JP2003294068A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

車両用ディスクブレーキ

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JP2003294068A
JP2003294068A JP2002100241A JP2002100241A JP2003294068A JP 2003294068 A JP2003294068 A JP 2003294068A JP 2002100241 A JP2002100241 A JP 2002100241A JP 2002100241 A JP2002100241 A JP 2002100241A JP 2003294068 A JP2003294068 A JP 2003294068A
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cable guide
disc
cable
caliper body
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JP2002100241A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Takeda
稔之 竹田
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Astemo Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクブレーキの組付け作業工程と部品点
数の削減を可能とする。ケーブルガイドアームの強度を
確保しつつ、軽量化を図る。 【解決手段】 キャリパボディ2にケーブルガイドアー
ム2fを一体形成する。ケーブルガイドアーム2fの断
面形状を、上向きのチャンネル形と下向きのチャンネル
形との組み合わせとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二輪車等
の車両に用いられるディスクブレーキであって、詳しく
は、キャリパボディの作用部に配設した機械式作動機構
をワイヤケーブルの牽引にて作動する構造のキャリパボ
ディに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の後輪に用いられる車両用ディス
クブレーキとして、例えば、実開平5−66347号公
報や特開平9−60670号公報に示されるものがあ
る。
【0003】これらのディスクブレーキは、ディスクロ
ータの一側部に配設されるキャリパボディの作用部に、
有底のシリンダ孔をディスクロータ側へ開口して設け、
該シリンダ孔の開口部側にピストンを含む液圧式作動機
構を、シリンダ孔の底部側には機械式作動機構をそれぞ
れ配設したパーキングブレーキ付きで、車両走行中の主
制動では、ブレーキペダルの操作にて前記液圧式作動機
構を液圧で作動し、また車両停止時や坂道発進等では、
ハンドレバーまたはフットペダルの操作にて前記機械式
作動機構と液圧式作動機構の双方を機械的に作動するこ
とにより、前記ディスクロータの両側面に一対の摩擦パ
ッドを押圧して制動作用を行うようになっている。
【0004】上述の機械式作動機構とハンドレバーまた
はフットペダルとは、ワイヤケーブルにて連結されてお
り、キャリパボディ回りでは、作用部の外部に延設した
ケーブルガイドアームがワイヤケーブルの取り回しをガ
イドしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、ケーブルガイドアームを除くキャリパボディの全
体が鋳造品として一体に形成されるのに対して、ケーブ
ルガイドアームには別途にプレス成形した鋼板等が用い
られ、該ケーブルガイドアームを鋳造成形後のキャリパ
ボディの作用部外面に連結ボルト等を用いて固着してい
るため、ケーブルガイドアームの組付け作業工程を必要
としたり、部品点数が増加するなどの不具合があった。
【0006】そこで本発明は、組付け作業工程と部品点
数の削減を可能とし、またケーブルガイドアームの強度
を確保しつつ、軽量化を図ることのできる車両用ディス
クブレーキを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従って、第
1発明では、ディスクロータの一側部に配設されるキャ
リパボディの作用部に機械式作動機構を配設し、該機械
式作動機構に連結されるワイヤケーブルを前記作用部の
外側に延設されたケーブルガイドアームにて保持し、前
記ワイヤケーブルの牽引にて前記機械式作動機構を作動
して、前記ディスクロータの側面に摩擦パッドを押圧す
る車両用ディスクブレーキにおいて、前記ケーブルガイ
ドアームを前記キャリパボディに一体に形成したことを
特徴としている。また、第2発明では、第1発明のケー
ブルガイドアームを、断面が方向の異なる複数の板状部
を連結した形状に形成することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態例を図面に
基づいて説明する。ディスクブレーキ1は、自動車の後
輪に用いられるパーキングブレーキ付きで、キャリパボ
ディ2の作用部2aには、ブレーキペダルに操作される
液圧式作動機構3と、ハンドレバーまたはフットペダル
にて操作されるパーキングブレーキ用の機械式作動機構
4とが組合わせして設けられており、液圧式作動機構3
は、ディスクロータ5が矢印A方向へ回転する車両走行
時に用いられ、また機械式作動機構4は、ディスクロー
タ5が矢印A方向へ回転する車両走行時及びこのディス
クロータ5が回転を停止した車両駐車時や坂道発進等に
用いられる。
【0009】キャリパボディ2は、ディスクロータ5の
一側部に配設される前記作用部2aと、ディスクロータ
5の他側部に配設される反作用部2bと、これらをディ
スクロータ5の外側を跨いで連結するブリッジ部2cと
からなる鋳造成形品で、ディスクロータ5の他側部で車
体に固設されるキャリパブラケット6に、一対のスライ
ドピン7,8を介して、ディスク軸方向へスライド可能
に支持されている。
【0010】作用部2aの内部には、シリンダ孔10と
連接孔11と軸受孔12とが連設され、作用部2aのデ
ィスク回入側と回出側に一対の取り付け腕2d,2eが
突設されており、作用部2aの反ディスクロータ側にケ
ーブルガイドアーム2fが延設されている。また、反作
用部2bには、一対の反力爪2g,2gが設けられ、作
用部2aと反作用部2bとの間には、一対の摩擦パッド
13,14がディスクロータ5を挟んで対向配置されて
いる。
【0011】キャリパブラケット6は、ディスクロータ
5の他側部で車体に固設されるブラケット本体6aと、
該ブラケット本体6aのディスク回入及び回出側からブ
リッジ部2cを挟んでディスクロータ5の外側をディス
ク軸方向へ突出する一対のキャリパ支持腕6b,6c
と、ディスクロータ5の一側部でキャリパ支持腕6b,
6cの先端同士を連結する連結腕6dとからなってい
る。ブラケット本体6aと連結腕6dは、摩擦パッド1
3,14の下側を迂回する略U字状に形成されており、
ディスク回入側と回出側に相対向する4つのトルク受け
段部15に、摩擦パッド13,14がディスク軸方向へ
スライド可能に吊持されている。
【0012】ディスク回入側のキャリパ支持腕6bは、
反作用部2bの端部から作用部2aに亘る長さの直線状
に形成されており、その内部に作用部側へ開口して穿設
された袋状のピン挿通孔16に、ディスク回入側の取り
付け腕2dに突設した一方のスライドピン7がスライド
可能に挿通されている。
【0013】ディスク回出側のキャリパ支持腕6cは、
ディスクロータ5外側から作用部2a側に亘る長さで設
けられており、その内部にディスク軸方向に貫通形成さ
れたガイド孔17に、スリーブ18がディスク軸方向へ
スライド可能に挿通されている。ディスク回出側のスラ
イドピン8は、軸部8aをディスクロータ5の他側部側
よりスリーブ18に挿通し、先端のおねじ8bを取り付
け腕2eのめねじ孔19に螺着し、同時にスリーブ18
の両端を取り付け腕2eとスライドピン8の頭部8cと
の間に挟着して、スライドピン8とスリーブ18とが取
り付け腕2eに一体に組み付けされる。
【0014】前記シリンダ孔10は、ディスクロータ側
に開口して設けられ、該シリンダ孔10のディスクロー
タ側に液圧式作動機構3のピストン20が配設されてお
り、シリンダ孔10の底部側とこれに連続する連接孔1
1及び軸受孔12とに、機械式作動機構4のスリーブピ
ストン21やプッシュロッド22,カムシャフト23が
配設されている。液圧式作動機構3と機械式作動機構4
との間には、液圧室24が画成され、またピストン20
とスリーブピストン21との間には、アジャストナット
25とアジャストボルト26とを用いたアジャスタ27
が介装されている。
【0015】軸受孔12は、作用部2aの上面に開口
し、該軸受孔12から外部へ突出するカムシャフト23
の外端にカムレバー30がロックナット31を用いて軸
着されており、カムレバー30の先端に、前記ハンドレ
バーまたはフットペダルにつながれたワイヤケーブル3
2のケーブルエンド32aが係着されている。
【0016】前記ケーブルガイドアーム2fは、キャリ
パボディ2の成形時に、軸受孔12の開口部近傍に一体
に突出成形したもので、上方へ折れ曲がる先端2hにケ
ーブル挿通孔33を貫通形成し、該ケーブル挿通孔33
にワイヤケーブル32のアウタチューブ32bの端部を
差し込んで、該アウタチューブ32bの端部フランジ3
2cを先端2hの端面で支承することにより、ワイヤケ
ーブル32を車体前部方向へガイドしている。
【0017】また、ケーブルガイドアーム2fは、その
肉厚を最小限に抑えながら所要の強度を確保すべく、断
面形状を、方向の異なる複数の板状部を連結した形状、
例えば、形鋼に用いられるごときアングル形やチャンネ
ル形,I形等とすることが望ましく、本形態例では、ケ
ーブルガイドアーム2fの基端側を、板状部がコ字形に
連続する断面上向きのチャンネル形に形成し、またケー
ブルガイドアーム2fの先端側を、同じく板状部がコ字
形に連続する断面下向きのチャンネル形に形成してい
る。
【0018】本形態例は、以上のように構成されてお
り、ブレーキペダルを用いた操作では、シリンダ孔10
内部の液圧室24に昇圧した作動液が供給され、液圧式
作動機構3のピストン20がシリンダ孔10をディスク
ロータ方向へ移動して、作用部側の摩擦パッド13のラ
イニング13aをディスクロータ5の一側面へ押圧す
る。次に、この反作用によって、キャリパボディ2が、
スライドピン7,8の案内で作用部方向へスライドし、
反作用部2bの反力爪2g,2gが反作用部側の摩擦パ
ッド14のライニング14aをディスクロータ5の他側
面に押圧して、制動作用が行なわれる。
【0019】また、ハンドレバーまたはフットペダルを
用いた操作では、ワイヤケーブル32の牽引によって、
カムレバー30とカムシャフト23とが一体に回動し、
機械式作動機構4のプッシュロッド22,スリーブピス
トン21と、アジャスタ27のアジャストボルト26及
びアジャストナット25と、液圧式作動機構3のピスト
ン20とがシリンダ孔10をディスクロータ方向へ移動
し、以降は、液圧式作動機構3を用いた場合と同様にし
て制動作用が行われる。
【0020】本形態例は、機械式作動機構4のワイヤケ
ーブル32に用いるケーブルガイドアーム2fを、キャ
リパボディ2に一体形成したので、従来の別体品の場合
に較べると、組付け作業工程の省略と部品点数の削減と
が図れ、ディスクブレーキ1を短期間で簡便かつ安価に
製作することができる。
【0021】また、ケーブルガイドアーム2fの断面形
状をチャンネル形に形成したことにより、ケーブルガイ
ドアーム2fに充分な強度を確保しつつ、ケーブルガイ
ドアーム全体の肉厚を最小限に抑えて軽量化を図ること
ができ、アウタチューブ32bを通してケーブルガイド
アーム先端2hに作用するワイヤケーブル32の牽引力
にも充分に堪えるものとなる。特に、本形態例のケーブ
ルガイドアーム2fは、断面形状を、上向きのチャンネ
ル形と下向きのチャンネル形状との組み合わせとし、こ
れらをケーブルガイドアーム2fの略中間部で反転させ
るようにつないだので、ケーブルガイドアーム2fに、
より高い剛性力を確保できることが見込まれる。
【0022】なお、ケーブルガイドアームの断面形状と
して、形態例に例示したチャンネル形以外に、アングル
形やZ形(クランク形),I形,U形,H形等があり、
本発明はこれらのいずれを用いても差し支えない。ま
た、上述の形態例では、機械式作動機構と液圧式作動機
構とを併用したパーキングブレーキ付きで説明したが、
本発明は、ワイヤケーブルに牽引操作される機械式作動
機構を備えたディスクブレーキに幅広く適用が可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、車両用ディスクブ
レーキによれば、ケーブルガイドアームがキャリパボデ
ィに一体形成されるので、従来の別体品の場合に較べる
と、組付け作業工程の省略と部品点数の削減とが図れ、
ディスクブレーキを短期間で簡便かつ安価に製作するこ
とができる。また、ケーブルガイドアームの断面形状
を、方向の異なる複数の板状部を連結した形状とするこ
とにより、ケーブルガイドアームに充分な強度を確保し
つつ、ケーブルガイドアーム全体の肉厚を最小限に抑え
て軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例を示すディスクブレーキの一
部断面正面図
【図2】図1のII−II図
【図3】本発明の一形態例を示すディスクブレーキの一
部断面平面図
【図4】図3のIV−IVの断面図
【図5】図1のV−Vの断面図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ、2…キャリパボディ、2a…作
用部、2b…反作用部、2c…ブリッジ部、2f…ケー
ブルガイドアーム、2g…反力爪、2h…ケーブルガイ
ドアームの先端、3…液圧式作動機構、4…機械式作動
機構、5…ディスクロータ、6…キャリパブラケット、
7,8…スライドピン、10…シリンダ孔、13,14
…摩擦パッド、20…ピストン、21…スリーブピスト
ン、22…プッシュロッド、23…カムシャフト、24
…液圧室、27…アジャスタ、30…カムレバー、32
…ワイヤケーブル、32a…ケーブルエンド、32b…
アウタチューブ、33…ケーブル挿通孔、A…ディスク
ロータ5の回転方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの一側部に配設されるキ
    ャリパボディの作用部に機械式作動機構を配設し、該機
    械式作動機構に連結されるワイヤケーブルを前記作用部
    の外側に延設されたケーブルガイドアームにて保持し、
    前記ワイヤケーブルの牽引にて前記機械式作動機構を作
    動して、前記ディスクロータの側面に摩擦パッドを押圧
    する車両用ディスクブレーキにおいて、前記ケーブルガ
    イドアームを前記キャリパボディに一体に形成したこと
    を特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルガイドアームは、断面が方
    向の異なる複数の板状部を連結した形状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用ディスクブ
    レーキ。
JP2002100241A 2002-04-02 2002-04-02 車両用ディスクブレーキ Pending JP2003294068A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264478A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Hitachi Ltd ディスクブレーキ
US8186487B2 (en) 2009-02-03 2012-05-29 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicle disc brake device
CN110131339A (zh) * 2019-05-23 2019-08-16 山东长空雁航空科技有限责任公司 一种无人机电控刹车系统

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