JP2004122903A - 車両のバンパ装置 - Google Patents
車両のバンパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004122903A JP2004122903A JP2002289013A JP2002289013A JP2004122903A JP 2004122903 A JP2004122903 A JP 2004122903A JP 2002289013 A JP2002289013 A JP 2002289013A JP 2002289013 A JP2002289013 A JP 2002289013A JP 2004122903 A JP2004122903 A JP 2004122903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- vehicle
- bumper beam
- pair
- sliders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】アクチュエータ34を、バンパビーム41の長手方向に沿って配置する長尺のシリンダ61と、このシリンダ61に配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストン62,63と、これらのピストン62,63に連動してシリンダ61の長手方向に沿って移動する左右一対のスライダ64,65と、これらのスライダ64,65に一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアーム52,53と、左右一対のスライダ64,65のスライドを許容させつつ左右一対のスライダ64,65にバンパビーム41を連結させるためにバンパビーム41に形成した左右一対の長孔状の係合部44,45と、から構成した。
【効果】車両のバンパ装置を奥行きの少ない構造にすることができ、車両のスペース効率の向上を図ることができる。
【選択図】 図2
【効果】車両のバンパ装置を奥行きの少ない構造にすることができ、車両のスペース効率の向上を図ることができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両にかかる衝撃を吸収する車両のバンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両にかかる衝撃の大きさによってバンパの剛性を変化させるようにした車両のバンパ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−25540公報(第9頁、図2−図3)
【0004】
同公報の図2及び図3を再掲し上記技術を説明する。ただし、同公報に記載の符号を新しく振り直すとともに記載の名称も一部変更した。
図11は特開2000−25540公報の図2及び図3の再掲図である。
(a)において、車両用前部構造200は、バンパ201をバンパアウタ202及びバンパインナ203から構成し、サイドフレーム204の前面外側に支持部材205を取付け、この支持部材205の先端にバンパアウタ202を取付け、サイドフレーム204前面内側に駆動アクチュエータ206を取付け、この駆動アクチュエータ206の先端にバンパインナ203を取付けたものであり、
衝突対象物が歩行者であると認識した場合は、車両のバンパの剛性を低く設定し、衝突対象物が車両等のであると認識した場合は車両のバンパの剛性を高く設定しようとするものである。
【0005】
すなわち、衝突対象物が歩行者であると認識した場合は、(a)の状態を保つ。また、衝突対象物が車両等であると認識した場合は、(b)に示すように、駆動アクチュエータ206を駆動し、バンパアウタ202の裏面までバンパインナ203を矢印bの如く移動させ、車両のバンパ剛性を高くする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の車両用前部構造200では、駆動アクチュエータ206をサイドフレーム204の端部に設けたので、駆動アクチュエータ206を設けたバンパアウタ202の部分は高剛性となる。従って、衝突時に変形若しくは破断することで衝撃を吸収させるクラッシャブルゾーンとして利用することは困難であり、効果的に衝突物の衝撃吸収をすることはできないと思われる。
また、駆動アクチュエータ206は、バンパアウタ202に対して直角に配置した形態であり、配置するためには奥行きが必要である。従って、車両用前部構造200では車両のスペース効率の向上を図ることは困難である。
【0007】
そこで、本発明の目的は、クラッシャブルゾーンを十分に確保することができ、スペース効率がよく、効果的に衝撃の吸収を図ることのできる車両のバンパ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、長尺状のバンパビームを、アクチュエータで車体に対して移動できるようにした車両のバンパ装置において、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿って配置する長尺のシリンダと、このシリンダに配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストンと、これらのピストンに連動してシリンダの長手方向に沿って移動する左右一対のスライダと、これらのスライダに一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアームと、左右一対のスライダのスライドを許容させつつ左右一対のスライダにバンパビームを連結させるためにバンパビームに形成した左右一対の長孔状の係合部と、から構成したことを特徴とする。
【0009】
バンパビームに高剛性になる部分を排除し、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができれば好ましいことであるとともに、車体に対してバンパビームを移動するためのアクチュエータを、奥行きの少ない形態にできるとすれば好ましいことである。
【0010】
そこで、バンパビームの長手方向に沿って長尺のシリンダを配置し、このシリンダに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストンを配置し、これらのピストンに連動してシリンダの長手方向に沿って移動する左右一対のスライダを配置し、これらのスライダに一端を連結するとともに他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアームを配置することで、アクチュエータをバンパビームに沿わせた横置きレイアウトとすることができる。これにより、車両のバンパ装置を奥行きの少ない構造にすることができるとともに衝突時に変形若しくは破断することで衝撃を吸収させる十分なクラッシャブルゾーンを十分に確保することができる。この結果、車両のスペース効率の向上を図ることができる。
【0011】
また、左右一対のスライダのスライドを許容させつつ左右一対のスライダにバンパビームを連結させるためにバンパビームに左右一対の長孔状の係合部を形成することで、バンパビームから剛性の高いシリンダやスイングアームなどを分離することができる。この結果、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができる。
【0012】
請求項2は、左右のピストンを、空気圧によって駆動することを特徴とする。左右のピストンを空気圧によって駆動することで、例えば、スクリュウなどで駆動する機械式のアクチュエータに比べ、迅速に作動させることができる。
【0013】
請求項3は、バンパビームを突出させる前の設定位置を通常位置と呼ぶときに、シリンダの中央に左右のピストンを止める弾発部材を設けることで、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持することを特徴とする。
シリンダの中央に左右のピストンを止める弾発部材を設けることで、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持するようにした。すなわち、バンパビームの突出をさせない状態においても、衝撃吸収機能の向上を図ることができる。
【0014】
請求項4は、車体外方にバンパビームを押し出すアクチュエータを備える車両のバンパ装置において、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿わせるとともにバンパビームの内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダと、これらのロッドレスシリンダのスライダに一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアームと、から構成し、スライダ同士を逆向きに移動させることでバンパビームを車体外方に押し出すことを特徴とする。
【0015】
アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿わせるとともにバンパビームの内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダと、これらのロッドレスシリンダのスライダに一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアームと、から構成することで、アクチュエータの構造の簡素化を図ることができる。この結果、車両のバンパ装置のコストの低減を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0017】
図1は本発明に係る車両のバンパ装置を搭載した車両の斜視図である。
図中、10は車両、11は車体、12は前輪、13は前照灯、14はボンネット、15はルーフ、16はフロントウインドウ、17は前ドア、18はドアミラー、19はフロントフェンダ、21,22は左右のサイドフレーム、23はクロスメンバ、24はレーダ、25は制御部であり、車両のバンパ装置30は、レーダ24からの情報で車両10の進行方向に障害物(不図示)を発見し、この障害物が車両10に衝突する可能性が高いときに、制御部25の指示で予めバンパを車両10の前方に突出させ、衝撃吸収能力を増大させる装置である。以下、車両のバンパ装置30の詳細を説明する。
【0018】
図2は本発明に係る車両のバンパ装置の平面図であり、車両のバンパ装置30は、左右のサイドフレーム21,22に設けた左右のスライド支持機構31,32と、これらのスライド支持機構31,32で支持するフロントバンパ33(以下、バンパ33」と略記する)、このバンパ33を駆動するアクチュエータ34と、からなる。
【0019】
左のスライド支持機構31は、左のサイドフレーム21に取付けたベース部材35と、このベース部材35にガイドブッシュ36を介してスライド可能に取付けたロッド37とからなり、ロッド37は、一端にバンパ支持部38を形成し、他端にストッパ部39を形成したものである。
右にスライド支持機構32は、左のスライド支持機構31と同一構成の機構であり、詳細な説明を省略する。
【0020】
バンパ33は、バンパビーム41と、このバンパビーム41に被せたバンパ外装部42と、これらのバンパビーム41とバンパ外装部42との間に介在させたクッション材43とからなり、バンパビーム41はアクチュエータ34の構成要素である左右のスライダ64,65係合させる左右の係合部44,45と、左右のスライド支持機構31,32に取付ける左右の取付け部46,47とを備える。
【0021】
アクチュエータ34は、バンパビーム41に沿って配置するアクチュエータ本体51と、このアクチュエータ本体51の左のスライダ64に一端を回転自在に取付けるとともに左のサイドフレーム21のステー部27に回転可能に取付けた左のスイングアーム52と、アクチュエータ本体51の右のスライダ65に一端を回転自在に取付けるとともに右のサイドフレーム22のステー部28に回転可能に取付けた右のスイングアーム53と、左右のスライダ64,65をそれぞれ係合させる先に示したバンパビーム41の左右の係合部44,45と、から構成する。
【0022】
図中、55,56は左右のスイングアーム52,53の一端を回転自在に止める段付きボルト、57,58は左右のスイングアーム52,53の他端を回転自在に止める段付きボルトであり、次図でアクチュエータ本体51の詳細を説明する。
【0023】
図3は本発明に係る車両のバンパ装置のアクチュエータ本体の平面断面図であり、アクチュエータ本体51は、バンパビーム41の長手方向に沿って配置する長尺のシリンダ61と、このシリンダ61に配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右のピストン62,63と、これらのピストン62,63に連動してシリンダ61の長手方向に沿って移動する左右のスライダ64,65と、からなる。
【0024】
シリンダ61は、シリンダ本体67と、このシリンダ本体67の左右端部を塞ぐ左右の蓋部材68,69と、これらの蓋部材68,69の内部に取付けた左右の端部ストッパ72,73と、シリンダ本体67の中央外周に取付けるセンタ部材74と、シリンダ本体67を中央内部を仕切る仕切り部材75と、この仕切り部材75の両側に取付けた左右のセンタストッパ76,77と、これらのセンタストッパ76,77にそれぞれ取付けた左右の弾発部材78,79と、からなる。なお、シリンダ本体67は、後述するようにマグネット結合させる左右ピストンと左右シリンダとのスライドを可能にするために、非鉄金属が好ましい。
【0025】
左のピストン62は、ピストン本体81と、このピストン本体81の一端に取付けることで左の端部ストッパ72に当てる外ブッシュ82と、ピストン本体81の他端に取付けることで左の弾発部材78に当てる内ブッシュ83と、左のスライダ64を磁気的に連結するマグネット(不図示)と、からなる。なお、右のピストン63は左のピストン62と同一構成であり、85はピストン本体、86は外ブッシュ、87は内ブッシュを示す。
【0026】
左のスライダ64は、スライダ本体91と、このスライダ本体91に形成することで左のスイングアーム52の一端を回転可能に取付ける取付け孔92と、バンパビーム41の左の係合部44に係合させる突起部93とからなり、左のピストン62に磁気的に結合させることで、左のピストン62の動きに連れて移動するものである。
なお、右のスライダ65は、左のスライダ64と同一構成の部材であり、95はスライダ本体、96は取付け孔、97は突起部である。
【0027】
図中、101はシリンダ61左端に設けたエア接続口、102シリンダ中央左に設けたエア接続口、103はシリンダ中央右に設けたエア接続口、104はシリンダ右端に設けたエア接続口である。
すなわち、左右のピストン62,63を、空気圧によって駆動する。左右のピストン62,63を空気圧によって駆動することで、、例えば、スクリュウなどで駆動する機械式のアクチュエータに比べ、迅速に作動させることができる。
【0028】
図4は図2の4−4線断面図であり、車両のバンパ装置30は、長尺状のバンパビーム41を、アクチュエータ34で車体11(図1参照)に対して移動できるようにした車両のバンパ装置において、アクチュエータ34を、バンパビーム41の長手方向に沿って配置する長尺のシリンダ61と、このシリンダ61に配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストン62,63(手前の63不図示)と、これらのピストン62,63に連動してシリンダ61の長手方向に沿って移動する左右一対のスライダ64,65(手前の64不図示)と、これらのスライダ64,65に一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアーム52,53(手前の52は不図示)と、左右一対のスライダ64,65のスライドを許容させつつ左右一対のスライダ64,65にバンパビーム41を連結させるためにバンパビーム41に形成した左右一対の長孔状の係合部44,45(手前の44は不図示)と、から構成したものと言える。
【0029】
例えば、バンパビームに高剛性になる部分を排除し、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができれば好ましいことであるとともに、車体に対してバンパビームを移動するためのアクチュエータを、奥行きの少ない形態にできるとすれば好ましいことである。
【0030】
そこで、バンパビームの長手方向に沿って長尺のシリンダ61を配置し、このシリンダに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストン62,63を配置し、これらのピストン62,63に連動してシリンダ61の長手方向に沿って移動する左右一対のスライダ64,65を配置し、これらのスライダ64,65に一端を連結するとともに他端を車体11(図1参照)側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアーム52,53を配置することで、アクチュエータ34を車幅方向に沿わせた横置きレイアウトとすることができる。
これにより、車両のバンパ装置30を奥行きの少ない構造にすることができるとともに衝突時に変形若しくは破断することで衝撃を吸収させる十分なクラッシャブルゾーンを十分に確保することができる。この結果、車両10のスペース効率の向上を図ることができる。
【0031】
また、左右一対のスライダ64,65のスライドを許容させつつ左右一対のスライダ64,65にバンパビーム41を連結させるためにバンパビーム41に左右一対の長孔状の係合部44,45を形成することで、バンパビーム41から剛性の高いシリンダ61やスイングアーム52,53などを分離することができる。この結果、バンパビーム41全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができる。
図中、106は段付きボルト56に嵌合させたナット、108は段付きボルト58に嵌合させたナットを示す。
【0032】
以上に述べた車両のバンパ装置の作用を次に説明する。
図5(a),(b)は本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その1)である。
(a)において、バンパビーム41を突出させる前の設定位置を通常位置と定義するときに、通常位置の車両のバンパ装置30の状態を示す。
(b)において、左右のピストン62,63は、通常位置ではそれぞれ左右の弾発部材78,79に当たり停止中である。なお、左右の弾発部材78,79を圧縮することでさらに左右のピストン62,63は矢印▲1▼,▲2▼の如く内方に移動可能であることを示す。
【0033】
図6(a),(b)は本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その2)である。
(左右のピストン62,63を矢印▲3▼,▲4▼の如く移動することで、左右のスライダ64,65を同期させて移動する。この結果、シリンダ61を、(a)に示す矢印▲5▼の如く前方に突出させることで、バンパビームを突出させる。
ここで、シリンダ61の移動量をA1、シリンダ61に対するバンパビーム41の移動量をA2、バンパビーム41のトータル移動量をAとするときに、トータル移動量Aは、移動量A1と移動量A2との和である。
【0034】
左右の係合部44,45は、の長手方向に形成し、バンパビーム41の中心(車体中心)に対して互いに対称に形成するとともに中心側の端部を外方(前方)に向けることで傾斜させた長孔状の部分である。
すなわち、バンパビーム41の長手方向に形成することで左右のスライダ64,65の動きを許容しつつ連結することができる。また、左右の係合部44,45を車体中心に対して互いに対称に形成するとともに車体中心側の端部を外方(前方)に向けて傾斜させた長孔状にすることで、アクチュエータ本体51(シリンダ61)に対してバンパビーム41を突出させることができる。この結果、バンパビーム41の突出量をさらに稼ぐことができ、衝撃吸収能力のさらなる増大を図ることができる。
【0035】
例えば、シリンダ本体67端部にスライダ64,65が移動した状態で、これらのスライダ64,65をロックすることで、突出させたバンパビーム41を突出状態でロックすることができる。
【0036】
図7(a),(b)は本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その3)である。
(a)において、例えば、バンパビーム41を突出させる前に障害物(不図示)が当たった場合を示し、矢印▲6▼の如く障害物が当たった場合には、(b)に示すように、左右の弾発部材78,79が撓むことで左右のスライダ64,65(左右のピストン62,63)は矢印▲7▼,▲8▼の如くさらに内側に移動することができる。
【0037】
すなわち、車両のバンパ装置30は、バンパビーム41を突出させる前の設定位置を通常位置と呼ぶときに、シリンダ61の中央に左右のピストン62,63を止める弾発部材78,79を設けることで、通常位置においてバンパビーム41を車体11(図1参照)内方に変位可能に支持したものであるとも言える。
シリンダ61の中央に左右のピストン62,63を止める弾発部材78,79を設けることで、通常位置においてバンパビーム41を車体11内方に変位可能に支持することができる。すなわち、バンパビーム41の突出をさせない状態においても、衝撃吸収機能の向上を図ることができる。
【0038】
図8は本発明に係る第2実施の形態の車両のバンパ装置の平面図であり、バンパ装置(図2参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。
すなわち、21a,22aは左右のサイドフレーム、23aはクロスメンバ、31a,32aは左右のスライド機構、33はバンパ、34はアクチュエータ、35aはベース部材、36aはガイドブッシュ、37aはロッド、38はバンパ支持部、39aはストッパ部、41はバンパビーム、42はバンパ外装部、43はクッション材、44,45は左右の係合部、46,47は左右の取付け部、51はアクチュエータ本体、52,53は左右のスイングアーム、55〜58は段付きボルト、61はシリンダ、64,65は左右のスライダ、93,97は突起部であり、車両のバンパ装置100は、ロッド37a,37aを突出状態でロックするロック機構88,88を左右のスライド機構31a,32aに備えた装置である。
【0039】
ロック機構88は、ベース部材35aにそれぞれスイング可能に取付けた一対の係止爪89,89と、これらの係止爪89,89の先端をロッド37a側に付勢するトーションばね98,98と、一対の係止爪89,89の後端を押すことでロッド37aのストッパ部39aから係止爪89,89の先端を解除する解除ピン99,99と、から構成するものである。
【0040】
図9は本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の平面図であり、バンパ装置(図2参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。
車両のバンパ装置110は、左右のサイドフレーム21,22に設けた左右のスライド支持機構31,32と、これらのスライド支持機構31,32で指示するフロントバンパ113(以下、「バンパ113」と略記する)と、このバンパ113を駆動するアクチュエータ114と、からなる。
【0041】
アクチュエータ114は、バンパビーム115の長手方向に沿わせるとともにバンパビーム115の内部両側に取付けた左右のロッドレスシリンダ122,123と、これらのロッドレスシリンダ122,123の左右のスライダ124,125に一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を左右のサイドフレーム21,22にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアーム126,127と、からなる。なお、116はバンパ113のバンパ外装部、117はバンパ113のクッション材を示す。
【0042】
また、128は左のロッドレスシリンダ122のピストン、129は右のロッドレスシリンダ123のピストンであり、これらのピストン128,129はスライダ124,125にそれぞれマグネット結合をさせることで、スライダ124,125を同期させて駆動する部材である。
【0043】
図10(a),(b)は本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の作用説明図である。
(a)において、バンパビーム115を突出させる前の設定位置を通常位置と定義するときに、通常位置の車両のバンパ装置110の状態を示し、車両のバンパ装置110は、車体11(図1参照)外方にバンパビーム115を押し出すアクチュエータ114を備える車両のバンパ装置において、アクチュエータ114を、バンパビーム115の長手方向に沿わせるとともにバンパビーム115の内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダ122,123と、これらのロッドレスシリンダ122,123のスライダ124,125に一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアーム126,127と、から構成し、スライダ124,125同士を逆向きに移動させることでバンパビーム115を車体外方に押し出すものと言える。
【0044】
(b)において、左右のロッドレスシリンダ122,123のスライダ124,125をそれぞれ矢印、b1,b2の如く移動することで、バンパビーム115を矢印b3の如く移動する。
車両のバンパ装置110は、アクチュエータ114を、バンパビーム115の長手方向に沿わせるとともにバンパビーム115の内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダ122,123と、これらのロッドレスシリンダ122,123のスライダ124,125に一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体11(図1参照)にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアーム126,127と、から構成することで、アクチュエータ114の構造の簡素化を図ることができる。この結果、車両のバンパ装置110のコストの低減を図ることができる。
【0045】
尚、実施の形態では図2に示すように、バンパ33を車体11(図1参照)の外方に移動できる車両のバンパ装置30として説明したが、これに限るものではなく、車両のバンパ装置は、車両後方に移動できるリヤバンパ、車両側方に移動できるサイドバンパやサイドプロテクタ等であってもよい。
また、実施の形態では図2に示すように、左右のスライダ64,65をバンパの中心から互いに離れる方向にスライドさせ、バンパビーム41を外方に突出させたが、これに限るものではなく、左右のスライダをバンパビームの中心に向かってスライドさせ、バンパビームを外方に突出させるようにしたものであってもよい。
【0046】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿って配置する長尺のシリンダと、このシリンダに配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストンと、これらのピストンに連動してシリンダの長手方向に沿って移動する左右一対のスライダと、これらのスライダに一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアームと、から構成したので、アクチュエータをバンパビームに沿わせた横置きレイアウトとすることができる。
これにより、車両のバンパ装置を奥行きの少ない構造にすることができるとともに十分なクラッシャブルゾーンを十分に確保することができる。この結果、車両のスペース効率の向上を図ることができる。
また、左右一対のスライダのスライドを許容させつつ左右一対のスライダにバンパビームを連結させるためにバンパビームに左右一対の長孔状の係合部を形成したので、バンパビームから剛性の高いシリンダやスイングアームなどを分離することができる。この結果、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができる。
【0047】
請求項2では、左右のピストンを、空気圧によって駆動するようにしたので、、例えば、スクリュウなどで駆動する機械式のアクチュエータに比べ、迅速に作動させることができる。
【0048】
請求項3では、バンパビームを突出させる前の設定位置を通常位置と呼ぶときに、シリンダの中央に左右のピストンを止める弾発部材を設けることで、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持したので、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持するようにした。すなわち、バンパビームの突出をさせない状態においても、衝撃吸収機能の向上を図ることができる。
【0049】
請求項4では、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿わせるとともにバンパビームの内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダと、これらのロッドレスシリンダのスライダに一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアームと、から構成したので、アクチュエータの構造の簡素化を図ることができる。この結果、車両のバンパ装置のコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のバンパ装置を搭載した車両の斜視図
【図2】本発明に係る車両のバンパ装置の平面図
【図3】本発明に係る車両のバンパ装置のアクチュエータ本体の平面断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その1)
【図6】本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その2)
【図7】本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その3)
【図8】本発明に係る第2実施の形態の車両のバンパ装置の平面図
【図9】本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の平面図
【図10】本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の作用説明図
【図11】特開2000−25540公報の図2及び図3の再掲図
【符号の説明】
10…車両、11…車体、30…車両のバンパ装置、34…アクチュエータ、41…バンパビーム、44,45…左右の係合部、52,53…左右のスイングアーム、61…シリンダ、62,63…左右のピストン、64,65…左右のスライダ、78,79…左右の弾発部材、110…車両のバンパ装置、114…アクチュエータ、115…バンパビーム、122,123…左右のロッドレスシリンダ、124,125…スライダ、126,127…アーム。
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両にかかる衝撃を吸収する車両のバンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両にかかる衝撃の大きさによってバンパの剛性を変化させるようにした車両のバンパ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−25540公報(第9頁、図2−図3)
【0004】
同公報の図2及び図3を再掲し上記技術を説明する。ただし、同公報に記載の符号を新しく振り直すとともに記載の名称も一部変更した。
図11は特開2000−25540公報の図2及び図3の再掲図である。
(a)において、車両用前部構造200は、バンパ201をバンパアウタ202及びバンパインナ203から構成し、サイドフレーム204の前面外側に支持部材205を取付け、この支持部材205の先端にバンパアウタ202を取付け、サイドフレーム204前面内側に駆動アクチュエータ206を取付け、この駆動アクチュエータ206の先端にバンパインナ203を取付けたものであり、
衝突対象物が歩行者であると認識した場合は、車両のバンパの剛性を低く設定し、衝突対象物が車両等のであると認識した場合は車両のバンパの剛性を高く設定しようとするものである。
【0005】
すなわち、衝突対象物が歩行者であると認識した場合は、(a)の状態を保つ。また、衝突対象物が車両等であると認識した場合は、(b)に示すように、駆動アクチュエータ206を駆動し、バンパアウタ202の裏面までバンパインナ203を矢印bの如く移動させ、車両のバンパ剛性を高くする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の車両用前部構造200では、駆動アクチュエータ206をサイドフレーム204の端部に設けたので、駆動アクチュエータ206を設けたバンパアウタ202の部分は高剛性となる。従って、衝突時に変形若しくは破断することで衝撃を吸収させるクラッシャブルゾーンとして利用することは困難であり、効果的に衝突物の衝撃吸収をすることはできないと思われる。
また、駆動アクチュエータ206は、バンパアウタ202に対して直角に配置した形態であり、配置するためには奥行きが必要である。従って、車両用前部構造200では車両のスペース効率の向上を図ることは困難である。
【0007】
そこで、本発明の目的は、クラッシャブルゾーンを十分に確保することができ、スペース効率がよく、効果的に衝撃の吸収を図ることのできる車両のバンパ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、長尺状のバンパビームを、アクチュエータで車体に対して移動できるようにした車両のバンパ装置において、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿って配置する長尺のシリンダと、このシリンダに配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストンと、これらのピストンに連動してシリンダの長手方向に沿って移動する左右一対のスライダと、これらのスライダに一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアームと、左右一対のスライダのスライドを許容させつつ左右一対のスライダにバンパビームを連結させるためにバンパビームに形成した左右一対の長孔状の係合部と、から構成したことを特徴とする。
【0009】
バンパビームに高剛性になる部分を排除し、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができれば好ましいことであるとともに、車体に対してバンパビームを移動するためのアクチュエータを、奥行きの少ない形態にできるとすれば好ましいことである。
【0010】
そこで、バンパビームの長手方向に沿って長尺のシリンダを配置し、このシリンダに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストンを配置し、これらのピストンに連動してシリンダの長手方向に沿って移動する左右一対のスライダを配置し、これらのスライダに一端を連結するとともに他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアームを配置することで、アクチュエータをバンパビームに沿わせた横置きレイアウトとすることができる。これにより、車両のバンパ装置を奥行きの少ない構造にすることができるとともに衝突時に変形若しくは破断することで衝撃を吸収させる十分なクラッシャブルゾーンを十分に確保することができる。この結果、車両のスペース効率の向上を図ることができる。
【0011】
また、左右一対のスライダのスライドを許容させつつ左右一対のスライダにバンパビームを連結させるためにバンパビームに左右一対の長孔状の係合部を形成することで、バンパビームから剛性の高いシリンダやスイングアームなどを分離することができる。この結果、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができる。
【0012】
請求項2は、左右のピストンを、空気圧によって駆動することを特徴とする。左右のピストンを空気圧によって駆動することで、例えば、スクリュウなどで駆動する機械式のアクチュエータに比べ、迅速に作動させることができる。
【0013】
請求項3は、バンパビームを突出させる前の設定位置を通常位置と呼ぶときに、シリンダの中央に左右のピストンを止める弾発部材を設けることで、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持することを特徴とする。
シリンダの中央に左右のピストンを止める弾発部材を設けることで、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持するようにした。すなわち、バンパビームの突出をさせない状態においても、衝撃吸収機能の向上を図ることができる。
【0014】
請求項4は、車体外方にバンパビームを押し出すアクチュエータを備える車両のバンパ装置において、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿わせるとともにバンパビームの内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダと、これらのロッドレスシリンダのスライダに一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアームと、から構成し、スライダ同士を逆向きに移動させることでバンパビームを車体外方に押し出すことを特徴とする。
【0015】
アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿わせるとともにバンパビームの内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダと、これらのロッドレスシリンダのスライダに一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアームと、から構成することで、アクチュエータの構造の簡素化を図ることができる。この結果、車両のバンパ装置のコストの低減を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0017】
図1は本発明に係る車両のバンパ装置を搭載した車両の斜視図である。
図中、10は車両、11は車体、12は前輪、13は前照灯、14はボンネット、15はルーフ、16はフロントウインドウ、17は前ドア、18はドアミラー、19はフロントフェンダ、21,22は左右のサイドフレーム、23はクロスメンバ、24はレーダ、25は制御部であり、車両のバンパ装置30は、レーダ24からの情報で車両10の進行方向に障害物(不図示)を発見し、この障害物が車両10に衝突する可能性が高いときに、制御部25の指示で予めバンパを車両10の前方に突出させ、衝撃吸収能力を増大させる装置である。以下、車両のバンパ装置30の詳細を説明する。
【0018】
図2は本発明に係る車両のバンパ装置の平面図であり、車両のバンパ装置30は、左右のサイドフレーム21,22に設けた左右のスライド支持機構31,32と、これらのスライド支持機構31,32で支持するフロントバンパ33(以下、バンパ33」と略記する)、このバンパ33を駆動するアクチュエータ34と、からなる。
【0019】
左のスライド支持機構31は、左のサイドフレーム21に取付けたベース部材35と、このベース部材35にガイドブッシュ36を介してスライド可能に取付けたロッド37とからなり、ロッド37は、一端にバンパ支持部38を形成し、他端にストッパ部39を形成したものである。
右にスライド支持機構32は、左のスライド支持機構31と同一構成の機構であり、詳細な説明を省略する。
【0020】
バンパ33は、バンパビーム41と、このバンパビーム41に被せたバンパ外装部42と、これらのバンパビーム41とバンパ外装部42との間に介在させたクッション材43とからなり、バンパビーム41はアクチュエータ34の構成要素である左右のスライダ64,65係合させる左右の係合部44,45と、左右のスライド支持機構31,32に取付ける左右の取付け部46,47とを備える。
【0021】
アクチュエータ34は、バンパビーム41に沿って配置するアクチュエータ本体51と、このアクチュエータ本体51の左のスライダ64に一端を回転自在に取付けるとともに左のサイドフレーム21のステー部27に回転可能に取付けた左のスイングアーム52と、アクチュエータ本体51の右のスライダ65に一端を回転自在に取付けるとともに右のサイドフレーム22のステー部28に回転可能に取付けた右のスイングアーム53と、左右のスライダ64,65をそれぞれ係合させる先に示したバンパビーム41の左右の係合部44,45と、から構成する。
【0022】
図中、55,56は左右のスイングアーム52,53の一端を回転自在に止める段付きボルト、57,58は左右のスイングアーム52,53の他端を回転自在に止める段付きボルトであり、次図でアクチュエータ本体51の詳細を説明する。
【0023】
図3は本発明に係る車両のバンパ装置のアクチュエータ本体の平面断面図であり、アクチュエータ本体51は、バンパビーム41の長手方向に沿って配置する長尺のシリンダ61と、このシリンダ61に配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右のピストン62,63と、これらのピストン62,63に連動してシリンダ61の長手方向に沿って移動する左右のスライダ64,65と、からなる。
【0024】
シリンダ61は、シリンダ本体67と、このシリンダ本体67の左右端部を塞ぐ左右の蓋部材68,69と、これらの蓋部材68,69の内部に取付けた左右の端部ストッパ72,73と、シリンダ本体67の中央外周に取付けるセンタ部材74と、シリンダ本体67を中央内部を仕切る仕切り部材75と、この仕切り部材75の両側に取付けた左右のセンタストッパ76,77と、これらのセンタストッパ76,77にそれぞれ取付けた左右の弾発部材78,79と、からなる。なお、シリンダ本体67は、後述するようにマグネット結合させる左右ピストンと左右シリンダとのスライドを可能にするために、非鉄金属が好ましい。
【0025】
左のピストン62は、ピストン本体81と、このピストン本体81の一端に取付けることで左の端部ストッパ72に当てる外ブッシュ82と、ピストン本体81の他端に取付けることで左の弾発部材78に当てる内ブッシュ83と、左のスライダ64を磁気的に連結するマグネット(不図示)と、からなる。なお、右のピストン63は左のピストン62と同一構成であり、85はピストン本体、86は外ブッシュ、87は内ブッシュを示す。
【0026】
左のスライダ64は、スライダ本体91と、このスライダ本体91に形成することで左のスイングアーム52の一端を回転可能に取付ける取付け孔92と、バンパビーム41の左の係合部44に係合させる突起部93とからなり、左のピストン62に磁気的に結合させることで、左のピストン62の動きに連れて移動するものである。
なお、右のスライダ65は、左のスライダ64と同一構成の部材であり、95はスライダ本体、96は取付け孔、97は突起部である。
【0027】
図中、101はシリンダ61左端に設けたエア接続口、102シリンダ中央左に設けたエア接続口、103はシリンダ中央右に設けたエア接続口、104はシリンダ右端に設けたエア接続口である。
すなわち、左右のピストン62,63を、空気圧によって駆動する。左右のピストン62,63を空気圧によって駆動することで、、例えば、スクリュウなどで駆動する機械式のアクチュエータに比べ、迅速に作動させることができる。
【0028】
図4は図2の4−4線断面図であり、車両のバンパ装置30は、長尺状のバンパビーム41を、アクチュエータ34で車体11(図1参照)に対して移動できるようにした車両のバンパ装置において、アクチュエータ34を、バンパビーム41の長手方向に沿って配置する長尺のシリンダ61と、このシリンダ61に配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストン62,63(手前の63不図示)と、これらのピストン62,63に連動してシリンダ61の長手方向に沿って移動する左右一対のスライダ64,65(手前の64不図示)と、これらのスライダ64,65に一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアーム52,53(手前の52は不図示)と、左右一対のスライダ64,65のスライドを許容させつつ左右一対のスライダ64,65にバンパビーム41を連結させるためにバンパビーム41に形成した左右一対の長孔状の係合部44,45(手前の44は不図示)と、から構成したものと言える。
【0029】
例えば、バンパビームに高剛性になる部分を排除し、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができれば好ましいことであるとともに、車体に対してバンパビームを移動するためのアクチュエータを、奥行きの少ない形態にできるとすれば好ましいことである。
【0030】
そこで、バンパビームの長手方向に沿って長尺のシリンダ61を配置し、このシリンダに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストン62,63を配置し、これらのピストン62,63に連動してシリンダ61の長手方向に沿って移動する左右一対のスライダ64,65を配置し、これらのスライダ64,65に一端を連結するとともに他端を車体11(図1参照)側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアーム52,53を配置することで、アクチュエータ34を車幅方向に沿わせた横置きレイアウトとすることができる。
これにより、車両のバンパ装置30を奥行きの少ない構造にすることができるとともに衝突時に変形若しくは破断することで衝撃を吸収させる十分なクラッシャブルゾーンを十分に確保することができる。この結果、車両10のスペース効率の向上を図ることができる。
【0031】
また、左右一対のスライダ64,65のスライドを許容させつつ左右一対のスライダ64,65にバンパビーム41を連結させるためにバンパビーム41に左右一対の長孔状の係合部44,45を形成することで、バンパビーム41から剛性の高いシリンダ61やスイングアーム52,53などを分離することができる。この結果、バンパビーム41全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができる。
図中、106は段付きボルト56に嵌合させたナット、108は段付きボルト58に嵌合させたナットを示す。
【0032】
以上に述べた車両のバンパ装置の作用を次に説明する。
図5(a),(b)は本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その1)である。
(a)において、バンパビーム41を突出させる前の設定位置を通常位置と定義するときに、通常位置の車両のバンパ装置30の状態を示す。
(b)において、左右のピストン62,63は、通常位置ではそれぞれ左右の弾発部材78,79に当たり停止中である。なお、左右の弾発部材78,79を圧縮することでさらに左右のピストン62,63は矢印▲1▼,▲2▼の如く内方に移動可能であることを示す。
【0033】
図6(a),(b)は本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その2)である。
(左右のピストン62,63を矢印▲3▼,▲4▼の如く移動することで、左右のスライダ64,65を同期させて移動する。この結果、シリンダ61を、(a)に示す矢印▲5▼の如く前方に突出させることで、バンパビームを突出させる。
ここで、シリンダ61の移動量をA1、シリンダ61に対するバンパビーム41の移動量をA2、バンパビーム41のトータル移動量をAとするときに、トータル移動量Aは、移動量A1と移動量A2との和である。
【0034】
左右の係合部44,45は、の長手方向に形成し、バンパビーム41の中心(車体中心)に対して互いに対称に形成するとともに中心側の端部を外方(前方)に向けることで傾斜させた長孔状の部分である。
すなわち、バンパビーム41の長手方向に形成することで左右のスライダ64,65の動きを許容しつつ連結することができる。また、左右の係合部44,45を車体中心に対して互いに対称に形成するとともに車体中心側の端部を外方(前方)に向けて傾斜させた長孔状にすることで、アクチュエータ本体51(シリンダ61)に対してバンパビーム41を突出させることができる。この結果、バンパビーム41の突出量をさらに稼ぐことができ、衝撃吸収能力のさらなる増大を図ることができる。
【0035】
例えば、シリンダ本体67端部にスライダ64,65が移動した状態で、これらのスライダ64,65をロックすることで、突出させたバンパビーム41を突出状態でロックすることができる。
【0036】
図7(a),(b)は本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その3)である。
(a)において、例えば、バンパビーム41を突出させる前に障害物(不図示)が当たった場合を示し、矢印▲6▼の如く障害物が当たった場合には、(b)に示すように、左右の弾発部材78,79が撓むことで左右のスライダ64,65(左右のピストン62,63)は矢印▲7▼,▲8▼の如くさらに内側に移動することができる。
【0037】
すなわち、車両のバンパ装置30は、バンパビーム41を突出させる前の設定位置を通常位置と呼ぶときに、シリンダ61の中央に左右のピストン62,63を止める弾発部材78,79を設けることで、通常位置においてバンパビーム41を車体11(図1参照)内方に変位可能に支持したものであるとも言える。
シリンダ61の中央に左右のピストン62,63を止める弾発部材78,79を設けることで、通常位置においてバンパビーム41を車体11内方に変位可能に支持することができる。すなわち、バンパビーム41の突出をさせない状態においても、衝撃吸収機能の向上を図ることができる。
【0038】
図8は本発明に係る第2実施の形態の車両のバンパ装置の平面図であり、バンパ装置(図2参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。
すなわち、21a,22aは左右のサイドフレーム、23aはクロスメンバ、31a,32aは左右のスライド機構、33はバンパ、34はアクチュエータ、35aはベース部材、36aはガイドブッシュ、37aはロッド、38はバンパ支持部、39aはストッパ部、41はバンパビーム、42はバンパ外装部、43はクッション材、44,45は左右の係合部、46,47は左右の取付け部、51はアクチュエータ本体、52,53は左右のスイングアーム、55〜58は段付きボルト、61はシリンダ、64,65は左右のスライダ、93,97は突起部であり、車両のバンパ装置100は、ロッド37a,37aを突出状態でロックするロック機構88,88を左右のスライド機構31a,32aに備えた装置である。
【0039】
ロック機構88は、ベース部材35aにそれぞれスイング可能に取付けた一対の係止爪89,89と、これらの係止爪89,89の先端をロッド37a側に付勢するトーションばね98,98と、一対の係止爪89,89の後端を押すことでロッド37aのストッパ部39aから係止爪89,89の先端を解除する解除ピン99,99と、から構成するものである。
【0040】
図9は本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の平面図であり、バンパ装置(図2参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。
車両のバンパ装置110は、左右のサイドフレーム21,22に設けた左右のスライド支持機構31,32と、これらのスライド支持機構31,32で指示するフロントバンパ113(以下、「バンパ113」と略記する)と、このバンパ113を駆動するアクチュエータ114と、からなる。
【0041】
アクチュエータ114は、バンパビーム115の長手方向に沿わせるとともにバンパビーム115の内部両側に取付けた左右のロッドレスシリンダ122,123と、これらのロッドレスシリンダ122,123の左右のスライダ124,125に一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を左右のサイドフレーム21,22にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアーム126,127と、からなる。なお、116はバンパ113のバンパ外装部、117はバンパ113のクッション材を示す。
【0042】
また、128は左のロッドレスシリンダ122のピストン、129は右のロッドレスシリンダ123のピストンであり、これらのピストン128,129はスライダ124,125にそれぞれマグネット結合をさせることで、スライダ124,125を同期させて駆動する部材である。
【0043】
図10(a),(b)は本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の作用説明図である。
(a)において、バンパビーム115を突出させる前の設定位置を通常位置と定義するときに、通常位置の車両のバンパ装置110の状態を示し、車両のバンパ装置110は、車体11(図1参照)外方にバンパビーム115を押し出すアクチュエータ114を備える車両のバンパ装置において、アクチュエータ114を、バンパビーム115の長手方向に沿わせるとともにバンパビーム115の内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダ122,123と、これらのロッドレスシリンダ122,123のスライダ124,125に一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアーム126,127と、から構成し、スライダ124,125同士を逆向きに移動させることでバンパビーム115を車体外方に押し出すものと言える。
【0044】
(b)において、左右のロッドレスシリンダ122,123のスライダ124,125をそれぞれ矢印、b1,b2の如く移動することで、バンパビーム115を矢印b3の如く移動する。
車両のバンパ装置110は、アクチュエータ114を、バンパビーム115の長手方向に沿わせるとともにバンパビーム115の内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダ122,123と、これらのロッドレスシリンダ122,123のスライダ124,125に一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体11(図1参照)にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアーム126,127と、から構成することで、アクチュエータ114の構造の簡素化を図ることができる。この結果、車両のバンパ装置110のコストの低減を図ることができる。
【0045】
尚、実施の形態では図2に示すように、バンパ33を車体11(図1参照)の外方に移動できる車両のバンパ装置30として説明したが、これに限るものではなく、車両のバンパ装置は、車両後方に移動できるリヤバンパ、車両側方に移動できるサイドバンパやサイドプロテクタ等であってもよい。
また、実施の形態では図2に示すように、左右のスライダ64,65をバンパの中心から互いに離れる方向にスライドさせ、バンパビーム41を外方に突出させたが、これに限るものではなく、左右のスライダをバンパビームの中心に向かってスライドさせ、バンパビームを外方に突出させるようにしたものであってもよい。
【0046】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿って配置する長尺のシリンダと、このシリンダに配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストンと、これらのピストンに連動してシリンダの長手方向に沿って移動する左右一対のスライダと、これらのスライダに一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアームと、から構成したので、アクチュエータをバンパビームに沿わせた横置きレイアウトとすることができる。
これにより、車両のバンパ装置を奥行きの少ない構造にすることができるとともに十分なクラッシャブルゾーンを十分に確保することができる。この結果、車両のスペース効率の向上を図ることができる。
また、左右一対のスライダのスライドを許容させつつ左右一対のスライダにバンパビームを連結させるためにバンパビームに左右一対の長孔状の係合部を形成したので、バンパビームから剛性の高いシリンダやスイングアームなどを分離することができる。この結果、バンパビーム全域に渡りほぼ均等に衝撃吸収機能を持たせることができる。
【0047】
請求項2では、左右のピストンを、空気圧によって駆動するようにしたので、、例えば、スクリュウなどで駆動する機械式のアクチュエータに比べ、迅速に作動させることができる。
【0048】
請求項3では、バンパビームを突出させる前の設定位置を通常位置と呼ぶときに、シリンダの中央に左右のピストンを止める弾発部材を設けることで、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持したので、通常位置においてバンパビームを車体内方に変位可能に支持するようにした。すなわち、バンパビームの突出をさせない状態においても、衝撃吸収機能の向上を図ることができる。
【0049】
請求項4では、アクチュエータを、バンパビームの長手方向に沿わせるとともにバンパビームの内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダと、これらのロッドレスシリンダのスライダに一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアームと、から構成したので、アクチュエータの構造の簡素化を図ることができる。この結果、車両のバンパ装置のコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のバンパ装置を搭載した車両の斜視図
【図2】本発明に係る車両のバンパ装置の平面図
【図3】本発明に係る車両のバンパ装置のアクチュエータ本体の平面断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その1)
【図6】本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その2)
【図7】本発明に係る車両のバンパ装置の作用説明図(その3)
【図8】本発明に係る第2実施の形態の車両のバンパ装置の平面図
【図9】本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の平面図
【図10】本発明に係る第3実施の形態の車両のバンパ装置の作用説明図
【図11】特開2000−25540公報の図2及び図3の再掲図
【符号の説明】
10…車両、11…車体、30…車両のバンパ装置、34…アクチュエータ、41…バンパビーム、44,45…左右の係合部、52,53…左右のスイングアーム、61…シリンダ、62,63…左右のピストン、64,65…左右のスライダ、78,79…左右の弾発部材、110…車両のバンパ装置、114…アクチュエータ、115…バンパビーム、122,123…左右のロッドレスシリンダ、124,125…スライダ、126,127…アーム。
Claims (4)
- 長尺状のバンパビームを、アクチュエータで車体に対して移動できるようにした車両のバンパ装置において、
前記アクチュエータは、前記バンパビームの長手方向に沿って配置する長尺のシリンダと、このシリンダに配置するとともに作動方向が互いに逆向きである左右一対のピストンと、これらのピストンに連動して前記シリンダの長手方向に沿って移動する左右一対のスライダと、これらのスライダに一端を連結し、他端を車体側にスイング可能に連結した左右一対のスイングアームと、前記左右一対のスライダのスライドを許容させつつ左右一対のスライダに前記バンパビームを連結させるためにバンパビームに形成した左右一対の長孔状の係合部と、からなることを特徴とする車両のバンパ装置。 - 前記左右のピストンを、空気圧によって駆動することを特徴とする請求項1記載の車両のバンパ装置。
- 前記バンパビームを突出させる前の設定位置を通常位置と呼ぶときに、前記シリンダの中央に前記左右のピストンを止める弾発部材を設けることで、前記通常位置において前記バンパビームを車体内方に変位可能に支持することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のバンパ装置。
- 車体外方にバンパビームを押し出すアクチュエータを備える車両のバンパ装置において、
前記アクチュエータは、前記バンパビームの長手方向に沿わせるとともに前記バンパビームの内部両側に取付ける左右のロッドレスシリンダと、これらのロッドレスシリンダのスライダに一端をそれぞれスイング自在に取付けるとともに他端を前記車体にそれぞれスイング自在に取付ける左右のアームと、からなり、
前記スライダ同士を逆向きに移動させることで前記バンパビームを車体外方に押し出すことを特徴とする車両のバンパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002289013A JP2004122903A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 車両のバンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002289013A JP2004122903A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 車両のバンパ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004122903A true JP2004122903A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32281346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002289013A Withdrawn JP2004122903A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 車両のバンパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004122903A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168603A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Honda Motor Co Ltd | 可動式バンパ装置を備える車両 |
| CN101734211B (zh) * | 2008-11-18 | 2012-07-25 | 财团法人工业技术研究院 | 车体碰撞缓冲装置 |
| KR101252217B1 (ko) | 2011-10-05 | 2013-04-05 | 현대자동차주식회사 | 차량용 수납장치 |
| JP2013082414A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用収納装置 |
| CN104494548A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-04-08 | 芜湖银星汽车零部件有限公司 | 一种车头撞击减震保险杠 |
| CN103029660B (zh) * | 2011-10-05 | 2016-11-30 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的存储装置 |
| CN106828400A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-06-13 | 吉林大学 | 一种多角度保护行人和车辆的商用车主动控制防撞机构 |
| CN107458336A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-12-12 | 海桂芬 | 一种汽车保险杠 |
| CN113183902B (zh) * | 2020-01-14 | 2023-11-17 | 菜鸟智能物流控股有限公司 | 防撞装置以及运输设备 |
| CN117182970A (zh) * | 2023-10-18 | 2023-12-08 | 中国三峡建工(集团)有限公司 | 一种巡检机器人稳定性防抖结构 |
-
2002
- 2002-10-01 JP JP2002289013A patent/JP2004122903A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168603A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Honda Motor Co Ltd | 可動式バンパ装置を備える車両 |
| CN101734211B (zh) * | 2008-11-18 | 2012-07-25 | 财团法人工业技术研究院 | 车体碰撞缓冲装置 |
| CN103029660B (zh) * | 2011-10-05 | 2016-11-30 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的存储装置 |
| KR101252217B1 (ko) | 2011-10-05 | 2013-04-05 | 현대자동차주식회사 | 차량용 수납장치 |
| CN103029660A (zh) * | 2011-10-05 | 2013-04-10 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的存储装置 |
| JP2013082414A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用収納装置 |
| KR101283037B1 (ko) * | 2011-10-05 | 2013-07-08 | 현대자동차주식회사 | 차량용 수납장치 |
| CN104494548A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-04-08 | 芜湖银星汽车零部件有限公司 | 一种车头撞击减震保险杠 |
| CN106828400A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-06-13 | 吉林大学 | 一种多角度保护行人和车辆的商用车主动控制防撞机构 |
| CN106828400B (zh) * | 2017-03-03 | 2022-11-22 | 吉林大学 | 一种多角度保护行人和车辆的商用车主动控制防撞机构 |
| CN107458336A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-12-12 | 海桂芬 | 一种汽车保险杠 |
| CN113183902B (zh) * | 2020-01-14 | 2023-11-17 | 菜鸟智能物流控股有限公司 | 防撞装置以及运输设备 |
| CN117182970A (zh) * | 2023-10-18 | 2023-12-08 | 中国三峡建工(集团)有限公司 | 一种巡检机器人稳定性防抖结构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4991725B2 (ja) | 歩行者を保護する自動車のボンネットのヒンジ組立体 | |
| CN1936249B (zh) | 车辆的发动机罩铰链组件 | |
| JP4295439B2 (ja) | 衝撃センサーにより制御されるエネルギー−吸収素子を含んで成る安全緩衝装置 | |
| JP4605849B2 (ja) | 車体前部構造 | |
| US9527466B2 (en) | Offset impact countermeasures | |
| JP2005538898A (ja) | 自動車両との前面衝突の際に人を保護する装置 | |
| JP2004122903A (ja) | 車両のバンパ装置 | |
| JPH1148883A (ja) | 衝撃吸収バンパー装置 | |
| US7210718B1 (en) | Apparatus for protecting the exterior of a vehicle | |
| TW200402374A (en) | A system for preventing the intrusion of a window into a rail vehicle cab in the event of an impact | |
| CN105735788A (zh) | 用于车辆的主动式发动机罩的前部弹起式锁销安全钩结构 | |
| JPH0815860B2 (ja) | 衝突時乗客保護のための車両用懸架装置 | |
| JP4478035B2 (ja) | 車両用の可動式バンパ装置 | |
| JPH06102420B2 (ja) | 折畳み式サイドミラ−支持装置 | |
| JP2004161109A (ja) | 車両のエネルギー吸収構造体 | |
| JP3965030B2 (ja) | 車両のステップ構造 | |
| JPH07205733A (ja) | 車両安全機構 | |
| JPH11165581A (ja) | 車両用灯具の取付構造 | |
| JP4588434B2 (ja) | 可動式バンパ装置を備える車両 | |
| JP3747691B2 (ja) | 跳ね上げフード | |
| JP2010083170A (ja) | 移動体の受止装置 | |
| JP2004122908A (ja) | 車両のバンパ装置 | |
| JP2004224294A (ja) | 車両用バンパ装置 | |
| JP2007118689A (ja) | 可動式バンパ装置 | |
| JP4792303B2 (ja) | 車両用衝撃吸収装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041130 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061106 |