JP2004105345A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】変動表示ゲームのリーチ変動表示を行うか否かを決定するリーチ変動決定手段と、複数種類のリーチ変動表示を行うためのリーチ変動表示データを記憶するリーチ記憶手段と、リーチ変動表示を行うと決定された場合、リーチ変動表示データの中から所定のリーチ変動表示データを選択し、表示装置の表示領域にリーチ変動表示を実行するリーチ選択実行手段と、リーチ変動表示を決定する確率を複数段階に設定可能なリーチ確率設定手段と、所定条件の成立に基づき、リーチ変動表示を実行する確率を変更可能なリーチ確率変更手段と、決定されたリーチ変動表示の種類に対して設定されている信頼度に基づいて、仮停止のリーチ図柄を決定する仮停止リーチ図柄決定手段と、を備える。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、表示装置に複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを行い、この結果態様に関連して特定の遊技価値を付与可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機、例えばパチンコ遊技機としては、遊技盤上に複数の図柄による変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、始動入賞口を設け、該始動入賞口ヘの遊技球の入賞に基づき該変動表示装置において複数の図柄を変動表示させることで変動表示ゲームを行うようにしたパチンコ遊技機が知られている。
【0003】
上記変動表示ゲームは、複数の図柄から構成される図柄列を、変動表示装置に形成された、例えば左、中、右の表示領域の各々で変動表示させることで行われ、変動表示ゲームの開始から所定時間経過した時点で、各表示領域の変動表示を例えば左、中、右の順に停止させて各々所定の図柄を停止表示することで結果態様を導出することとなっている。上記各表示領域における変動表示は、図柄列における順序に従って順次図柄を更新表示することで行われている。なお、この結果態様は、例えば変動表示ゲームの開始当初で既に決定されていて、その複数の表示領域の変動表示は、既に決定されている結果態様と一致するように各図柄が停止制御される。
【0004】
そして、変動表示ゲームが終了した際に複数の表示領域の各々に停止表示された各図柄が予め定められた特別結果態様(大当り結果態様:例えば、「1,1,1」、「2,2,2」…等のぞろ目数字の何れか)を形成した場合に、遊技価値の付与として特定遊技価値(大当り遊技状態)を発生させ、例えば遊技盤に設けられている変動入賞装置を開状態に変換することで遊技者が多量の遊技球を獲得可能な状態となる。また、変動表示ゲームの過程で、例えば左表示領域と中表示領域の変動表示が停止して、右表示領域の変動表示のみが行われている状態で、左と中に停止表示された図柄がリーチ表示態様(例えば、「2,2.一」、一は未停止状態を表す)を形成してリーチ(リーチ状態)となった場合に、右表示領域におげる変動表示の速度を低速にすると共にその変動表示時間を通常よりも長くするようなリーチ変動表示を行うことで、遊技者に特別結果態様の成立(特定遊技価値の発生)に対する期待感を高めるようにしている。
【0005】
このようなリーチの興趣を高めるために、複数種類のリーチ変動表示を設定すると共に、リーチ変動表示の種類によってその信頼度つまりリーチ変動表示の結果、特別結果態様(大当たり)になる信頼度を異ならせるようになっており、所定種類のリーチ変動表示は、大当たりでない場合は出現しにくく、大当たりの場合は出現しやすくしている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−15175号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように信頼度を異ならせる場合、例えば信頼度が低いと定められているリーチ変動表示が出現すると、出現した瞬間、大当たりを期待できなくなってしまう。また、信頼度の高いリーチ変動表示は出現率が低いため、滅多に見られないという問題点があった。
【0008】
この発明は、実行するリーチ変動表示の種類を基にリーチ図柄を選定かつ複合して信頼度を表現することで、リーチ変動表示が出現した瞬間、大当たりを期待できなくなってしまうということを低減すると共に、それぞれのリーチ変動表示を出現しやすくして、興趣に富み、新鮮感のある変動表示ゲームを実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、表示内容が変化可能な表示領域を備える表示装置と、始動条件の成立に基づき前記表示装置の表示領域に複数の識別図柄を変動表示させる変動表示ゲームを制御すると共に、前記変動表示ゲームの表示結果が特別結果態様であった場合に、特定の遊技価値を付与可能な制御手段と、を備える遊技機において、前記制御手段は、前記変動表示ゲームのリーチ変動表示を行うか否かを決定するリーチ変動決定手段と、複数種類のリーチ変動表示を行うためのリーチ変動表示データを記憶するリーチ記憶手段と、前記リーチ変動決定手段によりリーチ変動表示を行うと決定された場合、前記リーチ記憶手段に記憶されたリーチ変動表示データの中から所定のリーチ変動表示データを選択し、前記表示装置の表示領域にリーチ変動表示を実行するリーチ選択実行手段と、備え、前記リーチ変動決定手段は、リーチ変動表示を決定する確率を複数段階に設定可能なリーチ確率設定手段を備え、前記リーチ確率設定手段は、所定条件の成立に基づき、リーチ変動表示を実行する確率を変更可能なリーチ確率変更手段を備え、前記リーチ選択実行手段は、決定されたリーチ変動表示の種類に対して設定されている信頼度に基づいて、仮停止のリーチ図柄を決定する仮停止リーチ図柄決定手段と、を備える。
【0010】
ここで、リーチ(リーチ状態)とは、表示状態が変化可能な変動表示装置を有し、該変動表示装置が時期を異ならせて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態(特別遊技状態)となる遊技機において、前記複数の表示結果の一部がまだ導出表示されていない段階で、既に導出表示されている表示結果が前記特定の表示態様の組合せとなる条件を満たしている表示状態をいう。
【0011】
また、別の表現をすれば、リーチ状態とは、変動表示装置の変動表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、前記特定の表示態様となる表示条件からはずれていない表示態様をいう。そして、例えば、前記特定の表示態様の組合せが揃った状態を維持しながら複数の変動表示領域による変動表示を行う状態もリーチ状態に含まれる。
【0012】
また、リーチ状態とは、変動表示装置の表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点での表示状態であって、前記表示結果が導出表示される以前に決定されている前記複数の変動表示領域の表示結果の少なくとも一部が前記特定の表示態様となる条件を満たしている場合の表示状態をいう。
【0013】
さらにリーチの中には、それが出現すると、通常のリーチに比べて、大当りが発生しやすいもの(大当りの期待度が高いもの)がある。このような特定のリーチをスペシャルリーチ、スーパーリーチ等という。
【0014】
仮停止とは、再変動開始前や、図柄停止コマンドを受信する前であって.最終停止図柄が確定表示されていない状態で変動表示装置に図柄が停留している様態である。仮停止は、例えば、揺れ動作、拡大縮小動作等によって遊技者に最終停止図柄が確定していない旨を報知するために用いる。
【0015】
第2の発明は、第1の発明において、前記所定条件の成立は、前記変動表示ゲームの実行回数が所定数に達した場合である。
【0016】
所定条件の成立は、特定の遊技価値の付与後または特定のリーチの発生後でも良い。
【0017】
第3の発明は、第1、第2の発明において、前記制御手段は、遊技を統括的に制御する主制御装置と、前記主制御装置から受信した制御データに基づき、変動表示態様の異なる複数種類のリーチを演出可能な従制御装置と、を含み、前記仮停止リーチ図柄決定手段は、決定されたリーチ変動表示の種類に基づいて信頼度を判定するリーチ信頼度判定手段と、前記リーチ信頼度判定手段の判定結果に基づいて、仮停止のリーチ図柄を決定する信頼度仮停止リーチ図柄決定手段と、を含み、前記主制御装置は、前記リーチ記憶手段と、前記リーチ変動決定手段と、前記リーチ信頼度判定手段と、前記リーチ信頼度判定手段の判定結果の信頼度データを従制御装置に送信可能な送信手段と、を備え、前記従制御装置は、前記主制御装置から前記信頼度データを受信可能な受信手段を備え、前記信頼度仮停止リーチ図柄決定手段は、前記受信手段により受信した信頼度データに基づいて、仮停止リーチ図柄を決定する。
【0018】
第4の発明は、第3の発明において、前記主制御装置は、リーチ変動表示の信頼度を定めた複数の信頼度判定テーブルと、前記リーチ確率変更手段によりリーチ変動表示を実行する確率を変更したことに基づき、選択する信頼度判定テーブルを切り替える信頼度判定テーブル移行手段と、信頼度判定テーブル移行手段の決定に基づいて、テーブル切替データを従制御装置に送信するテーブル切替データ送信手段と、を備え、前記従制御装置は、仮停止リーチ図柄を決定するための複数のリーチ図柄決定テーブルと、前記主制御装置からテーブル切替データを受信するテーブル切替データ受信手段と、前記受信手段より受信したテーブル切替データにより、選択する仮停止リーチ図柄決定テーブルを切り替える仮停止リーチ図柄決定テーブル移行手段と、を備える。
【0019】
第5の発明は、第4の発明において、前記主制御装置は、操作スイッチの信号を基にリーチ変動表示を決定する確率を選定可能なリーチ確率選定手段を備える。
【0020】
第6の発明は、第4、第5の発明において、前記従制御装置は、仮停止リーチ図柄決定テーブルの状態を報知可能な仮停止リーチ図柄決定テーブル状態報知手段を備える。
【0021】
第7の発明は、第3〜第6の発明において、前記従制御装置は、遊技球の始動入賞口の入賞に基づく始動入賞データの受信時に、変動表示ゲームの表示結果が特別結果態様となるかの大当たり予告報知を所定の割合で行う予告報知手段と、大当たり予告報知有りの場合は、その入賞に対応する変動表示ゲームの変動開始時にリーチ変動表示の信頼度を上げる信頼度加算定手段と、を備え、前記信頼度仮停止リーチ図柄決定手段は、前記信頼度加算定手段の加算結果に基づいて仮停止リーチ図柄を決定する。
【0022】
第8の発明は、第1〜第7の発明において、前記制御手段は、前記リーチ信頼度判定手段の判定結果に基づき信頼度に関連したデータを遊技機外部に出力する外部出力手段を備える。
【0023】
【発明の効果】
第1の発明では、決定されたリーチ変動表示の種類に対して設定されている信頼度に基づいてリーチ図柄(仮停止のリーチ図柄)を決定するので、リーチになった際、表示されるリーチ図柄によってリーチ(リーチ変動表示)の信頼度を知ることができる一方、リーチ変動表示を実行する確率を変更することによって、それぞれのリーチ変動表示を出現しやすくして、リーチ変動表示が出現した瞬間、特別結果態様(大当たり)を期待できなくなってしまうということを低減するようにでき、興趣に富む変動表示ゲームを行える。
【0024】
第2の発明では、変動表示ゲームの実行回数が所定数に達した場合、リーチ変動表示を実行する確率を変更するため、遊技に変化を与えることができ、新鮮な遊技を行え、遊技者を飽きさせるようなことはない。
【0025】
第3の発明では、従制御装置でリーチ図柄を決定するので、主制御装置の処理負担を軽減することができる。
【0026】
第4の発明では、テーブル切替データを主、従制御装置の両方で監視しているので主制御装置と従制御装置との間でテーブル切替のズレが生じないため、確実に遊技を進行することができる。
【0027】
第5の発明では、遊技者の操作によって、リーチ発生率を高くすることによって、リーチの発生を楽しむ、あるいはどのような種類のリーチがあるか、滅多に見られないリーチの出現を楽しめる等、遊技者の好みにあった遊技を行えるようになる。
【0028】
第6の発明では、現仮停止リーチ図柄決定テーブルを知ることができ、落ち着きを持って遊技を進めることができる。
【0029】
第7の発明では、大当たり予告報知が有るのに、リーチ図柄の信頼度が低くなって、遊技者の期待を半減してしまうことを回避できる。
【0030】
第8の発明では、リーチ変動表示ゲームの信頼度を外部に出力することで管理装置側で発生したリーチの信頼度に関するデータまで詳細に収集可能となり、遊技店における営業の参考にできる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0032】
図1は遊技機(パチンコ機)1の正面図である。
【0033】
遊技機1の機枠2に開閉可能に組み付けられた前面枠3には、フレーム内に遊技盤4が取り付けられる。遊技盤4の前面はガラス枠5を介して前面枠3に開閉可能に取り付けられたカバーガラス6で覆われる。前面枠3の下部には、遊技球(パチンコ球)を打球発射装置(図示しない)に案内する上皿7、下皿8ならびに打球発射装置の操作部10が配設される。
【0034】
遊技盤4には、ガイドレール11で囲われた遊技領域12のほぼ中央に変動表示装置(画像表示装置)13が、遊技領域12の下方に大入賞口としての特別変動入賞装置14が配設される。
【0035】
変動表示装置13は、例えばLCD(液晶表示装置)、CRT(ブラウン管)等で構成され、複数の識別情報(識別図柄)を変動表示する変動表示ゲーム等、遊技の進行に基づく画像が表示される。
【0036】
特別変動入賞装置14は、大入賞口ソレノイド15(図2参照)への通電により、球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。
【0037】
特別変動入賞装置14の直ぐ上方には、普通変動入賞装置(普通電動役物)16を有する始動口(始動入賞口)17が、その左右の所定の位置には、普通図柄始動ゲート18が配設される。
【0038】
普通変動入賞装置16は、普通電動役物ソレノイド20(図2参照)への通電により、始動口17への入口を拡開するように変換される。
【0039】
遊技領域12の各所には、N個(図1には6個のみ示す)の一般入賞口21が設けられる。遊技領域12の最下端には、アウト口22が設けられる。
【0040】
打球発射装置から遊技領域12に向けて遊技球が打ち出されることにより遊技が行われ、打ち出された遊技球は、遊技領域12内の各所に配置された風車等の転動誘導部材により転動方向を変えられながら遊技領域12表面を流下し、始動口17、一般入賞口21、特別変動入賞装置14に入賞するか、アウト口22から排出される。
【0041】
始動口17への入賞は、特別図柄始動センサ23(図2参照)により検出される。特別変動入賞装置14への入賞は、カウントセンサ24、継続センサ25(図2参照)により検出される。N個の一般入賞口21への入賞は、各一般入賞口21毎に備えられたN個の入賞センサ26A〜26N(図2参照)により検出される。また、普通図柄始動ゲート18への遊技球の通過は、普通図柄始動センサ27(図2参照)により検出される。
【0042】
始動口17への遊技球の入賞は、特別図柄始動記憶(未だ変動表示ゲームを行っていない入賞の記憶)として、例えば最大4回分を限度として記憶され、変動表示装置13の上部に、その特別図柄始動記憶の数を始動記憶LEDの点灯数によって表示する特別図柄記憶表示器28が設けられる。
【0043】
普通図柄始動ゲート18への遊技球の通過は、普通図柄始動記憶として、例えば最大4回分を限度として記憶され、特別変動入賞装置14の右側にその普通図柄始動記憶の数を表示する普通図柄記憶表示器30が、特別変動入賞装置14の左側にLED等からなる普通図柄表示器31が配設される。
【0044】
始動口17、一般入賞口21、特別変動入賞装置14に遊技球が入賞すると、入賞した入賞装置の種類に応じた数の賞球が図示しない払出ユニット(排出装置)から排出され、前面枠3の下部の上皿7、下皿8に供給される。
【0045】
変動表示装置13の特別図柄記憶表示器28の上部には、遊技モード(振り分けモード)を報知する遊技モード報知器32が、前面枠3の上皿7の右側には、遊技モード(振り分けモード)を設定するためのモード設定スイッチ33が配設される。
【0046】
遊技モード(振り分けモード)は、AモードまたはBモードまたはCモードが選択される(後述する)。
【0047】
遊技領域12ならびに遊技機の要所には、装飾用ランプ、装飾用LED等の装飾発光装置36が備えられる。また、遊技機には、音出力装置(スピーカ)37が備えられる。
【0048】
なお、35は遊技機に併設されるカード球貸ユニットを示す。
【0049】
図2、図3は、遊技制御装置100を中心とする制御系を示すブロック構成図である。
【0050】
遊技制御装置100(リーチ変動決定手段、リーチ記憶手段、リーチ選択実行手段、リーチ確率設定手段、リーチ確率変更手段、リーチ信頼度判定手段)は、遊技を統括的に制御する主制御装置であり、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報を記憶しているROM、遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェース102、出力インターフェース103、発振器104等から構成される。
【0051】
遊技用マイクロコンピュータ101は、入力インターフェース102を介しての各種検出装置(特別図柄始動センサ23、一般入賞口センサ26A〜26N、カウントセンサ24、継続センサ25、普通図柄始動センサ27、モード設定スイッチ33)からの検出信号を受けて、大当たり抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェース103を介して、各種制御装置(演出制御装置150、排出制御装置200)、大入賞口ソレノイド15、普通電動役物ソレノイド20、普通図柄表示器31等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
【0052】
また、遊技制御装置100には、各種情報を遊技機外部に出力するための盤用外部出力端子基板105が備えられる。遊技制御装置100から盤用外部出力端子基板105を介して遊技店の管理装置に遊技情報(入賞情報、変動表示ゲームの回数、大当たり情報等)、遊技モード情報(Aモード、Bモード、Cモード)、後述する信頼度に関する情報等が送信され、管理装置にて統括的に管理される。
【0053】
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号またはカード球貸ユニット35からの貸球要求に基づいて、払出ユニットの動作を制御し、賞球または貸球の排出を行わせる。
【0054】
演出制御装置150(リーチ記憶手段、リーチ選択実行手段、仮停止リーチ図柄決定手段)は、変動表示装置13の表示、ならびに特別図柄記憶表示器28、普通図柄記憶表示器30、遊技モード報知器32、装飾用ランプ、装飾用LED等の装飾発光装置36、スピーカ37からの効果音出力を制御するもので、CPU151、ROM152、RAM153、インターフェース154、表示装置用のDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)155、VDC(ビデオ・ディスプレイ・コントローラ)156、画像データ(図柄データ、背景画データ、動画キャラクタデータ等)を格納したフォントROM157、発振器158、γ補正回路159、各表示器、装飾、スピーカ用のインターフェース160等から構成される。
【0055】
CPU151は、遊技制御装置100からの表示指令信号に基づいて、画面情報(図柄表示情報、背景画面情報、動画キャラクタ画面情報等)を作成して、RAM153に記憶する。この画面情報は、VDC156の垂直同期割込のタイミングで、転送指令を受けたDMAC155により、VDC156に転送される。VDC156は、この画像情報に基づき、フォントROM157の該当画像データを取り込み、変動表示装置13の画面に水平走査、垂直走査を行って、所定の画像表示(描画)を行う。
【0056】
フォントROM157には、変動表示ゲームに用いる各識別図柄のデータならびに背景、キャラクタ等の演出表示のデータを格納してある。
【0057】
インターフェース154の手前には、信号伝達方向規制手段であるバッファ回路161が設けられ、遊技制御装置100から演出制御装置150への信号入力のみが許容され、演出制御装置150から遊技制御装置100への信号出力を禁止している
γ補正回路159は、変動表示装置13の信号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、変動表示装置13の表示照度を調整するものである。
【0058】
また、CPU151は、遊技制御装置100からの指令信号に基づいて、特別図柄記憶表示器28、普通図柄記憶表示器30の表示を制御すると共に、遊技モード報知器32、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置36、スピーカ37からの効果音出力を制御する。
【0059】
次に、遊技の概要について、図4の流れ図にしたがって説明する。なお、変動表示装置13の変動表示ゲームの識別図柄は、例えば左図柄(左領域の図柄)、右図柄(右領域の図柄)、中図柄(中領域の図柄)とする。
【0060】
まず、遊技開始当初(あるいは遊技開始前)の時点では、客待ち状態となっており、客待ち画面の表示を指令する表示指令信号が遊技制御装置100から演出制御装置150に送信され、変動表示装置13の画面には客待ち画面(動画または静止画)が表示される。
【0061】
そして、遊技領域12に打ち出された遊技球が始動口17に入賞すると、その入賞に基づき、遊技制御装置100によって所定の乱数が抽出され、変動表示ゲームの大当たりの抽選が行われると共に、遊技制御装置100から表示制御装置150に変動表示を指令する表示指令信号が送信され、変動表示装置13の画面の左、右、中の変動表示領域に複数の図柄の変動表示が開始される。
【0062】
この変動表示の開始後、所定時間経過すると、変動表示は例えば左図柄、右図柄、中図柄の順に仮停止(例えば、停止位置にて識別図柄を微笑に変動させること等:最終停止態様が確定しない状態である)されていくが、この過程でリーチ状態(例えば、左図柄と右図柄が大当たりの組合せを発生する可能性のある組合せ)が発生すると、所定のリーチ遊技が行われる。このリーチ遊技では、例えば中図柄の変動表示を極低速で行ったり、高速変動したり、所定の停止位置に来る毎に仮停止したり、変動表示を逆転したりする。また、リーチ遊技に合わせた背景表示、キャラクタ表示が行われる。
【0063】
そして、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、左、右、中の図柄が大当たりの組合せで停止され、大当たりが確定されると共に、大当たりが通常の大当たり(通常の図柄の大当たりの組合せ:通常の大当たり特別結果態様)かどうか、特定の大当たり(特定の図柄の大当たりの組合せ:特定の大当たり特別結果態様)かどうか、図柄の再変動(再抽選)が選択的に行われて、左、右、中の図柄の変動が最終的に停止され、大当たり遊技が発生される。
【0064】
大当たり遊技が発生すると、特別変動入賞装置14が所定期間にわたって開かれる特別遊技が行われる。この特別遊技は、特別変動入賞装置14への遊技球の所定数(例えば10個)の入賞または所定時間の経過(例えば30秒)を1単位(1ラウンド)として実行され、特別変動入賞装置14内の継続入賞口への入賞(継続センサ25による入賞球の検出)を条件に、規定ラウンド(例えば16ラウンド)繰り返される。また、大当たり遊技が発生すると、大当たりのファンファーレ表示、ラウンド数表示、大当たりの演出表示等、遊技制御装置100から表示制御装置150に大当たり遊技の表示を指令する表示指令信号が送信され、変動表示装置13の画面に大当たり遊技の表示が行われる。
【0065】
この場合、大当たりが特定の大当たりであれば、大当たり遊技後に特定遊技状態が発生され、次回の大当たりの発生確率を高確率(確変状態)にしたり、遊技球の始動口17への入賞に基づく変動表示装置13の変動表示ゲームの変動表示時間の短縮(時短状態)等が行われる。
【0066】
変動表示ゲームが終了したとき(ハズレのとき)にあるいは大当たり遊技が終了したときに、特別図柄始動記憶があれば、その特別図柄始動記憶に基づき、新たな変動表示ゲームが繰り返される。また、この際特別図柄始動記憶がないときは、客待ち状態に戻される。
【0067】
なお、普通図柄始動ゲート18を遊技球が通過すると、その通過または普通図柄始動記憶に基づき、普通図柄に関する乱数が抽出され、乱数が当たりであれば、普通図柄表示器31に当たり表示が行われて、始動口17の普通変動入賞装置16が所定時間にわたって拡開され、始動口17への入賞が容易にされる。
【0068】
次に、遊技制御装置100、演出制御装置150の制御内容を、図5〜図12のフローチャートに基づいて説明する。
【0069】
遊技制御装置100の処理は図5〜図9に示す。
【0070】
図8のタイマ割込処理に示すように、S11にて始動口7に入賞があり、S12にて始動記憶(特別図柄始動記憶)に空き(例えば、4個未満)があると、S13の各種乱数抽出処理、S14の大当たり乱数判定処理、S15の始動記憶数更新処理、S16の始動入賞時データ送信処理に入る。
【0071】
S13の各種乱数抽出処理では、図9のように大当たりかどうかを決定する大当たり乱数、図柄用乱数、変動パターン(変動表示ゲーム時間)を選択するための変動パターン乱数(例えば、0〜1023)、リーチ(ハズレリーチ)を発生するかどうかを選択するリーチ用乱数(例えば、0〜127)を抽出して、それぞれ該当する乱数記憶領域に格納する(S21〜S24)。各乱数記憶領域の記憶データは変動表示ゲームを行う毎に順にシフトする。
【0072】
S14の大当たり乱数判定処理では、S13で抽出した大当たり乱数値が大当たり値かどうかを判定して、大当たりか否かのデータをセットする。
【0073】
S15の始動記憶数更新処理では、始動記憶数を更新(+1)する。
【0074】
S16の始動入賞時データ送信処理では、大当たりか否かのデータならびに始動記憶数データの送信処理を行う。
【0075】
S17では、各種タイマを更新する。各種タイマの更新とは、変動時間を計測するためのタイマや図柄停止時間を計測するタイマ等の計時手段だけでなく、大当たり乱数、リーチ用乱数、図柄用乱数値等の各種乱数の更新を含む。
【0076】
図5は、変動表示ゲーム処理を示し、電源投入時に初期化処理(S31)を行った後は、S32〜S42の処理に入る。後述の振り分けモードの初期値はCモードに設定している。
【0077】
S32では、始動記憶があるかどうかを見て、ある場合、S33の各種乱数判定処理に進む。
【0078】
各種乱数判定処理において用いる変動パターン決定テーブル、リーチ変動表示の信頼度判定テーブルの例を図13〜図15、図16〜図18に示す。
【0079】
図13は、ハズレのときに用いるハズレ用変動パターン決定テーブルGKを示し、変動パターン乱数(例えば、0〜1023)に対して短時間の変動パターン「1」、「2」、「3」〜を設定している。
【0080】
図14は、ハズレリーチのときに用いるハズレリーチ用変動パターン決定テーブルGLを示し、変動パターン乱数(例えば、0〜1023)に対してリーチ変動パターン「1」、「2」、「3」〜の順に高率で選択するように設定している。
【0081】
図15は、大当たりのときに用いる大当たり用変動パターン決定テーブルGMを示し、変動パターン乱数(例えば、0〜1023)に対してリーチ変動パターン「1」、「2」、「3」〜をほぼ同率で選択するように設定している。
【0082】
図16は、振り分けモードがAモードにあるときに用いるリーチ変動表示の信頼度判定テーブルHAを示す。Aモードのときは、リーチ用乱数によるリーチ発生率を高く(例えば、50/128)する。
【0083】
図17は、振り分けモードがBモードにあるときに用いるリーチ変動表示の信頼度判定テーブルHBを示す。Bモードのときは、リーチ用乱数によるリーチ発生率を低く(例えば、5/128)する。
【0084】
図18は、振り分けモードがCモードにあるときに用いるリーチ変動表示の信頼度判定テーブルHCを示す。Cモードのときは、リーチ用乱数によるリーチ発生率を最も低く(例えば、2/128)する。
【0085】
各種乱数判定処理では、図6のように、S51、S52にて大当たり乱数記憶領域に格納してある最先の大当たり乱数値が大当たり値かどうかを判定する。
【0086】
この大当たり乱数値が大当たり値の場合、S53、S54、S62に進む。
【0087】
S53では、大当たり用変動パターン決定テーブルGM(図15)と、該当する乱数記憶領域に格納してある最先の変動パターン乱数とにより、変動表示ゲームのリーチ変動パターンを決定し、S54では、該当する乱数記憶領域に格納してある最先の図柄乱数と、大当たり図柄決定用テーブルとにより、大当たりの停止図柄(最終停止図柄)を決定する。
【0088】
S62では、現在の振り分けモードとS53で決定したリーチ変動パターンとにより、該当するリーチ変動表示の信頼度判定テーブル(図16〜図18)から、リーチ変動表示の信頼度を設定する。
【0089】
前記S51、S52にて大当たり乱数値が大当たり値でない場合、S55〜S65に進む。
【0090】
S55では、現在の振り分けモードによって該当する処理に入る。
【0091】
Aモードのときは、S56に進み、該当する乱数記憶領域に格納してある最先のリーチ用乱数が所定範囲A(例えば、0〜49)の場合、ハズレリーチ発生を決定する。
【0092】
Bモードのときは、S57に進み、該当する乱数記憶領域に格納してある最先のリーチ用乱数が所定範囲B(例えば、0〜4)の場合、ハズレリーチ発生を決定する。
【0093】
Cモードのときは、S58に進み、該当する乱数記憶領域に格納してある最先のリーチ用乱数が所定範囲C(例えば、1,2)の場合、ハズレリーチ発生を決定する。
【0094】
S59では、ハズレリーチ発生かどうかを判定する。
【0095】
ハズレリーチ発生の場合は、S60〜S62に進み、S60では、ハズレリーチ用変動パターン決定テーブルGL(図14)と、該当する乱数記憶領域に格納してある最先の変動パターン乱数とにより、変動表示ゲームのリーチ変動パターンを決定し、S61では、該当する乱数記憶領域に格納してある最先の図柄乱数と、ハズレリーチ図柄決定用テーブルとにより、ハズレリーチの停止図柄(最終停止図柄)を決定する。
【0096】
S62では、現在の振り分けモードとS60で決定したリーチ変動パターンとにより、該当するリーチ変動表示の信頼度判定テーブル(図16〜図18)から、リーチ変動表示の信頼度を設定する。
【0097】
ハズレリーチ発生でない場合は、S63〜S65に進み、S63では、ハズレ用変動パターン決定テーブルGK(図13)と、該当する乱数記憶領域に格納してある最先の変動パターン乱数とにより、変動表示ゲームのハズレ変動パターンを決定し、S64では、該当する乱数記憶領域に格納してある最先の図柄乱数と、ハズレ図柄決定用テーブルとにより、ハズレ(リーチ無し)の停止図柄(最終停止図柄)を決定する。
【0098】
S65では、リーチ変動表示の信頼度を「0」に設定する。
【0099】
S62、S65のリーチ変動表示の信頼度のデータは、盤用外部出力端子基板105を介して遊技店の管理装置に送信する。信頼度のデータは、図16〜図18に示すように数値データでも良いし、何種類かに区分されたデータ(例えば、0〜9%はa、10〜49%はb等)でも良い。
【0100】
図5の変動表示ゲーム処理は、この各種乱数判定処理後、S35にて始動記憶数更新処理を、S36にて変動開始データ送信処理を行う。
【0101】
始動記憶数更新処理では、始動記憶数を更新(−1)する。
【0102】
変動開始データ送信処理(送信手段)では、変動パターンのデータ、停止図柄(最終停止図柄)のデータ、リーチ変動表示の信頼度データ、モードデータ(後述の振り分けモード変更処理にて設定)の送信処理を行う。
【0103】
S37にて変動表示ゲーム時間が経過するのを待ち、経過すると、S38にて変動停止を指令する変動停止データの送信処理を行い、S39にて変動表示ゲームの回数をカウントする変動回数カウンタを更新(+1)する。
【0104】
S40、S41にて変動表示ゲームが大当たりの場合、大当たり処理(大当たり遊技の処理)に進む。
【0105】
そして、S42では、振り分けモード変更処理(テーブル移行手段、リーチ確率選定手段)を行う。
【0106】
振り分けモード変更処理では、図7のように、S71にてモード設定スイッチ33の操作があったかどうかを見る。
【0107】
モード設定スイッチ33の操作があった場合、S72、S73に進み、そのスイッチ33の操作(スイッチ信号)に基づいてモードを選定し(選定したモードデータをセット)、変動回数カウンタをクリアする。
【0108】
モード設定スイッチ33の操作がなかったときは、S74に進み、S36で送信した変動パターンデータが所定のリーチ変動パターン(例えば、リーチ変動「2」)であったかどうかを判定する。
【0109】
所定のリーチ変動パターンであった場合、S75、S76にて、現状の振り分けモードの次のモードを設定し(次のモードデータに変更)、変動回数カウンタをクリアする。
【0110】
所定のリーチ変動パターンでなかったときは、S77にて変動表示ゲームの回数が所定回数(例えば、100回)に達したかどうかを見て、達した場合、S75、S76にて、現状の振り分けモードの次のモードを設定し(次のモードデータに変更)、変動回数カウンタをクリアし、達してない場合、リターンする。
【0111】
演出制御装置150の処理は図10〜図12に示す。
【0112】
図12の通信割込処理においては、遊技制御装置100よりの始動入賞時データを基に予告制御を行う。
【0113】
S101にて遊技制御装置100より送信された始動入賞時データを受信すると、S102では予告乱数を抽出する。
【0114】
S103では、受信した始動入賞時データに大当たりデータが含まれるか否かを判定し、含まれれば(大当たり)、S104の予告判定処理1を、含まれなければ(ハズレ)、S105の予告判定処理2を行う。
【0115】
S104の予告判定処理1では、予告乱数を用いて所定の高い割合(例えば、50%)で大当たり予告を行うことを選択する。
【0116】
S105の予告判定処理2では、予告乱数を用いて所定の小さな割合(例えば、1%)で大当たり予告(偽の予告)を行うことを選択する。
【0117】
大当たり予告を選択したときは、S107にて始動入賞時データに対応する予告報知フラグをオンし、S108にて予告を開始する(予告報知手段)。
【0118】
この大当たり予告は、変動表示装置13の上部に設けた特別図柄記憶表示器28の、始動入賞時データ(始動記憶数データ)に基づき点灯する始動記憶LEDの色等を変化することで行う。
【0119】
大当たり予告を選択しなかったときは、リターンする。
【0120】
図10は、変動表示ゲーム変動実行処理を示し、電源投入時に初期化処理(S121)を行った後は、S122〜S130の処理に入る。
【0121】
S122では、遊技制御装置100より変動開始コマンドを受信する(受信手段)。
【0122】
S123では、変動開始コマンドに基づき変動表示ゲームを開始するための変動開始処理を行う。
【0123】
変動開始処理(テーブル移行手段、テーブル状態報知手段)では、図11のように、S141にて振り分けモードのデータの有無つまり現在の振り分けモードを変更するデータがあるかを判定し、ある場合、S142にて振り分けモードを変更する。
【0124】
この場合、振り分けモードの選定データであれば、振り分けモードをその選定データのモードに変更し、振り分けモードの変更データであれば、振り分けモードを次の順のモード(Cモード→Aモード→Bモードの順に設定している)に変更する。
【0125】
一方、変動表示装置13の上部に設けた遊技モード報知器32によって現在の振り分けモードを報知する。これは、遊技モード報知器32を、Aモードにあるときは例えば緑色に点灯し、Bモードにあるときは例えば赤色に点灯し、Cモードにあるときは例えば青色に点灯する。
【0126】
S143では、始動入賞時データ、予告報知フラグをシフトする。
【0127】
S144では、変動パターンデータがリーチ変動かどうかを判定し、リーチ変動の場合は、S145〜S148、S150に進み、ハズレ変動の場合は、S149、S150に進む。
【0128】
リーチ変動の場合、S145では、最先の予告報知フラグ(今回の変動表示ゲームの予告報知フラグ)がオンしているかを見て、オンしていれば、S146にてリーチ変動表示の信頼度データに所定値(例えば、+10)を加算して(信頼度加算手段)、S147にてその予告報知フラグをオフする。
【0129】
S148では、リーチ変動表示の信頼度データに基づいて、リーチ図柄を含む仮停止図柄を決定し、S150にて図柄の変動を開始する。
【0130】
このリーチ図柄を決定するためのリーチ図柄決定用テーブルの例を図19〜図21に示す。
【0131】
図19は、振り分けモードがAモードにあるときに用いるリーチ図柄決定用テーブルPAを示す。Aモード(信頼度低)のときは、低い信頼度データに対応してリーチ図柄「1」、「2」、「3」〜を選択するように設定している。
【0132】
図20は、振り分けモードがBモードにあるときに用いるリーチ図柄決定用テーブルPBを示す。Bモード(信頼度中)のときは、中の信頼度データに対応してリーチ図柄「1」、「2」、「3」〜を選択するように設定している。
【0133】
図21は、振り分けモードがCモードにあるときに用いるリーチ図柄決定用テーブルPCを示す。Cモード(信頼度高)のときは、高い信頼度データに対応してリーチ図柄「1」、「2」、「3」〜を選択するように設定している。
【0134】
ただし、リーチ図柄「1」、「2」、「3」〜は、図柄の種類を表す。
【0135】
ハズレ変動の場合、S149では、停止図柄(最終停止図柄)のデータを基にハズレ停止図柄を決定し、S150にて図柄の変動を開始する。
【0136】
この変動開始処理後、図10の変動表示ゲーム変動実行処理は、S124にて変動パターンがリーチ変動かどうかを判定し、リーチ変動の場合は、S125〜S127に進み、ハズレ変動の場合は、S128に進む。
【0137】
リーチ変動の場合、S125では、図柄の変動を開始して所定時間経過後、リーチ図柄で仮停止してリーチ状態を表示すると共に、リーチ変動パターンを基にリーチ変動を行う。
【0138】
S126では、リーチ変動後、仮停止図柄で仮停止する。
【0139】
大当たりのときは、その仮停止後、S127にて図柄の再変動(再抽選)を選択的に行い、その後、最終停止図柄の揺れ動作を行う。
【0140】
ハズレ変動の場合、S128では、図柄の変動を開始して所定時間経過後、最終停止図柄の揺れ動作を行う。
【0141】
S129では、遊技制御装置100より変動停止コマンドを受信する。
【0142】
S130では、変動停止コマンドに基づき停止図柄を停止表示する。
【0143】
このように、リーチ発生率(リーチ用乱数による)を異ならせ、リーチ変動表示の信頼度を異ならせたAモード、Bモード、Cモードを設定して、所定条件の成立に基づきモードを選定すると共に、その信頼度の判定結果に基づいてリーチ図柄を決定するので、リーチ変動表示が出現した瞬間、大当たりを期待できなくなってしまうということを低減できると共に、それぞれのリーチ変動表示を出現しやすくして、興趣に富む変動表示ゲームを行える。
【0144】
例えば、Aモードの場合は、リーチ発生率が高いため、リーチ変動表示の信頼度つまりリーチ変動表示の結果、大当たりになる信頼度は相対的に低いが、リーチになった際、表示されるリーチ図柄がリーチ図柄「1」、「2」、「3」〜の後位の図柄(例えば、リーチ図柄「7」、「8」、「9」等:図19では図示してない)であれば、そのリーチ図柄によってリーチ変動表示の信頼度は高いことを知ることができる。
【0145】
また、Bモードの場合は、リーチ発生率が低いため、リーチ変動表示の信頼度つまりリーチ変動表示の結果、大当たりになる信頼度は中程度なり、リーチになった際、表示されるリーチ図柄がリーチ図柄「1」、「2」、「3」〜の前位の図柄(例えば、リーチ図柄「1」、「2」等)であれば、リーチ変動表示の信頼度は中程度以下、後位の図柄(例えば、リーチ図柄「8」、「9」等:図20では図示してない)であれば、リーチ変動表示の信頼度は中程度以上を知ることができる。
【0146】
また、Cモードの場合は、リーチ発生率が最も低いため、リーチ変動表示の信頼度つまりリーチ変動表示の結果、大当たりになる信頼度は相対的に高いが、リーチになった際、表示されるリーチ図柄がリーチ図柄「1」、「2」、「3」〜の前位の図柄(例えば、リーチ図柄「1」、「2」、「3」等)であれば、そのリーチ図柄によってリーチ変動表示の信頼度はそれほど高くないことを知ることができる。
【0147】
したがって、遊技者は信頼度に期待しつつリーチ遊技を行える。
【0148】
また、図22のように、モードは変動表示ゲームの実行回数が所定数に達した場合または特定のリーチが発生した場合に、切り替わるため、遊技に変化を与えることができ、新鮮な遊技を行え、遊技者を飽きさせるようなことはない。
【0149】
この場合、大当たり遊技が終了したときにモードを切り替えるようにしても良く、このようにすれば一層変化に富み、興趣を向上できる。また、大当たり終了後に所定回数の変動表示ゲームが行われた場合にモードを変更するようにしても良い。
【0150】
また、遊技者は変動表示装置13の上部の遊技モード報知器32によって現在のモードを知ることができ、モードに合わせて落ち着きを持って遊技を進めることができる。
【0151】
また、モード設定スイッチ33の操作によって、モードつまりリーチ発生率を選択可能であり、そのためリーチ発生率を高くすることによって、リーチの発生を楽しむ、あるいはどのような種類のリーチがあるか、滅多に見られないリーチの出現を楽しめる等、遊技者の好みにあった遊技を行える。
【0152】
この場合、遊技店の管理装置から遊技機にモード信号を送って、モードを切り替えられるようにして良い。このようにすれば、遊技店の開店時や客が増えてきたとき等、リーチ発生率を高くすることによって、店の雰囲気を盛り上げることができ、遊技店の営業姿勢に即すことができる。
【0153】
また、遊技球の始動口17の入賞に基づく始動入賞時データを受信すると、変動表示ゲームが大当たりとなるかの大当たり予告報知を所定の割合で行うと共に、大当たり予告報知有りの場合は、その入賞に対応する変動表示ゲームの変動開始時にリーチ変動表示の信頼度を上げるので、その分信頼度の高いリーチ図柄が出現するようになる。そのため、大当たり予告報知が有るのに、リーチ図柄の信頼度が低くなって、遊技者の期待を半減してしまうことを回避できる。
【0154】
一方、遊技制御装置100は、リーチ変動表示の信頼度を定めた複数の信頼度判定テーブル(図16〜図18)を備え、リーチ変動表示を実行する確率を変更したことに基づき、選択する信頼度判定テーブルを切り替えると共に、そのテーブル切替データを演出御装置150に送信し、演出御装置150は、リーチ図柄を決定するための複数のリーチ図柄決定テーブル(図19〜図21)を備え、 遊技制御装置100より受信したテーブル切替データ(モードデータ)により、選択するリーチ図柄決定テーブルを切り替えるので、通信、リーチ図柄の選定を容易に行える。
【0155】
また、リーチ変動表示ゲームの信頼度に関するデータを管理装置に送信して、管理装置側でリーチの信頼度に関するデータまで詳細に収集可能となり、遊技店における営業の参考にできる。
【0156】
なお、図11のS146にて大当たり予告有りの場合に所定値を加算した信頼度データは、演出制御装置150から遊技店の管理装置に送信するようにして良い。この場合、図3のように演出制御装置150に、情報を遊技機外部に出力するための演出制御装置用外部出力端子部162を備える。信頼度データは、数値データでも良いし、何種類かに区分されたデータ(例えば、10〜19%はe、20〜59%はf等)でも良い。
【0157】
なお、実施の形態では、遊技機としてパチンコ遊技機に適用した例を示したが、その他の遊技機にも適用できる。
【0158】
また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における遊技機を示す正面図である。
【図2】制御系のブロック構成図である。
【図3】制御系のブロック構成図である。
【図4】遊技の流れを示す説明図である。
【図5】制御内容を示すフローチャートである。
【図6】制御内容を示すフローチャートである。
【図7】制御内容を示すフローチャートである。
【図8】制御内容を示すフローチャートである。
【図9】制御内容を示すフローチャートである。
【図10】制御内容を示すフローチャートである。
【図11】制御内容を示すフローチャートである。
【図12】制御内容を示すフローチャートである。
【図13】変動パターン決定テーブルの例を示す表図である。
【図14】変動パターン決定テーブルの例を示す表図である。
【図15】変動パターン決定テーブルの例を示す表図である。
【図16】信頼度判定テーブルの例を示す表図である。
【図17】信頼度判定テーブルの例を示す表図である。
【図18】信頼度判定テーブルの例を示す表図である。
【図19】リーチ図柄決定用テーブルの例を示す表図である。
【図20】リーチ図柄決定用テーブルの例を示す表図である。
【図21】リーチ図柄決定用テーブルの例を示す表図である。
【図22】モード切替えの例を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技機
4 遊技盤
13 変動表示装置
14 特別変動入賞装置
17 始動口
23 特別図柄始動センサ
28 特別図柄記憶表示器
32 遊技モード報知器
33 モード設定スイッチ
100 遊技制御装置
150 演出制御装置
Claims (8)
- 表示内容が変化可能な表示領域を備える表示装置と、始動条件の成立に基づき前記表示装置の表示領域に複数の識別図柄を変動表示させる変動表示ゲームを制御すると共に、前記変動表示ゲームの表示結果が特別結果態様であった場合に、特定の遊技価値を付与可能な制御手段と、を備える遊技機において、
前記制御手段は、
前記変動表示ゲームのリーチ変動表示を行うか否かを決定するリーチ変動決定手段と、
複数種類のリーチ変動表示を行うためのリーチ変動表示データを記憶するリーチ記憶手段と、
前記リーチ変動決定手段によりリーチ変動表示を行うと決定された場合、前記リーチ記憶手段に記憶されたリーチ変動表示データの中から所定のリーチ変動表示データを選択し、前記表示装置の表示領域にリーチ変動表示を実行するリーチ選択実行手段と、
を備え、
前記リーチ変動決定手段は、
リーチ変動表示を決定する確率を複数段階に設定可能なリーチ確率設定手段を備え、
前記リーチ確率設定手段は、
所定条件の成立に基づき、リーチ変動表示を実行する確率を変更可能なリーチ確率変更手段を備え、
前記リーチ選択実行手段は、
決定されたリーチ変動表示の種類に対して設定されている信頼度に基づいて、仮停止のリーチ図柄を決定する仮停止リーチ図柄決定手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 前記所定条件の成立は、
前記変動表示ゲームの実行回数が所定数に達した場合であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記制御手段は、
遊技を統括的に制御する主制御装置と、前記主制御装置から受信した制御データに基づき、変動表示態様の異なる複数種類のリーチを演出可能な従制御装置と、を含み、
前記仮停止リーチ図柄決定手段は、
決定されたリーチ変動表示の種類に基づいて信頼度を判定するリーチ信頼度判定手段と、
前記リーチ信頼度判定手段の判定結果に基づいて、仮停止のリーチ図柄を決定する信頼度仮停止リーチ図柄決定手段と、
を含み、
前記主制御装置は、
前記リーチ記憶手段と、
前記リーチ変動決定手段と、
前記リーチ信頼度判定手段と、
前記リーチ信頼度判定手段の判定結果の信頼度データを従制御装置に送信可能な送信手段と、
を備え、
前記従制御装置は、
前記主制御装置から前記信頼度データを受信可能な受信手段を備え、
前記信頼度仮停止リーチ図柄決定手段は、
前記受信手段により受信した信頼度データに基づいて、仮停止リーチ図柄を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。 - 前記主制御装置は、
リーチ変動表示の信頼度を定めた複数の信頼度判定テーブルと、
前記リーチ確率変更手段によりリーチ変動表示を実行する確率を変更したことに基づき、選択する信頼度判定テーブルを切り替える信頼度判定テーブル移行手段と、
信頼度判定テーブル移行手段の決定に基づいて、テーブル切替データを従制御装置に送信するテーブル切替データ送信手段と、
を備え、
前記従制御装置は、
仮停止リーチ図柄を決定するための複数のリーチ図柄決定テーブルと、
前記主制御装置からテーブル切替データを受信するテーブル切替データ受信手段と、
前記受信手段より受信したテーブル切替データにより、選択する仮停止リーチ図柄決定テーブルを切り替える仮停止リーチ図柄決定テーブル移行手段と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。 - 前記主制御装置は、
操作スイッチの信号を基にリーチ変動表示を決定する確率を選定可能なリーチ確率選定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。 - 前記従制御装置は、
仮停止リーチ図柄決定テーブルの状態を報知可能な仮停止リーチ図柄決定テーブル状態報知手段を備えることを特徴とする請求項4または5に記載の遊技機。 - 前記従制御装置は、
遊技球の始動入賞口の入賞に基づく始動入賞データの受信時に、変動表示ゲームの表示結果が特別結果態様となるかの大当たり予告報知を所定の割合で行う予告報知手段と、
大当たり予告報知有りの場合は、その入賞に対応する変動表示ゲームの変動開始時にリーチ変動表示の信頼度を上げる信頼度加算定手段と、
を備え、
前記信頼度仮停止リーチ図柄決定手段は、
前記信頼度加算定手段の加算結果に基づいて仮停止リーチ図柄を決定することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1つに記載の遊技機。 - 前記制御手段は、
前記リーチ信頼度判定手段の判定結果に基づき信頼度に関連したデータを遊技機外部に出力する外部出力手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の遊技機。
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