JP2004232696A - 油圧緩衝器 - Google Patents
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Abstract
【課題】油圧緩衝器の寸法や重量の増加を最小限に抑えながら、その曲げ剛性を高める。
【解決手段】油圧緩衝器Dは、ピストンロッド17に設けられたピストン18と、ピストン18が摺動自在に嵌合するインナーシリンダ12と、インナーシリンダ12の外周に嵌合するアウターチューブ11と、インナーシリンダ12およびアウターチューブ11に充填されたオイル25と、インナーシリンダ12に対するピストン18の軸線L方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイル25の粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁22,24とを備える。インナーシリンダ12およびアウターチューブ11間に環状を成す2個の補強部材26を圧入することで油圧緩衝器Dの曲げ剛性を高め、補強部材26に通孔26aを形成することでオイル25やエアの流通を可能にする。
【選択図】 図1
【解決手段】油圧緩衝器Dは、ピストンロッド17に設けられたピストン18と、ピストン18が摺動自在に嵌合するインナーシリンダ12と、インナーシリンダ12の外周に嵌合するアウターチューブ11と、インナーシリンダ12およびアウターチューブ11に充填されたオイル25と、インナーシリンダ12に対するピストン18の軸線L方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイル25の粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁22,24とを備える。インナーシリンダ12およびアウターチューブ11間に環状を成す2個の補強部材26を圧入することで油圧緩衝器Dの曲げ剛性を高め、補強部材26に通孔26aを形成することでオイル25やエアの流通を可能にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のストラット式サスペンション装置に使用される油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる油圧緩衝器は、例えば下記特許文献1および特許文献2により公知である。自動車のストラット式サスペンション装置に使用される油圧緩衝器は、その曲げ剛性が不充分であるとタイヤのキャンバーやキャスターが変化してサスペンション装置の特性が影響を受ける可能性がある。この問題は、油圧緩衝器がアルミニウム製であって曲げ剛性が低い場合に特に顕著なものとなる。そこで従来は、油圧緩衝器のアウターチューブの外径を太くしたり、アウターチューブの肉圧を厚くしたりすることで必要な曲げ剛性を確保していた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−12530号公報
【特許文献2】
特開2001−59536号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、油圧緩衝器のアウターチューブの外径を太くするとタイヤハウス内に収納するのが困難になる問題があり、またアウターチューブの肉圧を厚くすると重量が増加する問題がある。
【0005】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、油圧緩衝器の寸法や重量の増加を最小限に抑えながら、その曲げ剛性を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ピストンロッドと、ピストンロッドに設けられたピストンと、ピストンが摺動自在に嵌合するインナーシリンダと、インナーシリンダの外周に嵌合するアウターチューブと、インナーシリンダおよびアウターチューブに充填されたオイルと、インナーシリンダに対するピストンの軸線方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイルの粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁とを備えた油圧緩衝器において、インナーシリンダの外周面およびアウターチューブの内周面間に環状の補強部材を圧入し、この補強部材にオイルが流通可能な通孔を形成したことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0007】
上記構成によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダの外周面およびアウターチューブの内周面間に環状の補強部材を圧入したので、この補強部材でインナーシリンダおよびアウターチューブを一体化して油圧緩衝器の曲げ剛性を高めることができ、しかも油圧緩衝器の外径が補強部材によって増加することもなく、重量の増加も補強部材の重量分だけの極僅かなものとなる。また補強部材に通孔を形成したので、アウターチューブ内のオイルの流通が妨げられることがないだけでなく、通孔によって補強部材の重量を軽減することができる。
【0008】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、少なくとも2個の補強部材をインナーシリンダに対するピストンの摺動範囲の外側に配置したことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0009】
上記構成によれば、少なくとも2個の補強部材を設けたことにより油圧緩衝器の曲げ剛性が更に高められるだけでなく、それら補強部材をインナーシリンダに対するピストンの摺動範囲の外側に配置したので、補強部材の圧入によりインナーシリンダが変形しても、少なくともピストンの摺動範囲におけるインナーシリンダの変形を防止してピストンのスムーズな摺動を可能にすることができる。
【0010】
また請求項3に記載された発明によれば、ピストンロッドと、ピストンロッドに設けられたピストンと、ピストンが摺動自在に嵌合するインナーシリンダと、インナーシリンダの外周に嵌合するアウターチューブと、インナーシリンダおよびアウターチューブに充填されたオイルと、インナーシリンダに対するピストンの軸線方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイルの粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁とを備えた油圧緩衝器において、インナーシリンダを二重構造としたことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0011】
上記構成によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダを二重構造としたので、インナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、もともとアウターチューブに比べて直径が小さいインナーシリンダを二重構造とするので、その重量増加も極僅かなものとなる。
【0012】
また請求項4に記載された発明によれば、ピストンロッドと、ピストンロッドに設けられたピストンと、ピストンが摺動自在に嵌合するインナーシリンダと、インナーシリンダの外周に嵌合するアウターチューブと、インナーシリンダおよびアウターチューブに充填されたオイルと、インナーシリンダに対するピストンの軸線方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイルの粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁とを備えた油圧緩衝器において、ピストンロッドに軸線方向に離間した2個のピストンを設けたことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0013】
上記構成によれば、油圧緩衝器のピストンロッドに軸線方向に離間した2個のピストンを設けたので、2個のピストンに挟まれたインナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、ピストンを1個追加するだけなので重量増加も極僅かなものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】
図1および図2は本発明の第1実施例を示すもので、図1は油圧緩衝器の縦断面図、図2は図1の2−2線断拡大面図である。
【0016】
図1および図2に示すように、自動車のストラット式サスペンション装置用の油圧緩衝器Dは、下端が閉塞して上端が開放する有底円筒状のアウターチューブ11を備えており、その下端の取付部11aが図示せぬナックルにボルトで締結されている。アウターチューブ11の内部に円筒状のインナーシリンダ12が軸線Lを共通するように同軸に配置されており、インナーシリンダ12の下端とアウターチューブ11の底壁との間にはバルブブロック13が配置され、インナーシリンダ12の上端に当接するロッドガイド14と、その上面に重ね合わされたシールホルダ15とがアウターチューブ11の上端にカシメにより固定される。
ロッドガイド14に摺動自在に支持され、かつシールホルダ15の中央に設けたシール部材16を液密に貫通するピストンロッド17は、その上端の取付部17aが図示せぬ車体フレームにゴムブッシュジョイントを介して接続されるとともに、その下端に設けたピストン18がインナーシリンダ12に摺動自在に嵌合する。ピストンロッド17の中間部にはストッパラバー19が設けられており、このストッパラバー19がロッドガイド14に当接することで、フルリバウンド時のピストンロッド17の突出量が規制される。
【0017】
インナーシリンダ12の内部はピストン18によって上室20および下室21に区画されており、ピストン18には上室20および下室21を接続するチェック機能付きの絞り弁22…が設けられる。またアウターチューブ11およびインナーシリンダ12の間には外室23が形成されており、この外室23とインナーシリンダ12の下室21とを接続するようにバルブブロック13に形成した連通路13aに、チェック機能付きの絞り弁24…が設けられる。前記上室20、下室21および外室23にはオイル25が充填されるが、外室23の上部はエアが充填されたリザーバとして機能する。
【0018】
アウターチューブ11の内周面とインナーシリンダ12の外周面との間に円環状をなす2個の補強部材26,26が圧入により固定される。補強部材26,26は、その両面を連通させる複数の通孔26a…を備える。補強部材26,26の固定位置は、フルリバウンド時のピストン18の位置18Uおよびフルバンプ時のピストン18の位置18Lよりも、軸線L方向の外側に設定される。即ち、補強部材26,26はピストン18の摺動範囲の外側に固定される。
【0019】
次に、上記構成を備えた第1実施例の作用を説明する。
【0020】
ピストンロッド17がアウターチューブ11から抜け出るリバウンド時には、ピストン18に設けた絞り弁22…が絞り機能を発揮するとともに、バルブブロック13に設けた絞り弁24…が開放する。その結果、ピストン18の上動に伴って容積が減少するインナーシリンダ12の上室20内のオイル25はピストン18の絞り弁22…を通過しながらインナーシリンダ12の下室21に流入し、その際に前記絞り弁22…を通過するオイル25の粘性抵抗で減衰力が発生する。このとき、上室20からロッドガイド14を貫通して外部に突出したピストンロッド17の容積に相当するオイル25が、アウターチューブ11の外室23からバルブブロック13の開放した絞り弁24…を通過してインナーシリンダ12の下室21に抵抗なく流入する。
【0021】
一方、ピストンロッド17がアウターチューブ11に押し込まれるバンプ時には、ピストン18に設けた絞り弁22…が開放状態になるとともに、バルブブロック13に設けた絞り弁24…が絞り機能を発揮する。その結果、インナーシリンダ12の容積が減少する下室21から押し出されたオイル25はピストン18の絞り弁22…を抵抗なく通過して容積が増加する上室20に流入する。このとき、ロッドガイド14を貫通して上室20に挿入されたピストンロッド17の容積に相当するオイル25が、下室21からバルブブロック13の絞り弁24…を通過して外室23に流入し、その際に前記絞り弁24…を通過するオイル25の粘性抵抗で減衰力が発生する。
【0022】
以上のようにして、サスペンションアームに下端を接続されたアウターチューブ11と、車体フレームに上端を接続されたピストンロッド17とが軸線L方向に相対移動して減衰力を発生するとき、油圧緩衝器Dに曲げモーメントが作用する。この曲げモーメントによって油圧緩衝器Dが曲げ変形すると、タイヤのキャンバーやキャスターが変化してサスペンション装置の特性が影響を受ける可能性があるため、油圧緩衝器Dが曲げ変形を最小限に抑えることが望ましい。
【0023】
本実施例では、アウターチューブ11の内周面およびインナーシリンダ12の外周面間に環状の補強部材26,26を圧入したので、この補強部材26,26でインナーシリンダ12およびアウターチューブ11を一体化して油圧緩衝器Dの曲げ剛性を高めることができ、しかも油圧緩衝器Dの外径が補強部材26,26によって増加することもなく、重量の増加も補強部材26,26の重量分だけの僅かなものとなる。
【0024】
また、また補強部材26,26に通孔26a…を形成したので、アウターチューブ11内のオイル25やエアの流通が妨げられることがないだけでなく、通孔26a…によって補強部材26,26の重量を軽減することができる。更に、補強部材26,26がピストン18の摺動範囲の外側に配置されているため、補強部材26,26の圧入時にインナーシリンダ12が多少変形しても、ピストン18のスムーズな摺動が妨げられることがない。
【0025】
図3および図4は本発明の第2実施例を示すもので、図3は油圧緩衝器の縦断面図、図4は図3の4−4線拡大断面図である。尚、第2実施例において、第1実施例の部材に対応する部材に第1実施例と同じ符号を付すことで、重複する説明を省略する。
【0026】
第2実施例は第1実施例の補強部材26,26を備えておらず、その代わりにインナーシリンダ12が二重構造になっている。インナーシリンダ12は内壁12aと外壁12bとを放射方向に延びる多数の隔壁12c…で接続したハニカム構造と類似の断面を有しており、曲げ荷重に対して大きな抵抗力を発揮することができる。このインナーシリンダ12を装着することで、油圧緩衝器D全体の曲げ剛性を高めて第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。第1実施例に比べて、二重構造のインナーシリンダ12は肉厚になるが、アウターチューブ11の外径に直接影響を及ぼすことはなく、しかもインナーシリンダ12は中空構造であるために重量の増加も最小限に抑えられる。
【0027】
図5および図6は本発明の第3実施例を示すもので、図5は油圧緩衝器の縦断面図、図6は図5の6部拡大図である。尚、第3実施例において、第1実施例の部材に対応する部材に第1実施例と同じ符号を付すことで、重複する説明を省略する。
【0028】
第3実施例はピストンロッド17に軸線L方向に離間した2個のピストン18,18を設けたものである。即ち、ピストンロッド17の端部に形成した雄ねじ部17bに第1のピストン18を嵌合させてナット27で締結し、更にピストンロッド17の一部を構成するパイプ状のアダプタ28の内周の雌ねじ部28aの一端を前記雄ねじ部17bに締結し、更にアダプタ28の他端に第2のピストン18を当接させてボルト29で雌ねじ部28aに締結したものである。2個のピストン18,18の構造は同一であり、第1実施例のピストン18と同様に絞り弁22…を備えている。
【0029】
この第3実施例によっても、2個のピストン18,18間でインナーシリンダ12の曲げ剛性が高められるため、油圧緩衝器D全体の曲げ剛性を高めて第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。またピストン18を1個追加するだけなので重量の増加も最小限に抑えられる。
【0030】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0031】
例えば、実施例では自動車のサスペンション装置用の油圧緩衝器Dを例示したが、本発明の他の任意の用途の油圧緩衝器Dに対して適用することができる。
【0032】
また第1実施例では2個の補強部材26,26を設けているが、補強部材の数は1個あるいは3個以上であっても良い。
【0033】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダの外周面およびアウターチューブの内周面間に環状の補強部材を圧入したので、この補強部材でインナーシリンダおよびアウターチューブを一体化して油圧緩衝器の曲げ剛性を高めることができ、しかも油圧緩衝器の外径が補強部材によって増加することもなく、重量の増加も補強部材の重量分だけの極僅かなものとなる。また補強部材に通孔を形成したので、アウターチューブ内のオイルの流通が妨げられることがないだけでなく、通孔によって補強部材の重量を軽減することができる。
【0034】
また請求項2に記載された発明によれば、少なくとも2個の補強部材を設けたことにより油圧緩衝器の曲げ剛性が更に高められるだけでなく、それら補強部材をインナーシリンダに対するピストンの摺動範囲の外側に配置したので、補強部材の圧入によりインナーシリンダが変形しても、少なくともピストンの摺動範囲におけるインナーシリンダの変形を防止してピストンのスムーズな摺動を可能にすることができる。
【0035】
また請求項3に記載された発明によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダを二重構造としたので、インナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、もともとアウターチューブに比べて直径が小さいインナーシリンダを二重構造とするので、その重量増加も極僅かなものとなる。
【0036】
また請求項4に記載された発明によれば、油圧緩衝器のピストンロッドに軸線方向に離間した2個のピストンを設けたので、2個のピストンに挟まれたインナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、ピストンを1個追加するだけなので重量増加も極僅かなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧緩衝器の縦断面図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】第2実施例に係る油圧緩衝器の縦断面図
【図4】図3の4−4線拡大断面図
【図5】第3実施例に係る油圧緩衝器の縦断面図
【図6】図5の6部拡大図
【符号の説明】
11 アウターチューブ
12 インナーシリンダ
17 ピストンロッド
18 ピストン
22 絞り弁
24 絞り弁
25 オイル
26 補強部材
26a 通孔
L 軸線
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のストラット式サスペンション装置に使用される油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる油圧緩衝器は、例えば下記特許文献1および特許文献2により公知である。自動車のストラット式サスペンション装置に使用される油圧緩衝器は、その曲げ剛性が不充分であるとタイヤのキャンバーやキャスターが変化してサスペンション装置の特性が影響を受ける可能性がある。この問題は、油圧緩衝器がアルミニウム製であって曲げ剛性が低い場合に特に顕著なものとなる。そこで従来は、油圧緩衝器のアウターチューブの外径を太くしたり、アウターチューブの肉圧を厚くしたりすることで必要な曲げ剛性を確保していた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−12530号公報
【特許文献2】
特開2001−59536号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、油圧緩衝器のアウターチューブの外径を太くするとタイヤハウス内に収納するのが困難になる問題があり、またアウターチューブの肉圧を厚くすると重量が増加する問題がある。
【0005】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、油圧緩衝器の寸法や重量の増加を最小限に抑えながら、その曲げ剛性を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ピストンロッドと、ピストンロッドに設けられたピストンと、ピストンが摺動自在に嵌合するインナーシリンダと、インナーシリンダの外周に嵌合するアウターチューブと、インナーシリンダおよびアウターチューブに充填されたオイルと、インナーシリンダに対するピストンの軸線方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイルの粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁とを備えた油圧緩衝器において、インナーシリンダの外周面およびアウターチューブの内周面間に環状の補強部材を圧入し、この補強部材にオイルが流通可能な通孔を形成したことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0007】
上記構成によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダの外周面およびアウターチューブの内周面間に環状の補強部材を圧入したので、この補強部材でインナーシリンダおよびアウターチューブを一体化して油圧緩衝器の曲げ剛性を高めることができ、しかも油圧緩衝器の外径が補強部材によって増加することもなく、重量の増加も補強部材の重量分だけの極僅かなものとなる。また補強部材に通孔を形成したので、アウターチューブ内のオイルの流通が妨げられることがないだけでなく、通孔によって補強部材の重量を軽減することができる。
【0008】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、少なくとも2個の補強部材をインナーシリンダに対するピストンの摺動範囲の外側に配置したことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0009】
上記構成によれば、少なくとも2個の補強部材を設けたことにより油圧緩衝器の曲げ剛性が更に高められるだけでなく、それら補強部材をインナーシリンダに対するピストンの摺動範囲の外側に配置したので、補強部材の圧入によりインナーシリンダが変形しても、少なくともピストンの摺動範囲におけるインナーシリンダの変形を防止してピストンのスムーズな摺動を可能にすることができる。
【0010】
また請求項3に記載された発明によれば、ピストンロッドと、ピストンロッドに設けられたピストンと、ピストンが摺動自在に嵌合するインナーシリンダと、インナーシリンダの外周に嵌合するアウターチューブと、インナーシリンダおよびアウターチューブに充填されたオイルと、インナーシリンダに対するピストンの軸線方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイルの粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁とを備えた油圧緩衝器において、インナーシリンダを二重構造としたことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0011】
上記構成によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダを二重構造としたので、インナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、もともとアウターチューブに比べて直径が小さいインナーシリンダを二重構造とするので、その重量増加も極僅かなものとなる。
【0012】
また請求項4に記載された発明によれば、ピストンロッドと、ピストンロッドに設けられたピストンと、ピストンが摺動自在に嵌合するインナーシリンダと、インナーシリンダの外周に嵌合するアウターチューブと、インナーシリンダおよびアウターチューブに充填されたオイルと、インナーシリンダに対するピストンの軸線方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイルの粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁とを備えた油圧緩衝器において、ピストンロッドに軸線方向に離間した2個のピストンを設けたことを特徴とする油圧緩衝器が提案される。
【0013】
上記構成によれば、油圧緩衝器のピストンロッドに軸線方向に離間した2個のピストンを設けたので、2個のピストンに挟まれたインナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、ピストンを1個追加するだけなので重量増加も極僅かなものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】
図1および図2は本発明の第1実施例を示すもので、図1は油圧緩衝器の縦断面図、図2は図1の2−2線断拡大面図である。
【0016】
図1および図2に示すように、自動車のストラット式サスペンション装置用の油圧緩衝器Dは、下端が閉塞して上端が開放する有底円筒状のアウターチューブ11を備えており、その下端の取付部11aが図示せぬナックルにボルトで締結されている。アウターチューブ11の内部に円筒状のインナーシリンダ12が軸線Lを共通するように同軸に配置されており、インナーシリンダ12の下端とアウターチューブ11の底壁との間にはバルブブロック13が配置され、インナーシリンダ12の上端に当接するロッドガイド14と、その上面に重ね合わされたシールホルダ15とがアウターチューブ11の上端にカシメにより固定される。
ロッドガイド14に摺動自在に支持され、かつシールホルダ15の中央に設けたシール部材16を液密に貫通するピストンロッド17は、その上端の取付部17aが図示せぬ車体フレームにゴムブッシュジョイントを介して接続されるとともに、その下端に設けたピストン18がインナーシリンダ12に摺動自在に嵌合する。ピストンロッド17の中間部にはストッパラバー19が設けられており、このストッパラバー19がロッドガイド14に当接することで、フルリバウンド時のピストンロッド17の突出量が規制される。
【0017】
インナーシリンダ12の内部はピストン18によって上室20および下室21に区画されており、ピストン18には上室20および下室21を接続するチェック機能付きの絞り弁22…が設けられる。またアウターチューブ11およびインナーシリンダ12の間には外室23が形成されており、この外室23とインナーシリンダ12の下室21とを接続するようにバルブブロック13に形成した連通路13aに、チェック機能付きの絞り弁24…が設けられる。前記上室20、下室21および外室23にはオイル25が充填されるが、外室23の上部はエアが充填されたリザーバとして機能する。
【0018】
アウターチューブ11の内周面とインナーシリンダ12の外周面との間に円環状をなす2個の補強部材26,26が圧入により固定される。補強部材26,26は、その両面を連通させる複数の通孔26a…を備える。補強部材26,26の固定位置は、フルリバウンド時のピストン18の位置18Uおよびフルバンプ時のピストン18の位置18Lよりも、軸線L方向の外側に設定される。即ち、補強部材26,26はピストン18の摺動範囲の外側に固定される。
【0019】
次に、上記構成を備えた第1実施例の作用を説明する。
【0020】
ピストンロッド17がアウターチューブ11から抜け出るリバウンド時には、ピストン18に設けた絞り弁22…が絞り機能を発揮するとともに、バルブブロック13に設けた絞り弁24…が開放する。その結果、ピストン18の上動に伴って容積が減少するインナーシリンダ12の上室20内のオイル25はピストン18の絞り弁22…を通過しながらインナーシリンダ12の下室21に流入し、その際に前記絞り弁22…を通過するオイル25の粘性抵抗で減衰力が発生する。このとき、上室20からロッドガイド14を貫通して外部に突出したピストンロッド17の容積に相当するオイル25が、アウターチューブ11の外室23からバルブブロック13の開放した絞り弁24…を通過してインナーシリンダ12の下室21に抵抗なく流入する。
【0021】
一方、ピストンロッド17がアウターチューブ11に押し込まれるバンプ時には、ピストン18に設けた絞り弁22…が開放状態になるとともに、バルブブロック13に設けた絞り弁24…が絞り機能を発揮する。その結果、インナーシリンダ12の容積が減少する下室21から押し出されたオイル25はピストン18の絞り弁22…を抵抗なく通過して容積が増加する上室20に流入する。このとき、ロッドガイド14を貫通して上室20に挿入されたピストンロッド17の容積に相当するオイル25が、下室21からバルブブロック13の絞り弁24…を通過して外室23に流入し、その際に前記絞り弁24…を通過するオイル25の粘性抵抗で減衰力が発生する。
【0022】
以上のようにして、サスペンションアームに下端を接続されたアウターチューブ11と、車体フレームに上端を接続されたピストンロッド17とが軸線L方向に相対移動して減衰力を発生するとき、油圧緩衝器Dに曲げモーメントが作用する。この曲げモーメントによって油圧緩衝器Dが曲げ変形すると、タイヤのキャンバーやキャスターが変化してサスペンション装置の特性が影響を受ける可能性があるため、油圧緩衝器Dが曲げ変形を最小限に抑えることが望ましい。
【0023】
本実施例では、アウターチューブ11の内周面およびインナーシリンダ12の外周面間に環状の補強部材26,26を圧入したので、この補強部材26,26でインナーシリンダ12およびアウターチューブ11を一体化して油圧緩衝器Dの曲げ剛性を高めることができ、しかも油圧緩衝器Dの外径が補強部材26,26によって増加することもなく、重量の増加も補強部材26,26の重量分だけの僅かなものとなる。
【0024】
また、また補強部材26,26に通孔26a…を形成したので、アウターチューブ11内のオイル25やエアの流通が妨げられることがないだけでなく、通孔26a…によって補強部材26,26の重量を軽減することができる。更に、補強部材26,26がピストン18の摺動範囲の外側に配置されているため、補強部材26,26の圧入時にインナーシリンダ12が多少変形しても、ピストン18のスムーズな摺動が妨げられることがない。
【0025】
図3および図4は本発明の第2実施例を示すもので、図3は油圧緩衝器の縦断面図、図4は図3の4−4線拡大断面図である。尚、第2実施例において、第1実施例の部材に対応する部材に第1実施例と同じ符号を付すことで、重複する説明を省略する。
【0026】
第2実施例は第1実施例の補強部材26,26を備えておらず、その代わりにインナーシリンダ12が二重構造になっている。インナーシリンダ12は内壁12aと外壁12bとを放射方向に延びる多数の隔壁12c…で接続したハニカム構造と類似の断面を有しており、曲げ荷重に対して大きな抵抗力を発揮することができる。このインナーシリンダ12を装着することで、油圧緩衝器D全体の曲げ剛性を高めて第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。第1実施例に比べて、二重構造のインナーシリンダ12は肉厚になるが、アウターチューブ11の外径に直接影響を及ぼすことはなく、しかもインナーシリンダ12は中空構造であるために重量の増加も最小限に抑えられる。
【0027】
図5および図6は本発明の第3実施例を示すもので、図5は油圧緩衝器の縦断面図、図6は図5の6部拡大図である。尚、第3実施例において、第1実施例の部材に対応する部材に第1実施例と同じ符号を付すことで、重複する説明を省略する。
【0028】
第3実施例はピストンロッド17に軸線L方向に離間した2個のピストン18,18を設けたものである。即ち、ピストンロッド17の端部に形成した雄ねじ部17bに第1のピストン18を嵌合させてナット27で締結し、更にピストンロッド17の一部を構成するパイプ状のアダプタ28の内周の雌ねじ部28aの一端を前記雄ねじ部17bに締結し、更にアダプタ28の他端に第2のピストン18を当接させてボルト29で雌ねじ部28aに締結したものである。2個のピストン18,18の構造は同一であり、第1実施例のピストン18と同様に絞り弁22…を備えている。
【0029】
この第3実施例によっても、2個のピストン18,18間でインナーシリンダ12の曲げ剛性が高められるため、油圧緩衝器D全体の曲げ剛性を高めて第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。またピストン18を1個追加するだけなので重量の増加も最小限に抑えられる。
【0030】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0031】
例えば、実施例では自動車のサスペンション装置用の油圧緩衝器Dを例示したが、本発明の他の任意の用途の油圧緩衝器Dに対して適用することができる。
【0032】
また第1実施例では2個の補強部材26,26を設けているが、補強部材の数は1個あるいは3個以上であっても良い。
【0033】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダの外周面およびアウターチューブの内周面間に環状の補強部材を圧入したので、この補強部材でインナーシリンダおよびアウターチューブを一体化して油圧緩衝器の曲げ剛性を高めることができ、しかも油圧緩衝器の外径が補強部材によって増加することもなく、重量の増加も補強部材の重量分だけの極僅かなものとなる。また補強部材に通孔を形成したので、アウターチューブ内のオイルの流通が妨げられることがないだけでなく、通孔によって補強部材の重量を軽減することができる。
【0034】
また請求項2に記載された発明によれば、少なくとも2個の補強部材を設けたことにより油圧緩衝器の曲げ剛性が更に高められるだけでなく、それら補強部材をインナーシリンダに対するピストンの摺動範囲の外側に配置したので、補強部材の圧入によりインナーシリンダが変形しても、少なくともピストンの摺動範囲におけるインナーシリンダの変形を防止してピストンのスムーズな摺動を可能にすることができる。
【0035】
また請求項3に記載された発明によれば、油圧緩衝器のインナーシリンダを二重構造としたので、インナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、もともとアウターチューブに比べて直径が小さいインナーシリンダを二重構造とするので、その重量増加も極僅かなものとなる。
【0036】
また請求項4に記載された発明によれば、油圧緩衝器のピストンロッドに軸線方向に離間した2個のピストンを設けたので、2個のピストンに挟まれたインナーシリンダの曲げ剛性を高めることで油圧緩衝器全体の曲げ剛性を高めることができ、しかもアウターチューブを変更する必要がないので油圧緩衝器の外径が増加することもなく、ピストンを1個追加するだけなので重量増加も極僅かなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧緩衝器の縦断面図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】第2実施例に係る油圧緩衝器の縦断面図
【図4】図3の4−4線拡大断面図
【図5】第3実施例に係る油圧緩衝器の縦断面図
【図6】図5の6部拡大図
【符号の説明】
11 アウターチューブ
12 インナーシリンダ
17 ピストンロッド
18 ピストン
22 絞り弁
24 絞り弁
25 オイル
26 補強部材
26a 通孔
L 軸線
Claims (4)
- ピストンロッド(17)と、
ピストンロッド(17)に設けられたピストン(18)と、
ピストン(18)が摺動自在に嵌合するインナーシリンダ(12)と、
インナーシリンダ(12)の外周に嵌合するアウターチューブ(11)と、
インナーシリンダ(12)およびアウターチューブ(11)に充填されたオイル(25)と、
インナーシリンダ(12)に対するピストン(18)の軸線(L)方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイル(25)の粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁(22,24)と、
を備えた油圧緩衝器において、
インナーシリンダ(12)の外周面およびアウターチューブ(11)の内周面間に環状の補強部材(26)を圧入し、この補強部材(26)にオイル(25)が流通可能な通孔(26a)を形成したことを特徴とする油圧緩衝器。 - 少なくとも2個の補強部材(26)をインナーシリンダ(12)に対するピストン(18)の摺動範囲の外側に配置したことを特徴とする、請求項1に記載の油圧緩衝器。
- ピストンロッド(17)と、
ピストンロッド(17)に設けられたピストン(18)と、
ピストン(18)が摺動自在に嵌合するインナーシリンダ(12)と、
インナーシリンダ(12)の外周に嵌合するアウターチューブ(11)と、
インナーシリンダ(12)およびアウターチューブ(11)に充填されたオイル(25)と、
インナーシリンダ(12)に対するピストン(18)の軸線(L)方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイル(25)の粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁(22,24)と、
を備えた油圧緩衝器において、
インナーシリンダ(12)を二重構造としたことを特徴とする油圧緩衝器。 - ピストンロッド(17)と、
ピストンロッド(17)に設けられたピストン(18)と、
ピストン(18)が摺動自在に嵌合するインナーシリンダ(12)と、
インナーシリンダ(12)の外周に嵌合するアウターチューブ(11)と、
インナーシリンダ(12)およびアウターチューブ(11)に充填されたオイル(25)と、
インナーシリンダ(12)に対するピストン(18)の軸線(L)方向の相対移動に伴って開閉し、そこを通過するオイル(25)の粘性抵抗で減衰力を発生する絞り弁(22,24)と、
を備えた油圧緩衝器において、
ピストンロッド(17)に軸線(L)方向に離間した2個のピストン(18)を設けたことを特徴とする油圧緩衝器。
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| JP2003020511A JP2004232696A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 油圧緩衝器 |
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