JP2004230050A - マッサージ機における騒音防止機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で簡易な構造により、マッサージ椅子やベッド等のマッサージ機に内装されたメカ部分の稼働騒音を防止するようにしたマッサージ機における騒音防止機構を提供する。
【解決手段】マッサージ動作をする施療子61を有するメカ部6が、マッサージ機本体1両側に内装配備された一対のガイドレール21・21に移動走行可能に保持されたマッサージ機において、一対のガイドレール21・21間に介設されたメカ部6の各上下回転輪63・63間に弾性体7を介在させて、メカ部6の移動時における稼働騒音を弾性体7で吸収させるよう構成したものである。
【選択図】図4
【解決手段】マッサージ動作をする施療子61を有するメカ部6が、マッサージ機本体1両側に内装配備された一対のガイドレール21・21に移動走行可能に保持されたマッサージ機において、一対のガイドレール21・21間に介設されたメカ部6の各上下回転輪63・63間に弾性体7を介在させて、メカ部6の移動時における稼働騒音を弾性体7で吸収させるよう構成したものである。
【選択図】図4
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばマッサージ椅子やベッド等のマッサージ機に内装されたメカ部分の稼働騒音を防止するようにしたマッサージ機における騒音防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、マッサージ機に係るものとしては多種多様なものがあるが、殆どのマッサージ機は、椅子式またはベッド式にしたものが主流であり、このマッサージ椅子やベッド本体に往復移動可能なメカ部を内装して、メカ部に設けられた施療子により、揉みマッサージや叩きマッサージの他、ローリングマッサージや振動マッサージを行わせるようしている。
【0003】
従来技術としては、特開2001−299852号の特許文献がある。その構成について図9に基づいて図説するが、椅子型マッサージ機の背凭れ部内部に、マッサージ器7と左右一対の支持レール9を有するフレーム10とが設けられており、前記マッサージ器7の支持体12に、左右一対の各支持レール9に対応するように左右に対をなす回転輪17,18,19が、レール方向(上下方向)に対応して3組ずつ設けられ、左右一対の支持レール9間に、マッサージ器7が3組の対をなす回転輪17,18,19を介して上下移動自在に支持されている。
【0004】
前記対をなす回転輪17,19には弾性体35が組み込まれ、該弾性体35が一対の支持レール9の離間方向内方に圧縮されて、対をなす回転輪17,19が、一対の支持レール9に対してその離間方向外方に向けて圧接されている。また、前記レール方向に対応する複数の回転輪17,18,19のうちの少なくとも一方の回転輪18に、弾性体42が組み込まれ、該弾性体42が支持レール9に直交する方向に圧縮されて、前記レール方向に対応する複数の回転輪17,18,19のうちの一方の回転輪18と他方の回転輪17,19とが、支持レール9に対して、レールに直交する方向において互いに逆方向に圧接されている。それで前記回転輪17,19及び前記回転輪18に組み込まれている夫々の前記弾性体35と弾性体42が、該回転輪17,19及び前記回転輪18の前記支持レール9に対するガタ付きや稼働騒音を抑止する役割を果たしている。
【特許文献】
特開2001−299852号公報(第4頁右欄、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術を代表する発明では、マッサージ機に内装されたメカ部分のガタ付きや稼働騒音を防止するのに効果を期待することはできるが、上記のような騒音防止のための弾性体を製造過程にて、複数の回転輪に対してその内部に夫々組み込まなければならず、しかも上記のような回転輪であるならば複数の弾性体の成形型が必要となり、それだけ製造過程における経費や、コストが増高する問題、また長期使用による弾性体の劣化におけるメンテナンスや交換の複雑さという課題があげられる。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題点を解消する為に成されたものであり、安価で簡易な構造により、マッサージ椅子やベッド等のマッサージ機に内装されたメカ部分の稼働騒音を防止するようにしたマッサージ機における騒音防止機構を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1記載の本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、マッサージ機本体両側に内装配備された一対のガイドレールに沿って施療子を有するメカ部が移動走行し得るようメカ部左右で可回転に装備された少なくとも上下一対の回転輪を各ガイドレールに係合保持させたマッサージ機において、各ガイドレール内の少なくとも上下一対の回転輪間に各々弾性体を介在させた事を特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2記載の本発明は、前記請求項1の弾性体の両端面に、前記回転輪外周面と略々同径の凹面を形成する曲面部を形成した事を特徴とするものである。
【0009】
本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、上記のように構成することにより次のような作用をもたらす。
すなわち、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、マッサージ動作をする施療子を有するメカ部と、そのメカ部両側に設けられた回転自在の回転輪にて保持且つ移動走行し得るためのメカ部両側に設けた一対からなるガイドレールとを備えたマッサージ機において、メカ部とガイドレールとの間に弾性体を介在している為、メカ部分とガイドレールとの間で生じる稼働騒音を安価で簡易な構造にて防止することができる。
【0010】
また、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、弾性体の両端にメカ部両側に設けられた回転輪外周面と略々同径の凹面を形成する曲面部を形成している為、該メカ部の移動に伴い該弾性体がスムースに摺動移動できると共に、ガイドレール内の回転輪間からの離脱を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のマッサージ機における騒音防止機構を、図面に示す一実施形態に基づきこれを詳細に説明する。
図1は本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備した一実施形態であるマッサージ機本体の斜視図であり、図2は本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の一実施形態である使用状態図であり、図3と図4は本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の背凭れ部にあるメカ部に関する一実施形態の説明図であり、図5〜図8は本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体に関する説明図であり、図9は従来技術である。
【0012】
すなわち、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、例えば図1の実施形態で示すマッサージ機に配備することができる。マッサージ機本体1として、背凭れ部2、座部3、そして該座部3左右両側に夫々肘掛け部4とその前方に足載せ部5とで構成されており、図2で示す様相のように使用者が着座してマッサージ施療を受けることができるものである。
【0013】
而して図3と図4で図示するように該背凭れ部2の内部左右両側に夫々ガイドレール21が、夫々互いに開口側が対向するよう固設されており、両ガイドレール21に施療子61を有するメカ部6を保持して、これを図4に示すように上下方向に移動走行し得るように構成している。
【0014】
更に前記メカ部6両側に、これを保持して移動走行し得るよう、支持軸62にて回転自在に軸設している回転輪63が、左右夫々2つずつ対になって前記両ガイドレール21にて回転自在に設けられている。
【0015】
また、前記メカ部6を移動させる手段としては限定されないが、例えば前記背凭れ部2の上下方向に設けられ可逆モータで回転する螺軸の回転により、前記メカ部6に固設され該螺軸と螺合する非回転ナットを移動させることで、該メカ部6が連動する。別の手段としては、前記ガイドレール21に固設されたラックに、前記メカ部6に設けられた可逆モータにて回転するピニオンが噛合して、その回転にて前記メカ部6を移動させるラックとピニオンとの噛合構造、更には流体圧シリンダ等を用いた昇降駆動構造等を用いたものに置換することも可能である。
【0016】
尚、上記メカ部6は、施療モータ64により、前記一対の施療子61に揉みマッサージや叩きマッサージの他、振動マッサージ等を行わせるようにしたものであり、その構成については言及されるものではなく、任意の構成が採用される。
【0017】
而して、本発明のマッサージ機にける騒音防止機構として、上記実施例で示したマッサージ機等に利用されるものであり、前記メカ部6と両ガイドレール21との間に夫々図5の一実施例で示す弾性体7を設けている。該弾性体7は軟質樹脂材やゴム材、発泡樹脂等の弾性を有する素材で形成されており、該長さ方向両端面には、前記回転輪63の外周面と沿うよう略同径の二次曲面である曲面部71を夫々設けており、該曲面部71と該回転輪63の外周面とが摺接か、或いは非摺接のいずれかの状態で夫々保たれる。それで図6にあるように、前記弾性体7はその両端に摺接する夫々前記回転輪63と共なって移動することができ、且つ該弾性体7は前記ガイドレール21から外れたりすることなく、常に安定した状態でガイドレール21に対して摺動することができる。
【0018】
また、前記弾性体7は図7に示すように、前記ガイドレール21の開口側に設けられた、前記回転輪63の直径よりも稍大きい幅である回転輪受け部211内部にて摺動自在に設けている。該回転輪受け部211に挿入された前記回転輪63が該回転輪受け部211内壁にある転接面211aにて転接自在となっている。それで、前記回転輪63が前記転接面211aを回転すると共に前記メカ部6が移動する時、この弾性体7は前記回転輪受け部211内部にて摺動し、前記背凭れ部2の表裏方向F1、また幅方向F2にて前記メカ部6と両ガイドレール21との間で生じる稼働騒音を防止することができるのである。
【0019】
尚、図8に示すように、前記回転輪63が前記両ガイドレール21の左右夫々3つずつ対になって設けられているならば、該夫々前記回転輪63間に前記弾性体7を各ガイドレール21につき、1つ以上(実施例では2つ)設けても良く、その数において限定されることはない。
【0020】
【発明の効果】
よって本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、マッサージ動作をする施療子を有するメカ部と、そのメカ部両側に設けられた回転自在の回転輪にて保持且つ移動走行し得るためのメカ部両側に設けた一対からなるガイドレールとを備えたマッサージ機において、メカ部とガイドレールとの間に弾性体を介在した事を特徴とするものである為、揉みマッサージや叩きマッサージの他、振動マッサージ等を行ったりする場合でも、メカ部分とガイドレールとの間で生じるガタツキ音等の不快な騒音を防止して、マッサージ機の寿命を延命させる事ができると共に、使用者にとって静穏性のある快適なマッサージ機をより安価で提供でき、しかも長期使用による弾性体の劣化におけるメンテナンスや交換の簡便さも伴う。
【0021】
また、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、前記メカ部両側に設けられた複数対からなる前記回転輪間に、弾性体を介在することでも、該メカ部の移動に伴い該弾性体が外れたりするのを防止でき、不必要なメンテナンス上の問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備した一実施形態であるマッサージ機本体の斜視図である。
【図2】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の一実施形態である使用状態図である。
【図3】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の背凭れ部にあるメカ部の移動を表す一実施形態の説明図である。
【図4】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の背凭れ部にあるメカ部やガイドレールに関する一実施形態の説明図である。
【図5】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体の斜視図である。
【図6】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体とガイドレールと回転輪の配置状態を示す説明図である。
【図7】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体とガイドレールとメカ部の配置状態を示す説明図である。
【図8】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の弾性体とガイドレールと回転輪の他の一実施形態である配置状態を示す説明図である。
【図9】マッサージ機における騒音防止機構に関する従来技術である。
【符号の説明】
1 マッサージ機本体
2 背凭れ部
21 ガイドレール
211 回転輪受け部
211a 転接面
3 座部
4 肘掛け部
5 足載せ部
6 メカ部
61 施療子
62 支持軸
63 回転輪
64 施療モータ
7 弾性体
71 曲面部
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばマッサージ椅子やベッド等のマッサージ機に内装されたメカ部分の稼働騒音を防止するようにしたマッサージ機における騒音防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、マッサージ機に係るものとしては多種多様なものがあるが、殆どのマッサージ機は、椅子式またはベッド式にしたものが主流であり、このマッサージ椅子やベッド本体に往復移動可能なメカ部を内装して、メカ部に設けられた施療子により、揉みマッサージや叩きマッサージの他、ローリングマッサージや振動マッサージを行わせるようしている。
【0003】
従来技術としては、特開2001−299852号の特許文献がある。その構成について図9に基づいて図説するが、椅子型マッサージ機の背凭れ部内部に、マッサージ器7と左右一対の支持レール9を有するフレーム10とが設けられており、前記マッサージ器7の支持体12に、左右一対の各支持レール9に対応するように左右に対をなす回転輪17,18,19が、レール方向(上下方向)に対応して3組ずつ設けられ、左右一対の支持レール9間に、マッサージ器7が3組の対をなす回転輪17,18,19を介して上下移動自在に支持されている。
【0004】
前記対をなす回転輪17,19には弾性体35が組み込まれ、該弾性体35が一対の支持レール9の離間方向内方に圧縮されて、対をなす回転輪17,19が、一対の支持レール9に対してその離間方向外方に向けて圧接されている。また、前記レール方向に対応する複数の回転輪17,18,19のうちの少なくとも一方の回転輪18に、弾性体42が組み込まれ、該弾性体42が支持レール9に直交する方向に圧縮されて、前記レール方向に対応する複数の回転輪17,18,19のうちの一方の回転輪18と他方の回転輪17,19とが、支持レール9に対して、レールに直交する方向において互いに逆方向に圧接されている。それで前記回転輪17,19及び前記回転輪18に組み込まれている夫々の前記弾性体35と弾性体42が、該回転輪17,19及び前記回転輪18の前記支持レール9に対するガタ付きや稼働騒音を抑止する役割を果たしている。
【特許文献】
特開2001−299852号公報(第4頁右欄、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術を代表する発明では、マッサージ機に内装されたメカ部分のガタ付きや稼働騒音を防止するのに効果を期待することはできるが、上記のような騒音防止のための弾性体を製造過程にて、複数の回転輪に対してその内部に夫々組み込まなければならず、しかも上記のような回転輪であるならば複数の弾性体の成形型が必要となり、それだけ製造過程における経費や、コストが増高する問題、また長期使用による弾性体の劣化におけるメンテナンスや交換の複雑さという課題があげられる。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題点を解消する為に成されたものであり、安価で簡易な構造により、マッサージ椅子やベッド等のマッサージ機に内装されたメカ部分の稼働騒音を防止するようにしたマッサージ機における騒音防止機構を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1記載の本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、マッサージ機本体両側に内装配備された一対のガイドレールに沿って施療子を有するメカ部が移動走行し得るようメカ部左右で可回転に装備された少なくとも上下一対の回転輪を各ガイドレールに係合保持させたマッサージ機において、各ガイドレール内の少なくとも上下一対の回転輪間に各々弾性体を介在させた事を特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2記載の本発明は、前記請求項1の弾性体の両端面に、前記回転輪外周面と略々同径の凹面を形成する曲面部を形成した事を特徴とするものである。
【0009】
本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、上記のように構成することにより次のような作用をもたらす。
すなわち、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、マッサージ動作をする施療子を有するメカ部と、そのメカ部両側に設けられた回転自在の回転輪にて保持且つ移動走行し得るためのメカ部両側に設けた一対からなるガイドレールとを備えたマッサージ機において、メカ部とガイドレールとの間に弾性体を介在している為、メカ部分とガイドレールとの間で生じる稼働騒音を安価で簡易な構造にて防止することができる。
【0010】
また、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、弾性体の両端にメカ部両側に設けられた回転輪外周面と略々同径の凹面を形成する曲面部を形成している為、該メカ部の移動に伴い該弾性体がスムースに摺動移動できると共に、ガイドレール内の回転輪間からの離脱を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のマッサージ機における騒音防止機構を、図面に示す一実施形態に基づきこれを詳細に説明する。
図1は本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備した一実施形態であるマッサージ機本体の斜視図であり、図2は本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の一実施形態である使用状態図であり、図3と図4は本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の背凭れ部にあるメカ部に関する一実施形態の説明図であり、図5〜図8は本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体に関する説明図であり、図9は従来技術である。
【0012】
すなわち、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、例えば図1の実施形態で示すマッサージ機に配備することができる。マッサージ機本体1として、背凭れ部2、座部3、そして該座部3左右両側に夫々肘掛け部4とその前方に足載せ部5とで構成されており、図2で示す様相のように使用者が着座してマッサージ施療を受けることができるものである。
【0013】
而して図3と図4で図示するように該背凭れ部2の内部左右両側に夫々ガイドレール21が、夫々互いに開口側が対向するよう固設されており、両ガイドレール21に施療子61を有するメカ部6を保持して、これを図4に示すように上下方向に移動走行し得るように構成している。
【0014】
更に前記メカ部6両側に、これを保持して移動走行し得るよう、支持軸62にて回転自在に軸設している回転輪63が、左右夫々2つずつ対になって前記両ガイドレール21にて回転自在に設けられている。
【0015】
また、前記メカ部6を移動させる手段としては限定されないが、例えば前記背凭れ部2の上下方向に設けられ可逆モータで回転する螺軸の回転により、前記メカ部6に固設され該螺軸と螺合する非回転ナットを移動させることで、該メカ部6が連動する。別の手段としては、前記ガイドレール21に固設されたラックに、前記メカ部6に設けられた可逆モータにて回転するピニオンが噛合して、その回転にて前記メカ部6を移動させるラックとピニオンとの噛合構造、更には流体圧シリンダ等を用いた昇降駆動構造等を用いたものに置換することも可能である。
【0016】
尚、上記メカ部6は、施療モータ64により、前記一対の施療子61に揉みマッサージや叩きマッサージの他、振動マッサージ等を行わせるようにしたものであり、その構成については言及されるものではなく、任意の構成が採用される。
【0017】
而して、本発明のマッサージ機にける騒音防止機構として、上記実施例で示したマッサージ機等に利用されるものであり、前記メカ部6と両ガイドレール21との間に夫々図5の一実施例で示す弾性体7を設けている。該弾性体7は軟質樹脂材やゴム材、発泡樹脂等の弾性を有する素材で形成されており、該長さ方向両端面には、前記回転輪63の外周面と沿うよう略同径の二次曲面である曲面部71を夫々設けており、該曲面部71と該回転輪63の外周面とが摺接か、或いは非摺接のいずれかの状態で夫々保たれる。それで図6にあるように、前記弾性体7はその両端に摺接する夫々前記回転輪63と共なって移動することができ、且つ該弾性体7は前記ガイドレール21から外れたりすることなく、常に安定した状態でガイドレール21に対して摺動することができる。
【0018】
また、前記弾性体7は図7に示すように、前記ガイドレール21の開口側に設けられた、前記回転輪63の直径よりも稍大きい幅である回転輪受け部211内部にて摺動自在に設けている。該回転輪受け部211に挿入された前記回転輪63が該回転輪受け部211内壁にある転接面211aにて転接自在となっている。それで、前記回転輪63が前記転接面211aを回転すると共に前記メカ部6が移動する時、この弾性体7は前記回転輪受け部211内部にて摺動し、前記背凭れ部2の表裏方向F1、また幅方向F2にて前記メカ部6と両ガイドレール21との間で生じる稼働騒音を防止することができるのである。
【0019】
尚、図8に示すように、前記回転輪63が前記両ガイドレール21の左右夫々3つずつ対になって設けられているならば、該夫々前記回転輪63間に前記弾性体7を各ガイドレール21につき、1つ以上(実施例では2つ)設けても良く、その数において限定されることはない。
【0020】
【発明の効果】
よって本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、マッサージ動作をする施療子を有するメカ部と、そのメカ部両側に設けられた回転自在の回転輪にて保持且つ移動走行し得るためのメカ部両側に設けた一対からなるガイドレールとを備えたマッサージ機において、メカ部とガイドレールとの間に弾性体を介在した事を特徴とするものである為、揉みマッサージや叩きマッサージの他、振動マッサージ等を行ったりする場合でも、メカ部分とガイドレールとの間で生じるガタツキ音等の不快な騒音を防止して、マッサージ機の寿命を延命させる事ができると共に、使用者にとって静穏性のある快適なマッサージ機をより安価で提供でき、しかも長期使用による弾性体の劣化におけるメンテナンスや交換の簡便さも伴う。
【0021】
また、本発明のマッサージ機における騒音防止機構は、前記メカ部両側に設けられた複数対からなる前記回転輪間に、弾性体を介在することでも、該メカ部の移動に伴い該弾性体が外れたりするのを防止でき、不必要なメンテナンス上の問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備した一実施形態であるマッサージ機本体の斜視図である。
【図2】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の一実施形態である使用状態図である。
【図3】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の背凭れ部にあるメカ部の移動を表す一実施形態の説明図である。
【図4】本発明のマッサージ機における騒音防止機構を配備したマッサージ機本体の背凭れ部にあるメカ部やガイドレールに関する一実施形態の説明図である。
【図5】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体の斜視図である。
【図6】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体とガイドレールと回転輪の配置状態を示す説明図である。
【図7】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の一実施形態である弾性体とガイドレールとメカ部の配置状態を示す説明図である。
【図8】本発明のマッサージ機における騒音防止機構の弾性体とガイドレールと回転輪の他の一実施形態である配置状態を示す説明図である。
【図9】マッサージ機における騒音防止機構に関する従来技術である。
【符号の説明】
1 マッサージ機本体
2 背凭れ部
21 ガイドレール
211 回転輪受け部
211a 転接面
3 座部
4 肘掛け部
5 足載せ部
6 メカ部
61 施療子
62 支持軸
63 回転輪
64 施療モータ
7 弾性体
71 曲面部
Claims (2)
- マッサージ機本体両側に内装配備された一対のガイドレールに沿って施療子を有するメカ部が移動走行し得るようメカ部左右で可回転に装備された少なくとも上下一対の回転輪を各ガイドレールに係合保持させたマッサージ機において、各ガイドレール内の少なくとも上下一対の回転輪間に各々弾性体を介在させた事を特徴とするマッサージ機における騒音防止機構。
- 前記弾性体の両端面に前記回転輪外周面と略々同径の凹面を形成する曲面部を形成した事を特徴とする請求項1記載のマッサージ機における騒音防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003024879A JP2004230050A (ja) | 2003-01-31 | 2003-01-31 | マッサージ機における騒音防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003024879A JP2004230050A (ja) | 2003-01-31 | 2003-01-31 | マッサージ機における騒音防止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004230050A true JP2004230050A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32953297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003024879A Pending JP2004230050A (ja) | 2003-01-31 | 2003-01-31 | マッサージ機における騒音防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004230050A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010051609A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Family Co Ltd | マッサージ機 |
-
2003
- 2003-01-31 JP JP2003024879A patent/JP2004230050A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010051609A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Family Co Ltd | マッサージ機 |
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