB17 PP02 PP24 SS01 SS08 SS53

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転の中心をなすシャフトと、前記シャ
    フトと共に回転するように取り付けられたロータと、前
    記シャフトを回転自在に保持する軸受とを有し、前記シ
    ャフトの側面に環状の溝が設けられており、この溝に外
    径が前記軸受の内径よりも大なる円盤状の樹脂部材を備
    えたロータの抜け止め機構において、前記樹脂部材はシ
    ャフトに係合した状態で、外力により前記軸受の内径よ
    りも小さく変形したあと、その弾性により元の大きさに
    戻る弾性体で形成したことを特徴とするロータ抜け止め
    機構。
  2. 【請求項2】 回転の中心をなすシャフトと、このシャ
    フトを回転自在に保持する軸受と、この軸受の外形を保
    持する円筒状の軸受ホルダーとを有し、前記軸受ホルダ
    ーの上部には中心に孔の開いたカップが備え付けられて
    おり、前記軸受上部と前記カップに囲まれた空間に位置
    する前記シャフトの側面には環状の溝が設けられてお
    り、この溝に外径が前記カップの中心孔の径より大きい
    円環状の樹脂が備えられると共に、前記樹脂が前記カッ
    プの中心孔より小さく変形することが可能な弾性体で形
    成されているロータの抜け止め機構。
  3. 【請求項3】 前記弾性体は円環状のゴムで形成したこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のロータ抜け止
    め機構。
  4. 【請求項4】 前記弾性体は、通常の動作時に加わる力
    よりも強いい力を加えたときに、前記軸受の内径、ある
    いはカップの中心孔の径よりも小さくなって分解可能な
    ことを特徴とする請求項1ないし3に記載のロータ抜け
    止め機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7699527B2 (en) 2003-12-17 2010-04-20 Ntn Corporation Fluid bearing device

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US7699527B2 (en) 2003-12-17 2010-04-20 Ntn Corporation Fluid bearing device

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