JP2004173699A - 魚節削り - Google Patents

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Abstract

【課題】 出し用、食用の両方に良好に使用できる魚節削りを提供すること。
【解決手段】 魚節の筋繊維Fと直交して切断する方向に削成してあり、厚みが200μm以上500μm以下としてある。魚節を削成した後焼成してある。焼成は炭火により行われている。魚節が、鰹節又はまぐろ節である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、鰹節削りやまぐろ節削り(この明細書では魚節削りという)に関するものである。
鰹節削りとしては、鰹節を筋繊維に沿って削って形成したものと、鰹節を筋繊維と交差させて削って形成したものがある。
前者は、一般に花かつおとして薄片状(厚み50μm以下)に削って料理の出し用として使用されているが、筋繊維の隙間が少ないことから料理に使用した場合、だしの抽出に時間がかかり完全に抽出するのは難しいという問題があった。
後者は、ふりかけ用として使用されているが、厚みを20μm以上50μm以下で幅を4〜7mmとして食べやすくしているため、ふりかけ以外の用途には不向きという問題があった。例えば出し用として使用した場合、鰹節削りが筋繊維に沿ってバラバラになって細粉状態となり、出し殻を取り出すことが困難であるという不都合が生じる。
したがって、鰹節削りを製造・販売する業界では、出し用、食用の両方に良好に使用できる鰹節削りが開発されることを待ち望んでいる。
なお、上記した問題は鰹節削りに関するものであるが、まぐろ節削りについてもほぼ同様の問題がある。
そこで、この発明では、出し用、食用の両方に良好に使用できる魚節削りを提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明の魚節削りは、おつまみとして食されるものであって、魚節の筋繊維と直交して切断する方向に削成してあり、厚みが200μm以上500μm以下としてある。
(請求項2記載の発明)
この発明の魚節削りは、請求項1記載の発明に関し、味付けをしてある。
(請求項3記載の発明)
この発明の魚節削りは、上記請求項1又は2記載の発明に関し、魚節を削成した後焼成してある。
(請求項4記載の発明)
この発明の魚節削りは、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、焼成は炭火により行われている。
この発明の魚節削りは、出し用、食用の両方に良好に使用できる。
以下、この発明の魚節削りを実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例1の鰹節削り2を製造するための鰹節1を示したものであり、図2は前記鰹節削り2を示している。
鰹節1は、生切り工程、籠だて工程、煮熟工程、骨抜き工程、焙乾工程等を経て製造されたものを使用するが、従来からの製造方法であるのでここでは詳述しない。
鰹節削り2は、鰹節1を筋繊維Fと直交して切断する方向に削成して形成され、図2に示すように、血合20及び多数の筋繊維Fが密に存在している。また、この鰹節削り2では、厚みを100μm以上1500μm以下に設定してあり、幅及び長さを用途に合わせて設定してある。なお、このような鰹節削り2は、紡錘形の鰹節1を回転刃物に対して長手方向の一端を押し付けるようにして削成すればよく、厚みは回転刃物の刃の突出量を変えることにより設定すればよい。
ここで、この実施形態の鰹節削り2の比較例として鰹節を筋繊維に沿って削って形成した鰹節削り2’を図3に示す。両者を比較すると、この実施形態の鰹節削り2の筋繊維Fの数は、比較例の鰹節削り2’の筋繊維F’の数よりも非常に多いことが明らかであり、よって、鰹節削り2の全体の筋繊維Fの隙間は非常に多い。したがって、この実施形態の鰹節削り2を料理に使用した場合、だしの抽出が短時間で行え、また比較的容易に完全に抽出できる。
また、この実施形態の鰹節削り2と、従来の技術の欄で記載した厚みを20〜50μm以下としたふりかけ用鰹節削りとを比較すると、前記鰹節削り2は厚みが大きいので出し用として使用した場合でもふりかけ用鰹節削りのように細粉状態になりにくい。
さらに、鰹節削り2を厚さ100μm〜1500μm(好ましくは200μm〜500μm)にすると、うどん等において、ラーメンにおけるチャーシューと同感覚で食することも可能であり、味を付けることにより「おつまみ」等として食することも可能である。これら場合、鰹節削り2は鰹節1を筋繊維Fと直交して切断する方向に削成して形成されているから、無理なく食する(噛み切りやすい)ことができる。
つまり、この鰹節削り2は、出し用、食用の両方に良好に使用できる。
次に、上記鰹節削り2は図4に示した焼成装置9を使用して炭焼きすることによりさらに香り及び味が良くなる。
この焼成装置9は、図3に示すように、鰹節削り2が投入されるシュート90と、筒状金網部91bの両端に筒状鋼板部91a,91aを繋いで成り且つ回転軸が5°程度傾斜している回転ドラム91と、前記回転ドラム91を鋼板部91a,91aで受けているローラ(図示せず)と、前記回転ドラム91を回転させるモータ(図示せず)と、前記筒状金網部91bの下方に設けられた炭入れ部92とから構成されており、シュート90に投入された鰹節削り2が筒状金網部91bで回転攪拌され且つ移動しながらムラなく炭焼きできるようになっている。
ここで、鰹節削り2が筒状金網部91bを通過する時間と、炭火の温度との関係等は、回転ドラム91から排出されてくる鰹節削り2が焦げずに多少白っぽくなる程度に設定しておくことが必要である。
なお、この実施形態では、鰹節削り2を炭焼きしたものとしているが、鰹節削り2の焼成は他の熱源を使用することも可能である。
また、上記実施した全ての形態は鰹節削りに関するものであるが、まぐろ節削りに上記構成を採用した場合も同様の効果を奏する。
鰹節の外観図。 この発明の実施形態の鰹節削りの平面図。 従来の鰹節削りの平面図。 鰹節削りを焼成する装置の正面図。
符号の説明
1 鰹節
2 鰹節削り
F 筋繊維

Claims (4)

  1. おつまみとして食されるものであって、魚節の筋繊維と直交して切断する方向に削成してあり、厚みが200μm以上500μm以下としてあることを特徴とする魚節削り。
  2. 味付けをしてあることを特徴とする請求項1記載の魚節削り。
  3. 魚節を削成した後焼成してあることを特徴とする請求項1又は2記載の魚節削り。
  4. 焼成は炭火により行われていることを特徴とする請求項3記載の魚節削り。
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