JP2004128681A - 動画データ中の境界位置特定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画データ中の所望の映像部分を確度よくかつ効率的に特定することができる動画データ中の境界位置特定装置を提供すること。
【解決手段】動画像データ中のフレーム区間ΔFが選択される場合に、ユーザによる開始部分に対する選択指示操作のタイミングは、開始部分に対応するフレームFの再生タイミングから遅れて、フレームfの再生タイミングと同時となる。このフレームfから、ユーザの操作反応時間による選択指示操作のタイミングの遅延時間に基づくプレマーク値Aの分だけ前に再生されたフレームfのフレーム情報を、ユーザによって実際に選択指示された映像部分の開始部分であるフレームのフレーム情報として特定(マーク)する。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画データ中の境界位置特定装置にかかり、特に、動画データ中の所望の映像部分を指定するための境界位置を特定する動画データ中の境界位置特定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CCD撮像素子などで光量に応じた電荷(光電変換)を画素毎に読み取って、画像データに変換した後に、撮影画像を画像データとして記録媒体に記録するデジタルカメラでは、静止画像のみならず動画像を撮影することも可能となってきている。
【0003】
静止画像の画像データは、写真店やラボなどのサービス店にて、印画紙等にプリントすることによって、銀塩写真と同様の写真画像を得ることができる。
【0004】
写真店やラボなどのサービス店に写真画像データのプリントを依頼する際に、プリントサイズや枚数などを店頭で指示するのではなく電子データ形式のプリント注文情報として伝達するプリント注文方法が提案されている。例えば、特許文献1では、現像済フィルムを読み取って得られる写真画像の画像データを、プリントサービスに関するプリントサービス情報と共に記録媒体に記録し、その画像データのプリント注文情報において、記録媒体に記録されたプリントサービス情報を画像データと共に注文画像面に表示し、表示されたプリントサービス情報を使用して、画像データに関するプリントサービスを要求するためのプリント注文情報を作成することが提案されている。
【0005】
一方、動画像の画像データは、記録媒体に保存して、再生装置等で再生して鑑賞することが一般的に行われており、近年では、高品質な動画像データの記録メディアとして、DVD(Digital Versatile Disc/Digital Video Disc)−ROMや、データ追記可能型のDVD−R、DVD−RAM等が注目されており、各記録メディアの再生装置としては、DVDプレーヤが普及している。
【0006】
ところで、一般的に動画を撮影する場合には、目的のシーンの以前から撮影を開始するので、不必要なシーンも同時に撮影してしまい、後に鑑賞する場合には、無用な映像を延々と視聴することになる場合がある。このため、動画データにおける不要な映像部分を切り取る等の編集作業を行うことが多い。この場合、一般的に、動画像データ中における不要映像部分、若しくは必要な映像部分を指示するためにその映像部分に対応する、先頭からの経過時間やコマ番号等による編集指示情報を用紙等に記録し、その記録された編集指示情報に基づいて編集作業を行われている。ところが、この方法では、上記の編集指示情報を作成する場合には経過時間やコマ番号をチェックして書き写す等の煩雑な作業が必要となる。このため、PCに一旦全ての動画データを取り込み、動画編集専用のソフトウェアを用いることで、より効率的に編集作業を行うことが一般的に行われている。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−214295号公報(第1頁、第2図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような動画編集ソフトウェアを搭載可能である高度な処理速度性能を有するPCは高価であると共に、この動画編集ソフトウェアによる上記DVD−ROM等に記録された動画データの編集作業では、その操作が複雑であり、一般ユーザが扱うことは困難である場合が多い。一方で、このような動画編集ソフトウェアを扱うことができる環境であっても、その編集作業において、動画データを再生しながら所望のシーンのフレームを指定する場合に、例えば、人間の手動操作によって、再生動画データにおける所望のフレーム区間を指示するときには、少なくとも、ユーザが所望のフレーム区間の再生開始タイミングを視認してからそのフレームの指示操作を行うまでの、人間の反応時間の遅延による指示タイミングのズレが生じることは避けられない。また、そのズレを少なくするために、動画データの再生速度を低下させることが必要となり、結果として、全体の編集作業に膨大な時間が費やされてしまうことがある。
【0009】
本発明は、上記事実を鑑みてなされたものであり、動画データ中の所望の映像部分を確度よくかつ効率的に特定することができる動画データ中の境界位置特定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、動画データを再生する再生手段と、前記再生手段による動画データの再生時に、前記動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置を特定するための基準となる位置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記基準となる位置から所定時間前に再生された動画データの位置を前記境界位置として特定する特定手段と、を有している。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、検出手段は、動画データの再生時に、当該動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置を特定するための基準となる位置を検出する。また、特定手段は、検出手段により検出された前記基準となる位置から所定時間前に再生された動画データの位置を前記境界位置として特定する。これにより、動画データ中の所望の部分を確度よくかつ効率的に特定することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記動画データ中の所望の位置をユーザの手動操作により指定する指定手段を、さらに備え、前記検出手段は、前記再生手段による動画データの再生時に、前記指定手段によって指定された前記動画データの位置を前記基準となる位置として検出すると共に、前記特定手段は、前記指定手段におけるユーザの操作タイミングの遅延による時間分前に再生された動画データの位置を、前記境界位置として特定する、ことを特徴としている。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、指定手段は、動画データ中の所望の位置をユーザの手動操作により指定する。また、検出手段は、動画データの再生時に、前記指定手段によって指定された動画データの位置を、当該動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置を特定するための基準となる位置として検出する。また、特定手段は、前記基準となる位置に基づいて、指定手段におけるユーザの操作タイミングの遅延による時間分前に再生された動画データの位置を、前記境界位置として特定する。これにより、指定手段におけるユーザの操作タイミングの遅延に起因する位置ズレが生じることなく、動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置を特定することができ、動画データ中の所望の部分を確度よくかつ効率的に特定することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記動画データには音声データが含まれ、前記検出手段は、再生された音声データの属性データの所定の変化を検出することによって、前記基準となる位置を検出する、ことを特徴としている。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、検出手段は、再生された動画データに含まれる音声データの属性データの所定の変化を検出することによって、当該動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置を特定するための基準となる位置を検出することで、動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置の特定を、再生された動画データに含まれる音声データの属性データの変化に応じて行うことができ、動画データ中の所望の部分を確度よくかつ効率的に特定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0017】
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0018】
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る動画データ中の境界位置特定装置10(以下、動画境界位置特定装置10と称す。)は、処理対象とするオリジナルの動画データ(音声データ及び動画像データからなる)が記録された、DVD−ROM等のリムーバブルディスク40に対して、少なくとも当該リムーバブルディスク40に記録された動画データの読み込み動作を行うことが可能なディスク装置16を備えると共に、各種データを記録するメディアカード42に対する各種データの書き込みや当該メディアカード42に記録されている各データの読み出し制御を行うカードインターフェース(I/F)18を備えている。また、動画境界位置特定装置10には、上記動画データの再生画像を表示するディスプレイ12が接続されており、このディスプレイ12には、スピーカ14が設けられている。
【0019】
また、この動画境界位置特定装置10は、その前面パネル上に、当該動画境界位置特定装置10で実行可能な各種動作の実行を指示するための複数の操作ボタンにより構成された操作部22を備えると共に、当該操作部22の各操作ボタンと対応する複数の操作キー44Aを備えたリモコン44からの各種制御信号を受信する受信部20を備えている。
【0020】
図2には、動画境界位置特定装置10の制御系の概略構成が示されている。
【0021】
この動画境界位置特定装置10は、後述する、動画データ処理回路24及びマーキング情報生成回路26を主要構成としている。
【0022】
動画データ処理回路24には、上記したディスク装置16、ディスプレイ12、及びスピーカ14が接続されており、リムーバブルディスク40から読み込まれた動画データが入力されると共に、動画データに含まれる音声データをスピーカ14へ出力し、かつ動画データに含まれる動画像データをディスプレイ12へ出力可能とされている。
【0023】
マーキング情報生成回路26には、上記したカードI/F18、受信部20、及び操作部22が接続されており、受信部20或いは操作部22からの各種操作指示に対応する制御信号が入力されると共に、メディアカード42への書込データをカードI/F18へ出力可能とされている。
【0024】
また、動画データ処理回路24とマーキング情報生成回路26とは相互に接続されており、詳細は後述するが、各種データの授受が可能とされている。
【0025】
図3に示すように、上記動画データ処理回路24は、動画データ検出回路28、音声処理回路30、及び動画像データ処理回路32を含んで構成されている。
【0026】
動画データ検出回路28の入力側には、上記ディスク装置16が接続されており、出力側には、音声処理回路及び動画データ処理回路32の入力側が接続されている。また、音声処理回路30の出力側にはスピーカ14が接続され、動画像データ処理回路32の出力側にはディスプレイ12が接続されている。なお、動画像データ処理回路32は上記マーキング情報生成回路26と各種データの授受可能に接続されており、これによって、動画データ処理回路24とマーキング情報生成回路26との間で相互に各種データの授受が可能とされている。
【0027】
動画データ検出回路28は、動画データに含まれる、動画像データと音声データとを個別に抽出するものであり、ここで抽出された音声データは音声処理回路30へ出力され、一方、動画像データは動画像データ処理回路32へ出力されるようになっており、動画像データ及び音声データは同期出力されるようになっている。また、動画データとしては、例えば、Motion−JPEG形式やMPEG形式のものを適用することができる。なお、動画像データは、複数のコマ画像(フレーム)により構成されており、かつ各フレームを各々識別するためのフレーム情報(例えば、フレーム番号や撮影経過時間等)が付与されている。
【0028】
音声処理回路30は、上記動画データ検出回路28によって動画データから抽出された音声データが入力され、その音声データに基づく音声出力をスピーカ14にて行うためのものである。
【0029】
動画像データ処理回路32は、上記動画データ検出回路28から入力される動画像データに基づく動画再生表示をディスプレイ12にて行うためのものである。なお、この動画像データ処理回路32では、動画データ再生時において、動画像データに付与されている上記フレーム情報を取得可能とされており、また、動画像データの再生速度を予め定められた複数段階(通常速度、2倍速、3倍速、1/2倍速など)に設定可能とされている。
【0030】
本実施の形態に係る動画境界位置特定装置10では、ユーザがディスプレイ12に再生表示されている動画を閲覧し、その再生動画中の所望の映像部分を選択するために、当該映像部分の開始部分及び終了部分を、その再生タイミングに合わせて操作部22やリモコン44の操作ボタン44Aを操作することで指定することが可能とされている。
【0031】
ここで、上記マーキング情報生成回路26では、操作部22或いはリモコン44の操作ボタン44Aの操作による、選択対象である映像部分の開始部分及び終了部分の特定操作に対応する特定制御信号が、操作部22或いは受信部20から入力されるようになっている。
【0032】
また、上記特定制御信号が入力されたマーキング情報生成回路26では、当該特定制御信号の受信タイミングに対応するタイミングで再生されているフレームのフレーム情報(例えば、フレーム番号)を取得するようになっている。さらに、マーキング情報生成回路26では、当該フレーム情報、ユーザの操作反応時間に依存する上記特定制御信号の受信タイミングの遅延時間、及び動画データの再生速度に基づいて、予め定めた時間長(又はフレーム数)に対応する分(プレマーク値)だけ前に再生されたフレームのフレーム情報を、ユーザによって実際に選択指定された映像部分の開始部分或いは終了部分であるフレームのフレーム情報として特定し(マーキング)、当該フレーム情報をマーキング情報としてメディアカード42に書き込むようになっている。
【0033】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0034】
本実施の形態に係る動画境界位置特定装置10では、ディスク装置16によってリムーバブルディスク40から読み出された動画データは、動画データ処理回路24によって、ディスプレイ12及びスピーカ14にて再生される。ここで、ユーザは再生されている動画を閲覧しながら、所望の映像部分を選択するために、当該映像部分の開始部分或いは終了部分を特定するための操作を行う。
【0035】
動画再生時において、上記マーキング情報生成回路26では、ユーザの操作によって操作部22或いはリモコン44からの制御信号を受信した受信部20からの上記特定制御信号を受信すると、図4に示す処理ルーチンが実行される。
【0036】
まず、ステップ100では、上記特定制御信号の受信タイミングに再生されていた動画像データ中のフレームのフレーム情報(例えば、フレーム番号)を、動画像データ処理回路32から取得する。例えば、図5に示すように、動画像データ中のフレーム区間ΔFが選択される場合に、ユーザによって開始部分に対する選択指示操作がなされると、操作部22或いはリモコン44からの制御信号を受信した受信部20からの上記特定制御信号の受信タイミングは、開始部分に対応するフレームFの再生タイミングから遅れて、フレームfの再生タイミングと同時となり、このフレームfのフレーム情報が取得されることになる。
【0037】
次のステップ102では、取得したフレーム情報、ユーザの操作反応時間に依存する上記特定制御信号の受信タイミングの遅延時間、及び動画データの再生速度値に基づいて、上記プレマーク値を演算する。ここでは、図5に示すように、フレームfから、動画データの再生速度、及びユーザの操作反応時間による上記特定制御信号の受信タイミングの遅延時間に応じて、上記プレマーク値Aを演算する。
【0038】
次のステップ104では、演算したプレマーク値に基づいて、プレマーク値分だけ前に再生されたフレームのフレーム情報を、ユーザによって実際に選択指示された映像部分の開始部分であるフレームのフレーム情報として特定し、当該フレーム情報をマーキング情報としてメディアカード42に記録する。ここでは、図5に示すように、フレームfのフレーム情報がマーキング情報としてメディアカード42に記録される。
【0039】
なお、図5に示す、上記フレーム区間ΔFの終了部分に対応するフレームFを特定するマーキング処理の流れについては、上述した、フレーム区間ΔFの開始部分に対応するフレームFの場合と同様であるため、その説明を省略する。
【0040】
以上のように、本第1の実施形態に係る動画境界位置特定装置10では、動画データ再生時において、ユーザによる所望の映像区間が選択指示された場合に、ユーザの操作反応時間によるフレーム区間の指定位置のズレを補正し、ユーザが所望するフレーム区間の特定を精度良く効率的に行うことができる。
【0041】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0042】
本第2の実施形態に係る動画境界位置特定装置は、基本的に上述の動画境界位置特定装置10と略同一の構成であるが、本第2の実施形態に係る動画境界位置特定装置は、上述の動画境界位置特定装置10の動画データ処理回路24とは異なる構成の動画データ処理回路24Aを備えている。
【0043】
図6に示すように、本第2の実施形態に係る動画データ処理回路24Aでは、音声処理回路30Aは、動画像データ処理回路32Aと相互にデータ授受可能に接続されている。この動画データ処理回路24Aにおける音声処理回路30Aでは、音声データの所定の属性データ(例えば、音量レベル、音量レベル変化率、周波数等)を逐次取得可能とされており、取得された属性データは、動画像データ処理回路32Aへ伝達可能とされている。また、動画像データ処理回路32Aでは、音声処理回路30Aからその属性データが伝達された音声データに対応する動画像データのフレームのフレーム情報を、マーキング情報処理回路26へ伝達可能とされている。
【0044】
本第2の実施形態に係る動画境界位置特定装置では、音声処理回路30Aにて取得された音声データの属性データ(例えば、音量レベル)の値の変化量が予め定めた所定量以上である音声データに対応する動画像データ中のフレーム区間を、選択すべきフレーム区間として特定する。ここでは、例えば、スポーツの試合風景が記録された動画においては、一般に、歓声が大きくなった映像部分、すなわち音声データの音量レベルが所定レベル以上となった時点で再生されている映像部分は、注目すべき場面(注目フレーム)であるとして、マーキング情報生成回路26では、その注目フレームの再生タイミングより所定時間分(プレマーク値)だけ前に対応するフレームのフレーム情報を、実際に選択すべき映像部分の開始部分であるフレームのフレーム情報として特定し(マーキング)、当該フレーム情報をマーキング情報としてメディアカード42に書き込むようになっている。また、一方で、歓声が小さくなった映像部分、すなわち音声データの音量レベルが所定レベル未満となった時点で再生されている映像部分は、注目すべきでない場面(非注目フレーム)であるとして、マーキング情報生成回路26では、その非注目フレームの再生タイミングより所定時間分(プレマーク値)だけ前又は後に対応するフレームのフレーム情報を、実際に選択すべき映像部分の終了部分であるフレームのフレーム情報として特定し(マーキング)、当該フレーム情報をマーキング情報としてメディアカード42に書き込むようになっている。
【0045】
次に、本第2の実施形態の作用について説明する。
【0046】
本第2の実施形態に係る動画境界位置特定装置では、基本的に、上述の第1の実施形態に係る動画境界位置特定装置10と同様に、ディスク装置16によってリムーバブルディスク40から読み出された動画データは、動画データ処理回路24Aによって、ディスプレイ12及びスピーカ14にて再生される。
【0047】
動画再生時において、本第2の実施形態に係る動画境界位置特定装置の音声処理回路30Aでは、動画像と同期して出力される音声データの属性データが逐次取得され、取得した属性データの値の変化量が予め定めた所定量以上であること検出した場合に、音声処理回路30Aから動画像データ処理回路32Aへ当該音声データを指示する所定の制御信号が伝達される。さらに、動画像データ処理回路32Aでは、当該音声データに対応するフレームのフレーム情報が、上記マーキング情報処理回路26へ伝達されると、マーキング情報生成回路26では、図7に示す処理ルーチンが実行される。
【0048】
まず、ステップ200では、属性データの値の変化量が予め定めた所定量以上である音声データに対応するフレームのフレーム情報を、音声処理回路30Aからの当該音声データの指示に基づいて、動画像データ処理回路32Aから取得する。ここでは、例えば、音量レベルが所定レベル以上(或いは、所定レベル未満)となった音声データに対応するフレームのフレーム情報を取得する。
【0049】
次のステップ202では、取得したフレーム情報に基づいて、音量レベルが所定レベル以上となった音声データに対応するフレームのフレーム情報である場合には、当該フレーム情報により示されるフレームの再生タイミングより前の所定時間分である上記プレマーク値を取得する。一方で、音量レベルが所定レベル未満となった音声データに対応するフレームのフレーム情報である場合には、当該フレーム情報により示されるフレームの再生タイミングより前(又は、後)の所定時間分である上記プレマーク値を取得する。なお、このプレマーク値はユーザが予め所望の値を設定したものである。
【0050】
次のステップ204では、演算したプレマーク値に基づいて、音量レベルが所定レベル以上となった場合に対応するプレマーク値の場合には、当該プレマーク値分前に対応するフレームのフレーム情報を、実際に選択すべき映像部分の開始部分であるフレームのフレーム情報として特定し(マーキング)、当該フレーム情報をマーキング情報としてメディアカード42に書き込む。一方で、音量レベルが所定レベル未満となった場合に対応するプレマーク値の場合には、当該プレマーク値分前(又は後)に対応するフレームのフレーム情報を、実際に選択すべき映像部分の終了部分であるフレームのフレーム情報として特定し(マーキング)、当該フレーム情報をマーキング情報としてメディアカード42に書き込む。
【0051】
以上のように、本第2の実施形態に係る動画境界位置特定装置では、動画データ再生時において、動画データに含まれる音声データの属性データ値の変化に応じて、上記注目フレームが確度よく含まれたフレーム区間を効率的に特定することができる。
【0052】
なお、上述の各実施形態に係る動画境界位置特定装置では、リムーバブルディスク40に記録されているオリジナル動画データにおける必要映像部分を特定するマーキング情報を容易にメディアカード42に記録することができるので、そのメディアカード42及びリムーバブルディスク40をミニラボ店等の画像編集サービス業者へ持ち込むことで、リムーバブルディスク40に記録されているオリジナル動画データに対して必要映像部分を特定して抽出する等の編集指示作業工程を簡略化することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、動画データの再生時に、当該動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置を特定するための基準となる位置を検出し、検出された前記基準となる位置から所定時間前に再生された動画データの位置を前記境界位置として特定するようにしたので、動画データ中の所望の映像部分を確度よくかつ効率的に特定することができる動画データ中の境界位置特定装置を提供すること、ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る動画境界位置特定装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る動画境界位置特定装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る動画データ処理回路の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るマーキング処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】フレーム区間の選択の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る動画データ処理回路の概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るマーキング処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10  動画境界位置特定装置
12  ディスプレイ
14  スピーカ
16  ディスク装置
18  カードI/F
20  受信部
22  操作部
24、24A  動画データ処理回路
26  マーキング情報生成回路
30、30A  音声処理回路
32、32A  動画像データ処理回路
40  リムーバブルディスク
42  メディアカード
44  リモコン

Claims (3)

  1. 動画データを再生する再生手段と、
    前記再生手段による動画データの再生時に、前記動画データ中の必要部分と不必要部分との境界位置を特定するための基準となる位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記基準となる位置から所定時間前に再生された動画データの位置を前記境界位置として特定する特定手段と、
    を有する動画データ中の境界位置特定装置。
  2. 前記動画データ中の所望の位置をユーザの手動操作により指定する指定手段を、さらに備え、
    前記検出手段は、前記再生手段による動画データの再生時に、前記指定手段によって指定された前記動画データの位置を前記基準となる位置として検出すると共に、
    前記特定手段は、前記指定手段におけるユーザの操作タイミングの遅延による時間分前に再生された動画データの位置を、前記境界位置として特定する、ことを特徴とする請求項1記載の動画データ中の境界位置特定装置。
  3. 前記動画データには音声データが含まれ、
    前記検出手段は、再生された音声データの属性データの所定の変化を検出することによって、前記基準となる位置を検出する、ことを特徴とする請求項1記載の動画データ中の境界位置特定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011101348A (ja) * 2009-10-07 2011-05-19 Sharp Corp チャプタ設定装置、コンテンツ記録再生装置、チャプタ設定方法、プログラムおよび記録媒体
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