JP2004015501A - 動画像符号化装置および動画像符号化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレーム単位に入力される画像を複数のブロックに区切るブロック化部2と、上記複数のブロックのそれぞれに対して、同一フレーム内で符号化が行われるフレーム内符号化と、フレーム間で符号化が行われるフレーム間予測符号化とを選択的に行うモード選択部11と、上記画像を表示する自画像表示部101と、上記複数のブロックのうちの、自画像表示部101の表示画面上の所定の領域に対応するブロックに対して、リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成する定性的リフレッシュマップ作成部100とを有する。モード選択部11は、上記リフレッシュマップに設定された値に従い、上記リフレッシュ周期でフレーム内符号化を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ電話やテレビ会議などの動画像に適用される、動画像符号化装置および動画像符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ電話では、低ビットレートおよびエラー環境下(データ伝送中にエラーが発生し易い環境下)という伝送上の制約を受けることから、画質向上のために、画像内で隣接する画素のレベルの相関を利用して符号化が行われるフレーム内符号化と、過去のフレームと現在のフレームとの画素相関を利用して符号化が行われるフレーム間予測符号化とを、適当な領域ごとに適宜に選択して行う動画像符号化を一般に採用している。
【0003】
フレーム内符号化は、エラー耐性が大きいが、発生符号量が多いという特徴を有する。一方、フレーム間予測符号化は、エラー耐性が小さいが、発生符号量が少なくなるという特徴を有する。このように、伝送エラーによる画質低下と符号化効率の間にはトレードオフの関係がある。このため、テレビ電話の動画像の符号化では、
(1)基本的には、最初のフレーム以外はフレーム間予測符号化を行わない。
【0004】
(2)蓄積誤差解消のために定期的にフレーム内符号化を行う。
【0005】
(3)ある定量的条件を満たす場合は、強制的にフレーム内符号化を行う。
といったことが行われる。
【0006】
図8に、テレビ電話に採用されている従来の動画像符号化装置の概略構成を示す。この動画像符号化装置は、動画像入力部1、ブロック化部2、離散コサイン変換部3、量子化部4、符号変換部5、逆量子化部6、逆離散コサイン変換部7、フレームメモリ8、予測画像生成部9、動き検出部10、モード選択部11、減算器12、2入力1出力型のスイッチ13、加算器14、リフレッシュマップ作成部800を有する。
【0007】
動画像入力部1は、CCDカメラなどの良く知られた撮像装置を備え、この撮像装置を介して所望の画像を取り込むことができる。ブロック化部2は、動画像入力部1より入力された画像データを符号化単位となるm×n画素(m、nは自然数)のブロックに区切り、ブロックごとに画像データ(ブロックデータ)を出力する。このブロック化部2の出力は、減算器12の一方の入力、スイッチ13の一方の入力および動き検出部10にそれぞれ供給されている。
【0008】
減算器12は、他方の入力に予測画像生成部9の出力が供給されており、ブロック化部2の出力から予測画像生成部9の出力を減算する。この減算器12の出力は、スイッチ13の他方の入力に供給されている。スイッチ13は、モード選択部11からの制御信号に従っていずれかの入力を出力する。このスイッチ13の出力は離散コサイン変換部3に供給されている。
【0009】
離散コサイン変換部3は、スイッチ13の出力データに周知の離散コサイン変換(DCT)を施す。この離散コサイン変換部3の出力は量子化部4に供給されている。量子化部4は、離散コサイン変換部3の出力であるDCT係数を量子化する。この量子化部4の出力は符号変換部5および逆量子化部6に供給されている。
【0010】
符号変換部5は、逆量子化部6の出力データに周知の可変長符号化を施す。この符号変換部5の出力データが、当該動画像符号化装置の出力(符号化データ)であり、画像データの受信先に設けられる動画像復号装置へ送信される。逆量子化部6は、量子化部4の出力データを逆量子化する。この逆量子化部6は、逆離散コサイン変換部7に供給されている。
【0011】
逆離散コサイン変換部7は、逆量子化部6の出力データに周知の逆離散コサイン変換(IDCT)を施す。この逆離散コサイン変換部7の出力は加算器14の一方の入力に供給されている。加算器14は、他方の入力に予測画像生成部9の出力が供給されており、予測画像生成部9の出力と逆離散コサイン変換部7の出力とを加算したものを出力する。この加算器14の出力はフレームメモリ8に供給されている。
【0012】
フレームメモリ8は、加算器14からの出力データを順次格納するもので、1フレーム分の画像データを格納することができる。このフレームメモリ8に格納された画像データは予測画像生成部9および動き検出部10に供給されている。動き検出部10は、ブロック化部2から供給されたブロックデータとフレームメモリ8から供給された画像データとから、フレーム間の動きを検出してその結果(動きベクトル)を予測画像生成部9に供給するとともに、対応するブロック間における誤差パワーを算出してその結果をリフレッシュマップ作成部800に供給する。
【0013】
予測画像生成部9は、フレームメモリ8から供給されたフレームデータと動き検出部10から供給された動きベクトルとから予測画像を生成する。リフレッシュマップ作成部800は、動き検出部10から供給された誤差パワーに基づいて、ブロック化部2にて区切られた各ブロックのデータについて、強制リフレッシュ(強制的にフレーム内符号化を行うこと)を行うか否かを示すリフレッシュマップを作成する。誤差パワーが予め定めた閾値より高いブロックについてのみ、強制リフレッシュフラグがセットされる。このリフレッシュマップ作成部800で作成されたリフレッシュマップは、モード選択部11に供給されている。
【0014】
モード選択部11は、リフレッシュマップ作成部800から供給されたリフレッシュマップに従って、スイッチ13のスイッチング制御を行う。具体的には、モード選択部11は、強制リフレッシュフラグがセットされたブロックについては、スイッチ13にてブロック化部2の出力を選択させ、強制リフレッシュフラグがセットされていないブロックについては、スイッチ13にて減算器12の出力を選択させる。ブロック化部2の出力が選択された場合は、フレーム内符号化が行われ、減算器12の出力が選択された場合は、フレーム間予測符号化が行われる。
【0015】
次に、上記の動画像符号化装置の動作について具体的に説明する。ここでは、画像入力部1よりフレームA、フレームB、フレームC・・・の順で時系列に画像データが入力されるものと仮定して動作説明を行う。また、符号化開始時点(フレームAの画像データの入力時点)では、リフレッシュマップは初期化(強制リフレッシュフラグがいずれのブロックにもセットされていない状態)になっているものとする。
【0016】
最初のフレームAの画像データが入力されると、まず、ブロック化部2にてその入力画像データが複数のブロックに区切られ、各ブロックデータが順次出力される。フレームAの画像データの入力時点では、リフレッシュマップは初期化されているので、スイッチ13では、モード選択部11による制御により、全てのブロックデータについてブロック化部2の出力がそのまま選択される。なお、ブロック化部2の出力は動き検出部10にも供給されるが、この時点では、フレームメモリ8には対応する過去のフレームの画像データが格納されていないため、動き検出部10による動きベクトルの検出および誤差パワーの算出は行われない。
【0017】
スイッチ13から出力された各ブロックデータは、それぞれ離散コサイン変換部3にて離散コサイン変換され、量子化部4にて量子化された後、符号変換部5および逆量子化部6にそれぞれ供給される。符号変換部5では、量子化部4から供給された各ブロックの量子化データについて符号変換が行われる。一方、逆量子化部6では、量子化部4から供給された各ブロックの量子化データが逆量子化される。この逆量子化データは、逆離散コサイン変換部7にて逆離散コサイン変換が施され、これにより元の画像が復元される。そして、この復元画像が次フレームBの画像データの符号化の際に用いられる参照フレームとしてフレームメモリ8に格納される。
【0018】
次に、フレームBの画像データが入力されると、ブロック化部2にてその入力画像データが複数のブロックに区切られ、各ブロックデータが順次出力される。続いて、動き検出部10が、このブロック化部2から出力された、現在のフレームBの各ブロックデータとフレームメモリ8に格納された過去のフレームAの各ブロックデータとから、各ブロック毎の動きベクトルおよび誤差パワーを求める。そして、予測画像生成部9が、フレームメモリ8から供給されたフレームAの各ブロックデータと動き検出部10から供給された各ブロックの動きベクトルとから各ブロックに関する予測画像を生成するとともに、リフレッシュマップ作成部800が、動き検出部10から供給された誤差パワーに基づいて、ブロック化部2にて区切られたフレームBの各ブロックデータに関するリフレッシュマップを作成する。
【0019】
上記リフレッシュマップ作成部800にてリフレッシュマップが作成されると、モード選択部11が、その作成されたリフレッシュマップに従ってスイッチ13における入力の切り替えを制御する。スイッチ13では、強制リフレッシュフラグがセットされたブロックについては、ブロック化部2の出力が選択され、強制リフレッシュフラグがセットされていないブロックについては、減算器12の出力(ブロック化部2の出力から予測画像生成部9にて生成された予測画像を減算したもの)が選択される。
【0020】
スイッチ13から出力された各ブロックデータは、それぞれ離散コサイン変換部3にて離散コサイン変換され、量子化部4にて量子化された後、符号変換部5および逆量子化部6にそれぞれ供給される。符号変換部5では、量子化部4から供給された各ブロックの量子化データについて符号変換が行われる。一方、逆量子化部6では、量子化部4から供給された各ブロックの量子化データが逆量子化される。この逆量子化データは、逆離散コサイン変換部7にて逆離散コサイン変換が施された後、加算器14にて、予測画像生成部9にて生成された予測画像が加算され、これにより元の画像(フレームB)が復元される。そして、この復元画像が次フレームCの画像データの符号化の際に用いられる参照フレームとしてフレームメモリ8に格納される。
【0021】
フレームCの画像データにおいても、上記フレームBの場合と同様な手順で、リフレッシュマップが作成され、その作成されたリフレッシュマップに従って、各ブロック毎に、スイッチ13における入力の切り替えが行われる。
【0022】
上記の動画像符号化装置の他、特開2000−201354号公報に記載されているような動画像符号化装置もある。この動画像符号化装置では、入力画像データの各ブロックについてリフレッシュ処理の優先度を付与したリフレッシュマップが作成される。このリフレッシュマップに従って、フレーム内符号化とフレーム間予測符号化の切り替えが行われる。具体的には、優先度の高いブロックでは、リフレッシュ周期(フレーム内符号化を行う周期)を短くし、優先度の低いブロックではリフレッシュ周期を長くする、といった処理が行われる。
【0023】
リフレッシュ処理の優先度は、入力画像データの各ブロックについて、輪郭部分など視覚的に重要な情報を含む度合または画質の劣化が主観的に目に付き易い度合(主観評価重要レベル)を表す、ブロック特徴量(画質向上における重要度)を算出し、このブロック特徴量と予め設定された閾値とを比較することで求められる。ブロック特徴量として、例えば高域通過フィルタやその他のエッジ抽出フィルタを用いた画像処理によって得られるエッジ成分のパワーを示す量が用いられる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の動画像符号化装置においては、以下のような問題がある。
【0025】
主観評価重要レベルの高い部分、例えば目、鼻、口など表情を形成する部分は、画質の劣化が主観的に目に付き易い。主観評価の高い画質を得るためには、主観評価重要レベルの高い部分のリフレッシュ周期を短くして、符号化の特性が劣化しないようにする必要がある。図8に示した動画像符号化装置においては、リフレッシュを行うか否かの判定が全てのブロックについて一律に行われるため、定量的な画質の向上を見込めるが、主観評価の高い画質を得ることはできない。
【0026】
特開2000−201354号公報に記載のものにおいては、主観評価の高い画質を得ることはできるものの、高域通過フィルタやその他のエッジ抽出フィルタを用いてエッジ成分を検出し、そのパワーを求める必要がある。このようなエッジ成分を検出するための画像処理は複雑であり、また、エッジ検出用のフィルタを使用することからコスト面でも不利なものとなる。
【0027】
本発明の目的は、主観評価の高い画質を簡単に得られる、低コストな、動画像符号化装置および動画像符号化方法を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の動画像符号化装置は、フレーム単位に入力される画像を複数のブロックに区切るブロック化手段と、前記複数のブロックのそれぞれに対して、同一フレーム内で符号化が行われるフレーム内符号化と、フレーム間で符号化が行われるフレーム間予測符号化とを選択的に行う選択手段と、前記画像を表示する表示手段と、前記複数のブロックのうちの、前記表示手段の表示画面上の所定の領域に対応するブロックに対して、リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成する定性的リフレッシュマップ作成手段とを有し、前記選択手段が、前記リフレッシュマップに設定された値に従い、前記リフレッシュ周期で前記フレーム内符号化を行うことを特徴とする。
【0029】
上記の場合、前記表示手段は、表示画面上に、前記所定の領域の範囲を制限する目印を有してもよい。また、前記目印が、前記画像に含まれる被写体の一部または全体の写り位置を制限するものであってもよい。
【0030】
また、前記目印によって制限される範囲を変更するための変更手段をさらに有し、前記定性的リフレッシュマップ作成手段が、前記複数のブロックのうちの、前記変更手段により変更された目印によって制限される範囲に対応するブロックに対して、前記リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成してもよい。
【0031】
本発明の動画像符号化方法は、フレーム単位に入力された画像を複数のブロックに区切り、ブロック毎に、同一フレーム内で符号化が行われるフレーム内符号化と、フレーム間で符号化が行われるフレーム間予測符号化とを選択的に行う動画像符号化方法において、前記入力された画像を表示画面上に表示する第1のステップと、前記複数のブロックのうちの、前記表示画面上の所定の領域に対応するブロックに対して、リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成する第2のステップと、前記リフレッシュマップに設定された値に従い、前記リフレッシュ周期で前記フレーム内符号化を行う第3のステップとを含むことを特徴とする。
【0032】
上記の場合、前記表示画面上に設けられた目印によって前記所定の領域を制限するようにしてもよい。また、前記目印が、前記画像に含まれる被写体の一部または全体の写り位置を制限するものであってもよい。
【0033】
また、前記目印によって制限される範囲を変更するステップをさらに含み、前記第2のステップが、前記複数のブロックのうちの、前記変更された目印によって制限される範囲に対応するブロックに対して、前記リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成するステップであってもよい。
【0034】
上記のとおりの本発明においては、表示画面上の所定の領域に対応するブロックのリフレッシュ周期が他のブロックに比べて短くなっている。したがって、入力される画像が表示画面上で、例えば目や鼻などの主観評価重要レベルの高い部分が常に上記所定の領域に位置するようになっていれば、主観評価重要レベルの高い領域に対応するブロックが、他のブロックに比べて短い周期でリフレッシュされることになり、主観評価の高い画質を得られる。この場合、従来行われていたようなエッジ成分を抽出するためのフィルタや画像処理は必要ない。
【0035】
本発明のうち、目印を有するものにおいては、その目印により、被写体の一部または全体の写り位置が制限されるので、表示画面上で目や鼻などの主観評価重要レベルの高い部分が常に上記所定の領域に位置するような入力画像を容易に得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0037】
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態の動画像符号化装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の動画像符号化装置は、リフレッシュマップ作成部800に代えて定性的リフレッシュマップ作成部100が設けられ、さらに自画像表示部101が新たに設けられた以外は、図8に示したものとほぼ同様の構成のものである。図1中、同じ部分には同じ符号を付している。説明を簡単化するために、ここでは同じ部分の動作説明は省略する。
【0038】
自画像表示部101は、例えばLCDのような表示デバイスより構成されるものであって、動画像入力部1より入力された画像データを表示する。表示画面には、被写体の写る位置を制限するための目印が表示されるようになっており、この目印を基準として、主観評価重要レベルの高いブロックと、主観評価重要レベルの低いブロックとを区分することができる(定性情報の推定)。この目印の表示は、予め用意された目印用の画像データに基づいて行われ、少なくとも動画像入力部1による撮像時には、表示画面上に目印が常時表示される。利用者は、表示画面上の目印内に被写体の決められた部位が適切な大きさで収まるように動画像入力部1における撮影条件(例えば撮像カメラと被写体の距離や位置関係)を調整する。
【0039】
図2に、目印と表示画像および定性情報の一例を示す。この目印は、テレビ電話の画像でよく見られる肩上画像に適用されるもので、被写体である人物の頭部の写り位置を制限する、4つの弧状の線部23からなる。4つの線部23は対角に配置されており、これら線部23により囲まれた領域が表示画面20のほぼ中央に位置するようになっている。表示画面上で、被写体である人物の頭部が目印内に適切な大きさで収まるようにすれば、目、鼻、口、眉毛など表情を構成する領域(主観評価重要レベルの高い領域)は、常に目印内の所定の領域に位置することになり、また、目印の外側の領域は必ず背景(主観評価重要レベルの低い領域)となる。これを利用することで、定性情報の推定が可能になっている。定性情報には、主観評価重要レベルの低い背景ブロック21、主観評価重要レベルの高い表情構成ブロック22、その他のブロックの3つがある。
【0040】
定性的リフレッシュマップ作成部100は、上記定性情報に基づいてリフレッシュマップを作成する。具体的には、定性的リフレッシュマップ作成部100は、ブロック化部2にて区切られた複数のブロックのうちの、表示画面上における目印内の所定の領域、すなわち、主観評価重要レベルの高い領域に対応する表情構成ブロック22に対して、リフレッシュ周期(フレーム内符号化が行われる周期)が他のブロック(主観評価重要レベルの低いブロックで、背景ブロック21を含む)に比べて短くなるように設定したリフレッシュマップを作成する。
【0041】
図3に、定性的リフレッシュマップ作成部100の一構成例を示す。この定性的リフレッシュマップ作成部100は、ブロック化部2にて区切られた複数のブロックのそれぞれについてリフレッシュ周期が予め設定されたリフレッシュ周期テーブル200と、このリフレッシュ周期テーブル200に保持されたリフレッシュ周期の値に基づいて作成されるリフレッシュマップ201とからなる。
【0042】
図4に、リフレッシュ周期テーブル200の一例を示す。このリフレッシュ周期テーブル200は、ブロック番号毎に、リフレッシュ周期が格納されている。ブロック番号0〜98は、それぞれブロック化部2にて区切られた各ブロックに対応する。ブロック構成情報(背景・表情など)から幾つかの主観評価重要レベルを設定し、そのレベルに基づいてリフレッシュ周期を設定する。この例では、ブロック番号0〜2は、背景ブロック21に対応し、リフレッシュ周期として120が格納されている。ブロック番号37〜39は表情構成ブロック22に対応し、リフレッシュ周期として15が格納されている。ブロック番号3、4、97、98はその他のブロックに対応し、リフレッシュ周期として60が格納されている。主観評価重要レベルには、「1(重要度高)」、「2(重要度中)」、「3(重要度小)」の3つのレベルがあり、それぞれ背景データ、その他のデータ、表情データに対応する。このリフレッシュ周期テーブル200に格納されたリフレッシュ周期の値がブロック毎にリフレッシュマップ201にコピーされる。
【0043】
リフレッシュマップ201に格納された値はフレーム処理毎にデクリメントされる。すなわち、nフレーム目の処理時に、120の値が格納されていたブロックのリフレッシュマップは、n+1フレーム目の処理時には119に、n+2フレーム目の処理時には118になり、n+120フレーム目の処理時には0になる。モード選択部11は、リフレッシュマップ201に格納されている値に従い、この値が0か否かによってスイッチ13における入力の切り替えを制御する。0であれば該当ブロックに対してフレーム内符号化を行ない、0でなければフレーム間予測符号化を行う。リフレッシュマップ201の値が0になったブロックに対しては、次のフレーム処理前に、リフレッシュ周期テーブル200に格納されたリフレッシュ周期がコピーされる。よってこの例では、n+121フレーム目にはリフレッシュマップ上の値は120になり、n+122フレーム目では119になる、という具合に再びデクリメントが行なわれる。このようにして、リフレッシュテーブル200に格納されたリフレッシュ周期でリフレッシュが行なわれる。したがって、背景ブロック21については、リフレッシュ周期が120であるので、120フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力が選択されてリフレッシュが行われる。表情構成ブロック22については、リフレッシュ周期が15であるので、15フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力が選択されてリフレッシュが行われる。その他のブロックについては、リフレッシュ周期が60であるので、60フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力が選択されてリフレッシュが行われる。
【0044】
次に、本実施形態の動画像符号化装置の動作について具体的に説明する。以下の説明では、例えば携帯電話などで1対1のテレビ電話を行うような場合で、被写体と動画像入力部1のカメラ部との距離が限定されるような使用シーンを想定している。
【0045】
動画像入力部1のカメラ部で被写体(ユーザ)を撮影すると、自画像表示部101にユーザの自画像が表示される。ユーザは、自画像表示部101の表示画面上で、頭部が目印内に適切な大きさで収まるように、カメラ部との距離や位置関係を調整する。
【0046】
頭部が目印内に適切な大きさで収まると、次いで、ユーザは、テレビ電話を開始するための所定の操作を行う。テレビ電話が開始されると、定性的リフレッシュマップ作成部100では、リフレッシュマップ201の全てのリフレッシュ周期の値が0に初期化される。
【0047】
初期化後、動画像入力部1から最初のフレームの画像データが入力されると、ブロック化部2にてその入力画像データが複数のブロックに区切られ、各ブロックデータが順次出力される。この時点では、リフレッシュマップ201のリフレッシュ周期の値は0に初期化されているので、スイッチ13では、モード選択部11による制御により、全てのブロックデータについてブロック化部2の出力がそのまま選択されてフレーム内符号化が行われる(リフレッシュ)。リフレッシュ後、定性的リフレッシュマップ作成部100では、リフレッシュ周期テーブル200の値が全てリフレッシュマップ201にコピーされる。ここでは、図4に示したリフレッシュ周期テーブル200のリフレッシュ周期の値がリフレッシュマップ201にコピーされるものと仮定する。
【0048】
動画像入力部1から2番目のフレームの画像データが入力されると、ブロック化部2にてその入力画像データが複数のブロックに区切られ、各ブロックデータが順次出力される。この時点では、リフレッシュマップ201には、背景ブロック21のリフレッシュ周期の値として120、表情構成ブロック22のリフレッシュ周期の値として15、その他のブロックのリフレッシュ周期の値として60が設定されている。モード選択部11は、スイッチ13において、全てのブロックデータについて減算器12の出力を選択させて、フレーム間予測符号化を行わせる。その後、定性的リフレッシュマップ作成部100では、リフレッシュマップ201に格納されている背景ブロック21、表情構成ブロック22、その他のブロックの各リフレッシュ周期の値が1減算される。
【0049】
動画像入力部1から3番目のフレームの画像データが入力されると、ブロック化部2にてその入力画像データが複数のブロックに区切られ、各ブロックデータが順次出力される。この時点では、リフレッシュマップ201には、背景ブロック21のリフレッシュ周期の値として199、表情構成ブロック22のリフレッシュ周期の値として14、その他のブロックのリフレッシュ周期の値として59が設定されている。モード選択部11は、スイッチ13において、全てのブロックデータについて減算器12の出力を選択させて、フレーム間予測符号化を行わせる。その後、定性的リフレッシュマップ作成部100では、リフレッシュマップ201に格納されている背景ブロック21、表情構成ブロック22、その他のブロックの各リフレッシュ周期の値が1減算される。
【0050】
4番目〜16番目のフレームについても、上記の2番目および3番目のフレームの場合と同様な処理が行われる。
【0051】
動画像入力部1から17番目のフレームの画像データが入力されると、ブロック化部2にてその入力画像データが複数のブロックに区切られ、各ブロックデータが順次出力される。16番目のフレームの処理終了時点では、リフレッシュマップ201には、背景ブロック21のリフレッシュ周期の値として185、表情構成ブロック22のリフレッシュ周期の値として0、その他のブロックのリフレッシュ周期の値として45が設定されている。モード選択部11は、スイッチ13において、表情構成ブロック22については、ブロック化部2の出力をそのまま選択させてフレーム内符号化を行わせ(リフレッシュ)、背景ブロック21およびその他のブロックについては、減算器12の出力を選択させてフレーム間予測符号化を行わせる。その後、定性的リフレッシュマップ作成部100では、リフレッシュマップ201に格納されている背景ブロック21およびその他のブロックの各リフレッシュ周期の値が1減算されるとともに、表情構成ブロック22のリフレッシュ周期の値にリフレッシュ周期テーブル200のリフレッシュ周期の値の15がコピーされる。
【0052】
上述のようにして、リフレッシュマップ201のリフレッシュ周期の値が0になったブロックについてリフレッシュが行われ、リフレッシュ後に、そのリフレッシュ周期の値がリフレッシュ周期テーブル200の該当するブロックのリフレッシュ周期の値にリセットされる。この動作により、表情構成ブロック22は15フレーム置きにリフレッシュが行われ、背景ブロック21は120フレーム置きにリフレッシュが行われ、その他のブロックは60フレーム置きにリフレッシュが行われる。
【0053】
以上のように、本実施形態の動画像符号化装置では、エッジ成分を抽出するためのフィルタや画像処理を用いずに、目や鼻などの主観評価重要レベルの高い領域を簡単に抽出することができる。また、主観評価重要レベルの高い領域に対応するブロックについては、そのリフレッシュ周期を他のブロックに比べて短くしているので、主観評価の高い画質を提供することができる。
【0054】
(実施形態2)
図5は、本発明の第2の実施形態である動画像符号化装置の概略構成を示すブック図である。本実施形態の動画像符号化装置は、自画像表示部101および定性的リフレッシュマップ作成部100に代えて、表示部501、キー信号解析部502および定性的リフレッシュマップ作成部500が設けられた以外は、図1に示した構成とほぼ同様のものである。図5中、同じ部分には同じ符号を付している。説明を簡単化するために、ここでは同じ部分の動作説明は省略する。
【0055】
表示部501は、例えばLCDのような表示デバイスより構成されるものであって、動画像入力部1より入力された画像データを表示する。表示画面には、被写体の写る位置を制限するための目印が表示されるようになっており、この目印を基準として、主観評価重要レベルの高いブロックと、主観評価重要レベルの低いブロックとを区分することができる(定性情報の推定)。目印の表示は、予め用意された目印用の画像データに基づいて行われ、少なくとも動画像入力部1による撮像時には、表示画面上に目印が常時表示される。ユーザは、表示画面上の目印内に被写体の決められた部位が適切な大きさで収まるように動画像入力部1における撮影条件(例えば撮像カメラと被写体の距離や位置関係)を調整する。
【0056】
図6に、目印と表示画像および定性情報の一例を示す。この目印は、被写体である人物の写り位置を制限する、4つの鉤状の線部33からなる。4つの線部33は、対角に配置されており、表示画面30上の所望の位置に設定することが可能である。表示画面30上で、被写体である人物(対象物)が目印内に適切な大きさで収まるようにすれば、人物(対象物)の領域(主観評価重要レベルの高い領域)は、常に目印内に位置することになり、また、目印の外側の領域は必ず背景(主観評価重要レベルの低い領域)となる。これを利用することで、定性情報の推定が可能になっている。定性情報には、背景ブロック31、対象物構成ブロック32、その他のブロックの3つがある。
【0057】
ユーザは、不図示のキー入力部において所定の入力操作を行うことで、表示画面上で目印を移動させたり、拡大・縮小させたりすることができる。例えば、キー入力部には、表示画面上における目印の移動を行うための方向キーがあり、ユーザは、この方向キーで目印を所望の方向に移動させることができる。方向キーは、例えば携帯電話機の十字キーのようなものである。拡大・縮小もこの方向キーにより行うことができる。
【0058】
また、表示部501には、標準位置(予め設定された位置)に目印を表示させる標準モード、目印の移動を行う移動モード、および目印の拡大・縮小を行う拡大・縮小モードがそれぞれボタン表示されるようになっており、ユーザは、キー入力部において入力操作を行うことで、それらのモードのいずれかを選択することができる。なお、起動時は、標準モードが自動的に選択されるようになっており、目印は表示画面上の標準位置に表示される。
【0059】
キー信号解析部502は、上記キー入力部での入力操作を解析する。例えば、上記キー入力部での入力操作で、移動モードが選択され、方向キーが押されると、どの方向にどれだけの量、方向キーが押されたかの情報を有するキー信号が、上記キー入力部からキー信号解析部502に供給される。キー信号解析部502はその供給されたキー信号を解析し、表示画面上における目印の移動方向、移動量を算出する。拡大・縮小モードが選択された場合は、どれだけ拡大・縮小されたかの情報を含むキー信号が上記キー入力部からキー信号解析部502に供給される。キー信号解析部502はその供給されたキー信号を解析し、表示画面上における目印の拡大・縮小量を算出する。いずれの場合も、算出結果は、定性的リフレッシュマップ作成部500に供給される。
【0060】
定性的リフレッシュマップ作成部500は、上記定性情報に基づいてリフレッシュマップを作成する。具体的には、定性的リフレッシュマップ作成部500は、ブロック化部2にて区切られた複数のブロックのうちの、表示画面上における目印内の領域、すなわち、主観評価重要レベルの高い領域に対応する対象物構成ブロック32に対して、リフレッシュ周期が他のブロック(主観評価重要レベルの低いブロックで、背景ブロック31を含む)に比べて短くなるように設定したリフレッシュマップを作成する。
【0061】
上記キー入力部における入力操作により目印の移動、拡大・縮小が行われた場合は、定性的リフレッシュマップ作成部500は、キー信号解析部502から供給される算出結果に基づいて定性情報を推定してリフレッシュマップを作成する。
【0062】
図7に、定性的リフレッシュマップ作成部500の一構成例を示す。この定性的リフレッシュマップ作成部500は、リフレッシュ周期テーブル600、定性情報算出部601、リフレッシュマップ603からなる。定性情報算出部601は、キー信号解析部502から供給される算出結果に基づいて、表示画面上における移動、拡大・縮小が行われた現在の目印の位置を求め、その目印からの相対的位置から各ブロックの定性情報を算出する。リフレッシュ周期テーブル600には、各ブロックに対応するブロック番号ごとに、定性情報算出部601で算出された定性情報に基づくリフレッシュ周期が格納される。対象物構成ブロック32のリフレッシュ周期は、他のブロック(背景ブロック31、その他のブロック)に比べて短くなっている。このリフレッシュ周期テーブル600に格納されたリフレッシュ周期の値に基づいてリフレッシュマップ603が作成される。
【0063】
本実施形態の動画像符号化装置では、モード選択部11が、リフレッシュマップ603に格納されている値に従い、この値が0か否かによってスイッチ13における入力の切り替えを制御する。0であれば該当ブロックに対してフレーム内符号化を行ない、0でなければフレーム間予測符号化を行う。例えば、リフレッシュ周期テーブル600に、背景ブロック31のリフレッシュ周期が120、対象物構成ブロック32のリフレッシュ周期が15、その他のブロックのリフレッシュ周期が60というような値が設定されている場合、モード選択部11は、背景ブロック31については、120フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力を選択させ、対象物構成ブロック32については、15フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力を選択させ、その他のブロックについては、60フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力を選択させる。具体的なリフレッシュ動作の手順は、上述した第1の実施形態の場合と同様であるので、ここでは省略する。
【0064】
本実施形態の動画像符号化装置では、モード選択部11が、リフレッシュマップ603のリフレッシュ周期に従ってスイッチ13における入力の切り替えを制御する。例えば、リフレッシュマップ603に、背景ブロック31のリフレッシュ周期が200、対象物構成ブロック32のリフレッシュ周期が15、その他のブロックのリフレッシュ周期が60というような値が設定されている場合、モード選択部11は、背景ブロック31については、200フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力を選択させ、対象物構成ブロック32については、15フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力を選択させ、その他のブロックについては、60フレーム置きにスイッチ13でブロック化部2の出力を選択させる。具体的なリフレッシュ動作の手順は、上述した第1の実施形態の場合と同様であるので、ここでは省略する。
【0065】
上述した各実施形態において、フレーム内符号化は、同一フレーム内における符号化であり、フィールド内予測やフィールド間予測を含む。
【0066】
以上説明した各実施形態は、基本的には、テレビ電話やテレビ会議などの通信用動画に適用されるものであるが、フレーム内符号化とフレーム間予測符号化がブロック単位に選択されるものであれば、他の動画、例えば放送用動画においても適用することができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ブロックのリフレッシュ優先度を定性的観点から判断し、主観評価上重要となる情報を保持するブロックのリフレッシュは高頻度で行い、主観評価上重要ではない情報を保持するブロックのリフレッシュは低頻度で行うため、エラー発生により符号化データが欠損(符号化特性の劣化)した時に、復元画像の画質に対する主観評価の低減を効果的に抑制できる。
【0068】
また、従来用いられていたようなエッジ成分を抽出するためのフィルタや画像処理は必要ないので、従来に比べて処理が簡単になるとともに、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の動画像符号化装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】目印と表示画像および定性情報の一例を示す模式図である。
【図3】図1に示す定性的リフレッシュマップ作成部の一構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示すリフレッシュ周期テーブルの一例を示す。
【図5】本発明の第2の実施形態である動画像符号化装置の概略構成を示すブック図である。
【図6】目印と表示画像および定性情報の一例を示す模式図である。
【図7】図5に示す定性的リフレッシュマップ作成部の一構成例を示すブロック図である。
【図8】従来の動画像符号化装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 動画像入力部
2 ブロック化部
3 離散コサイン変換部
4 量子化部
5 符号変換部
6 逆量子化部
7 逆離散コサイン変換部
8 フレームメモリ
9 予測画像生成部
10動き検出部
11 モード選択部
12 減算器
13 スイッチ
14 加算器
20、30 表示画面
21、31 背景ブロック
22 表情構成ブロック
23、33 線部
32 対象物構成ブロック
100、500 定性的リフレッシュマップ作成部
101 自画像表示部
200、600 リフレッシュ周期テーブル
201、603 リフレッシュマップ
501 表示部
502 キー信号解析部
601 定性情報算出部
800 リフレッシュマップ作成部
Claims (8)
- フレーム単位に入力される画像を複数のブロックに区切るブロック化手段と、
前記複数のブロックのそれぞれに対して、同一フレーム内で符号化が行われるフレーム内符号化と、フレーム間で符号化が行われるフレーム間予測符号化とを選択的に行う選択手段と、
前記画像を表示する表示手段と、
前記複数のブロックのうちの、前記表示手段の表示画面上の所定の領域に対応するブロックに対して、リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成する定性的リフレッシュマップ作成手段とを有し、
前記選択手段が、前記リフレッシュマップに設定された値に従い、前記リフレッシュ周期で前記フレーム内符号化を行うことを特徴とする動画像符号化装置。 - 前記表示手段は、表示画面上に、前記所定の領域の範囲を制限する目印を有することを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
- 前記目印が、前記画像に含まれる被写体の一部または全体の写り位置を制限するものであることを特徴とする請求項2に記載の動画像符号化装置。
- 前記目印によって制限される範囲を変更するための変更手段をさらに有し、
前記定性的リフレッシュマップ作成手段が、前記複数のブロックのうちの、前記変更手段により変更された目印によって制限される範囲に対応するブロックに対して、前記リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成することを特徴とする請求項2または3に記載の動画像符号化装置。 - フレーム単位に入力された画像を複数のブロックに区切り、ブロック毎に、同一フレーム内で符号化が行われるフレーム内符号化と、フレーム間で符号化が行われるフレーム間予測符号化とを選択的に行う動画像符号化方法において、
前記入力された画像を表示画面上に表示する第1のステップと、
前記複数のブロックのうちの、前記表示画面上の所定の領域に対応するブロックに対して、リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成する第2のステップと、
前記リフレッシュマップに設定された値に従い、前記リフレッシュ周期で前記フレーム内符号化を行う第3のステップとを含むことを特徴とする動画像符号化方法。 - 前記表示画面上に設けられた目印によって前記所定の領域を制限することを特徴とする請求項5に記載の動画像符号化方法。
- 前記目印が、前記画像に含まれる被写体の一部または全体の写り位置を制限するものであることを特徴とする請求項6に記載の動画像符号化方法。
- 前記目印によって制限される範囲を変更するステップをさらに含み、
前記第2のステップが、前記複数のブロックのうちの、前記変更された目印によって制限される範囲に対応するブロックに対して、前記リフレッシュ周期を他のブロックに比べて短く設定したリフレッシュマップを作成するステップであることを特徴とする請求項6または7に記載の動画像符号化方法。
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