JP2004178133A - 構造化テキスト作成装置、データ処理装置、構造化テキスト作成方法、および、構造化テキスト作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】右画面に表示されたパーツ要素が左画面に表示された本文文書上に移動配置されると、該パーツ要素に関連付けられた構造情報PTおよびパーツ情報QTを本文文書に付加する(ステップS130〜S135)。こうして本文文書に付加された構造情報PTおよびパーツ情報Qを、対応マップMLを参照してHTML記述用のタグに自動的に置換することにより、テキスト形式の本文文書をHTMLファイル等の構造化テキストに変換する(ステップS185)。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンケートの設問等の内容が記述された文書から構造化テキストを作成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
構造化テキストは、ウェブページを記述する文書として広く用いられている。ここで、構造化テキストとは、文書を自動的にウェブ上での表示形式に整形するために、本文としての文字列に、本文の体裁を指示する文字列(以下、タグという)を付して書かれた文書であり、代表例として、HTML(HyperText Markup Language)形式で記述された文書(以下、HTMLファイルという)がある。ウェブページとして用いられるHTMLファイルは、一般に、URL(Uniform Resource Locater)と関連付けられてインターネットに接続されたサーバに格納される。このHTMLファイルがサーバへのアクセスによりブラウザに読み込まれると、ブラウザは、HTMLファイル中のタグを解釈して本文を含む文書を整形する。これにより、チェックボックスやボタン等のフォームや画像等の構成要素を含む文書がウェブページとして画面上に表示される。
【0003】
こうしたウェブページの中には、閲覧者に対するアンケートを内容とするページ(以下、アンケートページという)がある。例えば、製品の顧客ニーズを把握するために、企業が、アンケートページをネットワーク上に公表しておき、このアンケートページへの顧客からのアクセスに伴ってアンケートページの自由記入欄やチェックボックスに記入された情報をネットワークを介して収集する手法が提案されていた(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−338112号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、ネットワーク上にアンケートページを公表するために、アンケートページの基礎となる構造化テキストを、アンケートの本文(アンケート中のタイトルや設問,回答選択肢,フッター等の内容が文字列で表わされたもの)に各種のタグを付して作成しなければならず、タグの種類や用法を知らない者には簡単に作成できないという課題があった。
【0006】
一方、既存のウェブページを作成するアプリケーション(以下、汎用ウェブページ作成ソフトという)を用いてアンケートページを作成した場合には、タグを入力することなくアンケートページを作成することができる反面、アンケートページの作成に際して汎用ウェブページ作成ソフトの使い方を習得しなければならず、作成の前段階で多大な労力や時間を費やしてしまうおそれがあった。即ち、汎用ウェブページ作成ソフトは、様々な目的でのウェブページの作成を前提としているため、レイアウトやデザインに関する機能や文字装飾やイメージ等の選択肢を多種多様に備えている。このため、アンケートの作成者は、マニュアルを読んだり、試行錯誤的な操作をしたり、それでもわからない場合にはソフトの製作者に問い合わせをしたりして、汎用ウェブページ作成ソフトの多種多様な機能や選択肢の中からアンケートページの作成に必要なものを選別しなければならず、アンケートという単純な構造の文書の作成にも拘らず、作成に相当の時間を費やしてしまうおそれがあった。
【0007】
そこで、本発明は、上記の課題を解決すべく、アンケート文書が定型的な構造(例えば、タイトル部,質問に対する回答を行なう回答部,回答後の挨拶文が含まれる構造)を有することに着目し、ウェブページ作成に関する専門的知識を有しない者であっても、ウェブ上で正しく表示されるアンケートの構造化テキストを簡単に作成できるようにすることを目的として、以下の構成を採った。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用効果】
本発明の構造化テキスト作成装置は、
少なくとも、タイトル文が含まれるタイトル部と質問文および回答文の内容が含まれる回答部とに区分される本文を備えたアンケートに関し、該アンケートの本文の内容が記述された本文文書のデータを入力し、該入力された本文文書のデータに基づいて、該本文文書をウェブページとして表示するための構造化テキストを作成する構造化テキスト作成装置であって、
前記タイトル部に用いられる要素であるタイトル要素,前記回答部に用いられる要素である回答要素を、各要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶する要素記憶手段と、
前記入力された本文文書のデータに基づいて本文文書を表示する本文文書表示手段と、
所定の操作により、前記表示された本文文書におけるタイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に対し、それぞれ、前記タイトル要素,前記回答要素を適用する旨を指示する指示手段と、
該指示手段による指示に基づいて、前記タイトル要素についての要素特定情報,前記回答要素についての要素特定情報を、それぞれ、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に付加する付加手段と、
前記要素特定情報が付加された本文文書を、該要素特定情報の内容に基づいて構造化テキストに変換する変換手段と
を備えたことを要旨とする。
【0009】
また、上記構造化テキスト作成装置と同様の技術を用いてなされた本発明の構造化テキスト作成方法は、少なくとも、タイトル文が含まれるタイトル部と質問文および回答文の内容が含まれる回答部とに区分される本文を備えたアンケートに関し、該アンケートの本文の内容が記述された本文文書のデータを入力し、該入力された本文文書のデータに基づいて、該本文文書をウェブページとして表示するための構造化テキストを作成する構造化テキスト作成方法であって、
前記入力された本文文書のデータに基づいて本文文書を表示し、
所定の操作により、前記表示された本文文書におけるタイトル部を構成する文書に対し、前記タイトル部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶されたタイトル要素を適用する旨を指示すると共に、前記表示された本文文書における回答部を構成する文書に対し、前記回答部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶された回答要素を適用する旨を指示し、
該指示に基づいて、前記タイトル要素についての要素特定情報,前記回答要素についての要素特定情報を、それぞれ、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に付加し、
前記要素特定情報が付加された本文文書を、該要素特定情報の内容に基づいて構造化テキストに変換することを要旨とする。
【0010】
本発明の構造化テキスト作成装置および構造化テキスト作成方法によれば、少なくともタイトル部と回答部とに区分される本文を備えたアンケートに関し、該アンケートの本文の内容が記述された本文文書のデータを入力し、本文文書を表示する。タイトル部に用いられる要素であるタイトル要素,回答部に用いられる要素である回答要素は、各要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶されている。このタイトル要素,回答要素を、それぞれ、表示された本文文書におけるタイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に対して適用する旨が、所定の操作により指示されると、この指示に基づいて、タイトル要素についての要素特定情報をタイトル部を構成する文書に付加し、回答要素についての要素特定情報を回答部を構成する文書に付加する。こうして要素特定情報が付加された本文文書は、要素特定情報の内容に基づいて構造化テキストに変換される。
【0011】
即ち、アンケートの本文文書が表示された後、作成者が、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に対して、タイトル要素,回答要素を適用する旨の操作を行なうだけで、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書のそれぞれに固有の要素特定情報が付加され、この要素特定情報に基づいて本文文書が構造化テキストに変換される。従って、ウェブページの作成に関する専門的知識を有しない者であっても、ウェブ上で正しく表示されるアンケートの構造化テキストを簡単に作成することができる。例えば、作成者は、アンケートの構造化テキストの作成に際して、タグの入力や、アンケートページには用いられない要素を含む多数の要素からのタイトル要素や回答要素の選別といった煩わしい作業を行なう必要がない。
【0012】
上記の構造化テキスト作成装置および構造化テキスト作成方法には、様々な展開を考えることができる。以下、構造化テキスト作成装置を例にとって説明するが、構造化テキスト作成方法としても、ほぼ同様の展開が可能である。
【0013】
要素記憶手段を、複数種類の回答要素を、各要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶する手段とすることも好ましい。こうすれば、種々の形態のアンケートページを簡単かつ正確に作成することができる。
【0014】
入力された本文文書のデータを、本文文書が表示された画面上で編集する編集手段を備えることも好適である。こうすれば、入力後の本文文書の修正(例えば、回答部の追加や削除等)を行なうことが可能となり、アンケートページの内容の自由度を確保することができる。
【0015】
編集手段による編集により回答部の追加または削除がなされたとき、該追加後または削除後に存在する複数の各回答部に付されている序数を連番に修正する連番修正手段を備えることも望ましい。こうすれば、回答部の追加または削除に伴って各回答部内の文書に含まれる序数の修正作業を行なう必要がない。
【0016】
要素記憶手段を、タイトル要素,回答要素に加えて、回答結果の送信指示に用いられる送信指示要素,回答後の挨拶文が記述されたフッター要素を、各要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶する手段とすると共に、所定の操作により、表示された本文文書における所定の位置に、それぞれ、送信指示要素,フッター要素を配置する旨を指示する配置指示手段と、該配置指示手段による指示に基づいて、送信指示要素についての要素特定情報およびフッター要素についての要素特定情報を、それぞれ、本文文書に付加する情報付加手段とを備える構成としてもよい。こうすれば、4つの各要素(タイトル要素,回答要素,送信指示要素,フッター要素)についての要素特定情報が本文文書に付加され、これらの各要素特定情報の内容に基づいて本文文書が構造化テキストに変換される。従って、アンケートページ全体についての構造化テキストを簡単に作成することができる。
【0017】
要素記憶手段に予め記憶された要素をイメージ表示するイメージ表示手段を備え、指示手段,配置指示手段を、イメージ表示手段により表示された要素を本文文書表示手段により表示された本文文書の所定の位置に移動させる操作により、それぞれ、各要素を適用する旨,各要素を配置する旨を指示する手段とすることも好適である。こうすれば、作成者は、各要素(タイトル要素,回答要素,送信指示要素,フッター要素)の本文文書への適用や配置に伴う操作を、イメージ表示によって各要素の形態を確認しながら、簡単かつ確実に行なうことができる。特に、複数種類の回答要素がある場合には、各回答要素の相違を視覚的に確認することが可能となり、本文文書への誤った適用を防止することができる。
【0018】
要素記憶手段を、前記各要素および前記各要素についての要素特定情報と共に、各要素に含まれる定型文についての文字データを予め記憶する手段とし、指示手段,配置指示手段による指示に基づいて、前記文字データを本文文書のデータに付加するデータ付加手段を備えることも望ましい。こうすれば、要素を適用,配置する旨の指示に伴って、定型文が自動的に本文文書に付加される。従って、本文文書の作成や編集を行なう際における文字入力操作の負担を軽減することができる。
【0019】
要素特定情報が付加された本文文書に複数個の回答部が含まれている場合には、該複数個の回答部のうちの一の回答部についての回答の結果を入力する回答結果入力手段と、該入力された回答結果の内容に応じた他の回答部を前記複数個の回答部の中から抽出する回答部抽出手段とを備えた構成とし、前記変換手段を、前記一の回答部と前記他の回答部との対応関係を取りながら、前記本文文書を構造化テキストに変換する手段とすることが好適である。このような構造化テキストがアンケートページとして表示されることにより、アンケートページを閲覧して回答をしようとする者は、自己に回答不要な回答部を容易に把握することが可能となる。従って、回答能率の向上を図ることができる。
【0020】
上記の構造化テキスト作成装置で作成された構造化テキストを利用した装置として、前記作成された構造化テキストがウェブページとして表示され、該ウェブページ上で回答を行なった者により前記回答部に対する回答がなされた場合に、該回答の結果を表わすデータを入力して該データを処理するデータ処理装置を考えることができる。こうしたデータ処理装置において、アンケートの回答結果を集計する処理を行なうこととしてもよい。例えば、入力された回答結果を表わすデータに基づいて前記回答を行なった者を異なる複数の群に分類する分類手段とを備えた構成を考えることができる。こうすれば、回答を行なった者の特徴や傾向を的確に把握することができる。
【0021】
また、上記のデータ処理装置において、回答を行なった者に対する文書を作成する処理を行なうことも可能である。例えば、回答を行なった者に対する文書を、該回答を行なった者が属する群に応じた内容で作成する文書作成手段を備えた構成を考えることができる。こうして作成された文書を回答を行なった者に送信することで、回答を行なった者に有用な情報のみを伝達することが可能となり、回答を行なった者に不要な情報の伝達を回避することができる。
【0022】
本発明の記録媒体は、
少なくとも、タイトル文が含まれるタイトル部と質問文および回答文の内容が含まれる回答部とに区分される本文を備えたアンケートに関し、該アンケートの本文の内容が記述された本文文書のデータを入力し、該入力された本文文書のデータに基づいて、該本文文書をウェブページとして表示するための構造化テキストを作成するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
前記入力された本文文書のデータに基づいて本文文書を表示する工程と、
所定の操作により、前記表示された本文文書におけるタイトル部を構成する文書に対し、前記タイトル部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶されたタイトル要素を適用する旨を指示すると共に、前記表示された本文文書における回答部を構成する文書に対し、前記回答部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶された回答要素を適用する旨を指示する工程と、
該指示に基づいて、前記タイトル要素についての要素特定情報,前記回答要素についての要素特定情報を、それぞれ、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に付加する工程と、
前記要素特定情報が付加された本文文書を、該要素特定情報の内容に基づいて構造化テキストに変換する工程と
をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを要旨とする。
【0023】
かかる記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータにより読み取られて実行される。コンピュータは、このプログラムを実行し、上記の構造化テキスト作成方法を実現する。従って、本発明の記録媒体を、プログラムを読み取り可能なコンピュータを内蔵した機器に用いることにより、ウェブページの作成に関する専門的知識を有しない者であっても、ウェブ上で正しく表示されるアンケートの構造化テキストを簡単に作成することができる。
【0024】
なお、上記の記録媒体が備える各工程を二以上の記録媒体に分けて記録し、これら二以上の記録媒体を組み合わせることにより上記発明の記録媒体を実現することも可能である。
【0025】
なお、記録媒体としては、フレキシブルディスク,CD−ROM,DVD−ROM,半導体メモリ(ROM,PROM,EEPROM,フラッシュメモリ等)など、種々の記録媒体を用いることができる。もとより、インターネットなどのネットワーク上に置かれたサーバにこれらのプログラムを記憶しておき、クライアントのコンピュータにダウンロードして利用することも可能である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成および作用を一層明らかにするために、以下本発明の実施の形態を、以下の順序で説明する。
A.実施例
A−1.構造化テキスト作成装置10の全体構成
A−2.パーツ要素の種類および特徴
A−3.構造化テキスト作成処理の内容
A−4.反映文書作成処理の内容
A−5.直接編集処理の内容
A−6.作用効果
B.変形例
C.応用例
【0027】
A.実施例:
A−1.構造化テキスト作成装置10の全体構成:
図1は本発明の実施例である構造化テキスト作成装置10の構成を示す説明図である。構造化テキスト作成装置10は、ウェブページとして表示されるアンケート(以下、アンケートページという)に関し、このアンケートページの基礎となる構造化テキストを作成する装置である。
【0028】
図示するように、構造化テキスト作成装置10は、CPU11と、このCPU11とバスにより相互に接続されたROM12,RAM13,ハードディスク等の不揮発的な記憶装置14,ディスプレイコントローラ15,入出力コントローラ16,CD−RWドライブ25,フレキシブルディスクドライブ26,ネットワークインタフェース17等の各部を備える。
【0029】
入出力コントローラ16にはキーボード20aやマウス20b,プリンタ等の入出力装置20が接続され、ディスプレイコントローラ15にはディスプレイ19aを備えた表示装置19が接続される。
【0030】
構造化テキスト作成装置10のネットワークインタフェース17,多数のアンケートの回答を行なう者のそれぞれが所持するパーソナルコンピュータ90のネットワークインタフェースは、それぞれ、プロバイダPVの専用線を介して外部のネットワークNWに接続されている。また、多数のアンケートの回答を行なう者のそれぞれが所持する携帯型端末80は、中継器であるアクセスポイントAPに無線で接続可能とされており、アクセスポイントAPは、プロバイダPVの専用線を介してネットワークNWに接続されている。これにより、構造化テキスト作成装置10は、パーソナルコンピュータ90や携帯型端末80との間でネットワークNWを介したデータの送受信が可能となる。
【0031】
CD−RWドライブ25に挿入されるCD−ROM28には、アンケートの本文が記述されたテキスト形式の文書(以下、本文文書という)に基づいて、この本文文書の内容を含む構造化テキストを作成するプログラム(以下、構造化テキスト作成プログラムという)や構造化テキスト作成プログラムの実行に必要な各種のデータが格納されている。こうした各種のデータとしては、後述するアンケートページの各部に用いられるパーツ要素のイメージデータ(図2)や各パーツ要素についての構造情報PT,パーツ情報QTに関する情報(図3)のほか、構造情報PTおよびパーツ情報QTと各種の構造化テキストに用いられるタグとの対応関係を規定した対応マップMLを備えている。
【0032】
CPU11は、構造化テキスト作成プログラムの内容をCD−RWドライブ26を介して読み取って実行する。これにより後述する構造化テキスト作成処理が行なわれる。なお、上記の構造化テキスト作成プログラムを予めROM12に格納したり、上記必要な各種のデータを記憶装置14等に予め記憶しておく構成としてもよい。また、構造化テキスト作成プログラムや上記必要な各種のデータを、ネットワークインタフェース17を介してダウンロードして記憶装置14やCD−R等のメディアに格納する構成としてもよい。
【0033】
後述するように、本実施例では、パーソナルコンピュータ90に汎用されている文書形式がHTML形式であることを考慮し、構造化テキスト作成プログラムの実行により構造化テキストとしてHTMLファイルが作成される場合を例として説明している。パーソナルコンピュータ90はHTMLファイルに対応するブラウザを備えている。
【0034】
実際には、構造化テキスト作成プログラムの実行により、以下(a)〜(e)に示したような、HTMLファイル以外の構造化テキストを作成することもできる。
(a)XML(Extensible Markup Language)形式で記述された文書
(b)WML(Wireless Markup Language)形式で記述された文書
(c)C−HTML(Compact HTML)形式で記述された文書
(d)MML(Mobile Markup Language)形式で記述された文書
(e)HDML(Handheld Device Markup Language)形式で記述された文書
構造化テキスト作成装置10は、HTMLファイル,上記(a)〜(e)の文書のそれぞれに対応するブラウザを備えている。
【0035】
一般に、HTMLファイルや上記(a)はパーソナルコンピュータ90により適した文書形式、上記(b)〜(e)は携帯型端末80により適した文書形式と言える。これらの文書形式に対応するブラウザを備えたパーソナルコンピュータ90や携帯型端末80によれば、作成されたアンケートの構造化テキストを文書や画像の入ったアンケートページとして閲覧することができる。
【0036】
フレキシブルディスクドライブ26に挿入されるフレキシブルディスク27には、構造化テキスト作成処理の処理対象となる本文文書のデータ(以下、本文文書データという)がテキスト形式で格納されている。この本文文書データは、アンケートの企画者が、パーソナルコンピュータにインストールされた日本語処理ソフトを用いて作成したものである。CPU11は、フレキシブルディスク27に格納された本文文書データをフレキシブルディスクドライブ26で読み取って入力し、入力された本文文書データをディスプレイコントローラ15に渡す。これにより本文文書の内容が表示装置19に表示される。
【0037】
また、キーボード20aやマウス20bにより、本文文書データに対する文字入力を指示する操作や本文文書データに対する要素の配置(後述)を指示する操作がなされると、CPU11は、この操作信号を入出力コントローラ16を介して受け取り、本文文書データの編集処理や本文文書データに対する要素特定情報の付加処理(後述)を実行する。これにより、編集後の本文文書の内容や要素特定情報が付加された本文文書の内容が表示装置19に表示される。
【0038】
なお、上記の本文文書データを、フレキシブルディスク27ではなく、記憶装置14やCD−R等のメディアに格納する構成としてもよい。また、予め作成された本文文書データがない場合には、キーボード20aやマウス20bでの文字入力操作に基づいて本文文書を作成し、作成された本文文書のデータを入力することもできる。
【0039】
A−2.パーツ要素の種類および特徴:
CD−ROM28には、構造化テキスト作成プログラムの実行に必要な各種のデータとして、アンケートページの各部に用いられるパーツ要素が、イメージ表示可能な形式で格納されている。各パーツ要素の形態を図2に示した。本実施例では、アンケートページが、通常、タイトル部,質問に対する回答を行なう回答部,回答の送信を指示する送信指示部,回答後の挨拶文が含まれるフッター部という4つの構成部を備えていることに着目し、上記の4つの各構成部に対応したパーツ要素を準備している。
【0040】
また、各パーツ要素には、各パーツ要素を特定する要素特定情報として、構造情報PTおよびパーツ情報QTが文字情報の形式で与えられている。各パーツ要素に与えられた構造情報PTおよびパーツ情報QTの内容を図3に示した。この構造情報PTおよびパーツ情報QTは、各パーツ要素と関連付けられてCD−ROM28に格納されている。
【0041】
構造情報PTは、各パーツ要素がアンケートページのどの構成部に用いられるかを表わす情報である。この構造情報PTが本文文書に付与されると、CPU11は、本文文書中の構造情報PTを読み取って、本文文書の構造(4つの構成部)を認識することができる。一方、パーツ情報QTは、各パーツ要素自体の特徴を表わす情報である。このパーツ情報QTが本文文書に付与されると、CPU11は、本文文書中のパーツ情報QTを読み取って、本文文書中に挿入すべきフォームや画像等を認識することができる。
【0042】
図2および図3に表わされた各パーツ要素について具体的に説明する。「タイトル」というパーツ要素はアンケートページのタイトル部に用いられる要素であり、タイトル部を表わす「Title」,「TitleComment」という構造情報PTに関連付けられている。詳細には、「Title」という構造情報PTはタイトル部のタイトル文に関連付けられており、「TitleComment」という構造情報PTはタイトル部のタイトル文に続くコメント文に関連付けられている。なお、「タイトル」というパーツ要素は、図2に示すように、「アンケートタイトル」というタイトル文と「いつも弊社製品を…」というコメント文とを具備するが、このタイトル文は画像情報として与えられたものであり、本文文書には反映されない。一方、コメント文は、文字情報として与えられたものであり、後述するように定型文として本文文書に反映される。図2では、各パーツ要素に関し、画像情報として与えられた本文文書に反映されない文字を斜体で示し、文字情報として与えられた本文文書に定型文として反映される文字を通常体で示している。
【0043】
「基本情報」,「単一選択」,「マトリクス単一」,「リスト選択」,「複数選択」,「マトリクス複数」,「自由記入欄(1行)」,「自由記入欄(複数行)」というパーツ要素は、アンケートページの回答部に用いられる要素であり、回答部を表わす「Question−Answer」という構造情報PTに関連付けられている。また、これらのパーツ要素には、固有のパーツ情報QTが関連付けられている。例えば、「単一選択」というパーツ要素には、用いられるパーツ要素がラジオボタン(どれか1つしか選択できない選択肢)であることを表わす「単一」というパーツ情報QTが与えられており、「複数選択」というパーツ要素には、用いられるパーツ要素がチェックボックス(2以上の選択が可能な選択肢)であることを表わす「複数」というパーツ情報QTが与えられている。その他のパーツ情報QTの持つ意味は、以下の通りである。
<1>「フリー」…パーツ要素中の回答欄に自由記入欄が含まれること。
<2>「デフォルト」…パーツ要素中の回答欄にデフォルトとなる選択肢が含まれること。
<3>「マト単一」…用いられるパーツ要素がマトリクス型のラジオボタンであること。
<4>「マト複数」…用いられるパーツ要素がマトリクス型のチェックボックスであること。
<5>「リスト」…用いられるパーツ要素がリスト選択型の選択欄であること。
<6>「自由記入1行」…用いられるパーツ要素が1行のみ記入可能な自由記入欄であること。
<7>「自由記入複数行」…用いられるパーツ要素が2行以上記入可能な自由記入欄であること。
【0044】
「基本情報」というパーツ要素は、回答を行なう者の個人情報の記入用に用いられる。「基本情報」というパーツ要素には、「以下の項目に…」という質問文や、「氏名」「性別」等の回答項目を表わす語句、「男」,「女」等の回答選択肢を表わす語句が文字情報として与えられており、これらの文や語句は、本文文書に定型文や定型語句として反映される。
【0045】
一方、「単一選択」,「マトリクス単一」,「リスト選択」,「複数選択」,「マトリクス複数」,「自由記入欄(1行)」,「自由記入欄(複数行)」というパーツ要素には、質問文および回答項目,回答選択肢を表わす語句が画像情報として与えられており、これらの文や語句は、本文文書に定型文や定型語句として反映されない。
【0046】
「必須回答」,「画像」,「区切り線」というパーツ要素は、アンケートページの4つの構成部のいずれにも用いられる要素であり、用いられた構成部の構造情報PTに依存することを表わす「depend」という構造情報PTに関連付けられている。また、「必須回答」というパーツ要素には、当該回答部が必須回答項目であることを表わす「必須」というパーツ情報QTが与えられており、「画像」,「区切り線」というパーツ要素には、それぞれ、用いられる画像の保存先を示す「R:¥Data¥…」というパーツ情報QTが与えられている。なお、「必須回答」というパーツ要素は、「必須回答」という文字情報を備えており、この文字情報は定型文として本文文書に反映される。
【0047】
「送信ボタン」というパーツ要素は、アンケートページの送信指示部に用いられる要素であり、送信指示部を表わす「Link」という構造情報PTに関連付けられている。また、このパーツ要素には、回答内容を表わすデータの送信先のアドレスを示す「tokkyojitsuyo@…」というパーツ情報QTが関連付けられている。なお、このパーツ要素が備える「送信」という語句は文字情報として与えられたものであり、後述するように定型語句として本文文書に反映される。
【0048】
「フッター」というパーツ要素は、アンケートページのフッター部に用いられる要素であり、フッター部を表わす「End」という構造情報PTに関連付けられている。なお、「フッター」というパーツ要素は、図2に示すように、「ご回答ありがとうございました…」という挨拶文と「(株)特許実用…」というアンケート作成者を表わす語句とを具備するが、これらはいずれも文字情報として与えられたものであり、後述するように定型文や定型語句として本文文書に反映される。
【0049】
A−3.構造化テキスト作成処理の内容:
次に、このようなパーツ要素と本文文書を用いて行なわれる構造化テキスト作成処理の内容について説明する。図4は、構造化テキスト作成処理ルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンが起動されると、まず、フレキシブルディスク27に格納された本文文書のデータを入力し、表示装置19のディスプレイ19aに本文文書を表示する処理を行なう(ステップS100)。
【0050】
次に、パーツ要素のイメージを表示させながら本文文書をHTML文書に編集するモード(以下、イメージモードという)が設定されているか否かを判断する処理を行なう(ステップS105)。イメージモードの設定は、ディスプレイ19aに表示されている画面上において使用者が設定タブを選択することにより、ON(設定されている状態),OFF(設定されていない状態)のいずれかに切り替えることができる。
【0051】
イメージモードが設定されていると判断した場合には、ディスプレイ19a上の表示画面を縦方向に2分割し、向かって左側の画面(以下、左画面という)に本文文書をテキスト表示すると共に、向かって右側の画面(以下、右画面という)に図2に示したようなパーツ要素の一覧をイメージ表示する処理を行なう(ステップS120)。次に、右画面のパーツ要素が左画面の本文文書上に移動配置されたか否かを判断する処理を行なう(ステップS125)。パーツ要素が移動配置されたことは、表示されたパーツ要素に対するマウス20bのドラッグ&ドロップ操作を検出することによって判断される。パーツ要素が本文文書上に移動配置されたと判断した場合には、該パーツ要素に関連付けられた構造情報PTおよびパーツ情報QTを本文文書に付加してこの付加を反映した本文文書を生成し(ステップS130〜S135)、反映後の本文文書を表示する処理を行なう(ステップS140)。一方、ステップS105の処理においてイメージモードが設定されていないと判断した場合には、イメージを表示させずに本文文書をHTML文書に編集する直接編集処理を実行する(ステップS110)。上記ステップS130〜S135の処理とステップS110の処理の詳細については後述する。
【0052】
次に、レイアウト表示を行なう旨の指示の有無を判断し(ステップS150)、指示有りと判断した場合には、編集途中の本文文書がウェブページとして表示されたときのページ形態を別画面に表示する処理(レイアウト表示処理)を行なう(ステップS155)。こうしたレイアウト表示は、本文文書に付与されている構造情報PTおよびパーツ情報QTを、既述した対応マップMLを参照して、対応するHTML記述用のタグに置換し、変換後のタグ付きの本文文書をHTMLに対応するブラウザが解釈することによって実現される。
【0053】
次に、本文文書を修正する旨の指示の有無を判断し(ステップS160)、指示有りと判断した場合には、使用者によるキーボード20aやマウス20bの操作に基づいて、左画面に表示された本文文書に対し、文字の追加や削除等の修正処理(本文文書修正処理)を行なう(ステップS165)。こうした修正処理を備えることにより、アンケートページの内容の自由度を確保することができる。
【0054】
次に、編集中の本文文書の内容を確定する旨の指示の有無を判断し(ステップS170)、指示有りと判断した場合には、本文文書をテキスト形式で記憶装置14に記憶する処理を行なう(ステップS180)と共に、本文文書をHTML文書に変換し(ステップS185)、この変換によって生成されたHTMLファイルを記憶装置14に保存する処理を行ない(ステップS190)、本ルーチンを終了する。本文文書のHTML文書への変換は、既述したレイアウト表示処理の場合と同様に、本文文書に付与されている構造情報PTおよびパーツ情報QTを、既述した対応マップMLを参照して、対応するHTML記述用のタグに置換することによって実現される。
【0055】
上記ステップS130〜S135の処理(反映文書作成処理)とステップS110の処理(直接編集処理)について、具体的な処理の内容を説明する。
【0056】
A−4.反映文書作成処理の内容:
反映テキスト作成処理は、左画面の本文文書にドラッグ&ドロップされたパーツ要素の種類によって処理の内容が異なっている。このため、図4に示したステップS125の処理の終了後に、以下、ドラッグ&ドロップされたパーツ要素の種類を構造情報PTに基づいて特定し、パーツ要素の種類に応じた処理(反映文書作成処理ルーチンA〜E)を行なう。以下、反映文書作成処理ルーチンA〜Eの処理内容について、処理途中のインタフェースの具体例を例示しながら説明する。この具体例では、図5に示す内容の本文文書TXのデータが構造化テキスト作成装置10に入力されたものとする。
【0057】
A−4ー1.「タイトル」というパーツ要素(構造情報PT:「Title」,「TitleComment」)の場合:
この場合には、図6に示した反映文書作成処理ルーチンAに従って処理が行なわれる。図7,図8は、反映文書作成処理ルーチンAの各処理が本文文書TXのデータに対して行なわれたときのディスプレイ19aの様子を表わしている。図7,図8は、それぞれ、タイトル文の範囲WA1にパーツ要素がドロップされたとき,反映文書作成処理ルーチンAが終了したときにおけるディスプレイ19aの様子を示している。
【0058】
本ルーチンが起動されると、まず、本文文書からタイトル文の範囲WA1を特定し(ステップS200)、この範囲WA1にパーツ要素がドロップされたか否かを判断する処理を行なう(ステップS210)。本実施例では、タイトル文は、通常、本文文書の先頭部にあることを考慮し、本文文書の先頭文字から最初の改行マークLC1までの範囲をタイトル文の範囲WA1として特定し、この範囲WA1内にドロップ時のマウスポインタMPが位置する場合に、上記範囲WA1にパーツ要素がドロップされたと判断している(図7を参照)。勿論、これ以外の基準で判断しても差し支えない。
【0059】
ステップS210の処理において、タイトル文の範囲WA1にパーツ要素がドロップされたと判断した場合には、範囲WA1に、当該パーツ要素の構造情報PT(Title)を付与し(ステップS220)、範囲WA1内の文書の先頭に「Title:」という文字列を挿入する処理を行なうと共に(ステップS230)、範囲WA1の後(具体的には、改行マークLC1の直後)に、定型文であるコメント文を挿入する処理を行なう(ステップS240)。次に、挿入されたコメント文の範囲WA2に「TitleComment」という構造情報PTを付与し(ステップS250)、範囲WA2内の文書の先頭に「TitleComment:」という文字列を挿入する処理を行なう(ステップS260)(以上、図8を参照)。次に、本文文書TXにおける範囲WA1および範囲WA2を、タイトル部を構成する文書の範囲WAとして特定する処理を行ない(ステップS270)、本ルーチンを終了する。なお、図8では、コメント文の中に、「弊社XX」という定型語句が挿入されているが、この定型語句については、既述した本文文書の修正処理(図4のステップS165)によって、固有の製品名等を表わす語句(例えば、図5に示す本文文書TXのタイトル文に合わせた「○○FAX」という語句)に修正することができる。
【0060】
一方、ステップS210の処理において、タイトル文の範囲WA1にパーツ要素がドロップされていないと判断した場合には、パーツ要素の適用箇所が誤っているとみなして、本ルーチンを終了する。これにより、本文文書におけるタイトル部以外の構成部(回答部や送信指示部,フッター部)に、タイトル部に関する情報が付与されてしまうことが防止される。
【0061】
A−4ー2.「基本情報」,「単一選択」,「マトリクス単一」,「リスト選択」,「複数選択」,「マトリクス複数」,「自由記入欄(1行)」,「自由記入欄(複数行)」というパーツ要素(構造情報PT:「Question−Answer」)の場合:
この場合には、図9に示した反映文書作成処理ルーチンBに従って処理が行なわれる。図10,図11は、反映文書作成処理ルーチンBの各処理が本文文書TXのデータに対して行なわれたときのディスプレイ19aの様子を表わしている。図10,図11は、それぞれ、パーツ要素がドロップされたとき,反映文書作成処理ルーチンBが終了したときにおけるディスプレイ19aの様子を示している。
【0062】
本ルーチンが起動されると、まず、本文文書上にドラッグ&ドロップされたパーツ要素が「基本情報」であるか否かを判断する処理を行なう(ステップS300)。パーツ要素が「基本情報」であると判断した場合には、入力された本文文書には回答を行なう者の氏名や性別等の個人情報を記載する回答部が存在しないので、タイトル部の末尾と最初の回答部との間の範囲WB0を特定し(ステップS305)、この範囲WB0にパーツ要素がドロップされたか否かを判断する処理を行なう(ステップS310)。具体的には、本文文書から文字「Q1」を検索し、この文字「Q1」の前に位置する空白や改行マークを含む範囲を範囲WB0として特定する(図10を参照)。勿論、これ以外の基準で判断しても差し支えない。
【0063】
ステップS300の処理において、パーツ要素が「基本情報」でないと判断した場合には、本文文書から回答部を構成する文書の範囲WB1〜WBn(nは質問文の序数ないし回答部の序数を表わす)を特定し(ステップS315)、この範囲WB1〜WBnにパーツ要素がドロップされたか否かを判断する処理を行なう(ステップS320)。回答部内の質問文には、通常、質問文の直前にQ1〜Qn(nは質問文の序数ないし回答部の序数を表わす)という、質問文であることを表わす文字「Q」と、質問文ないし回答部の序数を表わす文字「1〜n」が付されている。このことを考慮し、本実施例では、文字「Q(i)」(iは1〜n−1までの整数)から文字「Q(i+1)」の直前に位置する文字までの範囲を、回答部を構成する文書の範囲WB1〜WBnとして特定し、各範囲WB1〜WBn内にドロップ時のマウスポインタMPが位置する場合に、上記範囲WB1〜WBnにパーツ要素がドロップされたと判断している(図10を参照)。勿論、これ以外の基準で判断しても差し支えない。
【0064】
ステップS310,ステップS320の処理において、範囲WB0,範囲WB1〜WBnにパーツ要素がドロップされていないと判断した場合には、パーツ要素の適用箇所が誤っているとみなして、本ルーチンを終了する。これにより、本文文書における回答部以外の構成部(タイトル部や送信指示部,フッター部)に、回答部に関する情報が付与されてしまうことが防止される。
【0065】
一方、ステップS310,ステップS320の処理において、範囲WB0,範囲WB1〜WBnにパーツ要素がドロップされたと判断した場合には、範囲WB0,範囲WB1〜WBnに、当該パーツ要素の構造情報PT(Question−Answer)を付与し、範囲WB0,範囲WB1〜WBn内の文書の先頭に「Question−Answer:」という文字列を挿入する処理を行なう(ステップS330)。加えて、範囲WB0に挿入された「Question−Answer:」という文字列の直後に、個人情報の記入用の定型文や定型語句(図11に示す例で言えば、「以下の項目に…」という質問文や、「氏名」「性別」等の回答項目を表わす語句、「男」,「女」等の回答選択肢を表わす語句)を挿入する処理を行なう(ステップS340)。なお、こうして挿入された回答項目の一部が不要な場合には、既述した本文文書の修正処理(図4のステップS165)において、不要な回答項目や回答選択肢を削除することができる。
【0066】
この処理の終了後、範囲WB0,範囲WB1〜WBn内に、当該パーツ要素のパーツ情報QTを付与し、範囲WB0,範囲WB1〜WBn内の文書の所定の位置にパーツ情報QTを表わす文字列を挿入する処理を行なう(ステップS350)。例えば、図11では、「基本情報」というパーツ要素のドロップによって、<フリー>,<単一>,<デフォルト>等のパーツ情報QTの名前を表わす文字列が挿入されている。また、「単一選択」というパーツ要素のドロップによって、<単一>,<デフォルト>,<フリー>等のパーツ情報QTの名前を表わす文字列が挿入されている。
【0067】
次に、構造情報PT(Question−Answer)の直後に位置する「Q」と「数字」の連続からなる文字列を本文文書から特定し、当該「数字」が質問文ないし回答部の序数を表わすように、「数字」を連番に修正する処理を行なう(ステップS360)。即ち、ステップS340において個人情報の記入用の定型文や定型語句が本文文書に追加されたことに対応し、質問文ないし回答部の序数を自動的に正しくふり直すのである。連番修正前の「数字」と連番修正後の「数字」との対応関係はRAM13に一時的に記憶される。続いて、構造情報PT(Question−Answer)の直後以外に位置する「Q」と「数字」の連続からなる文字列を特定し、この「数字」を、連番修正前の「数字」と連番修正後の「数字」との対応関係に基づいて修正する処理を行ない(ステップS370)、本ルーチンを終了する。
【0068】
例えば、本文文書の中に「Q1 …ですか?」、「Q2 Q1ではいと答えた方のみお答え下さい。…」という2つの質問文があり、ステップS360の処理によって、「Q1 …ですか?」という質問文が「Q2 …ですか?」という質問文に変わった場合には、「Q2 Q1ではいと答えた方のみお答え下さい。…」という質問文は、ステップS360の処理によって「Q3 Q1ではいと答えた方のみお答え下さい。…」という質問文に変更され、ステップS370の処理によって「Q3 Q2ではいと答えた方のみお答え下さい。…」という質問文に変更される。これにより、他の質問文の序数を引用した質問文について、正しい引用関係を維持することができる。
【0069】
なお、上述したステップS360〜S370の処理は、既述した本文文書の修正処理(図4のステップS165)においても適宜行なわれる。これにより、本文文書に対する新たな回答部の追加や本文文書に含まれていた回答部の削除等の修正がなされた場合であっても、各回答部内の文書に含まれる質問文ないし回答部の序数の修正作業を行なう必要がなく、本文文書内における質問文ないし回答部の序数を自動的に整合性のある状態にすることができる。
【0070】
A−4ー3.「送信ボタン」というパーツ要素(構造情報PT:「Link」)の場合:
この場合には、図12に示した反映文書作成処理ルーチンCに従って処理が行なわれる。本ルーチンが起動されると、まず、パーツ要素がドロップされた本文文書上の位置をドロップ時のマウスポインタMPの位置情報に基づいて特定する処理を行なう(ステップS400)。次に、当該位置に、パーツ要素の構造情報PT(Link)を付与し、「Link:」という文字列および「送信」という定型語句を挿入する処理を行なう(ステップS410,S420)。
【0071】
この処理の終了後、パーツ要素のパーツ情報QT(回答内容を表わすデータの送信先のアドレス)を付与し、「送信」という文字列の後に、パーツ情報QTを表わす<tokkyojitsuyo@…>という文字列を挿入する処理を行ない(ステップS430)、本ルーチンを終了する。こうして挿入された文字列の範囲が、本文文書における送信指示部となる。
【0072】
A−4ー4.「フッター」というパーツ要素(構造情報PT:「End」)の場合:
この場合には、図13に示した反映文書作成処理ルーチンDに従って処理が行なわれる。本ルーチンが起動されると、まず、本文文書から、最後の回答部を構成する文書の範囲WBnを特定し(ステップS500)、この範囲WBnの後にパーツ要素がドロップされたか否かを、ドロップ時のマウスポインタMPの位置情報に基づいて判断する処理を行なう(ステップS510)。
【0073】
範囲WBnの後にパーツ要素がドロップされたと判断した場合には、範囲WBnの後に、当該パーツ要素の構造情報PT(End)を付与し(ステップS520)、「End:」という文字列を挿入する処理を行なうと共に(ステップS530)、この「End:」という文字列に続けて、定型文である挨拶文や定型語句であるアンケート作成者を表わす語句を挿入する処理を行ない(ステップS540)、本ルーチンを終了する。なお、挿入されたアンケート作成者を表わす語句については、既述した本文文書の修正処理(図4のステップS165)によって、適宜修正することができる。
【0074】
一方、ステップS510の処理において、範囲WBnの後にパーツ要素がドロップされていないと判断した場合には、パーツ要素の適用箇所が誤っているとみなして、本ルーチンを終了する。これにより、本文文書におけるフッター部以外の構成部(回答部や送信指示部,タイトル部)に、フッター部に関する情報が付与されてしまうことが防止される。
【0075】
A−4ー5.「必須回答」,「画像」,「区切り線」というパーツ要素(構造情報PT:「depend」)の場合:
この場合には、図14に示した反映文書作成処理ルーチンEに従って処理が行なわれる。本ルーチンが起動されると、まず、パーツ要素がドロップされた本文文書上の位置をドロップ時のマウスポインタMPの位置情報に基づいて特定する処理を行なう(ステップS600)。次に、当該位置に、パーツ要素のパーツ情報QTを表わす文字列を挿入する処理を行ない(ステップS610)、本ルーチンを終了する。例えば、図11に示した「Q2 どこでご利用になりますか?」という質問文を備えた回答部を必須回答項目とする場合には、「必須回答」というパーツ要素を「?」の直後にドラッグ&ドロップすればよい。こうすれば、Q2の回答部に、<必須>というパーツ情報QTが付与される(図15を参照)。
【0076】
こうした反映文書作成処理ルーチンA〜Eの各処理を図5に示した本文文書TXに対して実行すると、ディスプレイ19aの左画面には、図15に示す本文文書TX1のようなテキスト文書が表示される。このような本文文書TX1に対して、図4のステップS165の本文文書の修正処理により、コメント文ないしフッター文中の「弊社XX」という定型語句が、タイトル文に合わせた「○○FAX」という語句に修正され、図4のステップS180〜ステップS190の処理が実行されることにより、アンケートページの基礎となるHTMLファイルが作成される。こうしたHTMLファイルが、回答を行なう者のパーソナルコンピュータ90からネットワークを介してアクセスされ、ブラウザに解釈されることにより、パーソナルコンピュータ90の画面上には、図16に示すようなアンケートページが表示される。
【0077】
A−5.直接編集処理の内容:
次に、直接編集処理(図4のステップS110)について説明する。既述したように、直接編集処理は、パーツ要素の一覧をイメージ表示させることなく、本文文書をHTML文書に編集する処理である。この処理の具体的な内容を図17に示した。ディスプレイ19aに本文文書が表示された画面上で、マウスポインタMPを本文文書上の所定の位置に配置した状態でマウス20bを右クリックすると、図17に示すように、各パーツ要素の名前が順次に表示された選択ウィンドウが表示される。この選択ウィンドウから所望のパーツ要素が選択されると、上記パーツ要素のドラッグ&ドロップ操作がなされた場合と同様に、選択されたパーツ要素の構造情報PTやパーツ情報QT、選択されたパーツ要素に含まれる定型文や定型語句の文字情報が、本文文書に付加される。こうした直接編集処理によれば、本文文書をHTML文書に編集するに際して、ディスプレイ19aの画面領域をフルに活用することが可能となる。
【0078】
なお、マウス20bが右クリックされたときに、マウスポインタMPの位置情報に基づいて本文文書における範囲WA1,WB0,WB1〜WBn,WBnを特定する処理を行ない、特定された範囲に適用可能なパーツ要素の名前のみを選択ウィンドウに表示する構成(例えば、マウスポインタMPがタイトル文の範囲A1に位置する場合には、選択ウィンドウに、「タイトル」というパーツ要素名を表示し、「フッター」というパーツ要素名を表示しない構成)としてもよい。こうすれば、各範囲WA1,WB0,WB1〜WBn,WBnへの適用が適当でないパーツ要素は選択要素として表示されないので、使用者によるパーツ要素の選択を容易にすることができる。
【0079】
A−6.作用効果:
以上説明したように、本実施例の構造化テキスト作成装置10は、アンケートページが、タイトル部,回答部,送信指示部,フッター部という4つの構成部を備えていることに着目して、上記の4つの各構成部に対応した種々のパーツ要素を、構造情報PTおよびパーツ情報QTと関連付けて予め記憶しておき、表示された本文文書上でのマウス20bのドラッグ&ドロップ操作若しくは右クリック後の選択操作により、各パーツ要素を本文文書に適用する旨を指示し、各パーツ要素の構造情報PTおよびパーツ情報Qを、本文文書における上記4つの構成部に相当する範囲に付加する。こうして本文文書に付加された構造情報PTおよびパーツ情報Qを、対応マップMLを参照してHTML記述用のタグに自動的に置換することにより、テキスト形式の本文文書をHTMLファイル等の構造化テキストに変換する。従って、ウェブページの作成に関する専門的知識を有しない者であっても、ウェブ上で正しく表示されるアンケートの構造化テキストを簡単に作成することができる。例えば、作成者は、アンケートの構造化テキストの作成に際して、タグの入力や、アンケートページには用いられない要素を含む多数の要素からのタイトル要素や回答要素の選別といった煩わしい作業を行なう必要がない。
【0080】
また、本実施例の構造化テキスト作成装置10では、アンケートページの回答部に用いられるパーツ要素として、「単一選択」,「マトリクス単一」,「リスト選択」,「複数選択」,「マトリクス複数」,「自由記入欄(1行)」,「自由記入欄(複数行)」,「必須回答」,「画像」,「区切り線」という複数種類の要素が予め用意されているので、種々の形態のアンケートページを簡単かつ正確に作成することができる。
【0081】
本実施例の構造化テキスト作成装置10は、右画面にイメージ表示されたパーツ要素を、左画面に表示された本文文書上にドラッグ&ドロップすることにより、本文文書を編集するイメージモードを備える。従って、作成者は、各パーツ要素の本文文書への適用や配置に伴う操作を、イメージ表示によって各パーツ要素の形態を確認しながら、簡単かつ確実に行なうことができる。特に、本実施例のように、回答部に用いられるパーツ要素が複数種類ある場合には、各パーツ要素の相違を視覚的に確認することが可能となり、本文文書への誤った適用を防止することができる。
【0082】
「タイトル」,「基本情報」,「送信ボタン」,「フッター」というパーツ要素に関し、各要素に含まれる定型文や定型語句についての文字情報を予め記憶しておき、これらのパーツ要素の本文文書への適用に伴って文字情報を本文文書のデータに挿入する。従って、本文文書の作成や編集を行なう際における文字入力操作の負担を軽減することができる。
【0083】
B.変形例:
上記実施例において作成されたアンケートページでは、回答を行なう者は、全ての回答部について、質問文Q1〜Qnの順に質問文の内容を理解し、回答項目に必要事項を記入することになるが、回答部の中には回答を行なう者にとって回答をする必要のないものもある。例えば、質問文Q2が「質問文Q1に<はい>と答えた方のみお答え下さい」という条件付きのものである場合には、質問文Q2を含む回答部は、Q1で<いいえ>と答えた者にとっては不要な回答部となる。この点に着目し、上記実施例の構造化テキスト作成装置10を、各回答を行なう者に必要な回答部を把握し易い形態でアンケートページの構造化テキストを作成する装置とすることも可能である。
【0084】
具体的には、上記実施例の構造化テキスト作成装置10において、CPU11が、機能部として、本文文書に含まれている複数個の回答部のうちの一の回答部についての回答の結果を入力する回答結果入力部と、該入力された回答結果の内容に応じた他の回答部を複数個の回答部の中から抽出する抽出部とを備えた構成とすると共に、図4のステップS185における本文文書のHTML文書への変換処理を、一の回答部と他の回答部との対応関係を取りながら、本文文書を構造化テキストに変換する構成とすればよい。
【0085】
図18は、回答結果入力部と抽出部の役割を具体例に即して示した説明図である。図18に示すように、質問部Q1を備えた回答部K1において「はい」という回答結果が入力された場合には、入力された「はい」という回答結果に対応する回答部K2が他の回答部として全ての回答部の中から抽出される。こうした回答部K2の抽出は、全ての回答部の中から、質問文に「Q1」,「はい」が含まれる回答部をAND条件で検索することにより実現することができる。一方、質問部Q1を備えた回答部K1において「いいえ」という回答結果が入力された場合には、入力された「いいえ」という回答結果に対応する回答部K3が他の回答部として全ての回答部の中から抽出される。こうした回答部K3の抽出は、全ての回答部の中から、質問文に「Q1」,「いいえ」が含まれる回答部をAND条件で検索することにより実現することができる。
【0086】
なお、回答の結果は、回答を行なう者によって実際に行なわれた回答の結果(つまり、回答を行なう者によるパーソナルコンピュータ90上での回答結果をネットワークNWを介して受信して入力したもの)に限らず、構造化テキスト作成装置10が仮想的に行なった回答の結果(つまり、各回答部に含まれる各回答項目を構造化テキスト作成装置10が指定し、指定された回答項目を回答結果として入力したもの)であってもよい。
【0087】
本文文書をHTML文書に変換する処理(図4のステップS185)が、回答部K1と回答部K2との対応関係や回答部K1と回答部K3との対応関係を取りながら行なわれることで、回答部K1が、回答部K1の回答結果「はい」によって回答部K2に関連付けられ、回答部K1の回答結果「いいえ」によって回答部K3に関連付けられたHTMLファイルが作成される。このようなHTMLファイルがパーソナルコンピュータ90の画面90a上にアンケートページとして表示される。図19は画面90a上へのアンケートページの表示態様の例を示す説明図である。図19(A)は、最初に回答部K1のみを表示しておき、回答部K1の回答項目に回答が入力されて決定ボタンが押されたときに、入力された回答内容に応じた回答部(回答部K2または回答部K3)を表示する、いわゆる一問一答式の表示形態を表わしている。図19(B)は、一の回答部(例えば、回答部K1)の回答内容に応じて進むべき回答部(例えば、「はい」の場合には回答部K2、「いいえ」の場合には回答部K3)がわかるように、全ての回答部を一覧表示しておく表示形態を表わしている。これにより、アンケートページを閲覧して回答をしようとする者は、自己に回答不要な回答部を容易に把握することが可能となる。従って、回答能率の向上を図ることができる。
【0088】
C.応用例:
上記の構造化テキスト作成装置10で作成されたHTMLファイルを利用した装置として、作成されたHTMLファイルがウェブ上でアンケートページとして表示され、該アンケートページの各回答部について回答を行なう者による回答が行なわれた場合に、このアンケートの回答結果を表わすデータを受信して該データを集計する装置(以下、データ集計装置という)を考えることができる。具体的には、CPUやROM,RAM,記憶装置等を備えたデータ集計装置において、CPUが、その機能部として、パーソナルコンピュータ90上で入力された各回答部についての回答結果を表わすデータを、ネットワークNWを介して受け取る受取部と、該受け取った回答結果を表わすデータに基づいて、回答を行なった者を異なる複数の群に分類する分類部と、分類された群ごとの人数等を集計する集計部とを備えた構成を考えることができる。こうすれば、回答を行なった者の特徴や傾向を的確に把握することができる。例えば、回答を行なう者の年齢を記入する回答部についての回答結果を年齢別に集計すれば、回答を行なった者を20代の群,30代の群等に分類することができる。また、回答を行なう者が所持していない製品を記入する回答部についての回答結果を集計すれば、回答を行なった者を、例えば、「プリンタを持っていない群」、「スキャナを持っていない群」等に分類して集計することができる。なお、図19に示した例では、回答結果に応じて回答を行なった者を甲群,乙群,丙群に分類した例を示している。
【0089】
また、上記のデータ集計装置に、回答を行なった者に対する文書(例えば、回答の礼文が記載されたメール文書)を作成する機能を組み込むことも可能である。この場合において、回答を行なった者に対する文書を、回答を行なった者が属する群(上記回答を行なった者による回答結果に応じて分類された群)に応じた内容で作成する構成を付加してもよい。例えば、「プリンタを持っていない群」に分類された者に対しては、礼文の定型文と共に、プリンタの新製品に関する広告文が記載された文書を作成し、「スキャナを持っていない群」に分類された者に対しては、礼文の定型文と共に、スキャナの新製品に関する広告文が記載された文書を作成する構成を考えることができる。こうして作成された文書を回答を行なった者に送信することで、各回答を行なった者に対して、最も購入に結びつき易い製品の広告等を提供することが可能となる。
【0090】
以上本発明の実施の形態を実施例および変形例に基づいて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる様態で実施し得ることは勿論である。
【0091】
例えば、上記実施例における構造化テキスト作成処理では、予め作成された本文文書のデータを入力し(図4のステップS100)、この本文文書のデータに基づいてHTMLファイルを作成することとしたが、このような予め作成された本文文書を入力することなく、HTMLファイルを作成することとしてもよい。具体的には、構造化テキスト作成処理が開始された時に、本文文書の新規作成画面(文字列が何も表示されない画面)を表示し、この新規作成画面上で、キーボード20aやマウス20bを操作して本文文書を作成する構成を考えることができる。
【0092】
上記実施例では、タイトル部,回答部,送信指示部,フッター部のそれぞれに対応したパーツ要素を本文文書に適用する構成としたが、タイトル部,回答部に対応するパーツ要素のみを予め記憶しておき、このパーツ要素を本文文書に適用する構成としてもよい。送信指示部,フッター部は、各種のアンケートに共通の内容とすることが可能な要素であり、本文文書とは別ファイルとして用意することも可能だからである。
【0093】
上記実施例では、図16に示したように、タイトル部,回答部,送信指示部,フッター部が同じページに設けられたアンケートページを作成したが、フッター部を、タイトル部,回答部,送信指示部とは別のアンケートページとして作成しても差し支えない。
【0094】
なお、アンケートでは、通常、アンケート本文の最初にタイトルが配置され、アンケート本文の最後にフッターが、配置される。また、個人情報を記載する回答部は、通常は、回答部の最初または最後に配置されることが多い。こうした点を考慮し、上記の構造化テキスト作成処理において、「タイトル」,「フッター」,「基本情報」というパーツ要素については、その構造情報PTや定型文等が挿入される本文文書上の位置を、それぞれ、本文文書の最初,本文文書の最後,回答部の最初または最後といったように予めデフォルトで定めておき、パーツ要素が本文文書上のどの位置にドロップされた場合であっても上記デフォルト位置に構造情報PTや定型文等を挿入する構成としてもよい。この構成を採れば、図6におけるステップS200,ステップS210の処理、図9におけるステップS305,ステップS310の処理、図13におけるステップS500,ステップS510の処理が不要となり、構造化テキスト作成処理での処理内容をより簡易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である構造化テキスト作成装置10の構成を示す説明図である。
【図2】各パーツ要素の形態を示す説明図である。
【図3】各パーツ要素に与えられた構造情報PTおよびパーツ情報QTの内容を示す説明図である。
【図4】構造化テキスト作成処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】構造化テキスト作成装置10に入力される本文文書TXの内容を例示した説明図である。
【図6】反映文書作成処理ルーチンAを示すフローチャートである。
【図7】タイトル文の範囲WA1にパーツ要素がドロップされたときのディスプレイ19aの様子を示す説明図である。
【図8】反映文書作成処理ルーチンAの終了時におけるディスプレイ19aの様子を示す説明図である。
【図9】反映文書作成処理ルーチンBを示すフローチャートである。
【図10】パーツ要素がドロップされたときのディスプレイ19aの様子を示す説明図である。
【図11】反映文書作成処理ルーチンBの終了時におけるディスプレイ19aの様子を示す説明図である。
【図12】反映文書作成処理ルーチンCを示すフローチャートである。
【図13】反映文書作成処理ルーチンDを示すフローチャートである。
【図14】反映文書作成処理ルーチンEを示すフローチャートである。
【図15】反映文書作成処理ルーチンA〜Eを経て作成された本文文書TX1の一例を示す説明図である。
【図16】本文文書TX1に基づいて作成されたHTMLファイルによって表示されるアンケートページを示す説明図である。
【図17】直接編集処理の具体的な内容を示す説明図である。
【図18】回答結果入力部と抽出部の役割を具体例に即して示した説明図である。
【図19】画面90a上へのアンケートページの表示態様の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…サーバ
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…記憶装置
15…ディスプレイコントローラ
16…入出力コントローラ
17…ネットワークインタフェース
19…表示装置
19a…ディスプレイ
20…入出力装置
20a…キーボード
20b…マウス
25…CD−RWドライブ
26…フレキシブルディスクドライブ
27…フレキシブルディスク
28…CD−ROM
80…携帯型端末
90…パーソナルコンピュータ
90a…画面
LC1…改行マーク
ML…対応マップ
MP…マウスポインタ
NW…ネットワーク
PT…構造情報
PV…プロバイダ
QT…パーツ情報
TX,TX1…本文文書
Claims (12)
- 少なくとも、タイトル文が含まれるタイトル部と質問文および回答文の内容が含まれる回答部とに区分される本文を備えたアンケートに関し、該アンケートの本文の内容が記述された本文文書のデータを入力し、該入力された本文文書のデータに基づいて、該本文文書をウェブページとして表示するための構造化テキストを作成する構造化テキスト作成装置であって、
前記タイトル部に用いられる要素であるタイトル要素,前記回答部に用いられる要素である回答要素を、各要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶する要素記憶手段と、
前記入力された本文文書のデータに基づいて本文文書を表示する本文文書表示手段と、
所定の操作により、前記表示された本文文書におけるタイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に対し、それぞれ、前記タイトル要素,前記回答要素を適用する旨を指示する指示手段と、
該指示手段による指示に基づいて、前記タイトル要素についての要素特定情報,前記回答要素についての要素特定情報を、それぞれ、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に付加する付加手段と、
前記要素特定情報が付加された本文文書を、該要素特定情報の内容に基づいて構造化テキストに変換する変換手段と
を備えた構造化テキスト作成装置。 - 前記要素記憶手段は、複数種類の前記回答要素を、各要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶する手段である請求項1に記載の構造化テキスト作成装置。
- 前記入力された本文文書のデータを、前記本文文書が表示された画面上で編集する編集手段を備えた請求項1または2に記載の構造化テキスト作成装置。
- 前記編集手段による編集により前記回答部の追加または削除がなされたとき、該追加後または削除後に存在する複数の各回答部に付されている序数を連番に修正する連番修正手段を備えた請求項3に記載の構造化テキスト作成装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の構造化テキスト作成装置であって、
前記要素記憶手段は、前記タイトル要素,前記回答要素に加えて、回答結果の送信指示に用いられる送信指示要素,前記回答後の挨拶文が記述されたフッター要素を、各要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶する手段であり、
所定の操作により、前記表示された本文文書における所定の位置に、それぞれ、前記送信指示要素,前記フッター要素を配置する旨を指示する配置指示手段と、
該配置指示手段による指示に基づいて、前記送信指示要素についての要素特定情報および前記フッター要素についての要素特定情報を、それぞれ、本文文書に付加する情報付加手段と
を備えた構造化テキスト作成装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の構造化テキスト作成装置であって、
前記要素記憶手段に予め記憶された要素をイメージ表示するイメージ表示手段を備え、
前記指示手段,前記配置指示手段は、前記イメージ表示手段により表示された要素を前記本文文書表示手段により表示された本文文書の所定の位置に移動させる操作により、それぞれ、前記各要素を適用する旨,前記各要素を配置する旨を指示する手段である
構造化テキスト作成装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の構造化テキスト作成装置であって、
前記要素記憶手段は、前記各要素および前記各要素についての要素特定情報と共に、各要素に含まれる定型文についての文字データを予め記憶する手段であり、
前記指示手段,前記配置指示手段による指示に基づいて、前記文字データを前記本文文書のデータに付加するデータ付加手段を備えた
構造化テキスト作成装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の構造化テキスト作成装置であって、
前記要素特定情報が付加された本文文書には複数個の回答部が含まれており、
該複数個の回答部のうちの一の回答部についての回答の結果を入力する回答結果入力手段と、
該入力された回答結果の内容に応じた他の回答部を前記複数個の回答部の中から抽出する回答部抽出手段と
を備え、
前記変換手段は、前記一の回答部と前記他の回答部との対応関係を取りながら、前記本文文書を構造化テキストに変換する手段である
構造化テキスト作成装置。 - 請求項1ないし8のいずれかに記載の構造化テキスト作成装置で作成された構造化テキストがウェブページとして表示され、該ウェブページ上で回答を行なった者により前記回答部に対する回答がなされた場合に、該回答の結果を表わすデータを入力して該データを処理するデータ処理装置あって、
前記入力された回答結果を表わすデータに基づいて前記回答を行なった者を異なる複数の群に分類する分類手段を備えた
データ処理装置。 - 前記回答を行なった者に対する文書を、該回答を行なった者が属する群に応じた内容で作成する文書作成手段を備えた請求項9に記載のデータ処理装置。
- 少なくとも、タイトル文が含まれるタイトル部と質問文および回答文の内容が含まれる回答部とに区分される本文を備えたアンケートに関し、該アンケートの本文の内容が記述された本文文書のデータを入力し、該入力された本文文書のデータに基づいて、該本文文書をウェブページとして表示するための構造化テキストを作成する構造化テキスト作成方法であって、
前記入力された本文文書のデータに基づいて本文文書を表示し、
所定の操作により、前記表示された本文文書におけるタイトル部を構成する文書に対し、前記タイトル部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶されたタイトル要素を適用する旨を指示すると共に、前記表示された本文文書における回答部を構成する文書に対し、前記回答部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶された回答要素を適用する旨を指示し、
該指示に基づいて、前記タイトル要素についての要素特定情報,前記回答要素についての要素特定情報を、それぞれ、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に付加し、
前記要素特定情報が付加された本文文書を、該要素特定情報の内容に基づいて構造化テキストに変換する
構造化テキスト作成方法。 - 少なくとも、タイトル文が含まれるタイトル部と質問文および回答文の内容が含まれる回答部とに区分される本文を備えたアンケートに関し、該アンケートの本文の内容が記述された本文文書のデータを入力し、該入力された本文文書のデータに基づいて、該本文文書をウェブページとして表示するための構造化テキストを作成するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
前記入力された本文文書のデータに基づいて本文文書を表示する工程と、
所定の操作により、前記表示された本文文書におけるタイトル部を構成する文書に対し、前記タイトル部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶されたタイトル要素を適用する旨を指示すると共に、前記表示された本文文書における回答部を構成する文書に対し、前記回答部に用いられる要素であって該要素を特定する要素特定情報と共に予め記憶された回答要素を適用する旨を指示する工程と、
該指示に基づいて、前記タイトル要素についての要素特定情報,前記回答要素についての要素特定情報を、それぞれ、タイトル部を構成する文書,回答部を構成する文書に付加する工程と、
前記要素特定情報が付加された本文文書を、該要素特定情報の内容に基づいて構造化テキストに変換する工程と
をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体。
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