JP2003305351A - 流動体混合装置 - Google Patents
流動体混合装置Info
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Landscapes
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】主剤の供給圧力が第2剤の供給圧力より高い場
合でも、第2剤の流路のいかなる部分にも主剤が逆流し
ない、流動体混合装置を提供する 【解決手段】ミキシングヘッド部21には、第1の流路
22と、第1の流路22と合流しない第2の流路23が
設けられ、第2の流路23の末端に吐出部が設けられ、
ミキシングヘッド部21における第1の流路22の末端
および第2の流路23の吐出部がミキサー部31の上面
部に存するようにミキシングヘッド部21とを接続した
インライン形の流動体混合装置1であって、吐出部の内
部には第2の流動体が軸方向に流入し周面に存する吐出
口に達する流路を設け、周面を弾性体で覆い、弾性体
は、第2の流動体の吐出圧力により周面との間に隙間を
生じさせて第2の流動体を吐出し、第2の流動体の吐出
圧が低下したときは、吐出部の周面をその弾性力により
覆う。
合でも、第2剤の流路のいかなる部分にも主剤が逆流し
ない、流動体混合装置を提供する 【解決手段】ミキシングヘッド部21には、第1の流路
22と、第1の流路22と合流しない第2の流路23が
設けられ、第2の流路23の末端に吐出部が設けられ、
ミキシングヘッド部21における第1の流路22の末端
および第2の流路23の吐出部がミキサー部31の上面
部に存するようにミキシングヘッド部21とを接続した
インライン形の流動体混合装置1であって、吐出部の内
部には第2の流動体が軸方向に流入し周面に存する吐出
口に達する流路を設け、周面を弾性体で覆い、弾性体
は、第2の流動体の吐出圧力により周面との間に隙間を
生じさせて第2の流動体を吐出し、第2の流動体の吐出
圧が低下したときは、吐出部の周面をその弾性力により
覆う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料、顔料、食
品、医薬、その他の種々の用途に用いる2種以上の流動
体を混合する装置に関する。
品、医薬、その他の種々の用途に用いる2種以上の流動
体を混合する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2以上の流動体をインライン
型の混合機で連続的に混合することが一般的に行われて
いる。たとえば、主剤である樹脂と第2剤である硬化剤
とを連続的に混合し次工程に供給するような用途に用い
られる連続式の混合装置として、図7の混合装置が用意
される(特開平10−337459号公報)。
型の混合機で連続的に混合することが一般的に行われて
いる。たとえば、主剤である樹脂と第2剤である硬化剤
とを連続的に混合し次工程に供給するような用途に用い
られる連続式の混合装置として、図7の混合装置が用意
される(特開平10−337459号公報)。
【0003】図7において、混合装置80は、ミキシン
グヘッド部82およびミキサー部92から構成されてい
る。ミキシングヘッド部82には、主剤MAの流路88
および第2剤MBの流路89が設けられ、それぞれの流
路にはチェック弁を設けて、上流側の流入配管に主剤お
よび第2剤が逆流するのを防止している。流路88は末
端がミキサー部92の上面に主剤を吐出する主吐出面8
5となっている。流路89の末端には第2剤を主剤の中
に吐出するための吐出口83が設けられている。ミキシ
ングヘッド部82の中心には回転軸84が設けられてい
る。
グヘッド部82およびミキサー部92から構成されてい
る。ミキシングヘッド部82には、主剤MAの流路88
および第2剤MBの流路89が設けられ、それぞれの流
路にはチェック弁を設けて、上流側の流入配管に主剤お
よび第2剤が逆流するのを防止している。流路88は末
端がミキサー部92の上面に主剤を吐出する主吐出面8
5となっている。流路89の末端には第2剤を主剤の中
に吐出するための吐出口83が設けられている。ミキシ
ングヘッド部82の中心には回転軸84が設けられてい
る。
【0004】ミキサー部92は、攪拌羽根94とその径
に比べて軸方向に長い円筒状のケーシング93とから構
成される。攪拌羽根94は回転軸84に接続されて、混
合操作時には回転する。
に比べて軸方向に長い円筒状のケーシング93とから構
成される。攪拌羽根94は回転軸84に接続されて、混
合操作時には回転する。
【0005】流路89の途中には、主剤の逆流による流
路89の内部での硬化反応等を防止するため、チェック
弁86が設けられている。
路89の内部での硬化反応等を防止するため、チェック
弁86が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示され
るような流路内に設けられるチェック弁86では、チェ
ック弁86から上流側への樹脂等の逆流が防止できる点
で一定の効果は認められるものの、チェック弁86から
吐出口83の間の流路に樹脂等が流入することについて
は、防止することができなかった。また、図7に示され
る吐出口83は下方に向かって開放されているため、樹
脂より比重が大きい硬化剤を使用する場合には、チェッ
ク弁86が機能しても、チェック弁86と吐出口83の
間の流路に残留する硬化剤が沈み、この流路には入れ替
わって樹脂が流入し易い。このように、図7に示すチェ
ック弁86では、特に、吐出口83との間の流路内で樹
脂の硬化反応が局部的に起こることも考えられ、その結
果、硬化した樹脂が流路を狭めたり閉塞する可能性があ
る。
るような流路内に設けられるチェック弁86では、チェ
ック弁86から上流側への樹脂等の逆流が防止できる点
で一定の効果は認められるものの、チェック弁86から
吐出口83の間の流路に樹脂等が流入することについて
は、防止することができなかった。また、図7に示され
る吐出口83は下方に向かって開放されているため、樹
脂より比重が大きい硬化剤を使用する場合には、チェッ
ク弁86が機能しても、チェック弁86と吐出口83の
間の流路に残留する硬化剤が沈み、この流路には入れ替
わって樹脂が流入し易い。このように、図7に示すチェ
ック弁86では、特に、吐出口83との間の流路内で樹
脂の硬化反応が局部的に起こることも考えられ、その結
果、硬化した樹脂が流路を狭めたり閉塞する可能性があ
る。
【0007】特に、2つの流動体の定量性を確保するた
めにプランジャーポンプのような脈動するポンプを使用
する場合には、2つのポンプのストローク周期の違いに
より樹脂の供給圧力が硬化剤の供給圧力より高くなるタ
イミングがあり、硬化剤の流路に樹脂が逆流し易い。
めにプランジャーポンプのような脈動するポンプを使用
する場合には、2つのポンプのストローク周期の違いに
より樹脂の供給圧力が硬化剤の供給圧力より高くなるタ
イミングがあり、硬化剤の流路に樹脂が逆流し易い。
【0008】硬化剤の流路における樹脂の硬化は、硬化
剤の流路を狭める弊害の他に、硬化した樹脂が剥離して
次工程に送られれば、次工程での製品の品質不良の原因
ともなる。
剤の流路を狭める弊害の他に、硬化した樹脂が剥離して
次工程に送られれば、次工程での製品の品質不良の原因
ともなる。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、図7に示す従来の混合装置を改良し、主剤の供給
圧力が第2剤の供給圧力より高い場合であっても、第2
剤の流路のいかなる部分にも主剤が逆流することのない
ような、流動体混合装置を提供することを目的とする。
ので、図7に示す従来の混合装置を改良し、主剤の供給
圧力が第2剤の供給圧力より高い場合であっても、第2
剤の流路のいかなる部分にも主剤が逆流することのない
ような、流動体混合装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
方法は、ミキシングヘッド部とミキサー部とからなり、
前記ミキシングヘッド部には、第1の流動体が通る第1
の流路と、前記第1の流路とは合流しない第2の流動体
の通る第2の流路とが設けられ、前記第2の流路の末端
には吐出部が設けられ、前記ミキサー部は、円筒状であ
って軸方向に長い形状を有し、前記ミキシングヘッド部
における前記第1の流路の末端および前記第2の流路の
前記吐出部が、前記ミキサー部の上部に存するように前
記ミキシングヘッド部と前記ミキサー部とを接続してな
る、第1の流動体と第2の流動体とを連続して混合する
インライン形の流動体混合装置であって、前記吐出部
は、略円柱形をなし、内部には、前記第2の流動体が軸
方向に流入し、前記吐出部の周面に存する吐出口に達す
るための流路が設けられ、かつ、前記周面が弾性体で覆
われており、前記弾性体は、前記第2の流動体の吐出圧
力により変形して前記吐出部の周面との間に隙間を生じ
ることにより前記第2の流動体を吐出し、かつ、前記第
2の流動体の吐出圧が低下したときには、前記吐出部の
周面をその弾性力により覆うように設けられてなる。
方法は、ミキシングヘッド部とミキサー部とからなり、
前記ミキシングヘッド部には、第1の流動体が通る第1
の流路と、前記第1の流路とは合流しない第2の流動体
の通る第2の流路とが設けられ、前記第2の流路の末端
には吐出部が設けられ、前記ミキサー部は、円筒状であ
って軸方向に長い形状を有し、前記ミキシングヘッド部
における前記第1の流路の末端および前記第2の流路の
前記吐出部が、前記ミキサー部の上部に存するように前
記ミキシングヘッド部と前記ミキサー部とを接続してな
る、第1の流動体と第2の流動体とを連続して混合する
インライン形の流動体混合装置であって、前記吐出部
は、略円柱形をなし、内部には、前記第2の流動体が軸
方向に流入し、前記吐出部の周面に存する吐出口に達す
るための流路が設けられ、かつ、前記周面が弾性体で覆
われており、前記弾性体は、前記第2の流動体の吐出圧
力により変形して前記吐出部の周面との間に隙間を生じ
ることにより前記第2の流動体を吐出し、かつ、前記第
2の流動体の吐出圧が低下したときには、前記吐出部の
周面をその弾性力により覆うように設けられてなる。
【0011】請求項2の発明にかかる装置は、前記吐出
部が、前記第2の流路の末端において着脱が可能であ
る。請求項3の発明にかかる装置は、前記弾性体が円筒
状のゴムである。
部が、前記第2の流路の末端において着脱が可能であ
る。請求項3の発明にかかる装置は、前記弾性体が円筒
状のゴムである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態である混
合装置1の要部の構成を示す図、図2は混合装置1の全
体の概略を示す図、図3は図1の吐出装置11の側面断
面図、図4は図1の吐出装置11の上部平面図である。
合装置1の要部の構成を示す図、図2は混合装置1の全
体の概略を示す図、図3は図1の吐出装置11の側面断
面図、図4は図1の吐出装置11の上部平面図である。
【0013】図1および図2において、混合装置1は、
ミキシングヘッド部21、ミキサー部31および回転軸
24を駆動する駆動部41とからなる。この混合装置1
は、2つの異なる流動体を大きな混合比で連続的に混合
するために用いるもので、図2において、大流量の第1
の流動体MAおよび小流量の第2の流動体MBが、それ
ぞれ配管を経由して定量的にミキシングヘッド部21に
送り込まれる。
ミキシングヘッド部21、ミキサー部31および回転軸
24を駆動する駆動部41とからなる。この混合装置1
は、2つの異なる流動体を大きな混合比で連続的に混合
するために用いるもので、図2において、大流量の第1
の流動体MAおよび小流量の第2の流動体MBが、それ
ぞれ配管を経由して定量的にミキシングヘッド部21に
送り込まれる。
【0014】ミキシングヘッド部21は、第1の流動体
MAが通る第1の流路22と第1の流路22に設けられ
たチェック弁27、および、第2の流動体MBが通る第
2の流路23と第2の流路22に設けられたチェック弁
26、とを内部に有するほかに、回転羽根33を駆動す
るための回転軸24および吐出装置11を有する。
MAが通る第1の流路22と第1の流路22に設けられ
たチェック弁27、および、第2の流動体MBが通る第
2の流路23と第2の流路22に設けられたチェック弁
26、とを内部に有するほかに、回転羽根33を駆動す
るための回転軸24および吐出装置11を有する。
【0015】第1の流動体MAと第2の流動体MBと
が、例えば樹脂と硬化剤のように反応性を有する場合
に、ミキシングヘッド部21の流路内で両流動体が合流
すると硬化反応が開始され、硬化した樹脂により流路が
閉塞する不具合が発生するおそれがあるため、ミキシン
グヘッド部21では、第1の流路22と第2の流路23
とは合流しない構造としている。
が、例えば樹脂と硬化剤のように反応性を有する場合
に、ミキシングヘッド部21の流路内で両流動体が合流
すると硬化反応が開始され、硬化した樹脂により流路が
閉塞する不具合が発生するおそれがあるため、ミキシン
グヘッド部21では、第1の流路22と第2の流路23
とは合流しない構造としている。
【0016】ミキシングヘッド部21の本体はステンレ
ス鋼で作られているが、鉄その他の材料でも作ることが
できる。図3において、吐出装置11は、吐出部12お
よび弾性体17とからなる。
ス鋼で作られているが、鉄その他の材料でも作ることが
できる。図3において、吐出装置11は、吐出部12お
よび弾性体17とからなる。
【0017】吐出部12は、略円柱形を呈し、内部に
は、上面から軸方向に流入した第2の流動体MBをその
まま下方に送る流路15と、それにつながる、周面に開
口するように設けた複数の吐出口13に第2の流動体M
Bを分配する、半径方向の複数の流路16とを有する。
吐出部12はステンレス鋼で作られているが、鉄その他
の金属でも製作することができる。
は、上面から軸方向に流入した第2の流動体MBをその
まま下方に送る流路15と、それにつながる、周面に開
口するように設けた複数の吐出口13に第2の流動体M
Bを分配する、半径方向の複数の流路16とを有する。
吐出部12はステンレス鋼で作られているが、鉄その他
の金属でも製作することができる。
【0018】吐出口13は、吐出部12の周面において
周方向に90度間隔で開口しており、流路16を経由し
た第2の流動体MBを第1の流動体MAの中に吐出す
る。吐出口13の形状は円形である。
周方向に90度間隔で開口しており、流路16を経由し
た第2の流動体MBを第1の流動体MAの中に吐出す
る。吐出口13の形状は円形である。
【0019】弾性体17は、図5に示すように円筒状の
ゴムで形成される。弾性体17の自由状態での内径は、
吐出口13の設けられている略円柱形の周面凹部14の
外径よりも小さい。弾性体17は、伸びた状態で周面凹
部14にはめ込まれる。これにより、4つの吐出口13
は弾性体17により覆われる。第2の流動体MBの吐出
圧力によって、弾性体17が伸び、弾性体17の内周面
と周面凹部14との間に第2の流動体MBが通過できる
程度の間隙が生ずる。適度な間隙が生ずるように弾性体
17の厚みやゴムの種類が選択される。
ゴムで形成される。弾性体17の自由状態での内径は、
吐出口13の設けられている略円柱形の周面凹部14の
外径よりも小さい。弾性体17は、伸びた状態で周面凹
部14にはめ込まれる。これにより、4つの吐出口13
は弾性体17により覆われる。第2の流動体MBの吐出
圧力によって、弾性体17が伸び、弾性体17の内周面
と周面凹部14との間に第2の流動体MBが通過できる
程度の間隙が生ずる。適度な間隙が生ずるように弾性体
17の厚みやゴムの種類が選択される。
【0020】弾性体17をこのように構成することによ
り、第2の流動体MBの吐出圧力が第1の流動体MAの
圧力より高い場合には、弾性体17の伸びにより第2の
流動体MBは第1の流動体MAの中に吐出される。逆
に、第2の流動体MBの吐出圧力が第1の流動体MAの
圧力より低くなった場合には、弾性体17は収縮して周
面凹部14の全面に押しつけられて吐出口13を完全に
覆い、吐出口13への第1の流動体MAの流入を防止す
ることができる。
り、第2の流動体MBの吐出圧力が第1の流動体MAの
圧力より高い場合には、弾性体17の伸びにより第2の
流動体MBは第1の流動体MAの中に吐出される。逆
に、第2の流動体MBの吐出圧力が第1の流動体MAの
圧力より低くなった場合には、弾性体17は収縮して周
面凹部14の全面に押しつけられて吐出口13を完全に
覆い、吐出口13への第1の流動体MAの流入を防止す
ることができる。
【0021】吐出装置11の大きさは、径が約3ミリメ
ートル、長さが約9ミリメートルである。吐出部12の
上部にはニップル状にねじ山が切られ、ミキシングヘッ
ド部21の流路23の末端部分に設けられているねじ溝
に螺合させてミキシングヘッド部21に取り付けられ
る。吐出装置11の下面にはドライバーを係合させて回
転させるための溝が設けられている。吐出装置11をミ
キシングヘッド部21に容易に着脱できるようにしたこ
とにより、第2の流動体MBの流量や粘度等に応じて、
それらに適合する吐出口13を有する吐出装置11に適
宜付け替えることができ、混合装置としての汎用性を獲
得する。
ートル、長さが約9ミリメートルである。吐出部12の
上部にはニップル状にねじ山が切られ、ミキシングヘッ
ド部21の流路23の末端部分に設けられているねじ溝
に螺合させてミキシングヘッド部21に取り付けられ
る。吐出装置11の下面にはドライバーを係合させて回
転させるための溝が設けられている。吐出装置11をミ
キシングヘッド部21に容易に着脱できるようにしたこ
とにより、第2の流動体MBの流量や粘度等に応じて、
それらに適合する吐出口13を有する吐出装置11に適
宜付け替えることができ、混合装置としての汎用性を獲
得する。
【0022】ミキサー部31は、その径に比べ軸方向に
長い円筒状のケーシング32と、全体がケーシング32
と略同じ長さのらせん型翼を有する回転羽根33とから
なる。
長い円筒状のケーシング32と、全体がケーシング32
と略同じ長さのらせん型翼を有する回転羽根33とから
なる。
【0023】本実施形態におけるケーシング32および
回転羽根33は、いずれも樹脂製であるが、どちらも金
属を用いることができ、第1の流動体MAおよび第2の
流動体MBの腐食性等の性質やミキシング部31の操作
圧力によっては、ケーシング32にガラスを用いること
もできる。
回転羽根33は、いずれも樹脂製であるが、どちらも金
属を用いることができ、第1の流動体MAおよび第2の
流動体MBの腐食性等の性質やミキシング部31の操作
圧力によっては、ケーシング32にガラスを用いること
もできる。
【0024】ケーシング32の外径は約12ミリメート
ルで長さは約220ミリメートルである。回転羽根33
は、ミキシングヘッド部21に設けられた回転軸24と
接続され、第1の流動体MAの粘度や第1の流動体MA
と第2の流動体MBとの混合のし易さの程度に応じて、
回転の有無および回転数が決定される。
ルで長さは約220ミリメートルである。回転羽根33
は、ミキシングヘッド部21に設けられた回転軸24と
接続され、第1の流動体MAの粘度や第1の流動体MA
と第2の流動体MBとの混合のし易さの程度に応じて、
回転の有無および回転数が決定される。
【0025】第1の流動体MAの粘度が低く、かつ、第
2の流動体MBとの混合が容易である場合には、回転羽
根33の長さを短くし、ケーシング32の他の部分をス
タティクミキーとして構成してもよい。また、そのよう
な流動体同士の混合にのみ本装置1を使用する場合に
は、ケーシング32と回転羽根33にかえてスタティク
ミキサーを使用し、ミキシングヘッド部21に回転軸2
4を設けない構成とすることもできる。
2の流動体MBとの混合が容易である場合には、回転羽
根33の長さを短くし、ケーシング32の他の部分をス
タティクミキーとして構成してもよい。また、そのよう
な流動体同士の混合にのみ本装置1を使用する場合に
は、ケーシング32と回転羽根33にかえてスタティク
ミキサーを使用し、ミキシングヘッド部21に回転軸2
4を設けない構成とすることもできる。
【0026】ミキシングヘッド部21とミキサー部31
とは容易に着脱することができ、たとえば、ミキサー部
の一部に硬化した樹脂が付着してデッドスペースが発生
し、その部分に樹脂が滞留して硬化反応が局部的に進行
する等の不具合が生ずるようになったときには、ミキサ
ー部31ごと交換することができる。また、回転軸24
と回転羽根33とは着脱可能であるため、混合する流動
体の性質に応じた形状のものに回転羽根33を交換する
こともできる。
とは容易に着脱することができ、たとえば、ミキサー部
の一部に硬化した樹脂が付着してデッドスペースが発生
し、その部分に樹脂が滞留して硬化反応が局部的に進行
する等の不具合が生ずるようになったときには、ミキサ
ー部31ごと交換することができる。また、回転軸24
と回転羽根33とは着脱可能であるため、混合する流動
体の性質に応じた形状のものに回転羽根33を交換する
こともできる。
【0027】図1に示す実施形態では、吐出装置11
は、第1の流動体MAが吐出される主吐出面25と離れ
た場所に配置される。ミキシングヘッド部21とミキサ
ー部31とは、ミキシングヘッド部21の主吐出面25
および吐出装置11が、ミキサー部31の円筒状ケーシ
ング32の上部に位置するように一体化され、ここで合
流した第1の流動体MAと第2の流動体MBはミキサー
部31で混合されながら図1の下方に流れていく。
は、第1の流動体MAが吐出される主吐出面25と離れ
た場所に配置される。ミキシングヘッド部21とミキサ
ー部31とは、ミキシングヘッド部21の主吐出面25
および吐出装置11が、ミキサー部31の円筒状ケーシ
ング32の上部に位置するように一体化され、ここで合
流した第1の流動体MAと第2の流動体MBはミキサー
部31で混合されながら図1の下方に流れていく。
【0028】混合装置1の実施条件の一例を示せば、ミ
キシングヘッド部21への第1の流動体MAの供給量は
毎分約100ミリリットル、第2の流動体MBの供給量
は毎分約1.0ミリリットルである。
キシングヘッド部21への第1の流動体MAの供給量は
毎分約100ミリリットル、第2の流動体MBの供給量
は毎分約1.0ミリリットルである。
【0029】次に、弾性体17の動作を、第2の流動体
MBを脈動するプランジャーポンプで供給する場合につ
いて、図6を参考に説明する。プランジャーポンプが第
2の流動体MBを吐出し始めると、圧力の高まった吐出
部12の内部の第2の流動体MBに押されて、弾性体1
7の吐出口13を覆う部分が外側に膨らみ(図6
(a))、第2の流動体MBは、ゴムの伸びの抵抗が比
較的弱い弾性体17の上下2方向に向かい、やがて弾性
体17は、吐出され押し出される第2の流動体MBによ
って、周面凹部14の全体に渡り半径方向に膨らむ。そ
して、膨らんだ弾性体17の内周面と周面凹部14との
間隙を経由して、第2の流動体MBが吐出部12の外部
に流れ出し(図6(b))、第2の流動体MBは第1の
流動体MAと合流して混合される。
MBを脈動するプランジャーポンプで供給する場合につ
いて、図6を参考に説明する。プランジャーポンプが第
2の流動体MBを吐出し始めると、圧力の高まった吐出
部12の内部の第2の流動体MBに押されて、弾性体1
7の吐出口13を覆う部分が外側に膨らみ(図6
(a))、第2の流動体MBは、ゴムの伸びの抵抗が比
較的弱い弾性体17の上下2方向に向かい、やがて弾性
体17は、吐出され押し出される第2の流動体MBによ
って、周面凹部14の全体に渡り半径方向に膨らむ。そ
して、膨らんだ弾性体17の内周面と周面凹部14との
間隙を経由して、第2の流動体MBが吐出部12の外部
に流れ出し(図6(b))、第2の流動体MBは第1の
流動体MAと合流して混合される。
【0030】第2の流動体MBの吐出圧力が第1の流動
体MAの圧力よりも低下すると、吐出部12の周面凹部
14と弾性体17の内周面との間に残っていた第2の流
動体MBは、弾性体17の収縮しようとする力によって
周面凹部14から外側に押し出され(図6(c))、弾
性体17は吐出部12の周面凹部14全体を覆う(図6
(d))。吐出口13の周辺は、弾性体17で覆われた
状態となり、第2の流動体MBに比べ圧力の高い第1の
流動体MAが吐出口13に流入するのを防止する。
体MAの圧力よりも低下すると、吐出部12の周面凹部
14と弾性体17の内周面との間に残っていた第2の流
動体MBは、弾性体17の収縮しようとする力によって
周面凹部14から外側に押し出され(図6(c))、弾
性体17は吐出部12の周面凹部14全体を覆う(図6
(d))。吐出口13の周辺は、弾性体17で覆われた
状態となり、第2の流動体MBに比べ圧力の高い第1の
流動体MAが吐出口13に流入するのを防止する。
【0031】このように、本実施形態の混合装置1で
は、第2の流動体MBの吐出圧力が低下した場合であっ
ても、弾性体17は、第2の流動体MBが第1の流動体
MAの中に吐出される直前の吐出口13で第1の流動体
MAを遮断するので、吐出装置11の内部に第1の流動
体MAが逆流することがない。
は、第2の流動体MBの吐出圧力が低下した場合であっ
ても、弾性体17は、第2の流動体MBが第1の流動体
MAの中に吐出される直前の吐出口13で第1の流動体
MAを遮断するので、吐出装置11の内部に第1の流動
体MAが逆流することがない。
【0032】吐出口13は、図4に示すように、周方向
に90度間隔で開口するように吐出部12の周面に4箇
所設けられるが、第2の流動体MBの吐出流量、粘度お
よび第1の流動体MAとの粘度差や第1の流動体MAへ
の分散または溶解のし易さ等により、吐出口13の個数
およびその断面積等が適宜変更される。
に90度間隔で開口するように吐出部12の周面に4箇
所設けられるが、第2の流動体MBの吐出流量、粘度お
よび第1の流動体MAとの粘度差や第1の流動体MAへ
の分散または溶解のし易さ等により、吐出口13の個数
およびその断面積等が適宜変更される。
【0033】吐出口13の開口する形状は、円形に限ら
れない。弾性体17には合成ゴムを用いたが、材質はゴ
ムに限られず、収縮した状態で吐出部12の周面凹部1
4を覆い、伸張した状態で吐出部12の周面凹部14と
の間に間隙を生ずるものを使用することができる。ま
た、弾性体17が吐出部12から脱落しないように設け
た周面凹部14にかえて、脱落防止に別の構成を採るこ
とも、周面凹部14を設けないこともできる。
れない。弾性体17には合成ゴムを用いたが、材質はゴ
ムに限られず、収縮した状態で吐出部12の周面凹部1
4を覆い、伸張した状態で吐出部12の周面凹部14と
の間に間隙を生ずるものを使用することができる。ま
た、弾性体17が吐出部12から脱落しないように設け
た周面凹部14にかえて、脱落防止に別の構成を採るこ
とも、周面凹部14を設けないこともできる。
【0034】上述の実施形態において、ミキシングヘッ
ド部21に回転羽根33を駆動するための回転軸24を
設けず、ミキサー部31には、回転羽根33を設けずに
一般的なスタティックミキサーとすることができる。ミ
キサー部31は、第1の流動体MAと第2の流動体MB
の混合のし易さを考慮して、ケーシング32および回転
羽根33の長さを適宜変更することができる。また、ミ
キサー部31の回転羽根33の形状は、らせん型翼を有
するものの他、スタティックミキサーエレメントそのも
のを使用したり、2つの流動体の粘性等の物性や混合の
し易さ等によって適切なものに変更することができる。
ド部21に回転羽根33を駆動するための回転軸24を
設けず、ミキサー部31には、回転羽根33を設けずに
一般的なスタティックミキサーとすることができる。ミ
キサー部31は、第1の流動体MAと第2の流動体MB
の混合のし易さを考慮して、ケーシング32および回転
羽根33の長さを適宜変更することができる。また、ミ
キサー部31の回転羽根33の形状は、らせん型翼を有
するものの他、スタティックミキサーエレメントそのも
のを使用したり、2つの流動体の粘性等の物性や混合の
し易さ等によって適切なものに変更することができる。
【0035】また、第三の流動体をも混合する必要があ
るときは、第3の流動体用の流路を、第2の流動体MB
の流路23と同様にミキシングヘッド部21の内部に、
さらに設けることができる。
るときは、第3の流動体用の流路を、第2の流動体MB
の流路23と同様にミキシングヘッド部21の内部に、
さらに設けることができる。
【0036】上述の実施形態において、ミキシングヘッ
ド部21,ミキサー部31,第1の流路,第2の流路,
吐出装置11における内部の流路15,16,吐出部1
2,吐出口13および弾性体17の形式や構造、形状寸
法、個数、材質については、本発明の趣旨にそって適宜
変更することができる。
ド部21,ミキサー部31,第1の流路,第2の流路,
吐出装置11における内部の流路15,16,吐出部1
2,吐出口13および弾性体17の形式や構造、形状寸
法、個数、材質については、本発明の趣旨にそって適宜
変更することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によると、主剤の供給圧力が第2
剤の供給圧力より高い場合であっても、第2剤の流路の
いかなる部分にも主剤が逆流することのないような、流
動体混合装置を提供することができる。
剤の供給圧力より高い場合であっても、第2剤の流路の
いかなる部分にも主剤が逆流することのないような、流
動体混合装置を提供することができる。
【図1】本発明にかかる混合装置の構成の一部を示す図
である。
である。
【図2】本発明にかかる混合装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明にかかる吐出装置の側面断面図である。
【図4】本発明にかかる吐出装置の平面図である。
【図5】本発明にかかる混合装置の実施に弾性体として
用いた円筒状のゴムを示す図である。
用いた円筒状のゴムを示す図である。
【図6】本発明の実施にかかる弾性体として用いた円筒
状のゴムの動作を示す図である。
状のゴムの動作を示す図である。
【図7】従来の混合装置を示す図である。
1 流動体混合装置
12 吐出部
13 吐出口
14 吐出部の周面(周面凹部)
17 弾性体(円筒状のゴム)
21 ミキシングヘッド部
22 第1の流路
23 第2の流路
31 ミキサー部
Claims (3)
- 【請求項1】ミキシングヘッド部とミキサー部とからな
り、前記ミキシングヘッド部には、第1の流動体が通る
第1の流路と、前記第1の流路とは合流しない第2の流
動体の通る第2の流路とが設けられ、前記第2の流路の
末端には吐出部が設けられ、前記ミキサー部は、円筒状
であって軸方向に長い形状を有し、前記ミキシングヘッ
ド部における前記第1の流路の末端および前記第2の流
路の前記吐出部が、前記ミキサー部の上部に存するよう
に前記ミキシングヘッド部と前記ミキサー部とを接続し
てなる、第1の流動体と第2の流動体とを連続して混合
するインライン形の流動体混合装置であって、 前記吐出部は、略円柱形をなし、内部には、前記第2の
流動体が軸方向に流入し、前記吐出部の周面に存する吐
出口に達するための流路が設けられ、かつ、前記周面が
弾性体で覆われており、 前記弾性体は、前記第2の流動体の吐出圧力により変形
して前記吐出部の周面との間に隙間を生じることにより
前記第2の流動体を吐出し、かつ、前記第2の流動体の
吐出圧が低下したときには、前記吐出部の周面をその弾
性力により覆うように設けられ、 てなることを特徴とする混合装置。 - 【請求項2】前記吐出部が、前記第2の流路の末端にお
いて着脱が可能である、 請求項1に記載の混合装置。 - 【請求項3】前記弾性体が円筒状のゴムである、 請求項1または請求項2に記載の混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002110815A JP2003305351A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 流動体混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002110815A JP2003305351A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 流動体混合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003305351A true JP2003305351A (ja) | 2003-10-28 |
Family
ID=29393838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002110815A Pending JP2003305351A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 流動体混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003305351A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101833678B1 (ko) * | 2017-07-26 | 2018-02-28 | (주) 케이앤디건설 | 상온 경화형 차선도색분사기기의 층간 요동형 교반장치 및 이를 이용한 시공방법 |
| JP2021528613A (ja) * | 2018-06-29 | 2021-10-21 | ズルツァー ミクスパック アーゲーSulzer Mixpac AG | チェック・バルブ・システム |
| JP2021181082A (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | ヘレウス メディカル ゲーエムベーハー | 液体を混合するための装置および方法 |
-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002110815A patent/JP2003305351A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101833678B1 (ko) * | 2017-07-26 | 2018-02-28 | (주) 케이앤디건설 | 상온 경화형 차선도색분사기기의 층간 요동형 교반장치 및 이를 이용한 시공방법 |
| JP2021528613A (ja) * | 2018-06-29 | 2021-10-21 | ズルツァー ミクスパック アーゲーSulzer Mixpac AG | チェック・バルブ・システム |
| JP7469238B2 (ja) | 2018-06-29 | 2024-04-16 | メドミクス スウィッツァランド アーゲー | チェック・バルブ・システム |
| JP2021181082A (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | ヘレウス メディカル ゲーエムベーハー | 液体を混合するための装置および方法 |
| US20210361872A1 (en) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | Heraeus Medical Gmbh | Device and method for mixing liquids |
| CN113877455A (zh) * | 2020-05-19 | 2022-01-04 | 贺利氏医疗有限公司 | 混合液体的装置和方法 |
| JP7204814B2 (ja) | 2020-05-19 | 2023-01-16 | ヘレウス メディカル ゲーエムベーハー | 液体を混合するための装置および方法 |
| US12011571B2 (en) * | 2020-05-19 | 2024-06-18 | Heraeus Medical Gmbh | Device and method for mixing liquids |
| CN113877455B (zh) * | 2020-05-19 | 2024-08-13 | 贺利氏医疗有限公司 | 混合液体的装置和方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060928 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061010 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |