JP2004015752A - 装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影した動画像に対し各種素材を用いて装飾を行う際に編集のための操作性を改善し、初心者であっても表現力豊かな動画像作品を制作可能とする。
【解決手段】クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置3であって、素材情報DB361に格納され、クライアント端末によって選択される動画像と装飾素材情報とによって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する装飾動画像作成部33を備えたことを特徴とする。動画像は、動画像取り込み部32によってアップロードされ、作成された同期マルチメディア統合言語ファイルは、装飾動画像公開部34によりウェブ公開あるいはメール公開される。
【選択図】 図2
【解決手段】クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置3であって、素材情報DB361に格納され、クライアント端末によって選択される動画像と装飾素材情報とによって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する装飾動画像作成部33を備えたことを特徴とする。動画像は、動画像取り込み部32によってアップロードされ、作成された同期マルチメディア統合言語ファイルは、装飾動画像公開部34によりウェブ公開あるいはメール公開される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、同期マルチメディア統合言語を利用して動画作品を制作する際に用いて好適な、装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークの広帯域化に伴い、個人ユーザ同士がネットワークを介して動画像コンテンツを交換することが可能になった。
ところで、動画像作品の制作にSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)等の同期マルチメディア統合言語を用いる場合、クライアント側で直接、その同期マルチメディア統合言語を編集し、そのファイルと編集後の作品に使用される素材を纏めてサーバにアップロードする必要があった。このSMILを利用して動画像作品を制作し、クリップを用いて編集する技術は、特願2001−315312号に詳細に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、動画を編集するためには本格的な編集ソフトウェアをクライアント側にインストールする必要があり、見栄えの良い動画を利用した作品を制作するためには、初心者であるユーザにはかなりの負担が必要となる。
また、動画作品に上記した同期マルチメディア統合言語を用いる場合、クライアント側で直接、同期マルチメディア統合言語を編集して、そのファイルと、その編集後の動画作品に使用される素材を纏めてサーバにアップロードしなければならない。更に、動画作品制作のために、撮影、アップロード、編集、公開といった、ユーザが行いたい一連の流れが、個々のアプリケーション毎に提供されているため、この一連の流れを継続させる操作毎に必要なアプリケーションを切り替える必要があり、操作が煩雑であった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、広帯域ネットワークの特性を生かし、自分の撮影した動画像に対し他の素材を用いて装飾を行う際に編集のための操作性を改善することにより、初心者であっても表現力豊かな動画像作品を制作でき、かつ、公開可能な、装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置であって、素材情報データベースに格納され、クライアント端末を介して選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する装飾動画像作成手段、を備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、装飾動画像作成手段が、クライアント端末を介して選択される動画像と装飾素材情報とによって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成することにより、動画像に他の素材を追加した装飾がユーザの負担を軽減しながら実現でき、表現力豊かな動画像作品を制作することが可能となる。
【0007】
なお、ここでは、「装飾素材」とは、動画像の表現力を向上させるために、動画像に対して付加するコンテンツであり、静止画、テキスト、動画、音声などの素材をいう。また、「同期マルチメディア統合言語」とは、動画、静止画、音声、音楽、文字など様々な素材の再生を制御して同期させる言語であり、どの位置に、どのタイミングで、どのくらいの時間表示するのか、といったことが制御でき、SMILに代表される。
更に、「同期マルチメディア統合言語ファイル」とは、素材ファイル、素材の存在時間、素材の存在領域を指定し、複数の素材を統合して視聴できるようにしたファイルのことをいう。また、「動画像作品」とは、同期マルチメディア統合言語ファイルを再生して視聴できる作品のことをいう。
【0008】
また、本発明において、前記装飾動画像作成手段は、前記動画像及び装飾素材を選択するための画面情報を前記クライアント端末に送信する編集プログラム生成手段と、前記クライアント端末を介して選択された動画像素材情報、装飾素材情報をクリップ情報データベースに格納する属性情報格納処理手段と、前記クリップ情報データベースに格納された動画像素材、装飾素材情報に基づき、前記装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段と、を特徴とする。
【0009】
本発明によれば、同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段が、編集プログラム生成手段により送信され、属性情報格納処理手段により取り込まれる、クリップ情報データベースに格納された、動画像素材、装飾素材情報に基づき、装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成することで、装飾動画像作成装置が編集の殆どを処理し、このことにより、編集にかかるユーザの負担を軽減することができる。
【0010】
また、本発明において、前記編集プログラム生成手段は、前記同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段によって生成された装飾動画像の編集画面情報を前記クライアント端末へ送信してその編集を促がすこと、を特徴とする。
本発明によれば、編集プログラム生成手段が、同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段によって生成された装飾動画像の編集画面情報をクライアント端末へ送信することにより、クライアント端末は、編集素材を用意することなく、内蔵するウェブブラウザとプレイヤーのみでの編集が可能になる。
【0011】
また、本発明において、前記動画像素材データベースに格納される動画像を前記クライアント端末から取り込む動画像取り込み手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、動画像取り込み手段が動画像をクライアント端末から取り込み、取り込んだ動画像の編集を行わせることで、クライアント側にそのためのアプリケーションを必要とせず、一連の操作を自動化できる。
【0012】
また、本発明において、前記装飾動画像作成手段によって作成される装飾動画像に保存先を付して公開する装飾動画像公開手段、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、装飾動画像公開手段が作成された装飾動画像に保存先を付して公開することにより、ユーザはその保存先を指定するだけで装飾動画像を閲覧することができ、動画像の取り込みから編集、公開に至る一連の流れを自動化することができる。
【0013】
また、本発明において、前記装飾動画像公開手段は、前記保存先に、更に前記クライアントが前記装飾動画像を視聴する際に有効となる時間情報を付して公開することを特徴とする。
本発明によれば、装飾動画像公開手段が、更にクライアントが装飾動画像を視聴する際に有効となる時間情報を付して公開することにより、視聴するユーザはその時間帯にのみ再生される装飾動画像のみ視聴すれば良く、視聴するユーザに利便性を提供できる。
【0014】
また、本発明において、前記装飾素材データベースに格納され、前記選択された装飾素材の存在時間情報に従い該当装飾素材を逐次更新する装飾素材編集手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、装飾素材編集手段が、クライアントにより選択された装飾素材の存在時間情報に従い該当装飾素材を逐次更新することにより、表現力豊かな動画像作品を制作することができ、かつ、公開可能となる。
【0015】
また、本発明において、前記装飾素材編集手段は、前記取り込まれた動画像のサイズにより前記装飾素材のサイズを動的に可変とすることを特徴とする。
本発明によれば、装飾素材編集手段が、取り込まれた動画像のサイズにより装飾素材のサイズを動的に可変とすることにより、見た目に自然で表現力豊かな動画像作品を制作することが可能となる。
【0016】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成方法であって、素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成すること、を特徴とする。
【0017】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置に用いられる装飾動画像作成プログラムであって、素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成するステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置に用いられる装飾動画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成するステップ、をコンピュータに実行させる装飾動画像作成プログラムを記録したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の装飾動画像作成装置が実現される通信インフラストラクチャの接続構成を説明するために引用した図である。
図1において、1、2は、ウェブブラウザ11とプレイヤー12を内蔵したクライアント端末である。プレイヤー12は、クライアント端末1、2上で動作するストリーミング再生用のソフトウェアであり、例えば、米国リアルネットワークス社が開発したリアルプレイヤーが相当し、単体でも動作するが、ウェブブラウザ11によっても起動される。
【0020】
なお、クライアント端末1は、付属のカメラ5を介して撮像された動画像の編集のために用いられ、クライアント端末2は、その装飾動画像の視聴のために設けら、両者共に、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、あるいはブラウザ内蔵の携帯電話で構成される。上記したクライアント端末1、2は、サーバシステム3とは、IP(Internet Protocol)網4を介して接続されるクライアントサーバシステムの形態を採る。
なお、ここでは図示していないが、サーバシステム3には、本発明の装飾動画像作成装置が実装される編集サーバの他に、ウェブサーバ、配信サーバ、メールサーバが存在するものとする。
【0021】
図2は、図1に示す本発明の装飾動画像作成装置の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
本発明の装飾動画像作成装置は、通信インタフェース部31と、動画像取り込み部32と、装飾動画像作成部33と、装飾動画像公開部34と、装飾素材編集部35と、各種データベース36で構成される。
通信インタフェース部31は、IP網4を介して接続されるクライアント端末1、2とのインタフェースを司り、ここでは、TCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)を実装することとする。
動画像取り込み部32は、後述する各種DB36中、素材情報DB361に格納される動画像をクライアント端末1からアップロードして取り込む機能を持つ。
【0022】
装飾動画像作成部33は、素材情報DB361に格納され、クライアント端末1によって選択される動画像と装飾素材情報とによって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する機能を持ち、編集プログラム生成部331と、属性情報格納処理部332と、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333で構成される。
編集プログラム生成部331は、動画像及び装飾素材を選択するための画面情報をクライアント端末1に送信するためにHTML(Hyper Text Mark−up Language)を生成する機能を持ち、また、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333によって生成された装飾動画像の編集画面情報をクライアント端末へ送信するためのHTMLを生成する機能も併せ持つ。また、属性情報格納処理部332は、クライアント端末1を介して選択された動画像素材、装飾素材情報を取り込み、後述するクリップ情報DB363に格納する機能を持つ。
ここで、「装飾素材」とは、動画像の表現力を向上させるために、動画像に対して付加するコンテンツのことをいい、詳しくは、静止画、テキスト、動画、音声などの素材をいう。
【0023】
また、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、クリップ情報DB3363に格納された動画像素材、装飾素材情報に基づき、装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する機能を持つ。
なお、ここで、「同期マルチメディア統合言語」とは、動画、静止画、音声、音楽、文字など様々な素材の再生を制御して同期させる言語であり、どの位置に、どのタイミングで、どのくらいの時間表示するのか、といったことが制御でき、SMILに代表される。また、「同期マルチメディア統合言語ファイル」とは、素材ファイル、素材の存在時間、素材の存在領域を指定し、複数の素材を統合して視聴できるようにしたファイルのことをいう。更に、「クリップ」とは、MPEG(Moving Picture Experts Group)等の動画、MP3(MPEG Audio Layer3)等の音声、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の静止画、ASCII文字等テキスト、アニメーションのいずれかを含み、ストリーミング再生される素材の対角2点間の領域をいい、主に素材の一部、稀には素材の全てがクリップとなる。いずれも詳細は、同社により出願された特願2001−315312号広報に開示されている。
【0024】
一方、装飾動画像公開部34は、装飾動画像作成部33によって作成される装飾動画像に保存先を付して公開する機能を持つ。また、保存先に、更にクライアント端末2が装飾動画像を視聴する際に有効となる時間情報を付して公開し、保存先をアクセスする際の利便性を提供する機能をも併せ持つ。
また、装飾素材編集部35は、装飾素材DB365に格納され、選択された装飾素材の存在時間情報に従い該当装飾素材を逐次更新する機能を持つ。装飾素材編集部35は、更に、取り込まれた動画像のサイズにより前記装飾素材のサイズを動的に可変とする機能も併せ持つ。
【0025】
各種DB36は、素材情報DB361と、レイアウトDB362と、クリップ情報DB363と、同期マルチメメディア統合言語ファイル格納部364、装飾素材DB365で構成される。
素材情報DB361、レイアウトDB362、クリップ情報DB363、装飾素材DB365のデータ構造の一例を図3(a)(b)(c)に、本発明により付加される装飾素材DB365のデータ構造の一例を図4に示す。
【0026】
素材情報DB361には、動画像素材、装飾素材が格納される。図3(a)に示されるように、各素材レコードには、素材を識別する素材IDに対応付けてURL(Uniform Resource Locator)、素材属性が設定される。素材属性には、自動的に取り出せる内容が入る。動画の場合は、エンコード時に指定した、作者名、コピーライト、帯域等が入る。
レイアウトDB362は、図3(b)に示されるように、領域レコード毎にレイアウト情報が、すなわち、領域レコードに同一のレイアウトID並びにウインドウの幅と高さが設定される。また、各領域レコードには、各領域を識別する領域ID、領域の編集順序、上端座標(ウインドウの上端を基準としたときの領域上端の座標)、左端座標(ウインドウの左端を基準としたときの領域左端の座標)、そして領域の幅及び高さがそれぞれ設定される。
【0027】
一方、クリップ情報DB363は、素材を必要とするクリップ及びテキストクリップの属性情報が格納可能になっている。
個々のクリップを識別するクリップIDに対応付けられたクリップレコードには、領域ID、挿入点及び消去点が設定される。特に、素材を必要とするクリップについては、クリップレコードに、素材ID、開始点及び終了点が、一方、テキストクリップについては、クリップレコードに背景色、文字色、文字サイズ、縦横方向の位置合わせ情報、表示時間及び内容が格納される。
また、同期マルチメディア統合言語ファイル格納部364には、作品IDと、ファイル名他から成り、ここに制作される動画作品(同期マルチメディア統合言語ファイル)に関する情報が格納される。
素材情報DB361、レイアウトDB362、クリップ情報DB363、同期マルチメディア統合言語ファイル格納部364のデータ構造等詳細は既出願の特願2001−315312号に開示されている。
【0028】
本発明により付加される装飾素材DB365には、装飾素材としてのフレーム、シール(スタンプ他)、手書き文字、あるいは効果音(BGM)の属性情報が格納される。
具体的には、図4に示されるように、個々の装飾素材を識別する装飾IDに対応付けられた装飾レコードには、再生開始(秒)、再生終了(秒)、分類(フレーム/シール/BGM)が格納される。
【0029】
本発明の装飾動画像作成装置は、基本的には、カメラによる動画像の取り込み、サーバへのアップロード、編集を含む装飾、ネットワーク上での配信、公開のための各機能を提供する一連のシステムである。
具体的には、クライアント端末1に接続されているカメラ5を介して動画を撮影し、その動画を取り込みサーバシステム3へアップロードする。そして、その動画に対して、編集や装飾素材を付加し、完成した動画作品をネットワーク上に公開し、送信する。
【0030】
本発明の装飾動画像作成装置によれば、クライアント端末1にインストールされているウェブブラウザ11からの操作のみで、サーバシステム3上に素材の位置情報とそれをどのような順番、レイアウトで再生するかを示す情報が記述されたファイル(同期マルチメディア統合言語ファイル)を作成していくことにより編集作業が行われる。
この同期マルチメディア統合言語ファイルの作成は、装飾動画像作成装置(サーバシステム3)が行うため、クライアント端末1にそのための性能を要求せず、かつ、サーバシステム3は低い負荷で実現が可能である。そして、完成した動画作品(同期マルチメディア記述言語ファイル)の保存場所を、ネットワーク上で公開し、あるいはメールで送信することにより、他のユーザ(クライアント端末2)がその動画作品を視聴することが可能となる。
【0031】
本発明の装飾動画像作成装置によれば、特定の流れに沿ってユーザがクライアント端末1を操作することにより、マルチメディア統合言語で記述された同期マルチメディア統合言語ファイルを生成することができる。同期マルチメディア統合言語ファイルには、サーバシステム3内にある素材を順次再生する手続きが書き込まれる。このファイルをクライアント端末1に転送して、そのクライアント端末1にインストール済みのプレイヤーで実行することにより、サーバシステム3上に置かれた素材を順次転送しながらそのクライアント端末1上で再生する。
【0032】
このことにより、ユーザにはあたかもサーバシステム3側の素材を繋ぎ合わせて(編集して)表示したかのように見える。全てのデータはサーバシステム3側に存在し、クライアント端末1側にはデータは存在しない。サーバシステム3が持つ動画、あるいは装飾素材は、ユーザがクライアント端末1を介してアップロードすることもできるが、あらかじめ、動画、静止画、音声、テキスト、などの素材となるコンテンツを準備しておくこともできる。
ユーザは、この素材を、サーバシステム3を介してクライアント端末1に転送しながら再生し、確認するとともに、どの素材を利用するかに関する情報を本発明の装飾動画像作成装置に転送する。装飾動画像作成装置は、利用する部分の情報に基づいてマルチメディア統合言語ファイルを生成する。更に、画面上での動画、静止画、テキストなどを配置する領域については、あらかじめ決めておき、編集の流れの中でそれぞれの領域に素材が配置されていく。
【0033】
図5、図6は、図1〜図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、具体的には、本発明の装飾動画像作成プログラムの処理手順を示す。
図7〜図16は、本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図であり、簡単アップロード画面(図7)、通常アップロード画面(図8)、フレーム選択画面(図9)、動画選択画面(図10)、動画切り出し画面(図11)、フレーム編集画面(図12)、タイトル入力画面(図13)、メッセージ入力画面(図14)、完成装飾動画像画面(図15)、メール送信設定画面(図16)のそれぞれを示す。
以下、図5〜図16を参照しながら図1〜図4に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。ここでは、ユーザ自身が撮影してアップロードした動画に対して、静止画の枠(フレーム)を付加し、タイトル、メッセージ(共にテキスト)を付加し、完成した動画作品を公開、送信する本発明の装飾動画像作成装置の動作について詳細に説明する。
【0034】
まず、動画編集者から見た手順について具体的に使用される画面を参照しながら説明する。ユーザである動画編集者は、まず、クライアント端末1に接続されているカメラ5から動画を取り込み、本発明の装飾動画像作成装置(サーバシステム3)にアップロードする。
次に、あらかじめサーバシステム3にアップロードしてある静止画の中から、動画の枠(フレーム)にしたい静止画を選択する。図9に、クライアント端末1に表示されるフレーム選択画面の一例が示されている。また、あらかじめサーバシステム3にアップロードしてある動画、またはカメラ5で撮影した動画の中から、自分が編集したい動画を選択する。動画選択画面の一例が図10に示されている。
なお、動画選択の後、図11に示されるように、選択された動画の中から使用したい部分をマウス操作で選択し切り出すことができる。このとき、プレビューボタンをクリックすることにより、先に選択されたフレーム枠を合成した動画をプレビューしながら編集することができる。
勿論、図12に示されるように、フレーム選択後、選択されたフレームの編集も可能であり、サイズ指定も可能である。このとき、フレーム枠内に入る動画のサイズが大きい場合は、その画像の大きさに合わせてフレームサイズを動的に可変にすることができる。ここでは、装飾素材として、フレームについて説明しているが、他に、模様をスタンプ状態に設定するシール状のもの、手書き文字、あるいは効果音等も考えられる。
なお、動画、フレームの編集の際、その画像は勿論のこと、その画像の再生有効時間等、属性情報についても設定可能である。
【0035】
ところで、動画素材の利用形態としては、(1)以前にサーバシステム3にアップロードした動画素材を利用して編集する場合と、(2)既に自身のパソコン(クライアント端末1)に動画ファイルとして存在するものをサーバシステム3にアップロードして利用する場合と、(3)新規にカメラ5により撮影、あるいはビデオテープから取り込んでそれをサーバシステム3へアップロードする場合の3通りが考えられる。
このうち、(1)については、そのまま編集作業が行われ、(2)については、図8に示す通常のアップロード画面を用いてアップロードして編集作業が行われ、(3)については、図7に示す簡単アップロード画面を利用して撮影、取り込みを行う、アップロード後に編集作業が行われる。
【0036】
上記したフレーム、動画選択、編集後、タイトルを入力する。また、メッセージを入力する。タイトル入力画面は図13に、メッセージ入力画面は図14にその一例が示されている。ここでは、図13、図14に示されるように、単なるタイトル、メッセージのみならず、背景色、文字サイズ等の属性情報も入力される。
そして、図15に示されるように、完成動画作品をプレビューし、その作品でよければ保存し、公開する。動画作品を紹介したい場合は、グリーティングメール送信画面からメール送信を行う。メール送信設定画面の一例を図16に示す。
【0037】
次に、図5、図6に示すフローチャートを参照しながら、図1〜図4に示す本発明の装飾動画像作成装置の動作について詳細に説明する。
まず、クライアント端末1からアップロードされた動画は、通信インタフェース部31を介し動画像取り込み部32によって取り込まれ、素材情報DB361に登録される(S501)。そして、装飾動画像作成部33の編集プログラム生成部331が装飾素材としてフレーム用の静止画を選択するための画面(図9)を要求のあったクライアント端末1に送信する(S502)。
一方、装飾動画像作成部33の属性情報格納処理部332は、クライアント端末1から通信インタフェース部31を介して送信されてきた、選択フレーム情報を受信し、その属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S503、S504)。次に、編集プログラム生成部331が、動画素材としての動画を選択するための画面(図10)をクライアント端末1に送信する(S505)。属性情報格納処理部332は、上記したフレーム選択時と同様、クライアント端末1から送信されてきた、選択された動画の属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S506、S507)。
【0038】
そして、装飾動画像作成部33の同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、選択されたフレームと選択された動画の情報から同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する(S508)。同期マルチメディア統合言語ファイルの生成については既出願の特願2001−315312号に開示されているためここではその詳細は述べない。
なお、ユーザはフレームと動画の合成画面をプレビュー編集することができ(S509)、そのために、編集プログラム生成部331は、そのプレビュー画面を編集のためにクライアント端末1に送信する。
クライアント端末1による動画編集の結果は、属性情報格納処理部332を介して属性情報として取り込まれ、その内容はクリップ情報DB363、および装飾素材DB365に保存される(S510)。
フレームの編集についてのみ説明すれば以下のようになる。すなわち、装飾素材編集部35は、装飾素材DB365に保存される選択されたフレームが持つフレームIDに相当する存在時間情報(開始秒〜終了秒)に従い、表示フレームを逐次切り替えることができる。また、選択されたフレーム枠内に入る動画のサイズが大きい場合は、その画像の大きさに合わせてフレームサイズが動的に可変となる。
【0039】
合成プレビュー編集の後、装飾動画像作成部33の編集プログラム生成部331は、タイトル入力画面(図13)をクライアント端末1に送信する(図6、S511)。そして、属性情報格納処理部332がクライアント端末1から送信されてきた、タイトルの入力情報、およびその属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S512、S513)。
また、編集プログラム生成部331は、メッセージ入力画面をクライアント端末1に送信し(S514)、属性情報格納処理部332がクライアント端末1から送信されてきた、メッセージ入力情報およびその属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S515、S516)。
このことにより、装飾動画像作成部33の同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、クリップ情報DB363に保存された情報をもとに、素材情報DB361他各種DB36を参照しながら同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する(S517)。
【0040】
そして、一通りの確認を得た後(S518)、編集プログラム生成部331は、完成動画作品をプレビュー再生するための画面(図15)をクライアント端末1に送信する。同時に、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、完成した同期マルチメディア統合言語ファイルを同期マルチメディア統合言語ファイル格納部364に保存する(S519)。
一方、編集プログラム生成部331は、グリーティングビデオメール送信設定画面(図16)をクライアント端末1に送信し、第三者への公開の意思を確認する。このときも装飾動画像公開部34は、クライアント端末1からグリーティングメール送信要求があれば(S520)、保存先を示すURLを付して完成した動画作品を紹介するメールを配信する(S521)。
なお、このとき、単にURLのみならず、パラメータとして、例えば、要件を伝えるために最低限視聴して欲しい時間帯、あるいは時間情報を付すことにより、視聴者に利便性を提供することも可能である。
例えば、以下のURL設定が考えられる。
http://www.aaa.aa.aa/greeting//10001/jsp?begin=5sec&end=120sec
【0041】
以上説明のように本発明は、広帯域ネットワークの特性を生かし、自分の撮影した動画像に対し他の素材を用いて装飾を行う際に編集のための操作性を改善することによって初心者であっても表現力豊かな動画像作品を制作でき、かつ、公開を可能とするものである。
なお、本発明によれば、装飾素材に一部透明(半透明)の装飾素材を付加することができ、一層表現力豊かな動画像作品を制作することができる。
例えば、装飾素材として、透過部分と静止画の境目が自由な形である静止画を使用することで、従来決められた形の領域でしか再生できなかった動画の再生画面を自由な形に変形することができる。また、装飾物以外の部分を透過とした静止画を利用することで、動画上のある箇所に装飾物を添付することができ、装飾物をトレードマークやアイコンとすることで著作権表示や広告を付加することができる。更に、ある一部(小窓のように)を透過にすることで動画に制限を加え、小窓から顔だけを透過させ静止画部分で動画着せ替えなどを行うといった応用も考えられる。
【0042】
また、図2に示す通信インタフェース部31、動画像取り込み部32、装飾動画像作成部33、装飾動画像公開部34、装飾素材編集部35、編集プログラム生成部331、属性情報格納処理部332、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の装飾動画像作成装置が実現されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを含むものである。
【0043】
更に、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0044】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0045】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明のように本発明によれば、サーバがクライアント上の動画ファイル、あるいはカメラで撮影した動画をアップロードし、それに対して編集を加え、あるいは装飾物を付加した動画作品を作成することができる。このように編集の処理をサーバが行うため、携帯電話やPDAのような処理能力の低いクライアント端末からの編集が可能となる。また、それらをネットワーク上で公開し、あるいはその作品をメール送信することによって、遠隔のクライアント端末に視聴させることができる。
【0047】
また、ユーザは、一連の手順に沿って操作をすれば簡単に動画作品を作成することができ、編集に慣れていないユーザでも迷うことなく簡単に、動画に装飾を加えることができ、大幅な操作性の向上がはかれる。また、上記した一連の操作をクライアントにインストールしてある一般的なウェブブラウザのみの操作によって実現することができ、特定のハードウェアを使用することに依存することもなく、特別なソフトウェアをインストールする必要が無い。
なお、動画作品作成に同期マルチメディア統合言語を用いる場合、あらかじめサーバにアップロードされている素材を使用して編集することができ、編集の情報をサーバ側で保持し、その情報から同期マルチメディア統合言語を直接サーバ側で生成するため、編集後のアップロード作業も必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装飾動画像作成装置が実現される通信インフラストラクチャの接続構成を説明するために引用した図である。
【図2】図1に示す本発明の装飾動画像作成装置の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図3】本発明において利用される各種DBのデータ構造の一例を示す図である。
【図4】本発明において利用される各種DBのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】図1〜図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図6】図1〜図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図7】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図8】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図9】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図10】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図11】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図12】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図13】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図14】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図15】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図16】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1(2)…クライアント端末、3…サーバシステム、4…IP網、5…カメラ、11…ウェブブラウザ、12…プレイヤー、31…通信インタフェース部、32…動画像取り込み部、33…装飾動画像作成部、34…装飾動画像公開部、35…装飾素材編集部、36…各種データベース、361…素材情報DB、362…レイアウトDB、363…クリップ情報DB、364…同期マルチメメディア統合言語ファイル格納部、365…装飾素材DB
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、同期マルチメディア統合言語を利用して動画作品を制作する際に用いて好適な、装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークの広帯域化に伴い、個人ユーザ同士がネットワークを介して動画像コンテンツを交換することが可能になった。
ところで、動画像作品の制作にSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)等の同期マルチメディア統合言語を用いる場合、クライアント側で直接、その同期マルチメディア統合言語を編集し、そのファイルと編集後の作品に使用される素材を纏めてサーバにアップロードする必要があった。このSMILを利用して動画像作品を制作し、クリップを用いて編集する技術は、特願2001−315312号に詳細に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、動画を編集するためには本格的な編集ソフトウェアをクライアント側にインストールする必要があり、見栄えの良い動画を利用した作品を制作するためには、初心者であるユーザにはかなりの負担が必要となる。
また、動画作品に上記した同期マルチメディア統合言語を用いる場合、クライアント側で直接、同期マルチメディア統合言語を編集して、そのファイルと、その編集後の動画作品に使用される素材を纏めてサーバにアップロードしなければならない。更に、動画作品制作のために、撮影、アップロード、編集、公開といった、ユーザが行いたい一連の流れが、個々のアプリケーション毎に提供されているため、この一連の流れを継続させる操作毎に必要なアプリケーションを切り替える必要があり、操作が煩雑であった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、広帯域ネットワークの特性を生かし、自分の撮影した動画像に対し他の素材を用いて装飾を行う際に編集のための操作性を改善することにより、初心者であっても表現力豊かな動画像作品を制作でき、かつ、公開可能な、装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置であって、素材情報データベースに格納され、クライアント端末を介して選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する装飾動画像作成手段、を備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、装飾動画像作成手段が、クライアント端末を介して選択される動画像と装飾素材情報とによって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成することにより、動画像に他の素材を追加した装飾がユーザの負担を軽減しながら実現でき、表現力豊かな動画像作品を制作することが可能となる。
【0007】
なお、ここでは、「装飾素材」とは、動画像の表現力を向上させるために、動画像に対して付加するコンテンツであり、静止画、テキスト、動画、音声などの素材をいう。また、「同期マルチメディア統合言語」とは、動画、静止画、音声、音楽、文字など様々な素材の再生を制御して同期させる言語であり、どの位置に、どのタイミングで、どのくらいの時間表示するのか、といったことが制御でき、SMILに代表される。
更に、「同期マルチメディア統合言語ファイル」とは、素材ファイル、素材の存在時間、素材の存在領域を指定し、複数の素材を統合して視聴できるようにしたファイルのことをいう。また、「動画像作品」とは、同期マルチメディア統合言語ファイルを再生して視聴できる作品のことをいう。
【0008】
また、本発明において、前記装飾動画像作成手段は、前記動画像及び装飾素材を選択するための画面情報を前記クライアント端末に送信する編集プログラム生成手段と、前記クライアント端末を介して選択された動画像素材情報、装飾素材情報をクリップ情報データベースに格納する属性情報格納処理手段と、前記クリップ情報データベースに格納された動画像素材、装飾素材情報に基づき、前記装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段と、を特徴とする。
【0009】
本発明によれば、同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段が、編集プログラム生成手段により送信され、属性情報格納処理手段により取り込まれる、クリップ情報データベースに格納された、動画像素材、装飾素材情報に基づき、装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成することで、装飾動画像作成装置が編集の殆どを処理し、このことにより、編集にかかるユーザの負担を軽減することができる。
【0010】
また、本発明において、前記編集プログラム生成手段は、前記同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段によって生成された装飾動画像の編集画面情報を前記クライアント端末へ送信してその編集を促がすこと、を特徴とする。
本発明によれば、編集プログラム生成手段が、同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段によって生成された装飾動画像の編集画面情報をクライアント端末へ送信することにより、クライアント端末は、編集素材を用意することなく、内蔵するウェブブラウザとプレイヤーのみでの編集が可能になる。
【0011】
また、本発明において、前記動画像素材データベースに格納される動画像を前記クライアント端末から取り込む動画像取り込み手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、動画像取り込み手段が動画像をクライアント端末から取り込み、取り込んだ動画像の編集を行わせることで、クライアント側にそのためのアプリケーションを必要とせず、一連の操作を自動化できる。
【0012】
また、本発明において、前記装飾動画像作成手段によって作成される装飾動画像に保存先を付して公開する装飾動画像公開手段、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、装飾動画像公開手段が作成された装飾動画像に保存先を付して公開することにより、ユーザはその保存先を指定するだけで装飾動画像を閲覧することができ、動画像の取り込みから編集、公開に至る一連の流れを自動化することができる。
【0013】
また、本発明において、前記装飾動画像公開手段は、前記保存先に、更に前記クライアントが前記装飾動画像を視聴する際に有効となる時間情報を付して公開することを特徴とする。
本発明によれば、装飾動画像公開手段が、更にクライアントが装飾動画像を視聴する際に有効となる時間情報を付して公開することにより、視聴するユーザはその時間帯にのみ再生される装飾動画像のみ視聴すれば良く、視聴するユーザに利便性を提供できる。
【0014】
また、本発明において、前記装飾素材データベースに格納され、前記選択された装飾素材の存在時間情報に従い該当装飾素材を逐次更新する装飾素材編集手段、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、装飾素材編集手段が、クライアントにより選択された装飾素材の存在時間情報に従い該当装飾素材を逐次更新することにより、表現力豊かな動画像作品を制作することができ、かつ、公開可能となる。
【0015】
また、本発明において、前記装飾素材編集手段は、前記取り込まれた動画像のサイズにより前記装飾素材のサイズを動的に可変とすることを特徴とする。
本発明によれば、装飾素材編集手段が、取り込まれた動画像のサイズにより装飾素材のサイズを動的に可変とすることにより、見た目に自然で表現力豊かな動画像作品を制作することが可能となる。
【0016】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成方法であって、素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成すること、を特徴とする。
【0017】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置に用いられる装飾動画像作成プログラムであって、素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成するステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
上記した課題を解決するために本発明は、クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置に用いられる装飾動画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成するステップ、をコンピュータに実行させる装飾動画像作成プログラムを記録したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の装飾動画像作成装置が実現される通信インフラストラクチャの接続構成を説明するために引用した図である。
図1において、1、2は、ウェブブラウザ11とプレイヤー12を内蔵したクライアント端末である。プレイヤー12は、クライアント端末1、2上で動作するストリーミング再生用のソフトウェアであり、例えば、米国リアルネットワークス社が開発したリアルプレイヤーが相当し、単体でも動作するが、ウェブブラウザ11によっても起動される。
【0020】
なお、クライアント端末1は、付属のカメラ5を介して撮像された動画像の編集のために用いられ、クライアント端末2は、その装飾動画像の視聴のために設けら、両者共に、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、あるいはブラウザ内蔵の携帯電話で構成される。上記したクライアント端末1、2は、サーバシステム3とは、IP(Internet Protocol)網4を介して接続されるクライアントサーバシステムの形態を採る。
なお、ここでは図示していないが、サーバシステム3には、本発明の装飾動画像作成装置が実装される編集サーバの他に、ウェブサーバ、配信サーバ、メールサーバが存在するものとする。
【0021】
図2は、図1に示す本発明の装飾動画像作成装置の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
本発明の装飾動画像作成装置は、通信インタフェース部31と、動画像取り込み部32と、装飾動画像作成部33と、装飾動画像公開部34と、装飾素材編集部35と、各種データベース36で構成される。
通信インタフェース部31は、IP網4を介して接続されるクライアント端末1、2とのインタフェースを司り、ここでは、TCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)を実装することとする。
動画像取り込み部32は、後述する各種DB36中、素材情報DB361に格納される動画像をクライアント端末1からアップロードして取り込む機能を持つ。
【0022】
装飾動画像作成部33は、素材情報DB361に格納され、クライアント端末1によって選択される動画像と装飾素材情報とによって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する機能を持ち、編集プログラム生成部331と、属性情報格納処理部332と、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333で構成される。
編集プログラム生成部331は、動画像及び装飾素材を選択するための画面情報をクライアント端末1に送信するためにHTML(Hyper Text Mark−up Language)を生成する機能を持ち、また、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333によって生成された装飾動画像の編集画面情報をクライアント端末へ送信するためのHTMLを生成する機能も併せ持つ。また、属性情報格納処理部332は、クライアント端末1を介して選択された動画像素材、装飾素材情報を取り込み、後述するクリップ情報DB363に格納する機能を持つ。
ここで、「装飾素材」とは、動画像の表現力を向上させるために、動画像に対して付加するコンテンツのことをいい、詳しくは、静止画、テキスト、動画、音声などの素材をいう。
【0023】
また、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、クリップ情報DB3363に格納された動画像素材、装飾素材情報に基づき、装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する機能を持つ。
なお、ここで、「同期マルチメディア統合言語」とは、動画、静止画、音声、音楽、文字など様々な素材の再生を制御して同期させる言語であり、どの位置に、どのタイミングで、どのくらいの時間表示するのか、といったことが制御でき、SMILに代表される。また、「同期マルチメディア統合言語ファイル」とは、素材ファイル、素材の存在時間、素材の存在領域を指定し、複数の素材を統合して視聴できるようにしたファイルのことをいう。更に、「クリップ」とは、MPEG(Moving Picture Experts Group)等の動画、MP3(MPEG Audio Layer3)等の音声、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の静止画、ASCII文字等テキスト、アニメーションのいずれかを含み、ストリーミング再生される素材の対角2点間の領域をいい、主に素材の一部、稀には素材の全てがクリップとなる。いずれも詳細は、同社により出願された特願2001−315312号広報に開示されている。
【0024】
一方、装飾動画像公開部34は、装飾動画像作成部33によって作成される装飾動画像に保存先を付して公開する機能を持つ。また、保存先に、更にクライアント端末2が装飾動画像を視聴する際に有効となる時間情報を付して公開し、保存先をアクセスする際の利便性を提供する機能をも併せ持つ。
また、装飾素材編集部35は、装飾素材DB365に格納され、選択された装飾素材の存在時間情報に従い該当装飾素材を逐次更新する機能を持つ。装飾素材編集部35は、更に、取り込まれた動画像のサイズにより前記装飾素材のサイズを動的に可変とする機能も併せ持つ。
【0025】
各種DB36は、素材情報DB361と、レイアウトDB362と、クリップ情報DB363と、同期マルチメメディア統合言語ファイル格納部364、装飾素材DB365で構成される。
素材情報DB361、レイアウトDB362、クリップ情報DB363、装飾素材DB365のデータ構造の一例を図3(a)(b)(c)に、本発明により付加される装飾素材DB365のデータ構造の一例を図4に示す。
【0026】
素材情報DB361には、動画像素材、装飾素材が格納される。図3(a)に示されるように、各素材レコードには、素材を識別する素材IDに対応付けてURL(Uniform Resource Locator)、素材属性が設定される。素材属性には、自動的に取り出せる内容が入る。動画の場合は、エンコード時に指定した、作者名、コピーライト、帯域等が入る。
レイアウトDB362は、図3(b)に示されるように、領域レコード毎にレイアウト情報が、すなわち、領域レコードに同一のレイアウトID並びにウインドウの幅と高さが設定される。また、各領域レコードには、各領域を識別する領域ID、領域の編集順序、上端座標(ウインドウの上端を基準としたときの領域上端の座標)、左端座標(ウインドウの左端を基準としたときの領域左端の座標)、そして領域の幅及び高さがそれぞれ設定される。
【0027】
一方、クリップ情報DB363は、素材を必要とするクリップ及びテキストクリップの属性情報が格納可能になっている。
個々のクリップを識別するクリップIDに対応付けられたクリップレコードには、領域ID、挿入点及び消去点が設定される。特に、素材を必要とするクリップについては、クリップレコードに、素材ID、開始点及び終了点が、一方、テキストクリップについては、クリップレコードに背景色、文字色、文字サイズ、縦横方向の位置合わせ情報、表示時間及び内容が格納される。
また、同期マルチメディア統合言語ファイル格納部364には、作品IDと、ファイル名他から成り、ここに制作される動画作品(同期マルチメディア統合言語ファイル)に関する情報が格納される。
素材情報DB361、レイアウトDB362、クリップ情報DB363、同期マルチメディア統合言語ファイル格納部364のデータ構造等詳細は既出願の特願2001−315312号に開示されている。
【0028】
本発明により付加される装飾素材DB365には、装飾素材としてのフレーム、シール(スタンプ他)、手書き文字、あるいは効果音(BGM)の属性情報が格納される。
具体的には、図4に示されるように、個々の装飾素材を識別する装飾IDに対応付けられた装飾レコードには、再生開始(秒)、再生終了(秒)、分類(フレーム/シール/BGM)が格納される。
【0029】
本発明の装飾動画像作成装置は、基本的には、カメラによる動画像の取り込み、サーバへのアップロード、編集を含む装飾、ネットワーク上での配信、公開のための各機能を提供する一連のシステムである。
具体的には、クライアント端末1に接続されているカメラ5を介して動画を撮影し、その動画を取り込みサーバシステム3へアップロードする。そして、その動画に対して、編集や装飾素材を付加し、完成した動画作品をネットワーク上に公開し、送信する。
【0030】
本発明の装飾動画像作成装置によれば、クライアント端末1にインストールされているウェブブラウザ11からの操作のみで、サーバシステム3上に素材の位置情報とそれをどのような順番、レイアウトで再生するかを示す情報が記述されたファイル(同期マルチメディア統合言語ファイル)を作成していくことにより編集作業が行われる。
この同期マルチメディア統合言語ファイルの作成は、装飾動画像作成装置(サーバシステム3)が行うため、クライアント端末1にそのための性能を要求せず、かつ、サーバシステム3は低い負荷で実現が可能である。そして、完成した動画作品(同期マルチメディア記述言語ファイル)の保存場所を、ネットワーク上で公開し、あるいはメールで送信することにより、他のユーザ(クライアント端末2)がその動画作品を視聴することが可能となる。
【0031】
本発明の装飾動画像作成装置によれば、特定の流れに沿ってユーザがクライアント端末1を操作することにより、マルチメディア統合言語で記述された同期マルチメディア統合言語ファイルを生成することができる。同期マルチメディア統合言語ファイルには、サーバシステム3内にある素材を順次再生する手続きが書き込まれる。このファイルをクライアント端末1に転送して、そのクライアント端末1にインストール済みのプレイヤーで実行することにより、サーバシステム3上に置かれた素材を順次転送しながらそのクライアント端末1上で再生する。
【0032】
このことにより、ユーザにはあたかもサーバシステム3側の素材を繋ぎ合わせて(編集して)表示したかのように見える。全てのデータはサーバシステム3側に存在し、クライアント端末1側にはデータは存在しない。サーバシステム3が持つ動画、あるいは装飾素材は、ユーザがクライアント端末1を介してアップロードすることもできるが、あらかじめ、動画、静止画、音声、テキスト、などの素材となるコンテンツを準備しておくこともできる。
ユーザは、この素材を、サーバシステム3を介してクライアント端末1に転送しながら再生し、確認するとともに、どの素材を利用するかに関する情報を本発明の装飾動画像作成装置に転送する。装飾動画像作成装置は、利用する部分の情報に基づいてマルチメディア統合言語ファイルを生成する。更に、画面上での動画、静止画、テキストなどを配置する領域については、あらかじめ決めておき、編集の流れの中でそれぞれの領域に素材が配置されていく。
【0033】
図5、図6は、図1〜図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、具体的には、本発明の装飾動画像作成プログラムの処理手順を示す。
図7〜図16は、本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図であり、簡単アップロード画面(図7)、通常アップロード画面(図8)、フレーム選択画面(図9)、動画選択画面(図10)、動画切り出し画面(図11)、フレーム編集画面(図12)、タイトル入力画面(図13)、メッセージ入力画面(図14)、完成装飾動画像画面(図15)、メール送信設定画面(図16)のそれぞれを示す。
以下、図5〜図16を参照しながら図1〜図4に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。ここでは、ユーザ自身が撮影してアップロードした動画に対して、静止画の枠(フレーム)を付加し、タイトル、メッセージ(共にテキスト)を付加し、完成した動画作品を公開、送信する本発明の装飾動画像作成装置の動作について詳細に説明する。
【0034】
まず、動画編集者から見た手順について具体的に使用される画面を参照しながら説明する。ユーザである動画編集者は、まず、クライアント端末1に接続されているカメラ5から動画を取り込み、本発明の装飾動画像作成装置(サーバシステム3)にアップロードする。
次に、あらかじめサーバシステム3にアップロードしてある静止画の中から、動画の枠(フレーム)にしたい静止画を選択する。図9に、クライアント端末1に表示されるフレーム選択画面の一例が示されている。また、あらかじめサーバシステム3にアップロードしてある動画、またはカメラ5で撮影した動画の中から、自分が編集したい動画を選択する。動画選択画面の一例が図10に示されている。
なお、動画選択の後、図11に示されるように、選択された動画の中から使用したい部分をマウス操作で選択し切り出すことができる。このとき、プレビューボタンをクリックすることにより、先に選択されたフレーム枠を合成した動画をプレビューしながら編集することができる。
勿論、図12に示されるように、フレーム選択後、選択されたフレームの編集も可能であり、サイズ指定も可能である。このとき、フレーム枠内に入る動画のサイズが大きい場合は、その画像の大きさに合わせてフレームサイズを動的に可変にすることができる。ここでは、装飾素材として、フレームについて説明しているが、他に、模様をスタンプ状態に設定するシール状のもの、手書き文字、あるいは効果音等も考えられる。
なお、動画、フレームの編集の際、その画像は勿論のこと、その画像の再生有効時間等、属性情報についても設定可能である。
【0035】
ところで、動画素材の利用形態としては、(1)以前にサーバシステム3にアップロードした動画素材を利用して編集する場合と、(2)既に自身のパソコン(クライアント端末1)に動画ファイルとして存在するものをサーバシステム3にアップロードして利用する場合と、(3)新規にカメラ5により撮影、あるいはビデオテープから取り込んでそれをサーバシステム3へアップロードする場合の3通りが考えられる。
このうち、(1)については、そのまま編集作業が行われ、(2)については、図8に示す通常のアップロード画面を用いてアップロードして編集作業が行われ、(3)については、図7に示す簡単アップロード画面を利用して撮影、取り込みを行う、アップロード後に編集作業が行われる。
【0036】
上記したフレーム、動画選択、編集後、タイトルを入力する。また、メッセージを入力する。タイトル入力画面は図13に、メッセージ入力画面は図14にその一例が示されている。ここでは、図13、図14に示されるように、単なるタイトル、メッセージのみならず、背景色、文字サイズ等の属性情報も入力される。
そして、図15に示されるように、完成動画作品をプレビューし、その作品でよければ保存し、公開する。動画作品を紹介したい場合は、グリーティングメール送信画面からメール送信を行う。メール送信設定画面の一例を図16に示す。
【0037】
次に、図5、図6に示すフローチャートを参照しながら、図1〜図4に示す本発明の装飾動画像作成装置の動作について詳細に説明する。
まず、クライアント端末1からアップロードされた動画は、通信インタフェース部31を介し動画像取り込み部32によって取り込まれ、素材情報DB361に登録される(S501)。そして、装飾動画像作成部33の編集プログラム生成部331が装飾素材としてフレーム用の静止画を選択するための画面(図9)を要求のあったクライアント端末1に送信する(S502)。
一方、装飾動画像作成部33の属性情報格納処理部332は、クライアント端末1から通信インタフェース部31を介して送信されてきた、選択フレーム情報を受信し、その属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S503、S504)。次に、編集プログラム生成部331が、動画素材としての動画を選択するための画面(図10)をクライアント端末1に送信する(S505)。属性情報格納処理部332は、上記したフレーム選択時と同様、クライアント端末1から送信されてきた、選択された動画の属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S506、S507)。
【0038】
そして、装飾動画像作成部33の同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、選択されたフレームと選択された動画の情報から同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する(S508)。同期マルチメディア統合言語ファイルの生成については既出願の特願2001−315312号に開示されているためここではその詳細は述べない。
なお、ユーザはフレームと動画の合成画面をプレビュー編集することができ(S509)、そのために、編集プログラム生成部331は、そのプレビュー画面を編集のためにクライアント端末1に送信する。
クライアント端末1による動画編集の結果は、属性情報格納処理部332を介して属性情報として取り込まれ、その内容はクリップ情報DB363、および装飾素材DB365に保存される(S510)。
フレームの編集についてのみ説明すれば以下のようになる。すなわち、装飾素材編集部35は、装飾素材DB365に保存される選択されたフレームが持つフレームIDに相当する存在時間情報(開始秒〜終了秒)に従い、表示フレームを逐次切り替えることができる。また、選択されたフレーム枠内に入る動画のサイズが大きい場合は、その画像の大きさに合わせてフレームサイズが動的に可変となる。
【0039】
合成プレビュー編集の後、装飾動画像作成部33の編集プログラム生成部331は、タイトル入力画面(図13)をクライアント端末1に送信する(図6、S511)。そして、属性情報格納処理部332がクライアント端末1から送信されてきた、タイトルの入力情報、およびその属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S512、S513)。
また、編集プログラム生成部331は、メッセージ入力画面をクライアント端末1に送信し(S514)、属性情報格納処理部332がクライアント端末1から送信されてきた、メッセージ入力情報およびその属性情報をクリップ情報DB363に保存する(S515、S516)。
このことにより、装飾動画像作成部33の同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、クリップ情報DB363に保存された情報をもとに、素材情報DB361他各種DB36を参照しながら同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する(S517)。
【0040】
そして、一通りの確認を得た後(S518)、編集プログラム生成部331は、完成動画作品をプレビュー再生するための画面(図15)をクライアント端末1に送信する。同時に、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333は、完成した同期マルチメディア統合言語ファイルを同期マルチメディア統合言語ファイル格納部364に保存する(S519)。
一方、編集プログラム生成部331は、グリーティングビデオメール送信設定画面(図16)をクライアント端末1に送信し、第三者への公開の意思を確認する。このときも装飾動画像公開部34は、クライアント端末1からグリーティングメール送信要求があれば(S520)、保存先を示すURLを付して完成した動画作品を紹介するメールを配信する(S521)。
なお、このとき、単にURLのみならず、パラメータとして、例えば、要件を伝えるために最低限視聴して欲しい時間帯、あるいは時間情報を付すことにより、視聴者に利便性を提供することも可能である。
例えば、以下のURL設定が考えられる。
http://www.aaa.aa.aa/greeting//10001/jsp?begin=5sec&end=120sec
【0041】
以上説明のように本発明は、広帯域ネットワークの特性を生かし、自分の撮影した動画像に対し他の素材を用いて装飾を行う際に編集のための操作性を改善することによって初心者であっても表現力豊かな動画像作品を制作でき、かつ、公開を可能とするものである。
なお、本発明によれば、装飾素材に一部透明(半透明)の装飾素材を付加することができ、一層表現力豊かな動画像作品を制作することができる。
例えば、装飾素材として、透過部分と静止画の境目が自由な形である静止画を使用することで、従来決められた形の領域でしか再生できなかった動画の再生画面を自由な形に変形することができる。また、装飾物以外の部分を透過とした静止画を利用することで、動画上のある箇所に装飾物を添付することができ、装飾物をトレードマークやアイコンとすることで著作権表示や広告を付加することができる。更に、ある一部(小窓のように)を透過にすることで動画に制限を加え、小窓から顔だけを透過させ静止画部分で動画着せ替えなどを行うといった応用も考えられる。
【0042】
また、図2に示す通信インタフェース部31、動画像取り込み部32、装飾動画像作成部33、装飾動画像公開部34、装飾素材編集部35、編集プログラム生成部331、属性情報格納処理部332、同期マルチメディア統合言語ファイル生成部333のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の装飾動画像作成装置が実現されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを含むものである。
【0043】
更に、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0044】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0045】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明のように本発明によれば、サーバがクライアント上の動画ファイル、あるいはカメラで撮影した動画をアップロードし、それに対して編集を加え、あるいは装飾物を付加した動画作品を作成することができる。このように編集の処理をサーバが行うため、携帯電話やPDAのような処理能力の低いクライアント端末からの編集が可能となる。また、それらをネットワーク上で公開し、あるいはその作品をメール送信することによって、遠隔のクライアント端末に視聴させることができる。
【0047】
また、ユーザは、一連の手順に沿って操作をすれば簡単に動画作品を作成することができ、編集に慣れていないユーザでも迷うことなく簡単に、動画に装飾を加えることができ、大幅な操作性の向上がはかれる。また、上記した一連の操作をクライアントにインストールしてある一般的なウェブブラウザのみの操作によって実現することができ、特定のハードウェアを使用することに依存することもなく、特別なソフトウェアをインストールする必要が無い。
なお、動画作品作成に同期マルチメディア統合言語を用いる場合、あらかじめサーバにアップロードされている素材を使用して編集することができ、編集の情報をサーバ側で保持し、その情報から同期マルチメディア統合言語を直接サーバ側で生成するため、編集後のアップロード作業も必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装飾動画像作成装置が実現される通信インフラストラクチャの接続構成を説明するために引用した図である。
【図2】図1に示す本発明の装飾動画像作成装置の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図3】本発明において利用される各種DBのデータ構造の一例を示す図である。
【図4】本発明において利用される各種DBのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】図1〜図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図6】図1〜図4に示す本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図7】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図8】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図9】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図10】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図11】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図12】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図13】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図14】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図15】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図16】本発明により作成され、クライアント端末上に表示される画面構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1(2)…クライアント端末、3…サーバシステム、4…IP網、5…カメラ、11…ウェブブラウザ、12…プレイヤー、31…通信インタフェース部、32…動画像取り込み部、33…装飾動画像作成部、34…装飾動画像公開部、35…装飾素材編集部、36…各種データベース、361…素材情報DB、362…レイアウトDB、363…クリップ情報DB、364…同期マルチメメディア統合言語ファイル格納部、365…装飾素材DB
Claims (11)
- クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置であって、
素材情報データベースに格納され、クライアント端末によって選択される動画像と装飾素材情報とによって作成される装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する装飾動画像作成手段、
を備えたことを特徴とする装飾動画像作成装置。 - 前記装飾動画像作成手段は、
前記動画像及び装飾素材を選択するための画面情報を前記クライアント端末に送信する編集プログラム生成手段と、
前記クライアント端末を介して選択された動画像素材情報、装飾素材情報をクリップ情報データベースに格納する属性情報格納処理手段と、
前記クリップ情報データベースに格納された動画像素材、装飾素材情報に基づき、前記装飾動画像視聴のための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成する同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段と、
を特徴とする請求項1に記載の装飾動画像作成装置。 - 前記編集プログラム生成手段は、
前記同期マルチメディア統合言語ファイル生成手段によって生成された装飾動画像の編集画面情報を前記クライアント端末へ送信してその編集を促がすこと、
を特徴とする請求項2に記載の装飾動画像作成装置。 - 前記動画像素材データベースに格納される動画像を前記クライアント端末から取り込む動画像取り込み手段、
を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装飾動画像作成装置。 - 前記装飾動画像作成手段によって作成される装飾動画像に保存先を付して公開する装飾動画像公開手段、
を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の装飾動画像作成装置。 - 前記装飾動画像公開手段は、
前記保存先に、更に前記クライアントが前記装飾動画像を視聴する際に有効となる時間情報を付して公開することを特徴とする請求項5に記載の装飾動画像作成装置。 - 前記装飾素材データベースに格納され、前記選択された装飾素材の存在時間情報に従い該当装飾素材を逐次更新する装飾素材編集手段、
を備えたことを特徴とする請求項項1から5のいずれか1項に記載の装飾動画像作成装置。 - 前記装飾素材編集手段は、
前記取り込まれた動画像のサイズにより前記装飾素材のサイズを動的に可変とすることを特徴とする請求項7に記載の装飾動画像作成装置。 - クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成方法であって、
素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成すること、
を特徴とする装飾動画像作成方法。 - クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置に用いられる装飾動画像作成プログラムであって、
素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成するステップ、
をコンピュータに実行させる装飾動画像作成プログラム。 - クライアントサーバシステムにおける装飾動画像作成装置に用いられる装飾動画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
素材情報データベースに格納され、前記クライアントによって選択される動画像と装飾素材情報によって作成される装飾動画像を視聴するための同期マルチメディア統合言語ファイルを作成するステップ、
をコンピュータに実行させる装飾動画像作成プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002170531A JP2004015752A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002170531A JP2004015752A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004015752A true JP2004015752A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30436757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002170531A Pending JP2004015752A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 装飾動画像作成装置及びその方法、並びに装飾動画像作成プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004015752A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008187505A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Canon Inc | 映像送信装置、受信端末、及び動画像記録システム |
| JP2014530437A (ja) * | 2011-10-08 | 2014-11-17 | ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation | マルチメディアメッセージ編集方法及び装置 |
| JP2015035663A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-19 | 辰巳電子工業株式会社 | 動画編集装置、動画編集方法およびプログラム |
-
2002
- 2002-06-11 JP JP2002170531A patent/JP2004015752A/ja active Pending
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| JP2014530437A (ja) * | 2011-10-08 | 2014-11-17 | ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation | マルチメディアメッセージ編集方法及び装置 |
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