JP2004200334A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シェーディングの抑制を図ることが可能である固体撮像装置を提供する。
【解決手段】複数の受光部3を有し、各々の受光部に対して集光部8が配設された固体撮像素子2と、固体撮像素子へ光を導く撮像光学系とを備える固体撮像装置であって、固体撮像素子の中央部は、固体撮像素子の周辺部よりも集光部による集光を抑制する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の受光部3を有し、各々の受光部に対して集光部8が配設された固体撮像素子2と、固体撮像素子へ光を導く撮像光学系とを備える固体撮像装置であって、固体撮像素子の中央部は、固体撮像素子の周辺部よりも集光部による集光を抑制する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置に関する。詳しくは、複数の受光部を有し、各々の受光部に対して集光部が配設された固体撮像素子と、固体撮像素子へ光を導く撮像光学系とを備える固体撮像装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラや電子スチルカメラ等において、CCD固体撮像素子で構成された固体撮像装置が広く使用されており、一般にCCD固体撮像素子の受光部は縦方向と横方向に画素毎に所定ピッチで設けられ、各画素の周囲には転送領域等が設けられている。
【0003】
ここで、上記各画素の周囲に設けられた転送領域等に入射する光が全く無駄なものとなり固体撮像装置の感度が非常に低くなるという問題を解決すべく、CCD固体撮像素子の各受光部にオンチップレンズを取り付けて入射光の有効活用が図られているが、CCD固体撮像素子の周辺部において受光部への入射光の量が減少する、いわゆる周辺減光が生じ、この周辺減光によりCCD固体撮像素子の周辺部の出力が減少し、いわゆるシェーディングが発生するという不都合があった。
【0004】
即ち、CCD固体撮像素子の中央部に位置する受光部では、撮像光学系によりCCD固体撮像素子へ導かれた入射光の傾きが小さく、そのほとんどがオンチップレンズで集光されて有効光として機能するものの、CCD固体撮像素子の周辺部に位置する受光部では、入射光はある傾きを持って入射するために、オンチップレンズで集光される入射光束のうち一部は受光部から外れて無効光となってしまうことによって上記した様に周辺減光が生じ、無効光の存在により感度ムラであるシェーディングが発生するといった不都合があった。
【0005】
上記したCCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じる感度ムラを抑制するために、CCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれている固体撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
以下、図面を用いて従来の固体撮像装置について説明する。
図3(a)は従来の固体撮像装置を説明するための模式的な平面図、図3(b)は従来の固体撮像装置を説明するための模式的な断面図であって、ここで示す固体撮像装置は、図示していないパッケージに収容される受光部101が所定ピッチで配列されたCCD固体撮像素子102と、このCCD固体撮像素子の受光部側に対向して配設されたマイクロレンズアレイ103とから成る。
ここで、マイクロレンズアレイには、各受光部に対向するオンチップレンズ104が設けられ、図3(a)中符号rで示すオンチップレンズのピッチはCCD固体撮像素子の中心より遠ざかるに従って、図3(b)中符号r'で示す受光部のピッチより小さくなる様に形成されている。
【0007】
【特許文献1】
特許第2600250号明細書(第2−3頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の様に構成された従来の固体撮像装置では、CCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズで集光された入射光の光束をCCD固体撮像素子の中心部側に寄せることにより、対応する受光部で受光されて有効光となる入射光量が増加することによって、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じるシェーディングをある程度は抑制することができるものの、未だシェーディングの問題は解決されていなかった。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、より一層シェーディングの抑制を図ることが可能である固体撮像装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、複数の受光部を有し、各々の受光部に対して集光部が配設された固体撮像素子と、該固体撮像素子へ光を導く撮像光学系とを備える固体撮像装置であって、前記固体撮像素子の中央部は、前記固体撮像素子の周辺部よりも前記集光部による集光を抑制した。
【0011】
ここで、固体撮像素子の中央部は、固体撮像素子の周辺部よりも集光部による集光が抑制されたことによって、固体撮像素子の周辺減光の影響を抑制することができ、固体撮像素子の中央部と周辺部との感度均一性を向上させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0013】
図1は本発明を適用した固体撮像装置の一例を説明するための模式的な断面図であり、図1中符号(A)はCCD固体撮像素子の周辺部を表し、図1中符号(B)はCCD固体撮像素子の中央部を表している。ここで示す固体撮像装置1におけるCCD固体撮像素子2は、複数の受光部3がマトリクス状に配列され、この受光部の垂直列毎に設けられた各受光部から電荷を転送する垂直転送部4が形成されている。ここで、垂直転送部は絶縁膜(図示せず)を介して転送電極5が形成されており、転送電極上には層間絶縁膜6を介してアルミニウム膜等による遮光膜7が被着形成されている。
また、CCD固体撮像素子の受光部側には、各々の受光部に対して、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次オンチップレンズが入射光を集光する際に有効に作用する有効面積が小さくなる様に形成されると共に、CCD固体撮像素子の周辺部では、受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にその位置がずれる様に形成されたオンチップレンズ8が配設されている。
【0014】
ここで、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成されているのは、オンチップレンズによる集光をCCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次抑制することにより、CCD固体撮像素子の周辺減光の影響を抑制し、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との感度均一性を向上させるためであり、オンチップレンズによる集光をCCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次抑制することができるのであれば、集光の抑制の方法は必ずしもCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成されることにより行う必要は無く、いかなる方法であっても構わない。
【0015】
また、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズをCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズと比較して、その有効面積が小さくなる様に形成されているのは、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの有効面積がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの有効面積よりも小さければ、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの集光作用がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズと比較して抑制されることにより、CCD固体撮像素子の周辺減光の影響を抑制し、上記した様に、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との感度均一性を向上させるためであり、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの有効面積がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの有効面積よりも小さければ充分であって、必ずしもCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成される必要は無いが、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じるシェーディングが順次変化し、即ちなだらかに変化し、CCD固体撮像素子の中央部から周辺部に行くに従い順次周辺減光が生じるためにCCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成される方が好ましい。
【0016】
なお、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの有効面積をCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの有効面積よりも小さくする場合に、数個ずつあるいは数十個ずつ同じ有効面積のオンチップレンズを形成し、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い段階的にオンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成するという方式を採用すると実際の設計上は好ましいものとなる。
【0017】
更に、CCD固体撮像素子の周辺部でオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれる様に形成されているのは、CCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズで集光された入射光の光束をCCD固体撮像素子の中心部側に寄せることにより、対応する受光部で受光されて有効光となる入射光量を増加し、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じるシェーディングを抑制するためであり、上記したCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成されることによってシェーディングを充分に抑制することができるのであれば、必ずしもCCD固体撮像素子の周辺部でオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれる様に形成される必要は無いが、より一層充分にシェーディングを抑制することができる様にCCD固体撮像素子の周辺部でオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれる様に形成された方が好ましい。
【0018】
以下、上記した固体撮像装置の製造方法について説明する。
なお図2中符号(A)は固体撮像装置の周辺部を表し、図2中符号(B)は固体撮像装置の周辺部を表している。
【0019】
上記した固体撮像装置の製造方法では、先ず、複数の受光部がマトリクス状に配列され、この受光部の垂直列毎に設けられた各受光部から電荷を転送すると共に、絶縁膜を介してその上部に層間絶縁膜を介してアルミニウム膜等による遮光膜が被着形成された転送電極が設けられた垂直転送部が形成されたCCD固体撮像素子の表面にレンズ材料層9を形成し、更にレンズ材料層上にレジスト10を塗布し、リソグラフィー技術及びエッチング技術によって図2(a)で示す様にレジスト層のパターニングを行う。
【0020】
ここで、図2(a)中符号aで示すレジスト層の開口領域11の線幅がCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次大きくなる様にパターニングを行う。また、レジスト層に開口領域を設けることによって形成されるレジスト片12が、CCD固体撮像素子の中央部では受光部の真上に位置し、CCD固体撮像素子の周辺部では受光部に対して中心方向にずれて位置する様にパターニングを行う。
【0021】
次に、レジスト層に対してリフロー処理を施し、レジストの粘着を増してその表面張力により形状が丸まることを利用して図2(b)で示す様にレジスト層をレンズ形状に加工する。
【0022】
続いて、酸素系ガスの反応性イオンエッチングによりレンズ形状のレジスト層のエッチバックを行って図2(c)で示す様にレンズ材料層にレンズ形状を1対1で転写し、オンチップレンズを形成することによって上記した固体撮像装置を得ることができる。
【0023】
ここで、レジスト層の開口領域の線幅が、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次大きくなる様にレジストをパターニングしたことによって、エッチバックを行うことによりCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次その有効面積が小さくなる様にオンチップレンズを形成することができる。
また、レジスト片がCCD固体撮像素子の中央部では受光部の真上に位置し、CCD固体撮像素子の周辺部では受光部に対して中心方向にずれて位置する様にレジストをパターニングしたことによって、エッチバックによりCCD固体撮像素子の周辺部で受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にその位置がずれる様にオンチップレンズを形成することができる。
【0024】
本発明を適用した固体撮像装置では、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部とでオンチップレンズの有効面積に差を設けることによって、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの集光作用がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの集光作用と比較して抑制されることにより、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いにより生じる周辺減光が抑制され、CCD固体撮像素子の周辺部における感度低下を補うことができ、固体撮像装置の感度均一性の向上を図ることができる。
また、CCD固体撮像素子の周辺部においてオンチップレンズの位置をずらすことによってCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズで集光された入射光の光束をCCD固体撮像素子の中心部側に寄せ、対応する受光部で受光されて有効光となる入射光量が増加し、上記と同様にCCD固体撮像素子の周辺部における感度低下を補うことができ、固体撮像装置の感度均一性の向上を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上述べてきた如く、本発明の固体撮像装置によれば、シェーディングの抑制を充分に図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した固体撮像装置の一例を説明するための模式的な断面図である。
【図2】本発明を適用した固体撮像装置の一例の製造方法を説明するための模式的な断面図である。
【図3】従来の固体撮像装置を説明するための図である。
【符号の説明】
1 固体撮像装置
2 CCD固体撮像素子
3 受光部
4 垂直転送部
5 転送電極
6 層間絶縁膜
7 遮光膜
8 オンチップレンズ
9 レンズ材料層
10 開口領域
11 レジスト片
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置に関する。詳しくは、複数の受光部を有し、各々の受光部に対して集光部が配設された固体撮像素子と、固体撮像素子へ光を導く撮像光学系とを備える固体撮像装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラや電子スチルカメラ等において、CCD固体撮像素子で構成された固体撮像装置が広く使用されており、一般にCCD固体撮像素子の受光部は縦方向と横方向に画素毎に所定ピッチで設けられ、各画素の周囲には転送領域等が設けられている。
【0003】
ここで、上記各画素の周囲に設けられた転送領域等に入射する光が全く無駄なものとなり固体撮像装置の感度が非常に低くなるという問題を解決すべく、CCD固体撮像素子の各受光部にオンチップレンズを取り付けて入射光の有効活用が図られているが、CCD固体撮像素子の周辺部において受光部への入射光の量が減少する、いわゆる周辺減光が生じ、この周辺減光によりCCD固体撮像素子の周辺部の出力が減少し、いわゆるシェーディングが発生するという不都合があった。
【0004】
即ち、CCD固体撮像素子の中央部に位置する受光部では、撮像光学系によりCCD固体撮像素子へ導かれた入射光の傾きが小さく、そのほとんどがオンチップレンズで集光されて有効光として機能するものの、CCD固体撮像素子の周辺部に位置する受光部では、入射光はある傾きを持って入射するために、オンチップレンズで集光される入射光束のうち一部は受光部から外れて無効光となってしまうことによって上記した様に周辺減光が生じ、無効光の存在により感度ムラであるシェーディングが発生するといった不都合があった。
【0005】
上記したCCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じる感度ムラを抑制するために、CCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれている固体撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
以下、図面を用いて従来の固体撮像装置について説明する。
図3(a)は従来の固体撮像装置を説明するための模式的な平面図、図3(b)は従来の固体撮像装置を説明するための模式的な断面図であって、ここで示す固体撮像装置は、図示していないパッケージに収容される受光部101が所定ピッチで配列されたCCD固体撮像素子102と、このCCD固体撮像素子の受光部側に対向して配設されたマイクロレンズアレイ103とから成る。
ここで、マイクロレンズアレイには、各受光部に対向するオンチップレンズ104が設けられ、図3(a)中符号rで示すオンチップレンズのピッチはCCD固体撮像素子の中心より遠ざかるに従って、図3(b)中符号r'で示す受光部のピッチより小さくなる様に形成されている。
【0007】
【特許文献1】
特許第2600250号明細書(第2−3頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の様に構成された従来の固体撮像装置では、CCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズで集光された入射光の光束をCCD固体撮像素子の中心部側に寄せることにより、対応する受光部で受光されて有効光となる入射光量が増加することによって、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じるシェーディングをある程度は抑制することができるものの、未だシェーディングの問題は解決されていなかった。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、より一層シェーディングの抑制を図ることが可能である固体撮像装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、複数の受光部を有し、各々の受光部に対して集光部が配設された固体撮像素子と、該固体撮像素子へ光を導く撮像光学系とを備える固体撮像装置であって、前記固体撮像素子の中央部は、前記固体撮像素子の周辺部よりも前記集光部による集光を抑制した。
【0011】
ここで、固体撮像素子の中央部は、固体撮像素子の周辺部よりも集光部による集光が抑制されたことによって、固体撮像素子の周辺減光の影響を抑制することができ、固体撮像素子の中央部と周辺部との感度均一性を向上させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0013】
図1は本発明を適用した固体撮像装置の一例を説明するための模式的な断面図であり、図1中符号(A)はCCD固体撮像素子の周辺部を表し、図1中符号(B)はCCD固体撮像素子の中央部を表している。ここで示す固体撮像装置1におけるCCD固体撮像素子2は、複数の受光部3がマトリクス状に配列され、この受光部の垂直列毎に設けられた各受光部から電荷を転送する垂直転送部4が形成されている。ここで、垂直転送部は絶縁膜(図示せず)を介して転送電極5が形成されており、転送電極上には層間絶縁膜6を介してアルミニウム膜等による遮光膜7が被着形成されている。
また、CCD固体撮像素子の受光部側には、各々の受光部に対して、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次オンチップレンズが入射光を集光する際に有効に作用する有効面積が小さくなる様に形成されると共に、CCD固体撮像素子の周辺部では、受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にその位置がずれる様に形成されたオンチップレンズ8が配設されている。
【0014】
ここで、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成されているのは、オンチップレンズによる集光をCCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次抑制することにより、CCD固体撮像素子の周辺減光の影響を抑制し、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との感度均一性を向上させるためであり、オンチップレンズによる集光をCCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次抑制することができるのであれば、集光の抑制の方法は必ずしもCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成されることにより行う必要は無く、いかなる方法であっても構わない。
【0015】
また、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズをCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズと比較して、その有効面積が小さくなる様に形成されているのは、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの有効面積がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの有効面積よりも小さければ、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの集光作用がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズと比較して抑制されることにより、CCD固体撮像素子の周辺減光の影響を抑制し、上記した様に、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との感度均一性を向上させるためであり、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの有効面積がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの有効面積よりも小さければ充分であって、必ずしもCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成される必要は無いが、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じるシェーディングが順次変化し、即ちなだらかに変化し、CCD固体撮像素子の中央部から周辺部に行くに従い順次周辺減光が生じるためにCCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成される方が好ましい。
【0016】
なお、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの有効面積をCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの有効面積よりも小さくする場合に、数個ずつあるいは数十個ずつ同じ有効面積のオンチップレンズを形成し、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い段階的にオンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成するという方式を採用すると実際の設計上は好ましいものとなる。
【0017】
更に、CCD固体撮像素子の周辺部でオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれる様に形成されているのは、CCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズで集光された入射光の光束をCCD固体撮像素子の中心部側に寄せることにより、対応する受光部で受光されて有効光となる入射光量を増加し、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いによって生じるシェーディングを抑制するためであり、上記したCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次オンチップレンズの有効面積が小さくなる様に形成されることによってシェーディングを充分に抑制することができるのであれば、必ずしもCCD固体撮像素子の周辺部でオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれる様に形成される必要は無いが、より一層充分にシェーディングを抑制することができる様にCCD固体撮像素子の周辺部でオンチップレンズが受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にずれる様に形成された方が好ましい。
【0018】
以下、上記した固体撮像装置の製造方法について説明する。
なお図2中符号(A)は固体撮像装置の周辺部を表し、図2中符号(B)は固体撮像装置の周辺部を表している。
【0019】
上記した固体撮像装置の製造方法では、先ず、複数の受光部がマトリクス状に配列され、この受光部の垂直列毎に設けられた各受光部から電荷を転送すると共に、絶縁膜を介してその上部に層間絶縁膜を介してアルミニウム膜等による遮光膜が被着形成された転送電極が設けられた垂直転送部が形成されたCCD固体撮像素子の表面にレンズ材料層9を形成し、更にレンズ材料層上にレジスト10を塗布し、リソグラフィー技術及びエッチング技術によって図2(a)で示す様にレジスト層のパターニングを行う。
【0020】
ここで、図2(a)中符号aで示すレジスト層の開口領域11の線幅がCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次大きくなる様にパターニングを行う。また、レジスト層に開口領域を設けることによって形成されるレジスト片12が、CCD固体撮像素子の中央部では受光部の真上に位置し、CCD固体撮像素子の周辺部では受光部に対して中心方向にずれて位置する様にパターニングを行う。
【0021】
次に、レジスト層に対してリフロー処理を施し、レジストの粘着を増してその表面張力により形状が丸まることを利用して図2(b)で示す様にレジスト層をレンズ形状に加工する。
【0022】
続いて、酸素系ガスの反応性イオンエッチングによりレンズ形状のレジスト層のエッチバックを行って図2(c)で示す様にレンズ材料層にレンズ形状を1対1で転写し、オンチップレンズを形成することによって上記した固体撮像装置を得ることができる。
【0023】
ここで、レジスト層の開口領域の線幅が、CCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次大きくなる様にレジストをパターニングしたことによって、エッチバックを行うことによりCCD固体撮像素子の周辺部から中央部へ行くに従い順次その有効面積が小さくなる様にオンチップレンズを形成することができる。
また、レジスト片がCCD固体撮像素子の中央部では受光部の真上に位置し、CCD固体撮像素子の周辺部では受光部に対して中心方向にずれて位置する様にレジストをパターニングしたことによって、エッチバックによりCCD固体撮像素子の周辺部で受光部に対してCCD固体撮像素子の中心方向にその位置がずれる様にオンチップレンズを形成することができる。
【0024】
本発明を適用した固体撮像装置では、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部とでオンチップレンズの有効面積に差を設けることによって、CCD固体撮像素子の中央部に位置するオンチップレンズの集光作用がCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズの集光作用と比較して抑制されることにより、CCD固体撮像素子の中央部と周辺部との光の入射角の違いにより生じる周辺減光が抑制され、CCD固体撮像素子の周辺部における感度低下を補うことができ、固体撮像装置の感度均一性の向上を図ることができる。
また、CCD固体撮像素子の周辺部においてオンチップレンズの位置をずらすことによってCCD固体撮像素子の周辺部に位置するオンチップレンズで集光された入射光の光束をCCD固体撮像素子の中心部側に寄せ、対応する受光部で受光されて有効光となる入射光量が増加し、上記と同様にCCD固体撮像素子の周辺部における感度低下を補うことができ、固体撮像装置の感度均一性の向上を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上述べてきた如く、本発明の固体撮像装置によれば、シェーディングの抑制を充分に図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した固体撮像装置の一例を説明するための模式的な断面図である。
【図2】本発明を適用した固体撮像装置の一例の製造方法を説明するための模式的な断面図である。
【図3】従来の固体撮像装置を説明するための図である。
【符号の説明】
1 固体撮像装置
2 CCD固体撮像素子
3 受光部
4 垂直転送部
5 転送電極
6 層間絶縁膜
7 遮光膜
8 オンチップレンズ
9 レンズ材料層
10 開口領域
11 レジスト片
Claims (4)
- 複数の受光部を有し、各々の受光部に対して集光部が配設された固体撮像素子と、該固体撮像素子へ光を導く撮像光学系とを備える固体撮像装置であって、
前記固体撮像素子の中央部は、前記固体撮像素子の周辺部よりも前記集光部による集光が抑制された
ことを特徴とする固体撮像装置。 - 前記集光部による集光は、前記固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い順次抑制された
ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。 - 前記集光部による集光は、前記固体撮像素子の周辺部から中央部に行くに従い段階的に抑制された
ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。 - 前記固体撮像素子の周辺部では、前記集光部の配設位置が前記受光部に対して中心方向にずれている
ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の固体撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002366034A JP2004200334A (ja) | 2002-12-18 | 2002-12-18 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002366034A JP2004200334A (ja) | 2002-12-18 | 2002-12-18 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004200334A true JP2004200334A (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=32763357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002366034A Pending JP2004200334A (ja) | 2002-12-18 | 2002-12-18 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004200334A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009088382A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体撮像素子およびそれを用いた撮像装置 |
| JP2009094339A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体撮像素子およびそれを用いた撮像装置 |
| JP2009111209A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体撮像素子およびそれを用いた撮像装置 |
| JP2010039106A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Nikon Corp | 撮像素子、焦点検出装置および撮像装置 |
-
2002
- 2002-12-18 JP JP2002366034A patent/JP2004200334A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009088382A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体撮像素子およびそれを用いた撮像装置 |
| JP2009094339A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体撮像素子およびそれを用いた撮像装置 |
| JP2009111209A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体撮像素子およびそれを用いた撮像装置 |
| JP2010039106A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Nikon Corp | 撮像素子、焦点検出装置および撮像装置 |
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