JP2003307750A - 薄膜半導体装置及び電気光学装置、それらの製造方法並びにレチクル - Google Patents
薄膜半導体装置及び電気光学装置、それらの製造方法並びにレチクルInfo
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Abstract
交差部を有するとしても、該薄膜の下部にアンダーカッ
トを生じさせない薄膜半導体装置及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 半導体膜(1)は、曲折形状又は突出形
状を含むパターンを有している。そして、前記曲折形状
又は前記突出形状の交差部を規定するとともに互いに隣
接する一の線分(1AR)及び他の線分(1BU)につ
いては、該一の線分の端部及び該他の線分の端部間に別
の線分(1X)が存在し、当該別の線分及び前記一の線
分のなす角度並びに当該別の線分及び前記他の線分のな
す角度が90°より大きく180°より小さい滑交差部
(1K)が形成される。
Description
びその製造方法の技術分野に属し、特に、所定パターン
に成形された薄膜を有する薄膜半導体装置及びその製造
方法の技術分野に属する。また、本発明は、このような
薄膜半導体装置を備えてなる電気光学装置及びその製造
方法の技術分野に属する。また、本発明は、薄膜半導体
装置及び電気光学装置の製造方法に用いられて好適なレ
チクルの技術分野にも属する。
り、フォトリソグラフィ技術が広く利用されている。フ
ォトリソグラフィ技術とは、基板面上に、所望のパター
ンを有する配線や回路素子等を成形する技術である。よ
り具体的には、まず、基板全面に対して、例えばシリコ
ン等からなる薄膜及びレジスト膜を順次形成した後(成
膜工程)、該レジスト膜に対して所定パターンを有する
露光を実施する(露光工程)。ここで、所定パターンを
有する露光とは、よく知られているように、光源から発
せられた光を、当該所定パターンが形成されたレチクル
を介してレジスト膜上に投影する方法によればよい。こ
れにより、レジスト膜上には、当該所定パターンに応じ
た感光領域と非感光領域とが生じる。
におけるレジスト膜を取り除く(現像工程)。そして、
残存するレジスト膜に対するベーキング処理等を施した
後、レジスト膜が取り除かれた部分で外部に曝されるこ
ととなった前記薄膜に対するエッチングを実施すること
によって(エッチング工程)、該薄膜に対して所定パタ
ーンを付与すること、すなわち該薄膜を所定パターンを
有する配線や回路素子として成形することが可能となる
(以下、この成形された薄膜を「パターニング膜」と呼
ぶことにする。)。
ング膜上に、さらに絶縁膜等の薄膜を積層する場合に
は、当該パターニング膜の表面を清浄化するために、希
フッ酸液を用いたライトエッチ処理等の洗浄工程を行う
場合もある。
ば、種々の微細なパターンを有する配線や回路素子の形
成が容易かつ確実に可能となるため、今般の半導体産業
においては、必須の製造技術の一つとなっている。な
お、このようなフォトリソグラフィ技術を応用して液晶
表示装置を形成する技術は、例えば特許文献1等に開示
されている。
おけるフォトリソグラフィ技術においては、次のような
問題があった。すなわち、前記所定パターンのうち、あ
る線分と他の線分とが交差することで形成される交差部
を有するパターンがある場合において、上述したような
フォトリソグラフィ技術を実施すると、該フォトリソグ
ラフィ技術の一工程たる前記エッチング工程或いは前記
ライトエッチ処理等で、前記交差部にアンダーカットを
生じさせる可能性があった点である。これは、前記交差
部が、直角である場合等に顕著に現れる。
は、前記パターニング膜の有する交差部において、当該
パターニング膜下の下地に至るまでエッチングが進行し
てしまうことを意味する。言い換えると、エッチング工
程が完了した時点で、当該交差部におけるパターニング
膜下は、該パターニング膜の表面地がいわば剥き出しの
状態となり、外部に曝された状態となるのである。
う観点からは問題視されうるが、このような場合におい
ては更に、例えば当該パターニング膜が導電性材料から
なり、かつ、該パターニング膜上に絶縁膜を介して何ら
かの導電性材料からなる膜を更に成膜するような場合を
考えると、前記アンダーカットが生じた領域において、
前記絶縁膜が段差を完全に覆うことが出来なくなり、前
記パターニング膜がむき出しになる部分が形成されるこ
とになる。そのために、パターニング膜と当該導電性材
料からなる膜との間で、短絡を生じさせてしまうことが
考えられる。すなわち、前記交差部におけるパターニン
グ膜下に、前記導電性材料からなる膜が回り込むことに
よって、該パターニング膜が剥き出しにされた部分と該
導電性材料からなる膜とが接触してしまうことが考えら
れるのである。この状態では、例えば、パターニング膜
のみに通電したつもりでも、導電性材料からなる膜に対
する通電も同時に生じてしまうため、もはや薄膜半導体
装置の正確な動作を期することができなくなってしま
う。
電気光学装置の主要部品である薄膜トランジスタ(以
下、適宜「TFT;Thin Film Transistor」という。)
等を備えたTFTアレイ基板等が上述までの薄膜半導体
装置に該当すると考えると、より具体化された問題とし
て認識することができる。例えば、前記パターニング膜
として、TFTを構成するチャネル領域等を含む半導体
膜を想定すると、該半導体膜上にはゲート絶縁膜及びゲ
ート電極が順次形成されるから、上述したようなアンダ
ーカットが生じると、半導体膜及びゲート電極間で短絡
を生じさせる可能性がある。
に接続される蓄積容量を構成する一方の電極を想定する
と、該電極上には誘電体膜及び他方の電極が順次形成さ
れるから、一方の電極及び他方の電極間で短絡を生じさ
せる可能性があるのである。特に、この例では、蓄積容
量の増大化を図る目的の下、前記誘電体膜の厚さは可能
な限り小さくされるのが一般的であるため、短絡の危険
性はより大きいといえる。
角度を「240度以下」とすることにより、液晶表示装
置を構成する薄膜トランジスタの電極間で短絡が生じる
ことを防止可能である旨の開示がなされているが、上述
したようなアンダーカットに関する記載はなされていな
い。
のであり、薄膜のパターニングにおいて、該パターン上
交差部があるとしても、該薄膜の下部にアンダーカット
が生じていない薄膜半導体装置及びその製造方法を提供
することを課題とする。また、本発明は、そのような薄
膜半導体装置を含む電気光学装置及びその製造方法を提
供することも課題とする。さらに、本発明は、前述の薄
膜半導体装置及び電気光学装置の製造方法に用いられて
好適なレチクルを提供することをも課題とする。
体装置は、上記課題を解決するために、少なくとも2個
以上の角部を含むパターンを有し導電性材料からなる薄
膜を備えた薄膜半導体装置であって、前記角部は、その
内角が180°より大きく、かつ、270°より小さな
第1の角部と、該第1の角部に隣接するとともに、その
内角が90°より大きく、かつ、180°より小さな第
2の角部とを含む。
少なくとも2個以上の角部を有するパターンにおいて、
隣接する第1の角部及び第2の角部が存在している。こ
のうち前者は、その内角が180°より大きく且つ27
0°より小さい。他方、後者はその内角が90°より大
きく且つ180°より小さい。したがって、第1の角部
を構成するための二本の線分はいわば滑らかに接続され
ることになり、第2の角部を構成する二本の線分もま
た、いわば滑らかに接続されることになる。なお、第1
及び第2の角部が相隣接する場合には、第1の角部を構
成する二本の線分のうちの一と、第2の角部を構成する
二本の線分の一とは共通である。
は、背景技術の項で述べたような直角に交差する部分が
存在しないことから、パターニング膜下にアンダーカッ
トを生じさせるおそれを顕著に減少することができる。
加えて、このようにアンダーカットを生じさせるおそれ
なく導電性材料からなるパターニング膜を形成可能であ
ることから、本発明によれば、この上に絶縁膜を介して
導電性材からなる別の膜を更に成膜する場合としても、
パターニング膜及びその上の導電性材料からなる薄膜間
で短絡等を生じさせる可能性を低減することができる。
よって、薄膜半導体装置の信頼性を高めることができ
る。
題を解決するために、少なくとも2個以上の角部を含む
パターンを有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半
導体装置であって、前記角部は、互いに隣接するととも
に、そのそれぞれの内角が180°より大きく、かつ、
270°より小さな第3の角部及び第4の角部を含む。
少なくとも2個以上の角部を有するパターンにおいて、
隣接する第3の角部及び第4の角部が存在している。そ
して、これら第3及び第4の角部はいずれも、その内角
が180°より大きく且つ270°より小さい。したが
って、第3の角部を構成するための二本の線分はいわば
滑らかに接続されることになり、第4の角部を構成する
二本の線分もまた、いわば滑らかに接続されることにな
る。なお、第3及び第4の角部が相隣接する場合には、
第3の角部を構成する二本の線分のうちの一と、第4の
角部を構成する二本の線分の一とは共通である。
は、背景技術の項で述べたような直角に交差する部分が
存在しないことから、パターニング膜下にアンダーカッ
トを生じさせるおそれを顕著に減少することができる。
加えて、このようにアンダーカットを生じさせるおそれ
なく導電性材料からなるパターニング膜を形成可能であ
ることから、本発明によれば、この上に絶縁膜を介して
導電性材からなる別の膜を更に成膜する場合としても、
パターニング膜及びその上の導電性材料からなる薄膜間
で短絡等を生じさせる可能性を低減することができる。
よって、薄膜半導体装置の信頼性を高めることができ
る。
題を解決するために、少なくとも2個以上の角部を含む
パターンを有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半
導体装置であって、前記角部は、その内角が180°よ
り大きく、かつ270°より小さな第5の角部と、該第
1の角部に隣接するとともに、その内角が90°以上の
第6の角部とを含む。
少なくとも2個以上の角部を有するパターンにおいて、
隣接する第5の角部及び第6の角部が存在している。こ
のうち前者は、その内角が180°より大きく且つ27
0°より小さい。他方、後者はその内角が90°以上で
ある。したがって、第1の角部を構成するための二本の
線分はいわば滑らかに接続されることになり、第2の角
部を構成する二本の線分もまた、いわば滑らかに接続さ
れることになる。なお、第5及び第6の角部が相隣接す
る場合には、第5の角部を構成する二本の線分のうちの
一と、第6の角部を構成する二本の線分の一とは共通で
ある。
は、背景技術の項で述べたような直角に交差する部分が
存在しないことから、パターニング膜下にアンダーカッ
トを生じさせるおそれを顕著に減少することができる。
加えて、このようにアンダーカットを生じさせるおそれ
なく導電性材料からなるパターニング膜を形成可能であ
ることから、本発明によれば、この上に絶縁膜を介して
導電性材からなる別の膜を更に成膜する場合としても、
パターニング膜及びその上の導電性材料からなる薄膜間
で短絡等を生じさせる可能性を低減することができる。
よって、薄膜半導体装置の信頼性を高めることができ
る。
題を解決するため、曲折形状又は突出形状を含むパター
ンを有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半導体装
置であって、前記曲折形状又は前記突出形状の交差部を
規定するとともに互いに隣接する一の線分及び他の線分
の少なくとも一組については、該一の線分の端部及び該
他の線分の端部間に別の線分が存在し、当該別の線分及
び前記一の線分のなす角度並びに当該別の線分及び前記
他の線分のなす角度が90°より大きく180°より小
さい滑交差部を形成する。
まず、薄膜が曲折形状又は突出形状を含むパターンを有
する。ここで、「曲折形状」というのは、例えば、ある
一の長方形状のパターンが、平面的にみて上下方向に延
在する場合に、該長方形状のパターンの上端から、該上
下方向とは異なる方向に一致する長手方向を有する他の
長方形状のパターンが接続されているようなものをい
う。いま、説明を簡略化するため、上述の「上下方向と
は異なる方向」というのを単純に右方向(又は左方向)
と考え、かつ、前記一の長方形状のパターンの長手方向
と、他の長方形状のパターンのそれとは直交すると考え
る。
方形状のパターンとを併せると、その形状は、いわば
「鉤型」の形状を有することとなる。これが、典型的な
「曲折形状」の例である。
の長方形状が、平面的にみて左右方向に延在する場合
に、該長方形状のパターンの長手方向の中央部あたりか
ら、該左右方向とは異なる方向に一致する長手方向を有
する他の長方形状のパターンが接続されているようなも
のをいう。これも、説明を簡略化するため、上述の「左
右方向とは異なる方向」というのを、単純に上方向(又
は下方向)と考え、かつ、それぞれの長方形状のパター
ンは直交すると考える。
方形状のパターンとを併せると、その形状は、いわば
「凸型」の形状を有することとなる。これが、典型的な
「突出形状」の例である。
形状又は前記突出形状の交差部を規定するとともに互い
に隣接する一の線分及び他の線分の少なくとも一組を想
定する。
して述べた「鉤型」の形状の場合において、「一の線
分」は、上下方向に延在する一の長方形状のパターンの
右辺の一部がそれに該当するものと考え、「他の線分」
は、右方向(又は左方向)に延びる他の長方形状のパタ
ーンの下辺の一部がそれに該当するものと考えることが
できる。
分及び他の線分の少なくとも一組については、該一の線
分の端部及び該他の線分の端部間に別の線分が存在し、
当該別の線分及び前記一の線分のなす角度並びに当該別
の線分及び前記他の線分のなす角度が90°より大きく
180°より小さい滑交差部を形成するのである。
ば、一の線分、すなわち前記右辺の一部の端部、及び、
他の線分、すなわち前記下辺の一部の端部間に、「別の
線分」が存在し、該別の線分及び前記右辺のなす角度が
90°より大きく180°より小さく、また、該別の線
分及び前記下辺のなす角度がやはり90°より大きく1
80°より小さくされて、「滑交差部(「かつこうさ
ぶ」と読むこととする。)」を形成しているのである。
分」が存在しないとすると直角に交わるべき前記右辺と
前記下辺との間に、「別の線分」を存在させることによ
って、両者をいわば「なめらか」に接続することが可能
となるのである。
すなわち、いま述べた、「直角に交わるべき前記右辺と
前記下辺」によって形成される直角部分は、背景技術の
項で述べたように、当該直角部分において、パターニン
グ膜下にアンダーカットを生じさせるおそれがあったと
ころ、本発明によれば、一の線分と他の線分との間に、別
の線分が挿入され、かつ、上述のように該一の線分及び
該他の線分間をいわば「なめらか」に接続することが可
能となるため、アンダーカットが生じにくくなるのであ
る。
グ膜は、本発明において導電性材料からなるから、この
上に絶縁膜を介して導電性材からなる別の膜を更に成膜
する場合としても、本発明によれば、パターニング膜及
びその上の導電性材料からなる薄膜間で短絡等を生じさ
せる可能性を低減することができるのである。よって、
薄膜半導体装置の信頼性を高めることができる。
るパターンにおける、前記右辺及び前記下辺に関する
「滑交差部」について説明したが、本発明は、その他様
々な「滑交差部」を含みうることは言うまでもない。例
えば、「凸部」の形状のパターンにおいて、左右方向に
延在する一の長方形状パターン中における上辺及び左辺
もまた、上述までにおいて想定されていた交差部とはち
ょうど反転したような関係となるものの、直角に交わる
べき関係にあることに変わりはないことがわかる。本発
明は、場合により、このような上辺及び左辺間について
も、「別の線分」を挿入し、「滑交差部」を形成するよ
うな形態としてもよい。
ないし「滑交差部」に関連して、本発明にいう「角度」
について若干の説明を加えておく。
という場合には、両線分間に定義される角度は、相互に
補角の関係にある二種類の角度α〔°〕及び(360−
α)〔°〕が存在する。そしてまず、本発明にいう「角
度」は、基本的に、その二種類の角度のうちのどちらか
一方であればよく、当該一方が「90°より大きく18
0°より小さい」という条件を満たしておればよい。こ
の場合、他方の角度(補角)は必ず「180°より大き
く270°より小さい」ことになる。
鉤型形状のパターン中の「上辺及び下辺」の一組を例に
して上述した「滑交差部」と、直前に述べた凸型形状の
パターン中の「上辺及び左辺」の一組を例にして説明し
た「滑交差部」とでは、着目する「角度」が異なる点に
注意しなければならない。すなわち、前者で着目される
「角度」とは、当該滑交差部からみて、パターンの外方
側に形成される「角部」についての角度であり、後者で
はその逆に、当該滑交差部からみて、パターンの内方側
に形成される「隅部」についての角度であるということ
になる。いずれにしても、実質的には、一の線分及び他
の線分が「なめらかに」接続される場合であることに変
わりはなく、本発明は、そのような形態をすべて包含す
るものであるが、本発明にいう「角度」は、上述の「角
部」及び「隅部」の違いに応じて、前記二種類の角度の
うちの一方のみを意味している、と解釈されなければな
らない。
「隅部」なる用語は、上述したような意味を有するもの
として使用されている。また、本発明においては、
「『隅部』の角度」を意味する用語として、「内角」を
用いる場合もある。
の形状及び「凸型」の形状のパターンは、あくまで例示
として言及したにとどまる。すなわち、これ以外にも例
えば、本発明にいう「突出形状」として、左右方向に延
在する一の長方形状のパターンに対して、直角にではな
く、例えば45°の角度をもって延びる他の長方形状の
パターンが接続されているようなもの等も想定すること
が可能であるが、そのような場合でも、本発明の適用は
可能である。その他、もろもろの形状を考えることがで
きることは言うまでもない。
した実際の薄膜半導体装置において、上述したような典
型的な「曲折形状」及び「突出形状」を有するパターン
が、そのままの形で存在するという場合はむしろ稀であ
るといえるが、だからといって、本発明が、そのような
場合をその範囲内に収めないわけではない。例えば複雑
な形状を有する何らかのパターンを有する配線において
も、該配線中には、上述した「曲折形状」及び「突出形
状」を基本的な要素として「含んでいる」と考えること
は可能であり、そのような「曲折形状」及び「突出形
状」について、該形状を構成する一の線分及び他の線分
の少なくとも一組が、本発明にいう「滑交差部」を構成
するのであれば、それは当然に本発明の範囲内にあるの
である。
半導体装置の一態様では、前記薄膜上には、その厚さが
10〜150nm(ナノメートル)の絶縁膜が形成され
るとともに、該絶縁膜上には導電性材料からなる他の薄
膜が形成される。
より効果的に享受することが可能となる。すなわち、本
態様では、薄膜上に、10〜150nmという比較的薄
い厚さを有する絶縁膜を介して、導電性材料からなる他
の薄膜が形成されることにより、前記薄膜及び前記他の
薄膜間では、上述したアンダーカットに起因する短絡が
生じやすいところ、本態様においては、「滑交差部」が
形成されることで当該アンダーカットの発生する可能性
は低減されているから、前記短絡の生じる可能性も小さ
いのである。
装置の正確な動作を実現することができる。
では、前記別の線分及び前記一の線分のなす角度並びに
前記別の線分及び前記他の線分のなす角度は、135°
及びその近傍である。
が存在しなければ直角に交わるべき一の線分及び他の線
分間に、これらの端部間をちょうど斜めに架橋するよう
な別の線分が存在する場合が想定される。このような態
様は、一の線分及び他の線分の「なめらか」な接続を、
徒にパターンを複雑にすることなく、最もバランスよく
実現する態様の一つということがいえよう。
では、前記薄膜上には、その厚さが50nm以下の絶縁
膜が形成されるとともに、該絶縁膜上には導電性材料か
らなる他の薄膜が形成され、前記別の線分及び前記一の
線分のなす角度並びに前記別の線分及び前記他の線分の
なす角度は、135°よりも大きい。
下という極めて薄い厚さを有する絶縁膜を介して、導電
性材料からなる他の薄膜が形成されることにより、前記
薄膜及び前記他の薄膜間では、上述したアンダーカット
に起因する短絡が非常に生じやすい。
°よりも大きくされていることにより、一の線分及び他
の線分は、より「なめらか」に接続されることになり、
上述のようなアンダーカットは、ますます生じにくい。
したがって、本態様によれば、極めて薄い絶縁膜を備え
るような場合にあっても、「薄膜」及び「他の薄膜」間
における短絡発生の可能性を極めて低く抑えることが可
能となる。
では、前記一組について前記別の線分は複数存在し、か
つ、これら複数の別の線分のうち隣接する別の線分間の
なす角度は90°より大きく180°より小さい滑交差
部を形成する。
ること、かつ、別の線分間に形成される角度は90°よ
り大きく180°より小さい滑交差部を形成することか
ら、前記一の線分及び前記他の線分間を、上述にも増し
て、より滑らかに接続することが可能となる。
該二つの直線それぞれの一部を、「一の線分」及び「他
の線分」と考えれば、まず、一の線分及び第1の別の線
分間、該第1の別の線分及び第2の別の線分間、並びに
該第2の別の線分及び他の線分間のそれぞれのなす角度
が、150°であるような場合を想定することが可能で
ある。
では、前記一の線分の端部及び前記他の線分の端部間に
は、前記別の線分に代えて又は加えて、所定の曲率をも
った曲線の一部分が存在する。
一の線分及び他の線分間がなめらかに接続されることと
なる。特に、別の線分に代わる曲線、より具体的には円
周の一部分として、四分の一円弧或いはそれ以下の円弧
を採用すれば、典型的には直角をなす一の線分及び他の
線分間を、直線からなる別の線分の場合と比較して、よ
り滑らかに接続することが可能となる。
において、該別の線分の数が極めて多数に上る場合に
は、もはや別の線分間で形成される「角度」を想定する
ことが無意味となり、一の線分及び他の線分は、本態様
のように、「所定の曲率をもった曲線の一部分」で接続
されている、とみることもできる。本発明は、そのよう
な態様をも含むものである。
では、前記角度は、前記滑交差部からみて、前記パター
ンの外方側に形成される角部についての角度である。
こに述べたような、あるいは既に述べたような「角部」
に関する角度であるとするものである。この場合、当該
角部に関する角度が、「90°より大きく180°より
小さい」ということになるから、別の線分が存在しない
とした場合における、一の線分及び他の線分間のなすべ
き「隅部」の角度は、180°より大きく360°より
小さい場合が、暗黙の前提とされていることになる。そ
して、このような「隅部」、とりわけ該隅部の角度が2
70°以上であって360°より小さい場合、上述した
ようなアンダーカットがより生じやすい状況にある。
前記滑交差部からみて、前記パターンの外方側に形成さ
れる角部についての角度であるから、そのようなアンダ
ーカットを殆ど生じさせることなく、したがって、「薄
膜」及び「他の薄膜」間に短絡を生じさせる可能を、よ
り効果的に低減することが可能となるのである。
するために、画素電極と、該画素電極に接続された薄膜
トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された配線
と、前記薄膜トランジスタに接続された蓄積容量とを備
えてなり、前記蓄積容量を構成する少なくとも一方の電
極は、曲折形状又は突出形状を含むパターンを有し導電
性材料からなる薄膜を含み、前記曲折形状又は前記突出
形状の交差部を規定するとともに互いに隣接する一の線
分及び他の線分の少なくとも一組については、該一の線
分の端部及び該他の線分の端部間に別の線分が存在し、
当該別の線分及び前記一の線分のなす角度並びに当該別
の線分及び前記他の線分のなす角度が90°より大きく
180°より小さい滑交差部を形成する。
を構成する少なくとも一方の電極は、上述した「曲折形
状」又は「突出形状」を含むパターンで成形されてお
り、かつ、該曲折形状又は該突出形状を規定するととも
に互いに隣接する一の線分及び他の線分間には、上記各
条件を満たす別の線分が少なくとも一本存在することに
なる。
成する少なくとも一方の電極を形成するためのフォトリ
ソグラフィ工程等において、該電極下にアンダーカット
を生じさせることがなく、したがって、該電極の上層に
形成される、他の導電性材料からなる薄膜と短絡が生じ
る可能性が低減される。これにより、本発明の電気光学
装置は、正確な動作を実現することができる。
薄膜上には、その厚さが10〜150nmの絶縁膜が形
成されるとともに、該絶縁膜上には導電性材料からなる
他の薄膜が形成され、また、本発明の電気光学装置の他
の態様では、前記別の線分及び前記一の線分のなす角度
並びに前記別の線分及び前記他の線分のなす角度は、1
35°及びその近傍である。
膜半導体装置の一態様及び他の態様として説明したのと
略同様な作用効果を、電気光学装置について享受するこ
とが可能となる。
記蓄積容量を構成する少なくとも一方の電極は、前記薄
膜トランジスタを構成する半導体膜と同一膜として形成
される。
なくとも一方の電極と、薄膜トランジスタの半導体膜と
が同一膜として、すなわち同時に形成されることによ
り、それらを別々に製造する場合と比べて、相応分の製
造コストを低減することが可能となる。
記課題を解決するために、曲折形状又は突出形状を含む
パターンを有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半
導体装置を製造する薄膜半導体装置の製造方法であっ
て、基板上に前記薄膜の原膜を形成する工程と、前記原
膜上にレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜を
前記パターン又は前記パターンのネガ形状が形成された
レチクルを用いて露光する工程と、前記レジスト膜を現
像する工程と、前記現像されたレジスト膜及び前記原膜
をエッチングする工程とを含み、前記パターンは、前記
曲折形状及び前記突出形状の交差部を規定するとともに
互いに隣接する一の線分及び他の線分の少なくとも一組
を含み、該一の線分の端部及び該他の線分の端部間に別
の線分が存在し、当該別の線分及び前記一の線分並びに
当該別の線分及び前記他の線分のなす角度が90°より
大きく180°より小さい滑交差部を有し、前記原膜
は、前記パターンを有するように成形される。
ば、上述の本発明の薄膜半導体装置を好適に製造するこ
とが可能である。
様では、前記原膜をエッチングする工程を実施する結果
得られるパターニング膜及び前記基板を、ウェットエッ
チングする工程を更に含む。
記基板をウェットエッチングする工程を更に含むことか
ら、上述のアンダーカットを生じさせる可能性は更に高
くなるといえる。というのも、ウェットエッチングは、
一般に、等方的に侵食を進行させる性質があるからであ
る。しかるに、本発明において、前記原膜は、「滑交差
部」を含むパターンを有するように成形されるのである
から、アンダーカットが発生する可能性はやはり低いま
まなのである。
グ」とは、例えば、上述したようなライトエッチ処理、
すなわちパターニング膜の表面を清浄化することを目的
として、例えば希フッ酸液を用いて行うエッチング等を
含む。
電極、該画素電極に接続された薄膜トランジスタ、該薄
膜トランジスタに接続された配線、及び、前記薄膜トラ
ンジスタに接続された蓄積容量を備えた電気光学装置を
製造する電気光学装置の製造方法であって、上述の本発
明の薄膜半導体装置の製造方法又はその一態様に則っ
て、前記蓄積容量を構成する少なくとも一方の電極を形
成する工程を含む。
ば、上述した本発明に係る電気光学装置を好適に形成す
ることが可能となる。
ために、パターン又は該パターンのネガ形状が形成され
たレチクルであって、前記パターンは、曲折形状及び突
出形状の交差部を規定するとともに互いに隣接する一の
線分及び他の線分の少なくとも一組を含み、該一の線分
及び該他の線分の端部間に別の線分が存在し、当該別の
線分及び前記一の線分並びに当該別の線分及び前記他の
線分のなす角度が90°より大きく180°より小さい
滑交差部を有する。
半導体装置の製造方法、あるいは電気光学装置の製造方
法を好適に実施することができる。
に説明する実施の形態から明らかにされる。
ついて図を参照しつつ説明する。
りよく理解できるように、以下では、液晶表示装置等の
電気光学装置を構成するTFTアレイ基板の元になるガ
ラス基板上に、TFT及び蓄積容量を形成する過程にお
いて実施されるパターニングに照準を合わせた説明を、
第1実施形態として行うこととする。なお、電気光学装
置ないしその構成要素たるTFTアレイ基板等や、TF
T及び蓄積容量並びにこれらを構成する各要素の当該電
気光学装置内部における位置付け等に関しては、後に詳
述することとする。
´上に、図1に示すようなTFT30及び蓄積容量60
が、最終的に構成されることになる。図1において、T
FT30及び蓄積容量60のそれぞれは、ガラス基板1
0´上にマトリクス状に複数配列されて形成されてい
る。
塗りで表されている所定パターンに成形された半導体膜
1、該半導体膜1上に形成されるゲート絶縁膜(図1に
おいては不図示)、該ゲート絶縁膜上に形成されるゲー
ト電極からなっている。このうち、ゲート電極は、図1
中横方向に延在する走査線3aの一部を構成し、ある行
に位置する走査線3aに対する通電・非通電を行うこと
で、当該行と同一行に存在するTFT30のすべてにつ
いて、同時にON・OFFすることが可能となってい
る。
下に、ゲート絶縁膜を介して位置するチャネル領域1a
´、該チャネル領域1a´の両隣に隣接するソース領域
1d及びドレイン領域1eが形成されている。第1実施
形態では、図示するように、チャネル領域1a´が二つ
存在し、いわゆるデュアルゲート構造を有している。ま
た、ソース領域1d及びドレイン領域1e(後述におい
ては、それぞれ、「高濃度ソース領域1d´」及び「高
濃度ドレイン領域1e´」がそれらに該当する。)上に
は、図1においては省略されているが、ソース電極及び
ドレイン電極が形成されることになる。このうちソース
電極としては、後述する液晶表示装置においてデータ線
6aの一部がそれに該当することとなる。また、ドレイ
ン電極には、ソース線6b等を介して、透明電極8及び
反射電極9が電気的に接続され、該透明電極及び該反射
電極は更に、液晶50に対向するようにされる。
に、上部電極61及び下部電極62、並びにこれら両電
極に挟持された誘電体膜(図1において不図示)からな
っている。このうち、上部電極61は、容量線3bの一
部を構成しており、前記走査線3aと同一膜として、す
なわち、製造工程時、該走査線3aが形成されるのと同
時に形成されている。また、下部電極62は、上述のT
FT30を構成する半導体膜1と同一膜として形成さ
れ、かつ、該半導体膜1から延設された延設部分1fが
それを兼ねている。さらに、誘電体膜は、上述のTFT
30を構成するゲート絶縁膜と同一膜として形成される
ものである。
るが、当該画素の液晶に印加された電界を一定時間保持
するために利用される。
1のパターン、とりわけ蓄積容量60を構成する一部分
たる、符号1Kで示した滑交差部に特徴がある。図2に
おいては、該半導体膜1のパターンのみを抜き出して、
これを示している。第1実施形態では、半導体膜1中の
滑交差部1Kは、図1及び図2に示すように、いわば
「鉤型の形状」の一部を構成している。
状」とは、より詳細には、TFT30を構成するチャネ
ル領域1a´等が存在する部分から、図1及び図2中上
方向に延設された一の長方形状のパターン(以下、「第
1パターン」という。)1Aと、該第1パターン1Aの
上端から、図1及び図2中、上下方向と直交する右方向
にその長手方向を一致させる他の長方形状のパターン
(以下、「第2パターン」という。)1Bとが接続され
たような形状となっている。なお、ここにいう「第2パ
ターン1B」とは、上述した下部電極62ないし延設部
分1fにほぼ一致する部位であるに他ならない。
び第2パターン1Bの下辺1BUとの間には、別の線分
1Xが存在し、かつ、前記右辺1AR及び前記別の線分
1Xのなす角度、並びに、前記下辺1BU及び前記別の
線分1Xのなす角度は、それぞれ135°とされてい
る。ここで、この135°という具体値を有する「角
度」とは、図1及び図2に示すように、滑交差部1Kか
らみて、延設部分1fの外方側に形成される「角部」に
関する角度である。
1AR及び下辺IBUは、滑交差部1Kによって、いわ
ば「なめらかに」接続されているのである。この点、従
来の半導体膜1000のパターンでは、図3に示すよう
に、上述した右辺1AR及び下辺1BUによって、直角
に交わる交差部1000Kが形成されていたこととは異
なる。
おいて、図2中、2箇所において示される角度135°
の補角(すなわち、「隅部の角度」、或いは「内角」)
は、それぞれ225°であり、いずれも180°より大
きく、かつ、270°より小さい。すなわち、これらの
角部は、本発明にいう「第3角部」及び「第4角部」に
それぞれ該当する。また、当該補角225°の一方は、
180°より大きく、且つ、270°より小さく、当該
補角225°の他方は、90°以上とみることもできる
から、これらの角部は、前記一方が「第5の角部」、前記
他方が「第6の角部」とみることもできる。
の延設部分1f、そして該延設部分1f上に形成され
る、前述した誘電体膜及び上部電極61によれば、半導
体膜1及び上部電極61間で短絡を生じさせる可能性を
低減させるという、本発明に特有の効果が得られること
になる。
形成過程の説明を行いながら、かつ、図4乃至図6を参
照しつつ説明する。なお、図4及び図5は、図2に示す
X−X´線で断面視した場合における、前記半導体膜
1、誘電体膜2及び上部電極61の形成過程を順に示し
たものであり、図6は、図3に示すY−Y´線で断面視
した場合におけるそれを示したものである。ただし、図
6は、図5における工程(D)乃至(G)に対応する工
程のみが、工程(D´)乃至(G´)として示されてい
る。
な洗浄工程を経た後のガラス基板10´上に、例えばシ
リコン等からなる半導体膜1の原薄膜P1を成膜すると
ともに、該原薄膜P1上にレジスト膜551を成膜す
る。なお、ここでは詳細を省略するが、原薄膜P1は、
成膜当初、非晶質であるため、レーザアニール等によっ
てこれを多結晶構造とする工程が行われることが一般的
である(図17のステップS12及びその説明参照)。
た光を、レチクル901を介してレジスト膜551に対
して照射する(露光工程)。ここでレチクル901に
は、ガラス基板10´の全面に対応する図1に示すよう
なパターンをちょうど反転したパターンで透過部901
aが形成されており、残る部分は非透過部901bとし
て形成されている。なお、これら透過部901a及び非
透過部901bが形作るパターンは、上述した「なめら
か」な滑交差部1Kの形状をも反映していることは言う
までもない。これにより、レジスト膜551には図1に
示すパターンに応じた感光領域と非感光領域とが形成さ
れることになる。
光されたレジスト膜551を現像して、感光領域におけ
るレジスト膜551を取り除く(現像工程)。そして、
残存するレジスト膜551に対するベーキング処理等を
施した後、レジスト膜551が取り除かれた部分で外部
に曝されることとなった前記原薄膜P1に対するエッチ
ングを実施することによって(エッチング工程)、該原
薄膜P1に対して所定パターンを付与すること、すなわ
ち該原薄膜P1を半導体膜1として成形することが可能
となる。
を追うこととし、今まで「半導体膜1」を呼んでいたと
ころを、「延設部分1f」と呼ぶこととする。
ジスト膜551を剥離する。次に、工程(E)では、半
導体膜1の表面を清浄化するために、絶縁膜をデポする
前に、希フッ酸液を用いたライトエッチ処理を行う。こ
の処理により、半導体膜1が積層されていない領域のガ
ラス基板10´の表面が、わずかにエッチングされる。
おける工程(E´)とを比較参照するとわかるように、
後者においては、図3に示す直角部分に対応する半導体
膜1下に至るまでエッチングが進行してしまっており、
アンダーカットUが生じていることがわかる。言い換え
ると、図6の工程(E´)においては、延設部分1fの
下面における表面地が、いわば剥き出しの状態となり、
外部に曝された状態となってしまうのである。この点、
図5の工程(E)においては、アンダーカットUが生じ
ていない。これは、図2に示したように、延設部分1f
を構成する滑交差部1Kは、図3に示す交差部1000
Kとは異なり、「なめらか」であることによる。
f上に誘電体膜2を形成する。そして、図5の工程
(G)では、この誘電体膜2上に、上部電極61を成膜
すると、蓄積容量60の完成をみる。なお、実際の蓄積
容量60の形成工程においては、前記下部電極62に適
当な導電性をもたせるため、該下部電極62に対する不
純物イオンの打ち込み工程が実施される(図17のステ
ップS15参照)。また、延設部分1fを除く半導体膜
1中、将来TFT30となるべき部分には、前記誘電体
膜2の形成と同時に、ゲート絶縁膜が形成されることに
なる。すなわち、これら誘電体膜2とゲート絶縁膜との
間に本質的な相違があるわけではない。ただし、当該T
FT30となるべき部分の半導体膜1に対しては、後述
するように所定の不純物イオンの打ち込み等が行われ
る。
と、図6の工程(F´)及び(G´)とを比較参照する
と、その相違が瞭然である。すなわち、図6の工程(F
´)では、図6の工程(E´)に示したアンダーカット
Uの存在により、まず、誘電体膜2の成膜が成功裡に完
了していない。より詳しくは、誘電体膜2は、アンダー
カットUを避けるように、当該部位を除く延設部分1f
及びガラス基板10´上のみに成膜されてしまってい
る。これは、成膜工程がスパッタリング等によって行わ
れ場合、影となる部分に十分な粒子が供給されないこと
による。例えば、雪が降り積もる情景を想定するとわか
りやすい。したがって、図6の工程(G´)に示すよう
に、この後に上部電極61を成膜すると、誘電体膜2に
よって十分に成膜されていない部分、すなわちアンダー
カットUの部分に、上部電極61が回り込んでしまうの
である。これにより結局、図6の工程(G´)において
矢印で示すように、延設部分1fと上部電極61とが接
触してしまう状態が現出され、両者間で短絡が生じてし
まうのである。
程(G)でみたように、上述のような不具合が生じな
い。つまり、延設部分1f及び上部電極61間で短絡が
生じる可能性を低減することができるのである。そし
て、このようなことは、延設部分1f中、その滑交差部
1Kが、なめらかに接続されていることにより享受され
る効果であるに他ならない。
えば10〜150nm程度の比較的薄い厚さに形成され
る場合において、上述の作用効果は、より効果的に発揮
されることになる。なぜなら、誘電体膜2が薄ければ薄
いほど、図6の工程(G´)に示すところからも明らか
な通り、延設部分1fと上部電極61との間で短絡が生
じやすくなるからである。この点、第1実施形態によれ
ば、誘電体膜2が薄くても、図6の工程(E´)に示す
ようなアンダーカットUが生じない以上、短絡を生じさ
せるおそれが殆どないのである。しかも、第1実施形態
では、最終的に蓄積容量60が形成されるのであるか
ら、誘電体膜2の厚さは小さければ小さい程よい。つま
り、第1実施形態によれば、労せずして、比較的大容量
となる蓄積容量60を構成することも可能なのである。
規定するならば、第1実施形態における半導体膜1のパ
ターンのより具体的な大きさは、図2に示すL1乃至L
5に示す各長さが、例えば、L1=40μm、L2=L
3=15μm、L4=L5=3μmなどとするとよい。
このうち特に、上述の誘電体膜2の厚さに対して、L4
及びL5の長さ、換言すれば滑交差部1Kの具体的な大
きさを、上述のように設定することで、アンダーカット
Uを生じさせる可能性を極めて小さくすることができ
る。
導体膜1上に誘電体膜2をデポする前のライトエッチ処
理によりアンダーカットが形成される場合を想定して説
明したが、半導体膜1をパターンニングする時のエッチ
ング工程(図4の工程(C))等、その他、図6におけ
る工程(E´)に示したようなアンダーカットUが形成
される可能性のある、あらゆる工程において、上述と同
様な「滑交差部」を有するパターニングを行う形態を適
用ないし応用することは可能であり、そのようにすれ
ば、上記した作用効果は略同様に発揮されることにな
る。
すような滑交差部1Kにおいてのみ、これをなめらかに
接続する形態について述べたが、本発明は、このような
形態に限定されるものではない。図1及び図2に示す半
導体膜1及び延設部分1fのパターンに類似するパター
ンを形成するのであれば、例えば、図7乃至図9に示す
ような各種の変形形態を考えることができる。
図2に示したパターン上で直角を形成していた交差部に
ついても、滑交差部1L、1Mとして、これをなめらか
に接続する形態となっている。このような部分において
も、なめらかな接続を実現することにより、当該滑交差
部1L及び1Mにおいても上述したような不具合を回避
することができるから、より有益であることが明白であ
る。なお、この場合においては、「隅部」に関する角度
が135°とされている。また、より一般的に、図7に
見える他の直角部分、例えば将来TFT30となるべき
半導体膜1の部分に見える直角部分についても、同様な
措置を施してよいことは言うまでもない。
線分が、図2に示すように、前記右辺1AR、前記下辺
1BU、及び別の線分1Xの三本だけではなく、前記右
辺1AR及び前記下辺1BUに加えて、別の線分1X´
及び別の線分1X´´の四本とされていることが異な
る。このようにすれば、図から明らかな通り、より滑ら
かな接続が可能となる。
の線分1X´´のなす角度、右辺1AR及び別の線分1
X´のなす角度、並びに別の線分1X´及び1X´´の
なす角度のいずれにしても、およそ150°とされてい
ることがわかる。そして、このように「角度」が135
°よりも大きくされている場合においては、上述の誘電
体膜2の厚さが50nm以下であったとしても、蓄積容
量60を構成する両電極間において、短絡を生じさせる
可能性を低減することが可能となる。
の一例たる円周の一部分1Yを含んでいることがわか
る。これは、「なめらか」に接続するという場合におけ
る究極の形態であるといえよう。
あっても、上述したようなアンダーカットUを生じさせ
る可能性を低減し、もって延設部分1fと上部電極61
との間に短絡を生じさせる可能性を低減することができ
る、という本発明に係る特有の作用効果は略同様に、あ
るいはそれ以上に発揮されることはいうまでもない。
に示したような半導体膜1のパターンに拘泥されるもの
ではなく、他に想定されうる様々なパターンにおいて
も、同様に適用することが可能である。図10において
はその一例を示すが、これは上述した「凸型の形状」を
有するパターンの典型例であって、左右方向に延在する
一の長方形状のパターン1Cの上辺1CAと、前記一の
長方形状のパターン1Cに直角となる、上下方向に延在
する他の長方形状のパターン1Dの左辺1DL及び右辺
1DRのそれぞれとの間において、別の線分1Z及び1
Z´が存在しているものである。これにより、滑交差部
1N及び1N´が形成されており、かつ、これらの滑交
差部1N及び1N´は、なめらかに接続されたものとな
っている。
て、走査線3aについてみることができる。すなわち、
図1中横方向に延在する走査線3aと該走査線3aから
ゲート電極となるべく突出した部分とに着目すれば、そ
れは図10のようなパターンを、その基本要素として含
んでいるということがいえる。
む。すなわち、少なくとも2個以上の角部を含むパター
ンであって、前記角部は、その内角が180°より大き
く、かつ、270°より小さな第1の角部と、該第1の
角部に隣接するとともに、その内角が90°より大き
く、かつ、180°より小さな第2の角部とを含むもの
である。その具体例としては、例えば図11に示すよう
なものが該当する。この図11においては、符号A1で
示された角部における隅部の角度(或いは、内角)は、
180°より大きく、かつ、270°より小さい。ま
た、符号A2で示された角部における隅部の角度(或い
は、内角)は、90°より大きく、かつ、180°より
小さい。そして、これら角部A1及び角部A2は、互い
に隣接する。このような場合であっても、上述したアン
ダーカットUを生じさせる可能性を低減し、もって延設
部分と上部電極との間に短絡を生じさせる可能性を低減
することができる。
で説明したTFT30及び蓄積容量60が、電気光学装
置の構成要素として組み込まれた、より具体的な実施の
形態を、第2実施形態として説明することとする。以下
では、電気光学装置が、液晶表示装置に適用された形態
を説明することとする。
12乃至図14を参照しつつ、第2実施形態の液晶表示
装置の基本的な構成について説明する。図12は、TF
Tアレイ基板をその上に形成された各構成要素ととも
に、対向基板の側から臨んだ平面図であり、図13は、
図12はH−H´断面図である。また、図14は、電気
光学装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成
された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路
である。
に係る電気光学装置では、TFTアレイ基板10と対向
基板20とが対向配置されている。
間には、液晶層50が封入されており、TFTアレイ基
板10と対向基板20とは、画像表示領域10aの周囲
に位置するシール領域に設けられたシール材52により
相互に接着されている。
めに、例えば熱硬化性樹脂、熱及び光硬化樹脂、光硬化
樹脂、紫外線硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおい
てTFTアレイ基板10上に塗布された後、加熱、加熱
及び光照射、光照射、紫外線照射等により硬化させられ
たものである。
の間隔を所定値とするためのグラスファイバあるいはガ
ラスビーズ等のギャップ材が混合されている。すなわ
ち、第2実施形態の電気光学装置は、プロジェクタのラ
イトバルブ用として小型で拡大表示を行うのに適してい
る。ただし、当該電気光学装置が液晶ディスプレイや液
晶テレビのように大型で等倍表示を行う液晶装置であれ
ば、このようなギャップ材は、液晶層50中に含まれて
いてもよい。
6aに画像信号を所定のタイミングで供給することによ
り該データ線6aを駆動するデータ線駆動回路201及
び外部回路接続端子202がTFTアレイ基板10の一
辺に沿って設けられており、走査線3a´に走査信号を
所定のタイミングで供給することにより、走査線3a´
を駆動する走査線駆動回路204が、この一辺に隣接す
る二辺に沿って設けられている。
遅延が問題にならないのならば、走査線駆動回路204
は片側だけでもよいことは言うまでもない。また、デー
タ線駆動回路201を画像表示領域10aの辺に沿って
両側に配列してもよい。
像表示領域10aの両側に設けられた走査線駆動回路2
04間をつなぐための複数の配線205が設けられてい
る。また、対向基板20のコーナ部の少なくとも一箇所
においては、TFTアレイ基板10と対向基板20との
間で電気的に導通をとるための導通材206が設けられ
ている。そして、図13に示すように、図12に示した
シール材52とほぼ同じ輪郭を持つ対向基板20が当該
シール材52によりTFTアレイ基板10に固着されて
いる。
10上には、画素スイッチング用のTFT30´や走査
線、データ線等の配線が形成された後の画素電極上に、
配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、
対向電極21のほか、最上層部分に配向膜が形成されて
いる。また、液晶層50は、例えば一種又は数種類のネ
マテッィク液晶を混合した液晶からなり、これら一対の
配向膜間で、所定の配向状態をとる。
0の画像表示領域10aにおいては、図14に示すよう
に、複数の画素100aがマトリクス状に構成されてい
る。
は、それぞれ、透明電極8及び反射電極9(以下、併せ
て呼称する場合には、単に「画素電極8及び9」とい
う。)と当該画素電極8及び9をスイッチング制御する
ためのTFT30´とが形成されており、画像信号が供
給されるデータ線6aが当該TFT30´のソースに電
気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信
号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給して
も構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対
して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
´が電気的に接続されており、所定のタイミングで、走
査線3a´にパルス的に走査信号G1、G2、…、Gm
を、この順に線順次で印加するように構成されている。
画素電極8及び9は、TFT30´のドレインに電気的
に接続されており、スイッチング素子であるTFT30
´を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、デ
ータ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、S
nを所定のタイミングで書き込む。
一例としての液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号
S1、S2、…、Snは、対向基板に形成された対向電
極との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電
圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することに
より、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリー
ホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電
圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリー
ブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電
圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体とし
て電気光学装置からは画像信号に応じたコントラストを
もつ光が出射する。
を防ぐために、画素電極8及び9と対向電極との間に形
成される液晶容量と並列に蓄積容量60´を付加する。
この蓄積容量60´は、走査線3a´に並んで設けら
れ、固定電位側容量電極を含むとともに定電位に固定さ
れた容量線3b´を含んでいる。この蓄積容量60´
が、上述した第1実施形態における蓄積容量60に該当
することとなるのは言うまでもない。また、容量線3b
´についても、同様である。
2実施形態に用いたTFTアレイ基板の相互に隣接する
複数の画素群の平面図である。図16は、図15のA−
A´線における画素の断面図である。なお、図15にお
いては、一画素のみが示されている。
は、アルミニウムや銀、若しくはこれらの合金、又はチ
タン、窒化チタン、モリブデン、タンタル等との積層膜
から構成された反射電極9がマトリクス状に形成されて
おり、これら各反射電極9に対して、画素スイッチング
用のTFT30´がそれぞれ透明電極8を介して電気的
に接続されている。また、反射電極9を形成する領域の
縦横の境界に沿って、データ線6a、走査線3a´及び
容量線3b´が形成され、TFT30´は、データ線6
a及び容量線3b´に対して接続されている。すなわ
ち、データ線6aは、コンタクトホールを介してTFT
30´の高濃度ソース領域1d´に電気的に接続され、
透明電極8は、コンタクトホール15及びソース線6b
を介してTFT30´の高濃度ドレイン領域1e´に電
気的に接続されている。また、TFT30´のチャネル
領域1a´´に対向するように走査線3a´が延在して
いる。
グ用のTFT30´を形成するための半導体膜1の延設
部分1f´を導電化したものを下部電極とし、この下部
電極に、走査線3a´と同層の容量線3b´が上部電極
として重なった構造になっている。そして、これら上部
電極及び下部電極は、上記第1実施形態における上部電
極61及び下部電極62に該当する。すなわち、下部電
極は、上述のTFT30´を構成する半導体膜1と同時
に形成されているものであり、上部電極は、該下部電極
上に誘電体膜(後述する「ゲート絶縁膜」と同一膜であ
る。よって、後述では、「誘電体膜」及び「ゲート絶縁
膜」に対して同一の符号「2´」を用いる。)を介して
形成されているものである。
部分1f´ないし下部電極のパターンを構成する滑交差
部1KKは、既に図2で示したように、なめらかに接続
されたものとなっている。また、図15においては更
に、図7で示したように、滑交差部1LL及び1MMに
ついても、なめらかな接続を実現したパターンとなって
いるとともに、新たに滑交差部1Oについてもまた、な
めらかな接続を実現したパターンを採用している。
ては、図15に示すように、透過窓14を有する反射電
極9が形成され、その表面には、図15には示されない
凹凸層7が全面に形成されている。透過窓14に対応す
る領域は、透明電極8によって覆われ、透過モードで画
像表示を行う透過領域であり、その他の領域は、後述す
る凹凸形成層、凹凸層及び反射電極9を備えた反射領域
であり、ここでは反射モードで画像表示を行う。
´線で切断したときの断面は、TFTアレイ基板10の
基体としての透明なTFTアレイ基板用のガラス基板1
0´の表面に、厚さが100〜500nmのシリコン酸
化膜(絶縁膜)からなる下地保護膜11が形成され、こ
の下地保護膜11の表面には、厚さが30〜100nm
の島状の半導体膜1´が形成されている。半導体膜1´
の表面には、厚さが約50〜150nmのシリコン酸化
膜からなるゲート絶縁膜2´が形成され、このゲート絶
縁膜2´の表面に、厚さが300〜800nmの走査線
3a´がゲート電極として延在している。
てゲート絶縁膜2´を介して対抗する領域がチャネル領
域1a´´になっている。このチャネル領域1a´´に
対して一方側には、低濃度領域1b及び高濃度ソース領
域1d´を備えるソース領域が形成され、他方側には低
濃度領域1b及び高濃度ドレイン領域1e´を備えるド
レイン領域が形成され、その中間には、ソース及びドレ
インのどちらの領域にも属さない高濃度領域1cが形成
されている。
側には、厚さが300〜800nmのシリコン酸化膜か
らなる第1層間絶縁膜4、及び厚さが100〜800n
mのシリコン窒化膜からなる第2層間絶縁膜5(表面保
護膜)が形成されている。ただし、場合により、この第
2層間絶縁膜5は、形成してなくてもよい。第1層間絶
縁膜4の表面には、厚さが300〜800nmのデータ
線6aが形成され、このデータ線6aは、第1層間絶縁
膜4に形成されたコンタクトホールを介して高濃度ソー
ス領域1d´に電気的に接続されている。
等の感光性樹脂からなる凹凸形成層13及び凹凸層7が
この順に形成され、凹凸層7の表面には、ITO膜等か
らなる透明電極8が形成され、透明電極8の上層には、
アルミニウムや銀、若しくはこれらの合金、又はチタ
ン、窒化チタン、モリブデン、タンタル等との積層膜か
らなる反射電極9が順次形成されている。反射電極9の
表面には、凹凸層7の表面凹凸形状に対応した凹凸パタ
ーン9gが形成されている。
ホール15を介してソース線6bと電気的に接続されて
いる。反射電極9の表面には、背面光源からの光を透過
するための透過窓14が形成されている。
によって最上層となった透明電極8の表面側には、ポリ
イミド膜からなる配向膜12が形成されている。この配
向膜12の表面側には、ラビング処理が施されている。
設部分1f´ないし下部電極に対しては、ゲート絶縁膜
2´と同時形成された絶縁膜(すなわち、誘電体膜2´
を含む。図4参照)を介して、走査線3a´と同層の容
量線3b´が上部電極として対向することにより、蓄積
容量60´が構成されている。
ようにLDD(Lightly Doped Drain)構造をもつが、
低濃度領域1bに相当する領域に不純物イオンの打ち込
みを行わないオフセット構造を有してもよい。また、T
FT30´は、走査線3a´の一部たるゲート電極をマ
スクとして高濃度で不純物イオンを打ち込み、自己整合
的に高濃度のソース及びドレイン領域を形成したセルフ
アライン型のTFTであってもよい。
ゲート電極をソース−ドレイン領域の間に2個配置した
デュアルゲート構造としたが、1個配置したシングルゲ
ート構造であってもよく、また、これらの間に3個以上
のゲート電極を配置したトリプルゲート以上の構造であ
ってもよい。複数個配置した場合、各々のゲート電極に
は同一の信号が印加されるようにする。このようにデュ
アルゲート又はトリプルゲート以上でTFT30´を構
成すれば、チャネルとソース−ドレイン領域の接合部で
のリーク電流を防止でき、オフ時の電流を低減すること
ができる。これらのゲート電極の少なくとも1個をLD
D構造又はオフセット構造にすれば、更にオフ電流を低
減でき、安定したスイッチング素子を得ることができ
る。
基板10では、各画素100aの反射領域には、反射電
極9の表面のうち、TFT30´の形成領域及びコンタ
クトホール15から外れた領域(凹凸層形成領域)に
は、前述のように凹凸パターン9gが形成されている。
あたって、第2実施形態のTFTアレイ基板10では、
前述の凹凸形成領域には、アクリル樹脂等の有機系の透
光性の感光性樹脂からなる凹凸形成層13が第2層間絶
縁膜5の表面に1〜3μmの厚さで、例えばスピンコー
トによって形成され、この凹凸形成層13の上層には、
アクリル樹脂等の有機系の透光性の感光性樹脂等のよう
な流動性材料から形成された絶縁膜かななる凹凸層7が
1〜2μmの厚さで、例えばスピンコートによって積層
されている。
れている。このため、図16に示すように、反射電極9
の表面には、凹凸層7の表面凹凸形状に対応する凹凸パ
ターン9gが形成され、この凹凸パターン9gでは、凹
凸層7によって、凹凸形成層13のエッジ等が現れない
ようになっている。なお、凹凸層7を形成せずに、凹凸
形成層13を形成した後に、ベーク工程を行うことによ
り、凹凸形成層13の凹凸の縁をなめらかにしてもよ
い。
た第2実施形態に係る電気光学装置100では、反射電
極9が形成されているため、対向基板20側から入射し
た光を、TFTアレイ基板10側で反射し、対向基板2
0側から出射することができるので、この間に液晶50
によって各画素100a毎で光変調を行えば、外光を利
用して所望の画像を表示することができる(反射モー
ド)。
び図16において、反射電極9に設けられた透過窓14
を覆うように透明電極8が形成されているため、透過型
の液晶表示装置としても機能する。すなわち、TFTア
レイ基板10の側に配置されたバックライト装置(不図
示)から出射した光は、TFTアレイ基板10の側に入
射した後、各画素100aにおいて反射電極9が形成さ
れている領域のうち、反射電極9が形成されていない透
過領域、すなわち透明電極8によって覆われた透過窓1
4を経由して対向基板20側に透過する。このため、液
晶50によって各画素100a毎で光変調を行えば、バ
ックライト装置(不図示)から出社された光を利用して
所望の画像を表示することができる(透過モード)。
100では特に、蓄積容量60´を構成する下部電極
が、上述の第1実施形態のように、なめらかな滑交差部
1KK等を有するパターンに成形されていることから、
当該下部電極をフォトリソグラフィ法によって成形する
際、その下方に、第1実施形態で説明したようなアンダ
ーカットUを生じさせることがない。したがって、該下
部電極の表面が外部に露出されるようなことがなく、上
部電極を成膜しても、両者の間に短絡を生じさせるよう
な可能性が低減されている。
積容量60´は、本来予定した通りの機能をいかんなく
発揮することが可能となり、ひいては電気光学装置の正
確な動作を実現することができる。
する方法を、図17のフローチャートを参照しつつ説明
する。
Tアレイ基板用のガラス基板10´を準備した後、基板
温度が150〜450℃の温度条件下で、このガラス基
板10´の全面に、シリコン酸化膜からなる下地保護膜
11を、プラズマCVD法により、100〜500nm
の厚さに形成する。このときの原料ガスとしては、例え
ば、モノシランと笑気ガス(一酸化二窒素)との混合ガ
スや、TEOS(テトラエトキシシラン:Si(OC2
H5)4)と酸素、又はシジランとアンモニアを用いる
ことができる(ステップS11)。
条件下で、TFTアレイ基板用のガラス基板10´の全
面に、非晶質シリコン膜からなる半導体膜1´の原薄膜
を、プラズマCVD法により30〜100nmの厚さに
形成する。このときの原料ガスとしては、例えば、ジシ
ランやモノシランを用いることができる。次に、この原
薄膜に対してレーザ光を照射してレーザアニールを施
す。その結果、アモルファスの原薄膜は、一度溶融し、
冷却固化過程を経て結晶化して、多結晶ポリシリコン膜
を含むものとなる(ステップS12)。この際には、各
領域へのレーザ光の照射時間が非常に短時間であり、か
つ、照射領域も基板全体に対して局所的であるため、基
板全体が同時に高温に熱せられることがない。それゆ
え、TFTアレイ基板用の基板としてガラス基板等を用
いても熱による変形や割れ等が生じない。
技術を利用して、レジスト膜を介して該原薄膜をエッチ
ングすることにより、島状に分離されたパターンを有す
る半導体膜1´(能動層)を形成する(ステップS1
3)。この工程は、既に図4において工程(A)乃至工
程(C)として説明したと同様に実施すればよい。すな
わち、レチクルの透過部及び非透過部が、第2実施形態
に係る滑交差部1KK、1LL、1MM及び1Oを有す
るようなパターンを含むものとして形成されたレチクル
を使用して、前記レジスト膜に対する露光工程を実施す
ることにより、原薄膜は、前記滑交差部1KK等を有す
るパターンとして成形されて、半導体膜1´となるので
ある。
記半導体膜1´の表面を清浄化するために、希フッ酸液
を用いたライトエッチ処理を行う(ステップS14)。
この処理により、半導体膜1´が積層されていない領域
のガラス基板10´の表面が、わずかにエッチングされ
る。そして、この際、第2実施形態においては、第1実
施形態で参照した図5における工程(E)に示したよう
なライトエッチが行われることとなり、半導体膜1´下
において、図6における工程(E´)に示したようなア
ンダーカットUが生じることがない。これは、上述した
ように、半導体膜1´が、滑交差部1KK等を含むよう
にパターニングされていたことによる。
ラス基板10´の全面、かつ、CVD法等により半導体
膜1´の表面に、シリコン酸化膜等からなるゲート絶縁
膜2´を10〜150nmの厚さに形成する。このとき
の原料ガスは、例えば、TEOSと酸素ガスとの混合ガ
スを用いることができる。ここで形成するゲート絶縁膜
2´は、シリコン酸化膜に代えてシリコン窒化膜であっ
てもよい(ステップS15)。なお、このゲート絶縁膜
2´の形成と同時に、誘電体膜2もまた、形成されるこ
とになる。
体膜1´の延設部分1´に不純物イオンを打ち込んで、
容量線3b´との間に蓄積容量60´を構成するための
下地電極を形成する(ステップS16)。
アレイ基板用のガラス基板10´の全面に、走査線3a
´等を形成するためのアルミニウム、タンタル、モリブ
デン等からなる金属膜、又はこれらの金属のいずれかを
主成分とする合金膜からなる誘電膜を300〜800n
mの厚さに形成した後、フォトリソグラフィ技術を用い
てレジストマスクを形成する。そして、レジストマスク
を介して、前記誘電膜をドライエッチングし、走査線3
a´(ゲート電極)、容量線3b´等を形成する(ステ
ップS17)。この際、蓄積容量60´の上部電極は、
容量線3b´の一部として同時に形成されていることは
言うまでもない。そして、第2実施形態では、この上部
電極を含む容量線3b´の形成後、該容量線3b´と前
記した半導体膜1´とが短絡するような事態は未然に防
止されることになるのである。なぜなら、上述したよう
に、第2実施形態においては、半導体膜1´下にアンダ
ーカットが生じないからである。
S18)。その詳細は以下の通りである。
ネルTFT部(図示せず)の側には、走査線3a´やゲ
ート電極をマスクとして、約0.1×1013〜10×
10 13/cm2のドーズ量で低濃度の不純物イオン
(リンイオン)を打ち込んで、走査線3a´に対して、
自己整合的に低濃度領域1bを形成する。ここで、走査
線3a´の真下に位置しているため、不純物イオンが導
入されなかった部分は、半導体膜1´のままのチャネル
領域1a´´となる。
(ゲート電極)より幅の広いレジストマスクを形成して
高濃度の不純物イオン(リンイオン)を約0.1×10
15〜10×1015/cm2のドーズ量で打ち込み、
高濃度ソース領域1d´、高濃度領域1c及び高濃度ド
レイン領域1e´を形成する。
の不純物の打ち込みを行わずにゲート電極よりも幅広の
レジストマスクを形成した状態で、高濃度の不純物(リ
ンイオン)を打ち込み、オフセット構造のソース領域及
びドレイン領域を形成してもよい。また、走査線3a´
をマスクにして高濃度の不純物を打ち込んで、セルフア
ライン構造のソース領域及びドレイン領域を形成しても
よい。
間絶縁膜4、各種のコンタクトホール、データ線6a及
びソース線6b、第2層間絶縁膜5、凹凸形成層13、
凹凸層7、透明電極8、反射電極9、透過窓14並びに
配向膜12等を、順次、公知の技術に則って形成すれば
(ステップS19)、TFTアレイ基板10が完成す
る。
素子としてTFTを用いたアクティブマトリクス駆動方
式の液晶表示装置を例に説明したが、画素スイッチング
素子としてTFDを用いたアクティブマトリクス駆動方
式の液晶表示装置、又はパッシブマトリクス駆動方式の
液晶表示装置、更には、液晶表示装置以外の電気光学物
質(例えば、ELエレクトロルミネセンス発光素子や発
光ダイオード素子等)を用いた電気光学装置、あるいは
プラズマディスプレイ装置等に、本発明を適用してもよ
い。
過型の電気光学装置100は、各種の電子機器の表示部
として用いることができるが、その一例を、図18〜図
20を参照しつつ具体的に説明する。
示装置として用いた電子機器の回路構成を示すブロック
図である。
力原70、表示情報処理回路71、電源回路72、タイ
ミングジェネレータ73及び液晶表示装置74を有す
る。また、液晶表示装置74は、液晶表示パネル75及
び駆動回路76を有する。液晶装置74としては、前述
した電気光学装置100を用いることができる。
y Memory)、RAM(Random Access Memory)等のよう
なメモリ、各種ディスク等のストレージユニット、デジ
タル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミ
ングジェネレータ73によって生成された各種のクロッ
ク信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等のよ
うな表示情報を、表示情報処理回路71に供給する。
レル変換回路や、増幅・反転回路、ローテーション回
路、ガンマ補正回路、クランプ回路等のような周知の各
種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、そ
の画像信号をクロック信号CLKとともに駆動回路76
へ供給する。電源回路72は、各構成要素に所定の電圧
を供給する。
形態であるモバイル型のパーソナルコンピュータを示し
ている。ここに示すパーソナルコンピュータ80は、キ
ーボード81を備えた本体部82と、液晶表示ユニット
83とを有する。液晶表示ユニット83は、前述した電
気光学装置100を含んで構成される。
を示している。ここに示す携帯電話機90は、複数の操
作ボタン91と、前述した電気光学装置100からなる
表示部とを有している。
のではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる
発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可
能であり、そのような変更を伴う薄膜半導体装置及び電
気光学装置、それらの製造方法並びにレチクルもまた、
本発明の技術的範囲に含まれるものである。
続された滑交差部を有する半導体膜のパターンを示した
平面図である。
して示す平面図である。
して示す平面図である。
蓄積容量の形成工程を順を追って示す断面工程図(その
1)である。
蓄積容量の形成工程を、図4に続き順を追って示す断面
工程図(その2)である。
の形成工程を、順を追って示す断面工程図であって、図
5における工程(D)乃至(G)に対応する工程を、工
程(D´)乃至(G´)として示すものである。
あって、図2に示す滑交差部に加えて、他の交差部につ
いてもなめらかな接続を実現したパターンを示す平面図
である。
あって、図2に示す滑交差部につき、複数の線分によっ
てなめらかな接続を実現したパターンを示す平面図であ
る。
あって、図2に示す滑交差部につき、円周の一部分によ
ってなめらかな接続を実現したパターンを示す平面図で
ある。
形状のパターンであって、その交差部につき、なめらか
な接続を実現したパターンを示す平面図である。
の形状のパターンであって、その交差部につき、なめら
かな接続を実現したパターンを示す平面図である。
けるTFTアレイ基板を、その上に形成された各構成要
素とともに対向基板の側から見た平面図である。
ける画像表示領域を構成するマトリクス状の複数の画素
に設けられた各種素子、配線等の等価回路を示す回路図
である。
データ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレ
イ基板の相隣接する複数の画素群の平面図である。
法を示すフローチャートである。
て用いた電子機器の回路構成を示すブロック図である。
の一例としてのモバイル方パーソナルコンピュータを示
す説明図である。
他の例としての携帯電話機の説明図である。
N´、1O…滑交差部 U…アンダーカット 2、2´…誘電体膜(絶縁膜)、ゲート絶縁膜 3a、3a´…走査線 6a…データ線 8…反射電極 9…透明電極 10…TFTアレイ基板 10´…ガラス基板 30、30´…TFT 50…液晶 60、60´…蓄積容量 61…上部電極 62…下部電極 551…レジスト膜 901…レチクル 901a…透過部 901b…非透過部
Claims (18)
- 【請求項1】 少なくとも2個以上の角部を含むパター
ンを有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半導体装
置であって、 前記角部は、 その内角が180°より大きく、かつ、270°より小
さな第1の角部と、 該第1の角部に隣接するとともに、その内角が90°よ
り大きく、かつ、180°より小さな第2の角部とを含
むことを特徴とする薄膜半導体装置。 - 【請求項2】 少なくとも2個以上の角部を含むパター
ンを有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半導体装
置であって、 前記角部は、 互いに隣接するとともに、そのそれぞれの内角が180
°より大きく、かつ、270°より小さな第3の角部及
び第4の角部を含むことを特徴とする薄膜半導体装置。 - 【請求項3】 少なくとも2個以上の角部を含むパター
ンを有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半導体装
置であって、 前記角部は、 その内角が180°より大きく、かつ、270°より小
さな第5の角部と、 該第1の角部に隣接するとともに、その内角が90°以
上の第6の角部とを含むことを特徴とする薄膜半導体装
置。 - 【請求項4】 曲折形状又は突出形状を含むパターンを
有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半導体装置で
あって、 前記曲折形状又は前記突出形状の交差部を規定するとと
もに互いに隣接する一の線分及び他の線分の少なくとも
一組については、該一の線分の端部及び該他の線分の端
部間に別の線分が存在し、当該別の線分及び前記一の線
分のなす角度並びに当該別の線分及び前記他の線分のな
す角度が90°より大きく180°より小さい滑交差部
を形成することを特徴とする薄膜半導体装置。 - 【請求項5】 前記薄膜上には、その厚さが10〜15
0nm(ナノメートル)の絶縁膜が形成されるととも
に、該絶縁膜上には導電性材料からなる他の薄膜が形成
されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項
に記載の薄膜半導体装置。 - 【請求項6】 前記別の線分及び前記一の線分のなす角
度並びに前記別の線分及び前記他の線分のなす角度は、
135°及びその近傍であることを特徴とする請求項4
又は5に記載の薄膜半導体装置。 - 【請求項7】 前記薄膜上には、その厚さが50nm以
下の絶縁膜が形成されるとともに、該絶縁膜上には導電
性材料からなる他の薄膜が形成され、 前記別の線分及び前記一の線分のなす角度並びに前記別
の線分及び前記他の線分のなす角度は、135°よりも
大きいことを特徴とする請求項4に記載の薄膜半導体装
置。 - 【請求項8】 前記一組について前記別の線分は複数存
在し、かつ、これら複数の別の線分のうち隣接する別の
線分間のなす角度は90°より大きく180°より小さ
い滑交差部を形成することを特徴とする請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の薄膜半導体装置。 - 【請求項9】 前記一の線分の端部及び前記他の線分の
端部間には、前記別の線分に代えて又は加えて、所定の
曲率をもった曲線の一部分が存在することを特徴とする
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の薄膜半導体装
置。 - 【請求項10】 前記角度は、前記滑交差部からみて、
前記パターンの外方側に形成される角部についての角度
であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項
に記載の薄膜半導体装置。 - 【請求項11】 画素電極と、 該画素電極に接続された薄膜トランジスタと、 該薄膜トランジスタに接続された配線と、 前記薄膜トランジスタに接続された蓄積容量とを備えて
なり、 前記蓄積容量を構成する少なくとも一方の電極は、曲折
形状又は突出形状を含むパターンを有し導電性材料から
なる薄膜を含み、 前記曲折形状又は前記突出形状の交差部を規定するとと
もに互いに隣接する一の線分及び他の線分の少なくとも
一組については、該一の線分の端部及び該他の線分の端
部間に別の線分が存在し、当該別の線分及び前記一の線
分のなす角度並びに当該別の線分及び前記他の線分のな
す角度が90°より大きく180°より小さい滑交差部
を形成することを特徴とする電気光学装置。 - 【請求項12】 前記薄膜上には、その厚さが10〜1
50nmの絶縁膜が形成されるとともに、該絶縁膜上に
は導電性材料からなる他の薄膜が形成されることを特徴
とする請求項11に記載の電気光学装置。 - 【請求項13】 前記別の線分及び前記一の線分のなす
角度並びに前記別の線分及び前記他の線分のなす角度
は、135°及びその近傍であることを特徴とする請求
項11又は12に記載の電気光学装置。 - 【請求項14】 前記蓄積容量を構成する少なくとも一
方の電極は、前記薄膜トランジスタを構成する半導体膜
と同一膜として形成されることを特徴とする請求項11
乃至13のいずれか一項に記載の電気光学装置。 - 【請求項15】 曲折形状又は突出形状を含むパターン
を有し導電性材料からなる薄膜を備えた薄膜半導体装置
を製造する薄膜半導体装置の製造方法であって、 基板上に前記薄膜の原膜を形成する工程と、 前記原膜上にレジスト膜を形成する工程と、 前記レジスト膜を前記パターン又は前記パターンのネガ
形状が形成されたレチクルを用いて露光する工程と、 前記レジスト膜を現像する工程と、 前記現像されたレジスト膜及び前記原膜をエッチングす
る工程とを含み、 前記パターンは、 前記曲折形状及び前記突出形状の交差部を規定するとと
もに互いに隣接する一の線分及び他の線分の少なくとも
一組を含み、該一の線分の端部及び該他の線分の端部間
に別の線分が存在し、当該別の線分及び前記一の線分並
びに当該別の線分及び前記他の線分のなす角度が90°
より大きく180°より小さい滑交差部を有し、 前記原膜は、前記エッチング工程において前記パターン
を有するように成形されることを特徴とする薄膜半導体
装置の製造方法。 - 【請求項16】 前記原膜をエッチングする工程を実施
する結果得られるパターニング膜及び前記基板を、ウェ
ットエッチングする工程を更に含むことを特徴とする請
求項12に記載の薄膜半導体装置の製造方法。 - 【請求項17】 画素電極、該画素電極に接続された薄
膜トランジスタ、該薄膜トランジスタに接続された配
線、及び、前記薄膜トランジスタに接続された蓄積容量
を備えた電気光学装置を製造する電気光学装置の製造方
法であって、 請求項15又は16に記載の薄膜半導体装置の製造方法
に則って、前記蓄積容量を構成する少なくとも一方の電
極を形成する工程を含むことを特徴とする電気光学装置
の製造方法。 - 【請求項18】 パターン又は該パターンのネガ形状が
形成されたレチクルであって、 前記パターンは、曲折形状及び突出形状の交差部を規定
するとともに互いに隣接する一の線分及び他の線分の少
なくとも一組を含み、該一の線分及び該他の線分の端部
間に別の線分が存在し、当該別の線分及び前記一の線分
並びに当該別の線分及び前記他の線分のなす角度が90
°より大きく180°より小さい滑交差部を有すること
を特徴とするレチクル。
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