JP2004226892A - 楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】端末間の機種の違いに拘わらず、端末毎に最適な楽曲データを生成することが可能な楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラムを提供する。
【解決手段】発信端末Xが送信したテンプレート選択情報に基づいて、作曲用テンプレート群からいずれかの作曲用テンプレートを選択し、この作曲用テンプレートに含まれるメロディ生成用データに基づいてメロディデータを生成し、このメロディデータと上記作曲用テンプレートに含まれる伴奏生成用データを保存する。そして、発信端末Xが送信した機種情報に基づいて、スタイルテーブル群からいずれかの伴奏スタイルテーブルを選択し、伴奏データを生成し、前記機種情報に基づいて、このフォーマット変換テーブルにより、前記メロディデータと前記伴奏データからなる楽曲データのフォーマットを変換し、変換後の楽曲データを発信端末Xに送信する
【選択図】 図3
【解決手段】発信端末Xが送信したテンプレート選択情報に基づいて、作曲用テンプレート群からいずれかの作曲用テンプレートを選択し、この作曲用テンプレートに含まれるメロディ生成用データに基づいてメロディデータを生成し、このメロディデータと上記作曲用テンプレートに含まれる伴奏生成用データを保存する。そして、発信端末Xが送信した機種情報に基づいて、スタイルテーブル群からいずれかの伴奏スタイルテーブルを選択し、伴奏データを生成し、前記機種情報に基づいて、このフォーマット変換テーブルにより、前記メロディデータと前記伴奏データからなる楽曲データのフォーマットを変換し、変換後の楽曲データを発信端末Xに送信する
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、楽曲データを生成し、楽曲データを再生可能な端末に送信する楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
楽曲データを生成し、楽曲データを再生可能な端末に送信する楽曲データ生成装置は、従来から知られている。
【0003】
このような楽曲データ生成装置として、作曲エンジンを備え、該作曲エンジンにより、PC(パーソナルコンピュータ)や携帯通信端末(クライアント端末)から送信されてきた作曲用のパラメータに基づいて楽曲データを生成し、この楽曲データをPCや携帯通信端末に送信するようにしたサーバが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。このサーバによれば、PCや携帯通信端末の機種に応じた再生能力(たとえば、単音のみ再生可能、3和音再生可能あるいは4和音再生可能等)に合うように、伴奏パートの付加の仕方を制御している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−55679号公報の段落[0065]等
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の楽曲データ生成装置では、第1の端末(たとえば、携帯通信端末)から第2の端末(たとえば、PC)へと楽曲データをプレゼントしたいような場合、第1の端末からサーバ(楽曲データ生成装置)を操作して楽曲データを生成し、この楽曲データをサーバから第2の端末へ送信することが考えられるが、第1の端末の再生能力(たとえば、4和音再生可能)に合った楽曲データを生成すると、第2の端末の再生能力(たとえば、64和音再生可能)では物足りない(当該端末の再生能力を生かせない)ものとなってしまう。逆に、第2の端末からサーバを操作して楽曲データを生成し、これを第1の端末へと送信する場合は、第2の端末の再生能力に合った楽曲データを生成すると、第1の端末では再生不能になってしまう。
【0006】
このような端末間の機種の違いによる問題は、同時発音数に限らず、採用している楽曲データフォーマットが異なる場合にも起こり得る。
【0007】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、端末間の機種の違いに拘わらず、端末毎に最適な楽曲データを生成することが可能な楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の楽曲データ生成装置は、端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手段と、メロディ生成用データおよび伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段と、前記伴奏生成用データに基づいて、端末の機種に応じた伴奏データを生成するときに必要な複数のデータからなる伴奏テーブルを、端末の機種毎に記憶する伴奏テーブル記憶手段と、前記テンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、メロディデータを生成するメロディ生成手段と、該メロディ生成手段によって生成されたメロディデータおよび当該作曲用テンプレートの伴奏生成用データを一時的に記憶する一時記憶手段と、前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応する伴奏テーブルを、前記伴奏テーブル記憶手段から選択する伴奏テーブル選択手段と、該伴奏テーブル選択手段によって選択された伴奏テーブルおよび前記一時記憶手段に記憶された伴奏生成用データに基づいて、伴奏データを生成する伴奏生成手段とを有し、前記通信手段は、少なくとも、前記伴奏生成手段によって生成された伴奏データを、前記接続端末に送信することを特徴とする。
【0009】
好ましくは、前記テンプレート記憶手段には、複数の作曲用テンプレートが記憶され、該記憶された複数の作曲用テンプレートから、いずれかの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段をさらに有し、前記通信手段は、第1の接続端末から送信されたテンプレート選択情報を受信するとともに、前記第1の接続端末とは機種の異なる第2の接続端末から送信された前記機種情報を受信し、前記テンプレート選択手段は、前記受信したテンプレート選択情報に基づいて、いずれかの作曲用テンプレートを選択し、前記メロディ生成手段は、前記選択された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、メロディデータを生成し、前記通信手段は、少なくとも、前記伴奏生成手段によって生成された伴奏データを、前記第2の接続端末に送信することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するため、請求項3に記載の楽曲データ生成装置は、端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手段と、少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段と、端末の機種に応じた楽曲データを生成するときに必要なフォーマットデータを、端末の機種毎に記憶するフォーマットデータ記憶手段と、前記テンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成するメロディ生成手段と、該メロディ生成手段によって生成されたメロディデータを含む楽曲データを一時的に記憶する一時記憶手段と、前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応するフォーマットデータを、前記フォーマットデータ記憶手段から選択するフォーマットデータ選択手段と、該フォーマットデータ選択手段によって選択されたフォーマットデータに基づいて、前記所定フォーマットの楽曲データを前記接続端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換する変換手段とを有し、前記通信手段は、前記変換手段によって変換された楽曲データを前記接続端末に送信することを特徴とする。
【0011】
好ましくは、前記テンプレート記憶手段には、複数の作曲用テンプレートが記憶され、該記憶された複数の作曲用テンプレートから、いずれかの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段をさらに有し、前記通信手段は、第1の接続端末から送信されたテンプレート選択情報を受信するとともに、前記第1の接続端末とは機種の異なる第2の接続端末から送信された前記機種情報を受信し、前記テンプレート選択手段は、前記受信したテンプレート選択情報に基づいて、いずれかの作曲用テンプレートを選択し、前記メロディ生成手段は、前記選択された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成し、前記通信手段は、前記変換手段によって変換された楽曲データを、前記第2の接続端末に送信することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5および6に記載の各プログラムは、それぞれ請求項1および3と同様の技術的思想によって実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施の形態に係る楽曲データ生成装置1の概略構成を示すブロック図である。
【0015】
同図に示すように、楽曲データ生成装置1は、文字入力用キーボード、マウス等のポインティングデバイスおよび各種スイッチ等の複数の操作子からなる操作子群2と、該操作子群2の各操作子の操作状態を検出する操作状態検出回路3と、装置全体の制御を司るCPU4と、該CPU4が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM5と、楽曲データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM6と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ7と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや、各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置8と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)および発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9と、通信ネットワーク101を介して、複数の端末102a,102bとデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)10とにより構成され、上記構成要素3〜10は、バス11を介して相互に接続されている。
【0016】
外部記憶装置6としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置6には、前述のように、CPU3が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM4に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置6に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM5に読み込むことにより、ROM4に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU3にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【0017】
なお、楽曲データ生成装置1は、上述の構成から分かるように、汎用的なコンピュータ上に構築されたものであるが、これに限らず、本発明を実施できる最小限要素のみから構成した専用装置上に構築してもよい。
【0018】
図2は、楽曲データ生成装置1の機能構成を示すブロック図である。
【0019】
同図に示すように、楽曲データ生成装置1は、メロディデータを作曲するメロディ作曲部1aと、伴奏データを生成するとともに、該生成された伴奏データと上記作曲されたメロディデータとからなる楽曲データのデータフォーマットを変換する伴奏生成・フォーマット変換部1bと、前記端末102a,102bと各種データをやりとりするための送受信部1cとによって構成されている。
【0020】
メロディ作曲部1aは、作曲用テンプレート群21と、テンプレート選択部22と、メロディ生成用データ抽出部23と、メロディ生成部24と、伴奏生成用データ抽出部25と、保存部26とによって構成されている。
【0021】
作曲用テンプレート群21は、多数の作曲用テンプレートからなり、前記RAM6または外部記憶装置8に記憶されている。各作曲用テンプレートには、メロディ生成用データ(たとえば、リズム条件やピッチ条件等)と伴奏生成用データ(たとえば、伴奏スタイル名、曲構造およびコード進行等)が含まれ、各作曲用テンプレートは、曲風や曲のジャンルに対応付けられて記憶されている。
【0022】
テンプレート選択部22は、発信端末X102aから送信されて来たテンプレート選択情報に応じて、いずれかの作曲用テンプレートを選択する。
【0023】
メロディ生成用データ抽出部23は、上記選択された作曲用テンプレートからメロディ生成用データを抽出する。
【0024】
メロディ生成部24は、上記抽出されたメロディ生成用データに基づいて自動作曲し、メロディデータを生成する。なお、自動作曲の方法自体は、本発明の特徴ではないので、公知の方法を用いればよい。
【0025】
伴奏生成用データ抽出部25は、上記選択された作曲用テンプレートから伴奏生成用データを抽出する。
【0026】
保存部26は、上記生成されたメロディデータと、上記抽出された伴奏生成用データを保存する。保存部26は、たとえば前記RAM6または外部記憶装置8上の所定領域に形成される。
【0027】
前記伴奏生成・フォーマット変換部1bは、スタイルテーブル群31と、フォーマットテーブル群32と、機種選択部33と、伴奏生成部34と、フォーマット変換部35とによって構成されている。
【0028】
スタイルテーブル群31は、ジャズやロックなどの多数の伴奏スタイルテーブル(基本となる伴奏スタイルデータ)からなり、前記RAM6または外部記憶装置8に記憶されている。伴奏スタイルテーブルは、伴奏スタイル毎に、端末の各機種にそれぞれ対応した内容のもの、複数個からなっている。端末の各機種にそれぞれ対応した内容とは、たとえば、各機種毎に最大同時発音数が異なる場合に、その最大同時発音数内で伴奏データを生成できるように、テーブルの各データが設定されていることを意味する。
【0029】
フォーマットテーブル群32は、多数のフォーマット変換テーブルからなり、前記RAM6または外部記憶装置8に記憶されている。各フォーマット変換テーブルは、それぞれ、各端末の機種に対応付けられ、所定のフォーマットで記憶されているメロディデータと、所定のフォーマットで生成された伴奏データを、当該機種に対応したフォーマットに変換するための変換ルールを記述したものである。
【0030】
機種選択部33は、発信端末X102aまたは受信端末Y102bから送信されて来た機種情報に応じて、スタイルテーブル群31からいずれかの伴奏スタイルテーブルを選択し、伴奏生成部34に供給するとともに、フォーマットテーブル群32からいずれかのフォーマット変換テーブルを選択し、フォーマット変換部35に供給する。ここで、端末の機種情報は、どのようにカテゴリー分けしてもよい。たとえば、使用している音源回路の方式(FM(frequency modulation)やPCM(pulse code modulation)等)、音源回路の種類(A社製のX音源LSI(large scale integrated circuit)やB社製のY音源LSI等)、端末のメーカー(C社製のS端末やD社製のT端末等)、端末のキャリア(E電話会社やF電話会社等)、対応するフォーマット名(フォーマットGやフォーマットH等)などである。
【0031】
伴奏生成部34は、保存部26から読み出された伴奏生成用データと、機種選択部33によって選択され供給された伴奏スタイルテーブルに基づいて、所定フォーマットの伴奏データを生成する。ここで、所定フォーマットは、端末の機種に全く依存しないフォーマット(たとえば、SMF(standard MIDI file)や独自フォーマット)であってもよいし、ある端末の機種に固有のフォーマットであってもよい。なお、伴奏データの生成方法自体は、本発明の特徴ではないので、公知の方法を用いればよい。
【0032】
フォーマット変換部35は、上記生成された所定フォーマットの伴奏データと、保存部26から読み出された所定フォーマットのメロディデータを、機種選択部33によって選択され供給されたフォーマット変換テーブルに基づいて、当該機種に応じたフォーマットに変換する。
【0033】
前記送受信部1cは、受信部41と、送信部42とによって構成されている。
【0034】
受信部41は、発信端末X102aから送信されて来る、機種情報やテンプレート選択情報、受信端末Y102bのアドレス等を受信したり、受信端末Y102bから送信されて来る機種情報を受信したりする。
【0035】
送信部42は、発信端末X102aへ楽曲データを送信したり、受信端末Y102bへ楽曲データ生成完了通知や楽曲データを送信したりする。
【0036】
発信端末X102aは、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末やPC、通信機能付き電子楽器などからなり、機種情報やテンプレート選択情報、受信端末Y102bのアドレス等を送信するとともに、楽曲データ等を受信する。そして、発信端末X102aは、所定の楽曲データ再生能力(たとえば、第1のフォーマットの楽曲データを、最大16音同時発音可能)を備えている。
【0037】
受信端末Y102bは、携帯電話やPDA等の携帯通信端末やPC、通信機能付き電子楽器などからなり、機種情報等を送信するとともに、楽曲データ生成完了通知や楽曲データ等を受信する。そして、受信端末Y102bは、所定の楽曲データ再生能力(たとえば、第2のフォーマットの楽曲データを、最大64音同時発音可能)を備えている。
【0038】
なお、発信端末X102aと受信端末Y102bは、相互に、発信端末にも、受信端末にもなり得る。すなわち、前記図1の端末102a,102bは、それぞれ、発信端末の機能を営んでいるときに発信端末となり、受信端末の機能を営んでいるときに受信端末となる。図2では、端末102aを発信端末Xとし、端末102bを受信端末Yとした場合を例に挙げているに過ぎず、端末102aを受信端末Yとし、端末102bを発信端末Xとしてもよいことは言うまでもない。また、端末の個数も、本実施の形態のように、発信端末および受信端末、各1個に限られないことも言うまでもない。
【0039】
以上のように構成された楽曲データ生成装置1、発信端末X102aおよび受信端末Y102bからなるサーバ・クライアントシステムが実行する制御処理を、図2および図3を参照して詳細に説明する。
【0040】
図3は、本実施の形態のサーバ・クライアントシステムが実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
【0041】
同図において、発信端末X102aの操作者が発信端末X102a上で、作曲したい楽曲の曲風や曲のジャンルを指定するとともに、作曲された楽曲をプレゼント(送信)したい受信端末Y102bのアドレスを指定すると、発信端末X102aは、サーバである楽曲データ生成装置1に対して、自身の機種情報、受信端末Y102bのアドレスおよびテンプレート選択情報(上記指示された曲風や曲のジャンル)を送信する(ステップS1,S2)。
【0042】
これに応じて、楽曲データ生成装置1の受信部41は、機種情報、受信端末Y102bのアドレスおよびテンプレート選択情報を受信し、テンプレート選択情報をテンプレート選択部22に、機種情報を機種選択部33に、受信端末Y102bのアドレスを送信部42にそれぞれ転送する。
【0043】
テンプレート選択部22は、テンプレート選択情報、すなわち指示された曲風や曲のジャンルに基づいて、作曲用テンプレート群21を検索し、この検索条件に最も適合した作曲用テンプレートを1つ選択し、この作曲用テンプレートをメロディ生成用データ抽出部23および伴奏生成用データ抽出部25に出力する(ステップS11)。
【0044】
メロディ生成用データ抽出部23は、前述のように、この作曲用テンプレートからメロディ生成用データを抽出して、メロディ生成部24に出力する一方、伴奏生成用データ抽出部25は、前述のように、この作曲用テンプレートから伴奏生成用データを抽出して、保存部26に出力する。メロディ生成部24は、供給されたメロディ生成用データに基づいて、公知の作曲方法により、所定フォーマットのメロディデータを生成し、保存部26に出力する(ステップS12)。
【0045】
保存部26は、供給されたメロディデータと伴奏生成用データを保存する(ステップS13)。
【0046】
機種選択部33は、供給された機種情報に基づいて、スタイルテーブル群31およびフォーマットテーブル群32を検索し、機種情報に対応する伴奏スタイルテーブルおよびフォーマット変換テーブルをそれぞれ1つずつ選択し、伴奏スタイルテーブルを伴奏生成部34に出力するとともに、フォーマット変換テーブルをフォーマット変換部35に出力する。伴奏生成部34は、保存部26に保存されている伴奏生成用データを読み出し、この伴奏生成用データと、供給された伴奏スタイルテーブルに基づいて、公知の生成方法により、所定フォーマットの伴奏データを生成し、該伴奏データと、保存部26から読み出した、所定フォーマットのメロディデータとを合わせて、楽曲データとして、フォーマット変換部35に出力する(ステップS15)。
【0047】
フォーマット変換部35は、前記供給されたフォーマット変換テーブルに基づいて、上記供給された楽曲データの所定フォーマットを発信端末X102aのフォーマットに変換し、変換後の楽曲データを送信部42に出力する。送信部42は、この楽曲データを発信端末X102aに送信する(ステップS15)。
【0048】
発信端末X102aは、楽曲データ生成装置1から楽曲データを受信すると、楽曲データを再生し(ステップS2)、再生が終了すると、発信端末X102aの操作者に対して、この楽曲データでよいかどうかの指示を促し、操作者がこの楽曲データを気に入らず、楽曲データ生成装置1に再度作曲させたい場合には、改めて曲風や曲のジャンルを選択して、楽曲データ生成装置1に送信する(ステップS4→S3)。これに対して、楽曲データ生成装置1は、上記ステップS11〜S15の処理を実行し、新たな楽曲データを生成して、発信端末X102aに送信する。以降、発信端末X102aの操作者が、楽曲データ生成装置1から送信されて来た楽曲データを気に入るまで、上述の処理を繰り返す。なお、曲風やジャンルを再選択せず、楽曲データの再生成のみを指示するようにしてもよい。
【0049】
一方、発信端末X102aの操作者が、楽曲データ生成装置1から送信されて来た楽曲データを気に入った場合には、楽曲データの生成完了指示を楽曲データ生成装置1に送信するように指示する。これに応じて、発信端末X102aは、生成完了指示を楽曲データ生成装置1に送信する(ステップS5)。そして、気に入った楽曲データは、発信端末X102a内に保存され、適宜利用される(ステップS6)。
【0050】
楽曲データ生成装置1の受信部41は、この生成完了指示を受信すると、そのまま送信部42に転送する。これに応じて、送信部42は、前記供給された受信端末Y102bのアドレス宛に、発信端末X102aから楽曲データのプレゼントがある旨を、たとえば電子メールの形式で通知する(ステップS16)。
【0051】
発信端末X102aは、この通知を受信して、図示しない表示部に表示する。受信端末Y102bの操作者が、受信端末Y102b上で、楽曲データのプレゼントを受ける指示を行うと、受信端末Y102bは、自身の機種情報を楽曲データ生成装置1に送信する(ステップS21)。
【0052】
楽曲データ生成装置1の受信部41は、受信端末Y102bの機種情報を受信すると、そのまま機種選択部33に転送する。機種選択部33は、供給された機種情報に基づいて、スタイルテーブル群31およびフォーマットテーブル群32を検索し、機種情報に対応する伴奏スタイルテーブルおよびフォーマット変換テーブルをそれぞれ1つずつ選択し、伴奏スタイルテーブルを伴奏生成部34に出力するとともに、フォーマット変換テーブルをフォーマット変換部35に出力する。伴奏生成部34は、保存部26に保存されている伴奏生成用データを読み出し、この伴奏生成用データと、供給された伴奏スタイルテーブルに基づいて、公知の生成方法により、所定フォーマットの伴奏データを生成し、該伴奏データと、保存部26から読み出した、所定フォーマットのメロディデータとを合わせて、楽曲データとして、フォーマット変換部35に出力する(ステップS17)。
【0053】
フォーマット変換部35は、前記供給されたフォーマット変換テーブルに基づいて、上記供給された楽曲データの所定フォーマットを受信端末Y102bのフォーマットに変換し、変換後の楽曲データを送信部42に出力する。送信部42は、この楽曲データを受信端末Y102bに送信する(ステップS18)。
【0054】
受信端末Y102bは、この楽曲データを受信すると、図示しないメモリの所定領域に保存し、受信端末Y102bの操作者の再生指示に応じて、楽曲データを再生したり、着信メロディとして設定したりするなど、利用できる(ステップS22)。
【0055】
このように、本実施の形態では、メロディ生成用データと伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいてメロディデータを生成し、このメロディデータと伴奏生成用データを保存し、さらに、端末の機種毎に伴奏スタイルテーブルを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じた伴奏スタイルテーブルを選択し、この伴奏スタイルテーブルと前記保存された伴奏生成用データに基づいて伴奏データを生成し、この伴奏データを前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、伴奏データを生成する前段階のデータを保存しておき、その後、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合する伴奏データを生成して、当該端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適した伴奏データを含む楽曲データを生成することができる。
【0056】
また、少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成し、このメロディデータを含む楽曲データを保存し、さらに、端末の機種毎にフォーマット変換テーブルを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じたフォーマット変換テーブルを選択し、このフォーマット変換テーブルに基づいて、前記保存された所定フォーマットの楽曲データを、前記端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換して、前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、端末の機種に特定されない所定フォーマットの楽曲データを保存しておき、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合するフォーマットの楽曲データを生成して、当該端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適したフォーマットの楽曲データを生成することができる。
【0057】
さらに、作曲用テンプレートは複数用意され、その中から、発信端末によって指定されたいずれかの作曲用テンプレートと、発信端末または受信端末の一方から送信されて来た機種情報に基づいて、その機種に適合する楽曲データを生成して、端末に送信するので、発信端末によって選択された作曲用テンプレートに基づく楽曲データを、発信端末自身で受信したり、受信端末にプレゼントしたりすることができる。
【0058】
なお、本実施の形態では、発信端末Xは、テンプレート選択情報のみを送信するようにしたが、これに限らず、メロディ生成用パラメータやモチーフメロディデータ、伴奏生成用パラメータ等を送信するようにしてもよい。
【0059】
また、本実施の形態では、生成された楽曲データを発信端末Xの操作者が気に入り、この楽曲データを受信端末Yに送信したいときに、その旨は電子メールの形式でサーバ(本実施の形態の楽曲データ生成装置)から受信端末Yに送信するようにしたが、これに限らず、発信端末Xから直接受信端末Yに送信するようにしてもよい。
【0060】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU4やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0061】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0062】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、前記フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM6などを用いることができる。また、通信I/F10を介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0063】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または5に記載の発明によれば、メロディ生成用データと伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいてメロディデータを生成し、このメロディデータと伴奏生成用データを保存し、さらに、端末の機種毎に伴奏テーブルを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じた伴奏テーブルを選択し、この伴奏テーブルと前記保存された伴奏生成用データに基づいて伴奏データを生成し、この伴奏データを前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、伴奏データを生成する前段階のデータを保存しておき、その後、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合する伴奏データを生成して、当該端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適した伴奏データを含む楽曲データを生成することができる。
【0066】
また、請求項3または6に記載の発明によれば、少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成し、このメロディデータを含む楽曲データを保存し、さらに、端末の機種毎にフォーマットデータを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じたフォーマットデータを選択し、このフォーマットデータに基づいて、前記保存された所定フォーマットの楽曲データを、前記端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換して、前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、端末の機種に特定されない所定フォーマットの楽曲データを保存しておき、その後、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合するフォーマットの楽曲データを生成して、前記端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適したフォーマットの楽曲データを生成することができる。
【0067】
さらに、請求項2または4に記載の発明によれば、作曲用テンプレートは複数用意され、その中から、発信端末によって指定されたいずれかの作曲用テンプレートと、発信端末または受信端末の一方から送信されて来た機種情報に基づいて、その機種に適合する楽曲データを生成して、端末に送信するので、発信端末によって選択された作曲用テンプレートに基づく楽曲データを、発信端末自身で受信したり、受信端末にプレゼントしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る楽曲データ生成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の楽曲データ生成装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】図2の楽曲データ生成装置、発信端末Xおよび受信端末Yからなるサーバ・クライアントシステムが実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 CPU(通信手段、メロディ生成手段、伴奏テーブル選択手段、伴奏生成手段、テンプレート選択手段、フォーマットデータ選択手段、変換手段),5 ROM(テンプレート記憶手段、伴奏テーブル記憶手段、フォーマットデータ記憶手段),6 RAM(テンプレート記憶手段、伴奏テーブル記憶手段、一時記憶手段、フォーマットデータ記憶手段),8 外部記憶装置(テンプレート記憶手段、伴奏テーブル記憶手段、一時記憶手段、フォーマットデータ記憶手段),10 通信インターフェース(通信手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、楽曲データを生成し、楽曲データを再生可能な端末に送信する楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
楽曲データを生成し、楽曲データを再生可能な端末に送信する楽曲データ生成装置は、従来から知られている。
【0003】
このような楽曲データ生成装置として、作曲エンジンを備え、該作曲エンジンにより、PC(パーソナルコンピュータ)や携帯通信端末(クライアント端末)から送信されてきた作曲用のパラメータに基づいて楽曲データを生成し、この楽曲データをPCや携帯通信端末に送信するようにしたサーバが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。このサーバによれば、PCや携帯通信端末の機種に応じた再生能力(たとえば、単音のみ再生可能、3和音再生可能あるいは4和音再生可能等)に合うように、伴奏パートの付加の仕方を制御している。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−55679号公報の段落[0065]等
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の楽曲データ生成装置では、第1の端末(たとえば、携帯通信端末)から第2の端末(たとえば、PC)へと楽曲データをプレゼントしたいような場合、第1の端末からサーバ(楽曲データ生成装置)を操作して楽曲データを生成し、この楽曲データをサーバから第2の端末へ送信することが考えられるが、第1の端末の再生能力(たとえば、4和音再生可能)に合った楽曲データを生成すると、第2の端末の再生能力(たとえば、64和音再生可能)では物足りない(当該端末の再生能力を生かせない)ものとなってしまう。逆に、第2の端末からサーバを操作して楽曲データを生成し、これを第1の端末へと送信する場合は、第2の端末の再生能力に合った楽曲データを生成すると、第1の端末では再生不能になってしまう。
【0006】
このような端末間の機種の違いによる問題は、同時発音数に限らず、採用している楽曲データフォーマットが異なる場合にも起こり得る。
【0007】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、端末間の機種の違いに拘わらず、端末毎に最適な楽曲データを生成することが可能な楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の楽曲データ生成装置は、端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手段と、メロディ生成用データおよび伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段と、前記伴奏生成用データに基づいて、端末の機種に応じた伴奏データを生成するときに必要な複数のデータからなる伴奏テーブルを、端末の機種毎に記憶する伴奏テーブル記憶手段と、前記テンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、メロディデータを生成するメロディ生成手段と、該メロディ生成手段によって生成されたメロディデータおよび当該作曲用テンプレートの伴奏生成用データを一時的に記憶する一時記憶手段と、前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応する伴奏テーブルを、前記伴奏テーブル記憶手段から選択する伴奏テーブル選択手段と、該伴奏テーブル選択手段によって選択された伴奏テーブルおよび前記一時記憶手段に記憶された伴奏生成用データに基づいて、伴奏データを生成する伴奏生成手段とを有し、前記通信手段は、少なくとも、前記伴奏生成手段によって生成された伴奏データを、前記接続端末に送信することを特徴とする。
【0009】
好ましくは、前記テンプレート記憶手段には、複数の作曲用テンプレートが記憶され、該記憶された複数の作曲用テンプレートから、いずれかの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段をさらに有し、前記通信手段は、第1の接続端末から送信されたテンプレート選択情報を受信するとともに、前記第1の接続端末とは機種の異なる第2の接続端末から送信された前記機種情報を受信し、前記テンプレート選択手段は、前記受信したテンプレート選択情報に基づいて、いずれかの作曲用テンプレートを選択し、前記メロディ生成手段は、前記選択された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、メロディデータを生成し、前記通信手段は、少なくとも、前記伴奏生成手段によって生成された伴奏データを、前記第2の接続端末に送信することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するため、請求項3に記載の楽曲データ生成装置は、端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手段と、少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段と、端末の機種に応じた楽曲データを生成するときに必要なフォーマットデータを、端末の機種毎に記憶するフォーマットデータ記憶手段と、前記テンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成するメロディ生成手段と、該メロディ生成手段によって生成されたメロディデータを含む楽曲データを一時的に記憶する一時記憶手段と、前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応するフォーマットデータを、前記フォーマットデータ記憶手段から選択するフォーマットデータ選択手段と、該フォーマットデータ選択手段によって選択されたフォーマットデータに基づいて、前記所定フォーマットの楽曲データを前記接続端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換する変換手段とを有し、前記通信手段は、前記変換手段によって変換された楽曲データを前記接続端末に送信することを特徴とする。
【0011】
好ましくは、前記テンプレート記憶手段には、複数の作曲用テンプレートが記憶され、該記憶された複数の作曲用テンプレートから、いずれかの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段をさらに有し、前記通信手段は、第1の接続端末から送信されたテンプレート選択情報を受信するとともに、前記第1の接続端末とは機種の異なる第2の接続端末から送信された前記機種情報を受信し、前記テンプレート選択手段は、前記受信したテンプレート選択情報に基づいて、いずれかの作曲用テンプレートを選択し、前記メロディ生成手段は、前記選択された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成し、前記通信手段は、前記変換手段によって変換された楽曲データを、前記第2の接続端末に送信することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5および6に記載の各プログラムは、それぞれ請求項1および3と同様の技術的思想によって実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施の形態に係る楽曲データ生成装置1の概略構成を示すブロック図である。
【0015】
同図に示すように、楽曲データ生成装置1は、文字入力用キーボード、マウス等のポインティングデバイスおよび各種スイッチ等の複数の操作子からなる操作子群2と、該操作子群2の各操作子の操作状態を検出する操作状態検出回路3と、装置全体の制御を司るCPU4と、該CPU4が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM5と、楽曲データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM6と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ7と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや、各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置8と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)および発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9と、通信ネットワーク101を介して、複数の端末102a,102bとデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)10とにより構成され、上記構成要素3〜10は、バス11を介して相互に接続されている。
【0016】
外部記憶装置6としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置6には、前述のように、CPU3が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM4に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置6に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM5に読み込むことにより、ROM4に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU3にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【0017】
なお、楽曲データ生成装置1は、上述の構成から分かるように、汎用的なコンピュータ上に構築されたものであるが、これに限らず、本発明を実施できる最小限要素のみから構成した専用装置上に構築してもよい。
【0018】
図2は、楽曲データ生成装置1の機能構成を示すブロック図である。
【0019】
同図に示すように、楽曲データ生成装置1は、メロディデータを作曲するメロディ作曲部1aと、伴奏データを生成するとともに、該生成された伴奏データと上記作曲されたメロディデータとからなる楽曲データのデータフォーマットを変換する伴奏生成・フォーマット変換部1bと、前記端末102a,102bと各種データをやりとりするための送受信部1cとによって構成されている。
【0020】
メロディ作曲部1aは、作曲用テンプレート群21と、テンプレート選択部22と、メロディ生成用データ抽出部23と、メロディ生成部24と、伴奏生成用データ抽出部25と、保存部26とによって構成されている。
【0021】
作曲用テンプレート群21は、多数の作曲用テンプレートからなり、前記RAM6または外部記憶装置8に記憶されている。各作曲用テンプレートには、メロディ生成用データ(たとえば、リズム条件やピッチ条件等)と伴奏生成用データ(たとえば、伴奏スタイル名、曲構造およびコード進行等)が含まれ、各作曲用テンプレートは、曲風や曲のジャンルに対応付けられて記憶されている。
【0022】
テンプレート選択部22は、発信端末X102aから送信されて来たテンプレート選択情報に応じて、いずれかの作曲用テンプレートを選択する。
【0023】
メロディ生成用データ抽出部23は、上記選択された作曲用テンプレートからメロディ生成用データを抽出する。
【0024】
メロディ生成部24は、上記抽出されたメロディ生成用データに基づいて自動作曲し、メロディデータを生成する。なお、自動作曲の方法自体は、本発明の特徴ではないので、公知の方法を用いればよい。
【0025】
伴奏生成用データ抽出部25は、上記選択された作曲用テンプレートから伴奏生成用データを抽出する。
【0026】
保存部26は、上記生成されたメロディデータと、上記抽出された伴奏生成用データを保存する。保存部26は、たとえば前記RAM6または外部記憶装置8上の所定領域に形成される。
【0027】
前記伴奏生成・フォーマット変換部1bは、スタイルテーブル群31と、フォーマットテーブル群32と、機種選択部33と、伴奏生成部34と、フォーマット変換部35とによって構成されている。
【0028】
スタイルテーブル群31は、ジャズやロックなどの多数の伴奏スタイルテーブル(基本となる伴奏スタイルデータ)からなり、前記RAM6または外部記憶装置8に記憶されている。伴奏スタイルテーブルは、伴奏スタイル毎に、端末の各機種にそれぞれ対応した内容のもの、複数個からなっている。端末の各機種にそれぞれ対応した内容とは、たとえば、各機種毎に最大同時発音数が異なる場合に、その最大同時発音数内で伴奏データを生成できるように、テーブルの各データが設定されていることを意味する。
【0029】
フォーマットテーブル群32は、多数のフォーマット変換テーブルからなり、前記RAM6または外部記憶装置8に記憶されている。各フォーマット変換テーブルは、それぞれ、各端末の機種に対応付けられ、所定のフォーマットで記憶されているメロディデータと、所定のフォーマットで生成された伴奏データを、当該機種に対応したフォーマットに変換するための変換ルールを記述したものである。
【0030】
機種選択部33は、発信端末X102aまたは受信端末Y102bから送信されて来た機種情報に応じて、スタイルテーブル群31からいずれかの伴奏スタイルテーブルを選択し、伴奏生成部34に供給するとともに、フォーマットテーブル群32からいずれかのフォーマット変換テーブルを選択し、フォーマット変換部35に供給する。ここで、端末の機種情報は、どのようにカテゴリー分けしてもよい。たとえば、使用している音源回路の方式(FM(frequency modulation)やPCM(pulse code modulation)等)、音源回路の種類(A社製のX音源LSI(large scale integrated circuit)やB社製のY音源LSI等)、端末のメーカー(C社製のS端末やD社製のT端末等)、端末のキャリア(E電話会社やF電話会社等)、対応するフォーマット名(フォーマットGやフォーマットH等)などである。
【0031】
伴奏生成部34は、保存部26から読み出された伴奏生成用データと、機種選択部33によって選択され供給された伴奏スタイルテーブルに基づいて、所定フォーマットの伴奏データを生成する。ここで、所定フォーマットは、端末の機種に全く依存しないフォーマット(たとえば、SMF(standard MIDI file)や独自フォーマット)であってもよいし、ある端末の機種に固有のフォーマットであってもよい。なお、伴奏データの生成方法自体は、本発明の特徴ではないので、公知の方法を用いればよい。
【0032】
フォーマット変換部35は、上記生成された所定フォーマットの伴奏データと、保存部26から読み出された所定フォーマットのメロディデータを、機種選択部33によって選択され供給されたフォーマット変換テーブルに基づいて、当該機種に応じたフォーマットに変換する。
【0033】
前記送受信部1cは、受信部41と、送信部42とによって構成されている。
【0034】
受信部41は、発信端末X102aから送信されて来る、機種情報やテンプレート選択情報、受信端末Y102bのアドレス等を受信したり、受信端末Y102bから送信されて来る機種情報を受信したりする。
【0035】
送信部42は、発信端末X102aへ楽曲データを送信したり、受信端末Y102bへ楽曲データ生成完了通知や楽曲データを送信したりする。
【0036】
発信端末X102aは、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末やPC、通信機能付き電子楽器などからなり、機種情報やテンプレート選択情報、受信端末Y102bのアドレス等を送信するとともに、楽曲データ等を受信する。そして、発信端末X102aは、所定の楽曲データ再生能力(たとえば、第1のフォーマットの楽曲データを、最大16音同時発音可能)を備えている。
【0037】
受信端末Y102bは、携帯電話やPDA等の携帯通信端末やPC、通信機能付き電子楽器などからなり、機種情報等を送信するとともに、楽曲データ生成完了通知や楽曲データ等を受信する。そして、受信端末Y102bは、所定の楽曲データ再生能力(たとえば、第2のフォーマットの楽曲データを、最大64音同時発音可能)を備えている。
【0038】
なお、発信端末X102aと受信端末Y102bは、相互に、発信端末にも、受信端末にもなり得る。すなわち、前記図1の端末102a,102bは、それぞれ、発信端末の機能を営んでいるときに発信端末となり、受信端末の機能を営んでいるときに受信端末となる。図2では、端末102aを発信端末Xとし、端末102bを受信端末Yとした場合を例に挙げているに過ぎず、端末102aを受信端末Yとし、端末102bを発信端末Xとしてもよいことは言うまでもない。また、端末の個数も、本実施の形態のように、発信端末および受信端末、各1個に限られないことも言うまでもない。
【0039】
以上のように構成された楽曲データ生成装置1、発信端末X102aおよび受信端末Y102bからなるサーバ・クライアントシステムが実行する制御処理を、図2および図3を参照して詳細に説明する。
【0040】
図3は、本実施の形態のサーバ・クライアントシステムが実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
【0041】
同図において、発信端末X102aの操作者が発信端末X102a上で、作曲したい楽曲の曲風や曲のジャンルを指定するとともに、作曲された楽曲をプレゼント(送信)したい受信端末Y102bのアドレスを指定すると、発信端末X102aは、サーバである楽曲データ生成装置1に対して、自身の機種情報、受信端末Y102bのアドレスおよびテンプレート選択情報(上記指示された曲風や曲のジャンル)を送信する(ステップS1,S2)。
【0042】
これに応じて、楽曲データ生成装置1の受信部41は、機種情報、受信端末Y102bのアドレスおよびテンプレート選択情報を受信し、テンプレート選択情報をテンプレート選択部22に、機種情報を機種選択部33に、受信端末Y102bのアドレスを送信部42にそれぞれ転送する。
【0043】
テンプレート選択部22は、テンプレート選択情報、すなわち指示された曲風や曲のジャンルに基づいて、作曲用テンプレート群21を検索し、この検索条件に最も適合した作曲用テンプレートを1つ選択し、この作曲用テンプレートをメロディ生成用データ抽出部23および伴奏生成用データ抽出部25に出力する(ステップS11)。
【0044】
メロディ生成用データ抽出部23は、前述のように、この作曲用テンプレートからメロディ生成用データを抽出して、メロディ生成部24に出力する一方、伴奏生成用データ抽出部25は、前述のように、この作曲用テンプレートから伴奏生成用データを抽出して、保存部26に出力する。メロディ生成部24は、供給されたメロディ生成用データに基づいて、公知の作曲方法により、所定フォーマットのメロディデータを生成し、保存部26に出力する(ステップS12)。
【0045】
保存部26は、供給されたメロディデータと伴奏生成用データを保存する(ステップS13)。
【0046】
機種選択部33は、供給された機種情報に基づいて、スタイルテーブル群31およびフォーマットテーブル群32を検索し、機種情報に対応する伴奏スタイルテーブルおよびフォーマット変換テーブルをそれぞれ1つずつ選択し、伴奏スタイルテーブルを伴奏生成部34に出力するとともに、フォーマット変換テーブルをフォーマット変換部35に出力する。伴奏生成部34は、保存部26に保存されている伴奏生成用データを読み出し、この伴奏生成用データと、供給された伴奏スタイルテーブルに基づいて、公知の生成方法により、所定フォーマットの伴奏データを生成し、該伴奏データと、保存部26から読み出した、所定フォーマットのメロディデータとを合わせて、楽曲データとして、フォーマット変換部35に出力する(ステップS15)。
【0047】
フォーマット変換部35は、前記供給されたフォーマット変換テーブルに基づいて、上記供給された楽曲データの所定フォーマットを発信端末X102aのフォーマットに変換し、変換後の楽曲データを送信部42に出力する。送信部42は、この楽曲データを発信端末X102aに送信する(ステップS15)。
【0048】
発信端末X102aは、楽曲データ生成装置1から楽曲データを受信すると、楽曲データを再生し(ステップS2)、再生が終了すると、発信端末X102aの操作者に対して、この楽曲データでよいかどうかの指示を促し、操作者がこの楽曲データを気に入らず、楽曲データ生成装置1に再度作曲させたい場合には、改めて曲風や曲のジャンルを選択して、楽曲データ生成装置1に送信する(ステップS4→S3)。これに対して、楽曲データ生成装置1は、上記ステップS11〜S15の処理を実行し、新たな楽曲データを生成して、発信端末X102aに送信する。以降、発信端末X102aの操作者が、楽曲データ生成装置1から送信されて来た楽曲データを気に入るまで、上述の処理を繰り返す。なお、曲風やジャンルを再選択せず、楽曲データの再生成のみを指示するようにしてもよい。
【0049】
一方、発信端末X102aの操作者が、楽曲データ生成装置1から送信されて来た楽曲データを気に入った場合には、楽曲データの生成完了指示を楽曲データ生成装置1に送信するように指示する。これに応じて、発信端末X102aは、生成完了指示を楽曲データ生成装置1に送信する(ステップS5)。そして、気に入った楽曲データは、発信端末X102a内に保存され、適宜利用される(ステップS6)。
【0050】
楽曲データ生成装置1の受信部41は、この生成完了指示を受信すると、そのまま送信部42に転送する。これに応じて、送信部42は、前記供給された受信端末Y102bのアドレス宛に、発信端末X102aから楽曲データのプレゼントがある旨を、たとえば電子メールの形式で通知する(ステップS16)。
【0051】
発信端末X102aは、この通知を受信して、図示しない表示部に表示する。受信端末Y102bの操作者が、受信端末Y102b上で、楽曲データのプレゼントを受ける指示を行うと、受信端末Y102bは、自身の機種情報を楽曲データ生成装置1に送信する(ステップS21)。
【0052】
楽曲データ生成装置1の受信部41は、受信端末Y102bの機種情報を受信すると、そのまま機種選択部33に転送する。機種選択部33は、供給された機種情報に基づいて、スタイルテーブル群31およびフォーマットテーブル群32を検索し、機種情報に対応する伴奏スタイルテーブルおよびフォーマット変換テーブルをそれぞれ1つずつ選択し、伴奏スタイルテーブルを伴奏生成部34に出力するとともに、フォーマット変換テーブルをフォーマット変換部35に出力する。伴奏生成部34は、保存部26に保存されている伴奏生成用データを読み出し、この伴奏生成用データと、供給された伴奏スタイルテーブルに基づいて、公知の生成方法により、所定フォーマットの伴奏データを生成し、該伴奏データと、保存部26から読み出した、所定フォーマットのメロディデータとを合わせて、楽曲データとして、フォーマット変換部35に出力する(ステップS17)。
【0053】
フォーマット変換部35は、前記供給されたフォーマット変換テーブルに基づいて、上記供給された楽曲データの所定フォーマットを受信端末Y102bのフォーマットに変換し、変換後の楽曲データを送信部42に出力する。送信部42は、この楽曲データを受信端末Y102bに送信する(ステップS18)。
【0054】
受信端末Y102bは、この楽曲データを受信すると、図示しないメモリの所定領域に保存し、受信端末Y102bの操作者の再生指示に応じて、楽曲データを再生したり、着信メロディとして設定したりするなど、利用できる(ステップS22)。
【0055】
このように、本実施の形態では、メロディ生成用データと伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいてメロディデータを生成し、このメロディデータと伴奏生成用データを保存し、さらに、端末の機種毎に伴奏スタイルテーブルを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じた伴奏スタイルテーブルを選択し、この伴奏スタイルテーブルと前記保存された伴奏生成用データに基づいて伴奏データを生成し、この伴奏データを前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、伴奏データを生成する前段階のデータを保存しておき、その後、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合する伴奏データを生成して、当該端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適した伴奏データを含む楽曲データを生成することができる。
【0056】
また、少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成し、このメロディデータを含む楽曲データを保存し、さらに、端末の機種毎にフォーマット変換テーブルを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じたフォーマット変換テーブルを選択し、このフォーマット変換テーブルに基づいて、前記保存された所定フォーマットの楽曲データを、前記端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換して、前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、端末の機種に特定されない所定フォーマットの楽曲データを保存しておき、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合するフォーマットの楽曲データを生成して、当該端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適したフォーマットの楽曲データを生成することができる。
【0057】
さらに、作曲用テンプレートは複数用意され、その中から、発信端末によって指定されたいずれかの作曲用テンプレートと、発信端末または受信端末の一方から送信されて来た機種情報に基づいて、その機種に適合する楽曲データを生成して、端末に送信するので、発信端末によって選択された作曲用テンプレートに基づく楽曲データを、発信端末自身で受信したり、受信端末にプレゼントしたりすることができる。
【0058】
なお、本実施の形態では、発信端末Xは、テンプレート選択情報のみを送信するようにしたが、これに限らず、メロディ生成用パラメータやモチーフメロディデータ、伴奏生成用パラメータ等を送信するようにしてもよい。
【0059】
また、本実施の形態では、生成された楽曲データを発信端末Xの操作者が気に入り、この楽曲データを受信端末Yに送信したいときに、その旨は電子メールの形式でサーバ(本実施の形態の楽曲データ生成装置)から受信端末Yに送信するようにしたが、これに限らず、発信端末Xから直接受信端末Yに送信するようにしてもよい。
【0060】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU4やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0061】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0062】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、前記フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM6などを用いることができる。また、通信I/F10を介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0063】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または5に記載の発明によれば、メロディ生成用データと伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいてメロディデータを生成し、このメロディデータと伴奏生成用データを保存し、さらに、端末の機種毎に伴奏テーブルを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じた伴奏テーブルを選択し、この伴奏テーブルと前記保存された伴奏生成用データに基づいて伴奏データを生成し、この伴奏データを前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、伴奏データを生成する前段階のデータを保存しておき、その後、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合する伴奏データを生成して、当該端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適した伴奏データを含む楽曲データを生成することができる。
【0066】
また、請求項3または6に記載の発明によれば、少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを記憶し、メロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成し、このメロディデータを含む楽曲データを保存し、さらに、端末の機種毎にフォーマットデータを記憶し、この中から、楽曲データを受信する端末から送信されて来た機種情報に応じたフォーマットデータを選択し、このフォーマットデータに基づいて、前記保存された所定フォーマットの楽曲データを、前記端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換して、前記端末に送信する、すなわち、楽曲データ生成装置上には、端末の機種に特定されない所定フォーマットの楽曲データを保存しておき、その後、楽曲データを受信する端末からの機種情報に適合するフォーマットの楽曲データを生成して、前記端末に送信するので、たとえば、ある端末から、機種の異なる他の端末に楽曲データをプレゼントする場合に、両端末のいずれにも適したフォーマットの楽曲データを生成することができる。
【0067】
さらに、請求項2または4に記載の発明によれば、作曲用テンプレートは複数用意され、その中から、発信端末によって指定されたいずれかの作曲用テンプレートと、発信端末または受信端末の一方から送信されて来た機種情報に基づいて、その機種に適合する楽曲データを生成して、端末に送信するので、発信端末によって選択された作曲用テンプレートに基づく楽曲データを、発信端末自身で受信したり、受信端末にプレゼントしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る楽曲データ生成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の楽曲データ生成装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】図2の楽曲データ生成装置、発信端末Xおよび受信端末Yからなるサーバ・クライアントシステムが実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 CPU(通信手段、メロディ生成手段、伴奏テーブル選択手段、伴奏生成手段、テンプレート選択手段、フォーマットデータ選択手段、変換手段),5 ROM(テンプレート記憶手段、伴奏テーブル記憶手段、フォーマットデータ記憶手段),6 RAM(テンプレート記憶手段、伴奏テーブル記憶手段、一時記憶手段、フォーマットデータ記憶手段),8 外部記憶装置(テンプレート記憶手段、伴奏テーブル記憶手段、一時記憶手段、フォーマットデータ記憶手段),10 通信インターフェース(通信手段)
Claims (6)
- 端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手段と、
メロディ生成用データおよび伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段と、
前記伴奏生成用データに基づいて、端末の機種に応じた伴奏データを生成するときに必要な複数のデータからなる伴奏テーブルを、端末の機種毎に記憶する伴奏テーブル記憶手段と、
前記テンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、メロディデータを生成するメロディ生成手段と、
該メロディ生成手段によって生成されたメロディデータおよび当該作曲用テンプレートの伴奏生成用データを一時的に記憶する一時記憶手段と、
前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応する伴奏テーブルを、前記伴奏テーブル記憶手段から選択する伴奏テーブル選択手段と、
該伴奏テーブル選択手段によって選択された伴奏テーブルおよび前記一時記憶手段に記憶された伴奏生成用データに基づいて、伴奏データを生成する伴奏生成手段とを有し、
前記通信手段は、少なくとも、前記伴奏生成手段によって生成された伴奏データを、前記接続端末に送信することを特徴とする楽曲データ生成装置。 - 前記テンプレート記憶手段には、複数の作曲用テンプレートが記憶され、該記憶された複数の作曲用テンプレートから、いずれかの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段をさらに有し、
前記通信手段は、第1の接続端末から送信されたテンプレート選択情報を受信するとともに、前記第1の接続端末とは機種の異なる第2の接続端末から送信された前記機種情報を受信し、
前記テンプレート選択手段は、前記受信したテンプレート選択情報に基づいて、いずれかの作曲用テンプレートを選択し、
前記メロディ生成手段は、前記選択された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、メロディデータを生成し、
前記通信手段は、少なくとも、前記伴奏生成手段によって生成された伴奏データを、前記第2の接続端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の楽曲データ生成装置。 - 端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手段と、
少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段と、
端末の機種に応じた楽曲データを生成するときに必要なフォーマットデータを、端末の機種毎に記憶するフォーマットデータ記憶手段と、
前記テンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成するメロディ生成手段と、
該メロディ生成手段によって生成されたメロディデータを含む楽曲データを一時的に記憶する一時記憶手段と、
前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応するフォーマットデータを、前記フォーマットデータ記憶手段から選択するフォーマットデータ選択手段と、
該フォーマットデータ選択手段によって選択されたフォーマットデータに基づいて、前記所定フォーマットの楽曲データを前記接続端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換する変換手段とを有し、
前記通信手段は、前記変換手段によって変換された楽曲データを前記接続端末に送信することを特徴とする楽曲データ生成装置。 - 前記テンプレート記憶手段には、複数の作曲用テンプレートが記憶され、該記憶された複数の作曲用テンプレートから、いずれかの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段をさらに有し、
前記通信手段は、第1の接続端末から送信されたテンプレート選択情報を受信するとともに、前記第1の接続端末とは機種の異なる第2の接続端末から送信された前記機種情報を受信し、
前記テンプレート選択手段は、前記受信したテンプレート選択情報に基づいて、いずれかの作曲用テンプレートを選択し、
前記メロディ生成手段は、前記選択された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成し、
前記通信手段は、前記変換手段によって変換された楽曲データを、前記第2の接続端末に送信することを特徴とする請求項3に記載の楽曲データ生成装置。 - 通信手段を介して端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手順と、
メロディ生成用データおよび伴奏生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、メロディデータを生成するメロディ生成手順と、
該メロディ生成手順によって生成されたメロディデータおよび当該作曲用テンプレートの伴奏生成用データを一時記憶手段に記憶させる記憶手順と、
前記伴奏生成用データに基づいて、端末の機種に応じた伴奏データを生成するときに必要な複数のデータからなる伴奏テーブルを、端末の機種毎に記憶する伴奏テーブル記憶手段から、前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応する伴奏テーブルを選択する伴奏テーブル選択手順と、
該伴奏テーブル選択手順によって選択された伴奏テーブルおよび前記一時記憶手段に記憶された伴奏生成用データに基づいて、伴奏データを生成する伴奏生成手順とをコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記通信手順では、少なくとも、前記伴奏生成手順によって生成された伴奏データを、前記接続端末に送信することを特徴とするプログラム。 - 通信手段を介して端末と接続し、該接続端末とデータの送受信を行う通信手順と、
少なくともメロディ生成用データを含む作曲用テンプレートを、少なくとも1つ記憶するテンプレート記憶手段に記憶された作曲用テンプレートのメロディ生成用データに基づいて、所定フォーマットのメロディデータを生成するメロディ生成手順と、
該メロディ生成手順によって生成されたメロディデータを含む楽曲データを一時記憶手段に記憶させる記憶手順と、
端末の機種に応じた楽曲データを生成するときに必要なフォーマットデータを、端末の機種毎に記憶するフォーマットデータ記憶手段から、前記接続端末から送信され、前記通信手段を介して受信した機種情報に対応するフォーマットデータを選択するフォーマットデータ選択手順と、
該フォーマットデータ選択手順によって選択されたフォーマットデータに基づいて、前記所定フォーマットの楽曲データを前記接続端末の機種に応じたフォーマットの楽曲データに変換する変換手順と
をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記通信手順では、前記変換手順によって変換された楽曲データを前記接続端末に送信することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003017328A JP2004226892A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2003017328A JP2004226892A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラム |
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|---|---|
| JP2004226892A true JP2004226892A (ja) | 2004-08-12 |
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ID=32904506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003017328A Pending JP2004226892A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 楽曲データ生成装置および楽曲データ生成方法を実現するためのプログラム |
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| JP (1) | JP2004226892A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101131668B1 (ko) | 2006-04-28 | 2012-03-28 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 벨소리 크기 및 진동 세기 설정 시스템 및 그 방법 |
| JP2015172771A (ja) * | 2015-05-14 | 2015-10-01 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器のコンテンツデータ管理装置及びプログラム |
| JP2021507309A (ja) * | 2017-12-18 | 2021-02-22 | バイトダンス・インコーポレイテッドBytedance Inc. | モジュラー自動音楽制作サーバー |
| CN114730551A (zh) * | 2019-11-26 | 2022-07-08 | 索尼集团公司 | 信息处理设备、信息处理方法和信息处理程序 |
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2003
- 2003-01-27 JP JP2003017328A patent/JP2004226892A/ja active Pending
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| JP7041270B2 (ja) | 2017-12-18 | 2022-03-23 | バイトダンス・インコーポレイテッド | モジュラー自動音楽制作サーバー |
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| US12051394B2 (en) | 2017-12-18 | 2024-07-30 | Bytedance Inc. | Automated midi music composition server |
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