JP2003294071A - 衝撃吸収材取付構造及びこれに用いるクリップ - Google Patents

衝撃吸収材取付構造及びこれに用いるクリップ

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JP2003294071A JP2002099627A JP2002099627A JP2003294071A JP 2003294071 A JP2003294071 A JP 2003294071A JP 2002099627 A JP2002099627 A JP 2002099627A JP 2002099627 A JP2002099627 A JP 2002099627A JP 2003294071 A JP2003294071 A JP 2003294071A
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Katsuto Kurachi
勝人 倉地
Kazuo Yoshino
和夫 芳野
Katsuhiko Taniguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の下肢部に与えるダメージを少なくする
ことができる衝撃吸収材取付構造及びこれに用いるクリ
ップを得る。 【解決手段】 ティビアパッド64にはクリップ10を
構成する雌部材15が取付け可能となっており、ダッシ
ュサイレンサ62には雌部材15と係合可能な雄部材1
2が取付け可能となっている。この雄部材12と雌部材
15とを係合させることで、ダッシュサイレンサ62に
ティビアパッド64を取付けることができる。ここで、
ダッシュサイレンサ62に凹部66を設け、この凹部6
6内へ雄部材12を収納させることで、ボディパネル6
0と雄部材12との間に隙間を設け、ボディパネル60
と雄部材12とが直接接触しないようにしている。これ
により、衝撃初期のボディからの突上げ荷重が直接雄部
材12を経て、衝撃吸収材、乗員の下肢部へと伝達され
るのを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボディパネルに布
設されたダッシュサイレンサに衝撃吸収材を取り付ける
衝撃吸収材取付構造及びこれに用いるクリップに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、自動車のフロント
シートの足元には、エンジン音などを吸収するため、ボ
ディパネル200の表面に、フェルト、ウレタン等で形
成されたダッシュサイレンサ202が貼着されている。
一方、自動車の衝突等、予期せぬ衝撃に対して、乗員の
下肢部を保護するため、ダッシュサイレンサ202の表
面には、発砲スチロール等の素材にて形成された衝撃吸
収材204が両面テープ206によって固定されてい
る。
【0003】この衝撃吸収材204を固定することで、
自動車が衝撃を受けたときに、乗員の下肢部を介して、
衝撃吸収材204が変形して衝撃を吸収し、乗員の下肢
部に係る衝撃を軽減している。
【0004】しかし、衝撃初期のボディからの突上げ荷
重が、乗員下肢に与えるダメージが大きく、これを緩和
させるためには、衝撃吸収材204を相当柔らかくしな
ければならないが、この場合、荷重に対する歪み量が大
きくなるため、衝撃吸収材204のエネルギー吸収量の
絶対値は低下する(図6参照)。また、通常乗車時、床
面に足を置くだけで変形する恐れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、乗員の下肢部に与えるダメージを少なくすること
ができる衝撃吸収材取付構造及びこれに用いるクリップ
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、ボディパネルに布設されたダッシュサイレンサには
凹部を設けており、この凹部内には雄部材が収納され、
凹部内に形成された挿通穴の周縁部に当接可能としてい
る。
【0007】この雄部材には、衝撃吸収材に形成された
取付穴の周縁部に当接可能な雌部材を係合可能としてお
り、雌部材と雄部材とが協働してダッシュサイレンサと
衝撃吸収材とを一体にする。
【0008】このように、ダッシュサイレンサの挿通穴
の周縁部に当接可能な雄部材と、衝撃吸収材の取付穴の
周縁部に当接可能な雌部材と、を係合させることで、雌
部材及び雄部材を介して、衝撃吸収材とダッシュサイレ
ンサとを一体にすることができる。
【0009】ここで、ダッシュサイレンサに凹部を設
け、この凹部内へ雄部材を収納させることで、ボディパ
ネルの表面と雄部材との間に隙間を設け、ボディパネル
と雄部材とが直接接触しないようにしている。これによ
り、衝撃初期のボディからの突上げ荷重が直接雄部材を
経て、衝撃吸収材、乗員の下肢部へと伝達されるのを防
止している。
【0010】また、衝突後半において、慣性力により、
乗員の下肢部を軸にして上半身が前方へ押し出されると
き、下肢部の踵側に掛かっていた負荷が、爪先側へ移動
するが、乗員の足下にダッシュサイレンサ及び衝撃吸収
材を配置することで、衝撃初期から後半に渡って十分に
エネルギー吸収を行うことができ、乗員の下肢部に掛か
る負荷を軽減することができる。
【0011】請求項2に記載の発明では、雄部材にはダ
ッシュサイレンサに形成された挿通穴の上面側の周縁部
に当接可能な雄フランジを備えており、この雄フランジ
の上面中央部には頭部が立設している。
【0012】また、雄フランジの下面中央部には、被係
止部を設けており、この被係止部からは、一対の脚体が
折り曲げ可能に延出している。この脚体は、ダッシュサ
イレンサに形成された挿通穴を挿通した後、折り曲げる
とダッシュサイレンサの挿通穴の下面側の周縁部に当接
可能となる。また、脚体の先端部には、被係止部に係止
する係止部を設けており、係止部を被係止部に係止させ
ることで、脚体の折り曲げ状態が維持される。
【0013】一方、雌部材には、衝撃吸収材に形成され
た取付穴の上面側の周縁部に当接可能な雌フランジを備
えている。この雌フランジの下面側からは、一対のリブ
が対面して垂下しており、衝撃吸収材に形成された取付
穴へ狭幅した状態で挿通される。
【0014】リブの先端部には、爪部が形成されてお
り、取付穴の下面側の周縁部に当接可能としている。ま
た、リブとリブの間には、頭部に係合可能な係合部を設
けており、頭部を介して雌部材が雄部材に係合される。
【0015】このように、雄部材の脚体をダッシュサイ
レンサに形成された挿通穴へ挿通した後、脚体を折り曲
げて、雄部材の雄フランジ及び脚体をダッシュサイレン
サに当接可能とした状態でダッシュサイレンサに雄部材
を取付け、一方、雌部材のリブを衝撃吸収材に形成され
た取付穴へ挿通して、リブの爪部及び雌フランジを衝撃
吸収材に当接可能とした状態で衝撃吸収材に雌部材を取
付けて、雌部材と雄部材とを係合させ、雌部材と雄部材
とで、衝撃吸収材及びダッシュサイレンサを挟持する。
【0016】このように、ダッシュサイレンサに雄部材
を取付け可能とし、衝撃吸収材に雌部材を取付け可能と
することで、分業が可能となり、作業性が良い。
【0017】請求項3に記載の発明では、雄部材にはダ
ッシュサイレンサに形成された挿通穴の上面側の周縁部
に当接可能な雄フランジを備えており、この雄フランジ
の中央部には貫通穴を設けている。この貫通穴の周縁部
には、雄フランジの下面側に被係止部を設けている。
【0018】この被係止部からは、一対の脚体が折り曲
げ可能に延出しており、ダッシュサイレンサに形成され
た挿通穴を挿通した後、脚体を折り曲げるとダッシュサ
イレンサの挿通穴の下面側の周縁部に当接可能となる。
【0019】この脚体の先端部には、被係止部に係止す
る係止部を設けており、係止部を被係止部に係止させる
ことで、脚体の折り曲げ状態が維持される。また、係止
部には略円筒状の係合シャフトが立設しており、脚体を
折り曲げると、係合シャフトが貫通穴を貫通可能とな
る。
【0020】一方、雌部材には、衝撃吸収材に形成され
た取付穴の下面側の周縁部に当接可能な雌フランジを備
えており、この雌フランジの上面からは、一対のリブが
立設している。この一対のリブの先端部には爪部が形成
されており、衝撃吸収材に形成された取付穴へ狭幅した
状態でリブを挿通すると、爪部が取付穴の上面側の周縁
部に当接可能となる。
【0021】また、リブとリブの間には、係合シャフト
に係合可能な係合部を設けており、雄部材の脚体を折り
曲げ、係合シャフトが貫通穴を貫通すると、係合部が係
合シャフトに係合可能となる。
【0022】請求項4に記載の発明では、係合シャフト
の外周面にネジ溝を形成し、係合部をネジ溝に係合可能
としている。このため、係合部を係合シャフトに係合さ
せるときは、係合部を押圧させるだけで、係合部が係合
シャフトに形成されたネジ溝に係合するため、取付が簡
単である。
【0023】また、係合部を係合シャフトから取り外す
ときは、係止部をネジ溝に沿って回転させることで取り
外すことができる。このため、係合部の取り外しのとき
に、互いに無理な負荷が掛からないため、破損の恐れが
なく、何度でも使用することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の第1形態に
係るクリップの構成について説明する。
【0025】図1及び図2に示すように、クリップ10
は、雄部材12と雌部材15とで構成されており、互い
に係合可能となっている。雄部材12には、円板状の雄
フランジ14が備えられており、この雄フランジ14の
上面中央部には、略円柱状の頭部16が立設し、軸方向
に沿って、肉盗み部18を凹設して、頭部16の外周面
にひけが生じないようにしている。
【0026】また、頭部16の先端面からは、円板状の
係合板20が張り出しており、雌部材15(後述する)
が係合可能となっている。一方、雄フランジ14の下面
中央部には、雄フランジ14よりも外径寸法が小さい略
円筒状の台座22が突設しており、肉盗み部22Aを凹
設して、台座22の表面がひけないようにしている。
【0027】この台座22の下面からは、一対のリブ2
4、26が対面した状態で垂下しており、リブ24の先
端部には、爪部28(被係止部)が形成されている。リ
ブ24、26の外面からは、ヒンジ部30がそれぞれ張
り出しており、このヒンジ部30の先端部には、脚体3
2が設けられ、ヒンジ部30によってリブ24、26を
中心に揺動可能となっている。
【0028】また、脚体32の長手方向の中央部付近に
は、幅方向に沿ってヒンジ部34が形成されており、脚
体32を上脚部32Aと下脚部32Bとに分け、二つ折
り可能としている。さらに、脚体32の先端部には、ヒ
ンジ部36が設けられており、このヒンジ部36によっ
て脚体32が略直方体状の台座38と架渡され一体にな
り、脚体32は台座38の側壁を中心に揺動可能となっ
ている。
【0029】この台座38の下面側には、円板状の押圧
板40が設けられており、この押圧板40を押圧する
と、ヒンジ部34が湾曲して脚体32が折れ曲がる共
に、ヒンジ部30が外側へ広がり、ヒンジ部36が台座
38の側壁側へ湾曲して、上脚部32A及び下脚部32
Bをそれぞれ揺動させ、脚体32が折り畳まれる。
【0030】一方、台座38の上面には、リブ42が立
設しており、このリブ42の先端部には、台座22から
垂下したリブ24の先端部に設けられた爪部28と係合
可能な爪部44(係止部)が形成されている。押圧板4
0を押圧して、脚体32が折り畳まれるとき、爪部44
の先端側が爪部28の先端側に当接する。
【0031】この状態から、さらに押圧板40を押圧す
ると、爪部44が爪部28とリブ26との間に設けられ
た隙間を押し広げ、爪部44が爪部28の斜面部28A
を乗り越えて、爪部44が爪部28に係止される。
【0032】これにより、脚体32は折り曲げられた状
態が維持され、上脚部32Aは雄フランジ14と略平行
となる。この状態で、ヒンジ部34同士の離間距離は、
雄フランジ14の外径寸法よりも若干大きくなってい
る。
【0033】また、リブ24、26は台座38の上面3
8Aに当接可能となっており、爪部28及びリブ26の
先端部と台座38の上面38Aとの間及び爪部44の先
端部と台座22の下面22Bとの間には、略同一の隙間
を設け、また、上脚部32Aと下脚部32Bとの間に隙
間が生じるようにしている。
【0034】これにより、爪部28と爪部44とが係合
した状態で、リブ24、26の立設方向に沿って、ガタ
を持たせ、押圧板40が雄フランジ14側へ向かって移
動可能となっており、リブ24、26が台座38の上面
38Aに当接して、押圧板40は移動規制される。
【0035】ここで、雌部材の構成について説明する。
【0036】図1及び図2に示すように、雌部材15に
は略環状の雌フランジ46が備えられており、雌フラン
ジ46の下面からは、一対のリブ48、50が対面した
状態で垂下している。
【0037】リブ48、50の先端部には、外側へ向か
って爪部48A、50Aがそれぞれ形成されており、リ
ブ48、50の内面には、リブ48、50の先端側から
雌フランジ46側へ向かって斜め上方へ張り出すと共
に、リブ48、50の垂下する方向に対して直交する方
向へ向かって張り出し、略角錐台状を成す係合片52、
54が設けられている。
【0038】係合片52と係合片54とは、隙間を設け
て切断されており、それぞれ独立している。これによ
り、リブ48とリブ50とを外側へ広げ、或いは内側へ
狭めることが可能となっている。
【0039】また、係合片52、54の先端上面52
A、54Aは、雌フランジ46と略平行となるように形
成されており、係合片52、54の先端面52B、54
Bは、円弧状に形成され、雄部材12の頭部16に設け
られた係合板20よりも小さい曲率半径となっている。
【0040】また、係合片52、54の幅方向の中央部
には、切欠き部53が形成されており、係合片52、5
4はそれぞれ二分されている。さらに、係合片52、5
4の先端上面52A、54Aと雌フランジ46との間に
は、係合板20が配置可能な隙間を設けている。
【0041】これにより、係合片52、54の先端上面
52A、54Aと略平行に形成された先端下面52C、
(なお、係合片54の先端下面は図示省略)を係合板2
0に当接させた状態で、雌部材15を押圧すると、係合
板20によって、係合片52、54を介してリブ48、
50が押し広げられる。
【0042】このため、係合片52の先端面52Bと係
合片54の先端面54Bとの離間距離が広がり、係合板
20が係合片52、54の先端面52B、54Bを乗り
越えて、係合片52、54の先端上面52A、54Aと
雌フランジ46との間に配置される。
【0043】この状態でリブ48、50は復元して、係
合板20が係合片52、54の先端上面52A、54A
に引っ掛かり、抜け止めされて、雄部材12と雌部材1
5とが係合される。このとき、リブ48、50に設けら
れた爪部48A、50Aは雄フランジ14の上面に当接
する。
【0044】ここで、係合片52、54の先端面52
B、54Bの曲率半径を、雄部材12の頭部16の外径
寸法よりも大きくしており、雄部材12と雌部材15と
が係合された状態で、雄部材12と雌部材15との間に
はガタを設けている。
【0045】一方、雌フランジ46の下面には、リブ4
8とリブ50との間、かつ、リブ48、50の幅方向の
中央部に雌フランジ46の半径方向に沿って、補強リブ
56、58が突設しており、雌フランジ46を補強して
いる。
【0046】次に、このクリップを用いた衝撃吸収材取
付構造について説明する。
【0047】まず、ダッシュサイレンサと、衝撃吸収材
としてのティビアパッドについて説明する。
【0048】図4に示すように、自動車のシートの足元
には、エンジン音などを吸収するため、ボディパネル6
0の表面に、フェルト、ウレタンなどの軟質材で形成さ
れたダッシュサイレンサ62が貼着されている。
【0049】このダッシュサイレンサ62の表面には、
発泡剤等で形成されたティビアパッド64が面接してお
り、クリップ10を介してティビアパッド64をダッシ
ュサイレンサ62に取付け、これにより、自動車の衝突
等、予期せぬ衝撃時に対して、乗員の下肢部に受ける衝
撃を軽減している。
【0050】ここで、ティビアパッド64にはクリップ
10を構成する雌部材15が取付け可能となっており、
ダッシュサイレンサ62には雌部材15と係合可能な雄
部材12が取付け可能となっている。以下、具体的に説
明する。
【0051】図2に示すように、ダッシュサイレンサ6
2の下面62A側には、略円柱状の凹部66が凹設され
ており、凹部66の天井部66Aには、挿通穴68が形
成されている。この挿通穴68は雄フランジ14の外径
寸法よりも小さく、かつ、台座22、脚体32及び押圧
板40が挿通可能な大きさとしている。
【0052】また、凹部66の内径寸法は、脚体32を
折り畳んだときのヒンジ部34同士の離間距離よりも大
きくしており、凹部66の深さは、爪部44が爪部28
に係止された状態で、脚体32の上脚部32Aの上面と
押圧板40の下面との離間距離よりも長くなるようにし
ている。
【0053】これにより、図4に示すように、雄部材1
2は凹部66内に収納され、ダッシュサイレンサ62に
雄部材12を取付けた状態で、押圧板40の下面とボデ
ィパネル60との間には、隙間Hが設けられる。
【0054】ここで、図2に示すように、ダッシュサイ
レンサ62の挿通穴68に雄部材12の押圧板40、脚
体32及び台座22を挿通させると、雄フランジ14は
ダッシュサイレンサ62の上面62B側に位置する挿通
穴68の周縁部に当接して移動規制される。
【0055】次に、押圧板40を押圧して脚体32を折
り曲げ、台座38に形成された爪部44を台座22に形
成された爪部28に係止させる。これにより、折り曲げ
られた脚体32は、雄フランジ14との間で挿通穴68
の周縁部を当接可能となると共に、雄部材12がダッシ
ュサイレンサ62に取付けられる。
【0056】一方、ティビアパッド64の下面64A側
には、略円柱状の収容凹部70が凹設されており、収容
凹部70の天井部70Aには、矩形穴72が形成されて
いる。この矩形穴72は雌部材15の雌フランジ46に
よって閉塞可能となっており、矩形穴72の長手方向の
長さは、リブ48、50の外面同士の離間距離よりも若
干長く、また、矩形穴72の幅方向の長さは、リブ4
8、50の幅寸法と略同一となっている。
【0057】また、ティビアパッド64の上面64B側
に位置する矩形穴72の周縁部には、雌フランジ46が
面接可能なザグリ部74が凹設されている。一方、収容
凹部70の内径寸法は、雄部材12に形成された雄フラ
ンジ14の外径寸法よりも若干大きくしており、収容凹
部70の深さは、雄フランジ14及び爪部28の肉厚よ
りも若干深くなるようにしている。
【0058】ここで、雌フランジ46の周壁の一部に
は、リブ50と平行にカット部76(図1参照)が形成
されている。一方、ティビアパッド64に形成されたザ
グリ部74には、カット部78が形成され、矩形穴72
の幅方向と平行に配置されている。
【0059】このため、ティビアパッド64の矩形穴7
2へ、狭幅させた状態でリブ48、50を挿通させる
と、リブ48、50の爪部48A、50Aの上面にティ
ビアパッド64が面接可能となると共に、雌フランジ4
6の下面がティビアパッド64の上面64Bに形成され
たザグリ部74に面接し、雌フランジ46のカット部7
6が、ザグリ部74のカット部78と対向する位置に配
置され、雌部材15が回り止めされた状態で、雌部材1
5がティビアパッド64に取付けられる。
【0060】次に、ティビアパッド64に取付けられた
雌部材15とダッシュサイレンサ62に取付けられた雄
部材12とを対向させ、雄部材12の係合板20に雌部
材15の係合片52、54の先端下面52C、(なお、
係合片54の先端下面は図示省略)を当接させる。
【0061】そして、雄部材12の押圧板40を保持し
た状態で、雌部材15を押圧して係合片52、54を押
し広げ、係合片52、54の先端上面52A、54Aに
押圧板40を配置させる。これにより、雄部材12に雌
部材15が係合され、ダッシュサイレンサ62にティビ
アパッド64が取付けられる。
【0062】ここで、ダッシュサイレンサ62にティビ
アパッド64を取付けるとき、ダッシュサイレンサ63
の挿通穴68の中心とティビアパッド64の矩形穴72
の中心とが多少ズレたとしても、雄部材12と雌部材1
5との間に設けられたガタによって該ズレを吸収するこ
とができる。
【0063】次に、このクリップを用いた衝撃吸収材取
付構造の作用について説明する。
【0064】図4に示すように、ダッシュサイレンサ6
2に凹部66を設け、この凹部66内へ雄部材12を収
納させることで、ボディパネル60と雄部材12との間
に隙間Hを設け、ボディパネル60と雄部材12とが直
接接触しないようにしている。これにより、衝撃初期の
ボディからの突上げ荷重が直接雄部材12を経て、衝撃
吸収材、乗員の下肢部へと伝達されるのを防止してい
る。
【0065】また、衝突後半において、慣性力により、
乗員の下肢部を軸にして上半身が前方へ押し出されると
き、図5(A)に示すように、下肢部の踵側に掛かって
いた負荷が、図5(B)に示すように、爪先側へ移動す
るが、乗員の足下にダッシュサイレンサ62及びティビ
アパッド64を配置することで、衝撃初期に掛かる衝撃
をダッシュサイレンサ62で主に吸収し、衝撃後半に掛
かる衝撃をティビアパッド64で吸収して、衝撃初期か
ら後半に渡って十分にエネルギー吸収を行うことができ
る。このため、乗員の下肢部に掛かる負荷を軽減するこ
とができる。
【0066】また、発泡剤によって形成されたティビア
パッド64を用いることで、柔らかい材質を用いるより
も、荷重に対する歪み量を小さくして、エネルギー吸収
量の絶対値を高くすることができる(図6参照)。
【0067】さらに、このティビアパッド64が車室内
カーペット80の下に配置されることで、車室内カーペ
ット80面の面剛性が増し、乗員の下肢部の接触面にお
いて、接地感が向上する。
【0068】また、雄部材12の爪部28と爪部44と
が係合した状態で、リブ24、26の立設方向に沿っ
て、ガタを持たせ、押圧板40が雄フランジ14側へ向
かって移動可能とし、雄部材12に衝撃力が伝達された
とき、雄部材12自体によっても衝撃力を吸収すること
ができるようにしている。
【0069】なお、ここでは、ティビアパッド64に雌
部材15を取付け、ダッシュサイレンサ62に雄部材1
2を取付けた状態で、雌部材15と雄部材12とを係合
させたが、ボディパネル60にダッシュサイレンサ62
及びティビアパッド64を取り付けることができれば良
いため、取り付け方法はこれに限るものではない。
【0070】例えば、図7に示すように、雄部材12の
押圧板40及び脚体32をダッシュサイレンサ62の挿
通穴68に挿通した後、ダッシュサイレンサ62の上面
62Bにティビアパッド64の下面64Aを面接させた
状態で、雄部材12の係合板20に、雌部材15の係合
片52、54の先端下面52C(図2参照、但し、係合
片54の先端下面は図示省略)に当接させ、雌フランジ
46と雄部材12の押圧板40とを押し縮める。
【0071】これにより、ワンタッチで係合板20に雌
部材15が係合されると共に、脚体32が折れ曲がり爪
部44が爪部28に係止され、雄部材12をダッシュサ
イレンサ62に取付ける。そして、雌フランジ46をザ
グリ部74に面接させ、雌部材15を回り止めし、雌部
材15をティビアパッド64に取付ける。これにより、
雌部材15及び雄部材12を介してティビアパッド64
とダッシュサイレンサ62とを一体にすることができ
る。
【0072】次に、本発明の実施の第2形態に係るクリ
ップの構成について説明する。なお、第1形態と略同一
の内容については、説明を割愛する。
【0073】図8及び図9に示すように、クリップ10
0を構成する雄部材102に設けられた雄フランジ10
4の中央部には、貫通穴106が形成されている。この
貫通穴106の縁部からは、雄フランジ104の下面側
に一対の台座108、110が垂下している。
【0074】この台座108、110からはそれぞれリ
ブ112、114が対面した状態で垂下しており、リブ
112、114の内壁には、被係止部としての爪部11
2A、114Aが突設されている。また、台座108、
110を間において、雄フランジ104の下面には突起
部116が突設されている。
【0075】一方、上脚部118Aの外面には、突起部
120が突設されており、脚体118の先端部に設けら
れた略直方体状の台座122の上面122Aには、貫通
穴106へ向かって係合シャフト124が立設してい
る。
【0076】この係合シャフト124の先端には、ネジ
部126が形成されており、係合シャフト124の中央
には、略角柱状の係止体128が設けられている。この
係止体128には、係合シャフト124の軸方向に対し
て直交する方向へ向かって、爪部112A、114Aに
係止可能な一対の係止部128A、128Bが張り出し
ている。この係止体128及びネジ部126が、貫通穴
106を貫通可能となっている。
【0077】また、係合シャフト124の基部には、略
角錐台状の当接部130が形成されており、台座122
の幅寸法よりも若干小さくなっている。押圧板132を
押圧して脚体118を折り曲げ、係止部128Aを爪部
112Aに係止させて一旦仮止め状態とした後、さら
に、押圧板132を押圧して、係止部128Bを爪部1
12Aに係止させ、係止体128の角部を爪部114A
に係止させたときに、リブ112、114が当接部13
0の側壁に当接する。
【0078】一方、雌部材134に設けられた雌フラン
ジ136の上面からは、一対の円弧状のリブ138、1
40が雌フランジ136の同心円上に立設している。こ
のリブ138、140は先端から基部に架けて徐々に幅
寸法が大きくなっており、リブ138、140を強化し
ている。
【0079】また、リブ138、140の先端面から
は、互いに離間する方向へ向かって折り曲げ片142が
折り曲げられており、折り曲げ片142同士の離間距離
は、雌フランジ136の外径寸法と略同一となってい
る。
【0080】また、雌フランジ136のリブ138、1
40の軸芯側には、円錐部144が突設されており、円
錐部144の頂部には穴部146が形成されている。こ
の穴部146の周縁部は、雌フランジ136と略平行と
なっており、周縁部には一対の切り込み部148が形成
され、穴部146を拡径可能としている。
【0081】次に、このクリップを用いた衝撃吸収材取
付構造について説明する。なお、第1形態と略同一の内
容については、説明を割愛する。
【0082】図9に示すように、ダッシュサイレンサ6
2の挿通穴68に雄部材102の押圧板132、脚体1
18及び台座108、110を挿通させた後、押圧板1
32を押圧し、脚体118を折り曲げて、係止部128
Bを爪部112Aに係止させ、係止体128の角部を爪
部114Aに係止させて、雄フランジ104と上脚部1
18Aとで、雄部材102をダッシュサイレンサ62に
取付ける。この状態で、ネジ部126は貫通穴106を
通過して、雄フランジ104の上面側へ露出する。
【0083】ここで、雄フランジ104の下面及び上脚
部118Aの外面には、それぞれ突起部116、120
を設けているため、雄部材102をダッシュサイレンサ
62に取付けたときに、突起部116、120がダッシ
ュサイレンサ62に食い込むようにしている。これによ
り、雄部材102がダッシュサイレンサ62に取付けら
れた状態で、雄部材102の周り止めを行う。
【0084】一方、ティビアパッド64の円形穴72に
ティビアパッド64の下面側からリブ138、140を
狭幅させた状態で挿入し、折り曲げ片142をザグリ部
74に面接させると共に、雌フランジ136を収容凹部
70の天井部70Aに位置する矩形穴72の周縁部に面
接させる。これにより、雌フランジ136と折り曲げ片
142とでティビアパッド64が挟持され、雌部材13
4がティビアパッド64に取付けられる。
【0085】次に、雄部材102と雌部材134とを対
面させて、雄部材102の係合シャフト124のネジ部
126に雌部材134の円錐部144を外挿して、穴部
146の周縁部をネジ部126のネジ溝126Aに係合
させる。これにより、雌部材134と雄部材102とが
係合し、雌部材134及び雄部材102を介して、ティ
ビアパッド64とダッシュサイレンサ62とが挟持され
る。
【0086】このように、係合シャフト124にネジ溝
126Aを形成し、穴部146の周縁部をネジ溝126
Aに係合可能とすることで、穴部146の周縁部をネジ
溝126Aに係合させるときは、雌部材134を押圧さ
せるだけで良いため、取付が簡単である。
【0087】また、雌部材134を回転させて、穴部1
46の周縁部をネジ溝126Aに沿って移動させること
で、雌部材134を雄部材102から取り外すことがで
きる。このため、雌部材134の取り外しのときに、互
いに無理な負荷が掛からないため、破損の恐れがなく、
何度でも使用することができる。
【0088】さらに、押圧板132を押圧して脚体11
8を折り曲げ、係止部128Aを爪部112Aに係止さ
せて仮止め状態とすることができるため、雌部材134
との係合前にダッシュサイレンサ62から雄部材102
が外れることがない。
【0089】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、請求項
1に記載の発明では、ダッシュサイレンサに凹部を設
け、この凹部内へ雄部材を収納させることで、ボディパ
ネルの表面と雄部材との間に隙間を設け、ボディパネル
と雄部材とが直接接触しないようにしている。これによ
り、衝撃初期のボディからの突上げ荷重が直接雄部材を
経て、衝撃吸収材、乗員の下肢部へと伝達されるのを防
止している。
【0090】また、衝突後半において、慣性力により、
乗員の下肢部を軸にして上半身が前方へ押し出されると
き、下肢部の踵側に掛かっていた負荷が、爪先側へ移動
するが、乗員の足下にダッシュサイレンサ及び衝撃吸収
材を配置することで、衝撃初期から後半に渡って十分に
エネルギー吸収を行うことができ、乗員の下肢部に掛か
る負荷を軽減することができる。
【0091】請求項2及び請求項3に記載の発明では、
ダッシュサイレンサに雄部材を取付け可能とし、衝撃吸
収材に雌部材を取付け可能とすることで、分業が可能と
なり、作業性が良い。
【0092】請求項4に記載の発明では、係合部を係合
シャフトに係合させるときは、係合部を押圧させるだけ
で、係合部が係合シャフトに形成されたネジ溝に係合す
るため、取付が簡単である。また、係合部を係合シャフ
トから取り外すときは、係止部をネジ溝に沿って回転さ
せることで取り外すことができる。このため、係合部の
取り外しのときに、互いに無理な負荷が掛からないた
め、破損の恐れがなく、何度でも使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態に係るクリップの分解斜視図
である。
【図2】本発明の第1形態に係るティビアパッドの取付
構造を示す断面図であり、雄部材がダッシュサイレンサ
に取付けられ、雌部材がティビアパッドに取付けられた
状態を示している。
【図3】本発明の第1形態に係るティビアパッドの取付
構造を示す断面図であり、雄部材と雌部材を係合させた
状態を示している。
【図4】本発明の第1形態に係るティビアパッドの取付
構造を示す断面図であり、ボディパネルに取付けられた
状態を示している。
【図5】本発明の第1形態に係るティビアパッドの取付
構造を示す断面図であり、(A)衝撃初期のティビアパ
ッド及びダッシュサイレンサの状態を示し、(B)は衝
撃後半のティビアパッド及びダッシュサイレンサの状態
を示している。
【図6】ティビアパッドの硬度による荷重と歪み量との
関係を示す図である。
【図7】本発明の第1形態に係るティビアパッドの取付
構造の他の例を示す断面図である。
【図8】本発明の第2形態に係るクリップの分解斜視図
である。
【図9】本発明の第2形態に係るティビアパッドの取付
構造を示す断面図であり、雄部材がダッシュサイレンサ
に取付けられ、雌部材がティビアパッドに取付けられた
状態を示している。
【図10】本発明の第2形態に係るティビアパッドの取
付構造を示す断面図であり、雄部材と雌部材を係合させ
た状態を示している。
【図11】従来のティビアパッドの取付構造を示す断面
図である。
【符号の説明】 10 クリップ 12 雄部材 14 雄フランジ 15 雌部材 16 頭部(雄部材) 28 爪部(被係止部、雄部材) 32 脚体 44 爪部(係止部、雄部材) 46 雌フランジ(雌部材) 48 リブ(雌部材) 50 リブ(雌部材) 52 係合片(係合部、雌部材) 54 係合片(係合部、雌部材) 62 ダッシュサイレンサ 64 ティビアパッド(衝撃吸収材) 66 凹部 100 クリップ 102 雄部材 104 雄フランジ(雄部材) 106 貫通穴(雄部材) 112A 爪部(被係止部、雄部材) 114A 爪部(被係止部、雄部材) 118 脚体 124 係合シャフト 126A ネジ溝(係合シャフト、雄部材) 128 係止体(係止部、雄部材) 134 雌部材 136 雌フランジ(雌部材) 138 リブ(雌部材) 140 リブ(雌部材) 146 穴部(係合部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 21/06 F16B 21/06 A 3J066 F16F 15/02 F16F 15/02 S (72)発明者 村上 武 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岡田 毅治 愛知県名古屋市中区千代田5丁目21番11号 株式会社中外内 (72)発明者 杉口 剛継 愛知県名古屋市中区千代田5丁目21番11号 株式会社中外内 (72)発明者 三輪 義勝 愛知県名古屋市中区千代田5丁目21番11号 株式会社中外内 (72)発明者 倉地 勝人 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (72)発明者 芳野 和夫 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (72)発明者 谷口 克彦 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 Fターム(参考) 3D003 AA05 BB01 CA05 DA22 3D023 BA02 BA03 BB17 BC01 BD12 BE02 3J025 AA02 BA24 CA01 CA05 DA01 DA04 EA05 3J037 AA04 BA02 BB01 CA03 DA03 DA13 DB03 DC03 3J048 AA01 BD02 BD06 EA36 3J066 AA15 AA23 BA04 BC03 BD05 BE05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディパネルに布設されたダッシュサイ
    レンサに衝撃吸収材を取り付ける衝撃吸収材取付構造に
    おいて、 前記ダッシュサイレンサに設けられた凹部と、 前記凹部内へ収納され、前記凹部内に形成された挿通穴
    の周縁部に当接する雄部材と、 前記雄部材と係合可能に設けられ、前記衝撃吸収材に形
    成された取付穴の周縁部に当接し、前記雄部材と協働し
    て前記ダッシュサイレンサと前記衝撃吸収材とを一体に
    する雌部材と、 を有することを特徴とする衝撃吸収材取付構造。
  2. 【請求項2】 雄部材と雌部材とで構成され、互いに係
    合して、ボディパネルに布設されたダッシュサイレンサ
    に衝撃吸収材を取り付けるクリップにおいて、 前記雄部材が、 前記ダッシュサイレンサに形成された挿通穴の上面側の
    周縁部に当接可能な雄フランジと、 前記雄フランジの上面中央部に立設された頭部と、 前記雄フランジの下面中央部に設けられた被係止部と、 前記被係止部から折り曲げ可能に延出し、前記ダッシュ
    サイレンサに形成された挿通穴を挿通した後、折り曲げ
    るとダッシュサイレンサの挿通穴の下面側の周縁部に当
    接可能となる一対の脚体と、 前記脚体の先端部に設けられ、前記被係止部に係止さ
    れ、前記脚体の折り曲げ状態を維持する係止部と、 で構成され、 前記雌部材が、 前記衝撃吸収材に形成された取付穴の上面側の周縁部に
    当接可能な雌フランジと、 前記雌フランジの下面側から対面して垂下し、前記衝撃
    吸収材に形成された取付穴へ狭幅した状態で挿通し、先
    端部に前記取付穴の下面側の周縁部に当接可能な爪部が
    形成された一対のリブと、 前記リブの間に位置し、前記頭部に係合可能な係合部
    と、 で構成されたことを特徴とするクリップ。
  3. 【請求項3】 雄部材と雌部材とで構成され、互いに係
    合して、ボディパネルに布設されたダッシュサイレンサ
    に衝撃吸収材を取り付けるクリップにおいて、 前記雄部材が、 前記ダッシュサイレンサに形成された挿通穴の上面側の
    周縁部に当接可能な雄フランジと、 前記雄フランジの中央部に設けられた貫通穴と、 前記貫通穴の周縁部に設けられ、前記雄フランジの下面
    側に位置する被係止部と、 前記被係止部から折り曲げ可能に延出し、前記ダッシュ
    サイレンサに形成された挿通穴を挿通した後、折り曲げ
    るとダッシュサイレンサの挿通穴の下面側の周縁部に当
    接可能となる一対の脚体と、 前記脚体の先端部に設けられ、前記被係止部に係止さ
    れ、前記脚体の折り曲げ状態を維持する係止部と、 前記係止部から立設して設けられ、前記脚体を折り曲げ
    ると、前記貫通穴を貫通可能な係合シャフトと、 で構成され、 前記雌部材が、 前記衝撃吸収材に形成された取付穴の下面側の周縁部に
    当接可能な雌フランジと、 前記雌フランジの上面から対面して立設し、前記衝撃吸
    収材に形成された取付穴へ狭幅した状態で挿通し、先端
    部に前記取付穴の上面側の周縁部に当接可能な爪部が形
    成された一対のリブと、 前記リブの間に位置し、前記係合シャフトに係合可能な
    係合部と、 で構成されたことを特徴とするクリップ。
  4. 【請求項4】 前記係合シャフトの外周面にネジ溝が形
    成され、前記係合部が前記ネジ溝に係合可能であること
    を特徴とする請求項3に記載のクリップ。
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