JP2003296854A - 警報音打ち消し機能付き通報装置 - Google Patents
警報音打ち消し機能付き通報装置Info
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 22
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 17
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 11
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 4
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- Alarm Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信警報音を消去して通報者の音声を明瞭に
伝達する警報装置を提供する 【解決手段】 本発明に係る、通報者の音声を明瞭に通
報先に伝える警報音打ち消し機能付き通報装置1は、警
報音を発生する警報音発生部13と、音声を受信するマ
イクロフォン11と、前記警報音信号発生部および前記
マイクロフォンに接続された信号処理部12であって、
該マイクロフォンが受信した音声に含まれる前記警報音
を除去する信号処理部と、前記信号処理部に接続され、
前記信号処理部から出力される信号を前記通報先へ伝達
する通信部17を具備している。
伝達する警報装置を提供する 【解決手段】 本発明に係る、通報者の音声を明瞭に通
報先に伝える警報音打ち消し機能付き通報装置1は、警
報音を発生する警報音発生部13と、音声を受信するマ
イクロフォン11と、前記警報音信号発生部および前記
マイクロフォンに接続された信号処理部12であって、
該マイクロフォンが受信した音声に含まれる前記警報音
を除去する信号処理部と、前記信号処理部に接続され、
前記信号処理部から出力される信号を前記通報先へ伝達
する通信部17を具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非常事態の発生を
周囲に知らせるための警報音を発生させるとともに、通
報者が通報先と通話することが出来る通報装置に関し、
より詳細には、通報者が通報先と通話する際に、警報音
が通報先へ伝達されるのを防止する警報音打ち消し機能
を備えた通報装置に関する。
周囲に知らせるための警報音を発生させるとともに、通
報者が通報先と通話することが出来る通報装置に関し、
より詳細には、通報者が通報先と通話する際に、警報音
が通報先へ伝達されるのを防止する警報音打ち消し機能
を備えた通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公園などの屋外には非常通報装置が備え
られている。この非常通報装置は、何らかの非常事態が
起きた際に、それを管理者、警察、消防署等の通報先へ
通報し、通報先と対話するための送受話装置、例えば、
スピーカやマイクロフォンを備えているのが普通であ
る。
られている。この非常通報装置は、何らかの非常事態が
起きた際に、それを管理者、警察、消防署等の通報先へ
通報し、通報先と対話するための送受話装置、例えば、
スピーカやマイクロフォンを備えているのが普通であ
る。
【0003】このような非常通報装置においては、通報
者は、非常事態の発生を通報先に伝えるため、まず非常
通報装置に備えられた通報手段、例えばスイッチ等を操
作する。これにより、非常事態が発生したことを示す通
報信号が通報先に送信され、通報者と通報先とが通話可
能状態になる。
者は、非常事態の発生を通報先に伝えるため、まず非常
通報装置に備えられた通報手段、例えばスイッチ等を操
作する。これにより、非常事態が発生したことを示す通
報信号が通報先に送信され、通報者と通報先とが通話可
能状態になる。
【0004】しかし、従来の非常通報装置は、通報先に
非常事態の発生を知らせる通報信号を送信すると同時
に、通報者が操作した非常通報装置付近で警報音を発生
させるように構成されている場合が多い。これは、周囲
へ異常の発生を知らせるためばかりでなく、悪戯による
操作を防止するためであるが、この警報音は、通報者と
通報先の通話中に通報先に伝達されてしまうため、通報
者の声が通報先で聞き取れないという問題があった。
非常事態の発生を知らせる通報信号を送信すると同時
に、通報者が操作した非常通報装置付近で警報音を発生
させるように構成されている場合が多い。これは、周囲
へ異常の発生を知らせるためばかりでなく、悪戯による
操作を防止するためであるが、この警報音は、通報者と
通報先の通話中に通報先に伝達されてしまうため、通報
者の声が通報先で聞き取れないという問題があった。
【0005】この問題の一つの解決方法として、従来は
接話マイクを使用して警報音の影響を低減する通報装置
が用いられていた。接話マイクは、二つのマイクロフォ
ンを備えている。一方のマイクロフォンは、受信した音
声の位相を反転させるようになっており、位相が反転さ
れた音声は、他方のマイクロフォンが受信した音声と合
成され、合成された音声信号が出力されるように構成さ
れている。従って接話マイクで受信した音声のうち、遠
方から接話マイクに届いた音声は、接話マイクの二つの
マイクロフォンに、ほぼ等しい音声波形で受信されるの
で、一方のマイクロフォンで受信されて位相反転された
音声は、他方のマイクロフォンで受信された音声と合成
されると実質的に打ち消され、出力されない。これに対
し、接話マイクに近接した位置からの音声は、二つのマ
イクに均等には受信されないため、一方のマイクロフォ
ンで受信され位相反転された音声と他方のマイクロフォ
ンで受信された音声を合成しても打ち消されることはな
い。従って、近接した位置から接話マイクに届いた音声
は出力される。
接話マイクを使用して警報音の影響を低減する通報装置
が用いられていた。接話マイクは、二つのマイクロフォ
ンを備えている。一方のマイクロフォンは、受信した音
声の位相を反転させるようになっており、位相が反転さ
れた音声は、他方のマイクロフォンが受信した音声と合
成され、合成された音声信号が出力されるように構成さ
れている。従って接話マイクで受信した音声のうち、遠
方から接話マイクに届いた音声は、接話マイクの二つの
マイクロフォンに、ほぼ等しい音声波形で受信されるの
で、一方のマイクロフォンで受信されて位相反転された
音声は、他方のマイクロフォンで受信された音声と合成
されると実質的に打ち消され、出力されない。これに対
し、接話マイクに近接した位置からの音声は、二つのマ
イクに均等には受信されないため、一方のマイクロフォ
ンで受信され位相反転された音声と他方のマイクロフォ
ンで受信された音声を合成しても打ち消されることはな
い。従って、近接した位置から接話マイクに届いた音声
は出力される。
【0006】このように、接話マイクを使用すれば、接
話マイクと距離のある位置から発せられる警報音は打ち
消されるので、通報先では接話マイクと近接した位置で
話す通報者の声は充分聞き取ることが出来る状態が実現
される。
話マイクと距離のある位置から発せられる警報音は打ち
消されるので、通報先では接話マイクと近接した位置で
話す通報者の声は充分聞き取ることが出来る状態が実現
される。
【0007】しかし、接話マイクを使用した通報装置に
は、通報者が接話マイクから少し離れてしまうと通報先
では通報者の声が聞き取れなくなってしまうという問題
がある。例えば、通報者が争っている場合や、連れ去ら
れそうになっている場合、火事が発生した場合、救助の
ため現場へ出向かなければならない場合など、接話マイ
クから離れざるを得ない場合に、通報者の声が通報先に
伝わらない状態になってしまう。
は、通報者が接話マイクから少し離れてしまうと通報先
では通報者の声が聞き取れなくなってしまうという問題
がある。例えば、通報者が争っている場合や、連れ去ら
れそうになっている場合、火事が発生した場合、救助の
ため現場へ出向かなければならない場合など、接話マイ
クから離れざるを得ない場合に、通報者の声が通報先に
伝わらない状態になってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、警報音を電子
的に打ち消すことによって、警報音以外の音声がたとえ
遠くから届いたとしても、その音声を明瞭に通報先に伝
えることが出来る非常通報装置を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的は、警報音を電子
的に打ち消すことによって、警報音以外の音声がたとえ
遠くから届いたとしても、その音声を明瞭に通報先に伝
えることが出来る非常通報装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的を
達成するために、本発明は、通報者の音声を明瞭に通報
先に伝える警報音打ち消し機能付き通報装置であって、
警報音を発生する警報音発生部と、音声を受信するマイ
クロフォンと、前記警報音信号発生部および前記マイク
ロフォンに接続された信号処理部であって、該マイクロ
フォンが受信した音声に含まれる前記警報音を除去する
信号処理部と、前記信号処理部に接続され、前記信号処
理部から出力される信号を前記通報先へ伝達する通信部
とを具備することを特徴とする、警報音打ち消し機能付
き通報装置を提供する。
達成するために、本発明は、通報者の音声を明瞭に通報
先に伝える警報音打ち消し機能付き通報装置であって、
警報音を発生する警報音発生部と、音声を受信するマイ
クロフォンと、前記警報音信号発生部および前記マイク
ロフォンに接続された信号処理部であって、該マイクロ
フォンが受信した音声に含まれる前記警報音を除去する
信号処理部と、前記信号処理部に接続され、前記信号処
理部から出力される信号を前記通報先へ伝達する通信部
とを具備することを特徴とする、警報音打ち消し機能付
き通報装置を提供する。
【0010】上記した本発明に係るシステムの一つの実
施の形態においては、前記信号処理部は、前記警報音発
生部および前記マイクロフォンに接続された警報音抽出
部であって、前記マイクロフォンが受信した音声に含ま
れる前記警報音を抽出する警報音抽出部と、前記警報音
抽出部に接続された位相反転部であって、前記警報音抽
出部で抽出された警報音の位相を反転させた信号を出力
する位相反転部と、前記位相反転部および前記マイクロ
フォンに接続された加算部であって、前記位相反転部か
らの信号と前記マイクロフォンから受信した音声信号と
の加算を行う加算部とを具備するように構成されてい
る。
施の形態においては、前記信号処理部は、前記警報音発
生部および前記マイクロフォンに接続された警報音抽出
部であって、前記マイクロフォンが受信した音声に含ま
れる前記警報音を抽出する警報音抽出部と、前記警報音
抽出部に接続された位相反転部であって、前記警報音抽
出部で抽出された警報音の位相を反転させた信号を出力
する位相反転部と、前記位相反転部および前記マイクロ
フォンに接続された加算部であって、前記位相反転部か
らの信号と前記マイクロフォンから受信した音声信号と
の加算を行う加算部とを具備するように構成されてい
る。
【0011】また、前記信号処理部は、前記加算部およ
び前記警報音抽出部に接続された測定部であって、前記
加算部から出力される信号に含まれる残存警報音の量を
測定し、測定結果をもとに前記抽出される警報音の振幅
および又は位相を変化させるために、測定結果を前記警
報音抽出部へ出力する測定部と、をさらに具備するよう
に構成され得る。
び前記警報音抽出部に接続された測定部であって、前記
加算部から出力される信号に含まれる残存警報音の量を
測定し、測定結果をもとに前記抽出される警報音の振幅
および又は位相を変化させるために、測定結果を前記警
報音抽出部へ出力する測定部と、をさらに具備するよう
に構成され得る。
【0012】さらに、前記信号処理部は、警報音発生部
が動作しているときのみ動作することが可能である。
が動作しているときのみ動作することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る、警報音打
ち消し機能付き通報装置の一つの実施の形態の概略的な
構成を示している。図1において、警報音打ち消し機能
付き通報装置1は、通報スイッチ10、マイクロフォン
11、信号処理部12、警報音信号発生部13、警報音
信号増幅部14、第1のスピーカ15、第2のスピーカ
16および通信部17を含む。
ち消し機能付き通報装置の一つの実施の形態の概略的な
構成を示している。図1において、警報音打ち消し機能
付き通報装置1は、通報スイッチ10、マイクロフォン
11、信号処理部12、警報音信号発生部13、警報音
信号増幅部14、第1のスピーカ15、第2のスピーカ
16および通信部17を含む。
【0014】図1に示すように警報音打ち消し機能付き
通報装置1において、通報スイッチ10の出力は、通信
部17の入力および警報音信号発生部13の入力に接続
され、警報音信号発生部13の出力は、警報音信号増幅
部14の入力および信号処理部12の入力に接続され、
警報音信号増幅部14の出力は第1のスピーカ15の入
力に接続され、信号処理部12の入力はマイクロフォン
11の出力に接続され、信号処理部12の出力は通信部
17に接続され、通信部17の出力は第2のスピーカ1
6の入力に接続されている。
通報装置1において、通報スイッチ10の出力は、通信
部17の入力および警報音信号発生部13の入力に接続
され、警報音信号発生部13の出力は、警報音信号増幅
部14の入力および信号処理部12の入力に接続され、
警報音信号増幅部14の出力は第1のスピーカ15の入
力に接続され、信号処理部12の入力はマイクロフォン
11の出力に接続され、信号処理部12の出力は通信部
17に接続され、通信部17の出力は第2のスピーカ1
6の入力に接続されている。
【0015】通信部17は、通報先との通信回線に接続
されており、通報先と警報音打ち消し機能付き通報装置
1との間の信号の送受信を直接行う部分である。通報者
が通報スイッチ10を押し下げると、通信部17が起動
され、非常事態が発生した旨の通報信号が通報先に送信
される。また警報音打ち消し機能付き通報装置1には、
一義的な識別番号が割り当てられており、通報信号と共
に識別番号を表す信号も通報先へ送信される。通報先が
これらの信号を受信すると、識別番号からいずれの警報
音打ち消し機能付き通報装置から通報信号が送信された
のかを判断し、当該警報音打ち消し機能付き通報装置と
の通信路を開く。マイクロフォン11は、通報者の音声
ばかりでなく、第1のスピーカ15から発せられる警報
音をも受信してしまう。そこで、信号処理部12は、マ
イクロフォン11が受信した警報音を打ち消して、通報
者の音声のみを通報者へ伝達するための信号処理を行
う。警報音信号発生部13は、通報スイッチ10が押し
下げられた時に警報音信号を発生させる。
されており、通報先と警報音打ち消し機能付き通報装置
1との間の信号の送受信を直接行う部分である。通報者
が通報スイッチ10を押し下げると、通信部17が起動
され、非常事態が発生した旨の通報信号が通報先に送信
される。また警報音打ち消し機能付き通報装置1には、
一義的な識別番号が割り当てられており、通報信号と共
に識別番号を表す信号も通報先へ送信される。通報先が
これらの信号を受信すると、識別番号からいずれの警報
音打ち消し機能付き通報装置から通報信号が送信された
のかを判断し、当該警報音打ち消し機能付き通報装置と
の通信路を開く。マイクロフォン11は、通報者の音声
ばかりでなく、第1のスピーカ15から発せられる警報
音をも受信してしまう。そこで、信号処理部12は、マ
イクロフォン11が受信した警報音を打ち消して、通報
者の音声のみを通報者へ伝達するための信号処理を行
う。警報音信号発生部13は、通報スイッチ10が押し
下げられた時に警報音信号を発生させる。
【0016】警報音信号発生部13で発生された警報音
信号は、警報音信号増幅部14により出力に適した大き
さに増幅され、第1のスピーカ15から警報音として出
力される。一般に、第1のスピーカ15は、マイクロフ
ォン11への警報音の回り込みを出来るだけ避けるた
め、マイクロフォン11とはある程度距離をおいて設け
られている。第2のスピーカ16は、通信部17で受信
した通報先の音声を通報者に伝達するよう出力する。
信号は、警報音信号増幅部14により出力に適した大き
さに増幅され、第1のスピーカ15から警報音として出
力される。一般に、第1のスピーカ15は、マイクロフ
ォン11への警報音の回り込みを出来るだけ避けるた
め、マイクロフォン11とはある程度距離をおいて設け
られている。第2のスピーカ16は、通信部17で受信
した通報先の音声を通報者に伝達するよう出力する。
【0017】以上、図1に示した警報音打ち消し機能付
き通報装置1の各構成要素の動作から理解されるよう
に、音声信号および警報音信号は下記のようにして伝達
される。
き通報装置1の各構成要素の動作から理解されるよう
に、音声信号および警報音信号は下記のようにして伝達
される。
【0018】通報スイッチ10が通報者によって押下げ
られると、通報スイッチ10が押し下げられた旨の通報
信号が通信部17に送信される。通信部17は該信号を
受信すると、通報先に対し通報信号を、識別番号を表す
信号とともに送信する。通報先は、通報信号および識別
番号を表す信号を受信すると、いずれの警報音打ち消し
機能付き通報装置1から送信された信号かを判別し、当
該警報音打ち消し機能付き通報装置1との通信路を開
く。また通報スイッチ10が押し下げられると、警報音
信号の発生を促す命令信号が通報スイッチ10から警報
音信号発生部13へ送信される。これを受けて警報音信
号発生部13は、警報音信号(以下、原警報音信号と呼
ぶ)を発生する。原警報音信号は警報音信号増幅部14
で適当な大きさに増幅されて第1のスピーカ15へ送信
される。第1のスピーカ15は増幅された原警報音信号
を使用して警報音を出力する。また警報音信号発生部1
3で発生された原警報音信号およびマイクロフォン11
が受信した音声はマイクロフォン11から信号処理部1
2へ送信される。マイクロフォン11が受信した音声
は、通報者の音声と第1のスピーカ15が発生した警報
音を含んでいる。そこで、信号処理部12は、原警報音
信号を用いてマイクロフォン11から受信した音声信号
に含まれる警報音信号(以下で受信警報音信号と呼ぶ)
の除去を行い、通報者の音声を表す音声信号のみを通信
部17へ送信する。そして通信部17は信号処理部12
から受信した音声信号を通信回路を介して通報先へ伝達
する。
られると、通報スイッチ10が押し下げられた旨の通報
信号が通信部17に送信される。通信部17は該信号を
受信すると、通報先に対し通報信号を、識別番号を表す
信号とともに送信する。通報先は、通報信号および識別
番号を表す信号を受信すると、いずれの警報音打ち消し
機能付き通報装置1から送信された信号かを判別し、当
該警報音打ち消し機能付き通報装置1との通信路を開
く。また通報スイッチ10が押し下げられると、警報音
信号の発生を促す命令信号が通報スイッチ10から警報
音信号発生部13へ送信される。これを受けて警報音信
号発生部13は、警報音信号(以下、原警報音信号と呼
ぶ)を発生する。原警報音信号は警報音信号増幅部14
で適当な大きさに増幅されて第1のスピーカ15へ送信
される。第1のスピーカ15は増幅された原警報音信号
を使用して警報音を出力する。また警報音信号発生部1
3で発生された原警報音信号およびマイクロフォン11
が受信した音声はマイクロフォン11から信号処理部1
2へ送信される。マイクロフォン11が受信した音声
は、通報者の音声と第1のスピーカ15が発生した警報
音を含んでいる。そこで、信号処理部12は、原警報音
信号を用いてマイクロフォン11から受信した音声信号
に含まれる警報音信号(以下で受信警報音信号と呼ぶ)
の除去を行い、通報者の音声を表す音声信号のみを通信
部17へ送信する。そして通信部17は信号処理部12
から受信した音声信号を通信回路を介して通報先へ伝達
する。
【0019】図2は、信号処理部12の一つの実施の形
態を示している。信号処理部12は、受信警報音抽出部
121、位相反転部122、加算部123および測定部
124を備え、受信警報音抽出部121の出力は、位相
反転部122の入力に接続され、位相反転部122の出
力は加算部123の入力に接続され、加算部123の出
力は測定部124の入力に接続され、測定部124の出
力は位相反転部122の入力に接続されている。また、
受信警報音抽出部121の入力は、警報音発生部13の
出力、マイクロフォン11の出力に接続されており、加
算部123の入力はマイクロフォン11の出力に接続さ
れ、測定部124の入力は警報音発生部13に接続され
ており、測定部124の出力は通信部17の入力に接続
されている。
態を示している。信号処理部12は、受信警報音抽出部
121、位相反転部122、加算部123および測定部
124を備え、受信警報音抽出部121の出力は、位相
反転部122の入力に接続され、位相反転部122の出
力は加算部123の入力に接続され、加算部123の出
力は測定部124の入力に接続され、測定部124の出
力は位相反転部122の入力に接続されている。また、
受信警報音抽出部121の入力は、警報音発生部13の
出力、マイクロフォン11の出力に接続されており、加
算部123の入力はマイクロフォン11の出力に接続さ
れ、測定部124の入力は警報音発生部13に接続され
ており、測定部124の出力は通信部17の入力に接続
されている。
【0020】信号処理部12は以下のような方法で、マ
イクロフォン11が受信した音声から警報音を除去する
処理を行う。マイクロフォン11からの音声信号および
警報音信号発生部13からの原警報音信号は、受信警報
音抽出部121へ送信される。受信警報音抽出部121
は、原警報音信号を用いて、受信警報音信号を抽出す
る。抽出された受信警報音信号は位相反転部122へ送
信され、位相が反転される。位相が反転された受信警報
音信号が加算部123へ送信されると、加算部123
は、マイクロフォン11から受信した音声信号と位相反
転された受信警報音信号との加算を行う。その結果、マ
イクロフォン11からの音声信号に含まれる受信警報音
信号は、位相反転部122からの位相反転された受信警
報音信号と加算されて打ち消され、加算部123からは
受信警報音信号を含まない音声信号が出力される。加算
部123からの音声信号は、測定部124を経て通信部
17へ送信される。測定部124は、加算部123から
出力される音声信号が実際には受信警報音信号をわずか
ながら含んでいることがある場合に備えられており、加
算部123から出力される音声信号中の受信警報音の量
を測定する。測定部124はその測定結果を受信警報音
抽出部121に送り、受信警報音抽出部121から出力
される受信警報音信号の振幅と位相を調整させ、加算部
123からの出力に受信警報音信号が含まれないように
する。
イクロフォン11が受信した音声から警報音を除去する
処理を行う。マイクロフォン11からの音声信号および
警報音信号発生部13からの原警報音信号は、受信警報
音抽出部121へ送信される。受信警報音抽出部121
は、原警報音信号を用いて、受信警報音信号を抽出す
る。抽出された受信警報音信号は位相反転部122へ送
信され、位相が反転される。位相が反転された受信警報
音信号が加算部123へ送信されると、加算部123
は、マイクロフォン11から受信した音声信号と位相反
転された受信警報音信号との加算を行う。その結果、マ
イクロフォン11からの音声信号に含まれる受信警報音
信号は、位相反転部122からの位相反転された受信警
報音信号と加算されて打ち消され、加算部123からは
受信警報音信号を含まない音声信号が出力される。加算
部123からの音声信号は、測定部124を経て通信部
17へ送信される。測定部124は、加算部123から
出力される音声信号が実際には受信警報音信号をわずか
ながら含んでいることがある場合に備えられており、加
算部123から出力される音声信号中の受信警報音の量
を測定する。測定部124はその測定結果を受信警報音
抽出部121に送り、受信警報音抽出部121から出力
される受信警報音信号の振幅と位相を調整させ、加算部
123からの出力に受信警報音信号が含まれないように
する。
【0021】こうして通信部17は、加算部123から
受信した信号、つまり受信警報音信号が実質的に打ち消
された音声信号を通報先へ送信する。このようにして通
報先では、通報者の音声を明瞭に受信することが出来
る。
受信した信号、つまり受信警報音信号が実質的に打ち消
された音声信号を通報先へ送信する。このようにして通
報先では、通報者の音声を明瞭に受信することが出来
る。
【0022】上記実施形態においては、警報音を想定し
ているが、第1のスピーカ15から発生される任意の音
声、例えば「火災です」という警報でも同様の処理を施す
ことにより、除去することが可能となる。
ているが、第1のスピーカ15から発生される任意の音
声、例えば「火災です」という警報でも同様の処理を施す
ことにより、除去することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明に係る警報音打ち消し機能
付き通報装置の一つの実施の形態を詳細に説明したとこ
ろから理解されるように、本発明の警報音打ち消し機能
付き通報装置は、マイクロフォンに入って来る不要な音
声のみ、例えば警報音のみを電子的に打ち消すので、通
報者がマイクロフォンから離れたところから発声して
も、通報先は通報者の音声を明瞭に聴取することが出来
るという効果を奏する。
付き通報装置の一つの実施の形態を詳細に説明したとこ
ろから理解されるように、本発明の警報音打ち消し機能
付き通報装置は、マイクロフォンに入って来る不要な音
声のみ、例えば警報音のみを電子的に打ち消すので、通
報者がマイクロフォンから離れたところから発声して
も、通報先は通報者の音声を明瞭に聴取することが出来
るという効果を奏する。
【図1】本発明に係る、警報音打ち消し機能付き通報装
置の一つの実施の形態を示す概略図である。
置の一つの実施の形態を示す概略図である。
【図2】図1に示す信号処理部の一つの実施の形態を示
す概略図である。
す概略図である。
1 警報音打ち消し機能付き通報装置
12 信号処理部
Claims (4)
- 【請求項1】 通報者の音声を明瞭に通報先に伝える警
報音打ち消し機能付き通報装置であって、 警報音を発生する警報音発生部と、 音声を受信するマイクロフォンと、 前記警報音信号発生部および前記マイクロフォンに接続
された信号処理部であって、該マイクロフォンが受信し
た音声に含まれる前記警報音を除去する信号処理部と、 前記信号処理部に接続され、前記信号処理部から出力さ
れる信号を前記通報先へ伝達する通信部と、を具備する
ことを特徴とする、警報音打ち消し機能付き通報装置。 - 【請求項2】 前記信号処理部が、 前記警報音発生部および前記マイクロフォンに接続され
た警報音抽出部であって、前記マイクロフォンが受信し
た音声に含まれる前記警報音を抽出する警報音抽出部
と、 前記警報音抽出部に接続された位相反転部であって、前
記警報音抽出部で抽出された警報音の位相を反転させた
信号を出力する位相反転部と、 前記位相反転部および前記マイクロフォンに接続された
加算部であって、前記位相反転部からの信号と前記マイ
クロフォンから受信した音声信号との加算を行う加算部
と、を具備することを特徴とする、請求項1に記載の警
報音打ち消し機能付き通報装置。 - 【請求項3】 前記信号処理部が、 前記加算部および前記警報音抽出部に接続された測定部
であって、前記加算部から出力される信号に含まれる残
存警報音の量を測定し、測定結果をもとに前記抽出され
る警報音の振幅および又は位相を変化させるために、測
定結果を前記警報音抽出部へ出力する測定部と、 をさらに具備することを特徴とする、請求項2に記載の
警報音打ち消し機能付き通報装置。 - 【請求項4】 前記信号処理部が、警報音発生部が動作
しているときのみ動作することを特徴とする、請求項1
乃至3に記載の警報音打ち消し機能付き警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002104097A JP2003296854A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 警報音打ち消し機能付き通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002104097A JP2003296854A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 警報音打ち消し機能付き通報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003296854A true JP2003296854A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29389543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002104097A Pending JP2003296854A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 警報音打ち消し機能付き通報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003296854A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006042040A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Aiphone Co Ltd | 集合住宅インターホンシステム |
| JP2013197773A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Fujitsu Ltd | 通信装置、信号処理プログラム、信号処理方法および通信システム |
| WO2024228540A1 (ko) * | 2023-05-02 | 2024-11-07 | 삼성전자 주식회사 | 음성 신호를 처리하기 위한 전자 장치, 그 동작 방법 및 저장 매체 |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002104097A patent/JP2003296854A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006042040A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Aiphone Co Ltd | 集合住宅インターホンシステム |
| JP2013197773A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Fujitsu Ltd | 通信装置、信号処理プログラム、信号処理方法および通信システム |
| WO2024228540A1 (ko) * | 2023-05-02 | 2024-11-07 | 삼성전자 주식회사 | 음성 신호를 처리하기 위한 전자 장치, 그 동작 방법 및 저장 매체 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040428 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051201 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20060126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |