JP2004203452A - 発泡飲料自動注出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡飲料源の交換の際には、常に泡注出を優先して行い得るようにした発泡飲料自動注出装置を提供する。
【解決手段】樽接続ボタンスイッチを採用し、ビール樽の交換の際、当該樽接続ボタンスイッチのオンによりステップ240でYESと判定され、注出コックによる泡注出処理が常に優先的になされる。これにより、ビール樽の交換の際、注出コックは、泡注出を優先して行うことで、飲料管回路が液状のビールで満たされるまでの間、ビールの液状態や気液混合状態での注出が防止される。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビール自動注出装置等の発泡飲料自動注出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、ビール注出装置においては、下記特許文献1に記載のものがある。このビール注出装置では、ビールセンサがビール樽からビールコックへの飲料回路中のビールがなくなったことを検出すると、ビール樽内のビールが空になったと判断して、新しいビール樽に交換する。そして、この交換に伴い、最初に、飲料回路の中間部位に介装してある開閉弁を閉じるとともに、当該中間部位に接続してある泡抜き弁を開いて、新しいビール樽内の泡を飲料回路の上流部及び泡抜き弁を通して外部に抜く。然る後、泡抜き弁を閉じて開閉弁を開き、新しいビール樽から飲料回路及び開閉弁を通してビールをジョッキーに注出する。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−319489号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記ビール注出装置をビール自動注出装置に適用する場合、例えば、
新しいビール樽への交換の際に、最初に泡ボタンスイッチのオンでもって、注出コックを自動的に泡注出にして、ビールを新しいビール樽から飲料回路に導き、当該飲料回路が液状のビールにて満たされたときに液ボタンスイッチのオンにより注出コックを自動的に液注出にして、通常の液注出でもってビールを自動的に注出できるようにする。
【0005】
しかし、このようなビール自動注出装置では、ビール樽の交換の際の泡注出にあたり、泡ボタンスイッチではなく液ボタンスイッチを誤ってオンすることが多い。このような誤操作によると、飲料回路が液状のビールで満たされていないため、ビールが注出コックから気液混合状態で吹き出して周囲に飛散し、ビール自動注出装置の内部に浸入して付着し当該ビール自動注出装置の動作不良を招くという不具合がある。
【0006】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、発泡飲料源の交換の際には、常に泡注出を優先して行い得るようにした発泡飲料自動注出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決にあたり、本発明に係る発泡飲料自動注出装置は、請求項1の記載によれば、ガス源(G、100)から圧送されるガスに基づき発泡飲料を圧送する発泡飲料源(T)と、
注出手段(50、60)、自動注出スイッチ手段(72)及び液注出スイッチ手段(74)と、
冷却水(W)を蓄える冷却水槽(30)と、
この冷却水槽内に冷却水により冷却されるように設けた飲料冷却管(40a)を備え、発泡飲料源からの上記圧送発泡飲料を飲料冷却管を通して注出手段に導く飲料管回路(40)と、
飲料管回路中に飲料冷却管よりも上流側にて接続された発泡飲料切れセンサであってその内部を通り発泡飲料源から飲料冷却管に流れる発泡飲料がなくなったとき発泡飲料切れとして検出する発泡飲料切れセンサ(40b)と、
この発泡飲料切れセンサの非検出状態において自動注出スイッチ手段がスイッチ操作されたとき飲料管回路からの発泡飲料を自動注出するように注出手段を制御する自動注出制御手段(220)とを備える。
【0008】
当該発泡飲料自動注出装置において、発泡飲料切れセンサによる検出に伴い発泡飲料源の交換がされたときスイッチ操作される発泡飲料源交換時スイッチ手段(76、71、73)と、
この発泡飲料源交換時スイッチ手段がスイッチ操作されたとき注出手段を泡注出するように制御する泡注出制御手段(241)と、
泡注出制御手段による制御に伴い上記交換後の発泡飲料源から飲料管回路を通し注出手段へ発泡飲料を呼び込むに要する所定呼び込み時間を計時処理する呼び込み時間計時処理手段(120、242)とを備え、
泡注出制御手段は、その制御を、呼び込み時間計時処理手段の上記所定呼び込み時間の計時処理終了に伴い終了するようにしたことを特徴とする。
【0009】
このように、発泡飲料源の交換の際には、発泡飲料源交換時スイッチ手段のスイッチ操作に伴い注出手段による泡注出を常に優先して行なうので、注出手段が液注出を行うことはなく、飲料管回路が液状の発泡飲料で満たされるまでの間、つまり、所定呼び込み時間である発泡飲料の呼び込み終了までの間、気液混合状態による注出手段からの発泡飲料の吹き出しによる周囲への飛散を防止し得る。
その結果、当該発泡飲料自動注出装置は、飛散発泡飲料による汚れから未然に防止されて、良好な動作状態を維持し得る。
【0010】
なお、この請求項1に記載の発明において、泡注出制御手段による制御に伴い上記発泡飲料の呼び込み中であることを表示する呼び込み表示手段(78)を設け、この呼び込み表示手段の表示を、呼び込み時間計時処理手段の上記所定呼び込み時間の計時処理終了に伴い終了するようにすれば、発泡飲料の呼び込み終了が当該呼び込み表示手段の表示でもって確認できる。
【0011】
また、本発明に係る発泡飲料自動抽出装置は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の発明において、泡注出制御手段による制御に伴い上記交換後の発泡飲料源から飲料管回路を通し注出手段へ発泡飲料を呼び込むに要する所定呼び込み時間を計時処理する呼び込み時間計時処理手段(120、242)を備え、泡注出制御手段は、その制御を、呼び込み時間計時処理手段の上記所定呼び込み時間の計時処理終了に伴い終了するようにしたことに代えて、
飲料管回路のうち飲料冷却管の後流側に介装された呼び込み終了センサであってその内部を通り飲料冷却管から注出手段に流れる発泡飲料が液体になったとき呼び込み終了として検出する呼び込み終了センサ(40e)を備え、泡注出制御手段は、その制御を、呼び込み終了センサの検出に伴い終了するようにしたことを特徴とする。
【0012】
このように、呼び込み終了センサでもって、発泡飲料の呼び込み終了検出を行うので、請求項1に記載の所定呼び込み時間の経過を一律に待つのとは異なり、発泡飲料の呼び込み時の損失をより一層減少させつつ、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を達成し得る。
【0013】
なお、この請求項2に記載の発明において、泡注出制御手段による制御に伴い上記発泡飲料の呼び込み中であることを表示する呼び込み表示手段(78)を設け、この呼び込み表示手段の表示を、呼び込み終了センサの検出に伴い終了するようにすれば、発泡飲料の呼び込み終了が当該呼び込み表示手段の表示でもって確認できる。
【0014】
また、本発明は、請求項3の記載によれば、請求項1或いは2に記載の発泡飲料自動注出装置において、発泡飲料切れセンサによる検出後発泡飲料源交換時スイッチ手段のスイッチ操作前において液注出スイッチ手段を無効処理する無効処理手段(233)を備えて、
液注出スイッチ手段は、無効処理手段による無効処理に基づき無効になることを特徴とする。
【0015】
このように、液注出スイッチ手段は、発泡飲料切れセンサによる検出後発泡飲料源交換時スイッチ手段のスイッチ操作前において無効になるので、発泡飲料源交換の際に、発泡飲料源交換時スイッチ手段のスイッチ操作ではなく、液注出スイッチ手段が誤ってスイッチ操作されても、注出手段が液注出を行うことがない。
【0016】
また、本発明は、請求項4の記載によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発泡飲料自動注出装置において、泡注出制御手段の制御の終了に伴い注出手段を液注出するように制御する液注出制御手段(252)と、
この液注出制御手段による制御後注出手段内の残留気泡を注出するに要する所定残留気泡注出時間の計時処理を行う残留気泡注出時間計時処理手段(120、253)とを備えて、
液注出制御手段は、その制御を、残留気泡注出時間計時処理手段による上記所定残留気泡注出時間の計時処理終了に伴い終了するようにしたことを特徴とする。
【0017】
このように、泡注出制御手段の制御の終了に伴い注出手段が上記所定残留気泡注出時間の間液注出するので、当該注出手段内に残留する気泡が液状の発泡飲料により押し出される。従って、注出手段内を液状の発泡飲料で満たしつつ、請求項1〜3のいずれか一つに記載の作用効果を達成し得る。
【0018】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明が適用されるビール自動注出装置の第1実施形態を示している。このビール自動注出装置は、装置本体Bと、ガスボンベGと、ビール樽Tとにより構成されている。装置本体Bは、図1にて示すごとく、設置面L上に設置した下側ハウシング10と、この下側ハウシング10上に載置固定した上側ハウシング20とを備えている。
【0020】
装置本体Bは、図1及び図2にて示すごとく、冷却水Wを蓄える冷却水槽30及び飲料管回路40を備えており、冷却水槽30は、上側ハウシング20内にてその周壁に支持されている。
【0021】
また、飲料管回路40は、図1及び図2から分かるように、コイル状飲料冷却管40aと、管状ビール切れセンサ40bと、飲料導入管40cと、飲料圧送管40dとを備えている。飲料冷却管40aは、冷却水槽30内にて立設して冷却水W内に浸されており、この飲料冷却管40aは、その流入端部41にて、ブレードホース等の絶縁ホース41aを介し冷却水W及び冷却水槽30の開口から上方へ延出してビール切れセンサ40bに接続されている。また、当該飲料冷却管40aは、その流出端部42にて、ブレードホース等の絶縁ホース42aを介し注出コック50に接続されている。なお、飲料冷却管40aはステンレス管で形成されている。
【0022】
ビール切れセンサ40bは、図2にて示すごとく、電気絶縁材料からなる円筒状絶縁管43と、金属材料(例えば、銅)からなる両段付き円筒状電極管44、45とを備えており、絶縁管43は、その流入端部にて、電極管44にそのボス44aと同軸的に嵌着され、その流出端部にて、電極管45にそのボス45aと同軸的に嵌着されている。また、電極管44は、その流入端部にて、飲料導入管40cの流出端部と同軸的に嵌着され、一方、電極管45は、その流出端部にて、飲料冷却管40aの流入端部に同軸的に嵌着されている。これにより、ビール切れセンサ40bは、絶縁ホース41aを介し飲料冷却管40a及び飲料導入管40cの間にてこれらに同軸的に連通する。
【0023】
このように構成したビール切れセンサ40bは、後述する制御ユニットEの定電圧回路からの定電圧を両電極44、45間に印加されて、当該両電極管44、45間に生ずる抵抗値に比例する電圧を検出する。ここで、両電極管44、45間に生ずる抵抗値が気体(ビールの気泡や空気)の抵抗値の一定値以上のとき、この気体の抵抗値に比例する電圧の検出は、ビール樽T内のビール切れの検出に相当する。また、両電極管44、45間に生ずる抵抗値が液体(液状のビール)の抵抗値の一定値以下のとき、この液体の抵抗値に比例する電圧の検出は、ビール樽T内にビールが存在するという検出に相当する。なお、電極44が負側電極であり、電極45が正側電極である。
【0024】
飲料導入管40cは、飲料冷却管40aと同様の材料で形成されており、この飲料導入管40cの流入端部は上側ハウシング20の後壁21下部を通り外部に突出している。飲料圧送管40dは、その流出端部にて、飲料導入管40cとその流入端部にて接続されて連通しており、この飲料圧送管40dは、後述するビール樽Tからのビールを飲料導入管40cに圧送する。なお、当該飲料圧送管40dはゴム管で形成されている。
【0025】
注出コック50は、コック本体50aと、このコック本体50aの上部に図1にて図示左右方向に傾動可能に連結した柱状傾動レバー50bとを備えており、コック本体50aは、その流入筒51にて、上側ハウシング20の前壁22上下方向中間部位に外方からブラケット52を介し嵌着されて、冷却水槽30の周壁の一部を通り当該冷却水槽30内にて、飲料冷却管40aの流出端部42とキャップ53を介し同軸的に接続されて当該飲料冷却管40aと連通している。
【0026】
また、コック本体50aは、切替弁機構部(図示しない)を内蔵しており、このコック本体50aは、傾動レバー50bの図1にて図示中立位置から右方への傾動(以下、泡注出傾動ともいう)に伴い、上記切替弁機構部を、その内部にてビールから泡を形成するように切り替えて、飲料冷却管40aから流入筒51を通り流入するビールを泡にして低流速にて泡注出ノズル54から注出する。
【0027】
また、コック本体50aは、傾動レバー50bの図1にて図示中立位置から左方への傾動(以下、液注出傾動ともいう)に伴い、上記切替弁機構部を液注出するように切り替えて、飲料冷却管40aから流入筒51を通り流入するビールを液状のまま液注出ノズル55から注出する。なお、コック本体50aは、傾動レバー50bの図1にて図示中立位置にて、上記切替弁機構部を非切替状態にして泡注出ノズル54及び液注出ノズル55を流入筒51から遮断する。このことは、注出コック50が泡注出ノズル54及び液注出ノズル55を閉じること、即ち、当該注出コック50が閉じることを意味する。
【0028】
装置本体Bは、図1にて示すごとく、コック駆動ユニット60を備えており、このコック駆動ユニット60は、モータ61の回転をギアボックス62により減速してピニオン63に伝達し、このピニオン63によりラック64を図1にて図示左右方向に台座65に沿い移動させて傾動レバー50bを左右方向に傾動させるようになっている。
【0029】
本第1実施形態では、台座65は、ケーシング66内にてその底壁上に固定されている。ラック64の連結穴部64a内には、注出コック50の傾動レバー50bが、左右方向に傾動可能に台座65の底壁開口部65aを通り嵌装されている。ギアボックス62はケーシング66内にてその側壁に設けられており、このギアボックス62は、複数のスパーギアからなるギア列を内蔵して構成されている。ピニオン63は、ギアボックス62内の出力段スパーギアに同軸的に支持されている。
【0030】
モータ61は、ギアボックス62の側壁に支持されており、このモータ61は、直流電動機で構成されて、その出力軸にて、ギアボックス62内の入力段スパーギアに同軸的に支持されている。なお、モータ61の正転は、ラック64の図1にて図示右動(傾動レバー50bの右方向への傾動)に対応し、モータ61の逆転は、ラック64の図1にて図示左動(傾動レバー50bの左方向への傾動)に対応する。
【0031】
操作パネル70は、図1にて示すごとく、コック駆動ユニット60のケーシング66の前壁に設けられており、この操作パネル70は、図3にて示すごとく、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71、自動注出ボタンスイッチ72、泡ボタンスイッチ73、液ボタンスイッチ74、停止ボタンスイッチ75及び樽接続ボタンスイッチ76を備えており、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71は、その押動切替操作により、営業或いは洗浄に切り替えられる。また、自動注出ボタンスイッチ72、泡ボタンスイッチ73、液ボタンスイッチ74、停止ボタンスイッチ75及び樽接続ボタンスイッチ76は、共に、押動型自己復帰式の常開スイッチであって、その押動によりオンし、当該押動の解除によりオフする。
【0032】
また、操作パネル70は、営業ランプ77及びビール切れランプ78を備えており、営業ランプ77は、その連続点灯により、ビールの自動注出可能状態(営業状態)を表す。ビール切れランプ78は、その連続点灯により、ビール樽T内のビールが空であることを表す。なお、図3にて符号79は洗浄ランプを示す。
【0033】
冷凍装置80は、蒸発器81を除き、下側ハウジング10に内蔵されており、この冷凍装置80は、圧縮機により冷媒を凝縮器、膨張弁及び蒸発器81を循環させることで、蒸発器81に冷却機能を発揮させるようになっている。
【0034】
ここで、蒸発器81は、図1にて示すごとく、蒸発管をコイル状に形成して構成されており、この蒸発器81は、冷却水槽30内にて、飲料冷却管40aを外方から包囲するように収容支持されている。これにより、蒸発器81は、冷却水槽30内の冷却水を冷却する。この冷却水は、飲料冷却管40a内のビールを冷却する役割を果たす。なお、蒸発器81は、上側ハウシング20の底壁及び下側ハウシング10の上壁を通して、冷凍装置80の膨張弁及び圧縮機との間に配管により接続されている。また、図1にて、符号90aは、ジョッキー台を示し、符号90bは、受け皿を示す。
【0035】
電磁開閉弁100は、ガス導入管101の中間部位に介装されており、この電磁開閉弁100は、その開弁により、ガスボンベGから後述のように調圧弁G2を通してガスホースG3内に圧送される高圧の炭酸ガスをガス導入管101内に導入してガスホースT1を通しビール樽T内に供給する。この供給は、電磁開閉弁100の閉弁により遮断される。なお、ガス導入管101は、その導入端部101aにて、上側ハウシング20の後壁21の中間部位を通り延出しガスホースG3と接続されており、当該ガス導入管101の導出端部101bは、ガスホースG3の下側に位置して、上側ハウシング20の後壁21の中間部位を通り延出しガスホースT1に接続されている。
【0036】
ガスボンベGは、高圧の炭酸ガスを封入してなるもので、このガスボンベGは、コックG1の開操作により、上記炭酸ガスを調圧弁G2を通してガスホースG3内に圧送する。この圧送は、コックG1の閉操作により遮断される。なお、調圧弁G2は、ガスボンベGからの圧送炭酸ガスの圧力を所定の高圧に調整する。
【0037】
ビール樽Tは、その内部にビール(以下、ビールBrともいう)を蓄えてなるもので、このビール樽Tは、ハンドルコックT2の開操作に伴い、ガスホースT1内に圧送される炭酸ガスをサイフォン管T3の上部からビールBrの液面上に導入して当該ビールBrをサイフォン管T3及びハンドルコックT2を通して飲料圧送管40d内に圧送する。また、ガスホースT1からビール樽T内への炭酸ガスの圧送及びビール樽T内から飲料圧送管40d内へのビールの圧送は、ハンドルコックT2の閉操作でもって、遮断される。
【0038】
制御ユニットEは、図1にて示すごとく、下側ハウシング10内に配設されており、この制御ユニットEは、図4にて示すごとく、マイクロコンピュータ110及びタイマ120を主たる構成素子として備えている。マイクロコンピュータ110は、図5〜図7にて示すフローチャートに従い、コンピュータプログラムを実行し、この実行中において、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71、自動注出ボタンスイッチ72、泡ボタンスイッチ73、液ボタンスイッチ74、停止ボタンスイッチ75或いは樽接続ボタンスイッチ76の押動操作、ビール切れセンサ40bの検出出力やタイマ120の計時出力に基づき各種の処理を行う。このマイクロコンピュータ110の処理に伴い、制御ユニットEは、営業ランプ77、ビール切れランプ78、モータ61や電磁開閉弁100の駆動制御を行う。
【0039】
本実施形態では、制御ユニットEは、商用交流電源からの交流電力をインバータ回路(図示しない)により直流出力に変換してモータ61に出力する。当該インバータ回路は、マイクロコンピュータ110による制御を受けてモータ61を正転、逆転させるように上記直流出力をモータ61に印加し、また、モータ61を停止させるように上記直流出力をモータ61から遮断する。
【0040】
また、制御ユニットEは、上記商用交流電源から給電されて定電圧回路(図示しない)により定電圧を形成しマイクロコンピュータ110に印加して当該マイクロコンピュータを作動させる。なお、上記コンピュータプログラムは、マイクロコンピュータ110のROMに当該マイクロコンピュータ110により読み出し可能に予め記憶されている。また、タイマ120は、マイクロコンピュータ110による制御を受けて、計時を開始する。
【0041】
以上のように構成した本第1実施形態の作動につき説明する。制御ユニットEが上記商用電源から給電されている状態にあれば、マイクロコンピュータ110は、図5〜図7のフローチャートに従い、上記コンピュータプログラムを実行している。ここで、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71が停止ボタンスイッチ75の押動操作なく営業に切り替えられていなければ、マイクロコンピュータ110は、図5のステップ200にてNOとの判定を繰り返す。
【0042】
現段階では、ビール樽T内にはビールが存在し、ビール樽TのハンドルコックT2は開状態にあり、ガスボンベGのコックG1も開状態にあるものとする。また、冷凍装置80は、上記商用電源から給電されて作動する上記圧縮機の圧縮動作のもと、蒸発器81により冷却水槽30内の冷却水を冷却する。このため、冷却水槽30内の冷却水は、飲料冷却管40aを冷却するに十分な冷却状態となっている。また、電磁開閉弁100は閉弁状態にあるものとする。
【0043】
このような状態で、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71がその押動操作により営業に切り替えられると、ステップ200における判定がYESとなり、ステップ201にて、営業ランプ77の連続点灯処理及び電磁開閉弁100の開弁処理がなされる。これに伴い、制御ユニットEは、営業ランプ77を連続点灯状態におく。これにより、当該ビール自動注出装置は、営業状態になる。
【0044】
このとき、制御ユニットEが電磁開閉弁100を開弁することで、ガスボンベG内の炭酸ガスは、調圧弁G2、ガスホースG3、ガス導入管101及びガスホースT1を通してビール樽T内にハンドルコックT2から圧送する。これに伴い、ビール樽T内のビールBrがサイフォン管T3、ハンドルコックT2、飲料圧送管40d、飲料導入管40c及びビール切れセンサ40bを通して飲料冷却管40a内に圧送されて冷却水槽30内の冷却水で冷却される。なお、このように冷却されたビールは注出コック50の切替弁機構部まで到達しているものとする。
【0045】
然る後、ジョッキーがジョッキー台90a上に置かれ、自動注出ボタンスイッチ72がオンされると、ステップ210においてYESと判定され、ビール自動注出処理ルーチン220の処理がなされる。即ち、この処理に基づく制御ユニットEの制御のもと、コック駆動ユニット60が、まず、モータ61の逆転により、ギアボックス62、ピニオン63及びラック64を介し注出コック50の傾動レバー50bをその中立位置から左動させる。これに伴い、注出コック50は、その切替弁機構部のを液注出するように切り替え、ビールを液状態にて液注出ノズル55から上記ジョッキー内に自動的に所定量だけ注出する。
【0046】
ついで、コック駆動ユニット60が、モータ61の正転により、ギアボックス62、ピニオン63及びラック64を介し傾動レバー50bを右動させる。これに伴い、注出コック50は、その切替弁機構部をの泡注出するように切り替え、ビールを泡状態にて泡注出ノズル54から上記ジョッキー内に自動的に所定量だけ注出する。以上のような自動注出は、ビール切れセンサ40dが液体である液状のビールの検出を表している限り、継続される。
【0047】
このような状態において、ビール切れセンサ40dがビール切れを検出すると、ステップ221においてYESとの判定がなされ、ステップ230において、注出コック50の閉処理がなされる。この処理に伴う制御ユニットEの制御のもと、コック駆動ユニット60が、上述と同様に傾動レバー50bを左動させて、液注出ノズル55及び泡注出ノズル54を閉じる。
【0048】
ついで、ステップ231にて営業ランプ77の消灯処理がなされ、これに伴い、制御ユニットEが営業ランプ77を消灯する。さらに、当該ステップ231において、電磁開閉弁100の閉弁処理がなされる。この閉弁処理に伴い、制御ユニットEが電磁開閉弁100を閉弁する。ついで、ステップ232においてビール切れランプ78の連続点灯処理がなされる。当該連続点灯処理に伴い、制御ユニットEがビール切れランプ78を連続点灯させる。これにより、ビール樽Tが空になったことが分かる。
【0049】
ステップ232の処理後、ステップ233において、操作パネル70の各ボタンスイッチのうち停止ボタンスイッチ75及び樽接続ボタンスイッチ76以外のボタンスイッチの無効処理がなされる。このため、当該無効処理に基づく制御ユニットEの制御のもと、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71、自動注出ボタンスイッチ72、泡ボタンスイッチ73及び液ボタンスイッチ74が無効にされる。
このことは、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71、自動注出ボタンスイッチ72、泡ボタンスイッチ73及び液ボタンスイッチ74の操作出力が無効にされることを意味する。
【0050】
このような状態において、上述のように空になったビール樽Tを新しいビール樽(以下、新ビール樽ともいう)に交換する。この交換では、コックハンドルT2を閉じた状態でビール樽Tからサイフォン管T3と共に当該ビール樽Tから外し、上記新ビール樽内にその開口部からサイフォン管T3を挿入する。これにより、当該サイフォン管T3は上記新ビール樽内のビール内に浸入する。なお、このような状態にて、コックハンドルT2を開く。
【0051】
然る後、樽接続ボタンスイッチ76がその押動操作によりオン(図8にてt=0参照)されると、図6のステップ240においてYESと判定される。これに伴い、ステップ241において、電磁開閉弁100の開弁処理及び注出コック50による泡注出処理が優先的になされる。この開弁処理に基づく制御ユニットEによる制御のもと、電磁開閉弁100が開弁されてガスタンクG内の炭酸ガスが上述と同様に上記新ビール樽内に圧送される。このため、当該新ビール樽内のビールが上述と同様に飲料管回路40内に圧送される。
【0052】
また、上述のような泡注出処理に基づく制御ユニットEによる制御のもと、コック駆動ユニット60が、上述と同様に傾動レバー50bを右動させ、注出コック50の切替弁機構部が泡注出するように切り替えられる。このため、ビール樽交換の際には、注出コック50は泡ノズル55から泡注出を常に優先的に行う。
ここでは、上記新ビール樽からのビールが未だ注出コック50には到達していないので、飲料管回路40の飲料導入管40c内に達したビールによりビール切れセンサ40b及び飲料冷却管40a内の気体(空気)が注出コック50の泡注出ノズル54から押し出され始める。
【0053】
また、上述のステップ241の処理後、ステップ242において、タイマ120のリセットスタート処理がなされる。このため、当該タイマ120はそのリセットスタートにより計時を開始する。さらに、ステップ242の処理後、ステップ243において、ビール切れランプ78の点滅処理がなされる。これに伴い、制御ユニットEがビール切れランプ78を点滅させる。このことは、ビール樽の交換に伴う上記新ビール樽から注出コック50へのビールの呼び込み処理が開始されたことを意味する。
【0054】
上述のようなビール切れランプ78の点滅処理は、タイマ120の計時時間が20秒(図8参照)に達するまで継続される。この継続は、ステップ250でのNOとの判定の繰り返しでなされる。但し、ステップ250における判断基準20秒は、上記ビール樽の交換後上記新ビール樽内のビールを飲料管回路40を通して注出コック50まで呼び込む必要な時間(所定呼び込み時間)に相当する。
【0055】
上述のようなビール樽交換の際に、樽接続ボタンスイッチ76のオンに伴い注出コック50による泡注出を常に優先して行なうようにし、かつ当該樽接続ボタンスイッチ76のオンではなく、液ボタンスイッチ74が誤ってオンされても、当該液ボタンスイッチ74は上述のごとく既に無効にされているので、制御ユニットEが注出コック50を液注出に切り替えることはない。従って、上記ビールの呼び込み過程において、注出コック50の液注出ノズル55からビールが液状或いは気液混合状態で注出されて飛散するようなことはなく、その結果、当該ビール自動注出装置が飛散ビールによる汚れから未然に防止されて、良好な動作状態を維持し得る。
【0056】
樽接続ボタンスイッチ76を設けたことで、ビール樽交換の際に泡ボタンスイッチをオンし続ける必要がなくなり、ユーザにとり無駄な時間が省けるのは勿論のこと、樽接続ボタンスイッチ76をビール樽交換の際にオンすればよいので、ビール樽交換の際の処理が誰にとっても分かり易く便利である。
【0057】
タイマ120の計時時間が20秒を経過すると、ステップ250での判定がYESとなり、ステップ251において、ビール切れか否かが判定される。ここで、ビール切れセンサ40bによる検出出力がビール切れを表す場合には、ステップ251にてYESと判定され、ステップ242以後の処理が再びなされる。
【0058】
一方、ステップ251での判定がNOとなる場合には、ステップ252にて、注出コック50の液注出処理がなされる。これに伴い、制御ユニットEによる制御のもと、コック駆動ユニット60が、上述と同様に、注出コック50の切替弁機構部を液注出するように切り替える。このため、当該注出コック50は、液注出ノズル55からビールを液状態のまま注出し始める。
【0059】
また、ステップ252の処理に伴い、ステップ253において、タイマ120のリセットスタート処理がなされる。このため、当該タイマ120はそのリセットスタートにより計時し始める。上述したステップ252の処理に基づく注出コック50の液注出は、ステップ260にて、タイマ120の計時時間が2秒(図8にてt=t1〜t=t2の間の時間参照)経過するまで継続される。ここで、ステップ252での液注出処理の継続時間が2秒となっているのは、2秒あれば、注出コック50内の残留気泡が液状のビールにより押し出されて注出コック50内が液状のビールで満たされるためである。
【0060】
しかして、タイマ120の計時時間が2秒経過することでステップ260にてYESと判定されると、図7のステップ261において、注出コック50の閉処理がなされる。この処理に基づく制御ユニットEによる制御のもと、コック駆動ユニット60は、上述と同様に注出コック50を閉じる。換言すれば、注出コック50はその内部に亘り液状のビールで満たされた上で閉じる。
【0061】
その後、ステップ262において、ビール切れランプ78の点滅処理が終了されると、制御ユニットEはビール切れランプ78を消灯する。これにより、ビール樽の上記交換の際のビールの呼び込み処理が終了したことが分かる。
【0062】
また、ステップ263において、ステップ233で行ったボタンスイッチの無効処理が解除されると、制御ユニットEは、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71、自動注出ボタンスイッチ72、泡ボタンスイッチ73及び液ボタンスイッチ74の無効を解除する。これにより、営業/洗浄切替ボタンスイッチ71、自動注出ボタンスイッチ72、泡ボタンスイッチ73及び液ボタンスイッチ74の操作が有効になる。このような状態でステップ270でのNOとの判定後自動抽出ボタンのオンに基づきステップ210でYESと判定されると、ビール自動注出処理ルーチン220において液状のビールの自動注出が良好になされる。なお、ステップ270でのYESとの判定の場合にはステップ230以後の処理が上述と同様になされる。
(第2実施形態)
図9〜図12は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べた飲料管回路40において、呼び込み終了センサ40e及び導出管40fを付加的に採用した構成となっている。
【0063】
呼び込み終了センサ40eは、ビール切れセンサ40bと同様の構成を有しており、当該呼び込み終了センサ40eは、制御ユニットEの定電圧回路からの定電圧を両電極44、45間に印加されて、当該両電極管44、45間に生ずる抵抗値に比例する電圧を検出する。ここで、呼び込み終了センサ40eの両電極管44、45間に生ずる抵抗値が気体(ビールの気泡や空気)の抵抗値の一定値以上のとき、この気体の抵抗値に比例する電圧の検出は、ビール樽T内のビールの注出コック50までの呼び込み未終了の検出に相当する。また、両電極管44、45間に生ずる抵抗値が液体(液状のビール)の抵抗値の一定値以下のとき、この液体の抵抗値に比例する電圧の検出は、ビール樽T内のビールの注出コック50までの呼び込み終了の検出に相当する。なお、呼び込み終了センサ40eにおいて、電極44が負側電極であり、電極45が正側電極である。
【0064】
また、呼び込み終了センサ40eは、電極44にて、ブレードホース等の絶縁ホース42aを介し飲料冷却管40aの流出端部42と接続されており、この呼び込み終了センサ40eの電極45は、導出管40fの流入端部46に接続されている。導出管40fはその流出端部47にて、注出コック50の流入筒51に接続されている。これにより、飲料冷却管40aは、呼び込み終了センサ40e及び導出管40fを介し注出コック50の流入筒51と連通している。
【0065】
但し、飲料冷却管40aの流出端部42、絶縁ホース42a及び導出管40fの流入端部46は、図9にて示すごとく、冷却水槽30内の冷却水Wの液面の上方に延出している。これにより、呼び込み終了センサ40eは、飲料冷却管40aの流出端部42、絶縁ホース42a及び導出管40fの流入端部46により、冷却水槽30内の冷却水Wの液面の上方に支持されている。
【0066】
また、本第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べたマイクロコンピュータ110は、上記コンピュータプログラムを、図5のフローチャート、図11にて示すフローチャート(図6のフローチャートに代わる)及び図7のフローチャートに従い実行する。この実行中には、呼び込み終了センサ40eの検出出力も用いられる。その他の構成は上記第1実施形態と同様である。
【0067】
このように構成した本第2実施形態において、上記第1実施形態と同様にマイクロコンピュータ110がコンピュータプログラムを図11のステップ243の処理(図6のステップ243に相当)まで終了すると、ステップ250Aにおいて、ステップ242(図11及び図6参照)にてリセットスタートしたタイマ120の計時時間が、ステップ250(図6参照)での判定基準20秒よりも短い10秒(図12にてt=t0参照)を経過しているか否かが判定される。
【0068】
ここで、タイマ120の計時時間が10秒経過するまでは、ステップ241での注出コック50の泡注出処理のもと当該注出コック50が泡注出を上記第1実施形態と同様に継続する。本第2実施形態において、ステップ250Aでの判定基準10秒は、上記新ビール樽への交換後注出コック50までのビールのを初期呼び込み時間に相当する。
【0069】
しかして、ステップ250Aでの判定がYESになると、ステップ280において、呼び込み終了センサ40eは液体を検出したか否かが判定される。当該呼び込み終了センサ40eが液体である液状のビールを検出しておれば、ステップ280での判定はYESになる。このことは、ビールの初期呼び込みは終了したことを意味する。なお、ステップ280での判定がNOとなる間は、上記10秒経過後も、呼び込み終了センサ40eは気体を検出しており、当該呼び込み終了センサ40e内には依然として気体が存在することとなる。
【0070】
ステップ280での判定が上述のごとくYESになると、ステップ290において、呼び込み終了センサ40eは、現段階にて、気体を検出しているか否かが判定される。このことは、ステップ280での液体検出との判定後において再び呼び込み終了センサ40eが気体を検出したか否かが判定されることを意味する。
【0071】
しかして、現段階にて呼び込み終了センサ40eが液体を検出しているためにステップ290での判定がNOとなる場合には、ステップ291において、タイマ120のリセットスタート処理がなされる。これに伴い、当該タイマ120は、そのリセットスタートにより計時を開始する。そして、当該タイマ120の計時時間が3秒経過するまでステップ290aでのNOとの判定が繰り返される。
【0072】
このような状態において、タイマ120の計時時間が3秒経過(図12にてt=t1参照)すると、ステップ290aでの判定がYESとなり、ステップ252において上記第1実施形態と同様に注出コック50の液注出処理がなされ、注出コック50が液注出ノズル55から液注出を開始する。
【0073】
ステップ252での処理後ステップ253において、タイマ120のリセットスタート処理がなされ、当該タイマ120がそのリセットスタートにより計時を開始する。しかして、この計時開始後タイマ120の計時時間が2秒経過するまで、ステップ252の処理に伴う注出コック50の液注出が継続される。その後、タイマ120の計時時間が2秒経過(図12にてt=t2参照)すると、ステップ260での判定がYESとなり、図7のステップ261以後の処理が上記第1実施形態と同様になされる。
【0074】
以上説明したように、本第2実施形態では、ステップ250Aでの判定基準時間を10秒経過とし上記第1実施形態にて述べたステップ250での判定基準時間20秒よりも大幅に短くし、その後は、呼び込み終了センサ40eによる呼び込み終了検出に依存するようにしたので、上記第1実施形態に比べて、ビールの呼び込み時の損失をより一層減少させつつ、上記第1実施形態と同様の作用効果を達成できる。
【0075】
なお、本発明の実施にあたり、ハンドルコックT2及び飲料管回路40の飲料圧送管40dは、上記各実施形態とは異なり、装置本体Bではなく、ビール樽Tの付属部材としてもよい。
【0076】
また、本発明の実施にあたり、ビール呼び込みランプを操作パネル70に別途設けて、このビール呼び込みランプを、ビール切れランプ78の点滅に代えて、点滅或いは連続点灯させるようにして、飲料管回路40内へのビールの呼び込みを表示するようにしてもよい。
【0077】
また、本発明の実施にあたり、樽接続ボタンスイッチ76のオンに代えて、例えば、泡ボタンスイッチ73及び営業/洗浄切替ボタンスイッチ71の双方を共にオンすることで、ステップ240でのYESとの判定を行うようにしてもよい。これにより、操作パネル70に既存の泡ボタンスイッチ73及び営業/洗浄切替ボタンスイッチ71を樽接続ボタンスイッチ76に代えて利用することで、樽接続ボタンスイッチ76を別途わざわざ操作パネル70に設ける必要がなくなる。
【0078】
また、本発明の実施にあたり、ビールを貯蔵するビール樽Tに限ることなく、発泡飲料を貯蔵する発泡飲料樽をビール樽に代えて用いて、当該発泡飲料を上記各実施形態と同様に装置本体Bに圧送するようにしてもよい。また、ビール樽や発泡飲料樽に限ることなく、ビールや発泡飲料を貯蔵する容器等の貯蔵源を採用してもよい。
【0079】
また、本発明の実施にあたり、タイマ120は、マイクロコンピュータ110の外付け素子ではなく、当該マイクロコンピュータに内蔵のソフトタイマであってもよい。
【0080】
また、本発明の実施にあたり、上記第1実施形態にて述べたステップ250での判定基準20秒は、ビール樽からビールを圧送する炭酸ガスの圧力変動を考慮して、適宜、変更して設定できるようにしてもよい。また、この変更設定は、炭酸ガスの圧力を自動調整できる場合には、自動的に行うようにしてもよい。
【0081】
また、本発明の実施にあたり、上記第2実施形態においてステップ242でのタイマリセットスタート処理及びステップ250Aでの10秒経過判定処理を廃ししてもよい。この場合には、呼び込み終了センサ40eによる液体検出によるステップ280での判定が、両ステップ242、250Aの処理に代わることとなる。
【0082】
また、本発明の実施にあたり、ビール樽TのハンドルコックT2を自動開閉弁で構成し、この自動開閉弁を電磁開閉弁100と同様に自動的に開閉制御するようにして、電磁開閉弁100を廃止してもよい。
【0083】
また、本発明の実施にあたり、注出コック50及びコック駆動ユニット60に代えて、泡注出状態、液注出状態及び注出停止状態の三状態に切り替え可能な三状態切り替え電磁弁を採用し、この三状態切り替え電磁弁を、コック駆動ユニット60による注出コック50の切り替え駆動と同様に自動的に駆動制御してもよい。この場合には、当該三状態切り替え電磁弁が泡注出状態にあるときには、この三状態切り替え電磁弁の内部で上記実施形態にて述べたと同様にビールにより泡形成して泡注出し、上記三状態切り替え電磁弁が液注出状態にあるときには、上記実施形態にて述べたと同様にビールを液注出し、また、当該記三状態切り替え電磁弁が注出停止状態にあるときには上記実施形態にて述べたと同様に泡注出及び液注出の双方を停止する。
【0084】
また、本発明の実施にあたり、飲料冷却管40aは、コイル状のものに限ることなく、例えば、ジグザグ状に積層したものであってもよい。
【0085】
また、本発明の実施にあたり、冷凍装置80を廃止して、冷却水槽30内の冷却水を直接氷で冷却するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す部分破断側面図である。
【図2】図1の装置本体を、冷却水槽、飲料管回路及び注出コックと共に示す概略破断断面図である。
【図3】図1の操作パネルの正面図である。
【図4】上記第1実施形態の電気回路を示すブロック図である。
【図5】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフローチャートの前段部である。
【図6】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフローチャートの中段部である。
【図7】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフローチャートの後段部である。
【図8】上記第1実施形態におけるタイマの計時及び注出コックの動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態の要部を示す破断断面図である。
【図10】上記第2実施形態の電気回路を示すブロック図である。
【図11】図10のマイクロコンピュータの作用を示す要部フローチャートである。
【図12】上記第2実施形態におけるタイマの計時、呼び込み終了センサの検出及び注出コックの動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
G…ガスタンク、T…ビール樽、W…冷却水、30…冷却水槽、
40…飲料管回路、40a…飲料冷却管、40b…ビール切れセンサ、
40e…呼び込み終了センサ、50…注出コック、
60…コック駆動ユニット、71…営業/洗浄切替ボタンスイッチ、
72…自動抽出ボタンスイッチ、73…泡ボタンスイッチ、
74…液注出ボタンスイッチ、76…樽接続ボタンスイッチ、
78…ビール切れランプ、100…電磁開閉弁、
110…マイクロコンピュータ、120…タイマ。

Claims (4)

  1. ガス源から圧送されるガスに基づき発泡飲料を圧送する発泡飲料源と、
    注出手段と、
    冷却水を蓄える冷却水槽と、
    この冷却水槽内に前記冷却水により冷却されるように設けた飲料冷却管を備え、前記発泡飲料源からの前記圧送発泡飲料を前記飲料冷却管を通して前記注出手段に導く飲料管回路と、
    自動注出スイッチ手段及び液注出スイッチ手段と、
    前記飲料管回路中に前記飲料冷却管よりも上流側にて接続された発泡飲料切れセンサであってその内部を通り前記発泡飲料源から前記飲料冷却管に流れる発泡飲料がなくなったとき発泡飲料切れとして検出する発泡飲料切れセンサと、
    この発泡飲料切れセンサの非検出状態において前記自動注出スイッチ手段がスイッチ操作されたとき前記飲料管回路からの発泡飲料を自動注出するように前記注出手段を制御する自動注出制御手段とを備える発泡飲料自動注出装置において、
    前記発泡飲料切れセンサによる検出に伴い前記発泡飲料源の交換がされたときスイッチ操作される発泡飲料源交換時スイッチ手段と、
    この発泡飲料源交換時スイッチ手段がスイッチ操作されたとき前記注出手段を泡注出するように制御する泡注出制御手段と、
    前記泡注出制御手段による制御に伴い前記交換後の発泡飲料源から前記飲料管回路を通し前記注出手段へ発泡飲料を呼び込むに要する所定呼び込み時間を計時処理する呼び込み時間計時処理手段とを備え、
    前記泡注出制御手段は、その制御を、前記呼び込み時間計時処理手段の前記所定呼び込み時間の計時処理終了に伴い終了するようにしたことを特徴とする発泡飲料自動注出装置。
  2. ガス源から圧送されるガスに基づき発泡飲料を圧送する発泡飲料源と、
    注出手段と、
    冷却水を蓄える冷却水槽と、
    この冷却水槽内に前記冷却水により冷却されるように設けた飲料冷却管を備え、前記発泡飲料源からの前記圧送発泡飲料を前記飲料冷却管を通して前記注出手段に導く飲料管回路と、
    自動注出スイッチ手段及び液注出スイッチ手段と、
    前記飲料管回路中に前記飲料冷却管よりも上流側にて接続された発泡飲料切れセンサであってその内部を通り前記発泡飲料源から前記飲料冷却管に流れる発泡飲料がなくなったとき発泡飲料切れとして検出する発泡飲料切れセンサと、
    この発泡飲料切れセンサの非検出状態において前記自動注出スイッチ手段がスイッチ操作されたとき前記飲料管回路からの発泡飲料を自動注出するように前記注出手段を制御する自動注出制御手段とを備える発泡飲料自動注出装置において、
    前記発泡飲料切れセンサによる検出に伴い前記発泡飲料源の交換がされたときスイッチ操作される発泡飲料源交換時スイッチ手段と、
    この発泡飲料源交換時スイッチ手段がスイッチ操作されたとき前記注出手段を泡注出するように制御する泡注出制御手段と、
    前記飲料管回路のうち前記飲料冷却管の後流側に介装された呼び込み終了センサであってその内部を通り前記飲料冷却管から前記注出手段に流れる発泡飲料が液体になったとき呼び込み終了として検出する呼び込み終了センサとを備え、
    前記泡注出制御手段は、その制御を、前記呼び込み終了センサの検出に伴い終了するようにしたことを特徴とする発泡飲料自動注出装置。
  3. 前記発泡飲料切れセンサによる検出後前記発泡飲料源交換時スイッチ手段のスイッチ操作前において前記液注出スイッチ手段を無効処理する無効処理手段を備えて、
    前記液注出スイッチ手段は、前記無効処理手段による無効処理に基づき無効になることを特徴とする請求項1或いは2に記載の発泡飲料自動注出装置。
  4. 前記泡注出制御手段の制御の終了に伴い前記注出手段を液注出するように制御する液注出制御手段と、
    この液注出制御手段による制御後前記注出手段内の残留気泡を注出するに要する所定残留気泡注出時間の計時処理を行う残留気泡注出時間計時処理手段とを備えて、
    前記液注出制御手段は、その制御を、前記残留気泡注出時間計時処理手段による前記所定残留気泡注出時間の計時処理終了に伴い終了するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の発泡飲料自動注出装置。
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