JP2004142771A - 袋状容器 - Google Patents

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JP2004142771A
JP2004142771A JP2002308604A JP2002308604A JP2004142771A JP 2004142771 A JP2004142771 A JP 2004142771A JP 2002308604 A JP2002308604 A JP 2002308604A JP 2002308604 A JP2002308604 A JP 2002308604A JP 2004142771 A JP2004142771 A JP 2004142771A
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Masanori Shibazaki
柴崎 雅教
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Fuji Seal Inc
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Abstract

【課題】充填用口部と注出用口部が重なった状態に設けられているにもかかわらず、内容物の充填時に、注出用口部を下方に折り返す必要がなく、充填作業性を向上でき、その作業の自動化及び高速化を容易に達成することを課題とする。
【解決手段】可撓性を有するシート体をシールすることにより容器本体が形成され、シート体の積層方向に、容器本体内に内容物を充填すべく吸着手段により開口可能な充填用口部と、容器本体内の内容物を注ぎ出すための注出用口部とが設けられた袋状容器において、前記注出用口部が前記充填用口部に沿う上向き状態時に、充填用口部に吸着手段が吸着可能なように、充填用口部には、注出用口部と重なり合わない吸着領域が設けられ、しかも、注出用口部の上縁は、充填用口部の上縁シール部よりも低く設定されていることにある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスポーツ飲料や果汁飲料等の飲料、酒類、ソース、ドレッシング等の調味料、シャンプー、化粧水、液体洗剤、油等の各種の液体や粘性を有する液状体、塩、砂糖、胡椒等の粒体、小麦、ココア等の粉体等の内容物を充填するのに最適な袋状容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、シート体からなる袋状の容器として、自立可能なスタンディングパウチと称される自立性袋状容器が公知である。かかる容器は、シャンプーや液体洗剤等の各種の液体等の内容物を充填するものとして使用されている。
【0003】
前記袋状容器は、図9及び図10に示す如く可撓性を有するシート体49の周縁49aを熱シールすることにより、袋状の自立可能な容器本体50が形成されている。かかる容器本体50は、その上縁部50aが傾斜する正面視略台形状を呈しており、その上部側の角部には、注出用口部51が設けられている。そして、内容物を詰替用ボトル(図示省略)に注ぎ入れる際には、前記注出用口部51を切断線54の位置で切断することにより、角部に注出口52を形成する。そして、容器本体50を傾斜させて、注出口52から注ぎ出した内容物を、詰替用ボトルに注ぎ入れるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記の如く容器本体50を略台形状に形成することにより、注出用口部51を容器本体50の中央側に可及的に位置させることができるため、注ぎ出し時に注出用口部51を安定させることができる利点がある。しかしながら、前記容器本体50に内容物を充填する場合には、注出用口部51とは別に、前記上縁部50aの注出用口部51を除いた部分50bを開口させておいて、その部分50bから充填しているため、充填部分の幅が狭くなる問題がある。
【0005】
そこで、シート体の積層方向に、充填用口部と注出用口部とがそれぞれ重ね合うように設けられたものが開発されている(特許文献1)。かかる容器は、充填用口部と注出用口部とが別々に設けられていることから、注出用口部とは無関係に充填用口部を大きく設定することができる。
【0006】
通常、容器本体に内容物を充填する場合には、充填用口部を吸着手段で吸着して開口させるのであるが、特許文献1に記載の容器本体は、充填用口部と注出用口部が幅方向全長にわたって重なった状態(充填用口部と注出用口部が略同じ形状)に設けられていることから、容器本体に内容物を充填する場合には、注出用口部が邪魔になって充填作業が行えない。この結果、充填用口部に吸着スペースを確保できるように、注出用口部を下方に折り返す作業が必要となり、充填作業工程が増加しその作業の自動化及び高速化を阻害する要因になっていた。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−211940号公報
【0008】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、充填用口部と注出用口部が重なった状態に設けられているにもかかわらず、内容物の充填時に、注出用口部を下方に折り返す必要がなく、充填作業性を向上でき、その作業の自動化及び高速化を容易に達成することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その技術的手段は、可撓性を有するシート体をシールすることにより容器本体が形成され、シート体の積層方向に、容器本体内に内容物を充填すべく吸着手段により開口可能な充填用口部と、容器本体内の内容物を注ぎ出すための注出用口部とが設けられた袋状容器において、前記注出用口部が前記充填用口部に沿う上向き状態時に、充填用口部に吸着手段が吸着可能なように、充填用口部には、注出用口部と重なり合わない吸着領域が設けられ、しかも、注出用口部の上縁は、充填用口部の上縁シール部よりも低く設定されていることにある。
【0010】
そして、注出用口部が前記充填用口部に沿う上向き状態時に、充填用口部に吸着手段が吸着可能なように、充填用口部には、注出用口部と重なり合わない吸着領域が設けられていることから、内容物を容器本体に充填する場合、吸着手段を充填用口部に吸着させる吸着スペースが確保できる。従って、内容物の充填時に、注出用口部を下方に折り返す必要はなく、注出用口部が上向きの状態であっても充填用口部を確実に吸着して開口させて、容器本体内に内容物を容易に充填することができる。
【0011】
しかも、注出用口部の上縁は、充填用口部の上縁シール部よりも低く設定されていることから、充填後に充填用口部の上縁をシールする場合にも、注出用口部が邪魔になってシールの支障となることはない。よって、内容物の充填工程の簡略化を図り、その自動化及び高速化を容易に達成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1乃至図7は自立可能なスタンディングパウチと称される袋状容器の一実施の形態を示す。図1乃至図3において、1は可撓性を有するシート体を袋状に形成してなる容器本体で、該容器本体1内には、シャンプー、化粧水、液体洗剤、調味料、飲料等の各種の液体等の内容物が充填される。
【0014】
前記可撓性を有するシート体は、一対の側壁部を構成する側壁シート体5,5と、該両側壁部5,5の下部に位置して底壁部を構成するように内側にガゼット状に折り曲げ形成された底壁シート体6と、前記側壁シート5,5との間で充填用口部8と注出用口部9とを構成する中間シート体10からなる。尚、10aは中間シート体10の屈曲線を示す。また、ドットを付した部分は各シート体の熱シール部をそれぞれ示す。容器本体1は、側壁シート5,5の両縦縁シール部5aが上方に向けて次第に接近する台形状を呈している。
【0015】
前記容器本体1を構成するそれぞれのシート体は、可撓性を有するものであればその材質は特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフィルムやポリアミドフィルム等の内面にポリエチレンやポリプロピレン等のヒートシール性樹脂の層を形成した積層フィルムや、さらに、アルミホイルやエチレンビニルアルコール共重合体フィルムや無機物を蒸着したフィルム等のガスバリアー性フィルムを積層したフィルム、その他の合成樹脂性フィルム等の任意の材質を使用可能で、要は内面側が熱シール可能で内部に液体洗剤やその他目的の内容物を充填可能なものであれば良い。
【0016】
前記充填用口部8と注出用口部9は、容器本体1の上部で且つシート体の積層方向に重なり合うように設けられている。シート体の積層方向とは、側壁シート体5,5同士の重ね合わせる方向(容器本体1の厚さ方向)をいう。前記注出用口部9は、側壁シート体5,5の一方側で且つ上方向きに設けられている。具体的には、容器本体1の上縁部を形成する本体シール部9aと、該本体シール部9aから連続的に傾斜した傾斜シール部9bと、前記縦縁シール部5aと傾斜シール部9bに接続する上縁シール部9cとから区画形成されている。よって、充填用口部8には、注出用口部9と重なり合わない部分(吸着領域)8cが露出した状態で設けられることとなる。
【0017】
注出用口部9の上縁(上縁シール部9c)は、充填用口部8の上縁シール部8aよりも低く設定されている。内容物の充填前は、図2及び図3に示す如く、充填用口部8の上縁の全長がシールされることなく開口状態にある。また、傾斜シール部9bは、充填用口部8の露出する部分8cが大きくなるように、中心線Lよりも左側に位置している。尚、19は、注出用口部9を切断線18に沿って破断することにより開口できるように、縦縁シール部5aに形成された切り欠きである。
【0018】
次に、前記容器本体1に内容物を充填する場合について、図2及び図4を参照しながら説明する。先ず、上縁がシールされていない充填用口部8の両側を吸着手段20,20でそれぞれ吸着し、互いの吸着手段20,20を離間させることにより、充填用口部8を開口させる。上述の如く充填用口部8の注出用口部9側には、吸着領域8c、即ち、充填用口部8の幅方向中央に吸着スペースが確保されている。
【0019】
かかる充填工程において、注出用口部9が上向き状態(注出用口部9が充填用口部8に重なり合った状態)であっても、充填用口部8を吸盤等の吸着手段20,20で確実に吸着することができ、注出用口部9を下方に折り返す必要はない。
【0020】
更に、充填ノズル21を開口された充填用口部8に上方から差し込んで内容物を容器本体1内に所定量注入する。内容物の充填が終了したら、充填用口部8の上縁部をシール装置(図示省略)で融着し、容器本体1内を密封する。かかる充填用口部8の上縁部のシールに際しては、充填用口部8が、注出用口部9よりも上方に突出していることから、注出用口部9を折り返すことなく、充填用口部8の上縁の全長にわたって確実にシールすることができる。
【0021】
次に、容器本体1の内容物を注ぎ出す場合について説明する。先ず、充填用口部8を下方に折り返すと、注出用口部9が両側に若干拡げられる。これは、図5及び図6に示す如く、容器本体1は、内容物の水圧で両側方向に膨出しているため、充填用口部8を強制的に下方に折り返すことにより、充填用口部8を容器本体1に沿って湾曲させることができる。充填用口部8と注出用口部9は、中間シート体10で連続しているため、注出用口部9も膨出することとなる。このように注出用口部9が上方を向いており、充填時にも下方へ折り返される事がないので、液の流出を妨げる折り目がなく、スムーズに流出(注出)できる。
【0022】
従って、図5に仮想線で示す如く、注出用口部9を切り欠き19を起点にして破断した場合に、注出用口部9を容易に開口させ、その状態を保持することができる。更に、例えば図7(イ)及び(ロ)に示す如く、容器本体1の注出用口部9を、ポンプボトル等の詰替ボトル30の口部に差し込んだ後に、容器本体1を逆さに持ち上げて一気に内容物を流し込み、作業を迅速に終了することができ、内容物の移し替作業が最もやり易くなる。また、充填用口部8が注出用口部9より高くなっていることから、充填用口部8側を正面として販売展示することにより、商品を大きく見せるPR効果がある。更に、充填用口部8が注出用口部9の切り欠き19に重なっているため、商品流通時に切り欠き19が破断して液が洩れる事故が防止できる。しかも、注出用口部9が上向を向いているため、流通時(展示や梱包時等)に省スペース化を図ることができる。
【0023】
図8は、本発明の他の実施の形態を示す。同図(イ)に示す実施の形態は、充填用口部8と共に注出用口部9もそれぞれの上縁シール部8a,9cを直線且つ平行に設けたものである。本実施の形態においても、充填用口部8に比し、注出用口部9が低くなっていることから、充填用口部8に吸着手段20が吸着する露出する部分8cを確保することが可能である。尚、23は注出用口部9の切断線を示す。
【0024】
図8(ロ)に示す実施の形態は、充填用口部8に比し、注出用口部9が低くなっているのは、前記実施の形態と同様であるが、注出用口部9の上縁シール部9cは略直線状に傾斜したものである。尚、23aは注出用口部9の切断線を示す。
【0025】
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、注出用口部9の形状は、充填用口部8に吸着スペースが確保できるものであれば、任意に設計変更可能である。また、容器本体1の形状及び大きさも特に限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】
本発明の袋状容器の注出用口部は、前記充填用口部に沿う上向き状態時に、充填用口部に吸着手段が吸着可能な形状に形成され、しかも、注出用口部の上縁は、充填用口部の上縁シール部よりも低く設定されているので、充填用口部と注出用口部が重なった状態に設けられているにもかかわらず、内容物の充填時に、充填用口部に吸着スペースが確保できると共に、充填後に充填用口部をシールする場合にも、注出用口部がシールの支障となることはない。この結果、充填作業性の向上を図り、その作業の自動化及び高速化を容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】同容器本体の偏平状態を示す側面図である。
【図3】同図2に示すX−X線矢視断面図である。
【図4】同充填用口部から内容物を充填する要部を示す斜視図である。
【図5】同注出用口部及び充填用口部を示す斜視図である。
【図6】同容器本体の断面図である。
【図7】同容器本体内の内容物を詰替ボトルに注ぎ出す場合を示し、(イ)は、容器本体と詰替ボトルとを接近させる状態を示す斜視図、(ロ)は、容器本体を反転させた状態を示す斜視図である。
【図8】(イ)及び(ロ)は、本発明の他の実施の形態の要部をそれぞれ示す側面図である。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【図10】同容器本体の偏平状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…容器本体、5…側壁シート体(シート体)、6…底壁シート体、8…充填用口部、8b…上縁シール部、8c…注出用口部と重なり合わない部分(吸着領域)、9…注出用口部、10…中間シート体、20…吸着手段

Claims (1)

  1. 可撓性を有するシート体をシールすることにより容器本体が形成され、シート体の積層方向に、容器本体内に内容物を充填すべく吸着手段により開口可能な充填用口部と、容器本体内の内容物を注ぎ出すための注出用口部とが設けられた袋状容器において、
    前記注出用口部が前記充填用口部に沿う上向き状態時に、充填用口部に吸着手段が吸着可能なように、充填用口部には、注出用口部と重なり合わない吸着領域が設けられ、しかも、注出用口部の上縁は、充填用口部の上縁シール部よりも低く設定されていることを特徴とする袋状容器。
JP2002308604A 2002-10-23 2002-10-23 袋状容器 Pending JP2004142771A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241993A (ja) * 2008-04-01 2009-10-22 Taisei Lamick Co Ltd 自立型包装袋およびその製袋充填方法
CN111448146A (zh) * 2018-10-04 2020-07-24 花王株式会社 容器

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