JP2003299541A - 函体組立て用パネル及び函体の組立て方法 - Google Patents

函体組立て用パネル及び函体の組立て方法

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JP2003299541A
JP2003299541A JP2002109136A JP2002109136A JP2003299541A JP 2003299541 A JP2003299541 A JP 2003299541A JP 2002109136 A JP2002109136 A JP 2002109136A JP 2002109136 A JP2002109136 A JP 2002109136A JP 2003299541 A JP2003299541 A JP 2003299541A
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Senji Takehisa
専二 竹久
Takeo Imoto
武男 井本
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RP Topla Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工現場で簡単に組立てができるプラスチッ
クス製厚板による函体組立て用パネルを提供する。 【解決手段】プラスチックス製平板1aの少なくとも一
枚と、プレス加工した凹凸厚板1bとを重ね合わせて一
体化したプラスチックス製厚板1とし、複数の垂直折曲
線2と背面溝部8を介して連接された複数の壁面用部3
と、前記複数の内、中央の壁面用部3で下方の水平折曲
線(a)5と背面溝部から倒置コ字形の切込みにより形成
され且つ上方に水平折曲線(b)6と背面溝部を有するフ
ラップ状の底板用部4と、前記底板用部の端縁と前記壁
面用部とを固定可能に設けた係合部7とから成り、プレ
ス加工により一体成形した函体組立て用パネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックス製厚
板や木板、段ボール、その他の厚板を用いて施工現場で
容易に組立てることができ、洗面台やキッチンの吊棚そ
の他の筐体等に利用できる函体組立て用パネル及び函体
の組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から洗面台、キッチンの吊棚等はあ
らかじめ組立てられた立体物として現場に搬入され、取
り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような立
体物の場合、現場までの搬送に大型の運送車両を必要と
したり、保管に大きなスペースをとるなどの難点があ
り、搬送料や保管料が嵩む欠点がみられた。
【0004】本発明の目的は、従来の難点や欠点を解消
し、施工の現場において容易に函体に組立てることがで
きると共にプラスチックス製の厚板の他、木板や段ボー
ルその他軟質のプラスチックス製シートを張った厚板等
によっても構成でき、接合のための道具や連結具を必要
とせず組立てが簡単であり、洗面台のような函体、キッ
チンの吊棚等を現場で組立てることができ、搬送料や保
管料を節減できる函体組立て用パネル及び函体の組立て
方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明は、プラスチッ
クス製平板の少なくとも一枚と、プレス加工した凹凸厚
板とを重ね合わせて一体化したプラスチックス製厚板と
し、複数の垂直折曲線と背面溝部を介して連接された複
数の壁面用部と、前記複数の内、中央の壁面用部で下方
の水平折曲線(a)と背面溝部から倒置コ字形の切込みに
より形成され且つ上方に水平折曲線(b)と背面溝部を有
するフラップ状の底板用部と、前記底板用部の端縁と前
記壁面用部とを固定可能に設けた係合部とから成り、プ
レス加工により一体成形した函体組立て用パネルとし
た。
【0006】第2発明では、プラスチックス製平板の少
なくとも一枚と、プレス加工した凹凸厚板とを重ね合わ
せて一体化したプラスチックス製厚板とし、複数の垂直
折曲線と背面溝部を介して連接された複数の壁面用部
と、前記複数の内、中央の壁面用部で下方の水平折曲線
(a)と背面溝部から倒置コ字形の切込みにより形成され
且つ上方に水平折曲線(b)と背面溝部を有するフラップ
状の底板用部と、前記底板用部の端縁と前記壁面用部と
を固定可能に設けた係合部とから成る函体をプレス加工
により一体成形し、前記フラップ状の底板用部を水平折
曲線(a)と水平折曲線(b)とにより折曲げて底板を形成
後、中央の壁面用部に開閉可能な扉を取り付けてなる函
体組立て用パネルとした。
【0007】第3発明では、プラスチックス製厚板に代
えて木板、段ボールその他表面に軟質のプラスチックス
製シートを張った厚板等の厚板を用いた函体組立て用パ
ネルとした。
【0008】第4発明では、プラスチックス製厚板に設
けたフラップ状の底板用部を、水平折曲線(a)と(b)及び
背面溝部からそれぞれ下方へ折り曲げて底板を形成する
第1工程と、前記底板用部を中心として両側の垂直折曲
線と背面溝部からそれぞれ折り曲げて壁面を形成する第
2工程と、前記底板と壁面とを係合部で固定する第3工
程と、前記両側の壁面後方端に設けた垂直溝に背面壁を
嵌合する第4工程と、からなる函体の組立て方法とし
た。
【0009】第5発明では、プラスチックス製厚板に設
けたフラップ状の底板用部を、水平折曲線(a)と(b)及び
背面溝部からそれぞれ下方へ折り曲げて底板を形成する
第1工程と、前記厚板の垂直折曲線と背面溝部からそれ
ぞれ折り曲げて前記底板の4周を囲う壁面を形成する第
2工程と、前記底板と壁面とを係合部で固定する第3工
程と、前記底板用部が抜けた開口部を前面として開閉可
能な扉を設ける第4工程と、からなる函体の組立て方法
とした。
【0010】(作用)第1発明では、プラスチックス製
厚板として、平板の一枚と、プレス加工で凹凸状とした
凹凸厚板とを重ね合わせ一体化したので、底板や壁面と
して利用できる厚みと剛性を持つようになった。
【0011】複数の垂直折曲線と背面溝部とによりプラ
スチックス製厚板を複数の連接した壁面用部に区画し
た。この複数の壁面用部の内、中央の壁面用部で下方の
水平折曲線(a)と背面溝部とから倒置コ字形の切込みに
より形成され且つ上方に水平折曲線(b)と背面溝部とを
有するフラップ状の底板用部を設けたので、各折曲線か
ら折り曲げると背面溝部が合致して直角状に折り曲げら
れ底板ができる。
【0012】底板はプラスチックス製平板の一枚と、プ
レス加工した凹凸厚板とを重ね合わせ一体化したプラス
チックス製厚板であるので、床面としての剛性を有し、
下部に空間が形成されているので、例えば洗面台用の排
水管の収容部としても利用できる。
【0013】折り曲げて形成された底板の端縁と壁面と
は係合部で固定可能であり、定位置で確実に固定され、
底板と壁面とにより立体的な函体が構成される。プラス
チックスの厚板をプレス加工により一体成形しているの
で、成形が容易で厚みの調整もでき、パネル状であるの
で軽量であり、搬送、保管に便利な他搬送費、保管料の
節減もできる函体組立て用パネルが提供できた。
【0014】第2発明では、プラスチックス製厚板を複
数の垂直折曲線と背面溝部とで折り曲げて壁面を形成
し、水平折曲線(a)と背面溝部とからフラップ状の底板
用部を折り曲げ、水平折曲線(b)と背面溝部とで折り曲
げて底板を形成後、中央の壁面用部に開閉可能な扉を付
設することにより、扉付きの函体が構成できる。扉は中
央の壁面用部周縁にヒンジ部を設ける等により開閉可能
に取り付けられる。
【0015】第3発明では、プラスチックス製厚板に代
えて木板、段ボールを用いて構成することができる。木
板にVカットした厚板の表面に軟質のプラスチックス製
シートを貼り付けた厚板等を含む厚板とすることによ
り、折り曲げと係合によって函体を成形できる。
【0016】第4発明では、プラスチックス製厚板に設
けたフラップ状の底板用部を、水平折曲線(a)と(b)及び
背面溝部からそれぞれ下方へ折り曲げて底板を形成する
第1工程と、前記底板用部を中心として両側の垂直折曲
線と背面溝部とからそれぞれ折り曲げて壁面を形成する
第2工程と、前記底板と壁面とを係合部で固定する第3
工程と、さらに前記両側の壁面用部の後方端に設けた垂
直溝に別途用意した背面壁を嵌合する第4工程とにより
函体を形成できるようになった。
【0017】組立てに他の道具を必要とせず、折曲線か
らの折り曲げと係合部による固定と背面壁の取り付けに
より簡易敏速に組み立てられるようになった。
【0018】第5発明では、函体の組立てが垂直折曲線
と水平折曲線(a)(b)及び背面溝部からの折り曲げと係合
部による底板と壁面との固定で簡単にできる他、前記底
板用部が抜けた開口部を前面として開閉可能な扉を設け
る第4工程により、扉付きの函体が提供できた。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、プラスチックス製平板
の一枚と、プレス加工した凹凸厚板とを重ね合わせ一体
化したプラスチックス製厚板としたので、剛性を保持し
用途に応じて適宜の厚みと大きさに成形可能とした。
【0020】またプレス加工でプラスチックス厚板を凹
凸状とするので、凹凸部の高さや形体を適宜に選択する
ことにより空間部の形成や凸部の形体と位置、切込みや
Vカットを自由に選ぶことができる他,係合部や折曲線
の位置も設計どおりにすることが容易である。
【0021】プラスチックス製厚板を垂直折曲線と水平
折曲線(a)(b)及び背面溝部により折り曲げて立体的な函
体を形成できるようにしたので、組立てが容易であり、
背面溝部により正確に直角状に組立てられ、プラスチッ
クス製の洗面台や扉を付設することにより実用的な収納
函や収納台、洗面台等を構成することができる。また厚
板を用いているので、表面に化粧板や塩化ビニールシー
トその他軟質のプラスチックスシートを木板等の表面に
貼り付けた厚板を用いることにより装飾性に富む厚板に
することもできる。
【0022】
【実施例】以下図示した実施例を説明する。図1におい
て、1はプラスチックス製厚板であり、プラスチックス
製平板1aの少なくとも1枚とプレス加工した凹凸厚板
とを重ね合わせ一体化して構成している。平板を1枚用
いて表面を平滑面とした厚板の他、厚板の表裏面ともに
平板や塩化ビニールシートその他軟質合成樹脂シートを
貼り付けて一体化した化粧板と用いることもできる。
【0023】プラスチックスとしては函体の用途に応じ
て種々の合成樹脂を用いることができ、特に強度と装飾
性が要求される場合強化アクリル樹脂を使用したり、熱
可塑性又は熱硬化性樹脂その他の合成樹脂板を真空成
形、圧空成形等により成形した単体又は多層シートを用
いてもよい。
【0024】2は垂直折曲線で、2乃至3本の複数本設
けられ、複数の壁面用部3を区画する。図示した例は、
3枚の壁面用部を示しているが4枚を連接して背面壁用
の区画を設けてもよい。
【0025】4はフラップ状の底板用部で、下方の水平
折曲線(a)5から倒置コ字形の切込みにより形成され且
つ上方に水平折曲線(b)6を有する。7は係合部で、底
板用部4と壁面用部3とが組立てにより対面する位置に
形成されている。係合部7は例えば凹凸嵌合ができる凸
部と凹部でできている。
【0026】8は垂直折曲線2の背面側に設けた背面溝
部であり、直角又は所要角度に折り曲げることができる
Vカットの形状をとる。図示されていないが、水平折曲
線(a)(b)の背面側にも形成されている。
【0027】図2はプラスチックス製厚板として、プレ
ス加工で一体化する以前のプラスチックス製平板1aと
プレス加工した凹凸厚板1bとを示した参考図であり、
ダブル式の真空成形その他の成形方式によって一体的に
成形される。
【0028】9は補強部分を示す。図2の凹凸厚板1b
の形状はこれに限定されるものではなく、厚みを維持で
きる剛性が発揮できるようにすればよく、例えばパレッ
ト専用のプレス加工やダブル式真空成形によるプレス加
工その他が用いられる。
【0029】木板にVカットによる垂直折曲線や水平折
曲線(a) (b)を形成して折り曲げ可能とし、その表面に
軟質の合成樹脂シートを貼着した厚板を構成してもよ
い。図3は形成された函体10の例を示す。縦横高さの
比率は目的とする函体により選択される。このような函
体はキッチンの吊棚用として便利である。
【0030】図4は洗面台の台11として利用される場
合を示し、上端部に洗面台12を載置できるようにし
た。
【0031】本発明の函体組立て用パネルは、組立てる
までは平板状の厚板であり、搬送や保管に便利であり、
材料費や運搬費の節減になり、また廃棄処分をする場合
でも環境に優しい等のメリットがある。
【0032】
【発明の効果】本発明は施工の現場において容易に函体
として組立てできると共にプラスチックス製の厚板の
他、木板や段ボールその他の厚板によっても構成でき、
接合のための道具や連結具を必要とせず組立てが簡単で
ある。洗面台のような函体、キッチンの吊棚その他の筐
体等を現場で組立てることができ、搬送料や保管料を節
減できる函体組立て用パネル及び函体の組立て方法を提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明函体組立て用パネルの一実施例を示す斜
視図。
【図2】プラスチックス製厚板の分解斜視図。
【図3】函体の実施例を示す斜視図。
【図4】洗面台としての実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1: プラスチックス製厚板 2: 垂直折曲線 3: 壁面用部 4: フラップ状の底板用部 5、6: 水平折曲線(a)(b) 7: 係合部 8: 背面溝部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックス製平板の少なくとも一枚
    と、プレス加工した凹凸厚板とを重ね合わせて一体化し
    たプラスチックス製厚板とし、複数の垂直折曲線と背面
    溝部を介して連接された複数の壁面用部と、前記複数の
    内、中央の壁面用部で下方の水平折曲線(a)と背面溝部
    から倒置コ字形の切込みにより形成され且つ上方に水平
    折曲線(b)と背面溝部を有するフラップ状の底板用部
    と、前記底板用部の端縁と前記壁面用部とを固定可能に
    設けた係合部とから成り、プレス加工により一体成形し
    た函体組立て用パネル。
  2. 【請求項2】 プラスチックス製平板の少なくとも一枚
    と、プレス加工した凹凸厚板とを重ね合わせて一体化し
    たプラスチックス製厚板とし、複数の垂直折曲線と背面
    溝部を介して連接された複数の壁面用部と、前記複数の
    内、中央の壁面用部で下方の水平折曲線(a)と背面溝部
    から倒置コ字形の切込みにより形成され且つ上方に水平
    折曲線(b)と背面溝部を有するフラップ状の底板用部
    と、前記底板用部の端縁と前記壁面用部とを固定可能に
    設けた係合部とから成る函体をプレス加工により一体成
    形し、前記フラップ状の底板用部を水平折曲線(a)と水
    平折曲線(b)とにより折曲げて底板を形成後、中央の壁
    面用部に開閉可能な扉を取り付けるようにした函体組立
    て用パネル。
  3. 【請求項3】 プラスチックス製厚板に代えて木板、段
    ボールその他表面に軟質のプラスチックス製シートを張
    った厚板等の厚板を用いた請求項1又は2記載の函体組
    立て用パネル。
  4. 【請求項4】 プラスチックス製厚板に設けたフラップ
    状の底板用部を、水平折曲線(a)と(b)及び背面溝部から
    それぞれ下方へ折り曲げて底板を形成する第1工程と、
    前記底板用部を中心として両側の垂直折曲線と背面溝部
    からそれぞれ折り曲げて壁面を形成する第2工程と、前
    記底板と壁面とを係合部で固定する第3工程と、前記両
    側の壁面後方端に設けた垂直溝に背面壁を嵌合する第4
    工程と、からなる函体の組立て方法。
  5. 【請求項5】 プラスチックス製厚板に設けたフラップ
    状の底板用部を、水平折曲線(a)と(b)及び背面溝部から
    それぞれ下方へ折り曲げて底板を形成する第1工程と、
    前記厚板の垂直折曲線と背面溝部からそれぞれ折り曲げ
    て前記底板の4周を囲う壁面を形成する第2工程と、前
    記底板と壁面とを係合部で固定する第3工程と、前記底
    板用部が抜けた開口部を前面として開閉可能な扉を設け
    る第4工程と、からなる函体の組立て方法。
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