JP2004144890A - 報知音発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】呼出ボタンやセンサーからの入力を検知した際、報知音を鳴動する報知音発生装置において、周囲の環境に合わせ、最適な報知音を鳴動する報知音発生装置を提供すること。
【解決手段】本発明の報知音発生装置11は、呼出信号を入力する入力手段12と、報知音を鳴動する報知手段13と、周囲の騒音を測定する集音手段14と、周囲の騒音状況に合わせて報知音を選択する報知音制御手段15とを備えたものである。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の報知音発生装置11は、呼出信号を入力する入力手段12と、報知音を鳴動する報知手段13と、周囲の騒音を測定する集音手段14と、周囲の騒音状況に合わせて報知音を選択する報知音制御手段15とを備えたものである。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、呼出ボタンや各種センサーからの入力を検知した際、報知音を鳴動できるようにした報知音発生装置に関し、特に、周囲の状況に応じて最適な報知音を鳴動する報知音発生装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の報知音発生装置は、呼出信号や防犯センサー他各種センサーからの入力を検知したとき、予め決められた報知音を鳴動することができるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の報知音発生装置には、次のような問題があった。例えば、来客による呼出を報知するときに、周囲の騒音が大きかった場合、来客に気付かない。また、周囲に騒音があっても聞こえるよう報知音が大きくする場合は、出力の大きな音声アンプが必要となるとともに、深夜のように騒音がほとんどない環境では、逆に、報知音によって周囲の人に不快感を与えてしまう。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、呼出ボタンや各種センサーからの入力を検知したとき、報知音を鳴動する報知音発生装置において、周囲の状況に応じて適正な報知音を発生する報知音発生装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0006】
従って、周囲の騒音状況に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択し鳴動することができるため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の集音手段と、報知手段とを、一の筐体に収めるものである。
【0008】
従って、報知を実際に行なう周囲の騒音状況を集音した結果に基づき、報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の報知音制御手段を、呼出信号を受ける前の一定期間の、周囲の騒音状況に基づき、報知音を選択するようにしたものである。
【0010】
従って、報知音を鳴動する直前の騒音状況だけでなく、騒音の時間的な変化も条件に入れた上で報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0011】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の報知音制御手段に音源を備えたことにより、周囲の騒音状況に基づき、適切な報知音を生成するものである。
【0012】
従って、予め用意された音源を利用し、周囲の騒音状況に応じて報知音を生成できるので、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0013】
また、請求項5に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、現時刻を計時する計時手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記現時刻に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0014】
従って、深夜等の騒音が少ない時間帯には音量の大きな報知音を選択することなく、適正な報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0015】
また、請求項6に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、周囲の照度を測定する測光手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記周囲の照度に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0016】
従って、人が活動していない可能性の高い照度の低い環境でも、適正な報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0017】
請求項7に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、周囲の人の存在を検知する人感手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記周囲の人の存在に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0018】
従って、人が周囲に存在する場合と存在しない場合に応じて、適正な報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0019】
【発明実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本発明の報知音発生装置が用いられる呼出報知システムの基本構成図を示す。
【0021】
図1に示すように、この呼出報知システムでは、報知音発生装置1は呼出ボタン9が接続され、この呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段2と、呼出を検知したとき、その呼出を報知する報知手段3とで構成される。例えば、呼出ボタン9を来客報知用に使用する場合、来客が呼出ボタン9を押すと、報知音の鳴動で来客が来たことがわかる。入力手段2には来客を知らせる呼出ボタンの他、窓や扉に設置される防犯センサや、トイレ等に設置される緊急コールボタンが接続される場合もある。
【0022】
(実施例1)
図2は、本発明の第1の実施例における報知音発生装置11のブロック図を示す。
【0023】
図2に示すように、この第1の実施例の報知音発生装置11は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段12と、呼出を報知する報知手段13と、周囲の騒音を測定する集音手段14と、周囲の騒音状況に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段15とで構成され、呼出ボタンからの呼出信号を検知したとき、周囲の騒音状況に応じた適正な報知音を鳴動するものである。
【0024】
次に、第1の実施例の報知音発生装置11の動作について説明する。
【0025】
図3は、第1の実施例の報知音発生装置11における動作手順を示す。図3に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段12に入力すると、入力手段12は入力検知信号12aを報知音制御手段15に出力する。報知音制御手段15は入力検知信号12aを入力すると、集音手段14より集音データ14aを入力する。報知音制御手段15は、集音データ14aと予め内部に用意された複数の報知音データ15aを比較し、報知音データ15aの中から最適と判断されたものを報知用データ13aとして報知手段13に出力する。報知手段13は、入力された報知用データ13aに基づき報知音を鳴動する。
【0026】
次に、第1の実施例の報知音発生装置11の報知音選択手順について説明する。
【0027】
図4は、第1の実施例の報知音発生装置11における報知音選択手順を示す。
【0028】
図4では、報知音制御手段15の内部には予め複数の報知音データ15aとして、低めの周波数成分を多く含む報知音15a1と、高めの周波数成分を多く含む報知音15a2を用意しているものとして説明する。人間の聴力には次のような特性がある。聞く対象となる音源に近い周波数成分をもつ騒音の中では、聞く対象となる音源の音量レベルは、少なくとも騒音レベルを越えないと聞き取れない。しかしながら、騒音の周波数成分が聞く対象となる音源の周波数成分と離れている場合は、騒音レベルが音源の音量レベルを越えていても聞き取ることが可能である。
【0029】
報知音制御手段15は、上記聴力の特性を考慮し、報知音データ15aの中から適正なものを選択する。報知音制御手段15は、集音手段14から入力された集音データ14aを報知音データ15aと比較し、報知音データ15aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図4の集音データ14aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音15a1はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音データ15a2の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音データ15a2に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。従って、本例の場合、報知音データ15a2を最適なデータと判断し、報知用データ13aとして、報知手段13に出力する。
【0030】
この説明では、説明の簡単のために報知音を2種類に限定したが、複数用意した方が最適な報知音の選択範囲を拡げることができる。
【0031】
また、報知音として音階を持ったメロディを用いる場合は、同じメロディでも、キーの高さの異なる複数のデータを用意し、最適なキーのデータを選択することで、同様の効果が得られる。
【0032】
また、報知手段13と集音手段14を同一の筐体に収めることで、報知手段13の設置された環境での周囲の騒音レベルを適切に測定することができる。
【0033】
また、図3では、呼出が発生してから報知音データを選択しているが、呼出が発生する前に、定期的に集音データと報知音データの比較を行ない、報知音を選択しておいても良い。この場合、集音データの測定に時間をかけても利便性を損なわないので、集音データを測定する期間を長くすることで、騒音の周波数分布に時間的な変化がある場合にも、適切な報知音を選択することが可能となる。
【0034】
また、報知音制御手段15に音源データを備え、測定された集音データに基づき、騒音に含まれていない周波数成分を持つ、報知音データを生成するようにすれば、さらに、対象となる騒音下でも聞き取りやすい報知音を鳴動することができる。
【0035】
図5に、音源データから報知音データを生成する手順を示す。
【0036】
報知音制御手段15は、報知音データ15aの元となる8つの音源データ15x1〜15x8を備えているものとする。報知音制御手段15は、集音データ14aと音源データ15xを比較し、各音源データ15xの使用する周波数周辺において、騒音レベルが低く観測される音源を採用し、報知音データ15aを生成する。図5の例では、音源データ15x2と15x5が採用され、報知音データ15a9を生成している。尚、音源データ15xを用意する際は、どの組合せで採用されても、不快な和音とならないよう配慮すると、騒音状況により採用される音源データ15xの組合せが変わっても不快感を与えない。
【0037】
以上、第1の実施例では、呼出ボタンを例に説明したが、本発明の報知音発生装置は、電話の着信等の各種報知手段としても適用が可能である。
【0038】
(実施例2)
図6は、本発明の第2の実施例における報知音発生装置21のブロック図を示す。
【0039】
図6に示すように、この第2の実施例の報知音発生装置21は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段22と、呼出を報知する報知手段23と、周囲の騒音を測定する集音手段24と、現時刻を計時する計時手段26と、周囲の騒音状況と現時刻に応じて予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段25とから構成され、呼出ボタン9からの呼出信号9aを検知したとき、周囲の騒音状況と時刻に応じて適正な報知音を鳴動するものである。
【0040】
次に、第2の実施例の報知音発生装置21の動作について説明する。
【0041】
図7は、第2の実施例の報知音発生装置21における動作手順を示す。
【0042】
図7に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段22に入力すると、入力手段22は入力検知信号22aを報知音制御手段25に出力する。報知音制御手段25は入力検知信号22aを入力すると、集音手段24より集音データ24aを入力する。報知音制御手段25は、集音データ24aと予め内部に用意された複数の報知音データ25aを比較・判断する。次に、報知音制御手段25は、計時手段26より現時刻データ26aを入力し、時刻テーブル25bを参照し、報知音データ25aの中から最適と判断されたものを報知用データ23aとして報知手段23に出力する。報知手段23は、入力された報知用データ23aに基づき報知音を鳴動する。
【0043】
次に、第2の実施例の報知音発生装置21の報知音選択手順について説明する。
【0044】
図8は、第2の実施例の報知音発生装置21における報知音選択手順を示す。
【0045】
図8では、報知音制御手段25の内部には予め複数の報知音データ25aとして、周波数成分と音量により、4種類の報知音25a11、25a12、25a21、25a22を用意しているものとして説明する。
【0046】
報知音制御手段25は、集音手段24から入力された集音データ24aを報知音データ25aと比較し、報知音データ25aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図8の集音データ24aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音データ15a11と15a12はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音25a21、25a22の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音25a21、25a22に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。次に、報知音制御手段25は、計時手段26から入力する現時刻データ26aを予め時刻テーブル25bに設定された深夜時間帯と比較し、深夜時間帯からはずれていれば報知音データ25a21を、深夜時間帯であれば音量の小さい報知音データ25a22を最適な報知音データと判断し、報知用データ23aとして報知手段23に、出力する。
【0047】
(実施例3)
図9は、本発明の第3の実施例における報知音発生装置31のブロック図を示す。
【0048】
図9に示すように、この第3の実施例の報知音発生装置31は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段32と、呼出を報知する報知手段33と、周囲の騒音を測定する集音手段34と、周囲の明るさを測定する測光手段37と、周囲の騒音状況と明るさに応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段35とから構成され、呼出ボタンからの呼出信号を検知したとき、周囲の騒音状況と明るさに応じて適正な報知音を鳴動するものである。
【0049】
次に、第3の実施例の報知音発生装置31の動作について説明する。
【0050】
図10は、第3の実施例の報知音発生装置31における動作手順を示す。
【0051】
図10に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段32に入力すると、入力手段32は入力検知信号32aを報知音制御手段35に出力する。報知音制御手段35は入力検知信号32aを入力すると、集音手段34より集音データ34aを入力する。報知音制御手段35は、集音データ34aと予め内部に用意された複数の報知音データ35aを比較・判断する。次に、報知音制御手段35は、測光手段37から照度データ37aを入力し、予め設定された照度テーブル35cを参照し、報知音データ35aの中から最適と判断されたものを報知用データ33aとして報知手段33に出力する。報知手段33は、入力された報知用データ33aに基づき報知音を鳴動する。
【0052】
次に、第3の実施例の報知音発生装置31の報知音選択手順について説明する。
【0053】
図11は、第3の実施例の報知音発生装置21における報知音選択手順を示す。
【0054】
図11では、報知音制御手段35の内部には予め複数の報知音35aとして、周波数成分と音量により、4種類の報知音35a11、35a12、35a21、35a22を用意しているものとして説明する。
【0055】
報知音制御手段35は、集音手段34から入力された集音データ34aを報知音データ35aと比較し、報知音データ35aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図8の集音データ34aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音データ35a11と35a12はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音35a21、35a22の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音35a21、35a22に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。次に、報知音制御手段35は、測光手段37から入力する照度データ37aを予め設定された照度テーブル35cと比較し、人の活動している可能性が高い明るい環境下では、音量の大きい報知音35a21を、人の活動している可能性が低い照度の暗い環境下であれば、音量の小さい報知音35a22を最適な報知音データと判断し、報知用データ33aとして、報知手段33に出力する。
【0056】
(実施例4)
図12は、本発明の第4の実施例における報知音発生装置41のブロック図を示す。
【0057】
図12に示すように、この第4の実施例の報知音発生装置41は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段42と、呼出を報知する報知手段43と、周囲の騒音を測定する集音手段44と、人の動きを検知する人感手段48と、周囲の騒音状況と人の存在の有無に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段45とから構成され、呼出ボタン9からの呼出信号9aを検知したとき、周囲の騒音状況と周囲の人の存在に応じて適正な報知音を鳴動するものである。
【0058】
次に、第4の実施例の報知音発生装置41の動作について説明する。
【0059】
図13は、第4の実施例の報知音発生装置41における動作手順を示す。
【0060】
図13に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段42に入力すると、入力手段42は入力検知信号42aを報知音制御手段45に出力する。報知音制御手段45は入力検知信号42aを入力すると、集音手段44より集音データ44aを入力する。報知音制御手段45は集音データ44aと予め内部に用意された複数の報知音データ45aを比較・判断する。次に、報知音制御手段45は人感手段48から人感データ48aを入力し、予め設定された人感テーブル45d参照し、報知音データ45aの中から最適と判断されたものを報知用データ43aとして報知手段43に出力する。報知手段43は、入力された報知用データ43aに基づき報知音を鳴動する。
【0061】
次に、第4の実施例の報知音発生装置41の報知音選択手順について説明する。
【0062】
図14は、第4の実施例の報知音発生装置41における報知音選択手順を示す。
【0063】
図14では、報知音制御手段45の内部には予め複数の報知音データ45aとして、周波数成分と音量により、4種類の報知音データ45a11、45a12、45a21、45a22を用意しているものとして説明する。
【0064】
報知音制御手段45は、集音手段44から入力された集音データ44aを報知音データ45aと比較し、報知音データ45aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図14の集音データ44aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音データ45a11と45a12はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音45a21、45a22の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音45a21、45a22に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。次に、報知音制御手段45は、人感手段48から入力する人感データ48aを予め設定された人感テーブルと比較し、人が周囲に居なければ、より遠くに報知音が届くよう音量の大きい報知音45a21を、人が周囲に居れば、音量の小さい報知音45a22を、最適な報知音データと判断し、報知用データ43aとして、報知手段43に出力する。
【0065】
【発明の効果】
本発明の報知音発生装置は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0066】
従って、周囲の騒音状況に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択し鳴動することができるため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の報知音発生装置が用いられる呼出報知システムの基本構成図
【図2】本発明の第1の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図3】本発明の第1の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図4】本発明の第1の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【図5】本発明の第1の実施例における報知音生成手順を示す図
【図6】本発明の第2の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図7】本発明の第2の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図8】本発明の第2の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【図9】本発明の第3の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図10】本発明の第3の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図11】本発明の第3の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【図12】本発明の第4の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図13】本発明の第4の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図14】本発明の第4の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【符号の説明】
1、11、21、31、41 報知音発生装置
2、12、22、32、42 入力手段
3、13、23、33、43 報知手段
14、24、34、44 集音手段
15、25、35、45 報知音制御手段
26 計時手段
37 測光手段
48 人感手段
9 呼出ボタン
【発明の属する技術分野】
本発明は、呼出ボタンや各種センサーからの入力を検知した際、報知音を鳴動できるようにした報知音発生装置に関し、特に、周囲の状況に応じて最適な報知音を鳴動する報知音発生装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の報知音発生装置は、呼出信号や防犯センサー他各種センサーからの入力を検知したとき、予め決められた報知音を鳴動することができるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の報知音発生装置には、次のような問題があった。例えば、来客による呼出を報知するときに、周囲の騒音が大きかった場合、来客に気付かない。また、周囲に騒音があっても聞こえるよう報知音が大きくする場合は、出力の大きな音声アンプが必要となるとともに、深夜のように騒音がほとんどない環境では、逆に、報知音によって周囲の人に不快感を与えてしまう。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、呼出ボタンや各種センサーからの入力を検知したとき、報知音を鳴動する報知音発生装置において、周囲の状況に応じて適正な報知音を発生する報知音発生装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0006】
従って、周囲の騒音状況に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択し鳴動することができるため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の集音手段と、報知手段とを、一の筐体に収めるものである。
【0008】
従って、報知を実際に行なう周囲の騒音状況を集音した結果に基づき、報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の報知音制御手段を、呼出信号を受ける前の一定期間の、周囲の騒音状況に基づき、報知音を選択するようにしたものである。
【0010】
従って、報知音を鳴動する直前の騒音状況だけでなく、騒音の時間的な変化も条件に入れた上で報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0011】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の報知音制御手段に音源を備えたことにより、周囲の騒音状況に基づき、適切な報知音を生成するものである。
【0012】
従って、予め用意された音源を利用し、周囲の騒音状況に応じて報知音を生成できるので、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0013】
また、請求項5に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、現時刻を計時する計時手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記現時刻に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0014】
従って、深夜等の騒音が少ない時間帯には音量の大きな報知音を選択することなく、適正な報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0015】
また、請求項6に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、周囲の照度を測定する測光手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記周囲の照度に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0016】
従って、人が活動していない可能性の高い照度の低い環境でも、適正な報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0017】
請求項7に記載の発明は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、周囲の人の存在を検知する人感手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記周囲の人の存在に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0018】
従って、人が周囲に存在する場合と存在しない場合に応じて、適正な報知音を選択するため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現する。
【0019】
【発明実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本発明の報知音発生装置が用いられる呼出報知システムの基本構成図を示す。
【0021】
図1に示すように、この呼出報知システムでは、報知音発生装置1は呼出ボタン9が接続され、この呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段2と、呼出を検知したとき、その呼出を報知する報知手段3とで構成される。例えば、呼出ボタン9を来客報知用に使用する場合、来客が呼出ボタン9を押すと、報知音の鳴動で来客が来たことがわかる。入力手段2には来客を知らせる呼出ボタンの他、窓や扉に設置される防犯センサや、トイレ等に設置される緊急コールボタンが接続される場合もある。
【0022】
(実施例1)
図2は、本発明の第1の実施例における報知音発生装置11のブロック図を示す。
【0023】
図2に示すように、この第1の実施例の報知音発生装置11は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段12と、呼出を報知する報知手段13と、周囲の騒音を測定する集音手段14と、周囲の騒音状況に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段15とで構成され、呼出ボタンからの呼出信号を検知したとき、周囲の騒音状況に応じた適正な報知音を鳴動するものである。
【0024】
次に、第1の実施例の報知音発生装置11の動作について説明する。
【0025】
図3は、第1の実施例の報知音発生装置11における動作手順を示す。図3に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段12に入力すると、入力手段12は入力検知信号12aを報知音制御手段15に出力する。報知音制御手段15は入力検知信号12aを入力すると、集音手段14より集音データ14aを入力する。報知音制御手段15は、集音データ14aと予め内部に用意された複数の報知音データ15aを比較し、報知音データ15aの中から最適と判断されたものを報知用データ13aとして報知手段13に出力する。報知手段13は、入力された報知用データ13aに基づき報知音を鳴動する。
【0026】
次に、第1の実施例の報知音発生装置11の報知音選択手順について説明する。
【0027】
図4は、第1の実施例の報知音発生装置11における報知音選択手順を示す。
【0028】
図4では、報知音制御手段15の内部には予め複数の報知音データ15aとして、低めの周波数成分を多く含む報知音15a1と、高めの周波数成分を多く含む報知音15a2を用意しているものとして説明する。人間の聴力には次のような特性がある。聞く対象となる音源に近い周波数成分をもつ騒音の中では、聞く対象となる音源の音量レベルは、少なくとも騒音レベルを越えないと聞き取れない。しかしながら、騒音の周波数成分が聞く対象となる音源の周波数成分と離れている場合は、騒音レベルが音源の音量レベルを越えていても聞き取ることが可能である。
【0029】
報知音制御手段15は、上記聴力の特性を考慮し、報知音データ15aの中から適正なものを選択する。報知音制御手段15は、集音手段14から入力された集音データ14aを報知音データ15aと比較し、報知音データ15aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図4の集音データ14aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音15a1はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音データ15a2の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音データ15a2に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。従って、本例の場合、報知音データ15a2を最適なデータと判断し、報知用データ13aとして、報知手段13に出力する。
【0030】
この説明では、説明の簡単のために報知音を2種類に限定したが、複数用意した方が最適な報知音の選択範囲を拡げることができる。
【0031】
また、報知音として音階を持ったメロディを用いる場合は、同じメロディでも、キーの高さの異なる複数のデータを用意し、最適なキーのデータを選択することで、同様の効果が得られる。
【0032】
また、報知手段13と集音手段14を同一の筐体に収めることで、報知手段13の設置された環境での周囲の騒音レベルを適切に測定することができる。
【0033】
また、図3では、呼出が発生してから報知音データを選択しているが、呼出が発生する前に、定期的に集音データと報知音データの比較を行ない、報知音を選択しておいても良い。この場合、集音データの測定に時間をかけても利便性を損なわないので、集音データを測定する期間を長くすることで、騒音の周波数分布に時間的な変化がある場合にも、適切な報知音を選択することが可能となる。
【0034】
また、報知音制御手段15に音源データを備え、測定された集音データに基づき、騒音に含まれていない周波数成分を持つ、報知音データを生成するようにすれば、さらに、対象となる騒音下でも聞き取りやすい報知音を鳴動することができる。
【0035】
図5に、音源データから報知音データを生成する手順を示す。
【0036】
報知音制御手段15は、報知音データ15aの元となる8つの音源データ15x1〜15x8を備えているものとする。報知音制御手段15は、集音データ14aと音源データ15xを比較し、各音源データ15xの使用する周波数周辺において、騒音レベルが低く観測される音源を採用し、報知音データ15aを生成する。図5の例では、音源データ15x2と15x5が採用され、報知音データ15a9を生成している。尚、音源データ15xを用意する際は、どの組合せで採用されても、不快な和音とならないよう配慮すると、騒音状況により採用される音源データ15xの組合せが変わっても不快感を与えない。
【0037】
以上、第1の実施例では、呼出ボタンを例に説明したが、本発明の報知音発生装置は、電話の着信等の各種報知手段としても適用が可能である。
【0038】
(実施例2)
図6は、本発明の第2の実施例における報知音発生装置21のブロック図を示す。
【0039】
図6に示すように、この第2の実施例の報知音発生装置21は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段22と、呼出を報知する報知手段23と、周囲の騒音を測定する集音手段24と、現時刻を計時する計時手段26と、周囲の騒音状況と現時刻に応じて予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段25とから構成され、呼出ボタン9からの呼出信号9aを検知したとき、周囲の騒音状況と時刻に応じて適正な報知音を鳴動するものである。
【0040】
次に、第2の実施例の報知音発生装置21の動作について説明する。
【0041】
図7は、第2の実施例の報知音発生装置21における動作手順を示す。
【0042】
図7に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段22に入力すると、入力手段22は入力検知信号22aを報知音制御手段25に出力する。報知音制御手段25は入力検知信号22aを入力すると、集音手段24より集音データ24aを入力する。報知音制御手段25は、集音データ24aと予め内部に用意された複数の報知音データ25aを比較・判断する。次に、報知音制御手段25は、計時手段26より現時刻データ26aを入力し、時刻テーブル25bを参照し、報知音データ25aの中から最適と判断されたものを報知用データ23aとして報知手段23に出力する。報知手段23は、入力された報知用データ23aに基づき報知音を鳴動する。
【0043】
次に、第2の実施例の報知音発生装置21の報知音選択手順について説明する。
【0044】
図8は、第2の実施例の報知音発生装置21における報知音選択手順を示す。
【0045】
図8では、報知音制御手段25の内部には予め複数の報知音データ25aとして、周波数成分と音量により、4種類の報知音25a11、25a12、25a21、25a22を用意しているものとして説明する。
【0046】
報知音制御手段25は、集音手段24から入力された集音データ24aを報知音データ25aと比較し、報知音データ25aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図8の集音データ24aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音データ15a11と15a12はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音25a21、25a22の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音25a21、25a22に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。次に、報知音制御手段25は、計時手段26から入力する現時刻データ26aを予め時刻テーブル25bに設定された深夜時間帯と比較し、深夜時間帯からはずれていれば報知音データ25a21を、深夜時間帯であれば音量の小さい報知音データ25a22を最適な報知音データと判断し、報知用データ23aとして報知手段23に、出力する。
【0047】
(実施例3)
図9は、本発明の第3の実施例における報知音発生装置31のブロック図を示す。
【0048】
図9に示すように、この第3の実施例の報知音発生装置31は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段32と、呼出を報知する報知手段33と、周囲の騒音を測定する集音手段34と、周囲の明るさを測定する測光手段37と、周囲の騒音状況と明るさに応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段35とから構成され、呼出ボタンからの呼出信号を検知したとき、周囲の騒音状況と明るさに応じて適正な報知音を鳴動するものである。
【0049】
次に、第3の実施例の報知音発生装置31の動作について説明する。
【0050】
図10は、第3の実施例の報知音発生装置31における動作手順を示す。
【0051】
図10に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段32に入力すると、入力手段32は入力検知信号32aを報知音制御手段35に出力する。報知音制御手段35は入力検知信号32aを入力すると、集音手段34より集音データ34aを入力する。報知音制御手段35は、集音データ34aと予め内部に用意された複数の報知音データ35aを比較・判断する。次に、報知音制御手段35は、測光手段37から照度データ37aを入力し、予め設定された照度テーブル35cを参照し、報知音データ35aの中から最適と判断されたものを報知用データ33aとして報知手段33に出力する。報知手段33は、入力された報知用データ33aに基づき報知音を鳴動する。
【0052】
次に、第3の実施例の報知音発生装置31の報知音選択手順について説明する。
【0053】
図11は、第3の実施例の報知音発生装置21における報知音選択手順を示す。
【0054】
図11では、報知音制御手段35の内部には予め複数の報知音35aとして、周波数成分と音量により、4種類の報知音35a11、35a12、35a21、35a22を用意しているものとして説明する。
【0055】
報知音制御手段35は、集音手段34から入力された集音データ34aを報知音データ35aと比較し、報知音データ35aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図8の集音データ34aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音データ35a11と35a12はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音35a21、35a22の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音35a21、35a22に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。次に、報知音制御手段35は、測光手段37から入力する照度データ37aを予め設定された照度テーブル35cと比較し、人の活動している可能性が高い明るい環境下では、音量の大きい報知音35a21を、人の活動している可能性が低い照度の暗い環境下であれば、音量の小さい報知音35a22を最適な報知音データと判断し、報知用データ33aとして、報知手段33に出力する。
【0056】
(実施例4)
図12は、本発明の第4の実施例における報知音発生装置41のブロック図を示す。
【0057】
図12に示すように、この第4の実施例の報知音発生装置41は、呼出ボタン9からの呼出信号9aを入力する入力手段42と、呼出を報知する報知手段43と、周囲の騒音を測定する集音手段44と、人の動きを検知する人感手段48と、周囲の騒音状況と人の存在の有無に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択する報知音制御手段45とから構成され、呼出ボタン9からの呼出信号9aを検知したとき、周囲の騒音状況と周囲の人の存在に応じて適正な報知音を鳴動するものである。
【0058】
次に、第4の実施例の報知音発生装置41の動作について説明する。
【0059】
図13は、第4の実施例の報知音発生装置41における動作手順を示す。
【0060】
図13に示すように、図1に示す呼出ボタン9より呼出信号9aが入力手段42に入力すると、入力手段42は入力検知信号42aを報知音制御手段45に出力する。報知音制御手段45は入力検知信号42aを入力すると、集音手段44より集音データ44aを入力する。報知音制御手段45は集音データ44aと予め内部に用意された複数の報知音データ45aを比較・判断する。次に、報知音制御手段45は人感手段48から人感データ48aを入力し、予め設定された人感テーブル45d参照し、報知音データ45aの中から最適と判断されたものを報知用データ43aとして報知手段43に出力する。報知手段43は、入力された報知用データ43aに基づき報知音を鳴動する。
【0061】
次に、第4の実施例の報知音発生装置41の報知音選択手順について説明する。
【0062】
図14は、第4の実施例の報知音発生装置41における報知音選択手順を示す。
【0063】
図14では、報知音制御手段45の内部には予め複数の報知音データ45aとして、周波数成分と音量により、4種類の報知音データ45a11、45a12、45a21、45a22を用意しているものとして説明する。
【0064】
報知音制御手段45は、集音手段44から入力された集音データ44aを報知音データ45aと比較し、報知音データ45aの中から騒音にない周波数成分をより多くもつデータを選択する。図14の集音データ44aの例では、低い周波数の騒音が多く観測され、報知音データ45a11と45a12はこの騒音下では聞き取れないことがわかる。逆に、報知音45a21、45a22の持つ周波数成分に近い周波数での騒音レベルは報知音45a21、45a22に比べ低く、この騒音下でも聞き取れることがわかる。次に、報知音制御手段45は、人感手段48から入力する人感データ48aを予め設定された人感テーブルと比較し、人が周囲に居なければ、より遠くに報知音が届くよう音量の大きい報知音45a21を、人が周囲に居れば、音量の小さい報知音45a22を、最適な報知音データと判断し、報知用データ43aとして、報知手段43に出力する。
【0065】
【発明の効果】
本発明の報知音発生装置は、呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたものである。
【0066】
従って、周囲の騒音状況に応じて、予め用意された報知音の中から適正な報知音を選択し鳴動することができるため、呼出等の報知を的確に、また、不快感を与えることなく実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の報知音発生装置が用いられる呼出報知システムの基本構成図
【図2】本発明の第1の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図3】本発明の第1の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図4】本発明の第1の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【図5】本発明の第1の実施例における報知音生成手順を示す図
【図6】本発明の第2の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図7】本発明の第2の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図8】本発明の第2の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【図9】本発明の第3の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図10】本発明の第3の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図11】本発明の第3の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【図12】本発明の第4の実施例における報知音発生装置のブロック図
【図13】本発明の第4の実施例における報知音発生装置の動作手順を示す図
【図14】本発明の第4の実施例における報知音発生装置の報知音選択手順を示す図
【符号の説明】
1、11、21、31、41 報知音発生装置
2、12、22、32、42 入力手段
3、13、23、33、43 報知手段
14、24、34、44 集音手段
15、25、35、45 報知音制御手段
26 計時手段
37 測光手段
48 人感手段
9 呼出ボタン
Claims (7)
- 呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたことを特徴とする報知音発生装置。
- 前記集音手段と前記報知手段は一の筐体に収められたことを特徴とする請求項1に記載の報知音発生装置。
- 前記報知音制御手段は、予め周囲の騒音状況を一定時間観測し報知音選択の判断に用いることを特徴とする請求項1に記載の報知音発生装置。
- 前記報知音制御手段は、周囲の騒音状況に基づき内部に備えた音源を用いて報知音を生成することを特徴とする請求項1に記載の報知音発生装置。
- 呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、現時刻を計時する計時手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記現時刻に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたことを特徴とする報知音発生装置。
- 呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、周囲の照度を測定する測光手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記周囲の照度に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたことを特徴とする報知音発生装置。
- 呼出信号を入力する入力手段と、周囲の騒音を測定する集音手段と、周囲の人の存在を検知する人感手段と、前記呼出信号を検知したとき前記周囲の騒音状況と前記周囲の人の存在に基づき報知音を選択する報知音制御手段と、前記選択された報知音を鳴動する報知手段とを備えたことを特徴とする報知音発生装置。
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Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| JP2007076585A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Alpine Electronics Inc | 運転手警報発生装置および運転手警報発生方法 |
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| CN114724319A (zh) * | 2021-01-04 | 2022-07-08 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种智能调节井场报警音量和频率的系统与方法 |
-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002308235A patent/JP2004144890A/ja not_active Withdrawn
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