JP2004157271A - 撮影情報報知装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮影情報入出力手段30において入力された撮影情報を電気信号として音声報知手段40に出力してメモリに記憶し、カセッテ10が撮影台20に設置されたことをカセッテ検出手段22により検出し、この検出信号に応じてメモリに記憶された撮影情報を示す電気信号を音声信号変換部41に出力し、音声信号変換部41において撮影情報を示す電気信号を音声信号に変換した後、この音声信号に基づいてスピーカ42から撮影情報を音声として出力する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射線画像が記録される放射線画像記録媒体が収容されたカセッテを用いて放射線画像の撮影を行う際、その撮影情報を報知する撮影情報報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、人体などの被写体に放射線を照射し、被写体を透過した放射線をフィルムなどに照射することにより放射線画像を記録する放射線画像撮影装置が種々提案されている。
【0003】
上記のような放射線画像撮影装置としては、フィルムに直接放射線を照射して記録するものの他に、たとえば、放射線の照射により該放射線の線量に応じた量の電荷を蓄電部に蓄積することにより、放射線画像を記録する放射線固体検出器を用いたものや、また、放射線エネルギーの一部を蓄積し、励起光の照射により蓄積された放射線エネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体を支持体上に積層した蓄積性蛍光体シートを用いたものなどが提案されており、また、上記放射線固体検出器や蓄積性蛍光体シートをケースに収容したカセッテを利用した放射線画像撮影装置も提案されている。
【0004】
ここで、上記のような放射線画像撮影装置により放射線画像の撮影を行う際には、患者名や撮影部位(胸部、頭部、腹部、右乳房、左大腿など)や撮影方法(正面、側面、斜位、断層など)などの撮影情報が装置の操作者により確認される。特許文献1には、上記のような撮影情報をモニタに表示させることにより操作者が確認できる方法が記載されている。また、特許文献2には、上記のような撮影情報をカセッテに設けられたモニタに表示する方法が提案されている。また、特許文献3には、上記のような撮影情報をカセッテを受容するカセッテスタンドに設けられたモニタに表示することが提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭58−72041号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2000−262504号公報
【0007】
【特許文献3】
特開2000−206636号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような放射線画像撮影装置による撮影作業は一般に短時間内に集中することが多いため、正確かつ効率的に行う必要があるが、上記のようにしてモニタに表示された撮影情報を確認したのでは、撮影する度にモニタに視線を向けなくてはならないため作業効率が悪く、また、表示状態や操作者の視力によっては見間違えを生じるおそれもある。
【0009】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、放射線画像が記録される放射線画像記録媒体が収容されたカセッテを用いて放射線画像の撮影を行う際、正確かつ効率的に撮影情報を報知することができる撮影情報報知装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の撮影情報報知装置は、放射線画像の撮影時に、放射線画像が記録される放射線画像記録媒体およびその放射線画像記録媒体を収容するケースを有するカセッテが撮影台に設置されたことを検出するカセッテ検出手段と、そのカセッテ検出手段によりカセッテが設置されたことが検出された際に、入力された放射線画像の撮影情報を音声で出力する音声報知手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
ここで、上記「放射線画像記録媒体」としては、たとえば、入射した放射線を直接または一旦光に変換した後に電荷に変換し、その電荷を蓄積することにより放射線画像を記録する放射線固体検出器や、放射線エネルギーの一部を蓄積し、励起光の照射により蓄積された放射線エネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体を支持体上に積層した蓄積性蛍光体シートや、フィルムなどがある。
【0012】
また、上記「撮影台」とは、撮影時に上記カセッテが設置される台であって、カセッテが設置された撮影台に被写体が近づいた状態で放射線を照射することにより放射線画像の撮影を行うことができるものである。
【0013】
また、上記「撮影情報」とは、放射線画像の撮影時に操作者が必要とする撮影に関する情報であり、たとえば、撮影情報としては、患者名などの患者を識別するためのID情報や、胸部、頭部、腹部、右乳房、左大腿などの撮影部位や、正面、側面、斜位、断層などの撮影方法などがある。
【0014】
本発明の第2の撮影情報報知装置は、放射線画像の撮影時に、放射線画像が記録される放射線画像記録媒体およびその放射線画像記録媒体を収容するケースを有するカセッテを受容するカセッテスタンドからカセッテが取り出されたことを検出するカセッテ取出検出手段と、そのカセッテ取出検出手段によりカセッテが取り出されたことが検出された際に、入力された放射線画像の撮影情報を音声で出力する音声報知手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
ここで、上記「カセッテスタンド」は、たとえば、放射線画像の撮影室内に設置され、撮影時に使用されるカセッテを予め受容したものなどである。
【0016】
本発明の第3の撮影情報報知装置は、放射線画像が記録される放射線画像記録媒体およびその放射線画像記録媒体を収容するケースを有するカセッテに設けられた音声出力手段と、入力された放射線画像の撮影情報を音声出力手段により音声で出力させる音声出力制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0017】
ここで、上記「音声出力手段」としては、たとえば、スピーカーなどの電気信号を音声として出力することができるものがある。
【0018】
また、上記第3の撮影情報報知装置においては、カセッテを、所定の信号入力手段を有するものとし、音声出力制御手段を、信号入力手段からの信号入力を検出した際に撮影情報を音声で出力させるものとすることができる。
【0019】
ここで、上記「信号入力手段」としては、たとえば、音声での撮影情報の出力を要求するボタンスイッチなどを設けることができる。
【0020】
また、放射線画像の撮影開始を示す信号を出力する撮影開始信号出力手段を撮影台に設け、音声出力制御手段を、撮影開始信号出力手段から出力された撮影開始を示す信号を検出した際に撮影情報を音声で出力させるものとすることができる。
【0021】
ここで、上記「撮影開始信号出力手段」としては、たとえば、撮影台に人が近づいたことを検出し、この検出信号を撮影開始信号として出力するものなどがある。
【0022】
また、カセッテに撮影情報を出力する撮影情報出力手段をカセッテを受容するカセッテスタンドに設けるようにすることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の第1から第3の撮影情報報知装置によれば、放射線画像の撮影時に、入力された放射線画像の撮影情報を音声で出力するようにしたので、正確かつ効率的に撮影情報を認識することができる。
【0024】
また、上記第3の撮影情報報知装置において、カセッテに所定の信号入力手段を設け、その信号入力手段からの信号入力を検出した際に撮影情報を音声で出力させるようにしたり、放射線画像の撮影開始を示す信号を出力する撮影開始信号出力手段を撮影台に設け、その撮影開始信号出力手段から出力された撮影開始を示す信号を検出した際に撮影情報を音声で出力させるようにした場合には、より適切なタイミングで撮影情報を知ることができる。
【0025】
また、上記第3の撮影情報報知装置において、カセッテに撮影情報を出力する撮影情報出力手段をカセッテを受容するカセッテスタンドに設けるようにした場合には、カセッテへの撮影情報の入力を容易に行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の撮影情報報知装置の第1の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の撮影情報報知装置の第1の実施の形態を利用した放射線画像撮影システムの概略構成図である。
【0027】
本放射線画像撮影システムは、図1に示すように、放射線を照射する放射線源5、被写体1を透過した放射線の放射線エネルギーの一部を蓄積し、励起光の照射により蓄積された放射線エネルギーに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体を支持体上に積層した蓄積性蛍光体シート11と該蓄積性蛍光体シートを収容するケース12とを有するカセッテ10、カセッテ10が設置される撮影台20、被写体1についての放射線画像の撮影情報を入出力する撮影情報入出力手段30、および撮影情報入出力手段30から出力された撮影情報を音声で報知する音声報知手段40を備えている。
【0028】
カセッテ10のケース12は、図2に示すように、蓄積性蛍光体シート11が収容され、一端側の端面14および該端面の連接する蛍光体シート11に対向する面の一部に蛍光体シート11を出し入れするための開口が設けられた箱体12aと、箱体12aの開口を閉塞する蓋体12bとから構成される。蓋体12bは、ヒンジ等によって、図中矢印a方向に開閉可能に構成される。
【0029】
撮影台20は、カセッテ10が挿入される装填口21を有しており、この装填口21からカセッテ10が挿入され、放射線画像の撮影が可能な位置に設置される。そして、撮影台20にはカセッテが設置されたことを検出するカセッテ検出手段22が設けられている。
【0030】
音声報知手段40は、撮影情報入出力手段30から出力された撮影情報を示す電気信号を音声として出力可能な音声信号に変換する音声信号変換部41と音声信号変換部41により変換された音声信号を音声として出力するスピーカ42とを有している。
【0031】
撮影情報とは、たとえば、被写体1である患者の名前などの患者を識別するためのID情報、胸部、頭部、腹部、右乳房および左大腿などの撮影部位、正面、側面、斜位および断層などの撮影方法などをいい、放射線画像の撮影の前に撮影情報入出力手段30において入力される情報である。
【0032】
次に、上記放射線画像撮影システムの作用について説明する。
【0033】
まず、撮影情報入出力手段30において撮影情報が入力される。この撮影情報は電気信号として音声報知手段40に出力され、音声報知手段40に設けられたメモリ(不図示)に記憶される。そして、撮影台20に被写体1が載置されるとともに、カセッテ10が撮影台20の装填口21から挿入されて設置される。このとき、カセッテ10が設置されたことが撮影台20に設けられたカセッテ検出手段22により検出され、この検出信号が音声報知手段40に出力される。音声報知手段40は、この検出信号に応じてメモリに記憶された撮影情報を示す電気信号を音声信号変換部41に出力する。そして、音声信号変換部41において撮影情報を示す電気信号が音声信号に変換され、この音声信号はスピーカ42に出力される。スピーカ42は、入力された音声信号に応じて撮影情報を音声で報知する。この報知された音声により操作者は撮影情報を認識し、被写体1が間違っていないか、また、撮影情報のとおりに被写体1が載置されているか、また設置されたカセッテ10のサイズや種類などが間違っていないかなどを確認した後、放射線源5から放射線を照射することにより放射線画像の撮影を行う。
【0034】
また、上記放射線画像撮影システムにおいて、複数のカセッテについて撮影を行う場合には、カセッテ毎にバーコードや半導体チップなどにより識別情報を持たせ、この識別情報をカセッテの検出信号とともに音声報知手段40に出力するようにし、音声報知手段40において複数のカセッテについての撮影情報を記憶するようにしておき、入力された識別情報に応じた撮影情報を音声で報知するようにしてもよい。
【0035】
また、上記放射線画像撮影システムにおいては、音声報知手段40と撮影台20とを別々に構成するようにしたが、これらを一体化するようにしてもよい。また、音声報知手段40にスピーカ42を設けるようにしたが、スピーカ42のみを撮影台20に付設したり、撮影台20や音声報知手段40から離れた撮影室内の所定の位置に設置するようにしてもよい。
【0036】
次に、本発明の撮影情報報知装置の第2の実施の形態について詳細に説明する。図3は本発明の撮影情報報知装置の第2の実施の形態を利用したカセッテスタンドの概略構成図である。図3(a)はカセッテスタンドの斜視図、図3(b)はカセッテスタンドの内部の構成を示すブロック図である。
【0037】
本カセッテスタンドは、図3に示すように、被写体を透過した放射線を検出して放射線画像を表す画像信号を出力する放射線固体検出器51と該放射線固体検出器51を収容するケース52とを有するカセッテ50を受容するものである。
【0038】
カセッテ50のケース52は、図4に示すように、上面開放の箱形収容部52aと該収容部52aの上面を覆う蓋部52bとからなる。そして、ケース52内には、所定の情報を記憶するメモリ53と放射線固体検出器51を駆動する電源54が設けられている。
【0039】
カセッテスタンド60は、図3に示すように、金属製、あるいは樹脂製で作られた略箱状を呈しており、上部の傾斜面60aにカセッテ50のメモリの情報を表示する表示スクリーン61およびスピーカ62が配置されている。また、カセッテスタンド60の前面60bには、カセッテ50を挿入するためのスロット63が設けられている。
【0040】
また、カセッテスタンド60は、内部に充電器64とメモリ65を有している。充電器64はスロット63に挿入されたカセッテ50の電源54と接続されるものである。充電器はカセッテ50が挿入されると自動的にカセッテ50の電源54に接続されるが、必要に応じて接続しないようにしてもよい。また充電完了後自動的に接続回路が切断されるようにしてもよい。充電器64とカセッテ50は、直接電気的に接触するほかに、電磁結合(誘導結合)により、非接触方式で充電することもできる。また、カセッテスタンド60のメモリはカセッテ50のメモリ53に接続されるものである。
【0041】
表示スクリーン61は、カセッテスタンド60のメモリ65に記憶された情報を表示するものである。
【0042】
また、カセッテスタンド60には、撮影情報入出力手段70が接続されている。そして、カセッテスタンド60は、撮影情報入出力手段70から出力された撮影情報を示す電気信号を音声として出力可能な音声信号に変換する音声信号変換部66を有しており、この音声信号変換部66により変換された音声信号は音声としてスピーカ62から出力される。
【0043】
また、カセッテスタンド60には、カセッテ50がスロット63から取り出されたことを検出するカセッテ取出検出手段67が設けられている。
【0044】
次に、上記カセッテスタンド60の作用について説明する。
【0045】
まず、カセッテスタンド60には、放射線画像の撮影前のカセッテ50がスロット63により受容されている。そして、撮影情報入出力手段70において撮影情報が入力され、この撮影情報はカセッテスタンド60のメモリ65に電気信号として出力されて記憶される。そして、操作者が放射線画像の撮影を開始する際にスロット63からカセッテ50が取り出される。このとき、カセッテ50がスロット63から取り出されたことがカセッテ取出検出手段67により検出され、この検出信号に応じてメモリ65に記憶された撮影情報を示す電気信号が音声信号変換部66に出力される。そして、音声信号変換部41において撮影情報を示す電気信号が音声として出力可能な音声信号に変換され、この音声信号はスピーカ62に出力される。スピーカ62は、入力された音声信号に応じて撮影情報を音声で報知する。一方、カセッテ取出検出手段67における検出信号に応じてメモリ65に記憶された撮影情報を示す電気信号は所定の信号処理が行われた後、表示スクリーン61にも出力され、表示スクリーン61は撮影情報を表示する。操作者は上記のようにしてスピーカ62から報知された撮影情報および表示スクリーン61に表示された撮影情報を認識し、被写体1が間違っていないか、撮影情報のとおりに被写体1が載置されているか、また取り出したカセッテ50のサイズや種類などが間違っていないかなどを確認した後、カセッテ50を用いて放射線画像の撮影を開始する。
【0046】
また、上記カセッテスタンド60において、複数のスロットを設けて複数のカセッテを受容できるようにしてもよく、この場合には、撮影情報入出力手段70から出力された撮影情報に基づいてスロットおよびカセッテを選択し、その選択されたカセッテがスロットから取り出されたときに、上記と同様にスピーカ62から撮影情報を音声により出力したり、表示スクリーン61により撮影情報を表示するようにすればよい。また、選択されたスロットを示すLEDなどをカセッテスタンド60に設けるようにしてもよい。
【0047】
また、撮影情報入出力手段70からカセッテスタンド60に撮影感度や放射線の線量を示す情報を出力するようにし、これをカセッテスタンド60のメモリ65に一旦記憶した後、表示スクリーン61に表示したり、カセッテスタンド60のメモリ65からカセッテ50のメモリ53に一旦記憶し、この情報に基づいて放射線固体検出器51の制御などを行うようにしてもよい。
【0048】
また、放射線画像の撮影終了後のカセッテをカセッテスタンド60のスロット63に挿入した際に、放射線固体検出器51のメモリ53からカセッテスタンド60のメモリ65に画像信号を出力させ、この画像信号に所定の画像処理などを施した後、表示スクリーン61に表示させるようにしてもよい。さらに、カセッテの充電の必要の有無を即座に知ることができるように電源電圧を表示してもよい。
【0049】
次に、本発明の撮影情報報知装置の第3の実施の形態について詳細に説明する。図3は本発明の撮影情報報知装置の第3の実施の形態を利用したカセッテの概略構成図である。
【0050】
本カセッテ80は、図5に示すように、被写体を透過した放射線を検出して放射線画像を表す画像信号を出力する放射線固体検出器81と、放射線固体検出器81を収容するケース82と、撮影情報入出力手段90から出力された撮影情報を受信して記憶するメモリ83と、メモリ83に記憶された撮影情報を示す電気信号を音声として出力可能な音声信号に変換する音声信号変換部84と、音声信号変換部84から出力された音声信号を音声として出力するスピーカ85とを有するものである。
【0051】
カセッテ80のケース82は、第2の実施の形態のケース52と同様の構成である。
【0052】
また、カセッテ80には、スピーカ85による音声出力を開始させるための撮影情報確認要求ボタン86が設けられている。
【0053】
また、カセッテ80のメモリ83は、撮影情報入出力手段90から出力された撮影情報を示す電気信号を無線LANを介して受信する受信部(不図示)を有しており、この受信部により受信された撮影情報を示す電気信号を記憶するものである。
【0054】
次に、上記カセッテ80の作用について説明する。
【0055】
まず、放射線画像の撮影前に撮影情報入出力手段90において撮影情報が入力され、この撮影情報を示す電気信号が無線LANを介して受信部により受信されてカセッテ80のメモリ83に記憶される。そして、操作者が放射線画像の撮影を開始する際、撮影情報を確認するために撮影情報確認要求ボタン86を押下すると、メモリ83に記憶された撮影情報を示す電気信号が音声信号変換部84に出力される。そして、音声信号変換部84において撮影情報を示す電気信号が音声として出力可能な音声信号に変換され、この音声信号はスピーカ85に出力される。スピーカ85は、入力された音声信号に応じて撮影情報を音声で報知する。この報知された音声により操作者は撮影情報を認識し、被写体1が間違っていないか、撮影情報のとおりに被写体1が載置されているか、また設置されたカセッテ10のサイズや種類などが間違っていないかなどを確認した後、放射線画像の撮影を行う。
【0056】
また、上記カセッテ80においては、撮影情報入出力手段90から出力された撮影情報を示す電気信号を無線LANを介して受信して記憶するようにしたが、これに限らず、たとえば、第2の実施の形態と同様に、撮影情報入出力手段からカセッテスタンドに撮影情報を示す電気信号を出力し、その撮影情報を示す電気信号をカセッテスタンドに設けられた撮影情報出力手段(不図示)によりカセッテスタンドに受容されたカセッテ80のメモリ83に出力して記憶し、上記のように撮影情報確認要求ボタン86を押下することにより音声として出力するようにしてもよい。
【0057】
また、上記カセッテ80においては、撮影情報確認要求ボタン86が押下された際に撮影情報を音声で報知するようにしたが、これに限らず、たとえば、撮影台に放射線画像の撮影開始を示す信号を出力する撮影開始信号出力手段を設け、この撮影開始信号出力手段から出力された撮影開始を示す信号に応じて上記と同様にして音声としてスピーカ85から撮影情報を出力するようにしてもよい。この場合、撮影開始信号出力手段としては、たとえば、撮影台に操作者が近づいたことを検出し、この検出信号を撮影開始を示す信号として出力するものなどを利用すればよい。また、撮影開始を示す信号は電波や赤外線などによりカセッテ80に出力するようにすればよい。
【0058】
また、カセッテ80に、音声の命令を認識することができる音声認識手段を設け、撮影情報を音声として出力させる命令を音声により入力し、これを音声認識手段により認識し、撮影情報を音声としてスピーカ85から出力するようにしてもよい。
【0059】
また、上記のようなカセッテを複数使用する場合には、カセッテ毎に所定の識別情報を持たせ、この識別情報を撮影情報入出力手段から撮影情報とともに出力するようにし、この撮影情報入出力手段から出力された識別情報に応じたカセッテから撮影情報を音声として出力するようにしてもよい。
【0060】
上記本発明の撮影情報報知装置の第1から第3の実施の形態によれば、放射線画像の撮影時に、入力された放射線画像の撮影情報を音声で出力するようにしたので、正確かつ効率的に撮影情報を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影情報報知装置の第1の実施の形態を利用した放射線画像撮影システムの概略構成図
【図2】図1に示す放射線画像撮影システムで使用されるカセッテの概略構成図
【図3】本発明の撮影情報報知装置の第2の実施の形態を利用したカセッテスタンド概略構成図
【図4】図3に示すカセッテスタンドで使用されるカセッテの概略構成図
【図5】本発明の撮影情報報知装置の第3の実施の形態を利用したカセッテの概略構成図
【符号の説明】
1 被写体
5 放射線源
10 カセッテ
11 蓄積性蛍光体シート
12 ケース
20 撮影台
21 装填口
22 カセッテ検出手段
30,70,90 撮影情報入出力手段
31 操作パネル
32 表示部
40 報知手段
41,66,84 音声信号変換部
42,62,85 スピーカ
50 カセッテ
51,81 放射線固体検出器
52,82 ケース
53,65 メモリ
54 電源
60 カセッテスタンド
61 表示スクリーン
63 スロット
64 充電器
66 カセッテ受容検出手段
80 カセッテ
83 メモリ
86 確認要求ボタン
Claims (6)
- 放射線画像の撮影時に、放射線画像が記録される放射線画像記録媒体および該放射線画像記録媒体を収容するケースを有するカセッテが撮影台に設置されたことを検出するカセッテ検出手段と、
該カセッテ検出手段により前記カセッテが設置されたことが検出された際に、入力された前記放射線画像の撮影情報を音声で出力する音声報知手段とを備えたことを特徴とする撮影情報報知装置。 - 放射線画像の撮影時に、放射線画像が記録される放射線画像記録媒体および該放射線画像記録媒体を収容するケースを有するカセッテを受容するカセッテスタンドから前記カセッテが取り出されたことを検出するカセッテ取出検出手段と、
該カセッテ取出検出手段により前記カセッテが取り出されたことが検出された際に、入力された前記放射線画像の撮影情報を音声で出力する音声報知手段とを備えたことを特徴とする撮影情報報知装置。 - 放射線画像が記録される放射線画像記録媒体および該放射線画像記録媒体を収容するケースを有するカセッテに設けられた音声出力手段と、入力された前記放射線画像の撮影情報を前記音声出力手段により音声で出力させる音声出力制御手段とを備えたことを特徴とする撮影情報報知装置。
- 前記カセッテが、所定の信号入力手段を有し、
前記音声出力制御手段が、前記信号入力手段からの信号入力を検出した際に前記撮影情報を音声で出力させるものであることを特徴とする請求項3記載の撮影情報報知装置。 - 撮影台に設けられた、前記放射線画像の撮影開始を示す信号を出力する撮影開始信号出力手段を有し、
前記音声出力制御手段が、前記撮影開始信号出力手段から出力された撮影開始を示す信号を検出した際に前記撮影情報を音声で出力させるものであることを特徴とする請求項3記載の撮影情報報知装置。 - 前記カセッテを受容するカセッテスタンドに設けられた、前記カセッテに前記撮影情報を出力する撮影情報出力手段を有することを特徴とする請求項3から5いずれか1項記載の撮影情報報知装置。
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