JP2004016207A - ローヤルゼリー製造方法及びローヤルゼリー - Google Patents

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Abstract

【課題】生理活性作用の優れたローヤルゼリーと、その採乳・保存方法を提供する。
【解決手段】移虫に用いる幼虫は2日齢のものを使用し、採乳は移虫後48時間未満で行い、その直後に遠心力を利用した濾過装置を用いて速やかに精製を行う。採乳された直後からローヤルゼリーは4週間以内までは2℃前後の低温で冷蔵保存する。また採乳のための養蜂は、均一で良質な蜜源が得られる、他の昆虫や細菌感染・薬剤などによる蜂群へのストレスが少ない環境下で行い、製造の各工程で使用する器具には、金属製でないか又は金属の表面に被膜を施した物を用いる。
【選択図】   なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローヤルゼリーおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ローヤルゼリーはミツバチから採取される食品で、幼虫の育成のために羽化後3〜12日齢の働き蜂が下咽頭腺と大腮腺とから分泌する、乳白色をしたペースト状の物質である。働き蜂となる幼虫は、孵化後3日齢を過ぎるとローヤルゼリーに替わって花粉と蜂蜜を餌として与えられるが、3日齢を過ぎてもローヤルゼリーのみを餌として育てられた幼虫は、一日3000個の卵を産卵する能力を持つ女王蜂へと成長する。働き蜂が産卵から21日で羽化・出房するのに対し、女王蜂は産卵から15日で羽化・出房する。
【0003】
現在のローヤルゼリーの採乳は、一般的に、故井上丹治氏によって開発された人工王台を用いる方法で行われている。
【0004】
まず十分な規模の養蜂が行われている蜂群において、女王蜂を隔離した上で、巣箱に内径1cm前後のカッププラスチック製人工王台12個×3列(ベッド)を逆さに並べた巣枠を設置する。その一つ一つに、働き蜂の巣房から孵化後3日以内の幼虫を移す(移虫)。
【0005】
ここへ、羽化後数日から10日までの、幼虫の世話を受け持つ働き蜂がローヤルゼリーを分泌する。良質のローヤルゼリーを分泌させるためには、働き蜂にはハチミツの他に多量の花粉を摂取させる必要がある。
【0006】
王台は移虫後68〜72時間でほぼ満杯になり、ミツロウで蓋をされるので、これを竹のへらや真空ポンプなどを用いて回収(採乳)し、プラスチック容器などにいったん収容する。
【0007】
採乳直後のローヤルゼリーには、幼虫や幼虫の排泄物、働き蜂の羽、巣を形作っていたミツロウの破片等の夾雑物が混入するため、これらを取り除く精製の工程が行われる。この作業はメッシュ状の濾布等により濾過する方法で、あるいは日本国内では小規模に押し出し式の濾過装置を用い、人手で行われている。
【0008】
ちなみにローヤルゼリーの成分は、水分約68%、タンパク質約13%、糖質約16%、脂質約4%であり、その他ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB、ニコチン酸、葉酸、パントテン酸、ビオチン、イノシトール、アセチルコリン、γ−アミノ酪酸などが含まれている。そしてローヤルゼリーは、医学界においても、生活習慣病、ガン、心臓病、脳卒中等々に効果があるとして注目されている。近年の研究により、ローヤルゼリーは免疫細胞に作用することによる免疫力の活性化、抗炎症・鎮痛作用、活性酸素の除去、抗菌・殺菌作用を持ちながら耐性菌が生まれない、といった多くの薬理作用を持つことが知られている。
【0009】
ローヤルゼリーの生理活性成分としては、10−ヒドロキシデセン酸が知られている。従来の採乳方法によるローヤルゼリーは、およそ1.7〜2.2%程度の10−ヒドロキシデセン酸を含有する。
【0010】
しかしローヤルゼリーの成分の多くは分子量の大きい有機物であるため、8℃以上の高温や紫外線の照射、二酸化炭素をはじめとする空気中の酸性成分、または金属との接触によって分解・変質を起こし、時間の経過とともに徐々に活性が損なわれる。このような変質を防ぐため、採乳されたローヤルゼリーは、冷蔵庫または冷凍庫で低温保存される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
移虫においては孵化後数日の幼虫が用いられるが、ミツバチの幼虫は非常に小さく柔弱であるため、少しでも大きく育っている方が扱いやすい。しかし幼虫が大きいと、それだけローヤルゼリーに混入する排泄物が増え、また幼虫による消費量も増すという欠点がある。
【0012】
また採乳は、現在は収量を優先させるために、王台が満杯になる移虫後68〜72時間に行われているが、前述の幼虫による悪影響と、また常温では成分の分解・変質が進行することなどから、王台が一杯になる間にも品質が劣化が起こる。
【0013】
王台から採乳されたローヤルゼリーの精製作業は、ローヤルゼリーの鮮度を落とさないためにも、養蜂を行っている現場で速やかに行い、精製後はすぐに低温保存に移す事が望ましい。しかし現在、中国国内の多くの養蜂の現場では、電力供給が得られず、または冷蔵設備もないため、採乳したローヤルゼリーは夾雑物が混入したまま、常温で長時間放置した後、数キロずつまとめて都市部の精製工場へ運搬される。ローヤルゼリーは精製工場ではじめて−18℃に冷凍保存されるが、トン単位のまとまった量になったところで解凍し、金属製の撹拌装置で均質に混合して、人力で濾過精製の後、再度−18℃で冷凍されるのが通例である。−18℃での冷凍は、長期保存においては品質を保つために有効であるが、凍結・解凍を繰り返すことはかえってタンパク質等の分解を助長する。またローヤルゼリーは粘度の高いペースト状をしており非常に重いため、メッシュが詰まるなどして濾過・攪拌の処理に時間が掛かると、外気に曝される時間が長くなって品質が損なわれる。したがって重労働であるとともに、この精製の過程が一層の品質低下の要因となっている。
【0014】
ちなみに、ローヤルゼリーの品質低下を早める要因としては、(1)空気中の二酸化炭素等の酸性成分との接触、(2)紫外線の照射、(3)8℃以上の高温、(4)金属との接触による、(5)無機酸との接触、等が挙げられる。
【0015】
働き蜂の摂取する餌も品質に大きく影響する。一般に、蜂群の維持のためにはハチミツの代用として砂糖水が良く使われるが、この場合のローヤルゼリーの活性はハチミツを与えた場合より遙かに劣り、受精卵の幼虫に与えても正規な女王蜂にならない。このように養蜂を行う環境において、蜜源が充分に確保できるか、または他の虫や動物による害、細菌感染、薬剤等によって蜂群がストレスを受けないか、ということも、ローヤルゼリーの品質に大きな影響を与える。
【0016】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、ローヤルゼリー製造の諸工程に種々の改良を加えることにより、高品質で高純度のローヤルゼリーの生産を可能にする方法と、この方法により得られるローヤルゼリーを開示するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明のローヤルゼリー製造方法を以下に示す。
【0018】
請求項1には、一般的なローヤルゼリー採乳の工程と、採乳を移虫から48〜50時間で行い、また精製工程を採乳後速やかに行うことを更に含むローヤルゼリー製造方法を示す。ローヤルゼリーは移虫の後、ミツバチの活動に従って徐々に分泌され、王台に溜まっていく。養蜂家の作業はミツバチの活動サイクルに従い通常24時間単位で行われるが、移虫後24時間ではまだほとんど採乳できるほどたまっておらず、また俗に初乳と呼ばれるこの24時間採乳物を餌としても幼虫が女王蜂に育つことはない。移虫後48時間でもローヤルゼリーは王台の容積のおよそ5割ほど(約250mg)を満たす程度である。最も開花条件の良い最盛期には収率は格段に上がるが、それでも移虫後48時間で王台の8割を満たす程度である。このため移虫後短時間で採乳を行うと、従来法より収量が落ち、労働サイクルが短くなるため作業量が増えることになる。これらの点では採乳までの時間を短くするほど不利であるが、分泌からの短時間のうちに精製工程や低温保存状態へ移行するため、生理活性成分含量等、品質の点では従来法より顕著に向上する。また簡便な遠心濾過装置を蜂場の近傍に設置し、この工程にかかる時間を短縮することにより、ローヤルゼリーが室温と外気や紫外線に曝される機会を低減させる。
【0019】
請求項2には、移虫に2日齢の幼虫を用いることを更に含むローヤルゼリー製造方法を示す。幼虫は非常に小さく柔弱なので、傷つけないように王台へ移す作業では、日齢が幼いほど扱いが困難であるが、これにより幼虫による食害や、排泄物など夾雑物の混入が低減されるため、ローヤルゼリーの品質を向上させることができる。
【0020】
更に、請求項3には、精製された直後のローヤルゼリーを0〜4℃の温度条件の暗所で保存することを更に含むローヤルゼリー製造方法を示す。ローヤルゼリーは8℃以上の温度条件下では成分の分解や変質が急速に進み、また紫外線の照射によっても品質が劣化する。一方、氷点下で凍結保存を行うと、その後解凍と再凍結を繰り返す事により成分の分解を招き、また10−ヒドロキシデセン酸は解凍後も融解しなくなる性質があるため、生理活性物質として利用しにくい形態となる。このため、保存期間が4週間以内程度であれば、氷点以上の低温で紫外線を避けての冷蔵保存が活性維持のために最も有効である。
【0021】
更に請求項4には、精製したローヤルゼリーを、2±0.5℃の温度条件で保存することを更に含むローヤルゼリー製造方法を示す。請求項3で示した温度条件の中でも、特に2℃前後での保存により、ローヤルゼリーの生理活性を安定して保持することが可能になる。
【0022】
更に請求項5には、本発明にかかるローヤルゼリー製造は、ローヤルゼリー採乳のための養蜂を、充分大きく均質な蜜源が得られ、またミツバチ以外の昆虫やダニ等の害虫、病原菌、農薬、塵埃の飛散等の汚染を回避できる隔離地で行うことを特徴とするローヤルゼリー製造方法を示す。ローヤルゼリーの採乳は、菜の花、ニセアカシア、レンゲ、ソバ、等々のいろいろな蜜源を利用して行うことができるが、充分な量の均質な蜜と花粉を供給できる蜜源で養蜂を行うことにより、ミツバチに充分で良質な餌が均質に供給され、ミツバチから分泌されるローヤルゼリーの品質向上と安定が図られる。また、病原菌や薬剤、塵埃による汚染を回避できる場所としては、例えば人通りが少なく空気が清浄な高山地帯などが考えられる。このような環境で養蜂を行うことにより、蜂群へのストレスが低減され、安定して供給と品質のローヤルゼリーの採取が可能となる。
【0023】
更に請求項6には、請求項1に示す工程に用いられる器具が、金属以外の竹・木材、樹脂等の素材でできているか、あるいは金属製であってもテフロン(登録商標)や琺瑯による被膜を施されている事を特徴とする、ローヤルゼリー製造方法を示す。金属との接触はローヤルゼリーの成分に化学変化を引き起こすため、採乳、精製、攪拌などに用いる容器、へら、精製装置などの表面での金属の露出を避けることにより、ローヤルゼリーの変質を予防する。
【0024】
更に請求項7には、上記に示す請求項1〜5に記載の方法によって製造された、ローヤルゼリーを開示する。
【0025】
更に請求項8には、活性成分である10−ヒドロキシデセン酸の含有量が2.5%以上であるローヤルゼリーを開示する。上記のような改良を施したローヤルゼリー製造方法は、このような生理活性成分含有量の高いローヤルゼリーの製造を可能にする。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の方法に従って採取・精製・保存されたローヤルゼリーについて、生理活性成分の分析を行った。
【0027】
分析サンプルとしたローヤルゼリーは、中国青海省の青藏高原において製造された。ここは海抜3500メートルの高地で、天然の広大な菜の花の群生地があり、良質で均一な蜜源となっている。この地域は気候が冷涼であるために他の植物が花をつけず、ミツバチ以外の昆虫や小動物の生育も少なく、また高山地帯山中の盆地であるため、外部からの昆虫や雑菌の飛来もきわめて少ない。また高地のため空気が清浄で、周辺地域では農薬や抗生物質を用いないため、ミツバチへの病害や薬剤によるストレスが避けられる。
【0028】
移虫には孵化後2日齢の幼虫を使用し、逆さに設置された直径1センチ、高さ1.3cmのプラスチック製人工王台に、鳥の羽で作ったヘラを用いて一つずつ移虫した。王台は横一列に34個ずつ、2列に並べて巣枠に組み、これを女王蜂を隔離した100個ほどの巣箱に収めた。
【0029】
この状態で巣箱の蓋をし、移虫から48時間経過前に巣枠を取り出して、採乳を行った。まずピンセットで幼虫を傷つけないように取り出してから、筆または竹べらを用いて王台からローヤルゼリーを取り出した。
【0030】
採乳直後、採乳の現場に琺瑯皮膜を施した濾過精製装置を設置して精製を行った。精製されたローヤルゼリーは速やかにプラスチック容器に移し、容器の口元まで充填した状態で密封した。保管中は2℃の温度条件に保った。
【0031】
【実施例】
(実施例)
上記の方法で得られたローヤルゼリーについて、成分分析の結果を以下に示す。
【0032】
分析は財団法人日本食品分析センターへの委託により行い、HPLC(高性能液体クロマトグラフィー)が用いて行われた。HPLCの分析条件は、カラム:Inertsil ODS−2 4.0mm×100mm、カラム温度40℃、移動相:10mmol/Lリン酸緩衝液−メタノール 60:40(V/V)、流速0.75ml/分、検出波長210nmで行った。
【0033】
この分析により得られた、従来法と本願発明によるローヤルゼリー中の生理活性成分の含有率を以下に示す。
【0034】
【表1】
Figure 2004016207
【0035】
上記表1に示されたように、本願発明によるローヤルゼリーは、生理活性成分である10−ヒドロキシデセン酸の含量が2.56%という高い値を達成していた。上記表の左側三列に示すように、現在市販されている一般のローヤルゼリーの10−ヒドロキシデセン酸含有量は1.7〜2.2%であることから、これは顕著に高い活性成分含有量と言える。また同様に生理活性が認められているパントテン酸においても7.41mg/100mgという高い含有量が測定された。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明に示すローヤルゼリー製造方法は、ローヤルゼリーの活性成分含量を顕著に高め、また品質の低下を防ぐために有用であり、この方法を用いて製造されたローヤルゼリーからは高い生理活性が得られる。
【0019】
またここでは、移虫に2日齢の幼虫を用いるローヤルゼリー製造方法を示す。幼虫は非常に小さく柔弱なので、傷つけないように王台へ移す作業では、日齢が幼いほど扱いが困難であるが、これにより幼虫による食害や、排泄物など夾雑物の混入が低減されるため、ローヤルゼリーの品質を向上させることができる。
【0020】
更に、請求項には、精製された直後のローヤルゼリーを0〜4℃の温度条件の暗所で保存することを更に含むローヤルゼリー製造方法を示す。ローヤルゼリーは8℃以上の温度条件下では成分の分解や変質が急速に進み、また紫外線の照射によっても品質が劣化する。一方、氷点下で凍結保存を行うと、その後解凍と再凍結を繰り返す事により成分の分解を招き、また10−ヒドロキシデセン酸は解凍後も融解しなくなる性質があるため、生理活性物質として利用しにくい形態となる。このため、保存期間が4週間以内程度であれば、氷点以上の低温で紫外線を避けての冷蔵保存が活性維持のために最も有効である。
【0021】
更に請求項には、精製したローヤルゼリーを、2±0.5℃の温度条件で保存することを更に含むローヤルゼリー製造方法を示す。請求項で示した温度条件の中でも、特に2℃前後での保存により、ローヤルゼリーの生理活性を安定して保持することが可能になる。
【0022】
更に請求項には、本発明にかかるローヤルゼリー製造は、ローヤルゼリー採乳のための養蜂を、充分大きく均質な蜜源が得られ、またミツバチ以外の昆虫やダニ等の害虫、病原菌、農薬、塵埃の飛散等の汚染を回避できる隔離地で行うことを特徴とするローヤルゼリー製造方法を示す。ローヤルゼリーの採乳は、菜の花、ニセアカシア、レンゲ、ソバ、等々のいろいろな蜜源を利用して行うことができるが、充分な量の均質な蜜と花粉を供給できる蜜源で養蜂を行うことにより、ミツバチに充分で良質な餌が均質に供給され、ミツバチから分泌されるローヤルゼリーの品質向上と安定が図られる。また、病原菌や薬剤、塵埃による汚染を回避できる場所としては、例えば人通りが少なく空気が清浄な高山地帯などが考えられる。このような環境で養蜂を行うことにより、蜂群へのストレスが低減され、安定した供給と品質のローヤルゼリーの採取が可能となる。
【0023】
更に請求項には、請求項1に示す工程に用いられる器具が、金属以外の竹・木材、樹脂等の素材でできているか、あるいは金属製であってもテフロン(登録商標)や琺瑯による被膜を施されている事を特徴とする、ローヤルゼリー製造方法を示す。金属との接触はローヤルゼリーの成分に化学変化を引き起こすため、採乳、精製、攪拌などに用いる容器、へら、精製装置などの表面での金属の露出を避けることにより、ローヤルゼリーの変質を予防する。
【0024】
更に請求項には、上記に示す請求項1〜5に記載の方法によって製造された、ローヤルゼリーを開示する。
【0025】
更に請求項には、活性成分である10−ヒドロキシデセン酸の含有量が、生ローヤルゼリー中で2.5%以上であるローヤルゼリーを開示する。上記のような改良を施したローヤルゼリー製造方法は、このような生理活性成分含有量の高いローヤルゼリーの製造を可能にする。
【0025】
 上記のような改良を施したローヤルゼリー製造方法は、生理活性成分である10−ヒドロキシデセン酸の含有量が、生ローヤルゼリー中で2.5%以上であるローヤルゼリーの製造を可能にする。

Claims (8)

  1. 以下の工程を行うことを特徴とする、ローヤルゼリー製造方法。
    (a)女王蜂を隔離した巣箱に王台を設置し、そこへ幼虫を移虫する工程。
    (b)移虫された王台のある巣箱を適当な蜜源に設置し、働き蜂にローヤルゼリーを分泌させる工程。
    (c)移虫から48〜50時間後に、王台に分泌されたローヤルゼリーを採乳する工程。
    (d)ローヤルゼリー中に混入している夾雑物を、採乳後速やかに分離除去する精製工程。
  2. 前記(a)に記載の工程が、移虫に孵化後2日(2日齢)の幼虫を用いることを更に含む、請求項1に記載のローヤルゼリー製造方法。
  3. 前記精製工程により精製された直後のローヤルゼリーを、0〜4℃の暗所で最長4週間まで保存することを更に含む、請求項1または請求項2に記載のローヤルゼリー製造方法。
  4. より好ましくは2±0.5℃の温度条件下で保存することを含む、請求項3に記載のローヤルゼリー製造方法。
  5. 前記(b)に記載の工程を、養蜂のために充分な規模の蜜源があり、ダニ等の害虫や細菌感染により蜂群が害される危険性が低く、空気中の塵埃が少なく清浄で、農薬や抗生物質による汚染の可能性が低い、隔離された地域で行うことを更に含む、請求項1〜4のいずれかに記載のローヤルゼリー製造方法。
  6. 前記(a)〜(d)の各工程で使用される器具が、ローヤルゼリーと金属との接触が避けられるよう金属以外の素材で作られているか、または金属製でも表面に被膜を施されていることを更に含む、請求項1〜5のいずれかに記載のローヤルゼリー製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の方法により採取・精製されたローヤルゼリー。
  8. 10−ヒドロキシデセン酸含有量が2.5%以上であるローヤルゼリー。
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