JP2003294065A - 車両用ディスクブレーキの摩擦パッド - Google Patents

車両用ディスクブレーキの摩擦パッド

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JP2003294065A
JP2003294065A JP2002097779A JP2002097779A JP2003294065A JP 2003294065 A JP2003294065 A JP 2003294065A JP 2002097779 A JP2002097779 A JP 2002097779A JP 2002097779 A JP2002097779 A JP 2002097779A JP 2003294065 A JP2003294065 A JP 2003294065A
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JP
Japan
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insulator
plate
back plate
shim plate
friction pad
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JP2002097779A
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Inventor
Toshiyuki Takeda
稔之 竹田
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Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦パッドの裏板の背面に、インシュレータ
とシム板とを隙間なく密着させて取り付けることによ
り、制動解除時にディスクロータがライニングを引き摺
ることによって発生するライニングの偏摩耗を防止す
る。 【解決手段】 裏板3の背面に叩き出しによる軸部3d
を突設する。裏板6の背面に取り付けられるインシュレ
ータ4の板厚tを、前記裏板3に向けて円弧状に拡がる
前記軸部3dの基部3eの長さLよりも厚く形成する。
インシュレータ4の挿通孔6を軸部3dの基部3eより
も大きく形成する。裏板3の軸部3dに、インシュレー
タ4とシム板5の挿通孔6,7を挿通して、インシュレ
ータ4とシム板5とを裏板3の背面に重合して装着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や自動二輪
車等の車両に搭載される車両用ディスクブレーキの摩擦
パッドに係り、特に、摩擦パッドの裏板背面にインシュ
レータとシム板とを備えた摩擦パッドに関する。 【0002】 【従来の技術】自動車等の車両用ディスクブレーキに用
いられる摩擦パッドは、ディスクロータに摺接するライ
ニングと、キャリパボディやキャリパブラケットに保持
される金属製の裏板とを結着して構成されており、さら
に、裏板の裏面には、断熱を目的としたインシュレータ
と、制動時のブレーキ鳴きやライニングの偏摩耗防止を
目的としたシム板とが取付けられることがある。 【0003】インシュレータとシム板のそれぞれには挿
通孔が穿設され、さらにシム板の外周縁には複数の弾性
爪片が突設されるとともに、裏板の背面にはインシュレ
ータとシム板の位置決めと係止とを兼ねた軸部が突設さ
れ、該軸部にインシュレータとシム板の挿通孔を順次挿
通して、これらを裏板の背面に重合し、インシュレータ
の外側に位置するシム板の弾性爪片を裏板に係止するこ
とにより、インシュレータとシム板の双方が裏板の背面
に取り付けられる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、裏板の
背面に突出する軸部は、ハーフピアス等の叩き出しによ
って形成されるため、軸部の基部が裏板に向けて円弧状
に拡がる形状となり、この円弧状基部にインシュレータ
やシム板が載ると、インシュレータやシム板が裏板に密
着せずに空隙を生じることとなる。 【0005】このため、キャリパボディのシリンダ孔に
収容されるピストンが、摩擦パッドの裏板背面側を押動
して、摩擦パッドのライニングをディスクロータの側面
に押圧する制動時に、ピストンは空隙分を余分にストロ
ークするのに対し、制動解除後のピストンは、初期の非
作動位置まで充分に戻ることができず、摩擦パッドのラ
イニングがディスクロータに引き摺られて偏摩耗する虞
があった。 【0006】そこで本発明は、インシュレータとシム板
の挿着に起因するライニングの偏摩耗を有効に防止する
ことのできる車両用ディスクブレーキの摩擦パッドを提
供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、摩擦パッドの裏板の背面に叩き出しによる
軸部を突設し、該軸部にインシュレータとシム板の挿通
孔を挿通して、該インシュレータとシム板とを前記裏板
の背面に重合して装着する車両用ディスクブレーキの摩
擦パッドにおいて、前記インシュレータの板厚を、前記
裏板に向けて拡径する前記軸部の基部の長さと同一ない
しはこれよりも厚く形成し、該インシュレータの挿通孔
を、前記軸部の基部よりも大きく形成したことを特徴と
している。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態例を図面に
基づいて説明する。摩擦パッド1は、摩擦材であるライ
ニング2と金属製の裏板3とを一体に結着して形成され
ており、裏板3の背面には、インシュレータ4とシム板
5とが重合して取り付けられている。 【0009】裏板3は、ライニング2よりも一回り大き
な扇形の本体部3aの両側部上側に耳片3b,3bが突
設され、本体部3aの上部に一対の位置決め片3c,3
cが突設されており、中央部やや下側の外面に軸部3d
が突設されている。軸部3dは、基部3eから先端側が
同一径の円柱状に形成されるが、軸部3dが裏板3の表
面側からハーフピアス等の叩き出しによって形成される
ため、基部3eは、裏板3側へ向けて拡径する側面視略
四半円形の円弧状を呈している。 【0010】前記インシュレータ4は、ライニング2に
発生した制動熱を裏板3とシム板5との間で遮断するこ
とを目的として、断熱性の高い合成樹脂やセラミックス
等を材料に、裏板3の本体部3aよりもやや小さな扇形
の板状に形成されており、その板厚tは、前記軸部3d
の基部3eの長さLよりも厚く形成されている。インシ
ュレータ4の中央部やや下側には、挿通孔6が穿設され
ており、該挿通孔6の直径D1は、前記軸部3dの基部
3eの裏板側の最大径部分D2よりもよりもさらに大径
に形成されている。 【0011】前記シム板5は、制動時のブレーキ鳴きや
ライニング2の偏摩耗防止を主目的とし、さらに裏板3
との間に介装されるインシュレータ4の外れ止めを副次
的な目的として、金属製の薄板を用いてインシュレータ
4と略同じ大きさの扇形に形成されており、シム板5の
上縁中央には弾接爪片5aが突設され、該弾接爪片5a
の両側部と、シム板5の両側縁上下及び下縁中央の7箇
所にガイド片5bが突設されている。 【0012】弾接爪片5aには、シム板5から一側方へ
鋭角に折り曲げることによって弾性力が付与されてお
り、その長さはインシュレータ4の板厚tを越えて裏板
3に届くように設定されている。7つのガイド片5b
は、シム板5から一側方へ直角に折り曲げられており、
上下の3つのガイド片5bは、弾接爪片5aと同じく裏
板3に届く長さに形成され、また左右の4つのガイド片
5bは、インシュレータ4の板厚と略同一長に形成され
ている。シム板5の中央部やや下側には、挿通孔7が穿
設されており、該挿通孔7は、前記軸部3dの軸径より
もやや大径に形成されている。 【0013】裏板3の背面には、まずインシュレータ4
が、軸部3dに挿通孔6を挿通して重ね合わせされる。
インシュレータ4には、前述のごとく、軸部3dの基部
3eの長さL以上の厚みtを持たせ、かつ挿通孔6の直
径D1を、軸部3dの基部3eの最大径部分D2よりも
大径に形成しているため、基部3eの全体を挿通孔6の
内部に収容するので、裏板3の背面に隙間なく密着す
る。 【0014】つぎに、インシュレータ4から突出する裏
板3の軸部3dにシム板5の挿通孔7を挿通して、シム
板5をインシュレータ4の背面側に重ね合わせする。そ
して、シム板5の全体を裏板3の上方向へ牽引し、弾性
爪片5aを本体部3a上部の位置決め片3c,3cの間
に弾性をもって係止することにより、インシュレータ4
とシム板5とが裏板3の背面に隙間なく密着して組み付
けされる。また、シム板5外周縁の7つのガイド片5b
は、インシュレータ4の外側を囲うように位置し、イン
シュレータ4の不要な動きを規制する。 【0015】このように、本形態例は、インシュレータ
4とシム板5とを摩擦パッド1の裏板3背面に隙間なく
密着させて取り付けできるので、制動時にピストンに余
分なストロークがなくなり、制動解除時に摩擦パッド1
のライニング2をディスクロータに引き摺って偏摩耗を
生じる虞がない。 【0016】なお本発明は、インシュレータの板厚が、
少なくとも軸部の基部と同一長以上であればよい。イン
シュレータは複数枚を用いてもよく、この場合には、イ
ンシュレータ全体の厚さを、軸部の基部の長さと同一な
いしはこれよりも厚く設定する。裏板の軸部とインシュ
レータ及びシム板の挿通孔を複数個ずつ設けることもで
きる。さらに、これらの軸部や挿通孔は、多角形等の任
意の形状とすることが可能である。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用デ
ィスクブレーキの摩擦パッドによれば、裏板の背面に、
インシュレータとシム板とを隙間なく密着させて取り付
けることができるので、インシュレータとシム板の挿着
に起因するライニングの引き摺りと偏摩耗とを有効に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一形態例を示す摩擦パッドの要部拡
大断面図 【図2】 本発明の一形態例を示す摩擦パッドの一部切
り欠き背面図 【図3】 図2のIII−III断面図 【符号の説明】 1…摩擦パッド、2…ライニング、3…裏板、3a…本
体部、3c…位置決め片、3d…軸部、3e…軸部3d
の基部、4…インシュレータ、4a…挿通孔、5…シム
板、5a…弾性爪片、5b…ガイド片、6,7…挿通
孔、t…インシュレータ4の板厚、L…基部3eの長
さ、D1…挿通孔6の直径、D2…基部3eの最大径部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 摩擦パッドの裏板の背面に叩き出しによ
    る軸部を突設し、該軸部にインシュレータとシム板の挿
    通孔を挿通して、該インシュレータとシム板とを前記裏
    板の背面に重合して装着する車両用ディスクブレーキの
    摩擦パッドにおいて、前記インシュレータの板厚を、前
    記裏板に向けて拡径する前記軸部の基部長さと同一ない
    しはこれよりも厚く形成し、該インシュレータの挿通孔
    を、前記軸部の基部よりも大きく形成したことを特徴と
    する車両用ディスクブレーキの摩擦パッド。
JP2002097779A 2002-03-29 2002-03-29 車両用ディスクブレーキの摩擦パッド Pending JP2003294065A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2442103A (en) * 2006-09-11 2008-03-26 Goodrich Corp Brake lining assembly having an attachment fastener which is offset from the centre of the lining material
WO2020250367A1 (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 三菱電機株式会社 ブレーキ用パッド

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2442103A (en) * 2006-09-11 2008-03-26 Goodrich Corp Brake lining assembly having an attachment fastener which is offset from the centre of the lining material
GB2442103B (en) * 2006-09-11 2011-06-01 Goodrich Corp Brake lining cup attachment method for reduced wear
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