JP2004102008A - 証券発行装置 - Google Patents

証券発行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004102008A
JP2004102008A JP2002265250A JP2002265250A JP2004102008A JP 2004102008 A JP2004102008 A JP 2004102008A JP 2002265250 A JP2002265250 A JP 2002265250A JP 2002265250 A JP2002265250 A JP 2002265250A JP 2004102008 A JP2004102008 A JP 2004102008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
security
toner
printing
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2002265250A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Saito
齋藤 亨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2002265250A priority Critical patent/JP2004102008A/ja
Publication of JP2004102008A publication Critical patent/JP2004102008A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】セキュリティの高い証券を安価に発行可能にする。
【解決手段】本発明の証券発行装置を適用した証券発行システム100において、ホストコンピュータ1は、証券の券面に印刷する印刷項目毎に、黒色トナーによる印刷に関する情報及び透明蛍光トナーによる印刷に関する情報を記憶し、証券印刷装置20は、証券の券面の各印刷項目を、前記記憶手段に記憶された黒色トナー印刷情報及び透明蛍光トナー印刷情報に基づいて証券用紙に印刷する。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手形や小切手等の証券を発行する証券発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金融機関の事務センター又は営業店等において、金融機関の顧客に対して、未使用の手形や小切手を発行するための証券発行装置が利用されている。この証券発行装置によって発行される手形や小切手の券面には、手形交換所規則に準拠したフォーマットに従って券面要件が印刷されている。また、用紙の底辺部分(クリアバンド)には、MICR(Magnetic Ink Character Recognition:磁気インキ文字読取用字体)方式による口座番号等が券面に印刷されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
その一方、手形や小切手は有価証券であるために、それらが実際に市場で流通する段階、つまり、金融機関によって発行され、顧客によって振り出された段階における不正使用は排除されなくてはならない。従って、金融機関は、手形や小切手の発行に際して、改竄や偽造の防止には充分に配慮しなくてはならない。従来、金融機関の一部において、不正コピーを抑止するために、手形や小切手に透かし入りの用紙を採用したり、本物であることを証明するためのホログラム・シールを手形や小切手に貼付したりすることによって、手形や小切手の偽造防止を行っていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−278394号公報(第5−8頁、第1−2図、第8図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような透かし入り用紙又はホログラム・シールを用いて手形や小切手を発行する場合、一枚あたりの発行コストがその分高くならざるを得ないという問題があった。
【0006】
これに対して、金融機関の名称やロゴマーク等を地紋に加工して券面に印刷したり、顧客の署名鑑を券面に印刷したりすることによって、その手形や小切手が本物か否かを識別することを可能にし、偽造防止を図る仕組みもある。しかしながら、地紋や署名鑑を券面に印刷するのはインキ印刷によるため、画一的にしか印刷されず、偽造防止の観点から見ると不充分なものであった。そのため、金融機関による手形や小切手の発行において、安価でありながら、効果的な偽造防止の仕掛けが強く要望されている。
【0007】
本発明の課題は、セキュリティの高い証券を安価に発行可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の証券発行装置は、
証券を発行するための証券発行装置において、
証券の券面に印刷する印刷項目毎に、黒色トナーによる印刷に関する情報及び透明蛍光トナーによる印刷に関する情報を記憶する記憶手段と、
証券の券面の各印刷項目を、前記記憶手段に記憶された黒色トナー印刷情報及び透明蛍光トナー印刷情報に基づいて証券用紙に印刷する印刷手段と、
を備えることを特徴としている。
【0009】
この請求項1記載の発明によれば、証券の券面の印刷項目を、透明蛍光トナーによって印刷可能にしたことにより、簡易かつ安価にセキュリティの高い証券を発行することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
【0011】
図1は、本発明の証券発行装置を適用した証券発行システム100の全体構成を示す図である。この証券発行システム100は金融機関の事務センター等に設置され、手形や小切手を印刷し、発行するためのものである。
【0012】
図1において、証券発行システム100は、証券の発行業務を統括するホストコンピュータ1と、証券の券面の印刷等を行う証券発行装置2とから構成され、ホストコンピュータ1と証券発行装置2は、ネットワークNを介して接続される。
【0013】
ここで、ネットワークNとは、例えば、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)等により構成される通信回線網であり、独立して構築された専用線、或いは一般の電話回線やデジタルデータを伝送可能なISDN(Integrated Services Digital Network)回線等の公衆回線を複数有する。
【0014】
なお、図1において、ホストコンピュータ1と証券発行装置2の間の接続を有線接続として図示しているが、無線接続であってもよい。また、図1では、本実施の形態を簡略化するため、ホストコンピュータ1と証券発行装置2が1対1で構成される場合を示しているが、1台のホストコンピュータ1に対して複数台の証券発行装置2を接続してもよく、1台のホストコンピュータ1に接続される証券発行装置2の台数は特に限定されない。
【0015】
次に、図2を参照して、ホストコンピュータ1の内部構成を詳細に説明する。ホストコンピュータ1は、図2に示すように、CPU11、表示部12、入力部13、RAM14、記憶部15、通信部16により構成されており、各部はバス17により相互に接続される。通信部16には前述のネットワークNが接続されており、このネットワークNを介して、ホストコンピュータ1と証券発行装置2が通信を行うようになっている。
【0016】
CPU(Central Processing Unit)11は、記憶部15に格納されている各種制御プログラムを読み出してRAM14内に展開し、それらの制御プログラムに従ってホストコンピュータ1の各部を集中制御する。
【0017】
具体的には、CPU11は、記憶部15に格納されているファイル設定処理プログラムに従って、証券の券面に印刷する印刷項目毎に、黒色トナー及び/又は透明蛍光トナー(後述)による印刷の設定を行うことにより、印字制御ファイル158及び印字パターン設定ファイル159の設定を行う(図8参照)。
【0018】
また、CPU11は、記憶部15に格納されている印字制御処理プログラムに従って、印字制御ファイル158及び印字パターン設定ファイル159の設定内容に基づいて、証券発行装置2に対する印刷制御を実行する(図9参照)。
【0019】
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU11から入力される表示信号に従って所要の表示を行う。
【0020】
入力部13は、文字/英数字入力キー、カーソルキー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号や、マウスのクリック操作による操作信号をCPU11へ出力する。
【0021】
RAM(Random Access Memory)14は、CPU11により実行される各種制御プログラム、入力データ及びプログラム実行処理における処理結果等の各種データをワークメモリに一時的に格納する。
【0022】
記憶部15は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体を有している。この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の不揮発性メモリで構成されており、記憶部15に固定的に設けたもの又は着脱自在に装着するものである。この記録媒体は、ファイル設定処理プログラム、印字制御処理プログラム及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0023】
なお、記憶部15が記憶するプログラム又はデータ等は、その一部又は全部を他の機器からネットワークNを介して受信して記憶する構成にしてもよい。また、記録媒体はネットワーク上に構築された別のホストコンピュータの記録媒体であってもよい。また、記憶部15が記憶するプログラムをネットワークNを介して他の機器へ伝送して、これらの機器にインストールするような構成にしてもよい。
【0024】
記憶部15は、図3に示す証券発行情報管理DB(Data Base)150を格納する。証券発行情報管理DB150は、図3に示すように、口座マスタファイル151、支店マスタファイル152、受付ファイル153、発行ファイル154、システムファイル155、発行券種設定ファイル156、発行制御ファイル157、印字制御ファイル158、印字パターン設定ファイル159、印刷フォームファイル160、書損ファイル161等を格納している。
【0025】
口座マスタファイル151は、顧客から申請されて登録された当座口座に関わる情報を格納する。支店マスタファイル152は、予め登録されている証券発行元の金融機関の支店情報(支店名、支店番号等)を格納する。受付ファイル153は、顧客からデータ受信した証券発行に必要な依頼情報を格納する。
【0026】
発行ファイル154は、実際に証券用紙に券面要件を印刷するために必要な全ての情報を他のファイルから取得して作成された証券の発行データを格納する。この発行データには、証券発行するために必要な情報として、証券発行元の金融機関番号、券種コード、顧客名、口座番号、発行部数等の情報が含まれている。
【0027】
システムファイル155は、証券発行に必要な各種機器、ファイル、各種設定についての情報を格納する。発行券種設定ファイル156は、証券発行元の各金融機関によって設定されている手形、小切手等の各券種に関する情報を格納する。発行制御ファイル157は、証券発行装置2により証券を発行する際に必要な各種設定情報を格納する。
【0028】
印字制御ファイル158は、証券の券面に印刷する項目の印字内容、印字位置、属性等の印字制御に関する情報を格納する。印字制御ファイル158の詳細は、図4において後述する。
【0029】
印字パターン設定ファイル159は、証券の券面に印刷する項目を、黒色の磁気(MICR)トナー及び/又は透明蛍光トナーにて印字するための印字パターン設定情報を格納する。印字パターン設定ファイル159の詳細は、図5において後述する。
【0030】
印刷フォームファイル160は、証券の券面に印刷するレイアウトを証券発行元毎の各種券種に応じて設定した印刷フォームを格納する。書損ファイル161は、証券発行の際にジャム等により発生した不良券面の数量や当日の発行量、使用量等の情報を格納している。
【0031】
図4は、印字制御ファイル158のデータ構成を示す図である。印字制御ファイル158は、証券の券面に印刷する印刷項目毎に、印字1、印字2、印字位置座票x、印字位置座標y、印字サイズ及び印字ピッチの各項目を格納している。印字制御ファイル158の内容は、後述のファイル設定処理(図8参照)において設定される。
【0032】
図4に示す印字制御ファイル158において、「フィールド名」は、印字1、印字2、印字位置座票x、印字位置座標y、印字サイズ及び印字ピッチの各項目の名称を示す。「タイプ」は、対応するフィールド名の項目を10進数(DCML:Decimal)の数値で設定するか文字(CHAR)で設定するかを示す。「サイズ」は、「タイプ」で設定される数値(又は文字)の桁数を示す。
【0033】
印字制御ファイル158において、フィールド名が「…印字1」の項目は、該当する印刷項目を黒色の磁気(MICR)トナーで印字するか否かを示し、黒色の磁気トナー(以下、黒色トナーと称す)で印字する場合は1、印字しない場合は0に設定される。フィールド名が「…印字2」の項目は、該当する印刷項目の印字パターン(詳細は、図5にて後述)を示す。この印字パターンは、黒色トナーによる印字の有無、透明蛍光トナーによる印字の有無、印字位置等によって決められている。本実施の形態では、印字パターンは10種類あるものとし、0〜9の数値で設定されるものとする。以後、「…印字2」の項目に設定される数値を印字パターン番号と称す。
【0034】
印字制御ファイル158において、「…x」の項目は、該当する印刷項目の黒色トナーでの印字位置のx座標(横)を示す。「…y」の項目は、該当する印刷項目の黒色トナーでの印字位置のy座標(縦)を示す。例えば、該当する印刷項目の印字位置座標が(150、200)である場合、「…x」の項目には150、「…y」の項目には200が設定される。
【0035】
印字制御ファイル158において、「…サイズ」の項目は、該当する印刷項目の印字サイズを示す。印字サイズとしては、24ドット、32ドット、48ドット等があり、印字サイズが24ドットに設定されると、該当する印刷項目は、一文字あたり、縦24ドット×横24ドットにて印字される。
【0036】
印字制御ファイル158において、「…ピッチ」の項目は、該当する印刷項目の印字ピッチを示す。印字ピッチとは、印字する文字の間隔を意味する。この「…ピッチ」項目では、文字間隔(スペース)がドット数で設定される。
【0037】
図5(a)は、印字パターン設定ファイル159のデータ構成を示す図である。印字パターン設定ファイル159は、証券に印刷する印刷項目毎に、パターンNo.、通常印字、セキュリティ印字、セキュリティx、セキュリティyの各項目を格納している。印字パターン設定ファイル159の内容は、後述のファイル設定処理(図8参照)において設定される。
【0038】
図5(a)において、「パターンNo.」の項目は、他の項目(通常印字、セキュリティ印字、セキュリティx、セキュリティy)の設定内容に応じてユニークに決まり、印字制御ファイル158の「…印字2」に設定される印字パターン番号と同一の値(本実施の形態では、0〜9の値の何れか)が設定される。
【0039】
図5(a)において、「通常印字」の項目は、該当する印刷項目を黒色トナーで印字するか否かを示し、黒色トナーで印字する場合は1、印字しない場合は0に設定される。「セキュリティ印字」の項目は、該当する印刷項目を透明蛍光トナーで印字するか否かを示し、透明蛍光トナーで印字する場合は1、印字しない場合は0に設定される。
【0040】
図5(a)において、「セキュリティx」の項目は、該当する印刷項目の透明蛍光トナーでの印字位置のx座標(横)を示す。「セキュリティy」の項目は、該当する印刷項目の透明蛍光トナーでの印字位置のy座標(縦)を示す。「セキュリティx」及び「セキュリティy」で設定される印字位置座標は、該当する印刷項目の黒色トナーでの印字位置に対する相対位置の座標である。
【0041】
図5(b)に、印字パターン設定ファイル159の設定例を示す。図5(b)の例1では、通常印字が0、セキュリティ印字が1、セキュリティx及びyが、それぞれ、100、300である場合に、パターンNo.が1に設定された場合を示している。例1では、通常印字が0、セキュリティ印字が1であることから、該当する印刷項目を黒色トナーによって印字せずに、透明蛍光トナーによって印字することを示す。この場合、透明蛍光トナーによる印字位置は、印字制御ファイル158の「…x」及び「…y」で設定された黒色トナーの印字位置座標に、座標(100、300)を加えた位置である。
【0042】
図5(b)の例2では、通常印字が1、セキュリティ印字が1、セキュリティx及びyが、それぞれ、500、800である場合に、パターンNo.が2に設定された場合を示している。例2では、通常印字が1、セキュリティ印字が1であることから、該当する印刷項目を黒色トナー及び透明蛍光トナーによって印字することを示す。黒色トナーによる印字位置は、印字制御ファイル158の「…x」及び「…y」で設定された黒色トナーの印字位置座標であり、透明蛍光トナーによる印字位置は、黒色トナーによる印字位置座標に、座標(500、800)を加えた位置である。
【0043】
なお、一つの印刷項目を、透明蛍光トナーにて複数箇所に印刷するようにパターンNo.を設定することが可能である。
【0044】
図2において、通信部16は、ルータやターミナルアダプタ(TA:TerminalAdapter)等によって構成され、専用線、或いはISDN回線等の通信回線を介してネットワーNに接続された証券発行装置2との間の通信制御を行う。
【0045】
以上がホストコンピュータ1の構成である。次に、図1及び図6を参照して、証券発行装置2の構成について説明する。
【0046】
証券発行装置2は、図1及び図6に示すように、証券の印刷業務の制御を行う制御装置10、証券印刷装置20、後処理装置30により構成されている。制御装置10と証券印刷装置20はケーブルC1により接続され、制御装置10と後処理装置30はケーブルC2により接続されている。
【0047】
図6は、証券発行装置2の機能的構成を示すブロック図である。
証券発行装置2において、制御装置10は、図6に示すように、CPU101、表示部102、入力部103、RAM104、記憶部105、伝送制御部106により構成されており、各部はバス107により相互に接続されている。また、バス107には、前述のケーブルC1及びケーブルC2を介して、それぞれ、証券印刷装置20、後処理装置30が接続されている。更に、伝送制御部106にはネットワークNが接続されており、制御装置10は、このネットワークNを介して、ホストコンピュータ1に接続されている。
【0048】
CPU101は、ホストコンピュータ1からネットワークNを介して受信した制御信号に従って、制御装置10の各部、証券発行装置20及び後処理装置30を集中制御する。
【0049】
具体的には、CPU101は、ホストコンピュータ1からネットワークNを介して受信した証券発行の指示信号及び印刷データに基づいて、証券印刷装置20における証券の券面への印刷処理を制御する信号をバス107及びケーブルC1を介して証券印刷装置20に出力する。また、CPU101は、後処理装置30内の各部における動作を監視して制御する各種制御信号をバス107及びケーブルC2を介して後処理装置30に出力する。
【0050】
表示部102は、LCDやCRT等により構成され、CPU11から入力される表示信号に従って所要の表示を行う。
【0051】
入力部103は、文字/英数字入力キー、カーソルキー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号や、マウスのクリック操作による操作信号をCPU101へ出力する。
【0052】
RAM104は、CPU101により実行される各種制御プログラム、入力データ及びプログラム実行処理における処理結果等の各種データをワークメモリに一時的に格納する。
【0053】
記憶部105は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体を有している。この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の不揮発性メモリで構成されており、記憶部105に固定的に設けたもの又は着脱自在に装着するものである。この記録媒体は、CPU101により実行される各種制御プログラム及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0054】
伝送制御部106は、ルータやターミナルアダプタ等によって構成され、専用線、或いはISDN回線等の通信回線を介してネットワーNに接続されたホストコンピュータ1との間の通信制御を行う。
【0055】
証券発行装置2において、証券印刷装置20は、黒色トナー及び透明蛍光トナーの2種類のインクを用いて、証券の券面に文字や背景(地紋)を印刷・出力する、いわゆるタンデム式の画像形成装置である。この証券印刷装置20は、黒色トナーを用いて印刷を行う画像形成ユニット21、透明蛍光トナーを用いて印刷を行う画像形成ユニット22及び搬送部23により構成されている。
【0056】
ここで、透明蛍光トナーとは、普段は透明であるが、紫外線を照射することによって蛍光するものである。この透明蛍光トナーによって印刷された文字や図柄は、普段は視認が困難なものだが、例えば、ブラックライト等の紫外線をあてると、その刺激により蛍光をもって明瞭に浮かび上がってきて、視認できるようになる。
【0057】
画像形成ユニット21は、図1に示すように、感光体ドラム21a、印字ヘッド21b及び現像器21cを備えている。画像形成ユニット22は、現像器21cに収納されるトナーの色(黒色又は透明蛍光色)を除いて、画像形成ユニット21と同一の構成である。
【0058】
画像形成ユニット21は、CPU101から入力される印刷データ等に基づいて、黒色トナーを用いて証券の印刷を実行する。画像形成ユニット22は、CPU101から入力される印刷データ等に基づいて、透明蛍光トナーを用いて証券の印刷を実行する。画像形成ユニット21及び22は、証券の印刷が終了すると、印刷が終了した用紙を後述する後処理装置30内のスリッタ部30bに排紙する。
【0059】
搬送部23は、図1に示すように、搬送ベルト23a、駆動ロール23b、ガイドローラ23cにより構成される。搬送ベルト23aは、ガイドローラ23cによって案内され、駆動ロール23bの駆動により回動し、証券用紙を図中左方向へ搬送する。
【0060】
図1において、画像形成装置21の印字ヘッド21bは、CPU101から入力される印刷データに基づいて、帯電器(図示せず)によって帯電した感光体ドラム21aの周面に光書き込みを行う。そうすることによって、感光体ドラム21aには印刷データに基づく静電潜像が形成され、現像器21cによる現像処理によりトナー像が形成される。このとき、感光体ドラム21aの周面に形成されたトナー像は、現像器21cに収納した黒色トナーによるものである。そして、そのトナー像は搬送ベルト23aによって搬送されてきた用紙に転写される。
【0061】
黒色トナーによるトナー像が転写された用紙は、搬送ベルト23aによって更に図中左方向に移動し、透明蛍光トナーを収納する画像形成ユニット22の位置まで達すると、透明蛍光トナーによるトナー像が転写される。以上の工程を経ることによって、証券に黒色トナー及び蛍光・透明トナーによる画像の転写が行われ、後処理装置30へと排出される。
【0062】
証券発行装置2において、後処理装置30は、図6に示すように、デカーラ部30a、スリッタ部30b、搬送部30c、MICRリーダ部30d及びスタッカ部30eにより構成されている。
【0063】
デカーラ部30aは、印刷時に湾曲した券面を矯正する。スリッタ部30bは、券面要件が印刷された2面タイプの証券用紙を1面ずつの単券に分離し、各単券を搬送部30cに排紙する。搬送部30cは、スリッタ部30bから分離排紙された証券を1枚ずつ搬送し、スタッカ部30eに排紙する。MICRリーダ部30dは、証券の券面に印刷されているMICR文字を読み取る磁気的なスキャナを有する。スタッカ部30eは、搬送部30cにより搬送された証券を収納するスタッカを備える。
【0064】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図7は、証券発行システム100における証券の依頼から発行までの全体的な流れを説明する図である。
【0065】
図7において、まず顧客が、例えば顧客端末から金融機関のサーバが開設している証券発注専用のホームページにアクセスし、顧客名、顧客の当座口座番号、依頼する券種、数量等の証券発行に必要な依頼情報を入力して証券発行を依頼する。または、依頼情報を記憶しているFD(フロッピー(登録商標)ディスク)やMT(磁気テープ)等の記憶媒体をサーバに読み込ませて依頼情報を入力することとしてもよい。金融機関のサーバは受付ファイル153に入力された依頼情報を格納し、格納した依頼情報を指示に応じてホストコンピュータ1にネットワークを介して送信する。
【0066】
ホストコンピュータ1は、サーバから通信部16を介して顧客からの依頼情報を受信して依頼を受け付け、受信した依頼情報を受付ファイル153に格納する。または、営業店からホストコンピュータ1に直接依頼情報を入力されると、同様に受付ファイル153に格納し、依頼に関する情報を一覧表示した依頼一覧リストを作成する(ステップA1)。
【0067】
次いで、ホストコンピュータ1は、記憶部15に格納されている各種マスタファイルや口座マスタファイル151を参照して、受付ファイル153に基づく発行データを作成し、発行ファイル154に格納する。このとき、発行データを作成するための情報が足りない等、エラーが発生した場合にはそのエラーに関する情報を一覧表示したエラーリストを作成する(ステップA2)。
【0068】
次いで、ホストコンピュータ1は、発行ファイル154に格納されている発行データを読み出して、発行する券種、数量に応じた適切な証券発行装置2に各発行データを割り振り、発行データの割り振り先を一覧表示した割り振りリストを作成する(ステップA3)。このとき、発行データ取り消しの指示が入力部13から入力された場合は、発行ファイル154から指定された発行データを削除する。
【0069】
発行データの割り振り処理を終了すると、ホストコンピュータ1は、各証券発行装置2に、発行データに基づく印刷実行を指示する。証券発行装置2は、ホストコンピュータ1から入力された発行データに基づいて、証券用紙に券面要件を印刷し、証券を発行する(ステップA4)。
【0070】
ここで、証券発行時に行われる臨時発行処理について説明する。この臨時発行処理において、早急に追加したい割り込み発行データが作成された場合は、ホストコンピュータ1は、その割り込み発行データを記憶部15の割り込み発行ファイルに格納し、証券発行時にその割り込みデータを読み出して、証券発行装置2に対する印刷制御を実行する。また、発行データ作成時にエラー判定された発行データを修正したエラー発行データが作成された場合には、ホストコンピュータ1は、そのエラー発行データを記憶部15のエラー発行ファイルに格納し、証券発行時にそのエラー発行データを読み出して、証券発行装置2に対する印刷制御を実行する。更に、証券の見本券面の見本発行データが作成された場合は、ホストコンピュータ1は、その見本発行データを記憶部15の見本発行ファイルに格納し、証券発行時に見本発行データを読み出して、証券発行装置2に対する印刷制御を実行する。
【0071】
手形や小切手の証券を発行すると、その券面を綴じて背貼りする等して製本する製本処理に移行する(ステップA5)。
【0072】
次に、本実施の形態におけるホストコンピュータ1の動作を詳細に説明する。図8及び図9は、ホストコンピュータの動作を説明するためのフローチャートである。これらのフローチャートは、ホストコンピュータ1を構成するコンピュータに各機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。これらのプログラムはCPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されている例で説明するが、全ての機能を記録媒体に格納する必要はなく、必要に応じて、その一部又は全部を通信ネットワークNを介して通信部16から受信して実現するようにしてもよい。
【0073】
図8のフローチャートを参照して、ホストコンピュータ1において実行されるファイル設定処理について説明する。
【0074】
まず、印字制御ファイル158の設定を行うために、入力部13の操作により、証券の券面に印刷する印刷項目の設定内容が入力されると、CPU11は、入力内容を印字制御ファイル158に設定する(ステップS1)。ステップS1の設定において、CPU11は、該当する印刷項目の「…印字1」項目に、1(黒色トナーで印字する)又は0(黒色トナーで印字しない)を設定し、「…印字2」項目には、印字パターン番号(0〜9の何れか)を設定する。また、CPU11は、印字制御ファイル158に、該当する印刷項目の印字位置、印字サイズ及び印字ピッチを設定する。
【0075】
次に、CPU11は、ステップS1の印字制御ファイル158の設定に応じて、印字パターン設定ファイル159を設定する(ステップS2)。ステップS2の設定において、CPU11は、印字パターン設定ファイル159の「パターンNo.」の項目に、ステップS1で、印字制御ファイル158の「…印字2」に設定した印字パターン番号を設定する。印字パターン番号の設定に応じて、CPU11は、「通常印字」、「セキュリティ印字」、「セキュリティx」及び「セキュリティy」の各項目を設定する。
【0076】
例えば、記憶部15の証券発行情報管理DB150に登録されたある金融機関の支店の口座番号を、黒色トナー及び透明蛍光トナーで印字し、透明蛍光トナーによる印字を、黒色トナーの印字位置から(500、800)の位置に行う場合(図5(b)の例2参照)、印字制御ファイル158の該当する「支店口座番号印字2」項目には、印字パターン番号2が設定される。これに応じて、印字パターン設定ファイル159の「パターンNo.」は2、「通常印字」は1、「セキュリティ印字」は1、「セキュリティx」は500、「セキュリティy」は800に設定される。
【0077】
次に、図9のフローチャートを参照して、図7の証券発行(ステップA4)を実行するために、ホストコンピュータ1において実行される印刷制御処理について説明する。
【0078】
証券発行装置2における証券発行に際し、ホストコンピュータ1のCPU11は、まず、システムファイル155等からシステム設定情報及び各証券発行装置の設定情報を取得する(ステップS11)。
【0079】
次いで、CPU11は、印刷フォームファイル160から、証券発行に関する全冊(券種別)基本フォームを取得し、マクロ登録する(ステップS12)。そして、CPU11は、口座マスタファイル151や支店マスタファイル152等の各種マスタファイルから顧客データを取得し、冊毎の固定データをマクロ登録する(ステップS13)。
【0080】
CPU11は、ステップS12及びS13でマクロ登録したデータ、発行ファイル154、印字制御ファイル158及び印字パターン設定ファイル159に基づいて、黒色トナーでの印刷情報及び透明蛍光トナーでの印刷情報を証券発行装置2に送信し(ステップS14)、本印刷制御処理を終了する。
【0081】
具体的には、CPU11は、ステップS14において、磁気トナーでの印刷実行命令、上述で登録した各マクロのマクロID、発行ファイル154から取得した個別印刷項目(手形・小切手番号、システム番号等)のデータ及び印字制御ファイル158から取得した印刷位置情報を証券発行装置2に送信する。
【0082】
また、ステップS14において、CPU11は、透明蛍光トナーでの印刷実行命令信号、上述で登録したマクロのうち蛍光印刷に必要なマクロのマクロID、発行ファイル154から取得した透明蛍光トナー印刷に必要な個別印刷項目のデータ及び印字パターン設定ファイル159から取得した印刷位置情報を証券発行装置2に送信する。
【0083】
証券発行装置2は、ホストコンピュータ1から受信した印刷情報に基づいて、証券用紙に券面要件を印刷して証券を発行する。図10に、小切手の券面印刷例を示す。
【0084】
小切手は、図10に示すように、振出人の控えとなる控え部分と、実際に券面要件が印刷されている本券部分とに分かれている。控え部分と本券部分の境にはミシン目が設けられ、振出時には、このミシン目により控え部分と本券部分が切り離せるようになっている。
【0085】
本券部分には、図10に示すように、手形・小切手番号、支払地、銀行名、支店名、振出地、署名鑑が印刷されている。また、交換所名、交換所番号、銀行番号及び支店番号からなる交換所枠が印刷されている。更に、本券部分には、振出日を記入するための振出日欄、金額を記入するための金額欄が設けられている。
【0086】
また、用紙の底辺部分(クリアバンド)には、交換所規則で規定されたMICR文字が印刷されている。このMICR文字は、金融機関や交換所にて、小切手をリーダ・ソータ装置にて機械処理する場合に読み取られる。MICR文字の部分は、図10に示すように、個別コード、交換所番号、金融機関番号、店番号、口座番号及び小切手番号が印刷され、これらの各々は、シンボルと呼ばれる特殊記号により区切られている。このように、券面上に印刷された項目の一部は、同一内容が、MICR文字としてクリアバンド部分に印刷されている。
【0087】
図11に、図8のファイル設定処理及び図9の印刷制御処理に基づいて、券面上に口座番号が透明蛍光トナーにて印刷された例を示す。図11では、口座番号1234567が、印字位置(x1、y1)及び(x2、y2)の2箇所に透明蛍光トナーで印刷されている。また、この口座番号は、MICR文字の部分にも黒色トナーにて印刷されている。
【0088】
次に、証券発行装置2において発行された証券が流通し、金融機関又は交換所にて機械処理される場合の手順を、図12及び図13のフローチャートを参照して説明する。
【0089】
まず、口座番号が透明蛍光トナーで印刷された場合の手形・小切手機械処理について図12のフローチャートを参照して説明する。
【0090】
まず、機械処理対象の証券(手形・小切手)が、リーダ/ソータ装置にセットされ、通紙される(ステップT1)。リーダ/ソータ装置により、券面のMICR文字が磁気的に高速で読み取られた結果(ステップT2)、正常に読み取りができた場合は(ステップT2;Pass)、そのまま通常の機械処理が行われる(ステップT3)。
【0091】
ステップT2において、何らかの原因で券面のMICR文字が正常に読み取られなかった場合(ステップT2;Reject)、該当する証券は、リジェクトポケット呼ばれるポケットに収納され、オペレータによる処理に移行される。この場合、まず、オペレータにより、リジェクトされたMICR文字の部分が確認され(ステップT4)、このリジェクトされたMICR文字部分が口座部分であるか否かが判定される(ステップT5)。
【0092】
ステップT5において、リジェクトされたMICR文字部分が、口座番号部分でない場合は(ステップT5;NO)、該当するMICR文字部分の内容は、券面上の他の部分に黒色トナーで印字されているため、オペレータによって、券面上の印刷内容が確認され、修正処理が行われる(ステップT6)。
【0093】
ステップT5において、リジェクトされたMICR文字部分が、口座番号部分である場合(ステップT5;YES)、口座番号は券面上に黒色トナーにて印刷されていないため、ブラックライト等の簡易具を券面上に照射することにより、透明蛍光トナーにて印刷されている口座番号が確認される(ステップT7)。そして、確認された口座番号の内容にて修正処理が行われ(ステップT8)、本手形・小切手機械処理が終了する。
【0094】
次に、図13のフローチャートを参照して、口座番号以外で、券面に黒色トナーで印刷されている内容が透明蛍光トナーで印刷されている場合の手形・小切手機械処理について説明する。
【0095】
まず、機械処理対象の証券(手形・小切手)が、リーダ/ソータ装置にセットされ、通紙される(ステップT11)。リーダ/ソータ装置により、券面のMICR文字が磁気的に高速で読み取られた結果(ステップT12)、正常に読み取りができた場合は(ステップT12;Pass)、そのまま通常の機械処理が行われる(ステップT13)。
【0096】
ステップT12において、何らかの原因で券面のMICR文字が正常に読み取られなかった場合(ステップT12;Reject)、該当する証券は、リジェクトポケットと呼ばれるポケットに収納され、オペレータによる処理に移行される。この場合、まず、オペレータにより、読み取りができなかったMICR文字の部分が確認される(ステップT14)。
【0097】
そして、ブラックライト等の簡易具を券面上に照射することにより、透明蛍光トナーにて印刷されている印字部が確認される(ステップT15)。リジェクトされたMICR部分は、券面に黒色トナーにて印刷されているため、透明蛍光トナーで印刷された内容と、黒色トナーで印刷された内容が比較される(ステップT16)。真券であれば、リジェクトされたMICR部分の印刷内容は、透明蛍光トナーにて印刷されているはずである。
【0098】
ステップT16における比較の結果、オペレータにより、同一内容が印刷されていないと判断されると(ステップT17;NO)、処理対象の証券は、偽造、改竄の可能性があるため、必要に応じて無効処置と券面の遡及が実施される(ステップT18)。
【0099】
ステップT16における比較の結果、オペレータにより、同一内容が印刷されていると判断されると(ステップT17;YES)、ステップT16の比較により確認された内容で修正処理が行われ(ステップT19)、本手形・小切手機械処理が終了する。
【0100】
以上のように、本発明の実施の形態の証券発行システム100によれば、証券の券面上に、必要な要件を、黒色トナーだけでなく透明蛍光トナーによって印刷することにより、従来のように、証券用紙に透かしを入れる、ホログラムシートを貼付する等の手法に比べて、簡易かつ安価にセキュリティの高い証券を発行することができる。
【0101】
また、券面要件を透明蛍光トナーによる印刷を行うことにより、複写機又はイメージスキャナ等による光学的な画像読取では、券面に蛍光印刷された内容を読み取ることができないため、証券の偽造や改竄を防ぐことができる。
【0102】
更に、証券の券面に透明蛍光トナーにて印刷する項目及び印刷位置を、ホストコンピュータ1が保有する印刷制御ファイル158及び印字パターン設定ファイル159において任意に設定可能であるため、透明蛍光トナーによる印刷をファイル設定のみの簡易な操作で実現することができる。
【0103】
また、図11の券面例及び図12のフローチャートに示すように、MICR文字では印字するが唯一券面上に黒色トナーで印刷しない顧客の口座番号を、透明蛍光トナーにて印刷することにより、券面上の印刷情報を二重に管理することが可能になる。
【0104】
また、図13のフローチャートに示すように、券面上に、黒色トナーの印刷項目を透明蛍光トナーで印刷することにより、金融機関又は交換所での機械処理において、何らかの理由(破損、欠損等)でMICR文字の読み取りができなくても、ブラックライト等の簡易なツールを用いて、透明蛍光トナーにて印刷されている内容を確認することができる。従って、黒色トナーの印刷項目と透明蛍光トナーの印刷項目とを比較して、証券の真偽を確認することができる。
【0105】
また、証券発行装置2における黒色トナーと透明蛍光トナーを用いた印刷を1パスで実現するため、証券の発行業務に係る効率性が高くなる。
【0106】
更に、透明蛍光トナーにて印刷する項目は、ホストコンピュータ1が保有するデータベースとリンクされているため、黒色トナーで印刷した券面の内容が改竄、偽造された場合でも、内容に関する遡及が容易にできる。
【0107】
また、透明蛍光トナーにて印刷された項目は、紫外線を照射しないと発色しないため、偽造防止の仕掛けが目立つことがなく、通常の券面の印刷内容には、見た目での影響は全くない。
【0108】
なお、本実施の形態の記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0109】
例えば、前述の実施の形態における証券発行システム100は、ホストコンピュータ1と、証券発行装置2内の制御装置10とを同一のコンピュータシステムとして構成するものとしてもよい。この場合に、証券発行システム100全体のサイズを小さくできる。また、この場合、ホストコンピュータ1と証券発行装置2とを接続するためのネットワークNが不要となるため、通信処理の削減を図ることが可能になる。
【0110】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の証券発行装置によれば、証券の券面の印刷項目を、透明蛍光トナーによって印刷可能にしたことにより、簡易かつ安価にセキュリティの高い証券を発行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の証券発行装置を適用した実施の形態における証券発行システム100の全体構成を示す図である。
【図2】図1のホストコンピュータ1の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の記憶部15に格納される証券発行情報管理DB150のファイル構成を示す図である。
【図4】証券発行情報管理DB150内の印字制御ファイル158のデータ構成を説明するための図である。
【図5】証券発行情報管理DB150内の印字パターン設定ファイル159のデータ構成を示す図(同図(a))と、印字パターン設定ファイル159の設定例を示す図(同図(b))である。
【図6】図1の証券発行装置2の機能的構成を示すブロック図である。
【図7】証券発行システム100における証券の依頼から発行までの全体的な流れを説明するための図である。
【図8】ホストコンピュータ1により実行されるファイル設定処理を示すフローチャートである。
【図9】ホストコンピュータ1により実行される印刷制御処理を示すフローチャートである。
【図10】証券(小切手)の印刷例を示す図である。
【図11】透明蛍光トナーで口座番号を印刷した場合の証券(小切手)の印刷例を示す図である。
【図12】口座番号が透明蛍光トナーで印刷された証券を、金融機関又は交換所にて機械処理する場合の手順を示すフローチャートである。
【図13】口座番号以外で、黒色トナーで印刷されている券面要件が透明蛍光トナーで印刷された証券を、金融機関又は交換所にて機械処理する場合の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 証券発行システム
1  ホストコンピュータ
11  CPU
12  表示部
13  入力部
14  RAM
15  記憶部
150 証券発行管理DB
151 口座マスタファイル
152 支店マスタファイル
153 受付ファイル
154 発行ファイル
155 システムファイル
156 発行券種設定ファイル
157 発行制御ファイル
158 印字制御ファイル
159 印字パターン設定ファイル
160 印刷フォームファイル
161 書損ファイル
16  通信部
17  バス
2  証券発行装置
10 制御装置
101  CPU
102  表示部
103  入力部
104  RAM
105  記憶部
106  伝送制御部
107  バス
20 証券印刷装置
21  画像形成ユニット(黒色の磁気トナー用)
21a  感光体ドラム
21b  印字ヘッド
21c  現像器
22  画像形成ユニット(透明蛍光トナー用)
23  搬送部
23a  搬送ベルト
23b  駆動ロール
23c  ガイドローラ
30 後処理装置
30a デカーラ部
30b スリッタ部
30c 搬送部
30d MICRリーダ部
30e スタッカ部
C1、C2  ケーブル
N  ネットワーク

Claims (6)

  1. 証券を発行するための証券発行装置において、
    証券の券面に印刷する印刷項目毎に、黒色トナーによる印刷に関する情報及び透明蛍光トナーによる印刷に関する情報を記憶する記憶手段と、
    証券の券面の各印刷項目を、前記記憶手段に記憶された黒色トナー印刷情報及び透明蛍光トナー印刷情報に基づいて証券用紙に印刷する印刷手段と、
    を備えることを特徴とする証券発行装置。
  2. 前記記憶手段に記憶された黒色トナー印刷情報には、印刷項目毎に黒色トナーによる印刷の有無を示す情報が含まれ、前記記憶手段に記憶された透明蛍光トナー印刷情報には、印刷項目毎に透明蛍光トナーによる印刷の有無を示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1記載の証券発行装置。
  3. 前記記憶手段に記憶された黒色トナー印刷情報には、印刷項目毎に黒色トナーによる印刷位置のデータが含まれ、前記記憶手段に記憶された透明蛍光トナー印刷情報には、印刷項目毎に透明蛍光トナーによる印刷位置のデータが含まれていることを特徴とする請求項1又は2記載の証券発行装置。
  4. 前記記憶手段に記憶された透明蛍光トナー印刷情報には、証券の振出人の口座番号を透明蛍光トナーによって印刷するための情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の証券発行装置。
  5. 証券の券面に印刷する印刷項目には、MICR文字で印刷する項目が含まれ、前記記憶手段に記憶された黒色トナー印刷情報には、MICR文字で印刷する項目を黒色トナーによって印刷するための情報が含まれており、前記記憶手段に記憶された透明蛍光トナー印刷情報には、黒色トナーによってMICR文字で印刷する項目を、透明蛍光トナーによって更に印刷するための情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の証券発行装置。
  6. 前記記憶手段に記憶された黒色トナー印刷情報には、証券の券面の各印刷項目を黒色トナーによって印刷するための情報が含まれ、前記記憶手段に記憶された透明蛍光トナー印刷情報には、黒色トナーによって印刷する項目を、透明蛍光トナーによって更に印刷するための情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の証券発行装置。
JP2002265250A 2002-09-11 2002-09-11 証券発行装置 Abandoned JP2004102008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002265250A JP2004102008A (ja) 2002-09-11 2002-09-11 証券発行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002265250A JP2004102008A (ja) 2002-09-11 2002-09-11 証券発行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004102008A true JP2004102008A (ja) 2004-04-02

Family

ID=32264444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002265250A Abandoned JP2004102008A (ja) 2002-09-11 2002-09-11 証券発行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004102008A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005930A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Xerox Corp テキスト・ドキュメントの認証方法、及び、認証のためにテキスト・ドキュメントに磁気によって透かしを入れるシステム
JP2006333015A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
US8264742B2 (en) 2008-03-11 2012-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, recording method, and computer-readable storage medium
JP2017067972A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成方法
JP2018022112A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および画像形成システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006005930A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Xerox Corp テキスト・ドキュメントの認証方法、及び、認証のためにテキスト・ドキュメントに磁気によって透かしを入れるシステム
US7706594B2 (en) 2004-06-18 2010-04-27 Xerox Corporation Magnetic watermark for text documents
JP2006333015A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
US7773250B2 (en) 2005-05-25 2010-08-10 Ricoh Company Limited Image forming apparatus, method and computer program product capable of detecting a copy-prohibited manuscript
US8264742B2 (en) 2008-03-11 2012-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, recording method, and computer-readable storage medium
JP2017067972A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成方法
JP2018022112A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および画像形成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001134672A (ja) 印刷物発行管理システム
US20050178822A1 (en) Secure currency
JPWO2008081886A1 (ja) 印刷媒体、画像形成装置、画像情報入力装置及びデジタル複合機
US8215555B2 (en) Barcode data management device, printing apparatus
JP4000811B2 (ja) 証券発行装置
US7104709B1 (en) Document printing process
JP2004021398A (ja) プリペイドカード
JP2004102008A (ja) 証券発行装置
US10391789B2 (en) Negotiable instruments with intelligent microprint
JP2013152368A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、サーバ、および、プログラム
CN103456074B (zh) 纸张类处理装置、纸张类处理方法、自动交易系统
KR100663875B1 (ko) 수표 발행 및 수납이 가능한 다기능 금융 단말기 및 그시스템
US10115259B2 (en) Item validation
JP2004348539A (ja) 証券処理システムおよびプログラム
JP6672593B2 (ja) 情報処理装置、及びプログラム
JP2004094874A (ja) 証券発行装置
JP3612930B2 (ja) 証券発行装置
JP4263710B2 (ja) 印刷システム及び印刷管理プログラム
JP2005010551A (ja) 証券発行装置およびプログラム
JP2003178185A (ja) 有価証券及びその処理システム
JP4954826B2 (ja) 印刷方法、印刷装置及び印刷プログラム
JP3846074B2 (ja) 証券発行装置及び記憶媒体
JP2006202037A (ja) 証券発行システム
JP2002366693A (ja) 証明証書発行システム
JP3839690B2 (ja) 発券方法,偽造券識別方法,偽造券識別システム及び偽造券識別プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060925