JP2004178143A - 制御機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御盤のパネルに取り付けたときにPLCが占める体積を必要最小限に抑える。
【解決手段】PLC10は、PLCケース11に脱着可能な一対の取付具30を用いて制御盤のパネルPに固定される。取付具30の細長い本体31の一方の側縁には、長手方向に離間した一対の爪33が形成されている。また、取付具本体31の長手方向の両端部分にネジ孔34が形成され、ネジ孔34にボルト35が螺合されている。他方、PLCケース11の上面、底面、左右の側面の各々に一対の矩形開口40が形成され、この一対の矩形開口40の離間距離は、上述した取付具本体31の一対の爪33の離間距離に等しい。取付具30の一対の爪33を開口40の中に挿入することによりPLCの上面と下面又は両側面に装着し、次いで、ボルト35を回転させてボルト先端の拡大円板37を制御盤パネルPの背面に押し付けることによりPLC10を固定することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】PLC10は、PLCケース11に脱着可能な一対の取付具30を用いて制御盤のパネルPに固定される。取付具30の細長い本体31の一方の側縁には、長手方向に離間した一対の爪33が形成されている。また、取付具本体31の長手方向の両端部分にネジ孔34が形成され、ネジ孔34にボルト35が螺合されている。他方、PLCケース11の上面、底面、左右の側面の各々に一対の矩形開口40が形成され、この一対の矩形開口40の離間距離は、上述した取付具本体31の一対の爪33の離間距離に等しい。取付具30の一対の爪33を開口40の中に挿入することによりPLCの上面と下面又は両側面に装着し、次いで、ボルト35を回転させてボルト先端の拡大円板37を制御盤パネルPの背面に押し付けることによりPLC10を固定することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はプログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCという)などの制御機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
PLCは、これに付随する周辺機器と一緒に制御盤のパネル開口に取り付けられることが多く、このため、PLCは、制御盤のパネル開口に取り付けるための取付部が設けられている。具体的には、従来のPLCにあっては、そのケースの上下及び左右の側壁から突出する取付部がPLCの各側壁に固設されていた。
【0003】
また、PLCは、図1に示すように、ケース1の後壁に配置された端子台2を有し、この端子台2の各端子を通じて図外の周辺機器や外部機器との接続が行われるようになっているが、従来のPLCは、その側縁3に近接して端子台2が配置されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、PLCなどの制御機器は小型化の要請があり、また、実際に小型化の傾向にあり、このようななかで、制御機器は、内部デバイスのパッケージングや表示部などの工夫や多機能化が行われている。
【0005】
他方、制御盤には、幾つかの制御機器が取り付けられるのが通常であるが、制御機器の小型化に伴って制御盤の小型化の要請もある。
【0006】
ところで、結線に用いられるY形やO形接続子などの圧着端子はJIS規格で規定されており、例えばPLCで多用されているねじの呼び径が3mmであれば、裸端子と、その基端部に配置される絶縁体との全体寸法は最大18.5mmと規定されている(端子のアイの中心から絶縁体の自由端までの最小寸法は12.0mm)。
【0007】
制御盤の小型化などの要請に応じた場合、従来のように制御機器を制御盤に設置した後に結線作業を行うことは、作業者に困難を強いる結果になり易い。また、制御盤の小型化に応じるには、この制御盤に設置する複数の制御機器をできるだけ接近させた状態で配置することが好ましい。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上述した制御機器及び制御盤の小型化の要請に応じるのに好都合の制御機器を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、制御盤の外部で結線作業を行い、これが完了した後に制御盤のパネル開口に設置することのできる制御機器を提供することにある。
【0010】
本発明の更なる目的は、複数の制御機器を隣接した状態で配置できる制御機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題は、本発明によれば、
制御機器の表示面に対向した後壁に、互いに間隔を隔てて横並びに配置された2つの端子台を有し、これら2つの端子台には、これに隣接する制御機器の一対の側壁側からY形又はO形接続子がアクセス可能な制御機器において、
前記2つの端子台の各々が、これに隣接する前記一対の側壁の各縁から間隔を隔てて配置され、
前記一対の側壁には、前記制御機器をその表示面が制御盤のパネルとほぼ面一になるように取り付けるための取付具が脱着可能に係合する第1の係合部が形成されていることを特徴とする制御機器を提供することにより達成される。
【0012】
すなわち、本発明の制御機器によれば、Y形などの接続子を端子台の端子に結線したとしても、この端子台が、制御機器のこれに隣接する側壁から離間して配置されているため、接続子が当該側壁から外方に突出して位置することがない。すなわち、端子台の端子ねじの呼び径が3mmであれば、この端子ねじと側壁との間の離間距離が約12mm以上であれば、この端子ねじに結線した接続子が制御機器の外方に突出することを防止することができる。
【0013】
本発明の制御機器によれば、上記の接続子が制御機器から外方に突出していないことに加えて、接続子がアクセスする側に位置する互いに対向した一対の側壁に上述した取付具が脱着可能であるため、予め制御盤の外側で結線作業を行った後にパネル開口の中に制御機器を挿入し、次いで、取付具を制御機器に装着して、この取付具を用いて制御機器を制御盤に取り付けることができるが、取付具を操作する際に、上記の接続子が制御機器から外方に突出していないことから、接続子の存在によって取付具の操作に支障を及ぼすことはない。
【0014】
また、制御機器の他の対の側壁にも取付具が脱着可能な第2の係合部を用意しておくことにより、ユーザは、一方の対又は他の対の側壁の係合部を用いて制御機器を制御盤に設置することができる。このように取付具の配置が自在であり、加えて、接続子が制御機器から外方に突出していないことから、ユーザの都合により、複数の制御機器を上下又は左右に隣接して配置することができる。
【0015】
【実施例】
添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例を以下に詳しく説明する。
【0016】
図2は、本発明の好ましい実施例のPLCの平面図である。同図において、実施例のPLC10は、従来と同様に、正面又は後壁から見たときに矩形形状のケース11を有し、このケース11の前面には、このケース11よりも若干大きな正面パネル12が取付けられ、この正面パネル12は、その全周に亘ってケース11よりも外方に突出したフランジ部12aが形成されている。正面パネル12には、図3に示すように、上下に離間して配置された2つの表示部13、14が設けられている。
【0017】
ケース11の正面パネル12には、上方表示部13の下方に、この上方表示部13に関連した第1群の横並びに配置された複数(この実施例では5つ)の上方キースイッチ15が設けられ、また、下方表示部14の下方に、この下方表示部14に関連した第2群の横並びに配置された複数(この実施例では5つ)の下方キースイッチ16が設けられている。
【0018】
上方表示部13には、PLC10の動作中は、外部機器や内部データメモリやタイマなどから数量、カウンタ値、時間などの工場設備の稼働状況に関連した表示が行われる。他方、PLC10が非動作中には、そのシーケンスプログラムに含まれるパラメータが表示され、この表示を見ながら上方キースイッチ15を押すことにより、工場設備の稼働に関連したユーザ設定を行うことができる。
【0019】
下方表示部14には、PLC10のシーケンスプログラムの指令に関連した表示、例えば「作業開始」、「作業停止」、「作業復帰」などの文字が横並びに表示され、これに近接した下方キースイッチ16を押すことによりシーケンスプログラムの所定のプロセスを実行させることができる。
【0020】
図4〜図6を参照して、PLCケース11の背面つまり後壁17は、複数の段部を有する段付き面で構成されており、ケース11の両側壁の縁18、19から離間して、互いに対向して横並びに配置された第1、第2の2つの端子台20、21が設けられている。第1の端子台20は出力用であり、第2の端子台21は入力用である。
【0021】
出力用端子台20は、2列に配置された複数の端子を有し、各列は、これに隣接した側縁18と平行に延びている。同様に、入力用端子台21は、2列に配置された複数の端子を有し、各列は、これに隣接した側縁19と平行に延びている。出力用端子台20及び入力用端子台21の各端子は、他の周辺機器に接続された配線の端に固定されたY形接続子又はO形接続子22が結線される。
【0022】
出力用端子台20及び入力用端子台21は、その外側縁とこれに隣接した側縁18、19との間の距離dが、接続子22の有効寸法と等しいか又はこれよりも若干大きな値となる位置に配置されている。これにより、出力用端子台20及び入力用端子台21の端子に接続子22を結線したときに、この接続子22の端を、PLCケース11の側縁18、19と同じか、それよりも内方に位置させることができる。
【0023】
PLCケース11の後壁17には、出力用端子台20と入力用端子台21とで挟まれた領域に入出力表示灯23が設けられている。入出力表示灯23は、出力用端子台20の端子列と平行に配置された複数のLED24からなる第1群の点灯手段と、入力用端子台21の端子列と平行に配置された複数のLED25からなる第2群の点灯手段とを含む。
【0024】
図7を参照して第1群のLED24の各々は、出力用端子台20の各端子に関連付けられ、対応する端子から出力があると、これに対応するLED24が点灯するようになっている。同様に、第2群のLED25の各々は、入力用端子台21の各端子に関連付けられ、対応する端子に入力があると、これに対応するLED25が点灯するようになっている。
【0025】
PLCケース11の後壁17には、また、通信ポート26と20極のコネクタ(例えばMILコネクタ)27とが設けられている。このコネクタ27は、図8に示すように、第1〜10及び第20の極が入力用に割り付けられ、第11〜18までの極が出力用に割り付けられている。図9に記載した、例えば「入力000」は、入力側端子台21の一つの端子「000」に対応している(図5)。
【0026】
このように実施例のPLC10は、出力用及び入力用の端子台20、21を使ったネジ留めによる配線で入出力する以外に、コネクタ27を使ったコネクタ接続による結線で入出力することができるようになっている。このようにPLC10は、2つの入出力の結線手段を選択的に用いることができるが、これに付随して、図9を参照して、PLC10の入力回路には、入力側端子台21の各端子と、コネクタ27の対応する極からの信号はor回路を介して択一的に入力回路に入力されるようになっている。ここに、or回路に代えてand回路であってもよい。
【0027】
ユーザは、脱着が容易なコネクタによる配線を選択してもよいし、配線作業は繁雑であるが1本の配線が断線した場合や配線を増設したい場合には、端子台20、21を用いることができる。
【0028】
なお、従来は、電源「+24V」用端子とGND「0V」用端子は、出力側か入力側のいずれか一方の端子台しか設けられていなかったが、図7を参照して、実施例のPLC10には、出力側端子台20と入力側端子台21の双方に、電源「+24V」用端子と、GND「0V」用端子とが用意されている。一般的に、PLCの使用形態では、入力側及び出力側の双方でそれぞれ電源、GNDを使用することが多く、このような場合、従来にあっては、互いに離間して配置される出力側端子台の端子と、入力側端子台の端子とを結線する必要があったが、実施例のPLC10によれば、出力側端子台の電源用端子(GND用端子)と入力側端子台の電源用端子(GND用端子)とを結線してもよいのは勿論であるが、個々に独立して外部配線を直接結線することもできる。
【0029】
図2に戻って、PLC10は、PLCケース11に脱着可能な一対の取付具30を用いて制御盤の取付パネルCに固定される。
【0030】
図10を参照して、取付具30は、1つの金属プレートから作られた細長い本体31を有し、この本体31の両端には立ち上がり部32が形成されている。本体31の一方の側縁には、長手方向に離間した一対の爪33が形成され、この爪33は、立ち上がり部32と同じ方向に起立している。また、本体31の他方の側縁には、これに沿って延びるフランジ34が設けられ、このフランジ34は、立ち上がり部32と同じ方向に起立している。取付具30は、また、本体31の長手方向の両端部分にネジ孔hが形成され、このネジ孔hにボルト35が螺合されている。
【0031】
ボルト35は、そのボルトヘッド36が、立ち上がり部32やフランジ34などで囲まれた空間に位置するように配置され、ボルト35の先端には拡大円板37が取り付けられている。
【0032】
PLCケース11の4つの各側壁の前部には、正面パネル12に沿って互いに離間した一対の矩形切欠き又は矩形開口40が形成され、この一対の開口40は取付具30の係合部を構成している。すなわち、PLCケース11の上面、底面、左右の側面の各々に一対の矩形開口40が形成され、この一対の矩形開口40の離間距離は、上述した取付具本体31の一対の爪33の離間距離に等しい。
【0033】
PLC10を制御盤パネルCに装着するには、図2などに示すように、PLCケース11の両側壁の各々に形成された一対の開口40(作図上の理由から図2には図面には現れていない)に取付具30の爪33を差し入れて取付具本体31をPLCケース11に装着し、次いで、ボルト35を回転させて、ボルト先端の拡大円板37を取付パネルPの後壁に押し付けることによりPLC10を固定することができる。この場合には、PLCケース11の上面及び底面には、それぞれ、一対の開口40が存在するだけである。なお、図3、図4に図示の参照符号42は、制御盤の蓋を開け閉めするための取手を示す。
【0034】
実施例のPLC10によれば、例えば、図11に図示のように、PLC10の両側面に取付具30を配置させることで、制御盤パネルCに対して複数のPLC10を上下に隣接して設置することができる。また、図11に図示のように、PLC10の上面及び下面に取付具30を配置させることで、制御盤パネルCに対して複数のPLC10を横並びに隣接して設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPLCの後壁の構造を説明するための図である。
【図2】制御盤の取付パネルに装着された実施例のPLCの平面図である。
【図3】実施例のPLCの全面パネルの正面図である。
【図4】実施例のPLCの後壁の構造を説明するための背面図である。
【図5】実施例のPLCの後壁の段付き形状を説明するための側面図である。
【図6】実施例のPLCの後壁の段付き形状を説明するための斜視図である。
【図7】実施例のPLCの後壁に設けられた端子台の各端子と、これに隣接して配置されたLED群との関係を説明するための図である。
【図8】実施例のPLCの後壁に設けられたコネクタの各極に割り当てられた信号の一覧を示す。
【図9】実施例のPLC内部の回路の一部を示す図である。
【図10】PLCを制御盤パネルに取り付けるための取付具の本体の斜視図である。
【図11】複数のPLCを上下に隣接して制御盤パネルに取付可能であることを説明するための図である。
【図12】複数のPLCを横並びに隣接して制御盤パネルに取付可能であることを説明するための図である。
【符号の説明】
10 PLC
11 PLCケース
17 PLCケースの後壁
20 出力用端子台
21 入力用端子台
22 Y形又はO形接続子
30 取付具
40 取付具を装着するための開口
C 制御盤パネル
【発明の属する技術分野】
この発明はプログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCという)などの制御機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
PLCは、これに付随する周辺機器と一緒に制御盤のパネル開口に取り付けられることが多く、このため、PLCは、制御盤のパネル開口に取り付けるための取付部が設けられている。具体的には、従来のPLCにあっては、そのケースの上下及び左右の側壁から突出する取付部がPLCの各側壁に固設されていた。
【0003】
また、PLCは、図1に示すように、ケース1の後壁に配置された端子台2を有し、この端子台2の各端子を通じて図外の周辺機器や外部機器との接続が行われるようになっているが、従来のPLCは、その側縁3に近接して端子台2が配置されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、PLCなどの制御機器は小型化の要請があり、また、実際に小型化の傾向にあり、このようななかで、制御機器は、内部デバイスのパッケージングや表示部などの工夫や多機能化が行われている。
【0005】
他方、制御盤には、幾つかの制御機器が取り付けられるのが通常であるが、制御機器の小型化に伴って制御盤の小型化の要請もある。
【0006】
ところで、結線に用いられるY形やO形接続子などの圧着端子はJIS規格で規定されており、例えばPLCで多用されているねじの呼び径が3mmであれば、裸端子と、その基端部に配置される絶縁体との全体寸法は最大18.5mmと規定されている(端子のアイの中心から絶縁体の自由端までの最小寸法は12.0mm)。
【0007】
制御盤の小型化などの要請に応じた場合、従来のように制御機器を制御盤に設置した後に結線作業を行うことは、作業者に困難を強いる結果になり易い。また、制御盤の小型化に応じるには、この制御盤に設置する複数の制御機器をできるだけ接近させた状態で配置することが好ましい。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上述した制御機器及び制御盤の小型化の要請に応じるのに好都合の制御機器を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、制御盤の外部で結線作業を行い、これが完了した後に制御盤のパネル開口に設置することのできる制御機器を提供することにある。
【0010】
本発明の更なる目的は、複数の制御機器を隣接した状態で配置できる制御機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題は、本発明によれば、
制御機器の表示面に対向した後壁に、互いに間隔を隔てて横並びに配置された2つの端子台を有し、これら2つの端子台には、これに隣接する制御機器の一対の側壁側からY形又はO形接続子がアクセス可能な制御機器において、
前記2つの端子台の各々が、これに隣接する前記一対の側壁の各縁から間隔を隔てて配置され、
前記一対の側壁には、前記制御機器をその表示面が制御盤のパネルとほぼ面一になるように取り付けるための取付具が脱着可能に係合する第1の係合部が形成されていることを特徴とする制御機器を提供することにより達成される。
【0012】
すなわち、本発明の制御機器によれば、Y形などの接続子を端子台の端子に結線したとしても、この端子台が、制御機器のこれに隣接する側壁から離間して配置されているため、接続子が当該側壁から外方に突出して位置することがない。すなわち、端子台の端子ねじの呼び径が3mmであれば、この端子ねじと側壁との間の離間距離が約12mm以上であれば、この端子ねじに結線した接続子が制御機器の外方に突出することを防止することができる。
【0013】
本発明の制御機器によれば、上記の接続子が制御機器から外方に突出していないことに加えて、接続子がアクセスする側に位置する互いに対向した一対の側壁に上述した取付具が脱着可能であるため、予め制御盤の外側で結線作業を行った後にパネル開口の中に制御機器を挿入し、次いで、取付具を制御機器に装着して、この取付具を用いて制御機器を制御盤に取り付けることができるが、取付具を操作する際に、上記の接続子が制御機器から外方に突出していないことから、接続子の存在によって取付具の操作に支障を及ぼすことはない。
【0014】
また、制御機器の他の対の側壁にも取付具が脱着可能な第2の係合部を用意しておくことにより、ユーザは、一方の対又は他の対の側壁の係合部を用いて制御機器を制御盤に設置することができる。このように取付具の配置が自在であり、加えて、接続子が制御機器から外方に突出していないことから、ユーザの都合により、複数の制御機器を上下又は左右に隣接して配置することができる。
【0015】
【実施例】
添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例を以下に詳しく説明する。
【0016】
図2は、本発明の好ましい実施例のPLCの平面図である。同図において、実施例のPLC10は、従来と同様に、正面又は後壁から見たときに矩形形状のケース11を有し、このケース11の前面には、このケース11よりも若干大きな正面パネル12が取付けられ、この正面パネル12は、その全周に亘ってケース11よりも外方に突出したフランジ部12aが形成されている。正面パネル12には、図3に示すように、上下に離間して配置された2つの表示部13、14が設けられている。
【0017】
ケース11の正面パネル12には、上方表示部13の下方に、この上方表示部13に関連した第1群の横並びに配置された複数(この実施例では5つ)の上方キースイッチ15が設けられ、また、下方表示部14の下方に、この下方表示部14に関連した第2群の横並びに配置された複数(この実施例では5つ)の下方キースイッチ16が設けられている。
【0018】
上方表示部13には、PLC10の動作中は、外部機器や内部データメモリやタイマなどから数量、カウンタ値、時間などの工場設備の稼働状況に関連した表示が行われる。他方、PLC10が非動作中には、そのシーケンスプログラムに含まれるパラメータが表示され、この表示を見ながら上方キースイッチ15を押すことにより、工場設備の稼働に関連したユーザ設定を行うことができる。
【0019】
下方表示部14には、PLC10のシーケンスプログラムの指令に関連した表示、例えば「作業開始」、「作業停止」、「作業復帰」などの文字が横並びに表示され、これに近接した下方キースイッチ16を押すことによりシーケンスプログラムの所定のプロセスを実行させることができる。
【0020】
図4〜図6を参照して、PLCケース11の背面つまり後壁17は、複数の段部を有する段付き面で構成されており、ケース11の両側壁の縁18、19から離間して、互いに対向して横並びに配置された第1、第2の2つの端子台20、21が設けられている。第1の端子台20は出力用であり、第2の端子台21は入力用である。
【0021】
出力用端子台20は、2列に配置された複数の端子を有し、各列は、これに隣接した側縁18と平行に延びている。同様に、入力用端子台21は、2列に配置された複数の端子を有し、各列は、これに隣接した側縁19と平行に延びている。出力用端子台20及び入力用端子台21の各端子は、他の周辺機器に接続された配線の端に固定されたY形接続子又はO形接続子22が結線される。
【0022】
出力用端子台20及び入力用端子台21は、その外側縁とこれに隣接した側縁18、19との間の距離dが、接続子22の有効寸法と等しいか又はこれよりも若干大きな値となる位置に配置されている。これにより、出力用端子台20及び入力用端子台21の端子に接続子22を結線したときに、この接続子22の端を、PLCケース11の側縁18、19と同じか、それよりも内方に位置させることができる。
【0023】
PLCケース11の後壁17には、出力用端子台20と入力用端子台21とで挟まれた領域に入出力表示灯23が設けられている。入出力表示灯23は、出力用端子台20の端子列と平行に配置された複数のLED24からなる第1群の点灯手段と、入力用端子台21の端子列と平行に配置された複数のLED25からなる第2群の点灯手段とを含む。
【0024】
図7を参照して第1群のLED24の各々は、出力用端子台20の各端子に関連付けられ、対応する端子から出力があると、これに対応するLED24が点灯するようになっている。同様に、第2群のLED25の各々は、入力用端子台21の各端子に関連付けられ、対応する端子に入力があると、これに対応するLED25が点灯するようになっている。
【0025】
PLCケース11の後壁17には、また、通信ポート26と20極のコネクタ(例えばMILコネクタ)27とが設けられている。このコネクタ27は、図8に示すように、第1〜10及び第20の極が入力用に割り付けられ、第11〜18までの極が出力用に割り付けられている。図9に記載した、例えば「入力000」は、入力側端子台21の一つの端子「000」に対応している(図5)。
【0026】
このように実施例のPLC10は、出力用及び入力用の端子台20、21を使ったネジ留めによる配線で入出力する以外に、コネクタ27を使ったコネクタ接続による結線で入出力することができるようになっている。このようにPLC10は、2つの入出力の結線手段を選択的に用いることができるが、これに付随して、図9を参照して、PLC10の入力回路には、入力側端子台21の各端子と、コネクタ27の対応する極からの信号はor回路を介して択一的に入力回路に入力されるようになっている。ここに、or回路に代えてand回路であってもよい。
【0027】
ユーザは、脱着が容易なコネクタによる配線を選択してもよいし、配線作業は繁雑であるが1本の配線が断線した場合や配線を増設したい場合には、端子台20、21を用いることができる。
【0028】
なお、従来は、電源「+24V」用端子とGND「0V」用端子は、出力側か入力側のいずれか一方の端子台しか設けられていなかったが、図7を参照して、実施例のPLC10には、出力側端子台20と入力側端子台21の双方に、電源「+24V」用端子と、GND「0V」用端子とが用意されている。一般的に、PLCの使用形態では、入力側及び出力側の双方でそれぞれ電源、GNDを使用することが多く、このような場合、従来にあっては、互いに離間して配置される出力側端子台の端子と、入力側端子台の端子とを結線する必要があったが、実施例のPLC10によれば、出力側端子台の電源用端子(GND用端子)と入力側端子台の電源用端子(GND用端子)とを結線してもよいのは勿論であるが、個々に独立して外部配線を直接結線することもできる。
【0029】
図2に戻って、PLC10は、PLCケース11に脱着可能な一対の取付具30を用いて制御盤の取付パネルCに固定される。
【0030】
図10を参照して、取付具30は、1つの金属プレートから作られた細長い本体31を有し、この本体31の両端には立ち上がり部32が形成されている。本体31の一方の側縁には、長手方向に離間した一対の爪33が形成され、この爪33は、立ち上がり部32と同じ方向に起立している。また、本体31の他方の側縁には、これに沿って延びるフランジ34が設けられ、このフランジ34は、立ち上がり部32と同じ方向に起立している。取付具30は、また、本体31の長手方向の両端部分にネジ孔hが形成され、このネジ孔hにボルト35が螺合されている。
【0031】
ボルト35は、そのボルトヘッド36が、立ち上がり部32やフランジ34などで囲まれた空間に位置するように配置され、ボルト35の先端には拡大円板37が取り付けられている。
【0032】
PLCケース11の4つの各側壁の前部には、正面パネル12に沿って互いに離間した一対の矩形切欠き又は矩形開口40が形成され、この一対の開口40は取付具30の係合部を構成している。すなわち、PLCケース11の上面、底面、左右の側面の各々に一対の矩形開口40が形成され、この一対の矩形開口40の離間距離は、上述した取付具本体31の一対の爪33の離間距離に等しい。
【0033】
PLC10を制御盤パネルCに装着するには、図2などに示すように、PLCケース11の両側壁の各々に形成された一対の開口40(作図上の理由から図2には図面には現れていない)に取付具30の爪33を差し入れて取付具本体31をPLCケース11に装着し、次いで、ボルト35を回転させて、ボルト先端の拡大円板37を取付パネルPの後壁に押し付けることによりPLC10を固定することができる。この場合には、PLCケース11の上面及び底面には、それぞれ、一対の開口40が存在するだけである。なお、図3、図4に図示の参照符号42は、制御盤の蓋を開け閉めするための取手を示す。
【0034】
実施例のPLC10によれば、例えば、図11に図示のように、PLC10の両側面に取付具30を配置させることで、制御盤パネルCに対して複数のPLC10を上下に隣接して設置することができる。また、図11に図示のように、PLC10の上面及び下面に取付具30を配置させることで、制御盤パネルCに対して複数のPLC10を横並びに隣接して設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPLCの後壁の構造を説明するための図である。
【図2】制御盤の取付パネルに装着された実施例のPLCの平面図である。
【図3】実施例のPLCの全面パネルの正面図である。
【図4】実施例のPLCの後壁の構造を説明するための背面図である。
【図5】実施例のPLCの後壁の段付き形状を説明するための側面図である。
【図6】実施例のPLCの後壁の段付き形状を説明するための斜視図である。
【図7】実施例のPLCの後壁に設けられた端子台の各端子と、これに隣接して配置されたLED群との関係を説明するための図である。
【図8】実施例のPLCの後壁に設けられたコネクタの各極に割り当てられた信号の一覧を示す。
【図9】実施例のPLC内部の回路の一部を示す図である。
【図10】PLCを制御盤パネルに取り付けるための取付具の本体の斜視図である。
【図11】複数のPLCを上下に隣接して制御盤パネルに取付可能であることを説明するための図である。
【図12】複数のPLCを横並びに隣接して制御盤パネルに取付可能であることを説明するための図である。
【符号の説明】
10 PLC
11 PLCケース
17 PLCケースの後壁
20 出力用端子台
21 入力用端子台
22 Y形又はO形接続子
30 取付具
40 取付具を装着するための開口
C 制御盤パネル
Claims (6)
- 制御機器の表示面に対向した後壁に、互いに間隔を隔てて横並びに配置された2つの端子台を有し、これら2つの端子台には、これに隣接する制御機器の一対の側壁側からY形又はO形接続子がアクセス可能な制御機器において、
前記2つの端子台の各々が、これに隣接する前記一対の側壁の各縁から間隔を隔てて配置され、
前記一対の側壁には、前記制御機器をその表示面が制御盤のパネルとほぼ面一になるように取り付けるための取付具が脱着可能に係合する第1の係合部が形成されていることを特徴とする制御機器。 - 前記制御機器の他の対の側壁に、前記取付具が脱着可能に係合する第2の係合部が形成されている、請求項1に記載の制御機器。
- 前記制御機器がプログラマブル・ロジック・コントローラであり、
該プログラマブル・ロジック・コントローラは入力回路と出力回路とを有し、
前記2つの端子台が、外部からの信号が入力される前記入力回路に接続された入力端子台と、外部に対して出力信号を出力するために前記出力回路に接続された出力端子台とからなる、請求項1又は2に記載の制御機器。 - 前記横並びの2つの端子台で挟まれた領域に、入出力表示灯が配置されている、請求項3に記載の制御機器。
- 前記入出力表示灯が、第1、第2の群からなる複数の表示灯から構成され、第1の群の表示灯が前記入力端子台に含まれる複数の端子の各々に関連付けられ、第2の群の表示灯が前記出力端子台に含まれる複数の端子の各々に関連つけられている、請求項4に記載の制御機器。
- 前記後壁には、入出力用の多極コネクタが更に設けられ、
該多極コネクタに含まれる一群の極が前記入力端子台の各端子とand回路又はor回路を介して前記入力回路に接続され、他の群の極が前記出力端子台の各端子と共に前記出力回路に接続されている、請求項3〜5のいずれか一項に記載の制御機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002341888A JP2004178143A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | 制御機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002341888A JP2004178143A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | 制御機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004178143A true JP2004178143A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32704096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002341888A Pending JP2004178143A (ja) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | 制御機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004178143A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007122551A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | 表示装置の取付け構造 |
| JP2009301147A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Daiwa House Industry Co Ltd | 接点入出力制御装置 |
| CN113391592A (zh) * | 2021-07-22 | 2021-09-14 | 辽宁众联石油天然气有限公司 | 一种控制仪 |
-
2002
- 2002-11-26 JP JP2002341888A patent/JP2004178143A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2009301147A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Daiwa House Industry Co Ltd | 接点入出力制御装置 |
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