JP2003309428A - 円偏波アンテナ - Google Patents
円偏波アンテナInfo
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Abstract
ナ特性を有し、かつ、高さ寸法を大幅に短縮できて車載
用アンテナとして好適な小型化が実現できる円偏波アン
テナを提供すること。 【解決手段】 給電基板10上にN個のアンテナ素子1
5を等間隔の配置で立設し、各アンテナ素子15のノッ
チ18を360°/Nの位相差で給電する。例えば、誘
電体基板16の片面に導体層17を設けてなるアンテナ
基板の該導体層17を略L字形に切り欠いてノッチ18
となし、このノッチ18の上端を誘電体基板16の上端
面に臨出させると共に、誘電体基板16の他面でノッチ
18を横切る位置に形成したマイクロストリップ線路1
9を導体層17に接続してアンテナ素子15を構成し、
このアンテナ素子15を給電基板10上に4個等間隔の
配置で立設して、各ノッチ18を90°の位相差で給電
するようにした。
Description
受信や静止衛星との通信を行うのに好適な小型の円偏波
アンテナに関する。
Hzの電波を利用する衛星ラジオ放送を受信可能な小型
のアンテナとしては、図14に示すような4線巻ヘリカ
ルアンテナが知られている。同図に示すヘリカルアンテ
ナは、反射板1上に、直径が約λo/5で高さが約λo
/2(ただしλoは共振する電波の自由空間波長)の円
柱状または円筒状の誘電体2が立設されている。誘電体
2の外表面には4本の放射導体3が螺旋状に巻き付ける
ように形成されており、各放射導体3は図示せぬ交流電
源によって90度の位相差で給電されるようになってい
る。
アンテナは、天頂から低仰角に至る範囲内で、衛星ラジ
オ放送等に使用される円偏波電波を良好に受信すること
ができるため、広く採用されている。
ルアンテナにおいては、誘電体2の波長短縮作用によっ
て高さ寸法が低く抑えられてはいるが、それでも、受信
しようとする電波の周波数が2.3GHzの場合、高さ
寸法は約67mmとなってしまうので、車載用アンテナ
としては低背化が不十分であった。
みてなされたもので、その目的は、衛星ラジオ放送や衛
星通信等に好適なアンテナ特性を有し、かつ、高さ寸法
を大幅に短縮できて車載用アンテナとして好適な小型化
を実現できる円偏波アンテナを提供することにある。
ために、本発明の円偏波アンテナは、帯状に延びる無導
体部であるノッチをアンテナ基板に設け、前記ノッチの
一端を前記アンテナ基板の上端面に臨出させ他端を閉端
となすアンテナ素子と、このアンテナ素子を等間隔の配
置でN個(ただしNは3以上の整数)立設してなる給電
基板と、前記ノッチを励振させるための給電手段とを備
え、前記N個のアンテナ素子の各ノッチを360°/N
の位相差で給電する構成にした。
えばN=4の場合、給電基板上に4個のアンテナ素子を
90°ずつ向きを変えて立設し、各アンテナ素子のノッ
チを90°の位相差で給電することにより、励振される
各ノッチの上端(開放端)からそれぞれ90°ずつ位相
のずれた直線偏波が放射されるので、全体として円偏波
の電波が放射されることになる。また、N=3の場合に
は、給電基板上に3個のアンテナ素子を120°ずつ向
きを変えて立設し、各アンテナ素子のノッチを120°
の位相差で給電すればよい。いずれにせよ、かかる構成
において、各ノッチの全長は共振する電波のアンテナ基
板上での波長の約4分の1でよいため、前述した4線巻
ヘリカルアンテナに比べて高さ寸法を大幅に低減した円
偏波アンテナが得られる。
ッチを、上下方向に延びて上端をアンテナ基板の上端面
に臨出させた垂直部分と、この垂直部分の下端から横方
向に延びて終端を閉端となした水平部分とを有する略L
字形に形成すると、ノッチの垂直部分の長さを短くでき
るため、各アンテナ素子の高さ寸法が一層低減でき、そ
れゆえ円偏波アンテナの低背化が促進できて好ましい。
をその上端面が下端面よりも短寸で該上端面に傾斜端面
が連続する形状にすると、ノッチが励振されるとアンテ
ナ基板の上端面上および傾斜端面上に強い電界が発生す
るので、最大放射方向が天頂方向から低仰角側へシフト
することになる。したがって、高緯度地域において赤道
上の静止衛星からの電波を受信する場合などに有効とな
る。
の長手方向一端側の略半分と他端側の略半分をそれぞれ
2個のアンテナ素子の各アンテナ基板となし、かつ、2
枚の前記大基板を中央部で直交させて組み合わせること
により、給電基板上に等間隔の配置で4個のアンテナ素
子が立設されるように構成すると、4枚の単品のアンテ
ナ素子を組み合わせる構成に比べて部品点数や組立て工
数を削減できるため、製造コストの低減が図れて好まし
い。
テナ基板が誘電体基板の片面に導体層を設けてなり、か
つノッチが前記導体層を帯状に切り欠いた形状に形成さ
れていると共に、前記誘電体基板の前記片面とは逆側の
他面でノッチを横切る位置に形成されたマイクロストリ
ップ線路と、このマイクロストリップ線路の一端部を前
記導体層に接続するために前記誘電体基板に形成された
スルーホールとを備え、前記導体層と前記マイクロスト
リップ線路をそれぞれ接地導体と給電端子に接続した構
成の円偏波アンテナが好適である。この場合、誘電体基
板の前記他面でノッチの上端部と対向する領域を含む位
置に、該上端部近傍の前記導体層と対向する電極層を設
けておけば、該導体層と該電極層との間に静電容量が生
じるため、等価的に、最も高い電界強度が得られるノッ
チの上端部において静電容量を増加させたことになる。
その結果、共振周波数が低下するので、所望の周波数の
電波に共振させるうえで必要となるノッチの全長を短く
することができて、円偏波アンテナの低背化を一層促進
できる。
テナ基板が金属板からなり、かつノッチが前記金属板を
帯状に切り欠いた形状に形成されていると共に、ノッチ
の近傍で前記金属板に接続された給電線を備え、前記金
属板と前記給電線をそれぞれ接地導体と給電端子に接続
した構成の円偏波アンテナが好適である。このようにア
ンテナ基板として金属板を用いると、プレス加工等によ
りノッチ付きのアンテナ基板を簡単かつ安価に製造でき
る。
図面を参照して説明すると、図1は本発明の第1実施形
態例に係る円偏波アンテナの斜視図、図2は第1実施形
態例における1個のアンテナ素子の表裏を示す説明図、
図3は第1実施形態例における給電基板の表裏を示す説
明図である。
全面に接地導体11が形成されている給電基板10上
に、4個の方形板状のアンテナ素子15を90°ずつ向
きを変えて立設して概略構成されている。図3(a)に
示すように、給電基板10の上面には接地導体11とは
非接触の給電端子(ランド)12が等間隔な4か所に形
成されており、各給電端子12はスルーホール13と接
続されている。また、図3(b)に示すように、給電基
板10の下面には、スルーホール13と接続された所定
形状のマイクロストリップ線路14が形成されている。
このマイクロストリップ線路14は、特性インピーダン
スが50Ωの幅広部14aと、特性インピーダンスが1
00Ωの幅狭部14bとを、それぞれ所定の長さに形成
して連続させたものであり、4か所のスルーホール13
に90°ずつ位相のずれた高周波信号を給電できるよう
になっている。
形状の誘電体基板16の片面に銅箔等の導体層17を形
成してアンテナ基板となしており、導体層17をエッチ
ング等により帯状に切り欠くことによって無導体部であ
るノッチ18を形成している。このノッチ18は、上下
方向に延びて上端を誘電体基板16の上端面に臨出させ
た垂直部分と、この垂直部分の下端から横方向に延びて
終端を閉端となした水平部分とを有する略L字形に形成
されている。導体層17の下端部は、給電基板10の接
地導体11に半田付けされている。また、誘電体基板1
6の他面(導体層17が形成されていない側の面)に
は、ノッチ18を横切る位置に短寸のマイクロストリッ
プ線路19が形成されており、このマイクロストリップ
線路19の上端部はスルーホール20を介してノッチ1
8の近傍の導体層17に接続されている。なお、マイク
ロストリップ線路19の下端部は給電基板10の給電端
子12に半田付けされているので、スルーホール13を
介してマイクロストリップ線路14に接続されている。
また、給電点となるスルーホール20の形成位置は、そ
の給電点におけるノッチ18の入力抵抗とマイクロスト
リップ線路19のインピーダンスとがマッチングする位
置を選択している。
各アンテナ素子15のマイクロストリップ線路19がノ
ッチ18を横切るように形成されているので、ノッチ1
8の幅方向に電界が発生してノッチ18が励振される。
ノッチ18の電界は開放端である上端で最大となるた
め、誘電体基板16の上端面から上方へ電波が放射され
る。いま、この円偏波アンテナの使用する電波(共振さ
せる電波)の給電基板10上での波長をλefとする
と、給電基板10に設けたマイクロストリップ線路14
を次のように形成して90°ずつの位相差給電を実現し
ている。−90°は、0°に対して幅広部14aをλe
f/4だけ長く形成することにより実現している。−1
80°は、0°に対して幅狭部14bをλef/2だけ
長く形成することにより実現している。また、−270
°は、0°に対して幅狭部14bをλef/2だけ長く
形成して実現した180°の位相遅れと、−180°に
対して幅広部14aをλef/4だけ長く形成して実現
した90°の位相遅れを加算することで実現している。
これにより、スルーホール13やマイクロストリップ線
路19を介して、4個のアンテナ素子15の各ノッチ1
8を90°の位相差で給電することができるので、励振
される各ノッチ18の上端からそれぞれ90°ずつ位相
のずれた直線偏波が放射され、全体として円偏波の電波
が放射されることになる。
端となっている各ノッチ18の全長が、共振させる電波
の誘電体基板16上での波長λeaの約4分の1でよ
く、さらに誘電体基板16による波長短縮作用も加味さ
れるため、従来の4線巻ヘリカルアンテナに比べて高さ
寸法を大幅に低減することができる。すなわち、4線巻
ヘリカルアンテナの場合、電波の自由空間波長λoの約
2分の1の高さ寸法が必要であるのに対し、本実施形態
例に係る円偏波アンテナは、高さ寸法をλoの5分の1
以下に抑えることができるので、車載用アンテナとして
好適な低背化が図れる。例えば、使用する電波の周波数
が2.3GHzの場合、本実施形態例ではアンテナ素子
15の高さ寸法を約18mmに抑えることができる。ま
た、本実施形態例に係る円偏波アンテナにおいては、ノ
ッチ18の垂直部分と水平部分の長さの比率を変更して
も、同じ周波数の電波に共振させることができるので、
ノッチ18のL字形状を適宜選択することによって、所
望の大きさの円偏波アンテナを設計しやすいという利点
がある。さらにまた、マイクロストリップ線路19の大
きさを適宜調整することによって、インピーダンスのマ
ッチングが図りやすいという利点もある。なお、ノッチ
18が水平部分のないI字形であっても、その全長を約
λea/4に設定できるため、従来の4線巻ヘリカルア
ンテナに比べれば高さ寸法を低減することはできる。
テナ素子の表裏を示す説明図、図5は第2実施形態例に
おけるアンテナ素子上の電界の最大放射方向を示す説明
図、図6は第2実施形態例における放射パターンを示す
特性図であり、図2と対応する部分には同一符号を付し
てある。
電体基板16の形状が前述した第1実施形態例と異な
る。すなわち、図4に示すように、この第2実施形態例
で使用するアンテナ素子15は、誘電体基板16が外向
きの傾斜端面16aを有する五角形状に形成してあり、
傾斜端面16aに連続する誘電体基板16の上端面は下
端面よりも短くなっている。なお、本実施形態例では、
誘電体基板16の上端面の長さAと傾斜端面16aの長
さBと短寸な側端面の長さCの合計を、電波の自由空間
波長λoの約4分の1に設定し、傾斜端面16aの傾斜
角度を約45°に設定している。
5の誘電体基板16が傾斜端面のない方形状の場合、ノ
ッチ18の上端が臨出する誘電体基板16の上端面上に
強い電界が発生するので、最大放射方向は天頂付近とな
り、このアンテナ素子15を第1実施形態例のように9
0°ずつ向きを変えて4個立設してなる円偏波アンテナ
は、図6に破線で示すように天頂付近で高利得な放射パ
ターンとなる。これに対して、本実施形態例のように誘
電体基板16のノッチ18の存しない側が切除してある
アンテナ素子15の場合、図5(b)に示すように、誘
電体基板16の上端面上および傾斜端面16a上に強い
電界が発生するので、最大放射方向が天頂方向から低仰
角側へシフトする。その結果、図5(b)に示すアンテ
ナ素子15を第1実施形態例のように90°ずつ向きを
変えて4個立設してなる円偏波アンテナは、図6に実線
で示すように、天頂付近から低仰角に至る広い仰角範囲
内で高利得な放射パターンとなり、例えば高緯度地域に
おいて赤道上の静止衛星からの電波を受信する場合にも
良好なアンテナ特性が期待できる。なお、図6におい
て、0°は天頂、±90°は水平面を示している。
テナ素子の表裏を示す説明図であり、図2や図4と対応
する部分には同一符号を付してある。
(導体層17が形成されていない側の面)でノッチ18
の上端部と対向する領域を含む位置に、該上端部近傍の
導体層17と対向する銅箔等の電極層21が設けてあ
る。したがって、図7に示すアンテナ素子15は、導体
層17と電極層21との間に生じる静電容量によって、
最も高い電界強度が得られるノッチ18の上端部におい
て静電容量を増加させており、電極層21を有さない場
合に比べて共振周波数が低くなっている。それゆえ、こ
のアンテナ素子15は所望の周波数の電波に共振させる
うえで必要となるノッチ18の全長を短くすることがで
き、円偏波アンテナの低背化が一層促進できる。なお、
前述した第2実施形態例のようにアンテナ素子15の誘
電体基板16が傾斜端面16aを有する形状の場合に
も、電極層21を付設することによって同様の効果が得
られる。また、電極層21はマイクロストリップ線路1
9と同じ材料で同一面に形成できるので、電極層21を
付設しても製造工程は煩雑化しない。
波アンテナの斜視図、図9は第4実施形態例における2
枚の大基板を示す説明図であり、図1と対応する部分に
は同一符号を付してある。
5の誘電体基板を共通化した誘電体大基板22,23を
用いた点が、前述した第1実施形態例と異なる。すなわ
ち、図9(a)に示すように、誘電体大基板22の長手
方向一端側(図示右端側)の略半分には、片面に導体層
17やノッチ18が形成され図示せぬ他面にマイクロス
トリップ線路が形成されているので、この誘電体大基板
22は図示右半分ほどが1個のアンテナ素子15の誘電
体基板と見なすことができる。また、誘電体大基板22
の長手方向他端側(図示左端側)の略半分には、片面に
マイクロストリップ線路19が形成され図示せぬ他面に
導体層やノッチが形成されているので、この誘電体大基
板22は図示左半分ほどが別の1個のアンテナ素子15
の誘電体基板と見なせ、結局、誘電体大基板22を共通
のベース材する2個分のアンテナ素子15が一体品とし
て形成されている。同様に、図9(b)に示すように、
誘電体大基板23の長手方向一端側の略半分と他端側の
略半分がそれぞれ、2個のアンテナ素子15の各誘電体
基板と見なせるので、誘電体大基板23を共通のベース
材する2個分のアンテナ素子15が一体品として形成さ
れている。
中央には下端を開放した切込み22aが形成されてお
り、他方の誘電体大基板23の長手方向中央には上端を
開放した切込み23aが形成されている。そして、これ
ら2枚の誘電体大基板22,23を、互いの切込み22
a,23aが上下に重なるように中央部で直交させて組
み合わせることにより、図8に示すように、給電基板1
0上に等間隔の配置で4個のアンテナ素子15を立設し
た円偏波アンテナが得られる。
23を用いて円偏波アンテナを構成すると、4枚の単品
のアンテナ素子15を組み合わせて円偏波アンテナを構
成した第1実施形態例に比べて、部品点数や組立て工数
を大幅に削減できるため、製造コストを低減することが
できる。
偏波アンテナの斜視図、図11は第5実施形態例におけ
る給電基板の表裏を示す説明図であり、図1や図3と対
応する部分には同一符号を付してある。
組み合わせて円偏波アンテナを構成するというものであ
り、各アンテナ素子15は前述した第1実施形態例と同
じものであるが、給電基板10のマイクロストリップ線
路14等が第1実施形態例と異なっている。すなわち、
本実施形態例では、給電基板10上に3個のアンテナ素
子15を120°ずつ向きを変えて立設し、各アンテナ
素子15のノッチ18を120°の位相差で給電するの
で、給電基板10の下面側のマイクロストリップ線路1
4は、図11(b)に示すような形状に形成されてい
る。同図において、マイクロストリップ線路14は、特
性インピーダンスが50Ωの幅広部14aと、特性イン
ピーダンスが86.6Ωの幅狭部14cとを、それぞれ
所定の長さに形成して連続させたものであり、3か所の
スルーホール13に120°ずつ位相のずれた高周波信
号が給電できるようになっている。具体的には、使用す
る電波の給電基板10上での波長をλefとして、幅広
部14aをλef/3ずつ長く形成することで、120
°ずつの位相遅れを実現している。また、図11(a)
に示すように、給電基板10の上面には、接地導体11
とは非接触の給電端子12が等間隔な3か所に形成され
ており、各給電端子12はスルーホール13と接続され
ている。
偏波アンテナの斜視図、図13は第6実施形態例におけ
る2枚の大基板を示す説明図であり、図8や図9と対応
する部分には同一符号を付してある。
ンテナ素子15のアンテナ基板として機能する金属長板
24,25を組み合わせて、各金属長板24,25を給
電基板10の接地導体11に半田付けすることにより、
給電基板10上に等間隔の配置で4個のアンテナ素子1
5を立設した円偏波アンテナを構成している。各アンテ
ナ素子15には、金属長板24または25の略半分に相
当する金属板製のアンテナ基板を、略L字形の帯状に切
り欠いてなるノッチ26が形成されており、該アンテナ
基板のノッチ26近傍にはスルーホール27が形成され
ている。このスルーホール27には給電線28の一端部
が半田付けされており、給電線28の他端部は給電基板
10の給電端子12に半田付けされている。また、図1
3(a)に示すように、一方の金属長板24には2個分
のアンテナ素子のノッチ26と下端を開放した切込み2
4aとが形成されており、図13(b)に示すように、
他方の金属長板25には2個分のアンテナ素子のノッチ
26と上端を開放した切込み25aとが形成されてい
る。図12に示す円偏波アンテナは、これら2枚の金属
長板24,25を、互いの切込み24a,25aが上下
に重なるように中央部で直交させて組み合わせることに
より得られる。なお、金属長板24,25の材料として
は、電気抵抗が小さくて半田付けが可能な金属、例え
ば、銅や黄銅あるいはこれらにメッキ処理したもの等が
好適である。
いると、プレス加工等によりノッチ26付きのアンテナ
基板を簡単かつ安価に製造できる。しかも、本実施形態
例では、4個分のアンテナ素子15のアンテナ基板が2
枚の金属長板24,25からなる簡素な構成なので、部
品点数や組立て工数も削減できる。なお、複数枚の金属
製アンテナ基板を所望の配置で形成してなる一体品の金
属部材を、ダイカスト加工等により製造することも可能
であり、その場合、円偏波アンテナの製造コストを大幅
に低減できる。ただし、金属板製のアンテナ基板を採用
した場合は、誘電体基板を用いた場合と比べると、誘電
体による波長短縮作用がないため高さ寸法は若干高くな
る。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
ナ素子を等間隔の配置で立設し、各アンテナ素子のノッ
チを360°/N(N=4の場合は90°)の位相差で
給電するように構成した円偏波アンテナなので、各ノッ
チの全長が共振する電波のアンテナ基板上での波長の約
4分の1で済み、高さ寸法を大幅に低減することができ
る。特に、各アンテナ素子のノッチを、上下方向に延び
て上端をアンテナ基板の上端面に臨出させた垂直部分
と、この垂直部分の下端から横方向に延びて終端を閉端
となした水平部分とを有する略L字形に形成すると、ノ
ッチの垂直部分の長さを短くできるため、各アンテナ素
子の高さ寸法を一層低減できて円偏波アンテナの低背化
が促進できる。
りも短寸で該上端面に傾斜端面が連続する形状にしてお
けば、ノッチが励振されるとアンテナ基板の上端面上お
よび傾斜端面上に強い電界が発生するので、円偏波アン
テナの最大放射方向が天頂方向から低仰角側へシフト
し、それゆえ高緯度地域において赤道上の静止衛星から
の電波を受信する場合などに有効となる。
半分と他端側の略半分をそれぞれ2個のアンテナ素子の
各アンテナ基板となし、かつ、2枚の前記大基板を中央
部で直交させて組み合わせることにより、給電基板上に
等間隔の配置で4個のアンテナ素子が立設されるように
構成すると、4枚の単品のアンテナ素子を組み合わせた
構成に比べて部品点数や組立て工数を削減できるため、
製造コストの低減が図れる。
アンテナ基板となし、この導体層を帯状に切り欠いた形
状のノッチと、誘電体基板の他面でノッチを横切る位置
に形成されて導体層に接続されたマイクロストリップ線
路とを備えた構成にすると、誘電体の波長短縮作用によ
って高さ寸法を一層低減でき、インピーダンスのマッチ
ングも図りやすい。この場合、誘電体基板の前記他面で
ノッチの上端部と対向する領域を含む位置に、該上端部
近傍の導体層と対向する電極層を設けておけば、最も高
い電界強度が得られるノッチの上端部において静電容量
を増加させたことになるので、所望の周波数の電波に共
振させるうえで必要となるノッチの全長を短くすること
ができ、円偏波アンテナの低背化が一層促進できる。
金属板を帯状に切り欠いた形状のノッチと、ノッチの近
傍で金属板に接続された給電線とを備えた構成にする
と、プレス加工等によりノッチ付きのアンテナ基板を簡
単かつ安価に製造できる。
の斜視図である。
表裏を示す説明図である。
説明図である。
表裏を示す説明図である。
の最大放射方向を示す説明図である。
性図である。
表裏を示す説明図である。
の斜視図である。
明図である。
ナの斜視図である。
す説明図である。
ナの斜視図である。
説明図である。
す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 帯状に延びる無導体部であるノッチをア
ンテナ基板に設け、前記ノッチの一端を前記アンテナ基
板の上端面に臨出させ他端を閉端となすアンテナ素子
と、このアンテナ素子を等間隔の配置でN個(ただしN
は3以上の整数)立設してなる給電基板と、前記ノッチ
を励振させるための給電手段とを備え、前記N個のアン
テナ素子の各ノッチを360°/Nの位相差で給電する
ことを特徴とする円偏波アンテナ。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記アンテナ
素子の前記ノッチが、上下方向に延びて上端を前記アン
テナ基板の上端面に臨出させた垂直部分と、この垂直部
分の下端から横方向に延びて終端を閉端となした水平部
分とを有する略L字形に形成されていることを特徴とす
る円偏波アンテナ。 - 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
アンテナ基板を、その上端面が下端面よりも短寸で該上
端面に傾斜端面が連続する形状にしたことを特徴とする
円偏波アンテナ。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの記載におい
て、1枚の大基板の長手方向一端側の略半分と他端側の
略半分をそれぞれ2個の前記アンテナ素子の各アンテナ
基板となし、かつ、2枚の前記大基板を中央部で直交さ
せて組み合わせることにより、前記給電基板上に等間隔
の配置で4個の前記アンテナ素子が立設されるようにし
たことを特徴とする円偏波アンテナ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの記載におい
て、前記アンテナ基板が誘電体基板の片面に導体層を設
けてなり、かつ前記ノッチが前記導体層を帯状に切り欠
いた形状に形成されていると共に、前記誘電体基板の前
記片面とは逆側の他面で前記ノッチを横切る位置に形成
されたマイクロストリップ線路と、このマイクロストリ
ップ線路の一端部を前記導体層に接続するために前記誘
電体基板に形成されたスルーホールとを備え、前記導体
層と前記マイクロストリップ線路をそれぞれ接地導体と
給電端子に接続したことを特徴とする円偏波アンテナ。 - 【請求項6】 請求項5の記載において、前記誘電体基
板の前記他面で前記ノッチの上端部と対向する領域を含
む位置に、該上端部近傍の前記導体層と対向する電極層
を設けたことを特徴とする円偏波アンテナ。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかの記載におい
て、前記アンテナ基板が金属板からなり、かつ前記ノッ
チが前記金属板を帯状に切り欠いた形状に形成されてい
ると共に、前記ノッチの近傍で前記金属板に接続された
給電線を備え、前記金属板と前記給電線をそれぞれ接地
導体と給電端子に接続したことを特徴とする円偏波アン
テナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112493A JP2003309428A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 円偏波アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112493A JP2003309428A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 円偏波アンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003309428A true JP2003309428A (ja) | 2003-10-31 |
| JP2003309428A5 JP2003309428A5 (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=29394983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002112493A Withdrawn JP2003309428A (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 円偏波アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003309428A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-04-15 JP JP2002112493A patent/JP2003309428A/ja not_active Withdrawn
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