JP2004231073A - スイッチ - Google Patents

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JP2004231073A
JP2004231073A JP2003022732A JP2003022732A JP2004231073A JP 2004231073 A JP2004231073 A JP 2004231073A JP 2003022732 A JP2003022732 A JP 2003022732A JP 2003022732 A JP2003022732 A JP 2003022732A JP 2004231073 A JP2004231073 A JP 2004231073A
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Yasuyoshi Serizawa
泰義 芹澤
Minoru Kubota
実 久保田
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Abstract

【課題】高級感のある薄型のスイッチを提供する。
【解決手段】シート本体32に連続させて見切り線を無くした突出部(押圧部)34を有する表シート25と、突出部34の押圧移動に伴って変位する可動側の接点26と、可動側の接点26に対向して接触し合う固定側の接点28及び外部接続手段29を有する回路体30と、表シート25と回路体30との間に介在するとともに可動側の接点26と固定側の接点28との接触を確保するための貫通孔35を形成した一又は複数のスペーサシート27と、を備えてスイッチ21を構成する。また、突出部34周辺一帯のスイッチ操作部分31と、取り付け相手としてのベースパネル24の表面を被覆する被覆部分33と、を連続して有するようにシート本体32を形成する。
【選択図】 図5

Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート本体を有するとともにそのシート本体に押圧部を形成した表シートを備えたスイッチに関する。
【0002 】
【従来の技術】
図7において、自動車構成部品のうちの一つであるインストルメントパネル1は、複数のスイッチ2〜6を有している。その複数のスイッチ2〜6は、計器類7の周りの適宜位置にそれぞれ設けられている。例えばスイッチ2の構成を図8を参照しながら説明すると、そのスイッチ2は、回路体8とラバースイッチ9、9とキートップ10、10とベゼル11とを有して構成されている(例えば特許文献1参照)。
【0003 】
回路体8は、硬質板12を有しており、そこには複数の回路13が適宜パターンで配索されている。また、回路13上には、ラバースイッチ9、9に対する接点14、14と、複数の電気機能部品15とが設けられている。図8における引用符号16はFFCを示しており、17はそのFFC16の接続部を示している。
【0004 】
上記構成において、回路体8は、硬質板12を介してインストルメントパネル1の内側に取り付けられる。また、回路体8の接点14、14の上には、ラバースイッチ9、9が取り付けられる。さらに、そのラバースイッチ9、9の上には、キートップ10、10、及びベゼル11が順次取り付けられる。尚、ベゼル11は、インストルメントパネル1に形成された開口部に嵌合する。また、キートップ10、10の表面及びベゼル11の表面には、印刷や装飾等によって意匠部18が設けられている。
【0005 】
【特許文献1】
特開平6−24280号公報 (第4頁、第2図、第3図)
【0006 】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術のスイッチ2にあっては、キートップ10とベゼル11との間に見切り線(平面的に見た場合のベゼル11の開口縁部19とキートップ10との間隙)が生じてしまうとともに、ベゼル11の周りにも上記同様の見切り線が生じてしまうことから、これらの見切り線の存在によって高級感のあるスイッチを提供することができないという問題点を有している(他のスイッチ3〜6も同様)。
【0007 】
尚、本願出願人は上記問題点が自動車のスイッチに限らず、家電製品や工業製品等にも共通する問題点であると考えている。
【0008 】
また、上記従来技術のスイッチ2にあっては、図中に示される如く十分な厚みを有していることから、インストルメントパネル1の内側に大きな収納スペースを設けなければならないという問題点を有している(他のスイッチ3〜6も同様)。
【0009 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、高級感のあるスイッチを提供することを課題とする。また、薄型のスイッチを提供することを課題とする。
【0010 】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のスイッチは、シート本体に連続させて見切り線を無くした押圧部を有する表シートと、前記押圧部の押圧移動に伴って変位する可動側の接点)と、該可動側の接点に対向して接触し合う固定側の接点及び外部接続手段を有する回路体と、前記表シートと前記回路体との間に介在するとともに前記可動側の接点と前記固定側の接点との接触を確保するための貫通孔を形成した一又は複数のスペーサシートと、を備え、且つ、前記押圧部周辺一帯のスイッチ操作部分と、取り付け相手の表面を被覆する被覆部分と、を連続して有するように前記シート本体を形成し、且つ、フレキシブル性を有するフラットな形状の結線回路部と、該結線回路部の端末に設けたコネクタと、を備えて前記外部接続手段を構成するとともに、前記取り付け相手裏面側での固定が可能となるように前記外部接続手段の形状を形成したことを特徴としている。
【0011 】
請求項1に記載された本発明によれば、押圧部がシート本体に連続し、そのシート本体はスイッチ操作部分と被覆部分とを連続して有する。これにより、見切り線の発生が抑えられスイッチとしての高級感が得られる。また、本発明のスイッチは、接点を除き主として平面的な部材で構成される。これにより、スイッチ自体が薄型になる。本発明のスイッチは、見切り線の無い高級感のある薄型のスイッチになる。
尚、外部接続手段を構成する結線回路部がフラットな形状であることから、その結線回路部の端末に設けられるコネクタも薄型のコネクタになる。外部接続手段の全体が平面的な部材になり、省スペース化に寄与する。また、結線回路部がフレキシブル性を有し、外部接続手段が取り付け相手の裏面側で固定可能であることから、スイッチの取り付け性向上に寄与する。
【0012 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のスイッチの一実施の形態を示す外観斜視図である。また、図2は要部断面図、図3は図2の薄型スイッチ部分の拡大断面図、図4は外部接続手段の分解斜視図、図5は取り付け状態を示す断面図である。
【0013 】
尚、以下では、特許請求の範囲に記載した取り付け相手として、インストルメントパネルを例に挙げて説明する。但し、これに限定しないものとする。すなわち、スイッチを設ける必要がある自動車の他の部材にも適用することができるものとする(例えばピラーガーニッシュにアプリケーションスイッチを設けようとする場合など)。また、自動車に限らず家電製品や工業製品等にも適用することができるものとする。
【0014 】
図1において、引用符号21は、インストルメントパネル22の所定位置(ここではインストルメントクラスター)に設けられるスイッチを示している。具体的には、インストルメントパネル22おけるメータ部23の手前のベースパネル24に対して、そのベースパネル24の表面全体を被覆するように取り付けられるスイッチを示している。そのスイッチ21は、特に限定するものではないが、平面的な部材を主として構成した薄型のドームスイッチが用いられている。すなわち、スイッチ21は、図1ないし図4に示される如く、表シート25と、可動側の接点26と、スペーサシート27と、固定側の接点28及び外部接続手段29を有する回路体30とを備えて構成されている。
【0015 】
スイッチ21は、本形態において、左右にスイッチ操作部分31、31が設けられており(図1参照)、表シート25がこれらに共通の部材、可動側の接点26〜回路体30までが各スイッチ操作部分31毎の部材となっている(基本的に左右同じものとする。スイッチ操作部分31の配置及び数は任意であるものとする)。以下、上記各構成部材について詳細に説明する。
【0016 】
表シート25は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製のシート部材であって、ベースパネル24に対する意匠一体パネルとしても機能するように形成されている。すなわち、表シート25のシート本体32は、スイッチ操作部分31、31と、ベースパネル24の表面を被覆する被覆部分33とを連続して(見切り線無しの状態で)有するように形成されている。
【0017 】
スイッチ操作部分31、31は、それぞれ、熱プレスを施すことにより形成された一又は複数の突出部34(特許請求の範囲に記載した押圧部に相当)を有している。その突出部34は、表シート25の外面(表面)側に突出するとともに内面(裏面)側に反転可能なドーム形状に形成されている。突出部34は、見切り線の無いスイッチとなるようにシート本体32に連続するように形成されている。突出部34における上記内面(突出部内面)には、回路体30に対する可動側の接点26が設けられている。その可動側の接点26は、カーボン等からなり上記内面の頂部に例えば印刷によって設けられている。
【0018 】
被覆部分33は、ベースパネル24の表面形状に合わせて形成されている。その形成にあっては、例えば熱プレスや真空成形法が用いられている。尚、ベースパネル24の表面を被覆部分33で覆うようにしたことから、ベースパネル24の表面処理にコストをかける必要がなく、インストルメントパネル22やインストルメントクラスターのような大きな部材のコスト低減に寄与することができる。また、意匠のバリエーションアップに寄与することもできる。
【0019 】
表シート25は、上記材質であることから元々透明であって、本形態においては、表シート25の内面又は外面にインストルメントパネル22の配色に合わせた背景色が印刷されている。また、突出部内面又は突出部外面には、上記背景色とは別の色のシンボル表示(不図示)が表示されている。そのシンボル表示は、例えば突出部34の頂部(センター位置)を中心にして表示されている。
【0020 】
スペーサシート27は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の柔軟性を有するシート部材であって、表シート25の変形防止と、突出部34の反転の際の空気抜きと、突出部34のストローク寸法確保とを実現するために設けられている。スペーサシート27の表裏面には、既知の接着層(不図示)がそれぞれ設けられている。スペーサシート27は、上記表面側から表シート25の内面(裏面)に密着して固定されるとともに、回路体30を上記裏面に固定することができるように形成されている。
【0021 】
このようなスペーサシート27は、突出部34の位置に対応して形成される貫通孔35と、図示しない空気逃がし部とを有している。貫通孔35は、突出部34の直径よりも大きな直径を有するように形成されている(突出部34の直径と同じであってもよいものとする)。貫通孔35には、反転した突出部34が挿通されるようになっている。
【0022 】
回路体30は、本形態において既知のFPC(FPC:フレキシブル・プリント・サーキット)が用いられており、所望の配索パターンとなる図示しないスイッチ回路を有する回路体本体36と、外部との電気的な接続に用いられる外部接続手段29とを備えて構成されている。回路体本体36のスペーサシート27側には、上記可動側の接点26が接触する固定側の接点28が設けられている。固定側の接点28は、可動側の接点26に対向するように配置形成されている。回路体本体36の裏面には、既知の接着層(不図示)が設けられている。
【0023 】
外部接続手段29は、回路体本体36から引き出される結線回路部37と、その結線回路部37の先端部分(端末)に設けられるコネクタ38(エッジコネクタ端子のみでもよいものとする)とを備えて構成されている。結線回路部37は、本形態において既知のFPCが用いられており、適宜長さを有するように形成されている。このような結線回路部37は、図4に示される如く、複数の回路39を有しており、上記先端部分(端末)から回路39が剥き出しとなるように形成されている。
【0024 】
尚、回路体30は、FPCに替えて既知のプリント基板(PCB)を用いてもよいものとする。また、外部接続手段29は、FPCに替えて既知のFFC(FFC:フレキシブル・フラット・ケーブル)等を用いてもよいものとする。
【0025 】
コネクタ38は、図4に示される如く、合成樹脂製のハウジング40と、そのハウジング40に係合する合成樹脂製のホルダー41とを備えて構成されている。ハウジング40には、その前後方向に貫通する接続部42が形成されている。また、ハウジング40の側部には、係止部43、43(一方のみ図示)と、係止凹部44、44とが形成されている。
【0026 】
接続部42は、その一方側からホルダー41を差し込みすることができるように形成されている。また、接続部42は、他方側から接続相手となるコネクタ45(図1参照)を差し込みすることができるように形成されている。係止部43、43(一方のみ図示)は、ホルダー41を係止することができるように形成されている。係止凹部44、44は、コネクタ38自体をベースパネル24の裏面の後述する係止突起46、46に係止することができるように形成されている。
【0027 】
上記接続相手となるコネクタ45は、インストルメントパネル22の内側に配索されるワイヤハーネス47(図1参照)の端末に設けられている。
【0028 】
ホルダー41は、結線回路部37の先端部分(端末)を適宜方法(例えば貼り付け)により固定して、剥き出しとなった回路39とコネクタ45とを電気的に接続させることができるように形成されている。このようなホルダー41の側部には、係止部43、43(一方のみ図示)に係合する係止突起48、48が形成されている。
【0029 】
上記ベースパネル24の表面側には、図4及び図5に示される如く、各スイッチ操作部分31の内側に対する取り付け凹部49と、外部接続手段29に対する引き出し部50とが形成されている。また、ベースパネル24の裏面側には、コネクタ38自体を固定する係止突起46、46が形成されている。引き出し部50は、取り付け凹部49の適宜位置に貫通形成されている。
【0030 】
上記構成において、スイッチ21は次のように組み立てられる。先ず、スペーサシート27の裏面に回路体30を接着固定し、次に、これらをスペーサシート27の表面側から表シート25の内面(裏面)に接着固定することにより組み立てられる(図2及び図3参照)。そして、このように組み立てられたスイッチ21は、ベースパネル24の表面を覆うようにして取り付けられる(図5参照)。この時、外部接続手段29は、引き出し部50を介してベースパネル24の裏面側に引き出されるとともに、コネクタ38が係止突起46、46に係止されて固定される。また、各スイッチ操作部分31の内側が取り付け凹部49に接着固定される。
【0031 】
ここで、スイッチ21におけるスイッチ操作について説明すると、スイッチ21の構成及び構造によってスイッチ操作は次のように作用する(作用図面は省略する)。
【0032 】
スイッチ操作前となる突出部34に荷重が掛かっていない状態では、突出部34自体の保形性によって、その形状が保持された状態にある。そして、スイッチ操作がなされ、スイッチ操作をする者の指により突出部34が押圧されると(突出部34に荷重を掛ける押圧操作)、突出部34が上記指の押圧による荷重に抗しながら、ある荷重を境にして座屈し反転する(この時、クリック感が生じる)。
【0033 】
突出部34が座屈、反転するとその反転方向の荷重が減少し、突出部34の押圧がスムーズに進行する。反転した突出部34は更に押し込まれてスペーサシート27の貫通孔35に挿通され、突出部34に設けられた可動側の接点26が貫通孔35を介して回路体30の固定側の接点28に接触する。
【0034 】
これにより、回路体30の図示しないスイッチ回路が導通状態となり、スイッチ21はONされる。一方、上記指が離され上記反転方向の荷重が解除されると、突出部34はもとの状態に復帰する。そして、これに伴って導通状態が解除され、スイッチ21はOFFされる。
【0035 】
以上、図1ないし図5までを参照しながら説明してきたように、押圧部34をシート本体32に連続させたことから、従来例のような見切り線を無くすことができる。また、表シート25のシート本体32において、ベースパネル24の表面を覆う被覆部分33を設けてその被覆部分33をスイッチ操作部分31、31に連続させたことから、このことにおいても従来例のような見切り線を無くすことができる。一方、主として平面的な部材で構成したことから、従来例よりも薄型のスイッチにすることができる。従って、見切り線の無い高級感のある薄型のスイッチを提供することができる。
【0036 】
その他、外部接続手段29全体を平面的な部材にし、ベースパネル24の裏面側で固定されるように形成したことから、省スペース化と取り付け性向上とに寄与することができる。
【0037 】
次に、図6を参照しながらスイッチの他の構成例を説明する。図6は他の構成例を示す断面図である。尚、上述と基本的に同じ部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0038 】
図6において、引用符号61で示されるスイッチは、照光機能を有するとともに平面的な部材を主として構成したドームスイッチであって、表シート62と、スペーサシート63と、メンブレンシート64と、第二スペーサシート(スペーサシート)65と、可動側の接点26と、固定側の接点28、外部接続手段29、及び発光素子66を有する回路体67とを備えて構成されている。
【0039 】
表シート62は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の光透過性を有するシート部材であって、ベースパネル24に対する意匠一体パネルとしても機能するように形成されている。すなわち、表シート62のシート本体68は、スイッチ操作部分31と、ベースパネル24(図1参照)の表面を被覆する被覆部分33(図1参照)とを連続して有するように形成されている。
【0040 】
尚、ここでのスイッチ操作部分31は、可動側の接点26が設けられてない点と、発光素子66からの光69により照光される照光部70が新たに設けられている点とが上述と異なっている。
【0041 】
照光部70は、本形態において、突出部34の全体に形成されている。照光部70の配置及び数は任意であるものとする。また、照光部70以外は背景色の印刷や光反射・拡散層等の形成がなされているものとする。
【0042 】
スペーサシート63は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の光透過性及び柔軟性を有するシート部材であって、表シート62の変形防止と、突出部34の反転の際の空気抜きと、突出部34のストローク寸法確保と、発光素子66からの光69の導光と、を実現するために設けられている。スペーサシート63の表裏面には、既知の接着層(不図示)がそれぞれ設けられている。スペーサシート63は、上記表面側から表シート62の内面(裏面)に密着して固定されるとともに、メンブレンシート64を上記裏面に固定することができるように形成されている。
【0043 】
スペーサシート63は、貫通孔35と、図示しない空気逃がし部と、発光素子66の位置に対応して形成される収容部71とを有している。その収容部71は、発光素子66の大きさに合わせてスペーサシート63の上記表裏面を貫通するように形成されている。収容部71には、発光素子66が収容されるようになっている。
【0044 】
メンブレンシート64は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の柔軟性を有する薄肉のシート部材であって、その裏面の所定位置には、回路体67に対する可動側の接点26が設けられている。また、メンブレンシート64には、発光素子66が挿通される収容部72が形成されている。その収容部72は、スペーサシート63の収容部71に対応する位置に形成されている。
【0045 】
第二スペーサシート65は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の柔軟性を有するシート部材であって、メンブレンシート64の変形防止及びメンブレンシート64のストローク寸法確保を実現するために設けられている。第二スペーサシート65の表裏面には、既知の接着層(不図示)がそれぞれ設けられており、メンブレンシート64と回路体67とを各々上記表裏面に固定することができるようになっている。このような第二スペーサシート65は、可動側の接点26の位置に対応して形成される貫通孔73と、発光素子66が挿通される収容部74とを有している。
【0046 】
回路体67は、本形態において既知のFPC(FPC:フレキシブル・プリント・サーキット)が用いられており、所望の配索パターンとなる図示しないスイッチ回路を有する回路体本体75と、外部との電気的な接続に用いられる外部接続手段29とを備えて構成されている。
【0047 】
回路体本体75の表面、すなわち第二スペーサシート65側には、上記可動側の接点26が接触する固定側の接点28と、スイッチ操作部分31に対しての照光機能を構成する一又は複数の発光素子66(例えば既知のLED)とが設けられている。また、回路体本体75の裏面には、既知の接着層(不図示)が設けられている。
【0048 】
上記構成において、スイッチ61は次のように組み立てられる。先ず、メンブレンシート64を第二スペーサシート65の表面に接着固定するとともに、回路体67を第二スペーサシート65の裏面に接着固定する。次いで、スペーサシート63の裏面にメンブレンシート64、第二スペーサシート65、及び回路体67で構成されるスイッチ部分を接着固定し、これらをスペーサシート63の表面側から表シート62の内面(裏面)に接着固定することにより組み立てられる。そして、このように組み立てられたスイッチ61は、ベースパネル24(図1参照)の表面を覆うようにして取り付けられる。尚、スイッチ61は、次のように作用する(作用図面は省略する)。
【0049 】
スイッチ操作前となる突出部34に荷重が掛かっていない状態では、突出部34自体の保形性によって、その形状が保持された状態にある。そして、スイッチ操作がなされ、突出部34がスイッチ操作をする者の指により押圧されると(突出部34に荷重を掛ける押圧操作)、突出部34が指の押圧による荷重に抗しながら、ある荷重を境にして座屈し反転する(この時、クリック感が生じる)。
【0050 】
突出部34が座屈、反転するとその反転方向の荷重が減少し、突出部34の押圧がスムーズに進行する。反転した突出部34は更に押し込まれてスペーサシート63の貫通孔35に挿通され、メンブレンシート64を押圧する。メンブレンシート64が押圧されると撓みが生じ、そのメンブレンシート64に設けられた可動側の接点26が第二スペーサシート65の貫通孔73を介して回路体67の固定側の接点28に接触する。
【0051 】
これにより、回路体67の図示しないスイッチ回路が導通状態となり、スイッチ61はONされる。一方、上記指が離され上記反転方向の荷重が解除されると、メンブレンシート64及び突出部34はもとの状態に復帰する。そして、これに伴って導通状態が解除され、スイッチ61はOFFされる。
【0052 】
スイッチ操作部分31に対しての照光機能は、次のように作用する。例えば暗所などにおいて、ライトの点灯に伴い回路体67に実装された発光素子66が発光する。そして、その発光素子66が発光すると、発光素子66からの光69は、収容部71の壁面を介してスペーサシート63内に入射し導光される。その後、導光された光69は貫通孔35の壁面から出射され、そして、出射された光69は、照光部70を照光してスイッチ操作部分31を明るく照らす。
【0053 】
以上、スイッチ21(図1参照)の構成に替えてスイッチ61の構成を採用することができるものとする。尚、スイッチ61を採用しても上述と同様の効果を奏するものとする。
【0054 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。尚、上述では表シートに反転可能なドーム状の突出部(押圧部)を形成したドームスイッチを本発明に係るスイッチとして説明してきたが、突出部のないフラットな押圧部を有するメンブレンスイッチや、クリックシートスイッチ、シートスイッチ、フィルムスイッチ、ラバー(シート)スイッチのような薄型に形成することができるスイッチにしてもよいものとする。
【0055 】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、見切り線の無い高級感のある薄型のスイッチを提供することができるという効果を奏する。また、省スペース化と取り付け性向上とに寄与することができるという効果もあわせて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチの一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】図2の薄型スイッチ部分の拡大断面図である。
【図4】外部接続手段の分解斜視図である。
【図5】取り付け状態を示す断面図である。
【図6】薄型スイッチの他の構成例を示す断面図である。
【図7】従来例を説明するためのインストルメントパネルの斜視図である。
【図8】図7のスイッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
21 スイッチ
22 インストルメントパネル
23 メータ部
24 ベースパネル(取り付け相手)
25 表シート
26 可動側の接点
27 スペーサシート
28 固定側の接点
29 外部接続手段
30 回路体
31 スイッチ操作部分
32 シート本体
33 被覆部分
34 突出部(押圧部)
35 貫通孔
36 回路体本体
37 結線回路部
38 コネクタ
39 回路
40 ハウジング
41 ホルダー
42 接続部
43 係止部
44 係止凹部
45 コネクタ
46 係止突起
47 ワイヤハーネス
48 係止突起
49 取り付け凹部
50 引き出し部
61 スイッチ
62 表シート
63 スペーサシート
64 メンブレンシート
65 第二スペーサシート(スペーサシート)
66 発光素子
67 回路体
68 シート本体
69 光
70 照光部
71、72、74 収容部
73 貫通孔
75 回路体本体

Claims (1)

  1. シート本体に連続させて見切り線を無くした押圧部を有する表シートと、前記押圧部の押圧移動に伴って変位する可動側の接点と、該可動側の接点に対向して接触し合う固定側の接点及び外部接続手段を有する回路体と、前記表シートと前記回路体との間に介在するとともに前記可動側の接点と前記固定側の接点との接触を確保するための貫通孔を形成した一又は複数のスペーサシートと、を備え、
    且つ、前記押圧部周辺一帯のスイッチ操作部分と、取り付け相手の表面を被覆する被覆部分と、を連続して有するように前記シート本体を形成し、
    且つ、フレキシブル性を有するフラットな形状の結線回路部と、該結線回路部の端末に設けたコネクタと、を備えて前記外部接続手段を構成するとともに、前記取り付け相手裏面側での固定が可能となるように前記外部接続手段の形状を形成した
    ことを特徴とするスイッチ。
JP2003022732A 2003-01-30 2003-01-30 スイッチ Withdrawn JP2004231073A (ja)

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