JP2004199135A - 同期クロック生成回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致したクロックを、外部からコントロールすることなく生成可能にする。
【解決手段】基準クロックCK0を一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路18と、基準クロックCK0を遅延する遅延回路27と、逓倍後クロックCKHに基づいて遅延クロックCKDの立ち上がりエッジを検出しエッジ検出信号CKEを生成するエッジ検出回路29と、遅延クロックCKDとエッジ検出信号CKEに基づいてクロック逓倍回路での逓倍数を検出し逓倍数信号KHを生成する逓倍数検出回路31と、逓倍数信号KHに基づいて分周比を決定しエッジ検出信号CKEに基づいて逓倍後クロックCKHを分周して分周クロックCK0′を生成する可変分周器33とを備える。
【選択図】 図7
【解決手段】基準クロックCK0を一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路18と、基準クロックCK0を遅延する遅延回路27と、逓倍後クロックCKHに基づいて遅延クロックCKDの立ち上がりエッジを検出しエッジ検出信号CKEを生成するエッジ検出回路29と、遅延クロックCKDとエッジ検出信号CKEに基づいてクロック逓倍回路での逓倍数を検出し逓倍数信号KHを生成する逓倍数検出回路31と、逓倍数信号KHに基づいて分周比を決定しエッジ検出信号CKEに基づいて逓倍後クロックCKHを分周して分周クロックCK0′を生成する可変分周器33とを備える。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路における同期クロック生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路の内部にクロック逓倍回路(PLL)を備え、基準クロックをPLLで逓倍したクロックと前記基準クロックとの両方をLSI内部で使用するように構成された同期クロック生成回路がある。この同期クロック生成回路においては、PLLの位相ジッタや周期ジッタが大きくなると、基準クロックで動作しているフリップフロップと逓倍後クロックで動作しているフリップフロップとの間でのデータの受け渡し箇所において、タイミングの保証がむずかしいものとなる。そのため、従来では、逓倍後クロックを分周し、基準クロックと同一周波数のクロックを生成していた。
【0003】
以下、従来の同期クロック生成回路について説明する。
【0004】
図8は、従来のPLLと分周回路を内蔵する同期クロック生成回路を示す。図8において、1は同期クロック生成回路、2は外部クロック入力端子、3は外部クロック入力信号線、4はクロック逓倍回路(PLL)、5は逓倍後クロック信号線、6は逓倍後クロックCKHで動作する半導体集積回路の内部ロジック、7は外部リセット入力端子、8は外部リセット入力信号線、9はPLL4からの逓倍後クロックCKHを外部クロック入力端子2から入力される基準クロックCK0と同じ周波数になるように分周する分周回路、10は分周回路9のクロック出力信号線、11は基準クロックCK0と同じ周波数になるように分周回路9によって分周された分周クロックCK0′で動作する半導体集積回路の内部ロジック、12は内部ロジック6と内部ロジック11との間のデータ信号線、13は内部ロジック11の出力信号線、14は外部データ出力端子である。
【0005】
基準クロックCK0が外部クロック入力端子2からPLL4に入力されると、PLL4は、基準クロックCK0を一定の逓倍数で逓倍し、逓倍後クロックCKHを内部ロジック6と分周回路9に入力する。分周回路9では、PLL4から出力された逓倍後クロックCKHをもとに、基準クロックCK0と同じ周波数の分周クロックCK0′を生成する。分周回路9による分周クロックCK0′は内部ロジック11に供給される。内部ロジック11は、基準クロックCK0と同じ周波数で動作する。内部ロジック6と内部ロジック11とは、データ信号線12を介してデータの受け渡しが行われている。
【0006】
PLL4による逓倍後クロックCKHを分周回路9で分周し、基準クロックCK0と同じ周波数の分周クロックCK0′を作ることにより、PLL4の位相ジッタと周期ジッタが大きくなっても、内部ロジック6と内部ロジック11間のデータ受け渡しタイミングには影響が出ない。
【0007】
この場合、分周回路9は必ず外部から初期化を行う必要がある。この初期化は、外部リセット入力端子7から入力されるリセット信号によって行う。
【0008】
しかし、上記の同期クロック生成回路1では、分周回路9による分周クロックCK0′を基準クロックCK0と同位相にする必要があり、非常にシビアなタイミングで初期化をかけなければならない。そのためには、高精度なリセット信号生成回路を実装する必要があり、コスト上不利になる。
【0009】
また、逓倍後クロックCKHの周波数が数百MHzと高速になった場合、リセット信号生成回路の特性のばらつきにより、意図したタイミングで初期化を行うことが非常にむずかしくなる。
【0010】
さらに、分周回路9はPLL4の逓倍数が一定であることを前提としているため、PLL4の逓倍数を変更する回路構成の場合は、基準クロックCK0と同じ周波数の分周クロックCK0′の生成が行えない。
【0011】
一方、従来、周波数決定回路及び微調整回路を用いることで外部クロックに同期した内部クロックを生成する同期クロック生成回路もある(例えば、特許文献1参照)。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−163961号公報(第28−29頁、図37)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来の問題を解決するもので、逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致した分周クロックを、外部からコントロールすることなく生成可能な同期クロック生成回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は次のような手段を講じる。
【0015】
第1の解決手段として、本発明による同期クロック生成回路は、基準クロックを一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路と、前記基準クロックを遅延する遅延回路と、前記逓倍後クロックに基づいて前記遅延クロックのエッジを検出しエッジ検出信号を生成するエッジ検出回路と、前記エッジ検出信号に基づいて前記逓倍後クロックを分周して分周クロックを生成する分周器とを備えている。
【0016】
上記構成によれば、基準クロックを遅延させてそのエッジを検出するエッジ検出回路で得られるエッジ検出信号を、逓倍後クロックの分周の際のリセット信号として利用しているため、従来必要とした外部からの初期化は不要であり、エッジが逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致する分周クロックを得ることができる。
【0017】
第2の解決手段として、本発明による同期クロック生成回路は、基準クロックを一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路と、前記基準クロックを遅延する遅延回路と、前記逓倍後クロックに基づいて前記遅延クロックのエッジを検出しエッジ検出信号を生成するエッジ検出回路と、前記遅延クロックと前記エッジ検出信号に基づいて前記クロック逓倍回路での逓倍数を検出し逓倍数信号を生成する逓倍数検出回路と、前記逓倍数信号に基づいて分周比を決定し前記エッジ検出信号に基づいて前記逓倍後クロックを分周して分周クロックを生成する可変分周器とを備えている。第1の解決手段との相違は、分周器が可変分周器とされているとともに、逓倍数検出回路を備えており、可変分周器では逓倍数信号に応じて分周比を制御する点である。
【0018】
上記構成によれば、第1の解決手段と同様の作用に加えて、クロック逓倍回路が逓倍数可変のものであっても、常に基準クロックと同じ周波数の分周クロックの生成が行える。
【0019】
上記において好ましい態様は、前記エッジ検出回路が、前記遅延回路による遅延クロックと前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックを入力とし、前記遅延クロックのエッジが入力された後、前記逓倍後クロックに同期してエッジ検出信号を生成するように構成されていることである。
【0020】
この構成によれば、クロック逓倍回路の位相ジッタや周期ジッタが大きくなっても、タイミングが保証されたエッジ検出信号を生成することができる。
【0021】
上記において好ましい態様は、前記逓倍数検出回路が、前記遅延回路による遅延クロックと前記エッジ検出回路によるエッジ検出信号と前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックとを入力とし、前記逓倍数信号を生成するように構成されていることである。また、前記遅延回路が、前記クロック逓倍回路におけるプラス側の位相ジッタとプラス側の周期ジッタとD型フリップフロップのセットアップ時間の合計よりも大きな遅延時間を有していることである。この構成によれば、クロック逓倍回路の逓倍数を正確に検出することができる。
【0022】
以上のように、前記可変分周器は、前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックと前記エッジ検出回路によるエッジ検出信号と前記逓倍数検出回路による前記逓倍数信号を入力とし、エッジが前記逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が前記基準クロックと一致した分周クロックを生成する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかわる半導体集積回路における同期クロック生成回路の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】
図1は本発明の実施の形態の半導体集積回路における同期クロック生成回路の構成を示すブロック図である。図1において、15は同期クロック生成回路、16は外部クロック入力端子、17は外部クロック入力信号線、18はクロック逓倍回路(PLL)、19は逓倍後クロック信号線、20は逓倍後クロックCKHで動作する半導体集積回路の内部ロジック、21は分周回路、22は分周回路21の出力信号線、23は外部クロック入力端子16から入力される基準クロックCK0と同じ周波数かつ同じ位相となるように分周回路21によって分周された分周クロックCK0′で動作させるべき内部ロジック、24は内部ロジック20と内部ロジック23との間のデータ信号線、25は内部ロジック23からの出力信号線、26は外部データ出力端子である。
【0025】
以上のように構成された同期クロック生成回路15について、簡単に信号の流れを述べる。
【0026】
外部クロック入力端子16から入力された基準クロックCK0はPLL18と分周回路21に入力される。PLL18で逓倍されて生成された逓倍後クロックCKHは内部ロジック20と分周回路21に入力される。分周回路21では、基準クロックCK0と逓倍後クロックCKHを用いて、周波数と位相が基準クロックCK0に同期し、かつ、クロックの立ち上がりタイミングが逓倍後クロックCKHの立ち上がりエッジと一致した分周クロックCK0′を生成する。分周クロックCK0′は内部ロジック23に入力される。
【0027】
次に、分周回路21の詳細を説明する。図2は分周回路21の内部構成を示すブロック図である。図2において、27はPLL18におけるプラス側の位相ジッタとプラス側の周期ジッタとD型フリップフロップのセットアップ時間の合計よりも大きな遅延時間を有する遅延回路、28は遅延回路27の出力信号線、29は遅延クロックCKDの立ち上がりエッジを検出するためのエッジ検出回路、30はエッジ検出回路29の出力信号線、31はPLL18における逓倍数を検出するための逓倍数検出回路、32は逓倍数検出回路31の出力信号線、33は可変分周器である。
【0028】
以上のように構成された分周回路21について、以下、動作の説明を行う。
【0029】
遅延回路27における遅延時間は、PLL18におけるプラス側の位相ジッタとプラス側の周期ジッタとD型フリップフロップのセットアップ時間の合計よりも大きくする必要がある。その理由については、エッジ検出回路29の動作説明の際に説明する。遅延の実現手段は、半導体集積回路におけるゲート遅延と配線遅延を利用すれば、容易に実現できる。
【0030】
遅延回路27による遅延クロックCKDはエッジ検出回路29に入力される。エッジ検出回路29にはPLL18からの逓倍後クロックCKHも入力されている。エッジ検出回路29では、遅延クロックCKDの立ち上がりエッジを検出するために、逓倍後クロックCKHを用いて遅延クロックCKDを取り込む。エッジ検出回路29の詳細動作は後述するが、ここでは簡単に、遅延クロックCKDの立ち上がりエッジが発生した次の逓倍後クロックCKHの立ち上がりで、逓倍後クロックCKHの1周期分だけ“L”レベル期間を発生するものと説明しておく。
【0031】
エッジ検出回路29で生成されたエッジ検出信号CKEは逓倍数検出回路31に入力される。逓倍数検出回路31には遅延クロックCKDおよび逓倍後クロックCKHも入力されている。逓倍数検出回路31の詳細動作は後述するが、ここでは簡単に、PLL18における逓倍数を検出し、その逓倍数信号KHを生成出力するものと述べておく。
【0032】
逓倍数検出回路31で生成された逓倍数信号KHは可変分周器33に入力される。可変分周器33にはエッジ検出信号CKEと逓倍後クロックCKHも入力されている。可変分周器33は逓倍後クロックCKHで動作しており、出力するクロックの変化点は入力されるエッジ検出信号CKEをもとに生成する。生成された分周クロックCK0′は信号線22を介して出力される。
【0033】
以下、エッジ検出回路29、逓倍数検出回路31、可変分周器33の詳しい構成を順次説明する。
【0034】
まず、エッジ検出回路29の詳細を図3に基づいて説明する。図3(a)はエッジ検出回路29の内部の詳細を示すブロック図である。図3(a)において、34,38はD型フリップフロップ(D‐FF)、35はD‐FF34の出力信号線、36は論理否定を生成するインバータ、37はインバータ36の出力信号線、39はD‐FF38の出力信号線、40は論理和回路である。
【0035】
D‐FF34では、逓倍後クロックCKHを用いて遅延クロックCKDを取り込む。逓倍後クロックCKHは、図3(b)のタイミングチャートで示すようにジッタ(3重線部分)を含んでいるので、タイミングエラーを起こさないように基準クロックCK0を取り込むには、ジッタ分だけ基準クロックCK0を後ろにずらす必要がある。さらに、D‐FFにはセットアップタイムが存在するため、その分も基準クロックCK0を後ろにずらす必要がある。その遅延を遅延回路27で実現する。
【0036】
D‐FF34は、逓倍後クロックCKHをタイミングクロックとして遅延クロックCKDを取り込む。D‐FF34の出力がインバータ36で反転されて信号Saとなり、論理和回路40に入力される。D‐FF38は、逓倍後クロックCKHをタイミングクロックとしてD‐FF34の出力を取り込み、信号Sbとして論理和回路40に入力する。論理和回路40は、信号Saと信号Sbの論理和をとって、エッジ検出信号CKEを生成出力する。このエッジ検出信号CKEは、遅延クロックCKDの立ち上がりエッジが発生した次の逓倍後クロックCKHの立ち上がりで、逓倍後クロックCKHの1周期分だけの“L”レベル期間を発生するものとなっている。
【0037】
次に、逓倍数検出回路31の詳細を図4に基づいて説明する。図4(a)は逓倍数検出回路31の内部の詳細を示すブロック図である。図4(a)において、41はカウンタ、42はカウンタ41の出力信号線、43はレジスタ、44はレジスタ43の出力信号線、45は信号線44の値に「2」を加算する加算器である。図4(b)のタイミングチャートは、PLL18が4逓倍動作を行っている際の逓倍数検出回路31の内部における主要な箇所の波形である。
【0038】
カウンタ41は、逓倍後クロックCKHを動作クロックとし、エッジ検出信号CKEをロウアクティブリセットとする。カウンタ41によるカウント出力Scはレジスタ43に入力され、レジスタ43は遅延クロックCKDをクロックとしてカウント出力Scを取り込む。このとき、逓倍後クロックCKHの立ち上がりエッジよりも遅延クロックCKDの立ち上がりエッジの方が遅いため、結果としてレジスタ43に取り込まれる値は遅延クロックCKDの“L”レベルが現れる前におけるカウント出力Scの値が取り込まれる。よって、レジスタ43の出力値Sdは一定に保たれる。
【0039】
ところで、レジスタ43の出力値Sdは、常にPLL18における逓倍数から「2」を引いた値であることが分かる。レジスタ43の出力値Sdは、加算器45に入力されて「2」を加算され、結果として、加算器45から出力される逓倍数信号KHの値は、PLL18における逓倍数と一致する。ここでの例では、「4」となる。
【0040】
次に、可変分周器33の詳細を図5に基づいて説明する。図5は可変分周器33の内部の詳細を示すブロック図である。図5において、46は2分周器、47は2分周器46の出力信号線、48は4分周器、49は4分周器48の出力信号線、50は6分周器、51は6分周器50の出力信号線、52は各分周器46,48,50の出力を選択するセレクタである。
【0041】
エッジ検出回路29からのエッジ検出信号CKEは各分周器46,48,50に入力されている。逓倍後クロックCKHも各分周器46,48,50に入力されている。
【0042】
図6は各分周器46,48,50の内部構成を示す。それぞれの分周器は逓倍後クロックCKHで動作し、エッジ検出信号CKEを内部の回路の初期化に使用しているため、外部から初期化動作を行う必要が無く、出力する分周クロックはエッジ検出信号CKEの変化点に対して常に一定の位相を持ったクロックを出力する。各分周器46,48,50の出力はセレクタ52に入力される。セレクタ52には逓倍数信号KHも入力されている。セレクタ52は、逓倍数信号KHをもとに、逓倍数と同じ分周比を持つ分周器の値を選択して出力する。
【0043】
例えば、PLL18によって基準クロックCK0を4逓倍している場合、セレクタ52には逓倍数信号KHとして「4」という値が入力される。セレクタ52は、前述のとおり、逓倍数と同じだけの分周比を持つ分周器の信号を出力するので、4分周器48を選択することになる。セレクタ52によって選択された分周クロックCK0′は分周回路21から出力されることになる。
【0044】
図7は図3、図4、図5の回路構成をまとめた図である。
【0045】
以上のように、本発明の実施の形態の同期クロック生成回路15における分周回路21は、遅延回路27とエッジ検出回路29と逓倍数検出回路31と可変分周器33を備えることによって、立ち上がりエッジが逓倍後クロックCKHと同期しており、かつ、周波数と位相は基準クロックCK0と揃っている分周クロックCK0′を、外部からコントロール(リセット)することなく出力することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、基準クロックの遅延信号のエッジ検出信号を逓倍後クロックの分周の際のリセット信号として利用するので、従来必要とした外部からの初期化は不要であり、逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致する分周クロックを得ることができる。
【0047】
さらに、クロック逓倍回路が逓倍数可変のものであっても、また、クロック逓倍回路の位相ジッタや周期ジッタが大きくなっても、逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致した分周クロックを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体集積回路における同期クロック生成回路の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における分周回路の内部構成を示すブロック図
【図3】(a)は本発明の実施の形態の同期クロック生成回路におけるエッジ検出回路の内部の詳細を示すブロック図、(b)はエッジ検出回路の動作を説明するタイミングチャート
【図4】(a)は本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における逓倍数検出回路の内部の詳細を示すブロック図、(b)は逓倍数検出回路の動作を説明するタイミングチャート
【図5】本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における可変分周器の内部の詳細を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における可変分周器の内部の複数の分周器の詳細を示すブロック図
【図7】図3、図4、図5の回路構成をまとめて示すブロック図
【図8】従来の同期クロック生成回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
15 同期クロック生成回路
16 外部クロック入力端子
18 クロック逓倍回路(PLL)
20,23 内部ロジック
21 分周回路
27 遅延回路
29 エッジ検出回路
31 逓倍数検出回路
33 可変分周器
34,38 D型フリップフロップ
36 インバータ
40 論理和回路
41 カウンタ
43 レジスタ
45 加算器
46 2分周器
48 4分周器
50 6分周器
52 セレクタ
CK0 基準クロック
CKD 遅延クロック
CKH 逓倍後クロック
CKE エッジ検出信号
KH 逓倍数信号
CK0′ 分周クロック
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路における同期クロック生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路の内部にクロック逓倍回路(PLL)を備え、基準クロックをPLLで逓倍したクロックと前記基準クロックとの両方をLSI内部で使用するように構成された同期クロック生成回路がある。この同期クロック生成回路においては、PLLの位相ジッタや周期ジッタが大きくなると、基準クロックで動作しているフリップフロップと逓倍後クロックで動作しているフリップフロップとの間でのデータの受け渡し箇所において、タイミングの保証がむずかしいものとなる。そのため、従来では、逓倍後クロックを分周し、基準クロックと同一周波数のクロックを生成していた。
【0003】
以下、従来の同期クロック生成回路について説明する。
【0004】
図8は、従来のPLLと分周回路を内蔵する同期クロック生成回路を示す。図8において、1は同期クロック生成回路、2は外部クロック入力端子、3は外部クロック入力信号線、4はクロック逓倍回路(PLL)、5は逓倍後クロック信号線、6は逓倍後クロックCKHで動作する半導体集積回路の内部ロジック、7は外部リセット入力端子、8は外部リセット入力信号線、9はPLL4からの逓倍後クロックCKHを外部クロック入力端子2から入力される基準クロックCK0と同じ周波数になるように分周する分周回路、10は分周回路9のクロック出力信号線、11は基準クロックCK0と同じ周波数になるように分周回路9によって分周された分周クロックCK0′で動作する半導体集積回路の内部ロジック、12は内部ロジック6と内部ロジック11との間のデータ信号線、13は内部ロジック11の出力信号線、14は外部データ出力端子である。
【0005】
基準クロックCK0が外部クロック入力端子2からPLL4に入力されると、PLL4は、基準クロックCK0を一定の逓倍数で逓倍し、逓倍後クロックCKHを内部ロジック6と分周回路9に入力する。分周回路9では、PLL4から出力された逓倍後クロックCKHをもとに、基準クロックCK0と同じ周波数の分周クロックCK0′を生成する。分周回路9による分周クロックCK0′は内部ロジック11に供給される。内部ロジック11は、基準クロックCK0と同じ周波数で動作する。内部ロジック6と内部ロジック11とは、データ信号線12を介してデータの受け渡しが行われている。
【0006】
PLL4による逓倍後クロックCKHを分周回路9で分周し、基準クロックCK0と同じ周波数の分周クロックCK0′を作ることにより、PLL4の位相ジッタと周期ジッタが大きくなっても、内部ロジック6と内部ロジック11間のデータ受け渡しタイミングには影響が出ない。
【0007】
この場合、分周回路9は必ず外部から初期化を行う必要がある。この初期化は、外部リセット入力端子7から入力されるリセット信号によって行う。
【0008】
しかし、上記の同期クロック生成回路1では、分周回路9による分周クロックCK0′を基準クロックCK0と同位相にする必要があり、非常にシビアなタイミングで初期化をかけなければならない。そのためには、高精度なリセット信号生成回路を実装する必要があり、コスト上不利になる。
【0009】
また、逓倍後クロックCKHの周波数が数百MHzと高速になった場合、リセット信号生成回路の特性のばらつきにより、意図したタイミングで初期化を行うことが非常にむずかしくなる。
【0010】
さらに、分周回路9はPLL4の逓倍数が一定であることを前提としているため、PLL4の逓倍数を変更する回路構成の場合は、基準クロックCK0と同じ周波数の分周クロックCK0′の生成が行えない。
【0011】
一方、従来、周波数決定回路及び微調整回路を用いることで外部クロックに同期した内部クロックを生成する同期クロック生成回路もある(例えば、特許文献1参照)。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−163961号公報(第28−29頁、図37)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来の問題を解決するもので、逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致した分周クロックを、外部からコントロールすることなく生成可能な同期クロック生成回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は次のような手段を講じる。
【0015】
第1の解決手段として、本発明による同期クロック生成回路は、基準クロックを一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路と、前記基準クロックを遅延する遅延回路と、前記逓倍後クロックに基づいて前記遅延クロックのエッジを検出しエッジ検出信号を生成するエッジ検出回路と、前記エッジ検出信号に基づいて前記逓倍後クロックを分周して分周クロックを生成する分周器とを備えている。
【0016】
上記構成によれば、基準クロックを遅延させてそのエッジを検出するエッジ検出回路で得られるエッジ検出信号を、逓倍後クロックの分周の際のリセット信号として利用しているため、従来必要とした外部からの初期化は不要であり、エッジが逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致する分周クロックを得ることができる。
【0017】
第2の解決手段として、本発明による同期クロック生成回路は、基準クロックを一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路と、前記基準クロックを遅延する遅延回路と、前記逓倍後クロックに基づいて前記遅延クロックのエッジを検出しエッジ検出信号を生成するエッジ検出回路と、前記遅延クロックと前記エッジ検出信号に基づいて前記クロック逓倍回路での逓倍数を検出し逓倍数信号を生成する逓倍数検出回路と、前記逓倍数信号に基づいて分周比を決定し前記エッジ検出信号に基づいて前記逓倍後クロックを分周して分周クロックを生成する可変分周器とを備えている。第1の解決手段との相違は、分周器が可変分周器とされているとともに、逓倍数検出回路を備えており、可変分周器では逓倍数信号に応じて分周比を制御する点である。
【0018】
上記構成によれば、第1の解決手段と同様の作用に加えて、クロック逓倍回路が逓倍数可変のものであっても、常に基準クロックと同じ周波数の分周クロックの生成が行える。
【0019】
上記において好ましい態様は、前記エッジ検出回路が、前記遅延回路による遅延クロックと前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックを入力とし、前記遅延クロックのエッジが入力された後、前記逓倍後クロックに同期してエッジ検出信号を生成するように構成されていることである。
【0020】
この構成によれば、クロック逓倍回路の位相ジッタや周期ジッタが大きくなっても、タイミングが保証されたエッジ検出信号を生成することができる。
【0021】
上記において好ましい態様は、前記逓倍数検出回路が、前記遅延回路による遅延クロックと前記エッジ検出回路によるエッジ検出信号と前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックとを入力とし、前記逓倍数信号を生成するように構成されていることである。また、前記遅延回路が、前記クロック逓倍回路におけるプラス側の位相ジッタとプラス側の周期ジッタとD型フリップフロップのセットアップ時間の合計よりも大きな遅延時間を有していることである。この構成によれば、クロック逓倍回路の逓倍数を正確に検出することができる。
【0022】
以上のように、前記可変分周器は、前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックと前記エッジ検出回路によるエッジ検出信号と前記逓倍数検出回路による前記逓倍数信号を入力とし、エッジが前記逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が前記基準クロックと一致した分周クロックを生成する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかわる半導体集積回路における同期クロック生成回路の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】
図1は本発明の実施の形態の半導体集積回路における同期クロック生成回路の構成を示すブロック図である。図1において、15は同期クロック生成回路、16は外部クロック入力端子、17は外部クロック入力信号線、18はクロック逓倍回路(PLL)、19は逓倍後クロック信号線、20は逓倍後クロックCKHで動作する半導体集積回路の内部ロジック、21は分周回路、22は分周回路21の出力信号線、23は外部クロック入力端子16から入力される基準クロックCK0と同じ周波数かつ同じ位相となるように分周回路21によって分周された分周クロックCK0′で動作させるべき内部ロジック、24は内部ロジック20と内部ロジック23との間のデータ信号線、25は内部ロジック23からの出力信号線、26は外部データ出力端子である。
【0025】
以上のように構成された同期クロック生成回路15について、簡単に信号の流れを述べる。
【0026】
外部クロック入力端子16から入力された基準クロックCK0はPLL18と分周回路21に入力される。PLL18で逓倍されて生成された逓倍後クロックCKHは内部ロジック20と分周回路21に入力される。分周回路21では、基準クロックCK0と逓倍後クロックCKHを用いて、周波数と位相が基準クロックCK0に同期し、かつ、クロックの立ち上がりタイミングが逓倍後クロックCKHの立ち上がりエッジと一致した分周クロックCK0′を生成する。分周クロックCK0′は内部ロジック23に入力される。
【0027】
次に、分周回路21の詳細を説明する。図2は分周回路21の内部構成を示すブロック図である。図2において、27はPLL18におけるプラス側の位相ジッタとプラス側の周期ジッタとD型フリップフロップのセットアップ時間の合計よりも大きな遅延時間を有する遅延回路、28は遅延回路27の出力信号線、29は遅延クロックCKDの立ち上がりエッジを検出するためのエッジ検出回路、30はエッジ検出回路29の出力信号線、31はPLL18における逓倍数を検出するための逓倍数検出回路、32は逓倍数検出回路31の出力信号線、33は可変分周器である。
【0028】
以上のように構成された分周回路21について、以下、動作の説明を行う。
【0029】
遅延回路27における遅延時間は、PLL18におけるプラス側の位相ジッタとプラス側の周期ジッタとD型フリップフロップのセットアップ時間の合計よりも大きくする必要がある。その理由については、エッジ検出回路29の動作説明の際に説明する。遅延の実現手段は、半導体集積回路におけるゲート遅延と配線遅延を利用すれば、容易に実現できる。
【0030】
遅延回路27による遅延クロックCKDはエッジ検出回路29に入力される。エッジ検出回路29にはPLL18からの逓倍後クロックCKHも入力されている。エッジ検出回路29では、遅延クロックCKDの立ち上がりエッジを検出するために、逓倍後クロックCKHを用いて遅延クロックCKDを取り込む。エッジ検出回路29の詳細動作は後述するが、ここでは簡単に、遅延クロックCKDの立ち上がりエッジが発生した次の逓倍後クロックCKHの立ち上がりで、逓倍後クロックCKHの1周期分だけ“L”レベル期間を発生するものと説明しておく。
【0031】
エッジ検出回路29で生成されたエッジ検出信号CKEは逓倍数検出回路31に入力される。逓倍数検出回路31には遅延クロックCKDおよび逓倍後クロックCKHも入力されている。逓倍数検出回路31の詳細動作は後述するが、ここでは簡単に、PLL18における逓倍数を検出し、その逓倍数信号KHを生成出力するものと述べておく。
【0032】
逓倍数検出回路31で生成された逓倍数信号KHは可変分周器33に入力される。可変分周器33にはエッジ検出信号CKEと逓倍後クロックCKHも入力されている。可変分周器33は逓倍後クロックCKHで動作しており、出力するクロックの変化点は入力されるエッジ検出信号CKEをもとに生成する。生成された分周クロックCK0′は信号線22を介して出力される。
【0033】
以下、エッジ検出回路29、逓倍数検出回路31、可変分周器33の詳しい構成を順次説明する。
【0034】
まず、エッジ検出回路29の詳細を図3に基づいて説明する。図3(a)はエッジ検出回路29の内部の詳細を示すブロック図である。図3(a)において、34,38はD型フリップフロップ(D‐FF)、35はD‐FF34の出力信号線、36は論理否定を生成するインバータ、37はインバータ36の出力信号線、39はD‐FF38の出力信号線、40は論理和回路である。
【0035】
D‐FF34では、逓倍後クロックCKHを用いて遅延クロックCKDを取り込む。逓倍後クロックCKHは、図3(b)のタイミングチャートで示すようにジッタ(3重線部分)を含んでいるので、タイミングエラーを起こさないように基準クロックCK0を取り込むには、ジッタ分だけ基準クロックCK0を後ろにずらす必要がある。さらに、D‐FFにはセットアップタイムが存在するため、その分も基準クロックCK0を後ろにずらす必要がある。その遅延を遅延回路27で実現する。
【0036】
D‐FF34は、逓倍後クロックCKHをタイミングクロックとして遅延クロックCKDを取り込む。D‐FF34の出力がインバータ36で反転されて信号Saとなり、論理和回路40に入力される。D‐FF38は、逓倍後クロックCKHをタイミングクロックとしてD‐FF34の出力を取り込み、信号Sbとして論理和回路40に入力する。論理和回路40は、信号Saと信号Sbの論理和をとって、エッジ検出信号CKEを生成出力する。このエッジ検出信号CKEは、遅延クロックCKDの立ち上がりエッジが発生した次の逓倍後クロックCKHの立ち上がりで、逓倍後クロックCKHの1周期分だけの“L”レベル期間を発生するものとなっている。
【0037】
次に、逓倍数検出回路31の詳細を図4に基づいて説明する。図4(a)は逓倍数検出回路31の内部の詳細を示すブロック図である。図4(a)において、41はカウンタ、42はカウンタ41の出力信号線、43はレジスタ、44はレジスタ43の出力信号線、45は信号線44の値に「2」を加算する加算器である。図4(b)のタイミングチャートは、PLL18が4逓倍動作を行っている際の逓倍数検出回路31の内部における主要な箇所の波形である。
【0038】
カウンタ41は、逓倍後クロックCKHを動作クロックとし、エッジ検出信号CKEをロウアクティブリセットとする。カウンタ41によるカウント出力Scはレジスタ43に入力され、レジスタ43は遅延クロックCKDをクロックとしてカウント出力Scを取り込む。このとき、逓倍後クロックCKHの立ち上がりエッジよりも遅延クロックCKDの立ち上がりエッジの方が遅いため、結果としてレジスタ43に取り込まれる値は遅延クロックCKDの“L”レベルが現れる前におけるカウント出力Scの値が取り込まれる。よって、レジスタ43の出力値Sdは一定に保たれる。
【0039】
ところで、レジスタ43の出力値Sdは、常にPLL18における逓倍数から「2」を引いた値であることが分かる。レジスタ43の出力値Sdは、加算器45に入力されて「2」を加算され、結果として、加算器45から出力される逓倍数信号KHの値は、PLL18における逓倍数と一致する。ここでの例では、「4」となる。
【0040】
次に、可変分周器33の詳細を図5に基づいて説明する。図5は可変分周器33の内部の詳細を示すブロック図である。図5において、46は2分周器、47は2分周器46の出力信号線、48は4分周器、49は4分周器48の出力信号線、50は6分周器、51は6分周器50の出力信号線、52は各分周器46,48,50の出力を選択するセレクタである。
【0041】
エッジ検出回路29からのエッジ検出信号CKEは各分周器46,48,50に入力されている。逓倍後クロックCKHも各分周器46,48,50に入力されている。
【0042】
図6は各分周器46,48,50の内部構成を示す。それぞれの分周器は逓倍後クロックCKHで動作し、エッジ検出信号CKEを内部の回路の初期化に使用しているため、外部から初期化動作を行う必要が無く、出力する分周クロックはエッジ検出信号CKEの変化点に対して常に一定の位相を持ったクロックを出力する。各分周器46,48,50の出力はセレクタ52に入力される。セレクタ52には逓倍数信号KHも入力されている。セレクタ52は、逓倍数信号KHをもとに、逓倍数と同じ分周比を持つ分周器の値を選択して出力する。
【0043】
例えば、PLL18によって基準クロックCK0を4逓倍している場合、セレクタ52には逓倍数信号KHとして「4」という値が入力される。セレクタ52は、前述のとおり、逓倍数と同じだけの分周比を持つ分周器の信号を出力するので、4分周器48を選択することになる。セレクタ52によって選択された分周クロックCK0′は分周回路21から出力されることになる。
【0044】
図7は図3、図4、図5の回路構成をまとめた図である。
【0045】
以上のように、本発明の実施の形態の同期クロック生成回路15における分周回路21は、遅延回路27とエッジ検出回路29と逓倍数検出回路31と可変分周器33を備えることによって、立ち上がりエッジが逓倍後クロックCKHと同期しており、かつ、周波数と位相は基準クロックCK0と揃っている分周クロックCK0′を、外部からコントロール(リセット)することなく出力することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、基準クロックの遅延信号のエッジ検出信号を逓倍後クロックの分周の際のリセット信号として利用するので、従来必要とした外部からの初期化は不要であり、逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致する分周クロックを得ることができる。
【0047】
さらに、クロック逓倍回路が逓倍数可変のものであっても、また、クロック逓倍回路の位相ジッタや周期ジッタが大きくなっても、逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が基準クロックと一致した分周クロックを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体集積回路における同期クロック生成回路の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における分周回路の内部構成を示すブロック図
【図3】(a)は本発明の実施の形態の同期クロック生成回路におけるエッジ検出回路の内部の詳細を示すブロック図、(b)はエッジ検出回路の動作を説明するタイミングチャート
【図4】(a)は本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における逓倍数検出回路の内部の詳細を示すブロック図、(b)は逓倍数検出回路の動作を説明するタイミングチャート
【図5】本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における可変分周器の内部の詳細を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態の同期クロック生成回路における可変分周器の内部の複数の分周器の詳細を示すブロック図
【図7】図3、図4、図5の回路構成をまとめて示すブロック図
【図8】従来の同期クロック生成回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
15 同期クロック生成回路
16 外部クロック入力端子
18 クロック逓倍回路(PLL)
20,23 内部ロジック
21 分周回路
27 遅延回路
29 エッジ検出回路
31 逓倍数検出回路
33 可変分周器
34,38 D型フリップフロップ
36 インバータ
40 論理和回路
41 カウンタ
43 レジスタ
45 加算器
46 2分周器
48 4分周器
50 6分周器
52 セレクタ
CK0 基準クロック
CKD 遅延クロック
CKH 逓倍後クロック
CKE エッジ検出信号
KH 逓倍数信号
CK0′ 分周クロック
Claims (6)
- 基準クロックを一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路と、
前記基準クロックを遅延する遅延回路と、
前記逓倍後クロックに基づいて前記遅延クロックのエッジを検出しエッジ検出信号を生成するエッジ検出回路と、
前記エッジ検出信号に基づいて前記逓倍後クロックを分周して分周クロックを生成する分周器とを備えている同期クロック生成回路。 - 基準クロックを一定の逓倍数で逓倍するクロック逓倍回路と、
前記基準クロックを遅延する遅延回路と、
前記逓倍後クロックに基づいて前記遅延クロックのエッジを検出しエッジ検出信号を生成するエッジ検出回路と、
前記遅延クロックと前記エッジ検出信号に基づいて前記クロック逓倍回路での逓倍数を検出し逓倍数信号を生成する逓倍数検出回路と、
前記逓倍数信号に基づいて分周比を決定し前記エッジ検出信号に基づいて前記逓倍後クロックを分周して分周クロックを生成する可変分周器とを備えている同期クロック生成回路。 - 前記エッジ検出回路は、前記遅延回路による遅延クロックと前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックを入力とし、前記遅延クロックのエッジが入力された後、前記逓倍後クロックに同期してエッジ検出信号を生成する請求項1または請求項2に記載の同期クロック生成回路。
- 前記逓倍数検出回路は、前記遅延回路による遅延クロックと前記エッジ検出回路によるエッジ検出信号と前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックとを入力とし、前記逓倍数信号を生成する請求項2または請求項3に記載の同期クロック生成回路。
- 前記遅延回路は、前記クロック逓倍回路におけるプラス側の位相ジッタとプラス側の周期ジッタとD型フリップフロップのセットアップ時間の合計よりも大きな遅延時間を有している請求項2から請求項4までのいずれかに記載の同期クロック生成回路。
- 前記可変分周器は、前記クロック逓倍回路による逓倍後クロックと前記エッジ検出回路によるエッジ検出信号と前記逓倍数検出回路による前記逓倍数信号を入力とし、エッジが前記逓倍後クロックと同期し、かつ、周波数と位相が前記基準クロックと一致した分周クロックを生成する請求項2から請求項5までのいずれかに記載の同期クロック生成回路。
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Cited By (4)
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|---|---|---|---|---|
| JP2008097522A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体集積回路 |
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| JP2015053638A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社メガチップス | 同期システムおよび分周回路 |
| JP2015231135A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | ローム株式会社 | クロック乗せ換え回路、半導体集積回路、データ受け渡し方法 |
-
2002
- 2002-12-16 JP JP2002363525A patent/JP2004199135A/ja active Pending
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