JP2004113492A - 医用画像処理装置及び医用画像撮影システム - Google Patents

医用画像処理装置及び医用画像撮影システム Download PDF

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Akiko Takada
高田 明子
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Abstract

【課題】医用画像の読取り中においてもオペレータが次の検査内容を参照できるようにして、能率的な検査を可能にする医用画像処理装置を提供する。
【解決手段】この医用画像処理装置は、患者に対する診断目的のための撮影によって得られた医用画像を医用画像読取り装置を用いて読み取ることにより得られた画像データに画像処理を施す画像処理手段41aと、画像処理手段によって画像処理が施された画像データに基づいて医療用診断画像を表示する表示手段32と、医用画像読取り装置が医用画像を読み取っている間に、次に撮影すべき患者の情報を医療用診断画像と共に又は医療用診断画像に替えて表示手段に表示させる患者情報処理手段41cとを具備する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射線撮影等の診断目的のための撮影を行い、その撮影によって得られた医用画像を読み取ることにより画像データを生成し、生成された画像データを処理して医療用診断画像を表示又は出力する医用画像撮影システムに関する。さらに、本発明は、そのような医用画像撮影システムにおいて用いられる医用画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、放射線(X線、α線、β線、γ線、電子線、紫外線等)を用いた撮影方法は様々な分野で利用されており、特に医療分野においては、診断のための最も重要な手段の一つとなっている。最初のX線写真が実現されてから、X線写真法は数々の改良が重ねられ、現在では蛍光スクリーンとX線フィルムを組み合わせた方法が主流となっている。一方、近年においては、医療用画像診断に用いられる装置として、X線CTや超音波、MRI等の様々なディジタル化された装置が実用化されており、病院内での診断情報処理システム等の構築が進められようとしている。X線画像についても、ディジタル化するための多くの研究がなされてきたが、輝尽性蛍光体を用いた放射線撮影方法が確立され、従来のX線写真法に置き換わるものとして注目されている。
【0003】
輝尽性蛍光体(蓄積性蛍光体)とは、放射線を照射するとその放射線エネルギの一部が蓄積され、その後、可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光する物質であり、その存在は従来から知られていた。これを用いた放射線撮影方法とは、輝尽性蛍光体を塗布したシート(記録シート)に人体の放射線画像を撮影記録し、この記録シートをレーザ光等の励起光で走査すると輝尽発光光が生じるので、この光を光電的に読み取ることにより画像データを得るものである。
【0004】
このような放射線撮影等の診断目的のための撮影においては、医用画像撮影装置を用いて撮影記録された医用画像を可視画像として出力するために、医用画像を読み取ることにより画像データを生成する医用画像読取り装置と、生成された画像データに画像処理を施し、これに基づいてCRT等のディスプレイに医療用診断画像を表示したり、レーザプリンタ等によりフィルムに医療用診断画像を印刷する医用画像処理装置とが用いられる(特許文献1参照)。また、医用画像処理装置は、撮影すべき患者の情報をディスプレイに表示して、次の撮影内容を技師等のオペレータに知らせるために用いることもできる。ここで、医用画像撮影装置と医用画像読取り装置と医用画像処理装置とは、医用画像撮影システムを構成している。
【0005】
しかしながら、従来の医用画像撮影システムにおいては、医用画像を読み取っている間にオペレータは何も操作を行うことができなかったので、医用画像の読取り時間が長くなると、時間が定められた集団検診や予約された検査がある場合に、次の検査を開始する時間が遅れてしまうという問題があった。なお、「検査」とは、1人の患者のための1回又は複数回の一連の撮影をいうものとする。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−157580号公報(第4頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記の点に鑑み、医用画像の読取り中においてもオペレータが次の検査内容を参照できるようにして、能率的な検査を可能にする医用画像処理装置及び医用画像撮影システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る医用画像処理装置は、患者に対する診断目的のための撮影によって得られた医用画像を医用画像読取り装置を用いて読み取ることにより得られた画像データに画像処理を施す画像処理手段と、画像処理手段によって画像処理が施された画像データに基づいて医療用診断画像を表示する表示手段と、医用画像読取り装置が医用画像を読み取っている間に、次に撮影すべき患者の情報を医療用診断画像と共に又は医療用診断画像に替えて表示手段に表示させる患者情報処理手段とを具備する。
【0009】
また、本発明に係る医用画像撮影システムは、(a)患者に対する診断目的のための撮影によって医用画像を得るために用いられる医用画像撮影装置と、(b)医用画像撮影装置を用いて得られた医用画像を読み取る医用画像読取り装置と、(c)医用画像読取り装置によって医用画像を読み取ることにより得られた画像データに画像処理を施す画像処理手段と、画像処理手段によって画像処理が施された画像データに基づいて医療用診断画像を表示する表示手段と、医用画像読取り装置が医用画像を読み取っている間に、次に撮影すべき患者の情報を医療用診断画像と共に又は医療用診断画像に替えて表示手段に表示させる患者情報処理手段とを含む医用画像処理装置とを具備する。
【0010】
上記のように構成された本発明によれば、次に撮影すべき患者の情報を医療用診断画像と共に又は医療用診断画像に替えて表示手段に表示させる患者情報処理手段を設けることにより、医用画像の読取り中においてもオペレータが次の検査内容を参照できるようにして、能率的な検査を行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る医用画像撮影システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、この医用画像撮影システムは、被写体である患者に放射線を照射して撮影を行うことにより記録シート(輝尽性蛍光体シート)1に放射線画像を記録する医用画像撮影装置10と、記録シート1に記録されている放射線画像等の情報を光電的に読み取って画像データを生成する医用画像読取り装置20と、医用画像読取り装置20から画像データを入力して各種の処理を行い、医療用診断画像を表示又は出力する医用画像処理装置30とによって構成される。また、本システムには、必要に応じて、病院のデータベースサーバ、IDカードリーダ、又は、端末装置等の外部装置50が接続される。
【0012】
医用画像撮影装置10は、記録シート1の位置を上下に移動させることにより被写体における撮影位置を昇降させる撮影位置昇降機構11と、被写体である患者の足の位置を決める撮影台12と、被写体に放射線を照射する放射線発生部13と、与えられた撮影条件に従って放射線発生部13等を制御する撮影制御部14と、各種の命令や撮影条件等を入力するために用いられる入力部15とを含んでいる。撮影制御部14は、ネットワークN1に接続されており、ネットワークN1を介して撮影開始の指示を受けることも可能である。
【0013】
放射線撮影に用いられる記録シート1は、輝尽性蛍光体物質を塗布したものであり、放射線が照射されることにより被写体の情報が記録される。所定の撮影条件の下で被写体の放射線撮影が行われ、その放射線画像が記録シート1に記録される。撮影後、記録シート1は、医用画像読取り装置20の所定の位置にセットされる。
【0014】
医用画像読取り装置20において、レーザ光源21から出射した光ビームは、光走査部22を通って記録シート1の表面を走査する。この走査により光ビームが記録シート1に照射され、光ビームが照射された箇所から蓄積記録された放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光が生じる。輝尽発光光は、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)23により光電的に検出され、アナログ信号として出力されて増幅器24により増幅され、A/D変換器25によりディジタル化される。このようにして生成された画像データが、ネットワークN1を介して医用画像処理装置30に入力される。また、医用画像読取り装置20は、医用画像を読取り中であることを表すステータスを送信し、これにより、医用画像処理装置30は、医用画像読取り装置20が医用画像を読取り中であるか読取り動作が終了したかを把握することができる。
【0015】
医用画像処理装置30は、医用画像撮影システムを操作するための各種の命令や情報を入力するために用いられる入力部31と、医療用診断画像を表示する表示部32と、医療用診断画像をフィルム等に印刷するプリンタ33と、処理部40とを含んでいる。処理部40は、入力された画像データを処理すると共に、医用画像読取り装置が医用画像を読み取っている間に、次に撮影すべき患者の情報を表示部32に表示させる。
【0016】
図2は、医用画像処理装置の詳細な構成を示すブロック図である。処理部40は、中央演算装置(以下、CPUという)41と、メモリ42と、記録媒体としてのハードディスク43と、ハードディスク制御部44と、インタフェース45と、ネットワークインタフェース46とを含んでいる。これらは、バスラインを介して相互に接続されている。
【0017】
CPU41は、インタフェース45を介して、キーボードやマウス等の入力部31や、CRT等のディスプレイを含む表示部32及びプリンタ33に接続されており、ネットワークインタフェース46及びネットワークN1を介して、医用画像撮影装置10及び医用画像読取り装置20に接続されている。
【0018】
次に、CPU41とソフトウェア(プログラム)とによって構成される機能ブロック41a〜41cについて説明する。画像処理部41aは、医用画像読取り装置20から入力された画像データに対して、規格化、階調処理、論理読み処理等の画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、出力部41bからインタフェース45を介して表示部32又はプリンタ33に出力され、医療用診断画像がディスプレイに表示されたりフィルム等に印刷される。
【0019】
患者情報処理部41cは、以下で詳しく説明するように、医用画像読取り装置が医用画像を読み取っている間に、次に撮影すべき患者の情報(以下においては、「次患者情報」ともいう)を医療用診断画像と共に又は医療用診断画像に替えて表示部32に表示させる。オペレータは、表示部32に表示されている次患者情報を見て、次の患者を撮影するための準備を開始することができる。
【0020】
次患者情報は、オペレータが入力部31を用いて医用画像処理装置30に入力するようにしても良い。あるいは、外部装置50において次患者情報が予約リストとして作成され、その予約リストがネットワークN1を介して医用画像処理装置30に入力されるようにしても良い。予約リストを用いる場合には、本日行う予定の検査数と現時点における実施数又は未実施数とに基づいて、今後の撮影時間の見積りを行うことができるので、その見積りを表示部32に表示するようにしても良い。いずれにしても、次患者情報は、メモリ42又はハードディスク43等に記憶される。
【0021】
さらに、ハードディスク43には、CPU41に動作を行わせるためのソフトウェア(プログラム)が記録されている。なお、記録媒体としては、内蔵のハードディスク43の他に、外付けハードディスク、フレキシブルディスク、MO、MT、RAM、CD−ROM、又は、DVD−ROM等を用いることもできる。また、本実施形態においては、図2に示す画像処理部41a、出力部41b、患者情報処理部41cの各部を、CPUとソフトウェアで構成しているが、ディジタル回路やアナログ回路で構成しても良い。
【0022】
図3に、本実施形態において医用画像処理装置の表示部に表示される撮影画面の例を示す。図3に示すように、医用画像処理装置30の表示部32には、医用画像読取り装置20が医用画像を読み取っている現在の患者の放射線画像2が、既に読み取られた分の画像データに基づいて表示され、さらに、現在の患者の患者名3及び患者ID4と、現在の患者の検査に関する撮影メニュー5と、次に撮影すべき患者の情報(次患者情報)6と、各種の操作を行うためのアイコン7とが表示される。次患者情報6としては、次の患者の患者名6a及び患者ID6bや、次の患者の検査に関する撮影メニュー6c等が含まれている。なお、表示項目については、医用画像処理装置30の設定により変更することができる。また、表示内容については、入力部31を用いて修正することができる。
【0023】
ここで、図3に示す撮影画面に表示されている「検査終了」のアイコンをクリックするか、あるいは、医用画像処理装置30の入力部31に設定された同様の機能を有する「検査終了」キーを押すことにより、次の患者の撮影に自動的に移行するようにしても良い。次の患者の撮影を開始させるための指示は、医用画像処理装置30からネットワークN1を介して医用画像撮影装置10の撮影制御部14に送信される。
【0024】
また、撮影画面に表示されている次患者情報を後の順番の患者のものに変更するためのスキップ用のアイコン7aや、前の順番の患者のものに変更するためのスキップ用のアイコン7bをクリックするか、あるいは、医用画像処理装置の入力部31に設定された同様の機能を有する「スキップ」キーを押すことにより、次の患者が何らかの理由で撮影できない場合に、その検査をスキップして、他のいずれかの患者の情報を表示部32に表示させることができる。なお、スキップされた検査は、予約リストの先頭に追加されても良いし、予約リストの最後に追加されても良い。若しくは、スキップされた検査をキャンセルしても良い。
【0025】
さらに、次に撮影すべき患者を新たに登録するための割り込み用のアイコン7cをクリックするか、あるいは、医用画像処理装置の入力部31に設定された同様の機能を有する「割り込み」キーを押すことにより、緊急に撮影すべき患者が現れた場合にその患者を登録して、その患者の情報を表示部32に表示させることができる。
【0026】
図4に、本実施形態において医用画像処理装置の表示部に表示される撮影画面の別の例を示す。この例において、通常は、図4の(a)に示すように、医用画像処理装置の表示部32に、医用画像読取り装置20が医用画像を読み取っている現在の患者の放射線画像2が、既に読み取られた分の画像データに基づいて表示され、さらに、現在の患者の患者名3及び患者ID4と、現在の患者の検査に関する撮影メニュー5と、各種の操作を行うためのアイコン7とが表示される。
【0027】
ここで、例えば、スキップ用のアイコン7bをクリックすることにより、医用画像処理装置の表示部32に表示されている画面が、図4の(b)に示すように変化する。これにより、現在の撮影メニュー5の替わりに、次に撮影すべき患者の情報(次患者情報)6が表示される。次患者情報6としては、次の患者の患者名6a及び患者ID6bや、次の患者の検査に関する撮影メニュー6c等が含まれている。その他に関しては、図3に示す例と同様である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、医用画像の読取り中においても、オペレータが次の検査内容を参照して、次の検査の確認・修正・キャンセル等を行うことができる。これにより、能率的な検査を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る医用画像撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る医用画像処理装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態において医用画像処理装置の表示部に表示される撮影画面の例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態において医用画像処理装置の表示部に表示される撮影画面の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 記録シート(輝尽性蛍光体シート)
2 放射線画像
3 現在の患者の患者名
4 現在の患者の患者ID
5 現在の撮影メニュー
6 次に撮影すべき患者の情報(次患者情報)
6a 次の患者の患者名
6b 次の患者の患者ID
6c 次の患者の検査に関する撮影メニュー
7 アイコン
7a、7b スキップ用のアイコン
7c 割り込み用のアイコン
10 医用画像撮影装置
11 撮影位置昇降機構
12 撮影台
13 放射線発生部
14 撮影制御部
15 入力部
20 医用画像読取り装置
21 レーザ光源
22 光走査部
23 フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)
24 増幅器
25 A/D変換器
30 医用画像処理装置
31 入力部
32 表示部
33 プリンタ
40 処理部
41 中央演算装置(CPU)
41a 画像処理部
41b 出力部
41c 患者情報処理部
42 メモリ
43 ハードディスク
44 ディスク制御部
45 インタフェース
46 ネットワークインタフェース
50 外部装置

Claims (5)

  1. 患者に対する診断目的のための撮影によって得られた医用画像を医用画像読取り装置を用いて読み取ることにより得られた画像データに画像処理を施す画像処理手段と、
    前記画像処理手段によって画像処理が施された画像データに基づいて医療用診断画像を表示する表示手段と、
    前記医用画像読取り装置が医用画像を読み取っている間に、次に撮影すべき患者の情報を医療用診断画像と共に又は医療用診断画像に替えて前記表示手段に表示させる患者情報処理手段と、
    を具備する医用画像処理装置。
  2. 撮影すべき患者の情報を入力するために用いられる入力手段をさらに具備する請求項1記載の医用画像処理装置。
  3. 撮影すべき患者の情報を記憶する記憶手段をさらに具備する請求項1又は2記載の医用画像処理装置。
  4. 前記患者情報処理手段が、オペレータの指示に基づいて、次に撮影すべき患者の情報を前記表示手段に表示させる、請求項1〜3のいずれか1項記載の医用画像処理装置。
  5. 患者に対する診断目的のための撮影によって医用画像を得るために用いられる医用画像撮影装置と、
    前記医用画像撮影装置を用いて得られた医用画像を読み取る医用画像読取り装置と、
    前記医用画像読取り装置によって医用画像を読み取ることにより得られた画像データに画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段によって画像処理が施された画像データに基づいて医療用診断画像を表示する表示手段と、前記医用画像読取り装置が医用画像を読み取っている間に、次に撮影すべき患者の情報を医療用診断画像と共に又は医療用診断画像に替えて前記表示手段に表示させる患者情報処理手段とを含む医用画像処理装置と、
    を具備する医用画像撮影システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102578995A (zh) * 2011-12-22 2012-07-18 诊断有限公司 人类和动物器官的诊断方法和实施装置
JP2022184281A (ja) * 2021-06-01 2022-12-13 コニカミノルタ株式会社 撮影制御装置、撮影制御システム、撮影制御方法及びプログラム

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