JP2004016290A - サイクロン式集塵装置及びこの集塵装置が組み込まれた電気掃除機 - Google Patents

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福田 達則
Sadao Fukushima
福島 定男
Jun Yoshida
吉田 潤
Takaya Azumi
安積 喬哉
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Abstract

【課題】旋回軸に沿う方向の長さを従来よりも短くして小型軽量化を図ることができるサイクロン式集塵装置及びこの集塵装置が組み込まれた電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵装置10は、塵埃分離室11と塵埃貯留室12と排気室13とを備えてなる。塵埃分離室11は、吸気口11aから流入した空気中の塵埃を、旋回空気流を発生させることにより遠心分離する。塵埃貯留室12は、塵埃分離室11で分離された塵埃を貯留する。塵埃貯留室12は、塵埃分離室11の筒状周壁の一部に取り外し可能に取り付けられている。塵埃分離室11及び塵埃貯留室12の各筒状周壁には、塵埃分離室11と塵埃貯留室12とを連通する連通口15、25が形成されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイクロン式集塵装置及びこの集塵装置が組み込まれた電気掃除機に関するものであり、さらに詳しくは、サイクロン式集塵装置における旋回空気流の旋回軸に沿う方向の長さを短くする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
使い捨ての集塵用紙パックによらない電気掃除機等に用いられる集塵装置として、従来、サイクロン式集塵装置が知られている。
【0003】
従来のサイクロン式集塵装置では、略円筒状のダストボックス本体内に略円筒状のフィルタが設けられ、フィルタとダストボックス本体の筒状周壁内面との間に旋回空気流を発生させる略円筒状のサイクロン空間が形成されている。そして、サイクロン空間における旋回空気流で遠心分離された塵埃は、サイクロン空間の下方に形成された略円筒状の塵埃貯留空間に自然落下して堆積する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような集塵装置は、サイクロン空間の下方に塵埃貯留空間が形成されているため、旋回空気流の旋回軸に沿う方向に長い筒状のものであり、小型軽量化を図ることが困難であった。
【0005】
本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、旋回空気流の旋回軸に沿う方向の長さを従来よりも短くして小型軽量化を図ることができるサイクロン式集塵装置及びこの集塵装置が組み込まれた電気掃除機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの観点によれば、旋回空気流により塵埃を遠心分離する筒状の塵埃分離室と、塵埃分離室に設けられた吸気口と、塵埃分離室の側壁の中央部に設けられた排気口と、塵埃分離室の筒状周壁の外側に設けられた塵埃貯留室と、塵埃分離室と塵埃貯留室とを連通する連通口とを備えてなることを特徴とするサイクロン式集塵装置が提供される。
【0007】
なお、この明細書において「筒状周壁」とは、筒状の塵埃分離室や筒状の塵埃貯留室などの筒状体の軸に対して略平行である壁を意味し、「側壁」とは、筒状体の軸に対して略垂直である壁を意味するものとする。また、この明細書において「筒方向」とは、筒状体の軸が延びている方向を意味するものとする。
【0008】
この集塵装置によれば、塵埃分離室には筒状周壁の周方向に沿う旋回空気流が発生する。そして、塵埃分離室に吸入された空気中に含まれる塵埃が、塵埃分離室において旋回空気流により空気から遠心分離され、塵埃分離室の筒状周壁付近を旋回する。また、旋回空気流の一部の空気は、連通口における旋回方向下流側から塵埃貯留室へ流入する。一方、連通口における旋回方向上流側では、塵埃分離室における旋回空気流により塵埃貯留室内の空気が誘引される。その結果、塵埃貯留室内には、塵埃分離室における旋回空気流とは逆方向の空気流が生じる。このため、塵埃分離室の筒状周壁付近に滞留する塵埃が、塵埃貯留室へ流入する一部の旋回空気流に乗って塵埃貯留室へ流入し、塵埃貯留室を旋回する間に分離されて塵埃貯留室内に貯留される。
【0009】
そして、この集塵装置によれば、塵埃貯留室が塵埃分離室の筒状周壁の外側に設けられているので、旋回空気流の旋回軸方向の長さを従来よりも短くすることが可能になり、集塵装置の小型軽量化を図ることができる。
【0010】
また、連通口は、塵埃貯留室と塵埃分離室との隔壁のうち、旋回空気流における最下流側となる位置に配置するのが好ましい。連通口を、このような位置に配置すると、連通口を前記最下流側となる位置よりも上流側となる位置に配置した場合に比べて、塵埃貯留室の容積を、旋回空気流における上流側へ向けていっそう大きく確保することができる。従って、塵埃貯留室により多くの塵埃を貯留させることが可能になり、また、塵埃貯留室に貯留させた塵埃が塵埃分離室へ流出しにくくなり、集塵装置の集塵効率を向上させることができる。
【0011】
本発明の別の観点によれば、前記サイクロン式集塵装置が組み込まれたことを特徴とする電気掃除機が提供される。このような電気掃除機によれば、前記のように、塵埃貯留室が塵埃分離室の筒状周壁の外側に設けられているので、旋回空気流の旋回軸方向の長さを従来よりも短くすることが可能になり、電気掃除機の小型軽量化を図ることができる。
【0012】
この電気掃除機は、塵埃分離室を、電気掃除機の使用時における把手の下方に設け、塵埃貯留室を、電気掃除機の使用時における塵埃分離室の下方に設けるのが好ましい。両室をこのように設けると、掃除機本体の内部にこれら両室を設ける必要がなくなり、コンパクトで軽い掃除機本体にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るサイクロン式集塵装置を電気掃除機に具体化した実施の形態を、図1〜図7に基づいて説明する。なお、図1は本発明の実施の形態に係る電気掃除機の使用状態における吸込部の側面図、図2は図1における吸込部に組み込まれた集塵装置周りの拡大側面図、図3は図1におけるA方向矢視図、図4は同集塵装置周りの縦断面図、図5は同集塵装置周りを図4とは逆方向から見た一部切欠側面図、図6は図4のVI−VI線に沿う断面図、図7は同集塵装置を構成する塵埃貯留室の斜視図である。
【0014】
本発明の実施の形態に係る電気掃除機は、図1に示されるような吸込部1を備えている。この吸込部1は、吸込流を発生させる掃除機本体(図示略)における接続口(図示略)に接続された吸込ホース2と、吸込ホース2に接続された把手3と、把手3に接続された吸込管4と、吸込管4に接続された吸込具5と、サイクロン式集塵装置10とからなる。
【0015】
把手3は、吸込管4を着脱可能に接続するためのクランプ部3a、この電気掃除機を操作するための操作部3b、吸込部1を持つためのグリップ部3c及びホース接続部兼集塵装置取付部3gからなる。吸込管4は、吸込具5を着脱可能に接続するためのクランプ部4aを先端に備えている。そして、ホース接続部兼集塵装置取付部3gにサイクロン式集塵装置10が設けられている。
【0016】
集塵装置10は、図2〜図6に示されるように、その全体形状が偏平円筒状に形成されたものであって、塵埃分離室11と塵埃貯留室12と排気室13とを備えてなる。
【0017】
塵埃分離室11は、断面が略楕円形状の筒状体である。より具体的には、塵埃分離室11は、対向する2つの円弧状周壁を組み合わせた形状である。また、塵埃分離室11は、図1に示されるように、電気掃除機の通常の使用状態において筒方向が略水平になるように、把手3に取り付けられている。
【0018】
塵埃分離室11の筒状周壁には、1つの吸気口11aが形成されている。吸気口11aは、把手3の吸込流路3dに連通している。吸気口11aは、図4に示されるように、塵埃分離室11に吸入される空気の流入方向が塵埃分離室11の筒状周壁の略接線方向になるように設けられている。また、塵埃分離室11の一方側壁の中央部には、1つの排気口11bが設けられている(図6参照)。排気口11bは、断面形状が円形であり(図5参照)、排気室13に連通している(図6参照)。
【0019】
塵埃分離室11の内部には、塵埃分離室11の一方の側壁から他方の側壁へかけて、円筒状のフィルタ保持体24が形成されている。そして、フィルタ保持体24の筒状周壁には多数の空気通過孔が形成されている。フィルタ保持体24の一方側壁側の開口は、排気口11bの直径に一致するような直径を有している(図6参照)。フィルタ保持体24の他方側壁側の開口は、塵埃分離室11の他方側壁によって塞がれている(図6参照)。
【0020】
フィルタ保持体24には、1つの円筒状フィルタ14が装着されている。このフィルタ14は、プラスチック製メッシュフィルムから形成されている。フィルタ14のメッシュの大きさは、比較的微細な塵埃を捕集するとともに、塵埃捕集後の空気をフィルタ保持体24の空気通過孔を介してその内側空間へ通過させるように設定されている。
【0021】
塵埃貯留室12は、全体が透明または半透明のプラスチック板から作られている。塵埃貯留室12は、吸込部1の通常の使用状態位置(図1の位置)において塵埃分離室11の外側下方に位置するように、かつ、筒状周壁の一部が塵埃分離室11の筒状周壁の一部に沿うように、塵埃分離室11に隣接して取り付けられている。
【0022】
塵埃貯留室12は、断面が略三日月形の筒状であって、塵埃分離室11と組み合わされて一体感を有するような筒状に形成されて、塵埃分離室11の筒状周壁の一部に取り外し可能に取り付けられている。
【0023】
塵埃貯留室12は、塵埃分離室11と排気室13とに接する壁部を開放した塵埃貯留室本体121と、塵埃分離室11と排気室13とに接する開閉蓋122とを備えてなる。
【0024】
塵埃貯留室本体121は、一方端部121aに設けられた嵌合用凸部121cが、把手3の嵌合用爪部3eの嵌合孔3fに弾性嵌合され、他方端部121bに設けられた嵌合孔121dに、把手3の嵌合用爪部3hが弾性嵌合され、把手3に取り付けられている。開閉蓋122は、一方端部122aが、塵埃貯留室本体121の一方端部121aの内面に密に接しており、他方端部122bが、塵埃貯留室本体121の他方端部121bに係合している。
【0025】
塵埃分離室11に取り付けられた塵埃貯留室12を取り外し、さらにその開閉蓋122を開けるには、次のようにすればよい。まず、嵌合用爪部3eの先端を引き上げることで、爪部3eから一方端部121aの凸部121cを外す。次に爪部3hと嵌合孔121dとの嵌合を解いて、他方端部121bを外す。このようにして取り外された塵埃貯留室12の開閉蓋122の一方端部122aを持ち上げると、開閉蓋122を開けることができる。
【0026】
塵埃分離室11の筒状周壁及び塵埃貯留室12の開閉蓋122には、図4及び図7に示されるように、塵埃分離室11と塵埃貯留室12とを連通する連通口15、25が形成されている。これらの連通口15、25は方形に形成されている。連通口15、25は、塵埃分離室11と塵埃貯留室12との隔壁のうち、旋回空気流における最下流側となる位置に配置されている。つまり、連通口15、25は、塵埃分離室11の吸気口11aを起点とする旋回空気流における最下流側位置に、すなわち、吸気口11aの近傍に配置されている。
【0027】
次に、以上のように構成されたサイクロン式集塵装置10が組み込まれた、この実施の形態としての電気掃除機における空気及び塵埃の流れについて説明する。
【0028】
電気掃除機の操作部3bを操作することで、外部空気が、吸込具5、吸込管4、吸込流路3d、吸気口11aを介して塵埃分離室11へ流入する。塵埃分離室11には、筒状周壁に供給口11aが設けられ、かつ、一方側壁の中央部に排気口11bが設けられているため、図4の矢印で示されるように、筒状周壁内面とフィルタ14との間に旋回空気流が発生する。
【0029】
塵埃分離室11では、吸入された空気中に含まれる比較的粗大な塵埃が、旋回空気流により空気から遠心分離される。
【0030】
この旋回空気流は、フィルタ14を通過し排気口11bを経て排気室13へ流出する。このとき、フィルタ14により比較的微細な塵埃が捕集される。
【0031】
塵埃分離室11における旋回空気流の一部は、図4の矢印で示されるように、連通口15における旋回方向下流側(嵌合用爪部3eに近い方)から塵埃貯留室12へ流入する。一方、連通口15における旋回方向上流側では、塵埃分離室11における旋回空気流により塵埃貯留室12内の空気が誘引される。この結果、塵埃貯留室12内には、塵埃分離室11における旋回空気流とは逆方向の空気流が生じる。
【0032】
また、塵埃分離室11の筒状周壁付近を旋回する塵埃は、連通口15、25から塵埃貯留室12へ流入する一部の旋回空気流に乗って塵埃貯留室12へ流入し、塵埃貯留室12を旋回する間に分離されて塵埃貯留室12内に貯留される。
【0033】
このように、塵埃分離室11で分離された塵埃は、塵埃分離室11において堆積することなく、別室として設けられた塵埃貯留室12へ連通口15、25を介して流入する。なお、別室がない場合は、塵埃分離室11で分離された塵埃が塵埃分離室11の周壁に堆積することでフィルタ14から塵埃までの距離が短くなって塵埃分離室11における塵埃分離作用が阻害される。本実施の形態では、塵埃分離室11で分離された塵埃が別室の塵埃貯留室12へ流入するので、塵埃分離室11における塵埃分離作用が阻害されるおそれがなくなり、フィルタ14の目詰まりを防止することができるとともに、集塵装置の集塵効率を向上させることができる。
【0034】
塵埃貯留室12へ流入してその塵埃貯留室本体121の内部に堆積した塵埃は、前記のようにして塵埃貯留室12を塵埃分離室11から取り外し、塵埃貯留室12の蓋122を開けて捨てることができる。なお、塵埃が捨てられた塵埃貯留室12は、塵埃分離室11に再び取り付けられる。
【0035】
以上のように構成されたこの実施の形態によれば、次のような効果を奏することができる。
【0036】
塵埃貯留室12を、塵埃分離室11の筒状周壁の外側において、筒方向が塵埃分離室11の筒方向に平行になるように設けたので、旋回空気流の旋回軸方向の長さを従来よりも短くすることが可能になり、集塵装置10の小型軽量化を図ることができる。
【0037】
また、吸気口11aを、塵埃分離室11に吸入される空気の流入方向が、塵埃分離室11の筒状周壁の略接線方向になるように形成したので、塵埃分離室11において旋回空気流をより強くかつスムーズに発生させることができ、集塵効率を向上させることができる。
【0038】
さらに、連通口15、25を、塵埃分離室11と塵埃貯留室12との隔壁のうち、旋回空気流の最下流側となる位置に配置したので、連通口を前記最下流側となる位置よりも上流側となる位置に配置した場合に比べて、塵埃貯留室12の容積を、旋回空気流における上流側へ向けていっそう大きく確保することができる。従って、塵埃貯留室12により多くの塵埃を貯留させることが可能になり、また、塵埃貯留室12に貯留させた塵埃が塵埃分離室11へ流出しにくくなり、集塵装置の集塵効率を向上させることができる。
【0039】
また、塵埃貯留室12を、その筒状周壁の一部が塵埃分離室12の筒状周壁の一部に沿うように形成したので、デッドスペースをできるだけ小さくして、塵埃分離室11の外側に塵埃貯留室12を設けることができる。
【0040】
さらに、塵埃貯留室12を、塵埃分離室11に着脱可能に取り付けるとともに、室内を開放するための開閉蓋122を備えるように形成したので、塵埃貯留室12を塵埃分離室11から取り外してその開閉蓋122を開ければ、塵埃貯留室12に堆積した塵埃を簡単に捨てることができる。
【0041】
また、塵埃分離室11と塵埃貯留室12とを、集塵装置10に組み合わせたときに、両者の組み合わせに一体感を有するような筒状に形成したので、集塵装置10としての見栄えをよくすることができる。
【0042】
さらに、塵埃分離室11の排気口11bの入口側にフィルタ14を設けたので、塵埃貯留室12の排気口11bから流出するおそれのある塵埃を捕集することができる。
【0043】
また、塵埃貯留室12の全体を透明または半透明のプラスチック板から形成したので、塵埃貯留室12における塵埃の堆積量を外部から見ることができるようになり、塵埃を捨てる時期を容易に知ることができる。
【0044】
さらに、電気掃除機に集塵装置10を組み込むと、塵埃貯留室12の筒方向が、塵埃分離室11の外側において、塵埃分離室11の筒方向に平行になるので、旋回空気流の旋回軸方向の長さを従来よりも短くすることが可能になり、電気掃除機の小型軽量化を図ることができる。
【0045】
また、この電気掃除機にあっては、塵埃分離室11を、電気掃除機の使用時における把手3の下方に設け、塵埃貯留室12を、同使用時における塵埃分離室11の下方に設けたので、掃除機本体の内部にこれら両室11、12を設ける必要がなくなり、コンパクトで軽い掃除機本体にすることができる。
【0046】
本発明は、次のように変更して具体化することが可能である。
前記した本実施の形態では、集塵装置の全体形状が偏平円筒状となるように、塵埃分離室11、塵埃貯留室12及び排気室13の形状を設定したが、他の形状とすることも可能である。例えば、塵埃分離室を円筒状とし、塵埃貯留室及び排気室を、この円筒状塵埃分離室の周壁に密接するような形状とすることもできる。集塵装置の全体形状は他の形状(例えば縦断面形状がひょうたん形の筒状)であってもよい。
【0047】
本実施の形態では、塵埃貯留室12を塵埃貯留室本体121と開閉蓋122とを備えてなるように形成したが、塵埃貯留室12を塵埃貯留室本体121だけから形成し開閉蓋122を省略するように構成してもよい。このように構成した塵埃貯留室12によれば、塵埃分離室11の筒状周壁が塵埃貯留室本体121の開閉蓋122に代わって、塵埃貯留室本体121の塵埃分離室11側の筒状周壁の一部を兼用することになる。従って、この場合は本実施の形態における塵埃貯留室12側の連通口25は不要となる。また、この場合に塵埃貯留室本体121を取り外した状態は、開閉蓋122を省略し、この部分が開放された状態となっているので、塵埃貯留室本体121を取り外した後は、開閉蓋を開けることなく堆積した塵埃を捨てることができる。
【0048】
また、本実施の形態において、塵埃分離室11の筒状周壁のうち開閉蓋122を臨む部分に、開閉蓋122のうち塵埃分離室11に対向する部分が密接状に嵌まり込むような開口部を形成してもよい。この場合は本実施の形態における連通口15は不要となる。
【0049】
また、本実施の形態において、塵埃貯留室12は、開閉蓋122を開閉する構成に代えて、塵埃貯留室本体121の一部箇所を開閉可能に形成してもよい。
【0050】
また、本実施の形態では、塵埃分離室11と塵埃貯留室12とを連通させる連通口15、25を方形に形成したが、連通口の形状は、方形に限られず、円などの他の任意形状に形成してもよい。
【0051】
さらに、本実施の形態では、塵埃貯留室12を、全体が透明または半透明のプラスチック板から形成したが、塵埃貯留室12は、すべての部分を全体が透明または半透明のプラスチック板から形成しなくてもよく、塵埃の堆積量を外部から知ることができるように、部分的に透明または半透明としてもよい。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、塵埃貯留室が塵埃分離室の筒状周壁の外側に設けられているので、旋回空気流の旋回軸方向の長さを従来よりも短くすることが可能になり、集塵装置の小型軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機の使用状態における吸込部の側面図である。
【図2】図2は、図1における吸込部に組み込まれた集塵装置周りの拡大側面図である。
【図3】図3は、図1におけるA方向矢視図である。
【図4】図4は、同集塵装置周りの縦断面図である。
【図5】図5は、同集塵装置周りを図4とは逆方向から見た一部切欠側面図である。
【図6】図6は、図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図7は、同集塵装置を構成する塵埃貯留室の斜視図である。
【符号の説明】
10     サイクロン式集塵装置
11  塵埃分離室
11a 吸気口
11b 排気口
12  塵埃貯留室
14  フィルタ
15  連通口
25  連通口
121     塵埃貯留室本体
122  開閉蓋

Claims (4)

  1. 旋回空気流により塵埃を遠心分離する筒状の塵埃分離室と、塵埃分離室に設けられた吸気口と、塵埃分離室の側壁の中央部に設けられた排気口と、塵埃分離室の筒状周壁の外側に設けられた塵埃貯留室と、塵埃分離室と塵埃貯留室とを連通する連通口とを備えてなることを特徴とするサイクロン式集塵装置。
  2. 連通口は、塵埃貯留室と塵埃分離室との隔壁のうち、旋回空気流における最下流側となる位置に配置されている請求項1に記載のサイクロン式集塵装置。
  3. 請求項1または2に記載されたサイクロン式集塵装置が組み込まれたことを特徴とする電気掃除機。
  4. 塵埃分離室は、電気掃除機の使用時における把手の下方に設けられ、塵埃貯留室は、電気掃除機の使用時における塵埃分離室の下方に設けられていることを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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