JP2004236750A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ機12は、メイン制御基板120と、図柄を表示する図柄表示装置22と、前記メイン制御基板120からの指示信号に基づいて図柄表示装置22を制御する図柄制御基板130と、前記図柄表示装置22に表示した図柄の情報を記憶するRAM144と、RAM144に記憶した図柄の情報が所定の条件を満たすか否かを判定するCPU140とを備えている。図柄の情報が所定の条件を満たすと判定した場合に、図柄表示装置22の画面にプレミア画像71,72を表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばパチンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機の一つであるパチンコ機として、例えば[特許文献1]に開示されたパチンコ機が知られている。
[特許文献1]に開示されたパチンコ機は、遊技盤面(11)に発動入賞部(17)及び履歴表示部(60)が設けられてなるパチンコ機であり、表示処理部(32)及び遊技処理部(31)を有するものであって、前記表示処理部(32)は、遊技球が前記発動入賞部(17)に入賞する毎に、特定図柄(Z1)を含む図柄を前記履歴表示部(60)に表示していく図柄処理手段(321)を有し、前記遊技処理部(31)は、前記履歴表示部(60)に所定個の特定図柄(Z1)が揃って表示される場合に、所定価値を付与する付与手段(311)を有することを特徴とするパチンコ機である。
【0003】
上記した従来のパチンコ機は、要するに、可変表示部(40)において主遊技となる図柄合わせ遊技を行い、連動図柄表示部(50)において前記主遊技とは異なる副遊技を行い、履歴表示部(60)において連動表示部(50)に表示された図柄の履歴を利用した履歴遊技を行うものである。つまり、可変表示部(40)における主遊技だけでは面白みに欠けるので、連動図柄表示部(50)における副遊技を足し合わせ、さらに、図柄の履歴を利用した履歴遊技を足し合わせたパチンコ機である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−37998
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のパチンコ機では、主遊技、副遊技、履歴遊技の3つの遊技が同時に行われるので、例えば、それら3つの遊技がすべて当たりになった場合には、賞球としてのパチンコ球が過大に払い出されてしまい、パチンコ遊技を提供するパチンコホール側が被る不利益があまりに大きくなるので問題であった。また、履歴表示部に表示される特定図柄の履歴と、可変表示部に表示される図柄とは何の関連性もないために、いわば別個の遊技がそれぞれ独立に行なわれているだけなので、面白みに欠けるという問題があった。
【0006】
本願発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示した当たり図柄の履歴情報を記憶して履歴遊技を行う遊技機の改良に関する技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、請求項1に記載した通りの遊技機である。
したがって、遊技者に有利となる特典の当落を抽選する抽選手段と、前記抽選手段による抽選結果を報知するために図柄を表示する図柄表示装置とを備えている。ここでいう「特典」とは、例えばパチンコ機を例にすると、多くの賞球を獲得できるチャンスが与えられる「大当たり遊技」等が該当する。また、「抽選手段」とは、例えばパチンコ機を例にすると、抽選を行うためのプログラムを実行するCPU等が該当する。
【0008】
また、請求項1に記載の遊技機は、前記図柄表示装置に表示した図柄の情報を記憶する図柄情報記憶手段と、記憶した「図柄情報」が所定の条件を満たすか否かを判定する図柄情報判定手段とを備えている。ここでいう「図柄」とは、抽選手段による抽選結果を報知するために図柄表示装置に表示した図柄全般のことであり、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普通図柄,大当り図柄,リーチ図柄)や装飾表示用図柄(装飾図柄,背景図柄等)などが該当する。また、「図柄情報」とは、図柄表示装置に表示した図柄に関する情報全般のことであり、例えば、ある一定の過去から現在までに表示した図柄の履歴に関する情報などが該当する。
図柄情報判定手段は、図柄情報記憶手段に記憶した「図柄情報」が所定の条件を満たすか否かを判定する。そして、図柄情報が所定の条件を満たすと判定した場合に、遊技者に前記特典とは異なる付加特典を与える付加特典遊技処理を実行する。
【0009】
このような構成を備えることにより、請求項1に記載の遊技機によれば、抽選手段による抽選結果に応じた特典を与えるいわばメインの遊技と、前記特典とは異なる付加的な特典を与える別の遊技とを互いに関連付けることができる。つまり、従来の遊技機のように、特典を与えるための複数の遊技が単に独立に行われるだけではないので、複数の特典による相乗的な面白みを得ることができる。
【0010】
また、本願の発明は、以下の[手段2]〜[手段4]に記載した発明として構成することも可能である。
[手段2] 請求項1に記載の遊技機であって、
抽選手段による抽選結果が当たりであることを報知するために表示した当たり図柄の履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすか否かを判定する履歴情報判定手段とを備え、当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすと判定した場合に、遊技を演出する遊技演出装置において特別遊技演出処理を実行することを特徴とする遊技機。
[手段3] [手段2]に記載の遊技機であって、
抽選手段を有する主制御装置と、前記主制御装置から出力される指示信号に基づいて遊技演出装置を制御する副制御装置とを備え、履歴情報記憶手段及び履歴情報判定手段が前記副制御装置に設けられていることを特徴とする遊技機。
[手段4] [手段2]または[手段3]に記載の遊技機であって、
遊技演出装置は図柄表示装置により構成されており、前記図柄表示装置に所定の画像を表示することで特別遊技演出処理を実行することを特徴とする遊技機。
【0011】
上記[手段2]に記載した発明における「当たり図柄の履歴情報」が、請求項1の「図柄情報」の下位概念に対応している。「履歴情報記憶手段」が、請求項1の「図柄情報記憶手段」の下位概念に対応している。「履歴情報判定手段」が、請求項1の「図柄情報判定手段」の下位概念に対応している。「特別遊技演出処理」が、請求項1の「付加特典遊技処理」の下位概念に対応している。
また、[手段2]に記載した発明における「当たり図柄」とは、抽選手段による抽選結果が当たりであることを報知するために図柄表示装置に表示した図柄(例えば「7,7,7」等)のことである。また、当たり図柄の「履歴情報」とは、ある一定の過去から現在までに表示した当たり図柄の履歴に関する情報である。例えば、ある一定の過去から現在までにおいて、図柄表示装置に「7,7,7」及び「3,3,3」の当たり図柄を表示した場合には、「7」及び「3」という図柄の種類に関する情報を履歴情報として「履歴情報記憶手段」に記憶する。この履歴情報記憶手段は、例えばRAM等の記憶装置(メモリ)により構成することができる。
そして、「履歴情報判定手段」では、履歴情報記憶手段に記憶された当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすか否かが判定される。例えば、当たり図柄の履歴情報に3つ連続した数が含まれるか、3つのゾロ目の数が含まれるか、3つ連続した奇数が含まれるか等の所定の法則や条件を満たすか否かが判定される。そして、当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすと判定した場合に、遊技を演出する遊技演出装置において特別遊技演出処理を実行する。この遊技演出装置は、音や画像や光などを出力することにより遊技を演出するために用いられる装置全般、例えば、音を出力するスピーカや画像を表示する図柄表示装置等により構成される。
以上に説明したように、[手段2]に記載の遊技機によれば、図柄表示装置に表示した「当たり図柄」の履歴情報を記憶し、その履歴情報が所定の条件を満たす場合に「特別遊技演出処理」を実行する。この「特別遊技演出処理」は、特に抽選として実行される処理ではなく、例えば音声や画像などを用いた遊技演出として実行される処理なので、複数の抽選が同時に実行されて複数の「当たり」が同時に発生することが防止され、遊技を提供する側にとって過大な不利益を被るリスクが少なくなるという効果がある。
しかも、[手段2]に記載の遊技機によれば、遊技者は、履歴情報記憶手段に記憶された当たり図柄の履歴情報を知ることによって、次の当たり図柄を予想できるというメリットがある。例えば、当たり図柄の履歴情報として、「7」、「7」、「7」という同じ種類の当たり図柄が連続して記憶されている場合には、次の当たり図柄も「7」であろう、とか、次の当たり図柄は「7」以外の「3」になるのではないか、といったような予想をすることができる。これにより、遊技者は、例えば、次の当たり図柄が確率変動図柄になるのではないかといった期待感を抱くことができるので、より興奮度の高い遊技を楽しむことができる。
【0012】
上記[手段3]に記載の遊技機によれば、抽選手段を有する主制御装置と、前記主制御装置から出力される指示信号に基づいて遊技演出装置を制御する副制御装置を備え、履歴情報記憶手段及び履歴情報判定手段が前記副制御装置に設けられている。ここで、「主制御装置」とは、例えばCPU等の抽選手段を有する主制御基板が該当する。「副制御装置」とは、主制御装置とは別個に設けられて遊技演出装置を制御するものであり、例えば、遊技演出装置としての図柄表示装置を制御する「図柄制御基板」、遊技演出装置としてのスピーカを制御する「音声制御基板」などが該当する。
つまり、[手段3]に記載の遊技機によれば、図柄表示装置に表示した当たり図柄の履歴情報を履歴情報記憶手段に記憶し、当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすか否かを履歴情報判定手段により判定し、当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすと判定した場合には特別遊技演出処理を実行する、という一連の処理を、主制御装置とは別個に設置した副制御装置において独立に行うことができる。これにより、主制御装置における処理負荷や記憶容量負荷などを軽減できるという効果がある。
【0013】
上記、[手段4]に記載の遊技機によれば、遊技演出装置は図柄表示装置で構成されており、前記図柄表示装置に所定の画像を表示することで特別遊技演出処理を実行する。例えば、特別遊技演出処理として、通常の遊技時には見ることのできないプレミア画像(特別な画像)を図柄表示装置に表示する。すると、遊技者にとっては、その特別遊技演出処理の内容を視覚的に容易に認識することができるので、その特別遊技演出処理による演出効果が一層高まる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態におけるパチンコ機12の外観を示す正面図である。
図1に示すように、パチンコ機12の遊技盤14には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ54を有するゲート56や、ソレノイド48によって作動される一対の可動片50を有する始動口24、ソレノイド44によって開閉可能な開閉蓋28を有する大入賞口26、保留数表示器52,58や図柄表示装置22等を有する複合役物装置16、所定形状に形成した複数の装飾用表示器(LED等)を有する装飾表示装置20、その他に一般の入賞口,風車,障害釘などを適宜に配置する。このうち始動口24は上述した可動片50(いわゆるチューリップ)の他に、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ46等を備える。大入賞口26は上述した開閉蓋28(いわゆるアタッカー)の他に、大入賞口開放期間(例えば20秒間)内にパチンコ球が入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能なVゾーン(特別領域)や、当該Vゾーンに入ったパチンコ球を検出するVセンサ62等を備える。
【0015】
複合役物装置16は、普通図柄の図柄変動,特別図柄の図柄変動等を表示可能な図柄表示装置22や、特別保留数(すなわち特別図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器52、普通保留数(すなわち普通図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器58等を有する。なお、ここでいう「図柄変動」とは、図柄を用いた変動表示のことを意味している。図柄は、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普通図柄等)や装飾表示用図柄(装飾図柄,背景図柄等)などが該当する。
本実施の形態では、図柄表示装置22は液晶表示器で構成されるが、CRT,プラズマ表示器等のような他の表示器で構成されてもよい。また、保留数表示器52,58は、それぞれが所定個数(例えば4個や9個等)からなるLEDまたはセグメント素子で構成されるが、他の表示器で構成されてもよい。
【0016】
図柄表示装置22の画面には、縦方向に3列の特別図柄が上から下方向に向けて流れるように変動表示される。そして、左、右、中央の順番に停止した3つの特別図柄の態様によって、始動口24にパチンコ球が入賞したことによる抽選の結果を遊技者に報知している。例えば、同じ種類の特別図柄が横一列に3つ揃って停止表示した場合は「大当り」を報知したことになり(例えば「7,7,7」等)、それ以外の場合は「はずれ」を報知したことになる(例えば、「7,7,8」等)。このとき、最後に停止する図柄以外の2つの図柄が同じである場合が「リーチ」であり(例えば「7,↓,7」等)、抽選結果が「大当り」である場合には、図柄変動の際にこの「リーチ」の状態を経由することになる。
また、図柄表示装置22の画面には、例えば「○」,「×」等で構成される普通図柄を表示可能な普通図柄表示部22aが左上隅に設けられている(図7、図8参照)。
【0017】
パチンコ球がゲート56を通過すると、図柄表示装置22の普通図柄表示部22aで普通図柄を変動表示する。普通図柄の変動表示は、図柄表示装置22とは別体に遊技盤14に備えた普通図柄表示器で行う構成としてもよい。当該普通図柄表示器には、例えばセグメント素子,液晶表示器等を用いる。普通図柄の変動表示を開始してから所要の変動時間(例えば30秒間)を経過すると停止し、当該普通抽選の結果が当たりのときはソレノイド48を作動させて始動口24の可動片50を所定パターンで開放するように構成する。当該所定パターンは、例えば0.3秒間開放した後に閉じる等の動作を一回または二回以上を断続的に行う。
【0018】
また、図1に示すように、遊技盤14の下方には、タバコの吸い殻等を入れる灰皿38や、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を奏でるスピーカ40(音響装置)などを備える。遊技領域の周囲等には、遊技状態等に応じて発光するランプ類18(発光体)を備える。上皿30の上方には、球貸しを指示する球貸ボタン42や、残高情報等を表示する情報表示器60、球貸用プリペイドカードの返却を指示する返却ボタン64等を備える。
【0019】
次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技を実現するために構成をした基板や装置等の接続例について図2を参照しながら説明する。なお単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM124、乱数,特別保留数,普通保留数等のような一時的データを格納可能なRAM126等を備える。CPU122は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述する「始動口処理」,「保留処理」,「図柄変動パターン決定処理」等のような各手続きを実現するためのプログラムが含まれる。例えばROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他の記録媒体(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ,磁気カード,ICカード等)を用いてもよい。他の構成要素については周知の技術と同様であるので、図示および説明を省略する。なお、遊技制御プログラムを実行するCPU122が、本発明における「抽選手段」に対応している。また、CPU122を有するメイン制御基板120が、本発明における「主制御装置」に対応している。
【0020】
メイン制御基板120には、タッチセンサ34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニット10や払出制御基板112と接続してデータの送受信や情報表示器60の表示等を制御するインタフェース基板114(図2では「I/F基板」と表記する)、メイン制御基板120からの指示信号に基づいて図柄表示装置22を制御する図柄制御基板130、メイン制御基板120からの指示信号(例えば音色,音の大小,音の変化パターン等を含む指示信号)に基づいてスピーカ40を制御する音声制御基板132、ランプ類18等の表示を制御するランプ制御基板134などを接続する。これらの各基板は、いずれもメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。
なお、音や画像、光などを出力することによりパチンコ遊技のための演出を実現する図柄表示装置22,スピーカ40,ランプ類18などの機器が、本発明における「遊技演出装置」に対応している。また、これらの遊技演出装置を制御するためにメイン制御基板120とは別個に設置された基板類(図柄制御基板130,音声制御基板132,ランプ制御基板134等)が、本発明における「副制御装置」に対応している。
【0021】
駆動センサ104は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。なお駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ54,始動口センサ46,Vセンサ62等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0022】
またメイン制御基板120には、上述した始動口センサ46等のほかに、パチンコ機12の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板108や、装飾表示装置20、保留数表示器52,58などを直接に接続する。さらにメイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばゲートセンサ54、Vセンサ62、ソレノイド44,48等)は、信号中継用の中継端子板136を介して接続する。ソレノイド44の作動を制御することにより、開閉蓋28を矢印D2方向に往復運動させて開閉を行うことができる。同様にしてソレノイド48の作動を制御することにより、可動片50を矢印D4方向に往復運動させて開閉(ただし閉状態でも始動口24への入球は可能)を行うことができる。
【0023】
図柄制御基板130はCPU140を中心に構成し、表示制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM142、メイン制御基板120からの受信データ,大当たり図柄の履歴データ,抽選データ等の一時的データを格納するRAM144等を備える。なお、大当たり図柄の履歴データ(履歴情報)を記憶するRAM144が、本発明における「履歴情報記憶手段」に対応している。
図柄制御基板130には、図柄を予め記憶しておき表示コマンド等を受けて生成するキャラクタジェネレータや、CPU140から送られた表示情報を受けて図柄表示装置22に図柄を表示するVDP(Video Display Processor)等を有する。当該VDPは、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御可能なものが望ましい。
CPU140は、ROM142に格納した表示制御プログラムを実行して図柄表示装置22の画面に図柄を表示する。当該表示制御プログラムには、後述する「履歴遊技処理」を実現するためのプログラムが含まれる。ROM142にはEPROMを用い、RAM144にはDRAMを用いるが、上述した他種のメモリを任意に用いてもよい。なお、後述する「履歴遊技処理」を実行するCPU140が、本発明における「履歴情報判定手段」に対応している。
【0024】
上述のように構成したパチンコ機12において、本発明を実現するべくメイン制御基板120と図柄制御基板130で実行する手続きについて、図3〜図6のフローチャートを参照しながら説明する。ここで図3には始動口24へパチンコ球が入賞してからの処理を実現する「始動口処理」の手続きを、図4には始動口24への入賞をきっかけとして生成された各種の乱数を保留データとして記憶する「保留処理」の手続きを、図5には特別図柄の図柄変動パターンを決定する「図柄変動パターン決定処理」の手続きを、図6には大当たり図柄の履歴情報を記憶して履歴遊技を実行する「履歴遊技処理」の手続きをそれぞれフローチャートで示す。
これらの処理のうち、「始動口処理」,「保留処理」,「図柄変動パターン決定処理」は、メイン制御基板120(CPU122)においてそれぞれ実行する。また、「履歴遊技処理」は、図柄制御基板130(CPU140)において実行する。
【0025】
図3に示す始動口処理では、まず始動口24にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。ここでいう「入賞」とは、パチンコ球の入球により賞球が払い出される場合の「入球」のことを指している。例えば始動口センサ46からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口24にパチンコ球が入賞すると(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を取得する〔ステップS12〕。始動口24にパチンコ球が入賞していなければ(NO)、ステップS18に進む。
【0026】
ステップS12で取得する乱数は、カウンタ等を用いて生成されるソフトウェア乱数と、発振器等を用いて生成されるハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。この乱数には、例えば大当たりか否かを決定する「当落判定用乱数RA」や、図柄変動を停止した後に確定して停止表示する大当たり図柄(例えば[3,3,3]や[7,7,7]等のようなゾロ目の図柄パターンなど)を特定する「停止図柄用乱数RB」、特別図柄の図柄変動においてリーチ状態を経由させるか否かを決定する「リーチ判定用乱数RC」などが含まれる。
【0027】
ステップS12において各種乱数を取得すると、入賞に対応する賞球を払い出すべく払出制御基板112に対して払出コマンドを送信し〔ステップS14〕、次の「保留処理」を実行する〔ステップS16〕。当該保留処理の具体的な手続きについて、図4を参照しながら説明する。
【0028】
図4に示す保留処理では、まず、現在の保留数が上限値に達しているときは(ステップS30のYES)、これ以上は保留できないため保留処理を終える〔リターン〕。ここでいう「保留数」とは、図柄表示装置22において変動表示中であるため次の図柄変動を開始できないときなどに、ステップS12において読み込んだ各種の乱数を保留データとして記憶した数のことである。本実施の形態では、保留数の上限値が4つに設定されている。
一方、現在の保留数が上限値に達していないときは(ステップS30のNO)、図3のステップS12で取得した各種乱数を保留データとしてRAM126等に記憶し〔ステップS32〕、保留数を増やして演算結果を保留数表示器52に表示し〔ステップS34〕、保留処理を終える。ステップS32で記憶した各種乱数は、後の処理において当落判定や図柄変動パターン等を決定するまで保持し、その後は容量確保のためにRAM126から消去する。
【0029】
上述した保留処理を終えて図3のフローチャートに戻ると、図柄表示装置22において変動表示不能か否か、あるいは、保留数が0以下であるか否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち図柄表示装置22において特別図柄の変動表示中であるときや大当たり遊技中であるときなどは変動表示不能と判別し、そのいずれの状態でもないときは変動表示可能と判別する。保留数が0以下であれば、既に保留データに対応する特別図柄の変動表示を全て終えている。もし変動表示が可能な時期であって、かつ保留数が1以上ならば(ステップS18のNO)、図柄変動パターンを決定するべく「図柄変動パターン決定処理」を実行する〔ステップS20〕。当該図柄変動パターン決定処理の具体的な手続きについて図5を参照しながら説明する。
【0030】
図5に示す図柄変動パターン決定処理では、まず、保留データとしてRAM126に記憶されている各種乱数(当落判定用乱数RA,停止図柄用乱数RB,リーチ判定用乱数RC)の読み出しを行い〔ステップS40〕、その読み出した各種乱数に基づいて図柄変動パターンの決定を行う〔ステップS42〕。具体的には、例えば、当落判定用乱数RAに基づいて大当たりか否かを特定し、停止図柄用乱数RBに基づいて変動表示後に確定して停止表示する停止図柄の種類を特定し、リーチ判定用乱数RCに基づいてリーチ状態を経由するか否かを特定し、これらのすべての条件を満たすような図柄変動の態様(図柄変動パターン)をROM124に記憶されたテーブル等から参照することで決定する。図柄変動パターンを決定すると、決定した図柄変動パターンに関する情報を含む表示コマンド(本発明の指示信号に対応する)を図柄制御基板130に送信し〔ステップS44〕、保留数を1減らす演算処理を実行する〔ステップS46〕。保留数を1減らすのは、RAM126に記憶した保留データを読み出して図柄変動パターンを決定したからである(つまり、保留データを1つ消化したからである)。演算した保留数は、遊技者に視認可能とするために保留数表示器52に表示する。保留数を1減らす演算処理を終えると、図柄変動パターン決定処理を終了する〔リターン〕。
【0031】
図柄変動パターン決定処理を終えて図3のフローチャートに戻ると、今回の抽選結果が大当たりか否か(すなわち当落判定用乱数RA=所定の当選値であるか否か)を判定する〔ステップS22〕。もし大当たりならば(ステップS22でYES)、図柄表示装置22に確定して停止表示する大当たり図柄の種類に関する情報(停止図柄用乱数RBなど)を図柄制御基板130に送信し〔ステップS24〕、大当たり遊技を実現して賞球を得る機会を遊技者に与えるべく「大当たり処理」を実行する〔ステップS26〕。もし大当たりではないならば(ステップS22でNO)、そのまま始動口処理を終了する〔リターン〕。
【0032】
ステップS26の「大当たり処理」では、例えば大入賞口26の開閉蓋28を所要期間(一例として30秒間)だけ開放し、当該大入賞口26等に入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等の処理を行う。当該大当たり処理の具体的な手続きは周知であるので、その説明および図示を省略する。
【0033】
次に、図柄制御基板130のCPU140において実行する「履歴遊技処理」の具体的な手続きについて、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
図6のフローチャートに示す履歴遊技処理では、まず、ステップS24においてメイン制御基板120から送信された大当たり図柄の種類に関する情報をRAM144に記憶する〔ステップS50〕。すなわち、図柄制御基板130のRAM144には、図柄表示装置22の画面に停止表示した大当たり図柄の種類を過去に遡って4回分まで記憶しておくことのできる記憶領域が確保されており、メイン制御基板120から送信された大当たり図柄の種類に関する情報が「大当たり図柄の履歴情報」として記憶される。例えば、過去の2回の大当たり発生時において、図柄表示装置22に「7,7,7」及び「3,3,3」という大当たり図柄を停止表示した場合には、「7」及び「3」という大当たり図柄の種類に関する情報が「大当たり図柄の履歴情報」としてRAM144に記憶される。大当たり図柄の種類に関する情報をRAM144に記憶し終えると、次のステップS52に進む。
【0034】
ステップS52では、RAM144に記憶された過去4回分の大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、大当たり図柄の履歴情報に3つ連続した数が含まれるか(例えば、「3」,「4」,「5」等)、3つのゾロ目の数が含まれるか(例えば、「3」,「3」,「3」等)、3つ連続した奇数が含まれるか(例えば「3」,「5」,「7」等)、3つ連続した偶数が含まれるか(例えば「2」,「4」,「6」等)などの所定の条件や法則を満たすか否かを判定する。そして、大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすと判定した場合には(ステップS52でYES)、ステップS54の「特別遊技演出処理」に進む。大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たしていないと判定した場合には(ステップS52でNO)、そのまま履歴遊技処理を終了する〔リターン〕。
【0035】
ステップS54の「特別遊技演出処理」では、図柄表示装置22の画面に所定の画像や動画などを表示する。例えば、通常の遊技時では見ることのできないような特別のキャラクターが登場するプレミア画像(特別な画像)や、通常の遊技時ではモザイク処理が施されていることにより見ることのできない部分を見せるようにするプレミア画像など表示する。所定の画像や動画などを表示することにより、遊技者に対して、大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たしたことを報知することができる。
【0036】
次に、本実施の形態におけるパチンコ機12において、図柄表示装置22の画面(以下、単に「画面」と称する場合がある)に表示する図柄変動の具体的な態様の一例を、図7〜図11を参照しながら説明する。
まず、始動口24にパチンコ球が入賞すると、図柄表示装置22の画面において特別図柄の変動表示が開始される。変動表示の開始後に所定時間が経過すると、左図柄、右図柄の順番に停止して、図7に示すように、画面には、「4,↓,4」(「↓」は変動中を表す)のリーチ図柄が停止表示される。画面の下部には、RAM144に記憶されている大当たり図柄の履歴情報を表示するための履歴情報表示部70が設けられている。この段階において、履歴情報表示部70には、「3」、「7」、「0」、「2」という4つの数字が左から順番に表示されている。つまり、過去の4回分の大当たり発生時において、「3,3,3」、「7,7,7」、「0,0,0」、「2,2,2」という大当たり図柄配列が、図柄表示装置22の画面にそれぞれ表示されたということである。
【0037】
図柄表示装置22の画面に「4,↓,4」のリーチ図柄が停止表示されてから更に所定時間が経過すると、中図柄が停止して、図8に示すように、画面には「4,4,4」の大当たり図柄配列が停止表示される。つまり、この場合の大当たり図柄の種類は「4」であり、この大当たり図柄の種類に関する情報がメイン制御基板120から図柄制御基板130に送信される(図3のステップS24に対応)。すると、図柄制御基板130のRAM144には、今回の大当たり図柄である「4」に関する情報が記憶されるとともに(図6のステップS50に対応)、履歴情報表示部70には、RAM144に記憶された過去4回分の大当たり図柄の履歴情報である「7」、「0」、「2」、「4」という4つの数字が表示される。
【0038】
今回の大当たり図柄である「4」に関する情報がRAM144に記憶されると、このRAM144において記憶されている大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たしているか否かが図柄制御基板130において判定される(図6のステップS52に対応)。
すなわち、図8に示すように、履歴情報表示部70には「7」、「0」、「2」、「4」の4つの数字が順番に表示されており、RAM144に記憶されている大当たり図柄の履歴情報もこれと同じものである。この場合において、RAM144に記憶された大当たり図柄の履歴情報は、{「2」、「4」、「6」という3つの連続した偶数が含まれている}、という所定の条件を満たしており、このような所定の条件を満たしていると判定された結果として(図6のステップS52においてYESに対応)、図柄表示装置22の画面において特別遊技演出処理が実行される(図6のステップS54に対応)。
【0039】
特別遊技演出処理では、図9に示すように、図柄表示装置22の画面に「プレミア画像71」が表示される。この「プレミア画像71」は、例えば、通常の遊技時では見ることのできない画像や、通常の遊技時では見ることのできない特別なキャラクターが登場する画像、通常の遊技時ではモザイク処理等が施されているために見えない部分を特別に見せるようにする画像、などの特別な画像で構成される。この場合の「通常の遊技時」とは、RAM144に記憶された大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たしていないと判定された場合の遊技時のことである。つまり、通常の遊技時とは異なることを遊技者に対して認識させ得る画像であれば、前述の「プレミア画像71」として採用することができる。なお、この「プレミア画像71」は、大入賞口26の開閉蓋28を一定期間開放する大当たり遊技中に表示してもよいし、大当たり遊技が終了した直後のタイミング等で表示してもよい。
【0040】
大当たり遊技が終了した後、再び始動口24にパチンコ球が入賞すると、図柄表示装置22の画面において特別図柄の変動表示が再開される。図柄表示装置22の画面において複数回の図柄変動が繰り返されたあと、図10に示すように、画面に「6,6,6」の大当たり図柄配列が再び停止表示されたとする。すると、今回の大当たり図柄である「6」に関する情報がメイン制御基板120から図柄制御基板130に送信され(図3のステップS24に対応)、今回の大当たり図柄である「6」に関する情報がRAM144に記憶される(図6のステップS50に対応)。RAM144には、「0」、「2」、「4」、「6」という過去4回分の大当たり図柄の履歴情報が記憶されることになり、この大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たすか否かが再び判定される(図6のステップS52に対応)。
【0041】
RAM144に「0」、「2」、「4」、「6」という大当たり図柄の履歴情報が記憶されている場合には、{「0」、「2」、「4」、「6」という4つの連続した偶数が含まれている}、という所定の条件を満たしていることになるので、このような所定の条件を満たしていると判定された結果として(図6のステップS52においてYESに対応)、図11に示すように、図柄表示装置22の画面において特別遊技演出処理が再び実行される(図6のステップS54に対応)。
ここで、今回の「4つの連続した偶数が含まれている」という条件は、前回の「3つの連続した偶数が含まれている」という条件よりも更に達成困難な条件であるので、図11において実行する特別遊技演出処理では、図9において表示したプレミア画像71よりも更に特別な画像であるプレミア画像72を画面に表示する。例えば、通常の遊技時ではほとんど登場することのない更に特別なキャラクターが登場する画像を、プレミア画像72として図柄表示装置22の画面に表示する。
【0042】
本実施の形態におけるパチンコ機12によれば、以下の(1)〜(4)に説明する効果を達成できる。
(1)大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たしていると判定された結果として実行される「特別遊技演出処理」は、プレミア画像71,72を図柄表示装置22の画面に表示する処理であり、特に抽選として実行される処理ではないので、複数の抽選が同時に実行されて複数の「大当たり」が同時に発生することが防止される。これにより、パチンコ遊技を提供するパチンコホール側にとって過大な不利益を被るリスクが少なくなるという効果がある。
(2)また、「特別遊技演出処理」は、図柄表示装置22を制御する図柄制御基板130において独立に実行する処理なので、メイン制御基板120にかける処理負荷や記憶容量負荷を低減できる効果がある。
(3)また、遊技者は、履歴情報表示部70に表示された大当たり図柄の履歴情報を見ることによって、次の大当たり図柄を予想できるという効果がある。例えば、大当たり図柄の履歴情報として、「7」、「7」、「7」という同じ種類の大当たり図柄が連続して表示されている場合には、次の大当たり図柄も「7」であろう、とか、次の大当たり図柄は「7」以外の「3」になるのではないか、といったような予想をすることができる。これにより、遊技者は、例えば、次の大当たり図柄が確率変動図柄になるのではないかといった期待感を抱くことができるので、より興奮度の高いパチンコ遊技を楽しむことができる。
(4)また、図柄表示装置22の画面にプレミア画像71,72を表示することで「特別遊技演出処理」を実行するので、遊技者にとっては、その特別遊技演出処理の内容を視覚的に容易に認識することができる。これにより、特別遊技演出処理によるパチンコ遊技の面白みが一層高まる。
(5)また、当落判定用乱数RAに基づいて抽選を実行し、抽選結果が大当たりである場合に大当たり遊技を付与するいわばメインの遊技と、大当たり図柄の履歴情報を用いた付加的な遊技(履歴遊技)とを互いに関連させているので、2つの遊技をそれぞれ独立で行うよりも相乗的な面白みを得ることができる。
【0043】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば以下の態様で実施することも可能である。
【0044】
上記実施の形態では、大当たり図柄の履歴情報をRAM144に記憶し、RAM144に記憶されている大当たり図柄の履歴情報が所定の条件を満たしているか否かを判定する例を示したが、このような態様に限定するものではない。
例えば、図柄表示装置22の画面に表示したリーチ図柄の種類をRAM144に記憶し、RAM144に記憶されているリーチ図柄の履歴情報が所定の条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。
具体例を説明すると、図柄表示装置22の画面に「4,↓,4」のリーチ図柄配列が表示された場合は、リーチ図柄である「4」に関する情報をRAM144に記憶する。そして、RAM144に記憶されているリーチ図柄の履歴情報が{「0」,「2」,「4」という3つの連続した偶数を含んでいる}という所定の条件を満たしていると判定した結果として、ステップS54の「特別遊技演出処理」を実行する。
このように、履歴遊技処理においてRAM144に記憶する情報としては、「大当たり図柄」以外にも、「1コマずれリーチハズレであった場合のリーチ図柄」や、「プレミアムリーチでハズレになった場合のリーチ図柄」などでもよい。
その他にも、図柄表示装置22の画面に表示したリーチの種類(普通リーチ、プレミアムリーチ等、「リーチ」自体の種類のこと)をRAM144に記憶しておき、プレミアムリーチが3回連続したらとか、同一のリーチで3回連続ハズレになった等の所定の条件を満たしているか否かを判定してもよい。この場合、RAM144に記憶する図柄の情報としては、数字で構成される図柄の情報だけでなく、例えばキャラクタで構成される図柄の情報を記憶することもできる。
【0045】
上記実施の形態では、「特別遊技演出処理」として、プレミア画像71,72を図柄表示装置22の画面に表示する例を示したが、このような態様に限定するものではない。「特別遊技演出処理」は、抽選に関連する処理を伴わない「演出」として実行される処理であればどのような処理でもよく、例えば、スピーカ40から通常の遊技時には聞くことのできない特別な音声を出力する処理でもよく、ランプ類18を通常の遊技時とは異なる態様で点灯させる処理でもよい。
【0046】
また、「特別遊技演出処理」としては、その他にも、図柄表示装置22の画面における特別図柄の変動表示時間を表示する処理を採用することもできる。すなわち、一回の図柄変動にかかる時間が画面に表示されれば、遊技者は保留球の消化に要する時間を判別することができるため、保留数が多い場合、特別図柄の変動表示中に多くのパチンコ球を発射することで持ち球を無駄に消費してしまうといったことを防止することができる。
また、「特別遊技演出処理」としては、その他にも、図柄表示装置22の画面にリーチ予告図柄を表示したり、図柄表示装置22の画面に大当たり予告図柄を表示する処理を採用することもできる。このとき、リーチや大当たりであることは、メイン制御基板120から図柄制御基板130に送信される情報により判別することができる。
【0047】
また、上記実施の形態における図3〜図6に示すフローチャートは、本発明を実施するための処理手順の一例を示したものである。したがって、その他の異なるアルゴリズム等を用いて同様の機能を実現することにより、本発明を実施し得ることは勿論である。
【0048】
また、上記実施の形態では、遊技機としての第1種パチンコ機に本発明を適用した例を示したが、第2種パチンコ機や第3種パチンコ機に対しても本発明を適用し得る。また、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)に対しても本発明を適用し得る。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示した当たり図柄の履歴情報を記憶して履歴遊技を行う遊技機の改良に関する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるパチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】基板と装置とを接続した概略の構成例を示すブロック図である。
【図3】始動口処理の手続きを示すフローチャートである。
【図4】保留処理の手続きを示すフローチャートである。
【図5】図柄変動パターン決定処理の手続きを示すフローチャートである。
【図6】履歴遊技処理の手続きを示すフローチャートである。
【図7】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の態様の一例を示す図である。
【図8】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の態様の一例を示す図である。
【図9】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の態様の一例を示す図である。
【図10】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の態様の一例を示す図である。
【図11】図柄表示装置の画面に表示する図柄変動の態様の一例を示す図である。
【符号の説明】
12 パチンコ機(遊技機)
14 遊技盤
16 複合役物装置
18 ランプ類(遊技演出装置)
22 図柄表示装置(遊技演出装置)
24 始動口
26 大入賞口
40 スピーカ(遊技演出装置)
70 履歴情報表示部
71,72 プレミア画像
120 メイン制御基板(主制御装置)
122 CPU(抽選手段)
130 図柄制御基板(副制御基板)
140 CPU(履歴情報判定手段)
144 RAM(履歴情報記憶手段)
132 音声制御基板(副制御装置)
134 ランプ制御基板(副制御装置)
Claims (1)
- 遊技者に有利となる特典の当落を抽選する抽選手段と、前記抽選手段による抽選結果を報知するために図柄を表示する図柄表示装置とを備える遊技機において、
前記図柄表示装置に表示した図柄の情報を記憶する図柄情報記憶手段と、記憶された図柄情報が所定の条件を満たすか否かを判定する図柄情報判定手段とを備え、記憶された図柄情報が所定の条件を満たすと判定した場合に、遊技者に前記特典とは異なる付加特典を与える付加特典遊技処理を実行することを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003027269A JP2004236750A (ja) | 2003-02-04 | 2003-02-04 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003027269A JP2004236750A (ja) | 2003-02-04 | 2003-02-04 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009256580A Division JP2010057947A (ja) | 2009-11-09 | 2009-11-09 | 遊技機 |
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ID=32955058
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003027269A Pending JP2004236750A (ja) | 2003-02-04 | 2003-02-04 | 遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006311903A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Newgin Corp | 遊技機 |
| JP2008048870A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Olympia:Kk | 遊技機、プログラム及び情報記憶媒体 |
| JP2009022587A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Samii Kk | 雀球遊技機 |
| JP2010119652A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
| JP2015216937A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-07 | 株式会社平和 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-02-04 JP JP2003027269A patent/JP2004236750A/ja active Pending
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