JP2003306128A - 降雨量検出装置 - Google Patents

降雨量検出装置

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JP2003306128A
JP2003306128A JP2002110151A JP2002110151A JP2003306128A JP 2003306128 A JP2003306128 A JP 2003306128A JP 2002110151 A JP2002110151 A JP 2002110151A JP 2002110151 A JP2002110151 A JP 2002110151A JP 2003306128 A JP2003306128 A JP 2003306128A
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rainfall
vehicle
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raindrops
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Takeshi Harada
武史 原田
Takahiro Shoda
隆博 荘田
Junya Tanigawa
純也 谷川
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車外に所定時間に亘り光を照射しこの光の反
射光より所定時間当たりの雨滴量を検出することで降雨
量を検出する。 【解決手段】 車内Cinより車外空間SPに向けて光
Lを照射すると共に、この光Lの反射光LRを受ける送
受光手段T/Rより出力された光検出信号LD1の直流
成分を除去する除去手段ELと、直流成分を除去した光
検出信号LD2の所定時間分における信号レベルの総和
より車外空間SPの降雨量を検出する検出手段RDとを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車外の降雨状態
を検出しこの検出結果をウインドワイパの駆動に供する
降雨量検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として、例えば特願平
7−286130号に記載された「雨滴センサ及び雨滴
感応ワイパ」がある。図9は従来の雨滴センサを備えた
自動車の概略側面図である。この側面図によれば、車両
のバックミラBMの裏面にCCDカメラ等で構成される
雨滴センサSが設けられている。雨滴センサSはCCD
カメラで撮像されたフロントウインドFWの画像を入力
し、その画像よりフロントウインドFWに付着した雨滴
Rの画素の信号(輝度)を検出して出力する。
【0003】雨滴センサSは検出された各画素の輝度の
総和を演算し、その演算された輝度の総和と予め設定し
たしきい値とを比較し、総和がしきい値に達した時にフ
ロントウインドFWを通した前方の視界は雨滴Rにより
遮られていると判断し、ワイパモータを駆動制御してウ
インドワイパWPを動作させてフロントウインドFWに
付着した雨滴Rを払拭する。
【0004】次に、図10を参照してワイパの駆動動作
を詳細に説明する。雨滴センサSを構成する画素輝度演
算回路Pixは、CCDカメラCMから入力した各画素
の輝度の平均値と、その平均値と各画素の輝度との差の
総和とを演算する。そして、画素輝度演算回路Pix
は、演算した総和を検出信号として判定回路6に出力す
る。
【0005】判定回路6は、画素輝度演算回路Pixか
ら入力された総和と予め設定されたしきい値とを比較
し、その比較結果に基づいて、フロントウインドFWの
見通しが悪いか否かを判断する。判断の結果、見通しが
悪いと判断されたならば、判定回路6より判断結果をワ
イパ駆動信号としてワイパ駆動部8に出力する。
【0006】この結果、ワイパ駆動部8はワイパモータ
Mを駆動制御してウインドワイパWPを動作させ、フロ
ントウインドFWに付着した雨滴Rを払拭する。尚、ワ
イパ駆動部8はオートスイッチSW1がON操作されて
いる状態で、判定回路6からワイパ駆動信号が入力され
ると自動的にワイパモータMを駆動制御してウインドワ
イパWPを動作させる。また、マニュアルスイッチSW
2がONされるとワイパ駆動部8は判定回路6の判定結
果に関わりなくワイパモータMを駆動制御してウインド
ワイパWPを動作させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は以上のよ
うに、フロントウインドに付着した雨滴を撮像して画像
処理し、その結果から雨滴量を判断してウインドワイパ
を駆動させていたが、雨滴の画像を処理して雨滴量を判
断するための装置は非常に高価なものになる。また、夜
間などに雨滴を検出する際、暗夜のため撮影条件が悪い
と輝度の差が検出できず雨滴量を正確に判断できないた
め、必要な時にウインドワイパが動作しないという不具
合が生じる。
【0008】この様な不具合を解消するために、例えば
特開2000−162123号に開示されているよう
に、車内よりフロントガラスに向けて発光素子より光を
照射し、その光の反射エコーを受光素子で受光し、受光
レベルよりフロントウインドに付着した雨滴を検出する
装置が提案されている。
【0009】しかし、この方法で雨滴を検出しようとし
た場合、フロントウインドに広範囲な雨滴の検出エリア
を設定しないと、単位時間当たりの降雨量の演算に必要
な量の雨滴が検出できない。しかも、車内のバックミラ
の裏面からフロントガラスまでの距離は数十cm程度し
かなく、光を拡散してフロントガラスに照射しても照射
される範囲は限られるためフロントガラスにおいては検
出エリアが広く取れないのが現状である。
【0010】また、集中豪雨などと違い一定雨量の場合
は、検出エリアが狭いとこのエリア内で常に雨滴が検出
されるとは限らず降雨量の演算にばらつきが生じて必要
時ワイパを駆動することができない可能性がある。更
に、雨量が少ない場合は、降雨量演算に必要な量の雨滴
が検出エリアに付着するまでに時間がかかると共に、降
雨量演算に時間がかかるため実際にウインドワイパを駆
動するまでに時間がかかる。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、広範囲に雨滴を検出することで
精度よく降雨量を検出することができる降雨量検出装置
を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る降雨量検
出装置は図1(a)の構成図に示すように、車内Cin
より車外空間SPに向けて光Lを照射すると共に、この
光Lの反射光LRを受けた送受光手段T/Rより出力さ
れた光検出信号LD1の直流成分を除去する除去手段E
Lと、直流成分除去後の光検出信号LD2の所定時間分
における発生回数の総和より車外空間SPの降雨量を検
出する検出手段RDとを備えたものである。この発明に
よれば車内Cinの送受光手段T/Rよりウインドガラ
スを通して車外空間SPに向けて光Lを照射した後に、
その光Lが車外空間に降り注がれる雨粒およびウインド
ガラスに付着した雨滴により反射されて反射光LRとし
て送受光手段T/Rで受光されると、雨滴に対するほぼ
直流成分の光検出信号に各時間毎の雨粒に対する光検出
信号が重畳されて光検出信号が出力されるため、出力さ
れた光検出信号より直流成分を除去手段ELで除去した
後に、所定時間当たりの光検出信号の発生回数の総和よ
り車外空間SPの降雨量を検出することで、雨滴の影響
を排除して降雨量を検出できる。
【0013】この発明に係る降雨量検出装置は図1
(b)の構成図に示すように、車内Cinより車外空間
SPに向けて光Lを照射すると共に、この光Lの反射光
LRを受けた送受光手段T/Rより出力された光検出信
号LD1の直流成分を除去する除去手段ELと、直流成
分除去後の所定時間分の光検出信号LD2を時間平均す
る平均化手段AVと、平均化光検出信号SAVに基づい
て車外空間SPの降雨量を検出する検出手段RDとを備
えたものである。この発明によれば車内Cinの送受光
手段T/Rよりウインドガラスを通して車外空間SPに
向けて光Lを照射した後に、その光Lが車外空間に降り
注がれる雨粒およびウインドガラスに付着した雨滴によ
り反射されて反射光LRとして送受光手段T/Rで受光
されると、雨滴に対するほぼ直流成分の光検出信号に各
時間毎の雨粒に対する光検出信号が重畳されて光検出信
号が出力されるため、光検出信号より直流成分を除去手
段ELで除去したならば光検出信号のレベルを所定時間
に亘って平均化する。この時、平均化レベルは所定時間
当たりの光検出信号の発生回数により変化するため平均
化光検出信号のレベルより車外空間SPの降雨量を検出
することができる。
【0014】この発明に係る降雨量検出装置は図1
(c)の構成図に示すように、車内Cinより車外空間
SPに向けて光Lを照射すると共に、この光Lの反射光
LRを受ける送受光手段T/Rより出力された光検出信
号LD1の直流成分を除去する除去手段ELと、直流成
分を除去した光検出信号LD2を積分処理する積分演算
手段INTと、この積分処理結果intに基づいて車外
空間SPの降雨量を検出する検出手段RDとを備えたも
のである。この発明によれば車内Cinの送受光手段T
/Rよりウインドガラスを通して車外空間SPに向けて
光Lを照射した後に、その光Lが車外空間に降り注がれ
る雨粒およびウインドガラスに付着した雨滴により反射
されて反射光LRとして送受光手段T/Rで受光される
と、雨滴に対するほぼ直流成分の光検出信号に各時間毎
の雨粒に対する光検出信号が重畳されて光検出信号が出
力されるため、出力された光検出信号より直流成分を除
去手段ELで除去したならば、各時間毎に発生する光検
出信号を積分処理して光信号発生回数の総和を演算して
車外空間SPの降雨量を検出することで雨滴の影響を排
除して降雨量を検出できる。
【0015】この発明に係る降雨量検出装置の積分演算
手段INTは、降雨量検出に要する所定時間に亘って光
検出信号LD2を積分処理する。この発明によれば、車
内Cinの送受光手段T/Rよりウインドガラスを通し
て車外空間SPに向けて光Lを照射した後に、その光L
が車外空間に降り注がれる雨粒およびウインドガラスに
付着した雨滴により反射されて反射光LRとして送受光
手段T/Rで受光されると、雨滴に対するほぼ直流成分
の光検出信号に各時間毎の雨粒に対する光検出信号が重
畳されて光検出信号が出力されるため、出力された光検
出信号より直流成分を除去手段ELで除去したならば、
降雨量の検出精度に合わせて積分時間を設定して各時間
毎に発生する光検出信号を積分処理して車外空間SPの
降雨量を検出することで雨滴の影響を排除し、且つ、精
度良く降雨量を検出できる。
【0016】この発明に係る降雨量検出装置の検出手段
RDは前記積分処理結果intより積分値が予め設定さ
れた値に至った時に積分処理を停止し、前記積分値より
車外空間の降雨量を検出する。この発明によれば、車内
Cinの送受光手段T/Rよりウインドガラスを通して
車外空間SPに向けて光Lを照射した後に、その光Lが
車外空間に降り注がれる雨粒およびウインドガラスに付
着した雨滴により反射されて反射光LRとして送受光手
段T/Rで受光されると、雨滴に対するほぼ直流成分の
光検出信号に各時間毎の雨粒に対する光検出信号が重畳
されて光検出信号が出力されるため、出力された光検出
信号より直流成分を除去手段ELで除去したならば、各
時間毎に発生する光検出信号を積分処理し、その積分値
が予め設定された積分値に至ったならば積分処理を停止
し、積分値より降雨量を演算する。
【0017】この発明に係る降雨量検出装置は、降雨量
検出結果に基づいて車両のウインドワイパWPを駆動す
るワイパ駆動手段WPDを備えている。この発明によれ
ばウインドガラスに付着した雨滴による光検出信号を排
除し降り注ぐ雨粒による光検出信号に基づいて降雨量を
検出し、降雨量が所定量に至ったならばワイパ駆動手段
を稼働させてウインドワイパWPを動作させることで、
降雨量に合わせたウインドワイパ動作を行うことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明に
係る降雨量検出装置を詳細に説明する前に本発明の概要
を説明する。本発明は、従来技術であるとフロントウイ
ンドに雨滴の検出エリアを設定すると、検出エリアを広
く取れないということに鑑み、フロントウインドを透過
して光照射される車外空間を雨滴の検出エリアとして広
範囲な検出エリアを設定するものである。
【0019】このように車外空間に設定した広い検出エ
リアを通過する雨粒を照射した光の反射光より検出する
と短時間に降雨量演算に必要な量の雨粒を検出できる。
しかし、光反射されるものは車外空間の雨粒とは限ら
ず、フロントウインドに付着された雨滴も含まれる。
【0020】フロントウインドに付着した雨滴からの反
射距離は、車外空間を通過する雨粒からの反射距離に比
べて短いため、雨滴からの反射光は雨粒からの反射光よ
り光度が大きい。従って、受光素子で検出される光検出
信号はフロントウインドに付着された雨滴による光検出
信号に大部分が占められて高精度な降雨量検出が困難と
なる不具合がある。
【0021】そこで、本発明はフロントウインドに付着
された雨滴および外光による光検出信号をできる限り除
去し、車外空間の検出エリアを通過する雨粒からの光検
出信号を取り出し高精度に降雨量を演算する。
【0022】図2は本発明に係る降雨量検出装置を備え
た自動車の概略側面図である。この側面図によれば、車
両のフロントウインドFWの裏面に送受光素子等で構成
される雨滴検出部Saが設けられている。この雨滴検出
部SaはフロントウインドFWを通して車外に赤外線を
照射し、その照射光の雨滴による反射光を受光素子で検
出して電気信号に変換し、単位時間当たりの雨滴の量よ
り降雨量を演算する。
【0023】尚、受光素子の光検出信号のレベルは、送
受光素子より反射、散乱する雨滴までの各検出エリアA
Rの距離(P1,P2)によって変化するため、光検出
信号を受けた時点から、所定時間前の全ての光検出信号
を時間平均して降雨量を演算する。演算された降雨量を
予め設定したしきい値とを比較し、降雨量がしきい値に
達した時にワイパモータを駆動制御してウインドワイパ
WPを動作させ、フロントウインドFWに付着された雨
滴を払拭させる。
【0024】図3は本実施の形態に係る降雨量検出装置
の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る雨
滴検出部Saはアイセーフ(網膜への安全性)を維持す
るため及び水分による赤外線の吸収を阻止するために
1.5μm以上の波長の赤外線を照射する送光素子TR
とこの照射された赤外線の反射光を受けて電気信号に変
換する受光素子RCから構成される送受光部1、受光素
子RCからの電気信号(光検出信号)を直流分除去用の
コンデンサCを通して入力し増幅する増幅部2、増幅さ
れた光検出信号を平均化する平滑部3、平均化された光
検出信号をデジタル変換するA/D変換部4、A/D変
換された平均化光検出信号のレベルより降雨量を演算す
る降雨量演算部51、演算された降雨量と予め設定され
たしきい値(ワイパ駆動判定値)とを比較し、比較結果
よりウインドワイパWPを駆動するか否かを判定する駆
動判定部53、ワイパ駆動判定結果に基づいてウインド
ワイパWPの駆動制御信号を生成する駆動信号生成部5
5より構成される。
【0025】降雨量演算部51、駆動判定部53、駆動
信号生成部55はマイコン5のデータ処理にてその機能
を実施する。ワイパモータMは駆動制御信号により制御
されるワイパ駆動部8で駆動制御される。
【0026】以下、本実施の形態の動作を説明する。送
受光部1の送光素子TRより照射された赤外線はフロン
トウインドFWを通して車外空間の検出エリアARに照
射される。雨が降っていたならば照射された赤外線は雨
粒で反射及び散乱され、反射光および散乱光は送受光部
1の受光素子RCにより検出されて光検出信号に変換さ
れ出力される。
【0027】照射された赤外線は雨粒で反射および散乱
されるが、フロントウインドFWに付着している雨滴で
も反射される。フロントウインドFWに付着した雨滴は
動きが無く、また風で流されるためフロントウインドF
Wから反射される光検出信号のレベルは殆ど変動しな
い。しかし、車外空間の雨粒は瞬時に検出エリアARを
通過するため光検出信号の立ち上がり、立ち下がりは瞬
時である。
【0028】そのため、受光素子RCより出力される光
検出信号の波形は図6に示すように、雨粒からの反射に
よる光検出信号(第1光検出信号)はフロントウインド
FWからの反射による光検出信号(第2光検出信号)に
重畳された波形となる。
【0029】即ち、第2光検出信号は第1光検出信号の
オフセット成分Voffsetとなり、第1光検出信号のレベ
ルは定常的に嵩上げされる。また、第1光検出信号のレ
ベルは、図7の(a)に示すように送受光部1を配置し
たフロントウインドFWから例えば5cm離れた位置P
1の検出エリアを通過する雨粒からの反射による第1光
検出信号であれば、反射距離が短いため途中反射光の減
衰は小さく信号レベルは大きくなる。
【0030】しかし、図7の(b)に示すように送受光
部1を配置したフロントウインドFWから例えば10c
m離れた位置P2の検出エリアを通過する雨粒からの反
射による第1光検出信号であれば、反射距離が5cmに
比べて長いため反射光の減衰は大きく信号レベルは小さ
くなる。従って、各距離の雨粒からの反射光を受光して
第1光検出信号に変換し、時系列的に並べると図6に示
すように第1光検出信号のレベルは不規則に変化する。
【0031】また、第1光検出信号には、信号レベルが
瞬時に変化しない外光を反射光として受光素子RCで検
出した場合、その光検出信号が混在することがある。こ
のように真の第1光検出信号以外に様々なレベルの信号
が混在すると、受光素子RCからの光検出信号のレベル
に基づいて降雨量を演算すると、演算された降雨量は実
際の降雨量と大幅にかけ離れ不必要にウインドワイパW
Pを駆動することになる。
【0032】そこで、受光素子RCから出力された光検
出信号は直流分阻止用のコンデンサCを通してフィルタ
リングされた後に増幅部2に入力する。光検出信号はフ
ィルタリングされることで、ほぼ直流成分のオフセット
成分である第2光検出信号および外光による光検出信号
は真の第1光検出信号より除去されて図8の(a)に示
す波形の第1光検出信号が得られる。
【0033】図8の(a)に示されるフィルタリングさ
れた信号波形は、検知した雨粒を時系列に並べたものに
等しく、この信号レベルに合わせてウインドワイパを自
動的に駆動制御するとウインドワイパの駆動、非駆動の
切換が激しく実用にはならない。そこで、フィルタリン
グされた第1光検出信号を、増幅部2で信号処理に適し
たレベルまでに増幅した後に、平滑部3に入力して平均
化し図8の(b)に示すレベルが連続的に緩やかに変化
する波形を得る。尚、平均化レベルに関して云えば、五
月雨式に雨が降った場合は所定時間内においては、第1
光検出信号の発生間隔時間が長くなるため平均化レベル
は低くなる。一方、集中豪雨の様な場合は同じ所定時間
であっても第1光検出信号の発生間隔時間が短くなるた
め平均化レベルは高くなる。
【0034】平均化後の第1光検出信号は雨滴量演算の
ためにA/D変換部4に送られてデジタル変換されてマ
イコン5に送られる。マイコン5においては平均化レベ
ルより降雨量演算部51で降雨量が演算される。
【0035】演算された降雨量は駆動判定部53に入力
され、予め設定されたしきい値と比較され、演算された
降雨量がしきい値を超えたか否かを判定する。この時、
降雨量がしきい値を超えたと判定されたならば、ワイパ
駆動判定結果を駆動信号生成部55に送る。
【0036】駆動信号生成部55はウインドワイパWP
の駆動制御信号を生成してワイパ駆動部8に出力する。
このワイパ駆動部8はワイパモータMを駆動制御しウイ
ンドワイパWPによりフロントウインドFWに付着した
雨滴Rを払拭する。この結果、フロントウインドFWに
付着された雨滴Rの影響をできるだけ排除して降雨量を
演算し、ウインドワイパWPを最適に駆動させることが
できる。
【0037】実施の形態2.上記実施の形態1では降雨
量を演算する前に、フィルタリング後の第1光検出信号
を平滑部に入力して平均化したが、本実施の形態では平
均化の代わりにフィルタリング後の第1光検出信号を積
分回路に入力して10秒分の降雨量を積分値から求めこ
れを10秒分の降雨量とする。
【0038】図4は本実施の形態に係る積分回路の構成
図である。この積分回路INGaは演算増幅器A2の出
力端子と非反転入力端子(+入力端子)の間に充電用の
コンデンサC1を接続すると共に、コンデンサC1に放
電用抵抗R4と放電制御用の電界効果トランジスタQと
の直列回路を並列接続し、また非反転入力端子にコンデ
ンサC1に充電電流を流す抵抗R3の一端が接続され
る。コンデンサC1と抵抗R3の値により充電時定数が
決まる。抵抗R3の他端はワイパ駆動部8の制御により
ON動作するアナログスイッチSW3を通して増幅部2
を構成する演算増幅器A1の出力端子に接続される。
【0039】演算増幅器A2の出力端子は抵抗R5を通
してバッファアンプA3の非反転入力端子に接続され、
この非反転入力端子はコンデンサC2を通して接地され
ている。コンデンサC2はコンデンサC1の充電結果
(第1光検出信号の積分値)を維持し、入力インピーダ
ンスが大きいバッファアンプA3を通してA/D変換部
4へ出力する。
【0040】アナログスイッチSW3はワイパ駆動部8
におけるオートスイッチSW1がONとなった時点でO
N動作する。電界効果トランジスタQはマイコン5の降
雨量演算部51で10秒間の降雨量が演算された時点で
ON動作する。また、増幅部2は演算増幅器A1の非反
転入力端子と出力端子間に帰還抵抗R2を接続し、非反
転入力端子とコンデンサCとの間に入力抵抗R1を接続
して構成した通常の増幅器である。尚、演算増幅器A
1,A2の反転入力端子は接地されている。
【0041】次に本実施の形態の動作を図8の(a)〜
(d)を参照して説明する。先ず、オートスイッチSW
1のON動作により、ワイパ駆動部8よりON制御信号
がアナログスイッチSW3に入力されるとONし、増幅
部2より図8の(a)に示すフィルタリング後の第1光
検出信号が入力される。この第1光検出信号は積分回路
を構成する演算増幅器A2により、図8の(c)に示す
ように一定の充電時定数で持ってコンデンサC1に充電
されていく。この充電電圧は抵抗R5を通してコンデン
サC2にも充電されて行き、バッファアンプA3を通し
てA/D変換部4へ送り込まれる。
【0042】デジタル変換されて充電電圧は赤外線照射
後から10秒経過後の第1光検出信号の積分値として降
雨量演算部51に入力され、積分値より10秒間分の降
雨量を演算する。降雨量の演算が終了したならばマイコ
ン5より電界効果トランジスタQにON制御信号を送
り、電界効果トランジスタQをONすることでコンデン
サC1を短絡して蓄えられていた電荷は抵抗R4を通し
て放電され、積分回路はリセットする。この放電に伴い
コンデンサC2に蓄えられていた電荷も抵抗R5を通し
て放電される。
【0043】以上のように本実施の形態によれば、各時
間経過時点で経過前の降雨量の総和が入力されるため所
定時間分の降雨量が速やかに把握でき、降雨量の増加か
らワイパ駆動判定までのタイムラグを短くできる。
【0044】尚、図8の(d)に示すように、積分時間
は長いほど降雨量演算の精度は上がるが、降雨量の変化
に追従性が無くなり、降雨量が比較的短い周期で変わる
ような場合は演算された降雨量は過去のものとなり、ワ
イパ駆動判定において意味を成さなくなる可能性があ
る。
【0045】実施の形態3.上記実施の形態2では10
秒間分の降雨量を演算し、その結果よりウインドワイパ
WPの駆動を判定したが、夕立または集中豪雨など短時
間で大量の降雨量をもたらす場合は、積分回路の10秒
分の積分値を待たず、10秒以内でウインドワイパWP
を駆動する必要がある。そのため、ウインドワイパWP
の駆動を必要する降雨量に相当する第1光検出信号の積
分値がマイコン5に入力されたならばワイパ駆動を判定
する。
【0046】一方、本実施の形態における積分回路(図
5を参照)は、ワイパ駆動を必要とされる降雨量に相当
する積分値に代わる基準電圧Vrefを設定し、比較器
A4の反転入力端子に印加し、非反転入力端子には積分
値である充電電圧を印加し、出力端子を電界効果トラン
ジスタQのゲートに接続する。
【0047】この構成により、充電電圧はバッファアン
プA3を通してA/D変換部4へ出力されるが、コンデ
ンサC2の充電電圧が基準電圧Vrefに至ると、比較
器A4の出力端子はHレベルとなり、電界効果トランジ
スタQをONして充電電圧を放電しリセット状態とす
る。
【0048】従って、A/D変換部4を通してマイコン
5に入力される積分値はワイパ駆動の判定値となるた
め、例えば10秒のタイムラグを開けてワイパ駆動され
ることなく集中豪雨時などは即座にウインドワイパWP
が動作する。尚、上記各説明では、予め設定された降雨
量を検出したときにウインドワイパWPを駆動したが、
降雨量に応じてワイパ速度を可変したり、連続動作から
間欠動作に切り換えてもよい。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば車内Cinの送受光手
段T/Rよりウインドガラスを通して車外空間SPに向
けて光Lを照射した後に、その光Lが車外空間に降り注
がれる雨粒およびウインドガラスに付着した雨滴により
反射されて反射光LRとして送受光手段T/Rで受光さ
れると、雨滴に対するほぼ直流成分の光検出信号に各時
間毎の雨粒に対する光検出信号が重畳されて光検出信号
が出力されるため、出力された光検出信号より直流成分
を除去手段ELで除去したならば、各時間毎に発生する
光検出信号を処理して光信号発生回数の総和を演算し、
車外空間SPの降雨量を検出することで雨滴の影響を排
除して降雨量を検出できるという効果がある。
【0050】この発明によれば車内Cinの送受光手段
T/Rよりウインドガラスを通して車外空間SPに向け
て光Lを照射した後に、その光Lが車外空間に降り注が
れる雨粒およびウインドガラスに付着した雨滴により反
射されて反射光LRとして送受光手段T/Rで受光され
ると、雨滴に対するほぼ直流成分の光検出信号に各時間
毎の雨粒に対する光検出信号が重畳されて光検出信号が
出力されるため、光検出信号より直流成分を除去手段E
Lで除去したならば光検出信号のレベルを所定時間に亘
って平均化し、この時、平均化レベルより車外空間SP
の降雨量を検出することで雨滴および外乱光の影響を排
除して降雨量を検出できるという効果がある。
【0051】この発明によれば、車内Cinの送受光手
段T/Rよりウインドガラスを通して車外空間SPに向
けて光Lを照射した後に、その光Lが車外空間に降り注
がれる雨粒およびウインドガラスに付着した雨滴により
反射されて反射光LRとして送受光手段T/Rで受光さ
れると、雨滴に対するほぼ直流成分の光検出信号に各時
間毎の雨粒に対する光検出信号が重畳されて光検出信号
が出力されるため、出力された光検出信号より直流成分
を除去手段ELで除去したならば、降雨量の検出精度に
合わせて積分時間を設定して各時間毎に発生する光検出
信号を積分処理して車外空間SPの降雨量を検出するこ
とで雨滴の影響を排除し、簡易な信号処理で降雨量を検
出できるという効果がある。
【0052】この発明によれば、車内Cinの送受光手
段T/Rよりウインドガラスを通して車外空間SPに向
けて光Lを照射した後に、その光Lが車外空間に降り注
がれる雨粒およびウインドガラスに付着した雨滴により
反射されて反射光LRとして送受光手段T/Rで受光さ
れると、雨滴に対するほぼ直流成分の光検出信号に各時
間毎の雨粒に対する光検出信号が重畳されて光検出信号
が出力されるため、出力された光検出信号より直流成分
を除去手段ELで除去したならば、各時間毎に発生する
光検出信号を積分処理し、その積分値が予め設定された
積分値に至ったならば積分処理を停止し、積分値より降
雨量を演算することで、短時間で大量の雨をもたらす集
中豪雨時においても短時間で降雨量を演算できるという
効果がある。
【0053】この発明によればウインドガラスに付着し
た雨滴による光検出信号を排除し降り注ぐ雨粒による光
検出信号に基づいて降雨量を検出し、降雨量が所定量に
至ったならばワイパ駆動手段を稼働させてウインドワイ
パWPを動作させることで、降雨量に合わせてウインド
ワイパの動作を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る降雨量検出装置の基本構成
を示す図である。
【図2】図2は本発明に係る降雨量検出装置を搭載した
車両の概略側面図である。
【図3】図3は本実施の形態1に係る降雨量検出装置の
構成を示す図である。
【図4】図4は本実施の形態2に係る積分回路の構成を
示す図である。
【図5】図5は本実施の形態3に係る積分回路の構成を
示す図である。
【図6】図6は本発明に係る降雨量検出装置で検出した
光検出信号の波形図である。
【図7】図7は本発明に係る降雨量検出装置で検出した
雨粒の各距離に対応した光検出信号の波形図である。
【図8】図8は光検出信号の各処理結果を示す波形図で
ある。
【図9】図9は従来の雨滴センサを搭載した車両の概略
側面図である。
【図10】図10は従来の雨滴センサの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
Cin 車内 SP 車外空間 L 光 LR 反射光 T/R 送受光手段 LD1,LD2 光検出信号 EL 除去手段 RD 検出手段 EL 除去手段 AV 平均化手段 INT 積分演算手段 int 積分処理結果 WP ウインドワイパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 純也 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 3D025 AD01 AG42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内より車外空間に向けて光を照射する
    と共に、この光の反射光を受けた送受光手段より出力さ
    れた光検出信号の直流成分を除去する除去手段と、直流
    成分除去後の光検出信号の所定時間における発生回数の
    総和より車外空間の降雨量を検出する検出手段とを備え
    たことを特徴とする降雨量検出装置。
  2. 【請求項2】 車内より車外空間に向けて光を照射する
    と共に、この光の反射光を受けた送受光手段より出力さ
    れた光検出信号の直流成分を除去する除去手段と、直流
    成分除去後の所定時間分の光検出信号を時間平均する平
    均化手段と、平均化光検出信号に基づいて車外空間の降
    雨量を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする降
    雨量検出装置。
  3. 【請求項3】 車内より車外空間に向けて光を照射する
    と共に、この光の反射光を受けた送受光手段より出力さ
    れた光検出信号の直流成分を除去する除去手段と、直流
    成分除去後の光検出信号を積分処理する積分演算手段
    と、この積分処理結果に基づいて車外空間の降雨量を検
    出する検出手段とを備えたことを特徴とする降雨量検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記積分演算手段は降雨量検出に要する
    所定時間に亘って光検出信号を積分処理することを特徴
    とする請求項3に記載の降雨量検出装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は前記積分処理結果より積
    分値が予め設定された値に至った時に積分処理を停止
    し、前記積分値より車外空間の降雨量を検出することを
    特徴とする請求項3に記載の降雨量検出装置。
  6. 【請求項6】 降雨量検出結果に基づいて車両のウイン
    ドワイパを駆動するワイパ駆動手段を備えたことを特徴
    とする請求項1ないし5の何れかに記載の降雨量検出装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014133426A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Mazda Motor Corp 雨滴検出装置
JP2014133423A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Mazda Motor Corp 雨滴検出装置
JP2014133424A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Mazda Motor Corp 雨滴検出装置

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